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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

クスリのアオキホールディングス

KUSURI NO AOKI HOLDINGS CO., LTD.3549 · Standard · 小売業

北信越5県でトップシェアを誇るドラッグストアチェーン。調剤薬局併設によるヘルスケアと生活必需品の一体提供が強み

概要

クスリのアオキホールディングスは、石川県白山市に本社を置く持株会社である。主力子会社の株式会社クスリのアオキを中心に、北信越5県を地盤とするドラッグストアチェーンを展開する。調剤薬局を併設した大型店舗が特徴で、医薬品・化粧品・日用品・食品を幅広く扱う。2025年5月期の連結売上高は5,014億円、営業利益266億円。連結従業員数5,627名。積極的な出店とM&Aにより成長を続け、全国に1,036店舗を有する。

調剤薬局併設で「かかりつけ薬局」を目指す

当社グループのドラッグストアは、調剤薬局を併設することを基本方針とする。2025年5月20日現在、ドラッグストア1,004店舗のうち664店舗に調剤薬局が併設され、調剤専門薬局6店舗を加えた調剤薬局数は670店舗にのぼる。これにより、地域住民の「かかりつけ薬局」としての役割を担い、セルフメディケーションと医薬分業の受け皿となることを目指す。調剤部門の売上高は518億85百万円で、全売上高の10.3%を占める。

北信越ドミナントから全国へ拡大

創業以来の地盤である石川・富山・福井・新潟・長野の北信越5県では388店舗を展開し、同地域でトップシェアを誇る。近年は東北(82店舗)、関東(279店舗)、東海(180店舗)、関西(94店舗)、四国(13店舗)へと出店地域を拡大。2025年5月期には68店舗を新設し、ドミナントエリアの深耕と新規エリアへの進出を同時に進めている。店舗面積は150坪から500坪まで、立地環境に応じた規模で展開する。

持株会社体制でグループ経営を強化

2016年11月に持株会社へ移行し、株式会社クスリのアオキホールディングスがグループ全体の経営戦略・管理機能を担う。連結子会社には、ドラッグストア事業の株式会社クスリのアオキ、食品スーパーマーケットの株式会社ナルックス・株式会社フクヤ・株式会社ハッピーテラダが含まれる。2024年には有限会社木村屋、株式会社ムーミー、株式会社ハッピーテラダ、株式会社スーパーヨシムラ等のM&Aによりスーパーマーケット事業を拡大。グループ全体でドラッグストアとスーパーマーケットを融合した複合型経営を志向する。

売上高5,014億円、成長を続ける収益構造

2025年5月期の連結売上高は5,014億70百万円と前期比14.8%増を記録し、過去最高を更新した。営業利益266億1百万円(同43.3%増)、経常利益275億13百万円(同36.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益177億86百万円(同44.5%増)と増益基調が続く。商品部門別ではフード部門が売上高2,572億60百万円(構成比51.3%)と最大で、次いでライフ876億89百万円、ビューティ602億43百万円、調剤518億85百万円、ヘルス443億92百万円。調剤とフードの伸びが全体を牽引する。

業界の中での役割は地域密着型小売業(ドラッグストア)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
5,669億円
営業利益
271億円
営業利益率
4.8%
純利益
171億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ヘルスケア(一般消費者向け医薬品・健康食品)主力

一般用医薬品や健康食品を中心に、ビタミンサプリメントなども取り扱う。ドラッグストアの核となるカテゴリーで、セルフメディケーション需要に対応している。

主な製品・サービス2
医薬品
一般用医薬品を中心に取り扱う。風邪薬、鎮痛薬など生活者の健康維持に必要な製品を幅広く揃える。
健康食品
ビタミンサプリメントやダイエットサプリメントなど、健康志向の商品を取り扱う。

02ビューティケア(化粧品・美容用品)主力

カウンセリング化粧品から洗顔料、ボディケア、ヘアケア、オーラルケアまで、美容と衛生に関する商品を幅広く提供。ドラッグストアの主要カテゴリーとして、生活者の美容ニーズに応える。

主な製品・サービス5
カウンセリング化粧品
美容専門のスタッフが相談に乗りながら商品を提案する化粧品。
フェイスケア商品
洗顔料など、顔の手入れに使う化粧品。
ボディケア商品
ボディソープなど、体の洗浄や保湿に使う商品。
ヘアケア商品
シャンプー、リンスなど、髪の手入れに使う商品。
オーラルケア商品
歯磨き粉、歯ブラシなど、口内衛生に使う商品。

03調剤薬局(医療用医薬品)主力

ドラッグストアに併設した調剤薬局を中心に、医療用医薬品を処方箋に基づき提供。医薬分業の受け皿として地域の「かかりつけ薬局」を目指し、地域医療に貢献している。

主な製品・サービス1
調剤薬局サービス
処方箋に基づき医療用医薬品を調剤して提供するサービス。ドラッグストア併設型が基本で、地域密着型の薬局を展開。

04ライフスタイル(日用品・生活雑貨)準主力

ベビー用品、介護用品、洗剤、家庭用品、ペットフード、衣料、家電など、生活に必要な幅広い日用品を提供。食品と合わせてワンストップショッピングに対応する。

主な製品・サービス4
ベビー関連商品
オムツ、ベビー用品など、子育て世帯向けの商品。
介護用品
高齢者向けの介護用品。
日用雑貨
洗剤、家庭用品、生理用品など、日用品全般。
衣料用品
靴下、肌着など、衣料品。

05食品(フード)準主力

加工食品、日配食品、生鮮食品、調味料、菓子、飲料、酒などを扱い、食料品需要に応える。ドラッグストア内の食料品部門として、日々の買い物に対応する。子会社では食品スーパー事業も展開しており、ドラッグストアとの相乗効果を図る。

主な製品・サービス3
加工食品
缶詰、レトルト食品、調味料など。
日配食品
牛乳、ヨーグルト、豆腐など、毎日消費する食品。
生鮮食品
野菜、果物、肉、魚など。

製品と技術

ヘルス部門:セルフメディケーションを支える医薬品・健康食品

ヘルス部門は医薬品、ビタミンサプリメント、ダイエットサプリメント、救急用品、健康管理用品などを扱う。2025年5月期の売上高は443億92百万円で全売上高の8.9%を占める。セルフメディケーション意識の高まりを受け、専門性の強化と品揃え拡充に注力。店頭での薬剤師・登録販売者による相談対応を重視し、安全な医薬品販売を提供する。OTC医薬品の需要拡大に対応し、地域の健康拠点としての役割を果たす。

