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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

丸善CHIホールディングス

Maruzen CHI Holdings Co., Ltd.3159 · Standard · 小売業

大学・図書館など文教市場に強みを持つ、書籍販売・図書館関連サービス・出版の複合企業。

概要

丸善CHIホールディングスは、2010年2月に丸善株式会社と株式会社図書館流通センターの共同株式移転で設立された持株会社である。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、連結従業員数1,574人、本社は東京都新宿区。グループは文教市場販売、店舗・ネット販売、図書館サポート、出版、その他の五事業で構成され、書籍流通と知的情報サービスを中核とする。

五つの事業セグメントで構成されるグループ

グループは文教市場販売、店舗・ネット販売、図書館サポート、出版、その他の五つの事業セグメントで構成される。文教市場販売事業は、丸善雄松堂が大学や研究機関向けに学術書・雑誌・電子ジャーナルを販売し、図書館や教育施設の設計施工も手がける。店舗・ネット販売事業は、丸善ジュンク堂書店が全国都市部で書店を運営し、文具・雑貨も扱う。図書館サポート事業は、図書館流通センターが公共・大学図書館向けに書籍販売や運営受託、書誌データ提供を行う。出版事業は丸善出版が学術専門書、岩崎書店が児童図書を刊行する。その他事業には、図書流通の物流、グローバルソリューションサービスのITサポート、明日香の保育派遣、丸善リサーチサービスのクラウド型リサーチツールなどが含まれる。

大日本印刷グループの一員としての位置づけ

当社の親会社は大日本印刷株式会社であり、印刷事業を主とする。丸善と図書館流通センターはともに大日本印刷の連結子会社であり、2008年12月に経営統合の基本合意を締結。2010年2月に共同持株会社としてCHIグループを設立した。その後、ジュンク堂書店や雄松堂書店を株式交換で子会社化し、グループを拡大。大日本印刷のグループシナジーを活用しつつ、独立した上場企業として出版流通市場で事業を展開している。

売上高1,850億円、営業利益56億円の財務体質

2026年1月期の連結売上高は1,850億53百万円(前期比11.6%増)、営業利益55億93百万円(同59.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益33億34百万円(同14.7%減)であった。前年に固定資産売却益の特別利益があったため純利益は減益だが、本業は改善。セグメント別では店舗・ネット販売事業が2025大阪・関西万博オフィシャルストアの好調で23.7%増、文教市場販売事業も大型案件完工で5.1%増。図書館サポート事業は人件費高騰の影響を受けつつも4.2%増収。中期経営計画では2029年1月期に売上高1,850億円、営業利益55億円、ROE5.8%以上を目標とする。

業界の中での役割は学術情報の流通と図書館運営を支えるサービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,851億円
営業利益
56億円
営業利益率
3.0%
純利益
33億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01文教市場(大学・研究機関・公共図書館など)主力

大学、官庁付置研究機関、企業資料室、公共図書館等に対し、学術情報を中心とした書籍販売を行うほか、図書館・教室などの建築及び内装設備の設計施工、デジタルアーカイブシステムの構築・運用、図書館用書籍の販売・加工・書誌データ提供など、文教市場向けに幅広い商品・サービスを提供している。

主な製品・サービス4
学術書籍販売サービス
大学・研究機関・公共図書館向けに、学術書を中心とした書籍を販売する。
図書館等建築・内装設備の設計施工
大学図書館や公共図書館などの建築および内装設備の設計・施工を行う。
デジタルアーカイブシステム「ADEAC」
図書館・博物館向けに、資料のデジタルアーカイブ化、データ作成・運用を行うシステム。
図書館用書籍の加工・書誌データ
図書館向け書籍の装備加工や、書誌データの作成・販売を行う。

02一般消費者(書店・ネット販売)主力

主要都市の書店店舗において、書籍のほか文具等を複合的に店舗販売し、また通信ネットワークを通じた情報提供サービスを展開している。

主な製品・サービス2
書店(丸善・ジュンク堂・淳久堂)
主要都市で展開する大型書店。書籍・文具等を販売し、豊富な品揃えと専門性を強みとする。
ネット書店サービス
通信ネットワークを利用した書籍の情報提供・販売サービス。

03図書館運営(公共・大学)準主力

公共図書館、大学図書館を中心に、図書館運営業務の受託や指定管理者制度による図書館運営を行っている。

主な製品・サービス1
図書館運営受託サービス
図書館の運営業務を自治体や大学から受託して代行する。

04出版市場(学術・児童)準主力

学術専門書を中心とした出版、児童図書・図書館向け図書の出版、さらに出版に係る企画・編集・製作等の請負を行っている。

主な製品・サービス3
学術専門書
理工・人文・社会科学などの学術専門書を発行する。
児童図書
児童向け図書を出版する。
出版請負サービス
出版物の企画・編集・製作を請け負うサービス。

05その他(店舗設備・物流・IT・保育など)副次

書店・文具店など文化系小売業の店舗設備の設計施工、書籍の入出荷業務、パソコン等通信機器の修理・ネットワーク設定・アプリケーション開発、保育士派遣・保育園運営、クラウド型リサーチツールの企画運営など、多岐にわたる事業を展開している。

主な製品・サービス5
店舗設備設計施工
書店・文具店の店舗内装等の設計・施工を行う。
書籍物流サービス
書籍の入出荷業務を代行する。
ITサポートサービス
パソコン・タブレット修理、ネットワーク設定、ヘルプデスク、アプリ開発などを行う。
保育事業
保育士派遣や保育園・託児所の運営を請け負う。
クラウド型リサーチツール「丸善リサーチ」
会計・税務専門書を利用したオンラインのリサーチツールを提供する。

製品と技術

学術情報データベースと研究者支援サービス

丸善雄松堂は、大学・研究機関向けに学術書、洋雑誌、電子ジャーナル、データベースを提供する。研究活動を支援する英文校正・翻訳サービスや、電子情報資源の管理ツールも手がける。デジタルアーカイブシステム「ADEAC」は、図書館や博物館の資料を検索・閲覧するプラットフォームであり、TRC-ADEACが運用する。これらのサービスは、知の生成と流通を支える基盤となっている。

図書館運営と書誌データ提供のインフラ

図書館流通センターは、公共図書館や学校図書館向けに書籍販売、装備加工、書誌データ「TRC MARC」の作成販売を行う。選書ツールや検索システムも提供し、図書館業務の効率化を支援。また、指定管理者制度による図書館運営受託も行い、丸善雄松堂と連携して全国の図書館運営を担う。これらは紙媒体とデジタルを融合した図書館サポートの基盤である。

全国都市部を網羅する書店ネットワークと電子書籍

丸善ジュンク堂書店は、東京・大阪など都市部に書店を展開し、和書・洋書・文具・雑貨を販売。ジュンク堂書店ブランドも維持する。オンラインでは、かつてhontoブックサービスが電子書籍販売サイト「honto」を運営していたが、2012年に譲渡。現在はグループとして紙と電子のハイブリッド書店事業を推進しており、2025年にはインプレスとの合弁で技術書籍読み放題サービスを開始した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

専門書・人文書で強み、EC伸長中

丸善CHIホールディングスは、首都圏を中心に書店・教育関連事業を展開する小売企業。専門書・人文書の品揃えで差別化を図り、駅前立地を強みとする。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスと比べ、食品・日用品への依存度が低く、書籍需要の変化に対応したEC強化が成長ドライバー。2025/1期売上高1,658億円、営業利益率2.11%と低収益だが、EC売上比率拡大やPB商品開発で収益性向上を目指す。業界再編が進む中、独立系書店としての差別化が課題。

