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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

チムニー

CHIMNEY CO., LTD.3178 · Standard · 小売業

居酒屋「はなの舞」などを展開し、全国に342店舗を持つ外食チェーン。豊洲市場からの鮮魚調達を強みとする。

概要

チムニーは、「はなの舞」「さかなや道場」などの居酒屋ブランドを全国に展開する外食企業である。防衛省や法務省の施設内食堂を受託するコントラクト事業も手がける。2013年より酒類販売の株式会社やまやの傘下にある。2026年3月期の連結売上高は262億円、従業員数は659名。

三つの事業セグメントとグループ構成

当社グループは飲食事業、コントラクト事業、その他(通信販売)を柱とする。飲食事業では直営店とフランチャイズ店を合わせて342店舗(2026年3月末)を運営し、「はなの舞」「さかなや道場」など多様なブランドを持つ。コントラクト事業は全国90ヶ所の防衛省・法務省施設内で食堂運営を受託する。その他は通信販売である。また、親会社やまやが展開する酒販事業は連結対象外であり、グループとしての酒類販売はやまやが担う。

直営とフランチャイズの「建売システム」

飲食事業の店舗は直営とフランチャイズ(FC)で構成される。特筆すべきは「建売システム」と呼ぶ仕組みである。収益が安定した直営店の営業権をFCオーナーに継承し、当社はロイヤリティと食材販売代金を得る。FCオーナーは収益見込みのある店舗を運営でき、双方にメリットがある。2026年3月末時点で直営店202、FC店140の計342店舗を有する。

豊洲市場の買参権を活かした調達網

鮮度を重視し、東京都の豊洲市場での買参権を活用して鮮魚を直接調達する。2016年には大田市場内に大田市場チムニー株式会社を設立し、養殖魚の神経締めや鮮魚BOXの調達網を構築した。物流は埼玉県さいたま市のセンターなど4拠点で全国へ供給する。産地直送の仕組みは「魚鮮水産」など子会社を通じて強化してきたが、2024年に魚鮮水産株式会社は清算された。

親会社やまやとの資本関係

2013年11月、株式会社やまやによる公開買付が実施され、同年12月にやまやが議決権の50%超を保有し親会社となった。以降、チムニーの酒類調達や販売面でグループシナジーを図る。やまやは酒類・食料品の製造・卸・小売を手がけ、チムニーの飲食事業と補完関係にある。2021年には資本金を1億円に減資するなど財務体質の改善も進めた。

業界の中での役割は一般消費者向けの外食サービスを提供する飲食チェーン大手。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
264億円
営業利益
5億円
営業利益率
1.9%
純利益
5億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01飲食事業主力

「はなの舞」「さかなや道場」など複数ブランドを直営・フランチャイズで運営。豊洲市場での買参権を活かした鮮魚の調達と物流網を強みとする。

主な製品・サービス5
はなの舞
旬の食材を使った和食居酒屋。店内で魚を捌く。
さかなや道場
鮮度にこだわった魚料理を提供する居酒屋。
魚星
日替わりメニューで鮮魚を提供する業態。
軍鶏農場
希少な軍鶏料理を提供する専門店。
豊丸水産
魚介や肉をリーズナブルに提供する炉端焼き風の店。

02コントラクト事業準主力

防衛省、法務省所管の厚生施設内などで食堂を運営受託。全国90ヶ所の施設で給食サービスを提供している。

03酒販事業準主力

子会社のやまやグループが酒類・食料品の製造・仕入・卸売・小売を行う。

04その他副次

通信販売業など、飲食およびコントラクトに含まれない事業。

製品と技術

主力ブランド「はなの舞」と「さかなや道場」

「はなの舞」は鮮魚や野菜など旬の食材を提供する居酒屋で、直営36店、FC52店の計88店を展開(2026年3月末)。「さかなや道場」は時間と鮮度にこだわった魚料理が特徴で、マグロメニューも人気。直営68店、FC27店の計95店と、両ブランドで全飲食店舗の半数以上を占める。店内で魚を捌く演出で鮮度を訴求する。

成長ドライバー「さかな酒場 魚星」

2022年に東京都中野区で開始した「魚星」は、プロが厳選した鮮魚を「市場盛り」などの日替わりメニューで提供する。直営34店、FC2店の計36店(2026年3月末)に拡大し、圧倒的な鮮度とボリュームで客単価向上を図る。同業態は「選別志向」に対応した高付加価値戦略の柱と位置づけられている。

専門業態「軍鶏農場」「豊丸水産」「安べゑ」

「軍鶏農場」は希少な軍鶏をモモとムネの食べ比べで提供する専門店で直営2店。「豊丸水産」は活貝や浜焼きをリーズナブルに楽しめる業態で直営9店。「安べゑ」は肉豆腐とレモンサワーが看板の大衆食堂で直営22店、FC1店の計23店。いずれも特定の食材や調理法に特化し、競合との差別化を図っている。

コントラクト事業:防衛省・法務省施設内の食堂運営

コントラクト事業は特定施設内での食堂受託で、防衛省や法務省所管の厚生施設が中心である。2026年3月末時点で90ヶ所の施設を運営。売上高の一部を占め、安定した収益源となっている。受託店舗では直営方式をとり、食堂運営のノウハウを活かしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

外食チェーンで居酒屋中心、規模は小粒

小売業セクターに分類されるが、実態は居酒屋チェーンを展開する外食企業である。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスとは業態が異なるが、比較対象として挙げられる。売上高は265億円前後と小規模で、2025年3月期は営業利益率3.4%、2026年3月期は1.9%と大幅な減益が見込まれる。顧客単価の低い業態で、食材費や人件費の上昇が収益を圧迫している。競合他社が多店舗展開や業態転換を進める中、競争力の維持が課題となっている。

強み

  • 居酒屋チェーンとして一定のブランド認知を持つ
  • 駅近の好立地に店舗を出店し、集客力を確保
  • 季節限定メニュー等で顧客の再来店を促進する企画力
  • 売上高が伸び悩む中、経費削減に取り組む姿勢

課題

  • 営業利益率は3%未満まで低下、コスト増が重荷
  • 店舗数が少なく、スケールメリットが働きにくい
  • 他外食チェーンとの差別化が難しく、価格競争に巻き込まれる

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がチムニー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1367Aプリモグローバルホールディングス254億円12.3倍
23179シュッピン254億円15.1倍
37554幸楽苑249億円19.7倍
47638NEW ART HOLDINGS244億円10.2倍
53075銚子丸238億円20.4倍
63178チムニー236億円46.7倍
77475アルビス231億円15.8倍
89850グルメ杵屋227億円100.7倍
99990サックスバー ホールディングス226億円11.5倍
109979大庄222億円26.5倍
119994やまや222億円10.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

旧チムニー株式を買収し合併した2009〜2010年

2009年9月、株式会社エフ・ディー(現チムニー)として東京都千代田区に設立。同年11月に旧チムニー株式会社の株式公開買付を実施し、議決権の50%超を取得して子会社化。2010年4月に完全子会社化し、同年9月には当社を存続会社として旧チムニーと合併、社名をチムニー株式会社に変更した。この一連の取引により、現在の事業基盤が形成された。

新業態の開発と買収による規模拡大(2011〜2013年)

2011年8月、鮮魚を主力とする「魚鮮水産」を五反田に開業。同年11月には産地直送強化のため愛媛県に魚鮮水産株式会社を設立。2012年2月には株式会社升屋から12店舗を譲受し、「升屋」業態を獲得。同年6月には株式会社紅フーズコーポレーションを完全子会社化。2013年3月には軍鶏専門「軍鶏農場」、同年9月には浜焼き「豊丸水産」を開始し、独自ブランドを拡充した。

やまやグループ入りと東証一部昇格(2013〜2014年)

