概要
愛媛県今治市に本社を置くありがとうサービスは、リユース事業、フードサービス事業、地方創生事業の3つを柱とする小売業である。2026年2月期の連結売上高は114億円、従業員は318名。フランチャイジーとしてハードオフやモスバーガーを展開する一方、独自ブランド「とり壱」や温浴宿泊施設も運営し、西日本からカンボジア・タイまで146の拠点を持つ。
リユース・飲食・地域活性の三本柱
セグメントはリユース、フードサービス、地方創生の3つで構成される。リユース事業が売上の約75%を占め、ハードオフ、オフハウス、ホビーオフ、ブックオフなどのFC店舗と、子会社運営の「MOTTAINAI WORLD」を含め114店舗を展開。フードサービスはモスバーガーやトマト&オニオンなどのFC15店舗と、とり壱・かつれつ亭などのオリジナル9店舗で計24店舗。地方創生事業は鈍川温泉やユートピア宇和など5つの温浴宿泊施設と3つの生産販売施設を運営する。3事業合わせて146拠点に達する。
西日本と東南アジアに広がる店舗網
出店地域は愛媛県を中心に、九州各県(福岡26店、熊本13店、大分10店など)にリユース店を集中。フードサービスは愛媛・香川・高知の四国3県、地方創生事業は愛媛県内に限定される。海外ではカンボジアのプノンペンに7店、タイのバンコクに4店のリユース店を出店し、東南アジアでの事業拡大を進めている。国内最大の出店県は福岡県で26店、次いで愛媛県が25店と続く。
着実な成長と収益性の向上
直近5期の売上高は84億円(2020/2期)から114億円(2026/2期)へと増加傾向にある。営業利益率は2026/2期に9.1%(営業利益9.4億円)を記録し、経常利益率は9.1%に達した。経営指標として売上高経常利益率10%を目標に掲げ、財務体質の強化を図る。純資産は2026/2期末で37.9億円と前期比15.8%増加し、自己資本比率は約57.5%と健全性を保つ。
FCと自社ブランドを組み合わせた事業構造
リユース事業の大半はハードオフやブックオフのフランチャイジーとして運営されるが、子会社MOTTAINAI WORLDでは自社ブランドの「MOTTAINAI WORLD ECO TOWN」を展開。フードサービスでもモスバーガーなどのFCと、とり壱やかつれつ亭などの自社開発業態を併せ持つ。地方創生事業はすべて自社運営であり、行政と連携した温泉施設やジビエ加工など地域資源を活用する。FC本部との連携と自社ノウハウの両立が収益の源泉となっている。
業界の中での役割は地域コミュニティ向けのリユースショップ、飲食店、温浴施設を運営するサービス小売業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/2期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| リユース事業 | 86億円 | 74.8% | 14億円 | 16.3% |
| フードサービス事業 | 25億円 | 21.7% | 2億円 | 8.0% |
| 地方創生事業 | 4億円 | 3.5% | -2億円 | -50.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01リユース事業主力
ハードオフ、オフハウス、ホビーオフ、ブックオフ等のフランチャイズチェーンとして、パソコン、ブランド品、ゲーム、書籍などの中古品を買取・販売。九州・沖縄を中心に出店。
- HARD OFF
- パソコン・オーディオ・ビジュアル・楽器等のリユース店舗。
- OFF HOUSE
- ブランド品・アクセサリー・衣料品・家具等のリユース店舗。
- Hobby OFF
- ゲーム・フィギュア・カード・その他玩具全般のリユース店舗。
- BOOK OFF
- 本・ゲームソフト・CD等のリユース店舗。
- MOTTAINAI WORLD ECO TOWN
- タイのバンコクで展開する総合リユース店。
02フードサービス事業準主力
モスバーガー等のフランチャイズ直営店に加え、自社開発ブランド(とり壱、かつれつ亭等)を運営。中四国を中心に展開。
- モスバーガー
- FCフランチャイズとして運営するハンバーガーチェーン。
- トマト&オニオン
- 洋食メニュー中心のファミリーレストラン。
- 熱烈タンタン麺一番亭
- タンタン麺をメインとしたラーメン専門店。
- 馳走家とり壱
- 3世代対応の和食店。
- かつれつ亭
- とんかつ専門店。
03地方創生事業副次
愛媛県内で温浴宿泊施設や生産物販売所を運営。地域活性化を目的とした施設群。
- 今治市鈍川せせらぎ交流館
- 温浴宿泊施設。
- ユートピア宇和・游の里温泉
- 温浴宿泊施設。
- クアテルメ宝泉坊・宝泉坊ロッジ
- 温浴宿泊施設。
製品と技術
ハードオフ・ブックオフなどFCリユース店
リユース事業の主力はハードオフ(パソコン・オーディオなど36店)、オフハウス(ブランド品・衣料など33店)、ホビーオフ(ゲーム・フィギュアなど14店)、ブックオフ(本・CDなど20店)のFC店舗である。これらの店舗では、顧客から買い取った中古品を仕分け・価格設定し再販売する。買取価格は「正しい売価ありき」の姿勢で設定し、リーダーの育成と買取力の向上に注力している。店舗は九州・沖縄に集中し、2026年2月末時点で国内に103店舗を数える。
自社ブランド「MOTTAINAI WORLD」と海外リユース
