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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アルビス

ALBIS Co.,Ltd.7475 · Prime · 小売業

北陸地盤の食品スーパーマーケットチェーン。惣菜や精肉の自社生産により鮮度と品質を追求。

概要

アルビスは、富山県射水市に本社を置く食品スーパーマーケットチェーンである。北陸地方(富山県・石川県)を地盤に、食品・日用品を主力とする店舗を展開する。1968年に食料品卸売事業本部として設立され、1992年に現社名へ変更。2026年3月期の売上高は約982億円、従業員数は1,026人。名古屋証券取引所(1995年)を経て、2014年から東京証券取引所市場第二部に上場する。地域密着型の小売業として、第四次中期経営計画のもと「私のお店と言ってもらえるアルビスファンを増やす」を掲げる。

食品スーパーを中核とする事業構造

アルビスの主たる事業は食品スーパーマーケットの運営である。店舗では青果、鮮魚、精肉、惣菜、日用品などを販売し、買い回り需要を取り込む。連結子会社としては、㈱アルデジャパンが惣菜品の製造、精肉加工、海産物加工、豆腐製造を手がけ、アルビスクリーンサポート㈱がリサイクルやグループ内業務を受託する。これらの子会社はいずれも食品スーパー事業を補完する位置づけにあり、グループ全体で仕入・加工・販売の垂直統合的な体制を構築している。非連結子会社4社を含むグループ構成は、店舗運営の効率化と商品の安定供給を支える。

北陸地方に集中する店舗ネットワーク

アルビスの店舗は富山県と石川県に集中しており、両県を主要商圏とする。2026年3月期には、富山県富山市に小商圏戦略店舗「アルビスくらすSOGAWA」を新設したほか、建替え新店として「大広田店」「太閤山店」をオープンした。石川県金沢市の「杜の里店」や富山県高岡市の「丸の内店」を「アルビスくらす」として改装するなど、既存店のリニューアルも積極的に進める。商圏の細分化に対応するため、小商圏フォーマット「くらす」を展開し、地域のニーズに合わせた品揃えとサービスを提供する。移動スーパー24台も運行し、買い物困難地域へのアクセスを確保する。

堅調な収益基盤と中期経営計画

アルビスの売上高は2013年3月期の639億円から2026年3月期には982億円へと約1.5倍に成長した。同期間の純利益は7億円から16億円の範囲で推移し、2025年3月期には営業利益21億円を計上する。収益の下支えとなっているのは、高利益商品やプライベートブランド(PB)商品の販売拡大、プロセスセンターの原価改善である。一方で、競争対応による粗利率低下や人件費・物流費の上昇が利益を圧迫する要因となっている。第四次中期経営計画(第58期~第60期)では、商品開発の強化、デジタルマーケティングの推進、店舗サービスの向上、人的資本への投資、業務基盤の強化を重点課題に掲げる。

地域社会との連携とサステナビリティ

アルビスは地域密着型の企業として、行政やコミュニティとの協働を重視する。2026年2月には石川県野々市市と健康増進・子育て支援・防災など6分野の包括連携協定を締結した。また、リレーフードドライブ活動や無人フードドライブボックスの設置により、食品ロス削減と子ども食堂への食材提供を継続する。環境面では「albis Green Action」と称し、太陽光パネルを23店舗とプロセスセンターに設置、生ごみ処理機(消滅型10台、循環型4台)を導入して廃棄量削減に取り組む。移動スーパーの運行は高齢者や買い物難民の生活支援にも貢献している。

業界の中での役割は食品スーパーマーケット運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,010億円
営業利益
22億円
営業利益率
2.2%
純利益
13億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01一般消費者(食品小売)主力

食品スーパーマーケットを展開し、生鮮食品から惣菜・日配品まで日々の食料品を提供。子会社で惣菜製造、精肉加工、海産物加工、豆腐製造を行い、グループ内に供給することで商品の鮮度と品質を支える。

主な製品・サービス5
食品スーパーマーケット
北陸地方(富山県内中心)で食品を中心に販売するスーパーマーケットチェーン。
惣菜品(アルデジャパン製造)
サラダやおかず等の惣菜を製造し、スーパーで販売。
精肉加工品(アルデジャパン加工)
精肉を加工し、スーパーで販売。
海産物加工品(アルデジャパン加工)
鮮魚や加工品を製造・販売。
豆腐(アルデジャパン製造)
豆腐類を製造し、スーパーで販売。

製品と技術

生鮮・惣菜の自社加工とプロセスセンター

アルビスは生鮮食品と惣菜の自社加工に強みを持つ。1994年には本社近隣に生鮮センター(精肉・鮮魚・青果)を開設し、各店舗への安定供給体制を整えた。2000年には新惣菜センターを開設し、惣菜の製造能力を拡充する。連結子会社の㈱アルデジャパンは惣菜品の製造、精肉加工、海産物加工、豆腐製造を担い、グループ内の加工機能を集約する。2025年11月には新たに海産プロセスセンターを稼働させ、魚惣菜の製造や魚の一次加工を本格化した。これにより、店舗での品揃えの安定と作業効率の向上を実現し、競争力の源泉となっている。

プライベートブランドと価格対応策

物価上昇に伴う節約志向に対応するため、アルビスはプライベートブランド(PB)商品の拡大に注力する。300品目をお値打ち価格で提供する「食卓応援企画」を継続的に実施し、価格訴求を強化する。また、健康志向や簡便即食商品も拡充し、多様化するニーズに応える。デジタルマーケティングでは、公式アプリやLINEミニアプリを活用したOne to Oneマーケティングを展開し、顧客一人ひとりに最適な情報を配信する。2025年8月には公式ECサイト「albisオンラインショップ」を開設し、オンライン販売チャネルを拡大した。

小商圏フォーマット「アルビスくらす」

アルビスは、コンパクトな店舗規模で地域に密着する小商圏戦略店舗「アルビスくらす」を展開する。2025年8月に富山市で1号店となる「アルビスくらすSOGAWA」をオープンし、限られた商圏内の需要をきめ細かく拾う。既存店の改装でも「くらす」フォーマットを導入し、2026年3月期までに石川県金沢市「杜の里店」、富山県高岡市「丸の内店」を「アルビスくらす」としてリニューアルした。小商圏フォーマットは、少子高齢化や人口減少が進む地域において、買い物の利便性を維持するための有効な手段と位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

北陸地盤の食品スーパー、地元密着型

アルビスは北陸地方を中心に展開する食品スーパーマーケットで、地元顧客のニーズに応えた品揃えとサービスを強みとする。同業他社には、全国展開するトライアルホールディングスや、まんだらけなどの専門小売りが存在するが、アルビスは地域密着型のスーパーとして差別化している。同社は新潟・富山・石川・福井に店舗を持ち、地元産品の強化やプライベートブランド開発に注力している。一方、光フードサービスやINGSなど、規模の異なる小売企業との競合もあるが、アルビスは特定地域でのシェア拡大を目指す。収益構造は内需依存で、人口減少や競争激化が課題となる。

強み

  • 北陸4県に集中出店し、地元顧客の嗜好に合わせた品揃えとサービスを提供。
  • 地元産品の積極的な仕入れ・販売により、産地と消費者をつなぐ役割を果たす。
  • 独自ブランドの開発により、価格競争力と利益率向上を図っている。
  • 長年にわたる地域での営業実績と顧客ロイヤルティを背景に安定収益を確保。

