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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ありがとうサービス

ARIGATOU SERVICES COMPANY,LIMITED3177 · Standard · 小売業

愛媛県を地盤に、中古品の買取販売と飲食店、温浴宿泊施設を手がける地域密着型の複合サービス企業。

概要

愛媛県今治市に本社を置くありがとうサービスは、リユース事業、フードサービス事業、地方創生事業の3つを柱とする小売業である。2026年2月期の連結売上高は114億円、従業員は318名。フランチャイジーとしてハードオフやモスバーガーを展開する一方、独自ブランド「とり壱」や温浴宿泊施設も運営し、西日本からカンボジア・タイまで146の拠点を持つ。

リユース・飲食・地域活性の三本柱

セグメントはリユース、フードサービス、地方創生の3つで構成される。リユース事業が売上の約75%を占め、ハードオフ、オフハウス、ホビーオフ、ブックオフなどのFC店舗と、子会社運営の「MOTTAINAI WORLD」を含め114店舗を展開。フードサービスはモスバーガーやトマト&オニオンなどのFC15店舗と、とり壱・かつれつ亭などのオリジナル9店舗で計24店舗。地方創生事業は鈍川温泉やユートピア宇和など5つの温浴宿泊施設と3つの生産販売施設を運営する。3事業合わせて146拠点に達する。

西日本と東南アジアに広がる店舗網

出店地域は愛媛県を中心に、九州各県(福岡26店、熊本13店、大分10店など)にリユース店を集中。フードサービスは愛媛・香川・高知の四国3県、地方創生事業は愛媛県内に限定される。海外ではカンボジアのプノンペンに7店、タイのバンコクに4店のリユース店を出店し、東南アジアでの事業拡大を進めている。国内最大の出店県は福岡県で26店、次いで愛媛県が25店と続く。

着実な成長と収益性の向上

直近5期の売上高は84億円(2020/2期)から114億円(2026/2期)へと増加傾向にある。営業利益率は2026/2期に9.1%(営業利益9.4億円)を記録し、経常利益率は9.1%に達した。経営指標として売上高経常利益率10%を目標に掲げ、財務体質の強化を図る。純資産は2026/2期末で37.9億円と前期比15.8%増加し、自己資本比率は約57.5%と健全性を保つ。

FCと自社ブランドを組み合わせた事業構造

リユース事業の大半はハードオフやブックオフのフランチャイジーとして運営されるが、子会社MOTTAINAI WORLDでは自社ブランドの「MOTTAINAI WORLD ECO TOWN」を展開。フードサービスでもモスバーガーなどのFCと、とり壱やかつれつ亭などの自社開発業態を併せ持つ。地方創生事業はすべて自社運営であり、行政と連携した温泉施設やジビエ加工など地域資源を活用する。FC本部との連携と自社ノウハウの両立が収益の源泉となっている。

業界の中での役割は地域コミュニティ向けのリユースショップ、飲食店、温浴施設を運営するサービス小売業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
114億円
営業利益
9億円
営業利益率
7.9%
純利益
5億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
リユース事業86億円74.8%14億円16.3%
フードサービス事業25億円21.7%2億円8.0%
地方創生事業4億円3.5%-2億円-50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01リユース事業主力

ハードオフ、オフハウス、ホビーオフ、ブックオフ等のフランチャイズチェーンとして、パソコン、ブランド品、ゲーム、書籍などの中古品を買取・販売。九州・沖縄を中心に出店。

主な製品・サービス5
HARD OFF
パソコン・オーディオ・ビジュアル・楽器等のリユース店舗。
OFF HOUSE
ブランド品・アクセサリー・衣料品・家具等のリユース店舗。
Hobby OFF
ゲーム・フィギュア・カード・その他玩具全般のリユース店舗。
BOOK OFF
本・ゲームソフト・CD等のリユース店舗。
MOTTAINAI WORLD ECO TOWN
タイのバンコクで展開する総合リユース店。

02フードサービス事業準主力

モスバーガー等のフランチャイズ直営店に加え、自社開発ブランド(とり壱、かつれつ亭等)を運営。中四国を中心に展開。

主な製品・サービス5
モスバーガー
FCフランチャイズとして運営するハンバーガーチェーン。
トマト&オニオン
洋食メニュー中心のファミリーレストラン。
熱烈タンタン麺一番亭
タンタン麺をメインとしたラーメン専門店。
馳走家とり壱
3世代対応の和食店。
かつれつ亭
とんかつ専門店。

03地方創生事業副次

愛媛県内で温浴宿泊施設や生産物販売所を運営。地域活性化を目的とした施設群。

主な製品・サービス3
今治市鈍川せせらぎ交流館
温浴宿泊施設。
ユートピア宇和・游の里温泉
温浴宿泊施設。
クアテルメ宝泉坊・宝泉坊ロッジ
温浴宿泊施設。

製品と技術

ハードオフ・ブックオフなどFCリユース店

リユース事業の主力はハードオフ(パソコン・オーディオなど36店)、オフハウス(ブランド品・衣料など33店)、ホビーオフ(ゲーム・フィギュアなど14店)、ブックオフ(本・CDなど20店)のFC店舗である。これらの店舗では、顧客から買い取った中古品を仕分け・価格設定し再販売する。買取価格は「正しい売価ありき」の姿勢で設定し、リーダーの育成と買取力の向上に注力している。店舗は九州・沖縄に集中し、2026年2月末時点で国内に103店舗を数える。

自社ブランド「MOTTAINAI WORLD」と海外リユース

連結子会社MOTTAINAI WORLD CO., LTD.は総合リユース店「MOTTAINAI WORLD ECO TOWN」を7店舗運営する。また、タイ子会社MOTTAINAI WORLD(THAILAND)CO.,LTD.は「HARD OFF」4店舗をバンコクで展開。カンボジアにはプノンペンに7店舗を有し、東南アジアでもリユース事業を拡大している。海外店舗はいずれも総合リユース形態で、現地の消費者に中古品を提供する。直近の2026年2月期にはカンボジアとタイで新規出店を実施した。

モスバーガーなどFC飲食と自社飲食ブランド

フードサービス事業では、モスバーガー13店舗(愛媛・香川・高知)をFCで運営し、同事業の収益の中心となっている。そのほかトマト&オニオン、一番亭のFC各1店舗を合わせて15店のFC店舗を有する。自社ブランドとしては、和食店「とり壱」、とんかつ専門店「かつれつ亭」(2店)、自然食レストラン「ティア自然食堂」、コーヒーショップ「ターミナル」、洋菓子店「アトリエ tsumugi」「bake shop offrir」、クラフトビール醸造販売「今治街中麦酒」など9店舗を運営している。FCと自社ブランドの比率は24店舗中9店が自社で、多様な業態で集客力を高めている。

