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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ホットマン

HOTMAN Co.,Ltd.3190 · Standard · 小売業

イエローハットを主力に、TSUTAYA、アップガレージなど多業種のフランチャイズを展開。東北地方を中心に店舗網を持つ。

概要

ホットマンは1975年に宮城県古川市で創業した小売業企業で、2014年に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。本社を仙台市太白区に置き、従業員数は903名。主にイエローハットのフランチャイジーとしてカー用品販売・車検・整備を展開し、90店舗を運営する。これに加えTSUTAYA、アップガレージ、ダイソーなど9つのフランチャイズ業態を束ね、東北地方を中心に計124店舗を有する。2026年3月期の売上高は225億円。地域密着型の「メガフランチャイジー」を標榜する。

10のフランチャイズ業態を束ねる事業ポートフォリオ

ホットマンは単一のフランチャイズに依存せず、10種類の異なる業態を運営する。核となるのはイエローハット事業(90店舗)で、カー用品の販売、取付、車検、整備を手がける。これにTSUTAYA(6店舗、書籍・文具・DVDレンタル)、アップガレージ(8店舗、中古カー用品買取・販売)、カーセブン(3店舗、自動車小売・買取)、ダイソー(6店舗)、コメダ珈琲店(1店舗)、シャトレーゼ(4店舗)、買取大吉(1店舗、貴金属・ブランド品買取)、宝くじ売場(5店舗)が加わる。さらに不動産賃貸業務も手がける。2026年3月期末の総店舗数は124店舗。各事業はフランチャイズ契約に基づき運営され、本部へのロイヤリティ支払いが発生する。売上高の約77%をイエローハットが占めるが、他の事業も収益源として機能する。

東北6県に加え茨城・栃木・長野にも展開

出店地域は東北地方が中心で、宮城県に59店舗(全体の約48%)を集中させる。福島県17店舗、岩手県18店舗、長野県12店舗、茨城県16店舗、栃木県2店舗で構成される。長野・茨城・栃木への進出は2007年以降で、既存エリア外への拡大を進めてきた。イエローハット事業だけを見ると、宮城県32店舗、岩手県15店舗、福島県13店舗、長野県12店舗、茨城県16店舗、栃木県2店舗と、東北以外の地域でも一定の規模を持つ。一方でTSUTAYAやアップガレージは宮城・福島・岩手に限られる。地域密着型の運営を掲げ、各店舗の立地特性に応じた品揃えとサービスを提供する。

地域密着と規模の経済を両立する出店戦略

ホットマンは三つの出店戦略を掲げる。第一にM&A戦略で、他社が運営するフランチャイズ店舗の譲受により、人材・ノウハウ・資金を吸収し、確実な再生を図る。第二にイエローハット店舗を中心とした複合出店戦略で、ショッピングモールなどの大規模集客施設に複数業態を同時出店し、顧客の待ち時間解消とリピート効果を狙う。第三にドミナント出店戦略で、競合他社の参入を未然に防ぎ、近隣店舗間での在庫融通など相互補完を実現する。これらの戦略により、地域におけるプレゼンスを高めつつ、規模の経済を追求する。ただし、自社競合による減損リスクも認識している。

スタッドレスタイヤ偏重からの脱却を目指す収益構造

イエローハット事業の売上高は第3四半期(10月〜12月)にスタッドレスタイヤの販売が集中する季節性を持つ。暖冬や降雪量の変動に業績が左右されるリスクを抱えるため、車検獲得とサービス収入(ボディコーティング、エアコンガスクリーニング等)の強化を経営戦略の柱とする。車検は法定点検であり需要が安定的で、サービス収入は概ね純利益に直結する。2026年3月期のイエローハット事業売上高は173億4000万円で前年比2.5%増となったが、タイヤ仕入価格の高騰により売上総利益は横ばい、セグメント利益は8億4900万円(前年比13.7%減)となった。季節依存からの脱却は課題である。

堅調な売上高と低水準の純利益が続く財務基盤

2013年3月期から2026年3月期までの売上高は200億〜225億円の範囲で推移し、大きな変動はない。2026年3月期は売上高225億100万円(前年比2.7%増)、経常利益7億300万円(同3.7%減)、当期純利益3億5600万円(同6.7%増)を計上した。純利益率は約1.6%と低水準。減価償却費(4億2300万円)や減損損失(2億8200万円)が利益を圧迫する一方、投資有価証券の売却益が特別利益として寄与した。資産合計は166億600万円、負債合計88億7300万円、純資産77億3300万円で、自己資本比率は約46.6%と健全性を保つ。営業キャッシュフローは10億9200万円と安定しており、設備投資やM&Aに充当している。

