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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ヤマトインターナショナル

YAMATOINTERNATIONALINC.8127 · Standard · 繊維製品

カジュアルウェア中心のアパレルメーカー。自社ブランドの企画・製造・販売に加え、物流子会社で一貫体制を築く。

概要

ヤマトインターナショナルは、アパレル・繊維製品の卸売・製造を手掛ける企業である。婦人服や子供服を中心に、カジュアルウェアを企画・製造・販売し、量販店や専門店向けにOEM供給を行う。基幹ブランド「クロコダイル」を持つほか、オンラインレーベル「シテラ」、ライセンスブランド「ペンフィールド」「ライトニングボルト」を展開する。2025年8月期の連結売上高は194億円、従業員数は159名。

繊維製品製造販売と不動産賃貸の2本柱

当社グループの事業は、繊維製品製造販売業と不動産賃貸事業の2つで構成される。繊維製品製造販売業では、カットソーニット、布帛シャツ、横編セーター、アウター、ボトム、小物雑貨などを手掛ける。2025年8月期の売上高は繊維製品製造販売業が191億5千7百万円、不動産賃貸事業が2億8千6百万円であり、繊維事業が全体の約98.5%を占める。不動産賃貸事業は自社物件の有効活用として行っており、安定的な収益源となっている。

OEM供給と自社ブランドの収益構造

売上の大部分は、量販店や専門店向けのOEM供給によるものである。低価格帯の実需に対応するビジネスモデルを採り、安定した受注を確保している。一方で、自社ブランド「クロコダイル」や「シテラ」の販売も行い、ブランド価値の向上に注力する。2025年8月期の売上総利益率は56.4%と高いが、販売費及び一般管理費が売上高の57.4%を占め、営業損失2億1百万円となった。純利益は1億4千3百万円と小幅ながら黒字を維持する。

連結子会社が担う物流機能

グループの連結子会社は1社で、ヤマト ファッションサービス株式会社(大阪市中央区博労町)がある。同社は当社商品の仕入先からの入荷、得意先への出荷、在庫管理などの物流業務を受託する。近年のEC事業成長に伴い小口配送件数が増加しており、自動ソーターや自動製封函機、カメラ認証システムを導入し業務の自動化・省人化を進めている。生産拠点としては、大阪府東大阪市にデリポート(ロジスティックセンター)を構える。

業界の中での役割はアパレル小売・卸向けカジュアル衣料のメーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
194億円
営業利益
-2億円
営業利益率
-1.0%
純利益
1億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/8
事業売上構成比利益利益率
繊維製品製造販売業192億円98.5%3億円1.6%
不動産賃貸事業3億円1.5%1億円33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01アパレル(カジュアルウェア)主力

カットソーニット、布帛シャツ、横編セーター、アウター、ボトム等を製造・販売。カジュアルウェアに特化し、ファッション需要に応える。

主な製品・サービス5
カットソーニット
Tシャツやポロシャツなどのニット製品。
布帛シャツ
綿や化繊の織物で作られたシャツ。
横編セーター
横編み機で編まれたセーター。
アウター
ジャケットやコートなど外出用の上着。
ボトム
パンツやスカートなどの下半身用衣料。

02不動産賃貸準主力

自社物件を有効活用した不動産賃貸事業を営む。安定的な収益源。

主な製品・サービス1
不動産賃貸
自社保有物件の賃貸。

製品と技術

基幹ブランド「クロコダイル」とストラテジックライン

クロコダイルは「大人のTPOをスマートに演出するブランド」をコンセプトとし、主力商品としてカットソー、布帛シャツ、セーター、アウターなどを展開する。同ブランド内には2つのストラテジックラインがある。「クロコダイル コード」はデザイン性とトレンド性を重視し、スタイル提案を強化。「スウィッチモーション クロコダイル」はスポーツ業界の工夫を取り入れたもの創り重視のラインである。これらはGMS(総合スーパー)向けに供給され、収益率向上を担う。

オンラインレーベル「CITERA(シテラ)」

2016年8月に開始したオンラインファッションレーベル。「創造的な移動を続ける都市生活者のための機能服」をコンセプトに、ECサイトをベースに展開する。常に快適で洗練されたスタイルを提供し、ブランドの顔となる商品開発に注力する。2025年8月期の有価証券報告書では、売上拡大を目指して引き続き注力するとしている。シテラはクロコダイルに次ぐ成長分野として位置づけられている。

ライセンスブランド「ペンフィールド」と「ライトニングボルト」

ペンフィールドは米国発のアウトドアファッションブランドで、2016年よりライセンス事業として展開。ライトニングボルトはハワイ発のカジュアルサーフブランドで、同年に商標権を取得した。両ブランドともに、ブランド認知度と価値向上に注力し、ライセンス事業の拡大を目指す。これらは直営店やECで販売され、将来の成長基盤として期待されている。

OEM供給:量販店・専門店向けの主力事業

当社の売上の多くは、量販店(GMS)や専門店向けのOEM供給による。低価格帯の実需に対応し、安定した受注を確保している。OEMでは、クロコダイルブランドの商品を供給するだけでなく、得意先のプライベートブランド製品も製造する。戦略的な価格設定と供給体制の構築により、原価率の維持改善とタイムリーな商品展開を図っている。2025年8月期はこの分野で収益率向上に取り組んだ。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

アパレル縫製で中堅、収益低迷

ヤマトインターナショナルは繊維製品セクターに属し、アパレル縫製・加工を主力とする。同業の片倉工業やグンゼが総合繊維メーカーとして規模・ブランド力を有する中、自社は受託生産を主体とし、収益性で劣後する。2024年8月期の営業利益率1.42%から2025年8月期は-1.03%に転落しており、赤字化懸念が強い。競合と比べ付加価値の高い自社ブランド展開が乏しく、価格競争にさらされやすい。業界再編やM&Aによる規模拡大も顕著ではない。国内市場に依存しており、海外生産シフトの動きにも乗り遅れ気味。