ビューティ部門:化粧品・ヘアケアで美をサポート

ビューティ部門はカウンセリング化粧品、洗顔料等のフェイスケア商品、ボディソープ等のボディケア商品、シャンプー等のヘアケア商品、歯磨き等のオーラルケア商品を扱う。売上高602億43百万円(構成比12.0%)。カウンセリング化粧品の販売強化や品揃え拡充により、前年比7.2%増と堅調に推移。ドラッグストアならではの専門性を活かし、美容意識の高い顧客に対応する。

ライフ部門:ベビー・介護・家庭用品で日常生活を支える

ライフ部門はオムツ等のベビー関連、介護用品、生理用品、洗剤、家庭用品、ペットフード、靴下や肌着等の衣料品、家電用品を幅広く取り扱う。売上高876億89百万円(構成比17.5%)。特に家庭用品の品揃え充実に注力し、前年比8.3%増。ドラッグストアとして日用品をワンストップで提供し、顧客の利便性を高める。衣料品やペット用品も含め、生活全般をカバーする品ぞろえが特徴。

フード部門:生鮮食品導入でスーパーマーケット機能を強化

フード部門は加工食品、日配食品、生鮮食品、調味料、菓子、飲料、酒等を扱う。売上高2,572億60百万円で全体の51.3%を占め、最大部門。2025年5月期には全店舗(一部小型店を除く)で青果・精肉・惣菜の導入を完了し、生鮮食品の品揃えを強化。これによりドラッグストアでありながらスーパーマーケット並みの食料品販売を実現。前年比21.7%増と急成長し、M&Aによるスーパーマーケット事業の取り込みも寄与した。

調剤部門:医療用医薬品でかかりつけ薬局機能

調剤部門は薬局にて処方する医療用医薬品を扱う。ドラッグストア併設を基本に、2025年5月期には新規70薬局を開設し、調剤薬局数は併設664、専門6の計670薬局。売上高518億85百万円(構成比10.3%)。院外処方箋の受付増加により前年比12.4%増。地域の「かかりつけ薬局」として、服薬指導や健康相談を提供し、医薬分業の受け皿としての役割を果たしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

調剤併設ドラッグで地域密着、堅調拡大

クスリのアオキホールディングスは北陸・東海地方を中心にドラッグストアを展開し、調剤薬局併設による医療ニーズの取り込みが強み。2026/5期売上高5669億円、営業利益率4.78%と増収だが利益率は低位。競合のトライアルホールディングスと比べ出店意欲が高く、既存店売上も堅調。ただしドラッグ業界全体の競争激化と人件費上昇が課題。

強み

  • 処方箋応需で医療需要を取り込み、来店頻度を高めている。
  • 中京・北陸エリアに集中出店し、ドミナント戦略を採用。
  • 毎年20~30店舗の新規出店により、売上成長を牽引。
  • PB商品の拡充で粗利率向上を図り、差別化に寄与。

課題

  • 営業利益率5%未満と業界平均を下回り、コスト改善が必要。
  • 調剤薬剤師の確保難で人件費が上昇し、収益を圧迫。
  • 同業のトライアルHDなど強力な競合が進出し、シェア競争が激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がクスリのアオキホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13349コスモス薬品5,131億円15.9倍
27564ワークマン4,894億円23.7倍
37532パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス4,886億円20.9倍
4141Aトライアルホールディングス4,760億円136.1倍
59989サンドラッグ4,377億円13.7倍
63549クスリのアオキホールディングス3,869億円22.8倍
77419ノジマ3,850億円10.0倍
83397トリドールホールディングス3,839億円199.4倍
98242エイチ・ツー・オー リテイリング3,667億円11.6倍
107581サイゼリヤ3,638億円28.3倍
118174日本瓦斯3,424億円22.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 11件

1985年、金沢でドラッグストア創業

1985年1月、青木桂生が代表取締役社長となり、資本金15,000千円で「クスリのアオキ」を石川県金沢市に設立。同年3月には石川県1号店を金沢市に出店した。創業当初から医薬品・化粧品を核とし、地域密着型の小売業を志向した。本社は金沢市泉野出町に置かれた。この時期は単独のドラッグストア経営が中心であり、後の拡大の基盤となる。

1992〜1996年、本社移転と合併で規模拡大

1992年3月、本社を現在の白山市(当時松任市)博労町に移転。1995年9月には本部兼集配センターを松本町に新設し、物流機能を強化した。1996年11月、クスリのアオキは株式会社青木二階堂薬局および株式会社草山商事を合併。これにより5店舗を引き継ぎ、店舗網を拡充した。同時に本社を現在地である白山市松本町2512番地に移転し、組織統合を完了した。

1997年、県外進出と業務提携の開始

1997年4月に富山県1号店(砺波店)、9月に福井県1号店(福井若杉店)を出店し、県外展開を本格化。同年11月にはアルビス株式会社と共同出店等の業務・資本提携(2003年解消)、12月には株式会社ツルハと商品仕入協力の業務・資本提携を結んだ。これにより仕入協力や店舗開発の連携を模索した。1998年3月にはアルビスから4店舗を営業譲受するなど、M&Aによる店舗増加も始まった。

1999〜2001年、持株会社準備とハピコムグループ加入

1999年7月、有限会社二階堂(後の株式会社クスリのアオキホールディングス)を石川県白山市に設立。これが後の持株会社の母体となる。2000年3月には株式会社ニチイ学館と業務提携。同年同月、有限会社三和薬商から1店舗を営業譲受。2001年9月、イオンウエルシア株式会社(現イオン商品調達)と業務提携し、ハピコムグループに加入。共同仕入の枠組みを得て、商品調達力を強化した。

2016年、持株会社へ移行しグループ経営へ

2016年11月21日、クスリのアオキは持株会社体制に移行。株式会社クスリのアオキホールディングスが上場企業となり、事業子会社として株式会社クスリのアオキを完全子会社化した。目的は経営の意思決定機能と業務執行機能の分離、コーポレートガバナンスの強化。これによりグループ全体の戦略策定・管理機能を集中し、M&Aや多店舗展開に対応する組織基盤を整えた。

2024年、スーパーマーケットM&Aで業態多角化

2024年8月、有限会社木村屋(千葉県)の全株式を取得し子会社化。さらに同年9月に株式会社ママイ、12月に株式会社ハッピーテラダ(滋賀県)を連結子会社化。2025年2月には株式会社スーパーヨシムラ、有限会社ハッスル(奈良県)の全株式を取得し、さらに複数のスーパーマーケット事業を譲受。これらによりドラッグストアに加えてスーパーマーケット26店舗を獲得し、食品販売力を大幅に強化した。

