概要
日清紡ホールディングスは、1907年に日清紡績として創業した繊維メーカーを起源とする持株会社である。現在は自動車用ブレーキ摩擦材で世界トップシェアを誇る日清紡ブレーキを中核に、無線・通信(日本無線、国際電気)、マイクロデバイス(日清紡マイクロデバイス)、化学品、繊維、不動産など多角的に事業を展開する。2025年12月期の連結売上高は約5,023億円、従業員数は約1万7,811人(2025年12月現在)。東京証券取引所プライム市場に上場している。
持株会社体制と6つの中核事業会社
日清紡ホールディングスは、2009年4月に持株会社制へ移行し、新設分割により日清紡ブレーキ、日清紡メカトロニクス、日清紡ケミカル、日清紡テキスタイルなどを独立させた。現在は当社の下に92社の連結子会社と8社の関連会社がぶら下がる。中核となる事業会社は、日本無線、国際電気、日清紡マイクロデバイス、日清紡ブレーキ、日清紡メカトロニクス、日清紡ケミカル、日清紡テキスタイルの7社(ただし、日本無線と国際電気は無線・通信セグメントを構成する)。グループ全体の売上高に占める無線・通信事業の比率は約50%(2025年12月期で251,837百万円)と最も大きく、次いでブレーキ事業、精密機器事業、マイクロデバイス事業、繊維事業、化学品事業と続く。不動産事業や食品卸(ニッシントーア・岩尾)などのその他事業も収益に寄与する。本社は東京都中央区日本橋人形町に所在する。
自動車用ブレーキ摩擦材で世界首位
ブレーキ事業は、子会社の日清紡ブレーキを中心に展開される。同社は自動車用ディスクブレーキパッドやライニングなどの摩擦材を製造し、世界のOEMおよびアフターマーケットに供給する。韓国のSAERON AUTOMOTIVE CORPORATION(連結子会社、韓国取引所上場)と連携し、グローバルな生産・販売網を構築している。2025年12月期のブレーキ事業の売上高は57,795百万円で、営業利益は3,385百万円。日本、米国、韓国、中国、タイに生産拠点を持ち、特に米国拠点ではハイブリッド車向け日系カーメーカーの受注が好調である。かつてはTMD FRICTION GROUP(ルクセンブルク)を傘下に持っていたが、2023年11月に全株式を譲渡し、事業ポートフォリオを整理した。
無線・通信事業:防災・防衛からモビリティまで
無線・通信事業は、日本無線と国際電気の2社が中核である。日本無線は、自治体向け防災システム、防衛省向け装備品、船舶用無線通信機器、放送システムなどを手がける。国際電気は、携帯電話キャリア向け製品や防災行政無線に強みを持つ。2025年12月期の同事業の売上高は251,837百万円で、営業利益は17,668百万円と前年比133%増の大幅増益となった。特に特機事業(防衛関連)とマリンシステム事業が好調であった。一方、JRCモビリティは車載用ミリ波レーダーや交通インフラ向け通信・センサを展開するが、レピータ(携帯中継装置)の受注減などでモビリティ事業は減収となった。グループ全体の成長エンジンとして、無線通信トータルエンジニアリングカンパニーを目指している。
マイクロデバイスとマテリアル事業の構造改革
マイクロデバイス事業は、日清紡マイクロデバイスがアナログ半導体や電源IC、マイクロ波製品を供給する。2025年12月期は売上高62,400百万円、営業損失5,505百万円と赤字が続く。早期退職優遇制度の導入や不採算製品の縮小により損失は縮小傾向にある。マテリアル事業には化学品、繊維、精密機器が含まれる。化学品事業(日清紡ケミカル)はウレタン断熱材や燃料電池用カーボンセパレータを手がけるが、2025年12月期は水素市場の停滞でセパレータの受注が減少し営業損失56百万円。繊維事業(日清紡テキスタイル)は形態安定シャツやスパンデックスを扱い、売上高33,345百万円、営業利益98百万円。精密機器事業(日清紡メカトロニクス)は空調ファンや電子制御ブレーキ部品が好調で、売上高55,442百万円、営業利益2,976百万円と増益。
業界の中での役割は自動車部品メーカー(ブレーキ摩擦材)/社会インフラ・無線通信機器メーカー/半導体部品メーカー/化学品メーカー/繊維メーカーなど、多業種サプライヤーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01自動車主力
自動車用ブレーキ摩擦材の製造販売を中核事業とする。日清紡ブレーキ㈱を中心に、韓国のSAERONグループと連携し世界的に供給。また、精密機器セグメントでは自動車のヘッドランプ周辺製品や電子制御ブレーキシステム用精密部品を供給。
- ブレーキ摩擦材
- 自動車用ブレーキパッド・ライニング等、制動に必要な摩擦材。世界で幅広いOEM・アフターマーケットに供給。
- ヘッドランプ周辺製品
- 自動車前照灯周辺の樹脂部品や機能部品。
- 電子制御ブレーキシステム用精密部品
- ABSやESC等の電子制御ブレーキシステムに用いられる高精度加工部品。
02社会インフラ・防災・通信主力
日本無線㈱及び㈱国際電気を中心に、防災システム、無線通信システム、情報処理システム、放送システム、監視システム、画像処理などの社会インフラ関連製品を供給。また、JRCモビリティ㈱は車載レーダや交通インフラ向け通信・センサを展開。
- 防災システム
- 災害情報伝達や避難誘導等の防災無線システム。
- 無線通信システム
- 業務用無線、船舶無線、無線LAN等の通信機器・システム。
- 情報処理システム
- 官公庁・企業向けの情報処理・ネットワークシステム。
- 放送システム
- テレビ・ラジオ放送用送信設備やスタジオ機器。
- 監視システム
- 防犯・監視カメラシステム等。
- 車載用レーダー
- 自動車の衝突防止・運転支援用ミリ波レーダー。
- 交通インフラ向け通信・センサ
- ETC、路車間通信、交通流計測センサなど。
03半導体・電子機器準主力
日清紡マイクロデバイス㈱を中心に、アナログ半導体、小型・省電力の電源IC製品、マイクロ波製品等の電子デバイスを供給。産業機器や民生機器向けに販売。
- アナログ半導体
- オペアンプ、コンパレータ、電源管理IC等のアナログ集積回路。
- 電源IC
- 小型・省電力のレギュレータやDC-DCコンバータIC。
- マイクロ波製品
- 高周波用半導体デバイスやモジュール。
04家電・空調準主力
日清紡メカトロニクス㈱の成形品事業にて、空調機器用ファン等を製造販売。
- 空調機器用ファン
- エアコンや換気扇に内蔵される樹脂製ファン。
05化学品・エネルギー準主力
日清紡ケミカル㈱を中心に、断熱材等のウレタン製品、樹脂改質剤等の高機能化学品、燃料電池用カーボンセパレータ、半導体製造装置用カーボン製品を製造販売。
- ウレタン製品
