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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

Hamee

Hamee Corp.3134 · Standard · 小売業

スマホケース「iFace」を軸に、ECと実店舗の両輪で若年層にリーチするモバイルアクセサリー企業。

概要

1998年に神奈川県小田原市で設立されたHameeは、モバイルアクセサリーのEC販売から事業を拡大し、iFaceブランドを主力とするコマース事業を中核とする。2025年11月にプラットフォーム事業「ネクストエンジン」をスピンオフした後は、コマース事業に経営資源を集中する。2026年4月期の連結売上高は221億円、従業員368名。

コマース事業の3本柱:iFace・ByUR・Pixio

コマース事業はスマートフォンアクセサリー、コスメティクス、ゲーミングアクセサリーの3つのカテゴリーで構成される。主力のiFaceブランドはスマートフォンケースを中心にZ世代に高い認知度を持ち、ECと卸売の両チャネルで販売される。コスメティクス事業では「ByUR」がベースメイクで急成長し、2026年4月期に前年比30.4%増収。ゲーミングアクセサリー事業では「Pixio」ブランドでモニターや周辺機器を展開する。2026年4月期のコマースセグメント売上高は200億9500万円、営業利益13億8600万円。

EC多店舗展開と卸販売の両輪

国内販売は自社サイト「ストラップヤ本店」に加え、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon.co.jp、ZOZOTOWNなど主要ECモールに多店舗出店する。卸販売では大手雑貨量販店や家電量販店、キャリアショップへの納入を行い、東京・大阪の営業所にラウンダーを配置して売場構築を支援する。500社以上の仕入先から多種多様な商品を調達し、自社企画商品ではディズニーやムーミンなどのIPコラボレーションも手がける。

韓国・米国・中国で現地販売と製造

グローバル展開は韓国子会社Hamee Global、米国子会社Hamee US、中国子会社Hamee Shanghai Tech & Tradingを通じて行う。韓国子会社は製造機能を保有し、自社商品の企画・製造から物流・販売を一貫管理する。2026年4月期のグローバル事業売上高は前期比11.3%増。海外売上高比率は約2割にとどまるが、中長期的な成長のために海外市場への展開拡大を課題とする。

スピンオフ後の新経営体制

2025年11月、EC事業者向けクラウドプラットフォーム「ネクストエンジン」を担うNE株式会社を株式分配型スピンオフにより分離。以後、Hameeはコマース事業に専念する。中期経営計画では「ZカルチャーSPAと脱炭素の両立」を掲げ、2030年までのCO2排出量半減を目標とする。ESG推進の一環として、廃プラスチックを再利用する「Parallel Plastics」や再生プラスチック取引所などの取り組みを進める。

業界の中での役割はモバイルアクセサリーの企画・製造・販売者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
221億円
営業利益
10億円
営業利益率
4.5%
純利益
5億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/4
事業売上構成比利益利益率
コマース事業201億円91.0%14億円7.0%
プラット フォーム事業20億円9.0%10億円50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01モバイルアクセサリー(小売・卸)主力

若年層に人気のiFaceブランドを中心に、スマホケース、充電器、イヤホン等を企画・開発・製造。国内では自社ECサイトや楽天、Amazonなどで多店舗展開し、雑貨量販店や家電量販店への卸販売も行う。海外では韓国・米国・中国の子会社を通じて販売。さらに、ゲーミングモニター「Pixio」やコスメ「ByUR」などカテゴリーを拡張。

自社サプライチェーン構築による独自性

主な製品・サービス3
iFace
スマートフォンケースの主力ブランド。若年層に高い認知度を持ち、多様なデザインと耐衝撃性が特徴。
Pixio
ゲーミングモニターブランド。高性能でコストパフォーマンスに優れる。
ByUR
コスメティクスブランド。自社企画・開発を行い、ECやドラッグストア向けに販売。

製品と技術

iFace – スマートフォンアクセサリーの主力ブランド

iFaceはスマートフォンケースを中心とするアクセサリーブランドで、Z世代を中心に高い認知度を誇る。2026年4月期は競合激化により売上高が前期比1.5%減となったが、新シリーズ「BeBling 2」の投入やNetflix『ストレンジャー・シングス』、イラストレーターMika Pikazo氏とのコラボレーションを実施。原宿のフラッグシップ店舗や家電量販店でのプレゼンス強化を進める。モバイルバッテリーなどの通電系アクセサリーを次期の成長領域と位置づける。

ByUR / ByGLOW – コスメティクス事業

ByURはベースメイクカテゴリーを主力とするコスメブランドで、ドラッグストアチェーンを中心に取扱店舗を大幅に拡大。日本人の肌質に合わせた製品が支持され、ECと卸の両方で好調。2026年4月期のコスメティクス事業全体の売上高は前期比30.4%増。新ブランド「ByGLOW」をローンチし、複数ブランドによるポートフォリオ構築を目指す。2027年4月期から事業名称を「ビューティー事業」に変更する。

Pixio – ゲーミングアクセサリー事業

Pixioはゲーミングモニターおよび周辺アクセサリーブランド。2026年4月期は市場の価格競争激化により売上高が前期比5.0%減。しかし、モニターアームやデスク、チェアなどモニター単体に依存しない商品構成への転換を進め、初音ミクやディズニーとのコラボレーション、ファンミーティング開催によりブランドコミュニティを形成。Amazonマーケットプレイスアワード2025でカテゴリー賞を受賞した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • モバイルアクセサリー(小売・卸)自社サプライチェーン構築による独自性

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

ネット専業アパレル、減収転落リスク

インターネット通販専門のアパレル小売企業。売上高は200億円超と同業の中ではトライアルHDに次ぐ規模だが、直近期は減収に転じ、営業利益率も4.5%と前期の10.5%から急低下。競合のINIS(ネット通販)やまんだらけ(オタク向け)と比べ、品揃えの独自性が弱く、価格競争に巻き込まれやすい。市場の成熟化と競合増加で成長の鈍化が顕著。

強み

  • 実店舗を持たず低コスト運営、在庫リスクを抑制
  • 売上200億円超の獲得実績、一定程度のブランド認知
  • 多品種のアパレル商品を取り扱い、選択肢が広い
  • 購買データを基にしたレコメンドや在庫管理に強み

課題

  • 直近期は売上高・利益率ともに低下、赤字転落のリスク
  • ネットアパレルは多くの競合が存在し、差別化が困難
  • ファッションの流行変化が激しく、在庫リスクが高い

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がHamee

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18230はせがわ58億円19.4倍
29853銀座ルノアール57億円34.8倍
38165千趣会55億円0.8倍
47127一家ホールディングス52億円66.1倍
53058三洋堂ホールディングス52億円15.1倍
63134Hamee50億円9.0倍
77126グローバルスタイル50億円10.8倍
87918ヴィア・ホールディングス49億円
92656ベクターホールディングス49億円
107625グローバルダイニング49億円6.2倍
113169ミサワ49億円38.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

1998年創業、モバイルアクセサリーのECから出発

1998年5月、神奈川県小田原市でマクロウィル有限会社として設立。翌1999年8月に自社サイト「携帯アクセ市場」でモバイル周辺アクセサリーのECを開始し、同時に実店舗向けBtoB販売にも乗り出した。2000年1月には楽天市場へ出店し、販売網を拡大。