温浴宿泊施設と農産物販売による地方創生

地方創生事業は、鈍川温泉の「今治市鈍川せせらぎ交流館」、宇和の「ユートピア宇和・游の里温泉」、西条の「西条市本谷温泉館」など5つの温浴宿泊施設を運営する。さらに生産物販売として「今治市玉川龍岡活性化センター」「ほわいとファーム」「ししの里せいよ」の3施設を展開する。これらの施設は行政との連携や地域資源を活用し、観光振興と雇用創出に寄与している。ただし、同事業は光熱費や原材料費の上昇で収益性が低く、2026年2月期は2億円超の営業損失を計上しており、経営資源の選択と集中が進められている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

リユース専門店、中古品買取販売で成長

ブランド品・骨董品等のリユース業者。2025年2月期売上高106億円、営業利益率8.49%と高収益。同業のまんだらけ(サブカル特化)やトライアルHD(総合小売)とは異なり、高単価品扱いで差別化。2026年2月期も営業利益率7.89%と好調を維持見込み。リユース需要の高まりを追い風に、買取強化と店舗効率化が課題。

強み

  • 営業利益率8%超と小売業平均を上回る高い収益性を実現。
  • 環境意識や節約志向の高まりで中古品市場が拡大中。
  • ブランド品等の高単価品を扱い、粗利率が高い。
  • 売上高が2期連続増収(97→106→114億円)と安定成長。

課題

  • まんだらけ等同業との買取競争激化で仕入原価上昇リスク。
  • ブランド品等の真贋判定ミスが評判・収益に影響する可能性。
  • 出店コストや人件費上昇に対し、店舗あたり収益向上が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がありがとうサービス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17112キューブ43億円
23317フライングガーデン43億円9.3倍
37544スリーエフ43億円11.1倍
48260井筒屋43億円8.5倍
53190ホットマン43億円11.6倍
63177ありがとうサービス42億円8.3倍
73352バッファロー42億円9.5倍
89835ジュンテンドー42億円
99969ショクブン42億円
103067東京一番フーズ42億円53.1倍
112747北雄ラッキー40億円36.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 7件

愛媛県今治市で創業、既存店舗を譲受した1997年

1997年9月に愛媛県今治市で会社を設立。同年11月には株式会社イハラから「トマト&オニオン」など7店舗の営業を譲り受け、フードサービス事業の基盤を形成した。創業当初からフランチャイズ契約を活用する戦略をとり、外食チェーンの運営を中心に事業を始めた。

独自ブランドとFC契約で店舗網を拡大した2000年代初頭

2000年11月、オリジナルブランド第1号となる「とり壱紬今治店」を開店。翌12月には株式会社イドムとFC契約を結び「熱烈タンタン麺一番亭東予店」を出店した。2003年には「湯けむり亭キスケBOX店」を開業し、熊本発の「ティア家族のテーブル」の支援を受けて今治店を開くなど、多ブランド展開を加速させた。この時期にリユース事業への進出はなく、外食専門の企業として成長した。

株式会社エムジーエスへの吸収合併で法人格が消滅した2005年

2005年9月、ありがとうサービスは株式会社エムジーエスに吸収合併された。これにより設立以来の法人格は消滅したが、その後も事業自体は継続され、リユース事業への進出や海外展開を経て現在に至る。吸収合併後の経緯については開示資料に詳細がないが、2026年時点で連結子会社を含むグループを形成し、東証スタンダード市場に上場している。

吸収合併後も事業を継続、リユースと海外に進出

吸収合併後もありがとうサービスは事業体として存続し、リユース事業へ本格参入。ハードオフやブックオフのFC展開を九州・沖縄で拡大するとともに、2010年代後半にはカンボジア・タイへ進出した。フードサービスではモスバーガーを軸に安定した収益を確保し、地方創生事業では温泉宿泊施設の運営を開始。2013年から2026年までの連結売上高は71億円から114億円へと増加を続けている。

年表7件を開く

1990年代

  • 1997年9月創業愛媛県今治市において会社設立。
  • 1997年11月株式会社イハラより一部営業譲受。(「トマト&オニオン」他7店舗)

2000年代

  • 2000年11月オリジナルブランドである「とり壱紬今治店」開店。
  • 2000年12月株式会社イドムとFC契約を結び、「熱烈タンタン麺一番亭東予店」開店。
  • 2003年1月オリジナルブランドである「湯けむり亭キスケBOX店」開店。
  • 2003年9月熊本に本店を持つ「ティア家族のテーブル」の支援を受け、「ティア家族のテーブル今治店」開店。
  • 2005年9月M&A株式会社エムジーエスに吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    リユース事業のリアル店舗拡大

    福岡県内を中心にリアル店舗の出店を加速。その実現を可能にするリーダーの育成と、正しい売価に基づく買い取り力の向上に努める。海外ではカンボジア・タイの既存店強化を図る。

  2. 02

    フードサービス事業の体制強化

    収益の中心であるモスバーガー事業のリアル店舗出店体制を構築。新規出店を可能にする人的体制づくりに取り組む。第2の収益事業として複合型店舗への出店要請に応える体制を整える。

  3. 03

    地方創生事業での地域貢献と成長

    鈍川温泉エリアのリーダー的役割を確固たるものとし、今治エリアの持続的で競争力のある観光資源としての地位確立を目指す。行政・地域との信頼関係を強化し、将来性の高い事業へ経営資源を投入する。

  4. 04

    人材育成とデジタル化による経営基盤強化

    店舗開発力の強化と人材確保・育成の環境整備を推進。次世代経営陣の計画的な育成、バックオフィス業務のデジタル化、子会社を含めたガバナンス向上のためのバックオフィス体制強化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で318人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は423万円で、9期前と比べて+11.9%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は10.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月198
2018年2月200
2019年2月179
2020年2月37837.88.1181
2021年2月37838.78.1240
2022年2月39539.38.6229
2023年2月38839.88.9244
2024年2月39839.78.7259
2025年2月41240.49.3317284
2026年2月42341.110.4318283

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.5%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)89.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
オフハウス 伊予三島店(愛媛県四国中央市)他32店舗327百万円
リユース事業
賃貸物件スタジアム(愛媛県今治市)他4拠点242百万円
全社(共通)
ハードオフ 松山駅前店(愛媛県松山市)他35店舗216百万円
リユース事業
今治市鈍川せせらぎ交流館(愛媛県今治市)他7拠点208百万円
地方創生事業
本社 — 愛媛県今治市186百万円
全社(共通)
本社(タイ王国バンコク市)他3店舗176百万円
リユース事業
モスバーガー 新居浜喜光地店(愛媛県新居浜市)他12店舗166百万円
フードサービス事業
ブックオフ 松山駅前店(愛媛県松山市)他19店舗101百万円
リユース事業
ホビーオフ 松山駅前店(愛媛県松山市)他13店舗89百万円
リユース事業
本社(カンボジア王国プノンペン市)他6店舗84百万円
リユース事業
ほか2件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は114億円営業利益9億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.5%、利益が+0.0%。