2025年5月期末、店舗数1,036まで拡大

2025年5月20日現在、グループの総店舗数はドラッグストア1,004店(うち調剤併設664)、調剤専門薬局6、スーパーマーケット26の計1,036店舗。売上高は5,014億70百万円に達し、第三次中期経営計画「Vision2026」の目標(売上高5,000億円)を達成した。今後も新たな中期経営計画を策定し、さらなる成長を目指す。

年表11件を開く

1980年代

  • 1985年1月創業クスリのアオキを設立、資本金15,000千円、代表取締役社長青木桂生、本社所在地(石川県金沢市泉野出町4丁目322番地)
  • 1986年3月クスリのアオキが石川県1号店を金沢市に出店

1990年代

  • 1992年3月クスリのアオキが本社移転(所在地 石川県松任市(現 白山市)博労町208番地)
  • 1995年9月クスリのアオキ本部兼集配センターを新設(石川県松任市(現 白山市)松本町2512番地)
  • 1996年11月M&Aクスリのアオキが株式会社青木二階堂薬局、株式会社草山商事を合併、合併による店舗引継ぎ5店舗 本社移転(所在地 石川県松任市(現 白山市)松本町2512番地)
  • 1997年4月クスリのアオキが富山県1号店を砺波市に出店(現 砺波店)
  • 1997年9月クスリのアオキが福井県1号店を福井市に出店(現 福井若杉店)
  • 1997年11月クスリのアオキがアルビス株式会社と共同出店等を目的とした業務提携・資本提携(2003年3月にアルビス株式会社との業務提携・資本提携解消)
  • 1997年12月クスリのアオキが株式会社ツルハと商品仕入等の相互協力を目的とした業務提携・資本提携
  • 1998年3月クスリのアオキがアルビス株式会社から営業譲受、営業譲受による店舗増4店舗
  • 1999年7月創業石川県白山市に有限会社二階堂を設立(現 株式会社クスリのアオキホールディングス)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/5期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2035年5月期まで1兆円
  • 小売業上位20社ランクイン2035年5月期まで小売業上位20社ランクイン
  • 売上高2030年5月期まで8,000億円
  • 営業利益2030年5月期まで440億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ドミナントエリア拡大と新規エリア進出

    お客様の視点に立った店舗開発と売場づくりを進めながら、北信越地区のドミナントを深耕し、東北・関東・東海・関西・四国等の新規エリアへの進出も含めてドミナントエリアを拡大する。

  2. 02

    かかりつけ薬局の推進

    ドラッグストアに調剤薬局を併設し、地域の「かかりつけ薬局」を目指す。薬剤師の確保や登録販売者の養成を通じて、地域密着型のサービスを提供する。

  3. 03

    M&A等による事業規模の拡大

    厳しい競争環境の中で、経営の迅速な意思決定やM&A等を活用した事業規模の拡大を実現できる組織体制を整備する。持株会社体制の下、グループ全体の経営戦略・管理機能を強化する。

  4. 04

    店舗オペレーションの生産性向上

    多店舗出店を進めても生産性を維持・向上できるよう、人材の確保と育成を行い、業務システムの整備を推進する。適正な売場面積や品揃えについて仮説・検証・修正のマネジメントサイクルを確立し運用する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,355人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は536万円で、9期前と比べて0.1%平均年齢は35.6歳、平均勤続年数は9.6年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年5月1,770
2018年5月2,188
2019年5月53734.17.72,417
2020年5月52134.88.63,004
2021年5月53833.18.33,990
2022年5月46134.910.24,033
2023年5月46735.511.04,460
2024年5月49335.47.94,735393
2025年5月52635.48.35,627473
2026年5月53635.69.66,355426

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
泉ヶ丘店(石川県金沢市)他 北信越地区409店舗679億円
田部井店(群馬県伊勢崎市)他 関東地区295店舗461億円
岐阜県庁南店(岐阜県岐阜市)他 東海地区189店舗338億円
城西町店(福島県会津若松市)他 東北地区97店舗218億円
霊仙寺店(滋賀県栗東市)他 関西地区104店舗180億円
四国中央三島店(愛媛県四国中央市)他 四国地区13店舗105億円
本部 — 石川県白山市8,908百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は5,669億円営業利益271億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.0%、利益が+1.9%。

売上高
+13.0%
5,669億円
営業利益
+1.9%
271億円
純利益
-3.9%
171億円
営業利益率
4.8%
前期比 -0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高6,400億円5,669億円
営業利益320億円271億円
純利益190億円171億円
1株あたり配当¥64¥64

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は2,871億円、営業利益は136億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+11.0%、営業利益は−2.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q979444.541
2023年4Q9673
2024年1Q1,074676.248
2024年2Q1,08210.1−14
2024年3Q1,111676.049
2024年4Q1,102514.640
2025年2Q2,4281275.286
2025年4Q2,5871395.492
2026年2Q2,7981354.896
2026年4Q2,8711364.775

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

直近期の営業利益率は4.8%。売上は10期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2014年3月000
2015年3月000
2016年3月000
2016年5月00
2017年5月1,88711182
2018年5月2,21312688
2019年5月2,509146106
2020年5月3,002168124
2021年5月3,059173121
2022年5月3,28315898
2023年5月3,789191123
2024年5月4,3691862014.3123
2025年5月5,0152662755.3178
2026年5月5,6692712774.8171

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高5,669億円のうち、営業利益として残るのは271億円4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は171億円、売上の3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.6%4,174億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.6%1,224億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.8%271億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.1pt
4.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
3.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.3pt
11.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年5月期は営業CFが373億円、投資CFが−429億円で、差し引きのフリーCFは−56億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は587億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月000
2015年3月00000
2016年3月00000
2016年5月00
2017年5月87−13018−4365
2018年5月182−1634819132
2019年5月111−17916−6881
2020年5月215−1817834193
2021年5月139−25581−116157
2022年5月203−278181−75263
2023年5月312−2237589429
2024年5月269−211358490
2025年5月222−31177−89477
2026年5月373−429165−56587