グローバルECと社名変更の2000年代

2001年3月、グローバル対応ECサイト「StrapyaWorld」を開始。同年12月に株式会社ストラップヤ.comへ商号変更。2003年5月にYahoo!ショッピングへ出店。2006年5月に商号を株式会社StrapyaNextへ変更し本社を小田原市内に移転。2007年11月には自社開発のEC運営システム「ネクストエンジン」を稼働させ、2008年5月から外部向けサービスとして提供開始した。

Hameeへの社名変更と上場

2013年5月、Hamee株式会社へ社名を変更し、同時に米国法人Hamee USを設立。2015年4月に東京証券取引所マザーズ市場に上場。同年7月には台湾子会社Hamee Taiwanと中国子会社Hamee Shanghai Tradeを設立、9月にはインド子会社Hamee Indiaを設立。2016年7月には東京証券取引所市場第一部へ市場変更し、上場から約1年で第一部に昇格した。

プラットフォーム事業のスピンオフとコマース専念

2025年11月、ネクストエンジンを運営するNE株式会社を株式分配型スピンオフにより連結対象から除外。これによりHameeはコマース事業に経営資源を集中する体制へ移行した。2026年4月期の連結業績は売上高221億円、営業利益10億円、純利益5億円となり、スピンオフの影響で減収減益となった。

年表29件を開く

1990年代

  • 1998年5月創業神奈川県小田原市にてモバイル周辺アクセサリーの企画・販売・ECを目的にマクロウィル有限会社を設立
  • 1999年8月自社サイト「携帯アクセ市場」でのモバイル周辺アクセサリーのECを開始 モバイル周辺アクセサリーの実店舗向けBtoB販売を開始

2000年代

  • 2000年1月販売網の拡大を目的としてインターネットショッピングモール「楽天市場」へ出店
  • 2001年3月グローバル展開を目的としてグローバル対応ECサイト「StrapyaWorld」開始
  • 2001年12月株式会社ストラップヤ.comへ商号及び組織変更
  • 2003年5月インターネットショッピングモール「Yahoo!ショッピング」へ出店
  • 2006年5月商号を株式会社StrapyaNextへと変更、規模の拡大に伴い本社移転(神奈川県小田原市)
  • 2006年6月自社販売サイト「ストラップヤ本店」でのモバイル周辺アクセサリーのECの販売開始
  • 2007年11月EC事業者向けクラウド型バックエンドソリューションシステム「ネクストエンジン」の稼働開始
  • 2008年5月「ネクストエンジン」の外部向けサービス開始

2010年代

  • 2010年1月東京都渋谷区にモバイル周辺アクセサリーBtoB販売拠点として東京営業所を設置
  • 2011年5月大阪府大阪市にモバイル周辺アクセサリーBtoB販売拠点として大阪営業所を設置
  • 2011年6月グローバル対応ECの「Strapya World」を「AmazonUS」へ出店
  • 2011年10月韓国市場への本格進出に向けた韓国法人「Strapya Korea Co.,Ltd.(現 Hamee Global Inc.)」(現 連結子会社)設立
  • 2013年5月商号変更Hamee株式会社へ社名変更 グローバル市場への本格進出に向け米国法人「Hamee US,Corp.」(現 連結子会社)設立
  • 2013年8月規模の拡大に伴い本社移転(神奈川県小田原市)
  • 2013年12月「ネクストエンジン」のAPIを公開しプラットフォームとして提供開始
  • 2015年4月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2015年7月海外展開強化の一環として台湾に子会社「Hamee Taiwan,Corp.」設立 自社企画商品開発強化及び海外展開強化の一環として中国に子会社「Hamee Shanghai Trade Co.,Ltd.」設立
  • 2015年9月海外展開強化の一環としてインドに子会社「Hamee India Pvt.Ltd.」設立
  • 2015年10月東京営業所を東京都港区へ移転
  • 2015年12月韓国にて「ネクストエンジンコリア」のβ版をリリース
  • 2016年2月株式会社ラクスと業務提携
  • 2016年4月株式会社デジタルスタジオと業務提携
  • 2016年7月上場東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更
  • 2016年8月ランサーズ株式会社と業務提携
  • 2016年9月EC運営の自動出荷領域の拡大を目指し、株式会社Webの匠(現 シッピーノ株式会社)と資本・業務提携
  • 2016年10月システム連携も視野に入れ、中国越境ECプラットフォーム「天猫国際」に店舗を正式オープン
  • 2017年6月ふるさと納税事業を行う小田原市にネクストエンジン提供開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/4期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • CO2排出量2030年まで約半減

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの多角化

    コマース事業に経営資源を集中し、スマートフォンアクセサリーに加え、ビューティー事業とゲーミングアクセサリー事業を第2・第3の柱として育成。さらに新規ブランドや新カテゴリーを創出し、事業ポートフォリオの多角化を加速する。

  2. 02

    iFaceブランドの総合ブランド化

    主力ブランドiFaceの強みを活かし、ケース等のアクセサリーにとどまらず通電領域など幅広い商品群へ展開。ブランディングを強化し、特定カテゴリーに依存しない強固なブランド基盤を構築する。

  3. 03

    成長事業の早期収益化

    ビューティー事業とゲーミングアクセサリー事業は先行投資段階にあるため、大ロット調達や海外生産による原価改善、ロジスティクス最適化で在庫・物流コストを圧縮し、売上成長が利益に直結する収益体質へ転換する。

  4. 04

    グローバル展開の加速

    海外売上比率が低いことから、韓国・米国・中国の現地子会社の基盤を活用し、現地ニーズに合わせた自社ブランド展開やIPコラボ、サプライチェーン強靭化を通じて海外売上を拡大する。

  5. 05

    脱炭素と人材・ガバナンス強化

    気候変動対応を重要な経営課題と位置づけ、2030年までにCO2排出量を約半減する目標を掲げる。また、働きやすい環境整備とAI活用促進、社外取締役比率向上などのガバナンス高度化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で368人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は641万円で、10期前と比べて+12.6%平均年齢は38.1歳、平均勤続年数は7.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年4月184
2017年4月233
2018年4月285
2019年4月57034.24.8309
2020年4月61034.75.1353
2021年4月62334.95.3387
2022年4月61935.26.1403
2023年4月61037.26.7428
2024年4月59337.86.8463410
2025年4月57836.97.2489491
2026年4月64138.17.6368272

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年4月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)70.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 1 / 海外 4、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社 — 韓国ソウル市1,032百万円
本社 — 神奈川県 小田原市170百万円
コマース事業
本社 — 米国カリフォルニア州75百万円
本社 — 中国上海市3百万円
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    Hamee Global Inc. (注4、8)
    韓国ソウル市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Hamee US,Corp. (注4、6)
    米国カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Hamee Shanghai Tech & Trading Co., Ltd. (注4)
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ROOT株式会社
    神奈川県足柄下郡箱根町 · 持分法適用会社
    議決権40.0%
  • 海外
    Pixio USA Inc.
    米国カリフォルニア州 · 持分法適用会社
    議決権18.8%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は221億円営業利益10億円前期と比べると減収減益で、売上が-3.5%、利益が-58.3%。

売上高
-3.5%
221億円
営業利益
-58.3%
10億円
純利益
-61.5%
5億円
営業利益率
4.5%
前期比 -6.0%pt

会社が出している今期の予想2027年4月期

項目会社予想前期実績
売上高228億円221億円
営業利益5億円10億円
純利益2億円5億円
1株あたり配当¥3¥3

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は109億円、営業利益は3億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−10.7%、営業利益は−78.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q39615.43
2023年4Q351
2024年1Q3326.1−1
2024年2Q4349.33
2024年3Q52815.45
2024年4Q48510.44
2025年2Q107109.37
2025年4Q1221411.56
2026年2Q11276.33
2026年4Q10932.82

