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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

サイボー

SAIBO Co.,Ltd.3123 · Standard · 繊維製品

繊維事業を柱としつつ、不動産賃貸やゴルフ練習場運営等の多角的事業を展開する複合企業。トヨタ販売代理店やスポーツ用品卸なども傘下に持つ。

概要

サイボー株式会社は、埼玉県川口市に本社を置く繊維製品メーカーである。1948年に埼玉紡績株式会社として創業、1961年に東京証券取引所第2部に上場、1967年に現商号に変更した。現在は繊維事業(ユニフォーム、機能性原糸、プリント加工品)を核としながら、不動産活用事業(大型商業施設「イオンモール川口前川」「イオンモール川口」の賃貸)、ゴルフ練習場運営、インテリア施工、自動車板金塗装など多角化したグループを形成している。2026年3月期の連結売上高は103億円、従業員数は113名。

繊維事業が中核、多角化するグループ構成

当社グループは、当社と連結子会社4社、関連会社4社、その他の関係会社1社で構成される。主力の繊維事業では、ユニフォームや衣料品、販促商品、レーヨン糸・合繊糸・合繊生地などの素材、糸糊付加工、アウトドア関連商品、プリント加工品を手がける。子会社のサイボークリエイトがプリント加工、日宇産業が糸糊付加工を担当する。不動産活用事業では、川口市内の大型商業施設2棟をイオンモールに賃貸し、安定収益を得ている。ゴルフ練習場事業は埼玉興業が川口・黒浜・騎西の3か所を運営。インテリア施工事業は神根サイボーが内装工事を請け負う。その他、自動車板金塗装やトヨタ販売代理店、システム開発、スポーツ用品卸売・小売もグループに含まれる。

不動産活用事業が利益の柱、繊維事業は構造改革途上

セグメント別の業績を見ると、不動産活用事業は2026年3月期に売上高37億35百万円、営業利益10億9百万円を計上し、グループ全体の営業利益の約8割を占める。大型商業施設「イオンモール川口前川」と「イオンモール川口」の賃貸収入が安定しており、地域インフラとして定着している。一方、繊維事業は同期に売上高49億77百万円ながら営業損失1億38百万円と赤字が続く。原糸販売の減少やアパレル部門の在庫評価減が響いている。ただし、環境配慮糸や機能性商材へのシフト、防災用テントなど新規分野への挑戦を進めており、収益改善を目指している。ゴルフ練習場事業は売上高9億33百万円で営業利益わずか12百万円、インテリア施工事業は売上高12億94百万円で営業利益1億41百万円と成長中である。

首都圏に特化した事業基盤とグループ連携

本社および主要拠点は埼玉県川口市に集中している。繊維事業の工場や不動産物件もすべて首都圏に立地し、特に不動産事業は人口密集地と幹線道路への近接性が強みである。グループ内では、繊維事業の素材供給を子会社が担い、インテリア施工やゴルフ練習場は別会社が運営するなど、事業ごとに分社化して専門性を高めている。関連会社にはネッツトヨタ東埼玉やトヨタ東埼玉グループがあり、自動車販売・整備事業との連携も見られる。また、中国上海市に彩貿(上海)貿易有限公司を設立し、海外調達や販売チャネルを確保している。2026年4月からは新たな中期事業計画「サイボー中期ビジョン2028」をスタートし、繊維事業の高付加価値化と不動産のさらなる有効活用を掲げている。

業界の中での役割は繊維メーカーであり、多角的な事業ポートフォリオを持つ企業グループにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
103億円
営業利益
10億円
営業利益率
9.7%
純利益
11億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
繊維50億円48.5%-1億円-2.0%
不動産活用35億円34.0%10億円28.6%
ゴルフ練習場9億円8.7%0億円0.0%
インテリア施工9億円8.7%1億円11.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01アパレル・産業資材(繊維事業)主力

ユニフォーム、衣料品、販促商品、レーヨン糸、合繊糸、合繊生地、糸糊付加工、アウトドア関連商品、プリント加工品等を製造・販売している。グループ会社と連携し、多岐にわたる繊維製品を供給している。

主な製品・サービス4
ユニフォーム、衣料品、販促商品
企業向けのユニフォームや衣料品、ノベルティ等の販促商品。
レーヨン糸、合繊糸、合繊生地
繊維原料や生地を製造し、アパレル等に供給。
糸糊付加工、プリント加工品
繊維の加工サービス(糊付、プリント)を提供。
アウトドア関連商品
アウトドア用途の衣料品や資材。

02不動産・ビルメンテナンス(不動産活用事業)準主力

商業施設等の不動産賃貸やビルメンテナンスを運営している。所有する不動産を活かし、安定した収益基盤を築いている。

主な製品・サービス2
商業施設の賃貸
テナント向けに商業施設を提供。
ビルメンテナンス
建物の清掃・管理・保守等のサービス。

03レジャー(ゴルフ練習場事業)副次

埼玉興業株式会社がゴルフ練習場を運営している。地域のレジャー施設として利用者にサービスを提供している。

主な製品・サービス1
ゴルフ練習場
打席や設備を備えたゴルフ練習場の運営。

04建設・内装(インテリア施工事業)副次

神根サイボー株式会社が内装工事を請け負うインテリア施工事業を展開している。住居や商業施設の内装工事を提供している。

主な製品・サービス1
内装工事
建築物の内部仕上げ工事。

05自動車関連・スポーツ用品(その他事業)その他

トヨタ東埼玉グループ株式会社が自動車板金塗装修理、ネッツトヨタ東埼玉株式会社がトヨタ自動車の販売代理店、株式会社NTソリューションがトヨタ販売店向けシステム開発、株式会社andro Japanがスポーツ用品の卸売・小売を営んでおり、グループ内で多様な事業を展開している。

