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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

東京ソワール

TOKYO SOIR CO.,LTD.8040 · Standard · 繊維製品

婦人フォーマルウェア製造販売の老舗で、百貨店を中心に冠婚葬祭向け衣料を提供。近年はライフスタイル事業も展開。

概要

東京ソワールは1969年設立の婦人フォーマルウェア専業メーカーである。1988年に東証二部上場後、黒のフォーマルウェアに特化して成長し、現在はフォーマル事業とライフスタイル事業(子会社キャナルジーン)を展開。2025年12月期の連結売上高は161億円、従業員235名。

フォーマル事業とライフスタイル事業の二本柱

東京ソワールグループは、婦人フォーマルウェアの製造販売を行う東京ソワールと、婦人服飾雑貨の販売を行う子会社キャナルジーンで構成される。2025年12月期の連結売上高161億円のうち、フォーマル事業が144億円、ライフスタイル事業が16億円を占める。フォーマル事業は百貨店や量販店への卸売と直営店での小売を併用し、ライフスタイル事業はECとリアル店舗を運営する。グループ全体の営業利益は2億円、純利益は2億円であり、自己資本比率は約75%と高い水準にある。

直営店とECが支える小売チャネル

フォーマル事業の小売チャネルは、直営店「フォルムフォルマ」「kuros’」、公式ECサイト「フォーマルメッセージ・ドットコム」で構成される。2025年12月期にはZOZOTOWNへの出店やニュウマン高輪でのポップアップ展開も行った。レンタル事業も拡大しており、2019年には東京ソワール レンタルドレス表参道店を出店。ライフスタイル事業では「CANAL JEAN」ブランドでECと店舗を運営し、2025年3月にルミネエスト新宿店を出店するなど、リアル店舗を増やしている。

海外ライセンスブランドと自社ブランドの併用

東京ソワールは、1985年に海外提携ブランド「カルヴェン フォーマル」を発表して以来、複数の海外ブランドのライセンスを取得してきた。現在の主なライセンスブランドは、2006年発表の「ランバン ノワール」、2008年発表の「ウンガロ・ソワ」、2012年発表の「ハロッズ」、2018年発表の「アクアスキュータム」である。自社ブランドとしては「tokyo soir」「kuros’」を持ち、2025年10月には新ブランド「TOKYO SOIR」を発表した。子会社キャナルジーンは自社ブランド「CANAL JEAN」を展開する。

安定的な財務基盤と成長目標

2025年12月期の連結総資産は139億円、負債34億円、純資産104億円であり、無借金経営に近い状態にある。過去10年の売上高は2014年の182億円をピークに減少傾向にあったが、2020年の102億円を底に回復し、2025年には161億円まで戻した。中期経営計画では2027年度に連結売上高180億円、営業利益5.4億円、売上高営業利益率3.0%を目標とする。株主還元では配当性向40%以上を掲げ、2025年12月期の配当は1株当たり20円(予想)である。

業界の中での役割は百貨店など小売チャネル向けにフォーマルウェアを企画・製造・卸売するメーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
161億円
営業利益
2億円
営業利益率
1.2%
純利益
2億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
フォーマル事業145億円90.1%1億円0.7%
ライフスタイル 事業16億円9.9%1億円6.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01フォーマルウェア(百貨店・量販店など)主力

婦人向けのフォーマルウェア(訪問着、スーツ、ドレスなど)を企画・製造し、全国の百貨店や量販店に卸売販売。一部は自社直営店やネットでも販売。冠婚葬祭などの儀礼需要に応える。

主な製品・サービス2
婦人フォーマルウェア
結婚式・披露宴・葬儀などの場にふさわしい礼装・喪服などを含む婦人服。
フォーマルアクセサリー
フォーマルウェアに合わせるバッグ、靴、ジュエリーなど。

02ライフスタイル(服飾雑貨)準主力

子会社のキャナルジーンが婦人服飾雑貨(バッグ、革小物、服飾小物など)を直営店舗とネットで販売。フォーマル事業とは異なる日常使いの商品を提供し、顧客層の拡大を図る。

主な製品・サービス1
婦人服飾雑貨
婦人向けのバッグ、財布、ストールなどのファッション雑貨。

製品と技術

黒のフォーマルウェアを核とする製品ライン

東京ソワールの主力製品は、冠婚葬祭向けの婦人フォーマルウェアである。創業以来「黒のフォーマルウェア」に特化し、喪服、留袖、訪問着、パーティードレスなどを扱う。製品は百貨店や量販店への卸売のほか、直営店「フォルムフォルマ」や公式ECサイトで販売される。2025年には新ブランド「TOKYO SOIR」を発表し、従来のフォーマルウェアに加え、リトルオケージョン向けのアイテムも展開している。

