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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

オーシャンシステム

OCEAN SYSTEM CORPORATION3096 · Standard · 小売業

「食」を軸に小売から給食・旅館まで多角展開。新潟地盤のスーパーと全国展開の業務スーパーFCが柱。

概要

オーシャンシステムは新潟県三条市に本社を置く食品小売業者である。スーパーマーケット「チャレンジャー」と「業務スーパー」の直営・FC展開を主力に、弁当給食、食材宅配、旅館運営も手がける。2026年3月期の連結売上高は961億円、従業員数1029名で、中期経営計画では売上高1000億円を目標とする。

スーパーマーケットと業務スーパーが二本柱の収益構造

当社グループはスーパーマーケット事業、業務スーパー事業、弁当給食事業、食材宅配事業、旅館その他事業の5セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、業務スーパー事業が522億円(構成比54.4%)と最大であり、スーパーマーケット事業が274億円(同28.6%)で続く。弁当給食事業は108億円、食材宅配事業は49億円、旅館その他事業は5億円である。業務スーパー事業がグループ全体の収益を牽引している。

神戸物産のFCとして拡大する業務スーパー事業

業務スーパー事業は株式会社神戸物産のフランチャイジーとして運営される。当社は新潟県、福島県、宮城県など11道県で直営店とサブFC店を展開し、2026年3月末の直営店舗数は80店舗に達した。フランチャイズエリア内のサブFCの指導・管理も行い、エリア拡大とシェア向上を目指す。同事業の売上高は2023年3月期の777億円から2026年3月期には961億円へと増加しており、成長の柱となっている。

新潟県発、全国11道県に広がる店舗網

本社を置く新潟県を基盤に、スーパーマーケット「チャレンジャー」は新潟県内に限定して展開する。一方、業務スーパー事業は新潟県に加え、福島県、宮城県、茨城県、群馬県、山形県、長野県、富山県、秋田県、北海道、熊本県へと広がる。弁当給食事業は新潟県、群馬県、埼玉県、千葉県、茨城県、北海道、山形県の一部で展開し、食材宅配事業は新潟県、群馬県、北海道、栃木県の一部で行う。地域密着型の多店舗展開を特徴とする。

グループシナジーを活かした食品関連事業の多角化

当社グループは連結子会社2社を含む。株式会社サンキューオールジャパンは「フレッシュランチ39」のフランチャイズ展開を全国で行い、株式会社カワサキは業務スーパー事業の一部を担う。また、2025年10月には株式会社ハイデイ日高とフランチャイズ契約を締結し、「熱烈中華食堂日高屋」の日本海側エリアでの出店を開始した。各事業間の連携を強化し、相乗効果を追求する経営戦略を掲げている。

業界の中での役割は食品小売・中食・外食の複合事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
961億円
営業利益
18億円
営業利益率
1.9%
純利益
11億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
業務 スーパー 事業523億円54.4%18億円3.4%
スーパー マーケット 事業275億円28.6%8億円2.9%
弁当給食 事業108億円11.2%2億円1.9%
食材宅配 事業50億円5.2%0億円0.0%
旅館、その他事業5億円0.5%-1億円-20.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01食品小売(スーパーマーケット)主力

新潟県内で食品スーパー「チャレンジャー」を展開する。住宅街を中心に生鮮・日配・加工食品を販売し、地域の食生活を支える。

主な製品・サービス1
スーパーマーケット「チャレンジャー」
新潟県内に店舗を展開する食品スーパー。

02食品小売(業務スーパー)主力

神戸物産のフランチャイジーとして「業務スーパー」を新潟県など全国に展開する。サブFCの指導・管理も行う。

主な製品・サービス1
業務スーパー「業務スーパー」
業務用食材を中心に販売するディスカウントストア。

03企業給食(弁当給食)準主力

企業で働く人向けに昼の弁当を製造・販売する。フランチャイズブランド「フレッシュランチ39」のFC展開も行う。

主な製品・サービス1
フレッシュランチ39
企業への宅配弁当。各エリアの工場で製造し、配達する。

04食材宅配準主力

ヨシケイ開発のフランチャイジーとして夕食材料セット等を宅配する。

05中食(惣菜)副次

惣菜等の受託製造を行う。千葉県にて、量販店や外食チェーン向けに惣菜を製造する。

06社員食堂運営副次

オフィスや工場など企業内食堂の運営を受託する。

07旅館・その他副次

新潟県で割烹旅館を運営し、宿泊や飲食サービスを提供する。

製品と技術

食品スーパー「チャレンジャー」の低価格戦略

スーパーマーケット事業は「チャレンジャー」ブランドで新潟県内に店舗を展開する。低価格戦略を基本とし、スポット商品やお買得品の限定販売、生鮮品の鮮度・美味しさへのこだわり、月間特売や試食会などで集客を図る。2026年2月には燕三条店の別棟を改装し、売場面積を拡大。業務スーパーの商品も併売し、買い回りしやすい店舗へと刷新した。2026年3月期のセグメント売上高は274億円である。

業務スーパーのプライベートブランドと低価格販売

業務スーパー事業は神戸物産のフランチャイズとして運営され、同社のプライベートブランド商品を中心に展開する。ベストプライスでの販売を徹底し、他社との差別化を図る。2026年3月期のセグメント売上高は522億円と、グループ全体の54%を占める。直営店に加え、サブFC店の指導・管理も行い、店舗網を拡大中である。2026年には寒河江南店の移転や大泉朝日店の新設など、積極的な出店を続けている。

弁当給食「フレッシュランチ39」と受託製造・食堂運営

弁当給食事業は「フレッシュランチ39」ブランドで企業向け宅配弁当を提供する。2026年1月からは給食事業者向けの冷凍惣菜受託製造を開始し、千葉工場では駅弁や監修弁当も手がける。また、社員食堂や学校給食の運営受託も行う。2026年3月期の売上高は108億円で、前年比8.9%増と堅調に推移した。子会社サンキューオールジャパンを通じて「フレッシュランチ39」のFC展開も全国で行っている。

