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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

キムラタン

KIMURATAN CORPORATION8107 · Standard · 繊維製品

ベビー・子供服のアパレル企業。ネット通販を中心に展開しつつ、不動産賃貸やウェアラブルIoTによる園児見守り事業にも進出。

概要

キムラタンは、1925年に神戸で創業した繊維製品企業である。かつて子供服ブランド「ラブトキシック」で知られたが、近年は業績低迷が続き、2022年に不動産事業への本格転換を決断した。連結従業員34名、2026年3月期の売上高は25億円。現在は不動産賃貸・再販を軸に、アパレル事業と園児見守りウェアラブル事業を併営する。

不動産事業が売上の87%を占める転換

キムラタンの主力事業は不動産である。2026年3月期の不動産事業売上高は22億円で、全社売上高25億円の87%を占める。同事業は、賃貸事業、再販事業、不動産特定共同事業、マッチング事業の4つの収益モデルで構成される。特に再販事業は、子会社イストグループが手掛ける中古物件のリノベーション販売が強みで、2024年の子会社化以降大きく伸長した。また、2025年4月には不動産特定共同事業の許可を持つSwanStyleを子会社化し、個人投資家向け小口不動産投資スキームを導入した。物件ポートフォリオの最適化とスピーディーな意思決定により、中長期的な利益成長を目指す。

アパレル事業は縮小の中で構造改革を継続

アパレル事業はキムラタンの原点だが、売上高は減少傾向にある。2026年3月期の売上高は2億93百万円で、前年比18.0%減。前期の店舗閉鎖に加え、既存店売上高が14.7%減、ネット通販が16.3%減と低迷した。セグメント損失は1億23百万円と赤字幅が拡大した。円安による原価率悪化や在庫処分による粗利率低下が響いた。これに対し、ブランドの絞り込みや店舗数縮小によるスリム化を進め、「キムラタンらしさ」を追求したニッチ層向け差別化戦略に転換。SNSを活用したデジタルマーケティングでブランド認知の再拡大を図る。

ウェアラブル事業で保育現場にIoTを導入

ウェアラブル事業は、園児見守りサービス「cocolin」を核とする。保育施設での午睡見守りや体調変化チェックをウェアラブルIoT技術で実現し、安全・安心を提供する。導入施設数は2026年3月期に135園から173園へ増加した。また、ミツフジ株式会社との資本・業務提携により、高齢者向け熱中症対策デバイス「hamon band S」の販売を開始。高齢者の室内熱中症リスク軽減をテーマに、新たな市場を開拓する。2026年3月期の同事業売上高は38百万円と前年比32.4%増だが、先行費用のためセグメント損失は4百万円となった。

9社の子会社で構成されるグループ体制

キムラタングループは、当社と9社の連結子会社で構成される。不動産事業の中核は、キムラタンエステート、キムラタンプロパティ、イストグループ(イスト、ライブ、コネクト)、有限会社九建機材、SwanStyle。イストグループはリノベーションによる中古物件再販を強みとし、SwanStyleは不動産特定共同事業を営む。アパレル事業の店舗運営はキムラタンリテールが担当。ウェアラブル事業はキムラタンフロンティアが担う。また、2024年9月には株式会社メディカグループより「HOUSEリサーチ」事業を譲受し、中古住宅マッチングプラットフォームを運営する。

業界の中での役割はアパレル市場への製品供給、不動産賃貸、保育施設向けIoTソリューションの提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
25億円
営業利益
1億円
営業利益率
4.0%
純利益
-1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
不動産事業22億円88.0%2億円9.1%
アパレル事業3億円12.0%-1億円-33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01アパレル主力

ベビー・子供服や衣料雑貨を自社企画・設計し、国内ではネット通販による直接販売を中心に展開。一部百貨店でのインショップ運営も行う。高付加価値で品質にこだわった製品を提供。

独自性のある高付加価値製品

主な製品・サービス2
ベビー・子供服
自社企画によるオリジナルデザインのベビー・子供服。
衣料雑貨
子供向けの小物や雑貨類。

02不動産準主力

子会社を通じて不動産賃貸業を展開。特にイストグループでは、リノベーションにより付加価値を高めた中古物件の販売(再販事業)に注力。2025年からは不動産特定共同事業にも参入。

リノベーションによる付加価値向上を強みとする

主な製品・サービス2
不動産賃貸
オフィスや店舗、住宅などの賃貸物件を提供。
再販事業
リノベーションした中古物件を販売。

03ウェアラブル副次

ウェアラブルIoT技術を用いた園児見守りソリューションを全国の保育施設に提供。午睡の見守りや体調変化チェックなどのサービスで、安心・安全と保育の質向上に貢献。熱中症対策商品も販売。

主要顧客保育施設

主な製品・サービス2
園児見守りソリューション
ウェアラブル端末を使い、園児の心拍数や体動をモニタリングし、異常を通知するシステム。
熱中症対策商品
ウェアラブル技術を応用した熱中症リスクを検知する商品。

製品と技術

園児見守りサービス「cocolin」と熱中症対策デバイス

ウェアラブル事業の主力製品は園児見守りサービス「cocolin」である。保育施設内で園児にセンサーを装着させ、午睡中の呼吸や体調変化をリアルタイムでモニタリングする。事故防止と保育の質向上に貢献する。2026年3月期の導入施設数は173園に増加した。また、2025年3月にミツフジ株式会社と資本・業務提携を結び、同社が開発した熱中症対策デバイス「hamon band S」の販売を開始。高齢者向け室内見守り分野への事業拡大を目指す。両製品ともウェアラブルIoT技術を共通基盤としている。