- 建築・車両用断熱材やクッション材等。
- 樹脂改質剤
- プラスチックの特性を向上させる添加剤。
- 燃料電池用カーボンセパレータ
- 固体高分子形燃料電池のセパレータに用いられるカーボン部品。
- 半導体製造装置用カーボン製品
- 半導体製造工程で用いられるカーボン製部材。
06繊維・衣料副次
日清紡テキスタイル㈱を中心に、シャツ事業、テキスタイル事業、開発素材事業を展開。形態安定加工シャツやユニフォーム用製品、スパンデックス・エラストマー関連製品を製造販売。
- 形態安定加工シャツ
- 防縮・防しわ加工を施したワイシャツ等。
- ユニフォーム用製品
- 作業服や業務用ユニフォーム向け生地・製品。
- スパンデックス
- 伸縮性に優れたポリウレタン弾性繊維。
- エラストマー関連製品
- エラストマー素材やその加工品。
07不動産副次
当社(持株会社)を中心に、商業施設等の賃貸や不動産販売を行う。グループの資産管理・収益源の一つ。
08その他(食品・産業資材等)その他
ニッシントーア・岩尾㈱等で、食品の卸売販売、産業資材の販売等を行う。
製品と技術
自動車用ブレーキ摩擦材
日清紡グループの最大の武器は自動車用ディスクブレーキパッドおよびライニングである。日清紡ブレーキが開発・製造し、世界の自動車メーカーへのOEM供給とアフターマーケット向けに販売される。摩擦材の配合技術に強みを持ち、制動性能・耐摩耗性・低騒音を両立している。韓国SAERONグループとの協業により、北米・欧州・アジアに生産拠点を展開。2025年12月期のブレーキ事業売上は578億円、営業利益34億円。近年は電動車向けの低ダスト・高効率摩擦材の開発にも注力している。
防災無線システムと通信インフラ
日本無線と国際電気は、自治体向け防災行政無線、防衛省向け通信装置、船舶用無線機器、放送用送信設備などを手がける。特に防災システムは、地震や津波時の情報伝達に不可欠な同報無線や戸別受信機を提供し、全国の自治体に導入実績がある。また、国際電気は携帯電話キャリア向け基地局用機器を得意とし、5G関連製品も展開する。JRCモビリティは車載用ミリ波レーダーやETC路側機などの交通インフラ向け製品を供給。2025年12月期の無線・通信事業全体の売上高は2,518億円で、グループ売上の半分を占める。
アナログ半導体と電源IC
日清紡マイクロデバイスは、オペアンプ、コンパレータ、電源管理ICなどのアナログ半導体を開発する。小型・省電力を特徴とし、産業機器、民生機器、車載向けに供給される。かつての新日本無線とリコー電子デバイスを統合した会社であり、両社の技術を継承する。マイクロ波事業では、電子管や高周波モジュールも手がける。2025年12月期は売上高624億円だが、営業損失55億円と赤字であり、事業構造改革が進められている。収益改善のため、不採算製品の整理と固定費削減を推進中である。
高機能化学品:ウレタンとカーボン製品
日清紡ケミカルは、建築・車両用ウレタン断熱材、樹脂改質剤、燃料電池用カーボンセパレータ、半導体製造装置用カーボン製品を製造する。ウレタン製品は断熱性に優れ、冷蔵冷凍設備や住宅に使用される。カーボンセパレータは固体高分子形燃料電池の核心部品で、水素社会の鍵とされるが、2025年12月期は市場停滞で減収。半導体製造装置用カーボンは、エッチング工程などで使われる高純度部材である。化学品事業全体では売上高97億円、営業損失0.56億円と小幅赤字。研究開発費の増加が影響している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
電子部品とブレーキ材で国内首位級、収益は低調で構造改革途上
日清紡ホールディングスは電子部品やブレーキ材、精密部品などを手掛ける。電気機器セクターではキオクシアやイビデンが同業に挙げられるが、製品領域が異なり、直接競合は限られる。むしろブレーキ材では国内首位級で、自動車部品市場が主体。売上高は5000億円前後で、電気機器ながら自動車部品依存が高い。営業利益率は数%と低く、収益性改善が課題。近年は不採算事業の整理やコスト削減を進め、少しずつ回復傾向。業界では電子部品や自動車部品の需要変動に加え、競争激化で価格圧力が強い。同社は技術力や顧客基盤を持つが、規模拡大や高付加価値化で高い利益率を目指す必要がある。ライバルとしては日東紡績や合同製鐵などが考えられる。
強み
- ブレーキ材で国内トップクラス、主要自動車メーカーと取引。
- 電子部品や精密部品など複数セグメントでリスク分散。
- 長年培った材料技術や加工技術で信頼を獲得。
- 長期的な取引で自動車メーカーと強固な関係を構築。
課題
- 営業利益率が数%と低く、改善が急務。
- 自動車生産動向に左右され、市場低迷時は影響大。
- 安価な海外製品との競争で価格戦略が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字が日清紡ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6508明電舎 | 4,862億円 | 20.5倍 |
| 2 | 6923スタンレー電気 | 4,583億円 | 15.1倍 |
| 3 | 5741UACJ | 4,138億円 | — |
| 4 | 5805SWCC | 4,125億円 | 21.0倍 |
| 5 | 4202ダイセル | 3,944億円 | 38.1倍 |
| 6 | 3105日清紡ホールディングス | 3,865億円 | 14.9倍 |
| 7 | 4208UBE | 3,740億円 | 14.3倍 |
| 8 | 4272日本化薬 | 3,320億円 | 12.9倍 |
| 9 | 6371椿本チエイン | 2,834億円 | 9.0倍 |
| 10 | 6995東海理化電機製作所 | 2,797億円 | 9.0倍 |
| 11 | 8133伊藤忠エネクス | 2,730億円 | 16.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。
会社の歴史
沿革 49件
1907年:綿紡績会社として創業
日清紡績株式会社は1907年2月5日に設立登記され、資本金1,000万円で発足した。当時は綿糸・綿布の製造を主たる事業とし、日本の繊維産業の発展とともに成長した。1940年5月には東京証券取引所に上場し、1961年10月には市場第一部に指定された。戦後も紡績事業を拡大し、1958年には徳島工場、1966年には藤枝工場を新設するなど生産能力を高めた。しかし、繊維事業はその後、構造不況の影響を受けることになる。
1970~80年代:非繊維分野への多角化