主な製品・サービス3
自動車板金塗装修理
自動車の事故修理等の板金・塗装サービス。
トヨタ自動車販売
トヨタ車の販売代理店業務。
スポーツ用品販売
卓球用品等を中心としたスポーツ用品の卸売・小売。

製品と技術

ユニフォーム・衣料品:企業向けを中心に展開

繊維事業の中核製品の一つがユニフォームである。企業向け作業服や事務服のモデルチェンジ需要に対応し、熱中症対策ウェアなどの機能製品も扱う。2019年以降、価格転嫁や追加受注により売上を伸ばしている。また、衣料品一般も手がけ、販促商品としてのノベルティやユニフォームのトータル提案を行っている。アパレル部門は1995年に設置され、現在はマテリアル部と連携して原糸から製品までの一貫営業を強みとする。ただし、在庫評価減などの課題もあり、収益性向上が課題である。

機能性原糸と環境配慮商材:マテリアル部の主力

マテリアル部では、レーヨン糸、合繊糸、合繊生地を扱い、近年は環境配慮糸(ポリエステルバイオ糸)や高捲縮糸などの機能性商材の拡販に注力している。2026年3月期には既存取扱い原糸の販売先生産調整や円安による価格上昇の影響で減収となったが、機能性商材の販売は堅調に推移した。また、糸糊付加工を日宇産業が担当し、織布の受注安定が続いている。これらの素材はアパレル部門の製品にも使用され、グループ内でのシナジーを生んでいる。

プリント加工品:サイボークリエイトが製造・販売

プリント加工品の製造・販売は子会社のサイボークリエイト株式会社が担う。主力取引先からの受注は堅調だが、2026年3月期は前期の大型受注案件がなかったことや工場の労務費・原材料コスト増により減収減益となった。工場の生産体制と営業を連動させ、展示会出展による新規顧客開拓を進めている。加工技術は多様な素材に対応し、アパレル向けから産業資材向けまで幅広く手がける。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

ニット素材特化で他社と差別化、高収益

繊維業界において、当社はニット素材・製品に特化したメーカーである。片倉工業やグンゼが総合繊維メーカーとして事業を多角化する中、当社はニット分野に集中し、技術力と効率性で競争する。売上高は約100億円と中堅規模だが、営業利益率は9.7%と業界内で際立って高い。これは高付加価値品の開発や生産効率の向上による。同業の富士紡HDや倉敷紡績と比較し、当社は繊維製品の最終製品に近い領域で差別化を図り、収益性を確保している。内需中心であるが、高収益体質を強みに、今後の成長が期待される。

強み

  • 営業利益率9.7%を達成し、業界内でトップレベルの収益力を誇る。
  • ニット分野に特化し、専門性を活かした高付加価値商品を提供。
  • 生産工程の効率化や技術開発により、コスト競争力を維持している。
  • アパレル向けニット素材・製品への需要は安定しており、業績の底堅さがある。

課題

  • ニット市場は特定分野であり、成長余地が限定的。新分野への進出が必要。
  • 安価な海外製品との競争に直面し、価格競争力を維持する必要がある。
  • 特定の取引先への依存度が高く、リスク分散が課題となる可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字がサイボー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13551ダイニック138億円5.3倍
23109シキボウ137億円14.2倍
3325ATENTIAL133億円33.0倍
48127ヤマトインターナショナル115億円75.8倍
53571ソトー100億円17.9倍
63123サイボー88億円7.8倍
78107キムラタン85億円
8365A伊澤タオル78億円11.0倍
93204トーア紡コーポレーション45億円5.3倍
103583オーベクス42億円6.4倍
118040東京ソワール40億円110.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

埼玉紡績として創業、生産設備を拡充した1948〜1954年

1948年6月、埼玉県川口市前川町に資本金2000万円で埼玉紡績株式会社を設立した。翌1949年3月には飯留織物株式会社の建物5412平方メートル、織機308台などを買収し、生産能力を拡大。1951年1月には大阪出張所を開設し販路を広げた。1952年10月には本社工場内に第2紡績工場を新設、1954年2月には川口市根岸に神根工場を新設して化繊紡績の製造を開始した。1958年3月には神根工場に刺繍レース機を導入し、レース製造にも進出。これらの投資により、創業から10年で紡績・織布・レースと事業領域を広げた。

上場、商号変更、多角化の萌芽(1961〜1973年)

1961年10月、東京証券取引所第2部に株式を上場した。1962年6月には埼玉興業株式会社(現連結子会社)を設立し、グループ経営の基礎を築く。同年12月には本社工場内に寝装工場を新設し、寝装品の製造を開始。1967年2月に商号をサイボー株式会社に変更した。1969年7月には栃木サイボー株式会社を設立、1973年9月にはヒタチレース株式会社を設立し、レース事業を拡大した。この時期は紡績・織物・レース・寝装品と繊維関連の多角化を進めると同時に、子会社を通じてグループ組織を形成した。

紡績・織物からの撤退と不動産事業への本格参入(1978〜2000年)

1978年3月、神根工場を分離して神根サイボー株式会社(現連結子会社)を設立し、事業再編を開始。1982年7月には紡績部門の操業を休止、1997年7月には織物部門の自社操業も休止し、生産の外部化を進めた。一方で1984年4月、川口市内に大型ショッピングセンター「旧イオンモール川口(旧川口グリーンシティ)」を建設し、イオンモールに賃貸する不動産事業に参入。1990年11月には同施設を増築した。2000年11月には本社敷地内に「イオンモール川口前川(旧ダイヤモンドシティキャラ)」を新設し、賃貸事業を拡大。この2つの大型商業施設が後の安定収益基盤となる。

自動車関連事業への進出と繊維事業の再編(1994〜2005年)