強み

  • 理工書・医学書など専門書の品揃えが強みで、大学・研究機関からの需要が安定
  • 首都圏の駅前を中心に店舗展開し、通勤・通学客の高い集客力を確保
  • 書店ECを強化し、店舗と連携した在庫最適化で売上拡大と収益性向上を図る
  • 学習塾運営や教材販売など教育事業が安定的な収益源となり、事業ポートフォリオを分散

課題

  • 営業利益率2.11%と低く、人件費・賃料上昇が圧迫要因に
  • 活字離れや電子書籍シフトで紙書籍市場が縮小し、店舗売上に影響
  • ネット通販や大型書店との競争激化に対し、明確な差別化施策が必要

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が丸善CHIホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17463アドヴァングループ427億円4.0倍
27522ワタミ405億円10.5倍
32792ハニーズホールディングス402億円14.1倍
42669カネ美食品392億円20.7倍
58219青山商事388億円16.1倍
63159丸善CHIホールディングス370億円11.1倍
73539JMホールディングス369億円12.0倍
82674ハードオフコーポレーション367億円14.5倍
93196ホットランドホールディングス350億円54.1倍
10456AHUMAN MADE345億円46.4倍
117596魚力342億円25.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 17件

丸善と図書館流通センターの経営統合を決めた2008年

2008年12月、丸善株式会社と株式会社図書館流通センター(ともに大日本印刷の連結子会社)が、共同株式移転による経営統合の基本合意を締結。両社の親会社である大日本印刷を含む3社で合意書を取り交わした。この統合は、出版流通市場における競争力強化と、知の生成・流通の革新を目的としたものであった。

持株会社設立と上場を果たした2010年

2010年1月、CHIグループ株式会社の東京証券取引所上場が承認され、丸善は上場廃止。同年2月1日、CHIグループ株式会社が設立され、同日東証市場第一部に上場。設立時点で丸善と図書館流通センターを完全子会社とする持株会社体制が発足した。続いて同年6月にジュンク堂書店、10月に雄松堂書店との株式交換契約を締結し、グループ入りを進めた。

商号変更と子会社再編が進んだ2011年

2011年2月、ジュンク堂書店と雄松堂書店を株式交換で完全子会社化。同時に丸善から丸善書店を分社化し、丸善出版も設立。同年5月、商号を丸善CHIホールディングス株式会社に変更し、出版流通市場におけるブランド浸透を図った。12月にはネット通販事業の基盤としてhontoブックサービス(後の丸善リサーチサービス)を設立した。

書店事業の統合と効率化を図った2015年

2015年2月、グループ内の書店事業を効率化するため、丸善書店株式会社が子会社の株式会社ジュンク堂書店を吸収合併し、株式会社丸善ジュンク堂書店に商号変更。これにより丸善とジュンク堂のブランドを維持しつつ、運営の一本化と採算性向上を目指した。

教育・学術分野の子会社を統合した2016年

2016年2月、教育・学術関連事業の拡大を目的に、丸善株式会社が株式会社雄松堂書店を吸収合併し、丸善雄松堂株式会社に商号変更。大学や研究機関向けの書籍販売、図書館設備、研究者支援サービスを一体化し、文教市場での競争力を強化した。

市場区分変更と子会社の事業転換が進んだ2022〜2023年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分再編により、当社の上場市場がスタンダード市場に移行。2023年2月には、子会社hontoブックサービスが定款を変更し、商号を株式会社丸善リサーチサービスに変更。専門情報の調査・分析を支援するWebサービスの企画運営主体として再編された。

技術書籍読み放題の合弁会社を設立した2025年

2025年6月、当社と株式会社インプレスが合弁会社テックリブ株式会社を設立。技術書籍読み放題サービスの企画運営事業を目的とし、電子書籍とサブスクリプションモデルを活用した新たな収益源を模索する。出版市場の縮小に対応した成長戦略の一環である。

年表17件を開く

2000年代

  • 2008年12月M&A丸善株式会社と株式会社図書館流通センター(ともに大日本印刷株式会社の連結子会社)が、共同株式移転の方法で共同持株会社を設立する内容の経営統合に関する基本合意を、両社の親会社である大日本印刷株式会社を含む3社で締結。

2010年代

  • 2010年1月上場CHIグループ株式会社の東京証券取引所への上場承認を受け、丸善株式会社は上場を廃止。
  • 2010年2月創業CHIグループ株式会社設立。同日CHIグループ株式会社の普通株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2010年6月M&A当社と株式会社ジュンク堂書店が、当社を完全親会社、株式会社ジュンク堂書店を完全子会社とする内容の株式交換契約を締結。
  • 2010年8月M&A丸善株式会社の完全子会社として丸善書店株式会社を設立。
  • 2010年10月M&A当社と株式会社雄松堂書店が、当社を完全親会社、株式会社雄松堂書店を完全子会社とする内容の株式交換契約を締結。
  • 2010年12月商号変更当社グループにおけるインターネット事業の企画・推進のため事業子会社として株式会社honto(2011年6月に商号を「株式会社hontoブックサービス」に変更)を設立。
  • 2011年2月M&A株式会社ジュンク堂書店、株式会社雄松堂書店をそれぞれ株式交換により当社の完全子会社化。丸善株式会社から丸善書店株式会社株式を現物配当として受ける方法により丸善書店株式会社を当社の直接の完全子会社化。当社の完全子会社として丸善株式会社の出版事業を分社化した丸善出版株式会社を設立。
  • 2011年5月商号変更当社の商号を「丸善CHIホールディングス株式会社」に変更。
  • 2012年1月M&A店舗事業における経営一本化による事業運営の効率化と採算性の向上を目指して、株式会社ジュンク堂書店を丸善書店株式会社の完全子会社とするグループ内組織再編を実施。
  • 2012年5月株式会社図書館流通センターが運営するネット通販型書籍販売事業「オンライン書店ビーケーワン」を、当社出資先である株式会社トゥ・ディファクト(電子書籍販売サイト『honto』を運営)に譲渡し、同社と連携して当社グループのハイブリッド書店事業を推進する基盤をつくる。
  • 2015年2月M&A当社グループにおける書店事業の効率化を図るため、丸善書店株式会社が子会社である株式会社ジュンク堂書店を吸収合併し、その商号を「株式会社丸善ジュンク堂書店」に変更。
  • 2016年2月M&A当社グループにおける教育・学術関連事業の一層の拡大を目指すため、丸善株式会社が株式会社雄松堂書店を吸収合併し、その商号を「丸善雄松堂株式会社」に変更。
  • 2019年1月創業当社グループ会社の丸善雄松堂株式会社、株式会社丸善ジュンク堂書店、丸善出版株式会社が社名に冠する「丸善」は創業150周年を迎えた。

2020年代

  • 2022年4月上場東京証券取引所の市場区分再編により、当社の上場市場区分をスタンダード市場に移行。
  • 2023年2月商号変更専門情報に関する調査・分析等の業務を支援するWebサービスの推進にあたり、その企画・運営の主体とするため、事業子会社である株式会社hontoブックサービスの定款を変更し、その商号を「株式会社丸善リサーチサービス」に変更。
  • 2025年6月当社と株式会社インプレスは技術書籍読み放題サービスの企画運営事業を目的とした合弁会社「テックリブ株式会社」を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年1月期まで1,850億円
  • 営業利益2029年1月期まで55億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2029年1月期まで34億円
  • ROE(自己資本利益率)2029年1月期まで5.8%以上
  • PBR(株価純資産倍率)早期まで1倍以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループ資産の活用促進

