概要
オーシャンシステムは新潟県三条市に本社を置く食品小売業者である。スーパーマーケット「チャレンジャー」と「業務スーパー」の直営・FC展開を主力に、弁当給食、食材宅配、旅館運営も手がける。2026年3月期の連結売上高は961億円、従業員数1029名で、中期経営計画では売上高1000億円を目標とする。
スーパーマーケットと業務スーパーが二本柱の収益構造
当社グループはスーパーマーケット事業、業務スーパー事業、弁当給食事業、食材宅配事業、旅館その他事業の5セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、業務スーパー事業が522億円(構成比54.4%)と最大であり、スーパーマーケット事業が274億円(同28.6%)で続く。弁当給食事業は108億円、食材宅配事業は49億円、旅館その他事業は5億円である。業務スーパー事業がグループ全体の収益を牽引している。
神戸物産のFCとして拡大する業務スーパー事業
業務スーパー事業は株式会社神戸物産のフランチャイジーとして運営される。当社は新潟県、福島県、宮城県など11道県で直営店とサブFC店を展開し、2026年3月末の直営店舗数は80店舗に達した。フランチャイズエリア内のサブFCの指導・管理も行い、エリア拡大とシェア向上を目指す。同事業の売上高は2023年3月期の777億円から2026年3月期には961億円へと増加しており、成長の柱となっている。
新潟県発、全国11道県に広がる店舗網
本社を置く新潟県を基盤に、スーパーマーケット「チャレンジャー」は新潟県内に限定して展開する。一方、業務スーパー事業は新潟県に加え、福島県、宮城県、茨城県、群馬県、山形県、長野県、富山県、秋田県、北海道、熊本県へと広がる。弁当給食事業は新潟県、群馬県、埼玉県、千葉県、茨城県、北海道、山形県の一部で展開し、食材宅配事業は新潟県、群馬県、北海道、栃木県の一部で行う。地域密着型の多店舗展開を特徴とする。
グループシナジーを活かした食品関連事業の多角化
当社グループは連結子会社2社を含む。株式会社サンキューオールジャパンは「フレッシュランチ39」のフランチャイズ展開を全国で行い、株式会社カワサキは業務スーパー事業の一部を担う。また、2025年10月には株式会社ハイデイ日高とフランチャイズ契約を締結し、「熱烈中華食堂日高屋」の日本海側エリアでの出店を開始した。各事業間の連携を強化し、相乗効果を追求する経営戦略を掲げている。
業界の中での役割は食品小売・中食・外食の複合事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 業務 スーパー 事業 | 523億円 | 54.4% | 18億円 | 3.4% |
| スーパー マーケット 事業 | 275億円 | 28.6% | 8億円 | 2.9% |
| 弁当給食 事業 | 108億円 | 11.2% | 2億円 | 1.9% |
| 食材宅配 事業 | 50億円 | 5.2% | 0億円 | 0.0% |
| 旅館、その他事業 | 5億円 | 0.5% | -1億円 | -20.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01食品小売(スーパーマーケット)主力
新潟県内で食品スーパー「チャレンジャー」を展開する。住宅街を中心に生鮮・日配・加工食品を販売し、地域の食生活を支える。
- スーパーマーケット「チャレンジャー」
- 新潟県内に店舗を展開する食品スーパー。
02食品小売(業務スーパー)主力
神戸物産のフランチャイジーとして「業務スーパー」を新潟県など全国に展開する。サブFCの指導・管理も行う。
- 業務スーパー「業務スーパー」
- 業務用食材を中心に販売するディスカウントストア。
03企業給食(弁当給食)準主力
企業で働く人向けに昼の弁当を製造・販売する。フランチャイズブランド「フレッシュランチ39」のFC展開も行う。
- フレッシュランチ39
- 企業への宅配弁当。各エリアの工場で製造し、配達する。
04食材宅配準主力
ヨシケイ開発のフランチャイジーとして夕食材料セット等を宅配する。
05中食(惣菜)副次
惣菜等の受託製造を行う。千葉県にて、量販店や外食チェーン向けに惣菜を製造する。
06社員食堂運営副次
オフィスや工場など企業内食堂の運営を受託する。
07旅館・その他副次
新潟県で割烹旅館を運営し、宿泊や飲食サービスを提供する。
製品と技術
食品スーパー「チャレンジャー」の低価格戦略
スーパーマーケット事業は「チャレンジャー」ブランドで新潟県内に店舗を展開する。低価格戦略を基本とし、スポット商品やお買得品の限定販売、生鮮品の鮮度・美味しさへのこだわり、月間特売や試食会などで集客を図る。2026年2月には燕三条店の別棟を改装し、売場面積を拡大。業務スーパーの商品も併売し、買い回りしやすい店舗へと刷新した。2026年3月期のセグメント売上高は274億円である。
業務スーパーのプライベートブランドと低価格販売
業務スーパー事業は神戸物産のフランチャイズとして運営され、同社のプライベートブランド商品を中心に展開する。ベストプライスでの販売を徹底し、他社との差別化を図る。2026年3月期のセグメント売上高は522億円と、グループ全体の54%を占める。直営店に加え、サブFC店の指導・管理も行い、店舗網を拡大中である。2026年には寒河江南店の移転や大泉朝日店の新設など、積極的な出店を続けている。