課題

  • 地元の少子高齢化で市場縮小が避けられず、新たな需要創造が急務。
  • 全国チェーンやドラッグストアとの価格・品揃え競争で独自性維持が課題。
  • 地方での人手不足が深刻化し、パート・アルバイトの確保が難しくなっている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がアルビス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13179シュッピン254億円15.1倍
27554幸楽苑249億円19.7倍
37638NEW ART HOLDINGS244億円10.2倍
43075銚子丸238億円20.4倍
53178チムニー236億円46.7倍
67475アルビス231億円15.8倍
79850グルメ杵屋227億円100.7倍
89990サックスバー ホールディングス226億円11.5倍
99979大庄222億円26.5倍
109994やまや222億円10.7倍
117119ハルメクホールディングス204億円19.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 53件

北陸チューリップチェーンから始まった1968年

アルビスの起源は、1968年12月に富山県射水郡大島町(現・射水市)で設立された北陸チューリップチェーン㈱である。同社は食品スーパーマーケットの本格的ボランタリーチェーンを目指し、食料品卸売事業本部として発足した。1971年8月には小売事業本部として㈱チューリップを設立し、モデル店舗の運営を開始する。1973年9月には青果物販売の高岡チューリップ青果㈱(旧㈱高岡スパー青果センター)の設立に参加し、生鮮品の調達基盤を整えた。1977年9月には全日本スパー組織に加盟し、地区本部としての地位を確立する。

会社再編を経てアルビスへ至る1992年

1985年7月に商号を北陸スパー本部㈱に変更した後、1991年8月には㈱富山惣菜センター、北陸鮮魚センター㈱、㈱スパーグロサリーセンター、㈱スパーミートセンターの4子会社を吸収合併する。続いて1992年4月には㈱チューリップを吸収合併し、商号をアルビス㈱に変更した。これにより、卸売・小売・加工の各機能が一社に統合され、直営スーパーマーケットチェーンとしての体制が整う。1993年3月には㈱シスコムを吸収合併し、事業規模を拡大した。同年2月には本社近隣に生鮮センター(精肉・鮮魚・青果)を開設し、加工・物流の中核拠点を整備する。

株式上場とドラッグ事業からの撤退(1995年~1998年)

1995年11月、アルビスは名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場し、資金調達力と社会的信用を高めた。1996年4月にはドラッグ事業部を開設し、医薬品・化粧品の販売に参入する。しかし、わずか2年後の1998年4月、同事業部を㈱クスリのアオキへ営業譲渡し、食品スーパー専業へと回帰した。同期には㈱高岡スパー青果センターを子会社化するなど、関連事業の整理と統合を進めた。2000年3月には連結子会社の北陸ホットスパー㈱の全株式を売却し、コンビニエンスストア事業からも撤退する。これらの選択と集中により、食品スーパーマーケット事業に経営資源を集中させる方針を明確にした。

子会社の統合とグループ再編(2000年代)

2000年代に入ると、アルビスは相次いで子会社を取得・設立し、グループ体制を拡充する。2000年4月にアルビス・イースト・ソリューションズ㈱(AES)、12月にエーシーシー㈱を設立。2001年には㈱ハイ・トマト、㈱アルデジャパン、福岡商業開発㈱などを連結子会社化する。2005年には㈱リーフィー、㈱ココウエスト、㈱クレハ食品の株式を取得。その後、2006年4月にハイ・トマト、エーシーシー、リーフィー、ココウエストの4社を吸収合併し、グループのスリム化を図った。2009年には㈱サンピュアーや㈱新鮮市場を子会社化する一方、ジェーファイブ㈱と㈱魚楽を解散するなど、グループポートフォリオの入れ替えを進めた。

東証二部上場と特例子会社の認定(2012年~2014年)

2011年4月、北陸マーケット開発㈱を吸収合併するとともに、㈱サンピュアーに㈱新鮮市場を吸収合併させる。同年11月にはアルビスクリーンサポート㈱を設立し、2012年1月には同社が特例子会社の認定を受けた。特例子会社は障害者雇用を促進するための制度であり、グループ全体の社会的責任を果たす役割を担う。2013年4月には㈱サンピュアーから食品スーパーマーケット事業を譲受し、直営体制を強化。2014年2月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、同年6月には名古屋証券取引所の上場を廃止した。これにより、上場市場を東証に一本化し、首都圏の投資家からの資金調達を容易にした。

第四次中期経営計画と新店舗戦略(2020年代)

2020年代に入り、アルビスは第四次中期経営計画(第58期~第60期)を策定し、「私のお店と言ってもらえるアルビスファンを増やす」を方針に掲げる。2025年8月には小商圏戦略店舗「アルビスくらすSOGAWA」を富山市にオープンし、コンパクトなフォーマットで新たな需要を開拓する。同年11月には海産プロセスセンターを稼働させ、魚惣菜の製造と一次加工を内製化して店舗作業の効率化を図る。2026年2月には野々市市と包括連携協定を締結し、地域課題の解決に乗り出す。2026年度には「福岡駅前店(旧タピス店)」の建替えを予定するなど、店舗網の更新とサービス向上を継続する。

年表53件を開く

1960年代

  • 1968年12月食品スーパーマーケットの本格的ボランタリーチェーンを目指し、富山県射水郡大島町(現・射水市)にて食料品卸売事業本部として北陸チューリップチェーン㈱を設立

1970年代

  • 1971年8月北陸チューリップチェーン㈱の小売事業本部(食品スーパーマーケットのモデル店舗運営)として、㈱チューリップを設立
  • 1973年9月青果物販売の高岡チューリップ青果㈱(旧㈱高岡スパー青果センター)の設立に参加
  • 1977年9月全日本スパー組織に加盟し、地区本部とする
  • 1978年7月商号変更商号を富山県地区スパー本部㈱に変更

1980年代

  • 1983年8月当社から新会社㈱富山惣菜センターを独立させ、営業を開始
  • 1984年7月当社から新会社北陸鮮魚センター㈱を独立させ、鮮魚の取り扱いを開始
  • 1985年7月商号変更商号を北陸スパー本部㈱に変更
  • 1985年11月コンビニエンスストアチェーン運営の北陸ホットスパー㈱の設立に参加
  • 1988年2月当社から㈱スパーミートセンターと㈱スパーグロサリーセンターを独立させ、営業を開始
  • 1988年7月店舗用地開発の高岡スパー開発㈱の設立に参加

1990年代

  • 1990年2月富山県射水郡大門町(現・射水市)に、新社屋が完成
  • 1991年4月本店を富山県射水郡大門町(現・射水市)に移転
  • 1991年8月M&A㈱富山惣菜センター、北陸鮮魚センター㈱、㈱スパーグロサリーセンター、㈱スパーミートセンターを吸収合併
  • 1992年4月M&A㈱チューリップを吸収合併し、商号をアルビス㈱に変更
  • 1993年3月M&A㈱シスコムを吸収合併
  • 1994年2月本社近隣に生鮮センター(精肉・鮮魚・青果を扱う)を開設
  • 1994年8月全日本スパー組織との地区本部としての契約上の地位を北陸ホットスパー㈱へ譲渡
  • 1995年11月上場名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1996年4月ドラッグ事業部を開設
  • 1998年4月ドラッグ事業部を㈱クスリのアオキへ営業譲渡
  • 1998年4月㈱高岡スパー青果センターを子会社とする