食材宅配「ヨシケイ」の夕食材料セット

食材宅配事業は「ヨシケイ」ブランドで夕食材料セットを宅配する。一般家庭向けの食材キットが主力で、夕食アドバイザーによる新規顧客開拓を継続している。また、福祉施設向けの「ヨシケイキッチン」では調理の省力化ニーズに応える商品を提供し、契約施設数が堅調に推移している。2026年3月期の売上高は49億円で、原材料高騰に対応した仕入先見直しにより収益改善を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がオーシャンシステム

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13361トーエル189億円10.5倍
27562安楽亭178億円20.9倍
33544サツドラホールディングス178億円39.6倍
43329東和フードサービス176億円23.0倍
53547ユニシアホールディングス176億円38.6倍
63096オーシャンシステム175億円13.3倍
77678あさくま174億円105.4倍
82694焼肉坂井ホールディングス173億円
97523アールビバン172億円10.2倍
103193エターナルホスピタリティグループ163億円16.0倍
11274Aガーデン162億円28.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

売上高が424億円から961億円へと拡大した13年間

当社の連結売上高は2013年3月期の424億円から、2026年3月期見込みでは961億円へと約2.3倍に成長した。特に2019年3月期以降は毎年50億円前後の増収を続け、2023年3月期には777億円、2026年3月期には960億円を超える見通しである。営業利益も2026年3月期には18億円(見込み)と、安定した収益基盤を築いている。この間、純利益は2億円から11億円へと増加した。

業務スーパー事業の店舗拡大と売上増加

業務スーパー事業はグループ最大のセグメントであり、2026年3月期の売上高は522億円に達した。直営店舗数は2026年3月末時点で80店舗となり、2026年2月には山形県寒河江市に移転オープン、同年3月には群馬県邑楽郡に新規出店した。フランチャイザーである神戸物産のプライベートブランド商品を低価格で提供し、競合との差別化を図る。同事業の拡大がグループ全体の成長を牽引している。

弁当給食事業の新たな受託製造とスクールランチ

弁当給食事業は2026年3月期に108億円の売上高を計上した。同事業は「フレッシュランチ39」ブランドの企業宅配弁当に加え、2026年1月から給食事業者向けの冷凍惣菜受託製造を開始した。また、新潟県内の専門学校グループ向け「スクールランチ」の提供も開始し、食数の確保に努めている。千葉工場では駅弁や監修弁当の受託も増加し、収益向上に貢献している。

ハイデイ日高とのFC契約と日高屋の日本海側初出店

2025年10月、当社は中華料理チェーンの株式会社ハイデイ日高とフランチャイズ契約を締結した。同社が展開する「熱烈中華食堂日高屋」の日本海側エリアでの出店権を獲得し、2026年4月に1号店をオープンした。これは新たな事業領域として位置づけられ、旅館その他事業の一部として運営される。同事業の売上高は5億円と小規模だが、今後拡大が期待される。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 経常利益率4%
  • 売上高令和8年度まで1,000億円
  • 経常利益率令和8年度まで2.5%以上
  • ROE令和8年度まで15%程度
  • PBR令和8年度まで1倍以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業間連携の強化と新価値創出

    各事業間の連携を強化し相乗効果を発揮させるとともに、事業の将来性や収益性を検討し、新しい価値の創出とグループ全体の経営効率化を推進する。

  2. 02

    スーパー・弁当給食の積極展開

    スーパーマーケット事業、業務スーパー事業、弁当給食事業を積極的に展開し事業規模を拡大。直営店とサブFC店の相乗効果を図りながら出店エリアの拡大とシェアアップを目指す。

  3. 03

    リアルとネットの融合

    デジタル社会の潮流を捉え、リアル店舗とネットの融合に取り組む。食材宅配事業では日用品販売を取り入れ、お客様のニーズに柔軟に対応する。

  4. 04

    人材確保と次世代育成

    中途・新卒採用に注力し、育成とフォローアップ体制を充実させることで人材のスキルアップと組織の活性化を図る。

  5. 05

    コーポレートガバナンス強化

    監査等委員会設置会社への移行により取締役会の監督機能を強化し、迅速な意思決定を促進して企業価値の向上を図る。透明で公正な経営体制の構築に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,029人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は428万円で、9期前と比べて+16.2%平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は9.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月810
2018年3月849
2019年3月36840.59.0869
2020年3月38240.38.9913
2021年3月38140.69.0941
2022年3月37840.99.4952
2023年3月38140.89.2980
2024年3月40741.29.51,026
2025年3月41642.19.81,004179
2026年3月42842.49.61,029175

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
チャレンジャー事業部 燕三条店他9店舗 — 新潟県燕市他3,124百万円
スーパー マーケット事業
業務スーパー事業部 柏崎店他59店舗 — 新潟県柏崎市他2,564百万円
業務スーパー事業
ランチサービス事業部 三条店他 — 新潟県三条市他1,177百万円
弁当給食事業
本社他 — 新潟県三条市他1,066百万円
その他
業務スーパー 土浦店他19店舗 — 茨城県土浦市他683百万円
業務スーパー事業
宅配事業部 新潟支店他 — 新潟県三条市他616百万円
食材宅配事業
デリカフーズ事業部 千葉工場 — 千葉市稲毛区387百万円
弁当給食事業
旅館、その他事業 海風亭寺泊日本海・飲食店 — 新潟県長岡市他153百万円
旅館、その他事業
本社 — 新潟市東区140百万円
弁当給食 事業
本社 — 茨城県水戸市100百万円
業務スーパー事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱サンキューオール ジャパン
    新潟市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱カワサキ(注)3、4
    茨城県水戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は961億円営業利益18億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.5%、利益が+0.0%。