    グループ内の資産を有効活用し、シナジーを創出するとともに、効率的な運営を図る。

  2. 02

    成長領域の創出

    電子書籍・電子教材、公共図書館運営受託、専門家向け読み放題サービス、IP商材活用など、成長が見込まれる領域への投資と事業展開を推進する。

  3. 03

    収益構造の転換

    紙の書籍販売に依存した従来型モデルから、デジタル・サービス・運営受託などへのシフトを進め、コスト構造の最適化と収益性改善を図る。

  4. 04

    業務効率化とデジタル活用

    受発注・物流・在庫管理など業務プロセスを見直し、デジタル技術を活用した効率化を推進し、固定費構造を適正化する。

  5. 05

    人的資本・サステナビリティの推進

    社員の能力発揮と成長を促す環境整備、グループ横断プロジェクトや研修拡充を進めるとともに、サステナビリティ基本方針に基づき地域課題解決に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,574人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は602万円で、9期前と比べて+2.9%平均年齢は51.6歳、平均勤続年数は6.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月1,399
2018年1月1,408
2019年1月1,458
2020年1月58550.85.51,503
2021年1月65550.76.51,562
2022年1月69251.76.51,579
2023年1月60952.56.91,566
2024年1月64553.26.91,541
2025年1月63453.66.81,533228
2026年1月60251.66.81,574356

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年1月期・提出会社(単体)
女性管理職比率33.3%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)94.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社23(国内 22 / 海外 1、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都文京区5,459百万円
全社
新座ブックナリー — 埼玉県新座市2,699百万円
文教市場販売事業
久留米ブックナリー — 福岡県久留米市1,151百万円
文教市場販売事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大日本印刷㈱(注3)
    東京都新宿区 · その他の関係会社
    議決権55.0%
  • 国内
    丸善雄松堂㈱(注4,5,6)
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱図書館流通センター(注4,6,8)
    東京都文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱丸善ジュンク堂書店(注5,6)
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    丸善出版㈱(注5,7)
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱丸善リサーチサービス
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    ㈱第一鋼鉄工業所
    神奈川県大和市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱編集工学研究所
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権51.4%
  • 国内
    ㈱TRC北海道
    札幌市豊平区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱図書館総合研究所
    東京都文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱TRC神奈川
    横浜市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱図書流通
    埼玉県新座市
    議決権100.0%
残りのグループ会社11社を開く
  • ㈱TRC埼玉さいたま市中央区100%
  • ㈱TRC川崎川崎市幸区100%
  • TRC-ADEAC㈱(注8)東京都文京区100%
  • ㈱岩崎書店東京都文京区99%
  • グローバルソリューション サービス㈱東京都港区72%
  • ㈱明日香東京都文京区100%
  • ㈱ライブラリー・アカデミー東京都文京区100%
  • 丸善プラネット㈱東京都千代田区100%
  • ㈱サイオ出版(注7)東京都千代田区73%
  • ㈱淳久堂書店神戸市中央区100%
  • 台灣淳久堂股份有限公司台湾台北100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は1,851億円営業利益56億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.6%、利益が+60.0%。

売上高
+11.6%
1,851億円
営業利益
+60.0%
56億円
純利益
-15.4%
33億円
営業利益率
3.0%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年1月期

項目会社予想前期実績
売上高1,740億円1,851億円
営業利益40億円56億円
純利益25億円33億円
1株あたり配当¥6¥6

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は489億円、営業利益は26億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+5.4%、営業利益は+23.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q466224.714
2024年2Q383−1−0.3−2
2024年3Q38210.31
2024年4Q3989
2025年1Q464214.515
2025年2Q38500.0−3
2025年4Q809141.727
2026年2Q925283.020
2026年4Q926283.013
2027年1Q489265.318

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は1,723億円から1,851億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は3.0%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月1,723114
2014年1月1,633159
当社グループにおける書店事業の効率化を図るため、丸善書店株式会社が子会社である株式会社ジュンク堂書店を吸収合併し、その商号を「株式会社丸善ジュンク堂書店」に変更。
2015年1月1,688198
当社グループにおける教育・学術関連事業の一層の拡大を目指すため、丸善株式会社が株式会社雄松堂書店を吸収合併し、その商号を「丸善雄松堂株式会社」に変更。
2016年1月1,7512210
2017年1月1,784205
2018年1月1,78323−3
当社グループ会社の丸善雄松堂株式会社、株式会社丸善ジュンク堂書店、丸善出版株式会社が社名に冠する「丸善」は創業150周年を迎えた。
2019年1月1,7723124
2020年1月1,7633321
2021年1月1,7163721
東京証券取引所の市場区分再編により、当社の上場市場区分をスタンダード市場に移行。
2022年1月1,7443922
専門情報に関する調査・分析等の業務を支援するWebサービスの推進にあたり、その企画・運営の主体とするため、事業子会社である株式会社hontoブックサービスの定款を変更し、その商号を「株式会社丸善リサーチサービス」に変更。
2023年1月1,6283118
2024年1月1,6293722
当社と株式会社インプレスは技術書籍読み放題サービスの企画運営事業を目的とした合弁会社「テックリブ株式会社」を設立。
2025年1月1,65835352.139
2026年1月1,85156553.033

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高1,851億円のうち、営業利益として残るのは56億円3.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.0%1,369億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.0%426億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.0%56億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.6pt
3.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.7pt
1.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.3pt
6.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年1月期は営業CFが48億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは27億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は305億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年1月5−17−2−12128
2014年1月−8−36−11123
2015年1月21−18583184
2016年1月9−2635−17202
2017年1月2315−3038210
2018年1月38−24014224
2019年1月49−24−3525215
2020年1月51−11−3140223
2021年1月66−39−2627227
2022年1月74−15−5459232
2023年1月20−7−713237
2024年1月57−11−2546258
2025年1月3017−2447283
2026年1月48−21−527305

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は1,369億円。このうち返さなくてよい自己資本が546億円で、自己資本比率は39.8%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月1,22431491024.9
2014年1月1,22032589525.8
2015年1月1,30633796925.0
2016年1月1,34735199625.2
2017年1月1,32035596525.9
2018年1月1,35035399725.2
2019年1月1,32237594727.3
2020年1月1,32339892529.2
2021年1月1,34441692830.0
2022年1月1,28443584933.3
2023年1月1,28845783134.9
2024年1月1,28947881136.5
2025年1月1,32751781038.4
2026年1月1,36954682339.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
311億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
359億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
364億円
在庫として抱えている分
負債合計
823億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中73位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中211位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.3%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.8%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
11.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥400で、1年前と比べて+20.8%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥400-0.5%1ヶ月+2.6%1年+20.8%時価総額370億円
過去52週の値幅
安値¥324高値¥430

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.1倍
PER (会社予想)15.0倍
PBR0.66倍
配当利回り1.50%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

本日は+5.38%高の411円となり、52週高値418円に接近した。1ヶ月で+14.17%と上昇基調を強めており、25日線(367円)を12%上回る。RSIは88.3と過熱感が著しいが、出来高も48万株と活況で、買い意欲は衰えていない。週足では明確な上昇トレンドが継続している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERが10.1倍と同業平均41.6倍を大幅に下回り、PBRも0.60倍と平均2.96倍を大きく下回る。ROE6.3%は低いが、予想PER13.7倍でも割安。配当利回り1.64%は平均13.57%を下回るが、配当性向89.4%と高く、増収増益基調。割安だが、配当水準は伸び悩み。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.1倍39.6倍
PER (予想)15.0倍
PBR0.66倍2.44倍
ROE6.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