1972年12月にブラジルに現地法人を設立し海外進出を開始。1981年には館林化成工場(現・館林事業所)を新設し、化学品事業に参入した。1986年には美合工機工場を新設し精密機器分野に、1987年には浜北精機工場でブレーキ関連部品の生産を開始した。この時期、繊維一辺倒から脱却し、自動車部品や化学製品へ事業の多角化を進めた。1989年にはタイにKOHBUNSHI(現・NISSHINBO MECHATRONICS)を設立し、海外生産の基盤を築いた。1992年には千葉工場を新設し、電子材料の開発にも乗り出した。
1990年代~2000年代:ブレーキ事業のグローバル化
1996年にタイにNISSHINBO SOMBOON AUTOMOTIVEを、1997年に米国にNISSHINBO AUTOMOTIVE MANUFACTURINGを設立し、ブレーキ摩擦材の現地生産を開始した。1999年には韓国のSAERON AUTOMOTIVEを設立し、同社と協業して世界市場を攻略。2005年にはSAERONを韓国取引所に上場させ、資金調達力を強化した。同時に、2005年には新日本無線の株式を追加取得し、電子デバイス事業に本格参入。2010年には日本無線も子会社化し、無線・通信分野をグループの中核事業に育て上げた。
2009年:持株会社体制への移行と事業再編
2009年4月、日清紡績は持株会社制に移行し、商号を日清紡ホールディングスに変更。同時に新設分割により、日清紡ブレーキ、日清紡メカトロニクス、日清紡ケミカル、日清紡テキスタイル、日清紡ペーパープロダクツの5社を設立し、各事業の独立性を高めた。この再編により、グループ全体の経営資源を最適配分しやすくなった。2011年には中国に日清紡賽龍(常熟)汽車部件を合弁設立し、中国市場でのブレーキ事業を強化。同年、TMD FRICTION GROUPを買収し欧州市場へも進出したが、2023年に同社株式を譲渡し、事業ポートフォリオの見直しを進めている。
2017年以降:紙事業売却とM&Aによる事業拡大
2017年4月、日清紡ペーパープロダクツなど4社の紙製品事業を譲渡し、非中核事業からの撤退を進めた。同年10月には日本無線を完全子会社化し、無線・通信事業をグループの柱と位置づけた。2018年にはリコー電子デバイスを買収し、同年9月には新日本無線を完全子会社化。2022年1月には新日本無線とリコー電子デバイスを統合し、日清紡マイクロデバイスを設立して半導体事業を一本化した。2023年12月にはHVJホールディングス(国際電気の親会社)を買収し、防災・通信分野でのプレゼンスを高めた。一連のM&Aにより、グループの事業構成は繊維中心からエレクトロニクス中心へと大きく変化した。
2024~2025年:変革の設計図と中期経営計画
2024年2月に「中期経営計画2026」を公表したが、事業環境の変化を受け2026年2月に「目指す姿の実現に向けた礎を築く ~変革と成長への設計図~」を策定し直した。2030年までに無線通信トータルエンジニアリングカンパニーを目指し、無線・通信事業で売上高3,000億円、営業利益300億円を目標とする。2025年12月期の連結業績は、無線・通信事業の好調により売上高5,023億円(前期比1.5%増)、営業利益264億円(同59.2%増)と改善した。一方で、マイクロデバイス事業は赤字継続、化学品事業も損失を計上しており、構造改革の途上にある。
年表49件を開く
1900年代
- 1907年2月創業日清紡績株式会社設立登記(設立年月日 1907年2月5日 資本金1,000万円)
1940年代
- 1940年3月創業東亜実業株式会社設立(1990年12月ニッシン・トーア株式会社と社名変更)
- 1940年5月上場東京証券取引所に上場
1950年代
- 1958年6月徳島工場新設(現・徳島事業所)
1960年代
- 1961年10月東京証券取引所(市場第一部)に指定
- 1966年1月藤枝工場新設(現・藤枝事業所)
1970年代
- 1972年12月NISSHINBO DO BRASIL INDUSTRIA TEXTIL LTDA.(ブラジル)を設立(現・連結子会社)
1980年代
- 1981年11月館林化成工場新設(現・館林事業所)
- 1986年4月美合工機工場新設(現・美合工機事業所)
- 1987年1月浜北精機工場新設(現・浜北精機事業所)
- 1989年1月商号変更KOHBUNSHI(THAILAND)LTD.(タイ)設立(2011年4月NISSHINBO MECHATRONICS(THAILAND)LTD.と社名変更。現・連結子会社)
1990年代
- 1992年7月千葉工場新設(現・旭事業所)
- 1993年4月本社を東京都中央区日本橋人形町二丁目31番11号に移転
- 1993年7月商号変更浦東高分子(上海)有限公司(中国)を設立(2010年8月日清紡精密機器(上海)有限公司と社名変更 現・連結子会社)
- 1995年6月日清紡都市開発株式会社を設立(現・連結子会社)
- 1996年6月NISSHINBO SOMBOON AUTOMOTIVE CO., LTD.(タイ)を設立(現・連結子会社)
- 1997年3月NISSHINBO AUTOMOTIVE MANUFACTURING INC.(米国)を設立(現・連結子会社)
- 1998年4月商号変更PT.GISTEX NISSHINBO INDONESIA(インドネシア)を設立(2010年9月PT.NISSHINBO INDONESIAと社名変更 現・連結子会社)
- 1999年3月SAERON AUTOMOTIVE CORPORATION(韓国)を設立(現・連結子会社)
2000年代
- 2000年12月PT.NIKAWA TEXTILE INDUSTRY(インドネシア)の株式を追加取得(現・連結子会社)
- 2000年12月創業コンチネンタル・テーベス株式会社を設立(2025年9月オモビオ株式会社と社名変更)
- 2004年3月M&A恩佳升(連雲港)電子有限公司(中国)を買収(2025年9月欧摩威汽車電子(連雲港)有限公司と社名変更)株式会社ナイガイシャツの株式を追加取得(現・連結子会社)
- 2005年10月上場SAERON AUTOMOTIVE CORPORATION(韓国)を韓国取引所に上場(現・連結子会社)
- 2005年12月公開買付により新日本無線株式会社の株式を追加取得(現・連結子会社)
- 2009年4月商号変更持株会社制に移行し、日清紡ホールディングス株式会社に商号変更するとともに、新設分割により、日清紡ブレーキ株式会社・日清紡メカトロニクス株式会社・日清紡ケミカル株式会社・日清紡テキスタイル株式会社(以上4社、現・連結子会社)・日清紡ペーパー プロダクツ株式会社を設立
- 2009年10月千葉事業所新設
2010年代
