概要
椿本チエインは1917年に創業した産業機械メーカーである。動力伝導用のドライブチェーンや搬送用のコンベヤチェーンで国内シェア首位に立ち、自動車エンジン用タイミングチェーンシステムや二輪車用ドライブチェーン(DIDブランド)も手がける。さらに減速機・直線作動機、物流倉庫向けマテハンシステムまで事業を広げ、2026年3月期の連結売上高は2959億円、従業員数は12228人。大阪市北区に本社を置き、1949年5月に東京・大阪両証券取引所へ上場した。
四つの事業セグメントで構成される収益構造
椿本チエインは連結決算上、チェーン、モーションコントロール、モビリティ、マテハンの四つの報告セグメントで事業を展開する。チェーン事業はドライブチェーンとコンベヤチェーンを主力とし、2026年3月期の売上高は998億円と全体の約34%を占める。モビリティ事業は自動車用タイミングチェーンシステムと二輪車用ドライブチェーン(DIDブランド)を扱い、同期間の売上高は974億円と全体の約33%を占め、営業利益は100億円と最も高い収益貢献度を示す。マテハン事業は搬送・仕分け・保管システムを提供し売上高706億円、モーションコントロール事業は減速機や直線作動機で売上高240億円と続く。この四本柱により、産業機械から自動車、物流まで幅広い需要を取り込んでいる。
96社の子会社で構成されるグローバルグループ
当社グループは椿本チエイン本体に加え、連結子会社96社、関連会社14社からなる。国内には大同工業、新星工業、椿本カスタムチエン、椿本スプロケット、椿本マシナリーなど製造・販売の各子会社を抱える。海外では米国にU.S. TSUBAKI HOLDINGSを頂点とする統括会社を置き、欧州にはTSUBAKIMOTO EUROPE B.V.、アジアには椿本机械(上海)有限公司やPT. TSUBAKI INDONESIA MANUFACTURINGなど、環インド洋地域を含む各国に現地法人を配置する。2026年1月には大同工業を新たに連結子会社化し、チェーン・モビリティ分野の体制を強化した。生産拠点は日本(埼玉、京都、兵庫、京田辺など)のほか、米国、チェコ、インドネシア、中国、タイ、フィリピン、メキシコと世界中に広がる。
連結売上高2668億円から2959億円へ成長した直近5期
同社の連結売上高は2020年3月期の2264億円から2026年3月期の2959億円へと、2割強の伸びを示している。特に2024年3月期は2668億円、2025年3月期は2792億円と順調に拡大した。しかし営業利益は2025年3月期の229億円から2026年3月期は216億円に減少しており、大阪・関西万博への出展費用や子会社取得関連費用が利益を圧迫した。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は2026年3月期に297億円と前期から34.3%増加した。これは大同工業の連結子会社化に伴う負ののれん発生益の計上によるものである。ROEは10.7%、配当性向は27.0%(負ののれん等を除くと35.0%)と、中期経営計画で掲げる目標(ROE10%以上、配当性向35%以上)に一部到達している。
中期経営計画2030で売上高4500億円を目指す
同社は2030年度を最終年度とする「中期経営計画2030」を策定し、連結売上高4500億円以上、営業利益率10%以上、ROE10%以上を数値目標に掲げる。その達成に向けて、既存事業の収益力強化に加え、「新ビジネス事業」としてアグリビジネス、ヒューマンアシスト、エネルギーマネジメント、eCARGO、エンジンドローンといった5つの領域を育成する方針である。また、チェーン事業とモーションコントロール事業を統合したパワートランスミッション事業を新設し、動力伝達・搬送商品のトータルソリューションビジネスへの転換を図る。モビリティ事業では大同工業との統合シナジーを生かしたグローバル生産最適化、マテハン事業では選択と集中による黒字体質の早期実現を課題とする。
業界の中での役割は機械部品・システムメーカー(動力伝達、搬送、マテハン)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01汎用産業機械(チェーン)主力
ドライブチェーン(動力伝導用)やコンベヤチェーン(搬送用)を製造販売。幅広い産業機械メーカー向けに標準品・特殊品を供給。
- ドライブチェーン
- エンジンやモーターの動力を伝えるチェーン。自動車、農業機械、工作機械などに使用。
- コンベヤチェーン
- 工場内の部品や製品を搬送するチェーン。食品、自動車、物流業界で利用。
02自動車・二輪車(モビリティ)主力
エンジン用タイミングチェーンシステム(チェーン、スプロケット、テンショナ等)および二輪車用ドライブチェーンを主要自動車・二輪車OEMに供給。
- エンジン用タイミングチェーンシステム
- 自動車エンジンのカムシャフトを駆動するチェーンシステム。静音性・耐久性に優れる。
- 二輪車用ドライブチェーン
- 二輪車のエンジン動力を後輪に伝えるチェーン。高強度で耐摩耗性に優れる「DID」ブランド。
03産業機械(モーションコントロール)準主力
減速機(ギヤモータ)、直線作動機(リニアアクチュエータ)、スプロケット、カップリング等を製造販売。工場の自動化・省力化に寄与。
- 減速機
- モーターの回転を減速してトルクを増幅する装置。各種産業機械に内蔵。
- 直線作動機
- 回転運動を直線運動に変換するアクチュエータ。搬送装置や工作機械に使用。
04物流・倉庫(マテハン)準主力
搬送装置、仕分けシステム、自動倉庫など物流・マテリアルハンドリングシステムの設計・製造・販売。工場や物流センター向け。
- 搬送・仕分けシステム
- ベルトコンベヤ、ローラコンベヤ、自動ソータ等からなる物流システム。
- 保管システム
- 自動倉庫(スタッカークレーン方式等)や棚システム。
製品と技術
産業機械の動力と搬送を支えるチェーン製品群
同社の祖業であり現在も最大セグメントであるチェーン事業では、ドライブチェーンとコンベヤチェーンを中心に製造・販売している。ドライブチェーンはエンジンやモーターの動力を伝導する役割を担い、自動車、農業機械、工作機械など広範な産業機械に組み込まれる。コンベヤチェーンは工場内で部品や製品を搬送するためのもので、食品、自動車、物流業界で標準的に使用される。1953年にローラーチェーンでJIS認定工場第1号となった実績が示す通り、同社のチェーンは高い寸法精度と耐久性で知られ、国内シェアでトップクラスを維持している。