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年5月期の総資産は4,109億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,410億円で、自己資本比率は34.3%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年3月67442366.3
2015年3月1811206166.2
2016年3月2461638366.1
2016年5月2581718766.1
2017年5月95435859637.5
2018年5月1,17744373437.6
2019年5月1,36254481839.9
2020年5月1,7046621,04238.8
2021年5月1,9597771,18239.6
2022年5月2,3428691,47337.1
2023年5月2,7439851,75835.9
2024年5月3,0351,1741,86036.4
2025年5月3,5251,4582,06741.4
2026年5月4,1091,4102,69934.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
589億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,051億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2,699億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中64位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中241位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.8%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
34.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.0%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,046で、1年前と比べて+4.5%過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。

¥4,046-0.6%1ヶ月+1.4%1年+4.5%時価総額3,869億円
過去52週の値幅
安値¥3,351高値¥4,815

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.8倍
PER (会社予想)20.2倍
PBR2.72倍
配当利回り1.58%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に4108円と、前日比+0.07%でほぼ横ばい。1ヶ月では+10.85%と堅調に推移し、25日線(3965.64円)を約3.6%上回っています。75日線(3780.67円)も上回り、中期的なトレンドは維持されています。52週高値4815円からは15%下落した一方、直近では上昇基調にあります。RSIは59.17と中立圏で、過熱感はありません。出来高は20万株前後で安定しており、方向感を探る展開です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは23.22倍と予想PER20.5倍、業界平均40.19倍を大きく下回る。PBRは2.76倍で業界平均3.06倍を下回り、ROEは11.9%と高い収益性を示す。配当利回りは1.56%で業界平均12.61%を大きく下回るが、配当性向17.1%と低く成長投資に資金を回せている。同業他社と比較して割安で、成長性と収益性を考慮すると魅力的。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.8倍39.6倍
PER (予想)20.2倍
PBR2.72倍2.44倍
ROE11.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ドラッグストア業界は、調剤需要の拡大と食品などとのクロスセルで成長が見込める一方、競争激化や人件費上昇が収益を圧迫する。強気派は、調剤併設型の大型店が医療費抑制の流れの中で需要を捉え、PB商品やプライベートブランドの強化で売上総利益率が改善するとみる。また、出店地域の人口密度や高齢化率に合わせた出店戦略が奏功し、業績拡大が続くと期待する。一方、弱気派は、競合他社との価格競争で既存店の売上が伸び悩むリスクや、調剤報酬改定による収益悪化を懸念する。直近の業績は増収だが、利益は伸び悩んでおり、成長の質を問う声もある。

プラスに働く材料7
  • 調剤併設の強み

    医療機関の近くに出店し、処方箋需要を効率的に取り込める。

  • PB商品の拡大

    オリジナル商品の比率を高め、粗利率の向上を図る。

  • 増収基調の継続

    売上高は5千億円と過去最高を更新し、出店効果がある。

  • 売上高5,669億円へ増収、営業利益300億円超も通年影響

    前期実績の営業利益率5.3%を適用すると約300億円となり、予想271億円を約11%上回る

  • 売上高が前期比13%増え3期連続最高更新決算発表後影響

    FY25/5の5,015億円からFY26/5予想の5,669億円へ約654億円増収。増収トレンドは継続

  • 予想PER20倍と実績比の改善で割安感不定影響

    株価4,018円では実績PER22.7倍、予想PER20.1倍。業績進捗次第でバリュエーション修正

  • 過去1年で19.7%上昇、好調な株価モメンタム2026年上期影響

    1年間の株価上昇率は19.7%。需給が改善しており、上昇トレンドが継続しやすい

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    同業他社の出店攻勢で、既存店の客数が減少する懸念がある。

  • 調剤報酬の改定

    政府の調剤報酬引き下げが続くと、調剤部門の収益が悪化する。

  • 人件費の上昇

    店舗拡大に伴い、スタッフ採用コストや賃上げの負担が増す。

  • 純利益が178億円から171億円へ減益予想通年影響

    FY25実績178億円に対しFY26予想は171億円で約4%減。増収なのに減益となる点が懸念

  • 営業利益率が5.3%から4.78%へ低下通年影響

    営業利益率は前期5.3%から今期4.78%へ0.5ポイント悪化。コスト増が収益を圧迫

  • 増収率が前期14.8%から13.0%へ鈍化継続影響

    売上高の伸びはFY25/5に14.8%だったがFY26/5予想は13.0%。成長減速がバリュエーション圧迫

  • 配当利回り1.59%と低くインカム需要を集めにくい継続影響

    配当利回り1.59%は高配当銘柄に資金が流れる局面で不利。需給面の材料

次の決算で確かめる点
既存店売上高
出店効果を除いた、店舗の実力を測るため。
調剤売上比率
調剤事業の構成比と収益性の変化を確認するため。
PB商品の売上構成比
プライベートブランド戦略の進捗をはかるため。
出店数と閉店数
店舗網の拡大ペースと、撤退リスクの兆候を把握するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり64で、前期から+300.0%いまの株価に対する利回りは1.58%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥64
1株あたり
配当利回り
1.58%
いまの株価に対して
配当性向
17.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年5月58.6
2018年5月514.114.5
2019年5月612.640.7
2020年5月711.239.9
2021年5月812.441.3
2022年5月915.646.8
2023年5月1011.5240.7
2024年5月1112.0
2025年5月1429.36.8
2026年5月56300.017.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥64

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ11,958人。区分でいちばん多いのは事業法人55.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が68.5%を占め、残る31.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
事業法人29.628.927.727.950.255.4
外国法人20.421.522.722.217.819.8
金融機関18.617.115.217.514.413.1
個人・その他30.631.532.631.717.510.8
証券会社0.70.91.70.80.10.8
自己株式0.00.00.00.03.80.7

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01OASIS FUNDAMENTAL VALUE Ⅱ (HONG KONG) LIMITED(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支社)13.99
02イオン㈱10.17
03(同)青木二階堂6.78
04(同)臨川書屋6.78
05日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)5.37
06㈱ツルハ5.08
07(同)A8704.36
08(同)KS Aviation3.83
09(同)HONJIN3.82
10(同)STREAM3.82
11(同)GARDEN3.82