強み

  • 国内アパレルメーカーとの長期取引により、安定的な受注基盤を有する。
  • 多品種小ロット生産に対応でき、変動する需要に柔軟に応える。
  • 国内生産ならではの高い品質管理体制で、信頼性を確保している。
  • 有利子負債が少なく、自己資本比率が高水準で財務健全性は高い。

課題

  • 営業赤字転落から早期の黒字化が急務。コスト削減や価格転嫁が必要。
  • 自社ブランドや高付加価値商品の開発が遅れており、差別化が課題。
  • 繊維業界の人材不足が深刻で、若手技術者の確保と育成が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字がヤマトインターナショナル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13513イチカワ164億円12.0倍
28011三陽商会151億円11.3倍
33551ダイニック138億円5.3倍
43109シキボウ137億円14.2倍
5325ATENTIAL133億円33.0倍
68127ヤマトインターナショナル115億円75.8倍
73571ソトー100億円17.9倍
83123サイボー88億円7.8倍
98107キムラタン85億円
10365A伊澤タオル78億円11.0倍
113204トーア紡コーポレーション45億円5.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

盤若商店からヤマト被服工業所へ、1937年の創業

当社の起源は、1937年6月に盤若友治が大阪市東成区で創業したワイシャツ縫製業「盤若商店」にある。第二次世界大戦後の1947年6月、これを改組して株式会社ヤマト被服工業所を設立した。その後、1953年12月に商号をヤマトシャツ株式会社に変更。1956年9月には株式会社たからやと合併し、事業基盤を拡大した。この時期はシャツ製造を主軸としていた。

クロコダイル商標の輸入と買取によるブランド確立

1963年8月、香港からクロコダイル商標の布帛シャツ・ニットシャツを輸入し販売を開始した。これがのちの主力ブランドの基盤となる。1979年7月には、クロコダイル商標をシンガポールのリセーミン カンパニイ セイデイリアンバーハッドから買い取り、自社ブランドとして確立した。この買収により、ブランド価値を自社で管理できるようになり、後の事業拡大につながった。

子会社設立と株式公開、社名変更の1980年代

1977年2月、当社全額出資により株式会社ヤマトインターナショナルを設立(後にヤマト マーチャンダイジングに商号変更、2016年清算)。1980年5月に日本証券業協会に店頭公開し、1982年7月には大阪証券取引所市場第二部に上場。同時に商号をヤマトインターナショナル株式会社に変更した。1987年5月には大阪証券取引所市場第一部に指定され、知名度を高めた。

両本社制と多角化への試み (1989-1993)

1989年12月、東京支店を東京本社とし、大阪本社と両本社制を導入。1990年7月には東京都中央区日本橋堀留町に賃貸ビルを新築し、不動産賃貸事業に参入した。1993年1月にはフランスのエーグル・インターナショナル・エス・アーとライセンス契約を結び、アウトドア市場へ進出。同年12月には物流子会社ヤマトファッションサービスを設立し、グループ体制を整えた。

中国拠点の設立と撤退、上場市場の変遷 (1994-2016)

1994年4月に中国上海市に上海雅瑪都時装有限公司を設立したが、2019年4月に譲渡し連結範囲から除外した。2006年11月に東京証券取引所市場第二部に上場、2007年11月には第一部に指定。2013年7月の市場統合により、大阪証券取引所第一部は東京証券取引所第一部に統合された。2016年8月にはデリポート内に大阪本社を移転し、オンショップ「シテラ」を開始。

新ブランド取得と市場区分変更 (2016-2025)

2016年8月、伊藤忠商事と共同保有していた米国発アウトドアブランド「ペンフィールド」の事業展開を開始。同時にハワイ発サーフブランド「ライトニングボルト」の商標権を取得した。また、東京証券取引所の市場区分見直しにより、2022年4月にスタンダード市場へ移行。近年は売上高が200億円前後で推移する一方、2025年8月期には営業損失を計上するなど、業績は安定せず。

年表24件を開く

1940年代

  • 1947年6月盤若友治が1937年6月に創設したワイシャツ縫製を営む盤若商店を改組し、㈱ヤマト被服工業所を設立(大阪市東成区)

1950年代

  • 1953年12月商号変更商号をヤマトシャツ㈱に変更
  • 1956年9月M&A㈱たからやと合併
  • 1957年2月大阪市東区南久宝寺町に本社を移転

1960年代

  • 1963年8月香港よりクロコダイル商標の商品(布帛シャツ、ニットシャツ)を輸入して販売を開始
  • 1968年10月大阪市東区(現 中央区)博労町に本社を竣工し、移転

1970年代

  • 1974年5月M&A㈱大阪プレスを吸収合併
  • 1977年2月商号変更当社全額出資による㈱ヤマトインターナショナルを設立(1982年3月ヤマト マーチャンダイジング㈱に商号変更、2016年8月清算)
  • 1979年5月九州地区販売強化のため、福岡市博多区に福岡営業所を設置(2017年8月閉鎖)
  • 1979年7月クロコダイル商標をリセーミン カンパニイ セイデイリアンバーハッド(シンガポール共和国)より買取

1980年代

  • 1980年5月日本証券業協会大阪地区協会に店頭売買銘柄として登録し、株式を公開
  • 1982年3月商号変更商号をヤマト インターナショナル㈱に変更
  • 1982年7月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1987年5月大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 1989年12月東京支店を東京本社(大田区平和島)とし、大阪本社と両本社制を実施

1990年代

  • 1990年7月東京都中央区日本橋堀留町にヤマト インターナショナル日本橋ビル(賃貸ビル)を新築竣工
  • 1991年4月大阪府東大阪市にデリポート(ロジスティックセンター)を新築
  • 1993年1月アウトドア市場に事業展開するため、エーグル・インターナショナル・エス・アー(フランス国)と「エーグル」ブランドのライセンス契約を締結(2017年2月終了)
  • 1993年12月当社全額出資によるヤマト ファッションサービス㈱(大阪市中央区博労町)を設立(現・連結子会社)
  • 1994年4月創業上海雅瑪都時装有限公司(中国上海市)を設立(2019年4月譲渡 連結範囲から除外)