自動車エンジンの心臓を駆動するタイミングチェーンシステム
モビリティ事業の中核製品がエンジン用タイミングチェーンシステムである。これはチェーン本体に加え、スプロケット、テンショナ、ガイドなどを含むシステムとして自動車メーカーに供給される。1958年に量産を開始して以来、静音性と耐久性の両立に注力し、現在では主要な自動車OEMに採用されている。2026年3月期のモビリティ事業売上高は974億円と全体の3分の1を占め、営業利益100億円は全セグメント中最大である。特にハイブリッド車需要の拡大を追い風に、日本、米州、欧州、環インド洋の拠点で販売が増加している。
物流現場の自動化を実現するマテハンシステム
マテハン(マテリアルハンドリング)事業では、工場や物流センター向けに搬送装置、自動仕分けシステム、自動倉庫を設計・製造・販売する。製品例としてベルトコンベヤやローラコンベヤ、自動ソータ(仕分け機)、スタッカークレーン方式の自動倉庫がある。2026年3月期の売上高は706億円で、日本国内では建設機械業界や物流業界向けが好調だった。ただし、米州の自動車業界向けシステム販売が減少した影響で営業利益は前期比22.8%減の9.6億円にとどまり、同事業の収益改善が課題となっている。
二輪車用ドライブチェーン「DID」ブランドの強み
二輪車(オートバイ)向けには「DID」ブランドで知られるドライブチェーンを供給している。高強度・耐摩耗性に優れ、競技用から市販車まで幅広く採用される。この製品は子会社の大同工業が製造・販売してきたが、2026年の連結子会社化により椿本グループ内に取り込まれた。DIDブランドは世界の二輪車市場で高い認知度を持ち、モビリティ事業の一翼を担う。同期間のモビリティ事業全体の売上高974億円のうち、二輪車用チェーンは一定の割合を占めるとみられる。
工場の自動化に貢献する減速機と直線作動機
モーションコントロール事業では、減速機(ギヤモータ)や直線作動機(リニアアクチュエータ)、スプロケット、カップリングなどを製造する。減速機はモーターの回転を減速してトルクを増幅する装置で、各種産業機械の駆動部に内蔵される。直線作動機は回転運動を直線運動に変換し、搬送装置や工作機械の位置決めに使用される。2026年3月期の同事業売上高は240億円と規模は小さいが、営業利益は前期比29.4%増の9.9億円と改善傾向にある。同社はこれらの製品をチェーンと組み合わせたトータルソリューションの提供を強化している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
チェーン・駆動部品で世界大手
当社はチェーンや駆動ユニットなど産業機械部品の専業メーカー。売上高は約2,800億円で、同業の三浦工業(約2,000億円)より大きく、日本製鋼所(非開示)よりは小。営業利益率は8%前後で業界平均的水準。産業機械や自動車向けが主力だが、特定セクターへの依存度が課題。
強み
- 産業用チェーンで高い世界シェアを持ち、ブランド力が強い
- 自動車、産業機械、農業機械など多様な業界へ販売し、リスク分散
- 世界各国に製造拠点を持ち、現地生産・販売が可能
- 営業利益率が7-8%と安定しており、キャッシュフローも良好
課題
- 自動車や産業機械など特定セクターの需要変動に影響を受けやすい
- 鉄鋼など原材料価格の上昇が収益を圧迫するリスク
- 低コストの新興国メーカーとの競争が激しく、価格競争にさらされる
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
工作機械・FAの時価総額近傍。太字が椿本チエイン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6407CKD | 3,477億円 | 25.2倍 |
| 2 | 6136オーエスジー | 3,430億円 | 16.3倍 |
| 3 | 3107ダイワボウホールディングス | 3,338億円 | 10.4倍 |
| 4 | 6103オークマ | 3,065億円 | 21.8倍 |
| 5 | 6622ダイヘン | 3,038億円 | 20.6倍 |
| 6 | 6371椿本チエイン | 2,834億円 | 9.0倍 |
| 7 | 6436アマノ | 2,820億円 | 13.9倍 |
| 8 | 6457グローリー | 2,734億円 | 16.8倍 |
| 9 | 6278ユニオンツール | 2,615億円 | 25.6倍 |
| 10 | 6101ツガミ | 2,419億円 | 34.0倍 |
| 11 | 6516山洋電気 | 2,020億円 | 21.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。
会社の歴史
沿革 27件
個人経営から始まった創業とチェーン専業メーカーへの道(1917〜1940年)
1917年12月、初代社長椿本説三の個人経営として大阪府西成郡(現・大阪市北区)に創業した。当初は機械用ローラーチェーンの製造を目指し、1923年にドライブチェーンの製造を開始。翌1924年にはコンベヤチェーンに進出した。1937年には大規模なコンベヤプラント一式を納入し、搬送システムの分野でも実績を積む。1940年5月には本社工場を大阪市旭区(現・鶴見区)に建設し、生産能力を拡大した。1941年1月、個人組織を株式会社椿本チヱイン製作所に改組し、法人としての基盤を固めた。
上場と自動車用チェーンへの進出(1949〜1960年代)
1949年5月、大阪・東京両証券取引所に株式を上場し、公開企業となる。1953年9月にはローラーチェーンでJIS認定工場第1号を取得し、品質面での信頼を確立した。1958年4月には自動車エンジン用タイミングチェーンの量産を開始し、モビリティ分野に参入。1961年2月には名古屋証券取引所にも上場し、資金調達力を高めた。1961年4月には事業部制を導入し、組織を拡大。1962年3月に埼玉県飯能市に埼玉工場を建設し、生産能力を増強した。1964年2月には宮住鉄工所(現・椿本カスタムチエン)に資本参加し、特殊チェーンの製造基盤を得た。
海外拠点の設立と合弁による技術拡充(1970〜1980年代)