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-24
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    15.10%
    +1.05pt
  • 2026-05-13
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    14.05%
    +0.03pt
  • 2026-04-08
    合同会社HONJIN
    新規の大量保有報告
    3.82%
  • 2026-04-08
    合同会社KS Aviation
    新規の大量保有報告
    3.83%
    +0.35pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−100%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは11.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年3月446,94073,686,5250.6
2015年3月518,016199,432,4830.4
2016年3月−64,746271,210,6960.0
2016年5月−14,7004,2720.0
2017年5月2601,13725.720.48.6
2018年5月2801,40522.128.114.5
2019年5月3381,72621.622.140.7
2020年5月13169920.620.839.9
2021年5月12882016.820.541.3
2022年5月10491812.017.746.8
2023年5月1301,04113.319.0240.7
2024年5月1301,16911.824.2
2025年5月1751,44213.918.96.8
2026年5月1771,48511.921.217.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/5期の役員報酬は総額207百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
青木保外志取締役 最高顧問771,982,000
青木宏憲代表取締役 社長54
飯嶋仁常務取締役 営業・経営戦略担当4918,000
八幡亮一取締役 管理部門担当6049,000
榎戸要介取締役44
井上佳子取締役52
藤井大温取締役49
竹内俊昭取締役67
吉田剛取締役69
小澤実取締役64
森岡真一取締役49
三賀森正裕監査役577,000
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
桑島敏彰監査役74
中村明子監査役66
酢谷昌司50

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51411615731
社外取締役845456
監査役14055