業界の中での役割はフランチャイジーとして、カー用品、書籍、中古品など多様な小売・サービスを提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
225億円
営業利益
6億円
営業利益率
2.7%
純利益
4億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01カー用品販売・車検・整備主力

イエローハットのフランチャイジーとして、カー用品の販売・取り付け、車検、整備を東北地方を中心に90店舗で展開。

主な製品・サービス1
イエローハット
カー用品の販売、取り付け、車検、整備を行う自動車用品チェーン店。

02書籍・レンタル準主力

TSUTAYAのフランチャイズとして、書籍・文具雑貨の販売、DVDレンタルを6店舗で展開。

主な製品・サービス1
TSUTAYA
書籍、文具、雑貨の販売とDVDレンタルを行う複合店。

03中古カー用品販売副次

アップガレージのフランチャイズとして、中古カー用品の買取・販売を8店舗で展開。

主な製品・サービス1
アップガレージ
中古カー用品の買取・販売店。

04その他その他

自動車小売・買取(カーセブン)、100円ショップ(ダイソー)、コーヒーショップ(コメダ)、菓子販売(シャトレーゼ)、買取専門店(買取大吉)、宝くじ売場、不動産賃貸などを運営。

製品と技術

イエローハット:カー用品販売と車検サービスの90店舗

ホットマンの主力はイエローハット事業で、90店舗を運営する。取扱商品はタイヤ(スタッドレスタイヤを含む)、バッテリー、オイル、カーアクセサリーなど多岐にわたる。販売だけでなく、タイヤ交換や取付、車検、整備、ボディコーティング、エアコンガスクリーニングなどのサービスを提供する。車検は安定的な収益源であり、整備を通じて消耗品の販売につなげる戦略をとる。2026年3月期の売上高は173億4000万円で、全社売上高の77%を占める。スタッドレスタイヤの販売が第3四半期に集中する季節性があり、サービス収入の拡大により収益の平準化を図る。

アップガレージ:中古カー用品の買取・販売でリユース

アップガレージ事業は中古カー用品の買取・販売を専門とし、8店舗を展開する。取り扱うのは中古のタイヤ・ホイール、カーナビ、カーオーディオ、エンジンパーツなどで、一部新品も扱う。中古品ならではの価格メリットと、常に流動性のある在庫管理が特徴。買取を強化し、仕入れから販売までの回転率を高めることで収益を上げる。2026年3月期の売上高は11億9000万円で前年比6.2%増、セグメント利益は1億5700万円と51.9%増加した。スタッドレスタイヤの販売が好調だったことに加え、前年度の休業影響からの反動も要因となった。

TSUTAYA:書籍・文具・DVDレンタルの6店舗

TSUTAYA事業はフランチャイズ形式で6店舗(宮城県5、岩手県1)を運営する。書籍や文具、コスメなどの雑貨販売とDVD・CDのレンタルが柱。メディアの流行に左右されにくい書籍販売に注力し、文具やコスメの品揃えを強化している。2026年3月期の売上高は13億6200万円で前年比7.1%減。2店舗の退店が響いたが、既存店は増収を達成した。セグメント損失は2900万円(前年は8500万円の損失)と改善傾向にある。

その他:ダイソー・コメダ・シャトレーゼ・買取大吉・宝くじ

その他事業には6つの業態が含まれる。ダイソー(6店舗)は低価格志向の追い風を受け好調。買取大吉(1店舗)は金価格高騰を背景に貴金属買取が伸びた。コメダ珈琲店(1店舗)とシャトレーゼ(4店舗)は食品・菓子販売。カーセブン(3店舗)は中古車販売・買取。宝くじ売場(5店舗)では宝くじに加えてtoto・BIGも販売する。2026年3月期の同事業の売上高合計は26億700万円で前年比8.5%増、セグメント利益は1億2800万円で同22.5%増。多様なフランチャイズを組み合わせることで、カー用品以外の顧客需要も取り込む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