1970年4月、社名を現在の株式会社椿本チエインに変更。1971年1月には京都工場を建設し、関西地区の生産拠点を強化した。1971年3月には米国にTSUBAKIMOTO U.S.A.,INC.を設立し、北米市場への本格進出を開始。1972年4月にはオランダにTSUBAKIMOTO EUROPE B.V.を設立し、欧州での販売網を構築した。1981年4月には粉粒体コンベヤの技術・営業部門を分離し、椿本バルクシステムを設立。1983年7月には米国にマテハン事業の現地法人を設立した。1984年10月には米エマソン・エレクトリック社と合弁で椿本エマソンを設立し、減速機などのモーションコントロール製品を強化した。
事業再編と国内グループの統合(1990年代末〜2000年代)
1993年4月、事業部門の呼称をパワトラ事業部門およびマテハン事業部門に変更。1999年4月にはマテハン事業の製造子会社である椿本テックと椿本工機を吸収合併し、生産効率を高めた。1999年11月には国内系列販売会社6社を統合し、株式会社椿本マシナリーを発足させた。2001年4月にはチェーン事業部、精機事業ユニット、自動車部品事業部、マテハン事業部、環境事業部の5事業部制に変更し、事業ごとの責任体制を明確化。2001年6月には京都府京田辺市に京田辺工場を新設し、最新の生産設備を導入した。
大同工業の連結子会社化と新たな成長への布石(2026年)
2026年1月、同社は二輪車用ドライブチェーンでブランド力を持つ大同工業を連結子会社化した。これによりチェーン・モビリティ両分野の製品ラインアップが拡充し、グローバル生産の最適化が進む。2026年3月期の連結決算では負ののれん発生益を計上し、当期純利益が前期比34.3%増の297億円に大きく伸びた。また、大阪・関西万博への出展などブランド発信にも注力し、中期経営計画2030の達成に向けた投資を積極化している。
年表27件を開く
1910年代
- 1917年12月創業初代社長椿本説三の個人経営として、大阪府西成郡(現・大阪市北区)に創業
1920年代
- 1923年機械用ローラチェーンの製造開始
- 1924年コンベヤチェーンの製造開始
1930年代
- 1937年大規模なコンベヤプラント一式を納入
1940年代
- 1940年5月大阪市旭区(現・鶴見区)に本社工場を建設
- 1941年1月個人組織を㈱椿本チヱイン製作所に改組
- 1949年5月上場大阪・東京証券取引所に株式上場
1950年代
- 1953年9月ローラチェーンのJIS認定工場第1号となる
- 1958年4月自動車用タイミングチェーンの量産開始
1960年代
- 1961年2月上場名古屋証券取引所に株式上場
- 1961年4月事業部制を導入
- 1962年3月埼玉県飯能市に埼玉工場を建設
- 1964年2月㈱宮住鉄工所(現・㈱椿本カスタムチエン)に資本参加
- 1965年10月ボルグ・ワーナー社(米国)と、合弁会社椿本モールス㈱を設立
1970年代
- 1970年4月商号変更社名を㈱椿本チエインに変更
- 1971年1月京都府長岡京市に京都工場を建設
- 1971年3月創業米国にTSUBAKIMOTO U.S.A.,INC.(現・U.S. TSUBAKI HOLDINGS, INC.)を設立
- 1972年4月創業オランダにTSUBAKIMOTO EUROPE B.V.を設立
1980年代
- 1981年4月粉粒体コンベヤの技術・営業部門を分離し、㈱椿本バルクシステムを設立
- 1982年8月兵庫県加西市に兵庫工場を建設
- 1983年7月創業米国にTSUBAKI CONVEYOR OF AMERICA,INC.(現・U.S. TSUBAKI HOLDINGS, INC.のマテハン事業部門)を設立
- 1984年10月エマソン・エレクトリック社(米国)と合弁事業契約を締結し、営業譲渡により㈱椿本エマソンを設立
1990年代
- 1993年4月商号変更事業部門の呼称を、パワトラ事業部門およびマテハン事業部門に変更
- 1999年4月M&Aマテハン事業部門の製造子会社(㈱椿本テック、椿本工機㈱)を吸収合併
- 1999年11月創業国内系列販売会社6社を統合し、㈱椿本マシナリーを発足
2000年代
- 2001年4月商号変更チェーン事業部、精機事業ユニット、自動車部品事業部、マテハン事業部、環境事業部の5事業部制に変更
- 2001年6月京都府京田辺市に京田辺工場を建設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2030年度まで4,500億円以上
- 営業利益率2030年度まで10%以上
- ROE2030年度まで10%以上
- 配当性向2030年度まで35%以上を基準とする
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
収益力強化による強固な事業基盤構築
既存事業の収益力を高め「量から質」へ転換し、強固な事業基盤を構築する。資本コストを意識した施策を展開。
- 02
選択と集中で新規ビジネスを加速
「選択と集中」により新規ビジネスの事業化を加速し、持続的成長を実現する。未来の主力事業を創出する。
- 03
技術×マーケティング強化で新事業牽引
「技術×マーケティング」の強化により新事業を牽引し、グローバルグループ本社機能を強化してESG経営を深化させる。
- 04
パワートランスミッション事業の統合シナジー創出
チェーン事業とモーションコントロール事業を統合したパワートランスミッション事業で、両事業の統合プロジェクトを進めシナジーを創出し収益性を最大化する。地域・商品群を軸とするマトリックス運営でグローバルトップ/ニッチトップ戦略を推進。
- 05
ESG推進とサステナビリティ活動
カーボンニュートラル実現を含むサステナビリティ活動を推進。健康経営の継続、コーポレート・ガバナンスの実効性向上とリスクマネジメントのグローバル展開。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で12,228人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は699万円で、9期前と比べて+3.9%。平均年齢は43.5歳、平均勤続年数は16.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 7,886 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 8,358 | — |
| 2019年3月 | 672 | 41.1 | 16.1 | 8,818 | — |
| 2020年3月 | 646 | 41.1 | 16.1 | 8,733 | — |
| 2021年3月 | 596 | 43.0 | 16.2 | 8,535 | — |