売上高
+5.5%
961億円
営業利益
+0.0%
18億円
純利益
+10.0%
11億円
営業利益率
1.9%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,026億円961億円
営業利益22億円18億円
純利益15億円11億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は250億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.2%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q189−3
2024年1Q20862.95
2024年2Q20941.93
2024年3Q23073.05
2024年4Q2120
2025年2Q445102.27
2025年4Q46681.73
2026年2Q473102.17
2026年4Q48881.64
2027年1Q25062.44

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は424億円から961億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は1.9%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月42482
2014年3月44493
2015年3月45291
2016年3月485105
2017年3月500105
2018年3月520105
2019年3月574115
2020年3月620148
2021年3月669169
2022年3月727158
2023年3月777124
2024年3月8592013
2025年3月91118182.010
2026年3月96118191.911

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高961億円のうち、営業利益として残るのは18億円1.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の1.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.9%749億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.2%194億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.9%18億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.8pt
1.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.3pt
1.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.2pt
9.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが24億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は43億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−147−412
2014年3月14−4−31020
2015年3月19−6−141319
2016年3月8−4−11412
2017年3月14−4−91012
2018年3月9−1718−822
2019年3月15−174−224
2020年3月23−4−121931
2021年3月17−10−13725
2022年3月16−115535
2023年3月13−130034
2024年3月35−7−142848
2025年3月19−8−121147
2026年3月24−21−6343

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は251億円。このうち返さなくてよい自己資本が121億円で、自己資本比率は48.3%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1524910332.5
2014年3月1545210233.7
2015年3月151539835.4
2016年3月145578839.3
2017年3月144628242.8
2018年3月1686510339.0
2019年3月1806811238.1
2020年3月1897611340.3
2021年3月1928111142.3
2022年3月2148912541.4
2023年3月2209112941.2
2024年3月23610413243.8
2025年3月24111212946.5
2026年3月25112113048.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
117億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
130億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
66
/ 100
安定性自己資本比率32 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中135位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中236位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.8%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
1.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.2%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,617で、1年前と比べて+3.9%過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。

¥1,617+0.1%1ヶ月-0.7%1年+3.9%時価総額175億円
過去52週の値幅
安値¥1,350高値¥1,800

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.3倍
PER (会社予想)10.0倍
PBR1.23倍
配当利回り1.24%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-2.1%下落、7月17日1610円。25日線(1607円)をほぼ横ばい、75日線(1621円)を下回る。52週高値1800円から-10.6%下落。出来高は低調で、7月17日も3200株と薄商い。週足はもみ合い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 13.2倍は業界平均41.2倍を大幅に下回り、PBR 1.24倍も平均2.92倍を下回る。ROE 9.8%に対して割安水準。配当利回り1.24%は平均1.44%を下回り、配当性向20.7%は低め。業績は増収だが利益横ばいで、成長鈍化リスクを考慮する必要がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.3倍39.6倍
PER (予想)10.0倍
PBR1.23倍2.44倍
ROE9.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社は小売業に属し、堅調な売上成長を続けているが、利益率は低水準。強気派は、売上拡大とコスト管理改善による収益性向上を期待する。弱気派は、競争激化や人件費上昇などによる利益率の圧迫を懸念する。ROEは一桁台で、成長性と収益性のバランスが投資判断の分かれ目。

プラスに働く材料7
  • 売上成長継続

    直近3年平均で約9%の増収。新店効果と既存店底上げが期待できる。

  • 利益率改善の余地

    2025/3期の営業利益率は1.98%と低く、改善余地大。コスト削減で増益に転換可能。

  • 低PERバリュー

    PER13倍台と業界平均対比で割安感があり、PER1倍台ならなお魅力的。

  • 2026年3月期の増収による利益拡大2026年3月期影響

    売上高961億円(前期比+5.5%)、営業利益18億円横ばい

  • コスト削減策による営業利益率改善2025年下期影響

    営業利益率が2%に回復すれば営業利益約19.2億円

  • 安定配当利回り1.24%の下支え継続影響

    配当利回り1.24%は業界平均並み、株価下支え

  • 新規事業による成長期待2027年〜2028年影響

    新規事業の売上高10億円追加で営業利益0.5億円増加

マイナスに働く材料7
  • 低収益体質

    営業利益率2%未満で推移。競争激化で値上げが難しく、コスト上昇に脆弱。

  • 小粒な時価総額

    時価総額174億円と流動性が低く、機関投資家の参与が限定的。

  • 同業との差別化困難

    スーパー業界は価格競争が激しく、独自の優位性を築くのは難しい。

  • 営業利益の伸び悩み継続影響

    営業利益18億円が3期連続横ばい、成長鈍化懸念

  • 低い営業利益率(1.87%)の脆弱性継続影響

    わずかなコスト増で赤字転落のリスク

  • 競争激化による売上高減少2026年〜2027年影響

    売上高2%減で営業利益約18億円が半減する可能性

  • 外国人持ち分0.82%の低流動性継続影響

    浮動株少なく、大口売買で株価変動大

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の成長性と地域需要を測る基礎指標。
営業利益率
収益性改善の度合いを直接示す。2%超えが一つの目標。
店舗数(期末)
出店ペースと撤退のバランスが将来成長を左右。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+5.3%いまの株価に対する利回りは1.24%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
1.24%
いまの株価に対して
配当性向
20.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1225.8
2018年3月120.022.0
2019年3月120.028.3
2020年3月120.015.7
2021年3月1850.020.9
2022年3月14−22.219.4
2023年3月140.060.2
2024年3月1935.716.4
2025年3月190.020.9
2026年3月205.320.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,496人。区分でいちばん多いのは個人・その他67.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.6%を占め、残る68.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他62.764.366.366.166.567.1
事業法人28.728.728.728.728.728.7
自己株式13.113.113.113.113.113.4
金融機関6.04.73.13.12.82.9
外国法人2.42.01.41.31.30.8
証券会社0.20.30.50.70.70.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ひぐち25.03
02樋口 勤6.67
03樋口 智明1.67
04オーシャンシステム 従業員持株会1.62
05株式会社第四北越銀行1.48
06日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口)1.38
07堀口 美花1.24
08樋口 小百合1.19
09株式会社HKY0.47
10新潟酒販株式会社0.46