2000年代

  • 2000年3月連結子会社であった北陸ホットスパー㈱の全株式を売却
  • 2000年4月アルビス・イースト・ソリューションズ㈱(AES㈱)を設立
  • 2000年7月本社近隣に新惣菜センターを開設
  • 2000年12月エーシーシー㈱を設立
  • 2000年12月ジェーファイブ㈱の株式を追加取得し、連結子会社とする
  • 2001年5月㈱ハイ・トマトを株式交換により、連結子会社とする
  • 2001年11月㈱アルデジャパンを分社化により設立(現・連結子会社)
  • 2001年11月福岡商業開発㈱の株式を追加取得し、連結子会社とする
  • 2002年1月イータウン㈱の株式を取得し、連結子会社とする
  • 2002年4月M&A連結子会社の㈱高岡スパー青果センターを当社に吸収合併
  • 2004年10月M&A連結子会社の福岡商業開発㈱を当社に吸収合併
  • 2005年5月㈱リーフィー及び㈱ココウエストの株式を追加取得し、連結子会社とする
  • 2005年9月㈱クレハ食品の株式を取得し、連結子会社とする
  • 2006年1月㈱バザールフーズ及び㈱紙谷物産の株式を取得し、連結子会社とする
  • 2006年4月M&A㈱ハイ・トマト、エーシーシー㈱、㈱リーフィー及び㈱ココウエストを吸収合併
  • 2006年4月㈱魚楽を設立
  • 2007年4月M&A㈱バザールフーズを吸収合併
  • 2007年4月M&A㈱紙谷物産を北陸マーケット開発㈱に吸収合併
  • 2008年7月持分法適用会社であったAES㈱の全株式を売却
  • 2009年4月ジェーファイブ㈱及び㈱魚楽から事業譲受
  • 2009年4月M&Aイータウン㈱を北陸マーケット開発㈱に吸収合併
  • 2009年10月㈱サンピュアー及び㈱新鮮市場の株式を取得し、連結子会社とする
  • 2009年10月ジェーファイブ㈱及び㈱魚楽を解散

2010年代

  • 2011年4月M&A北陸マーケット開発㈱を吸収合併
  • 2011年4月M&A㈱新鮮市場を㈱サンピュアーに吸収合併
  • 2011年11月アルビスクリーンサポート㈱を設立(現・連結子会社)
  • 2012年1月アルビスクリーンサポート㈱が特例子会社の認定を受ける
  • 2013年4月㈱サンピュアーから食品スーパーマーケット事業を譲受
  • 2014年2月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2014年2月㈱ATSの株式を取得し、連結子会社とする
  • 2014年6月上場名古屋証券取引所の上場を廃止

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 店舗数2027年3月期まで77店舗
  • 営業収益2027年3月期まで1,203億円
  • 営業利益2027年3月期まで35億円
  • 経常利益2027年3月期まで41億円
  • 連結売上高営業利益率2027年3月期まで3.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    お客さまを笑顔にする商品の提供

    安全・安心な商品を通じて顧客満足を向上させるため、同質化競争から脱却する独自商品の開発、購買頻度の高い商品への価格対応、あるべき品揃えの実現に取り組む。また、公式アプリやLINEミニアプリを活用したOne to Oneマーケティングを推進し、顧客接点を拡大する。

  2. 02

    お客さまが楽しく快適に買い物できる店づくり

    地域一番の店舗を目指し、顧客満足度(CS)・利便性・品質レベルの向上、新規事業の検討、店舗改装への積極投資により、サービスレベルを向上させ、快適な買い物環境を提供する。

  3. 03

    働きがい、やりがいを感じられる職場環境の実現

    従業員エンゲージメントを高めるため、高度人材の育成、若手教育、人事制度の見直しによる成長・挑戦できる環境整備、労働時間の適正化、心理的安全性の高い組織づくり、中途採用強化や採用多様化に取り組む。

  4. 04

    持続的な成長に向けた業務基盤の強化

    店舗オペレーションの標準化・効率化(カイゼン)、デジタルを活用した業務見直し、次世代システムの検討、物流効率化と納品品質向上、プロセスセンター再構築、商品調達網整備により生産性向上を図る。

  5. 05

    事業を通じた地域社会の課題解決

    地域活性化や買い物機会の提供、環境への取り組み(3R+Renewable活動、温室効果ガス排出削減)を通じて、地域社会との関係づくりを強化し、ブランド価値向上とアルビスファン拡大を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,026人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は519万円で、9期前と比べて+10.3%平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は10.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月743
2018年3月795
2019年3月47138.19.9813
2020年3月46938.510.2909
2021年3月47039.110.3948
2022年3月48339.410.0965
2023年3月48539.910.2998
2024年3月50840.410.71,000
2025年3月51840.910.7991212
2026年3月51939.910.41,026214

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)88.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
大島店(富山県射水市)等 — 富山県内38店舗172億円
高柳店(石川県金沢市)等 — 石川県内20店舗9,588百万円
本社他 — 富山県射水市3,995百万円
プロセスセンター — 富山県射水市2,896百万円
高木店(福井県福井市)等 — 福井県内6店舗2,304百万円
美濃加茂店(岐阜県美濃加茂市)等 — 岐阜県内2店舗1,333百万円
中村二瀬店(愛知県名古屋市) — 愛知県内2店舗1,263百万円
本社 — 富山県 射水市669百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱アルデジャパン(注)
    富山県射水市
    議決権100.0%
  • 国内
    アルビスクリーンサポート㈱
    富山県射水市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,010億円営業利益22億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.9%、利益が+4.8%。

売上高
+2.9%
1,010億円
営業利益
+4.8%
22億円
純利益
-18.8%
13億円
営業利益率
2.2%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,040億円1,010億円
営業利益23億円22億円
純利益13億円13億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は248億円、営業利益は4億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q8235
2019年4Q8224
2020年4Q8732
2021年4Q9421
2022年4Q9214
2023年4Q9463
2024年4Q9780
2025年4Q982131.39
2026年4Q1,010151.57
2027年1Q24841.63

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は639億円から1,010億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は2.2%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月639157
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2014年3月657189
2015年3月7052211
2016年3月7412716
2017年3月7793120
2018年3月8233222
2019年3月8223122
2020年3月873159
2021年3月9422915
2022年3月9213021
2023年3月9462517
2024年3月9782715
2025年3月98221262.116
2026年3月1,01022242.213

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,010億円のうち、営業利益として残るのは22億円2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.9%706億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.0%293億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%22億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.5pt
2.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
1.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.5pt
4.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが49億円、投資CFが−60億円で、差し引きのフリーCFは−11億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は85億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月25−17−12835
2014年3月28−18−71038
2015年3月34−18−31651
2016年3月35−28−21736
2017年3月44−33−81139
2018年3月47−174630115
2019年3月31−63−20−3263
2020年3月22−29−9−747
2021年3月56−19−243759
2022年3月42−21−112169
2023年3月40−16−322461
2024年3月45−23−272256
2025年3月31−4925−1862
2026年3月49−6033−1185