連結子会社MOTTAINAI WORLD CO., LTD.は総合リユース店「MOTTAINAI WORLD ECO TOWN」を7店舗運営する。また、タイ子会社MOTTAINAI WORLD(THAILAND)CO.,LTD.は「HARD OFF」4店舗をバンコクで展開。カンボジアにはプノンペンに7店舗を有し、東南アジアでもリユース事業を拡大している。海外店舗はいずれも総合リユース形態で、現地の消費者に中古品を提供する。直近の2026年2月期にはカンボジアとタイで新規出店を実施した。
モスバーガーなどFC飲食と自社飲食ブランド
フードサービス事業では、モスバーガー13店舗(愛媛・香川・高知)をFCで運営し、同事業の収益の中心となっている。そのほかトマト&オニオン、一番亭のFC各1店舗を合わせて15店のFC店舗を有する。自社ブランドとしては、和食店「とり壱」、とんかつ専門店「かつれつ亭」(2店)、自然食レストラン「ティア自然食堂」、コーヒーショップ「ターミナル」、洋菓子店「アトリエ tsumugi」「bake shop offrir」、クラフトビール醸造販売「今治街中麦酒」など9店舗を運営している。FCと自社ブランドの比率は24店舗中9店が自社で、多様な業態で集客力を高めている。
温浴宿泊施設と農産物販売による地方創生
地方創生事業は、鈍川温泉の「今治市鈍川せせらぎ交流館」、宇和の「ユートピア宇和・游の里温泉」、西条の「西条市本谷温泉館」など5つの温浴宿泊施設を運営する。さらに生産物販売として「今治市玉川龍岡活性化センター」「ほわいとファーム」「ししの里せいよ」の3施設を展開する。これらの施設は行政との連携や地域資源を活用し、観光振興と雇用創出に寄与している。ただし、同事業は光熱費や原材料費の上昇で収益性が低く、2026年2月期は2億円超の営業損失を計上しており、経営資源の選択と集中が進められている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
リユース専門店、中古品買取販売で成長
ブランド品・骨董品等のリユース業者。2025年2月期売上高106億円、営業利益率8.49%と高収益。同業のまんだらけ(サブカル特化)やトライアルHD(総合小売)とは異なり、高単価品扱いで差別化。2026年2月期も営業利益率7.89%と好調を維持見込み。リユース需要の高まりを追い風に、買取強化と店舗効率化が課題。
強み
- 営業利益率8%超と小売業平均を上回る高い収益性を実現。
- 環境意識や節約志向の高まりで中古品市場が拡大中。
- ブランド品等の高単価品を扱い、粗利率が高い。
- 売上高が2期連続増収(97→106→114億円)と安定成長。
課題
- まんだらけ等同業との買取競争激化で仕入原価上昇リスク。
- ブランド品等の真贋判定ミスが評判・収益に影響する可能性。
- 出店コストや人件費上昇に対し、店舗あたり収益向上が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がありがとうサービス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7112キューブ | 43億円 | — |
| 2 | 3317フライングガーデン | 43億円 | 9.3倍 |
| 3 | 7544スリーエフ | 43億円 | 11.1倍 |
| 4 | 8260井筒屋 | 43億円 | 8.5倍 |
| 5 | 3190ホットマン | 43億円 | 11.6倍 |
| 6 | 3177ありがとうサービス | 42億円 | 8.3倍 |
| 7 | 3352バッファロー | 42億円 | 9.5倍 |
| 8 | 9835ジュンテンドー | 42億円 | — |
| 9 | 9969ショクブン | 42億円 | — |
| 10 | 3067東京一番フーズ | 42億円 | 53.1倍 |
| 11 | 2747北雄ラッキー | 40億円 | 36.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 7件
愛媛県今治市で創業、既存店舗を譲受した1997年
1997年9月に愛媛県今治市で会社を設立。同年11月には株式会社イハラから「トマト&オニオン」など7店舗の営業を譲り受け、フードサービス事業の基盤を形成した。創業当初からフランチャイズ契約を活用する戦略をとり、外食チェーンの運営を中心に事業を始めた。
独自ブランドとFC契約で店舗網を拡大した2000年代初頭
2000年11月、オリジナルブランド第1号となる「とり壱紬今治店」を開店。翌12月には株式会社イドムとFC契約を結び「熱烈タンタン麺一番亭東予店」を出店した。2003年には「湯けむり亭キスケBOX店」を開業し、熊本発の「ティア家族のテーブル」の支援を受けて今治店を開くなど、多ブランド展開を加速させた。この時期にリユース事業への進出はなく、外食専門の企業として成長した。
株式会社エムジーエスへの吸収合併で法人格が消滅した2005年
2005年9月、ありがとうサービスは株式会社エムジーエスに吸収合併された。これにより設立以来の法人格は消滅したが、その後も事業自体は継続され、リユース事業への進出や海外展開を経て現在に至る。吸収合併後の経緯については開示資料に詳細がないが、2026年時点で連結子会社を含むグループを形成し、東証スタンダード市場に上場している。
吸収合併後も事業を継続、リユースと海外に進出
吸収合併後もありがとうサービスは事業体として存続し、リユース事業へ本格参入。ハードオフやブックオフのFC展開を九州・沖縄で拡大するとともに、2010年代後半にはカンボジア・タイへ進出した。フードサービスではモスバーガーを軸に安定した収益を確保し、地方創生事業では温泉宿泊施設の運営を開始。2013年から2026年までの連結売上高は71億円から114億円へと増加を続けている。