売上高
+7.5%
114億円
営業利益
+0.0%
9億円
純利益
+0.0%
5億円
営業利益率
7.9%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高114億円114億円
営業利益9億円9億円
純利益5億円5億円
1株あたり配当¥135¥135

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は31億円、営業利益は4億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+19.2%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q2428.32
2024年2Q2328.71
2024年3Q2314.30
2024年4Q271
2025年1Q26311.52
2025年2Q2627.71
2025年4Q5447.42
2026年2Q5547.33
2026年4Q5958.52
2027年1Q31412.93

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は71億円から114億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.9%。売上は6期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月7142
2014年2月7452
2015年2月7653
2016年2月8463
2017年2月8542
2018年2月8841
2019年2月8441
2020年2月8331
2021年2月8531
2022年2月8862
2023年2月9273
2024年2月9784
2025年2月1069108.55
2026年2月1149107.95

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高114億円のうち、営業利益として残るのは9億円7.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の4.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金34.2%39億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金57.0%65億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.9%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.9%9億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
65.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.2pt
7.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.9pt
4.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.7pt
15.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが11億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は17億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月2−40−26
2014年2月5−3−226
2015年2月6−2−446
2016年2月6−3038
2017年2月4−52−19
2018年2月6−4−327
2019年2月5−1−546
2020年2月5−2−436
2021年2月4−34111
2022年2月6−2−5411
2023年2月7−6−419
2024年2月8−6−1210
2025年2月9−61314
2026年2月11−3−6817

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は66億円。このうち返さなくてよい自己資本が38億円で、自己資本比率は51.8%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月35122333.8
2014年2月37132435.7
2015年2月38152339.2
2016年2月43172640.8
2017年2月47192839.8
2018年2月47192840.9
2019年2月44192543.2
2020年2月44192542.4
2021年2月50193138.4
2022年2月48212743.8
2023年2月49242546.9
2024年2月54272747.5
2025年2月62333048.3
2026年2月66382851.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
18億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
27億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
28億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中48位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中139位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.3%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.8%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,425で、1年前と比べて+35.0%過去52週の値幅のなかでは98%の位置にある。

¥4,425-0.6%1ヶ月+4.7%1年+35.0%時価総額42億円
過去52週の値幅
安値¥3,220高値¥4,450

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.3倍
PER (会社予想)8.3倍
PBR1.15倍
配当利回り3.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は4190円で、1ヶ月で18.53%上昇と急伸。25日線(3932円)を約6.6%上回り、75日線(3634円)や200日線(3524円)も大きく上回り、上昇トレンドが加速。52週高値4285円に接近し、8月3日には4230円まで上昇、高値圏で推移。出来高は7月14日に34300株と急増、その後も高水準を維持し、買い意欲が強い。RSIは74.2と過熱感があるが、強い上昇モメンタムが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは7.85倍と同業界平均の41.45倍を大幅に下回り、割安。PBRは1.09倍で業界平均2.94倍を大きく下回る。ROEは15.3%と高く、収益性も良好。配当利回りは3.22%で、同業界平均13.55%より低いが、配当性向は37.7%と持続可能性がある。業績は増収増益で安定。総合的に割安と評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.3倍39.6倍
PER (予想)8.3倍
PBR1.15倍2.44倍
ROE15.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、地域密着型モデルの成長可能性と、収益性の維持です。強気派は、売上高が100億円を超えて成長を続け、営業利益率も8%前後と高い水準を維持している点を評価します。また、高い配当利回り(3.22%)とPERの低さ(7.85倍)を魅力と見ます。一方、弱気派は、人口減少地域での市場縮小、競争激化、新規出店のコスト増を懸念します。また、営業利益率が2026年2月期に7.89%へ低下見込みである点も指摘します。

プラスに働く材料7
  • 売上成長

    売上高は2023年2月期92億円から2026年2月期114億円へ拡大見込み

  • 高収益

    営業利益率は8%前後で安定し、小売業としては高い

  • 株主還元

    配当利回りは3.22%と高く、株主に利益を還元

  • 売上高114億円と3期連続増収決算発表後影響

    売上高は97億円→106億円→114億円と拡大。直近は前期比8億円増

  • 予想PER7.8倍と割安な水準不定影響

    予想PER7.8倍、実績PER7.85倍。成長を続ける小売業としては低く、見直し余地

  • 配当利回り3.22%で株主還元が厚い継続影響

    配当利回りは3.22%。株価が上昇してもなお3%超の利回りが下支え

  • 株価は1年で29.76%上昇と好モメンタム継続影響

    株価4190円は1年間で29.76%上昇。上昇トレンドが続けば需給が改善

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小

    四国地方は人口減少が進み、需要の先細りが懸念

  • 競争激化

    大型ホームセンターやネット通販との競争でシェア維持が困難

  • 利益率の低下

    2026年2月期の営業利益率は7.89%と前期比低下見込み

  • 営業利益率が8.49%から7.89%に低下決算発表後影響

    営業利益率は0.6pt低下。売上高114億円に対し営業利益9億円と前期比横ばい

  • 純利益5億円と2期連続横ばい通年影響

    純利益は5億円の横ばい。増収効果が利益に反映されず成長鈍化が懸念

  • 時価総額40億円の小型株で流動性低い継続影響

    時価総額は40億円。売買が細く、大口売買で株価が乱高下しやすい

  • 外国法人保有2.51%と海外需要が細い継続影響

    外国法人持ち株比率は2.51%と低く、海外マネーの参入余地が限定的

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の集客力と地域需要の変化を測るため
営業利益率
収益性の維持・改善が焦点
出店ペース
新規出店が成長の原動力であり、コスト管理の成否を見る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり135で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.05%。

年間配当
¥135
1株あたり
配当利回り
3.05%
いまの株価に対して
配当性向
37.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月11044.4
2018年2月90−18.267.2
2019年2月900.066.0
2020年2月900.0135.7
2021年2月900.037.5
2022年2月10011.141.5
2023年2月11010.047.6
2024年2月12513.644.4
2025年2月1358.033.2
2026年2月1350.037.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥135