| 2022年3月 | 631 | 43.2 | 16.9 | 8,566 | — |
| 2023年3月 | 652 | 43.4 | 16.9 | 8,691 | — |
| 2024年3月 | 629 | 43.4 | 16.8 | 8,750 | — |
| 2025年3月 | 664 | 43.4 | 16.8 | 8,768 | 261 |
| 2026年3月 | 699 | 43.5 | 16.5 | 12,228 | 177 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社82社(国内 43 / 海外 39、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。
- 国内大同工業㈱(※1)石川県加賀市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内新星工業㈱愛知県名古屋市 · 連結子会社議決権77.3%
- 国内㈱椿本カスタムチエン(※1)大阪府大東市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱椿本スプロケット京都府久世郡 久御山町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ツバキ山久チエイン㈱埼玉県久喜市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱椿本鋳工埼玉県飯能市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱椿本バルクシステム大阪府豊中市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内椿本メイフラン㈱滋賀県甲賀市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱椿本マシナリー大阪市西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ツバキサポートセンター京都府京田辺市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内U.S. TSUBAKI HOLDINGS, INC. (※1、※2)アメリカ合衆国 イリノイ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内U.S. TSUBAKI POWER TRANSMISSION, LLCアメリカ合衆国 イリノイ州 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社70社を開く
- U.S. TSUBAKI AUTOMOTIVE, LLCアメリカ合衆国 マサチューセッツ州100%
- U.S. TSUBAKI MATERIAL HANDLING, LLCアメリカ合衆国 イリノイ州100%
- U.S. TSUBAKI INDUSTRIAL, LLCアメリカ合衆国 イリノイ州100%
- TSUBAKI KABELSCHLEPP AMERICA, INC.アメリカ合衆国 ウィスコンシン州100%
- TSUBAKI BRASIL EQUIPAMENTOS INDUSTRIAIS LTDA.ブラジル サンパウロ市100%
- Central Conveyor Company, LLC (※1)アメリカ合衆国 ミシガン州100%
- Central Industrial, LLCアメリカ合衆国 イリノイ州100%
- Electrical Insights, LLCアメリカ合衆国 ミシガン州100%
- KCI, Incorporatedアメリカ合衆国 ミズーリ州100%
- TSUBAKI ATR, LLCアメリカ合衆国 イリノイ州100%
- 椿本机械(上海)有限公司中華人民共和国 上海市100%
- TSUBAKIMOTO EUROPE B.V. (※1)オランダ ドルドレヒト市100%
- TSUBAKIMOTO UK LTD.イギリス ノッティンガム州100%
- Tsubaki Deutschland GmbHドイツ バイエルン州100%
- Tsubaki Automotive Czech Republic s.r.o. (※1)チェコ共和国 中央ボヘミア州100%
- TSUBAKI IBERICA POWER TRANSMISSION, S.L.スペイン マドリード市100%
- Tsubaki Jungbluth GmbHドイツ ヘッセン州100%
- 台湾椿本股份有限公司台湾 桃園市100%
- TSUBAKI OF CANADA LIMITEDカナダ オンタリオ州100%
- Tsubaki Kabelschlepp GmbHドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン州100%
- Kabelschlepp GmbH-Hünsbornドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン州100%
- KABELSCHLEPP ITALIA S.R.L.イタリア ヴァレーゼ県90%
- METOOL PRODUCTS LIMITEDイギリス ノッティンガム州100%
- KABELSCHLEPP FRANCE S.A.R.L.フランス イヴリーヌ県100%
- KABELSCHLEPP INDIA PRIVATE LIMITEDインド共和国 バンガルール県100%
- Kabelschlepp China Co., Ltd.中華人民共和国 昆山市100%
- KABELSCHLEPP SYSTEMTECHNIK spol. s.r.o.スロバキア ニトラ県100%
- Kabelschlepp Sp. z o.o.ポーランド クヤヴィ=ポモージェ県100%
- Mayfran International, Incorporatedアメリカ合衆国 オハイオ州100%
- Conergics International LLCアメリカ合衆国 オハイオ州100%
- Mayfran U.K. Limitedイギリス グレーターマンチェスター州100%
- Mayfran GmbHドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン州100%