2000年代

  • 2006年11月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2007年11月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2010年代

  • 2013年7月M&A東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、大阪証券取引所市場第一部は、東京証券取引所市場第一部に統合
  • 2016年8月創業創業の地の一つでもあるデリポート(ロジスティックセンター)内に大阪本社事務所を移転 オンラインファッションレーベル「シテラ」の事業展開を開始 商標権を伊藤忠商事㈱と共同保有した米国発アウトドアファッションブランド「ペンフィールド」の事業展開を開始 ハワイ発カジュアルサーフブランド「ライトニングボルト」の商標権取得を発表 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    既顧客活性化と潜在顧客獲得

    原点である顧客起点に立ち返り、既顧客の満足度向上と活性化を図ると同時に、次の世代の潜在顧客獲得に比重を置いた取り組みを強化する。クロコダイルグループでは「ストラテジックライン」に注力し、デザイン性やもの創りを重視したラインで新規顧客を開拓する。

  2. 02

    収益率を高めるGMS分野

    戦略的な価格設定と供給体制の構築により、GMS(総合スーパー)チャネルでの収益率向上を目指す。価格帯に幅を持たせ、お客様が選びやすい商品構成を実現するとともに、原価率の維持改善やタイムリーな商品展開に取り組む。

  3. 03

    売上を伸長させるEC・CITERA分野

    EC事業の拡大に向け、アプリ会員機能の強化やポイントシステムの一元化によりオンラインとオフラインの連携を高める。EC限定商品の拡充やタイムリーな商品供給にも努め、クロコダイルとCITERA両ブランドで売上成長を目指す。

  4. 04

    将来成長基盤の確立(直営事業)

    直営店舗ではレディスやストラテジックラインの構成比が高く、潜在顧客獲得に注力する。戦略的な価格設定によりSC市場でも競争力を高め、顧客層の若返りを推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で159人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は539万円で、9期前と比べて11.2%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は16.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月432
2017年8月385
2018年8月201
2019年8月60643.019.2196
2020年8月57343.319.4195
2021年8月55343.819.6194
2022年8月53044.320.1182
2023年8月54242.818.6172
2024年8月55042.117.9165182
2025年8月53941.316.9159−126

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率25.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
東京本社(東京都大田区)(注)42,794百万円
繊維製品 製造販売業
大阪本社(デリポート内)デリポート(ロジスティックセンター) — 大阪府東大阪市1,573百万円
繊維製品 製造販売業
日本橋ビル(東京都中央区)(注)41,170百万円
不動産賃貸 事業
旧大阪本社跡地(大阪市中央区)(注)4969百万円
不動産賃貸事業
直営店(クロコダイルちはら台店他15店舗)(注)383百万円
繊維製品 製造販売業
旧石切倉庫跡地(大阪府東大阪市)(注)481百万円
不動産賃貸事業
賃貸マンション(大阪府東大阪市)(注)430百万円
不動産賃貸事業
本社 — 大阪市中央区0百万円
繊維製品 製造販売業
主な関係会社
  • 国内
    ヤマト ファッションサービス㈱
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は194億円営業利益-2億円前期と比べると減収減益で、売上が-8.1%、利益が-166.7%。

売上高
-8.1%
194億円
営業利益
-166.7%
-2億円
純利益
-75.0%
1億円
営業利益率
-1.0%
前期比 -2.5%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高205億円194億円
営業利益2億円-2億円
純利益2億円1億円
1株あたり配当¥14¥14

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は48億円、営業利益は1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は−4.0%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q5335.73
2023年4Q470
2024年1Q5335.72
2024年2Q59−1−1.70
2024年3Q5024.01
2024年4Q49−1−2.01
2025年2Q10500.01
2025年4Q89−2−2.20
2026年2Q10500.01
2026年3Q4812.11

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は235億円から194億円へ83%に減った。直近期の営業利益率は-1.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月235125
東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、大阪証券取引所市場第一部は、東京証券取引所市場第一部に統合
2013年8月238116
2014年8月23531
2015年8月22041
創業の地の一つでもあるデリポート(ロジスティックセンター)内に大阪本社事務所を移転 オンラインファッションレーベル「シテラ」の事業展開を開始 商標権を伊藤忠商事㈱と共同保有した米国発アウトドアファッションブランド「ペンフィールド」の事業展開を開始 ハワイ発カジュアルサーフブランド「ライトニングボルト」の商標権取得を発表 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からスタンダード市場に移行
2016年8月2164−35
2017年8月18782
2018年8月16585
2019年8月16875
2020年8月143−8−13
2021年8月13710
2022年8月19465
2023年8月20866
2024年8月211341.44
2025年8月194−2−1−1.01

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高194億円のうち、営業利益として残るのは-2億円-1.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.3%84億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金57.7%112億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-1.0%-2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
56.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.9pt
-1.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.7pt
0.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.8pt
0.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-0.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが−9億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−9億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は62億円で、売上の3.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月71−5885
2013年8月17−2−21598
2014年8月45−59102
2015年8月−50−4−593
2016年8月3−3−1091
2017年8月45−5995
2018年8月6−22−9−1669
2019年8月72−4975
2020年8月−15−2−5−1753
2021年8月81−3959
2022年8月11−3−1866
2023年8月5−21370
2024年8月10−1−5975
2025年8月−90−3−962

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は233億円。このうち返さなくてよい自己資本が173億円で、自己資本比率は74.3%(業種中央値57.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月2832097473.9
2013年8月3032168771.4
2014年8月2972148372.0
2015年8月2852166975.9
2016年8月2461747270.8
2017年8月2381756373.8
2018年8月2341765875.3
2019年8月2341736174.2
2020年8月2091585175.5
2021年8月2101595175.9
2022年8月2141605474.8
2023年8月2251685774.7
2024年8月2401736772.3
2025年8月2331736074.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
49億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
63億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
24億円
在庫として抱えている分
負債合計
60億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率48社中11位あたり、逆に低いのは売上成長率48社中43位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.8%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-1.0%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.3%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-8.1%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥540で、1年前と比べて+34.5%過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。

