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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

NEW ART HOLDINGS

NEW ART HOLDINGS Co., Ltd.7638 · Standard · 小売業

ジュエリー・食品・エステ・リゾートと多角化するホールディングス。中核は銀座ダイヤモンドシライシ等のブライダルジュエリー。

概要

NEW ART HOLDINGSは、銀座ダイヤモンドシライシやエクセルコ ダイヤモンドなどのブランドでブライダルジュエリーを主力とする持株会社である。2026年3月期の連結売上高は320億円、従業員981人。ジュエリー・アート・オークション事業が売上の約7割を占める一方、食品、エステティックサロン、リゾート開発など多角化を進め、23の連結子会社を擁する。

ジュエリー事業を中核とする4つのセグメント

当社グループは、ジュエリー・アート・オークション事業、食品事業、ヘルス&ビューティー事業、リゾート開発事業の4セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、ジュエリー・アート・オークションが230億69百万円と全体の72%を占め、食品事業が71億64百万円、ヘルス&ビューティー事業とリゾート開発事業が続く。持株会社体制のもと、子会社23社(非連結2社)が各事業を担う。ジュエリー事業では株式会社NEW ARTが店舗運営を、株式会社NEW ART貴金属総合研究所が調達・製造を手がける。食品事業はNew Art Wah Full Limitedなど香港を中心に7社、ヘルス&ビューティー事業は株式会社ニューアート・ヘルス&ビューティーがサロン「ラ・パルレ」を運営する。リゾート開発事業は有限会社軽井沢エレガンスカンパニーがホテル・結婚式場を、株式会社ニューアート・リゾートが高級レジデンスを開発する。

320億円に成長した売上高の推移

連結売上高は2013年3月期の86億円から2026年3月期には320億17百万円へと拡大した。2016年3月期に128億円と100億円を超え、その後も増加を続け、2023年3月期には215億円、2025年3月期には276億円に達した。2026年3月期の営業利益は49億6百万円(前期比26.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億53百万円(同18.6%増)である。利益面では、2013年、2014年は純損失を計上したが、2015年3月期に黒字転換し、以降は安定的に純利益を確保している。2026年3月期の経常利益は48億40百万円。グループ全体の収益成長は、基幹のジュエリー事業の堅調な販売に加え、食品事業の拡大や不採算事業の改善によるとされる。

国内40拠点超と海外4極の店舗網

ジュエリー事業の国内店舗は、銀座本店、大阪本店、名古屋本店をはじめ、札幌、仙台、東京(新宿、立川、池袋など)、横浜、静岡、浜松、名古屋、京都、神戸、岡山、広島、高松、松山、福岡、北九州、熊本など40拠点以上を展開する。海外では、香港にNEW ART DIAMONDS (SINGAPORE) PTE. LTD.および現地法人、台湾に台湾白石鑽石股份有限公司、シンガポールに同社の拠点を持つ。2025年12月に香港・沙田に新店舗、2026年2月にシンガポール髙島屋店を開業した。米国市場への進出も視野に入れ、主要都市での店舗展開を検討中である。リゾート開発事業では、軽井沢にホテル・結婚式場を有し、2027年5月竣工予定の高級レジデンス「Sampen House of Art」の開発を進めている。

業界の中での役割はブライダルジュエリーメーカー兼総合サービス事業持株会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
320億円
営業利益
49億円
営業利益率
15.3%
純利益
24億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ジュエリー・アート・オークション事業231億円72.0%58億円25.1%
食品事業72億円22.4%1億円1.4%
ヘルス&ビューティー事業14億円4.4%-2億円-14.3%
リゾート開発事業3億円0.9%-1億円-33.3%
その他事業1億円0.3%-1億円-100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ジュエリー・アート・オークション主力

「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」の運営によるブライダルジュエリーの製造・販売と、ダイヤモンド・ルースの仕入・卸し、美術品販売、アートオークションの企画・運営を行う。ジュエリー関連では海外子会社を通じ香港・シンガポール・台湾にも展開する。

主な製品・サービス2
ブライダルジュエリー(婚約指輪・結婚指輪)
「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」ブランドで展開する婚約指輪・結婚指輪の製造・販売。
ダイヤモンド・ルース(裸石)
仕入れた裸石を小売や卸として販売。

02食品準主力

加工冷凍肉・加工冷蔵肉、魚介類製品の販売。主に香港を中心としたアジア市場で食品の卸売・販売を行う。

主な製品・サービス2
加工冷凍肉・加工冷蔵肉
食肉を加工し冷凍・冷蔵した製品。
魚介類製品
魚介類の加工品・販売。

03ヘルス&ビューティー準主力

エステティックサロン「ラ・パルレ」を運営し、化粧品・健康食品の製造・販売も行う。台湾にも展開する。

主な製品・サービス2
エステティックサロン「ラ・パルレ」
フェイシャルやボディケアなどのエステサービスを提供。
化粧品・健康食品
エステサロンで使用・販売する自社ブランドの化粧品・健康食品。

04リゾート開発副次

ホテル・結婚式場の運営、リゾート開発事業。軽井沢エレガンスカンパニー等で運営。

主な製品・サービス1
ホテル・結婚式場
リゾート地での宿泊や結婚式のサービス。

05その他その他

クレジット事業、ゴルフ用品の製造販売、関連スポーツ用品の開発・製造を行う。

主な製品・サービス1
ゴルフ用品
ゴルフクラブなどゴルフ用品の製造・販売。

製品と技術

銀座ダイヤモンドシライシとエクセルコ ダイヤモンドの二軸

中核製品は婚約指輪と結婚指輪であり、2つのブランドで展開する。銀座ダイヤモンドシライシは、銀座本店と銀座並木通り本店の2店舗体制で銀座エリアにおけるシェア拡大を図り、映画監督・行定勲氏によるショートムービー形式のCMシリーズ(第8作まで公開)でブランド認知を高めている。エクセルコ ダイヤモンドは、後藤久美子氏をブランドアンバサダーに起用し、高級ジュエリー市場での地位を強化する。2026年には「WORLD JEWELRY DESIGN AWARD 2026」を主催し、世界中のデザイナーから作品を公募する。調達面では、UAEドバイに子会社を設立しダイヤモンド原石の自社調達体制を構築中で、子会社NEW ART貴金属総合研究所がグループ全体の製造・加工を担う。

オークションと美術品販売:東西ニューアート

美術品の販売とアートオークションの企画・運営は、子会社株式会社東西ニューアートと株式会社ニューアート・エストウェストオークションズが行う。2026年3月期には、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎による肉筆美人画《雪中美人図 蜀山人賛》が6億21百万円(約404万ドル)で落札されるなど、高額作品の取扱い実績を積む。オークション事業では、国内外の画廊や美術商との連携を強化し、出品者・購入者双方にとって価値あるプラットフォームの形成を目指す。現代アート作品の販売も行い、ギャラリー運営を通じて富裕層・企業向けの販売チャネルを有する。

香港市場向け加工肉販売:食品事業

食品事業は、香港市場を中心に加工冷凍肉・加工冷蔵肉および魚介類製品の販売を手がける。主要子会社はNew Art Wah Full Limitedをはじめとする7社で構成される。2026年3月期のセグメント売上高は71億64百万円(前期比51.3%増)、セグメント利益は1億4百万円(同14.0%増)であった。香港では消費行動が「量」から「質」へと変化しており、同地域の深圳・広州との往来も活発化している。当社は「成功企業パートナー連合」として香港食品事業に参入し、ブライダルジュエリー以外の安定収益源として育成している。製品は主に業務用として現地の飲食店や小売店に供給される。

エステサロンとリゾート開発の多角化

ヘルス&ビューティー事業では、エステティックサロン「ラ・パルレ」を運営し、化粧品および健康食品の製造・販売も行う。子会社株式会社ニューアート・ヘルス&ビューティーが統括し、台湾に現地法人台湾帕蕾拉有限公司を持つ。リゾート開発事業は、有限会社軽井沢エレガンスカンパニーによるホテル・結婚式場の運営と、株式会社ニューアート・リゾートによる高級レジデンス「Sampen House of Art」(2027年5月竣工予定)の開発が柱である。同物件には最先端映像芸術ショールームも整備され、アートと融合した施設として販売を予定している。その他にも、クレジット事業(ニューアート・フィンテック)やゴルフ用品の製造販売(ニューアート・スポーツ)を展開する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

美術品買取・販売で独自地位、成長中

NEW ART HOLDINGSは美術品・骨董品の買取・販売・オークションを手掛ける専門小売企業。同業のまんだらけがサブカルチャー中心なのに対し、高額美術品に特化し、買取強化で在庫回転を高めている。2025/3期営業利益率14.13%と小売業平均を大きく上回る高収益。しかし、トライアルホールディングスなど総合小売と規模が違い、市場での知名度は限定的。

強み

  • 買取→販売の粗利率が高く、営業利益率14%超と小売業トップクラス
  • 美術品評価のノウハウが強み、買取価格競争で優位
  • 自社オークションで販路多様化、高値取引の機会創出
  • 買取在庫は早い回転、長期在庫を抱えにくい仕組み

課題

  • 美術品市場はニッチで成長余地に上限
  • 高額消費は景気変動の影響を受けやすい
  • 一般消費者への認知度低く、集客力に課題

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がNEW ART HOLDINGS

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13199綿半ホールディングス265億円11.6倍
23548バロックジャパンリミテッド257億円68.8倍
3367Aプリモグローバルホールディングス254億円12.3倍
43179シュッピン254億円15.1倍
57554幸楽苑249億円19.7倍
67638NEW ART HOLDINGS244億円10.2倍
73075銚子丸238億円20.4倍
83178チムニー236億円46.7倍
97475アルビス231億円15.8倍
109850グルメ杵屋227億円100.7倍
119990サックスバー ホールディングス226億円11.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