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年4月期からの15期で、売上は35億円から221億円へ6.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年4月3511
Hamee株式会社へ社名変更 グローバル市場への本格進出に向け米国法人「Hamee US,Corp.」(現 連結子会社)設立
2013年4月4221
2014年4月4721
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2015年4月5732
東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更
2016年4月6543
2017年4月85107
2018年4月94139
2019年4月103128
2020年4月1131811
2021年4月1242116
2022年4月1342317
2023年4月140149
2024年4月176192010.811
2025年4月229242410.513
2026年4月2211084.55

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高221億円のうち、営業利益として残るのは10億円4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.6%92億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金53.8%119億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
58.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.9pt
4.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
2.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.5pt
6.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年4月期は営業CFが−1億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは−6億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は18億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年4月2−1014
2014年4月0−13−15
2015年4月1−18014
2016年4月1−3−1−211
2017年4月6−41213
2018年4月12−7−2517
2019年4月7−70017
2020年4月19−109935
2021年4月19−4−171534
2022年4月12−93340
2023年4月7−153−835
2024年4月9−94040
2025年4月9−911050
2026年4月−1−51−618

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年4月期の総資産は136億円。このうち返さなくてよい自己資本が73億円で、自己資本比率は53.5%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年4月104637.0
2013年4月126645.6
2014年4月1771038.8
2015年4月29171259.8
2016年4月30201066.1
2017年4月42281463.6
2018年4月50361468.8
2019年4月58421670.3
2020年4月81483357.9
2021年4月83651877.1
2022年4月105832277.6
2023年4月123903372.0
2024年4月1451024469.3
2025年4月1701066461.8
2026年4月136736353.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳
現金及び預金
18億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
60億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
63億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
65
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中129位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中283位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.1%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.5%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
53.5%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥305で、1年前と比べて-77.3%過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。

¥305-2.2%1ヶ月+5.2%1年-77.3%時価総額50億円
過去52週の値幅
安値¥250高値¥1,485

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.0倍
PER (会社予想)21.6倍
PBR0.67倍
配当利回り0.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月12日時点で299円と、1カ月で7.17%上昇したが、1年前からは76.46%の大幅下落となっている。25日移動平均線(284円)を上回り、週足では反発基調が見られるが、上値は重い。52週高値(1485円)からは80%下落し、52週安値(250円)からは20%上昇した。出来高は7月29日に25万株と増加しており、投機的な売買も見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは8.84倍と業界平均39.73倍を大幅に下回り、割安感が強い。PBRは0.65倍で平均2.94倍を大きく下回り、ROEは6.1%で資本効率はまずまず。配当利回り1%は平均13.42%を大きく下回るが、配当性向57.8%で安定配当が期待できる。直近の売上高は増加傾向にあるが、2026/4期の利益は減益予想で、その点は割安の裏付けを弱める。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.0倍39.6倍
PER (予想)21.6倍
PBR0.67倍2.44倍
ROE6.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

競争激化とコスト増で収益環境が悪化。強気派は地域密着型の強みと高品質な商品で顧客基盤を維持し、業績回復が可能と見る。弱気派は2026/4期の大幅減益予想や大型出店による固定費増加、市場縮小を懸念。営業利益率は10%台から4.5%へ急低下する見込み。

プラスに働く材料7
  • 地域密着の強み

    神奈川西部に集中展開し、顧客ロイヤルティが高く、競合が入り込みにくい。

  • 高品質戦略

    生鮮品やPB商品の質の高さで来店動機を維持し、客単価向上が可能。

  • 減益は一時的

    新店舗投資やコスト増の影響で減益だが、長期的には業績回復が期待される。

  • PBR0.6385倍で割安株として買い不定影響

    PBR0.6385倍は解散価値を下回る水準。1株純資産457円に対し292円で取引され、修正余地がある。

  • 株価1年で77%下落後のリバウンド不定影響

    1年で-77.01%と急落。短期的な売り圧力が一巡すれば自律反発が見込まれる。

  • 直近売上高221億円と高水準維持2026年下期影響

    売上高は229億円(2025/4期)から221億円(2026/4期)と小幅減。需要急減には至っていない。

  • 営業利益率10.48%→4.52%の低下は一過性2027年〜2028年影響

    2025/4期の営業利益率10.48%が2026/4期4.52%に低下。広告費削減や商品構成改善で10%水準へ戻れば営業利益は22億円に。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    大手スーパーやドラッグストアの進出で価格競争が激しく、既存店の売上が低迷。

  • コスト増

    人件費や水道光熱費、物流費の上昇が利益を圧迫し、営業利益率が半減。

  • 成長の限界

    人口減少や市場成熟で出店余地が狭まり、成長性が乏しい。

  • 営業利益24億円→10億円へ急減2026年Q2影響

    営業利益は2025/4期24億円から2026/4期10億円へ約58%減少。減益基調が続けばさらに縮小。

  • 純利益13億円→5億円へ大幅減益2026年Q2影響

    純利益は13億円から5億円へ約62%減。EPS低下でPERが20.7倍と予想され、割安感は薄れる。

  • ROE6.1%と資本効率の低さ継続影響

    ROEは6.1%と低く、自己資本を効率的に使えていない。改善が見られなければ株価の再評価は難しい。

  • 配当利回り1.03%と低く株主還元が乏しい継続影響

    配当利回り1.03%は低く、下落時の下支えが期待しにくい。

次の決算で確かめる点
既存店売上高
競争環境下での店舗の収益力を測る。
営業利益率
コスト増への耐性と収益性の推移を確認。
出店ペース
成長戦略の実行状況と固定費増加の影響を見極める。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.98%。

年間配当
¥3
1株あたり
配当利回り
0.98%
いまの株価に対して
配当性向
57.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年4月520.2
2018年4月622.218.8
2019年4月718.224.6
2020年4月77.714.8
2021年4月814.318.5
2022年4月23181.329.6
2023年4月230.0
2024年4月230.0126.1
2025年4月230.080.6
2026年4月230.057.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ17,501人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.7%を占め、残る61.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年4月%2022年4月%2023年4月%2024年4月%2025年4月%2026年4月%
個人・その他43.444.646.342.742.758.6
事業法人33.033.333.633.833.133.5
金融機関14.18.57.97.88.55.2
外国法人7.812.711.210.112.62.0
自己株式2.32.32.22.22.12.0
証券会社1.60.70.85.32.90.6
外国人個人0.10.10.20.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01AOI株式会社32.82
02樋口 敦士14.79
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.43
04北村 和順2.90
05鈴木 淳也0.87
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.78
07水島 育大0.75
08野村信託銀行株式会社(投信口)0.68
09和田 孝行0.64
10Boom Securities(H.K.)Limited - Clients’ Account(常任代理人 マネックス証券株式会社)0.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近20
  • 2026-08-21
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.07%
    -0.19pt
  • 2026-08-07
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.26%
    -1.13pt
  • 2026-06-24
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    変更報告
    4.26%
    -0.01pt
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.11%
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.80%
    +0.69pt
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.84%
    +0.04pt
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.42%
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.42%
    +0.58pt
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.80%
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.39%
    -0.03pt
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.39%
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.39%
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.25%
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.27%
    +0.02pt
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.26%
    -0.01pt
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.30%
    +0.04pt
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.70%
    +0.40pt
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.70%
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.69%
    -0.01pt
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.69%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−100%、1株純資産は15期で−99%。直近期のROEは6.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年4月15,83253,78734.5
2013年4月124530.1
2014年4月105519.8
2015年4月1511316.029.2
2016年4月1712713.835.39.6
2017年4月4417029.723.320.2
2018年4月5521628.330.518.8
2019年4月5125421.915.124.6
2020年4月6729724.519.514.8
2021年4月9840528.016.118.5
2022年4月11051323.910.129.6
2023年4月5955711.116.5
2024年4月7063211.916.5126.1
2025年4月8065712.414.980.6
2026年4月344536.113.457.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