¥540-1.5%1ヶ月-8.0%1年+34.5%時価総額115億円
過去52週の値幅
安値¥406高値¥651

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)75.8倍
PER (会社予想)55.3倍
PBR0.63倍
配当利回り2.59%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近の株価は593円で、25日移動平均線(592.36円)を上回って推移。52週高値(651円)からは約8.9%下回る水準。直近1ヶ月は+1.37%と小幅上昇。出来高は平均約5,000~6,000株と低水準。RSIは38.5とやや売られ過ぎ。週足では75日線(593.7円)をやや下回るきわどい動き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PER 82.94倍は業界平均25.73倍を大幅に上回り割高。予想PERでも60.7倍と高く、ROE 0.8%と低収益。PBR 0.69倍は平均0.99倍を下回るが、配当利回り2.36%は平均3.12%に劣る。配当性向256.1%で維持が困難。割高だがPBRが1倍割れで資産価値評価は低い。

指標この会社業種平均
PER (実績)75.8倍26.6倍
PER (予想)55.3倍
PBR0.63倍1.01倍
ROE0.8%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績低迷が続く中、2025年8月期は営業赤字転落の見通し。強気派は低PBRや配当利回りを評価し、業績回復を期待するが、弱気派は収益性の低さと競争激化を懸念する。売上減少と利益率悪化が続けば、バリュエーションの正当性が問われる。

プラスに働く材料7
  • 低PBRで割安感

    PBR0.69倍と解散価値割れで、資産価値に比べ株価が低い。

  • 配当利回り2.36%

    業績が不安定でも安定配当を維持すれば、インカムゲインが見込める。

  • 業績回復の可能性

    2024年8月期は黒字、コスト削減や新規開拓で収益改善余地あり。

  • 営業黒字転換への期待2026年影響

    営業損失2億円から黒字転換が焦点

  • 低PBRでの株主還元不定影響

    PBR0.7倍は解散価値割れ、自社株買い期待

  • 繊維需要の底入れ2026年下期影響

    アパレル市況回復で売上高200億円超なら収益改善

  • 財務改善の兆し通年影響

    資産売却によるキャッシュ創出の可能性

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低さ

    営業利益率1.4%と薄利で、2025年は赤字予想。

  • 競争激化

    アパレル業界は競争が激しく、OEM依存のため価格決定力が弱い。

  • 減収リスク

    2025年売上高194億円と前年比減少、需要減退が懸念される。

  • 赤字拡大リスク2025年下期影響

    営業損失が2億円超拡大なら自己資本毀損リスク

  • 取引先の倒産リスク不定影響

    小規模繊維メーカーの倒産連鎖で売上減少

  • 季節要因による偏り四半期影響

    秋冬物需要に依存、在庫リスク

  • 人件費上昇継続影響

    最低賃金上昇で営業利益率悪化

次の決算で確かめる点
売上高
減少傾向が続けば事業基盤の縮小を示す。
営業損益
赤字転落の有無が業績の分岐点。
自己資本比率
低収益でも財務の健全性を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり14で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.59%。

年間配当
¥14
1株あたり
配当利回り
2.59%
いまの株価に対して
配当性向
256.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月12
2017年8月120.056.6
2018年8月1958.382.2
2019年8月17−10.5141.6
2020年8月12−29.4
2021年8月5−58.3
2022年8月620.028.3
2023年8月12100.045.1
2024年8月1633.3100.7
2025年8月160.0256.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥14

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ16,199人。区分でいちばん多いのは個人・その他57.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.5%を占め、残る65.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他52.953.056.056.061.457.2
事業法人23.923.923.923.923.723.4
金融機関19.819.717.916.213.711.1
外国法人1.32.20.70.80.66.8
自己株式3.53.53.53.53.53.9
証券会社2.01.21.32.90.61.4
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01セネシオ有限会社12.21
02INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)5.30
03株式会社三菱UFJ銀行4.79
04盤若 智基2.82
05日本生命保険相互会社2.69
06日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.12
07藤原 美和子(常任代理人 セネシオ有限会社)1.76
08盤若 真美1.66
09株式会社りそな銀行1.45
10MNインターファッション株式会社1.41

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-20
    シルバーケイプ・インベストメンツ・リミテッド(SilverCape Investments Limited)
    新規の大量保有報告
    17.50%
    +1.27pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−70%、1株純資産は14期で−14%。直近期のROEは0.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月239812.416.180.0
2013年8月271,0152.715.656.9
2014年8月51,0050.594.4281.8
2015年8月51,0150.576.8297.8
2016年8月−163819
2017年8月108411.245.556.6
2018年8月238572.723.682.2
2019年8月268443.015.9141.6
2020年8月−63769
2021年8月17760.2218.5
2022年8月227782.812.328.3
2023年8月278183.410.345.1
2024年8月178442.119.5100.7
2025年8月78460.858.5256.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/8期の役員報酬は総額122百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
盤若智基取締役社長(代表取締役)546,018
梅川実取締役 常務執行役員 事業統括本部長兼 ブランドディレクター55160
川島祐二取締役 常務執行役員 総務人事部長兼 人財開発室担当59103
北村禎宏取締役65
森山義子取締役62
奥中信一常勤監査役64481
水光知宏常勤監査役65135
細川良造監査役48
山田奈央子監査役47
三谷英彰61
増田道則取締役 常務執行役員 経理部長51

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)47878421
社外取締役421215
監査役3161176