ランバン ノワールなど海外ライセンス品

同社は複数の海外ブランドとライセンス契約を結び、高級フォーマルウェアを展開している。2008年発表の「ウンガロ・ソワ」はパリのブランド、2012年発表の「ハロッズ」は英国の百貨店ブランド、2018年発表の「アクアスキュータム」は英国の老舗ブランドである。これらのライセンス品は百貨店を中心に販売され、東京ソワールのブランド力を高めている。また、2006年発表の「ランバン ノワール」はフランスの老舗ブランドとの協業で、黒を基調としたエレガントなデザインが特徴である。

レンタル事業とサステナビリティへの取り組み

東京ソワールは2019年からフォーマルドレスのレンタルサービスを開始した。表参道店を中心に、結婚式やパーティー用のドレスを貸し出す。レンタル事業は「所有から利用へ」という消費者の変化に対応するとともに、サステナブル経営の一環として位置づけられる。2025年12月期の有価証券報告書では、レンタル事業の拡大をサステナブル経営の実践項目に挙げている。また、リペアサービスも提供し、製品の長寿命化を図っている。

ライフスタイル事業「CANAL JEAN」の雑貨

子会社キャナルジーンが展開する「CANAL JEAN」は、婦人服飾雑貨を中心としたブランドである。バッグ、アクセサリー、小物類をECサイトとリアル店舗で販売する。2025年3月にはルミネエスト新宿店を出店し、実店舗での販売を強化している。SNSでの積極的な情報発信により、10代から30代の若い女性を中心に支持を集めており、グループの新たな収益源として成長している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

婦人服でニッチ、低収益

東京ソワールは婦人服・ユニフォームを手掛ける中堅繊維企業。売上高150億円程度で、同業のグンゼ(約1000億円)や片倉工業に比べ小規模。営業利益率1%台と低収益。顧客のニーズ変化や低価格競争にさらされ、差別化が急務。

強み

  • 婦人服・ユニフォームで特定顧客に深く根差す。
  • 長年の歴史で一定のブランド認知度を持つ。
  • ユニフォーム需要は比較的安定。
  • 低収益ながら赤字は回避できている。

課題

  • 営業利益率1%台と低く、抜本改革が必要。
  • グンゼ等大手との競争にさらされている。
  • 婦人服市場は縮小傾向、需要開拓が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字が東京ソワール

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13123サイボー88億円7.8倍
28107キムラタン85億円
3365A伊澤タオル78億円11.0倍
43204トーア紡コーポレーション45億円5.3倍
53583オーベクス42億円6.4倍
68040東京ソワール40億円110.0倍
73524日東製網39億円5.7倍
83202ダイトウボウ39億円42.2倍
93607クラウディアホールディングス34億円5.2倍
103577東海染工34億円14.9倍
118013ナイガイ30億円56.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

黒のフォーマルウェアに特化して成長した創業期

1969年1月、資本金200万円で株式会社東京ソワールが設立された。当初は東京都世田谷区に本社を置き、婦人服の製造販売を開始。設立から2年後の1971年4月、製品を「黒のフォーマルウェア」に特化する方針を打ち出し、これが後の成長の基盤となる。黒一色に絞ることで生産効率を高め、冠婚葬祭向けの需要を確実に捉えた。1978年には株式額面変更のため旧商号寿商事株式会社と合併し、企業体質を強化した。

全国展開と上場による経営基盤の確立

1973年1月の関西出張所開設を皮切りに、1976年九州、1977年中部、1978年札幌と営業所を相次いで設置し、全国販売網を構築した。1981年には川崎に商品センターを開設し物流機能を強化。1984年には東京都渋谷区に表参道店を開設し、専門店営業と企画部門を集約した。1986年には日本証券業協会に株式を店頭登録し、1988年8月には東京証券取引所市場第二部に上場を果たした。

海外ブランド導入とワールドとの提携

1985年、最初の海外提携ブランド「カルヴェン フォーマル」を発表した。2000年代に入るとライセンス契約を積極的に推進し、2006年には株式会社ワールドとの提携を発表、同年「ランバン ノワール」、2008年「ウンガロ・ソワ」、2012年「ハロッズ」と相次いで海外ブランドを投入した。これにより高級フォーマルウェアの品揃えを拡充し、百貨店での販売力を高めた。2013年にはワールドとのライセンス契約ブランド「INDIVI」も発表している。

EC販売と直営店の強化によるチャネル多様化

2007年5月、公式通販サイト「フォーマルメッセージ・ドットコム」を立ち上げ、インターネット販売に本格参入した。2010年8月にはフォーマルコンセプトショップ「フォルムフォルマ」の出店を開始し、直営店網を拡大。同年9月には初のアウトレット業態への常設出店も行った。2019年5月にはレンタルドレス専門店「東京ソワール レンタルドレス表参道店」を出店し、所有から利用へと顧客ニーズの変化に対応した。