- 2010年12月M&A公開買付により日本無線株式会社の株式を追加取得(現・連結子会社)これに伴い長野日本無線株式会社も子会社化(現・連結子会社)
- 2011年2月日清紡ブレーキ株式会社(現・連結子会社)とSAERON AUTOMOTIVE CORPORATION(韓国)(現・連結子会社)が合弁会社日清紡賽龍(常熟)汽車部件有限公司(中国)を設立(現・連結子会社)
- 2011年9月NISSHINBO SINGAPORE PTE.LTD.(シンガポール)を設立(現・連結子会社)
- 2011年9月NISSHINBO MECHATRONICS INDIA PRIVATE LTD.(インド)を設立(現・連結子会社)
- 2011年11月TMD FRICTION GROUP S.A.(ルクセンブルク)の全株式を取得
- 2012年3月日清紡企業管理(上海)有限公司(中国)を設立(現・連結子会社)
- 2014年5月商号変更日清紡大陸精密機械(揚州)有限公司(中国)を設立(2025年12月日清紡科恒精密機械(揚州)有限公司と社名変更 現・連結子会社)
- —M&A日清紡テキスタイル株式会社(現・連結子会社)が日清デニム株式会社(連結子会社)を吸収合併 吉野川事業所新設
- 2015年5月東京シャツ株式会社の全株式を取得(現・連結子会社)
- 2015年10月南部化成株式会社の全株式を取得(現・連結子会社)
- 2016年3月M&A日本無線株式会社が長野日本無線株式会社及び上田日本無線株式会社を株式交換により完全子会社化
- 2016年10月M&Aニッシン・トーア株式会社(連結子会社)が岩尾株式会社(連結子会社)を吸収合併し、社名をニッシントーア・岩尾株式会社に変更(現・連結子会社)
- 2017年4月日清紡ペーパー プロダクツ株式会社他4社において営む紙製品事業を譲渡
- 2017年10月M&A日本無線株式会社を株式交換により完全子会社化
- 2018年3月リコー電子デバイス株式会社の株式を取得
- 2018年4月JRCモビリティ株式会社を設立(現・連結子会社)
- 2018年9月M&A新日本無線株式会社を株式交換により完全子会社化
- 2019年7月NJコンポーネント株式会社の全株式を取得(現・連結子会社)
2020年代
- 2022年1月M&A新日本無線株式会社(連結子会社)がリコー電子デバイス株式会社(連結子会社)を吸収合併し、社名を日清紡マイクロデバイス株式会社に変更(現・連結子会社)
- 2022年4月東京証券取引所の 市場区分の見直し により市場第一部からプライム市場へ移行
- 2022年9月NISSHINBO COMPREHENSIVE PRECISION MACHINING (GURGAON) PRIVATE LTD.(インド)を設立(現・連結子会社)
- 2023年11月TMD FRICTION GROUP S.A.(ルクセンブルク)の全株式を譲渡
- 2023年12月M&AHVJホールディングス株式会社の全株式を取得(現・連結子会社)これに伴い株式会社日立国際電気も子会社化(2024年12月に社名を株式会社国際電気に変更 現・連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 無線・通信事業 売上高2030年まで3,000億円
- 無線・通信事業 営業利益2030年まで300億円
- 営業利益率10%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
無線・通信事業の構造改革と成長
日本無線グループの組織再編を推進し、コア事業の強化・拡大によるオーガニック成長を図る。プラットフォーム活用による事業機会拡大やEDMS事業構築で成長を加速し、「無線通信トータルエンジニアリングカンパニー」を目指す。
- 02
マイクロデバイス事業の抜本改革
早期退職優遇制度の導入で固定費削減を実施し、事業内容と構造を抜本的に見直す。収益性改善を最優先に、半導体事業の将来像をゼロリセットで再構築する。
- 03
マテリアル事業の成長分野への軸足移動
「Sustainable Smart Materials」をコンセプトに、繊維・化学・摩擦材などの基盤技術を活かし、脱炭素・電動化・通信・再生エネルギー向けのエレクトロニクス機能性素材へ重点を移す。
- 04
新規事業創出のための研究開発強化
フューチャー・イノベーション本部を設立し、無線・通信技術を軸とした新規ビジネスモデルの創出を加速する。次なる成長の柱と収益源の創造を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で17,811人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は759万円で、9期前と比べて+1.0%。平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は17.7年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 23,256 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 22,850 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 23,104 | — |
| 2019年12月 | 752 | 44.9 | 21.5 | 22,889 | — |
| 2020年12月 | 734 | 44.5 | 20.0 | 21,725 | — |
| 2021年12月 | 714 | 44.4 | 20.3 | 21,112 | — |
| 2022年12月 | 720 | 44.2 | 18.8 | 21,081 | — |
| 2023年12月 | 643 | 42.7 | 18.5 | 19,416 | — |
| 2024年12月 | 715 | 42.3 | 17.3 | 18,630 | 89 |
| 2025年12月 | 759 | 43.2 | 17.7 | 17,811 | 148 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社27社(国内 19 / 海外 8) を有報から抽出しています。
- 国内日本無線㈱ ※1,2東京都 三鷹市議決権100.0%
- 国内長野日本無線㈱ ※3長野県 長野市議決権100.0%
- 国内上田日本無線㈱ ※3長野県 上田市議決権100.0%
- 国内JRCモビリティ㈱東京都 中央区議決権100.0%
- 国内㈱国際電気 ※1,2,3東京都 港区議決権80.0%