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容349字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、ヤマト インターナショナル株式会社(当社)及び連結子会社1社により構成され、繊維製品製造販売業及び不動産賃貸事業を行っております。当社グループの事業の内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 繊維製品製造販売業………当社はカジュアルウェア中心のアパレル企業として、カットソーニット、布帛シャツ、横編セーター、アウター、ボトム、その他小物雑貨等の製造・販売並びにこれらに関連した事業を営んでおります。 子会社、ヤマト ファッションサービス株式会社は、当社商品の仕入先からの入荷、得意先への出荷及び在庫の管理等の物流業務を受託しております。 不動産賃貸事業……………当社において自社物件を有効活用するため不動産賃貸事業を営んでおります。
経営方針・対処すべき課題3,094字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、改めて原点である顧客起点に立ち返り「ものを創り 人を創り お客様と共に心豊かな毎日を創る」という不変のミッションのもと、いつの時代でも どのような環境下でも、お客様の不満や問題を解決し 求められるものを提供し 最初に想起される真のブランド「シン・ブランド創り」を目指しております。 時代・市場・環境は常に変化し、企業はその変化を敏感に察知し、柔軟に対応し、その時々でベストなパフォーマンスをしていかなければ生き残っていくことができないと考えます。 今後当社が更なる成長を遂げるためには、時代に適合した戦略を実践していくことが不可欠であります。メーカー発アパレル企業として当社が取り組んできた安心安全で高品質な商品の提供は今後も継続してまいりますが、時代の流れとともに物づくり以外にも求められる価値は益々多様化しております。転換期を迎えた人々のライフスタイルや価値観が様変わりする中、いつの時代でもお客様に求められ続ける真のブランド創りを目指してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、株主資本の効率的運用及び収益性の追求の観点から、ROE(自己資本当期純利益率)を重要な経営指標ととらえ、その向上を目指して経営に取り組んでおります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、中長期的な経営戦略として中期ビジョン「Yamato 2026」を始動しております。 当社の基幹事業である「クロコダイル」は、「“大人のTPO”をスマートに演出するブランド」をコンセプトに、改めて原点である顧客起点に立ち返り、既顧客の満足度向上と活性化に繋がる商品の強みや付加価値を戦略的に構築してまいります。 潜在顧客の獲得に向けましては、クロコダイルグループにおける先進的な役割を担う2つの「ストラテジックライン」に注力してまいります。デザイン性トレンド性を最も重視したラインである「クロコダイル コード」は、スタイル/コーディネート提案を強化しております。もう一方の「スウィッチモーション クロコダイル」は、先進的なスポーツ業界が取り組んでいる工夫や進化といった要素を取り入れ、「もの創り」を最も重視したラインとなり、引き続き戦略的に提供価値の構築を目指してまいります。 更に商品、店舗、コミュニケーション等すべてにおいて一貫性を保ち提供することで、お客様のブランドに対する認知 認識を深め顧客を獲得し、事業の持続的な成長を目指してまいります。 「創造的な移動を続ける都市生活者のための機能服」をコンセプトに、オンラインショップをベースに展開する「CITERA(シテラ)」は、常に快適で洗練された時代に響くスタイルを創り出し、ブランドの顔となる商品開発等に引き続き注力することで更なる売上拡大を目指してまいります。また、米国発アウトドアファッションブランド「Penfield(ペンフィールド)」と、ハワイ発カジュアルサーフブランド「Lightning Bolt(ライトニングボルト)」はブランド認知度と価値向上に注力し、ライセンス事業の更なる拡大を目指してまいります。 今後も事業の更なる成長を図るとともに、株主の皆様への利益還元や資本効率の改善等による中長期的な株式価値の向上を目指してまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 来期の展望としましては、資源価格の高騰や円安を背景とした物価上昇による個人消費の落ち込みが引き続き懸念され、当社を取り巻く環境の先行き不透明感は継続するものと思われます。 このような状況の中、当社グループは、原点である顧客起点に立ち返り「ものを創り 人を創り お客様と共に心豊かな毎日を創る」という不変のミッションのもと、いつの時代でも どのような環境下でも、お客様の不満や問題を解決し 求められるものを提供し 最初に想起される真のブランド「シン・ブランド創り」を目指しております。 また、3年後のあるべき姿に向け始動した中期ビジョン「Yamato 2026」では、既顧客の活性化を大前提としながら、10年後を視野に次の世代の潜在顧客獲得に比重を置き、取組みを強化してまいります。そして①収益率を高める分野(GMS) ②売上を伸長させる分野(EC/CITERA) ③将来の成長基盤を確立する分野(直営)、引き続きこれら各分野の課題や指標を達成することで、企業価値・ブランド価値・提供価値 それぞれの「価値拡大」を目指してまいります。 ①収益率を高める分野(GMS)については、当社を取り巻く環境の急激な変化に対応するべく、戦略的な価格とそれを実現するための供給体制の構築を推し進めてまいります。価格帯に幅を持たせ、お客様がお求めやすく選びやすい商品構成を取り揃えることで、既顧客の活性化に加え、次の世代の潜在顧客の獲得にもつなげてまいります。また、供給体制も今の時代に合わせてアップデートし、「クロコダイル」らしい提供価値や品質を兼ね備えると同時に、原価率の維持改善やタイムリーな商品展開等に取り組みながら、戦略的な価格を実現してまいります。 潜在顧客の獲得を目指す「ストラテジックライン」である「クロコダイル コード」と「スウィッチモーション クロコダイル」は、全体の売上が苦戦した2025年8月期においても順調に成長しております。売場面積の拡張を目指し、事業規模と生産ロットを拡大させ調達コストの改善も図り、「粗利額と率」の伸長に努めてまいります。今後とも、クロコダイルグループ全体で既顧客の活性化による売上の底上げを図りながら、GMSの店舗あたりの収益率を高め、中長期的なブランド価値の拡大につなげてまいります。 ②売上を伸長させる分野(EC/CITERA)について、「クロコダイル」では、アプリの総会員数が100万人を超え116万人と、利用者が順調に拡大しております。2026年8月期はアプリを刷新し、実店舗とECサイトのポイントシステムの一元化を図り、会員機能の連携を強化いたします。オンラインとオフラインがよりシームレスにつながることで、両チャネルで購買いただけるお客様を増やし、加えてEC限定商品の拡充、タイムリーな商品供給に努めてまいります。 「クロコダイル」「CITERA」ともに会員獲得・付加価値の高い商品の開発・販売在庫の確保・コミュニケーションの一貫性を引き続き重視し、更なるEC事業の拡大を目指してまいります。 ③将来の成長基盤を確立する分野に位置付ける直営事業は、GMS事業に比べ売上に占めるレディスとストラテジックラインの構成比が高く、次の世代の潜在顧客の獲得に引き続き注力してまいります。また、戦略的な価格設定を行うことにより、直営事業の主戦場であるSC市場においても、競争力のある価格となり得ると考えております。成長著しいこれらの分野に注力することで、顧客層の若返りを推し進めてまいります。 そして10年後のあるべき姿として、次の世代の潜在顧客が当社のブランドを認知 認識し、私たち創り手の意図を理解し、詳細な特徴を語り他者へ共有できる、更にはお客様同士も共鳴できる状態。お客様も当社社員も誇れる真のブランドになっている姿を目指してまいります。