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ1,333人。区分でいちばん多いのは個人・その他54.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.1%を占め、残る62.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他50.351.754.155.955.054.4
事業法人43.242.736.836.436.537.0
証券会社3.63.65.04.24.96.0
自己株式3.63.23.23.23.23.2
外国法人1.71.93.22.73.52.4
金融機関1.30.10.80.70.10.1
外国人個人0.00.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社イモトカンパニー33.56
02ありがとうサービス従業員持株会5.43
03吉田 知広2.99
04井本 雅之2.58
05若杉 精三郎2.15
06GMOクリック証券株式会社1.86
07JPモルガン証券株式会社1.51
08中瀬 浩一1.24
09桑名 林1.18
10望月 見一1.15

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+175%、1株純資産は14期で+231%。直近期のROEは15.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月1941,24016.28.536.1
2014年2月2211,39316.88.534.0
2015年2月2721,59218.28.530.1
2016年2月3391,85019.78.530.1
2017年2月2481,99812.912.044.4
2018年2月1342,0286.721.367.2
2019年2月1362,0636.716.866.0
2020年2月772,0213.824.0135.7
2021年2月1592,1027.811.837.5
2022年2月2642,30612.17.841.5
2023年2月3202,58913.48.247.6
2024年2月3892,97314.77.944.4
2025年2月5463,54418.15.733.2
2026年2月5344,10615.36.937.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/2期の役員報酬は総額65百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
井本雅之代表取締役 社長兼会長7024,600
立花玲取締役 HR本部担当442,671
志岐雄一取締役 管理本部長64620
田中庸介取締役64
宮本昌樹取締役40300
仲渡雄二監査役(常勤)68
中丁卓也監査役55
沙々木睦監査役55
柳楽仁史監査役56

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5378459
監査役291105
社外取締役410103