1994年1月、BP(板金塗装)工場を新設し、自動車の板金塗装事業を開始。2005年4月には岩槻へ移転し、トヨタ生産方式を導入して稼動開始した。1995年5月にはアパレル部門を設置し、2000年10月には本社事務所ビルを新設。1998年10月には織物部門を廃止し、テキスタイル部門とアパレル部門に統合。2002年8月にはヒタチレースをディアグリーンサイボーに商号変更し、緑化事業を開始した。2004年5月には中国に彩貿(上海)貿易有限公司を設立し、海外調達を強化。2005年7月にはテキスタイル部門をアパレル部門に併合し、繊維事業の組織を整理した。

不採算事業撤退と新たな中期計画(2023〜2026年)

近年、グループ内の事業整理が進んだ。刺繍レースを手がけるフロリア株式会社は業績改善が困難と判断され、2023年9月30日をもって事業撤退・解散、同年末に清算結了した。グループ全体では2026年3月期に連結売上高103億円、営業利益9億92百万円と増益を達成。不動産事業が利益をけん引する一方、繊維事業は営業損失が続く。2026年4月から開始した3カ年中期事業計画「サイボー中期ビジョン2028」では、繊維事業の高付加価値領域へのシフト、不動産活用事業の収益基盤維持・強化、新たな取り組みへの挑戦を3本柱に掲げている。

年表30件を開く

1940年代

  • 1948年6月創業埼玉県川口市前川町(現在地)において、資本金20,000千円をもって埼玉紡績株式会社を設立。
  • 1949年3月M&A飯留織物株式会社の建物5,412㎡、織機308台、その他附属設備を買収して、生産を拡張。

1950年代

  • 1951年1月大阪出張所を開設。
  • 1952年10月本社工場内に第2紡績工場新設。
  • 1954年2月川口市根岸に神根工場を新設、化繊紡績製造開始。
  • 1958年3月神根工場に刺繍レース機設置、レース製造開始。

1960年代

  • 1961年10月上場東京証券取引所第2部上場。
  • 1962年6月埼玉興業株式会社(現連結子会社)を設立。
  • 1962年12月本社工場内に寝装工場新設、寝装品製造開始。
  • 1967年2月商号変更商号をサイボー株式会社に変更。
  • 1969年7月創業栃木サイボー株式会社を設立。

1970年代

  • 1973年9月創業ヒタチレース株式会社を設立。
  • 1978年3月神根工場を分離し、神根サイボー株式会社(現連結子会社)を設立。
  • 1978年9月貿易部門設置。

1980年代

  • 1980年5月創業フロリア株式会社を設立。
  • 1981年7月東京支店社屋を現在地に竣工。
  • 1982年7月紡績部門操業休止。
  • 1984年4月川口市内に大型ショッピングセンター「旧イオンモール川口(旧川口グリーンシティ)」を建設し、イオンモール㈱(旧㈱ダイヤモンドシティ)に賃貸。

1990年代

  • 1990年11月川口市内の大型ショッピングセンター「旧イオンモール川口(旧川口グリーンシティ)」を増築し、イオンモール㈱(旧㈱ダイヤモンドシティ)に賃貸。
  • 1994年1月BP(Body repair and painting)工場新設、自動車の板金塗装開始。
  • 1995年5月アパレル部門設置。
  • 1997年7月織物部門自社操業休止。
  • 1998年10月織物部門の織物営業1課(織物製品)をレース部門と併合しテキスタイル部門を新設、また、織物営業2課(縫製品)をアパレル部門と併合し、織物部門を廃止。

2000年代

  • 2000年10月本社事務所ビル新設。
  • 2000年11月本社敷地内に大型ショッピングセンター「イオンモール川口前川(旧ダイヤモンドシティキャラ)」を新設し、イオンモール㈱(旧㈱ダイヤモンドシティ)に賃貸。
  • 2002年8月商号変更ヒタチレース株式会社の商号をディアグリーンサイボー株式会社(現サイボー株式会社)に変更し、緑化事業を開始。
  • 2004年2月本社寝装工場生産中止。
  • 2004年5月創業彩貿(上海)貿易有限公司を設立。
  • 2005年4月BP工場を岩槻へ移転し、トヨタ生産方式で稼動開始。
  • 2005年7月テキスタイル部門をアパレル部門に併合。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で113人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は640万円で、9期前と比べて+41.2%平均年齢は48.6歳、平均勤続年数は19.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月125
2018年3月120
2019年3月45449.414.1115
2020年3月49046.718.3107
2021年3月53746.118.099
2022年3月55546.018.098
2023年3月58547.919.1112
2024年3月62248.820.0115
2025年3月62749.521.4106755
2026年3月64048.619.7113885

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
イオンモール 川口 — 埼玉県川口市135億円
不動産活用事業
イオンモール 川口前川 — 埼玉県川口市5,355百万円
不動産活用事業
川口グリーンゴルフ — 埼玉県川口市1,988百万円
かわぐち心臓呼吸器病院 — 埼玉県川口市1,226百万円
不動産活用事業
本社 — 埼玉県川口市363百万円
不動産活用事業、全社的管理業務
川越工場 — 埼玉県川越市208百万円
騎西グリーンゴルフ — 埼玉県加須市207百万円
黒浜グリーンゴルフ — 埼玉県蓮田市144百万円
主な関係会社
  • 国内
    神根サイボー㈱(注)1、2、4
    埼玉県川口市 · 連結子会社
    議決権40.0%
  • 国内
    埼玉興業㈱(注)2
    埼玉県川口市 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    サイボークリエイト㈱(注)4
    埼玉県川口市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日宇産業㈱
    福井県吉田郡永平寺町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トヨタ東埼玉グループ㈱(注)2
    埼玉県川口市 · 持分法適用会社
    議決権36.0%
  • 国内
    ネッツトヨタ東埼玉㈱(注)2、3
    埼玉県川口市 · 持分法適用会社
    議決権36.0%
  • 国内
    ㈱andro Japan
    東京都豊島区 · 持分法適用会社
    議決権45.0%
  • 国内
    埼栄不動産㈱(注)2
    埼玉県川口市 · その他の関係会社
    議決権2.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は103億円営業利益10億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+25.0%。