事業等のリスク3,033字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があるとして認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。記載内容のうち将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 (1)特定製品への依存によるリスク 当社グループが展開するブランドのうち基幹ブランドであります「クロコダイル」グループが、当連結会計年度において占める売上高構成比は、88.0%と非常に大きな比重となっております。当ブランドの売上動向によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)消費者の嗜好の変化等によるリスク 当社グループが取り扱う衣料品は、比較的ファッショントレンドの変化に左右されないアダルト層をターゲットにしたものやアウトドア分野の商品の比率が高くなっておりますが、景気変動の影響による個人消費の低迷や競合する同業他社の動向に加え、消費者の嗜好の変化によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)顧客の少子高齢化に伴うリスク 当社グループが展開するブランドには、売上高構成比は高くはありませんがファッション動向に敏感な年代をターゲットとしたものもあり、少子化によって購買層の減少が懸念されます。また、他の年代をターゲットとしたブランドに関しても高齢化によって、将来的には購買層の減少といった問題が発生する可能性があり、これらの問題によって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)新規開発事業によるリスク 当社グループでは、特定製品への依存回避及び企業価値を向上させるために、消費者ニーズや市場動向に対応した新規業態やブランドの開発に積極的に取り組んでおります。新規開発事業については、十分な市場調査を行っておりますが、市場環境の急激な変化によっては当初計画が達成されない場合もあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)天候等、自然災害によるリスク 当社グループが取り扱う衣料品等の売上高は、冷夏暖冬等の異常気象や、台風や地震等の自然災害によって減少することが考えられます。特に売上高比率の高い冬季の天候不順や異常気象は、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。 (6)新型コロナウイルス感染症及び新型インフルエンザ等の伝染病によるリスク 新型コロナウイルス感染症の拡大や、新型インフルエンザ等の伝染病が日本国内で流行した場合、店舗の営業時間の短縮や臨時休業の実施等、事業の一部中断や消費が減少する恐れがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)品質に関するリスク 当社グループが取り扱う衣料品の品質を維持することは、消費者からの信頼を得ると同時に、企業及びブランドイメージの維持につながることと認識しており、厳しい品質基準による管理を行っております。 このような管理体制にも関わらず、品質面での問題や製造物責任に関する事故が発生した場合には、企業及びブランドイメージの低下や損害賠償の請求等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)店舗出退店に関するリスク 当社グループが運営する直営店舗は賃借契約を締結することが基本であり、出店にあたり敷金・保証金を差し入れ、内・外装等の初期投資費用を掛けており、出店後も人件費及び家賃等が継続的に発生いたします。 そのため、政策により出店が増加すれば関連費用も比例して増加いたします。その際、賃貸人の倒産等によって敷金・保証金の全部または一部が回収できなくなる可能性があります。 なお、ショッピングセンターやGMS等へ出店している場合は、売上高如何または閉館等によってデベロッパーからの退店要請を受けることがあります。 また、新規出店に関しましては、ショッピングセンター等の出店計画が遅れるといった理由によって、会社の店舗政策が計画どおりに進まないこともあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)店頭販売員の増加に関するリスク 当社グループが運営する直営店を主とする小売・自主管理型売場が増加することにより、店頭販売員数も増加することとなり、人件費、採用関連費用等の費用負担が発生いたします。また、売場は全国で展開しており、地域によっては販売員を採用することが困難な場合や、顧客サービス向上のための教育が徹底されないこともあり、当社グループの企業イメージや業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)海外におけるリスク 当社グループは、仕入に関しては中国を中心としたアジア諸国からの輸入比率が高水準にあります。それに伴い、為替レートの変動、テロや戦争等の政情不安、天災、SARS等の伝染病といったリスクが発生する恐れがあり、その結果、原価の高騰並びに、工場操業や製品輸入が困難になるといったリスクが発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)知的財産権に関するリスク 当社グループでは国内外で商標権を所有し、管理・運営を行っておりますが、第三者による当社グループの権利侵害等により、企業またはブランドイメージの低下等の悪影響を受けることもあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)取引先に関するリスク 当社グループは、製造・卸・小売業として数多くの取引先を有しておりますが、取引先の信用度については、信用情報を検討し、常時取引先の経営状況を把握する体制を整えております。しかし予期せぬ経営破綻等により貸倒損失を計上する場合もあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、GMS・百貨店等の取引については、今後、取引条件等の変更内容によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13)個人情報に関するリスク 当社グループは、小売・自主管理型売場や通信販売等を通じて多くの個人情報を所有しており、これらの取り扱いについては管理体制を整備し細心の注意を払っておりますが、犯罪行為や管理面での問題により情報漏洩が発生した場合、社会的な信用問題や個人に対する賠償問題等が発生することがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14)法的規制に関するリスク 当社グループでは法令遵守の重要性を強く認識し、商品の販売、仕入れ、情報管理において、景品表示法、独占禁止法、下請法、個人情報保護法等の法律の遵守を徹底しております。 しかしながら、社内でのコンプライアンス意識の徹底にも関わらず、法律違反を起こし損害賠償等の問題が発生した場合、あるいは法改正された場合、その内容によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15)税制の改正に伴うリスク 当社グループの事業は主として衣料品を取り扱っており、税制の改正、例えば消費税等の引き上げ等が実施された場合、個人消費が低迷することも考えられ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,638字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概況は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、資源価格の高騰や円安を背景とする物価高、金利・賃金の上昇等にみられるとおり、インフレ社会が到来し時代の転換期を迎えております。更には、欧州・中東における地政学リスクの高まりや米国を中心とする経済政策の動向等、国際情勢や金融市場はますます複雑化し、先行き不透明な状況が続いております。 当アパレル・ファッション業界におきましては、所得環境の改善やインバウンド需要の拡大に支えられ、個人消費の持ち直しの動きが一部に見られました。その一方で、米やガソリン等をはじめとする物価上昇によるお客様の生活防衛意識の更なる高まりや、予想をはるかに上回る猛暑、長引く残暑等、気候変動による衣料品全般に対する購買動機とその機会の変容が懸念されます。 このような経営環境の中、当社グループは「ものを創り 人を創り お客様と共に心豊かな毎日を創る」という不変のミッションのもと、人々のライフスタイルや価値観が様変わりする中で、いつの時代でも どのような環境下でも、お客様の不満や問題を解決し 求められるものを提供し 最初に想起される真のブランド「シン・ブランド創り」を目指しております。 