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は585億円。このうち返さなくてよい自己資本が330億円で、自己資本比率は56.3%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月31513917644.1
2014年3月32614917745.6
2015年3月34418016452.2
2016年3月33818914955.9
2017年3月36219316953.2
2018年3月45226418858.4
2019年3月44328116263.3
2020年3月46127119058.7
2021年3月47828019858.6
2022年3月48529519060.8
2023年3月48030617463.7
2024年3月49631418263.3
2025年3月52932320661.1
2026年3月58533025656.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
85億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
239億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
256億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中82位あたり、逆に低いのはROE322社中253位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.1%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.9%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,497で、1年前と比べて-18.0%過去52週の値幅のなかでは17%の位置にある。

¥2,497-1.1%1ヶ月+1.6%1年-18.0%時価総額231億円
過去52週の値幅
安値¥2,360高値¥3,180

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.8倍
PER (会社予想)15.5倍
PBR0.63倍
配当利回り2.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

2607円と急騰、25日線(2502円)を大きく上回る。週足では75日線(2505円)も突破し、52週高値3325円が視野。出来高も増加傾向で、強い買い圧力。RSI84.4と買われすぎ警戒。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 16.5倍は業界平均41.3倍を大幅に下回り、PBR 0.66倍も平均2.93倍を大きく下回る。配当利回り2.71%は平均1.50%を上回る。ROE 4.06%は低いものの、業界の小売業としては標準的。利益は横ばいだが、バリュエーションは割安。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.8倍39.6倍
PER (予想)15.5倍
PBR0.63倍2.44倍
ROE4.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地域小売業としての安定性と人口減少リスクのバランスが争点。強気派はPBR0.66倍、PER16.5倍と割安で、安定した利益・配当を評価。営業利益は15~17億円で安定しており、財務も健全。弱気派は北陸の人口減少・高齢化で市場縮小リスク、競合激化で収益力低下を懸念。売上非開示で成長性が不透明。

プラスに働く材料7
  • 割安なバリュエーション

    PBR0.66倍、PER16.5倍。安定配当利回り2.7%。

  • 安定した収益基盤

    営業利益15~17億円で推移。財務健全。

  • 地域独占的ポジション

    北陸で強固なブランド。新規参入障壁高い。

  • 営業利益増益基調の継続2026年3月期影響

    営業利益21億→22億円、前期比4.8%増で収益堅調

  • PBR0.66倍の割安感継続影響

    PBR0.66倍、自己資本比率高く株主還元余地

  • 地場スーパーの安定需要継続影響

    生活必需品販売で景気影響受けにくく、営業利益安定

  • インバウンド消費の恩恵観光シーズン影響

    観光地店舗で訪日客増、売上高押し上げ効果

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小リスク

    北陸の人口減少・高齢化で需要減少。

  • 競合激化

    ドラッグストアやディスカウント店との競争。

  • 成長性不透明

    売上非開示。新店投資や成長戦略不明瞭。

  • 純利益減少によるバリュエーション悪化2026年3月期影響

    純利益16億→13億円、EPS低下でPER上昇リスク

  • 人件費高騰で利益率圧迫継続影響

    最低賃金上昇で年間数億円のコスト増、営業利益下押し

  • 競合出店でシェア低下次年度影響

    新規ディスカウント店出店で既存店売上減少リスク

  • 消費増税による個人消費冷え込み政策次第影響

    消費増税で客数減、営業利益22億円未達の可能性

次の決算で確かめる点
営業利益
収益の安定性を確認するため。
店舗数
地域内での店舗展開の状況を把握。
既存店売上高前年比
需要動向と競合影響を測る重要指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.80%。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
2.80%
いまの株価に対して
配当性向
65.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6025.2
2018年3月7016.726.0
2019年3月700.031.0
2020年3月700.043.0
2021年3月700.056.3
2022年3月700.035.3
2023年3月700.048.1
2024年3月700.054.0
2025年3月700.051.3
2026年3月700.065.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,617人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.4%を占め、残る53.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他43.447.046.546.947.750.7
事業法人32.131.832.232.032.031.7
金融機関20.017.117.515.715.314.7
自己株式5.25.55.56.57.39.7
外国法人2.91.82.63.73.31.7
証券会社1.62.31.21.61.81.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01三菱商事株式会社15.00
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.96
03アルビス共栄会持株会4.53
04株式会社北陸銀行2.70
05カナカン株式会社2.32
06アルビス社員持株会2.09
07株式会社日本アクセス1.56
08株式会社富山第一銀行1.53
09三菱食品株式会社1.51
10株式会社富山銀行1.08
11株式会社北日本新聞社1.08

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+663%、1株純資産は14期で+802%。直近期のROEは4.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月214384.812.743.6
2014年3月1392,2666.310.026.8
2015年3月1632,3266.612.441.6
2016年3月2042,4508.59.626.3
2017年3月2552,60210.213.525.2
2018年3月2862,8549.512.226.0
2019年3月2353,0328.09.831.0
2020年3月1053,0963.419.743.0
2021年3月1713,2035.414.456.3
2022年3月2413,3667.39.335.3
2023年3月1933,4945.612.948.1
2024年3月1793,6355.015.354.0
2025年3月1883,7695.114.851.3
2026年3月1583,9484.116.365.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額60百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
池田和男代表取締役 社長 営業本部長65
吉原絹彦取締役55
上野弘樹取締役 常務執行役員 製造本部長兼品質保証部長67
加世多達也取締役74
松村篤樹取締役76
竹内公彦監査役64
山口敏彦監査役68
樋尾亜佐子監査役56
犬塚雅文48
藤井秀亮取締役 常務執行役員 管理本部長兼財務経理部長兼開発部長51
日笠亮取締役 執行役員 営業本部副本部長兼営業企画部長53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)318352279
監査役11521717
社外取締役27184
社外監査役27184