- 国内㈱HYSエンジニアリング サービス ※3東京都 小平市議決権100.0%
- 国内㈱五洋電子 ※3秋田県 潟上市議決権100.0%
- 国内日清紡マイクロデバイス㈱ ※1,2東京都 中央区議決権100.0%
- 国内日清紡マイクロデバイス 福岡㈱ ※3福岡県 福岡市議決権100.0%
- 国内日清紡マイクロデバイスAT㈱ ※3佐賀県 神埼郡議決権100.0%
- 海外NISSHINBO MICRO DEVICES (THAILAND) CO.,LTD. ※3タイ議決権100.0%
- 国内日清紡ブレーキ㈱ ※1東京都 中央区議決権100.0%
残りのグループ会社15社を開く
- NISSHINBO AUTOMOTIVE MANUFACTURING INC. ※1米国100%
- SAERON AUTOMOTIVE CORPORATION韓国65%
- 日清紡メカトロニクス㈱ ※1東京都 中央区100%
- 南部化成㈱ ※3静岡県 榛原郡100%
- 日清紡科恒精密機械(揚州)有限公司 ※1中国70%
- 日清紡ケミカル㈱ ※1東京都 中央区100%
- 日清紡テキスタイル㈱ ※1東京都 中央区100%
- NISSHINBO DO BRASIL INDUSTRIA TEXTIL LTDA.ブラジル100%
- PT.NIKAWA TEXTILE INDUSTRY ※1インド ネシア70%
- 日清紡都市開発㈱東京都 新宿区100%
- ニッシントーア・岩尾㈱東京都 中央区100%
- オモビオ㈱神奈川県 横浜市35%
- オモビオ・オトノモス・モビリティ㈱神奈川県 横浜市35%
- 欧摩威汽車電子(連雲港)有限公司中国35%
- 欧摩威汽車安全系統(長春)有限公司中国35%
- JP日清紡ブレーキ株式会社
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達1.1億円海洋生分解性プラスチックの社会実装に向けた技術開発事業/海洋生分解性プラスチックに関する新技術・新素材の開発/複合化技術等による海洋生分解性プラスチックに関する新技術・新素材の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-10-19
- 調達2,500万円NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム植物由来繊維資源循環プロセスの研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-11
- 調達1,984万円燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業水素利用等高度化先端技術開発「湾曲グラファイト網面」をプラットフォームとする革新的カーボンアロイPEFCカソード触媒の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-08-05
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は5,023億円、営業利益は264億円。前期と比べると増収増益で、売上が+1.5%、利益が+59.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 5,110億円 | 5,023億円 |
| 営業利益 | 210億円 | 264億円 |
| 純利益 | 100億円 | 139億円 |
| 1株あたり配当 | ¥36 | ¥36 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は2,725億円、営業利益は303億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+7.0%、営業利益は+64.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 1,440 | 128 | 8.9 | 117 |
| 2023年2Q | 1,254 | −8 | −0.6 | −1 |
| 2023年3Q | 1,286 | −12 | −0.9 | −310 |
| 2023年4Q | 1,432 | — | — | −6 |
| 2024年1Q | 1,308 | 81 | 6.2 | 79 |
| 2024年2Q | 1,092 | −14 | −1.3 | 10 |
| 2024年4Q | 2,547 | 99 | 3.9 | 14 |
| 2025年2Q | 2,547 | 184 | 7.2 | 115 |
| 2025年4Q | 2,476 | 80 | 3.2 | 24 |
| 2026年2Q | 2,725 | 303 | 11.1 | 216 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は4,507億円から5,023億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。純利益は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4,507 | — | 177 | — | 64 |
| 日清紡大陸精密機械(揚州)有限公司(中国)を設立(2025年12月日清紡科恒精密機械(揚州)有限公司と社名変更 現・連結子会社) | |||||
| 2014年3月 | 4,944 | — | 222 | — | 90 |
| 2015年3月 | 5,238 | — | 207 | — | 137 |
| 日本無線株式会社が長野日本無線株式会社及び上田日本無線株式会社を株式交換により完全子会社化 | |||||
| 2016年3月 | 5,340 | — | 170 | — | 108 |
| 日本無線株式会社を株式交換により完全子会社化 | |||||
| 2017年3月 | 5,273 | — | 106 | — | 36 |
| 新日本無線株式会社を株式交換により完全子会社化 | |||||
| 2018年3月 | 5,120 | — | 197 | — | 264 |
| 2018年12月 | 4,162 | — | 16 | — | −72 |
| 2019年12月 | 5,097 | — | 117 | — | −66 |
| 2020年12月 | 4,571 | — | 35 | — | 135 |
| 2021年12月 | 5,106 | — | 254 | — | 248 |