弁当給食「フレッシュランチ39」と受託製造・食堂運営
弁当給食事業は「フレッシュランチ39」ブランドで企業向け宅配弁当を提供する。2026年1月からは給食事業者向けの冷凍惣菜受託製造を開始し、千葉工場では駅弁や監修弁当も手がける。また、社員食堂や学校給食の運営受託も行う。2026年3月期の売上高は108億円で、前年比8.9%増と堅調に推移した。子会社サンキューオールジャパンを通じて「フレッシュランチ39」のFC展開も全国で行っている。
食材宅配「ヨシケイ」の夕食材料セット
食材宅配事業は「ヨシケイ」ブランドで夕食材料セットを宅配する。一般家庭向けの食材キットが主力で、夕食アドバイザーによる新規顧客開拓を継続している。また、福祉施設向けの「ヨシケイキッチン」では調理の省力化ニーズに応える商品を提供し、契約施設数が堅調に推移している。2026年3月期の売上高は49億円で、原材料高騰に対応した仕入先見直しにより収益改善を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がオーシャンシステム
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3361トーエル | 189億円 | 10.5倍 |
| 2 | 7562安楽亭 | 178億円 | 20.9倍 |
| 3 | 3544サツドラホールディングス | 178億円 | 39.6倍 |
| 4 | 3329東和フードサービス | 176億円 | 23.0倍 |
| 5 | 3547ユニシアホールディングス | 176億円 | 38.6倍 |
| 6 | 3096オーシャンシステム | 175億円 | 13.3倍 |
| 7 | 7678あさくま | 174億円 | 105.4倍 |
| 8 | 2694焼肉坂井ホールディングス | 173億円 | — |
| 9 | 7523アールビバン | 172億円 | 10.2倍 |
| 10 | 3193エターナルホスピタリティグループ | 163億円 | 16.0倍 |
| 11 | 274Aガーデン | 162億円 | 28.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
売上高が424億円から961億円へと拡大した13年間
当社の連結売上高は2013年3月期の424億円から、2026年3月期見込みでは961億円へと約2.3倍に成長した。特に2019年3月期以降は毎年50億円前後の増収を続け、2023年3月期には777億円、2026年3月期には960億円を超える見通しである。営業利益も2026年3月期には18億円(見込み)と、安定した収益基盤を築いている。この間、純利益は2億円から11億円へと増加した。
業務スーパー事業の店舗拡大と売上増加
業務スーパー事業はグループ最大のセグメントであり、2026年3月期の売上高は522億円に達した。直営店舗数は2026年3月末時点で80店舗となり、2026年2月には山形県寒河江市に移転オープン、同年3月には群馬県邑楽郡に新規出店した。フランチャイザーである神戸物産のプライベートブランド商品を低価格で提供し、競合との差別化を図る。同事業の拡大がグループ全体の成長を牽引している。
弁当給食事業の新たな受託製造とスクールランチ
弁当給食事業は2026年3月期に108億円の売上高を計上した。同事業は「フレッシュランチ39」ブランドの企業宅配弁当に加え、2026年1月から給食事業者向けの冷凍惣菜受託製造を開始した。また、新潟県内の専門学校グループ向け「スクールランチ」の提供も開始し、食数の確保に努めている。千葉工場では駅弁や監修弁当の受託も増加し、収益向上に貢献している。
ハイデイ日高とのFC契約と日高屋の日本海側初出店
2025年10月、当社は中華料理チェーンの株式会社ハイデイ日高とフランチャイズ契約を締結した。同社が展開する「熱烈中華食堂日高屋」の日本海側エリアでの出店権を獲得し、2026年4月に1号店をオープンした。これは新たな事業領域として位置づけられ、旅館その他事業の一部として運営される。同事業の売上高は5億円と小規模だが、今後拡大が期待される。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 経常利益率4%
- 売上高令和8年度まで1,000億円
- 経常利益率令和8年度まで2.5%以上
- ROE令和8年度まで15%程度
- PBR令和8年度まで1倍以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業間連携の強化と新価値創出
各事業間の連携を強化し相乗効果を発揮させるとともに、事業の将来性や収益性を検討し、新しい価値の創出とグループ全体の経営効率化を推進する。
- 02
スーパー・弁当給食の積極展開
スーパーマーケット事業、業務スーパー事業、弁当給食事業を積極的に展開し事業規模を拡大。直営店とサブFC店の相乗効果を図りながら出店エリアの拡大とシェアアップを目指す。
- 03
リアルとネットの融合
デジタル社会の潮流を捉え、リアル店舗とネットの融合に取り組む。食材宅配事業では日用品販売を取り入れ、お客様のニーズに柔軟に対応する。
- 04
人材確保と次世代育成
中途・新卒採用に注力し、育成とフォローアップ体制を充実させることで人材のスキルアップと組織の活性化を図る。
- 05
コーポレートガバナンス強化