5名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は5名。2026/4期の役員報酬は総額78百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
樋口敦士代表取締役会長 兼 執行役員497,774,100
水島育大代表取締役社長 兼 執行役員43121,700
西脇徹取締役 監査等委員51
熊王斉子取締役 監査等委員56
吉野次郎取締役 監査等委員55

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)25656131
社外取締役317176

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,456字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社4社、非連結子会社1社、関連会社2社の合計8社で構成されており、世界的にも成長が続いているEC市場において、市場の変化に対応しつつ進化成長してまいりました。自らのクリエイティブ魂に火をつけ、プロダクト及びサービスを通じて顧客体験価値を最大化し、クリエイティブな炎を燃え上がらせることを体現することを目指し、Purpose/Passion「クリエイティブ魂に火をつける」を掲げております。 主要なものとしては、スマートフォンケースや携帯機器用充電器、イヤホン等モバイルアクセサリーやコスメティクス、ゲーミングモニターの商品企画・開発・製造、それら商品についてインターネット通信販売及び大手雑貨量販店等への卸販売を行う「コマース事業」を展開しております。なお、当社グループは従来、EC事業者向けクラウド(SaaS)型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」の開発・提供を行う「プラットフォーム事業」を併せて営んでおりましたが、2025年11月1日付の株式分配型スピンオフにより同事業を担うNE株式会社を連結の範囲から除外したため、当連結会計年度末現在においては「コマース事業」を中心に事業を展開しております。事業の内容は以下のとおりであります。 (1) コマース事業 当事業においては、若年層に高い認知度を持つiFaceブランドを中心としたスマートフォンアクセサリーを取り扱う事業が主力事業となります。若年層を含む幅広い顧客に対して、ECでは多店舗展開することでより多くの顧客と接点を持ちつつ、また雑貨量販店、家電量販店、キャリアショップ等のリアルな売り場での接点をも有す、バランスの良い販路を持っているのが一つの特徴であります。あわせて、当社グループで企画開発、製造、販売までのサプライチェーンを構築しているのも大きな優位性となっております。また、これらにEC運営ナレッジを加えた強みを活かしてカテゴリー拡張をしており、ゲーミングモニターブランド「Pixio」や、コスメティクスを「ByUR」ブランドとして展開しています。なお、当事業は国内だけでなく、韓国、米国、中国の連結子会社3社を通じてインターネット通信販売及び小売り事業者向けの卸販売を行っており、インターネット通信販売においては自社サイトの運営だけでなく、国内及び海外の有力ECショッピングモール等へ出店しております。 ① 国内インターネット通信販売について インターネット通信販売においては、自社ドメインサイト、楽天市場、Yahoo!ショッピングモール、Amazon.co.jp、ZOZOTOWN、その他小規模店舗を含め日本国内で多数EC店舗を運営し、一般消費者に向けてモバイルアクセサリー、コスメティクス及びゲーミングアクセサリー等を販売しております。店舗運営に当たっては、UX(注1)を重視し、専門チームがUXの向上に努め様々な施策を行っております。 (注)1.UX(User Experience)とは、ある製品やサービスを利用したり、消費した時に得られる体験の総体。個別の機能や使いやすさのみならず、ユーザー(ここでは当社のECサイトを訪問する一般消費者)が真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念。 ② 卸販売について モバイルアクセサリーは大手雑貨量販店及び大手家電量販店向けに、コスメティクスは大手雑貨量販店及びドラッグストア向けに、ゲーミングアクセサリーは大手家電量販店及びPC専門店向けに、それぞれ卸販売を行っているほか、EC事業者向けにインターネット卸販売サイトの運営を行っております。小田原本社のほか、東京、大阪に拠点を設け、ラウンダーと呼ばれる実店舗の売場構築支援を行う人員を配置し、顧客満足度向上に努めております。 ③ 海外向け販売について 子会社を通じて次のとおり店舗展開をしております。 Hamee Global Inc.(韓国連結子会社、以下「Hamee Global」という。)では、一般消費者向けにインターネット販売を展開しております。また、韓国国外の代理店に対する海外輸出も行っております。 Hamee US,Corp.(米国連結子会社、以下「Hamee US」という。)では、欧米の一般消費者向けインターネット通信販売を展開しております。また、米国においては大手雑貨量販店等への卸売販売も行っております。 Hamee Shanghai Tech & Trading Co., Ltd.(中国連結子会社、以下「Hamee Shanghai Tech & Trading」という。)では、中国一般消費者向けインターネット販売を展開しております。 ④ 商品仕入及び自社企画・製造について 商品仕入については、500社を超える仕入先との取引により、モバイルアクセサリー関連の情報網を確保しており、時代のニーズに合わせた多種多様な商品展開が可能な体制を構築しております。また、社内にて商品デザイナーを中心とした商品企画・デザイン専門チームを設置し、自社企画商品として、海外を含む外部メーカーと協力しオリジナル商品を制作しております。自社企画商品においては、ディズニーやムーミン等の人気キャラクターの商品化権を取得して、キャラクター商品の制作も積極的に行っております。これらに加え、コスメの商品開発、製造、販売、そしてゲーミングアクセサリー事業の企画開発にも携わっております。玩具や実用品等も一部取り扱っており、様々な商品について、多くのEC店舗における販売状況を分析することで、売れ筋商品をリアルタイムに把握し、商品仕入れ・企画に活用することが可能な体制となっております。 また、韓国連結子会社が製造機能を保有しており、自社商品の企画・製造から物流・販売までのフローを統括できる体制を構築しております。 [事業系統図] (コマース事業)
経営方針・対処すべき課題3,038字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営方針 当社グループは、自らのクリエイティブ魂に火をつけ、プロダクト及びサービスを通じて顧客体験価値を最大化し、クリエイティブな炎を燃え上がらせることを体現することを目指し、Purpose/Passion「クリエイティブ魂に火をつける」を掲げております。2025年11月の株式分配型スピンオフによりプラットフォーム事業(NE株式会社)を分離した後は、コマース事業に経営資源を集中し、その継続的な進化・成長に取り組んでおります。 (2) 経営戦略及び対処すべき課題 当社グループは、経営資源の最適化と各事業の成長加速を目的として、2025年11月にNE株式会社(プラットフォームセグメント)のスピンオフIPOを実施し、コマース事業に経営資源を集中する新たな経営体制へと移行いたしました。新Hameeとして、Purpose/Passion「クリエイティブ魂に火をつける」、Vision「人と地球の“らしさ”カンパニー」、Mission/Strategy「ZカルチャーSPAと脱炭素の両立」を改めて掲げ、持続的な成長を追求してまいります。あわせて、2027年4月期からの3ヵ年を対象とする中期経営計画を策定・公表いたしました。 こうした新体制のもと、当社グループが現在認識している主な課題と、それぞれに対する今後の取組方針は以下のとおりであります。当社グループは、これらの課題に迅速かつ着実に対処してまいります。 イ.事業ポートフォリオの多角化とカテゴリー拡張 当社グループのコマースセグメントは、iFaceブランドを中心とするスマートフォンアクセサリーを基盤としつつ、近年はビューティー事業(ByUR/ByGLOW)及びゲーミングアクセサリー事業(Pixio)が売上面で第2・第3の柱へと成長し、事業ポートフォリオの多角化が着実に進展しております。一方、中長期的に持続的な成長を実現するためには、さらなるカテゴリー拡張と新たな成長領域の創出が重要な経営課題であると認識しております。 こうした中、当社グループは「EC運営ナレッジ」、「企画から卸・EC小売までを一気通貫で担うサプライチェーン(SPAモデル)」、「認知度の高いブランド群」といった強みを活かし、ビューティー・ゲーミングアクセサリー両事業におけるカテゴリーの拡張、並びに新規ブランド・新カテゴリーの育成を推進し、事業ポートフォリオの多角化を一層加速してまいります。 