銀座に1号店を開いた1994年の創業

1994年9月、株式会社ダイヤモンドシライシとして東京都中央区銀座に設立された。同年11月、基幹店となる銀座ダイヤモンドシライシ銀座本店を開設し、ブライダルジュエリーの販売を開始した。翌1995年7月には、ダイヤモンドの仕入れ機能を強化するため、イスラエルにIsrael Shiraishi Ltd.を設立した。1998年4月には株式の額面変更のため、形式上の存続会社と合併し、同年7月に株式会社シーマブライダルへ社名変更した。創業期は銀座の一等地に店舗を構え、高品質なダイヤモンドリングの販売に特化することで、ブライダルジュエリー市場での基盤を築いた。

三大都市圏への進出とエクセルコブランドの立ち上げ

1996年6月、銀座ダイヤモンドシライシ大阪本店と名古屋本店を同時に開設し、関西・中部への進出を果たした。1997年8月には、高級ジュエリーブランド「エクセルコ ダイヤモンド」の東京本店を東京都中央区に開設し、ブランドの多様化を図った。1998年5月には福岡本店を開設し、九州エリアに進出。同年7月の社名変更(シーマブライダル)を経て、1998年から1999年にかけて広島本店も開設するなど、全国主要都市への店舗網を急速に拡大した。この時期、エクセルコ ダイヤモンドは東京、神戸、名古屋、札幌、福岡、小倉などに店舗を設け、高級ラインとしての地位を確立した。

株式公開と全国展開の加速(2000〜2001年)

2000年3月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場へのアクセスを獲得した。同年4月から6月にかけて静岡本店、岡山本店、札幌時計台店を開設し、さらに2001年1月にはエクセルコ ダイヤモンド名古屋店、4月には銀座ダイヤモンドシライシ横浜店・立川店、6月には小倉店を開設した。2001年10月には株式会社シーマに再度社名変更。同年11月に第1回シーマワールドジュエリーコンテストを開催し、ブランド認知度向上に努めた。12月には本社を銀座富士ビルに移転し、経営体制を強化した。上場後は集めた資金を元手に、デパート内や駅ビルへの出店を積極的に進めた。

店舗網を30超に拡大し子会社化も進めた2002〜2004年

2002年3月に宇都宮店、9月に千葉店、12月に大宮店を開設し、関東圏の網羅を進めた。2003年は富山、浜松、池袋(東武百貨店)、高松、高崎、熊本、仙台と7店舗を開設し、地方中枢都市へも展開。2004年には札幌、金沢、小倉、新宿、神戸、京都、新潟とさらに7店舗を開設し、店舗数は30を超えた。店舗形態は百貨店インショップが多く、百貨店の集客力を活用した経営戦略をとった。2004年9月には株式譲受けにより株式会社アイウィッシュを完全子会社化し、ブライダル関連サービスの多様化を図った。これにより、ジュエリー販売以外の事業領域への足がかりを築いた。

年表44件を開く

1990年代

  • 1994年9月創業株式会社ダイヤモンドシライシとして東京都中央区銀座二丁目6番3号銀座イセヤビルに設立し、本社業務開始。
  • 1994年11月基幹店である銀座ダイヤモンドシライシ銀座本店を東京都中央区銀座に1号店として開設し、販売開始。
  • 1995年7月創業ダイヤモンド仕入機能充実のため Israel Shiraishi Ltd. を設立。
  • 1996年6月銀座ダイヤモンドシライシ大阪本店を大阪府大阪市に、銀座ダイヤモンドシライシ名古屋本店を愛知県名古屋市に同時に開設し、販売開始。
  • 1997年8月エクセルコ ダイヤモンド東京本店を東京都中央区に開設し、販売開始。
  • 1998年4月M&A株式の額面変更のため、形式上の存続会社 株式会社ダイヤモンドシライシ(東京都中央区銀座二丁目6番16号)と合併。
  • 1998年5月銀座ダイヤモンドシライシ福岡本店を福岡県福岡市に開設し、販売開始。
  • 1998年7月商号変更株式会社シーマブライダルに社名変更。
  • 1999年12月銀座ダイヤモンドシライシ広島本店を広島県広島市に開設し、販売開始。

2000年代

  • 2000年3月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 2000年4月銀座ダイヤモンドシライシ静岡本店を静岡県静岡市に開設し、販売開始。
  • 2000年6月銀座ダイヤモンドシライシ岡山本店を岡山県岡山市に開設し、販売開始。
  • 2000年6月銀座ダイヤモンドシライシ札幌時計台店を北海道札幌市に開設し、販売開始。
  • 2000年8月エクセルコ ダイヤモンド神戸店を兵庫県神戸市に開設し、販売開始。
  • 2001年1月エクセルコ ダイヤモンド名古屋店を愛知県名古屋市に開設し、販売開始。
  • 2001年4月銀座ダイヤモンドシライシ横浜店を神奈川県横浜市、横浜岡田屋モアーズ4Fに開設し、販売開始。
  • 2001年4月銀座ダイヤモンドシライシ立川店を東京都立川市、立川グランデュオ8Fに開設し、販売開始。
  • 2001年6月銀座ダイヤモンドシライシ小倉店を福岡県北九州市リーガロイヤルホテル内に開設し、販売開始。
  • 2001年6月エクセルコ ダイヤモンド横浜店を神奈川県横浜市に開設し、販売開始。
  • 2001年10月商号変更㈱シーマブライダルを改め㈱シーマに社名変更。
  • 2001年11月第1回シーマワールドジュエリーコンテストを開催。
  • 2001年12月本社を中央区銀座、銀座富士ビルに移転。
  • 2002年3月銀座ダイヤモンドシライシ宇都宮店を栃木県宇都宮市東武宇都宮百貨店7Fに開設し、販売開始。
  • 2002年9月銀座ダイヤモンドシライシ千葉店を千葉県千葉市に開設し、販売開始。
  • 2002年12月銀座ダイヤモンドシライシ大宮店を埼玉県さいたま市に開設し、販売開始。
  • 2003年3月銀座ダイヤモンドシライシ富山店を富山県富山市に開設し、販売開始。
  • 2003年7月エクセルコ ダイヤモンド大阪本店を大阪府大阪市に開設し、販売開始。
  • 2003年7月銀座ダイヤモンドシライシ浜松本店を静岡県浜松市に開設し、販売開始。
  • 2003年8月銀座ダイヤモンドシライシ東武百貨店池袋店を東京都豊島区東武百貨店池袋店4Fに開設し、販売開始。
  • 2003年9月銀座ダイヤモンドシライシ高松本店を香川県高松市に開設し、販売開始。
  • 2003年10月銀座ダイヤモンドシライシ高崎本店を群馬県高崎市に開設し、販売開始。
  • 2003年11月銀座ダイヤモンドシライシ熊本本店を熊本県熊本市に開設し、販売開始。
  • 2003年12月銀座ダイヤモンドシライシ仙台本店を宮城県仙台市に開設し、販売開始。
  • 2004年2月エクセルコ ダイヤモンド札幌店を北海道札幌市に開設し、販売開始。
  • 2004年2月銀座ダイヤモンドシライシ金沢本店を石川県金沢市に開設し、販売開始。
  • 2004年2月エクセルコ ダイヤモンド小倉店を福岡県北九州市セントシティ北九州I'm専門店街8Fに開設し、販売開始。
  • 2004年3月銀座ダイヤモンドシライシ名古屋ユニモール店を愛知県名古屋市ユニモール地下街に開設し、販売開始。
  • 2004年3月銀座ダイヤモンドシライシ松山本店を愛媛県松山市に開設し、販売開始。
  • 2004年7月エクセルコ ダイヤモンド福岡本店を福岡県福岡市に開設し、販売開始。
  • 2004年7月銀座ダイヤモンドシライシ新宿本店を東京都新宿区に開設し、販売開始。
  • 2004年7月銀座ダイヤモンドシライシ神戸本店を兵庫県神戸市に開設し、販売開始。
  • 2004年7月銀座ダイヤモンドシライシ京都本店を京都府京都市に開設し、販売開始。
  • 2004年8月銀座ダイヤモンドシライシ新潟本店を新潟県新潟市に開設し、販売開始。
  • 2004年9月M&A株式譲受けにより株式会社アイウィッシュを完全子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ブライダルジュエリーのシェア拡大

    主力ブランド「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」の浸透と価値向上を図り、集客・商品・接客品質の向上により市場シェア拡大を目指す。また香港食品事業など新分野への進出も進め、複数事業で安定した収益体制を構築する。

  2. 02

    収益性重視の店舗政策

    優良物件への出店と、不採算店舗の移転・退店・統合を迅速に行い、効率的な店舗ネットワークを構築。海外(香港・台湾・シンガポールなど)へのグローバル展開も視野に入れる。

  3. 03

    高付加価値商品とブランド体験の向上

    独自性と高付加価値を備えた商品開発に注力し、ブランド認知拡大と信頼関係構築を推進。富裕層市場向けに希少性の高いダイヤモンドやオリジナル商品を開発し、接客サービスを含めたブランド体験の向上を図る。

  4. 04

    新規事業の育成とM&Aの推進

    持株会社体制のもと、M&Aも含めた新規事業への積極的な投資により事業の多角化を進め、グループ全体の企業価値拡大を目指す。各子会社の責任体制を明確化し、シナジー効果を最大化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で981人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は523万円で、9期前と比べて+9.2%平均年齢は38.5歳、平均勤続年数は5.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月601
2018年3月662
2019年3月47836.43.0699
2020年3月45937.55.0734
2021年3月46338.23.0840
2022年3月46839.74.0851
2023年3月47139.64.0752
2024年3月47938.94.0710
2025年3月52339.05.0911428
2026年3月52338.55.0981499