- Mayfran Limburg B.V.オランダ リンブルフ州100%
- Mayfran International B.V.オランダ リンブルフ州100%
- Mayfran France S.A.R.L.フランス ヴァル=ド=マルヌ県100%
- Press Room Techniques Co.カナダ オンタリオ州100%
- Tsubakimoto Singapore Pte.Ltd.シンガポール100%
- PT. TSUBAKI INDONESIA MANUFACTURING (※1)インドネシア共和国 カラワン県100%
- PT. TSUBAKI INDONESIA TRADINGインドネシア共和国 ブカシ市100%
- TSUBAKI POWER TRANSMISSION (MALAYSIA) SDN. BHD.マレーシア セランゴール州100%
- TSUBAKIMOTO(THAILAND) CO.,LTD.タイ バンコク市95%
- TSUBAKI INDIA POWER TRANSMISSION PRIVATE LIMITEDインド共和国 カーンチプラム県100%
- TSUBAKIMOTO VIETNAM CO.,LTD.ベトナム ハノイ市100%
- TSUBAKIMOTO PHILIPPINES CORPORATIONフィリピン パシッグ市100%
- TSUBAKI AUSTRALIA PTY.LIMITEDオーストラリア ニューサウスウェールズ州100%
- TSUBAKIMOTO AUTOMOTIVE (THAILAND) CO.,LTD.タイ チョンブリ県100%
- 椿本汽車発動機(上海)有限公司中華人民共和国 上海市100%
- Tsubakimoto Automotive Korea Co., Ltd. (※1)大韓民国 チャンウォン市100%
- 天津華盛昌歯輪有限公司中華人民共和国 天津市59%
- 椿本鏈条(天津)有限公司(※1)中華人民共和国 天津市90%
- 椿本散装系統設備(上海)有限公司中華人民共和国 上海市100%
- 椿本鏈条(上海)有限公司中華人民共和国 上海市100%
- Tsubakimoto Automotive Mexico S.A. de C.V.メキシコ合衆国 グアナファト州100%
- TSUBAKI CONVEYOR SYSTEMS INDIA PRIVATE LIMITEDインド共和国 マハーラーシュトラ州100%
- 大同鏈条(常熟)有限公司中華人民共和国 常熟市100%
- D.I.D Philippines Inc.フィリピン バタンガス州100%
- P.T. Daido Indonesia Manufacturingインドネシア 西ジャワ州100%
- D.I.D Vietnam Co.,Ltd.ベトナム ハノイ市100%
- DID Malaysia Sdn.Bhd.マレーシア セランゴール州100%
- Daido Sittipol Co.,Ltd.タイ ラヨン県51%
- D.I.D Asia Co.,Ltd.タイ ラヨン県100%
- Interface Solutions Co.,Ltd.タイ チョンブリ県59%
- Daido India Pvt. Ltd.インド ハリヤナ州100%
- Daido Corporation of Americaアメリカ合衆国 テネシー州100%
- Daido Industria De Correntes Da Amazonia Ltda.ブラジル アマゾニア州100%
- Daido Industrial E Comercial Ltda.ブラジル サンパウロ州100%
- DID Europe S.R.L.イタリア ボローニャ市100%
- 天津椿本輸送机械有限公司中華人民共和国 天津市47%
- ㈱月星製作所石川県加賀市29%
- IWIS-DAIDO LLCアメリカ合衆国 ケンタッキー州30%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2,959億円、営業利益は216億円。前期と比べると増収減益で、売上が+6.0%、利益が-5.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,500億円 | 2,959億円 |
| 営業利益 | 255億円 | 216億円 |
| 純利益 | 220億円 | 297億円 |
| 1株あたり配当 | ¥80 | ¥80 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は851億円、営業利益は52億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+37.5%、営業利益は+33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 687 | — | — | 28 |
| 2024年1Q | 619 | 39 | 6.3 | 32 |
| 2024年2Q | 669 | 47 | 7.0 | 41 |
| 2024年3Q | 680 | 57 | 8.4 | 47 |
| 2024年4Q | 700 | — | — | 66 |
| 2025年2Q | 1,364 | 95 | 7.0 | 100 |
| 2025年4Q | 1,428 | 134 | 9.4 | 121 |
| 2026年2Q | 1,356 | 83 | 6.1 | 99 |
| 2026年4Q | 1,603 | 133 | 8.3 | 198 |
| 2027年1Q | 851 | 52 | 6.1 | 44 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,500億円から2,959億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.3%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,500 | — | 128 | — | 74 |
| 2014年3月 | 1,780 | — | 180 | — | 102 |
| 2015年3月 | 1,967 | — | 223 | — | 142 |
| 2016年3月 | 2,040 | — | 221 | — | 128 |
| 2017年3月 | 1,988 | — | 220 | — | 146 |