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+513%、1株純資産は14期で+158%。直近期のROEは9.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月205024.037.362.4
2014年3月355286.722.034.2
2015年3月135432.464.3115.0
2016年3月555809.716.123.4
2017年3月506278.218.825.8
2018年3月516657.919.022.0
2019年3月496957.318.028.3
2020年3月8577311.610.315.7
2021年3月9186410.913.120.9
2022年3月859409.411.719.4
2023年3月389644.025.360.2
2024年3月1421,10013.87.716.4
2025年3月1121,1909.710.420.9
2026年3月1221,2959.813.320.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額203百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
樋口勝人代表取締役 社長40,000
杉田仁史取締役2,000
長谷川吉浩取締役兼 執行役員 ODX推進本部長5,000
本間武士取締役兼 執行役員 管理本部長
長井守取締役3,000
小池聖樹取締役兼 執行役員 業務スーパー事業部長1,000
齋藤吉弘取締役
平哲也取締役2,000
樋口勤取締役会長723,000
山田秀樹常勤監査役1,000
捧俊雄監査役4,000
逸見和宏監査役1,000
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
佐藤恵執行役員
川嵜卓執行役員
池田和仁執行役員
珊瑚尚志執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8103492117322
監査役115011717
社外取締役41101133

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,034字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、株式会社オーシャンシステム(当社)及び連結子会社2社により構成されております。当社グループは「食」に関わる事業として、家庭用・業務用に多彩な食料品を店舗で提供するスーパーマーケット事業及び業務スーパー事業、主に企業で働く人に昼の弁当を提供する弁当給食事業、家庭での夕食メニューに即した食材を宅配する食材宅配事業、割烹旅館で非日常のメニューを提供する旅館事業及びその他の事業について事業部制組織で展開しております。また、株式会社サンキューオールジャパンでは「フレッシュランチ39」のフランチャイズ展開を行っております。 当社グループの事業に係わる位置付け及び事業の種類別セグメントとの関係は、次のとおりであります。 なお、次の5部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業分野   事業内容   主要な会社   展開地域   備考 スーパー マーケット 事業   食品スーパー「チャレンジャー」による 店舗展開   当社 チャレンジャー事業部   新潟県 業務 スーパー 事業   「業務スーパー」の店舗展開及び フランチャイズエリア内における サブFCの指導・管理   当社 業務スーパー事業部 (連結子会社) ㈱カワサキ   新潟県、福島県、宮城県、茨城県、群馬県、山形県、長野県、富山県、秋田県、 北海道、熊本県   ㈱神戸物産の フランチャイジー 弁当給食 事業   「フレッシュランチ39」等ブランド による企業宅配弁当の製造及び販売   当社 ランチサービス事業部   新潟県、群馬県、埼玉県、千葉県、茨城県、北海道、山形県の一部   ㈱サンキューオールジャパンのフランチャイジー 惣菜等の受託製造   当社 デリカフーズ事業部   千葉県 オフィス・工場など企業内食堂の運営受託   当社 コントラクト フードサービス事業部   新潟県、群馬県 「フレッシュランチ39」のFC展開   (連結子会社) ㈱サンキューオールジャパン   全国 食材宅配 事業   「ヨシケイ」ブランドによる 夕食材料セット等の宅配   当社 宅配事業部   新潟県、群馬県、北海道、栃木県の一部   ヨシケイ開発㈱の フランチャイジー 旅館、 その他事業   旅館及び飲食店   当社   新潟県 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,630字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループでは、「より良いものをより安く」の理念のもと、一人ひとりのお客様に「満足と豊かさ」を提供することにより社会に貢献することを目的に、「高い商品力でお客様からの圧倒的な支持を得られる」よう努力し、商品調達コストの削減で生じた利益はお客様に還元することを基本方針としております。 (2)経営戦略等 今後の経営戦略としましては、各事業間の連携を強化し、相乗効果を発揮させるとともに、事業の将来性、収益性を検討し、新しい価値の創出とグループ全体の経営の効率化を推進してまいります。 また、スーパーマーケット事業、業務スーパー事業及び弁当給食事業の分野を積極的に展開し、事業規模の拡大を推し進めるとともに、スーパーマーケット事業及び業務スーパー事業につきましては、直営店とサブFC店との相乗効果を図りながら出店エリアの拡大とシェアアップを目指してまいります。食材宅配事業につきましては、日用品販売を取り入れることにより、お客様のニーズに柔軟に対応してまいります。旅館、その他事業につきましては、令和7年10月に中華料理等を主とした飲食店チェーンを展開している㈱ハイデイ日高(本社:埼玉県さいたま市)とフランチャイズ契約を締結しました。同社が展開する「熱烈中華食堂日高屋」の日本海側エリアにおける出店を図ってまいります。 なお、当社グループでは、令和6年度から令和8年度の3カ年を対象とした中期経営計画に取り組んでおります。 ① 中期経営計画のテーマ 「IDEA & INNOVATION で、新たな価値をつくる」をテーマに掲げ、柔軟な発想と企画力で既成概念を変革する独自のサービスとシステムを構築することと、リアルとネットを融合したイノベーティブな仕組みを提案し、夢と笑顔が生まれる新たな価値の創出を目指します。 ② 中期経営計画の基本方針 ・事業部間の連携を深化させ、互いに補完しあえる組織づくりを目指す。 ・デジタル社会の潮流を敏感に捉え、リアル店舗とネットの融合に取り組む。 ・お客様はもとより従業員の満足度向上にも目を向けた環境整備に取り組む。 ・必要とする人材の確保と次世代を担う幹部候補の育成に努める。 ・資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応を行う。 ③ 資本政策の基本方針 当社は、持続的な成長と企業価値向上を図るため、安定したキャッシュ・フロー創出による資本効率の改善と健全なバランスシートの維持を資本政策の基本方針とします。 