年表7件を開く
1990年代
- 1997年9月創業愛媛県今治市において会社設立。
- 1997年11月株式会社イハラより一部営業譲受。(「トマト&オニオン」他7店舗)
2000年代
- 2000年11月オリジナルブランドである「とり壱紬今治店」開店。
- 2000年12月株式会社イドムとFC契約を結び、「熱烈タンタン麺一番亭東予店」開店。
- 2003年1月オリジナルブランドである「湯けむり亭キスケBOX店」開店。
- 2003年9月熊本に本店を持つ「ティア家族のテーブル」の支援を受け、「ティア家族のテーブル今治店」開店。
- 2005年9月M&A株式会社エムジーエスに吸収合併。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高経常利益率10%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
リユース事業のリアル店舗拡大
福岡県内を中心にリアル店舗の出店を加速。その実現を可能にするリーダーの育成と、正しい売価に基づく買い取り力の向上に努める。海外ではカンボジア・タイの既存店強化を図る。
- 02
フードサービス事業の体制強化
収益の中心であるモスバーガー事業のリアル店舗出店体制を構築。新規出店を可能にする人的体制づくりに取り組む。第2の収益事業として複合型店舗への出店要請に応える体制を整える。
- 03
地方創生事業での地域貢献と成長
鈍川温泉エリアのリーダー的役割を確固たるものとし、今治エリアの持続的で競争力のある観光資源としての地位確立を目指す。行政・地域との信頼関係を強化し、将来性の高い事業へ経営資源を投入する。
- 04
人材育成とデジタル化による経営基盤強化
店舗開発力の強化と人材確保・育成の環境整備を推進。次世代経営陣の計画的な育成、バックオフィス業務のデジタル化、子会社を含めたガバナンス向上のためのバックオフィス体制強化に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で318人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は423万円で、9期前と比べて+11.9%。平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は10.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 198 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 200 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 179 | — |
| 2020年2月 | 378 | 37.8 | 8.1 | 181 | — |
| 2021年2月 | 378 | 38.7 | 8.1 | 240 | — |
| 2022年2月 | 395 | 39.3 | 8.6 | 229 | — |
| 2023年2月 | 388 | 39.8 | 8.9 | 244 | — |
| 2024年2月 | 398 | 39.7 | 8.7 | 259 | — |
| 2025年2月 | 412 | 40.4 | 9.3 | 317 | 284 |
| 2026年2月 | 423 | 41.1 | 10.4 | 318 | 283 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は114億円、営業利益は9億円。前期と比べると増収増益で、売上が+7.5%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 114億円 | 114億円 |
| 営業利益 | 9億円 | 9億円 |
| 純利益 | 5億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥135 | ¥135 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は31億円、営業利益は4億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+19.2%、営業利益は+33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 24 | 2 | 8.3 | 2 |
| 2024年2Q | 23 | 2 | 8.7 | 1 |
| 2024年3Q | 23 | 1 | 4.3 | 0 |
| 2024年4Q | 27 | — | — | 1 |
| 2025年1Q | 26 | 3 | 11.5 | 2 |
| 2025年2Q | 26 | 2 | 7.7 | 1 |
| 2025年4Q | 54 | 4 | 7.4 | 2 |
| 2026年2Q | 55 | 4 | 7.3 | 3 |
| 2026年4Q | 59 | 5 | 8.5 | 2 |
| 2027年1Q | 31 | 4 | 12.9 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年2月期からの14期で、売上は71億円から114億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.9%。売上は6期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 71 | — | 4 | — | 2 |
