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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

グローバルスタイル

Global Style Co.,Ltd.7126 · Standard · 小売業

プライベートフィッティングルームやカフェ併設など、高品質な店舗体験で顧客のオーダースーツ需要を創出する。

概要

グローバルスタイルは、オーダースーツ専門店を全国に40店舗展開する小売企業。1949年に丹後屋羅紗店として創業後、2019年に現社名へ変更、東証JASDAQに上場した。約5,000種類の生地から選べるSPA型運営で、低価格帯のオーダースーツを提供する。2025年7月期の売上高は115億円、従業員数は254名。

オーダースーツを軸とした多様な店舗業態

当社はメンズ・レディス・キッズのオーダースーツ、オーダーシャツ、コート、シューズの企画・販売を主事業とする。店舗は個室採寸室を備えた「GINZA Global Style」、カフェ併設の「COMFORT」、高級ラインの「PREMIUM」、ヴィンテージ生地を扱う「MARUNOUCHI」、新業態「Premium Marunouchi」など6種類の業態で構成される。2025年7月末時点で全国40店舗を運営し、加えてオンラインオーダーサービスも提供する。

直接調達とSPAモデルが支える低価格

当社は自ら選別した生地を直接調達することで約5,000種類の品ぞろえを実現する。企画から生産、販売までを一貫するSPAモデルを採用し、仕入原価を抑えつつ品質を維持する。価格帯は1着38,000円(税抜)、2着48,000円からと低価格に設定し、高いファッション性とお買い得感を提供する。また、国内外の縫製工場とのネットワークを強化し、スピーディーなモデル開発を可能にしている。

全国主要都市への出店とインバウンド対応

店舗は札幌、仙台、東京、千葉、埼玉、横浜、静岡、名古屋、大阪、奈良、京都、神戸、広島、福岡、北九州、熊本の主要都市に展開する。2024年9月には「Premium Marunouchi本店」を東京都千代田区有楽町に出店した。インバウンド需要への対応として免税サービス、国際配送サービスを開始し、英語対応可能なスタッフを配置している。オンラインオーダーサービスは2020年6月に開始し、実店舗とのオムニチャネル戦略を推進する。

レディスやキッズへの対象拡大と会員サービス

2018年10月にレディスオーダースーツブランド「GINZA Global Style Ladies」を立ち上げ、2025年7月末現在35店舗で販売する。顧客サービスとして、購入したスーツやコートのクリーニング、保管、修理、サイズ調整を提供する「GSクローゼット」を運用する。会員制度には「GS倶楽部」「GSアプリ倶楽部」があり、アプリ会員向けに採寸データを活用したオンライン注文サービスも提供する。

業界の中での役割はオーダースーツ専門の小売・サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
115億円
営業利益
8億円
営業利益率
7.0%
純利益
5億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/7
事業売上構成比利益利益率
GINZA Global Style COMFORT47億円43.5%
GINZA Global Style42億円38.9%
MARUNOUCHI Global Style11億円10.2%
GINZA Global style PREMIUM5億円4.6%
Global Style3億円2.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01一般消費者(オーダースーツ)主力

メンズ・レディス・キッズ向けのオーダースーツ、シャツ、コート、シューズを企画・販売。プライベートフィッティングルームやカフェ併設など、顧客が採寸や生地選びを楽しめる店舗環境を特徴とする。

主な製品・サービス3
GINZA Global Style
個室のプライベートフィッティングルームを備え、低価格から中価格帯のオーダースーツを提供する主力店舗業態。
GINZA Global Style COMFORT
ウェイティングカフェを併設し、より快適な空間でオーダーメイドが楽しめる店舗業態。
GINZA Global Style PREMIUM
プレミアムオーダーや高級シューズブランドを取り揃えた高級志向の店舗業態。

製品と技術

約5,000種類の生地と多彩なオーダーモデル

当社最大の特徴は、自社企画・直接調達による約5,000種類の生地ラインナップである。顧客はメンズ、レディス、キッズ向けに、スーツ、シャツ、コート、シューズをオーダーできる。モデルは「カイザーモデル」をベースにハンドメイド縫製を融合した「カイザープレミアム」や、プレミアムライン「Heritage J 2.0」など、グレード別に用意される。価格は2着48,000円、1着38,000円(いずれも税抜)からと、低価格ながら高品質を実現する。

レディスオーダースーツ「GINZA Global Style Ladies」

2018年10月に立ち上げた「GINZA Global Style Ladies」は、女性向けオーダースーツブランドである。2025年7月末時点で35店舗に展開し、女性用ビジネスウェアの潜在需要を開拓する。男性向けと同様の豊富な生地選択肢と個室フィッティングルームを提供し、女性客が快適に採寸・相談できる環境を整える。接客力向上のための教育研修も実施している。

クリーニング・保管サービス「GSクローゼット」とオンラインオーダー

「GSクローゼット」は、当社店舗で購入したスーツやコートのクリーニング、保管、修理、サイズ調整を提供する会員向けサービスである。これにより顧客との継続的な接点を創出し、エンゲージメント向上を図る。また、2020年6月開始の「GSオンラインオーダーサービス」では、アプリ会員が採寸データを活用し、スタイリストのカウンセリングを受けながらオンラインでオーダーできる。付随商品としてネクタイ、ベルト、シューズなどの既製服も販売する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

売上高100億円超の小規模小売、中古品専門

中古品小売業において、売上高約115億円(2025/7期)の小規模プレーヤー。同業のトライアルホールディングス(総合小売)やまんだらけ(中古専門)と比較すると規模は小さく、差別化要素が必要。直近で営業利益率は6.96%と改善傾向にあるが、業界平均水準に留まる。内需依存型で海外展開は限定的。