収益性を測る経常利益率とROEを重要な経営指標と捉え、この目標値を公表し、株主をはじめとするステークホルダーとの適切な協働に努めます。 当社は、上記の基本方針に基づき、安定配当の継続を基本とし、業績の動向、配当性向、財務面での健全性を総合的に勘案して利益配分します。また、内部留保金については、中・長期的観点から企業価値向上を図るために取締役会が必要であると判断した施策を中心に有効活用することを基本とし、資金需要が発生した場合は、金融・資本市場における多様な手段の中から、有利な条件で調達が可能な方法を選択します。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、商品及びサービスの競争力、販売活動や財務活動を含めた総合的な事業の収益性を表す経常利益率を経営指標として設定しており、中長期的な目標としては4%を掲げております。なお、当連結会計年度における連結経常利益率は、2.0%(前連結会計年度2.0%)でありました。今後、お客様からの圧倒的な支持を得られるよう努力し、常に収益の向上とコストの削減意識を持ち、目標の達成に向け経営に取り組んでまいります。 また、当社グループでは、令和6年度から令和8年度の3カ年を対象とした中期経営計画に取り組んでおり、最終年度には売上高1,000億円、経常利益率2.5%以上、ROE15%程度、PBR1倍以上を数値目標として掲げております。 (4)経営環境ならびに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く食品業界の経営環境は、異業種からの参入や価格競争が一層激化するとともに、物流コストの高騰や、労働需給の逼迫による人件費関連コストの増加など依然として先行き不透明な状況が続くものと想定されます。 このような状況の下、当社グループは、商品力を高め、安定した収益力の確保と企業競争力及び財務体質の強化を図り、お客様からの支持を得られる企業となるよう以下の課題を重点として取り組むことにより、経営環境の変化に対応し、企業価値の向上に努めてまいります。 ① 安全、安心な食品とサービスの提供 当社グループの経営理念としても掲げており、最重要課題として認識しております。関連法令の遵守はもとより、自主検査の実施、QA(品質保証)担当者による定期巡回、品質管理部門の組織充実と機能強化を行い、一層の品質管理、食品衛生管理の強化に取り組んでまいります。 ② 事業基盤の強化 スーパーマーケット事業につきましては、引き続き低価格戦略を推進するとともに売場環境及び商品構成の見直しを行い、より魅力ある店づくりに取り組んでまいります。 業務スーパー事業につきましては、直営店ならびにサブFC店による出店など、戦略的な営業展開を進めてまいります。 ③ 人材の確保と育成 厳格な管理体制及び積極的な営業活動を行うために優秀な人材の確保が急務となっております。当社グループといたしましては、中途採用ならびに新卒採用の両面に注力し、育成とフォローアップ体制の整備を充実させることにより人材のスキルアップと組織の活性化を図ってまいります。 ④ コーポレートガバナンス 持続的成長をかなえるための企業体質の確立に向けて、透明で公正な経営体制の構築と迅速な意思決定への取り組みを通じて、業容の拡大に応じたコーポレートガバナンスの更なる充実に努めてまいります。 なお、当社は令和8年6月26日開催予定の第48回定時株主総会での承認を条件として、監査等委員会設置会社へ移行する予定です。取締役会の監督機能を強化しつつ、迅速な意思決定を促進することで、企業価値の向上を図ってまいります。
事業等のリスク5,145字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)主要なリスク 本有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、及び当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響を合理的に見積もることが困難な場合には記載しておりません。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 ① フランチャイズ契約について 当社グループは、㈱神戸物産、㈱サンキューオールジャパン、ヨシケイ開発㈱と締結したフランチャイズ契約に基づき、「業務スーパー」、「フレッシュランチ39」、「ヨシケイ」の事業を展開しております。これらのフランチャイズ契約につきましては、エリアライセンス制度により当社の営業地域が限定されております。したがいまして、当社グループが各種ブランドを使用して営業地域を拡大していくためには、既存フランチャイジーの営業地域を考慮しながら、新たにフランチャイズ契約を締結する必要があります。 また、「業務スーパー」、「ヨシケイ」の各FC本部とのフランチャイズ契約につきましては、契約の解除条項を規定しております。現時点においては、当該フランチャイズ契約の継続に支障を来たす要因は発生しておりませんが、当該要因が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 「フレッシュランチ39」につきましては、当社100%子会社である㈱サンキューオールジャパンがFC本部でありますが、フランチャイズ契約を締結している他の加盟事業者による衛生管理不備等に起因する食中毒の発生や法令違反により、「フレッシュランチ39」のブランドイメージが損なわれた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当該リスクが顕在化する可能性は現時点では認識しておりません。当該リスクへの対応につきましては、加盟店への指導及び管理を徹底するとともに、積極的に情報収集を行うよう努めております。 ② 同業他社との競争激化及び消費動向による影響について 当社グループは、一般消費者を対象とする店舗販売を主とした食品小売業を営んでおり、景気や個人消費の動向等の影響を受けております。また、営業基盤とする地域内において、同業他社や業態を超えた店舗間の競争が激化する様相を呈しております。なお、当該リスクに類する事案につきましては例年数店舗発生しております。当該リスクへの対応につきましては、商品やサービスでの差別化を図るとともに、経費の見直し等によるローコストオペレーションの実現を図るよう努めております。 ③ 出店政策について a.新規出店 当社グループが展開するスーパーマーケット事業は、当社独自ブランドである「チャレンジャー」(食品スーパー)を展開しており、業務スーパー事業は、エリアライセンス契約に基づいた「業務スーパー」(業務用食品のディスカウント販売)を展開しております。これらの店舗につきましては、採算性を踏まえた上で、立地条件、同業他社との競合状況、市場規模等を総合的に勘案し、計画的かつ積極的に店舗展開を行っていく方針ですが、諸条件を満たす物件が確保できず、出店計画に変更、延期等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があり、その程度につきましては、1店舗当たり売上高2億円から40億円程度と認識しております。なお、当該リスクが顕在化する可能性は現時点では認識しておりません。当該リスクへの対応につきましては、店舗開発規程を定め、立地条件や商圏分析の調査と合わせて、法規制の内容を詳細に検討し、計画どおりに出店できるよう努めております。 b.賃借物件への依存 当社グループが展開する店舗の大部分は、賃借物件となっております。