不採算拠点の整理と経営体制の刷新

2015年11月の札幌営業所閉鎖を皮切りに、2019年九州営業所、2021年中部営業所を閉鎖し、営業所網を集約した。経営トップも交代が続き、2013年に村越眞二氏が社長に就任、2021年には小泉純一氏に交代した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行。本社も2022年8月に東京都中央区銀座へ移転し、象徴的な立地でブランド価値の向上を図った。

キャナルジーン子会社化でライフスタイル事業に参入

2024年4月、株式会社キャナルジーンを子会社化した。キャナルジーンは婦人服飾雑貨の販売を主力とし、ECサイトとリアル店舗で「CANAL JEAN」ブランドを展開する。これにより東京ソワールグループはフォーマルウェア以外の領域に初めて本格進出し、事業の二本柱を形成した。2025年10月にはグループ全体で新ブランド「TOKYO SOIR」を発表し、フォーマルとライフスタイルの融合を図っている。

年表38件を開く

1960年代

  • 1969年1月創業株式会社東京ソワールを資本金 200万円で、東京都世田谷区代田二丁目31番6号に設立。

1970年代

  • 1971年4月製品を「黒のフォーマルウェア」に特化し、その後の成長の基礎を築く。
  • 1973年1月尼崎市に関西出張所を開設。
  • 1976年12月福岡市に九州営業所を開設。
  • 1977年11月名古屋市に中部営業所を開設。
  • 1978年1月M&A株式額面変更のため株式会社東京ソワール(旧商号寿商事株式会社)と合併。
  • 1978年7月札幌市に札幌営業所を開設。
  • 1978年12月本社を東京都港区南青山一丁目1番1号に移転。

1980年代

  • 1981年6月川崎市に川崎商品センターを開設。
  • 1982年12月関西営業所を、自社ビル新築(大阪市)を機に、支店に昇格。
  • 1984年12月東京都渋谷区に表参道店を開設し、専門店営業・企画部門を集約。
  • 1985年1月海外提携ブランド「カルヴェン フォーマル」を発表。
  • 1986年8月社団法人日本証券業協会東京地区協会へ株式を店頭登録。
  • 1988年8月上場東京証券取引所市場第二部に上場。

1990年代

  • 1991年11月物流機能拡充のため川崎商品センターを増築。
  • 1992年1月表参道店を新築完成。

2000年代

  • 2002年5月代表取締役社長が草野絹子氏から盛口誠司氏に交代。
  • 2006年5月㈱ワールドとの提携。
  • 2006年12月海外提携ブランド「ランバン ノワール」を発表。
  • 2007年3月代表取締役社長が盛口誠司氏から萩原富雄氏に交代。
  • 2007年5月東京ソワール公式通販サイト フォーマルメッセージ・ドットコム立ち上げ。
  • 2007年8月自己株式の消却を実施。(消却前の発行済株式総数に対する割合 10.32%)
  • 2008年4月海外提携ブランド「ウンガロ・ソワ」を発表。

2010年代

  • 2010年8月フォーマルコンセプトショップ「フォルムフォルマ」出店開始。
  • 2010年9月初のアウトレット業態への常設出店。
  • 2012年8月海外提携ブランド「ハロッズ」を発表。
  • 2013年3月代表取締役社長が萩原富雄氏から村越眞二氏に交代。
  • 2013年8月㈱ワールドとのライセンス契約ブランド「INDIVI」を発表。
  • 2015年11月札幌営業所(札幌市中央区)を閉鎖。
  • 2018年2月㈱レナウンとのライセンス契約ブランド「アクアスキュータム」を発表。
  • 2019年1月九州営業所(福岡市博多区)を閉鎖。
  • 2019年5月「東京ソワール レンタルドレス表参道店」を新規出店。

2020年代

  • 2021年1月中部営業所(名古屋市東区)を閉鎖。
  • 2021年3月代表取締役社長が村越眞二氏から小泉純一氏に交代。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2022年8月本社を東京都中央区銀座七丁目16番12号(現在地)に移転。
  • 2024年4月M&A株式会社キャナルジーンを子会社化。
  • 2025年10月新ブランド「TOKYO SOIR」を発表。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年度まで180億円
  • 営業利益2027年度まで5億40百万円
  • 売上高営業利益率2027年度まで3.0%
  • ROE7.0%以上
  • 配当性向40%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    フォーマル事業の領域拡大

    冠婚葬祭に限らない人生の節目全てを「フォーマルライフ」と定義し、オリジナルアイテム拡充や新たなニーズ掘り起こし、ライフイベント情報発信とサービス開発を通じて価値提案を強化する。また、直営店出店やECサイト連携による顧客体験価値を向上させる。

  2. 02

    ライフスタイル事業の成長加速

    子会社を成長ドライバーに位置づけ、厳選した地域への出店、ECサイトリニューアル、リアルとECの統合によるシームレスな購入体験で顧客接点を強化。ブランド認知度向上とM&A・業務提携も推進する。