監査等委員会設置会社への移行により取締役会の監督機能を強化し、迅速な意思決定を促進して企業価値の向上を図る。透明で公正な経営体制の構築に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,029人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は428万円で、9期前と比べて+16.2%。平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は9.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 810 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 849 | — |
| 2019年3月 | 368 | 40.5 | 9.0 | 869 | — |
| 2020年3月 | 382 | 40.3 | 8.9 | 913 | — |
| 2021年3月 | 381 | 40.6 | 9.0 | 941 | — |
| 2022年3月 | 378 | 40.9 | 9.4 | 952 | — |
| 2023年3月 | 381 | 40.8 | 9.2 | 980 | — |
| 2024年3月 | 407 | 41.2 | 9.5 | 1,026 | — |
| 2025年3月 | 416 | 42.1 | 9.8 | 1,004 | 179 |
| 2026年3月 | 428 | 42.4 | 9.6 | 1,029 | 175 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内㈱サンキューオール ジャパン新潟市東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱カワサキ(注)3、4茨城県水戸市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は961億円、営業利益は18億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.5%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,026億円 | 961億円 |
| 営業利益 | 22億円 | 18億円 |
| 純利益 | 15億円 | 11億円 |
| 1株あたり配当 | ¥20 | ¥20 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は250億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.2%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 189 | — | — | −3 |
| 2024年1Q | 208 | 6 | 2.9 | 5 |
| 2024年2Q | 209 | 4 | 1.9 | 3 |
| 2024年3Q | 230 | 7 | 3.0 | 5 |
| 2024年4Q | 212 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 445 | 10 | 2.2 | 7 |
| 2025年4Q | 466 | 8 | 1.7 | 3 |
| 2026年2Q | 473 | 10 | 2.1 | 7 |
| 2026年4Q | 488 | 8 | 1.6 | 4 |
| 2027年1Q | 250 | 6 | 2.4 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は424億円から961億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は1.9%。売上は13期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 424 | — | 8 | — | 2 |
| 2014年3月 | 444 | — | 9 | — | 3 |
| 2015年3月 | 452 | — | 9 | — | 1 |
| 2016年3月 | 485 | — | 10 | — | 5 |
| 2017年3月 | 500 | — | 10 | — | 5 |
| 2018年3月 | 520 | — | 10 | — | 5 |
| 2019年3月 | 574 | — | 11 | — | 5 |
| 2020年3月 | 620 | — | 14 | — | 8 |
| 2021年3月 | 669 | — | 16 | — | 9 |
| 2022年3月 | 727 | — | 15 | — | 8 |
| 2023年3月 | 777 | — | 12 | — | 4 |
| 2024年3月 | 859 | — | 20 | — | 13 |
| 2025年3月 | 911 | 18 | 18 | 2.0 | 10 |