強み

  • 営業利益率が5.36%(2024/7)から6.96%(2025/7)に上昇、収益性向上が確認できる。
  • 売上高が104億円→115億円と3期連続増収(年率5%程度)、需要の継続を反映。
  • 中古品に特化した品揃えにより、ニッチ市場で一定の顧客基盤を有する可能性。
  • 組織が小規模であるため、トレンド変化への対応や新店舗展開が迅速に行える。

課題

  • 同業他社と比較して売上規模が小さく、競争力強化のためには更なる成長が不可欠。
  • 総合小売や他の中古専門店との差別化要素が不透明であり、優位性の訴求が課題。
  • 内需依存度が高く、海外市場への展開が進んでおらず、成長の多様性に欠ける。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がグローバルスタイル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19853銀座ルノアール57億円34.8倍
28165千趣会55億円0.8倍
37127一家ホールディングス52億円66.1倍
43058三洋堂ホールディングス52億円15.1倍
57126グローバルスタイル50億円10.8倍
63134Hamee50億円9.0倍
77918ヴィア・ホールディングス49億円
82656ベクターホールディングス49億円
97625グローバルダイニング49億円6.2倍
103169ミサワ49億円38.7倍
113172ティーライフ48億円13.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 14件

1949年の創業から1964年のタンゴヤへの転換

1949年4月、大阪市南区(現中央区)に「株式会社丹後屋羅紗店」として設立された。当初は羅紗(ウール生地)の販売を手がけた。1959年10月に本社を大阪市東区(現中央区)の現住所へ移転。1964年6月には「タンゴヤ株式会社」へ商号変更し、以降長く同社名で事業を展開した。この間、生地問屋としての基盤を固めた。

2007年ホールディングス設立と新会社による再出発

2007年6月、創業家一族により「タンゴヤホールディングス株式会社」が設立された。2008年4月、その出資により「ルビナッチジャパン株式会社」を設立し、同年9月に「株式会社デパーチュア」へ商号変更。2009年12月、デパーチュアがGlobal Style 1号店を当社本社にオープンし、オーダースーツ小売事業を本格化した。2012年11月にはデパーチュアを吸収合併し、事業を一本化した。

2009年Global Style 1号店から銀座・丸の内への拡大

2009年12月に本社内で開業したGlobal Style 1号店を皮切りに、2013年4月には東京・銀座1丁目に「GINZA Global Style」1号店を出店し、都心部への進出を加速した。2016年7月には「MARUNOUCHI Global Style」1号店を東京・丸の内に開店。個室フィッティングルームを備えた高感度な店舗業態を確立し、ブランド力を高めた。

2018年のTANGOYA事業譲受と2019年の上場・社名変更

2018年6月、タンゴヤホールディングス株式会社からTANGOYA事業を譲受し、従来の生地卸事業を統合した。2019年8月、東京証券取引所JASDAQ(現スタンダード)市場に株式を上場。同時に商号を「グローバルスタイル株式会社」に変更し、現在の体制となった。この年、福岡に「GINZA Global Style COMFORT」1号店も開業している。

2023年からの新業態PREMIUM・Premium Marunouchiの展開

2023年10月、高級ライン「GINZA Global Style PREMIUM」1号店を銀座1丁目にオープンし、プレミアムオーダー「Heritage J 2.0」やスペインブランド「Berwick 1707」などを取り扱い開始。2024年9月には「Premium Marunouchi」1号店を有楽町に出店し、都心ハイクラス層向けの新業態として「カイザープレミアム」を投入した。2025年7月末時点の全店舗数は40店舗に達した。

年表14件を開く

1940年代

  • 1949年4月創業株式会社丹後屋羅紗店を大阪市南区(現中央区)に設立

1950年代

  • 1959年10月本社を大阪市南区(現中央区)から現住所(東区(現中央区))へ移転

1960年代

  • 1964年6月商号変更タンゴヤ株式会社へ商号変更

2000年代

  • 2007年6月創業創業家一族によりタンゴヤホールディングス株式会社設立(注.1)
  • 2008年4月創業タンゴヤホールディングス株式会社の出資によりルビナッチジャパン株式会社設立
  • 2008年9月商号変更ルビナッチジャパン株式会社を株式会社デパーチュアに商号変更
  • 2009年12月株式会社デパーチュアがGlobal Style 1号店を当社本社にオープン

2010年代

  • 2012年11月M&A株式会社デパーチュアを吸収合併
  • 2013年4月GINZA Global Style 1号店を東京都中央区銀座1丁目にオープン
  • 2016年7月MARUNOUCHI Global Style 1号店を東京都千代田区丸の内3丁目にオープン
  • 2018年6月タンゴヤホールディングス株式会社よりTANGOYA事業の譲受(注.2)
  • 2019年8月上場GINZA Global Style COMFORT 1号店を福岡県福岡市博多区博多駅中央街にオープン 東京証券取引所JASDAQ(現スタンダード)市場に株式を上場 グローバルスタイル株式会社へ商号変更

2020年代

  • 2023年10月GINZA Global Style PREMIUM 1号店を東京都中央区銀座1丁目にオープン
  • 2024年9月Premium Marunouchi 1号店を東京都千代田区有楽町にオープン