  3. 03

    事業基盤の整備

    コーポレートブランドの浸透(PR強化、マーケティング戦略)による企業価値向上、事業戦略に合った組織再編と人材育成・採用・リスキリング、サステナブル経営(レンタル事業拡大など)を推進する。

  4. 04

    効率化の追求

    資本コストや株価を意識した経営、基幹システム見直しとデータ分析基盤再構築、店舗運営のデジタル化により資産効率と業務運営の効率化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で235人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は555万円で、9期前と比べて+7.5%平均年齢は43.1歳、平均勤続年数は14.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月280
2017年12月246
2018年12月264
2019年12月51641.914.7272
2020年12月47142.615.5258
2021年12月44442.915.8248
2022年12月42642.714.7201
2023年12月58242.814.2211
2024年12月57142.314.024681
2025年12月55543.114.423585

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率39.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)44.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
川崎商品センター — 川崎市川崎区2,039百万円
フォーマル事業
池尻 — 東京都世田谷区763百万円
フォーマル事業
本社 — 東京都中央区59百万円
フォーマル事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社キャナルジーン
    神戸市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は161億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.5%、利益が+0.0%。

売上高
+2.5%
161億円
営業利益
+0.0%
2億円
純利益
-60.0%
2億円
営業利益率
1.2%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高162億円161億円
営業利益4億円2億円
純利益4億円2億円
1株あたり配当¥45¥45

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は80億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−7.0%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q45511.19
2023年2Q3412.90
2023年3Q3600.00
2023年4Q35−1
2024年1Q47510.65
2024年2Q33−1−3.0−1
2024年4Q77−2−2.61
2025年2Q8644.74
2025年4Q75−2−2.7−2
2026年2Q8022.52

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は177億円から161億円へ91%に減った。直近期の営業利益率は1.2%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月17774
2013年12月18153
2014年12月18231
2015年12月171−3−3
2016年12月1764−3
2017年12月1673−1
2018年12月16132
2019年12月150−3−2
2020年12月102−20−20
2021年12月118−93
2022年12月14245
2023年12月15068
株式会社キャナルジーンを子会社化。
2024年12月157231.35
2025年12月161231.22

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高161億円のうち、営業利益として残るのは2億円1.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金47.8%77億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金51.6%83億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.2%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
52.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.6pt
1.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.0pt
1.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.3pt
2.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが4億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は21億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月4−1−2317
2013年12月2−2−2015
2014年12月0−2−2−211
2015年12月−10−2−18
2016年12月4−1−239
2017年12月41−2511
2018年12月40−6410
2019年12月−7−712−148
2020年12月−28028−288
2021年12月730−293716
2022年12月163−111924
2023年12月−18−3728
2024年12月−1−5−3−619
2025年12月41−3521

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は139億円。このうち返さなくてよい自己資本が105億円で、自己資本比率は75.3%(業種中央値57.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1671135467.6
2013年12月1731185568.5
2014年12月1721185468.5
2015年12月1681135567.5
2016年12月1691086164.1
2017年12月1681095965.1
2018年12月1561015565.0
2019年12月162996361.0
2020年12月158758347.3
2021年12月141796255.8
2022年12月141855660.3
2023年12月147945363.6
2024年12月1431024171.1
2025年12月1391053475.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
21億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
23億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
42億円
在庫として抱えている分
負債合計
34億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
52
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率48社中9位あたり、逆に低いのはROE48社中39位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.3%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.2%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
75.3%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.5%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,048で、1年前と比べて+17.3%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥1,048+0.1%1ヶ月+2.4%1年+17.3%時価総額40億円
過去52週の値幅
安値¥908高値¥1,303

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)110.0倍
PER (会社予想)10.3倍
PBR0.34倍
配当利回り4.29%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER14.9倍は業界平均25.5倍を大きく下回り、PBR0.33倍は資産価値に比して著しく低い水準。配当利回り4.39%は平均2.13%を上回るが、ROE2.3%と低く、利益成長率も鈍いため、割安の背景には収益力の弱さがある。

指標この会社業種平均
PER (実績)110.0倍26.6倍
PER (予想)10.3倍
PBR0.34倍1.01倍
ROE2.3%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり45で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.29%。

年間配当
¥45
1株あたり
配当利回り
4.29%
いまの株価に対して
配当性向
78.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月30
2017年12月300.0
2018年12月300.063.0
2019年12月300.0
2022年12月5066.713.1
2023年12月30−40.012.9
2024年12月4550.028.6
2025年12月450.078.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥45