| 2018年3月 | 2,157 | — | 217 | — | 147 |
| 2019年3月 | 2,385 | — | 216 | — | 138 |
| 2020年3月 | 2,264 | — | 167 | — | 116 |
| 2021年3月 | 1,934 | — | 110 | — | 87 |
| 2022年3月 | 2,159 | — | 200 | — | 145 |
| 2023年3月 | 2,516 | — | 210 | — | 137 |
| 2024年3月 | 2,668 | — | 235 | — | 186 |
| 2025年3月 | 2,792 | 229 | 253 | 8.2 | 221 |
| 2026年3月 | 2,959 | 216 | 248 | 7.3 | 297 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2,959億円のうち、営業利益として残るのは216億円で7.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は297億円、売上の10.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.5%2,086億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.2%657億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.3%216億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが319億円、投資CFが−90億円で、差し引きのフリーCFは229億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は785億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 154 | −184 | 63 | −30 | 202 |
| 2014年3月 | 198 | −172 | −32 | 26 | 213 |
| 2015年3月 | 222 | −143 | −26 | 79 | 274 |
| 2016年3月 | 191 | −136 | −55 | 55 | 264 |
| 2017年3月 | 254 | −134 | −41 | 120 | 341 |
| 2018年3月 | 277 | −174 | −132 | 103 | 317 |
| 2019年3月 | 242 | −321 | 127 | −79 | 361 |
| 2020年3月 | 203 | −142 | −104 | 61 | 314 |
| 2021年3月 | 279 | −96 | −44 | 183 | 461 |
| 2022年3月 | 210 | −91 | −78 | 119 | 529 |
| 2023年3月 | 214 | −93 | −100 | 121 | 570 |
| 2024年3月 | 386 | −92 | −157 | 294 | 747 |
| 2025年3月 | 213 | −118 | −217 | 95 | 633 |
| 2026年3月 | 319 | −90 | −202 | 229 | 785 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は4,598億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,038億円で、自己資本比率は64.5%(業種中央値65.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,158 | 1,086 | 1,072 | 47.3 |
| 2014年3月 | 2,288 | 1,216 | 1,072 | 51.8 |
| 2015年3月 | 2,587 | 1,443 | 1,144 | 54.3 |
| 2016年3月 | 2,541 | 1,458 | 1,083 | 55.9 |
| 2017年3月 | 2,672 | 1,562 | 1,110 | 57.1 |
| 2018年3月 | 2,836 | 1,698 | 1,138 | 59.2 |
| 2019年3月 | 3,059 | 1,755 | 1,304 | 56.8 |
| 2020年3月 | 2,941 | 1,761 | 1,180 | 59.3 |
| 2021年3月 | 3,073 | 1,875 | 1,198 | 60.5 |
| 2022年3月 | 3,326 | 2,098 | 1,228 | 62.5 |
| 2023年3月 | 3,459 | 2,266 | 1,193 | 64.9 |
| 2024年3月 | 3,913 | 2,606 | 1,307 | 66.0 |
| 2025年3月 | 3,715 | 2,622 | 1,093 | 69.9 |
| 2026年3月 | 4,598 | 3,038 | 1,560 | 64.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで209社中58位あたり、逆に低いのは営業利益率で209社中121位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,668で、1年前と比べて+25.4%。過去52週の値幅のなかでは82%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.0倍 |
| PER (会社予想) | 12.2倍 |
| PBR | 0.91倍 |