PER10倍、PBR0.6倍と割安感が強い。2026年1月期は売上1,851億円と増収見込みだが、営業利益率は3.03%と低位。強気派はPBR1倍割れの是正と、配当利回り1.64%を評価。弱気派は利益率の低さと、デジタル化で書籍需要が減少リスクを懸念。事業構造改革の進展が投資判断の分かれ目。

プラスに働く材料7
  • PBR0.6倍は割安

    解散価値より低く評価。株主還元やM&Aで修正期待。

  • 増収基調

    2026年1月期は売上高1,851億円と11.6%増。事業拡大中。

  • 安定配当

    配当利回り1.64%で、株主還元に配慮。

  • 営業利益56億円へ急拡大2026年1月期影響

    営業利益56億、前期比60%増。売上1851億、収益改善顕著

  • PBR0.6倍の大幅割安不定影響

    PBR0.6倍、ROE6.3%でも1倍への修正余地

  • 出版・書店事業の構造改革効果2026年影響

    不採算店舗閉鎖で収益改善、営業利益率3%超持続

  • 株主還元強化次回株主総会影響

    配当利回り1.64%、増配余地あり。自己株式取得も期待

マイナスに働く材料7
  • 利益率極めて低い

    営業利益率3%未満。収益性改善の見通しが不透明。

  • デジタル化で需要減少

    書籍・文房具はデジタル代替の影響を受けやすい。

  • ROE低位

    ROE6.3%。資本効率が悪く、PBR修正には時間がかかる。

  • 電子書籍シフトによる紙離れ加速継続影響

    出版売上減少、書店事業の収益悪化リスク。営業利益56億の半減も

  • 店舗固定費負担通年影響

    売上1851億に対し店舗固定費高止まり、利益率改善鈍化

  • M&Aによるのれん償却負担不定影響

    過去の買収でのれん計上、減損リスク

  • PER10倍でも業績伸び悩みリスク2027年影響

    成長一服でPERが13.7倍予想へ、割高感出る

次の決算で確かめる点
営業利益率
低収益体質からの脱却が最大の課題。改善が進むか注視。
ROE
資本効率改善の指標。7%を超えればPBR是正の兆し。
書籍・文具売上高
主力事業の動向。デジタル化の影響を測るバロメーター。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり6で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは1.50%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥6
1株あたり
配当利回り
1.50%
いまの株価に対して
配当性向
89.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年1月281.4
2020年1月20.088.1
2021年1月20.016.6
2022年1月20.0755.2
2023年1月20.0
2024年1月20.0
2025年1月350.0626.2
2026年1月6100.089.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥6

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ44,094人。区分でいちばん多いのは事業法人76.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が76.1%を占め、残る23.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
事業法人75.276.676.776.877.176.0
個人・その他18.216.818.018.819.120.6
外国法人0.80.80.81.41.82.3
証券会社0.41.71.90.80.80.9
金融機関5.34.12.62.21.00.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01大日本印刷株式会社54.92
02株式会社フォルトウナ4.54
03株式会社講談社3.91
04株式会社トーハン3.56
05有限会社淳久堂2.80
06株式会社小学館2.38
07石井 昭1.41
08丸善CHIホールディングス 従業員持株会1.11
09公益財団法人図書館振興財団0.99
10丸善CHIホールディングス 取引先持株会0.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+701%、1株純資産は14期で+79%。直近期のROEは6.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月53291.474.5
2014年1月103402.930.4
2015年1月93522.639.1
2016年1月113673.130.1
2017年1月63701.660.9
2018年1月−3367−0.9
2019年1月263916.912.181.4
2020年1月224175.616.188.1
2021年1月234365.316.416.6
2022年1月234615.215.3755.2
2023年1月194854.018.1
2024年1月245084.813.9
2025年1月425518.07.4626.2
2026年1月365886.39.389.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/1期の役員報酬は総額102百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
橋本博文代表取締役会長69
五味英隆代表取締役社長65
矢野正也取締役63
谷一文子取締役67
西川仁取締役60
吉田真一取締役(常勤監査等 委員)64
大胡誠取締役(監査等 委員)68
舟橋宏和取締役(監査等 委員)54
杉田禎浩取締役(監査等 委員)63
菅野耕一取締役53
森菜穂子取締役(監査等 委員)54