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    大都市近郊への積極出店

    全国の政令指定都市及び大都市近郊エリアを中心に新規出店を推進し、新規顧客獲得と既存顧客の利便性向上を図る。

  2. 02

    人材の採用・育成強化

    多店舗展開に対応するため、人材の採用と育成を強化し、接客力向上のための教育・研修を実施する。

  3. 03

    国内外縫製工場との連携強化

    国内外の縫製工場とのネットワークを強化し、スピーディーなモデル開発と安定的な供給を実現する。

  4. 04

    物流機能の効率化

    エネルギー価格高騰に対応し、効率的でコスト最小化を図る物流網を構築し、生産委託工場から店舗への商品流れを改善する。

  5. 05

    オムニチャネル戦略の推進

    ネットマーケティングやSNSを活用し、実店舗への送客効果を高めることで店舗売上の拡大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で254人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は411万円で、4期前と比べて+13.3%平均年齢は32.9歳、平均勤続年数は5.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年7月36333.85.1220
2022年7月33932.34.8223
2023年7月33331.84.4268
2024年7月36632.14.3267225
2025年7月41132.95.4254315

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
GINZA Global Style銀座新本店(東京都中央区)他39店舗1,682百万円
メゾンイセキス曾根 — 大阪府豊中市522百万円
本社 — 大阪市中央区164百万円
パークハイム池田ヒルズガーデン — 大阪府池田市146百万円
箕面東ビル — 大阪府箕面市88百万円
東京支社 — 東京都千代田区33百万円
淀屋橋アップルタワーレジデンス — 大阪市中央区6百万円
あべのベルタ — 大阪市阿倍野区1百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は115億円営業利益8億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.7%、利益が+33.3%。

売上高
+2.7%
115億円
営業利益
+33.3%
8億円
純利益
+25.0%
5億円
営業利益率
7.0%
前期比 +1.6%pt

会社が出している今期の予想2026年7月期

項目会社予想前期実績
売上高126億円115億円
営業利益9億円8億円
純利益5億円5億円
1株あたり配当¥47¥47

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は38億円、営業利益は5億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+15.2%、営業利益は+66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q31412.92
2023年4Q261
2024年1Q19−3−15.8−2
2024年2Q32412.53
2024年3Q3339.12
2024年4Q2827.11
2025年2Q5547.32
2025年4Q6046.73
2026年2Q5723.52
2026年3Q38513.23

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 10期分

2017年5月期からの10期で、売上は58億円から115億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.0%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2017年5月5830
2018年5月7462
2018年7月5−5−4
GINZA Global Style COMFORT 1号店を福岡県福岡市博多区博多駅中央街にオープン 東京証券取引所JASDAQ(現スタンダード)市場に株式を上場 グローバルスタイル株式会社へ商号変更
2019年7月9765
2020年7月9032
2021年7月8332
2022年7月9163
2023年7月10475
2024年7月112675.44
2025年7月115887.05

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高115億円のうち、営業利益として残るのは8億円7.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の4.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金44.3%51億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金48.7%56億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.0%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
55.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.3pt
7.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.9pt
4.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.1pt
18.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2025年7月期は営業CFが7億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は7億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年7月35−6810
2020年7月−7−213−914
2021年7月8−1−8713
2022年7月6−104−413
2023年7月3−61−311
2024年7月6−4−429
2025年7月7−3−747

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 10期分

2025年7月期の総資産は75億円。このうち返さなくてよい自己資本が29億円で、自己資本比率は39.0%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年5月4093123.5
2018年5月44113325.9
2018年7月4563912.7
2019年7月5474712.7
2020年7月6185313.4
2021年7月58104818.0
2022年7月67165124.0
2023年7月73215228.2
2024年7月75255132.7
2025年7月75294539.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳単体ベース
現金及び預金
7億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
28億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
45億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中218位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
18.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.0%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.7%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,436で、1年前と比べて-3.5%過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。

¥1,436-0.1%1ヶ月+2.2%1年-3.5%時価総額50億円
過去52週の値幅
安値¥1,313高値¥1,575

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.8倍
PER (会社予想)9.0倍
PBR1.48倍
配当利回り3.27%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で-5.0%下落。25日線(1485円)を下回り、週足も下降。52週高値(1575円)から-10.5%。7/30に-6.9%急落し、出来高45900株と急増。RSI25.0と売られ過ぎ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 11.6倍は業界平均41.2倍を大きく下回り割安感が強い。PBR 1.59倍も平均2.91倍より低く、ROE 18.7%は高水準で収益性も良好。ただし無配当であり配当利回りは0%で、株主還元は今後の課題。業績は増収増益基調で、将来の配当可能性に期待できるが、当面は配当なし。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.8倍39.6倍
PER (予想)9.0倍
PBR1.48倍2.44倍
ROE18.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社の投資論点は、低成長ながら安定した収益基盤が評価されるか、市場の成熟と競争激化で成長鈍化が懸念されるか。強気派は着実な増収と利益率改善の兆しを評価し、PERが11倍台と割安感があると主張。弱気派は売上高成長率の鈍化(2023年+14%→2024年+8%→2025年+3%予想)や、無配当継続による株主還元不足を問題視。