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率33.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社17(国内 10 / 海外 7、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
東京本店(東京都中央区)他128店舗1,683百万円
同上
軽井沢ニューア ートミュー ジアム — 長野県北佐久郡1,282百万円
全社(共通)
軽井沢リゾート開発 — 長野県北佐久郡906百万円
リゾート開発
軽井沢リゾート開発 — 長野県北佐久郡401百万円
リゾート開発
本社 — 東京都中央区395百万円
ジュエリー・アート・オークション事業
本社 — 東京都中央区他133百万円
その他事業 全社(共通)
NEW ART LAB — 東京都中央区20百万円
ジュエリー・アート・オークション事業
銀座本店(東京都中央区)他1店舗16百万円
ジュエリー・アート・オークション事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱NEW ART(注)2、7
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱NEW ART貴金属総合研究所
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Israel Shiraishi Ltd. (注)3
    イスラエル テルアビブ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ニューアート・ヘルス&ビューティー(注)4
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ニューアート・スポーツ
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ニューアート・フィンテック(注)2
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    HONG KONG NEW ART LIMITED (注)5
    香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾帕蕾拉有限公司(注)3
    台湾台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NEW ART DIAMONDS (SINGAPORE) PTE. LTD.(注)6
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾白石鑽石股份有限公司(注)3
    台湾台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ニューアート・エストウェストオークションズ
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    ㈱ニューアート・リゾート(注)3
    長野県 北佐久郡 軽井沢町 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社5社を開く
  • 有限会社軽井沢エレガンスカンパニー長野県 北佐久郡 軽井沢町95%
  • NEW ART EST-OUEST AUCTIONS COMPANY LIMITED (注)3香港100%
  • New Art Wah Full Limited香港70%
  • EVER RICH FOOD DEVELOPMENT LTD.(注)7香港70%
  • ㈱東西ニューアート東京都 中央区100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は320億円営業利益49億円前期と比べると増収増益で、売上が+15.9%、利益が+25.6%。

売上高
+15.9%
320億円
営業利益
+25.6%
49億円
純利益
+20.0%
24億円
営業利益率
15.3%
前期比 +1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高330億円320億円
営業利益52億円49億円
純利益25億円24億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は78億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+62.5%、営業利益は+60.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q524
2024年1Q48510.43
2024年2Q511019.64
2024年3Q53713.22
2024年4Q592
2025年2Q1171412.04
2025年4Q1592515.716
2026年2Q1492013.410
2026年4Q1712917.014
2027年1Q78810.36

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は86億円から320億円へ3.7倍に増えた。直近期の営業利益率は15.3%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月86−7−12
2014年3月77−7−12
2015年3月8311
2016年3月1281813
2017年3月1361611
2018年3月14371
2019年3月176249
2020年3月1863315
2021年3月1892411
2022年3月1872915
2023年3月2153417
2024年3月2112911
2025年3月276393614.120
2026年3月320494815.324

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高320億円のうち、営業利益として残るのは49億円15.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は24億円、売上の7.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金39.7%127億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金45.0%144億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.3%49億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
60.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.6pt
15.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.0pt
7.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+13.7pt
22.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが34億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは30億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は20億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−101−110
2014年3月5−31212
2015年3月2−1610−148
2016年3月18−441425
2017年3月−9−817−1726
2018年3月−8−81−1613
2019年3月16−3−71320
2020年3月17−133429
2021年3月31−25−5631
2022年3月19−9−81033
2023年3月20−11−17926
2024年3月19−14−15516
2025年3月18−5−161314
2026年3月34−4−243020

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は281億円。このうち返さなくてよい自己資本が119億円で、自己資本比率は39.7%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月74403454.0
2014年3月64323249.5
2015年3月84463855.0
2016年3月108594954.8
2017年3月133706352.5
2018年3月139677248.0
2019年3月153757848.9
2020年3月173839047.8
2021年3月187889947.0
2022年3月2099611345.4
2023年3月2249413041.2
2024年3月2208913139.4
2025年3月27310716736.4
2026年3月28111916239.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
22億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
56億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
96億円
在庫として抱えている分
負債合計
162億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中3位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中212位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
22.3%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
15.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.7%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
15.9%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.7%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,403で、1年前と比べて-4.2%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥1,403-0.5%1ヶ月+3.2%1年-4.2%時価総額244億円
過去52週の値幅
安値¥1,301高値¥1,663

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.2倍
PER (会社予想)9.6倍
PBR2.20倍
配当利回り5.70%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で1.58%上昇し、8月14日は1,412円。25日線(1,379円)と75日線(1,359円)を上回り、上昇基調。RSIは71.77と過熱感があるが、52週高値1,663円からは約15%下で、まだ上値余地。出来高は8月6日に41,500株と増加し、買いが入っている。年初来では2.32%下落しており、戻り局面。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER10.3倍は小売業平均39.85倍を大きく下回り、予想PER9.7倍とさらに割安だ。PBR2.17倍は平均2.97倍を下回るが、ROE22.3%と高収益性を考慮すれば妥当な水準。配当利回り5.67%は平均12.76%より低いが、高水準で株主還元は手厚い。ただし配当性向135.5%と配当が利益を超えており、持続可能性に注意が必要。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.2倍39.6倍
PER (予想)9.6倍
PBR2.20倍2.44倍
ROE22.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

アート市場の成長を背景に売上高と利益が拡大。強気派は、富裕層向け需要の高まりと配当利回りの高さを評価する。弱気派は、アート市場の循環変動や高額商品への依存を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 売上の拡大

    売上高は2025/3期276億円、2026/3期320億円と急拡大。

  • 高収益性

    営業利益率は15%超と高く、ROEも22%と資本効率が良い。

  • 株主還元

    配当利回りは5.67%と高水準。

  • 営業利益が39億円から49億円へ25.6%増益通年影響

    営業利益率14.13%→15.31%に改善し、49億円を計上

  • 売上高が276億円から320億円へ15.9%増通年影響

    売上高276億円→320億円と44億円増加。増収が全体を押し上げ

  • ROE22.3%と高い資本効率を維持継続影響

    純利益24億円、ROE22.3%。PBR2.17倍を裏付ける収益力

  • 配当利回り5.67%と高配当が魅力通年影響

    配当利回り5.67%、PER10.3倍。インカム需要で下値堅い

マイナスに働く材料7
  • 需要の変動

    アート市場は景気や嗜好の変化で需要が大きく変動する。

  • 高額依存

    高額作品の販売が収益の大部分を占めるため、売上が不安定になるリスク。

  • 評価リスク

    作品の真贋や価値評価を巡るリスクがある。

  • 外国人保有34.25%で売り圧力リスク不定影響

    外国人保有比率34.25%と高く、リスクオフ時に売りが膨らむ

  • PBR2.17倍と同業比で割高水準継続影響

    PBR2.17倍はROE22.3%で支持されるが、成長鈍化で修正リスク

  • 営業利益率15.31%からさらなる伸びは限定2027年〜2028年影響

    営業利益49億円、利益率15.31%。高水準で改善余地は小さい

  • 株価1年で2.32%下落とパフォーマンス弱い継続影響

    株価は1年で-2.32%。上昇材料乏しくレンジ相場が続く

次の決算で確かめる点
作品販売の売上構成
高額作品と中低価格作品のバランスを確認するため。
繰延売上高
将来の売上となる契約状況を把握するため。
ギャラリー来場者数
需要の先行指標として確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+700.0%いまの株価に対する利回りは5.70%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
5.70%
いまの株価に対して
配当性向
135.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年3月630.3
2019年3月20233.3
2020年3月3050.0
2021年3月5066.763.7
2022年3月7550.078.3
2023年3月10033.378.3
2024年3月1000.0108.2
2025年3月10−90.08.3
2026年3月80700.0135.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,916人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が15.0%を占め、残る85.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他51.047.949.853.158.848.8
外国人個人26.626.726.726.619.621.6
事業法人14.013.814.114.013.115.0
外国法人4.37.76.15.07.512.7
証券会社3.23.03.21.30.91.9
自己株式5.34.17.67.69.11.3
金融機関0.80.80.20.00.20.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01YUKIO SHIRAISHI (常任代理人岡三証券株式会社)20.99
02株式会社ホワイトストーン9.36
03白石 勝代8.31
04KOEI SHIRAISHI (常任代理人三田証券株式会社)6.39
05Master Express GroupLimited (常任代理人香港上海銀行東京支店)4.80
06株式会社ベルコ3.64
07KGI ASIA LIMITED-CLIENT ACCOUNT (常任代理人香港上海銀行東京支店カストディ業務部)3.38
08丹下 博文2.03
09小田 明1.70
10梁谷 洋介0.68

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2170%、1株純資産は14期で+2876%。直近期のROEは22.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−722
2014年3月−513
2015年3月1143.327.4
2016年3月7835524.89.4
2017年3月6642017.08.8
2018年3月64081.496.530.3
2019年3月5645913.010.0
2020年3月9652619.46.0
2021年3月7155813.215.463.7
2022年3月9360516.213.578.3
2023年3月11161218.416.578.3
2024年3月7156412.124.1108.2
2025年3月12562921.311.18.3
2026年3月13765022.310.4135.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

22名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は22名。2026/3期の役員報酬は総額108百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
白石幸生代表取締役 会長813,649,000
吉森章取締役社長77
白石哲也取締役5627,000
小崎愼一郎取締役46
福田悟士取締役50
濵野えり取締役42
芥川宏一郎取締役65
CHAN Fei取締役61
石田直也取締役53
塚本モニカ取締役44
妙見聡子取締役58
小山政彦取締役79
残りの役員10名を開く
氏名役職年齢
法木安城取締役57
松橋英一常勤監査役69
髙井章光監査役58
船山雅史監査役74
佐藤純夫監査役68
飯島慎太郎取締役42
奥野尚次取締役58
田中正樹取締役57
白石優太取締役29
今村幸取締役59