2013年11月、株式会社やまやが当社株式に対して公開買付を実施。12月にはやまやが議決権の50%超を保有し、親会社となった。同時期、2012年12月に東証第二部に上場していたが、2014年3月には第一部に市場変更。株式市場での評価を高めるとともに、やまやの酒類販売網との連携を進めた。

大田市場進出とベトナム展開(2016〜2020年)

2016年3月、東京中央卸売市場内に大田市場チムニー株式会社を設立し、鮮魚調達機能を強化。2018年8月にはベトナム・ハノイ市に100%子会社CHIMNEY VIETNAM CO.,LTDを設立し、2019年2月に「日本食レストラン 花の舞 ハノイ ロンビエン店」を出店した。しかし2020年8月に同店を閉鎖し、2024年3月期に清算を結了。海外展開は短期で終了した。

コロナ禍での業態転換と収益悪化(2020〜2021年)

2020年5月、肉豆腐とレモンサワーを売りとする「安べゑ」を大阪で開始。同年8月、ベトナム店を閉鎖。2021年3月には資本金を1億円に減少させた。コロナ禍の影響で売上高は2020年3月期411億円から2021年3月期132億円へ急減し、純利益は90億円の赤字を記録。店舗の休業や客数減少に直面し、業態転換とコスト削減を迫られた。

新ブランド「魚星」の拡大と子会社再編(2022〜2024年)

2022年1月、厳選素材を使った「さかな酒場 魚星」を中野区に開業し、成長ドライバーに位置づけた。2022年4月、東証市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2023年7月には連結子会社の株式会社シーズライフを吸収合併。2024年11月には魚鮮水産株式会社を清算し、事業の整理を進めた。2024年2月に旧チムニー設立から40周年を迎えた。

年表37件を開く

2000年代

  • 2009年9月創業(株)エフ・ディー(現チムニー(株))として、東京都千代田区丸の内に設立される。
  • 2009年11月旧チムニー(株)株式の公開買付を実施する。
  • 2009年12月公開買付により、旧チムニー(株)の議決権の50%超を保有し、旧チムニー(株)が当社の子会社となる。

2010年代

  • 2010年4月上場旧チムニー(株)を完全子会社化し、旧チムニー(株)は上場廃止となる。
  • 2010年9月M&A当社を存続会社として旧チムニー(株)と合併し、社名をチムニー(株)に変更する。
  • 2011年1月更なる物流網の拡大に備え、チムニー物流センターを埼玉県川口市に移設する。
  • 2011年8月鮮魚をメインにした新業態「魚鮮水産」の営業を東京都品川区五反田で開始する。
  • 2011年11月創業産地直送の鮮魚の仕入れ強化のために、愛媛県八幡浜市に魚鮮水産(株)を設立する。
  • 2012年2月(株)升屋から、「升屋」業態12店舗の事業を譲受け、運営を開始する。
  • 2012年4月防衛省所管の基地内の厚生施設82箇所の業務を受託し運営を開始する。
  • 2012年6月(株)紅フーズコーポレーションの株式を100%取得する。(現 連結子会社)
  • 2012年12月上場(株)東京証券取引所市場第二部に上場する。
  • 2013年3月軍鶏をメインにした新業態「軍鶏農場」の営業を東京都江東区亀戸で開始する。
  • 2013年7月新業態準備(株)(現 めっちゃ魚が好き(株))を設立する。(現 連結子会社)
  • 2013年8月新業態準備(株)が「豊丸」「鶴金」等業態9店舗の事業を譲受け、運営を開始する。
  • 2013年9月魚介類を浜焼きで提供する新業態「豊丸水産」の営業を山梨県甲府市で開始する。
  • 2013年11月チムニー物流センターを、埼玉県さいたま市に移設する。
  • 2013年11月(株)やまやによる当社株式に対する公開買付が実施される。
  • 2013年12月公開買付の結果、(株)やまやが議決権の50%超を保有することとなり、当社の親会社となる。
  • 2014年3月(株)東京証券取引所市場第二部から、市場第一部に市場変更する。
  • 2016年3月創業大田市場チムニー(株)を、東京都大田区の東京中央卸売市場内に設立する。
  • 2017年6月「八剣伝」等の居酒屋を運営するマルシェ(株)と資本業務提携に関する基本合意書を締結する。
  • 2017年8月(株)NTTドコモのdポイント加盟店となる。
  • 2017年12月「66DINING六本木六丁目食堂池袋東武店」等飲食店7店舗の事業を譲受け、運営を開始する。
  • 2018年8月ベトナム社会主義共和国ハノイ市に100%子会社であるCHIMNEY VIETNAM CO.,LTDを設立する。
  • 2018年11月DE ICHIBA八丁堀店1店舗の事業を譲受け、運営を開始する。
  • 2018年11月㈱つぼ八の34%の株式を取得し、同社は持分法適用関連会社となる。
  • 2019年2月CHIMNEY VIETNAM CO.,LTDが、「日本食レストラン 花の舞 ハノイ ロンビエン店」を出店する。
  • 2019年12月㈱シーズライフの株式を100%取得し、同社は連結子会社となる。

2020年代

  • 2020年5月肉豆冨とレモンサワーがおすすめの新業態「安べゑ」の営業を大阪府高槻市で開始する。
  • 2020年8月CHIMNEY VIETNAM CO.,LTDが、ハノイ ロンビエン店の営業を終了する。(2024年3月期に清算結了)
  • 2021年3月資本金の額の減少により、資本金100,000千円となる。
  • 2022年1月市場から仕入れた厳選素材を使用した新業態「さかな酒場 魚星」の営業を東京都中野区で開始する。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行する。
  • 2023年7月M&A連結子会社の㈱シーズライフを吸収合併する。
  • 2024年2月創業旧チムニー(株)の設立から、創業40周年を迎える。
  • 2024年11月魚鮮水産(株)が清算結了する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 男女とも育児休暇制度取得率100%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    六次産業化による鮮度追求

    生産・加工・販売を一貫自社展開し、安全・安心な独自素材の調達、鮮度と品質の追求、地域密着の店舗運営で新しい価値を創造・提供する。

  2. 02

    店舗収益向上戦略

    価値と価格の両輪で売上増加、全社フェア・イベントの展開、DX活用による業務効率化と接近接客、インバウンド・団体需要対応、六次産業化深化と豊洲市場買参権活用でのコスト圧縮に取り組む。

  3. 03

    専門業態の拡大と新規出店

    「さかな酒場 魚星」業態の拡大、食事中心で酒も楽しめる店舗推進、高付加価値業態「北海道 知夢仁」「火入れ みつ囲」の展開、テイクアウト・デリバリー商品開発を加速する。

  4. 04

    多様な人財の活躍推進

    外国籍社員・キャリア社員の採用と研修充実、女性管理職育成、階層別教育とフィードバック強化、男女育児休暇取得100%継続により、働き甲斐のある企業を目指す。

  5. 05

    サステナビリティ活動の推進

    SDGs重点項目(2飢餓・4教育・8成長雇用・12生産消費・14海洋資源)に取り組み、特に「育てる漁業」として陸上完全養殖サーモンを全国導入し、海洋資源保護と安定供給を実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で659人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は503万円で、9期前と比べて+14.5%平均年齢は43.7歳、平均勤続年数は9.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,134
2018年3月1,101
2019年3月43940.05.61,081
2020年3月45540.45.91,102
2021年3月41242.57.5752
2022年3月45743.89.1697
2023年3月48644.79.7661
2024年3月49645.29.7632
2025年3月49943.99.5659137
2026年3月50343.79.965976