売上高
+0.0%
103億円
営業利益
+25.0%
10億円
純利益
+22.2%
11億円
営業利益率
9.7%
前期比 +1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高96億円103億円
営業利益10億円10億円
純利益10億円11億円
1株あたり配当¥18¥18

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は25億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−16.7%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q242
2024年1Q30310.03
2024年2Q26311.52
2024年3Q2727.42
2024年4Q312
2025年2Q5259.66
2025年4Q5135.93
2026年2Q54713.08
2026年4Q4936.13
2027年1Q25312.05

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は85億円から103億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は9.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月85135
2014年3月82125
2015年3月80148
2016年3月82115
2017年3月83108
2018年3月83−1−1
2019年3月840−1
2020年3月767−1
2021年3月6796
2022年3月9075
2023年3月102127
2024年3月114149
2025年3月1038127.89
2026年3月10310139.711

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高103億円のうち、営業利益として残るのは10億円9.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の10.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.7%78億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.6%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.7%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.8pt
9.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.5pt
10.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.2pt
5.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが21億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は34億円で、売上の4.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−28−5630
2014年3月8−10−5−222
2015年3月10−612439
2016年3月13−24−4−1125
2017年3月82−51030
2018年3月3−101−724
2019年3月8−6−9218
2020年3月7−3425−2716
2021年3月21−121101−10016
2022年3月20−3017−1024
2023年3月23−1−192227
2024年3月23−2−142134
2025年3月24−6−151837
2026年3月21−12−12934

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は429億円。このうち返さなくてよい自己資本が219億円で、自己資本比率は45.4%(業種中央値57.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月25514311249.1
2014年3月25214410851.3
2015年3月28415413048.8
2016年3月27515412150.1
2017年3月28116511652.5
2018年3月27816511352.2
2019年3月26316110253.5
2020年3月27415611849.6
2021年3月39116622537.1
2022年3月42917525435.7
2023年3月41818223638.1
2024年3月43519623939.5
2025年3月41920121842.3
2026年3月42921921045.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
36億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
152億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
210億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率19 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率48社中13位あたり、逆に低いのは自己資本比率48社中34位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.7%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.7%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.4%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥650で、1年前と比べて+8.2%過去52週の値幅のなかでは52%の位置にある。

¥650-0.2%1ヶ月+3.3%1年+8.2%時価総額88億円
過去52週の値幅
安値¥561高値¥731

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.8倍
PER (会社予想)8.4倍
PBR0.41倍
配当利回り2.77%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は635円で、52週高値731円から約13%下落した水準です。直近1ヶ月で2.31%下落とやや弱含みましたが、25日移動平均線640円を下回る一方、75日線637円とほぼ同水準で推移しています。6月2日に出来高が1万8500株と増加する場面もありましたが、その後は低調で、方向感に欠けます。200日線625円を上回っており、中期的な上昇トレンドは維持されています。RSIは54と中立圏です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは7.66倍と業界平均の24.4倍を大きく下回り、割安感が強い。予想PERも8.2倍と低く、業績の安定性が確認できる。PBRは0.41倍と1倍を大きく下回り、解散価値に対しても割安。ROEは5.7%と低いが、売上高は減少傾向にあるものの、営業利益率は9.71%と改善。配当利回りは2.83%と業界平均の2.77%を上回り、配当性向は24.1%と健全。成長は限定的だが、株価水準は極めて割安で、配当も安定的に維持される見込み。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.8倍26.6倍
PER (予想)8.4倍
PBR0.41倍1.01倍
ROE5.7%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、収益性改善の持続性と成長性。営業利益率が向上し、ROE5.7%と安定。強気派は低PBRと利益率改善で割安感があり、株価上昇余地を指摘。弱気派は売上高が横ばいで成長鈍化、業界の需要減衰を懸念。