| 配当利回り | 3.00% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で3.13%上昇し、8月10日時点の株価は2704円。25日移動平均線(2627.04円)を約2.9%上回り、75日線(2583.29円)からも約4.7%上。52週高値2812円からは約3.8%と高値圏に位置し、52週安値2004円からは約34.9%上。出来高は7月末から8月初めにかけて増加し、8月7日には19.8万株と活発。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERが9.14倍と業界平均の23.56倍を大きく下回り、PBRも0.93倍で平均の1.58倍を大幅に下回る。ROEは10.7%と良好で、自己資本利益率に見合う株価水準ではない。配当利回りは2.96%で平均の2.65%を上回り、株主還元も厚い。ただし、予想PERは12.4倍と実績より上昇が見込まれ、今期の営業利益率は前年の8.2%から7.3%への低下が懸念される。割安であるが、収益力の改善余地を考慮すると極端な割安とは言えず、総合的に割安と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.0倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 12.2倍 | — |
| PBR | 0.91倍 | 1.50倍 |
| ROE | 10.7% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
世界的な設備投資と自動化需要で業績が拡大する一方、中国経済の減速や部品調達リスクが懸念される。強気派は、工場自動化や物流効率化の長期的な追い風で受注が堅調とみる。弱気派は、中国市場の減速や為替変動が業績に影響する可能性を指摘。
- 自動化需要
世界的に省力化・自動化が進み、伝動機器の需要が増加
- 好調な業績
純利益は3期連続で増加、2026年3月期も増益見込み
- 割安感
PER9倍台、PBR1倍未満と低評価株である
- 純利益が297億円と前期比76億円増決算発表後影響中
純利益は前期比76億円増の297億円、EPS拡大で株主価値向上
- 売上高2,959億円と過去最高通年影響中
売上高が前期比167億円増の2,959億円、業績拡大基調
- PBR0.93倍と実質価値を下回る不定影響弱
PBR0.93倍は解散価値近辺で、資本効率改善への期待
- 外国人株主比率30.51%と高い関心継続影響弱
外国人保有率30.51%と高く、需給面で下支え
- 中国減速
中国の設備投資が減速、売上高の成長が鈍化する恐れ
- 為替変動
海外売上高の比率が高く、円高が収益を圧迫する可能性
- 利益率低下
営業利益率8.2%から7.3%に低下見込み、コスト上昇
- 来期予想PER12.4倍はEPS約26%減示唆決算発表後影響強
実績PER9.14倍に対し予想PER12.4倍、市場は約26%の減益を想定
- 営業利益が229億円から216億円に減少通年影響中
営業利益は前期比13億円減の216億円、収益力が悪化
- 営業利益率8.2%から7.3%へ縮小通年影響中
営業利益率は0.9ポイント低下、販管費の増加圧力
- 1年で29.5%上昇し過熱感継続影響弱
株価上昇率29.5%と高く、利益確定売りが出やすい
- 受注高と受注残
- 将来の売上高の先行指標で需要動向を把握するため
- 海外売上高比率
- 為替感応度や成長性を評価するため
- 営業利益率
- 部品コストや販売価格の影響を確認するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり80円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 40 | — | 51.9 |
| 2018年3月 | 40 | 0.0 | 28.8 |
| 2019年3月 | 24 | −40.0 | 41.4 |
| 2020年3月 | 40 | 66.7 | 58.4 |
| 2021年3月 | 25 | −37.5 | 46.2 |
| 2022年3月 | 40 | 60.0 | 45.9 |
| 2023年3月 | 43 | 8.3 | 40.6 |
| 2024年3月 | 53 | 23.1 | 56.9 |
| 2025年3月 | 80 | 50.0 | 50.6 |
| 2026年3月 | 80 | 0.0 | 38.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥80
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ16,275人。区分でいちばん多いのは金融機関で33.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.1%を占め、残る55.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 45.9 | 44.0 | 42.8 | 38.6 | 36.6 | 33.6 |
| 外国法人 | 25.6 | 27.9 | 26.4 | 30.8 | 29.0 | 30.5 |
| 個人・その他 | 18.0 | 18.4 | 20.6 | 20.1 | 23.2 | 23.3 |
| 事業法人 | 9.8 | 9.0 | 8.9 | 9.1 | 9.6 | 10.5 |
| 証券会社 | 0.7 | 0.7 | 1.2 | 1.4 | 1.5 | 2.1 |
| 自己株式 | 3.3 | 3.3 | 3.3 | 3.3 | 3.4 | 2.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 政府・自治体 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | — | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) | 9.57 |
| 02 | 太陽生命保険株式会社 | 8.60 |
| 03 | 椿本チエイン持株共栄会 | 4.73 |
| 04 | 日本生命保険相互会社 | 4.06 |
| 05 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.51 |
| 06 | 椿本興業株式会社 | 3.27 |
| 07 | 株式会社三井住友銀行 | 2.06 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.04 |
| 09 | CEPLUX- THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.99 |