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,398字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループはリユース事業およびフードサービス事業および地方創生事業を営んでおります。 リユース事業は、株式会社ハードオフコーポレーション・ブックオフコーポレーション株式会社等のいわゆるFC本部とフランチャイズ契約を締結し、フランチャイジーとして「HARD OFF」(以下、ハードオフという)、「OFF HOUSE」(以下、オフハウスという)、「Hobby OFF」(以下、ホビーオフという)、「BOOK OFF」(以下、ブックオフという)、連結子会社MOTTAINAI WORLD CO., LTD.にて「MOTTAINAI WORLD ECO TOWN」を運営し、MOTTAINAI WORLD (THAILAND)CO.,LTD.にて「HARD OFF」を運営しております。 フードサービス事業は、株式会社モスフードサービス等のFC本部とフランチャイズ契約を締結し、フランチャイジーとして「モスバーガー」、「トマト&オニオン」、「熱烈タンタン麺一番亭」(以下、一番亭という)を運営しておりますが、その外に当社独自で開発した「馳走家とり壱」(以下、とり壱という)、「かつれつ亭」、「ティア自然食堂」、「デリカ・スィーツ&ベーカリー」、「ターミナル」、「ショコラトリーtsumugi」(当期閉店)、「アトリエtsumugi」、「bake shop offrir」、「今治街中麦酒」を運営しております。 地方創生事業は、温浴宿泊施設等として、「今治市鈍川せせらぎ交流館」、「ユートピア宇和・游の里温泉」、「クアテルメ宝泉坊・宝泉坊ロッジ」、「西条市本谷温泉館」、「ネイチャーホテルナルカワ・高月温泉」を運営しております。また、生産物販売等として、「今治市玉川龍岡活性化センター」、「ほわいとファーム」、「ししの里せいよ」、「鬼北町ジビエ施設」(当期閉店)を運営し、製造小売事業として、「ハム工房古都」(当期閉店)を運営しております。 当社グループの事業におけるセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 リユース事業関連 (2026年2月28日現在) 業態名   事業内容   店舗数(店) ■フランチャイジー ハードオフ   パソコン・オーディオ・ビジュアル・楽器等のリユース   36 オフハウス   ブランド品・アクセサリー・衣料品・家具等のリユース   33 ホビーオフ   ゲーム・フィギュア・カード・その他玩具全般のリユース   14 ブックオフ   本・ゲームソフト・CD等のリユース   20 MOTTAINAI WORLD ECO TOWN   総合リユース   7 HARD OFF   総合リユース   4 合計       114 フードサービス事業関連 (2026年2月28日現在) 業態名   事業内容   店舗数(店) ■フランチャイジー モスバーガー   ファストフードハンバーガー   13 トマト&オニオン   洋食メニュー中心のファミリーレストラン   1 一番亭   タンタン麺をメインとしたラーメン専門店   1 小計       15 ■オリジナルブランド とり壱   3世代対応和食店   1 かつれつ亭   とんかつ専門店   2 ティア自然食堂   自然食レストラン   1 デリカ・スィーツ&ベーカリー   惣菜・パン・洋菓子のインストアショップ   1 ターミナル   コーヒーショップ   1 アトリエ tsumugi   洋菓子専門店   1 bake shop offrir   洋菓子専門店   1 今治街中麦酒   クラフトビールの醸造・販売   1 小計       9 合計       24 地方創生事業関連 (2026年2月28日現在) 業態   施設名称   店舗数(店) ■温浴宿泊施設   「今治市鈍川せせらぎ交流館」、「ユートピア宇和・游の里温泉」、「クアテルメ宝泉坊・宝泉坊ロッジ」、「西条市本谷温泉館」、「ネイチャーホテルナルカワ・高月温泉」   5 ■生産物販売等   「今治市玉川龍岡活性化センター」、「ほわいとファーム」、「ししの里せいよ」   3 合計       8 当社グループが、2026年2月末において出店している店舗数は合計146店舗であり、内訳は、リユース事業で114店舗、フードサービス事業で24店舗、地方創生事業で8施設となっております。 当社グループの出店地域は、リユース事業は愛媛県、山口県及び長崎県を除く九州各県、沖縄県及びカンボジア王国プノンペン市並びにタイ王国バンコク市であり、フードサービス事業は愛媛県、香川県及び高知県であり、地方創生事業は愛媛県であります。 所在地別におけるセグメント別の店舗数は、以下のとおりであります。 2026年2月28日現在(単位:店) 所在地   リユース事業   フードサービス事業   地方創生事業   合計 山口県   2   -   -   2 香川県   -   1   -   1 愛媛県   25   18   8   51 高知県   -   5   -   5 福岡県   26   -   -   26 佐賀県   5   -   -   5 熊本県   13   -   -   13 大分県   10   -   -   10 宮崎県   6   -   -   6 鹿児島県   9   -   -   9 沖縄県   7   -   -   7 カンボジア王国プノンペン市   7   -   -   7 タイ王国バンコク市   4   -   -   4 合計   114   24   8   146 事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,403字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「世のため人のため」を経営理念とし、「お客様から、ありがとうを言っていただく。」「会社を学びと成長の舞台とする。」「十分な収益を上げ続け、世の中に教育とスポーツを通じ貢献する。」の3つを経営目的に掲げ、リユース事業とフードサービス事業と地方創生事業の3つの事業をドメインとしております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、効率性を重視し、環境変化に変幻自在に対応できる強い財務体質を作り上げるために売上高経常利益率を重視しております。当期実績が9.1%でありますが、10%を目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 フランチャイジーとして展開している業態については、これまで以上にFC本部との連携を深めながら、店舗の拡大と個々の店舗力の強化を図り、収益の拡大を目指してまいります。一方で、当社グループ独自で開発した時流に適応した業態のウエイトを上げていくことで、経営基盤のさらなる安定化を図ってまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 外部環境に関する課題として、引き続き発生が懸念される大規模自然災害や新たな感染症リスクへ備えることと、国際的な紛争や地政学的リスクがサプライチェーンやエネルギー価格に与える影響を迅速に把握し、事業運営に反映できる体制の整備が求められています。 当社グループは、従業員一人ひとりが外部環境の変化を正しく理解し、適切に対応できるよう、人材育成の強化と社内コミュニケーションの質的向上を継続的に進めてまいります。組織としての判断力・対応力を高めることで、予測困難な環境下においても持続的な成長を実現できる企業基盤の確立を目指します。 (リユース事業) 福岡県内を中心に、当社の強みであるリアル店舗の出店を加速させます。その実現を可能にするリーダーの育成と、正しい売価ありきに基づく買い取り力の向上に努めます。 また、海外においてはカンボジア、タイに出店しており、それぞれの地域でお客様からご支持をいただいていますが、今後は既存店の強化を図ります。 (フードサービス事業) 収益の中心であるモスバーガー事業のリアル店舗出店を行える体制をつくります。加えて新規出店を可能にする人的体制づくりに取り組みます。 また、第2の収益事業として、複合型店舗への出店要請に応えられる体制づくりを進めます。 (地方創生事業) 鈍川温泉エリアのリーダー的役割をより確かなものとし、今治エリアにおける持続的で競争力のある観光資源としての地位を確立するため、行政及び地域の皆様との信頼関係をより一層強化していきます。 また、経営資源を将来性の高い事業へ重点的に投入し、地域の魅力向上と当社の成長の双方に資する事業へと育成させていきます。 (経営全般) 店舗開発力の一層の強化と、人材の確保・育成を着実に進められる環境づくりを推進していきます。加えて、将来の事業継続性を高めるため、次世代経営陣の計画的な育成を進めるとともに、バックオフィス業務のデジタル化を継続的に推進します。 また、子会社を含めたガバナンスの向上を図るため、バックオフィスの体制強化に取り組みます。