ロ.ブランド力の維持向上 スマートフォンアクセサリー市場は今後も変化し、競争の激化が予想されます。こうした環境の中で、主力ブランドであるiFaceが引き続き顧客から選ばれ続け、その価値を一層高めていくことが課題であると認識しております。10年以上の歴史を積み上げてきたiFaceのオンリーワンの強みを最大限に活用し、ケース等のアクセサリーにとどまらず通電領域をはじめとする幅広い商品群へと展開することで、iFaceを単一で多様なニーズに応える「総合ブランド」へと進化させてまいります。一層のブランディング強化を通じて、特定カテゴリーに依存しない強固なブランド基盤を構築し、持続的な成長につなげてまいります。 ハ.採算性の改善 ビューティー事業及びゲーミングアクセサリー事業は、近年着実に売上を伸ばし、当社グループの成長を牽引する存在となっております。一方で、これらの事業は現在も先行投資の段階にあり、十分な採算の確保には至っていないことから、早期の収益化が重要な課題であると認識しております。大ロット調達や海外生産の戦略的活用等による原価改善、ロジスティクス設計の最適化による在庫・物流コストの圧縮を進め、売上の成長が利益に直結する収益体質への転換を図ることで、これら成長事業の早期の利益貢献を実現してまいります。 ニ.グローバル展開の加速 当社グループの売上は8割以上を日本国内市場が占めており、中長期的な成長のためには海外市場への展開拡大が重要な課題であると認識しております。現在、韓国・米国・中国に海外子会社があり、現地での販売・物流の基盤整備を進めております。今後は、こうした基盤を活かし、現地のニーズを捉えた自社ブランドの展開やIPコラボレーション、サプライチェーンの強靭化を通じて海外売上の拡大を図り、グローバルでの成長を加速してまいります。 ホ.ESG・脱炭素の推進 当社グループが本社を構える小田原は、江戸時代の思想家・二宮尊徳翁が説いた「報徳思想」が根付く地です。その精神に通じる社会の公器としての自覚のもと、環境・社会・経済に関わる課題の包括的な解決に取り組むことが、持続的な企業価値向上の前提であると認識しております。当社グループはESGに関する重要課題を特定し、その達成に向けた目標とアクションプランを当社ホームページにて公表しております。とりわけ気候変動への対応は重要な経営課題と位置づけ、Mission/Strategyに「ZカルチャーSPAと脱炭素の両立」を掲げ、脱炭素推進プロジェクトのもと、2030年までのCO2排出量の約半減を目標として、各事業部・各部門でサプライチェーン排出量の見直しを進めております。具体的には、製品の紙パッケージ化や分別しやすい仕様への変更、再利用サービスの強化に加え、プラスチック製品の不良品や余剰在庫から新たなプロダクトを生み出すリサイクルサービス「Parallel Plastics」や、企業間で再生プラスチック材を取引するオンラインモール「再生プラスチック取引所」等の取り組みを推進しており、今後もアクションプランを拡充してまいります。 ヘ.人材が活躍できる環境の整備 継続的な成長の原資である人材は、当社グループにとって最も重要な経営資源であると認識しております。多様な人材がその能力を最大限に発揮し、創造性を高めながら働き続けられる環境を整備することが課題であると認識しております。テレワークと出社を自由に選択できる勤務形態を維持し、リアルとデジタルが融合した多様な働き方に対応してまいります。また、全社的なAI活用を推進し、社員が「問いの立案」「意思決定」「意味づけ」といったAIに代替されない創造的な活動に集中できる環境を整えることで、一人一人の成長と挑戦を後押しし、働きやすく、やりがいを感じられる環境の整備を進めてまいります。 ト.コーポレートガバナンスの高度化 持続的な成長と中長期的な企業価値向上のためには、透明性・客観性の高いガバナンス体制の構築と意思決定の迅速化が不可欠であると認識しております。監査等委員会設置会社として、指名・報酬委員会を設置するなど体制を整備してまいりましたが、より一層の高度化に向け、社外取締役の比率向上と取締役会におけるガバナンス機能の強化に取り組み、透明性及び客観性を維持向上してまいります。 チ.コンプライアンス体制の維持向上 企業活動には高い倫理観が求められており、コンプライアンス上の問題は経営基盤に重大な影響を及ぼし得るものと認識しております。コンプライアンスマニュアルの整備、コンプライアンス担当役員の選任、法務部門の設置等の体制を構築しておりますが、お客様からの信頼を高めるため、今後も社内教育を通じてコンプライアンス体制の維持向上を図ってまいります。
事業等のリスク5,823字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも特に重要なリスクとは考えていない事項についても、投資判断のうえで、あるいは事業活動を理解するうえで重要と考えられる事項については、投資家及び株主に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、その発生の予防及び発生時の対応に努力する方針ですが、当社グループの経営状況及び将来の事業についての判断は、以下の記載事項及び本書中の本項以外の記載を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。なお、以下の記載における将来に関する事項については、本書提出日現在において当社で想定される範囲で記載したものであります。また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクの全てを網羅するものではありません。 (1) 当社グループ全体に係るリスクについて ① ビジネスモデルについて 当社グループにおける事業は、主としてECに関連する事業であるため、EC関連市場が今後も拡大していくことが事業展開の基本条件であると考えております。 今後もEC関連市場は拡大するものと見込んでおりますが、仮に新たな法的規制の導入、通信環境やセキュリティ対策等の技術進歩が市場のニーズに追いつかなくなるなど技術革新の遅れ、利用料金の改訂を含む通信事業者の動向など、予期せぬ要因によりEC関連市場の発展が阻害される場合には、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② インターネットモールにかかる影響について 当社グループの事業においては、日本の代表的なECモールである楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、ECインフラともいうべき企業の運営方針の影響を受けます。当社グループにおいては、複数のECモールへの出店や、自社ドメインサイトの運営などにより、一つのECモールに依存しない運営体制を構築しておりますが、ECモールが同一企業による複数店舗の出店を禁止するなどした場合や、販売ロイヤリティ率の引き上げに伴いECモールへの出店に関する費用が増加した場合、自社EC店舗の運営に支障が生じ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ システムトラブル等について 当社グループの事業は、コンピュータシステムを結ぶ通信ネットワーク及び当社が提供しているシステムに依存しております。このため、自然災害や事故等によって通信ネットワークが切断された場合、またはサイトへのアクセスの急激な増加や電力供給の停止等の予測不可能な様々な要因によってコンピュータシステムにトラブルが生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、当社グループのコンピュータシステムは、適切なセキュリティ手段を講じて外部からの不正アクセスを回避するよう努めておりますが、それらの手段で対応できないコンピュータウイルスやハッカーの侵入等によりシステム障害等が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 基幹システム(ネクストエンジン)への依存について 当社のコマース事業は、受注処理・在庫管理等の業務基盤として、NE株式会社が提供するEC一元管理システム「ネクストエンジン」を利用しております。2025年11月の同社のスピンオフにより当該システムは外部サービスとなりましたが、当社事業運営上の重要なシステムであることに変わりはありません。何らかの理由により同システムに不具合や提供の中断等が生じた場合、コマース事業において受注処理等の業務運営が滞るなど、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 法的規制について 当社グループは「不当景品類及び不当表示防止法」、「製造物責任法」、「特定商取引に関する法律」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」、「不正競争防止法」、「消費者契約法」、「個人情報の保護に関する法律」、「商標法」、「著作権法」等による法的規制を受けております。