リノベーション再販と小口不動産投資の仕組み

不動産事業の再販事業では、子会社イストグループが中古物件を買い取り、リノベーションによって付加価値を高めて再販売する。空き家問題の解決と地域活性化を両立するビジネスモデルである。また、SwanStyleを通じて不動産特定共同事業を展開。再生物件を小口化・証券化し、個人投資家に提供する。これにより、ESG視点の再生型資産運用という新たな投資価値を創出する。さらに、マッチングプラットフォーム「HOUSEリサーチ」で、移住希望者と地元工務店のマッチングも手掛ける。

自社企画の子供服とインショップ販売

アパレル事業では、ベビー・子供服および衣料雑貨の自社企画・設計を行い、高付加価値で品質にこだわった製品を提供する。販売チャネルは、自社運営のネット通販が主体で、一部百貨店でのインショップ(自社ブランドコーナーで自社販売員が接客)も運営する。店舗運営は連結子会社キムラタンリテールに委託。ブランドとしては「ラブトキシック」などが知られたが、現在はターゲット層を絞り込んだ差別化戦略を採用し、ブランド価値の再構築を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • アパレル独自性のある高付加価値製品
  • 不動産リノベーションによる付加価値向上を強みとする

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

子供服専門で小規模、課題山積

キムラタンは子供服専門のアパレル企業で、売上高は約18億円(2025年3月期)と業界内で極めて小規模。同業のグンゼ(約1,400億円)やユニチカ(約800億円)と比べると差は歴然であり、事業規模やブランド力で大きく劣る。過去には大型店舗展開で失敗し、現在はECや卸中心に事業を再構築中。繊維業界は総合繊維メーカーが競合する中、ニッチ分野ではあるが、低収益体質からの脱却が急務。

強み

  • 0~12歳向けに特化しており、比較的競合が少ないニッチ市場を開拓している。
  • 既存店舗を縮小し、ECチャネルへのシフトにより低コスト運営に成功している。
  • 過去の失敗から学び、限られたリソースでブランド価値の再構築を進めている。
  • 収益改善により営業利益率5.56%と黒字転換に成功、債務超過脱却への道筋が立った。

課題

  • 売上高18億円は大企業の一部門未満であり、資金力や人材面で競合に劣る。
  • 営業利益率4%と低く、さらなるコスト削減や売上拡大が必要。
  • 具体的な成長戦略や差別化要因が乏しく、市場シェア拡大の道筋が見えにくい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字がキムラタン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13109シキボウ137億円14.2倍
2325ATENTIAL133億円33.0倍
38127ヤマトインターナショナル115億円75.8倍
43571ソトー100億円17.9倍
53123サイボー88億円7.8倍
68107キムラタン85億円
7365A伊澤タオル78億円11.0倍
83204トーア紡コーポレーション45億円5.3倍
93583オーベクス42億円6.4倍
108040東京ソワール40億円110.0倍
113524日東製網39億円5.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 51件

ベビー衣料品の製造販売から始まった1925年

キムラタンの歴史は、創業者木村坦が神戸市で「木村坦商店」を開業した1925年に始まる。当初はベビー衣料品の製造販売を手掛けた。1948年には株式会社木村坦商店を設立。1964年に木村坦株式会社を新設し、旧会社の業務を継承した。この年、横浜支店と名古屋営業所も開設し、全国展開の基盤を築いた。その後も札幌、東京、仙台、福岡など各地に支店網を拡大。1973年には商号を株式会社キムラタンに変更した。

大阪証券取引所上場と支店網の拡充(1970年代)

1974年8月、キムラタンは大阪証券取引所市場第2部に株式を上場。同年7月には神戸本社3号館を建設するなど、事業拡大を進めた。1976年には広島支店、1977年には名古屋第2支店を開設。1984年7月には市場第1部に指定替えとなり、株式の流動性が高まった。この時期、全国主要都市に支店を配置し、販売網の拡充に注力した。1990年代に入ると、須磨流通センターや横浜物流倉庫を建設し、物流機能の強化も図った。

支店統廃合と物流再編で効率化を進めた1990年代

1990年代、キムラタンは収益環境の変化に対応し、支店の統廃合を進めた。1994年に札幌支店を閉鎖し北海道の営業を東京支店に統合。1995年には広島・福岡両支店を閉鎖し中国・四国・九州地区を本社直轄に変更。1996年には仙台支店を閉鎖し東北地区も東京支店に統合した。同時に、1999年には須磨流通センターと横浜物流倉庫を閉鎖し、物流機能を本社営業部ビルに一本化。効率的な組織体制への転換を図った。

IT事業に進出したが短期で撤退した2000年代

2004年1月、キムラタンは新たにIT関連事業に参入するためE&E事業部を設立。2005年には中国天津に利覇来科(天津)電子有限公司を設立し、オプト株式会社の株式62.5%を取得して子会社化した。2007年には子会社ママメディアを設立。しかし、IT事業は軌道に乗らず、2007年12月にオプト株式を売却、2008年2月にはママメディアと天津子会社の閉鎖を決議。同年4月にIT事業からの撤退を正式に決定した。

アパレル事業縮小と不動産事業拡大への転換(2022年)

2010年代後半からアパレル事業の収益は悪化し、2019〜2022年3月期は毎期4〜9億円の純損失を計上した。2021年1月に不動産事業への参入を決定。2022年2月にはアパレル事業の大幅縮小と不動産事業拡大を柱とする事業ポートフォリオ転換を正式に決断した。2018年に設立したキムラタンフロンティアでウェアラブル事業を開始し、2019年には中西株式会社を子会社化。この転換を機に、収益源を不動産賃貸・再販へとシフトさせた。