作業服販売で安定、利益率改善が課題

作業服・ユニフォームの専門小売として、売上高約200億円超を安定的に確保。同業のトライアルホールディングスや光フードサービスとは業態が異なり、直接競合は少ない。しかし、市場は成熟しており、成長性は限定的。営業利益率は約3%と低く、2026年には2.67%への低下が予想される。在庫管理や店舗運営の効率化が急務。一方で、まんだらけなどに比べ事業基盤は安定しており、一定の需要を確保している。

強み

  • 作業服は必需品であり、景気変動の影響を受けにくい。
  • 作業服・ユニフォームに特化し、品揃えやノウハウで優位。
  • 法人顧客を中心にリピート率が高い。
  • 全国に店舗網を持ち、地域密着型のサービスが可能。

課題

  • 営業利益率が3%程度と低く、改善が必要。
  • 作業服市場は成熟しており、大きな成長が見込めない。
  • ネット通販の台頭により、価格競争が激化している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がホットマン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。

#企業時価総額PER
13190ホットマン43億円11.6倍
27515マルヨシセンター43億円32.8倍
37112キューブ43億円
43317フライングガーデン43億円9.3倍
57544スリーエフ43億円11.1倍
68260井筒屋43億円8.5倍
73177ありがとうサービス42億円8.3倍
83352バッファロー42億円9.5倍
99835ジュンテンドー42億円
109969ショクブン42億円
113067東京一番フーズ42億円53.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

1975年、宮城県古川市で資本金100万円の会社設立

ホットマンは1975年1月、宮城県古川市(現・大崎市古川)に資本金1000千円で設立された。当時は小売業の基礎を築く段階で、2年後の1977年9月には宮城県仙台市に進出し、カー用品店「カーコーナー ホットマン仙台北店」を開店した。1979年3月には本店所在地を仙台市大和町(現・若林区大和町)に移転。創業から4年で仙台市内に拠点を移し、カー用品専門店としての基盤を固めた。

1984年、イエローハットとのグループ店契約で転機

1983年6月、子会社「ホットマン多賀城」を設立し多賀城店を開店。翌1984年9月、この子会社が(株)ローヤル(現・イエローハット)とグループ店契約を締結した。これによりホットマンはイエローハットのフランチャイジーとしての道を歩み始める。当時はカー用品専門店のフランチャイズが拡大期にあり、ホットマンはブランド力を借りて事業を成長させた。1991年1月には本店所在地を仙台市太白区に変更し、本社社屋を移転。組織体制を整えた。

1990年代の多角化:セガ、TSUTAYA、ガリバー

1991年10月、セガ・エンタープライゼス(現・セガエンタテインメント)と契約し「セガ事業」を開始。「セガトレイン」を開店した。1998年11月にはカルチュア・コンビニエンス・クラブ(現・カルチュア・エクスペリエンス)とフランチャイズ契約を結び「TSUTAYA事業」を開始。1999年4月に「TSUTAYA古川バイパス店」を開店した。同月、ガリバーインターナショナル(現・IDOM)ともフランチャイズ契約を締結し「ガリバー事業」(中古車販売・買取)を始めた。2000年3月に「ガリバー南仙台店」を開店。カー用品以外の業態に相次いで進出し、多角化の基盤を築いた。

2000年代、東北・関東・長野へ地域拡大

1997年4月に岩手県へ進出(イエローハット水沢店)、2000年6月には福島県へ進出(イエローハット相馬店)した。2004年1月にはアップガレージグループとフランチャイズ契約を結び「アップガレージ事業」を開始、同年6月に「アップガレージ仙台店」を開店。2005年7月には大創産業と契約し「ダイソー事業」を始め、同年8月に「ザ・ダイソー角田店」を開店した。2007年〜2009年にかけて茨城県、栃木県、長野県へイエローハット店舗を出店。東北地方から関東・中部へと営業エリアを拡大した。

2010年代前半、レンタカー・宝くじ・自遊空間と新事業

2011年1月、レンタスと「ニコニコレンタカー」のフランチャイズ契約を締結。同年3月にイエローハット西多賀店で営業を開始した。2011年10月にはランシステムと「自遊空間」の契約を結び、同年12月に「自遊空間多賀城店」を開店。2012年3月にはみずほ銀行と宝くじ販売等の受託契約を結び「宝くじ事業」を開始、同年4月に5店舗を開店した。同年8月にはアップガレージグループと「東京タイヤ流通センター」(現・タイヤ流通センター)のフランチャイズ契約を締結。2012年10月には日本スポーツ振興センターとtoto・BIGの販売契約を結び、2013年2月から宝くじ売場で販売を開始した。