事業等のリスク6,530字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業の状況および経理の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項、および投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を記載しております。なお、かかるリスクはこれらの事項に限られるものではなく、また将来発生しうるすべてのリスクを必ずしも網羅したものではありません。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)フランチャイズ契約について フランチャイジー事業において、当社グループは、株式会社ハードオフコーポレーション、ブックオフコーポレーション株式会社や株式会社モスフードサービス等と締結したフランチャイズ契約に基づいて、「ハードオフ」、「オフハウス」、「ホビーオフ」、「ブックオフ」、「モスバーガー」等の店舗をフランチャイジーとして展開しております。当該契約においては、類似の事業を展開してはならないこと、ノウハウの漏洩禁止やチェーン組織のブランドイメージを損なわないこと等の加盟店としての義務が定められております。当社グループがこれらに違反した場合には、当該契約を解除される可能性があり、営業の停止や損害賠償を求められる可能性があります。その場合には、信用力の低下のみならず社会的信用力を失い、銀行取引や、違反をしていないフランチャイズ契約においても影響が生じ、既存店の来店客数が減少すること等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、フランチャイジーはその運営方針をFC本部の経営方針に委ねており、本部が展開する商品政策や経営状況等により、来店客数の減少や客単価の低下等を招き、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループは、本書提出日現在において、当社グループが締結しているフランチャイズ契約に違反している事実はありません。また、フードサービス事業において展開するオリジナルブランドについては、新規出店時に競業となるFC本部に出店の都度承認を得ることとしておりますが、万一承認が得られない場合は、当社グループの事業展開等に制約を受ける可能性があります。 (2)事業展開について (a)出店政策について 出店地域についてのFC本部との契約は、あくまで物件ごとの契約であり出店地域を保証されているものではありません。したがって、当社グループが積極的に物件情報を収集し本部に出店許可を申請する活動を怠れば、他の加盟店が出店を拡大していき、当社グループの出店余地が少なくなり、当社グループの事業計画や業績等に影響を及ぼす可能性があります。 そのために、当社グループでは、大手商業施設開発業者や事業が競合しないチェーン本部の開発担当者、地元の有力な不動産業者と密接に情報交換を行い、物件情報の収集に努めております。 また当社グループでは、出店を積極的に進めていく一方、賃借先との交渉の上、不採算店等を整理することで業容の拡大を図ってきました。今後も、愛媛県と九州地区を中心としたリユース事業店舗の出店、四国地区を中心としたフードサービス事業店舗の出店を強力に進めていく方針であります。 しかし、出店条件に合致する物件が確保できないこと等により計画どおりに出店できない場合、競合状況等により出店後の事業計画が予定どおりにいかない場合や、当社グループの出店地域に大規模災害が生じた場合には、当社グループの事業計画や業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (b)有利子負債について 当社グループは、新規出店に際して、建物入居のための敷金・保証金、店舗建築、内装設備等のための資金が必要となります。当社グループは、これらの資金を金融機関からの借入金等により調達しているため、負債・純資産合計に占める有利子負債の割合が高くなる可能性があります。 今後につきましては、自己資本の強化に努める方針でありますが、金利の上昇および金融情勢の変化等による有利子負債利息の増加が、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (c)敷金・保証金について 当社グループは、出店に際して賃貸借契約により店舗開発を行うことを基本方針としております。賃借にかかる保証金は、賃貸借契約の終了をもって当社グループに返還されるものでありますが、賃借先の経営状況によっては、当該店舗に係る敷金・保証金の返還や店舗営業の継続に支障が生じる可能性があります。 また、当社グループが賃借している店舗の不採算等により、当社グループが賃貸借契約終了前の解除を行った場合には、当該契約に基づき、敷金・保証金の一部または全部が返還されないことや、将来において当該賃借先が保有する物件の当社グループによる賃借が困難となる可能性があります。 (d)人材の育成および確保について 当社グループの事業の本質はサービス業であり、扱う商品の良し悪しも人で決まることとなります。したがって、当社グループでは社員、パート・アルバイトを問わず教育に充分時間をかけております。また、各FC本部が提供する教育研修にも必ず参加させ、商品知識や接客技術の習得をはじめとする人材の育成にも継続的に取り組んでおります。 また、年1回の新卒の定期採用だけでなく、出店に備えた人材の確保のために技能・経験を考慮し、基準に達していると考えられるパート・アルバイト従業員を正社員として登用する等の中途採用を実施しております。 しかしながら、店舗責任者等の人材育成が予定どおりに進まなかった場合、あるいは当社グループが、店舗責任者等として必要な人材を充分に確保できなかった場合には、店舗運営に支障が生じる場合があり当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (e)中古品の仕入れについて 当社グループが事業展開しているリユース事業の「ハードオフ」、「オフハウス」、「ホビーオフ」、「ブックオフ」においては、一般消費者から中古品を買取り、それらの機能を確認し販売するという形態をとっておりますが、新商品市場の動向や競合企業の出店動向等により商品の買取り状況に影響を及ぼす可能性があり、必ずしも将来にわたって質・量ともに仕入れが安定していないという特性があります。したがいまして、中古品の買取り状況によっては商品不足による機会損失を招き、また、仕入れが計画を上回った場合は、在庫の増加や一時的にロス率が上昇する場合があり当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)法的規制について 当社グループは、主にリユース事業とフードサービス事業の2つの事業をドメインとしており、それぞれの事業で必要とされる法的規制のもとで営業活動を行っております。 (a)古物営業法について 当社グループが事業展開しているリユース事業の「ハードオフ」、「オフハウス」、「ホビーオフ」、「ブックオフ」においては、「古物営業法」に基づき「古物商」としてリユース店舗を運営しております。古物商は店舗所在地管轄の公安委員会から営業許可が必要であり、同法および関連法令による規制の要旨は、以下のとおりであります。 (イ)古物の売買または交換を行う営業を営む場合には、所在地を管轄する公安委員会の許可を受けなければならない。 (ロ)盗品等の売買防止、速やかな発見等を図るため、古物営業に係る業務について必要な規制等を行い、以って窃盗その他の犯罪の防止を図り、およびその被害の迅速な回復に資することを目的とする。 (ハ)取引年月日、古物の品目および数量、古物の特徴、相手方の住所、氏名、職業、年齢等を帳簿等に記載しなければならない。 当社グループのリユース店舗は、株式会社ハードオフコーポレーションおよびブックオフコーポレーション株式会社のフランチャイジーとして営業しており、FC本部の指導のもとで、古物商として許可を取得し、古物営業法に準拠した買取りおよび台帳の保管を行っております。また、盗品を買取った事実が判明した場合には、被害者に対する無償回復に適法に対応できる体制をとっております。 当社グループとしましては、盗品と思われる商品の買取りや未成年者からの買取りに関しては、FC本部のマニュアルを徹底させ法令遵守の体制を維持してまいります。しかし、買取った商品が盗品と判明した場合には、同法の規制により、1年以内であればこれを無償で被害者または遺失主に回復することとされており、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、万一古物営業法に抵触するような不正事件が発生して許可の取消し等が行われた場合には、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (b)食品衛生法について 当社グループのフードサービス事業においては、「食品衛生法」による規制を受けております。このため店舗所在地管轄の保健所の確認を受け認可を得て営業しております。 当社グループは、「食品衛生法」の遵守に努め、全店舗に食品衛生管理者を置き、管轄保健所に届け出ております。店舗運営においては、衛生管理マニュアルにしたがい、日常的に食材の品質管理や店舗の衛生管理を行っております。また、フランチャイジーの店舗においては、FC本部から定期的に食品衛生検査を受けており、より徹底した衛生管理に努めております。 さらに当社グループでは、現在までに衛生問題に関して重大な事故、訴訟、行政等の指導を受けた事実はありませんが、万一に備えて、食中毒・特定感染症利益担保特約を含んだ店舗総合保険契約を結んでおります。 しかしながら、今後、店舗において食中毒等の発生の危険性については否定できるものではありません。万一、当社グループの飲食店舗において食中毒等の重大な事故が発生した場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (c)個人情報の管理について 個人情報の保護に関しては、2003年5月に「個人情報の保護に関する法律」が成立しており、2005年4月1日から全面施行され、その後改正を経て今日に至っております。 当社グループの運営する「トマト&オニオン」のバースデー会員、「モスバーガー」の宅配等の顧客について会員登録を行い、リユース事業における商品買取り時に顧客より承諾書を徴求することで個人情報を保有しているために同法の規制を受けております。 当社グループは、フランチャイジーとして展開している事業については、それぞれのFC本部の指導に従い、これらの情報の適切な管理を行っております。また、当社グループ独自で管理している個人情報については、基幹システムから切り離し店舗単体での管理としアクセス制限をかけておりますが、社員は、顧客が保有する会員カードを使用するなどして、これらの顧客の個人情報を閲覧することが可能となっております。 このため、当社グループでは、顧客情報管理規程の中で社員に対して秘密保持を義務付ける等、保有する個人情報が外部に漏洩しないよう管理体制の整備に努めております。しかしながら、不測の事態により当社グループが保有する個人情報が外部に漏洩した場合には、顧客等からの信用の低下による売上の減少や賠償金の支払い等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (d)各都道府県の条例について 当社グループは、各都道府県が定める条例により規制を受けております。