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容231字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社2社及び非連結子会社4社により構成されております。 当社は、食品スーパーマーケットを主な事業としております。 連結子会社㈱アルデジャパンは惣菜品の製造、精肉加工及び海産物加工、豆腐商品類の製造を行っております。また、連結子会社アルビスクリーンサポート㈱は、リサイクル及びグループ内の各種業務を受託しており、いずれも食品スーパーマーケットを補完する事業として位置付けております。 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題4,596字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「食を通じて地域の皆様の健康で豊かな生活に貢献します」を企業理念に掲げ、「食」の楽しみや喜びを通じて、健康で豊かな地域社会の実現に貢献してまいります。また、「より新鮮でより美味しく安全な商品をお値打ち価格でお届けします」を経営理念とし、新鮮で美味しく、安全・安心な食材の提供が必要であるという信念に基づき、お客さまの期待を裏切ることのない品質と価格を追求してまいります。 (2) 経営環境及び経営戦略等 今後のわが国経済は、インバウンド需要の回復が継続して見込まれる一方、中東情勢を背景としたエネルギー・原材料価格の高騰に伴い、国内の需要動向や企業収益に対する下方圧力が高まっており、先行き不透明な状況が続くものと思われます。 食品小売業界におきましても、継続する物価高の影響から消費者の節約志向はさらに強まっていくことが想定されます。これに加えて、業種業態を超えた競争の激化や人件費・物流費をはじめ各種コストの上昇が見込まれるなど、依然として厳しい経営環境が続く見通しです。 このような状況の中、当社グループは、「第四次中期経営計画」の最終年度を迎え、中期経営方針「私のお店と言ってもらえるアルビスファンを増やす」の実現に向けて、重点施策である「お客さまを笑顔にする商品の提供」「お客さまが楽しく快適に買い物できる店づくり」「働きがい、やりがいを感じられる職場環境の実現」「持続的な成長に向けた業務基盤の強化」「事業を通じた地域社会の課題解決」の取り組みをさらに加速させてまいります。 「お客さまを笑顔にする商品の提供」については、お客さまに満足していただけるような商品の開発に注力するほか、デジタルマーケティングを通じた新たなファンづくり施策等により顧客接点の拡大を図ります。「お客さまが楽しく快適に買い物できる店づくり」については、サービスレベルをさらに向上させるとともに、より快適なお買い物ができるお店づくりを目指し、店舗改装に対し積極的な投資を行ってまいります。「働きがい、やりがいを感じられる職場環境の実現」については、従業員が長く安心して働き、より成長できる環境の構築に向け、人事制度の見直しを継続いたします。「持続的な成長に向けた業務基盤の強化」については、店舗オペレーションの標準化と効率化を推進するとともに、海産プロセスセンターの稼働により、更なる生産性の向上に取り組んでまいります。「事業を通じた地域社会の課題解決」については、地域社会との関係づくりを通じて、アルビスのブランド価値向上とアルビスファンの拡大を図ります。 2026年度(第60期)の新店につきましては、2026年秋に「福岡駅前店(旧タピス店)」(富山県高岡市)の建替えオープンを予定しております。 当社グループは、今後もお客さまとの信頼を大切にして誠実な企業を目指すとともに、これらの課題に取り組み、企業価値を向上させてまいります。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 事業上の課題 当社グループは、10年後のありたい姿「笑顔あふれる幸せな食卓と健康をサポートし、地域と共に成長する価値創造企業」の実現に向け、第四次中期経営計画の経営方針として「私のお店と言ってもらえるアルビスファンを増やす」を掲げております。 また、従業員の成長を基盤とし、事業を通じて社会価値を向上させることが、経済価値を生み出すことに繋がるとの考えのもと、第四次中期経営計画に掲げる各種施策を推進しており、対処すべき事業上の課題については、本計画の重点施策(下記)にまとめております。 a.中期経営計画 (a)商品:お客さまを笑顔にする商品の提供 当社グループは、食のライフラインを守るため、安全・安心な商品の提供を通じ、お客さまに満足していただける店づくりを課題としております。お客さまの来店目的になる商品開発を継続的に実施し、多様化するお客さまのニーズに対応するとともに、デジタル活用の展開など、顧客接点を拡大してまいります。 商品に関する重点施策の主な取り組みは以下のとおりです。 ⓐ 商品戦略 ・商品開発の強化(同質化競争からの脱却) ・購買頻度の高い商品への価格対応 ・あるべき品揃えの実現 ⓑ デジタルマーケティングの推進 ・One to One マーケティングの実施 ・アルビス公式アプリ、LINEミニアプリの活用 (b)店舗:お客さまが楽しく快適に買い物できる店づくり お客さまに支持される地域一番の店舗の実現を基本としながら、お客さまに対するサービスレベルを向上させ、より快適にお買い物できる店づくりを目指してまいります。 店舗に関する重点施策の主な取り組みは以下のとおりです。 ⓐ サービスレベルの向上 ・顧客満足度(CS)の向上 ・利便性の向上 ・品質レベルの向上 ⓑ 新規事業の検討 ・新規事業 ・店舗開発 (c)人的資本:働きがい、やりがいを感じられる職場環境の実現 従業員の働きやすい環境の実現を推進し、従業員エンゲージメントを高め、アルビスのブランド価値向上とアルビスファンの拡大を図ってまいります。 詳細につきましては、「2.サステナビリティに関する考え方及び取組」、及び「第4 提出会社の状況 5.従業員の状況等」に記載しております。 人的資本に関する重点施策の主な取り組みは以下のとおりです。 ⓐ 人材育成 ・高度人材の育成 ・若手社員の教育・育成 ・成長・挑戦できる環境整備 ⓑ 働きやすい環境の整備 ・労働時間の適正化 ・心理的な安全性の高い組織づくり ⓒ 人材採用 ・中途採用の強化 ・採用の多様化 (d)システム:持続的な成長に向けた業務基盤の強化 これまでのバックシステムを最大限活用し、さらなる生産性の向上を実現するとともに、デジタルを活用して全社での業務効率化を推進してまいります。 システムに関する重点施策の主な取り組みは以下のとおりです。 ⓐ 店舗オペレーション標準化による生産性の向上 ・作業の標準化・効率化(カイゼン) ・デジタルを活用した店舗オペレーションの見直し ⓑ システム投資 ・次世代システムの検討 ⓒ サプライチェーン全体の最適化 ・物流の効率化と納品品質の向上 ・プロセスセンターの再構築 ・商品調達網の整備 (e)社会・地域:事業を通じた地域社会の課題解決 社会環境の変化に伴い、ライフラインとしての食品スーパーマーケットの重要性が高まっております。当社グループでは、事業を通じた地域社会の課題解決をさらに推進し、地域社会との関係づくりを通じて、アルビスのブランド価値向上とアルビスファンの拡大を図ってまいります。 詳細につきましては、「2.サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。 社会・地域に関する重点施策の主な取り組みは以下のとおりです。 ⓐ 社会・地域への取り組み ・地域活性化の取り組み ・買い物機会の提供 ⓑ 環境への取り組み ・3R+Renewable 活動への取り組み ・GHG(温室効果ガス)排出量削減への取り組み ② 財務上の課題 当社グループでは、事業の成長に必要な資金を安定的に確保するとともに、財務健全性を維持することを財務上の課題としております。店舗の出店及び改装に必要な設備投資は、営業キャッシュ・フローの範囲内に抑えることを基本的な考え方としており、過度に投資を行い有利子負債が増加しないよう配慮しております。 また、事業継続に必要な資金を確保するため、手元資金を厚くするとともに金融機関からの融資枠を確保しております。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、営業収益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益であります。 第四次中期経営計画において、最終年度となる2027年3月期には、店舗数77店舗、営業収益1,203億円、営業利益35億円、経常利益41億円を計画しております。 また、財務指標としてROE等を意識しております。当社グループにおいては、2027年3月期に連結売上高営業利益率3.0%、連結売上高経常利益率3.5%、ROE8.2%を目標としております。 (5) 企業価値向上に向けた取り組み 東京証券取引所からの「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の要請を受け、株価純資産倍率(PBR)改善に向けた取り組みを進めております。 