| 新日本無線株式会社(連結子会社)がリコー電子デバイス株式会社(連結子会社)を吸収合併し、社名を日清紡マイクロデバイス株式会社に変更(現・連結子会社) | |||||
| 2022年12月 | 5,161 | — | 204 | — | 197 |
| HVJホールディングス株式会社の全株式を取得(現・連結子会社)これに伴い株式会社日立国際電気も子会社化(2024年12月に社名を株式会社国際電気に変更 現・連結子会社) | |||||
| 2023年12月 | 5,412 | — | 158 | — | −200 |
| 2024年12月 | 4,947 | 166 | 244 | 3.4 | 103 |
| 2025年12月 | 5,023 | 264 | 293 | 5.3 | 139 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高5,023億円のうち、営業利益として残るのは264億円で5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は139億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.6%3,847億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.1%911億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%264億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが493億円、投資CFが−108億円で、差し引きのフリーCFは385億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は441億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 341 | −110 | −241 | 231 | 184 |
| 2014年3月 | 261 | −199 | −23 | 62 | 248 |
| 2015年3月 | 371 | −213 | −62 | 158 | 367 |
| 2016年3月 | 396 | −228 | −90 | 168 | 423 |
| 2017年3月 | 268 | −314 | 36 | −46 | 399 |
| 2018年3月 | 324 | −18 | −348 | 306 | 365 |
| 2018年12月 | 155 | −207 | 119 | −52 | 424 |
| 2019年12月 | 262 | −218 | −101 | 44 | 373 |
| 2020年12月 | 426 | −63 | −242 | 363 | 487 |
| 2021年12月 | 398 | −168 | −308 | 230 | 426 |
| 2022年12月 | 196 | −117 | −89 | 79 | 451 |
| 2023年12月 | 235 | −465 | 254 | −230 | 499 |
| 2024年12月 | 284 | −209 | −87 | 75 | 504 |
| 2025年12月 | 493 | −108 | −462 | 385 | 441 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は6,678億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,166億円で、自己資本比率は43.0%(業種中央値61.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5,519 | 2,426 | 3,093 | 37.9 |
| 2014年3月 | 6,113 | 2,769 | 3,344 | 39.1 |
| 2015年3月 | 6,785 | 3,069 | 3,716 | 38.2 |
| 2016年3月 | 6,518 | 2,845 | 3,673 | 35.9 |
| 2017年3月 | 6,463 | 2,758 | 3,705 | 35.5 |
| 2018年3月 | 6,520 | 2,904 | 3,616 | 41.2 |
| 2018年12月 | 6,224 | 2,648 | 3,576 | 40.1 |
| 2019年12月 | 6,175 | 2,525 | 3,650 | 38.6 |
| 2020年12月 | 5,812 | 2,421 | 3,391 | 39.4 |
| 2021年12月 | 6,048 | 2,726 | 3,322 | 42.8 |
| 2022年12月 | 6,163 | 2,785 | 3,378 | 42.8 |
| 2023年12月 | 6,750 | 2,775 | 3,975 | 37.1 |
| 2024年12月 | 6,801 | 2,978 | 3,823 | 39.7 |
| 2025年12月 | 6,678 | 3,166 | 3,512 | 43.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で224社中139位あたり、逆に低いのは自己資本比率で224社中186位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,282.5で、1年前と比べて+100.2%。過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.9倍 |
| PER (会社予想) | 35.7倍 |
| PBR | 1.57倍 |
| 配当利回り | 1.58% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月6日に2494.5円まで急伸した後、反落して8月21日には2135円まで下落。25日移動平均線(2276円)と75日線(2285円)を下回り、短期的な調整局面にある。52週高値2694円からは約20%低い水準だが、52週安値1065円に対しては約2倍の水準を維持しており、年初来では103.6%の上昇を記録している。出来高は8月6日に188万株と急増した後、8月下旬は50万株前後まで縮小しており、売買が一巡した感がある。RSIは47.7と中立圏で、方向感は乏しい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは13.9倍と同業界平均の30.85倍を大幅に下回り、PBRも1.46倍と平均の2.64倍を下回ります。ROEは5%と低めですが、配当利回り1.69%は平均の2.29%を下回るものの、配当性向は32.7%と健全です。業績は2024年に赤字から回復し、2025年は営業利益が増加しており、今後の成長が期待されます。割安だが、ROEの低さが投資妙味を減じています。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.9倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 35.7倍 | — |