| 2014年2月 | 74 | — | 5 | — | 2 |
| 2015年2月 | 76 | — | 5 | — | 3 |
| 2016年2月 | 84 | — | 6 | — | 3 |
| 2017年2月 | 85 | — | 4 | — | 2 |
| 2018年2月 | 88 | — | 4 | — | 1 |
| 2019年2月 | 84 | — | 4 | — | 1 |
| 2020年2月 | 83 | — | 3 | — | 1 |
| 2021年2月 | 85 | — | 3 | — | 1 |
| 2022年2月 | 88 | — | 6 | — | 2 |
| 2023年2月 | 92 | — | 7 | — | 3 |
| 2024年2月 | 97 | — | 8 | — | 4 |
| 2025年2月 | 106 | 9 | 10 | 8.5 | 5 |
| 2026年2月 | 114 | 9 | 10 | 7.9 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高114億円のうち、営業利益として残るのは9億円で7.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の4.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金34.2%39億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金57.0%65億円
- その他の費用持分法損益などの調整0.9%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.9%9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが11億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは8億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は17億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 2 | −4 | 0 | −2 | 6 |
| 2014年2月 | 5 | −3 | −2 | 2 | 6 |
| 2015年2月 | 6 | −2 | −4 | 4 | 6 |
| 2016年2月 | 6 | −3 | 0 | 3 | 8 |
| 2017年2月 | 4 | −5 | 2 | −1 | 9 |
| 2018年2月 | 6 | −4 | −3 | 2 | 7 |
| 2019年2月 | 5 | −1 | −5 | 4 | 6 |
| 2020年2月 | 5 | −2 | −4 | 3 | 6 |
| 2021年2月 | 4 | −3 | 4 | 1 | 11 |
| 2022年2月 | 6 | −2 | −5 | 4 | 11 |
| 2023年2月 | 7 | −6 | −4 | 1 | 9 |
| 2024年2月 | 8 | −6 | −1 | 2 | 10 |
| 2025年2月 | 9 | −6 | 1 | 3 | 14 |
| 2026年2月 | 11 | −3 | −6 | 8 | 17 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は66億円。このうち返さなくてよい自己資本が38億円で、自己資本比率は51.8%(業種中央値47.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 35 | 12 | 23 | 33.8 |
| 2014年2月 | 37 | 13 | 24 | 35.7 |
| 2015年2月 | 38 | 15 | 23 | 39.2 |
| 2016年2月 | 43 | 17 | 26 | 40.8 |
| 2017年2月 | 47 | 19 | 28 | 39.8 |
| 2018年2月 | 47 | 19 | 28 | 40.9 |
| 2019年2月 | 44 | 19 | 25 | 43.2 |
| 2020年2月 | 44 | 19 | 25 | 42.4 |
| 2021年2月 | 50 | 19 | 31 | 38.4 |
| 2022年2月 | 48 | 21 | 27 | 43.8 |
| 2023年2月 | 49 | 24 | 25 | 46.9 |
| 2024年2月 | 54 | 27 | 27 | 47.5 |
| 2025年2月 | 62 | 33 | 30 | 48.3 |
| 2026年2月 | 66 | 38 | 28 | 51.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で322社中48位あたり、逆に低いのは自己資本比率で322社中139位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,425で、1年前と比べて+35.0%。過去52週の値幅のなかでは98%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.3倍 |