第四次中期経営計画において、5つの具体的な取り組み(①販売力・収益力の強化、②資本コストを意識した事業運営、③長期的成長を支える積極的な投資、④IR活動の体制強化と更なる情報開示の充実、⑤自己資本最適化に向けた株主還元の実施)を推進していくことで、PBR1倍以上、ROE8%以上の実現を目指しております。 2026年3月期における5つの具体的な取り組み内容については以下のとおりであります。 なお、2026年3月末時点での当社のPBRは0.65倍、ROEは4.1%となっております。 重点的な取り組み   2026年3月期の取り組み内容 ① 販売力・収益力の強化   ・高利益商品の販売強化、プロセスセンターの生産性向上 →売上総利益率は前期と同水準30.4%・自治体の子育て応援企画と連携した割引サービス「ハピマル」を実施・公式ECサイト「albisオンラインショップ」の開設 ② 資本コストを意識した事業運営(出店・改装投資)   ・資本コスト(WACC)を管理指標として活用(WACC:4%程度と認識)・出店や改装投資の実施の際、WACCを上回る収益性が見込めることを判断基準 ③ 長期的成長を支える積極的な投資(インフラ投資・人的資本投資)   ・新規出店や建替え新店、店舗改装など約40億円の店舗投資を実施・海産プロセスセンターの新設(投資額:約22億円)→魚惣菜の製造や魚の一次加工を行い、店舗での品揃えの安定化・作業効率化を推進・福利厚生制度の見直しを実施・パート社員が技術習得状況に応じて早期に昇給できる人事評価制度の導入・健康経営の推進 →「健康経営優良法人2026」に認定・女性活躍推進を実現する教育支援体制の充実 ④ IR活動の体制強化と更なる情報開示の充実   ・年2回の決算説明会・機関投資家向けIR説明会の開催・機関投資家との個別IRの積極的な実施 ⑤ 自己資本最適化に向けた株主還元の実施   ・配当金による株主還元の実施(1株あたり70円、総額592百万円)・自己株式の取得の実施 ※(注) 2025年2月17日から同年9月11日までの間に300,000株(約880百万円)を市場取引で取得・2026年3月期における総還元性向は95.3% (注)「第4 提出会社の状況 2.自己株式の取得等の状況」参照
事業等のリスク3,767字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の判断に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において当社グループが判断したものであります。 (1) 店舗運営に関するリスク ① 食品の安全性について 当社グループは、主として食料品を取り扱っており、安全・安心な商品の調達・製造・販売に努めておりますが、食中毒や社会全般の食の安全に対し信頼感を損ねるような問題等が発生した場合、店舗売上高が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、「より新鮮でより美味しく安全な商品をお値打ち価格でお届けします」という経営理念のもと、食品安全方針を定め、商品調達時の品質確認、店舗でのHACCP基準に基づいた衛生管理の徹底、製造子会社におけるISO規格に基づいた食品安全管理体制の運用等、グループ全体で安全・衛生管理レベルの向上に取り組んでおります。万一、食中毒が発生した場合には、お客さまの健康を最優先に配慮しつつ保健所と連携し、当該原因調査と再発防止策の策定を速やかに行い、各所への報告及び従業員への教育を再徹底いたします。 ② 競争激化について 当社グループは、地域に密着した食品スーパーマーケットを北陸3県及び愛知県、岐阜県に店舗展開しております。その商圏内において、同業他社の食品スーパーマーケットのほか、コンビニエンスストアやドラッグストアなど異業態の参入が相次いでおり、業種業態を超えた企業間競争が激化した場合、店舗売上高の減少や競争に係るコストが発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、地元の旬の食材を中心に鮮度の高い生鮮食品を強化し、他社よりも高い競争力を保持するほか、お客さまニーズに即した販売促進を実施することにより、業績の維持・向上を図っております。 ③ 人材育成・確保について 当社グループは、店舗の積極的な出店やM&Aにより事業を成長させる方針であります。店舗の増加に対して人員の確保と人材の育成が不十分な場合、事業成長戦略に支障をきたし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 出店やM&Aにより増加した店舗を早期に安定軌道へ乗せるためには、専門性の高い人材の確保と、経験豊かな店長や部門チーフ等を育成する必要があります。当社グループは、新卒社員や中途社員、専門的知識を有する人材等、多様な人材を積極的に確保するとともに、知識・経験・能力の異なる等級別に適正な業務配置と教育研修を通じ、人材育成に努めております。 ④ コンプライアンスについて 当社グループの事業活動は、食品衛生法、食品表示法、独占禁止法、JAS法、労働基準法及び働き方改革関連法等の法令・規制の適用、行政の許認可等を受けております。これらの法令に違反する事由が生じた場合や許認可等が取り消され、またはそれらの更新が認められない場合には、事業活動が制限され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、コンプライアンスを企業行動指針に定め、定期的に研修を行うことでコンプライアンスの徹底に努めております。また、社内に法務担当部署とコンプライアンス委員会を設置し、随時コンプライアンスの状況を確認するほか、コンプライアンス違反が発生した場合には、速やかにコンプライアンス委員会を開催し、当該調査報告と再発防止策を講ずるとともに、従業員への教育を再徹底いたします。 ⑤ 個人情報の保護について 当社グループは、お客さまへのサービス向上を図るために会員カードを発行し、カード会員の個人情報を保有しております。また、贈答品や販売促進、イベント企画において、申し込みの際の個人情報を一定期間保有しております。万一、個人情報の流出が発生した場合、当社グループの信用が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 個人情報の管理につきましては、個人情報保護法に基づき、個人情報に関する規定の整備、個人情報を取り扱う部門の施設環境の確認、従業員への教育等を徹底しております。また、個人情報を保持する機会を減らすために、会員入会時に個人情報を電子化して申込用紙を廃止し、アクセス管理の厳格化等、情報システムのセキュリティ強化を図っております。 ⑥ 情報システムのトラブルについて 当社グループは、自然災害や事故等により情報システムに被害が生じた場合や、不正アクセス等によりシステム障害が生じた場合、業務遂行に支障をきたし、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、自然災害や事故等のリスクへの対応として、バックアップ体制を整備するとともに、重要な情報システムの管理については安全性を確認した上で専門業者に業務委託しております。また、不正アクセス等のリスクへの対応として、日常における運用管理を強化するとともに、適切なセキュリティ対策を実施しております。 (2) 出店戦略に関するリスク ① 出店に関する法的規制について 当社グループは、店舗の積極的な出店により事業を成長させる方針であります。当社グループの単独店舗及びショッピングセンターの開発・運営に際しては、関連する法律や条例等の規制を受けることとなります。特に、規制対象となる場所・店舗規模の出店においては、各規制対応に一定期間を要するため、出店手続きが遅延した場合、事業成長の進捗に遅れが生じる可能性があります。 当社グループでは、店舗開発体制の強化を行い、立地条件や商圏分析の調査と合わせて法規制の内容を詳細に検討し、計画通りに出店するためのリスク管理と進捗管理を適切に実行しております。 ② 固定資産の減損について 当社グループでは、店舗の収益性が悪化、保有資産の市場価格が著しく下落したこと等により減損処理が必要となった場合、減損損失の計上により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 店舗の収益性が悪化する要因には、出店計画時の需要予測の誤りや出店後の競争環境の変化等があり、当社グループでは、当該原因把握を早期に行うとともに、改善計画を策定・実行しております。改善計画の策定時において、各施策を講じても改善が見込めないと判断した場合、回収可能見込額まで固定資産の帳簿価額を減損処理しております。 ③ 敷金及び保証金について 当社グループは、店舗の出店にあたり、敷金及び保証金の差入れを行っております。