プラスに働く材料7
  • 売上高の安定成長

    過去3期連続増収、2025年7月期も+3%予想

  • 利益率改善の兆し

    営業利益率が2024年5.36%→2025年6.96%へ上昇予想

  • バリュエーションの割安感

    PER11.6倍、PBR1.6倍と同業比でも割安

  • アパレルEC市場の成長で増収通年影響

    2025/7期売上115億円。ECシフト継続で2026/7期120億円超予想。

  • PB商品比率向上で粗利率改善2027年〜2028年影響

    PB売上比率30%目標。粗利5%改善で営業利益4億円追加。

  • 在庫管理効率化で営業利益率向上2026年下期影響

    AI在庫最適化で廃棄ロス削減。営業利益率7.5%目標。

  • 株主優待拡充による個人投資家需要次回株主総会影響

    現在無配当。優待導入検討で買い材料。業績影響軽微。

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化トレンド

    売上高成長率が前期+8%から今期+3%に減速

  • 無配当継続

    過去3期無配、株主還元に消極的

  • 競争の激化

    アパレル業界は競争が激しく差別化困難

  • 消費税増税による個人消費減退不定影響

    10%→15%増税でアパレル支出減少。売上5%減で営業利益0.7億円押し下げ。

  • 天候不順による季節商品の売上低迷継続影響

    暖冬で冬物在庫過多。値引き販売で粗利圧縮、営業利益0.5億円減少。

  • オンライン競合の値下げ競争継続影響

    Zozotownなど競合の値引き合戦で価格競争。粗利1%低下で営業利益1億円減。

  • 物流費高騰によるコスト増2026年Q2影響

    運送会社値上げで年間0.3億円コスト増。利益率微減。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
成長性の持続性を測る基本指標
営業利益率
収益性改善の進捗を確認
EC売上比率
デジタル販路の伸びが成長の鍵

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり47で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは3.27%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥47
1株あたり
配当利回り
3.27%
いまの株価に対して
配当性向
21.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年7月3020.0
2024年7月300.021.9
2025年7月3310.021.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥47

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ2,129人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.4%を占め、残る56.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他54.961.561.952.553.3
事業法人27.731.828.741.741.6
自己株式24.812.48.45.43.6
外国法人1.13.74.02.62.2
金融機関1.22.82.21.8
証券会社16.31.82.51.01.0
外国人個人0.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社Sマネジメント15.70
02株式会社Yマネジメント12.85
03株式会社GSマネジメント6.62
04田城 弘志5.17
05田丸 祥一2.85
06鷹岡株式會社2.85
07吉岡 裕之2.06
08名本 育広1.91
09吉田 招代1.86
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.83

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 10期分

1株利益は10期で+455%、1株純資産は10期で+62%。直近期のROEは18.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2017年5月275325.2
2018年5月11264419.1
2018年7月−224331
2019年7月39751985.210.1
2020年7月14061924.710.0
2021年7月18579026.310.2
2022年7月11652325.910.318.1
2023年7月15064425.811.420.0
2024年7月13774119.610.821.9
2025年7月15186318.79.921.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/7期の役員報酬は総額211百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田城弘志代表取締役 社長611,414,082
名本育広取締役 管理本部長4567,400
中川智雄取締役 業務システム本部長5114,000
江森義信取締役 商品本部長6118,400
窪田正彦取締役 マーケティング本部長 兼 経営戦略室長632,400
井出久美取締役6130,000
西田順一常勤監査役63
橋本匡弘監査役51
田附貴章監査役49