| 10 | THE BANK OF NEW YORK,TREATY JASDEC ACCOUNT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.62 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+645%、1株純資産は14期で+423%。直近期のROEは10.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 40 | 545 | 7.7 | 12.2 | 27.0 |
| 2014年3月 | 55 | 633 | 9.3 | 13.5 | 29.9 |
| 2015年3月 | 76 | 751 | 10.9 | 13.2 | 29.3 |
| 2016年3月 | 68 | 759 | 9.0 | 10.2 | 37.2 |
| 2017年3月 | 78 | 815 | 9.9 | 11.9 | 51.9 |
| 2018年3月 | 387 | 4,436 | 9.2 | 11.2 | 28.8 |
| 2019年3月 | 364 | 4,590 | 8.1 | 10.8 | 41.4 |
| 2020年3月 | 309 | 4,711 | 6.7 | 8.0 | 58.4 |
| 2021年3月 | 235 | 5,019 | 4.8 | 13.0 | 46.2 |
| 2022年3月 | 393 | 5,612 | 7.4 | 7.8 | 45.9 |
| 2023年3月 | 371 | 6,059 | 6.4 | 8.7 | 40.6 |
| 2024年3月 | 171 | 2,402 | 7.7 | 10.1 | 56.9 |
| 2025年3月 | 213 | 2,533 | 8.5 | 8.7 | 50.6 |
| 2026年3月 | 296 | 2,849 | 10.7 | 7.8 | 38.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
31名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は31名。2026/3期の役員報酬は総額297百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 古世憲二 | 代表取締役 取締役会長 最高経営責任者 | 68 | 484 |
| 木村隆利 | 代表取締役 取締役社長 最高執行責任者 | 65 | 320 |
| 宮地正樹 | 取締役 | 64 | 202 |
| 安藤圭一 | 取締役 | 74 | — |
| 北山久恵 | 取締役 | 69 | — |
| 谷所敬 | 取締役 | 77 | — |
| 田中浩司 | 常勤監査役 | 64 | 12 |
| 川﨑加寸也 | 常勤監査役 | 64 | 15 |
| 川﨑清隆 | 監査役 | 60 | — |
| 山本崇晶 | 監査役 | 64 | — |
| 岡本雅文 | 常務執行役員 マテハン事業統括 | — | — |
| Kevin Richard Powers | 常務執行役員 米州パワトラ・マテハンビジネス担当 兼 U.S. TSUBAKI HOLDINGS, INC. 社長 | — | — |
残りの役員19名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 揚田利浩 | 常務執行役員 欧州経営統合担当 | — |
| 垪和伸光 | 常務執行役員 本社部門本部 安全・品質・環境担当 兼 同本部 安全・品質保証部長 兼 埼玉工場長 | — |
| 川上修 | 常務執行役員 本社部門本部長 | — |
| 明坂泰宏 | 常務執行役員 DID経営統合担当 | — |
| 前田隆雄 | 常務執行役員 パワートランスミッション事業部長 兼 同事業部 グローバルビジネス統括 兼 京田辺工場長 | — |
| 中久保克也 | 常務執行役員 モビリティ事業部長 | — |
| 丹山太 | 上席執行役員 新ビジネス事業部長 兼 福井美浜工場長 | — |
| 熊倉淳 | 上席執行役員 本社部門本部 知財戦略部長 | — |
| 藤村昌由 | 上席執行役員 パワートランスミッション事業部 東アジア営業統括 | — |
| 吉村信彦 | 上席執行役員 マテハン事業統括 システムソリューション事業部長 | — |
| 新家啓史 | 上席執行役員 大同工業㈱ 代表取締役社長 | — |
| 佐伯充史 | 執行役員 新ビジネス事業部 eCARGO BIZ担当 | — |
| 上田修 | 執行役員 U.S. TSUBAKI MATERIAL HANDLING, LLC 社長 | — |
| 荒木和彦 | 執行役員 パワートランスミッション事業部 副事業部長、兼 同事業部 グローバル生産推進室長 兼 長岡京工場長 兼 岡山工場長 | — |
| 北川康明 | 執行役員 パワートランスミッション事業部 兼 東アジア営業統括 国内営業統括 | — |
| 内丸潤一 | 執行役員 モビリティ事業部 事業推進統括 兼 兵庫工場長 | — |
| 西田努 | 執行役員 本社部門本部 財経部長 | — |
| 宮野博之 | 執行役員 イノベーションセンター長 | — |
| 林晃史 | — | 66 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 112 | 55 | 32 | 200 | 67 |
| 監査役 | 2 | 50 | — | — | 50 | 25 |
| 社外取締役 | 6 | 47 | — | — | 47 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,717字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,252字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,950字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,846字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第116期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第116期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
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