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
東陽町店 他51店舗 — 東京都487百万円
FC部門 — -245百万円
海老名東口店 他19店舗 — 神奈川県208百万円
MONA新浦安店 他13店舗 — 千葉県115百万円
シャミネ鳥取店他2店舗 — 鳥取県88百万円
すすきの店 他26店舗 — 北海道77百万円
仙台名掛丁店 他8店舗 — 宮城県74百万円
京橋コムズガーデン店他8店舗 — 大阪府74百万円
イオンモール岡山店他4店舗 — 岡山県62百万円
近鉄四日市北口店他1店舗 — 三重県59百万円
ほか29件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は264億円営業利益5億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.8%、利益が-44.4%。

売上高
+0.8%
264億円
営業利益
-44.4%
5億円
純利益
-54.5%
5億円
営業利益率
1.9%
前期比 -1.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高280億円264億円
営業利益5億円5億円
純利益3億円5億円
1株あたり配当¥5¥5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は66億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.2%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q57−3
2024年1Q6123.31
2024年2Q6223.21
2024年3Q7068.66
2024年4Q641
2025年2Q12832.32
2025年4Q13464.59
2026年2Q12810.81
2026年4Q13642.94
2027年1Q6611.51

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は420億円から264億円へ63%に減った。直近期の営業利益率は1.9%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
(株)東京証券取引所市場第二部に上場する。
2012年12月4203313
新業態準備(株)(現 めっちゃ魚が好き(株))を設立する。(現 連結子会社)
2013年12月4413214
2014年12月4663518
2015年12月4783720
2017年3月5884121
ベトナム社会主義共和国ハノイ市に100%子会社であるCHIMNEY VIETNAM CO.,LTDを設立する。
2018年3月4683216
2019年3月4572512
2020年3月4110−28
2021年3月132−46−90
2022年3月1013312
連結子会社の㈱シーズライフを吸収合併する。
2023年3月202−16−20
旧チムニー(株)の設立から、創業40周年を迎える。
2024年3月257149
2025年3月2629113.411
2026年3月264551.95

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高264億円のうち、営業利益として残るのは5億円1.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の1.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金31.4%83億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金66.7%176億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.9%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
68.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.8pt
1.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
1.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.5pt
8.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は54億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月46−7−533965
2013年12月43−8−373564
2014年12月58−7−325184
2015年12月43−16−552757
2017年3月18−20−1−254
2018年3月65−22−184379
2019年3月22−15−14772
2020年3月−18−9−11−2734
2021年3月−67−298−6963
2022年3月19−11918100
2023年3月10−2−34874
2024年3月28−3−202579
2025年3月8−7−13166
2026年3月14−13−13154

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は159億円。このうち返さなくてよい自己資本が64億円で、自己資本比率は40.3%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月30210819435.8
2013年12月29611318338.3
2014年12月31212818441.1
2015年12月27913814149.5
2017年3月26515511058.7
2018年3月29316712657.0
2019年3月28117410761.8
2020年3月2051406568.2
2021年3月2015015124.8
2022年3月2296516428.3
2023年3月1804213823.4
2024年3月1795112828.3
2025年3月1676110736.3
2026年3月159649540.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
54億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
21億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
95億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
61
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中166位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中301位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.1%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
1.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.8%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.4%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,222で、1年前と比べて-6.8%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥1,222+0.4%1ヶ月+6.6%1年-6.8%時価総額236億円
過去52週の値幅
安値¥1,037高値¥1,380

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)46.7倍
PER (会社予想)94.4倍
PBR3.69倍
配当利回り0.41%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1141円で、52週高値1380円から約17%下落した水準です。直近1ヶ月で1.64%下落と小幅安ですが、6月末から7月上旬にかけて上昇し、7月10日に1168円まで回復しました。その後は1150円前後で推移し、25日移動平均線1150円付近で揉み合っています。75日線1124円を上回っており、下値は堅い一方、200日線1201円が上値抵抗として意識されます。出来高は概ね1万株前後で安定しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは43.67倍で業界平均の41.45倍を上回り、PBRも3.44倍と平均の2.95倍を上回る。ROEは8.1%で業界平均と比べても低くはないが、収益性に対する割高感がある。配当利回りは0.88%と低く、株主還元が手薄な印象。売上高は横ばいで、営業利益も減少傾向にある。成長性が見込みにくい中で、バリュエーションはやや割高と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)46.7倍39.6倍
PER (予想)94.4倍
PBR3.69倍2.44倍
ROE8.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、収益性の低迷と成長戦略の有効性。売上高は横ばいだが、営業利益率は低下。強気派は外食需要の回復と出店拡大で収益改善を期待。弱気派は競争激化とコスト上昇で利益率が圧迫されるとみる。PBR3.44倍は割高感もある。

プラスに働く材料7
  • 外食需要の回復

    新型コロナ後、外食市場は回復傾向。

  • 出店拡大

    新規出店で売上拡大の可能性。

  • 規模のメリット

    チェーン展開での調達コスト優位。

  • 売上高が3期連続増加(257→264億円)通年影響

    売上高は257→262→264億円と増加。増収が続けば人件費や原材料費の上昇を吸収しやすくなる。

  • 営業利益率を前期水準へ戻せば約4億円増益2026年下期影響

    2026年3月期の営業利益率は1.89%だが、前期3.44%まで改善すれば売上高264億円で約4.1億円の営業増益。

  • 株価は1年で10%下落し売られすぎ不定影響

    株価は1141円、1年間で▲10.02%。既に減益が織り込み済みで、下値余地は限定的。

  • 売上高増加でROE8.1%からの改善余地通年影響

    売上高264億円に対し純利益5億円、ROE8.1%。増収効果で利益率が上がればROEは10%超も視野に入る。

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低下

    営業利益率が3.44%から1.89%に低下。

  • 競争激化

    居酒屋業界は競争が激しく価格競争に。

  • 高PBR

    PBR3.44倍は同業他社に比べ割高。

  • 営業利益が9億円から5億円に半減通年影響

    2026年3月期の営業利益は5億円(前期9億円、▲44%)。売上高264億円でも利益率1.89%に低下。

  • PER43.67倍と高バリュエーション継続影響

    時価総額221億円を純利益5億円で割るとPER44倍。減益が続けばさらに割高になる。

  • 営業利益率1.89%でコスト上昇に脆弱不定影響

    売上高264億円に対し営業利益5億円。人件費や原材料費が1%上がるだけで約2.6億円の減益。

  • 配当利回り0.88%と株主還元が薄い継続影響

    株価1141円で配当利回り0.88%と低く、インカムゲインを重視する買いが入りにくい。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の改善が続くか。
既存店売上高
店舗の稼働状況を測る。
出店ペース
成長戦略の進捗状況。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり5で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.41%。

年間配当
¥5
1株あたり
配当利回り
0.41%
いまの株価に対して
配当性向
39.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2926.5
2018年3月23−20.026.8
2019年3月230.038.0
2020年3月230.0
2022年3月10−56.519.6
2024年3月5−50.012.4
2025年3月10100.020.0
2026年3月100.039.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥5

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ19,077人。区分でいちばん多いのは事業法人70.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が70.7%を占め、残る29.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人73.871.471.271.071.070.7
個人・その他22.325.024.525.628.327.5
外国法人0.30.20.41.30.61.8
自己株式0.20.20.20.20.20.2
金融機関3.53.02.51.7
証券会社0.10.41.40.40.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社やまや50.41
02アサヒビール株式会社9.10
03麒麟麦酒株式会社5.17
04加藤産業株式会社3.10
05チムニー取引先持株会21.80
06チムニー取引先持株会11.47
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.02
08中部飼料株式会社0.53
09チムニー社員持株会0.44
10JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.35