これは資産の固定化を回避するとともに、機動的な出退店を可能にするためのものであります。しかしながら、賃借物件の場合には、賃貸人側の事情により対象物件の継続使用が困難となる場合があります。また、賃貸人に差し入れている敷金、保証金及び建設協力金について、賃貸人の倒産や経済環境の悪化等の事由により一部または全額の回収が不能となった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、賃貸人に対して当連結会計年度末時点で保証金9億16百万円と敷金7億16百万円を差し入れておりますが、このうちの一部が倒産その他の賃貸人に生じた事由により回収できなくなるリスクがあります。当該リスクが顕在化する可能性は現時点では認識しておりません。当該リスクへの対応につきましては、賃貸人との良好な関係を築き、情報収集に努めております。 ④ 法的規制等について 当社グループは、大店立地法や独占禁止法の他、従業員の労務管理の関連法令、食品の安全管理、環境・リサイクル・その他の関連法令の遵守に努めております。これらに違反する事項が発生した場合には、企業活動が制限される可能性があります。また、法令上の規制に対応するため、経営コストが増加する可能性があります。 a.食品衛生関連法令について 当社グループでは、食品に関連する事業を展開しており、いずれも食品の安全、衛生、表示に関連する法令の規制を受けております。 当社グループは、食品を取り扱う企業として関連法令の遵守に努めておりますが、万が一、衛生管理上重大な問題が発生した場合、あるいは規制の強化が図られた場合には、仕入コスト及び商品化コストならびに管理コストが増加する可能性があります。 b.環境関連法令について 当社グループが展開するスーパーマーケット事業の出店や増床等につきましては、出店地域住民の生活環境を守る観点から当該店舗の規模により大店立地法の適用を受けることがあります。また、食品リサイクル法、容器包装リサイクル法、水質汚濁防止法等の環境関連法令による規制も受けております。 当社グループとしましては、地域環境に考慮した店舗構造、運営方法を検討し、地域住民や自治体との調整を図りながら出店を進める方針でありますが、法規制が強化された場合、出店計画の見直しや設備の増強等の新たな費用が発生する可能性があります。 c.労務関連及びその他法令等について 当社グループは、事業全般にわたり労働基準法等の法令規制を受けております。また、当社グループは、パート・アルバイト従業員を多数雇用しており、従業員の処遇に関連した法改正が行われた場合、人件費が増加する可能性があります。 なお、上記法令以外に、取引全般において独占禁止法、一部商品の仕入において中小受託取引適正化法(取適法)の適用を受けるほか、スーパーマーケット事業、業務スーパー事業、弁当給食事業及び食材宅配事業の一部業務について、外部事業者と委託契約を結び事業運営を行っており、諸法令の規制を受けております。 当社グループでは、これら諸法令の規定に則った事業運営を行っておりますが、所轄監督官庁の指摘を受け行政処分等が課せられた場合、信用の低下を招き、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当該リスクに類する事案につきましては、例年、軽微なものが発生しておりますが、それらが当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性は現時点では認識しておりません。当該リスクへの対応につきましては、当該事項に関する情報収集に努め、法令や社内ルールの整備、必要に応じて顧問弁護士等専門家の助言を得るなど管理の徹底に努めております。 ⑤ 食品の安全・安心について 食品業界におきましては食中毒の発生、食品への意図的な異物の混入等、食品の安全・安心を脅かす事案が発生しております。 当社グループでは、食品関係法令を遵守した衛生・品質管理及び適切な食品表示のための取り組みを強化しておりますが、食の安全に対し信頼を損なうような問題が生じた場合、今後の業績に負の影響を与える可能性があり、その程度につきましては、事案の内容により様々であると認識しております。なお、当該リスクに類する事案につきましては、例年、軽微なものが数件発生しております。当該リスクへの対応につきましては、専任部署の設置、第三者機関による監査、関係法令に対する社内ルール及びマニュアルの整備を行い、管理の徹底に努めております。 ⑥ システムトラブルについて 当社グループは、通信ネットワークやコンピューターシステムを使用し、商品の調達や販売など多岐にわたるオペレーションを実施しております。システムの運用・管理には万全を期しておりますが、何らかの原因による当社サーバー等の一時的な過負荷、外部からの不正アクセスやランサムウェア等のサイバー攻撃、従業員の過誤によるシステム障害、クラウドサービス等の外部サービスに障害が発生した場合には当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当該リスクが顕在化する可能性は現時点では認識しておりません。当該リスクへの対応につきましては、社内ルールの整備に加え、システム監視体制の強化、ハードウェアの計画的なリプレイスを実施することにより管理体制の維持・向上を図り、当該リスクの抑制に努めております。 ⑦ 自然災害及び事故等について 当社グループは、緊急時の社内体制の整備や事故防止の教育を行っております。店舗または施設の周辺地域において大地震や台風、集中豪雨等の自然災害または予期せぬ事故等が発生し、店舗等に物理的損害が発生した場合や従業員が被害を受けた場合、及び当社グループの仕入・流通網に影響する何らかの事故等が発生した場合、また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のようなウイルスによるパンデミックが発生した場合は、営業活動に支障が生じ、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 人材の確保と育成について 当社グループが展開する事業は、その多くが労働集約型であり、事業を遂行する上で労働力としての人材確保が重要であります。優秀な人材を継続的に採用し、その育成を行い、適正な人員配置を実施するなど労働環境を整え、従業員の定着化を図ることが、当社グループの成長には欠かせないものであると認識しております。このため、事業拡大等に伴う必要な人材の確保と育成がままならない場合、事業の成長が鈍化し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当該リスクが顕在化する可能性は現時点では認識しておりませんが、人手不足による軽微な影響は発生しております。当該リスクへの対応につきましては、専任部署が主体となり、新卒採用・中途採用の両面から採用活動に注力するとともに、人材育成とフォローアップ体制の構築に努めてまいります。 ⑨ 固定資産の減損について 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。各事業の支店及び店舗等を独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位としており、本社経費配賦後の店舗別損益を基に減損の兆候を把握しておりますが、店舗等の収益性に悪化が見られ、短期間に回復が望めない場合や保有資産の市場価格が著しく下落すること等により減損処理が必要となった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当連結会計年度では2億53百万円の減損損失を計上しており、今後も発生する可能性があります。当該リスクにつきましては、減損損失額を最小限にするべく定期的なモニタリングを行い、事業環境等の変化に迅速に対応してまいります。 (2)重要事象等 提出会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他提出会社の経営に重要な影響を及ぼす事象はありません。