2014年の株式上場で資本力強化

2014年3月、ホットマンは東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場した。上場により資金調達の手段が拡大し、M&Aや新規出店の原資を得やすくなった。上場前の2013年3月期売上高は229億円、純利益6億円。上場後も売上高は200億円台を維持し、資本市場からの規律を受けながら経営を続けることになった。

2015年、ガリバー撤退とカーセブン参入

2015年4月、ガリバーインターナショナル(現・IDOM)とのフランチャイズ契約を終了し、「ガリバー事業」から撤退した。売上高に与える影響を抑えるため、同年5月にはカーセブンディベロプメント(現・カーセブンデジフィールド)とフランチャイズ契約を結び「カーセブン事業」を開始。大河原店、仙台柳生店、古川店の3店舗を開店した。これにより中古車小売・買取の分野を再編した。同年12月にはTSUTAYA(現・カルチュア・エクスペリエンス)との合弁会社「多賀城蔦屋書店」を設立、連結子会社とした。

年表34件を開く

1970年代

  • 1975年1月宮城県古川市(現、大崎市古川)に㈱ホットマンを設立(資本金1,000千円)
  • 1977年9月宮城県仙台市に進出、カー用品店「カーコーナー ホットマン仙台北店」を開店
  • 1979年3月商号変更本店所在地を宮城県仙台市大和町(現、仙台市若林区大和町)に変更

1980年代

  • 1983年6月子会社㈱ホットマン多賀城を設立、「カーコーナー ホットマン多賀城店」を開店
  • 1984年9月㈱ローヤル(現、㈱イエローハット)と㈱ホットマン多賀城がグループ店契約を締結

1990年代

  • 1991年1月商号変更本店所在地を宮城県仙台市太白区に変更、本社社屋を移転
  • 1991年10月㈱セガ・エンタープライゼス(現、㈱セガエンタテインメント)と契約を締結「セガ事業」を開始「セガトレイン」を開店
  • 1997年4月岩手県に進出、「イエローハット水沢店」を開店
  • 1998年11月カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱(現、カルチュア・エクスペリエンス㈱)とフランチャイズ契約を締結「TSUTAYA事業」を開始
  • 1999年4月「TSUTAYA古川バイパス店」を開店
  • 1999年4月㈱ガリバーインターナショナル(現、㈱IDOM)とフランチャイズ契約を締結「ガリバー事業」を開始

2000年代

  • 2000年3月「ガリバー南仙台店」を開店
  • 2000年6月福島県に進出、「イエローハット相馬店」を開店
  • 2004年1月㈱アップガレージ(現、㈱アップガレージグループ)と「アップガレージ」のフランチャイズ契約を締結「アップガレージ事業」を開始
  • 2004年6月「アップガレージ仙台店」を開店
  • 2005年7月㈱大創産業とフランチャイズ契約を締結「ダイソー事業」を開始
  • 2005年8月「ザ・ダイソー角田店」を開店
  • 2007年6月茨城県に進出、「イエローハット高萩店・日立店・ひたちなか店」を開店
  • 2008年10月栃木県に進出、「イエローハット城南店・宇都宮南店」を開店
  • 2009年3月長野県に進出、「イエローハット川中島店・長野東和田店・若槻店・須坂店」を開店

2010年代

  • 2011年1月㈱レンタスと「ニコニコレンタカー」のフランチャイズ契約を締結
  • 2011年3月イエローハット西多賀店で「ニコニコレンタカー」の営業を開始
  • 2011年10月㈱ランシステムと「自遊空間」のフランチャイズ契約を締結「自遊空間事業」を開始
  • 2011年12月「自遊空間多賀城店」を開店
  • 2012年3月㈱みずほ銀行と「宝くじ」販売等の事務の一部受託契約を締結「宝くじ事業」を開始
  • 2012年4月「宝くじ 西多賀店・岩沼店・宮城インター店・多賀城店・しおがま店」を開店
  • 2012年8月㈱アップガレージ(現、㈱アップガレージグループ)と「東京タイヤ流通センター」(現、タイヤ流通センター)のフランチャイズ契約を締結
  • 2012年10月独立行政法人日本スポーツ振興センターと「toto」「BIG」に係る販売・払戻業務契約を締結
  • 2012年11月アップガレージ二本松店で「東京タイヤ流通センター」(現、タイヤ流通センター)の営業を開始
  • 2013年2月宝くじ売場各店で、「toto」「BIG」の販売を開始
  • 2014年3月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2015年4月㈱ガリバーインターナショナル(現、㈱IDOM)とフランチャイズ契約を終了「ガリバー事業」を撤退
  • 2015年5月㈱カーセブンディベロプメント(現、㈱カーセブンデジフィールド)とフランチャイズ契約を締結「カーセブン事業」を開始「カーセブン大河原店・仙台柳生店・古川店」を開店
  • 2015年12月㈱TSUTAYA(現、カルチュア・エクスペリエンス㈱)と合弁会社㈱多賀城蔦屋書店(連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上総利益率第53期まで45.6%
  • 売上総利益率(長期目標)50%
  • 各店舗月間車検獲得50台以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    M&Aによる店舗拡大と再生