| PER (会社予想) | 8.3倍 |
| PBR | 1.15倍 |
| 配当利回り | 3.05% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は4190円で、1ヶ月で18.53%上昇と急伸。25日線(3932円)を約6.6%上回り、75日線(3634円)や200日線(3524円)も大きく上回り、上昇トレンドが加速。52週高値4285円に接近し、8月3日には4230円まで上昇、高値圏で推移。出来高は7月14日に34300株と急増、その後も高水準を維持し、買い意欲が強い。RSIは74.2と過熱感があるが、強い上昇モメンタムが続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERは7.85倍と同業界平均の41.45倍を大幅に下回り、割安。PBRは1.09倍で業界平均2.94倍を大きく下回る。ROEは15.3%と高く、収益性も良好。配当利回りは3.22%で、同業界平均13.55%より低いが、配当性向は37.7%と持続可能性がある。業績は増収増益で安定。総合的に割安と評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.3倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 8.3倍 | — |
| PBR | 1.15倍 | 2.44倍 |
| ROE | 15.3% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、地域密着型モデルの成長可能性と、収益性の維持です。強気派は、売上高が100億円を超えて成長を続け、営業利益率も8%前後と高い水準を維持している点を評価します。また、高い配当利回り(3.22%)とPERの低さ(7.85倍)を魅力と見ます。一方、弱気派は、人口減少地域での市場縮小、競争激化、新規出店のコスト増を懸念します。また、営業利益率が2026年2月期に7.89%へ低下見込みである点も指摘します。
- 売上成長
売上高は2023年2月期92億円から2026年2月期114億円へ拡大見込み
- 高収益
営業利益率は8%前後で安定し、小売業としては高い
- 株主還元
配当利回りは3.22%と高く、株主に利益を還元
- 売上高114億円と3期連続増収決算発表後影響中
売上高は97億円→106億円→114億円と拡大。直近は前期比8億円増
- 予想PER7.8倍と割安な水準不定影響中
予想PER7.8倍、実績PER7.85倍。成長を続ける小売業としては低く、見直し余地
- 配当利回り3.22%で株主還元が厚い継続影響弱
配当利回りは3.22%。株価が上昇してもなお3%超の利回りが下支え
- 株価は1年で29.76%上昇と好モメンタム継続影響弱
株価4190円は1年間で29.76%上昇。上昇トレンドが続けば需給が改善
- 市場縮小
四国地方は人口減少が進み、需要の先細りが懸念
- 競争激化
大型ホームセンターやネット通販との競争でシェア維持が困難
- 利益率の低下
2026年2月期の営業利益率は7.89%と前期比低下見込み
- 営業利益率が8.49%から7.89%に低下決算発表後影響中
営業利益率は0.6pt低下。売上高114億円に対し営業利益9億円と前期比横ばい
- 純利益5億円と2期連続横ばい通年影響中
純利益は5億円の横ばい。増収効果が利益に反映されず成長鈍化が懸念
- 時価総額40億円の小型株で流動性低い継続影響弱
時価総額は40億円。売買が細く、大口売買で株価が乱高下しやすい
- 外国法人保有2.51%と海外需要が細い継続影響弱
外国法人持ち株比率は2.51%と低く、海外マネーの参入余地が限定的
- 既存店売上高前年比
- 店舗の集客力と地域需要の変化を測るため
- 営業利益率
- 収益性の維持・改善が焦点
- 出店ペース
- 新規出店が成長の原動力であり、コスト管理の成否を見る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり135円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.05%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年2月 | 110 | — | 44.4 |
| 2018年2月 | 90 | −18.2 | 67.2 |
| 2019年2月 | 90 | 0.0 | 66.0 |
| 2020年2月 | 90 | 0.0 | 135.7 |
| 2021年2月 | 90 | 0.0 | 37.5 |
| 2022年2月 | 100 | 11.1 | 41.5 |
| 2023年2月 | 110 | 10.0 | 47.6 |
| 2024年2月 | 125 | 13.6 | 44.4 |
| 2025年2月 | 135 | 8.0 | 33.2 |
| 2026年2月 | 135 | 0.0 | 37.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥135
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ1,333人。区分でいちばん多いのは個人・その他で54.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.1%を占め、残る62.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 50.3 | 51.7 | 54.1 | 55.9 | 55.0 | 54.4 |