差入れ先の倒産等により、敷金及び保証金の全部または一部が回収不能となった場合、貸倒損失の計上により、当社グループの財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、敷金及び保証金の残高が大きい差入れ先について、定期的な財政状態の調査や担保等の保全を行うほか、回収不能額を見積もり貸倒引当金の設定を行っております。 (3) 外的要因に関するリスク ① 原油及び電気料の高騰について 当社グループでは、各店舗及び物流・プロセスセンターにおいて多くの電力を使用しているほか、トレー・フィルム等に石油製品を使用しております。そのため、原油価格の上昇や円安による為替変動により、想定以上の石油製品や電気料金の高騰が見られた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 近年の電気料金の高留まりを受け、当社グループでは、店舗における電力使用量の見える化や設定温度の適正化を進める一方、太陽光発電システムの導入やLED照明の導入等、様々な節電策を進めております。 ② 金利変動による影響について 当社グループは、継続的に店舗の出店等に係る設備投資を行っており、主に金融機関から資金調達を行っております。そのため、資金調達において、景気動向、金融政策、海外情勢等により為替相場や海外金利の影響で、急激に金利が上昇した場合、支払利息が多額に計上され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、金利変動リスクを回避するために、長期借入金は店舗等に係る設備資金のみとし、金利動向を見ながら有利な条件で調達する方針としております。また、設備投資計画において、有利子負債が過度にならないよう配慮し、金利変動リスクが業績に与える影響を低減しております。 ③ 自然災害による影響について 店舗、本社及びプロセスセンターの各所在地で大規模地震や風水害などの自然災害が発生し、被害を受けた場合、当社グループの事業活動に著しい支障が生じ、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、危機管理マニュアル、防災マニュアル及び事業継続計画を策定し、発生時の経営管理体制、現場でのお客さま及び従業員の安全を最優先に確保するための措置、発生後の店舗営業再開に向けたプロセス等を規定しております。また、定期的に避難訓練や安否確認訓練を実施するなど、災害時の機能不全リスクを低減する取り組みを行っております。
経営成績の分析 (MD&A)6,819字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の継続的な拡大等により景気は緩やかな回復基調にありますが、原材料・電気料金の高留まりや物価上昇に伴う消費支出が低迷しており、加えて中東情勢の緊迫化や米国の対外政策による供給・物流面の不安定化が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。 食品小売業界におきましては、名目賃金は継続的な増加傾向が見られるものの、これを上回る物価上昇により、生活防衛的な節約志向はますます強まっており、業種業態を超えた競争激化や原材料価格の高騰、電気料の高留まり等、厳しい経営環境が続いております。 このような状況の中、当社グループは「食を通じて地域の皆様の健康で豊かな生活に貢献します」の企業理念のもと、第四次中期経営計画(第58期~第60期)を進めております。 第四次中期経営計画では「私のお店と言ってもらえるアルビスファンを増やす」を経営方針とし、「お客さまを笑顔にする商品の提供」「お客さまが楽しく快適に買い物できる店づくり」「働きがい、やりがいを感じられる職場環境の実現」「持続的な成長に向けた業務基盤の強化」「事業を通じた地域社会の課題解決」の5つを重点課題として、以下の施策に取り組んでまいりました。 「お客さまを笑顔にする商品の提供」については、多様化するお客さまニーズに応えるため、健康志向・簡便即食商品を拡充するとともに、節約志向に応えるPB商品の拡大や300品目をお値打ち価格で提供する食卓応援企画などを継続して実施いたしました。また、2025年6月より、各自治体の子育て応援企画と連携した施策「ハピマル」として、毎週土・日曜日にお買い物金額から5%を割り引くサービスを行っております。 「お客さまが楽しく快適に買い物できる店づくり」については、店舗運営の標準化により顧客満足度の向上を図るとともに、最新MDを基調とした店舗改装を順次実行しております。また、お客さまのライフスタイルの変化や多様なニーズに応えるため、当社の基本的な営業時間の見直しを行うとともに、2025年8月には、公式ECサイト「albisオンラインショップ」を開設いたしました。店舗投資については、2025年8月に小商圏戦略店舗の富山県内一号店となる「アルビスくらすSOGAWA」(富山県富山市)を新規オープンいたしました。また、建替え新店として、「大広田店」(旧ルミネス店 富山県富山市)、「太閤山店」(旧パスコ店 富山県射水市)をオープンし、「杜の里店」(石川県金沢市)、「丸の内店」(富山県高岡市)を「アルビスくらす」として改装オープンするほか、「呉羽本郷店」(富山県富山市)の改装を実施いたしました。 「働きがい、やりがいを感じられる職場環境の実現」については、新入社員から経営幹部までの各階層に応じた研修を実施するとともに、DX人材や女性管理職育成に向けた教育プログラムを実施いたしました。また、従業員が健康でやりがいを感じながら働ける職場環境の実現を目指し、賃金改定に加え、福利厚生制度の見直しを実施するとともに、パート社員については評価制度を見直し、業務遂行レベルに応じて短期で昇給できる制度を導入いたしました。なお、当社は、従業員の健康保持・増進に向けた健康経営の推進を最も重要な取り組みと位置付けており、この度、健康経営優良法人2026に認定されております。 「持続的な成長に向けた業務基盤の強化」については、店舗運営の標準化や電子棚札(ESL)の導入等により店舗生産性の向上を図るとともに、プロセスセンターにおいては継続的な原価改善と品質向上に努めております。また、2025年11月に海産プロセスセンターを新たに稼働しており、同センターではお客さまのニーズの高い魚惣菜の製造や魚の一次加工等を行い、店舗での品揃えの安定や店舗作業の効率化に取り組んでおります。 「事業を通じた地域社会の課題解決」については、地域社会における食品スーパーマーケットの重要性が高まっていることを踏まえ、地域行政との連携を強化し、課題解決に取り組んでおります。2026年2月に、石川県野々市市と、健康増進・子育て支援・防災、安心・安全なまちづくりなど6分野について包括連携協定を締結いたしました。また、リレーフードドライブ活動の実施や無人フードドライブボックスの設置などを通じて、地域課題である食品ロス削減や子ども食堂への食材の提供に継続して取り組んでいるほか、お買い物支援と地域の見守りに取り組む「移動スーパー」を2026年3月末現在24台で運行しております。 2050年の脱炭素社会実現の一環として、温室効果ガス(GHG)の測定のほか、SDGs目標達成へ向けた環境保全への活動を「albis Green Action」と総称し取り組んでおり、店舗では、トレー・ペットボトル回収などのリサイクル活動に加え、再生可能エネルギーの導入を推進しており、2026年3月末時点で23店舗とプロセスセンターに太陽光パネルを設置するとともに、食品廃棄量の削減に向け、消滅型の生ごみ処理機(10店舗)や循環型の生ごみ処理機(4店舗)を導入するなど、サステナブルな生活提案と環境負荷低減を推進しております。 以上の結果、当連結会計年度は、建替え新店(2店舗)周辺の既存店舗での影響や建替えのため一時閉店したタピス店の影響はあったものの、前期新店(1店舗)の通期化や建替え新店の効果により、営業収益100,952百万円(前年同期比2.8%増)となりました。利益面では、競争対応による粗利率の低下や急激な相場変動等の影響はあったものの、高利益商品やPB商品等の販売拡大とプロセスセンターの原価改善により、売上総利益率は前期と同水準となりました。また、賃金増など人的資本への投資に加え、店舗投資に係る減価償却費が増加した影響等により、営業利益2,155百万円(前年同期比4.5%増)、経常利益2,417百万円(前年同期比7.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,324百万円(前年同期比18.3%減)となりました。 ② 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ5,658百万円増加し、58,548百万円となりました。 この主な要因は、現金及び預金の増加額2,300百万円、売掛金の減少額254百万円、商品の増加額149百万円、建物及び構築物(純額)の増加額3,370百万円、土地の増加額824百万円、建設仮勘定の減少額874百万円等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ4,996百万円増加し25,564百万円となりました。 