M&Aで不動産事業を急拡大した2024〜2025年

2024年8月、キムラタンはリノベーション再販事業を手掛けるイストグループ(イスト、ライブ、コネクト)を子会社化。同年9月には株式会社メディカグループより「HOUSEリサーチ」事業を譲受し、中古住宅マッチングプラットフォームを刷新した。2025年4月には、不動産特定共同事業の許可を持つSwanStyle株式会社の全株式を取得し子会社化。これら一連のM&Aにより、賃貸・再販・小口投資・マッチングの4本柱を揃え、不動産事業の拡大基盤を整えた。

年表51件を開く

1920年代

  • 1925年4月創業創業者木村坦が神戸市において、木村坦商店の商号をもって、ベビー衣料品の製造販売を開始

1940年代

  • 1948年5月創業株式会社木村坦商店を設立

1960年代

  • 1964年12月創業木村坦株式会社を設立し、株式会社木村坦商店の業務を継承
  • 1964年12月横浜支店を開設
  • 1964年12月名古屋営業所を開設
  • 1968年10月札幌営業所を開設
  • 1969年8月東京支店を開設

1970年代

  • 1971年1月名古屋営業所を移転し、名古屋支店に改称
  • 1971年3月神戸本社2号館を建設
  • 1971年10月仙台支店を開設
  • 1972年11月東京第2支店を開設
  • 1973年1月札幌営業所を移転し、札幌支店に改称
  • 1973年2月福岡支店を開設
  • 1973年2月M&A株式額面を変更するため木村坦株式会社を休業中の興生産業株式会社に吸収合併させた上、同時に存続会社の商号を株式会社キムラタンに変更
  • 1974年7月神戸本社3号館を建設
  • 1974年8月上場大阪証券取引所市場第2部に株式上場
  • 1976年12月広島支店を開設
  • 1977年11月名古屋第2支店を開設

1980年代

  • 1983年6月本社営業部ビルを神戸市ポートアイランドのファッションタウン内に建設
  • 1984年7月大阪証券取引所市場第1部に指定替え

1990年代

  • 1990年10月須磨流通センターを建設
  • 1991年4月M&A名古屋第2支店を名古屋支店に統合
  • 1991年12月横浜物流倉庫を建設
  • 1992年4月東京第2支店を東京支店に名称変更し、旧東京支店ビルを東京支店渋谷ビルに名称変更
  • 1993年10月旧東京支店渋谷ビルに東京支店の機能を移し、テーオーシービルは常設展示会場機能に特化
  • 1994年3月M&A北海道地区の営業機能を東京支店に統合したため札幌支店を閉鎖
  • 1995年3月東京支店を改修して常設展示場を設置し、テーオーシービルの常設展示場を閉鎖
  • 1995年8月M&A中国・四国・九州地区の営業機能を本社に統合したため、広島支店と福岡支店を閉鎖
  • 1996年4月M&A東北地区の営業機能を東京支店に統合したため、仙台支店を閉鎖
  • 1996年6月M&A中部地区の営業機能を本社に統合したため、名古屋支店を閉鎖
  • 1999年6月M&A物流機能を本社営業部ビルに統合したため、須磨流通センターと横浜物流倉庫を閉鎖

2000年代

  • 2001年4月M&A本社機能を本社営業部ビルに統合したため、本社2号館と本社3号館を閉鎖
  • 2004年1月創業新たにIT関連事業に参入するため、E&E事業部を設立するとともに、東京支店に事務所を開設
  • 2005年2月M&A中部地区以東の営業機能を本社営業部ビルに統合
  • 2005年7月ポートアイランド本社ビルの売却に伴い、本社機能をアーバンエース三宮ビルに移転し、物流機能はポートアイランド内の神和物流センターに移転
  • 2005年9月当社の75%出資子会社、利覇来科(天津)電子有限公司設立
  • 2005年12月M&Aオプト株式会社の株式を62.5%取得し、子会社化
  • 2007年2月当社の86%出資子会社、株式会社ママメディア設立
  • 2007年12月オプト株式会社の全株式を売却
  • 2008年2月株式会社ママメディア、利覇来科(天津)電子有限公司の閉鎖を決議
  • 2008年4月IT関連事業の撤退を決議
  • 2008年9月本社機能をポートアイランド内の神和ビルに移転
  • 2009年11月本社機能を神和物流センター内に移転

2010年代

  • 2010年3月当社の100%出資子会社、株式会社キムラタンリテール設立
  • 2012年10月当社の100%出資子会社、上海可夢楽旦商貿有限公司を上海に設立
  • 2013年2月本社機能を新クレセントビル(三宮)に移転し、物流機能については全面外部委託化を実施
  • 2018年1月企業主導型保育園事業に参入することを決定し、当社の100%出資子会社、株式会社キムラタンフロンティアを設立
  • 2018年4月本社機能を水木ビルディング(神戸市中央区)に移転
  • 2019年3月M&A中西㈱の株式を100%取得し、完全子会社化

2020年代

  • 2021年1月不動産事業への参入を決定
  • 2022年2月アパレル事業を大幅に縮小し、不動産事業を拡大する事業ポートフォリオの転換を決定

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    「衣・健・住」を軸とした事業展開

    子ども服事業のブランド価値再構築、高齢者向け見守りサービス開発、不動産4事業(賃貸・再販・小口投資商品・マッチングプラットフォーム)の拡大により、収益性向上と社会的価値の両立を目指す。

  2. 02

    アパレル事業のブランド価値再構築

    従来の大量販売戦略から転換し、ニッチ層向け商品開発、SNSを活用したデジタルマーケティング、粗利益率改善・在庫消化率向上により、ブランドロイヤリティの高い顧客基盤を構築し収益性回復を図る。

  3. 03

    ウェアラブル事業の領域拡大

    保育園向け見守りサービス「cocolin」の成長継続に加え、高齢者向け熱中症対策・見守り分野へ事業拡大。ミツフジとの提携により、室内熱中症リスク軽減ソリューションを開発し、新たな収益モデルを構築する。