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5686814
社外取締役434349

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,572字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、2010年2月1日に丸善株式会社と株式会社図書館流通センターの共同株式移転により、両社を完全子会社とする共同持株会社として設立されました。その後、2010年8月に丸善株式会社から丸善書店株式会社を分社化し、同年12月に株式会社honto(2011年6月に株式会社hontoブックサービス、2023年2月からは株式会社丸善リサーチサービス)を設立。2011年2月に株式会社ジュンク堂書店及び株式会社雄松堂書店を株式交換により子会社に加え、丸善株式会社から丸善出版株式会社を分社化しております。また、より効率的な運営とブランド力の発揮による成長と収益拡大を図るため、書店事業において、2015年2月1日付で丸善書店株式会社と株式会社ジュンク堂書店を合併(株式会社丸善ジュンク堂書店に商号変更)、大学等教育・研究機関および研究者向け事業において、2016年2月1日付で丸善株式会社と株式会社雄松堂書店を合併(丸善雄松堂株式会社に商号変更)しております。これらにより当社グループは、当社、子会社36社、関連会社4社で構成され、事業は文教市場販売事業、店舗・ネット販売事業、図書館サポート事業、出版事業及びその他事業を営んでおります。なお、親会社である大日本印刷株式会社は印刷事業等を事業内容としております。 事業内容と関係会社の当該事業に係る位置づけ及び事業の種類別セグメントとの関連は以下のとおりであります。 事業区分   主要な事業内容   主要な会社名 文教市場販売事業   大学、官庁付置研究機関、企業資料室、公共図書館等への学術情報を中心にした書籍販売等   丸善雄松堂㈱ 大学等教育研究機関、国公行政機関等の図書館・教室などの建築及び内装設備の設計施工   丸善雄松堂㈱ 図書館・博物館等におけるデジタルアーカイブシステム「ADEAC」の運用、デジタルデータの作成   TRC-ADEAC㈱ 公共図書館、学校図書館を中心とした図書館用書籍の販売、及び図書館用書籍の加工(装備)、書誌データの作成・販売   ㈱図書館流通センター 店舗・ネット販売事業   主要都市に店舗を設け、書籍のほか文具等の複合的な店舗販売及びその関連事業 通信ネットワークを利用した情報提供サービス   ㈱丸善ジュンク堂書店、㈱淳久堂書店 図書館サポート事業   公共図書館、大学図書館を中心とした図書館運営業務の受託、指定管理者制度による図書館運営   丸善雄松堂㈱、㈱図書館流通センター 出版事業   学術専門書中心の出版業   丸善出版㈱、㈱サイオ出版 児童図書及び図書館向け図書の出版業   ㈱岩崎書店 出版に係る企画、編集、製作等の請負   丸善プラネット㈱ その他事業   書店・文具店など文化系小売業の店舗設備の設計施工   丸善雄松堂㈱ 書籍の入出荷業務等   ㈱図書流通 パソコン及びタブレット等通信機器の修理、ネットワーク設定、ヘルプデスク、アプリケーション開発   グローバルソリューションサービス㈱ 保育士派遣、保育園・託児所運営業務請負   ㈱明日香 会計・税務専門書を利用したクラウド型リサーチツール「丸善リサーチ」の企画・運営   ㈱丸善リサーチサービス なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)1.2025年2月1日付で、丸善出版㈱は㈱サイオ出版の株式を追加取得し、同社を連結子会社といたしました。 2.2025年4月28日付で、㈱図書館流通センターはTRC-ADEAC㈱の全株式を取得し、同社を連結子会社といたしました。
経営方針・対処すべき課題5,480字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは2010年2月1日にCHIグループ株式会社として、これからの日本の礎となる知の生成と流通に貢献することを共通の使命と考える丸善株式会社と株式会社図書館流通センターが、共同株式移転により経営統合し設立いたしました。その後、以下に掲げる価値観を共有する、株式会社ジュンク堂書店、株式会社雄松堂書店との株式交換による経営統合、各事業領域における体質強化を図るための分社化、さらには電子書籍事業へ対応するための新会社設立などを経て、2011年5月1日には、主要市場である出版流通市場における一層のブランド浸透のため、丸善CHIホールディングス株式会社に商号変更を行いました。 さらに、より効率的な運営とブランド力の発揮による成長と収益拡大を図るため、書店事業において、2015年2月1日付で丸善書店株式会社と株式会社ジュンク堂書店を合併(株式会社丸善ジュンク堂書店に商号変更)、大学等教育・研究機関および研究者向け事業において、2016年2月1日付で丸善株式会社と株式会社雄松堂書店を合併(丸善雄松堂株式会社に商号変更)しております。 これらの体制のもと、当社グループでは、次のような経営理念を各事業会社が共有し、知を求めるすべての人々と、知を提供する出版流通の接点の拡大をめざします。 ①価値観:知は社会の礎である 私たちは、知が人に与える力を信じます。そして時代に即した最良の知のグローバルな循環が21世紀の創発的な日本の社会の礎であると考えます。 ②グループビジョン:知の生成と流通に革新をもたらす企業集団となる 私たちは、「知は社会の礎である」という価値観を共有し、教育・学術機関、図書館、出版業界等と連携し、最良な知の生成・流通と知的な環境づくりにおいて、革新的な仕組みを創出、提供することにより、業界の活性化をリードし、日本の社会に貢献する企業集団となることを目指します。 (2)中長期的な会社の経営戦略 「中期経営計画」では目標とする経営指標達成のために、「グループ資産の活用促進」、「成長領域の創出」、「収益構造の転換」の3点を基本方針とし、これらの取組みを通じ、変化と多様性の時代においても持続的成長を可能とする経営基盤の構築を行ってまいります。戦略及び計画の詳細については、「(4)会社の対処すべき課題」及び2024年3月14日公表の「中期経営計画」、および2026年3月13日公表の「中期経営計画の見直しについて」をご参照ください。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、これまで2024年度を初年度とする5カ年の経営の指針である「中期経営計画」を推進してまいりましたが、教科書や専門書を中心に紙の書籍の出版流通市場の急激な縮小や、成長事業と位置付けておりました公共図書館等の運営受託市場における労務費の予想を超える上昇など、取り巻く環境が厳しさを増している中、中期経営計画の見直しを行い、2026年3月13日「中期経営計画の見直しについて」を公表いたしました。 2027年1月期以降の計画につきましては、基本方針を維持しつつ、収益の構造改革に注力し、2029年1月期には、売上高1,850億円、営業利益55億円、親会社株主に帰属する当期純利益34億円を目標としております。また、資本コストと株価についても、具体的な経営指標としてROE(自己資本利益率)は2029年1月期に5.8%以上を目標とし、PBR(株価純資産倍率)については早期に1倍以上を目指します。 (4)経営環境及び優先的に対処すべき課題 当期における当社グループを取り巻く市場環境は、日経平均株価が最高値を更新するなど金融市場が堅調に推移する中、雇用環境の改善を背景として、景気は緩やかな回復基調を維持しております。一方で、労働市場における厳しい人手不足は継続しており、採用難や人件費の上昇を通じて企業活動のコスト構造に影響を及ぼすとともに、サービス供給の制約要因となる局面も見られております。加えて、物価上昇の長期化に伴い家計の実質購買力が下押しされ、生活者における節約志向・選択志向の消費行動が一段と強まっております。また、インバウンド需要についても、外部環境の変化等を受け、先行き不透明感が高まっております。こうした状況下において、政府が掲げる積極的な財政施策が、実質賃金の改善を通じて国内需給の好循環へ早期に転換できるか否かが、今後の経済動向を左右する重要な局面にあると認識しております。 このような状況下、当社グループでは2024年度より「中期経営計画(2024年度~2028年度)」を開始しております。しかしながら、文教市場販売事業においては、高等教育機関向けの教科書・専門書を中心とする書籍販売市場の縮小が進行していることに加え、図書館サポート事業においては人件費の高騰が続いており、いずれも計画策定時の想定を上回る水準で推移しております。これを受け、2026年度以降は中期経営計画の基本方針を維持しつつ、収益性改善に向けた事業の見直しとコスト構造の最適化を最優先課題として取り組む必要があることから、2026年3月13日公表の「中期経営計画の見直しについて」に基づく事業構造の転換を進めてまいります。 事業セグメント別の取組みは次のとおりです。 ・文教市場販売事業 文教市場販売事業セグメントでは、AI技術をはじめとするテクノロジーの進展が常態化する一方、人口減少や環境問題など社会課題が複合化し、先行きを見通しにくい事業環境にあります。このような時代において、一人ひとりが生涯にわたり主体的に学び続けられる環境・機会の提供は、当社グループが注力すべき領域であると捉えております。 他方、これまで収益の大半を占めてきた紙の専門書・教科書販売は市場縮小が継続しており、従来型の収益構造の見直しが重要な課題となっております。 当社グループは、学校・研究機関・企業に対し、書籍とデジタルを組み合わせた学びの機会の提供を推進してまいります。