プラスに働く材料7
  • 利益率の改善

    営業利益率が7.77%から9.71%に上昇。

  • 安定した収益

    売上高は100億円超で推移。

  • 低PBR

    PBR0.41倍と割安。

  • 営業利益が2期連続で8→10億円に増益通年影響

    2026年3月期営業利益10億円、前期8億円から25%増。売上高103億円で営業利益率9.71%まで上昇。

  • 純利益が9億円から11億円へ増加通年影響

    2026年3月期純利益11億円。EPSベースで改善し、PER7.66倍と割安感が強まる。

  • PBR0.41倍と大幅な純資産割れ継続影響

    時価総額86億円、PBR0.4137倍。純資産は約208億円と推定され、資産価値から見て株価は大幅に割安。

  • 配当利回り2.83%で株主還元が堅実継続影響

    株価635円で配当利回り2.83%。増益基調の中、安定配当が買い安心感につながる。

マイナスに働く材料7
  • 売上高の伸び悩み

    売上高は2023年から103億円で横ばい。

  • 業界の需要減

    繊維産業の国内需要は縮小傾向。

  • 事業規模小さく

    売上高100億円規模で成長余地限定的。

  • 売上高103億円で頭打ち、成長鈍化通年影響

    2026年3月期売上高103億円は前期と横ばい。2024年3月期の114億円から減少しており、増収の兆しは乏しい。

  • 予想PER8.2倍は実績7.66倍から悪化決算発表後影響

    予想PER8.2倍は実績PER7.66倍より高く、来期利益が減少するとの市場見通しが示唆される。

  • ROE5.7%と資本効率の低さが課題通年影響

    ROE5.7%は資本コストを下回る可能性が高く、PBR0.41倍の水準も資本効率の低さを映す。

  • 外国人保有2.94%と需給が偏る継続影響

    外国人持ち株比率は2.94%と低く、機関投資家の参与が限定的。売買代金が低迷すると株価が不安定化。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の改善が続くか。
売上高の伸び率
市場シェア拡大の兆候。
ROE
資本効率の持続性。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり18で、前期から+6.3%いまの株価に対する利回りは2.77%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥18
1株あたり
配当利回り
2.77%
いまの株価に対して
配当性向
24.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1426.4
2018年3月1721.4
2019年3月14−17.6
2020年3月140.0
2021年3月140.042.6
2022年3月140.058.3
2023年3月157.129.6
2024年3月166.731.8
2025年3月160.070.4
2026年3月176.324.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥18

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,304人。区分でいちばん多いのは個人・その他42.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.4%を占め、残る51.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他39.938.237.939.841.042.5
事業法人42.643.443.541.441.440.3
金融機関10.410.810.810.79.08.1
自己株式4.61.81.83.85.36.7
証券会社5.15.65.35.65.96.1
外国法人1.91.92.02.02.22.3
外国人個人0.00.60.60.60.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01埼栄不動産株式会社16.05
02飯塚元一10.49
03大栄不動産株式会社4.88
04むさし証券株式会社4.74
05株式会社埼玉りそな銀行4.57
06株式会社安藤・間3.86
07有限会社エヌ・アイ3.68
08株式会社ホテルサイボー2.82
09飯塚将2.44
10損害保険ジャパン株式会社1.72

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+124%、1株純資産は14期で+64%。直近期のROEは5.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月379384.017.729.3
2014年3月379713.913.231.2
2015年3月601,0395.99.535.8
2016年3月381,0373.712.358.7
2017年3月621,1145.87.826.4
2018年3月−41,102
2019年3月−61,067
2020年3月−51,027
2021年3月451,0984.211.042.6
2022年3月381,1603.311.458.3
2023年3月551,2084.77.829.6
2024年3月721,3155.77.431.8
2025年3月661,3764.97.270.4
2026年3月831,5355.77.724.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額175百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
飯塚榮一代表取締役社長75168,000
飯塚将専務取締役 不動産事業本部統括 兼不動産開発事業部長61332,000
飯塚豊常務取締役 管理本部統括 兼総務部長6094,000
飯塚元一取締役 経営企画室長651,427,000
伊藤素典取締役 繊維事業本部長67
白田浩二取締役 管理本部 財務部長兼経理部長616,000
西原京子取締役69
嶋田昌美取締役70
村木徹常勤監査役68
錦戸景一監査役73
藤井孝男監査役8324,000
大野功監査役6446,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)71316113820
社外取締役5332347
監査役13033