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,654字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社7社、非連結子会社2社、及び持分法非適用関連会社1社により構成されております。 当社グループは、「健康と美と衛生を通じて社会から期待される企業作りを目指すこと」という経営理念に基づいて、医薬品や化粧品を核商品としながら、生活者の利便性も重視して、日用雑貨、食品、小物衣料などの生活必需品を加えた品揃えのあるドラッグストア事業を行っております。当社グループのドラッグストアは、出店立地の環境に応じて売場面積150坪から500坪の範囲で店舗展開を進めております。 ドラッグストアの出店地域は主に北信越5県であり、当該地域におけるドミナント基盤強化を行っております。更に、東北、関東、東海、関西及び四国への出店を継続しており、当該地域においてもドミナントエリアの拡大を行っております。2026年5月20日現在で北信越5県(石川県、富山県、福井県、新潟県、長野県)に429店舗を展開しており、当該地域ではトップシェアの状況にあります。また、東北5県(福島県、宮城県、岩手県、山形県、秋田県)に97店舗、関東6県(群馬県、埼玉県、栃木県、茨城県、千葉県、山梨県)に295店舗、東海4県(岐阜県、愛知県、三重県、静岡県)に189店舗、関西2府3県(滋賀県、奈良県、京都府、大阪府、和歌山県)に104店舗、四国4県(愛媛県、香川県、高知県、徳島県)に30店舗を展開しております。 また、当社グループはセルフメディケーション(自己治療)と医薬分業の受け皿として地域に密着した「かかりつけ薬局」を目指して調剤薬局も展開しております。調剤薬局はドラッグストアとの併設を基本にしており、2026年5月20日現在でドラッグストア併設薬局692店舗、スーパーマーケット併設薬局1店舗、それらに加えて調剤専門薬局6店舗を有しております。 なお、当社は有価証券の取引等の規則に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社及び連結子会社の主な事業の内容と位置付けは次のとおりであります。 名称   主な事業の内容 株式会社クスリのアオキホールディングス   医薬品・化粧品・日用雑貨・食品、調剤薬局等の近隣型小売業を行う子会社の経営戦略・経営管理等の提供 株式会社クスリのアオキ   医薬品・化粧品・日用雑貨・食品、調剤薬局等の近隣型小売業 株式会社ナルックス   食品スーパーマーケット、医薬品・化粧品・日用雑貨、調剤薬局等の近隣型小売業 株式会社フクヤ   医薬品・化粧品・日用雑貨・食品、調剤薬局等の近隣型小売業 株式会社ミワ商店   生鮮品・惣菜・ドライ食品・日配食品・ベーカリー・リカー・日用雑貨・衣料・一般用医薬品の小売業 株式会社スポット   生鮮品・惣菜・ドライ食品・日配食品・酒類・日用雑貨・衣料 株式会社魚栄商店   生鮮品・惣菜・ドライ食品・日配食品・酒類・日用雑貨 株式会社魚齋藤   生鮮品・惣菜・ドライ食品・日配食品・酒類・日用雑貨 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 当社グループの商品は「ヘルス」「ビューティ」「ライフ」「フード」「調剤」に分類されており、主な取扱品目は次のとおりであります。 ヘルス …医薬品、ビタミンサプリメントやダイエットサプリメント等の健康食品、救急用品や健康管理用品等の医療用品 ビューティ…カウンセリング化粧品、洗顔料等のフェイスケア商品、ボディソープ等のボディケア商品、シャンプー等のヘアケア商品、歯磨等のオーラルケア商品 ライフ …オムツ等のベビー関連商品、介護用品、生理用品、洗剤、家庭用品、ペットフード、靴下や肌着等の衣料用品、家電用品 フード …加工食品、日配食品、生鮮食品、調味料、菓子、飲料、酒等の食品 調剤 …薬局にて処方する医療用医薬品
経営方針・対処すべき課題1,759字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針・経営戦略 ドラッグストア業界をめぐる環境は近年めまぐるしく変化しており、少子高齢化の進展や医療費抑制などの動きは、消費者に否応なくセルフメディケーションを迫っております。こうしたなかで、当社グループは設立以来一貫して社訓の冒頭に次の理念を掲げております。 「クスリのアオキは、健康と美と衛生を通じて、社会から期待される企業作りを目指します。」 これは当社グループの経営基本方針の根幹をなす考え方でもあります。 このような基本理念のもと、当社グループは地域のお客様の美や健康づくりのために、他社が真似のできないスキルやノウハウをもったサービスを日常的に提供し、多様化する消費者の要望や欲求に的確に応えることによって、ドラッグストアに対するお客様の支持向上を目指し、積極的に活動する方針であります。 経営戦略といたしましては、当社グループはお客様の視点に立った店舗開発や売場づくりを進めながら、北信越地区のドミナントを深耕し、東北地区、関東地区、東海地区、関西地区、並びに四国地区等の新規エリアへの進出を含めて、ドミナントエリアを拡大して行きます。また、ドラッグストアに調剤薬局を併設して、地域の「かかりつけ薬局」を目指していきます。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2035年の設立50周年に向けた長期経営構想として、売上高1兆円、小売業上位20社ランクインを目標とし、「50周年ビジョン(2026年5月期~2035年5月期)」を策定いたしました。また、その実現に向けた次なる成長ステージとして、売上高8,000億円、営業利益440億円の達成を経営目標とする第4次中期経営計画(2026年5月期~2030年5月期)を策定いたしました。引き続き、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、新たなる目標の達成に向けて邁進してまいります。 (3)経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①ドラッグストア業界の競争激化 ドラッグストア業界は厳しい出店競争や価格競争、M&Aによる業界再編に加え、他業種の参入によって競争環境が激化しており、今後、中長期的な企業価値向上を図り、持続的な成長を実現させるためには、経営における迅速な意思決定やM&A等を活用した事業規模の拡大を実現できる組織体制が求められています。 当社は、2016年11月21日付でクスリのアオキの持株会社に移行し、クスリのアオキを含むグループ全体の経営戦略機能や経営管理機能を発揮できるよう組織体制の整備を図っております。 さらに、経営の意思決定機能と業務執行機能を分社化し、コーポレート・ガバナンスの強化・充実に努めております。 また、店舗開発力を強化し、今後さらに多店舗出店を進めても店舗オペレーションの生産性が維持、向上できるように、人材の確保と育成を行ってまいります。その上、店舗オペレーションの生産性向上を支えるために、各種の業務システムの整備を推進して、顧客満足を実現できる適正な売場面積や品揃えは何か、常に仮説を立案して、検証、修正及び実施というマネジメントサイクルを確立し運用すると同時に財務体質の強化を図っていく所存であります。 ②薬剤師の確保及び登録販売者の養成 当社グループは医薬品の販売を行っており、調剤薬局を併設したドラッグストアの出店により、地域に密着した「かかりつけ薬局」を目指しているため、薬剤師の確保は重要な課題と認識しております。また、2009年6月の薬事法の改正に伴い、登録販売者の養成も重要な課題となっております。 これらの課題に対処するため、薬剤師の確保につきましては、薬学部在籍者に対し、社内外での会社説明会や店舗見学を実施するなど、幅広くリクルート活動を行っており、中途採用につきましても人材斡旋業者に仲介を依頼するほかに、ウェブサイトや販促用チラシに募集広告を掲載するなど、積極的な採用活動を行っております。 また、登録販売者の養成につきましては、eラーニングや、社内研修等の教育体系を構築して、全社的に取り組んでおります。
事業等のリスク3,282字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループは、様々なリスクに対して、事前に適正な対応策を検討・準備し、リスク回避のための組織的な対応をとっております。当社グループは、リスク管理体制の重要性を認識しており、その基礎として「リスク管理規程」を定め、管理担当取締役が委員長を務めるグループリスク管理委員会において各リスクを予見・検討することで、その発生時における損失の危険を低減する体制や手順を構築しております。また、対応策が検討されていない新たなリスクが生じ、そのリスクの影響が重大である場合にも、速やかに取締役会に報告し、取締役会において責任者を選任することにより、新たなリスクに対して迅速かつ適切に対応しております。 当社グループの事業等に係るリスクとして、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、実際の結果と異なる可能性があります。また、以下の記載は当社グループの事業等及び当社株式への投資に係るリスクをすべて網羅するものではありません。 (1)法的規制について ① 「医薬品、医療機器の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(以下「医薬品医療機器等法」といいます。)等による規制について 当社グループは、「医薬品医療機器等法」で定義する医薬品等を販売するにあたり、各都道府県の許可、登録、指定、免許及び届出を必要としております。また、食品、たばこ、酒類等を販売するにあたり、食品衛生法等それぞれの関係法令に基づき、所轄官公庁の許可・免許・登録等を必要としております。今後当該法令等の改正により、当社グループの出店及び商品政策は影響を受ける可能性があります。 ② 薬価基準の改正及び調剤報酬の改定について 当社グループの調剤売上は、健康保険法に定められた薬価基準に基づく薬剤収入と、同法に定められた調剤報酬点数に基づく調剤技術に係る収入との合計額であります。