    他社運営のフランチャイズ店舗を譲受し、当社の運営ノウハウを投入して再生を図る。人材・資金・ノウハウの供給と吸収によりシナジー効果を創出する。

  2. 02

    イエローハットを核とした複合出店

    ショッピングモールなど大規模集客が見込める立地に、イエローハットと他業態店舗を同時出店。他企業との情報交換を促進し、市場動向を迅速に把握する。

  3. 03

    ドミナント出店による競合阻止

    競合他社の出店を防ぐため、同一エリアに複数店舗を展開。近隣店舗間で在庫を融通し、機会損失を回避する。

  4. 04

    車検・サービス強化による高粗利化

    車検獲得を軸に、ボディコーティングやエアコンガスクリーニングなどの工賃収入を拡大。車検を通じてタイヤ・バッテリー等の物販にもつなげ、安定した高粗利を確保する。

  5. 05

    人材確保・育成と女性幹部の活用

    少子高齢化に対応し、全社を挙げて人材確保に注力。女性社員の教育を強化し、幹部としての活躍の場を広げる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で903人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は415万円で、9期前と比べて+9.2%平均年齢は39.1歳、平均勤続年数は11.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月902
2018年3月918
2019年3月38035.29.4948
2020年3月38535.89.41,000
2021年3月36436.510.3968
2022年3月37937.311.1928
2023年3月37837.911.3928
2024年3月37738.311.8882
2025年3月40938.511.788579
2026年3月41539.111.890366

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
イエローハット宮城地区(西多賀店他31店舗) — 宮城県仙台市太白区等2,119百万円
イエローハット
イエローハット福島地区(会津インター店他12店舗) — 福島県会津若松市等830百万円
イエローハット
イエローハット茨城地区(高萩店他15店舗) — 茨城県高萩市等716百万円
イエローハット
イエローハット岩手地区(盛岡インター店他14店舗) — 岩手県盛岡市等683百万円
イエローハット
アップガレージ(盛岡インター店他7店舗) — 岩手県盛岡市等636百万円
アップガレージ
ダイソー(角田店他5店舗) — 宮城県角田市等314百万円
その他
TSUTAYA (古川バイパス店他5店舗) — 宮城県大崎市等218百万円
TSUTAYA
賃貸物件 — 宮城県栗原市等144百万円
その他
イエローハット長野地区(川中島店他11店舗) — 長野県長野市等127百万円
イエローハット
カーセブン(大河原店他2店舗) — 宮城県柴田郡大河原町等109百万円
その他
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱イエローハット(注1、2)
    東京都大田区 · その他の関係会社
    議決権15.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は225億円営業利益6億円前期と比べると増収減益で、売上が+2.7%、利益が-14.3%。

売上高
+2.7%
225億円
営業利益
-14.3%
6億円
純利益
+33.3%
4億円
営業利益率
2.7%
前期比 -0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高228億円225億円
営業利益7億円6億円
純利益4億円4億円
1株あたり配当¥11¥11

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は54億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.0%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q47−3
2024年1Q5012.01
2024年2Q41−3−7.3−3
2024年3Q76911.87
2024年4Q43−3
2025年2Q93−2−2.2−1
2025年4Q12697.14
2026年2Q96−2−2.1−1
2026年4Q12986.25
2027年1Q5423.71