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容827字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社4社、関連会社4社その他の関係会社1社で構成され、繊維製品の製造・販売に係る事業、不動産の賃貸、ゴルフ練習場の運営及び内装工事を請負うインテリア施工を主な事業として取り組んでおります。 当社グループにおけるセグメント、事業内容及び当社グループ間における位置付けは、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 セグメント   事業内容   主要な会社 繊維事業   ユニフォーム、衣料品、販促商品、レーヨン糸、合繊糸、合繊生地、糸糊付加工、アウトドア関連商品、プリント加工品   当社、サイボークリエイト㈱、日宇産業㈱ 不動産活用事業   商業施設の賃貸、その他不動産の賃貸   当社、埼玉興業㈱ ビルメンテナンスの運営   当社 ゴルフ練習場事業   ゴルフ練習場の運営   埼玉興業㈱ インテリア施工事業   内装工事を請負うインテリア施工事業   神根サイボー㈱ その他の事業   自動車板金塗装修理事業   トヨタ東埼玉グループ㈱ トヨタ自動車の販売代理店の経営   ネッツトヨタ東埼玉㈱*2 トヨタ販売店向けシステム開発   ㈱NTソリューション*3 スポーツ用品卸売・小売業   ㈱andro Japan 以上で述べた事項について、事業系統図を示すと次のとおりであります。 (注)*1 その他の関係会社である埼栄不動産㈱は主に不動産賃貸業を営んでおり、当社は所有する不動産を賃貸しております。 *2 ネッツトヨタ東埼玉㈱は、関連会社であるトヨタ東埼玉グループ㈱が、100%出資しております。 *3 ㈱NTソリューションは、関連会社であるネッツトヨタ東埼玉㈱が、100%出資しております。なお、同社は持分法非適用会社であります。
経営方針・対処すべき課題1,650字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループの経営基本方針は、「顧客重視」「株主重視」「社員・地域重視」を掲げ、豊かな生活に役立つ商品・サービスを提供して地域経済の発展に寄与するとともに、資本効率ならびに収益性を高めて、株主の皆様に報いる企業価値の向上を目指すことが大変重要であると考えております。 (2) 目標とする経営指標 資本政策及び収益計画の基本方針のもと、当社の資本効率の向上と、持続的な成長を目標として「ROE(自己資本利益率)」が継続的に5%超となるべく取り組むとともに、株主の皆様に対しての安定配当及び健全な財務体質を維持することを目的として「1株当たり当期純利益」を、当社が営む各事業の収益性の向上を目指すことを目的として「売上高経常利益率」を、それぞれ重視した経営を目指してまいります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 当社グループでは、2026年4月より新たな3カ年中期事業計画「サイボー中期ビジョン2028」がスタートします。 その取組みのテーマは、「繊維事業の高付加価値領域の育成・拡充」、「不動産活用事業の安定収益基盤の維持・強化」、「各事業における新たな取組みへの挑戦」であり、次なる成長に繋がる事業分野の積上げ・シフトを図ってまいります。 繊維事業においては、原糸販売は、従前からの定番商品の販売から環境配慮糸や高捲縮糸等の機能性商材の拡販に軸足を移し、ユニフォーム販売では、取引先に対する提案商材のカテゴリーを増やし、トータル的な営業展開を図ってまいります。また、プリント加工品の製造・販売では、営業と連動した工場生産体制を整えるとともに、展示会出展等による新規顧客の開拓を進め、引き続き業績へ寄与できるよう取り組んでいきます。さらにキャンプ関連商品販売では、防災用テント及び関連商材の取扱いを強化し、事業領域の拡大を目指していきます。 不動産活用事業では、首都圏内に多くの商業施設が点在しているものの、大型商業施設である「イオンモール川口前川」及び「イオンモール川口」は需要圏内でも大規模な商業施設であり、人口が密集する住宅地、幹線道路等の近接性に優れております。このような環境下であっても、競合他社に比べ常に優位性を維持するよう設備の改修、改善を行い、2つの大型商業施設を魅力ある建物として併存させるため、引き続きイオンモール㈱と連携してまいります。また、その他既存の賃貸施設についても、より長くお客様に利用されるよう維持管理に努め、収益の安定基盤を築いてまいります。さらに、2026年4月より新たに介護施設を賃貸開始するとともに、当社グループが所有する不動産のより有効な活用を目指して賃貸物件の拡充を図ってまいります。 ゴルフ練習場事業は、各種イベントの開催や設備のリニューアル、メンテナンスによりお客様へのサービス向上を図り、また、ゴルフスクールや個人レッスンを充実させ新規顧客層の獲得と来場者のリピーター化を目指します。 インテリア施工事業は、一般施工件数を増加させ事業の安定化を推進します。 以上のような各事業の計画を実現させるため、経営理念の「お客様によろこばれる商品の提供」を事業の基本として、「株主の皆様に報いる企業価値の向上」への取組みをさらに推進します。また、長期的成長を支える人的資本においては、従業員一人ひとりの能力が最大限発揮できる職場環境の整備や人材育成に注力するなど、ステークホルダーの皆様に満足を提供できる企業づくりを目指してまいります。 当社グループは、業容の拡充と環境配慮・地域貢献との両立による企業価値の向上を第一義として、社会的責任を全うする観点から内部統制システムを充実させ、企業組織の活性化と法令遵守に意を用いて、内外の信頼と評価をさらに高めてまいります。
事業等のリスク1,992字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。当社は、リスク管理の基本方針及び管理体制を「リスク管理規程」、「危機管理規程」において定め、リスクの未然防止、リスクが顕在化した際の対応を取り決めております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済状況 当社グループは市況製品を展開しており、他社との競合に伴う市場価格の変動や為替相場の変動により業績に大きな影響を受ける可能性があります。特に繊維品は中国を中心に委託生産を展開しており、競合他社が現地でより安い労働力で生産した場合、価格競争が熾烈化し売上に大きな影響を受ける可能性があります。また、繊維品は韓国、中国等からの輸入比率が高く、急激な為替変動は業績に影響を及ぼします。 (2) 製品の欠陥等 当社グループは国内及びアジア諸国において、技術指導、検品指導を強化し品質管理を徹底しておりますが、欠陥製品が発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償については保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。このため製品の欠陥により当社グループの業績と財政状態、社会的評価等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 海外活動にかかわるもの 当社グループの繊維品は、韓国、中国等アジア諸国で委託生産を展開しており、次のようなリスクがあります。そのため、これらの事象が発生した場合は、当社グループの業績と財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・  予期しえない法律・規制、不利な影響を及ぼす租税制度の変更 ・  不利な政治的要因の発生 ・  大規模な自然災害や火災等の事故災害の発生 ・  テロ、戦争、感染症などによる社会的混乱 (4) 特定の取引先の高い依存度について 当社グループは、イオンモール㈱に対する、大型商業施設の賃貸及びビルメンテナンス請負等の取引があり、当連結会計年度の同社との取引高は、売上高に対して35.2%(前年同期30.2%)と高い比率であります。同社が事業戦略上又はその他の事由により当社グループとの取引状況を変更した場合、当社グループの業績や財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。