| 2026年3月 | 961 | 18 | 19 | 1.9 | 11 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高961億円のうち、営業利益として残るのは18億円で1.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の1.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.9%749億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.2%194億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.9%18億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが24億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は43億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 10 | −14 | 7 | −4 | 12 |
| 2014年3月 | 14 | −4 | −3 | 10 | 20 |
| 2015年3月 | 19 | −6 | −14 | 13 | 19 |
| 2016年3月 | 8 | −4 | −11 | 4 | 12 |
| 2017年3月 | 14 | −4 | −9 | 10 | 12 |
| 2018年3月 | 9 | −17 | 18 | −8 | 22 |
| 2019年3月 | 15 | −17 | 4 | −2 | 24 |
| 2020年3月 | 23 | −4 | −12 | 19 | 31 |
| 2021年3月 | 17 | −10 | −13 | 7 | 25 |
| 2022年3月 | 16 | −11 | 5 | 5 | 35 |
| 2023年3月 | 13 | −13 | 0 | 0 | 34 |
| 2024年3月 | 35 | −7 | −14 | 28 | 48 |
| 2025年3月 | 19 | −8 | −12 | 11 | 47 |
| 2026年3月 | 24 | −21 | −6 | 3 | 43 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は251億円。このうち返さなくてよい自己資本が121億円で、自己資本比率は48.3%(業種中央値47.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 152 | 49 | 103 | 32.5 |
| 2014年3月 | 154 | 52 | 102 | 33.7 |
| 2015年3月 | 151 | 53 | 98 | 35.4 |
| 2016年3月 | 145 | 57 | 88 | 39.3 |
| 2017年3月 | 144 | 62 | 82 | 42.8 |
| 2018年3月 | 168 | 65 | 103 | 39.0 |
| 2019年3月 | 180 | 68 | 112 | 38.1 |
| 2020年3月 | 189 | 76 | 113 | 40.3 |
| 2021年3月 | 192 | 81 | 111 | 42.3 |
| 2022年3月 | 214 | 89 | 125 | 41.4 |
| 2023年3月 | 220 | 91 | 129 | 41.2 |
| 2024年3月 | 236 | 104 | 132 | 43.8 |
| 2025年3月 | 241 | 112 | 129 | 46.5 |
| 2026年3月 | 251 | 121 | 130 | 48.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで322社中135位あたり、逆に低いのは営業利益率で322社中236位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,617で、1年前と比べて+3.9%。過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.3倍 |
| PER (会社予想) | 10.0倍 |
| PBR | 1.23倍 |
| 配当利回り | 1.24% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で-2.1%下落、7月17日1610円。25日線(1607円)をほぼ横ばい、75日線(1621円)を下回る。52週高値1800円から-10.6%下落。出来高は低調で、7月17日も3200株と薄商い。週足はもみ合い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER 13.2倍は業界平均41.2倍を大幅に下回り、PBR 1.24倍も平均2.92倍を下回る。ROE 9.8%に対して割安水準。配当利回り1.24%は平均1.44%を下回り、配当性向20.7%は低め。業績は増収だが利益横ばいで、成長鈍化リスクを考慮する必要がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.3倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 10.0倍 | — |
| PBR | 1.23倍 | 2.44倍 |
| ROE | 9.8% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