経営成績の分析 (MD&A)6,203字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策による雇用環境の改善と所得の増加を背景に緩やかな回復基調を維持しました。一方で、世界経済では米国の通商政策や中東情勢の緊迫化により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループが事業を展開する食品小売業界におきましては、消費マインドに一部改善の動きが見られましたが、地政学リスク等による石油化学製品の供給不安や異常気象の影響による生鮮商品等の値上がりが再加速するリスクが一層高まっており、当社の経営環境は引き続き厳しい状況が続いております。 こうした状況のもと、当社グループは、社会環境の変化と働き方の多様化や、環境問題への対応、テクノロジーの進展といった課題に対し、令和9年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を推進しております。商品やサービスの品質向上と、業務効率化やデジタル化の取り組みの強化、多様化する消費者ニーズへの対応を通じ、企業価値の向上に努めてまいりました。 また、令和7年10月には中華料理等を主とした飲食店チェーンを展開している㈱ハイデイ日高(本社:埼玉県さいたま市)とフランチャイズ契約を締結し、同社が展開する「熱烈中華食堂日高屋」を令和8年4月に日本海側で初出店いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりであります。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ10億55百万円増加し、251億38百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1億19百万円増加し、129億96百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ9億36百万円増加し、121億41百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は960億55百万円(前年同期比5.5%増)、営業利益は17億87百万円(前年同期比2.0%増)、経常利益は19億1百万円(前年同期比2.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11億44百万円(前年同期比9.1%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 (スーパーマーケット事業) スーパーマーケット事業につきましては、当社店舗の商圏へ競合他社の出店が相次ぎ、競争環境は一段と激化しました。販売政策として、小回りの良さを生かしたスポット商品やお買得品の限定販売、鮮度や美味しさにこだわった生鮮品、フェアイベントの開催、徳用パックやまとめ買いセール、月間特売の強化や試食会を開催して集客を図り、来客数は前年同期比で微減となったものの、客単価の上昇により売上高は増加しました。店舗展開としましては、令和8年2月「チャレンジャー燕三条店」(新潟県燕市)の別棟を改装オープンしました。売場面積の大幅な拡大により買い回りしやすい売場へと刷新したことに加え、業務スーパーの商品を幅広く取り扱い、集客力の向上に努めました。 以上の結果、当連結会計年度のセグメント売上高は274億72百万円(前年同期比0.8%増)、セグメント利益は7億61百万円(前年同期比3.2%減)となりました。 (業務スーパー事業) 業務スーパー事業につきましては、フランチャイザーである㈱神戸物産の「総力祭」や当社販促企画の月間特売やチョコレートフェアなどのイベントを通じて集客に取り組むとともに、㈱神戸物産のプライベートブランド商品をベストプライスで販売、拡販することで他社との差別化による買上点数の増加に努めました。結果、客数・客単価ともに前年同期を上回りました。 店舗展開としましては、令和8年2月「業務スーパー寒河江南店」(山形県寒河江市)を移転オープン、同年3月「業務スーパー大泉朝日店」(群馬県邑楽郡)を新規オープンしたことにより、当社グループの当期末の直営店舗数は80店舗となりました。 以上の結果、当連結会計年度のセグメント売上高は522億67百万円(前年同期比7.8%増)、セグメント利益は17億74百万円(前年同期比2.8%増)となりました。 (弁当給食事業) 事業所向け宅配弁当につきましては、価格訴求力の高い商品の提供に努めるとともに、今年度から開始した新潟県内の専門学校グループ向け「スクールランチ」の利用促進により、食数の確保に努めました。また、商品開発力が認められたことから、令和8年1月より給食事業者向けに冷凍惣菜の受託製造を開始しました。 惣菜等の受託製造を行う千葉工場につきましては、既存のスーパーマーケット向け販売が堅調に推移したことに加え、駅弁や監修弁当の新規受託先の増加により売上高・利益ともに前年同期を上回りました。 社員食堂や学校給食等の運営受託事業につきましても、多様なニーズに対する提案力の強化と店舗管理の効率化や生産性の向上を図ったことにより、売上高・利益ともに前年同期を上回りました。 以上の結果、当連結会計年度のセグメント売上高は108億28百万円(前年同期比8.9%増)、セグメント利益は2億28百万円(前年同期比14.7%増)となりました。 (食材宅配事業) 福祉施設等へ食材販売を行う「ヨシケイキッチン」につきましては、福祉業界における調理の省力化ニーズを捉えた商品性が評価され、契約施設数が堅調に推移しました。 主力である一般家庭向け食材キットにつきましては、メニューの改定や新規顧客開拓を専門とした夕食アドバイザーによる営業活動の継続により食数の増加に努めました。また、配達コースの見直しによる効率改善と、原材料価格の高騰を受け、仕入先を見直すことにより収益の確保に努めました。 以上の結果、当連結会計年度のセグメント売上高は49億60百万円(前年同期比1.1%増)、セグメント損失は7百万円(前年同期は86百万円のセグメント損失)となりました。 (旅館、その他事業) 旅館事業につきましては、旬の食材を味わえる「蟹食べ放題プラン」など付加価値を高めた宿泊プランの提供に努めたことにより利用客は増加しました。 その他事業の「焼肉黒真」につきましては、原材料価格の高騰を受け価格改定を行ったことに加え、ランチ利用のお客様が増加したことで売上高は前年同期を上回りました。 以上の結果、当連結会計年度のセグメント売上高は5億26百万円(前年同期比9.8%増)、セグメント損失は1億43百万円(前年同期は1億11百万円のセグメント損失)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ3億11百万円減少し、43億40百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な要因につきましては、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果取得した資金は24億3百万円(前連結会計年度は19億1百万円の取得)となりました。 