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−58%、1株純資産は14期で−41%。直近期のROEは8.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月6255811.012.616.1
2013年12月7560212.917.626.6
2014年12月9567514.923.326.6
2015年12月10372814.829.322.7
2017年3月10981314.124.826.5
2018年3月8687210.234.426.8
2019年3月639077.141.838.0
2020年3月−146729−17.9
2021年3月−468258−94.9
2022年3月6433621.418.019.6
2023年3月−105219−37.7
2024年3月4926220.228.412.4
2025年3月5631519.321.720.0
2026年3月263328.145.839.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額67百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
山内英靖代表 取締役会長63
茨田篤司代表 取締役社長59
水上貴史取締役商品戦略担当52
根本博史取締役営業統括担当54
伊藤浩之取締役店舗開発兼 事業開発担当56
寺脇剛取締役管理担当兼 IR・サステナビリティ推進担当63
阿部真琴取締役財経担当54
糠塚紀久夫取締役58
田原口裕基取締役55
大竹聡取締役52
大関均取締役68
長山恒正取締役67
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
永井政次常勤監査役67
早坂克昭監査役67
越仲信雄監査役77
鴛海量明61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)648488
社外取締役419195

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,961字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、親会社、連結子会社3社、持分法適用関連会社1社及び持分法非適用関連会社1社で構成されており、飲食事業、コントラクト事業、その他(通信販売等)、酒販事業を行っております。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け並びにセグメントとの関連は以下のとおりであります。 (飲食事業) 主要な関係会社 当社、株式会社紅フーズコーポレーション、めっちゃ魚が好き株式会社、大田市場チムニー株式会社 飲食事業におきましては、「はなの舞」、「さかなや道場」をはじめとしたブランドで店舗の運営を行っております。店舗におきましては、当社が直接飲食の運営を行う直営店舗(以下、直営店という)、当社とフランチャイズ契約を結んだオーナー(以下、FCオーナーという)が運営を行うフランチャイズ店舗(以下、FC店という)から構成されております。また、店舗への商品の供給、FC店の管理等も飲食事業において行っております。 商品の供給につきましては、通常の取引先からの仕入ルートの他に、東京都の豊洲市場での買参権を活用して調達した鮮魚や当社と直接契約した農家より納品されている農産物等、鮮度の高い食材を店舗に納品出来る体制を整えております。また、2016年3月に、東京都中央卸売市場大田市場内に大田市場チムニー株式会社を設立し、養殖魚の神経締め・鮮魚BOX等の調達網を構築しております。さらに、埼玉県さいたま市ほか3箇所の物流拠点を中心に物流網も整備し、全国への商品供給体制も整備されております。 フランチャイズの運営につきましては、当社が直営店として運営していた安定的に収益を出す店舗の営業をFCオーナーに継承する制度(当社では建売システムと称しております。)により、FCオーナーは収益が見込める店舗の運営ができるとともに、当社はFCオーナーからロイヤリティや食材の販売代金を得られ、両者ともに収益の上がる仕組みを構築しております。 上記のほか、飲食事業に関連する関係会社として、持分法適用関連会社である株式会社つぼ八があります。 当社の飲食事業における主なブランドとその特徴、及び各ブランドの直営店、FC店別の店舗数は以下のとおりであります。 業態名   業態の特徴   店舗数 (2026年3月末現在) (店) 直営   FC   合計 はなの舞   鮮魚や野菜など厳選された旬の食材で調理した四季折々の味を、職場の方々・ご家族・コミュニティーなど様々なシーンでお楽しみいただけます。店内で捌いた魚は鮮度を実感いただけます。   36   52   88 さかなや 道場   時間と鮮度にこだわって仕入れた旬の魚を、刺身をはじめ素材を活かした料理で提供しております。また、マグロを使った数々のメニューも人気です。   68   27   95 魚星   プロが厳選したよりすぐりの鮮魚を、名物「市場盛り」をはじめ「本日の煮魚・焼き魚」など、日替わりメニューで販売しております。   34   2   36 軍鶏農場   長い期間をかけて大事に育てられた希少な軍鶏は、赤身が多い肉質で脂肪分が少なく、香味高く特有の旨味があります。モモ肉とムネ肉の食べ比べをお楽しみいただけます。   2   -   2 豊丸水産   新鮮なお刺身から活貝、旬のお料理まで、美味しい魚介やお肉をリーズナブルなお値段で取り揃えております。卓上で焼く楽しさとともに味わっていただけます。   9   -   9 こだわりやま・ やきとり道場   1本1本丁寧に焼き上げた串焼きに加え、ステーキや餃子など熱々鉄板料理をお楽しみいただけます。   -   13   13 チムニー   創業以来のブランドで、洋風のメニューを中心に取り揃え、オープンスタイルのレイアウト店舗となっています。活気の感じられる業態となっております。   -   2   2 升屋   鉄板料理、豆富、おでんをメインとしたお料理を提供する、落ち着いたおしゃれな雰囲気の業態となっております。   1   4   5 66ダイニング 66キッチン等   懐かしいレトロな空間で、名物オムライスやハンバーグなどの本格洋食の数々を、あたたかいおもてなしとともにご提供しております。   6   -   6 大衆食堂 安べゑ   平日の仕事帰りに、休日の家族団欒に、幅広く活用いただける業態として独自開発しました。じっくり煮込んだ肉豆冨は、ご飯はもちろん、お酒との相性も抜群です。人気のレモンサワーとともにお楽しみいただけます。   22   1   23 焼肉牛星   プロの目利きで厳選された上質な牛肉を、リーズナブルな価格でご提供しています。店内は小さなお子様も安心できるような居心地の良い空間で、地元のファミリー層を中心とした常連のお客様に人気です。   7   3   10 ハイブリッド   1店舗の中に2つの業態を取り入れ(さかなや道場+焼肉牛星、はなの舞+焼肉牛星など)、お客様のニーズの変化に対応した店舗となっております。   2   14   16 その他   創作メニューを多数取り揃えた「団欒炎」、三種の魚介だしと両国名物塩ちゃんこだしでもんじゃ焼きを堪能できる「もんじ」等の展開を行っております。   15   22   37 合計       202   140   342 また、連結子会社である株式会社紅フーズコーポレーション、めっちゃ魚が好き株式会社の主な店舗の特徴、及び直営店、FC店別の店舗数は、以下のとおりであります。 業態名   業態の特徴   店舗数 (2026年3月末現在) (店) 直営   FC   合計 新橋 やきとん   串焼きホルモンを主力メニューとし、主に男性サラリーマンをターゲットとした、低価格で気軽にお越しいただける業態となっております。   19   -   19 豊丸、麺匠慶次等   鮮度抜群の魚介類を、手頃な価格と海の家をイメージした開放的な店内空間で提供する豊丸や、豚骨、魚介など様々な味わいの「ラーメン」「つけ麺」などを厳選された食材でこだわりを持って提供する麺匠慶次等を展開しております。   9   -   9 合計       28   -   28 (コントラクト事業) 主要な関係会社 当社 コントラクト事業は、特定の施設内における食堂受託事業であり、防衛省、法務省所管の厚生施設内等で飲食の提供を中心とした店舗運営を直営店舗として行っております。 2026年3月末現在において、飲食店等の運営を全国90ヶ所の施設で受託しております。 (その他) 主要な関係会社 当社 その他は、飲食事業及びコントラクト事業に含まれないもので、主に通信販売業であります。 (酒販事業) 主要な関係会社 株式会社やまや、やまや東日本株式会社、やまや関西株式会社、やまや商流株式会社、大和蔵酒造株式会社 酒類及び食料品の製造及び仕入、卸売及び小売を行っております。 当社グループ(当社及び当社の関係会社)の事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,645字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、「心」と「食」と「飲」を通じて地域社会に「出会い」「語らい」「憩い」と「癒し」のサービスを提供し、世界中のお客様からありがとうといわれる企業になることを企業理念としております。 お客様に満足してお帰りいただき、また来たいと思っていただけるよう、継続してQSCA(*)の向上に取り組むことで、企業価値の拡大と業績の向上に努め、お客様、株主様、お取引先様、FCオーナー様、従業員、全てのステークホルダーから信頼をいただける企業になることを目標として経営しております。 * Quality(品質)、Service(サービス)、Cleanliness(清潔さ)、Atmosphere(雰囲気) (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループが属する外食業界は、国内人口の減少や少子高齢化とともに、人手不足、各種コスト高、他業種を含めた企業間競争の激化など厳しい状況が続いております。