当社グループでは、管理体制の構築等によりこれら法令を遵守する体制を整備しておりますが、これらの法令に違反する行為が行われた場合、法令の改正または新たな法令の制定が行われた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 人材の採用・育成について 当社グループは、企業規模の拡大に伴い、継続的に優秀な人材の維持と拡充が必須であると認識しております。当社グループの競争力向上に当たっては、それぞれの部門において高い専門性を有する人材が要求されることから、一定以上の水準を満たす優秀な人材を適切に採用するとともに、成長ポテンシャルの高い人材育成、維持に積極的に努めていく方針であります。しかしながら、当社グループの採用基準を満たす優秀な人材の確保が計画どおりに進まなかった場合や、人材育成・維持が計画どおりに進まなかった場合、また既存の主要な人材が社外に流出した場合には、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 訴訟などに関するリスク 当社グループは、現在において、訴訟を提起されている事実はありません。しかしながら、コマース事業においては、商品が第三者の知的財産権を侵害していたり、商品を購入した顧客に被害等(蓄電池の発火による火傷、火災など)が発生した場合には、訴訟を受ける可能性及び商品の不良発生等に基づいて、監督官庁から商品の回収命令を受ける可能性があります。当社は、販売する商品等について商品開発部が、メーカーから納品される前のサンプル検査の段階において、素材の確認、裁断や焼却等による検査を行うとともに、通電商品等の機能性商品については外部専門機関等によるチェックを実施するなど、品質の確認には十分な注意を払っておりますが、完全にそのリスクを排除できる保証はなく、発生した訴訟の内容及び結果、損害賠償の金額、商品回収費用の発生状況によっては当社グループの事業及び業績並びに企業としての社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 減損処理の影響について 当社グループは、2018年4月のHameeコンサルティング株式会社の買収(子会社化)、2019年10月のJEI DESIGN WORKS Inc.の製造事業の譲受(ブランド企画・デザイン企画人材含む)による取得、2023年1月の株式会社キューブの製品製造販売事業の譲受(音楽雑貨オタマトーン)による取得、2023年11月の株式会社anea designの買収(子会社化)、2025年1月のPixio USA Inc.の株式取得など、事業進展のための様々な投資を行っており、今後も国内及び海外において、企業買収等の投資を継続する可能性があります。当社グループは、慎重な事業評価、契約交渉、社内審議等のプロセスを経たうえで投資等の実行を判断し遂行しておりますが、業績計画との乖離等によって期待されるキャッシュ・フローが生み出せない場合には、のれんの減損が発生するなど、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。このようなリスクに対応するべく、前述の投資判断に加え、投資後のモニタリングを行い、事業計画との乖離が見られた段階で早期に対策を検討・実行していきます。 (2) コマース事業に係るリスクについて ① スマートフォン機種の流行等が経営成績に与える影響について 当社グループが属するモバイルアクセサリー業界は、スマートフォン機種の流行に影響を受ける傾向があります。モバイルアクセサリーは、特定機種専用の商品と、機種に左右されない商品がありますが、スマートフォンは概ね一年ごとにモデルチェンジされているため、特定機種専用商品のライフサイクルが短いという傾向にあるといえます。機種の流行や顧客の嗜好等により特定機種専用商品への依存度に変化が生じた場合、売上変動や在庫増加が発生するほか、当該変化が当初の需要予測と異なった場合には、棚卸資産の評価の見積りに重要な影響を与えるなど、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 特定ブランドへの依存について 当社グループのコマース事業における主力商品は、スマートフォンケースブランド「iFace」シリーズであり、同事業の売上高の相当部分を占めております。コスメティクスやゲーミングアクセサリー等の商材多角化により同ブランドへの依存度は低下しつつあるものの、今後「iFace」ブランドに対するイメージが著しく低下した場合や、同様のコンセプトの商品が他社から発売され競争力が著しく劣後した場合には、当該商品に対する需要が落ち込み、売上が減少するなど、当社グループの業績及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ③ キャラクター商品の取り扱いについて 当社グループは、キャラクター商品を幅広く取り扱っております。当社グループの商品へのキャラクターの活用に当たっては、長期安定的な人気を得るものを活用する方針でありますが、当社グループが人気キャラクターの商品化許諾権を版権元から獲得できなかった場合、当社グループの取り扱うキャラクター商品に関する版権元との商品化許諾契約が、何らかの理由により更新拒絶、解除等により終了した場合、採用するキャラクターの人気の程度により、当社グループの業績が変動する可能性があります。 ④ 競合について 当社グループのコマース事業においては、モバイルアクセサリー市場の成熟に伴い、競争の激化が予想されます。今後他のモバイルアクセサリーのインターネット通信販売事業者、卸販売事業者のみならず、仕入先自身によるインターネット通信販売の展開、その他新規参入事業者等により、新たな高付加価値サービスの提供がなされた場合には、当社グループの競争力が低下する可能性があります。 また、2022年4月期より取り扱いを開始しましたコスメティクスやゲーミングアクセサリーブランドにおいても競合が存在しており、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 需要予測に基づく仕入れについて 当社グループのコマース事業において販売する商品の大部分は、需要予測に基づいた仕入れを行っております。しかしながら、実際の受注が需要予測を上回った場合には販売機会を失うこととなります。また、実際の受注が需要予想を下回った場合には、当社グループに過剰在庫が発生しキャッシュ・フローへの影響や商品評価損が発生する可能性があります。 ⑥ 物流業務の外部委託について 当社グループの国内コマース事業は、商品の保管、入出庫等に係る業務を株式会社清長、カインズ商配株式会社及び株式会社ハマキョウレックスへ委託しております。各社とは通信回線にてデータの授受を行っており、何らかのシステム障害にて通信回線が不能となった場合、入出荷業務に影響を及ぼす可能性があります。また地震やその他不可抗力、その他各社の業務の継続が困難になる事象等、何らかの理由により各社からのサービスの提供の中断・停止が生じた場合、または各社との基本契約が変更され、当社グループ業務運営上何らかの影響が生じ、かつ当社グループがこれに適切な対応ができない場合等には、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、現時点において売上に占める物流費の割合について、目立った上昇の傾向は出ておりませんが、今後運送事業者からの値上げ要請が発生した場合には、物流コストの増加が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 商品の品質管理について 当社グループのコマース事業において販売する商品のうち一定割合のモバイルアクセサリーは、当社グループの商品開発部門と仕入先企業が共同で商品開発を行い、仕入先企業にて生産される自社企画商品であります。商品の安全性に関する社会の期待、関心は高まっており、当社グループにおいても、仕入に際しての品質基準の見直しや、品質検査、適法検査等を強化し、安全な商品の供給に努めております。しかしながら、当社グループが販売した商品に不具合等が発生した場合には、大規模な返品、製造物責任法に基づく損害賠償や対応費用の発生、信用失墜により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 返品について 当社グループのコマース事業においては、契約書上に定める一定範囲において、雑貨量販店をはじめとする各小売店等より、一定の条件で商品の返品を受け入れており、商品入庫時及び出荷時における検品の徹底により、商品の瑕疵に伴う不良返品の発生を未然に防ぐ対応を行っております。また、期末日以後の返品による影響に備えるため、返品されると見込まれる商品の対価を返金負債として、返金負債の決済時に顧客から商品を回収する権利として認識した資産を返品資産として計上しております。