| PBR | 1.57倍 | 2.58倍 |
| ROE | 5.0% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
日清紡ホールディングスの投資論点は、主力のブレーキ事業の世界トップシェアがもたらす安定性と、業績のボラティリティやシェア変動リスクのどちらに注目するかにある。強気派は、2025年12月期に営業利益率が5.26%へ改善見込みである点を評価し、自動車生産回復や電動化対応で収益拡大を期待。さらに、世界シェアの高さによる価格決定力や、電子材料などの成長分野での開発を強調する。一方、弱気派は、2023年12月期に最終赤字を計上したように業績変動が大きく、自動車業界の電動化シフトによるブレーキ需要の減退や、新興メーカーの台頭によるシェア低下を懸念。また、繊維事業の低収益性が全体の利益率を圧迫しており、ポートフォリオ改革が遅いと指摘する。
- 世界シェアによる競争力
自動車用ブレーキパッドで世界トップシェアを握り、技術と顧客基盤が強み。
- 収益改善の見込み
2025年12月期の営業利益率5.26%見込みで、収益性が向上する兆し。
- 電動化対応への期待
電動車向け部品開発など、新たな成長領域への取り組みが進む。
- 営業利益264億円、前期比59%増で収益回復通年影響中
営業利益は166億円から264億円へ58.9%増加、営業利益率5.26%まで改善
- 純損失から純利益139億円へ黒字定着通年影響中
純利益は2023年12月期▲200億円から2025年12月期139億円へ回復
- 売上高5023億円と増収に転じる通年影響弱
売上高は4947億円から5023億円へ76億円増加、増収増益の基盤
- 株価1年で138.78%上昇、モメンタム継続継続影響弱
過去1年で上昇率138.78%、株価2420.5円と強い需給
- 業績変動リスク
2023年12月期に最終赤字を計上するなど、収益が不安定な時期がある。
- 電動化による需要減
電動車シフトでブレーキパッドの需要が減少する可能性がある。
- 低調な事業ポートフォリオ
繊維事業などの低収益が全体の利益率を引き下げ、改革が遅い。
- フォワードPER37.8倍とバリュエーション割高継続影響強
フォワードPER37.8倍は実績PER15.75倍の約2.4倍、予想利益の大幅減を暗示
- ROE5%と資本効率の低さ継続影響中
ROE5%は自己資本利益率が低く、PBR1.66倍の修正圧力
- 売上高は2023年水準5412億円未満通年影響中
売上高5023億円は2023年12月期の5412億円を約389億円下回る
- 1年で株価約2.4倍、反動調整リスク不定影響弱
1年で株価が138.78%上昇、業績成長とのかい離で調整余地
- 営業利益率
- 事業の収益性を測る指標で、改善傾向かどうかが投資判断の焦点になる。
- 自動車生産台数
- 主力のブレーキ事業の需要を左右し、売上高に直結するため。
- シェア推移
- 世界トップシェアを維持できるかが競争優位の持続性を示す。
- 電子材料売上高
- 非自動車分野の成長状況を見極め、事業多角化の進捗を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり36円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.58%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 53.4 |
| 2018年12月 | 30 | 0.0 | — |
| 2018年3月 | 30 | 0.0 | 23.3 |
| 2019年12月 | 30 | 0.0 | — |
| 2020年12月 | 30 | 0.0 | 27.8 |
| 2021年12月 | 30 | 0.0 | 23.6 |
| 2022年12月 | 34 | 13.3 | 53.0 |
| 2023年12月 | 36 | 5.9 | — |
| 2024年12月 | 36 | 0.0 | 58.3 |
| 2025年12月 | 36 | 0.0 | 32.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥36
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ53,021人。区分でいちばん多いのは個人・その他で32.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.7%を占め、残る61.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 27.8 | 30.0 | 30.3 | 31.6 | 36.0 | 32.3 |
| 金融機関 | 38.8 | 23.1 | 24.4 | 27.6 | 25.9 | 26.1 |
| 外国法人 | 12.8 | 26.4 | 25.5 | 24.2 | 22.4 | 25.2 |
| 事業法人 | 18.1 | 17.9 | 17.6 | 13.9 | 13.3 | 12.7 |
| 自己株式 | 7.0 | 7.0 | 7.1 | 7.1 | 7.1 | 7.8 |
| 証券会社 | 2.4 | 2.6 | 2.1 | 2.7 | 2.4 | 3.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 13.59 |
| 02 | 富国生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 5.32 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.68 |
| 04 | 帝人株式会社 | 1.87 |
| 05 | 日清紡グループ従業員持株会 | 1.42 |