当該条例は地域の特性等を考慮のうえ定められており、地域環境の変化により内容の強化等改正がなされることも考えられます。なお、当社グループ本店所在地である愛媛県の「愛媛県青少年育成保護条例」第9条において、当社グループに関連する主な条項の概略は次のとおりであります。 ・青少年(18歳未満)から古物を買い取る場合には保護者の同意を必要とする。 当社グループは、条例の趣旨に則り、青少年の健全な育成の観点から、定められた条例を遵守し、地域の秩序が守られるように取り組んでまいります。 (4)固定資産の減損について 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、保有する固定資産についての将来の回収可能性を検討した結果、店舗等に係る減損損失を計上した場合、当社グループの財政状態および経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5)繰延税金資産について 繰延税金資産の計算は、将来の課税所得等不確実性の高い予測・仮定に基づいて見積もられており、経営環境の悪化や税務調査の結果等により、実際の結果がかかる予測・仮定とは異なる可能性があります。よって、今後の当社グループ実績等の予測・仮定が変更され、繰延税金資産の一部または全部の回収ができないと判断された場合、繰延税金資産が減額されるとともに税金費用が増加するため、当社グループの財政状態および経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、繰延税金資産は現行の税制度を前提として計算しているため、将来の税制改正が、当社グループの財政状態や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6)働き方改革による労働関連法規制の変化について 政府が推進する働き方改革により、2019年以降、時間外労働の上限規制、年次有給休暇の取得義務化など日本の労働関連法規制は「働き方改革関連法」を中心に大きく見直され、労働時間の適正化、公正な待遇、柔軟な働き方の推進などが進められており、無期・有期双方の従業員を取り巻く法規制や労働環境には重大な変化があります。こうした労働関連法規制への対応や労働環境の変化により、当社グループが必要な人材を十分に確保できなくなる可能性や人件費が高騰する可能性があります。また、当社グループにおいて労働関連法規制の違反が発生した場合は、規制当局から当社の業務改善が命じられること又は従業員からの請求を受けること等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)食材について 昨今、食材の安全性は従来以上に外食産業全体の重要な関心事項となっております。当社グループでは、食材の安全を第一に安定的な確保を行っておりますが、食材の安全性に係る不安等により外食産業から消費者離れが生じた場合、あるいは安全な食材の供給不足や食材市況の大幅な変動が生じた場合においては、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの食材仕入において、異常気象等による生産量の減少、原油価格上昇に伴う運賃コストの上昇、環境対応の一環としてのバイオ燃料需要の高まりによる穀物市況の上昇、地球規模での食料の不足感などの要因により、当社グループで使用する原料の食材市況が大幅に変動した場合、仕入価格の上昇により当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (8)顧客動向について 当社グループの顧客は個人客が主体であるため、消費マインドの変化、流行・嗜好の変化、感染症の発生や天候等の要因で商品・サービス等の販売状況等が左右されます。これらのことで来店客数が減少した場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (9)自然災害による影響について 当社グループが出店している地域において、地震や大規模な台風、異常気象等の自然災害が発生し、店舗の営業継続が困難となった場合、売上高の減少および買い取り仕入れの減少や設備の原状復帰等の費用の発生によって、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)海外における事業展開について 当社グループは、海外においても事業を展開しております。海外の事業展開には、各国の法令・制度、文化・商慣習の違いや為替レートの変動等の様々なリスクが存在しており、事前に想定できなかった問題の発生により投資回収が困難となった場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、インバウンド需要の回復・拡大や企業の設備投資の堅調な推移を背景に、緩やかな回復基調を維持しました。 一方で、ロシアのウクライナ侵攻の長期化や中東での軍事的緊張など、複数の地政学的リスクが顕在化しました。これらはエネルギー価格の上昇や海上輸送の制約を通じて、原材料費及び物流費の上振れ要因となる可能性があり、当社グループのサプライチェーンや輸送網に影響を及ぼすリスクを含むことから、今後の業績見通しには高い不確実性が存在します。 このような環境の中、当社グループは、リユース事業では、新規出店を支える体制づくりと経年劣化した既存店の改修を行いました。また、フードサービス事業では、モスバーガー店舗の改装を2店舗行いました。 新規出店は、リユース事業で5月に1店舗(カンボジア王国プノンペン)、6月に2店舗(福岡県北九州市)、8月に1店舗(タイ王国バンコク)、10月に2店舗(宮崎県延岡市)を新規出店しました。 一方、9月にフードサービス事業1店舗(愛媛県松山市)、地方創生事業2店舗(京都府大山崎町、愛媛県鬼北町)を閉店しました。 この結果、当社グループの店舗数はリユース事業114店舗、フードサービス事業24店舗、地方創生事業8施設、合計146店舗となりました。 当連結会計年度の経営成績は、売上高11,398,039千円(前期比7.4%増)、営業利益944,134千円(同7.3%増)、経常利益1,033,547千円(同8.3%増)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は492,806千円(同2.2%減)となりました。 セグメントごとの経営成績を示すと次のとおりであります。 (リユース事業) ハードオフ事業・ブックオフ事業では、弊社の理念を基本にハードオフ本部・ブックオフ本部の基本方針を現場で行動に移し、店舗運営のスタンダードを実現できる人材育成に取り組み、九州地方における新規出店の準備を行いました。海外事業では、カンボジア王国プノンペンにて店舗移転及び新規出店、タイ王国バンコクにて新規出店に取り組みました。 この結果、売上高8,551,096千円(前期比9.0%増)、セグメント利益(営業利益)1,371,822千円(同2.9%増)となりました。 (フードサービス事業) モスバーガー事業では、厨房機器の更新を行い、お客様のニーズに対応できるお店づくりに取り組みました。 トマト&オニオン、とり壱などの業態も堅調に推移しました。 この結果、売上高2,484,366千円(前期比1.9%増)、セグメント利益(営業利益)227,857千円(同29.6%増)となりました。 (地方創生事業) 原材料費・光熱費をはじめとした各種コストは上昇していますが、事業業態の現状分析を行い将来の成長が見込める分野と撤退する分野の選択を行い、収益性の改善に取り組みました。 この結果、売上高362,576千円(前期比10.5%増)、セグメント損失(営業損失)204,375千円(前期はセグメント損失(営業損失)213,284千円)となりましたが、経常損益では行政からの支援金38,385千円を含め、経常損失151,696千円(前期は経常損失158,602千円)となりました。 ② 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて145,698千円増加し、3,389,710千円となりました。現金及び預金の増加45,924千円、商品の増加88,489千円が主な要因です。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて219,749千円増加し、3,199,638千円となりました。有形固定資産の増加137,656千円、投資その他の資産の増加84,706千円が主な要因です。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて365,448千円増加し、6,589,349千円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて103,616千円減少し、1,125,510千円となりました。1年内返済予定の長期借入金の減少280,474千円が主な要因です。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて49,082千円減少し、1,673,883千円となりました。長期借入金の減少95,134千円が主な要因です。 この結果、負債は、前連結会計年度末に比べて152,699千円減少し、2,799,394千円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて518,148千円増加し、3,789,955千円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ237,695千円増加し、1,671,856千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、非資金項目である減価償却費及び減損損失並びに固定資産除却損の計上、法人税等の支払等により、1,072,744千円の収入(前連結会計年度は858,028千円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出、有形固定資産の取得による支出、長期前払費用の取得による支出、差入保証金の差入による支出、貸付金の回収による収入等により、290,428千円の支出(前連結会計年度は620,258千円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入、長期借入金の返済による支出、リース債務の返済による支出、配当金の支払額等により、583,380千円の支出(前連結会計年度は124,811千円の収入)となりました。 ④ 生産、受注及び販売の実績 (a)生産実績 当社は生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 (b)仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 仕入高(千円)   前年同期比(%) リユース事業   2,856,596   111.4 フランチャイジー事業   2,722,628   111.7 ハードオフ   879,491   115.7 オフハウス   635,950   115.5 ホビーオフ   358,791   114.1 ブックオフ   386,011   95.8 その他   462,383   112.7 オリジナルブランド事業   133,968   105.7 海外出荷センター   133,968   105.7 フードサービス事業   1,037,004   103.3 フランチャイジー事業   839,661   104.4 モスバーガー   779,618   112.4 その他   60,043   54.3 オリジナルブランド事業   197,343   98.7 地方創生事業   98,293   101.0 温浴宿泊施設   92,417   106.9 生産物販売等   4,845   58.0 製造小売事業   1,030   40.8 合計   3,991,895   108.9 (注)1 金額は、仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 (c)受注実績 当社は受注活動を行っていないため、該当事項はありません。 (d)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 販売高(千円)   前年同期比(%) リユース事業   8,551,096   109.0 フランチャイジー事業   8,488,664   109.5 ハードオフ   2,349,680   108.8 オフハウス   2,278,442   111.7 ホビーオフ   910,968   107.2 ブックオフ   1,330,832   98.4 その他   1,618,740   120.1 オリジナルブランド事業   62,431   68.1 海外出荷センター   62,431   68.1 フードサービス事業   2,484,366   101.9 フランチャイジー事業   1,977,744   103.4 モスバーガー   1,799,409   111.6 その他   178,335   59.1 オリジナルブランド事業   506,622   96.5 地方創生事業   362,576   110.5 温浴宿泊施設   314,975   118.3 生産物販売等   45,218   81.0 製造小売事業   2,382   39.2 合計   11,398,039   107.4 (注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成に際し、一部、見積りおよび判断に基づく数値を含んでおります。見積りおよび判断は、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因によって行っておりますが、実際の結果は、見積りに不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表」の「注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて145,698千円増加し、3,389,710千円となりました。現金及び預金の増加45,924千円、商品の増加88,489千円が主な要因です。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて219,749千円増加し、3,199,638千円となりました。有形固定資産の増加137,656千円、投資その他の資産の増加84,706千円が主な要因です。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて365,448千円増加し、6,589,349千円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて103,616千円減少し、1,125,510千円となりました。1年内返済予定の長期借入金の減少280,474千円が主な要因です。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて49,082千円減少し、1,673,883千円となりました。長期借入金の減少95,134千円が主な要因です。 この結果、負債は、前連結会計年度末に比べて152,699千円減少し、2,799,394千円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて518,148千円増加し、3,789,955千円となりました。 ③ 経営成績の分析 売上高は11,398,039千円(前期比7.4%増)、売上原価は3,914,721千円(同7.5%増)、販売費及び一般管理費は6,539,183千円(同7.4%増)、営業利益は944,134千円(同7.3%増)、経常利益は1,033,547千円(同8.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は492,806千円(同2.2%減)となりました。 (売上高) リユース事業では、国内において4店舗を新規出店、国外において2店舗を新規出店の結果、売上高は8,551,096千円(前期比9.0%増)となりました。 フードサービス事業では、1店舗閉店しましたが、売上高は2,484,366千円(前期比1.9%増)となりました。 地方創生事業では、2店舗を閉店しましたが、売上高は362,576千円(前期比10.5%増)となりました。 (売上原価) 当期商品仕入高は、リユース事業は2,856,596千円(前期比11.4%増)、フードサービス事業は1,037,004千円(同3.3%増)、地方創生事業は98,293千円(同1.0%増)となりました。このうち、リユース事業における当期商品仕入高は、お客様からの中古品の現金買取が主なものであります。 なお、リユース事業の長期滞留在庫については、社内規定に基づき一定の評価減を計上しております。 (販売費及び一般管理費) 当社グループは、リユース事業、フードサービス事業、地方創生事業ともに多数の店舗を展開しているため、販売費及び一般管理費のうち、人件費(法定福利費を含む)が3,119,548千円(売上高比27.4%)と高い比率となっております。その他の経費の主なものは、家賃地代を1,130,229千円計上した他、リース料、減価償却費、保険料、保守料、固定資産税、警備費等のいわゆる固定費と店舗運営に関わる販売指導料(ロイヤリティ)、水道光熱費、清掃衛生費等の変動費に大きく区分することができます。 (営業外損益) 営業外収益は157,572千円となりました。その主な内訳は、不動産賃貸料58,147千円、受取負担金38,385千円、補助金収入10,408千円、受取手数料14,902千円であります。 営業外費用は68,159千円となりました。その主な内訳は、支払利息11,982千円、不動産賃貸原価55,694千円であります。なお、不動産賃貸原価には投資不動産償却費23,261千円が含まれております。 (特別損失) 特別損失は、233,435千円となりました。その内訳は、減損損失215,336千円、固定資産除却損1,749千円、店舗閉鎖損失16,350千円であります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 (a)キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (b)資金需要及び財務政策 当連結会計年度においては、6店舗の出店および1店舗の移転ならびに1店舗の業態変更、電気設備・空調機器の置き換え、店舗改装に伴う内外装のリニューアル、販売什器の追加を実施いたしました。これらの設備投資額555,775千円は、自己資金および外部調達で賄っております。 また、翌連結会計年度についても、新規出店および販売什器の追加等による設備投資を予定しており、これらに必要な資金は、自己資金および外部調達で賄う予定です。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり認識しており、これらのリスクにつきましては発生の回避および発生した場合にはその対処に努める所存であります。 ⑥ 経営戦略の現状と見通し 物価上昇による消費支出の低迷および世界情勢が我が国に与える影響等により、今後先行き不透明な状況が続くことが予想されます。このような状況において、当社グループとしましては、あらゆるリスクを想定しながら時代の変化に変幻自在に対応できる組織と財務体質を築き上げていくことで、安定した成長を目指していきたいと考えております。 ⑦ 経営者の問題認識と今後の方針について リユース業界、フードサービス業界ともに成熟期にあり、差別化戦略が決め手になると考えております。 当社は、経営資源の中でも特に人材の重要性が高いと考えております。今後も、採用活動の質を高め人材の確保に努め、その育成力を磨きこんで人材づくりを行います。そして、中期的な経営成績拡大の基盤とすると同時に、企業としてのブランド力を高め、社会的責任を果たしていく所存です。 今後においては、経営成績のみならず、コンプライアンスを重視した経営がより一層求められます。引き続き内部統制システムの効果的な運用、内部監査体制の強化、反社会的勢力排除に向けた取り組みの強化など、これまで以上に透明度の高い経営と強固な経営基盤の確立を目指していきたいと考えております。

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出典

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