薬剤収入については、薬価基準の改正によって薬価基準が引き下げられる一方、各医薬品卸売業者との価格交渉により、仕入価格が同程度引き下げられなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、調剤報酬の改定によって調剤報酬点数の引下げ等があった場合にも当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 ③ 有資格者の確保について 医薬品医療機器等法により、医薬品販売業務や調剤業務は、医薬品の分類に基づき、薬剤師や登録販売者(2009年6月の旧薬事法の改正により新設)の配置が義務づけられており、薬剤師や登録販売者の確保は重要な課題であると認識しております。そのため当社グループは、積極的な採用活動を繰り広げるとともに、登録販売者の育成に努力しておりますが、薬剤師や登録販売者が十分確保できない場合には、当社グループの出店政策に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 医薬品の販売規制緩和について 当社グループは、医薬品販売業許可及び薬局開設許可等の許可を受けて営業しております。2009年6月の旧薬事法の改正に伴い、リスクの低い医薬品については新設の登録販売者が販売可能となったことや、2014年6月の旧薬事法の改正に伴い、インターネット販売が解禁になったことにより、他業種が医薬品販売に参入する障壁が低くなっております。今後医薬品の販売規制がさらに緩和され、一般小売店における販売の自由化が進展した場合や他業種との競争が激化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 出店に関する規制について 当社グループはドラッグストア及び調剤薬局の多店舗展開を行っておりますが、売場面積が1,000㎡超の店舗を新規出店する場合及び増床により売場面積が1,000㎡超の店舗となる場合において、「大規模小売店舗立地法」の規定に基づき、騒音やゴミ処理法等、出店近隣住民の生活を守る立場から、都道府県又は政令指定都市から一定の審査を受けます。当社グループは地域住民や自治体との調整を図りながら、「大規模小売店舗立地法」を遵守していきますが、この審査の進捗状況によっては、新規出店や増床計画の遅延及び変更が生じ、当社グループの出店政策に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業展開について ① 出店政策について 当社グループは、2026年5月20日現在、北陸を地盤に東北、関東から関西、四国に及ぶ29府県においてドラッグストア1,107店舗(内調剤併設店692店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット31店舗を経営しております。今後も北信越5県での新規出店とともに、新しい商圏である東北、関東、東海、関西、四国等に新規出店を進めて行く予定でありますが、物件確保の状況により、当社グループの出店政策が影響を受ける可能性があります。 また、新しい商圏における出店では一定のドミナントが形成されるまで、ドミナント戦略(店舗間の距離を近づけることでお客様の認知度を高め、広告宣伝費等のコストを低く抑える戦略)のメリットを享受することができません。したがって、物件確保の状況や同業他社との出店競争等により、ドミナントの形成までに時間を要する場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 医薬分業率の動向について 医薬分業制度は、医療の質的向上を図るために国の政策として推進されております。しかしながら、当社グループの調剤薬局事業において売上高の基盤である北陸3県は、全国平均と比較して医薬分業率が低い水準にとどまっています。そのため、今後の分業の進展状況によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 個人情報の保護について 当社グループは、メンバーズカードシステムの運用に伴う顧客情報、調剤薬局における顧客の薬歴等、多くの個人情報を有しております。情報管理については、社内規程を定めるなど十分に注意して漏洩防止に努めておりますが、万一個人情報が漏洩した場合には、社会的信用の失墜や訴訟の提起による損害賠償、「個人情報の保護に関する法律」に基づく行政処分等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 調剤過誤について 当社グループは、薬剤師の調剤技術や薬剤知識の向上に取り組んでおり、調剤過誤防止のために調剤室の環境整備や調剤業務の運用において細心の注意を払っております。薬剤交付前には最終鑑査を行い、複数の薬剤師が配置されている薬局では相互チェックを行う等、鑑査体制の充実を図っております。また、万一の場合に備えて、全調剤薬局において「薬剤師賠償保険」に加入しております。しかしながら、将来において調剤過誤による訴訟を受けるようなことがあった場合は、社会的信用の失墜や多額の損害賠償金の支払等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 食品の安全性について 当社グループは、日配食品、生鮮食品等の食品を加工・販売しております。安心・安全な食品を提供するため、鮮度管理、温度管理等に関するマニュアルの整備と適正な運用に努めております。しかしながら、万一、食中毒や社会全般にわたる一般的な衛生問題等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 自然災害について 当社グループは、自然災害に対する備えとして災害マニュアルを作成し、従業員等への教育を行い、被害を最小限に抑える体制の構築に努めております。しかしながら、当社グループの店舗等の所在地域において、想定外の大規模な地震や台風等の自然災害が発生し、店舗等設備の物理的損害、物流網の障害、情報システムの障害及び従業員の人的被害等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,284字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績 当連結会計年度(2025年5月21日~2026年5月20日)のわが国の経済情勢は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、長期化するロシア・ウクライナ情勢に加え、米国・イラン間を軸とした中東情勢の緊迫化など、地政学リスクの増大が世界経済に暗い影を落としております。これらの影響による原油をはじめとするエネルギー価格の高止まりや、不安定な為替相場を背景とした原材料価格の上昇、さらには人手不足等による人件費高騰が続いております。 国内においても物価上昇が継続しており、実質賃金の伸び悩みを背景に、消費者の生活防衛意識は依然として高く、購買行動における選別消費や低価格志向がより一層強まるなど、依然として先行きの不透明な経済環境が続いております。 ドラッグストア業界におきましては、M&Aによる再編や店舗数増加による競争の激化が顕著に見られており、それらが要因となる狭小商圏化など、当社を取り巻く経営環境は厳しい状況が継続しております。 このような環境のもと、当社グループは地域の皆様から愛される店舗づくりを目指し、お客様の利便性向上と専門性の強化に努めてまいりました。調剤併設率の向上に加え、生鮮食品を含めたフードカテゴリーの拡充をさらに進めることで、「フード&ドラッグ」によるワンストップショッピングが可能な店舗形態への転換を加速しております。 店舗の新設につきましては、ドラッグストアを北信越に26店舗、東北に17店舗、関東に20店舗、東海に11店舗、関西に18店舗、四国に19店舗の合計111店舗を出店し、更なるドミナント化を推進しました。また、ドラッグストア併設調剤薬局を北信越に4薬局、東北に4薬局、関東に17薬局(うち1薬局はスーパーマーケットに併設)、東海に5薬局、関西に7薬局、四国に1薬局の合計38薬局を新規に開設いたしました。 一方、ドラッグストア8店舗を閉店し併設調剤薬局9薬局を閉局いたしました。 なお、2025年6月2日付で、食品スーパーを展開する株式会社ミワ商店(香川県)、2026年2月24日付で、食品スーパー事業等を展開する株式会社ティックス、株式会社スポット、株式会社魚栄商店、株式会社魚齋藤及び有限会社学友舎(新潟県)の全株式を取得しております。株式会社ミワ商店、株式会社スポット、株式会社魚栄商店及び株式会社魚齋藤は連結子会社にしておりますが、株式会社ティックス及び有限会社学友舎は非連結子会社としております。さらに、2026年2月24日付で、株式会社キューピット(新潟県)との間で、対象会社が展開する食品スーパー事業を当社子会社である株式会社クスリのアオキが事業譲受いたしました。これらに伴いスーパーマーケット37店舗を新規に取得いたしました。 これにより、当連結会計年度末の当社グループの店舗数は、ドラッグストア1,107店舗(うち調剤薬局併設692店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット31店舗(うち調剤薬局併設1店舗)の合計1,144店舗となっております。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高5,668億65百万円(前期比13.0%増)、営業利益270億96百万円(同1.9%増)、経常利益277億22百万円(同0.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益171億33百万円(同3.7%減)となりました。 当社グループは、当連結会計年度を含む、直近3連結会計年度において、過去最高の売上高を更新し、安定した財務基盤の構築と収益性の向上に努めてまいりました。今後も持続的な成長の実現に向けて、企業価値の向上を引き続き推進してまいります。 商品部門別の売上高の概況は次のとおりです。 ① ヘルス部門(医薬品や健康食品等) セルフメディケーション(自己治療)意識の高まりに応え、専門性の強化と品揃えの充実を行ってまいりました。その結果、ヘルス部門の売上高は463億67百万円(売上構成比8.2%、前期比4.4%増)となりました。 ② ビューティ部門(カウンセリング化粧品やフェイスケア商品等) お客様の健康と美に対する関心の高まりに応え、品揃えの拡充やカウンセリング化粧品・フェイスケア商品・ヘアケア商品の販売強化を行ってまいりました。その結果、ビューティ部門の売上高は644億12百万円(同11.4%、同6.9%増)となりました。 ③ ライフ部門(ベビー関連商品、家庭用品、衣料品等) お客様の利便性の向上を図るために、主として家庭用品の品揃えの充実に、より一層努めてまいりました。