同社は小売業に属し、堅調な売上成長を続けているが、利益率は低水準。強気派は、売上拡大とコスト管理改善による収益性向上を期待する。弱気派は、競争激化や人件費上昇などによる利益率の圧迫を懸念する。ROEは一桁台で、成長性と収益性のバランスが投資判断の分かれ目。
- 売上成長継続
直近3年平均で約9%の増収。新店効果と既存店底上げが期待できる。
- 利益率改善の余地
2025/3期の営業利益率は1.98%と低く、改善余地大。コスト削減で増益に転換可能。
- 低PERバリュー
PER13倍台と業界平均対比で割安感があり、PER1倍台ならなお魅力的。
- 2026年3月期の増収による利益拡大2026年3月期影響中
売上高961億円(前期比+5.5%)、営業利益18億円横ばい
- コスト削減策による営業利益率改善2025年下期影響中
営業利益率が2%に回復すれば営業利益約19.2億円
- 安定配当利回り1.24%の下支え継続影響弱
配当利回り1.24%は業界平均並み、株価下支え
- 新規事業による成長期待2027年〜2028年影響弱
新規事業の売上高10億円追加で営業利益0.5億円増加
- 低収益体質
営業利益率2%未満で推移。競争激化で値上げが難しく、コスト上昇に脆弱。
- 小粒な時価総額
時価総額174億円と流動性が低く、機関投資家の参与が限定的。
- 同業との差別化困難
スーパー業界は価格競争が激しく、独自の優位性を築くのは難しい。
- 営業利益の伸び悩み継続影響強
営業利益18億円が3期連続横ばい、成長鈍化懸念
- 低い営業利益率(1.87%)の脆弱性継続影響中
わずかなコスト増で赤字転落のリスク
- 競争激化による売上高減少2026年〜2027年影響中
売上高2%減で営業利益約18億円が半減する可能性
- 外国人持ち分0.82%の低流動性継続影響弱
浮動株少なく、大口売買で株価変動大
- 既存店売上高前年比
- 店舗の成長性と地域需要を測る基礎指標。
- 営業利益率
- 収益性改善の度合いを直接示す。2%超えが一つの目標。
- 店舗数(期末)
- 出店ペースと撤退のバランスが将来成長を左右。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり20円で、前期から+5.3%。いまの株価に対する利回りは1.24%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | 25.8 |
| 2018年3月 | 12 | 0.0 | 22.0 |
| 2019年3月 | 12 | 0.0 | 28.3 |
| 2020年3月 | 12 | 0.0 | 15.7 |
| 2021年3月 | 18 | 50.0 | 20.9 |
| 2022年3月 | 14 | −22.2 | 19.4 |
| 2023年3月 | 14 | 0.0 | 60.2 |
| 2024年3月 | 19 | 35.7 | 16.4 |
| 2025年3月 | 19 | 0.0 | 20.9 |
| 2026年3月 | 20 | 5.3 | 20.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥20
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ12,496人。区分でいちばん多いのは個人・その他で67.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.6%を占め、残る68.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 62.7 | 64.3 | 66.3 | 66.1 | 66.5 | 67.1 |
| 事業法人 | 28.7 | 28.7 | 28.7 | 28.7 | 28.7 | 28.7 |
| 自己株式 | 13.1 | 13.1 | 13.1 | 13.1 | 13.1 | 13.4 |
| 金融機関 | 6.0 | 4.7 | 3.1 | 3.1 | 2.8 | 2.9 |
| 外国法人 | 2.4 | 2.0 | 1.4 | 1.3 | 1.3 | 0.8 |
| 証券会社 | 0.2 | 0.3 | 0.5 | 0.7 | 0.7 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ひぐち | 25.03 |
| 02 | 樋口 勤 | 6.67 |
| 03 | 樋口 智明 | 1.67 |
| 04 | オーシャンシステム 従業員持株会 | 1.62 |
| 05 | 株式会社第四北越銀行 | 1.48 |
| 06 | 日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口) | 1.38 |
| 07 | 堀口 美花 | 1.24 |
| 08 | 樋口 小百合 | 1.19 |
| 09 | 株式会社HKY | 0.47 |
| 10 | 新潟酒販株式会社 | 0.46 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+513%、1株純資産は14期で+158%。直近期のROEは9.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 20 | 502 | 4.0 | 37.3 | 62.4 |