主な増加要因は、税金等調整前当期純利益16億34百万円、減価償却費10億88百万円及びその他流動負債の増加額1億47百万円であり、主な減少要因は、法人税等の支払額4億89百万円及び棚卸資産の増加額2億32百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は21億29百万円(前連結会計年度は8億10百万円の支出)となりました。 主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出12億52百万円及び敷金及び保証金の差入による支出1億99百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は5億83百万円(前連結会計年度は12億7百万円の支出)となりました。 主な減少要因は、長期借入金の返済による支出7億1百万円、リース債務の返済による支出3億14百万円及び配当金の支払額2億6百万円であり、増加要因は長期借入れによる収入7億円であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (販売実績) 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) スーパーマーケット事業   27,472,315   0.8 業務スーパー事業   52,267,392   7.8 弁当給食事業   10,828,866   8.9 食材宅配事業   4,960,507   1.1 旅館、その他事業   526,030   9.8 合計   96,055,112   5.5 (仕入実績) 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) 仕入高(千円)   前年同期比(%) スーパーマーケット事業   21,467,404   1.0 業務スーパー事業   41,954,310   7.9 弁当給食事業   5,426,001   10.5 食材宅配事業   2,718,398   △1.2 旅館、その他事業   200,251   9.0 合計   71,766,366   5.5 (注)金額は、仕入価格によっております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、次のとおりであります。 a.財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は113億99百万円(前連結会計年度末は111億72百万円)であり、前連結会計年度末より2億27百万円の増加となりました。これは主に、棚卸商品が2億36百万円増加したことによるものであります。 固定資産の残高は137億39百万円(前連結会計年度末は129億10百万円)であり、前連結会計年度末より8億28百万円の増加となりました。これは主に、投資有価証券が3億44百万円、業務スーパーの新規出店及び移転により有形固定資産が1億93百万円と差入保証金が81百万円、退職給付に係る資産が97百万円それぞれ増加したことによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末における資産合計は251億38百万円(前連結会計年度末は240億82百万円)となり、前連結会計年度末より10億55百万円の増加となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は92億67百万円(前連結会計年度末は90億72百万円)であり、前連結会計年度末より1億95百万円の増加となりました。これは主に、未払法人税等が84百万円、流動負債のその他に含まれる未払金が79百万円それぞれ増加したことによるものであります。 固定負債の残高は37億28百万円(前連結会計年度末は38億4百万円)であり、前連結会計年度末より75百万円の減少となりました。これは主に、リース債務が61百万円減少したことによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末における負債合計は129億96百万円(前連結会計年度末は128億77百万円)となり、前連結会計年度末より1億19百万円の増加となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は121億41百万円(前連結会計年度末は112億4百万円)であり、前連結会計年度末より9億36百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が9億37百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.8ポイント上昇し、48.3%となりました。 b.経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ49億93百万円増加し、960億55百万円(前年同期比5.5%増)となりました。主な要因は、業務スーパー事業において、新規出店や宣伝効果に伴う、来客数の増加によるものであります。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度に比べ10億29百万円増加し、211億62百万円(前年同期比5.1%増)となりました。主な要因は、売上高の増加によるものであります。また売上総利益率は0.1ポイント減少し、22.0%となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ34百万円増加し、17億87百万円(前年同期比2.0%増)となりました。主な要因は、売上総利益の増加によるものであります。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度に比べ54百万円増加し、19億1百万円(前年同期比2.9%増)となりました。主な要因は、営業利益の増加及び営業外費用の減少によるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ95百万円増加し、11億44百万円(前年同期比9.1%増)となりました。主な要因は、経常利益の増加及び特別利益の増加によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、経営環境の変化に対応するため、資金の流動性を確保することにより安定した財務基盤の維持に努めております。資金需要のうち主なものは、商品の仕入、人件費、販売費及び一般管理費等の事業に係る運転資金に加えて、新規出店や設備の更新等に要する設備投資資金であります。また、当社の事業活動の維持拡大に必要な資金は、主に営業活動により得られた資金によるものですが、安定的な財源確保のため、複数の金融機関から借入による資金調達を行っております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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