| 06 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE WS WALES PENSION PARTNERSHIP (WALES PP) ASSET POOLING ACS UMBRELLA(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.38 |
| 07 | 日本毛織株式会社 | 1.35 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.16 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.14 |
| 10 | JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.13 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+142%、1株純資産は14期で+53%。直近期のROEは5.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 37 | 1,199 | 3.2 | 18.0 | 31.5 |
| 2014年3月 | 52 | 1,370 | 4.0 | 17.1 | 27.8 |
| 2015年3月 | 80 | 1,634 | 5.5 | 14.4 | 42.0 |
| 2016年3月 | 68 | 1,472 | 4.4 | 17.6 | 47.0 |
| 2017年3月 | 23 | 1,445 | 1.5 | 49.4 | 53.4 |
| 2018年3月 | 161 | 1,659 | 10.6 | 8.9 | 23.3 |
| 2018年12月 | −43 | 1,457 | −2.8 | — | — |
| 2019年12月 | −39 | 1,431 | −2.7 | — | — |
| 2020年12月 | 81 | 1,375 | 5.8 | 9.2 | 27.8 |
| 2021年12月 | 149 | 1,556 | 10.2 | 5.9 | 23.6 |
| 2022年12月 | 121 | 1,680 | 7.6 | 8.0 | 53.0 |
| 2023年12月 | −128 | 1,595 | −7.8 | — | — |
| 2024年12月 | 65 | 1,717 | 4.0 | 13.8 | 58.3 |
| 2025年12月 | 89 | 1,839 | 5.0 | 14.7 | 32.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/12期の役員報酬は総額308百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 村上雅洋 | 取締役会長 | 67 | 104,375 |
| 石井靖二 | 代表取締役 取締役社長 | 61 | 34,570 |
| 小洗健 | 取締役 常務執行役員 | 67 | 18,403 |
| 塚谷修示 | 取締役 常務執行役員 | 63 | 28,815 |
| 多賀啓二 | 取締役 | 76 | — |
| 八木宏幸 | 取締役 | 70 | — |
| 谷奈穂子 | 取締役 | 71 | — |
| リチャード・ダイク | 取締役 | 81 | 13,000 |
| 生野由紀 | 取締役 | 62 | — |
| 馬場一訓 | 常勤監査役 | 67 | 31,565 |
| 森田謙一 | 常勤監査役 | 67 | 18,845 |
| 山下淳 | 監査役 | 68 | — |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 市場典子 | 監査役 | 55 | — |
| 長屋文裕 | — | 60 | — |
| 佐久間嘉一郎 | 取締役 常務執行役員 | 72 | 2,640 |
| 熊川哲也 | 取締役執行役員 | 57 | 6,920 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 131 | 48 | 12 | 192 | 38 |
| 社外取締役 | 7 | 76 | — | — | 76 | 11 |
| 監査役 | 2 | 40 | — | — | 40 | 20 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,372字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,200字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,349字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,908字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第184期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第183期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第183期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第182期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第182期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第182期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第181期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第181期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第181期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第181期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第180期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-30
- 四半期報告書四半期報告書-第180期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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