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ2,391人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.0%を占め、残る45.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他53.337.938.638.739.641.5
事業法人25.040.040.641.040.039.0
金融機関17.417.316.815.015.116.1
自己株式11.611.010.610.19.79.3
証券会社2.31.82.34.13.71.7
外国法人2.13.01.61.21.61.7
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01フリージア・マクロス株式会社16.97
02田村駒株式会社4.67
03株式会社みなと銀行4.28
04株式会社三菱UFJ銀行4.25
05帝人フロンティア株式会社4.17
06東京ソワール取引先持株会3.19
07株式会社みずほ銀行2.95
08旭化成株式会社2.07
09住友生命保険相互会社1.83
10株式会社三井住友銀行1.41

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+205%、1株純資産は14期で+392%。直近期のROEは2.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月226163.79.844.5
2013年12月166442.516.364.0
2014年12月76431.135.3122.8
2015年12月−16618−2.5
2016年12月−16590−2.6
2017年12月−192,971−0.7
2018年12月483,0421.616.763.0
2019年12月−582,960−1.9
2020年12月−5912,222−22.8
2021年12月892,3253.9
2022年12月1532,4906.35.313.1
2023年12月2332,7308.93.512.9
2024年12月1452,9534.95.428.6
2025年12月693,0322.315.078.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額140百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小泉純一代表取締役社長6236,900
小林義和取締役常務執行役員 管理本部長6118,600
大島和俊取締役上席執行役員 経営企画本部長6621,600
齊藤兼文取締役上席執行役員 事業本部長6115,700
牧武彦取締役733,000
山田倫司取締役 常勤監査等委員635,900
野村浩子取締役 監査等委員645,200
岡本雅弘取締役 監査等委員644,600
瀧村竜介取締役 監査等委員684,600