また、お客様の選択の眼はますます厳しくなり、安全・安心に対するニーズも高いレベルが求められております。このような環境のなか、当社グループは、目の前のお客様を大切にし、お客様からありがとうをいただくため、「食」と「飲」を中心とした「総合サービス産業」を目指してまいります。具体的には、価値あるものをお客様に提供するため、鮮度にこだわる食の六次産業企業として、一次産業(生産)・二次産業(加工)・三次産業(店舗販売)までを一貫して自社展開する六次産業化への取り組みが重要と考えております。一次産業(生産)では、安全・安心な独自素材の調達、二次産業(加工)では、バックキッチン及び店舗で鮮度と品質を追求、三次産業(店舗販売)では、地域密着の店舗運営で「新しい価値」の創造と提供に取り組んでまいります。 また、世界中のお客様からありがとうをいただくためQSCAの更なる向上に努め、当社グループの店舗がお客様から選ばれる店舗として持続的成長を続け、安全・安心と楽しさを提供することでお客様を元気にしてまいります。さらに、環境と社会に貢献するとともに、従業員が心身ともに安心して働くことができる環境をつくり、働き甲斐のある企業を目指してまいります。 当社グループの足元の取組みとしては、スローガンとして「変える勇気、変わる覚悟。全員で創る地域一番店」を掲げ、①店舗収益向上戦略、②専門業態の拡大と新規出店・業態転換、③多様な人財の活躍に注力してまいります。①店舗収益向上戦略では、1)価値戦略と価格戦略の両輪で売上・客数を増加する、2)ご来店につながる全社的なフェア・イベントの展開による既存店のブラッシュアップ、3)DX活用により業務・シフトを効率化し、QSCA向上と接近接客により地域一番店を勝ち取る、4)インバウンド・宴会・修学旅行等団体のお客様のご要望に寄り添った取組み、5)六次産業化の深耕と豊洲市場買参権の活用によるトータルコストの圧縮などを行ってまいります。②専門業態の拡大と新規出店・業態転換では、1)圧倒的な「鮮度とボリューム」にこだわる成長ドライバー「さかな酒場 魚星」業態の拡大、2)食事を中心とし、お酒も楽しめる店舗の推進、3)「選別志向」に対応した高付加価値業態「北海道 知夢仁」「火入れ みつ囲」の展開、4)店外需要のテイクアウト・デリバリー向け商品・メニュー開発の加速などを行ってまいります。③多様な人財の活躍では、1)外国籍社員・キャリア社員の採用と入社後研修制度の充実、2)女性管理職育成に向けた個別面談と目標設定、3)階層別教育の充実とフィードバック面談の強化、4)男女とも育児休暇制度取得100%の継続などを行ってまいります。 (3) 目標とする経営指標 当社グループにおきましては、今後も持続的な成長と、企業価値の更なる向上を目指しております。当連結会計年度は、売上高は前連結会計年度を上回ったものの、各種コスト増加を吸収することができず、営業利益は前年同期比46.8%減少となりました。居酒屋業界は今後も厳しい状況が続くことが想定され、当面はコロナ禍で悪化した純資産額を改善し、人件費や物価の上昇が続くなかにおいても安定的に利益計上できる体制を構築することが最優先であると認識しております。そのうえで、目標とする各種指標について策定してまいります。 (4) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当連結会計年度は、雇用・所得環境の改善等により、景気は緩やかな回復傾向を示しておりますが、消費者の「節約志向」が反転したと言えるまでには至っておりません。また、米国の関税措置、中東情勢の緊迫化、人件費、原材料価格等の継続的上昇により、依然として事業環境は厳しい状況が続いております。当社グループといたしましては、どのような環境にあっても、「価値」と「価格」の両面からお客様に満足いただける商品を開発・提供し、サービスレベルのアップと従業員満足度/エンゲージメント向上への取り組みを絶え間なく続けていくことが重要であると考えております。 具体的に対処すべき課題といたしましては、以下の点を重視して行動してまいります。 ①安心してご来店いただける居心地のよい店作り 当社におきましては、お客様の「安全・安心」を確保するため、仕入・配送・物流・加工・調理段階・飲食スペースでの品質・温度・衛生管理の徹底と維持に努めております。また、DXの活用により、シフト・ご予約の可視化と効率化を実現し、人ならではの接客サービスをご提供し、お客様により楽しいひと時を過ごしていただけるよう、「居心地」「雰囲気」の向上に注力し、設備造作の改修・修繕・メンテナンスに取り組んでまいります。 ②人財教育・公平な評価制度の更なる強化と従業員エンゲージメントの向上 「地域一番店」の実現には、人財教育・評価制度の強化と従業員エンゲージメントの向上が鍵を握ると認識しております。教育面では、「対話型マネジメント」への転換を促すリーダーシップ教育の導入により、組織のリーダーシップ強化と部下の主体的な成長を促す環境作りを推進しております。また、多様な人財の確保・戦力化に向けて、外国籍スタッフへの教育訓練体制の整備にも注力してまいりました。従業員エンゲージメント面では、課題抽出と解決のサイクルを迅速化させるとともに、組織目標と個人の役割を連動させる新たな評価フレームの定着を図っております。メンタルヘルス面では、産業医による指導とカウンセリング体制を強化しており、当社は5年連続して「健康経営優良法人」に認定されました。今後も全ての従業員が安心して能力を発揮し、長く働ける職場環境の構築に努めてまいります。 (注)人財=人材(当社グループでは、従業員は当社の運営を担う上で重要な存在であると考え、「材」ではなく「財」の字を用いて「人財」と表記しております。) ③既存店のブラッシュアップ、新業態開発を強化し、ご来店につなげる戦略の構築 当社グループは、地域やお客様の生活スタイル、外食ニーズやシーンにマッチした店舗展開を実現するため、既存店のブラッシュアップ、新業態開発を継続しております。特に「食事需要」を強化しております。昼夜を問わず、お酒を召し上がらないお客様にもご利用いただけるように、店舗ごとに営業時間・定食メニューを取り揃えています。また、当社の店舗を選んでご来店いただくために、コーポレートサイト等ホームページ、各種SNS、動画サイト、TV・雑誌等のメディアを適切に選択・ミックスしてインバウンドを含めたお客様に確実に認知いただけるよう、日々取り組んでおります。「食と飲を中心とした総合サービス」を提供できる企業を目指してまいります。 ④サステナビリティ活動の推進 持続可能な社会を支える一員として、経済的価値追求と社会的課題解決の両立を経営戦略の根幹と位置付け、全てのステークホルダーに多面的な貢献ができるよう、サステナビリティ活動を推進しております。SDGsにおける当社の重点推進項目を「2飢餓」「4教育」「8成長・雇用」「12生産・消費」「14海洋資源」と定めて取り組みを強化しております。特に、「育てる漁業」に注力し、「陸上完全養殖サーモン」を全国的に導入し、安全かつ安定供給を実現しております。これは、海洋資源の保護と生態系の維持にもつながっています。 ⑤M&Aについて 当社グループは、企業価値の向上のため、売上及び利益の拡大に寄与し、新規事業や店舗網の拡大が見込める可能性があると判断された事業譲渡や企業買収案件についてアライアンスを含めた検討を進め、協働領域、競合領域を意識した事業展開を推進してまいります。
事業等のリスク7,126字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業活動に関連するリスク ①食の安全性、食材・資材・消耗品の調達について 食材につきましては、「安全」「安心」をお客様に提供するために、厳しい基準で管理体制を維持しておりますが、当社グループ使用の食材において、安全性が疑われる問題等が生じた場合や、当社グループの営業店舗等で安全性が疑われるような事象が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、天候不順、自然災害、感染症の発生、取引先の倒産、為替・原油価格の変動、世界情勢、その他の事象により、食材・資材・消耗品の安定的確保が困難になったり、原材料価格の高騰が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②人財の確保及び育成について 当社グループは、今後も業績拡大に向けて、優秀な人財の確保が不可欠であり、全国主要都市への展開に伴う知名度の向上等により、採用体制を継続して整えております。また、確保した人財を育成し十分なレベルアップを図るための教育体制に特に注力し整備を続けております。しかしながら、人財採用環境の変化等により必要な人財が集まらない場合や、採用した人財の教育が一定レベルに到達せず店舗を管理できる人財が十分確保できない場合には、当社グループの出店計画、店舗運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③経済状況について 当社グループは、日本国内においてのみ店舗展開しているため、日本国内の景気の変動や、政府の経済政策の影響により、当社グループの事業が影響を受ける可能性があります。特に、近年の物価高騰に賃金の上昇が伴わないことによる個人消費の低迷や、原材料価格・人件費・水道光熱費・建築費等の上昇は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④加盟店について 1)フランチャイズ債権管理について 当社グループでは、FCオーナーに対する債権管理について、FC管理規程に基づき個別管理することにより、不良債権の新規発生を極力抑えておりますが、FC店舗又はFCオーナーの突発的な事故やその他の事象によりFC店舗又はFCオーナーが当社に支払を行うことができなくなり、当社に支払うべきロイヤリティや食材の仕入代金等の債権が回収できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 2)フランチャイズ店の店舗展開について 当社グループでは、直営店による店舗展開のほか、フランチャイズ店による店舗展開をしております。