学校教育分野では、GIGAスクール構想等に伴うデジタル化の進展を踏まえ、電子書籍・電子教材・電子図書館等を活用し、多様なニーズに即した学習機会の提供を進めます。高等教育機関・研究機関・企業に対しては、学術専門情報へのアクセス利便性向上、教育・研究環境の整備支援、人的資本経営の高まりを踏まえた研修関連コンテンツの提供等に取り組んでまいります。 加えて、紙市場縮小下でも持続的に収益を確保できる体制構築に向け、受発注・物流・在庫管理・営業支援等の業務プロセスを見直し、デジタル活用を含む業務改善・効率化を推進することで、固定費構造の適正化と収益体質の改善を図ってまいります。 ・店舗・ネット販売事業 店舗・ネット販売事業セグメントでは、リアル店舗とネットサービスを融合した顧客体験価値の充実を進めてまいります。出版市場の縮小が継続する中、書店の淘汰が一段と進展しており、当社グループは地域における大型書店としての提供価値を維持・強化しつつ、収益性の高い商品・サービス構成への転換に注力してまいります。リアル店舗におきましては、書籍に加え、文具・雑貨等の品揃え拡充を通じて来店動機と収益力を高めるとともに、複合業態化を推進し、書店ならではの滞在価値・体験価値を提供してまいります。具体的には、当社オリジナルの絵本の世界をモチーフにしたグッズショップ「EHONS」やホビー関連グッズのリユースショップ「駿河屋」に加え、インショップのさらなる充実により、当社店舗ならではの魅力を高め、新たな顧客層の獲得と収益力の向上を図ってまいります。また、書店ならではのイベントやオンライン発信を強化し、店舗の強みを活かした購買体験を拡張してまいります。 ネット販売事業では、自社運営の「丸善ジュンク堂書店ネットストア」を2024年7月に開設し、本の取り置き・取り寄せサービスから営業を開始いたしました。今後は、検索性・導線・決済等の利便性向上を継続するとともに、店舗との在庫・受取連携を強化し、相互送客による顧客接点の拡大を進めてまいります。さらに、デジタル化された顧客接点を自社で確保できる強みを活かし、購買情報に基づくコミュニケーションを通じて、文具・雑貨を含むグッズ販売の強化や商品開発、新サービスの提供に取り組んでまいります。加えて、アニメ・マンガ等のIP(Intellectual Property/知的財産)商材を活用した商品・サービス展開を推進し、台湾をはじめとする海外市場への展開についても検討・推進してまいります。 ・図書館サポート事業 図書館サポート事業セグメントでは、人口減少の進行等を背景に、公共図書館が図書館単独の機能提供のみで地域における役割を維持・拡大していくことが難しくなりつつあります。このため、他の公共サービスや機能と一体となった複合施設化の動きが進展しており、図書館には地域の活性化や社会課題への対応、住民ニーズに即した多様な付加価値の提供が一層求められております。 一方で、運営現場においては人件費の高騰と強い人手不足が継続しており、安定的な運営体制の確保と業務効率化が喫緊の課題となっております。当社グループでは、採用強化や働く環境の改善、人材育成の充実に取り組むとともに、こうした構造的課題に対応するため、ロボットやAI等のテクノロジーを積極的に導入し、パートナー企業と連携した実証実験を通じて、運営の省人化・高度化を推進してまいります。さらに、図書館受託運営で培ったノウハウを活かし、複合施設を含む他の公共文化施設等の運営支援にも展開することで、サポート事業の提供領域の拡大を進めてまいります。 ・出版事業 出版事業セグメントでは、これまで主力としてきた教科書・専門書をはじめ、児童書を含む出版市場が縮小傾向を強めており、コンテンツ活用を軸とした新たな収益構造への早急な転換が重要であると捉えております。このため、従来の紙媒体に依拠した収益モデルおよび事業運営体制についても見直しを進め、デジタル・IPを起点とした事業構造への転換を推進してまいります。 このような課題認識のもと、当社グループは児童書・絵本分野および専門書分野における豊富なコンテンツを、デジタル技術やIP関連事業を通じて利活用範囲を拡大し、収益性の向上を図ってまいります。専門書においては、教育現場におけるデジタル活用の進展を踏まえ、書籍とデジタルコンテンツの組み合わせ等のメディアミックスを推進し、付加価値の高いコンテンツの開発・提供に注力してまいります。 ・その他事業 その他事業セグメントでは、保育・保育士派遣事業が、共働き世帯の増加に加え、2026年より開始される政府の「子ども・子育て支援制度」を追い風として、今後も継続的な成長が見込まれております。 また、2023年10月に開始した会計・税務書籍読み放題サービス「丸善リサーチ」は、2026年1月末時点で会員数8,000名を超えるなど順調に拡大しており、利用者の業務遂行を支援するサービスとして定着しつつあります。今後は、サービスから得られるマーケティングデータおよび専門家を中心とした会員基盤に、専門書出版社・著者の知見を掛け合わせることで、専門家コミュニティの支援、新刊販売の支援、セミナー等の開催といった新たな収益機会の確立を目指すとともに、会計・税務分野以外への読み放題サービス展開も積極的に推進してまいります。 さらに、当社グループは既存事業・ブランドを活用しつつ、成長に不可欠な新規領域の開拓に向け、M&Aを含む投資を継続してまいります。 ・人的資本経営・サステナビリティの推進 各種施策を通じて当社グループの成長と事業拡大を実現していくためには、グループ各社が相互に連携・協力しながら、その基盤となる人的資本を一層活性化させ、社員一人ひとりが能力を発揮しつつ継続的に成長できる環境を整備していくことが不可欠であると認識しております。このため当社グループでは、グループ横断型のプロジェクト推進や研修体系の拡充に加え、新規事業開発への参画機会を通じて、実務を通じて学ぶ場を継続的に創出し、多様な資質・価値観を有する人材の育成に取り組んでまいります。 また、サステナビリティの推進においては、当社グループの事業の多くが地域社会と密接に結びついていることから、地域のニーズを的確に捉え、事業活動を通じて社会課題の解決に資する取組みを継続することが重要であると考えております。地域に対して文化的な豊かさをもたらし得る企業集団としての責任を、役職員が自分事として理解し実践できるよう、「サステナビリティ基本方針」のもとで「6つのマテリアリティ(重要課題)」を定め、活動の指針としております。 当社グループは、経営理念である「知は社会の礎である」に基づき、あらゆる人々に知と学びへの接点を提供できる環境づくりを推進し、グループ一体となって持続的な企業価値の向上に努めてまいります。
事業等のリスク2,939字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスク、顕在化する可能性の程度や時期、リスクの事業へ与える影響の内容、リスクへの対応策は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①官公庁及び大学等の予算動向及び消費動向等 当社グループは、主に官公庁が運営する公共図書館・学校図書館市場及び大学を柱とする教育・学術市場への書籍の販売、書誌データの作成・販売、図書館運営業務の受託を行っており、官公庁または大学の予算動向に影響を受けております。特に官公庁の予算は政府及び地方自治体の政策によって決定され、同様に大学の予算は文部科学省等の基本政策あるいは各種補助支援政策に影響を受けて決定されるため、今後、官公庁または大学の予算が削減された場合、想定以上の受注競争の激化によって当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 また店舗・ネット販売事業においては、気候や景気の状況、競合他社の出店状況等による消費動向の変化によって収益に影響を及ぼす可能性があります。 ②為替の変動 当社グループが取り扱う輸入書籍及び外国雑誌は、為替変動に連動した販売価格を設定しております。輸入書籍は一定期間の為替相場をもとに、また、外国雑誌は年度契約が基本であり、年度ごとに為替相場を反映するように設定しております。一方、仕入では円建て取引を行うほか、為替予約を実行し、販売価格に対応した為替予約を行うことで過度に為替変動の影響を受けないことを基本としております。しかし、完全に為替リスクを排除することは困難であり、当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しており、短期間に急激な為替変動が起こった場合には収益への影響を受ける懸念があります。 ③法的規制等 ・再販売価格維持制度について 当社グループにて製作または販売している出版物は、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(以下「独占禁止法」といいます。)第23条第4項の規定により、再販売価格維持制度(以下「再販制度」といいます。)が認められる特定品目に該当しており、書店では定価販売が認められております。 独占禁止法は、再販制度を不公正な取引方法として原則禁止しておりますが、出版物が我が国の文化の振興と普及に重要な役割を果たしていることから、公正取引委員会の指定する書籍、雑誌及び新聞等の著作物の小売価格については、例外的に再販制度が認められています。 公正取引委員会が、2001年3月23日に発表した「著作物再販制度の取扱いについて」によると、著作物再販制度については、当面、残置されることは相当であるとの結論が出されております。しかし併せて業界に対し、再販制度を維持しながらも消費者利益の向上が図られるように現行制度の弾力的運用を要請しています。