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は229億円から225億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は2.7%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月229116
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2014年3月227105
㈱TSUTAYA(現、カルチュア・エクスペリエンス㈱)と合弁会社㈱多賀城蔦屋書店(連結子会社)を設立
2015年3月21041
2016年3月20842
2017年3月20131
2018年3月21173
2019年3月21074
2020年3月21263
2021年3月21373
2022年3月20953
2023年3月21842
2024年3月21042
2025年3月219773.23
2026年3月225672.74

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高225億円のうち、営業利益として残るのは6億円2.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.1%124億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金41.8%94億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.7%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
44.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.0pt
2.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.7pt
1.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.9pt
4.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが11億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は15億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月4−101−610
2014年3月9−34620
2015年3月−1−4−10−55
2016年3月8−7118
2017年3月9−3−766
2018年3月13−2−31115
2019年3月6−2−949
2020年3月4−83−48
2021年3月11−22919
2022年3月1−6−1−513
2023年3月7−7−409
2024年3月7−113−48
2025年3月9−82111
2026年3月11−3−3815

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は166億円。このうち返さなくてよい自己資本が77億円で、自己資本比率は46.6%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月139429730.6
2014年3月151579437.7
2015年3月142588440.7
2016年3月147588939.7
2017年3月141588341.2
2018年3月146618541.7
2019年3月141637845.1
2020年3月145667945.2
2021年3月156698744.2
2022年3月155698644.7
2023年3月159708944.0
2024年3月159718844.8
2025年3月164749045.1
2026年3月166778946.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
16億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
53億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
89億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
66
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中164位あたり、逆に低いのはROE322社中245位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.7%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.6%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.7%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥586で、1年前と比べて-0.4%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥586+0.5%1ヶ月+1.4%1年-0.4%時価総額43億円
過去52週の値幅
安値¥559高値¥609

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.6倍
PER (会社予想)11.2倍
PBR0.77倍
配当利回り1.88%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月下旬に598円まで上昇したが、8月19日は582円と25日移動平均線(581.2円)をほぼ同水準で推移。直近1か月で1.04%上昇、52週高値609円に近い高値圏でのもみ合い。出来高は極端に少なく、8月6日は出来高ゼロの日もあり、値動きは閑散。RSIは45.16と中立で、方向感は乏しいものの、需給が改善すれば上値を試す余地がある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)

PERが11.51倍と業界平均の39.97倍を大幅に下回り、PBRも0.7642倍と平均の2.93倍を大きく下回る。配当利回りは1.89%と平均の12.73%より低いが、配当性向は21.74%と健全。ROEは4.72%と低水準だが、株価は純資産対比で割安に放置されている。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.6倍39.6倍
PER (予想)11.2倍
PBR0.77倍2.44倍
ROE4.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

外食産業の設備投資動向に業績が連動する。強気派は、インバウンド需要と外食市場の回復で設備投資が増加し、売上高が伸びるとみる。弱気派は、市場規模が小さく競争が激しく、利益率の低さが続くと懸念。