| 事業法人 | 43.2 | 42.7 | 36.8 | 36.4 | 36.5 | 37.0 |
| 証券会社 | 3.6 | 3.6 | 5.0 | 4.2 | 4.9 | 6.0 |
| 自己株式 | 3.6 | 3.2 | 3.2 | 3.2 | 3.2 | 3.2 |
| 外国法人 | 1.7 | 1.9 | 3.2 | 2.7 | 3.5 | 2.4 |
| 金融機関 | 1.3 | 0.1 | 0.8 | 0.7 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社イモトカンパニー | 33.56 |
| 02 | ありがとうサービス従業員持株会 | 5.43 |
| 03 | 吉田 知広 | 2.99 |
| 04 | 井本 雅之 | 2.58 |
| 05 | 若杉 精三郎 | 2.15 |
| 06 | GMOクリック証券株式会社 | 1.86 |
| 07 | JPモルガン証券株式会社 | 1.51 |
| 08 | 中瀬 浩一 | 1.24 |
| 09 | 桑名 林 | 1.18 |
| 10 | 望月 見一 | 1.15 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+175%、1株純資産は14期で+231%。直近期のROEは15.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 194 | 1,240 | 16.2 | 8.5 | 36.1 |
| 2014年2月 | 221 | 1,393 | 16.8 | 8.5 | 34.0 |
| 2015年2月 | 272 | 1,592 | 18.2 | 8.5 | 30.1 |
| 2016年2月 | 339 | 1,850 | 19.7 | 8.5 | 30.1 |
| 2017年2月 | 248 | 1,998 | 12.9 | 12.0 | 44.4 |
| 2018年2月 | 134 | 2,028 | 6.7 | 21.3 | 67.2 |
| 2019年2月 | 136 | 2,063 | 6.7 | 16.8 | 66.0 |
| 2020年2月 | 77 | 2,021 | 3.8 | 24.0 | 135.7 |
| 2021年2月 | 159 | 2,102 | 7.8 | 11.8 | 37.5 |
| 2022年2月 | 264 | 2,306 | 12.1 | 7.8 | 41.5 |
| 2023年2月 | 320 | 2,589 | 13.4 | 8.2 | 47.6 |
| 2024年2月 | 389 | 2,973 | 14.7 | 7.9 | 44.4 |
| 2025年2月 | 546 | 3,544 | 18.1 | 5.7 | 33.2 |
| 2026年2月 | 534 | 4,106 | 15.3 | 6.9 | 37.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/2期の役員報酬は総額65百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 井本雅之 | 代表取締役 社長兼会長 | 70 | 24,600 |
| 立花玲 | 取締役 HR本部担当 | 44 | 2,671 |
| 志岐雄一 | 取締役 管理本部長 | 64 | 620 |
| 田中庸介 | 取締役 | 64 | — |
| 宮本昌樹 | 取締役 | 40 | 300 |
| 仲渡雄二 | 監査役(常勤) | 68 | — |
| 中丁卓也 | 監査役 | 55 | — |
| 沙々木睦 | 監査役 | 55 | — |
| 柳楽仁史 | 監査役 | 56 | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 37 | 8 | 45 | 9 |
| 監査役 | 2 | 9 | 1 | 10 | 5 |
| 社外取締役 | 4 | 10 | — | 10 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,398字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,403字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,530字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,992字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第27期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-30
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- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-31
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
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