  4. 04

    不動産事業の戦略的拡大

    子会社化したイストグループによる再販事業、メディカグループから譲受したマッチングプラットフォーム、SwanStyleの小口不動産投資スキームを活用し、賃貸・再販・投資商品・マッチングの4領域で経営資源を最大活用し中長期的利益成長を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で34人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は472万円で、9期前と比べて+12.1%平均年齢は53.5歳、平均勤続年数は22.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月53
2018年3月56
2019年3月42143.511.881
2020年3月40045.313.0114
2021年3月39245.714.5115
2022年3月40348.917.8100
2023年3月42650.320.634
2024年3月40951.422.220
2025年3月44553.323.130333
2026年3月47253.522.534294

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
徳島県徳島市他全国5,102百万円
不動産事業
宮城県仙台市他1,154百万円
不動産事業
静岡県伊豆の国市495百万円
不動産事業
宮城県仙台市他243百万円
不動産事業
本社(注)1 — 神戸市中央区16百万円
不動産事業 アパレル事業 ウェアラブル事業 全社
主な関係会社
  • 国内
    株式会社キムラタンリテール
    兵庫県神戸市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社キムラタンエステート※3、4
    兵庫県神戸市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社キムラタンプロパティ
    兵庫県神戸市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社イスト(イストグループ) ※3、5
    宮城県仙台市泉区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ライブ(イストグループ)
    宮城県仙台市泉区
    議決権100.0%
  • 国内
    コネクト株式会社(イストグループ)
    宮城県仙台市泉区
    議決権100.0%
  • 国内
    有限会社九建機材
    福岡県三潴郡
    議決権100.0%
  • 国内
    SwanStyle株式会社 ※3
    神奈川県横浜市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社キムラタンフロンティア※7
    兵庫県神戸市中央区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は25億円営業利益1億円前期と比べると増収増益で、売上が+38.9%、利益が+0.0%。

売上高
+38.9%
25億円
営業利益
+0.0%
1億円
純利益
-1億円
営業利益率
4.0%
前期比 -1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高30億円25億円
営業利益3億円1億円
純利益0億円-1億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は4億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q4−1
2024年1Q300.00
2024年2Q300.00
2024年3Q300.00
2024年4Q40
2025年2Q600.0−1
2025年4Q1218.31
2026年2Q1400.0−1
2026年4Q1119.10
2027年1Q400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は49億円から25億円へ51%に減った。直近期の営業利益率は4.0%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4910
2014年3月4800
2015年3月4700
2016年3月42−3−3
2017年3月42−3−3
企業主導型保育園事業に参入することを決定し、当社の100%出資子会社、株式会社キムラタンフロンティアを設立
2018年3月43−4−5
中西㈱の株式を100%取得し、完全子会社化
2019年3月40−6−7
2020年3月49−5−6
2021年3月47−4−4
2022年3月42−6−9
2023年3月35−10−11
2024年3月1300
2025年3月18105.60
2026年3月251−14.0−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高25億円のうち、営業利益として残るのは1億円4.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.0%18億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.0%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.0%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.1pt
4.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比8.2pt
-4.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-1.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが11億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は4億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10418
2014年3月−200−26
2015年3月−4−14−55
2016年3月−206−29
2017年3月−40−2−43
2018年3月−406−44
2019年3月−423−24
2020年3月−4−11−51
2021年3月−2−611−84
2022年3月−36−335
2023年3月0−1410−141
2024年3月1−25−15
2025年3月3−3−302
2026年3月11−6−354

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は98億円。このうち返さなくてよい自己資本が16億円で、自己資本比率は16.7%(業種中央値57.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月25111444.9
2014年3月23111250.0
2015年3月26111544.5
2016年3月28161257.0
2017年3月23131055.9
2018年3月24121250.5
2019年3月30111935.2
2020年3月2882027.4
2021年3月35102528.5
2022年3月261253.8
2023年3月762742.0
2024年3月8397411.0
2025年3月101119011.2
2026年3月98168216.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
4億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-1億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
82億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
49
/ 100
安定性自己資本比率11 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率48社中1位あたり、逆に低いのは営業利益率48社中24位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.0%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
16.7%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
38.9%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥31で、1年前と比べて-32.6%過去52週の値幅のなかでは11%の位置にある。

¥31+0.0%1ヶ月-3.1%1年-32.6%時価総額85億円
過去52週の値幅
安値¥29高値¥47

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)344.4倍
PBR5.32倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は31円と52週安値29円に接近し、年初来安値圏でのもみ合いが続いています。1カ月で-8.8%下落しており、25日線(32.92円)を下回る弱基調。RSIは25と売られすぎ領域にあり、週足でも下降トレンドが継続。出来高は増加傾向で、底値模索の様相です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PBR 5.19倍は業界平均0.99倍を大幅に上回り割高。ROE 4.45%は低く収益性が乏しい。無配で株主還元もなく、業績が不安定。PERは算出不能だが、PBRの乖離が大きい。赤字見通しもあり、バリュエーションは割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (予想)344.4倍
PBR5.32倍1.01倍
ROE4.5%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

赤字続きの再建企業。強気派は、2025年3月期の営業黒字化や、新たなビジネスモデルへの転換による成長期待を評価。弱気派は、収益基盤が脆弱で、赤字再燃リスクが高く、再建の持続性に疑問を呈する。売上高の増加計画(2026年3月期25億円)の達成可能性が鍵。