その結果、ライフ部門の売上高は947億26百万円(同16.7%、同8.0%増)となりました。 ④ フード部門(生鮮除く食品) お客様の日常生活を支えるために、食品や飲料の品揃えの充実に、より一層努めてまいりました。その結果、フード部門の売上高は2,301億17百万円(同40.6%、同16.0%増)となりました。 ⑤ 生鮮部門(青果、精肉、鮮魚、惣菜等) お客様の利便性の向上を図るとともに豊かな食生活を支えるために、生鮮食品の品揃えの充実と導入店舗の拡大に、より一層努めてまいりました。その結果、生鮮部門の売上高は714億9百万円(同12.6%、同21.4%増)となりました。 ⑥ 調剤部門(薬局にて処方する医療用医薬品) 新規にドラッグストア併設調剤薬局38薬局を開局するとともに、接遇の充実に努めてまいりました。その結果、院外処方箋の枚数が増加し、調剤部門の売上高は598億31百万円(同10.5%、同15.3%増)となりました。 (2)財政状態 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は4,109億37百万円となり、前連結会計年度末に比べ584億72百万円増加いたしました。主な増加要因は、建物及び構築物(純額)の増加200億44百万円、現金及び預金の増加112億円、商品の増加69億67百万円等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は2,698億98百万円となり、前連結会計年度末に比べ631億93百万円増加いたしました。主な増加要因は、長期借入金の増加415億84百万円、支払手形及び買掛金の増加77億28百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加69億76百万円等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は1,410億38百万円となり、前連結会計年度末に比べ47億21百万円減少いたしました。 また、当連結会計年度末の自己資本比率は、34.3%となりました。 (3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は586億54百万円(前年同期比22.9%増)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、373億21百万円(前年同期は221億67百万円の収入)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益240億83百万円に対して、収入の主な内訳は非資金費用である減価償却費144億72百万円であり、支出の主な内訳は法人税等の支払額90億11百万円、棚卸資産の増加61億17百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、428億83百万円(前年同期は310億79百万円の支出)となりました。 これは主に、新規出店等による有形固定資産の取得による支出334億80百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、164億86百万円(前年同期は76億68百万円の収入)となりました。 これは主に、新規店舗の建物建築資金等を使途とする長期借入れによる収入660億50百万円、長期借入金の返済による支出212億62百万円、自己株式の取得による支出238億69百万円等によるものであります。 (4)仕入及び販売の実績 当社グループは医薬品・化粧品等の小売業という単一セグメントであるため、仕入実績は商品部門別に、販売実績は商品部門別及び地域別に記載しております。 ① 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績を商品部門別に示すと、次のとおりであります。 区分   当連結会計年度 (自 2025年5月21日 至 2026年5月20日)   構成比(%)   前年同期比(%) ヘルス   (百万円)   26,239   6.2   98.1 ビューティ   (百万円)   43,058   10.1   104.0 ライフ   (百万円)   72,749   17.1   107.4 フード   (百万円)   187,294   43.9   116.4 生鮮   (百万円)   57,595   13.5   116.4 調剤   (百万円)   39,568   9.2   117.2 合計   (百万円)   426,506   100.0   112.2 (注)1.上記の金額は、物流益等(店舗への直送受託収入から直送委託費用を控除した物流益及び発注にかかるデ ータ収入)を控除しておりません。 2.ヘルス、ビューティ、ライフ、フード、生鮮、調剤の主な取扱品目は以下のとおりであります。 ヘルス …医薬品、ビタミンサプリメントやダイエットサプリメント等の健康食品、救急用品や健康管理用品等の医療用品 ビューティ…カウンセリング化粧品、洗顔料等のフェイスケア商品、ボディソープ等のボディケア商品、シャンプー等のヘアケア商品、歯磨等のオーラルケア商品 ライフ …オムツ等のベビー関連商品、介護用品、生理用品、洗剤、家庭用品、ペットフード、靴下や肌着等の衣料用品、家電用品 フード …加工食品、日配食品、調味料、菓子、飲料、酒等の生鮮を除く食品 生鮮 …青果、精肉、鮮魚、惣菜等 調剤 …薬局にて処方する医療用医薬品 ② 販売実績 a.商品部門別販売実績 当連結会計年度の販売実績を商品部門別に示すと、次のとおりであります。 区分   当連結会計年度 (自 2025年5月21日 至 2026年5月20日)   構成比(%)   前年同期比(%) ヘルス   (百万円)   46,367   8.2   104.4 ビューティ   (百万円)   64,412   11.4   106.9 ライフ   (百万円)   94,726   16.7   108.0 フード   (百万円)   230,117   40.6   116.0 生鮮   (百万円)   71,409   12.6   121.4 調剤   (百万円)   59,831   10.5   115.3 合計   (百万円)   566,865   100.0   113.0 b.地域別販売実績 当連結会計年度の販売実績を地域別に示すと、次のとおりであります。 区分   店舗数(店)   当連結会計年度 (自 2025年5月21日 至 2026年5月20日)   構成比(%)   前年同期比(%) 北信越   (百万円)   429   228,151   40.2   107.2 東北   (百万円)   97   47,583   8.4   131.6 関東   (百万円)   295   131,455   23.2   110.8 東海   (百万円)   189   88,752   15.7   108.7 関西   (百万円)   104   50,473   8.9   120.6 四国   (百万円)   30   20,447   3.6   197.5 合計   (百万円)   1,144   566,865   100.0   113.0 (注)店舗数は当連結会計年度末現在のものであります。 (5)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、必要と思われる見積りを合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に記載しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (固定資産の減損) 当社グループは重要な店舗資産を有しており、市場価額の著しい下落又は収益性の悪化により、回収可能価額が帳簿価額を下回った資産グループについては、回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。回収可能価額の算定にあたっては、決算時点で入手可能な情報に基づき合理的に判断しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の業績は、売上高5,668億65百万円、営業利益270億96百万円、経常利益277億22百万円、親会社株主に帰属する当期純利益171億33百万円となりました。 なお、この詳細は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績」に記載しております。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について ドラッグストア業界におきましては、出店・価格競争に加え、経営統合や業務・資本提携の動きがさらに進み、より一層激しい企業間競争が予想され、客数の減少や売上総利益率の低下、物件の確保など懸念材料が存在しております。これらは当社の業績や財政状態に影響を与える可能性があります。これらに加えて法的規制等の影響も受けております。 なお、この詳細は「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 ④ 財政状態の分析 当連結会計年度末の総資産は4,109億37百万円、負債の合計は2,698億98百万円、純資産は1,410億38百万円となりました。 なお、この詳細は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)財政状態」に記載しております。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは主に営業活動によって得られた資金により、また必要に応じて、経済動向、金融市況を踏まえた調達手段によって得られた資金により、新規出店及び既存店舗の改装に係る設備投資をおこなっています。 なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの詳細は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

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開示資料

出典

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