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)49221010526
社外取締役316165
取締役(社内)1141414
社外取締役1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容334字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社(㈱キャナルジーン)の2社で構成されており、フォーマル事業とライ フスタイル事業の2つの事業活動を展開しております。 当社グループの事業の内容及び事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 (フォーマル事業) 当社は、婦人フォーマルウェアの製造、販売並びにこれに附随するアクセサリー類の販売を主要な業務としております。製品は主に全国の百貨店及び量販店等に卸売販売をしており、一部はネット販売も含めた直営店舗で直接販売をしております。 (ライフスタイル事業) ㈱キャナルジーンは、婦人服飾雑貨の販売を主要な業務としており、ネット販売も含めた直営店舗で直接販売をしております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,435字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、経営理念(Mission、Vision、Value)を以下の通り制定しております。 MISSION:社会的使命 大切な想いの、すぐそばに。 大切な人を想う。東京ソワールは、そんな大切な想いのすぐそばで、本質にこだわった価値を提供し、一人ひとりの想いが調和した社会を実現します。 VISION:目指す姿 人を想う気持ちに寄り添い、“生きる”をもっと、美しく。 人生の節目と日々の暮らしにおける「人を想う気持ち」に寄り添うことで、誰もが周囲との調和を大切にしながら、自分らしく凛と美しく生きられる世の中へ。それが、東京ソワールが考えるウェルビーイングです。 私たちは、これまでもこれからも「人を想う気持ち」を大切にしながら、生活者、従業員、取引先、株主、そして社会や地球環境のウェルビーイングの実現に貢献し続けます。 VALUE:大切にする価値観 本質へのこだわり/文化を創り上げた誇り/すべてに真摯な姿勢/ともに創るチーム力/新しいことへの挑戦 そして、当社は経営方針として、以下の3点を定めております。 ① 事業領域の拡大 ② 事業基盤の整備 ③ 効率化の追求 (2) 経営環境 今後の見通しにつきましては、雇用・所得の改善が進む中、景気は緩やかに回復していくことが期待されます。一方で、原材料やエネルギー価格の上昇、物価や人件費の上昇によるコスト面での影響に加え、衣料品に対する消費者の節約志向や低価格志向が想定されるなど、先行き不透明な状況が続くことが想定されます。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2027年を最終年度とする中期経営計画において、フォーマル、ライフスタイルの両事業を通じて、「ウェルビーイングな商品・購入体験の拡充」の実現に向けて、当社グループを取り巻く事業環境から、3つの課題として、「①事業領域の拡大」、「②事業基盤の整備」、「③効率化の追求」に取り組んでおります。 中間年度となる2026年度は、「成長加速フェーズ」と捉え、フォーマル事業では、ルールやマナーなどの情報やサービスを含む「フォーマルライフ」マーケットへの価値提供を通じて顧客体験を高め、安定的な収益を生み出す基盤へと進化させてまいります。 ライフスタイル事業では、株式会社キャナルジーンを成長ドライバーと位置づけ、収益性の向上と規模の拡充を進めてまいります。今後も、M&Aや業務提携を通じた外部知見の取り込みを柔軟に活用し、成長に向けた戦略の幅を広げてまいります。 ① 事業領域の拡大 (A)フォーマル事業においては、冠婚葬祭に限らない、人生の節目となる全てのライフイベントをフォーマルライフと定義し、フォーマルライフのリーディングカンパニーを目指していきます。 ・狙うべきマーケットの拡張(フォーマルライフマーケットでの価値提案) フォーマルの枠を超えたオリジナルアイテムの展開拡充を行います。 リトルオケージョン(ちょっとしたハレの日)の訴求による新たなニーズを掘り起こします。 ライフイベントに関する情報発信やサービスの開発を行います。 ・顧客体験価値の向上 直営店の出店による顧客接点の強化を図ります。 オフィシャルECサイトのサービス拡充による直営店との連携を図り、シームレスな購入体験やサービスを実現いたします。 レンタルサービスやリペアサービス等の販売以外のサービスも提供可能な環境を作ります。 (B)ライフスタイル事業においては、顧客接点の強化・新規顧客の獲得に向けて、新規出店及びサービスの拡充に取り組んでまいります。 ・顧客接点の強化 厳選した地域への出店による顧客接点の強化を行います。 オフィシャルECサイトのリニューアルによる顧客満足度の向上を図ります。 リアル店舗とオフィシャルECサイトとの統合によるシームレスな購入体験を実現いたします。 ・ブランド認知度の向上 ブランドアイデンティティの発信を行います。 デジタルマーケティングやイベントを活用いたします。 ・M&A、業務提携の推進 ② 事業基盤の整備 ・コーポレートブランドの浸透(アウターブランディング) PR強化による企業価値の向上を図ります。 マーケティング戦略の推進による認知拡大と新たな顧客基盤を構築いたします。 ・組織再編と人材戦略の推進 事業戦略の達成に向けた機能別組織を組成いたします。 専門的スキルを持つ人材の育成と採用、社員のリスキリングを行います。 ・サステナブル経営の実践 持続可能な社会の発展に貢献する取組みを推進いたします。 レンタル事業の拡大を行います。 ③ 効率化の追求 ・資産効率の改善 資本コストや株価を意識した経営を実践してまいります。 ・業務運営の効率化 基幹システムの見直しとデータ分析基盤を再構築いたします。 店舗運営のデジタル化を推進いたします。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、営業利益率とし、2027年度を最終年度とする中期経営計画において、連結売上高180億円、連結営業利益5億40百万円、売上高営業利益率3.0%を目標としております。 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けては、成長戦略の遂行による事業成長と企業価値の向上に加えて、ステークホルダーとの関係性を強化し、PBRの向上を目指します。 成長性と収益性の両立によりROE7.0%以上を目標とし、IR活動では成長戦略の発信を強化することでPERの向上に努め、株主還元においては配当性向40%以上とし、株主優待の更なる拡充を図ってまいります。