プラスに働く材料7
  • 営業黒字化達成

    2025/3期は営業利益率5.56%と黒字

  • 売上成長計画

    2026/3期売上高25億円と増収見通し

  • ビジネスモデル転換

    新たな収益源の模索が進む

  • 売上高の3期連続増加2026年3月期影響

    売上高13→18→25億円と成長、営業利益1億円を確保

  • 営業利益率改善の余地不定影響

    営業利益率4%から業界平均5%へ1ポイント改善で約0.25億円増益

  • ネット通販チャネル開拓不定影響

    EC比率向上による販管費削減で利益率押し上げ期待

  • 低PBRからのバリュエーション修正不定影響

    PBR5.19倍だが時価総額85億円と小型、物色対象となる可能性

マイナスに働く材料7
  • 過去の赤字体質

    2023/3期には11億円の赤字

  • 業績の不安定性

    売上変動が大きく、計画達成は不透明

  • ブランド力の低下

    かつてのブランドは現在ほとんど知名度なし

  • 純損失計上による株価圧迫2026年3月期影響

    2026/3期純損失▲1億円、EPSマイナスでバリュエーション棄損

  • 営業利益率の低下傾向2025年3月期影響

    営業利益率5.56%→4%と低下、競争激化で更に悪化リスク

  • 高PBRによる割高修正リスク継続影響

    PBR5.19倍と繊維業界平均の1倍前後を大きく上回る

  • 資金調達リスク不定影響

    純損失継続で自己資本減少、借入依存度が高まる懸念

次の決算で確かめる点
売上高
計画増収の実現性を判断
営業利益率
黒字継続の可否を確認
ブランド別売上
再建の核となるブランドの動向

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ38,564人。区分でいちばん多いのは個人・その他91.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が7.4%を占め、残る92.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他73.675.084.588.390.591.4
事業法人15.514.710.48.87.27.3
外国法人1.11.61.80.80.50.6
証券会社1.41.20.30.51.60.6
金融機関8.27.32.91.50.10.1
外国人個人0.20.30.10.10.10.1
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01清川 浩志27.41
02澤田 秀雄19.67
03株式会社レゾンディレクション5.34
04吉丸 昌宏4.32
05西川 勝彦0.79
06株式会社木村海苔0.54
07横尾 嘉信0.38
08佐山 智紀0.36
09西田 博行0.36
10三堀 裕美子0.34

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-16
    澤田 秀雄
    新規の大量保有報告
    20.69%
    +1.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−860%、1株純資産は6期で−59%。直近期のROEは4.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月03.4120.0
2014年3月00.51450.0
2015年3月00.41647.0
2016年3月−0
2017年3月−415
2018年3月−513
2019年3月−610
2020年3月−56
2021年3月−37
2022年3月−6
2023年3月−6
2024年3月04.5104.0
2025年3月−0
2026年3月−06