プラスに働く材料7
  • 外食市場の回復

    売上高は直近期で増加に転じており、需要回復を示す。

  • 配当利回り

    配当利回り1.9%とまずまずの水準。

  • 安定した顧客基盤

    業務用機器はリピート需要があり、安定的な収益が見込める。

  • 純利益4億円と前期比33%増益決算発表後影響

    純利益は3億円から4億円へ1億円増加。時価総額42億円に対し増益率33%は大きい

  • 予想PER11.1倍と割安水準決算発表後影響

    現在PER11.51倍、予想PER11.1倍。PBR0.76倍と合わせて低バリュエーション

  • PBR0.76倍で純資産割れ継続影響

    PBR0.7642倍は解散価値の2割超ディスカウント。資本政策改善の余地がある

  • 売上高225億円と3期連続増収通年影響

    売上高210→219→225億円と堅調。増収が最終増益の支えになる

マイナスに働く材料7
  • 利益率が低位

    営業利益率は3%前後と低く、収益力が弱い。

  • 市場規模の限界

    業務用厨房機器市場は成長が緩やかで、拡大余地は限定的。

  • 競争が激しい

    同業他社が多く、価格競争で利益を圧縮する。

  • 営業利益6億円と前期比減益通年影響

    営業利益は7億円から6億円へ減少。営業利益率も3.20%→2.67%に低下

  • ROE4.72%と低い資本効率継続影響

    PBR0.76倍の割安でもROE4.72%では投資リターンが低く、割安感の理由

  • 配当利回り1.89%と投資妙味に欠ける継続影響

    低PER・低PBRでも配当利回り1.89%と中途半端で、株主還元が弱い

  • 外国人保有0.22%で流動性が低い継続影響

    外国人持ち分0.22%とほぼゼロ。売り注文で株価が下がりやすい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
外食設備投資の動向を反映する。
営業利益率
収益性の改善を確認する。
稼働率
在庫管理の効率性を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり11で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは1.88%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥11
1株あたり
配当利回り
1.88%
いまの株価に対して
配当性向
21.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1085.7
2018年3月100.023.6
2019年3月100.018.8
2020年3月100.025.6
2021年3月100.020.7
2022年3月100.026.6
2023年3月100.037.7
2024年3月100.034.4
2025年3月100.021.1
2026年3月1110.021.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥11

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,399人。区分でいちばん多いのは個人・その他54.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.9%を占め、残る55.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他54.554.554.554.654.554.6
事業法人38.538.638.638.540.540.6
金融機関6.46.36.36.34.34.3
自己株式3.03.03.03.03.03.0
証券会社0.40.40.30.40.40.3
外国法人0.30.20.30.20.20.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01伊藤 信幸15.50
02株式会社イエローハット15.11
03ホットマン従業員持株会6.16
04株式会社幸栄企画4.81
05ブリヂストンタイヤソリューション ジャパン株式会社3.44
06株式会社ヨコハマタイヤジャパン3.44
07株式会社日本政策投資銀行2.20
08株式会社七十七銀行2.06
09株式会社日専連ライフサービス2.06
10株式会社ウェッズ1.37

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−54%、1株純資産は14期で+34%。直近期のROEは4.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月11181814.69.0
2014年3月937849.86.910.7
2015年3月147941.838.471.8
2016年3月288033.517.434.3
2017年3月128231.444.885.7
2018年3月428615.015.823.6
2019年3月538996.110.518.8
2020年3月399304.311.725.6
2021年3月489775.110.920.7
2022年3月389803.915.326.6
2023年3月279922.721.837.7
2024年3月291,0082.920.834.4
2025年3月471,0474.612.221.1
2026年3月511,0964.711.321.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額68百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
伊藤信幸取締役社長(代表取締役)761,128,030
伊藤忠行常務取締役 営業本部長5212,260
熊谷拓取締役 営業部長504,600
門田敏則取締役 営業部長5118,000
小野信哉取締役 管理本部長4715,800
今野明夫取締役69100
大久保弘子取締役671,000
柳田聡常勤監査役6720,231
渡邉正法監査役65
青谷麻容子監査役52

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)65365910
監査役25063
社外取締役6331