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7134351718727
社外取締役524245

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,544字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、メンズ、レディス、キッズ・ジュニアのオーダースーツ及びオーダーシャツ等の企画・販売を主たる事業としております。主な取扱品目は、オーダースーツ、オーダーシャツ、オーダーコート、オーダーシューズであり、その他関連商品として既製商品(ネクタイ、ベルト、シューズ等)の販売も行っております。 当社商品を販売しております店舗は、札幌、仙台、東京、千葉、埼玉、横浜、静岡、名古屋、大阪、奈良、京都、神戸、広島、福岡、北九州、熊本に40店舗(2025年7月31日現在)を有しており、主な店舗業態として、プライベートフィッティングルーム(個室)を設置しております「GINZA Global Style」や店内にウェイティングカフェを併設した「GINZA Global Style COMFORT」を積極展開しております。 加えて、2023年10月より「GINZA Global Style PREMIUM」、2024年9月より「Premium Marunouchi」も新業態として店舗展開を開始しております。 顧客サービスとしては、当社アプリ会員様を対象とした「GSクローゼット」をサービス提供しております。当サービスは、当社店舗でご購入いただいたスーツ・コート等のクリーニング、保管、修理やサイズ調整などができるサービスとなっております。 レディスオーダースーツにつきましては、2018年10月に「GINZA Global Style Ladies」ブランドを立ち上げ、35店舗(2025年7月31日現在)で販売を行っております。 さらに、上記実店舗に加え、2020年6月から「GSオンラインオーダーサービス」を開始し、オンラインでもオーダー商品をご注文いただける販売チャネルも構築しております。 なお、当社はオーダースーツの販売店舗を運営する事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりません。 当社の状況を事業系統図によって示すと次の通りであります。 [事業系統図] 当社商品の販売をしております店舗及びサービス業態は、次の通りとなります。 (1)GINZA Global Style 「GINZA Global Style」は、「高感度で高品質、且つ低価格から中価格(1着あたり2万4,000円+税~10万円+税未満の価格帯)のお買い得感のあるオーダービジネスウェアをご提供する」という上質感と選ぶ楽しさを付加した店舗業態であり、最大の特徴は「プライベートフィッティングルーム」になります。オーダーメイド商品は既製服と違い、採寸、生地選び等お客様にとって時間のかかるプロセスがあるため、その時間を最大限に楽しんでいただけるよう店舗環境を整備したことが当業態の特徴となります。無料で個室空間を貸切ることができるため、ご家族やご友人、会社の同僚の方々とも気兼ねなくオーダーを楽しむことができます。 2025年7月31日現在においては当業態店舗を全国の主要都市を中心に11店舗を展開しております。 (2)GINZA Global Style COMFORT 「GINZA Global Style COMFORT」は、従来の「GINZA Global Style」よりもお客様にさらに快適な空間でオーダーメイドのプロセスを楽しんでいただけるよう、店内にウェイティングカフェを併設した業態となります。ウェイティングカフェではフリードリンクサービスのほかフリーWi-Fiや大型テレビも完備しており、オーダースーツの生地・モデル選びをより快適な環境で楽しんでいただくことができます。 2025年7月31日現在においては当業態店舗を全国の主要都市を中心に17店舗を展開しております。 (3)Global Style 「Global Style」は、当社オーダースーツ販売事業をスタートした店舗業態で、「プライベートフィッティングルーム」を設置していない店舗業態であり、2025年7月31日現在においては1店舗のみを展開しております。 (4)MARUNOUCHI Global Style 「MARUNOUCHI Global Style」は、ヴィンテージ生地や1点物の生地など、他店にはない品ぞろえを実現している店舗業態であり、2025年7月31日現在においては当業態店舗を全国の主要都市を中心に1店舗を展開しております。 (5)GINZA Global Style PREMIUM 「GINZA Global Style PREMIUM」は、グローバルスタイルでご好評いただいているオーダー商品に加えて、ワンランク上のプレミアムオーダー「Heritage J 2.0」やスペイン発の人気シューズブランド「Berwick 1707」など、豊富な商品ラインナップを取り揃えた業態であり、2025年7月31日現在においては当業態店舗を東京、名古屋、大阪、神戸、福岡で7店舗展開しております。 (6)Premium Marunouchi MARUNOUCHI Global Styleをリブランディングし、都心のハイクラス層向けのエッヂの効いた雰囲気の中で、新オーダー商品である「カイザープレミアム」などを取りそろえた新たなストアブランドであり、2025年7月31日現在においては当業態店舗を東京、横浜、大阪で3店舗展開しております。 (7)GSオンラインオーダーサービス 「GSオンラインオーダーサービス」は、当社が採寸データを保有するGSアプリ倶楽部・GS倶楽部会員を対象として、当社スタイリストによるカウンセリングサービスを受けていただきながら、オンラインでオーダー商品をご注文いただけるサービスになります。 (8)GSクローゼット 「GSクローゼット」は、当社店舗でご購入いただいたスーツ・コート等のクリーニング、保管、お修理やサイズ調整などができるサービスとなっております。当サービスをご利用いただくことで、顧客様との接点を増やすことができ、中長期的な顧客様との関係性作りや、顧客エンゲージメントの向上にも繋がっていくものと見込んでおります。
経営方針・対処すべき課題2,849字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「豊かで価値あるビジネスを展開し、人々の暮らしぶりに貢献する」という経営理念を掲げており、この経営理念を全取締役・従業員の職務執行上の拠り所としています。 また、当社は経営理念を実現するための「GSフィロソフィー5箇条」を定めております。5箇条とは「Enjoy Order すべてのお客様にオーダーメイドを楽しんでいただく」、「User Friendly お客様から見て魅力があり、価値ある商品・カウンセリング・サービスをご提供する」、「Social Responsibility 常に社会の一員として責任ある行動を実践する」、「Think Differently 常に常識を疑い、常識にとらわれず、成長・進化していく」、「Act Without Being Afraid Of Risks リスクを恐れず行動し、失敗したらまた立ち向かう」であり、当社ではこれら5箇条のフィロソフィーを軸に経営理念を実現することを経営の基本方針としています。 (2)経営戦略及び目標とする経営指標 当社では上記の経営理念の実現に向け、2024年7月に2027年7月期を最終年度とする中期経営計画を作成しました。 中期経営計画では、「GS事業でのさらなる収益拡大を狙う」ことを基本方針に掲げ、重点施策として、「全国の政令指定都市、大都市近郊エリアを中心に出店」、「多店舗展開を行うため、人材の採用・育成を強化」、「国内外縫製工場とのネットワーク強化」、「物流機能の効率化」の4つの戦略の推進を掲げております。