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額31百万円。

氏名役職年齢保有株数
九鬼祐一郎代表取締役 社長62146,000
木村裕輔常務取締役62103,000
清川浩志取締役4575,495,000
染川智香取締役40
鈴木孝男取締役82
岡村秀信常勤監査役6621,000
南靖郎監査役45
猪塚良弘監査役61
菅野光宏取締役5019,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)418185
社外取締役3772
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容831字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、連結財務諸表提出会社(当社)、連結子会社9社、持分法非適用関連会社1社で構成されております。主要な事業は、不動産事業、アパレル事業、及びウェアラブル事業であります。 不動産事業としては、株式会社キムラタンエステート、株式会社キムラタンプロパティ、イストグループ(株式会社イスト、株式会社ライブ、コネクト株式会社)、有限会社九建機材において主に不動産賃貸業を営んでおり、2025年4月1日付で主に不動産特定共同事業を営むSwanStyle株式会社の発行済株式の全部の取得により子会社化し、新規に連結の範囲に含めております。 特にイストグループにおいては、リノベーションにより付加価値を高めた中古物件の販売を強味としており、再販事業にも注力しております。 アパレル事業は、ベビー・子供服、その他衣料雑貨等の自社企画・設計による独自性のある高付加価値で品質にこだわった製品を中心に、国内においては、ネット通販による消費者への直接販売を中心に展開しており、一部、百貨店におけるインショップ(得意先売場内の自社ブランドコーナーにおいて、自社販売員が消費者に接客販売を行い、店頭在庫の管理も自社販売員が行う形態)の運営を行っております。ショップ業態における店舗運営業務については当社の連結子会社である株式会社キムラタンリテールに委託しております。 ウェアラブル事業は、ウェアラブルIoT技術を用いた園児見守りソリューションとして、園児の午睡の見守りや体調変化のチェックなどのサービスを主に全国の保育施設に提供することで、安心・安全の確保と保育の質の向上に貢献することを目指すと共に、ウェアラブルIoT技術を活かした熱中症対策商品の販売も手掛けており、新たな売上及び販路の拡大を図っております。 なお、当連結会計年度より、セグメントの名称を「その他事業」から「ウェアラブル事業」に変更しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,773字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、2025年4月に創業100年を迎えたことを機に、新たな事業展開として、「衣・健・住」を軸とした戦略的ビジネスモデルを推進しています。この3領域への集中投資とシナジー創出により、収益性の向上と社会的価値の両立を目指してまいります。 「衣」ブランド価値の再構築と差別化による収益力強化 当社の原点である子ども服事業は、「キムラタンらしさ」を追求した独自のブランド価値の確立により、競争優位性を高めてまいります。現状の経営資源を有効に活かすために差別化された領域への集中戦略に転換し、ターゲット層を絞り込み、エッジの効いたブランドポジショニングにより、顧客ロイヤルティの向上と収益性の改善を図ってまいります。 「健」少子高齢社会に対応したヘルスケア領域への展開 当社はこれまで園児見守りサービス「cocolin」を通じて、保育施設内の安全・安心を支援してまいりましたが、少子高齢化を踏まえ、高齢者を対象とした熱中症対策を含む「室内見守り」分野へ事業領域を拡大します。 特に高齢者の室内での熱中症が深刻な問題となっている状況を踏まえ、高齢者向け見守りサービスの開発に着手し、熱中症アラート機能等を備えた商品・サービスを提供することで、新たな収益機会を創出してまいります。 「住」資産性・社会性を兼ね備えた不動産事業の拡大 生活の基盤である「住」領域では、以下の4つの収益モデルを通じて、安定的かつ成長可能な事業基盤の構築を進めます。 ① 賃貸不動産の保有による安定収益の確保 収益性の高い賃貸資産の保有により、企業経営に必要なキャッシュ・フローの安定化を図ります。 ② 空き家の再生・再販売 約900万戸とも言われる日本の空き家問題に対し、当社はリノベーション等を通じて、低価格・高付加価値な中古住宅として市場に再供給。資源の有効活用と地方活性化を両立させます。 ③ 不動産小口化投資商品の提供 不動産特定共同事業の許可を活かし、再生物件を小口化・証券化して投資家に提供。利回りに加え、ESG視点からの再生型資産運用という新たな投資価値を創出します。 ④ 地域密着型のマッチングプラットフォーム運営 地方移住やリノベーション希望者と、地元工務店・デザイン事務所をつなぐマッチングサイトを構築。地域経済への波及効果を生み出しながら、当社のプラットフォームビジネスとして収益化を図ります。 以上の「衣・健・住」の各領域において、社会課題の解決と収益性の両立を図ることで、持続可能な成長と企業価値の最大化を実現してまいります。 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2026年3月期において営業利益91百万円を計上いたしましたが、経常損益では57百万円、最終損益では98百万円の純損失を計上する結果となりました。この結果を真摯に受け止め、今後の持続的成長に向けては、収益力の一層の強化と安定的かつ健全な財務基盤の構築が喫緊の課題であると認識しております。 ① 不動産事業の戦略的拡大と基盤強化 2024年8月、当社はリノベーションによって中古物件の資産価値を再生するノウハウを有するイストグループを子会社化し、「再販事業」を当社の新たな事業の柱として位置づけました。また、同年9月には株式会社メディカグループより「HOUSEリサーチ」事業を譲受。これにより、中古住宅を取得したい一般顧客と住宅会社をつなぐマッチングプラットフォームへと刷新を進め、再販事業との相乗効果を通じた新たな収益源の創出を目指しております。 さらに、2025年4月には、不動産特定共同事業の許可を保有するSwanStyle株式会社の株式を取得し、これにより個人投資家からの資金調達を可能とする小口不動産投資スキームの導入を進め、不動産関連収益モデルの多角化と投資家層の拡大を図ります。 当社グループでは、不動産ビジネスの中核をなす「賃貸事業」「再販事業」「不動産特定共同事業」「マッチング事業」という4領域のバランス最適化を志向しており、物件選定・取得、リノベーション、販売チャネルに至るまでの体制をグループ全体で構築することで、経営資源を最大限に活用し効率的な事業運営を図ってまいります。 今後も、物件ポートフォリオの最適化や物件仕入における積極的な情報収集とスピーディーな意思決定を行い、不動産事業の中長期的な利益成長を目指してまいります。 ② アパレル事業:ブランド価値再構築と収益体質の改善 アパレル事業においては、売上の拡大よりも「キムラタンらしさ」の再構築によるブランド価値の向上を最優先課題とし、顧客セグメントの再定義と選択と集中による差別化戦略を推進しております。具体的には、特定のニッチ層に向けた商品開発を強化し、ブランドロイヤリティの高い顧客基盤の構築を目指します。 また、SNSを中核としたデジタルマーケティング施策を通じてブランド認知の再拡大と新規顧客獲得に注力するとともに、粗利益率の向上、在庫消化率の改善による事業体質の改善に取り組んでおります。これにより、アパレル事業の収益性回復と再成長への道筋を明確に描いてまいります。 ③ ウェアラブル事業:事業領域の拡張と中長期的成長戦略 ウェアラブル事業においては、2026年3月期も導入園数および利用園児数が順調に増加し、保育現場での事故防止への関心の高まりを追い風に、今後も安定した成長が見込まれます。 一方で、国内出生数の減少という構造的課題に対応すべく、当社はウェアラブルIoTの応用領域を保育領域にとどまらず高齢者福祉・介護分野へと拡張する方向で舵を切っております。 2025年3月には、高齢者向けの室内熱中症リスク軽減をテーマに、ミツフジ株式会社との資本・業務提携契約を締結いたしました。これは、高齢者の室内事故防止や健康モニタリングへの技術応用を通じて、新たなソリューション型サービスとしての収益モデルの構築を目的としています。 今後は、園児見守り領域と高齢者見守り領域の両輪による事業展開を推進し、中長期的に社会課題の解決に資する成長エンジンの確立を図ってまいります。 当社グループでは、これらの取り組みを通じて、持続的な増収・増益の実現を目指すとともに、キャッシュ・フローの最大化と自己資本の充実を図り、経営の安定性を高めてまいります。加えて、今後の成長戦略においては、M&A・アライアンスを含めた柔軟かつ機動的な経営判断を通じて、企業価値の長期的な向上に一層努めてまいる所存です。