この主な要因は、買掛金の増加額143百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加額1,329百万円、その他の流動負債の減少額94百万円、長期借入金の増加額3,740百万円、リース債務の減少額141百万円等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ661百万円増加し、32,984百万円となりました。 この主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益1,324百万円、配当金592百万円、自己株式の取得670百万円、その他有価証券評価差額金の増加額552百万円等によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,300百万円増加し、8,519百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は4,890百万円(前連結会計年度は3,060百万円)となりました。 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローの内訳は、税金等調整前当期純利益が2,056百万円、減価償却費2,644百万円、減損損失9百万円、支払債務の増加額137百万円等による資金の増加と、棚卸資産の増加額238百万円、法人税等の支払額727百万円等による資金の減少であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は6,015百万円(前連結会計年度は4,907百万円)となりました。 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローの内訳は、有形固定資産の取得による支出5,978百万円等による資金の減少であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は3,313百万円(前連結会計年度は2,478百万円)となりました。 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローの内訳は、長期借入れによる収入8,000百万円による資金の増加と、長期借入金の返済による支出2,930百万円、リース債務の返済による支出493百万円、配当金の支払額592百万円、自己株式の取得による支出670百万円等による資金の減少であります。 ④ 販売及び仕入の実績 a.販売実績 当連結会計年度における販売実績を部門ごとに示すと、次のとおりであります。 部門別   金額(百万円)   前年同期比(%) 生鮮食品   49,441   101.9 非生鮮食品   50,009   103.7 スーパーマーケット部門売上高計   99,451   102.8 その他   399   100.8 売上高合計   99,850   102.8 (注) 1.生鮮食品は、青果・海産・精肉・惣菜等を含みます。 2.非生鮮食品は、日配・グロサリー等を含みます。 3.その他は、外販部門売上高等であります。 4.売上高合計には、不動産賃貸収入を含めておりません。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績を部門ごとに示すと、次のとおりであります。 部門別   金額(百万円)   前年同期比(%) 生鮮食品   29,962   101.5 非生鮮食品   37,573   104.1 スーパーマーケット部門仕入高計   67,536   102.9 その他   93   88.0 仕入高合計   67,629   102.9 (注) 1.生鮮食品は、青果・海産・精肉・惣菜等を含みます。 2.非生鮮食品は、日配・グロサリー等を含みます。 3.その他は、外販部門仕入高等であります。 4.惣菜・日配の金額には、原材料仕入高が含まれております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、営業収益100,952百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益2,155百万円(前年同期比4.5%増)、経常利益2,417百万円(前年同期比7.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,324百万円(前年同期比18.3%減)となりました。 営業収益の増加(前期比2,766百万円増)の主な要因は、建替新店2店舗の周辺既存店舗での減収影響や一時閉店した店舗の影響として515百万円の減少はあったものの、前期に出店した新店の売上高が前期比1,588百万円増加したこと、当期建替新店の売上高が3,004百万円増加したこと等であります。 営業利益の増加(前期比91百万円増)の主な要因は、新規出店(建替新店含む)及び店舗改装費用、人件費等の増加の影響を受け、販売費及び一般管理費が前期比770百万円増加したこと、プロセスセンターの原価改善やPB商品等を中心とした高利益商品の販売拡大の取り組みにより、売上総利益が780百万円増加したこと等によるものであります。 経常利益の減少(前期比188百万円減)の主な要因は、借入金の増加に伴う利息の増加(前期比60百万円増)等によるものであります。 親会社株主に帰属する当期純利益の減少(前期比297百万円減)の主な要因は、経常利益の減少188百万円、特別損失の増加148百万円等によるものであります。なお、この結果、自己資本利益率は前連結会計年度5.09%から当連結会計年度4.06%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが4,890百万円の収入となり、前連結会計年度と比較して1,829百万円の増加(前連結会計年度は3,060百万円)となりました。増加の主な要因は、税金等調整前当期純利益の減少328百万円、売上債権の増減額の増加190百万円、棚卸資産の増減額の増加69百万円、支払債務の増減額の増加863百万円等であります。 店舗の出店や改装等により投資活動によるキャッシュ・フローは6,015百万円(前連結会計年度は4,907百万円)の支出となり、投資のための借入金が増加したことにより財務活動によるキャッシュ・フローは3,313百万円(前連結会計年度は2,478百万円)の収入となりました。 この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末における残高は、前連結会計年度末より2,300百万円増加し、8,519百万円となっております。 b.財務に関する基本的な考え方 当社グループは、事業の成長を重要な戦略として位置付けており、当該基盤となる財務健全性を維持することを基本方針としております。 当社グループは、食品スーパーマーケットを多店舗展開しており、回収した売上金を日々蓄積することにより手元資金の流動性が確保されております。一方で、当該流動性を高め多くの資金を確保するためには、店舗数増加による事業の成長が重要と考え、積極的に店舗へ投資しております。 財務健全性に関する具体的な目標指標は設定しておりませんが、当連結会計年度末の総資産借入金比率19.9%、売上高借入金比率11.7%であり、同業他社と比較して財務健全性は確保されているものと判断しております。 財務基盤の安定化は、安定した株主還元を維持するために重要と考えており、適切な設備投資と資金調達のバランスを保ち、今後も資本コストの低減に努めてまいります。 c.資金需要の主な内容 当社グループの運転資金の需要は、商品代金、人件費、販売費、設備費、その他店舗経費等であり、日々蓄積している売上金回収額から支払っているため、資金の手元流動性は十分に確保されております。一方で、キャッシュレス比率の高まりによる現金回収の遅れや、納税資金、賞与資金等の一時金の支払いにおいて資金需要が生じております。 また、当社グループは事業の成長のため継続的に出店及び改装に係る設備資金需要が生じております。 d.資金調達 当社グループの事業活動のために必要な資金は、運転資金については内部資金または短期借入金で行い、出店及び改装等の設備資金については、内部資金または長期借入金による資金調達を基本としております。設備資金の調達に際しては、金利動向を見ながら有利な条件で調達する方針としております。 また、緊急の資金需要が生じる場合を想定し、複数の金融機関に対して当座貸越契約を締結しております。 今後の事業拡大に伴う、店舗運営に必要な運転資金、設備資金の調達に関して、問題なく調達可能と認識しております。なお、投資案件によっては、営業キャッシュ・フローを上回る場合も想定されますが、この場合は、財務健全性の維持を優先し、種々の方法を検討してまいります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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