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)1187878
社外取締役512122
監査役1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,029字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社NEW ART HOLDINGS)及び連結子会社23社並びに非連結子会社2社で構成され、ブライダルジュエリー(婚約指輪・結婚指輪)の製造・販売、加工冷凍肉・加工冷蔵肉の販売、エステティックサロンの運営、リゾート開発事業、オークションの企画・運営、美術品の販売を主たる事業としております。 当社グループの事業内容と当該事業における位置付けは次のとおりであります。 なお、次に示す事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業区分   事業内容   会社名 ジュエリー・アート・ オークション事業   「銀座ダイヤモンドシライシ」、「エクセルコ ダイヤモンド」の運営を通じたブライダルジュエリーの製造・販売、ブライダル関連サービス   当社 株式会社NEW ART 株式会社NEW ART貴金属総合研究所 HONG KONG NEW ART LIMITED NEW ART DIAMONDS (SINGAPORE) PTE. LTD. 台湾白石鑽石股份有限公司 ダイヤモンド・ルース(裸石)の仕入・卸し   株式会社NEW ART貴金属総合研究所Israel Shiraishi Ltd. 美術品の販売等   株式会社ニューアート・エストウェストオークションズ 株式会社東西ニューアート アートオークションの企画・運営等   株式会社ニューアート・エストウェストオークションズ 株式会社東西ニューアート NEW ART EST-OUEST AUCTIONS COMPANY LIMITED 食品事業   加工冷凍肉・加工冷蔵肉の販売、魚介類製品の販売   New Art Wah Full Limited その他7社 ヘルス&ビューティー事業   エステティックサロン「ラ・パルレ」の運営、化粧品及び健康食品等の製造・販売   株式会社ニューアート・ヘルス&ビューティー 台湾帕蕾拉有限公司 リゾート開発事業   ホテル・結婚式場の運営、リゾート開発事業   有限会社軽井沢エレガンスカンパニー 株式会社ニューアート・リゾート その他事業   クレジット事業、ゴルフ用品の製造・販売、関連スポーツ用品の開発・製造   株式会社ニューアート・フィンテック 株式会社ニューアート・スポーツ
経営方針・対処すべき課題6,153字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、創業よりブライダルジュエリーを販売する企業として、満足いただける商品とサービスを通じて社会に貢献し、株主、投資者、お客様をはじめ関係者の皆様方から信頼される企業を目指しておりました。 現在は、持株会社体制となり、事業の多角化を進めるため、積極的に新規事業に取り組み、M&Aも含めて新しい会社をグループ化し、様々な子会社の運営・管理を行っております。 各子会社は、ブライダルジュエリーの製造・販売、美術品の販売、アートオークションの運営、加工冷凍肉・加工冷蔵肉の販売、魚介類製品販売、エステティックサロンの運営・化粧品及び健康食品等の製造・販売、ホテル・結婚式場の運営、リゾート開発事業、クレジット事業、ゴルフ用品の製造・販売など、より広範囲な事業展開を実施しています。持株会社体制のもとで、様々なビジネス展開を進めることで事業の拡大を進め、美しいものや新しいアイデアの商品・サービスを提供することで社会に貢献できる企業グループを目指します。昨今の急激なライフスタイルの変化の中で、お客様の多様なニーズに応えられるよう、魅力ある商品やサービスの開発、提案により、社会に奉仕するとともに、上場企業としての責任を認識しつつ、安定的成長による企業価値の向上に努めていきます。また、常に革新的な企業を目指し、今までにない新しい文化の創造を図ってまいります。 (2)経営戦略等 当社は、以下の戦略により、持続的成長による株主利益及び企業価値の最大化を目指します。 ① 当社グループは、従来、ブライダルジュエリー事業を主力事業として、婚約指輪・結婚指輪の販売に集中・特化することで成長を果たしてきました。今後も当社グループのブランド(銀座ダイヤモンドシライシ、エクセルコ ダイヤモンド)の更なる浸透と価値の向上をはかるために集客、商品、接客品質の向上に努めることで、ブライダルジュエリー市場でのシェア拡大を目指します。また、成功企業パートナー連合として香港食品事業への進出を果たし、今後も新しい分野へのアプローチを進め、ブライダルジュエリー事業と同レベルもしくはそれ以上の売上高や利益が確保できる体制の実現を目指し、複数事業化による安定した経営及びグループ間での相乗効果が発揮できる企業体制の構築を進めてまいります。当社グループは、持株会社体制のもとで、各事業の責任体制の明確化を図り、事業間のシナジー効果の最大化、機動的な組織再編、戦略的な事業提携、コーポレートガバナンスの強化等、グループ各社が事業環境の変化に柔軟に対応できる体制を構築し、更なる事業の成長及び企業価値の最大化を目指していきます。 ② 店舗政策については、採算ベースを意識した店作りを意図して、優良物件情報の収集を行い、独自の出店基準により、高い収益が見込める店舗展開を海外含めグローバルな視点で行っていきます。既存店舗においては、店舗の収益性を重視し、不採算店舗の運営体制については厳格な基準を設けて、移転・退店・統合も速やかに進め、効率の良い店舗ネットワークを構築していきます。現在、ブライダルジュエリー事業においては、都市部一等地に基幹店を開設し、顧客基盤の拡大を図っております。また、海外においては香港、台湾、シンガポールをはじめ今後は諸外国への出店を検討しております。 ③ 当社グループは、現在の顧客層を拡大させ、より広範囲なお客様への訴求が可能な商品・サービスを提供できる体制作りにも取り組んでいます。より独自性と高付加価値を兼ね備えた商品の開発に注力するとともに、商品を通じたブランド認知の拡大と、サービスを通じた信頼関係の構築を同時に推進し、当社ブランドの競争優位性を一層強化してまいります。 (3)経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復を背景に緩やかな景気回復の動きが見られる一方で、物価上昇や人件費の増加、為替相場の変動などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。 主力事業であるブライダルジュエリー業界においては、婚姻件数の減少等により市場規模の縮小傾向が続いているものの、高品質な商品やサービスに対する需要は底堅く推移しております。また、顧客の情報収集及び購買行動の変化に伴い、WEB広告やSNSを活用したマーケティング活動の重要性が一層高まっております。 海外市場においては、台湾、香港及びシンガポールを中心に事業展開を進めておりますが、各国・地域の経済情勢や為替動向等の影響を受ける可能性があります。一方で、日本ブランドへの信頼や高品質な商品・サービスに対する需要は引き続き堅調に推移しており、成長機会も存在しております。 また、当社グループは、ブライダルジュエリー事業を中核としながら、リゾート開発事業、オークション事業等の新たな事業領域への展開を進めております。市場環境の変化に柔軟に対応し、国内既存事業の収益力向上と海外事業の拡大、新規事業の育成を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 集客については、広告媒体や広告手法の変化により、時間の経過とともに効果が低下する可能性があります。当社グループでは、従来のブライダル情報誌や提携先からの紹介に加え、テレビCM、インターネット広告、SNSなど多様な媒体を活用した集客活動を展開しております。今後も各集客手法の効果を継続的に分析・検証し、費用対効果を重視した広告投資を行うことで、効率的かつ安定的な集客基盤の構築に努めてまいります。また、市場環境や顧客行動の変化に応じて広告戦略を柔軟に見直し、全体的な集客力の向上を図ってまいります。さらに、海外市場においては日本国内と同様のマーケティング手法が必ずしも有効とは限らないため、各国・地域の文化や消費行動に精通した現地スタッフを配置し、地域特性に応じたマーケティング活動を推進しております。現地のニーズやトレンドを的確に把握しながらブランド認知度の向上と集客力の強化を図り、海外事業の持続的な成長につなげてまいります。 ② 当社グループでは、事業及び店舗ごとの収益性を継続的に検証し、採算性の低下が認められる事業や店舗については、事業環境や将来性を総合的に勘案したうえで、適切な見直しを実施しております。今後も市場環境や顧客ニーズの変化により、新たな課題が生じる可能性がありますが、事業ごとに明確な目標指標及び評価基準を設定し、定期的なモニタリングを行うことで、迅速かつ適切な経営判断に努めてまいります。また、新規出店や新規事業への投資においては、投資回収計画や収益性を十分に検証するとともに、事業計画の進捗状況を継続的に管理することで、不確実性の高い投資を抑制し、資本効率及び収益性を重視した事業運営を推進してまいります。今後も事業ポートフォリオの最適化を図り、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。 ③ ブライダルジュエリーブランドを展開する当社グループにとって、商品開発は競争力の源泉であり、ブランド価値を向上させるための重要な要素であります。当社グループは、優れた社内デザイナーによる商品開発力を活かし、お客様の多様なニーズや市場環境の変化に対応した新商品の開発を継続的に進めております。また、日本国内のみならず、台湾、香港、シンガポールをはじめとする海外市場における顧客ニーズや文化的背景を踏まえた商品開発を推進し、各地域におけるブランド認知度及びブランド価値の向上に取り組んでおります。さらに、近年拡大する富裕層市場に対応するため、希少性の高いダイヤモンドやオリジナリティのある高付加価値商品の開発を進めるとともに、接客サービスや購買体験を含めたブランド体験の向上を図っております。これにより、価格競争に依存しないブランド価値の確立を進め、国内外の富裕層顧客から選ばれるブランドを目指してまいります。今後も商品力とブランド力の双方を強化することで、国内外における顧客層の拡大を図り、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。 ④ かつて当社グループでは、販売促進を目的とした値引販売により利益率が低下するという課題がありました。しかしながら、現在はブランド価値の向上を重要な経営課題と位置付け、商品力の強化やサービス品質の向上に取り組むことで、適正な価格でお客様に選ばれるブランドづくりを推進しております。また、販売部門に対する教育・指導を強化するとともに、お客様へのヒアリングを徹底し、一人ひとりのニーズに応じた提案力の向上に努めております。その結果、価格による訴求ではなく、商品やサービスが持つ価値を適切にお伝えすることで顧客満足度の向上を図り、販売単価及び利益率の向上につなげております。今後もブランドの認知度向上と信頼性の確立を進めることで、価格競争に依存しない事業基盤を構築し、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。 ⑤ アート事業においては、顧客の需要や投資的観点に応えうる、信頼性と芸術性を兼ね備えた作品の安定的な確保が重要であります。当社は、著名作家の作品や将来性のある新進作家の作品に至るまで、多様なニーズに対応可能な作品ラインナップの拡充に努めております。また、美術品販売においては、作品そのものの価値に加え、それを適切に顧客へ訴求し、販売に結び付ける営業・販売体制の強化が、収益力の維持・向上において課題となります。専門的な美術品知識と高いコミュニケーション能力を兼ね備えた営業人材育成を重要な施策として位置付けており、アートマーケットの最新動向を踏まえた研修体制の整備及び実務経験を通じた営業スキルの向上に努めております。 ⑥ オークション事業においては、美術品市場の中で著名作家による高額かつ希少性の高い作品を継続的に取り扱うことが、事業の競争優位性に直結いたします。