居酒屋業界の市場縮小やフランチャイズ店の業績悪化等により、フランチャイズ店舗数が急激に減少した場合、ロイヤリティ収入や食材売上等が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤展開している業態について 当社グループは、「はなの舞」「さかなや道場」をはじめとする居酒屋を主力として展開してまいりましたが、今後は、居酒屋業態をお客様の嗜好・ニーズに合わせてブラッシュアップしていくとともに、「食事需要」「家族利用」に適応する業態や専門業態の開発及び展開への取り組みを強化してまいります。しかしながら、これらの当社グループの対応が遅れた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥市場環境の変化について 当社グループは、他業種を含めた企業や個人運営の飲食店、さらに中食市場における企業とも競合する状況にあります。また、お客様の選別志向は厳しくなり、より満足度が高く、価値を見出せるお食事の機会を求める傾向にあります。当社グループがこれらの競合他社に対して優位に立てなかったり、お客様の嗜好を適時・正確に把握し対応できない場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦訴訟及び法的規制等について 当社グループは、居酒屋事業を中心に事業の運営をしておりますが、その事業(フランチャイズを含む)運営にかかわる訴訟及び法令・規制等の法的手続きに服するリスクにさらされております。本書提出日現在、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりませんが、業績に大きな影響を及ぼす訴訟や社会的影響の大きな訴訟等が発生した場合には、その内容や結果等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループでは、総務部を中心に法令・規制等遵守の体制を整えているとともに、顧問弁護士等への確認を常に行っておりますが、重大なコンプライアンス上の問題が発生した場合や、改正等により現行の体制で関連する法令・規制等を遵守できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループにかかわる法令・規制等のうち特に影響が大きいと考えられるものは以下のとおりであります。 1)食品衛生法 当社グループでは、飲食事業の衛生管理の重要性に鑑み、仕入食材については物流センターにおける品質管理の徹底を図っているほか、配送においても温度管理等、品質維持を徹底しております。また、各店舗におきましても衛生面での定期的なチェックと改善指導等を実施し社内の決まりに沿った衛生管理を徹底しておりますが、食中毒に関する事故が発生した場合や食品衛生法の規定に抵触するような事象が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 2)風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 深夜12時以降も営業する店舗につきましては、深夜営業について「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(以下「風営法」)により規制を受けており、各店舗への周知徹底により厳重に取り組んでおりますが、法令違反等が発生した場合には、一定期間の営業停止等が命ぜられ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 3)出入国管理及び難民認定法 当社グループの従業員(社員、パート・アルバイト)のうち、約7.0%(2026年3月現在)が外国籍人財となっております。外国人の労働に関しては、出入国管理及び難民認定法により規制されており遵守しておりますが、法令や規制内容の変更が発生した場合には、一時的に人財不足により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 4)食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律 当社グループは、「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」(以下「食品リサイクル法」)による規制を受けております。「食品リサイクル法」により、食品関連事業者は食品廃棄物の発生の抑制、減量化、再利用に取り組むことを義務づけられております。このため、設備投資等の新たな費用発生により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 5)商品表示について 当社グループは、メニュー表記上の産地の表示や、店舗に供給する食材の原材料名や重量等については、十分なチェックを行った上で表示しておりますが、万が一その内容に重大な誤り等が発生した場合には、信用の低下等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 6)改正健康増進法について 2020年4月1日より改正健康増進法が施行されました。当社グループでは、全面禁煙・喫煙ブースの設置等を進めており、これらの対応は非喫煙者のお客様が安心してお食事ができ、また店舗で働く従業員の健康のためにも重要であります。しかしながら、当社グループが主として展開する居酒屋業態におきましては、お客様の喫煙率が高く、一部の小規模飲食店等が規制の対象外となっていることから、愛煙家のお客様が当社グループの店舗から規制対象外の店舗へシフトすること等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑧店舗の運営について 当社グループの各店舗の運営は、当社グループが定めた店舗運営細則に則り運営されているとともに、店舗の責任者は当社グループの所定の教育を受けており、管理体制を整えておりますが、事故や不測の事態が発生した場合等には、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨M&Aについて 当社グループは、事業拡大を図る一つの手段として、M&A戦略を推進してまいります。M&Aを行うに際しては、対象企業の財務・法務・事業等について事前にデューデリジェンスを行い、十分にリスクを吟味し、可能な限りリスクの低減に努めることが必要と考えております。しかしながら、買収後に事前の調査で把握することができなかった偶発債務が発生する等の問題が生じた場合や事業の展開が計画通りに進まない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩敷金・保証金の回収について 当社グループは、賃借による出店形態を基本としております。店舗の賃借に際しては家主へ敷金・保証金を差し入れており、当連結会計年度末におきましては3,174百万円となっております。契約に際しては、物件所有者の信用状況の確認等を行い十分検討しておりますが、閉店等が発生した際に、物件所有者の財政状態によっては回収不能となる可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪店舗の固定資産及びのれんの減損について 当社グループは、直営店舗を中心に内装設備、厨房機器、工具器具備品類を保有しております。店舗における営業活動から生じる損益が著しく低下した場合、減損損失が計上され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループでは、MBO(マネジメント・バイアウト)及び組織再編に伴い、のれんが計上されております。当該のれんにつきまして、評価額が帳簿価額より著しく下落した場合には、減損損失が計上され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) その他のリスク ①自然災害について 当社グループでは、店舗が集中している関東地方や主要な都市部で大規模な地震や台風等による自然災害が発生した場合、来客数の減少や正常な事業活動が困難となる恐れがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループでは、各地の漁港から魚介類の調達を行っております。したがって当該地域で大型の自然災害が発生した場合、魚介類の調達が困難になり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②新種の感染症の流行について 当社グループは、全国で居酒屋等の店舗展開をしておりますが、新種の感染症が発生し大流行した場合、国内外のサプライチェーンの混乱、外出自粛要請や行動制限等により、店舗の休業や来客数、利用者数の減少等が発生する可能性があります。その結果、売上高が減少し、収益性が悪化するとともに、固定資産やのれんの減損損失等が計上され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③労務管理について 当社グループの従業員のうち、約70.7%(2026年3月度のパート・アルバイトの労働時間を月間173時間で1名としたときの正社員との人数比率)をパート・アルバイトが占めております。従いまして、社会保険、労働条件等諸制度に変更がある場合には、当社グループの人件費が増加し、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、その他の従業員の処遇等につきましても、従業員に関連する労働基準法等の法令や諸制度の変更があった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④個人情報保護について 当社グループは、従業員の情報、お客様から頂くサポーターカード(QRコードから入力するお客様へのアンケート等)に記載されているお客様の情報、店舗にお越しいただいたお客様の情報等、多数の個人情報を保有しております。各情報端末機器には、パスワード等のセキュリティ機能を付し、また、書類等につきましては厳重な管理を行っており、他への流出がない体制を十分に整えるとともに、マイナンバー制度への対応につきましても、十分な管理体制の構築と対策を講じております。