事業等のリスク2,325字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 景気変動に伴う取引先動向による影響 当社グループは、フォーマルウェアの製造・販売並びにこれに付随するアクセサリー類を販売する「フォーマル事業」と、ウィメンズウェアやファッショングッズ、ライフスタイルグッズなどを販売する「ライフスタイル事業」を展開しております。 当社グループの主要なセグメントであるフォーマル事業の売上高の多くは、百貨店及び量販店への売上によるものであります。近年は百貨店及び量販店の売上高が減少傾向となり、不採算店舗の撤退を行っていましたが、これは、当社グループ商品の売場の減少につながり、売上高に影響を与えることとなります。また、大型小売店の経営統合の増加など取引先の交渉力強化に伴う、納入掛率等、取引条件の悪化、取引先物流機能の再編に伴う当社グループの物流コスト負担、また当社グループとの取引継続を一方的に解除された場合などは、当社グループの業績等に悪影響を与える可能性があります。 対応策として、直営店「フォルムフォルマ」の個店売上の拡大及び出店やEC事業の強化等の小売事業の売上構成比の向上に取り組んでおります。また、ライフスタイル事業の強化により事業領域を拡げることで、収益の拡大を図ります。 (2) ブランドのサブライセンス契約 有力ブランドとのサブライセンス契約において、契約期間の満了に伴い契約の継続を一方的に打ち切られた場合は、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。 (3) 海外生産に関するリスク 現在、当社グループは製品の一部を自社または商社を通してベトナム及び中国などで生産しておりますが、為替相場の変動、予期せぬ法律や規制の変更、縫製工賃や原材料価格の上昇、不測の疾病等による技術指導や輸入への影響などのリスクが発生する可能性があります。 対応策として、ASEAN諸国での生産国の分散や一定量を国内で生産する等の取り組みを行っております。 (4) 商品の品質に関するリスク 当社グループのフォーマル事業においては、様々な検査を受け、厳しい基準に合格した高い品質の商品をお届けしております。QTEC[一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター]からは検品技術者の認定を受け、またSIFマーク使用の認定も受け、技術力に裏付けされた品質維持には特に配慮しております。しかしながら製造物責任に関する事故が発生した場合には、企業イメージのダウンなどで、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、原材料・商品仕入に関しても各基準に合格したものを使用し、店頭に陳列する段階で当社グループ販売員による商品確認を行っております。 (5) 新規事業開発に関するリスク 当社グループは、今後の新たな収益構成の構築が重要な課題と認識して、新規事業の開発に取り組んでおります。新分野への出店等にあたっては、市場調査等を行ってはおりますが、市況の変化などによっては当初計画が達成できず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、事業計画の立案と遂行及び定期的な進捗モニタリングを行っております。 (6) 天候不順の影響 当社グループの業績は、従来、季節の天候不順による影響は寡少でありましたが、最近の大規模な気候変動による天候不順や予測不能な気象状況によって、売上機会を逸するおそれがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 地震など自然災害の影響 当社グループの物流拠点である商品センターは神奈川県川崎市にあり、大規模な自然災害により当施設が損傷した場合、事業活動が中断するなど、経営に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、直接の影響がない場合でも、流通網の混乱の状況によっては重大な悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、一部商品の物流機能を外部倉庫に委託するなど物流拠点の分散を行っております。 (8) 情報セキュリティ 当社グループは、個人情報の取扱いについて情報管理責任者を選任し、社内規程に基づく運用管理をしておりますが、不測の事故による情報流出が発生した場合は、当社グループの社会的信用の低下や損害賠償など費用負担を招くおそれがあるため、業績に影響を及ぼす可能性があります。 対応策として、ファイアウォールの構築やウイルス対策ソフトの導入を行うとともに、社員向けにセキュリティリテラシー向上のための注意喚起を随時行っております。 (9) 財務制限条項に関するリスク 当社は、取引銀行4行との間で、賃貸マンションの建設費用として8億円のタームローン契約を結んでおります。これらには純資産の減少や経常損失の計上等に関する財務制限条項が付されております。これに抵触することとなり借入金の返済を求められた場合には、当社グループの財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 感染症の影響 新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、当社グループの業績に重大な影響を及ぼしました。同感染症は5類感染症へ移行しましたが、新種の感染症が再び猛威を振るうような事態が発生し、市場の停滞等が起きた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼすこととなります。
経営成績の分析 (MD&A)4,423字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財務状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度における日本経済は、雇用・所得環境の改善が進む中で、景気は緩やかな回復基調にありますが、不安定な海外情勢の長期化や資源価格の高止まりなどもあり、先行き不透明な状況が続いております。 当アパレル業界におきましては、賃上げによる個人消費の緩やかな回復傾向が一部でみられるものの、原材料及びエネルギー価格の高騰、度重なる物価上昇に加え、記録的な猛暑やその影響による秋冬商戦の停滞など、厳しい環境にあります。消費者の購買行動においても、節約志向や低価格志向が強まっており、今後の事業環境への影響が依然として懸念されます。 このような経営環境の中、当社は、当連結会計年度を初年度とする中期経営計画に基づき、フォーマルとライフスタイルの両事業を通じて、「ウェルビーイングな商品・購入体験の拡充」の実現に向けて、「事業領域の拡大」、「事業基盤の整備」、「効率化の追求」に取り組んでおります。フォーマル事業においては、冠婚葬祭に限らない、人生の節目となる全てのライフイベントを“フォーマルライフ”と定義し、フォーマルライフのリーディングカンパニーを目指しており、ライフスタイル事業においては、顧客接点の拡大と新規顧客の獲得に向けて、新規出店及びサービスの拡充に注力いたしました。 その結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は161億12百万円(前年同期比2.6%増)、営業利益は1億73百万円(同28.5%減)、経常利益は2億95百万円(同15.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2億36百万円(同52.7%減)となりました。 セグメント別の経営成績の概要は次のとおりです。 <フォーマル事業> 卸売事業におきましては、店舗閉鎖や売場縮小などが続くなか、「tokyo soir ショップ」をはじめとして、新たなお客様の開拓とフォーマルライフマーケットの拡張に向けて、従来とは異なるカテゴリーの商品提案と魅力的な売場づくりやサービスの提供を行っております。あわせて、取引条件交渉や不採算店舗からの撤退、在庫回転率の向上など、事業運営の効率化に継続的に推進しております。 小売事業におきましては、直営店「フォルムフォルマ」では、オリジナル商品やコラボ商品の提案を通じ、お客様の想いに寄り添うショップを目指しており、新たなお客様との接点を拡大すべく、新規出店を進めております。