当社グループは、国内外の画廊、法人・個人コレクター、作家エステート等とのリレーションシップを一層強化し、信頼性の高い供給ルートの拡充と作品取得力の向上に努めてまいります。また、美術品取引において重要となる真贋確認や来歴管理を徹底し、お客様が安心して取引できるオークション運営体制の構築を進めることで、信頼性の向上に取り組んでまいります。さらに、国内のみならずアジアを中心とした海外市場への展開を見据え、富裕層顧客やコレクターとのネットワーク拡大を推進するとともに、オンラインオークションの活用や情報発信の強化により、新たな顧客層の開拓にも取り組んでまいります。今後も優良作品の確保と顧客基盤の拡大を通じて取扱高の向上を図り、オークション事業の成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。 ⑦ 食品事業においては、主に香港において、加工冷凍肉・加工冷蔵肉、魚介類製品の販売を行っており、原材料はその多くを香港国外から輸入をしており、国際市況、為替レート、輸入規制、輸送コスト、さらには疫病や自然災害などの外的要因によって価格や供給状況が大きく変動します。その為、複数仕入先の確保、多国籍調達の比率調整、調達条件の長期固定化などを通じて、調達リスクの分散とコスト安定化を図ってまいります。また、現地の需要動向に即した在庫管理と、適切な販売価格政策を両立させ経営の安定化を図ってまいります。 ⑧ ヘルス&ビューティー事業においては、人材の確保及び定着が事業成長の重要な要素となっております。施術サービスを中心とした事業特性上、従業員数や人材の質が業績に与える影響が大きいため、新規採用の強化に加え、教育研修の充実、職場環境の改善及び従業員エンゲージメントの向上を通じて離職率の低減に取り組み、安定的な人員体制の構築を推進してまいります。近年は美容医療市場の拡大に伴い競争環境が変化しており、価格競争の激化が進んでおります。当社グループは価格競争による差別化ではなく、エステティックサービスならではの継続的な健康・美容サポートに強みを持つ事業モデルの構築を目指しております。その一環として、従来の20代から30代の女性を中心とした顧客層に加え、健康維持やアンチエイジングへの関心が高い40代・50代の顧客層や、ビジネスパーソン向けのメンズエステ市場の開拓を進めております。健康増進や生活の質(QOL)の向上といった付加価値を提供することで顧客単価の向上を図るとともに、美容医療との差別化を進め、持続的な成長と経営基盤の強化に取り組んでまいります。また、施術サービスに加え、化粧品や健康食品などのオリジナル商品の開発・販売を強化し、物販売上の拡大を図ることで収益源の多様化と利益率の向上を推進し、事業基盤のさらなる強化を目指してまいります。 ⑨ リゾート開発事業においては、観光資源やインフラ、地域規制等を総合的に勘案し、中長期的に高い資産価値を有する開発適地を的確に選定し、安定的に取得することが事業の根幹を成すものであります。あわせて、リゾート物件の購入層が国内にとどまらず、国外の富裕層や投資家へと拡大している現状を踏まえ、開発初期段階から販売戦略を一体的に構築する必要があります。当社では、開発候補地の選定の強化と並行して、海外富裕層・投資家向けの情報発信、国際的販売ネットワークの拡充等を通じて、取得から販売に至る一連のプロセスにおける最適化と高度化を推進しております。 ⑩ 当社グループは、既存事業に加え、新規分野にも積極的な事業展開を推進するため、持株会社体制により運営しています。新規事業を育成、成長させることで、当社グループの中長期的な企業価値の拡大を目指していきます。 ⑪ 当社グループは、適時開示体制及び内部管理体制の強化を最重要課題の一つとして位置付けており、より強固な企業統治の構築を目指します。 ⑫ 財務面では、事業拡大に伴って総資産の規模が増大するなか、資産の運用にあたっては、効率性及び生産性の向上を図っていきます。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、株主利益及び企業価値の最大化という観点から事業規模の拡大と収益力の向上に取り組んでおります。収益性の指標として営業利益率を重視しており、高付加価値商品の販売拡大、ブランド価値の向上及び事業ポートフォリオの最適化を通じて、営業利益率20%の早期実現を目指しております。また、株主重視の観点から、1株当たり当期純利益(EPS)、株主資本利益率(ROE)及びキャッシュ・フローの向上を意識した経営を推進し、中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。
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会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 1.ジュエリー・アート・オークション事業 (ブライダルジュエリーの製造・販売等) ① 業界の状況、業界を取り巻く環境について(少子化、晩婚化など) 当社グループの主力商品は、婚約指輪及び結婚指輪のブライダルジュエリーです。少子化、晩婚化の進行にともない、中長期的には市場の縮小が予想されます。実際に婚姻件数は1972年のピーク時の約110万組から2024年には約48万組に減少しました。ブライダルジュエリー市場は縮小傾向にあるという予測もあり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。将来的には、ブライダルジュエリー需要のある海外への進出、ブライダル以外の顧客にアプローチできる商材、サービスの開発を検討しています。 ② 販売単価、客単価の推移について 民間調査会社によれば、消費者のダイヤモンドエンゲージリングの購入単価は下落傾向にあります。一方で、地金(プラチナ等)の価格は原材料の需給のバランスと為替レートの変動による影響があり、更なる値上げの可能性があります。 当社グループの主力商品であるブライダルジュエリーの販売単価については、一生に一度の記念品でもあり、低価格だけではない品質やサービスを重視する傾向も依然として存在しています。当社グループはブランドの差別化と、高い付加価値のある商品づくりを目指し、販売単価を原材料価格にあわせて調整していますが、想定以上の円安が進んだ場合や、競合他社の増加、販売チャネルの多様化により低価格競争を強いられた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、高品質な商材を導入すると同時に、新製品の開発により価格以外の魅力で顧客に訴求できる体制を進めてまいります。 ③ ブライダルジュエリーに特化した販売戦略について ブライダルジュエリーのリーディングカンパニーとして当社独自のビジネスモデルによる成長の余地は十分にあると考えています。市場そのものの安定性、当社グループの強みである高品質のダイヤモンドを直接仕入れることによるコスト・リーダーシップ、他社を圧倒する強力なブランド戦略、お客様のニーズを常に把握し商品へ反映する確立された仕組みと豊富な経験とノウハウ、専門知識の豊富な人材を擁することなどにより、今後も短・中期的に、ブライダルジュエリー市場に特化することに潜在するリスクは低いと考えています。 しかし、ブライダルジュエリーの販売が当社グループの売上高の大半を占めているため、ブライダルジュエリー市場の状況変化によっては、業績に影響を受ける可能性がありますので、ブライダル以外の新商品の開発や新規分野への取り組みを進めることでリスクの低減化に努めてまいります。 ④ 仕入方法及び購買スタッフの育成について 当社グループでは、2024年より仕入・製造を専門に行うNEW ART貴金属総合研究所を立ち上げ、購買担当者の育成を行っておりますが、万一複数の購買担当者が同時に退職するような場合には、当社グループの購買活動が影響を受け、商品競争力の低下やコスト増加を招き、売上高や利益を減少させ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 海外情勢について ブライダルジュエリーの仕入先である連結子会社Israel Shiraishi Ltd.は、イスラエルに所在しておりますが、近年の世界情勢の変化に伴い、現在当社グループのダイヤモンド・ルース等は主にインドをはじめとする複数の仕入先から調達しております。 当社グループは、調達先の分散及び多様化を進めることで、高品質なダイヤモンドを安定的に調達できる体制の構築に努めております。しかしながら、国際情勢の変化、地政学的リスク、物流の停滞、為替変動等により、仕入価格の上昇や調達環境に影響が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ ダイヤモンド・ルース(裸石)の価格変動、国際相場について ダイヤモンド・ルースの仕入価格は、世界のダイヤモンド市場における国際的流通価格の変動や、地金と同様に為替相場の変動に影響を受けます。近年は経済成長著しい新興国の需要も増加しておりますが、婚約指輪に使用する比較的小粒な種類のダイヤモンドは、今後も相対的に安定した環境の中で仕入・販売ができるものと考えています。しかしながら、現在の世界的な情勢により、イスラエル及びロシア産の仕入は困難であり、新しいマーケットでの仕入と価格の安定、国際相場での価格の見極めが必要になります。今後も仕入価格が変動する可能性があり、値上げの要因となる可能性があります。 ⑦ 地金の価格変動について 当社グループは、プラチナ、金等の貴金属を主要な原材料として仕入れております。これらの原材料価格は、国際的な需給動向、地政学的リスク、為替相場の変動、各国の経済政策等の影響を受けて変動するため、原材料価格が大幅に上昇した場合には、仕入コストの増加を通じて当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、適切な在庫管理や販売価格への転嫁等により影響の軽減に努めておりますが、急激な価格変動が生じた場合には、その影響を十分に吸収できない可能性があります。 ⑧ 為替相場の変動による業績への影響について 当社グループは、海外からダイヤモンド・ルースを仕入れる取引等、多くの外貨建て取引が発生しますので、為替変動の影響を受けます。当社グループでは、「デリバティブ取引管理規程」を定め、投機目的等の不必要な取引を排除しつつ、先物為替予約等のデリバティブ取引により、適切にリスクヘッジしうる体制を整えておりますが、現在の大幅な円安は海外仕入にとっては大きな影響があり、値上の要因となる可能性があります。 ⑨ 出店戦略について 当社グループは、国内主要都市への出店については採算重視で検討を進めています。取り扱う商品の価格帯、ブランドイメージを維持する必要性から、出店計画地域の中でもメイン・ストリートのいわゆる一等地を考えていますが、このような場所では、環境の変化や家賃の高騰などにより採算ラインを確保できなくなり、その程度によっては、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。地域内における店舗の移転なども視野に入れ、賃料情報にも注視した戦略出店を進め、リスク回避に努めると同時に、採算ラインを重視した店舗管理、店舗出店、退店プランを実現できる体制を構築しています。 ⑩ 災害について 当社グループは、店舗、本社事務所などが継続的かつ安定的に運営できるように、機械、設備などの適切なメンテナンスに注力していますが、このような当社グループのシステムや販売拠点などは地震や火災などにより損害を受ける可能性があり、その程度によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 情報セキュリティについて 当社グループは、個人情報を含む重要情報の取り扱いに関する規程の周知や社員教育の徹底、ネットワークセキュリティの構築を図っていますが、万一、外部からの不正アクセスによる個人情報などの重要データの漏洩、ホームページ上のコンテンツの改ざん、コンピューターウィルス感染による重要データの消失などが発生した場合、業務運営に支障をきたし、企業イメージの悪化、何らかの損害賠償の請求、訴訟その他の責任追及などにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑫ 商品の保管について 当社グループの取り扱う商品については、高価かつ持ち運び容易な商品が多いため、防犯対策には十分配慮していますが、窃盗・強盗などの犯罪にあうリスクは高く、多額の損失を被ることにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。