しかしながら、想定を超えて大量に返品が発生した場合には、代替商品の配送費用など追加的な費用が発生することから、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 個人情報の保護について モバイルアクセサリー等のインターネット販売サイトの運営管理におきましては、登録会員の個人情報を大量に保有しているため、2005年4月に全面施行された「個人情報の保護に関する法律」を遵守しております。また、当社グループの「個人情報保護方針」に沿って、個人情報保護規程を整備しております。さらに、従業員に対する個人情報保護に関する意識の向上を図り、個人情報の漏洩に対し防止策を講じています。 しかしながら、外部からの不正アクセス、システム運用における人的過失、従業員の故意等による個人情報の漏洩、消失、不正利用が発生した場合、対応次第では、信用の失墜を招き、さらには損害賠償の対象となることも考えられます。そのような場合には、当社グループの業績及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,762字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①  財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、高水準の賃金上昇を背景とした個人消費の持ち直しや、企業の堅調な設備投資需要に支えられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇や金融・資本市場の変動に加え、依然として緊迫が続く中東情勢を背景とした原材料価格及び物流コストの高止まり、並びに円安基調の継続等、先行きについては不透明な状況が続いております。 このような経営環境の下で、当社グループにおきましては、2025年11月4日付「NE株式会社の東京証券取引所上場に関するお知らせ」のとおり、NE株式会社の株式の現物配当(株式分配型スピンオフ)を実施いたしました。これにより同社は当社の連結子会社ではなくなりました。そのため、プラットフォームセグメントの業績寄与は中間連結会計期間までとなります。 当連結会計年度における当社グループのセグメントごとの経営成績は次のとおりとなりました。 a.コマースセグメント (a) モバイルライフ事業 スマートフォンアクセサリー市場におきましては、海外勢を含む競合ブランドの台頭等により、ECを中心に競争が一段と激化いたしました。このような環境下において当社は、新シリーズ「BeBling 2」のリリース、Netflix「ストレンジャー・シングス」やMika Pikazo氏等とのコラボレーションを実行し、原宿フラッグシップ店舗及び家電量販店等での店頭プレゼンスを高め、Z世代を中心とするユーザー基盤の維持・強化に取り組みました。 EC・卸の両チャネルともに競争が一段と激化する環境のもと、自社公式オンラインストアにおける顧客基盤の強化と、家電量販店等の主要販路における店頭でのブランド体験の訴求を両輪で進め、販売基盤の拡大に努めました。あわせて、モバイルバッテリー等の通電系アクセサリーを次期の重点成長領域と位置づけ、商品開発及び販売体制の構築を進めております。 これらの結果、当事業の売上高は前期比1.5%減となりました。なお、次期におきましては、新シリーズの本格展開等、中長期的な成長基盤の構築に向けた取り組みを進めてまいります。 (b) コスメティクス事業 コスメティクスブランド「ByUR(バイユア)」につきましては、主要ドラッグストアチェーンを中心としたベースメイクカテゴリーの取扱店舗の大幅な拡大に加え、EC販売及び卸販売ともに好調に推移いたしました。ベースメイクカテゴリーは、日本人の肌質に合わせた仕上がりが幅広い顧客層から支持を集め、取扱店舗網の拡大とあいまってブランド全体のトップラインを力強く牽引し、「ByUR」はベースメイク領域における主要ブランドとしてのポジションを着実に確立いたしました。また、仕入条件の改善等により商品原価率が改善し、事業全体の収益基盤の強化も着実に進捗いたしました。シートマスク及びスキンケアカテゴリーにつきましては、引き続き商品力の強化と販路の最適化に取り組んでまいります。 また、複数ブランドによる事業ポートフォリオの構築を企図し、新ブランド「ByGLOW(バイグロー)」をローンチし、立ち上げ初期として一定の手応えを得ることができました。次期以降は、本ブランドの認知拡大と商品ラインナップの拡充に向けた先行投資を継続いたします。 これらの結果、コスメティクス事業全体の売上高は前期比30.4%増となりました。次期より、複数ブランド体制への移行を踏まえ、事業名称を「ビューティー事業」へ変更いたします。なお、次期におきましては、主軸「ByUR」のさらなる成長と「ByGLOW」のブランド基盤構築、並びに新カテゴリー・新ブランドの仕込みを並行して推進し、複数ブランドによる強固な事業ポートフォリオの確立を目指してまいります。 (c) ゲーミングアクセサリー事業 Pixioブランドを取り扱うゲーミングアクセサリー事業におきましては、前期に大型ゲームタイトルの発売等を背景に拡大した需要が一巡したことに加え、各社の供給過剰が重なり、大手メーカーによる積極的な値下げが続く厳しい価格競争環境が継続いたしました。また、競合各社の広告投資の積極化により、ECを中心とした広告オークションの競争も一段と激化いたしました。 このような市場環境のもと、モニターアームをはじめとする周辺アクセサリーの販売が前期比で大きく伸長し、デスクやチェア等の新カテゴリーへの展開も進めたことで、モニター単体に依存しない事業構造への転換を着実に進めました。また、「Amazonマーケットプレイスアワード2025」におけるカテゴリー賞の受賞や、初音ミク・ディズニー等の有力IPとのコラボレーション、初のファンミーティング開催等を通じて、ブランド資産及びファンコミュニティの形成も着実に進捗いたしました。 これらの結果、当事業の売上高は前期比5.0%減となりました。なお、次期におきましては、価格・スペック競争に依拠しないPixio独自の世界観・空間コーディネート提案にリソースを集中し、「自分だけの理想のデスク環境を叶える」ライフブランドとしての確立を目指してまいります。 (d) グローバル事業 韓国・米国・中国市場におきましては、EC・卸販売チャネルの双方における販路開拓を進め、自社ブランドのグローバル展開に継続して取り組んでまいりました。 韓国におきましては、当社グループの生産拠点として、日本向け商材の販売拡大に連動して生産・供給面も伸長いたしました。韓国国内市場では、TOY(玩具)カテゴリーが人気IPとのコラボレーションや展示会・ポップアップストアの開催等を通じてブランド資産を蓄積するとともに、日本市場で好調なゲーミングモニターの取扱いを新たに開始したことが、トップラインの伸長に貢献いたしました。 米国市場におきましては、EC・卸販売の双方で堅調に推移したものの、米国関税政策の動向や為替変動等、外部環境の不確実性は引き続き継続いたしました。 中国市場におきましては、TOYカテゴリーを中心に、雑貨店・書店等のオフラインチャネルでの新規入店が進捗し、BtoB取引先数も拡大したことで増収を実現いたしました。 これらの結果、当事業の売上高は前期比11.3%増となりました。なお、次期におきましては、米国・韓国・中国の三極を軸とした自社ブランドのグローバル展開をさらに加速させるとともに、外部環境の不確実性への耐性強化に継続して取り組んでまいります。 これらの結果、コマースセグメントの当連結会計年度の売上高は20,095,056千円(前連結会計年度比5.8%増)、営業利益は1,386,435千円(同35.8%減)となりました。 b.プラットフォームセグメント 2025年11月4日付「NE株式会社の東京証券取引所上場に関するお知らせ」のとおり、NE株式会社の株式の現物配当(株式分配型スピンオフ)により、同社は当社の連結子会社ではなくなりました。そのため、2025年11月以降の第3四半期及び第4四半期においてプラットフォームセグメントの業績は含まれず、当期の業績としては中間連結会計期間までとなります。 これらの結果、プラットフォームセグメントの当連結会計年度の売上高は1,987,978千円(前連結会計年度比49.4%減)、営業利益は1,013,634千円(同51.3%減)となりました。 c.各段階利益について (a) 営業利益 営業利益につきましては、前連結会計年度との比較では、当社の連結子会社でありましたNE株式会社が株式の現物配当(株式分配型スピンオフ)により連結の範囲から除外されたことを主因として、減益となりました。なお、継続する事業におきましても、特に好調であった前期からの反動や、米国における関税をはじめとする外部環境の影響等を受けましたが、原価の改善、本部費用を含む全社的な費用の管理、新規事業における損失の縮小、並びに海外子会社の業績の寄与により、2025年12月15日付で公表した業績予想を上回る983,957千円(前期比58.2%減)となりました。 (b) 経常利益 経常利益につきましては、前連結会計年度との比較では、上記のNE株式会社の連結除外をはじめとする営業利益の減少に加え、持分法による投資損失が拡大したことにより、減益となりました。