これらを背景に始動した中期ビジョン「Yamato 2026」では10年後を視野に、既顧客の活性化を大前提としながらも、次の世代の潜在顧客獲得に より比重を置いた戦略を実践してまいります。そして、10年後のあるべき姿として、次の世代のお客様が当社のブランドを認知認識し、私たち創り手の意図を理解し、詳細な特徴を語り他者へ共有できる、更にはお客様同士も共鳴できる状態。お客様も社員も誇れる真のブランドになっている姿を目指してまいります。 基幹事業である「クロコダイル」は、「“大人のTPO”をスマートに演出するブランド」をコンセプトに、改めて原点である顧客起点に立ち返り、既顧客の満足度向上と活性化に繋がる商品の強みや付加価値を戦略的に構築してまいります。 潜在顧客の獲得に向けましては、クロコダイルグループにおける先進的な役割を担う2つの「ストラテジックライン」に注力してまいります。デザイン性トレンド性を最も重視したラインである「クロコダイル コード」は、スタイル/コーディネート提案を強化しております。もう一方の「スウィッチモーション クロコダイル」は、先進的なスポーツ業界が取り組んでいる工夫や進化といった要素を取り入れ、「もの創り」を最も重視したラインとなり、引き続き戦略的に提供価値の構築を目指してまいります。 更に商品、店舗、コミュニケーション等すべてにおいて一貫性を保ち提供することで、お客様のブランドに対する認知認識を深め顧客を獲得し、事業の持続的な成長を目指してまいります。 「創造的な移動を続ける都市生活者のための機能服」をコンセプトに、オンラインショップをベースに展開する「CITERA(シテラ)」は、常に快適で洗練された時代に響くスタイルを創り出し、ブランドの顔となる商品開発等に引き続き注力することで更なる売上拡大を目指してまいります。また、米国発アウトドアファッションブランド「Penfield(ペンフィールド)」と、ハワイ発カジュアルサーフブランド「Lightning Bolt(ライトニングボルト)」は、ブランド認知度と価値向上に注力し、ライセンス事業の更なる拡大を目指してまいります。 一方、当社グループの物流業務を請け負う子会社ヤマト ファッションサービス株式会社では、EC事業の著しい成長に伴い小口配送の件数が年々増加しております。近年導入を進めてきた自動ソーター、自動製封函機、及びカメラ認証システムも活用し、物流業務の変化にも対応しております。今後も、積極的な投資による業務の自動化、省人化を推進することで、更なる生産性向上を図ってまいります。 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 (ア)財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、103億8百万円となり、前連結会計年度末と比べ6億7千2百万円減少いたしました。現金及び預金と有価証券を合わせた手元流動性資金は74億5千5百万円から10億7千5百万円減少し、63億8千万円となりました。 当連結会計年度末における固定資産は、129億9千2百万円となり、前連結会計年度末と比べ3千3百万円減少いたしました。主な要因は、投資有価証券が4千1百万円増加し、有形固定資産が6千3百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、総資産は233億1百万円となり、前連結会計年度末と比べ7億5百万円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は45億6千3百万円となり、前連結会計年度末と比べ8億5百万円減少いたしました。主な要因は、支払手形及び買掛金が1千5百万円増加し、電子記録債務が6億8千4百万円減少したこと等によるものであります。 当連結会計年度末における固定負債は14億2千3百万円となり、前連結会計年度末と比べ1億3千3百万円増加いたしました。主な要因は、長期借入金が2千7百万円、繰延税金負債が1億3千万円増加したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は59億8千6百万円となり、前連結会計年度末と比べ6億7千2百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は173億1千4百万円となり、前連結会計年度末と比べ3千3百万円減少いたしました。主な要因は、その他有価証券評価差額金が1億8千5百万円増加し、利益剰余金が1億8千5百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、自己資本比率は74.3%(前連結会計年度末は72.3%)となりました。 (イ)経営成績 当連結会計年度における経営成績は、売上高が194億4千4百万円(前年同期比8.0%減)となりました。利益面では、売上総利益率は56.4%(前年同期比0.3ポイント減)となり、販売費及び一般管理費は111億6千2百万円(前年同期比4.8%減)、営業損失は2億1百万円(前年同期は営業利益2億6千2百万円)、経常損失は6千2百万円(前年同期は経常利益3億8千5百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億4千3百万円(前年同期比59.4%減)となりました。 セグメントごとの売上高では、繊維製品製造販売業191億5千7百万円(前年同期比8.2%減)、不動産賃貸事業2億8千6百万円(前年同期比4.2%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により9億2百万円減少し、投資活動により3千8百万円減少し、財務活動により3億3千4百万円減少したことにより、前連結会計年度末と比べ12億7千5百万円減少し、当連結会計年度末には61億8千万円となりました。 なお、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は9億2百万円(前年同期は得られた資金10億3千7百万円)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益2億4千5百万円、投資有価証券売却益4億3千7百万円、棚卸資産の増加3億1千3百万円、仕入債務の減少6億6千8百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は3千8百万円(前年同期は使用した資金6千2百万円)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出4億6百万円、投資有価証券の取得による支出1億2千1百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入4億9千1百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は3億3千4百万円(前年同期は使用した資金5億3千4百万円)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入3億円、長期借入金の返済による支出2億6千1百万円、配当金の支払額3億2千8百万円等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 当連結会計年度は当社グループ内での生産は行っておりませんので、記載を省略しております。 (2)仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (アイテム別) セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 繊維製品製造販売業   カットソーニット   2,427,337   90.8 布帛シャツ   1,456,524   91.1 横編セーター   1,013,882   96.0 アウター   2,314,732   93.6 ボトム   1,044,594   98.7 小物・その他   424,756   94.2 計   8,681,827   93.2 不動産賃貸事業   -   - 合計   8,681,827   93.2 (顧客別) セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 繊維製品製造販売業   メンズ   4,625,385   93.4 レディス   4,048,168   92.9 その他   8,273   275.0 計   8,681,827   93.2 不動産賃貸事業   -   - 合計   8,681,827   93.2 (注)金額は、仕入価格によっております。 (3)受注実績 受注生産を行っていないため、記載を省略しております。 (4)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 ①セグメント販売実績 (アイテム別) セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 繊維製品製造販売業   カットソーニット   5,411,712   86.4 布帛シャツ   3,378,577   90.9 横編セーター   2,182,491   93.7 アウター   4,970,504   93.9 ボトム   2,177,456   97.0 小物・その他   1,037,101   101.6 計   19,157,843   91.8 不動産賃貸事業   286,678   104.2 合計   19,444,522   92.0 (顧客別) セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 繊維製品製造販売業   メンズ   9,765,197   90.2 レディス   9,242,254   93.2 その他   150,391   127.3 計   19,157,843   91.8 不動産賃貸事業   286,678   104.2 合計   19,444,522   92.0 ②ブランド別販売実績 区分   金額(千円)   構成比(%)   前年同期比(%) クロコダイル   17,107,353   88.0   88.8 その他   2,337,168   12.0   123.9 合計   19,444,522   100.0   92.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成は、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。これらの見積りは過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる方法により行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため実際の結果と異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ②当連結会計年度の財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 (ア)財政状態」をご参照ください。 ③当連結会計年度の経営成績の分析 (ア)売上高 当連結会計年度における売上高は、194億4千4百万円(前年同期比8.0%減)となりました。 基幹事業である「クロコダイル」グループにつきましても前年同期比8%の減収となり、既存店も全社ベースで前年同期比7%減となりました。 今期、上期は9月の記録的な猛暑に続き、予想をはるかに上回る10月の残暑などの影響も受け、苦戦を強いられました。下期は、猛暑残暑に対応するべく仕入計画を組み換えて臨みましたが、主要アイテム・主要品番の在庫が不足したことによる販売機会ロスに加え、主要取引先の構造改革の前倒しに伴い閉館数が増加し、売上にも大きく影響を及ぼしております。 Eコマースは、店頭と同様に最盛期に販売機会ロスが生じ前年比4%減となり、16年8月期より毎年2桁増の成長を続けてきた売上は一旦減速しておりますが、重要な指標であるクロコダイルの総会員数は100万人を超え116万人と、引き続きその利用者が順調に拡大しております。今後も会員拡大に注力するとともに、EC売上の伸長と 利益重視の運営を行ってまいります。 (イ)売上総利益率、販売費及び一般管理費、営業損益 当連結会計年度における売上総利益率は、56.4%(前年同期比0.3ポイント減)となりました。 プロパー期における粗利率は改善していますが、セール期において在庫の消化を図ったことにより 粗利率の低下を招いております。売るべき月・タイミングでタイムリーに十分な商品を店頭に揃え、プロパー期の売上拡大を図るとともに、セール期においては「粗利額と率」を意識した運営精度の向上に努めてまいります。 販売費及び一般管理費は、111億6千2百万円(前年同期比4.8%減)となりました。当社東京本社ビルの資産価値向上を目的とした補修工事や、当社が目指す「シン・ブランド創り」を実践するべく、積極的な投資を行っておりますが、総額は前年および計画内に収まっています。今後も将来に向けて、EC事業やDX推進のための投資を推し進めるとともに、業務の効率化と無駄の削減を徹底しながら、中長期的なブランド価値拡大を目指してまいります。 この結果、当連結会計年度における営業損失は、2億1百万円(前年同期は営業利益2億6千2百万円)となりました。 (ウ)税金等調整前当期純損益 当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は、2億4千5百万円(前年同期比38.7%減)となりました。 (エ)親会社株主に帰属する当期純損益 これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、1億4千3百万円(前年同期比59.4%減)となりました。 ④当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2021年8月期   2022年8月期   2023年8月期   2024年8月期   2025年8月期 自己資本比率(%)   75.9   74.8   74.7   72.3   74.3 時価ベースの自己資本比率(%)   31.9   26.0   25.8   28.7   35.8 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   0.8   0.7   2.1   0.7   - インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   158.6   220.2   67.0   129.5   - 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注1)いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 (注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 (注3)キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 (注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。 (注5)2025年8月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。 ⑤経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」をご参照ください。 ⑥資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金及び設備投資資金は、主として営業活動によるキャッシュ・フローである自己資金により充当し、必要に応じて金融機関からの借入を実施することを基本方針としております。 この方針に従い、当連結会計年度における運転資金及び設備投資資金については、自己資金により充当しました。 今後の資金需要のうち、主なものは、運転資金の他、店舗の出店及び改修などの設備投資資金等であります。これらの資金についても、基本方針に基づき、主に自己資金により充当する予定でありますが、必要に応じて金融機関からの借入を実施する等、負債と資本のバランスに配慮しつつ、必要な資金を調達してまいります。 ⑦経営方針、経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、株主資本の効率的運用及び収益性の追求の観点から、ROE(自己資本当期純利益率)を重要な経営指標ととらえ、その向上を目指して経営に取り組んでおります。 当連結会計年度におけるROEは、0.8%と前年同期比1.3ポイント減少しました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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