従いまして、今後再販制度が廃止された場合、あるいは今後拡大が想定される電子書籍の新しい動向によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクが直ちに顕在化する可能性については認識しておりませんが、当社グループではこれら法規制や制度をめぐる議論の動向に注視してまいります。 ・出版物の委託販売制度について 当社グループにおける出版事業では、書籍業界の商慣習に従い、当社グループが取次または書店に配本した出版物(主として書籍・雑誌)のほとんどについては、配本後、約定した委託期間内に限り、返品を受け入れることを取引条件とした委託販売制度をとっております。 書籍の委託には、主として次の2種類があります。 ⅰ)新刊委託 新刊時または重版時の書籍が対象となり、書籍取次店との委託期間は6ヶ月間であります。 ⅱ)長期委託 既刊の書籍をテーマあるいは季節に合わせてセット組みしたもの、あるいは全集物が対象となり、委託期間は、ケース・バイ・ケースでありますが、12ヶ月になることもあります。 定期刊行誌(雑誌)の委託期間は、次のとおりです。 月刊誌 発売日より3ヶ月間 当社グループは、委託販売制度による出版物の返品による損失について、会計上、出版事業に係る一定期間の納品金額に返品率・原価率等を乗じた返金負債・返品資産を計上して売上高及び売上原価から控除しておりますが、返品率の変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが直ちに顕在化する可能性については認識しておりませんが、当社グループでは返品率の変動を注視し、リスクの低減を図ってまいります。 ④情報セキュリティ及び個人情報保護 コンピュータネットワークや情報システムの果たす役割が高まり、情報セキュリティ及び個人情報保護に関する対応は、事業活動を継続する上で不可欠となってきておりますが、システム障害や外部からのサイバー攻撃その他の不正なアクセス、コンピュータウイルスの感染、並びに個人情報の漏えいなど、さまざまなリスクが発生する可能性が高まってきております。万一これらの事故が発生した場合には、信用失墜による収益の減少、損害賠償等による予期せぬ費用が発生し、事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しており、当社グループは、情報セキュリティ及び個人情報保護を経営の最重要課題の1つとして捉え、体制の強化や社員教育などを通じてシステムとデータの保守・管理に万全を尽くしております。 ⑤新型感染症によるパンデミック 新型インフルエンザ等の感染症の世界的流行など、事業活動の停止や生活様式に変革をもたらすような事態が発生した場合は、当社グループの事業活動及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、新型感染症の発生時などには状況に応じて店舗や事業所における感染防止対策の徹底や、在宅勤務を可能にするテレワークによる感染機会の抑制に対応した制度の導入などにより、グループ会社内外のステークホルダーへの感染防止策を講じてまいります。 ⑥大規模災害の発生 大地震、津波、台風、洪水など、事業活動の停止及び社会インフラの大規模な損壊や機能低下などにつながるような大規模災害などが発生した場合は、当社グループの事業活動の復旧及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しております。当社グループでは、店舗・物流を含む事業拠点の主要施設には防火、耐震対策などを実施しており、災害などによって事業活動の停止あるいは商品供給に混乱をきたすことのないよう努めております。また、大規模地震等の自然災害に備え、コンピュータシステム及び通信設備等の重要機器は耐震構造と自家発電設備を備えたビルに収容し、データのバックアップ等の対策も講じております。さらに各種保険によるリスク移転も図っております。
経営成績の分析 (MD&A)6,793字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 (1) 業績 当連結会計年度の業績につきましては、店舗・ネット販売事業において2025大阪・関西万博オフィシャルストアでの売上が好調であったこと、文教市場販売事業で教育・研究施設、図書館などの設計・施工における大型案件の完工が増加したこと等により売上高は1,850億53百万円(前期比11.6%増)と増収となりました。利益面は増収により売上総利益が増加した結果、営業利益は55億93百万円(前期比59.9%増)、経常利益は54億93百万円(前期比59.0%増)と増益となりましたが、前年に特別利益(固定資産売却益)の計上があったことから親会社株主に帰属する当期純利益は33億34百万円(前期比14.7%減)の減益となりました。 (2) 財政状態の状況 当連結会計年度末の資産の残高は、前連結会計年度末に比べ41億61百万円増加し、1,368億95百万円となりました。 当連結会計年度末の負債の残高は、前連結会計年度末に比べ12億74百万円増加し、822億65百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ28億87百万円増加し、546億30百万円となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は305億7百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益53億79百万円、減価償却費18億83百万円などにより48億4百万円の収入(前連結会計年度30億8百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出20億82百万円、無形固定資産の取得による支出13億57百万円などにより20億60百万円の支出(前連結会計年度は17億45百万円の収入)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは長期借入れによる収入34億円、長期借入金の返済による支出39億86百万円などにより5億41百万円の支出(前連結会計年度は24億24百万円の支出)となりました。 生産、受注及び販売の実績 (1) 生産実績 当社グループは、一部受注生産を行っておりますが、売上原価に占める生産実績割合の重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (2) 受注実績 当社グループは、一部受注生産を行っておりますが、販売実績に占める受注販売実績割合の重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 文教市場販売事業   49,196   5.1 店舗・ネット販売事業   81,776   23.7 図書館サポート事業   39,272   4.2 出版事業   3,696   1.5 その他   11,111   △3.8 合計   185,053   11.6 (注) 1. セグメント間取引については、相殺消去しております。 2. 主要な販売先については、総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先がないため記載を省略しております。 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の分析 当連結会計年度(2025年2月1日~2026年1月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善、インバウンド需要の継続などを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で物価や原材料価格の高騰、米国の通商政策の影響、地政学リスクの長期化など不安定な国際情勢により、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況のなか、当社グループはこれまで培ってきた「グループ資産の活用促進」、市場の環境変化に対応した新しい事業の開発による「成長領域の創出」、既存事業の安定化と成長事業への投資により事業ポートフォリオの転換を図る「収益構造の転換」を基本方針として、知の生成と流通に持続的に貢献するための成長力と資本効率の向上を目指し、中期経営計画(5カ年)の2年目に取り組んでまいりました。 当連結会計年度の業績につきましては、店舗・ネット販売事業において2025大阪・関西万博オフィシャルストアでの売上が好調であったこと、文教市場販売事業で教育・研究施設、図書館などの設計・施工における大型案件の完工が増加したこと等により、売上高は1,850億53百万円(前期比11.6%増)と増収となりました。利益面は増収により売上総利益が増加した結果、営業利益は55億93百万円(前期比59.9%増)、経常利益は54億93百万円(前期比59.0%増)と増益となりましたが、前年に特別利益(固定資産売却益)の計上があったことから、親会社株主に帰属する当期純利益は33億34百万円(前期比14.7%減)の減益となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より表示方法の変更を行っており、前連結会計年度比較については、前年同期間の数値を組み替えた数値で比較しております。表示方法の変更の内容については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (表示方法の変更)」に記載しております。 [文教市場販売事業] 当事業は以下の事業を行っております。 1.図書館(公共図書館・学校図書館・大学図書館)に対する図書館用書籍の販売、汎用書誌データベース「TRC MARC」の作成・販売及び図書装備(バーコードラベルやICタグ等の貼付等)や選書・検索ツール等の提供 2.