Eコマース販売では、オフィシャルサイトにおけるマーケティングツールの活用や広告運用の最適化により、堅調に売上を伸ばしております。また、Eコマース限定のオリジナルブランドやコラボ企画を展開することで、新たな顧客層の取り込みに注力いたしました。「kuros’」では、各種プロモーションによる認知度向上に加え、リアル店舗での体験価値の提供とECサイトのサービスを拡充することで売上の拡大を進めており、「ZOZOTOWN」への出店や、「ニュウマン高輪」でのPOP-UPショップを展開いたしました。 レンタル事業は、マーケティング施策の強化やECサイトの改修によるサービス拡充が奏功し、売上を堅調に伸ばしており、更なる拡大に向けて新規出店への交渉を進めております。 このような結果、売上高は144億87百万円(前年同期比3.5%減)、営業利益は92百万円(同65.5%減)となりました。 <ライフスタイル事業> 「CANAL JEAN」を展開する株式会社キャナルジーンにおきましては、レディースファッションを中心に、ECサイト及びリアル店舗を運営しており、SNSでの積極的な発信によって幅広い世代からの支持を得ております。 気候変動や消費動向を早期に見極めた商品展開に注力することで機会損失を抑制したほか、EC店舗では販促施策を継続的に実施したこともあり、ECサイト及びリアル店舗共に堅調に推移いたしました。加えて、3月に出店したルミネエスト新宿店も順調に立ち上がっており、更なる事業拡大を進めてまいります。 このような結果、売上高は16億25百万円、営業利益は81百万円となりました。 (2) 財政状態 当社グループの当連結会計年度末における総資産は139億34百万円となり、前連結会計年度末に比べて3億66百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金の増加1億96百万円や投資有価証券の増加1億10百万円があったものの、商品及び製品の減少2億47百万円や売掛金の減少1億29百万円によるものであります。負債は34億45百万円となり、前連結会計年度末に比べて6億92百万円減少いたしました。これは主に、繰延税金負債の増加1億11百万円があったものの、支払手形及び買掛金の減少2億70百万円や退職給付に係る負債の減少2億5百万円によるものであります。純資産は104億88百万円となり、前連結会計年度末に比べて3億25百万円増加いたしました。これは主に、その他有価証券評価差額金の増加1億20百万円や退職給付に係る調整累計額の増加1億10百万円によるものであります。 (3) キャッシュ・フロー 当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて1億96百万円増加し、20億58百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は4億30百万円(前年同期は68百万円の支出)となりました。これは主に、仕入債務の減少3億93百万円や法人税等の支払額1億1百万円があったものの、税金等調整前当期純利益3億42百万円や棚卸資産の減少3億8百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は62百万円(前年同期は5億35百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出87百万円や投資有価証券の取得による支出27百万円があったものの、投資有価証券の売却による収入1億83百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は2億96百万円(前年同期は2億94百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払1億55百万円やリース債務の返済による支出95百万円によるものであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主として営業活動によるキャッシュ・フローである自己資金より充当し、必要に応じて金融機関から借入れを実施することにより、必要な資金を調達しております。 (4) 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 品目   生産高(千円)   前年同期比(%) フォーマル事業   2,564,980   △9.1 合計   2,564,980   △9.1 (注) 金額は製造原価であります。 ② 商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 品目    仕入高(千円)   前年同期比(%) フォーマル事業   1,118,479   8.7 合計   1,118,479   8.7 (注) 金額は仕入価額であります。 ③ 製品仕入実績 当連結会計年度における製品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 品目    仕入高(千円)   前年同期比(%) フォーマル事業   3,001,346   △8.5 ライフスタイル事業   735,629   122.3 合計   3,736,975   3.4 (注) 金額は仕入価額であります。 ④ 受注実績 当社グループは、原則として受注生産ではなく見込生産を行っております。 ⑤ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 品目    販売高(千円)   前年同期比(%) フォーマル事業   14,487,298   △3.5 ライフスタイル事業   1,625,181   134.1 合計   16,112,480   2.6 (注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) イオンリテール㈱   2,489,363   15.9   2,482,154   15.4 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況  1 連結財務諸表等  (1) 連結財務諸表  注記事項  (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (6) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2025年2月に開示いたしました「2025~2027年度中期経営計画」において、最終年度の2027年度は売上高180億円、営業利益5億4千万円、売上高営業利益率3.0%以上の達成を数値目標として掲げております。 当連結会計年度は、売上高161億12百万円、営業利益1億73百万円、売上高営業利益率1.1%となりました。株式会社キャナルジーンの連結対象化の寄与により増収となった一方で、フォーマル事業における販管費比率の上昇から減益となりました。また、棚卸資産回転率3.40回転、売上総利益率52.3%、販管費比率51.3%となりました。棚卸資産回転率は需要変動に対応した生産コントロールや、店舗ごとの適正在庫管理を徹底することにより、向上いたしました。売上総利益率はプロパー販売の強化による値引抑制の推進や、粗利益率の高いEC・直営店の売上構成比が高まったことにより、上昇いたしました。販管費比率は費用対効果を見極めた経費管理に努めましたが、フォーマル事業の売上が伸び悩んだ影響により上昇いたしました。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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