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 オーダースーツ業界におきましては、原材料価格の高騰や急激な円安の進行による仕入原価上昇等の影響は大きく、厳しい事業環境が続いております。このような経営環境のもと、当社では重点施策の遂行にあたり、以下の課題に取り組みます。 (既存事業の更なる強化) ① 来店客数の増加 全国の政令指定都市及び大都市近郊への新規出店を積極推進することで、新規顧客の獲得に加え、既存顧客の利便性向上に努めます。 また、お客様にオーダーメイドのプロセスそのものを楽しんでいただけるよう、より快適で魅力的な店舗空間の演出に取り組みます。 ② インバウンド需要への対応 インバウンドのお客様向けに免税サービス、国際配送サービスを開始し、新たな顧客層の開拓に取り組みます。 また、英語での接客対応が可能なスタッフを配置するなど、ご来店された海外のお客様への対応力強化にも取り組みます。 ③ 商品戦略 当社の商品戦略の根幹である「国内有数の豊富な生地の品揃え(注1)」を維持・強化していくため、オーダースーツ生地を企画から厳選し、魅力ある商品ラインナップを顧客に提供いたします。 また、当社の特徴である「高いファッション性+お買い得感」を維持しながら、品質にも最大限こだわることで、お買い得感があり、魅力的な商品を提供いたします。(注2) 加えて、新たな顧客層の開拓を行うため、新商品の開発など、商品ラインナップの強化に取り組みます。 ④ 人材育成 顧客のニーズに的確にお応えして、「また来たい」と思っていただけるような人的サービスを提供できるよう、従業員への教育・研修を強化し、接客力の向上に取り組みます。 ⑤ マーケティング ネットマーケティングの活用等(インターネット広告やFacebook、Instagram、LINE等のSNS)によるオムニチャネル戦略を積極的に推進し、実店舗への送客効果による店舗売上の拡大を図ります。 (レディスオーダースーツの販売強化・オンラインオーダーサービスの強化) ① レディスオーダースーツの販売強化 女性用ビジネスウェアの潜在需要を開拓するため、女性のニーズに対応する商品企画に取り組みます。 また、女性客への接客力向上のため、店舗従業員への教育・研修を強化し、女性客が快適にお買い物をしていただけるような店舗環境づくりに取り組みます。 ② オンラインオーダーサービスの販売強化 オンラインオーダーサービスの売上拡大のため、オーダーコンテンツの充実とシステム連携による運営力の向上に取り組みます。 (システム開発による機能の強化) 顧客データの分析や業務効率を向上させるため、店頭受注システム、基幹システム、電子カルテシステムの機能強化を図ります。 (物流の効率化) エネルギー価格の高騰に伴う物流費の上昇に対応するため、効率的かつ、コストを最小化する物流網の構築に取り組みます。 また、お客様に商品をスムーズにお渡しするため、生産委託工場から店舗へのより効率的な商品の流れを構築し、物流業務全般について改善を図ります。 当社は販売着数が多いため、工場と良好な協力関係を構築しており、店頭で得た顧客ニーズを取り込んだスピーディーなモデル開発が可能となり、オーダースーツ業界におけるSPAモデルを確立しております。(注3) (会員制度) GS倶楽部及びGSアプリ倶楽部のサービスを拡充させることで顧客の利便性を高め、来店を促し、顧客満足度の向上に努めます。(注4) (人事制度改革) 従業員満足度の向上や、従業員一人一人が日々成長を実感できる人事制度の改革に取り組みます。 東京、大阪にトレーニングショップを設け、実際の店舗実務と同様のシチュエーションで従業員の教育、研修を行い、接客力向上を図ります。 (注1)当社は、自ら選別した生地を直接調達することで、約5,000種類の品ぞろえを実現しております。 (注2)価格帯については、当社は2着48,000円、1着38,000円からでありお得感のある価格を実現しております。 (注3)SPAモデルとは、ファッション商品の企画から生産、販売までの機能を垂直統合したビジネスモデルで、日本語では「製造小売業」と訳されます。 (注4)GS倶楽部及びGSアプリ倶楽部は、当社顧客の会員サービスであり、会員限定で特典やお得な情報を提供して おります。会員数は、下記の通り増加しております。 (単位:人) 項目   2021年 7月   2022年 7月   2023年 7月   2024年 7月   2025年 7月 GSアプリ倶楽部会員   209,266   264,406   328,807   394,500   457,306 GS倶楽部会員   143,359   148,094   151,653   158,903   181,231 合計   352,625   412,500   480,460   553,403   638,537
事業等のリスク3,084字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 ① 需要見込みの変動リスクについて 当社の原材料仕入計画の実行時期については、お客様の商品への需要動向及び原材料在庫状況等を把握した上で、概ね6ヵ月前に仕入計画の実行を行っております。そのため当社においては、常に仕入・販売・在庫計画の実需予測に基づく計画とその実績の乖離要因の分析及び精度向上に努めておりますが、お客様の需要との乖離が顕著に生じた場合には、結果として原材料在庫の回転率の低下等により当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 仕入原価の変動について 当社の生地仕入については、直接及び間接輸入による割合が大きく、その主な輸入先はイタリアとなっております。直接輸入取引については大部分がユーロ建で、間接輸入取引についてはすべて円建てで行っており、ユーロ建ての場合は当社において発注の都度為替予約を行い、為替相場変動の影響の軽減に努めております。しかし短期的に外国通貨の為替レートに変化が発生した場合には仕入原価に影響を与える可能性があります。 また、主な生産委託先である中国において、人件費や諸経費等が高騰した場合にも、製品の仕入原価が上昇する可能性があります。 従って、これらの要因が当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ③ カントリーリスクについて 当社では、一部の商品については海外で縫製しております。海外の生産拠点やその地域において、政治や経済情勢の悪化やその他の予期せぬ事態の発生により生産活動や物流に問題が生じた場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ④ 店舗展開について 当社は当事業年度末現在40店舗を運営しております。現在は都心及び全国の主要都市への出店が中心になっておりますが、今後は主要都市に加え、都市郊外エリアへの出店にも注力していく計画であります。ただし、店舗物件で当社の出店条件に合致した物件がなく計画通りに出店できない場合には、計画通りの売上高が計上できない可能性があります。 従って、これらの要因が当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 人材の育成、採用について 当社の主力商品であるオーダースーツの販売では、お客様毎の体型にあった商品を提供するための採寸技術やお客様ニーズに応えるための商品知識が必要になります。当社では店舗従業員を対象に大阪本社及び銀座に常設する「トレーニングショップ」にて社内研修を実施し、店舗従業員の能力向上に努めておりますが、当社の計画通りに人材育成ができなければ、店舗の販売力が低下する可能性があります。 また、店舗従業員の採用については、新卒採用と中途採用の両方で採用活動を行っておりますが、当社の計画通りに採用することができない場合には、店舗の販売力が低下する可能性があります。 従って、これらの要因が当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑥ 代表取締役への依存の高さについて 当社GS事業の創業者であり、代表取締役である田城弘志は、当社の事業展開の方向性の決定や、出店戦略の決定等、当社の意思決定過程において重要な役割を果たしております。