リスクを最小限に低減するために監視カメラの導入や、警備会社との連携によるリスクの低減化に努めています。 (美術品の販売) ① 美術品の盗難について 当社グループの取り扱う美術品には、高額なものもあり、防犯対策には十分配慮していますが、窃盗・強盗などの犯罪にあうリスクが存在し、多額の損失を被ることにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。リスクを最小限に低減するために、保管倉庫や展示スペースには、監視カメラ、機械警備システムを導入し、セキュリティの強化を図り、リスクの低減化に努めています。 ② 美術品の破損等について 美術品は国内のみではなく海外でも取り扱いがなされるため、運送時の破損にさらされるリスクが存在し、損害の程度によっては、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。リスク回避のために、運送時・保管時を問わず、保険付保を必ず行い、美術品の取り扱いに習熟した専門業者による運送管理を行っています。 ③ 為替相場の変動について 当社グループの取り扱う美術品は、仕入、販売ともに海外マーケットでの取引も多いため、為替変動リスクが存在します。これらの為替の変動リスクは、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (オークションの企画・運営) ① 出品作品の確保について 出品作品については、主に出品募集の広告や営業活動による一般個人顧客及びギャラリー等からの出品によるものですが、オークション市場全体の流通量の減少、競合先の出現動向、及び顧客の信頼・マインド等の変化によって出品作品が十分に確保できない場合、業績に影響を与える可能性があります。 ② 美術品の査定について オークションに出品されるすべての作品に対し、エスティメイト(落札予想価格帯)を構成するため、美術品の鑑定が適正に行える社内体制を整えております。しかし、当社が設定したエスティメイトが市場価額と大きく乖離し、オークションで落札されないケースが連続して発生した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 2.食品事業 (1)原材料価格の変動について 当社グループが取り扱う畜産物・水産物等の原材料は、世界的な需給バランス、国際市況、為替レート(主に米ドル)、輸入規制、気候変動、疫病(BSE、鳥インフルエンザ等)、漁獲規制等の影響を受けやすい特性があります。これらの要因により仕入価格が上昇した場合、販売価格への転嫁が難しい局面では業績に影響を与える可能性があります。 (2)品質・安全管理について 食品を取り扱う業態であることから、製造・加工・流通過程における異物混入、温度管理不備、細菌等による食中毒事故など、品質・安全面における問題が発生した場合、回収・対応コストの発生に加え、ブランドイメージの毀損や顧客からの信頼低下により、業績及び将来の事業展開に影響を与える可能性があります。 (3)法規制及び行政対応について 香港では、食品安全条例(Food Safety Ordinance)などの法令が食品販売業に適用されております。これらの法令に違反した場合、罰金・営業停止・刑事責任等が課される可能性があります。また、行政当局による検査や表示指導、制度改正への対応に係るコスト負担も、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 3.ヘルス&ビューティー事業 (1)法的規制について ① 「特定商取引に関する法律」との関係 当社グループの販売するエステティックサービスや商品は、「特定商取引に関する法律」等の規制を受けており、コンプライアンスが当社グループの大きな経営課題であります。今後、関連する法令の改正又は新たな法令が制定された場合は、その対応に相当な費用や労力の投入を要するケースも想定され、当社グループの業績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。 ② 「消費者契約法」との関係 当社グループは、「消費者契約法」について同法施行以前よりマニュアル等を作成し、社員教育を行い、従業員に同法の理解を進めています。しかしながら、万一、同法に違反するような行為があった場合には、行政機関による指導又は営業停止命令の対象となり、社会的信用が低下し経営に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 「不当景品類及び不当表示防止法」との関係 当社グループは、反響の大きい有効な集客方法である広告について、不実の内容や誇大な表現を排除し、不当景品類及び不当表示防止法に違反しないよう十分に留意して行っています。しかしながら、仮に当社グループの広告が不当表示と判断された場合、公正取引委員会による排除命令、広告又は業務に対する停止命令等の処分が課せられる可能性があり、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 「個人情報の保護に関する法律」との関係 当社グループはカウンセラーによる「お客様カルテ」の作成により、お客様管理を行い、お客様に適した施術を継続的に実施するため、必要な個人情報を取り扱っており、個人情報取扱事業者として一定の義務を負うこととなっています。個人情報の管理については、個人情報保護に関する基本方針の策定、規程の整備、情報システムセキュリティの強化、従業員に対する教育を実施して適切な管理を行っています。しかしながら、万一、情報の流出、情報の不正使用が発生した場合、その内容により、莫大な賠償が発生すると同時に社会的な信用の失墜による営業活動に支障をきたし、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)人材の確保について 当社グループは、全国各地において、様々な採用媒体、採用手法により、新卒、中途の採用を積極的に行って人材確保に努めています。しかしながら、社内の人員構成は20歳代前半の女性が中心となっており、ベテラン人材が少ないことと離職率が高い業界であることで、今後、必要な人材の確保が出来ない事態が発生した場合、顧客の予約を捌けない状態が発生し、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)信販会社との契約について 当社グループは、エステティックサービス契約時におけるお客様の代金決済手段として、現金の他にショッピングクレジットやクレジットカードを導入しています。今後、信販会社、カード会社との契約が解約され、代金決済方法の選択肢が減少した場合、お客様との契約に支障をきたすことにより、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)前受金について エステティック業界ではサービスの特性上、顧客は何回かの施術を受けることが多いのですが、多くのお客様には数回分のコース契約代金を一括前払いでお支払いいただいています。代金について会計処理上は「契約負債」で計上致します。その後、お客様が来店し、実際に施術を受けた内容(役務提供)に応じて売上高に計上することとしています。当社グループでは、前受金を運営資金及び店舗拡大資金として活用しています。しかしながら、今後、法律の変更などで顧客資産としての分別管理等が規定され、資金としての活用が制限された場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 4.リゾート開発事業 (1)開発適地の取得及び用途選定に関するリスク リゾート開発に適した用地の取得は、地域の観光資源、アクセス性、周辺インフラ、規制対応等、多様な要素を総合的に判断する必要があり、用地の選定・取得には一定の時間を要します。また、開発候補地において地権者との交渉が難航した場合等により事業計画の見直しを余儀なくされた場合には、予定していた開発が困難になる可能性があり、事業の進捗や投資回収計画に影響を及ぼす可能性があります。 (2)販売活動に関するリスク 当社が取り扱うリゾート不動産の主要顧客は、高額所得者や富裕層・国内外のお客様であり、需要は景気動向、為替レートなどの国際市況等の影響を受けやすい傾向があります。特に、海外顧客を対象とする販売においては、様々な不確実性の高い要因が売上動向に影響を及ぼす可能性があります。 5.その他事業 (クレジット事業) ① 割賦売掛金について 割賦売掛金につきましては、景気の動向、個人破産申立の増加、その他の予期せぬ理由等により、債権回収のリスクが顕在化する可能性があります。 ② 割賦販売法 「その他事業」に含まれる「クレジット事業」は、割賦販売法が適用され、各種の業務規制を受けております。当社グループはその事業の継続のため、同法に基づき、関東経済産業局に「個別信用購入あっせん業者」として業者登録を行っており、同法を遵守した業務運営を行う必要があります。 6.海外展開 当社グループは、中長期的な事業規模の拡大のため、既存事業の海外展開を積極的に推進しています。特に既存事業を推進する予定のアジアは新興国であるため、国際政治に係るリスク、為替変動や貿易関係等の経済に係るリスク、文化・慣習の違い等から起因する労務・社会に係るリスクなど、当社グループの想定を超える未知のリスクが存在します。これらのリスクが当社グループの想定をはるかに越えて顕在化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 7.新規事業 当社グループは、中長期的な事業規模の拡大のため、新規事業の育成に積極的に取り組んでいます。しかしながら、新規事業においては、不確実要因が多く、事業の立ち上げに時間を要する場合や、想定通りに進まず途中で撤退等した場合、また法令の改正、規制の見直し等が行われた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)12,137字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度は、グループ基幹事業であるブライダルジュエリー事業において、ブランディング強化と事業展開に向けた基盤整備を進めた年度となりました。国内市場では競争環境が一層激化する中、継続的なブランド戦略の推進に加え、人材採用および教育体制の強化に取り組んだ結果、堅調な業績を維持することができました。また、海外事業についても収益基盤の強化に取り組み、事業拡大に向けた体制整備を進めております。 リゾート開発事業においては、2027年5月竣工予定の高級レジデンス「Sampen House of Art」の開発準備を着実に進めるとともに、最先端映像芸術ショールームの整備も概ね完了しております。今後、販売再開に向けた準備を進めており、販売再開時期等の詳細につきましては、決定次第改めてお知らせいたします。 当連結会計年度におけるグループの業績は、売上高320億17百万円(前期比15.8%増)、営業利益49億6百万円(前期比26.1%増)、経常利益48億40百万円(前期比35.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益23億53百万円(前期比18.6%増)となりました。 グループ売上高は、前連結会計年度比15.8%の増収となりました。主な要因として、基幹事業であるブライダルジュエリー事業が堅調に推移し、業績を牽引したことが挙げられます。営業利益につきましては、前連結会計年度比26.1%の増益となりました。これは、不採算事業の経営改善に加え、各事業において市場動向に応じた利益改善施策を推進したことによるものであります。 当社は、「みんなの夢の企業グループ NEW ARTは、アートの持てるすべての力で、あなたを美と健康と幸せに導きます」という企業理念のもと、今後もグループ全体の事業拡大と企業価値の向上に向けて継続的に取り組んでまいります。また、さらなる成長機会の獲得に向け、事業基盤の強化および企業価値向上に向けた施策を推進しております。なお、2027年3月期の株主配当につきましては、期末配当として、1株につき80円の普通配当を予定しております。 各セグメントの業績は次のとおりであります。 (注)各セグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を調整前の金額で記載しています。 ①ジュエリー・アート・オークション事業 当連結会計年度におけるジュエリー・アート・オークション事業の売上高は230億69百万円(前期比9.3%増)、セ グメント利益は57億52百万円(前期比20.0%増)となりました。 ジュエリー事業におきましては、主力ブランドである「銀座ダイヤモンドシライシ」において、「銀座ダイヤモンドシライシ銀座本店」と「銀座ダイヤモンドシライシ銀座並木通り本店」の銀座2店舗体制により、国内屈指の競争環境である銀座エリアにおける集客力向上および市場シェア拡大を実現いたしました。また、継続的なブランディング施策として、映画監督・行定勲氏が10年前より手掛けるショートムービー形式のCM展開を継続しております。当連結会計年度においては第7作目を公開し、さらに2026年4月からは第8作目を公開しております。これらの作品は、単なる15秒CMに留まらず、一本のショートムービーとして制作・配信されていることから、動画再生数の伸長やSNS等を通じた話題性向上にもつながり、幅広い層への認知拡大およびブランド価値向上に寄与いたしました。その結果、全国的な安定した販売実績につながっております。 「エクセルコ ダイヤモンド」におきましては、株式会社オスカープロモーション所属の後藤久美子氏をブランドアンバサダーとして起用し、高級ジュエリーブランドとしてのブランド価値向上を推進しております。さらに、ブランド価値の一層の向上を目的として、「WORLD JEWELRY DESIGN AWARD 2026」をエクセルコ ダイヤモンド主催にて開催することを決定いたしました。世界中のデザイナーから広く作品を公募することで、ブランドの付加価値向上につながる取り組みを積極的に推進してまいります。今後につきましては、ジュエリーブランドとしてのブランド価値をさらに高め、より多くのお客様から“憧れのブランド”として選ばれる存在となるべく、継続的なブランドのブラッシュアップに取り組んでまいります。 海外事業につきましては、2025年12月に香港・沙田へ新店舗をオープンし、さらに2026年2月にはシンガポール髙島屋店を開業いたしました。台湾市場においても、今後5年間での市場シェア拡大を目指し、各種施策を開始しており、海外事業の一層の成長加速に向けた取り組みを進めております。また、世界に展開するジュエリーブランドとして、日本国内での成功事例にとらわれることなく、各国の文化や価値観を尊重しながら、現代アートとの融合をテーマとしたブランド戦略を推進することで、グローバル市場におけるブランド認知度および市場シェアの拡大を図ってまいります。 ジュエリー事業を展開する株式会社NEW ARTにおきましては、世界最大のダイヤモンド消費市場である米国市場への進出を視野に入れ、主要都市における店舗展開の検討を進めております。また、今後の成長戦略およびグローバル展開の強化に向け、各種事業機会について慎重に検討を進めております。 さらに、調達・製造部門である株式会社NEW ART貴金属総合研究所におきましては、UAE(アラブ首長国連邦)ドバイに子会社を設立し、ダイヤモンド原石を自社で調達できる体制構築に向けて着実に準備を進めております。将来的には、調達・製造・販売、さらには資金調達に至るまで、バリューチェーン全体をグループ内で完結させることで、国際的な企業グループとしての成長を目指してまいります。 オークション事業におきましては、株式会社東西ニューアートを設立し、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎による肉筆美人画《雪中美人図 蜀山人賛》が6億21百万円(約404万ドル)で落札されるなど、高額作品の取扱実績を積み重ねております。また、優れた作品が集まるオークション市場の形成に向け、業界全体への働きかけも並行して進めております。株式会社東西ニューアートは、今後も国内外の画廊や美術商との連携を強化し、優れた作品が集まり、安心して売買いただけるオークションプラットフォームとして、出品者・購入者双方にとって価値ある市場の提供を目指してまいります。 ②食品事業 当連結会計年度における食品事業の売上高は71億64百万円(前期比51.3%増)、セグメント利益は1億4百万円(前期比14.0%増)となりました。 食品事業におきましては、香港市場において、消費行動が「量」から「質」、さらに「質を前提としたコストパフォーマンス重視」へと変化しております。加えて、深圳・広州との往来を活用した購買行動も定着し、香港と深圳を中心とした経済一体化が進展しております。また、中国における不動産および製造業不況の影響が相対的に小さい、IT産業の集積地である深圳では、引き続き一定の消費需要が見込まれております。 このような事業環境のもと、当社業績は前年同期比で概ね横ばいで推移したものの、各種コストが増加したことにより、利益面では圧迫要因となりました。 今後につきましては、深圳に構築した営業・物流拠点を基盤として、中国本土市場の開拓を推進するとともに、日本産和牛の輸入解禁を見据えた取引先の開拓や、高付加価値食材のブランド化を進めることで、収益力のさらなる向上に取り組んでまいります。 ③ヘルス&ビューティ-事業 当連結会計年度におけるヘルス&ビューティー事業の売上高は14億57百万円(前期比0.9%増)、セグメント損失は2億46百万円(前期はセグメント損失3億15百万円)となりました。 ヘルス&ビューティー事業におきましては、収益性向上を目的として、広告宣伝費を含む抜本的な経費削減を実施するとともに、商品単価の見直しおよび既存顧客への再販強化に取り組みました。その結果、経費圧縮による収益改善を進めることができましたが、一方で集客面においては減少傾向も見られました。 このため、春以降の集客強化施策として、SNSを活用したアフィリエイト広告の展開に加え、「ホットペッパービューティー」を活用した集客施策を強化し、新規顧客獲得に取り組んでおります。また、新たな市場開拓として、40代から50代をターゲットとしたメンズエステ分野への取り組みについても検討を進めており、今後の事業拡大に向けた準備を進めております。 今後につきましては、エステティック事業単体での安定的な黒字化を基盤としながら、将来的なクリニックとの提携等も視野に入れ、事業基盤のさらなる強化を進めてまいります。 ④リゾート開発事業 当連結会計年度におけるリゾート開発事業の売上高は2億66百万円(前期比3.6%減)、セグメント損失は1億16百万円(前期はセグメント損失50百万円)となりました。 リゾート開発事業におきましては、高級レジデンス「Sampen House of Art」の建設が順調に進捗しており、販売開始に向けた最先端映像芸術ショールームの整備も概ね完了しております。正式な販売再開時期等につきましては、決定次第、改めてお知らせいたします。本プロジェクトにつきましては、第1期販売および第2期販売を通じて約100億円規模のプロジェクトを想定しており、物件引渡しが開始される2027年度(2028年3月期)以降、本格的な利益貢献が見込まれております。 また、当社は中軽井沢北部の野鳥の森において、建築家・隈研吾氏設計によるメインハウス1棟およびゲストハウス3棟で構成された別荘「野鳥の森山荘」を所有しております。本物件につきましては、16億円での販売を予定しております。 さらに、軽井沢駅から徒歩7~8分の旧軽井沢地区に位置する約2,116㎡の閑静な敷地につきましては、当初計画しておりました「建築条件付き土地販売」から方針を変更し、土地のみでの販売を受付け、販売価格については坪単価200万円とする予定です。 加えて、大型開発案件として、「Sampen House of Art」と向かい合う軽井沢本通り沿いに、同プロジェクトと連動するホテルコンドミニアム「Sampen Hotel and Museum」の建設を計画しております。 キーコンセプトとなる「Sampen」は、「三つの辺」を意味し、自然・人間・アートの三要素が調和・共存する関係性を象徴しております。建物や空間を構成する四辺からひとつの辺を取り除くことで、新たな価値観を呼び込む開放性や余白を表現しており、日本独自の美意識にも通じるコンセプトとして設計しております。本名称には、「世界から足を運びたくなる日本の芸術体験を創出する」という想いを込めております。 本プロジェクトは、複数の大手デベロッパーとの協業のもと、本格的な事業化に向けて進行しており、約2,500坪(8,328㎡)の広大な敷地を活かした開発となる予定です。現時点では、「Sampen House of Art」の約5~6倍規模となる事業を想定しております。 「Sampen Hotel and Museum」では、ミュージアム機能を併設し、企画展の開催を通じて、宿泊者のみならず一般来場者にもご利用いただける施設として展開する計画です。さらに、トップキュレーターとして千足伸行氏(広島県立美術館館長)、長谷川祐子氏(元金沢21世紀美術館館長)、土方明司氏(川崎市岡本太郎美術館館長)3名の参画を予定しており、当社ならではの企画展を通じて、アートに精通した国内外の富裕層からの支持獲得を目指してまいります。また、Forbes Five-Star基準の国際的なホテルを目指してまいります。 現在、軽井沢エリアの地価は上昇基調にあり、特に旧軽井沢地区および本通り沿いの準商業地域については希少性が高く、公示価格を大きく上回る実勢価格での取引が継続しております。当社保有土地につきましても、取得時の簿価を大幅に上回る水準となっており、多額の含み益が発生しております。 今回の計画では、協業を予定している複数の大手デベロッパーへ土地を売却することを想定しており、軽井沢リゾート事業は、当社経営を圧迫しない形で事業推進が可能となる見込みです。また、軽井沢リゾート開発に必要な土地の買付は概ね完了しており、今後は保有土地を売却しながら、追加的な投資負担が大きく発生しない形で事業を進めていくことを想定しております。今後も、軽井沢におけるリゾート開発事業を当社グループの成長を支える重要事業の一つとして位置づけ、さらなる価値創出に取り組んでまいります。 ⑤その他事業 当連結会計年度におけるその他事業の売上高は71百万円(前年同期比42.1%減)、セグメント損失は89百万円(前 期同期はセグメント損失53百万円)となりました。 その他事業におきましては、グループの新たな成長領域として、スポーツ全般という幅広いフィールドを対象とした事業展開を進めております。その一環として、ベルト事業を立ち上げ、販売展開を開始するとともに、今後の事業拡大に向け、アパレル事業へも参入いたしました。 また、ゴルフ分野におきましては、台湾メーカーとの提携により、シニアゴルファー向けクラブセットのオーダーメイド受注販売を展開しております。年齢や体力に応じたフィッティングおよびカスタマイズを可能とすることで、付加価値の高い商品・サービスを提供し、顧客満足度の向上と新たな顧客層の開拓に取り組んでおります。 私たちNEW ARTグループは、ブライダルジュエリー事業をはじめ、食品、ヘルス&ビューティー、リゾート開発、アートオークション、スポーツなど、多様な領域へ事業を拡大してまいりました。単一事業に依存するのではなく、複数の成長分野を組み合わせることで、より強く、よりしなやかな企業グループへの進化を目指しております。 こうした多角化戦略は、単なる事業領域の拡大ではなく、「アート」を軸としたブランド力や、グループが培ってきた調達力・企画力を各事業に活かすことで、他社にはない付加価値を創出する取り組みであります。 現在、NEW ARTグループは、国内外での事業基盤拡大を進めながら、「国際的なコングロマリット企業」への成長を目指す新たなフェーズへと歩みを進めております。 私たちは、「アートの持てるすべての力で、あなたを美と健康と幸せへ導きます」という企業理念のもと、今後もグループ全体の可能性をさらに広げ、持続的な企業価値向上に取り組んでまいります。今後のNEW ARTグループの事業展開にご期待ください。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度末に比べ、6億34百万円増加し、19億87百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、33億99百万円(前年同期比16億39百万円増)となりました。