しかしながら、他に情報が流出するような事故が発生した場合には、信用の失墜等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ブランドイメージについて 当社グループは、「はなの舞」「さかなや道場」を主力業態として、直営店舗又はFC店舗により店舗展開を行っております。店舗運営を行っていくうえで、トラブルや不祥事、重大な事故や労務問題等によりチェーン全体のブランドイメージが損なわれ、信頼性が低下した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥システム障害について 店舗の売上管理、食材の受発注、勤怠管理等の店舗システムの運営管理は、専門の外部業者を利用するとともに、バックアップ体制を十分に構築しておりますが、災害や機械の故障、ウイルスの侵入等不測の事態によりシステム障害が発生した場合には、当社グループの運営に支障をきたすことにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦インターネット等による風評被害について ソーシャルメディアの普及に伴い、インターネット上の書き込みや、それを要因とするマスコミ報道等による風評被害が発生・拡散した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧人権問題、環境問題、気候変動について 当社グループにおいて人権侵害行為や環境破壊行為が行われたり、当社グループの取引先やサプライチェーンにおける人権侵害行為や環境破壊行為が発覚した場合には、当社グループに対するお客様及び取引先からの信頼低下などにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、気候変動による台風や大雨、平均気温の上昇などにより、店舗の休業、食材の品質低下や価格の上昇が発生した場合や、当社グループの気候変動対応が、環境に配慮されていないとみなされ、当社グループのブランドイメージ及び社会的信用が低下した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 親会社(株式会社やまや)との関係について 当社の親会社である株式会社やまやは、2026年3月31日現在、発行済株式総数(自己株式を除く)の50.53%を所有する筆頭株主であります。 株式会社やまや及びその関係会社(以下やまやグループ)において、株式会社つぼ八が当社と同じ飲食事業を営んでおります。当社の営業活動におけるやまやグループとの取引関係につきましては、株式会社やまや、やまや商流株式会社及び大和蔵酒造株式会社とは、主として酒類等の商品の仕入、機器管理・保守委託であり、株式会社やまや、やまや関西株式会社より店舗物件の賃借が各1店舗ずつあります。また、株式会社つぼ八とは、主として食材の供給、つぼ八酒類販売株式会社とは、酒類等の商品の仕入などがあります。第18期のやまやグループとの取引総額は、686百万円であります。取引内容の決定に関しましては、他の取引先と価格や条件等を比較することにより総合的に判断して決定しており、他の取引先の決定方法と同様の方法により行われております。さらに、やまやグループとの取引につきましては、年間の取引上限額は取締役会の承認を得て決定され、その取引の進捗状況につきましては、四半期ごとに取締役会に報告され管理されております。 人的関係としまして、有価証券報告書提出日(2026年6月22日)現在、取締役4名及び監査役1名が選任されております。なお、2026年6月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役12名選任の件」を上程しており、当該議案が承認可決されると、株式会社やまやからの取締役は4名、監査役は1名となります。取締役には、上場会社の役員等としての経験を活かし、客観的に当社の企業運営に対する意見を頂戴するとともに、当社グループがよりよい方向へ進むための提案を頂戴したいと考えております。また監査役には、当社グループにおいてコーポレートガバナンスが正しく機能し、取締役がその業務を全うしているかを、監査役の立場から、過去の経験を十分に活かして意見を頂戴したく考えております。 以上より、当社グループの経営方針、事業展開等の重要事項の決定において、独立性は保たれていると認識しておりますが、今後、親会社の当社株式保有比率に大きな変動があった場合、やまやグループの事業戦略の変更等が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,981字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、地政学的リスクが高まり、国際情勢が緊迫するなかで資源価格の高騰や為替相場の変動、物価上昇の継続や少子高齢化に起因した労働力の不足など、国内経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 外食業界におきましては、インバウンド需要の増加などにより需要自体は回復基調が続いていますが、採算面では、原材料費、光熱費、人件費、建築費などの上昇により、事業を取り巻く環境は厳しい状況が続いております。とりわけ当社グループが主として展開する居酒屋業態は、継続的な物価上昇がお客様の節約志向・選別志向に与える影響は大きく、選ばれる店舗となることが喫緊の課題となっております。 このような状況のなか、当社グループは「お客様からありがとうと言われる企業になろう」という企業理念のもと、当社グループの店舗がお客様から選ばれる店舗となり、安全・安心と楽しさを提供することでお客様に元気になっていただけるよう取り組んでまいりました。そのために、従業員エンゲージメントの向上に努めるとともに、多様な人財(*1)の確保のため、外国籍人財の採用と教育訓練にも注力してまいりました。 飲食事業では、お客様に季節を体感していただくため、「春の鰹まつり」、「夏の元気祭りフェア」の開催や、秋の味覚を堪能できる「秋のプレミアムコース」をご用意いたしました。冬には「あったか旨鍋フェア」を開催し、忘年会におきましても鍋が主役として各種鍋をご用意してまいりました。また、料理家の栗原心平氏とのスペシャルコラボメニューとして、旬の食材を使用したメニューもご用意し、1年を通し、心と食と飲を通じて、ご来店いただいたお客様に楽しい時間と空間をご提供することに努めてまいりました。お客様の節約志向への対応としては、手羽先を1本77円(税抜)、チューリップ(骨付き鶏唐揚げ)を1本99円(税抜)で召し上がっていただき、大変ご好評をいただきました。 集客につきましては、忘年会などのご宴会予約は順調に推移しましたが、お客様の節約志向・選別志向の高まりの影響などを受け、フリーのお客様のご来店数は伸び悩む状況が続き、物価上昇により既存店の客単価は上昇しているものの客数は前年割れとなっております。 店舗開発としましては、建設コスト上昇などを踏まえ新規出店を慎重に検討した結果、当初計画を下回り、飲食事業で直営店10店舗、FC店1店舗、子会社2店舗を出店いたしました。また、お客様に居心地の良い空間を提供するため、店舗のブラッシュアップ(改装、業態転換、修繕等)をすすめてまいりました。 コントラクト事業(*2)におきましては、引き続き、店舗数の拡大に努め、直営店1店舗を出店いたしました。 これらにより、当社の直営店既存店売上高は前年同期比0.5%減となり、当社グループの当連結会計年度の売上高は26,365百万円(前年同期比0.6%増)となりました。 利益面につきましては、原材料価格の上昇に対して、メニュー粗利ミックス、食材アイテム数の集約、新規の産地開拓により、原価の上昇を最小限に抑制するよう努めましたが、出店・改装関連費用、人件費や各種経費の上昇などのコスト増加を吸収することはできず、営業利益は491百万円(前年同期比46.8%減)、経常利益は537百万円(前年同期比49.1%減)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は504百万円(前年同期比53.1%減)となりました。 *1 当社グループでは、「人材」ではなく、「人財」と表記しております。 *2 防衛省、法務省所管の厚生施設内における飲食店の運営等 当連結会計年度の店舗数につきましては、以下のとおりであります。 前期末   新規出店   閉店   FC 転換数   直営 転換数   当期末 直営店   209   10   △18   △1   2   202 コントラクト店   95   1   △6   -   -   90 全直営店計   304   11   △24   △1   2   292 FC店   144   1   △4   1   △2   140 当社合計   448   12   △28   -   -   432 (連結子会社) (株)紅フーズ コーポレーション   19   1   △1   -   -   19 めっちゃ魚が 好き(株)   8   1   -   -   -   9 当社グループ合計   475   14   △29   -   -   460 財政状態につきましては、当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて851百万円減少し、15,874百万円となりました。流動資産、固定資産それぞれの状況は次のとおりです。 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,131百万円減少し、7,096百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が1,226百万円減少したこと等によります。 (固定資産) 当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて280百万円増加し、8,778百万円となりました。この主な要因は、無形固定資産が374百万円減少した一方で、有形固定資産が534百万円、繰延税金資産が114百万円増加したこと等によります。 負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,185百万円減少し、9,470百万円となりました。流動負債、固定負債それぞれの状況は次のとおりです。