また、同社からは大型商業施設の賃貸に当たり多額の保証金を受領しており、解約による保証金の返済が発生した場合、当社の保有する資金が大幅に減少する可能性があります。 (5) 有形固定資産に係るリスク 当社グループが保有している土地・建物等の有形固定資産の市場価格が大幅に下落又は賃貸借契約の解約等により採算性が低下した場合は、減損損失又は減価償却費の追加計上(加速償却)を行うこととなり、当社グループの業績と財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 投資有価証券に係るリスク 当社グループが保有している株式等の投資有価証券の市場価格が大幅に下落した場合は、評価損の発生により当社グループの業績と財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 顧客の信用リスク 当社グループは、「与信管理規程」に従い取引先ごとの残高管理及び期日管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握する体制をとっております。しかしながら、経営基盤が脆弱な顧客においては、経済情勢の変化により急速に経営状況が悪化することが考えられます。このような事態が発生した場合、当該取引先の債権に対して貸倒引当金の計上が必要となります。また、貸倒引当金は見積りにより計上していることから、実際の貸倒損失と乖離する可能性があります。さらに、当該取引先向けに仕入れた棚卸資産についても、新たな販路が見いだせず評価損を計上するリスクがあります。これらの影響は当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) コンプライアンスについて 当社グループは、役職員に対するコンプライアンスの教育活動を通じて法令違反行為や情報漏洩等の防止に努めておりますが、予期せぬ事態により、取引先、役職員その他第三者とのトラブルが発生し、訴訟等が発生する可能性があります。その場合、訴訟内容や賠償金額、風評による企業イメージや信頼性の低下によって、当社グループの業績や財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,237字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 (ア)経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に景気は緩やかな回復基調にある一方で、諸物価の上昇や金利・為替の変動による個人消費や企業活動に及ぼす影響、さらには中東情勢の緊迫化に伴う原油高等の懸念材料も加わり、国内景気は依然として不透明な状況が続いております。 当社グループにおける事業環境は、繊維事業では、企業向けユニフォームのモデルチェンジ需要の増勢や、熱中症対策ウェアなどの機能製品やプリント加工事業の受注が堅調に推移しましたが、海外からの製品等仕入れにおいて、為替変動及び原材料や物流費高騰の影響を受ける等のマイナス材料に加え、一部取扱品における需要の低迷により厳しい事業活動となりました。なお、刺繍レースを扱うフロリア㈱は、業績改善に努めてまいりましたが、当社グループ全体の経営基盤の強化や経営資源の効率化を図る観点から、9月30日をもって事業撤退・解散し、昨年末に清算結了となりました。 不動産活用事業は、賃貸物件である大型商業施設「イオンモール川口前川」、「イオンモール川口」や病院施設等からの安定した賃貸収入を維持しており、引き続き営業収益の安定化が図られております。 この結果、当連結会計年度の売上高は10,349百万円(前期比0.5%増)となりました。営業利益は992百万円(前期比23.1%増)となり、経常利益は1,347百万円(前期比8.1%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、一部の貸倒引当金がスケジューリング可能となり、当該一時差異の回収が見込まれる部分について法人税等調整額(益)を計上したことから、1,067百万円(前期比24.1%増)となりました。 事業別セグメントの概況は次のとおりであります。なお、「その他」に含まれていた「インテリア施工事業」について量的な重要性が増したため、当連結会計年度から報告セグメントとして記載する方法に変更しております。 ① 繊維事業 マテリアル部は、環境対応商品のポリエステルバイオ糸や機能性原糸が拡販できたものの、既存取扱い原糸販売先の生産調整及び円安による販売価格上昇の影響を受けたことや、新たに取扱いを始めた防災用テント等アウトドア関連で出荷が振るわなかったことから減収となりました。なお、前期までのアウトドア部は、当期より当部門の一事業として組織変更しております。 アパレル部は、販売先への価格転嫁が順調に進んだことや暑熱対策商品の販売が好調であったこと、また企業向けユニフォームの追加受注があり増収となりましたが、一部のユニフォームにおいて営業循環過程から外れた棚卸資産の評価減を行ったことから減益となりました。 プリント加工品の製造・販売を行うサイボークリエイト㈱は、主力取引先の受注は堅調に推移しましたが、前期にあった大型受注案件がなく、工場の労務費や原材料コストが増加し減収減益となりました。 糸糊付加工を営む日宇産業㈱は、織布の受注が安定している一方、サイジング受注が減少したことで工場稼働率が低下し減収減益となりました。 この結果、繊維事業の売上高は4,977百万円(前期比9.1%減)、営業損失は138百万円(前期は特定の取引先に対する貸倒引当金を計上したことから320百万円の営業損失)となりました。 ② 不動産活用事業 不動産活用事業は、「イオンモール川口前川」が近隣の大型商業施設に比べ回遊型ショッピングが楽しめ、お客様の利便性と近隣住民の生活環境にあった専門店選びが評価されております。また「イオンモール川口」は、開店から5年目を迎え近隣住民生活の一部として受け入れられており、病院施設等と併せ地域インフラとして定着し、ともに売上及び収益の安定化に寄与しております。なお、前期に比べ「イオンモール川口前川」等の修繕費用が増加したことにより減益となりました。 この結果、不動産活用事業の売上高は3,735百万円(前期比0.6%減)、営業利益は1,009百万円(前期比6.2%減)となりました。 ③ ゴルフ練習場事業 埼玉興業㈱が営む川口・黒浜・騎西の各グリーンゴルフ練習場は、練習場で使用可能なポイント制度を廃止し、契約負債として認識していたポイント相当額を収益に計上したことから増収となったものの、強風等の天候の影響や設備改修の要因に加え、生活物価上昇による利用者の抑制的な消費行動により入場者数が減少し減益となりました。 この結果、ゴルフ練習場事業の売上高は933百万円(前期比0.8%増)、営業利益は12百万円(前期比59.9%減)となりました。 ④ インテリア施工事業 神根サイボー㈱のインテリア施工事業は、大型物件の受注獲得により大幅な増収となり、前期と比べ採算性が向上し増益となりました。 この結果、インテリア施工事業の売上高は1,294百万円(前期比70.8%増)、営業利益は141百万円(前期比213.1%増)となりました。 (イ)財政状態の状況 総資産は、前連結会計年度末に比べ947百万円増加して42,895百万円となりました。これは主に現金及び預金や商品及び製品の減少、有形固定資産の減価償却が進んだこと等により減少したものの、土地の取得や投資有価証券が株価上昇により増加したこと等によるものであります。 負債は、前連結会計年度末に比べ843百万円減少して20,973百万円となりました。これは主に繰延税金負債が増加したものの、未払法人税等や長期借入金が減少したこと等によるものであります。 純資産は、前連結会計年度末に比べ1,790百万円増加して21,922百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上やその他有価証券評価差額金が増加したこと等によるものであります。 (ウ)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前連結会計年度末に比べ282百万円減少して3,400百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は前連結会計年度末に比べ277百万円減少して2,094百万円となりました。