これは主に、棚卸資産の増加額が11億72百万円並びに法人税等の支払額が21億23百万円あった一方で、税金等調整前当期純利益が43億6百万円、減価償却費が6億61百万円、減損損失が5億39百万円、売上債権の減少が4億93百万円並びに立退料の受取額が4億95百万円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は、3億70百万円(前年同期比85百万円減)となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入が4億35百万円があった一方で、定期預金の預入による支出が5億円並びに有形固定資産の取得による支出が2億61百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は、24億38百万円(前年同期比8億56百万円増)となりました。これは主に、長期借入れによる収入が7億円あった一方で、短期借入金の純増減額5億69百万円、長期借入金の返済による支出が10億74百万円、自己株式の取得による支出が3億円並びに配当金の支払額が7億56百万円あったことによるものであります。 ③ 販売の実績 当社グループのセグメント別売上は、下記のとおりであります。 セグメント区分   販売・サービスの名称など   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (千円)   前年同期 増減率 (%)   構成比 (%) ジュエリー・アート・  オークション事業    ブライダルジュエリーの製造・販売、ブライダル関連サービス、美術品の販売等・アートオークションの運営等   23,067,936   9.3   72.1 食品事業    加工冷凍肉・加工冷蔵肉の販売、魚介類製品の販売   7,164,461   51.3   22.4 ヘルス&ビューティー 事業   エステティックサロンの運営、化粧品及び健康食品等の製造・販売   1,448,541   3.7   4.5 リゾート開発事業   ホテル・結婚式場の運営、リゾート開発事業   266,609   △3.6   0.8 その他事業    クレジット事業、ゴルフ用品の製造・販売、  関連スポーツ用品の開発・製造   70,206   △42.6   0.2 合 計   32,017,754   15.8   100.0 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ・財政状態の分析 (資産の部) 流動資産は、前連結会計年度末比15億67百万円増加(前連結会計年度末比8.9%増)し、191億15百万円となりました。これは主に、現金及び預金が8億82百万円並びに商品及び製品が13億15百万円増加した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が4億24百万円並びに流動資産のその他に含まれる前渡金が2億19百万円減少したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末比7億90百万円減少(同8.1%減)し、89億89百万円となりました。これは主に、建物及び構築物(純額)が2億7百万円、工具、器具及び備品(純額)が1億27百万円、のれんが1億64百万円並びに敷金及び保証金が3億22百万円減少したことによるものであります。 この結果、総資産は前連結会計年度末比7億76百万円増加(同2.8%増)し、281億5百万円となりました。 (負債の部) 流動負債は、前連結会計年度末比8億64百万円減少(前連結会計年度末比7.0%減)し、115億56百万円となりました。これは主に、短期借入金が5億56百万円、1年内返済予定の長期借入金が1億47百万円並びに流動負債のその他に含まれる未払消費税等が2億6百万円減少したことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末比4億47百万円増加(同10.6%増)し、46億82百万円となりました。これは主に、固定負債のその他に含まれる長期預り金が4億95百万円並びに長期未払金が1億86百万円増加した一方で、長期借入金が1億93百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は前連結会計年度末比4億16百万円減少(同2.5%減)し、162億39百万円となりました。 (純資産の部) 純資産は、前連結会計年度末比11億93百万円増加(前連結会計年度末比11.2%増)し、118億65百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により23億53百万円の増加があった一方で、剰余金の配当が7億58百万円並びに自己株式の取得3億円があったことによるものであります。 以上の結果、自己資本比率は39.7%(前連結会計年度末は36.4%)となりました。 ・経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、前期と比べ43億73百万円増加し、320億17百万円(前期比15.8%増)となりました。各報告セグメントの外部顧客に対する売上高の連結売上高に占める割合は、ジュエリー・アート・オークション事業が72.1%、食品事業が22.4%、ヘルス&ビューティー事業が4.5%、リゾート開発事業が0.8%、その他事業が0.2%となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は、前期と比べ24億98百万円増加し、192億80百万円(前期比14.9%増)となりました。また、売上総利益率は、前期に比べ0.5ポイント減少し、60.2%となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、主に給与手当及び地代家賃が増加し、前期と比べ14億81百万円増加し、143億74百万円(前期比11.5%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、前期と比べ10億16百万円増加し、49億6百万円(前期比26.1%増)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、前期と比べ1億85百万円増加し、2億28百万円(前期比430.4%増)となりました。当連結会計年度における営業外費用は、前期と比べ58百万円減少し、2億94百万円(前期比16.6%減)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、前期と比べ12億60百万円増加し、48億40百万円(前期比35.2%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、リース解約益10百万円により10百万円(前期比97.0%減)となりました。 当連結会計年度における特別損失は、減損損失5億39百万円等により5億44百万円(前期比32.9%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前期と比べ3億68百万円増加し、23億53百万円(前期比18.6%増)となりました。 (1株当たり当期純利益) 当連結会計年度における1株当たり当期純利益(EPS)は、137.04円となり、前期の125.38円と比べ11.66円増加しました。株主重視の観点から、引き続き当該指標の向上に注力していきます。 (自己資本当期純利益率) 当連結会計年度における自己資本当期純利益率(ROE)は、22.3%となり、前期と比べ1.0ポイント増加しました。株主重視の観点から、引き続き当該指標の向上に注力していきます。 ・2026年3月期の達成・進捗状況 2026年3月期の達成・進捗状況は以下のとおりの結果となりました。 2026年3月期(計画)   2026年3月期(実績)   計画比 売上高   31,000百万円   32,017百万円   1,017百万円 (           3.2%増) 営業利益   4,700百万円   4,906百万円   206百万円   (          4.4%増) 経常利益   4,600百万円   4,840百万円   240万円 (        5.2%増) 親会社株主に帰属する 当期純利益   2,300百万円   2,353百万円   53百万円 (        2.3%増) 当連結会計年度においては、ブライダルジュエリー事業を中心とした業績の伸長及び収益性向上により、第3四半期に上方修正した業績予想を上回って着地し、売上高は予想比3.2%増、営業利益は同4.4%増、経常利益は同5.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.3%増となりました。 ・次期の見通し ジュエリー・アート・オークション事業につきましては、創業以来30年にわたり築き上げてきたブランド価値をさ らに高めるべく、引き続きブランディング強化および人材育成に注力してまいります。海外事業においては、香港・ シンガポールでの新規出店に続き、台湾市場でのシェア拡大を目指し、日本本社による支援体制を強化するととも に、現地文化や価値観を尊重したブランド戦略を推進してまいります。また、動画・CM等を活用した認知度向上施策 や営業人材育成体制の強化を進め、今後5年間で新規出店も視野に入れながら海外事業のさらなる成長を図ってまい ります。さらに、グローバル展開強化に向けた各種施策の具体化を進めるとともに、UAEドバイにおける原石調達体制構築など、バリューチェーン強化にも取り組んでまいります。 食品事業につきましては、香港・深圳エリアを中心とした市場環境の変化に対応しながら、深圳拠点を活用した中 国本土市場の開拓を進めてまいります。また、日本産和牛の輸入解禁を見据えた営業基盤構築や、高付加価値食材の ブランド化を推進し、収益力向上を目指してまいります。 ヘルス&ビューティー事業につきましては、引き続き収益性改善を推進するとともに、SNS広告や予約媒体を活用した集客強化を図ってまいります。また、40代から50代をターゲットとしたメンズエステ分野への取り組みを進めるなど、新たな市場開拓にも注力してまいります。 リゾート開発事業につきましては、「Sampen House of Art」の建設および販売準備を着実に進めており、2027年度以降の本格的な収益貢献を見込んでおります。また、軽井沢エリアにおいては、「Sampen Hotel and Museum」をはじめとした大型開発案件を推進するとともに、保有不動産の販売および資産価値向上にも取り組んでまいります。アートと自然を融合した独自の開発コンセプトを軸に、軽井沢におけるリゾート開発を当社グループの成長戦略上の重要事業として拡大してまいります。 その他事業につきましては、スポーツ関連事業を新たな成長領域として位置づけ、ゴルフ関連商品の販売強化に加 え、ベルト・アパレル分野への展開を進めております。今後も付加価値の高い商品・サービス開発を通じて、新たな 顧客層の開拓と事業拡大に取り組んでまいります。 ・当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ・セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ・キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ・当社グループの資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。 投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としています。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としています。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は88億33百万円となっています。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は19億87百万円となりました。これらのいわゆる手元流動性残高につきましては、当社の財政状態及び金融環境に応じ変動しています。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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