事業等のリスク2,072字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主要なリスクには、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月22日)現在において当社が判断したものであります。 (1) 経済状況・消費動向に関するリスク 日本国内の景気変動や個人消費の低迷、所得環境の悪化などにより、当社グループの事業において需要が減少し、売上の減少や利益率の悪化を招く可能性があります。さらに、景気後退時には資金調達環境も厳しくなるため、財務基盤の安定確保が課題となる懸念があります。 (2) 災害等に関するリスク 日本は自然災害の多発地域であり、地震、台風、洪水、津波等により本社・店舗・賃貸物件やシステムインフラが被災すると、事業活動の一時停止や営業損失、復旧費用の増大をもたらす可能性があります。また、海外を含むサプライチェーンの断絶による原材料・製品供給の遅延、顧客サービスの停止等、複合的な影響を受ける恐れもあります。 (3) 不動産市況変動リスク 不動産市場は、金利水準、景気動向、不動産取引規制、建築資材価格、投資家マインドなどの複合的な要因によって大きく影響を受けます。当社グループが展開する再販事業や賃貸事業では、これらの市況変動によって、不動産価格の下落による販売利益率の低下、流動性リスク、含み損による減損損失の計上等のリスクが顕在化する可能性があります。 (4) 空室率・入居率に関するリスク 当社グループが保有・運用する賃貸物件においては、エリアの人口動態、景況感、競合物件の増加、建物の老朽化等により、空室率の上昇や賃料の下落、リフォーム費用負担の増加等が発生する可能性があります。 (5) 建築・改修コストの上昇リスク 再販事業における付加価値創出のためのリノベーションやリフォームは、資材価格や施工単価の上昇によるコスト圧迫を受けやすい構造です。特に建材価格の高騰(特に輸入木材・鉄鋼・コンクリートなど)、職人・施工人員の人手不足による工賃上昇、工期の遅延による機会損失等の外部要因によって価格上昇が加速するリスクがあります。また、改修範囲が想定以上に広がることによるコスト負担増による利益計画への影響が懸念されます。 (6) 物件取得における競争激化リスク 不動産仕入の競争は年々激化しており、良質な収益物件や仕入価格が魅力的な中古住宅へのアクセスが難しくなっています。これにより、仕入価格の上昇による利益率の低下、価格上昇による長期保有リスク等のリスクが想定されます。 (7) 法的・規制リスク 不動産業界は都市計画法、建築基準法、不動産特定共同事業法など多岐にわたる法令・規制が適用される業界です。これらの規制が改正された場合、法令対応に伴うコスト増 新規プロジェクトの中止・見直し等の影響を受ける可能性があります。 (8) 天候に関するリスク 季節商品である子供服は、気温や天候の変動に大きく左右されるため、異常気象によって販売シーズンの短縮や在庫滞留が発生する恐れがあります。これにより、販売機会の喪失や値引き販売の増加、利益率の低下が生じる可能性があります。 (9) 製品の安全性に関するリスク 繊維製品の製造過程での針などの異物混入、有害物質の含有、縫製不良等は顧客の安全・健康に直接影響し、回収対応や損害賠償請求、ブランドイメージの失墜を招く恐れがあります。 (10) 市場競争力に関するリスク ファッション市場はトレンドの変動が激しく、競合他社やファストファッションブランド、海外ブランドとの競争が激化しています。市場動向の見誤りや商品企画の遅れは、販売不振や顧客離れにつながり、ブランド価値の低下、売上・利益の減少を招くリスクがあります。 (11) 製品の仕入に関するリスク 主要生産拠点である中国における労働賃金の上昇や労働力不足は製造コストや納期に影響を及ぼす可能性があります。加えて、中国政府の規制強化や米中貿易摩擦などの地政学的リスク、及び為替変動によるコスト上昇は利益率を低下させる要因となります。これらが供給網の混乱やコスト増加を招いた場合、業績悪化を引き起こす恐れがあります。 (12) 特許・知的財産リスク 当社グループが展開するウェアラブル事業においては、IoT技術、センサー制御、通信機能、ウェアラブル端末の形状・素材、ソフトウェア等、多岐にわたる技術要素を活用しており、当該分野における特許権、実用新案権、意匠権、著作権等の知的財産権に関するリスクが存在します。 (13) 個人情報保護・法規制リスク ウェアラブル機器が扱う個人情報や健康情報に関して、個人情報保護法や関連法規の遵守が厳しく求められています。規制強化やデータ漏洩事故が発生した場合、法的制裁や社会的信用の失墜を招き、事業継続に重大な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,368字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当社は当連結会計年度より、新たな事業展開として「衣・健・住」を軸とした戦略的ビジネスモデルを開始しました。3領域への経営資源の集中と明確な差別化を通じて、収益性の向上および持続的な成長の実現を目指しております。 「衣」領域であるアパレル事業は当社の原点であり、独自のブランド価値の確立を基本方針としております。差別化された市場への集中戦略へ転換し、ターゲット層の明確化とブランディング強化により、顧客基盤の拡大と収益性改善に取り組んでまいりました。 「健」領域では、園児見守りサービス「cocolin」を通じて、保育施設における安全・安心の支援を継続しております。加えて、少子高齢化の進行を見据え、資本・業務提携先であるミツフジ株式会社と連携し、高齢者向け熱中症対策商品の共同開発など、事業領域の拡大を進めております。 「住」領域においては、賃貸事業および再販事業を中心に、安定的かつ持続的な収益基盤の構築を推進しております。特に資源の有効活用と地域活性化の両立を図るべく、中古物件のリノベーション・再販売事業に重点的に取り組み、収益拡大を目指してまいりました。 当連結会計年度の売上高は、前年同期比44.1%増の25億33百万円となりました。不動産事業において、M&Aによる子会社収益の増加に加え、再販事業が大きく伸長したことが主な増収要因です。 売上総利益は、不動産事業における再販事業および完成工事高の構成比上昇により、売上総利益率が前年同期比で11.7ポイント低下しましたが、増収効果により、利益額は前年同期比3.1%増の7億49百万円となりました。 販売費及び一般管理費は、子会社数の増加に伴う費用の増加により、前年同期比11.2%増の6億57百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は前年同期比32.3%減の91百万円(前年同期は営業利益1億34百万円)となりました。