一方、主として営業利益が業績予想を上回ったことを受け、経常利益は業績予想を上回る761,991千円(前期比67.6%減)となりました。 (c) 親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前連結会計年度との比較では、上記の営業利益及び経常利益の減少要因(NE株式会社の連結除外等)を反映し減益となりました。一方、営業利益及び経常利益が業績予想を上回ったことに加え、特別損失及び税金費用が当初想定を下回ったこと等により、業績予想を上回る541,256千円(前期比57.6%減)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は22,073,528千円(前連結会計年度比3.6%減)、営業利益は983,957千円(同58.2%減)、経常利益は761,991千円(同67.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は541,256千円(同57.6%減)となりました。 d.財政状態の分析 当連結会計年度末における総資産は、前述の株式分配型スピンオフにより大きく変動するところとなり、前連結会計年度末に比べ3,398,111千円減少し13,574,479千円(前年度比20.0%減)となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3,246,187千円減少し、10,175,668千円(前年度比24.2%減)となりました。これは主に、商品が116,222千円増加した一方、現金及び預金が3,181,507千円及び売掛金が222,711千円減少したこと等の結果によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ151,923千円減少し、3,398,810千円(同4.3%減)となりました。これは主に、使用権資産が467,539千円増加した一方、ソフトウエアが196,085千円、建物及び構築物が166,208千円、関係会社株式が104,147千円及び工具、器具及び備品が102,440千円減少したこと等の結果によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ657,106千円減少し、5,600,447千円(同10.5%減)となりました。これは主に、短期借入金が250,000千円増加した一方、未払法人税等が483,452千円及び未払金が340,360千円減少したこと等の結果によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ509,300千円増加し、654,214千円(同351.4%増)となりました。これは主に、固定負債のリース債務が461,046千円増加したことなどの結果によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3,250,305千円減少し、7,319,817千円(同30.7%減)となりました。これは主に、為替換算調整勘定が236,640千円増加した一方、利益剰余金が3,545,365千円減少したこと等の結果によるものであります。 ②  キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額2,779,847千円と合わせて、前連結会計年度末に比べ3,181,507千円減少し、1,812,064千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は107,353千円(前連結会計年度は860,373千円の収入)でありました。これは主に、税金等調整前当期純利益733,140千円、減価償却費699,914千円、未払金の増加274,677千円等の収入要因に対し、法人税等の支払い651,336千円、売上債権の増加519,979千円、立替金の増加416,295千円等の支出要因があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は478,827千円(前連結会計年度は922,041千円の支出)でありました。これは主に、有形固定資産の取得302,682千円、無形固定資産の取得119,520千円等の支出要因によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は106,977千円(前連結会計年度は1,137,728千円の収入)でありました。これは主に、新株式申込証拠金の払込による収入345,000千円、短期借入金の純増加額250,000千円等の収入要因に対し、配当金の支払い358,914千円、リース債務の返済による支出159,745千円等の支出要因があったことによるものであります。 ③  生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日) 生産高(千円)   前年同期比(%) コマース事業   1,024,229   87.9 (注) 金額は、当期総製造費用によっております。 b. 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日) 仕入高(千円)   前年同期比(%) コマース事業   8,694,088   89.0 プラットフォーム事業   38,057   97.5 合計   8,732,146   89.0 (注) 1.金額は、仕入価格によっております。 2.プラットフォーム事業の実績は中間連結会計期間までのものです。 c.  受注状況 当社グループのコマース事業においては受注から販売までの所要日数が短く、常に受注残高は僅少であります。またプラットフォーム事業においては、ユーザーのシステム内における受注件数に応じた従量課金制の手数料収入が主であるため、受注残高は発生しません。そのため、受注状況には重要性がなく、記載を省略しております。 d.  販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年5月1日 至 2026年4月30日) 販売高(千円)   前年同期比(%) コマース事業   20,095,056   105.8 プラットフォーム事業   1,987,978   50.6 調整額   △9,507   56.8 合計   22,073,528   96.4 (注) プラットフォーム事業の実績は中間連結会計期間までのものです。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①  重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成に当たっては、当連結会計年度末における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項 4、会計方針に関する事項」及び「第5経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②  当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.  経営成績等の状況 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要  ①  財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「3  事業等のリスク」に記載のとおりであります。 b.  キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの運転資金需要の主なものは、コマース事業における卸販売の拡大に伴い発生する商品仕入資金及び販売費及び一般管理費等の営業費用支払いに充当するための資金であります。設備投資資金の主なものは、コマース事業に係るシステム、 ソフトウエア等無形固定資産への投資資金、この他企業買収等、企業価値向上に資する投資に関する資金需要があります。 当該資金需要のうち運転資金につきましては、取引銀行5行とシンジケートローン契約を締結しており、総額は5,350,000千円になります。これにより、必要に応じて機動的な資金調達が可能な体制を整えております。また、投資資金につきましては、案件ごとに、手持ち資金の状況を勘案しながら、短期借入金により資金調達を行っております。 なお、企業買収について、今後多額の買収資金が必要となるような案件が発生した場合、資本効率やコスト等のバランスと、株主利益への影響を十分に勘案したうえで、資本市場での調達、金融機関からの調達の双方を慎重に検討のうえ資金調達を実施してまいります。

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開示資料

出典

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