このため、田城が何らかの事情で通常の職務を遂行できなくなる場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社としては、経営組織の強化や、マネジメントを担い得る人材の採用・育成により、田城個人への依存度を引き下げることでリスクを低減していく方針であります。 ⑦ 他社との競合について 当社の主力商品であるオーダースーツは、百貨店、専門店等の既存の競合に加え、新規参入企業の増加により価格及び品揃えにおいて厳しい競争にさらされております。このような状況の下、当社では幅広い品揃えやオーダーバリエーション、居心地の良い店舗空間の演出、スタイリストによる接客等、他社との差別化に努めておりますが、今後もオーダースーツ市場における競争は継続していくものと考えられます。 従って、この要因が当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑧ 業績の季節変動について 当社の営むオーダースーツの販売事業は、事業の性質上売上高に季節的変動要因があり、第2四半期、第3四半期及び第4四半期に比し、第1四半期の売上高の割合が低くなります。これらのことから、各四半期の経営成績は変動する可能性があります。 ⑨ ライフスタイルの変化による要因について 当社の営むオーダースーツの販売事業は、国内外の景気動向、少子高齢化社会の到来、在宅勤務をはじめとするワークライフバランスの変化、クールビズ・カジュアルウェアの定着等によって売上高に影響を受ける可能性があります。 当社では、ライフスタイルの変化に応じ、お客様のニーズに合った商品提供を行ってまいりますが、これらの要因は当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ⑩ 災害等による影響について 当社の営業拠点は、その多くが首都圏および全国主要都市に集中しております。従って、もしこれらの地域において大規模な地震・風水害等の自然災害やテロ行為が発生した場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ⑪ 感染症の影響について 感染症が流行拡大し、感染防止対策として外出自粛要請等による消費マインドの悪化や営業時間の短縮や臨時休業等の措置により当社が運営する店舗の営業活動に影響が出る可能性があります。また、収束の不透明な状況が長期化した場合に、消費の低迷による経済状況の悪化などにより、当社の事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 減損損失について 当社は固定資産の減損に係る会計基準(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議会 2002年8月9日))及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第6号 2009年3月27日)を適用しております。当社は、店舗の個別物件単位で資産のグルーピングを行っており、今後の店舗の業績推移によっては当社の業績に影響が及ぶ可能性があります。 ⑬ 個人情報の管理について 当社は顧客会員組織「GS倶楽部」及び「GSアプリ倶楽部」の運営に加えて、オーダースーツ注文の都度お客様の個人情報の記載された約定取引書を発行しているため、多くの個人情報を保有しております。これらの情報の取扱いについては、「顧客情報取扱マニュアル」等を制定し、その運用のための管理体制を整える等、個人情報の外部漏洩に関しては細心の注意を払っております。 しかしながら、万一外部漏洩事件が発生した場合は、社会的信用問題及び賠償問題等が、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ⑭ 不当景品類及び不当表示防止法について 当社は、提供するサービスの広告宣伝及び販売促進活動における広告等の取り扱いについて、「不当景品類及び不当表示防止法(以下、「景表法」という。)」に基づく規制を受けております。景表法に違反した場合、不当表示により与えた誤認の排除や再発防止策の実施等の措置命令及び課徴金の納付指示を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,794字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当事業年度末日現在において当社が判断したものであります。 (1)財政状態の状況 (資産) 当事業年度末の資産は、前事業年度末に比べ53百万円減少し、74億59百万円となりました。 流動資産につきましては、前事業年度末に比べ61百万円減少し、37億48百万円となりました。主な変動要因は、現金及び預金が2億31百万円減少し、原材料及び貯蔵品が1億48百万円増加したことによるものであります。また、固定資産につきましては、新規出店等により前事業年度末に比べ8百万円増加し、37億10百万円となりました。 (負債) 負債につきましては、前事業年度末に比べ5億9百万円減少し、45億47百万円となりました。 流動負債につきましては、前事業年度末に比べ1億41百万円減少し、35億41百万円となりました。主な変動要因は、未払法人税等が78百万円増加したものの、短期借入金が1億70百万円、前受金が1億12百万円減少したことによるものであります。また、固定負債につきましては、前事業年度末に比べ3億67百万円減少し、10億6百万円となりました。主な変動要因は、長期借入金が3億43百万円、社債が20百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 純資産につきましては、前事業年度末に比べ4億55百万円増加し、29億11百万円となりました。主な変動要因は、前期の期末配当99百万円を実施した一方で、新株予約権の行使に伴う自己株式の処分等により自己株式が30百万円減少し、資本剰余金が19百万円増加したことに加えて、当期純利益5億3百万円を計上したことよるものであります。 (2)経営成績の状況 当事業年度における我が国経済は、インバウンド需要の拡大と雇用・所得環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調となりました。一方で、物価高騰による消費マインドの停滞、米国の関税引き上げや為替・金利の変動、不安定な国際情勢による資源価格の高騰など、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。 当社が属するオーダースーツ業界におきましても、原材料価格の高騰や円安の影響による仕入原価の上昇など、厳しい事業環境が続いております。 このような状況の下、当社におきましては、「Enjoy Order すべてのお客様にオーダーメイドを楽しんでいただく」のコンセプトのもと、新業態を含めた新規出店や新たなオーダー商品の開発に取り組んでまいりました。 まず、当事業年度の新規出店といたしましては、9月に「GINZA Global Style COMFORT 枚方モール店」と新業態として初出店となる「Premium Marunouchi 本店」を出店し、年明け1月に「GINZA Global Style COMFORT COCOSA熊本店」、4月には「GINZA Global Style COMFORT 浦和パルコ店」を出店いたしました。 また、経営効率の向上を目的とした店舗統合も行い、「GINZA Global Style 京都三条通り店」を「GINZA Global Style 京都四条店」に、「TANGOYA 熊本シャワー通り店」を「GINZA Global Style COMFORT COCOSA熊本店」に統合いたしました。 上記の新規出店及び店舗統合を行った結果、当事業年度末の店舗数は40店舗となりました。 