経常損益は支払利息、控除対象外消費税等の計上により57百万円の損失(前年同期は経常利益10百万円)となり、親会社株主に帰属する当期純損失は98百万円(前年同期は当期純損失46百万円)となりました。 不動産事業 当連結会計年度におきましては、賃貸事業における新規物件の取得や稼働率の向上による安定収益の確保に取り組むとともに、中古物件のリノベーション・再販売事業の拡大に注力してまいりました。 当期の不動産事業の売上高は、M&Aによる子会社収益の増加に加え、再販事業が大きく拡大したことにより、前年同期比60.5%増の22億円となりました。セグメント利益につきましては、本社費用の負担増により前年同期比19.9%減の2億19百万円(前年同期は2億73百万円)となりました。 アパレル事業 当連結会計年度におけるアパレル事業の売上高は、前年同期比18.0%減の2億93百万円となりました。前期の店舗閉鎖による減少に加え、既存店売上高の減少(前年同期比14.7%減)、ネット通販の低調(前年同期比16.3%減)が影響しました。 セグメント利益につきましては、減収に加え、円安による原価率の悪化、在庫商品の販売強化による粗利益率の低下により1億23百万円の損失(前年同期は97百万円の損失)となり、赤字幅が拡大する結果となりました。 なお、当社はこうした状況を踏まえ、アパレル事業の一層のスリム化および構造改革に着手し、ブランドの絞り込みや店舗数の縮小を実施しました。これにより運営効率の向上を図り、収益構造の改善に取り組んでまいります。 ウェアラブル事業 ウェアラブル事業につきましては、園児見守りサービス「cocolin」の新規導入拡大に注力し、導入施設数は、前期末の135園から173園へ増加いたしました。 また、2025年3月31日に公表のとおり、ミツフジ株式会社と資本・業務提携契約を締結し、高齢者を対象とした熱中症対策のサービスの開発に着手しておりますが、その業務提携の一環として、同社が開発した熱中症対策デバイスである「hamon band S(ハモンバンド・エス)」の販売にも取り組んでまいりました。 以上のとおり、販売体制強化の効果により、当連結会計年度の売上高は前年同期比32.4%増の38百万円となりましたが、先行費用の影響により、セグメント損失は4百万円(前年同期は1百万円の損失)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 不動産事業   ―   ― アパレル事業   169,488   81.0 ウェアラブル事業   5,704   187.4 合計   175,193   82.6 (注)1 金額は、製造原価及び仕入価額であります。 2 不動産事業は生産を行っておりません。 ② 受注実績 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 不動産事業   160,900   142.8   9,188   1,607.0 合計   160,900   142.8   9,188   1,607.0 (注)1 不動産事業のうち、請負工事で該当金額のみを記載しております。 2 アパレル事業及びウェアラブル事業は、受注を行っておりません。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 不動産事業   2,200,799   160.5 アパレル事業   293,628   82.0 ウェアラブル事業   38,690   132.4 合計   2,533,118   144.1 (注) 1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 2 なお、最近2連結会計年度の主要な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため、記載を省略しております。 (2) 財政状態 (資産) 総資産は、前連結会計年度末と比べ、2億45百万円減少し98億46百万円となりました。販売用不動産の減少3億68百万円、減価償却等による有形固定資産の減少1億5百万円、現金及び預金の増加2億9百万円が主な増減要因であります。 (負債) 負債は、前連結会計年度末と比べ、7億59百万円減少し81億99百万円となりました。借入金の減少7億57百万円が主な要因であります。 (純資産) 純資産につきましては、当期純損失の計上の一方で、2025年12月24日開催の取締役会決議による第三者割当増資により、資本金が2億99百万円、資本準備金が2億99百万円増加いたしました。以上により、前連結会計年度末と比べ、5億14百万円増加し16億46百万円となりました。 以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の11.2%から16.7%となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、4億13百万円と前年同期と比べ2億9百万円(102.5%)の増加となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、10億67百万円の収入(前連結会計年度は3億30百万円の収入)となりました。税金等調整前当期純損失55百万円、減価償却費2億44百万円、のれんの償却額50百万円、販売用不動産を含む棚卸資産の減少5億96百万円、仕入債務の減少8百万円等の要因により、営業キャッシュ・フローは、前期に対し7億37百万円の増加となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、6億1百万円の支出(前連結会計年度は3億28百万円の支出)となりました。不動産事業の拡大に向けたSwanStyle社の株式取得による支出1億96百万円、有形固定資産の取得3億67百万円が主な支出であります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、2億57百万円の支出(前連結会計年度は2億65百万円の支出)となりました。主な増減要因は、長期借入金の返済10億38百万円、株式の発行による収入2億94百万円です。 以上の結果、期末の現金及び現金同等物の残高は、4億13百万円となりました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、運転資金需要の主なものは人件費や物件管理費、修繕費、アパレル製品仕入等の営業費用であり、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入金によって充当しております。また、不動産事業の拡大に向けた株式取得にかかる資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー、借入金や第三者割当増資等により調達しております。当社グループは、取引金融機関との緊密な関係維持に努めており、定期的に業績改善に向けた取組み状況等に関する協議を継続しつつ、状況を判断しながら第三者割当増資を行うなど、安定的で機動的な資金調達の維持向上に努めております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、一定の会計基準の範囲内にて合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うことから、実際はこれらと結果が異なる場合があります。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 なお、新たな感染症の発生やこれに伴う顧客の動向、市場に与える影響等を予想することは極めて困難ではありますが、連結財務諸表作成時において入手可能な情報に基づき会計上の見積りを行っております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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