大学などの教育研究機関や研究者に対する学術研究及び教育に関する輸入洋書を含む出版物(書籍・雑誌・電子ジャーナル、電子情報データベースほか)や英文校正・翻訳サービスをはじめとする研究者支援ソリューションの提供 3.教育・研究施設、図書館などの設計・施工と大学経営コンサルティングをはじめとする各種ソリューションの提供 4.大学内売店の運営や学生に対する教科書・テキストの販売等 当連結会計年度の業績につきましては、教育・研究施設、図書館などの設計・施工における大型案件の完工が増加したこと、また公共図書館向けの書籍販売が堅調に推移したことに加え、当期よりデジタルアーカイブの検索・閲覧を行うためのプラットフォームシステムを提供しているTRC-ADEAC株式会社(株式会社図書館流通センターの子会社)を新たに連結範囲に含めたこと等により、売上高は491億96百万円(前期比5.1%増)、営業利益は34億91百万円(前期比7.4%増)と増収増益となりました。 [店舗・ネット販売事業] 当事業は、主に全国都市部を中心とした店舗網において和書・洋書などの書籍をメインに、文具・雑貨・洋品まで多岐にわたる商品の販売を行っております。 店舗の状況といたしましては、海外2店舗目を台北市の商業施設「三井ショッピングパークららぽーと台北南港」4階に書籍・文具・雑貨を取り扱う「淳久堂書店 ららぽーと台北南港店」(3月)、虎ノ門ヒルズ「グラスロック」の2~3階に新スタイル書店「magmabooks」(4月)、またフランチャイズ加盟している株式会社駿河屋BASEが展開するホビーショップを4店舗(3月に「駿河屋 松山大街道店」、7月に「駿河屋 秋田オーパ店」、11月に「駿河屋 盛岡MOSSビル店」、12月に「駿河屋 岐阜マーサ21店」)開店しました。また2026年1月に「MARUZEN 髙島屋堺店」を閉店しました。なお「2025大阪・関西万博 会場内オフィシャルストア」2店舗(「東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO」、「風の広場店 MARUZEN JUNKUDO」)につきましては、万博期間終了に伴い閉店しております。その結果、2026年1月末時点の店舗数は116店舗となっております。(うち2店舗は海外店(台湾)、24店舗は「丸善(MARUZEN)」「ジュンク堂書店」の店舗名ではありません。) 当連結会計年度の業績につきましては、好評のうちに閉幕しました2025大阪・関西万博のオフィシャルストアにおいてグッズなどの販売が好調であったことにより、売上高は817億76百万円(前期比23.7%増)、営業利益は20億51百万円(前期3億81百万円)と大幅な増収増益となりました。 [図書館サポート事業] 当事業は、図書館の業務効率化・利用者へのサービス向上の観点から、カウンター業務・目録作成・蔵書点検などの業務の請負、地方自治法における指定管理者制度による図書館運営業務、PFI(Private Finance Initiative)による図書館運営業務及び人材派遣を行っております。 当連結会計年度の業績につきましては、図書館受託館数は期初1,840館から11館増加し、2026年1月末時点では1,851館(公共図書館633館、大学図書館240館、学校図書館他978館)となり堅調に推移しました。 その結果、当事業の売上高は392億72百万円(前期比4.2%増)、営業利益は30億19百万円(前期比3.3%増)と増収増益となりました。 [出版事業] 当事業は、『理科年表』をはじめとする理工系分野を中心とした専門書・事典・便覧・大学テキストに加え、絵本・童話などの児童書、図書館向け書籍の刊行を行っております。また、医療・看護・芸術・経営など多岐にわたる分野のDVDについても発売を行っております。 当連結会計年度につきましては、専門分野として『理科年表2026』『鳥はいかに進化しているか』『極論で語る睡眠医学 第2版』『深層学習 上』『音楽史事典』、児童書として『ほねほねザウルス30』『しずくちゃん44』『だれだと おもう? メリークリスマス!』など、合計新刊300点(前年271点)を刊行いたしました。 当連結会計年度の業績につきましては、専門書分野において教科書及びDVD等の売上が減収となり、また、児童書関連分野の売上も減収となりましたが、発売書・電子書籍・動画配信が増収となったこと等により、売上高は36億96百万円(前期比1.5%増)と前年並みを確保しました。また利益面も原価・販管費の削減に努めた結果、1億5百万円の営業損失(前期1億7百万円の営業損失)と前年並みとなりました。 [その他] 当事業は、書店やその他小売店舗を中心に企画・設計デザインから建設工事・内装工事・店舗什器・看板・ディスプレーなどのトータルプランニング(店舗内装業)に関わる事業、図書館用図書の入出荷業務、Apple製品やパソコンの修理・アップグレード設定等の事業(株式会社図書館流通センターの子会社であるグローバルソリューションサービス株式会社による)、総合保育サービス(株式会社図書館流通センターの子会社である株式会社明日香による)、税務・会計・M&A領域において電子化された専門書籍・雑誌を横断的に検索・閲覧できるサービス(丸善リサーチ)を行っております。 当連結会計年度の業績につきましては、総合保育サービス事業及び電子化された専門書籍・雑誌の検索・閲覧サービス(丸善リサーチ)事業は堅調に推移しましたが、パソコンの修理・アップグレード設定等の事業の減収の影響により、売上高111億11百万円(前期比3.8%減)と減収となりました。営業利益は丸善リサーチ事業における赤字幅の縮小に加え、原価・販管費の削減に努めた結果、6億34百万円(前期比33.7%増)と増益となりました。 (2) 財政状態の分析 資産、負債及び純資産の状況 (資産) 当連結会計年度末の総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ、現金及び預金の増加等により41億61百万円増加し、1,368億95百万円となりました。うち流動資産は1,001億76百万円、固定資産367億19百万円であります。 流動資産の主な内容といたしましては、現金及び預金310億93百万円、受取手形及び売掛金171億1百万円、商品及び製品363億72百万円、立替金88億44百万円、前渡金25億49百万円であります。 固定資産の主な内容といたしましては、有形固定資産214億19百万円、無形固定資産24億80百万円、投資その他の資産128億18百万円であります。 (負債) 当連結会計年度末の負債の残高は、前連結会計年度末に比べ、短期借入金の増加等により12億74百万円増加し、822億65百万円となりました。うち流動負債は594億90百万円、固定負債は227億75百万円であります。 流動負債の主な内容といたしましては、支払手形及び買掛金163億77百万円、短期借入金203億60百万円であります。 固定負債の主な内容といたしましては、長期借入金138億5百万円、退職給付に係る負債42億66百万円であります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ、利益剰余金の増加等により28億87百万円増加し、546億30百万円となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析 「第2 [事業の状況]-4 [経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析]-(3)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 (4) 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。 (財務戦略の基本的な考え方) 当社グループでは、2024年度に開始した「中期経営計画」に基づく事業構造変革を進めており、安定的な事業運営に必要な資金を確保しつつ、資本効率の向上に向け、既存事業の収益性向上のための事業基盤構築と、新たな企業価値創出のための新規事業開発に経営資源を配分することを財務戦略の基本方針としております。また、これら事業開発投資等に関わる効果検証を徹底することで、投資と営業キャッシュ・フロー拡大の好循環を生み出し、株主還元拡充を進めてまいります。 (経営資源の配分に関する考え方) 当社グループでは、上記の基本的な考え方のもと、持続的な成長基盤の維持・更新を目的とした設備投資と、より付加価値の高いサービス提供に向けたシステム開発投資、及び新規事業・サービス創出のための事業開発やM&A等を行うことで、資本効率の向上に資する経営資源の配分に努めます。 (資金需要の主な内容) 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、システム開発投資、M&A等によるものであります。 (資金調達) 当社グループは、必要な資金の安定的な調達と流動性の確保を資金調達の方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入及び社債発行によるものを基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金、リース債務等の有利子負債の残高は405億4百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は305億7百万円となっております。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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