これは主に仕入債務が増加したものの、貸倒引当金の減少、売上債権の増加額が減少、棚卸資産の減少額が減少したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、支出した資金は前連結会計年度末に比べ605百万円増加して1,232百万円となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出が減少したものの、有形固定資産の取得による支出が増加したこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、支出した資金は前連結会計年度末に比べ329百万円減少して1,152百万円となりました。これは主に長期借入金の返済による支出が減少したこと等によるものであります。 (エ)生産、受注及び販売の状況 当連結会計年度の「生産、受注及び販売の実績」をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 「生産実績」の金額は、当期製造費用、「商品仕入実績」の金額は、仕入価格で記載しており、それ以外のものは、販売価格によっております。また、セグメント間の取引については、相殺消去しております。 ① 生産実績 セグメントの名称   生産高(千円)   前期比(%) 繊維事業   1,092,505   △12.5 合計   1,092,505   △12.5 ② 商品仕入実績 セグメントの名称   仕入高(千円)   前期比(%) 繊維事業   2,807,821   △1.3 合計   2,807,821   △1.3 ③ 受注実績 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) 繊維事業   4,970,974   3.5   415,032   △1.5 インテリア施工事業   924,268   107.1   22,846   △52.2 合計   5,895,242   12.3   437,878   △6.7 ④ 販売実績 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) 繊維事業   4,977,230   △9.1 不動産活用事業   3,489,664   △0.0 ゴルフ練習場事業   933,793   0.8 インテリア施工事業   949,213   135.5 合計   10,349,902   0.5 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) イオンモール㈱   3,106,703   30.2   3,640,889   35.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の売上高は前期に比べ0.5%増加して10,349百万円となり、営業利益は前期に比べ23.1%増加して992百万円となりました。 繊維事業では、熱中症対策ウェアや企業向けユニフォームは堅調な受注確保により売上高を伸ばしました。またプリント加工品についても、前期のような大型の受注案件がなかったものの、新規顧客を含む幅広い案件獲得により一定の売上水準を維持しております。一方、キャンプ関連市場の縮小や、原糸における円安等の影響により、厳しい事業環境が継続しました。利益面では、売上高の減少や原材料価格上昇等による粗利率の低下に加え、通常の営業循環過程から外れた棚卸資産に対する評価損を計上しましたが、前期に計上した貸倒引当金繰入額が当期はなかったことで、損失は縮小しました。繊維事業では外部環境変動に対する耐性強化が今後の課題であると認識しており、機能性や環境配慮商材など顧客へ訴求可能なカテゴリーを増やし、事業領域の拡大を目指します。 不動産活用事業では、新規賃貸の開始や主要物件の解約はなかったものの、賃借人との継続的な協議、連携を通じて高い稼働率の確保に努め、安定的な収益を確保しました。一方で、建物等の維持管理に伴う修繕費が前期比で増加したことから、利益面では減益となりました。当社としては、不動産活用事業を安定収益基盤として位置付けており、今後も資産価値の維持と収益性のバランスを重視した運営を進めてまいります。 ゴルフ練習場事業では、気候や物価上昇による入場者数の減少に対応するため、イベント開催や施設改修等を通じて顧客満足度の向上を図りましたが、業績改善への寄与は限定的であり、加えて諸施策に係るコスト増の影響を受けたことで、事業実態としては減収減益となりました。なお、会計上では、練習場で使用可能なポイントカードの廃止に伴い、契約負債として認識していたポイント相当額を収益計上したことから増収となっております。ゴルフ練習場事業では、収益力の回復に向けた施策の有効性を精査し、収益構造の見直しを進める必要があると認識しております。 インテリア施工事業は、顧客との長年にわたる信頼関係を基盤としてスポットながら大型案件を受注し、売上、利益ともに大幅な伸長を実現しました。継続的な顧客基盤の強化が成長機会の獲得につながったものと認識しております。 なお、各セグメントの売上高及び営業利益の詳細は、「(1) 経営成績等の状況の概要 (ア)経営成績の状況」に記載のとおりであります。 経常利益は前期に比べ8.1%増加して1,347百万円となりました。営業外損益では持分法適用関連会社であるネッツトヨタ東埼玉㈱の利益が前期を下回ったことにより、持分法による投資利益が減少しましたが、営業利益の増加が全体を牽引しました。 特別損益は、主に遊休地の一部売却に伴う固定資産売却益を計上した一方、ゴルフ練習場事業の店舗資産に係る減損損失及びフロリア㈱栃木工場の解体撤去に伴う固定資産除却損を計上しました。 以上の結果、税金等調整前当期純利益は前期に比べ6.5%減少して1,132百万円となりました。法人税等では、完全子会社であったフロリア㈱の清算結了に伴い、同社の繰越欠損金を取込んだことによる納税額の減少に加え、一部の貸倒引当金がスケジューリング可能となり、当該一時差異に対して法人税等調整額(益)を計上したことから、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べ24.1%増加して1,067百万円となりました。 当社グループの財政状態の状況の分析につきましては「(1) 経営成績等の状況の概要 (イ)財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析につきましては「(1) 経営成績等の状況の概要 (ウ)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金需要のうち主なものは、繊維製品の購入、賃貸等設備の維持管理に係る費用や販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は主に設備投資等によるものであります。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入れを基本としており、賃貸等設備への設備投資に係る資金調達につきましては、賃借人からの保証金のほか、金融機関からの長期借入れを基本としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4会計方針に関する事項及び(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループが目標とする経営指標は、「1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 目標とする経営指標」に記載のとおりであります。当連結会計年度の「ROE(自己資本利益率)」は前期比0.8ポイント増加し5.7%となりました。「1株当たり当期純利益」は前期比17円9銭増加し82円93銭となり、「売上高経常利益率」は前期比0.9ポイント増加して13.0%となりました。各指標の増減理由につきましては、前述しております「①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容」をご参照ください。

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出典

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