| 2014年3月 | 35 | 528 | 6.7 | 22.0 | 34.2 |
| 2015年3月 | 13 | 543 | 2.4 | 64.3 | 115.0 |
| 2016年3月 | 55 | 580 | 9.7 | 16.1 | 23.4 |
| 2017年3月 | 50 | 627 | 8.2 | 18.8 | 25.8 |
| 2018年3月 | 51 | 665 | 7.9 | 19.0 | 22.0 |
| 2019年3月 | 49 | 695 | 7.3 | 18.0 | 28.3 |
| 2020年3月 | 85 | 773 | 11.6 | 10.3 | 15.7 |
| 2021年3月 | 91 | 864 | 10.9 | 13.1 | 20.9 |
| 2022年3月 | 85 | 940 | 9.4 | 11.7 | 19.4 |
| 2023年3月 | 38 | 964 | 4.0 | 25.3 | 60.2 |
| 2024年3月 | 142 | 1,100 | 13.8 | 7.7 | 16.4 |
| 2025年3月 | 112 | 1,190 | 9.7 | 10.4 | 20.9 |
| 2026年3月 | 122 | 1,295 | 9.8 | 13.3 | 20.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額203百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 樋口勝人 | 代表取締役 社長 | — | 40,000 |
| 杉田仁史 | 取締役 | — | 2,000 |
| 長谷川吉浩 | 取締役兼 執行役員 ODX推進本部長 | — | 5,000 |
| 本間武士 | 取締役兼 執行役員 管理本部長 | — | — |
| 長井守 | 取締役 | — | 3,000 |
| 小池聖樹 | 取締役兼 執行役員 業務スーパー事業部長 | — | 1,000 |
| 齋藤吉弘 | 取締役 | — | — |
| 平哲也 | 取締役 | — | 2,000 |
| 樋口勤 | 取締役会長 | — | 723,000 |
| 山田秀樹 | 常勤監査役 | — | 1,000 |
| 捧俊雄 | 監査役 | — | 4,000 |
| 逸見和宏 | 監査役 | — | 1,000 |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 佐藤恵 | 執行役員 | — |
| 川嵜卓 | 執行役員 | — |
| 池田和仁 | 執行役員 | — |
| 珊瑚尚志 | 執行役員 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 103 | 49 | 21 | 173 | 22 |
| 監査役 | 1 | 15 | 0 | 1 | 17 | 17 |
| 社外取締役 | 4 | 11 | 0 | 1 | 13 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,034字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,630字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,145字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,203字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第48期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第48期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第47期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第47期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第46期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第46期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第46期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第46期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第45期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第45期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第45期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第45期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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