新業態である「Premium Marunouchi」の特徴といたしましては、従来のオーダーメニューに加えて、新オーダー商品である「カイザープレミアム」をご注文いただける点であります。「カイザープレミアム」は、グローバルスタイルの誇る最高級グレード「カイザーモデル」をベースに肩や袖、上衿などの重要な部分にハンドメイドの縫製テクニックを融合して究極の着心地を追求したプレミアムラインであり、当モデルをオーダーメニューに加えることで、より嗜好性の高いお客様の開拓にも取り組んでまいりたいと考えております。 以上のような取り組みの結果、売上高につきましては、114億60百万円(前年同期比2.6%増)となりました。 販売費及び一般管理費につきましては、新規出店に伴う人件費や地代家賃等が増加したことから55億91百万円(同4.3%増)となりました。 利益面につきましては、営業利益8億1百万円(同27.3%増)、経常利益8億21百万円(同25.0%増)、当期純利益5億3百万円(同13.4%増)となり、前年同期を大幅に上回る結果となりました。 なお、当社はオーダースーツの販売店舗を運営する事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 (3)キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により7億25百万円増加、投資活動により2億83百万円減少し、財務活動により6億75百万円減少いたしました。その結果、前事業年度末に比べ2億31百万円減少し、当事業年度末の資金残高は6億69百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は7億25百万円(前事業年度は6億25百万円の収入)となりました。これは、主に棚卸資産の増加額1億38百万円、法人税等の支払額2億11百万円があったものの、税引前当期純利益7億78百万円、減価償却費2億51百万円等の要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は2億83百万円(前事業年度は4億49百万円の支出)となりました。これは、主に投資不動産の賃貸による収入86百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出3億21百万円等の要因によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は6億75百万円(前事業年度は3億86百万円の支出)となりました。これは、主に長期借入れによる収入1億円があったものの、長期借入金の返済による支出4億24百万円、短期借入の純減少額1億70百万円、配当金の支払額99百万円等の要因によるものであります。 (4)資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社は、安定した収益と成長性を確保するために必要な運転資金について、自己資金及び金融機関からの借入金を充当しております。 また、資金需要の主なものは、生地の仕入、外注工賃の他、人件費、地代家賃等の販売費及び一般管理費の営業費用であり、設備投資にかかる資金需要の主なものは、新規出店に伴う有形固定資産の取得等であります。 (5)生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当社が提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b 受注実績 当事業年度の事業部門別の受注実績は、次のとおりであります。 事業部門の名称   当事業年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日) 受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) GS営業部   11,329   100.9   424   81.1 TANGOYA営業部   28   15.9   -   - 合計   11,358   99.6   424   80.6 c 販売実績 当事業年度の事業部門別の販売実績は、次のとおりであります。 事業部門の名称   当事業年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) GS営業部   11,428   104.1 TANGOYA営業部   31   16.8 合計   11,460   102.6 (6)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 ・繰延税金資産の回収可能性 当社は、繰延税金資産の回収可能性の評価について、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(企業会計基準適用指針第26号)」に従い将来の課税所得を見積り、回収可能と認められない金額について評価性引当額を計上しております。当該見積りについて、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌事業年度以降の財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。 ・減損損失にかかる将来キャッシュ・フロー 当社は、「固定資産の減損に係る会計基準」において対象とされる固定資産について、店舗を最小単位としてグルーピングし、その営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなる場合等の事象が発生した場合には、減損の兆候があると判断し、資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前キャッシュ・フローを見積り、その総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の認識及び測定に当たっては、慎重に検討を行っておりますが、事業計画や経営環境等の前提条件の変化により、追加の減損処理又は新たな減損処理が必要となる可能性があります。 ・資産除去債務の計上基準 当社は、店舗は主に賃借物件を利用することとしており、店舗閉鎖時には当社が原状回復義務を負うため、閉鎖に伴い発生が見込まれる原状回復費用の支出見込み額を過去の実績を基礎として算定し、これを現在価値に割り引いた金額を資産除去債務として計上しております。 従いまして、過去の実績と実際の原状回復費用等に差異がある場合、退去時に追加の費用負担若しくは資産除去債務の戻入が発生する可能性があります。 また、原状回復費用の支出見込み額に重要な見積りの変更が生じた場合には、有形固定資産の帳簿価額が増減し、将来の減価償却費に影響を与えることになります。 ・契約負債 「GSアプリ倶楽部」・「GS倶楽部」等のポイント制度における将来のポイント使用による売上値引に備えるため、未使用のポイント残高に対して、過去の使用実績から将来使用されると見込まれる金額を見積り計上しております。 過去の使用実績に重要な変更が生じた場合には、計上する契約負債が増減し、売上高に影響を及ぼす可能性があります。 ・棚卸資産の評価基準 当社の棚卸資産の評価方法は、個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)でありますが、収益性の低下及び長期滞留化した棚卸資産に対して、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号2019年7月4日)に基づき、当社で定めた基準により評価減を計上しております。そのため、将来の市場状況や販売価格の下落等により、追加の評価減が必要となる可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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