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて123百万円増加し、6,355百万円となりました。この主な要因は、有利子負債が199百万円増加したこと等によります。 (固定負債) 当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて1,308百万円減少し、3,115百万円となりました。この主な要因は、有利子負債が1,311百万円減少したこと等によります。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べて334百万円増加し、6,404百万円となりました。この主な要因は、配当金の支払いが192百万円あった一方で、親会社株主に帰属する当期純利益を504百万円計上したこと等によります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます)は、営業活動により1,365百万円増加、投資活動により1,286百万円減少、財務活動により1,305百万円減少した結果、前連結会計年度末より1,226百万円減少し、5,401百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動の結果増加した資金は、1,365百万円となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益417百万円、減価償却費341百万円、減損損失203百万円、のれん償却額463百万円があったこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動の結果減少した資金は、1,286百万円となりました。主な内訳は、固定資産の取得による支出が1,210百万円あったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動の結果減少した資金は、1,305百万円となりました。主な内訳は、短期借入金の減少が800百万円、長期借入金の返済による支出が310百万円、配当金の支払額が192百万円あったこと等によるものです。 キャッシュ・フロー関連指標の推移は以下のとおりであります。 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   23.4   28.3   36.3   40.3 時価ベースの自己資本比率(%)   125.5   148.8   139.8   145.5 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   9.0   2.6   7.8   3.6 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   11.3   45.6   12.2   17.5 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い ③ 仕入及び販売の状況 a. 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 仕入高(千円)   前年同期比(%) 飲食事業   7,719,730   100.7 コントラクト事業   515,247   90.0 合計   8,234,977   99.9 b. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 飲食事業   24,707,617   101.1 コントラクト事業   1,657,570   93.2 合計   26,365,188   100.6 飲食事業を主要な部門ごとに分けると以下のとおりになります。 飲食事業   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 直営店部門   21,117,909   101.8 食材等販売部門   2,714,662   98.7 その他   875,046   91.9 合計   24,707,617   101.1 (注)  その他の主な内容としては、ロイヤリティ収入、設備貸与収入等があります。 飲食事業におけるフランチャイズ店の店舗における売上は以下のとおりであります。 当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) フランチャイズ店舗の売上   11,787,753   99.1 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績は、経済情勢、お客様の嗜好・行動パターンの変化、自然災害、天候不順、他業種を含む企業間競争、原材料価格・人件費・家賃・水道光熱費の上昇、出店計画などにより影響を受けます。当社グループが今後も持続的な成長を実現していくためには、これらの要因に適時適切に対応することが重要であると認識しております。また、サービス産業の中心は人であり、人財採用と教育訓練体制の強化によってサービスレベルを向上し、お客様からありがとうをいただき続けることが、売上高及び利益の増加につながっていくものと考えております。 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高につきまして、直営店売上高は1.2%増加して22,775百万円となり、売上高合計は0.6%増加して26,365百万円となりました。売上総利益につきましては、0.5%増加して18,105百万円となりました。販売費及び一般管理費につきましては、人件費や各種コストが増加し、営業利益は46.8%減少して491百万円となりました。また、経常利益につきましては、537百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、減損損失203百万円の計上がありましたが、繰延税金資産の回収可能性の見直し等により法人税等調整額△133百万円を計上した結果、504百万円となりました。なお、出退店舗数につきましては、当社グループ合計で14店舗の新規出店をした一方、当社において直営店24店舗を閉店し、FC店及び連結子会社を含めた閉店店舗数は29店舗となりました。 資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べて851百万円減少し、15,874百万円となりました。また、負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べて1,185百万円減少し、9,470百万円となりました。当社グループの資産のうち、主なものは、現金及び預金5,401百万円、有形固定資産2,050百万円、のれん1,765百万円、差入保証金3,174百万円となっております。また、負債のうち、主なものは、短期借入金2,300百万円、買掛金989百万円、未払金935百万円、長期借入金(一年内含む)2,599百万円、資産除去債務(長短含む)759百万円、預り保証金803百万円となっております。当連結会計年度末の資産が減少している主な要因は、現金及び預金、のれんが減少していることによります。また、負債の金額が減少している主な要因は、長短借入金が減少していることによります。純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて334百万円増加し、6,404百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益を504百万円計上したこと、配当金の支払いが192百万円あったこと等によります。 当連結会計年度においては、売上高は微増したもののコスト増を吸収するまでには至らず、営業利益は前連結会計年度比46.8%減少の491百万円となりました。居酒屋業界は、今後も厳しい状況が続くことが想定されますが、引き続き、安定的な営業利益、当期純利益の計上に努めるとともに、コロナ禍で著しく影響を受けた純資産額の改善が最優先であると認識しております。そのうえで、目標とする各種指標について策定してまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 運転資金需要のうち主なものは、原材料等の仕入資金のほか、人件費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。固定資金需要のうち主なものは、新規出店店舗への設備投資及び既存店の業態転換・改装等、差入保証金の差入れ、配当金の支払い等であります。当社グループは、原則として、営業活動によるキャッシュ・フローを財源としますが、多額の資金需要に対応する場合等は、円滑な事業活動に必要なレベルの流動性の確保及び財務の健全性・安定性を維持するため、銀行等から借入等を行う方針です。 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フロー1,365百万円、投資活動によるキャッシュ・フロー△1,286百万円、財務活動によるキャッシュ・フロー△1,305百万円となり、現金及び現金同等物の期末残高は、5,401百万円となりました。 当連結会計年度末時点の借入金残高は、短期借入金2,300百万円、長期借入金(一年内含む)2,599百万円であり、コロナ禍の資金繰り悪化に対応して調達した借入金であります。当連結会計年度においては、有利子負債の削減と長短借入金比率の見直しを目的として、借入金1,110百万円(長短含む)を返済いたしました。これにより、前連結会計年度末と比べて、短期借入金は800百万円減少し、長期借入金(一年内含む)は310百万円減少しました。また、配当につきましては、年間配当金を1株当たり10円00銭(中間配当5円00銭、期末配当5円00銭)としております。今後につきましては、業績、経済情勢等を踏まえ、さらなる長短借入金比率の見直しを含む借入金の返済、安定的な配当金、新たな成長に向けた新規出店・改装等への投資を行っていく予定としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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