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,487字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、㈱イエローハット、㈱カルチュア・エクスペリエンス等のフランチャイザー本部とフランチャイズ契約を締結し、フランチャイジーとして、主たる事業のカー用品販売・取付・車検・整備等の「イエローハット」をはじめ、書籍・文具雑貨等の販売、DVDのレンタル等を行う「TSUTAYA」、中古カー用品の買取・販売の「アップガレージ」、自動車小売・買取の「カーセブン」、ダイソー商品販売の「ダイソー」、コーヒーショップの「コメダ珈琲店」、菓子等販売の「シャトレーゼ」、貴金属やブランド品等の買取専門店「買取大吉」を運営しております。また、宝くじの販売等を行う「宝くじ売場」、不動産賃貸業務を行う「不動産賃貸」を運営しております。 当社のセグメント区分との関連は、次の通りであります。 事業   セグメント区分   事業内容   店舗数 イエローハット   イエローハット   カー用品販売・取付・車検・整備等   90 TSUTAYA   TSUTAYA   書籍・文具雑貨等の販売、DVDのレンタル等   6 アップガレージ   アップガレージ   中古カー用品買取・販売等 (一部新品カー用品の取扱)   8 カーセブン   その他   自動車の小売・買取   3 ダイソー   その他   ダイソー商品販売   6 コメダ   その他   コーヒーショップ   1 シャトレーゼ   その他   菓子等販売   4 買取大吉   その他   貴金属、ブランド品等の買取専門店   1 宝くじ   その他   宝くじ販売等   5 不動産賃貸   その他   不動産賃貸業務   - 合計   124 2026年3月31日現在で出店している店舗数は124店舗であり、主たる事業は「イエローハット」(店舗数90店舗)ですが、イエローハット事業以外にも様々な事業のフランチャイズ契約を締結し、「メガフランチャイジー」を志向しております。 当社の主たる出店地域は東北地区であり、福島県、宮城県、岩手県を中心に出店しているほか、長野県、茨城県、栃木県にも展開しております。 各地区における店舗数は、以下の通りであります。 事業   長野地区   茨城地区   栃木地区   福島地区   宮城地区   岩手地区   合計 イエローハット   12   16   2   13   32   15   90 TSUTAYA   -   -   -   -   5   1   6 アップガレージ   -   -   -   2   5   1   8 カーセブン   -   -   -   -   3   -   3 ダイソー   -   -   -   1   4   1   6 コメダ   -   -   -   -   1   -   1 シャトレーゼ   -   -   -   1   3   -   4 買取大吉   -   -   -   -   1   -   1 宝くじ   -   -   -   -   5   -   5 合計   12   16   2   17   59   18   124 [事業系統図] 事業の系統図は、次の通りであります。 (注)1.同社は当社の「その他の関係会社」であります。 2.定額又は販売額に応じたロイヤリティの支払いを行っております。 3.販売先は「一般顧客」の他、「オークション会場」への販売も行っております。 4.販売先は「㈱エンパワー」の他、商品により「様々な販売ルート」への販売も行っております。
経営方針・対処すべき課題3,584字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「他人(ひと)のしあわせが、自分のしあわせ」を経営理念に、以下の事項を徹底して参ります。 ・「挨拶」明るく元気な挨拶で顧客をお迎え、見送りをする。 ・「掃除」清潔感を維持し、顧客に不快を感じさせない。 ・「名刺の配布」商人として、自分の名前を売る。 ・「御礼ハガキ」感謝を伝え、顧客とのつながりを大切にする。 ・「徹底」結果が出るまで、何度でもできるまでやり通す。 (2)経営戦略等 ① 当社は、地域密着型のメガフランチャイジー企業として、カー用品販売等を起点に、効率的な集客をはかる出店戦略を採用しており、事業間の横断的なシナジー効果が享受できるよう、様々なルートから、常にフランチャイズビジネスの情報、M&A情報及び立地情報等の収集を行っております。 A.M&A戦略(他社運営のフランチャイズ店舗譲受を含む) イ.理由 ・当社運営による具体的効果が見込め、確実な再生の道筋を示しやすいため。 ・人材・資金・運営ノウハウの供給及び吸収。 ロ.メリット ・当社の運営となることにより、シナジー効果を実現し、お客様満足度を向上させることができる。 ハ.リスク ・譲受後に、譲受前には識別不能であった問題が見つかり、店舗運営に支障をきたす可能性がある。 B.イエローハット店舗を中心とした複合出店戦略 イ.理由 ・大規模集客を見込めるショッピングモールまたはそれに準ずる立地であること及び当社他業態店舗の同時出店が可能であること。 ・消費者の生活態様の変化により、従来のロードサイドへの出店よりも、集客規模が大きくなり、利益拡大に資するため。 ・他企業との複合の場合は、経営の観点からは、同一敷地内にある他企業との情報交換が促進され、市場の情報を適時にキャッチアップできるため。 ロ.メリット ・マイカーを預けている間に他店舗で買い物や喫茶をする等のルーティンが浸透し、お客様の待ち時間解消のための選択肢が増加することによるリピート効果を享受することができる。 ・これまでお付き合いのなかった企業との交流が発生し、情報が共有されることにより、新たな店舗展開のヒントを得ることができる。 ハ.リスク ・出店規模が既存店舗に比べ、大きくなりがちなため、投資額が嵩み、収益性が落ち込んだ局面では、減損の兆候が発生する可能性がある。 C.ドミナント出店戦略 イ.理由 ・当社が出店しない場合、競合他社が出店する可能性があること。 ・競合他社による出店を阻止することにより、価格競争等の消耗戦を回避する必要があるため。 ロ.メリット ・近隣に既存店舗がある場合、相互の店舗で欠品在庫を融通し合うことができ、機会損失を回避することができる。 ハ.リスク ・近隣に既存店舗がある場合、自社競合となることにより、お客様を奪い合う可能性がある。 ・一方または両方の店舗の収益性が低下することにより、減損の兆候が発生する可能性がある。 ② イエローハット事業では、降雪による季節タイヤ販売への依存から脱却し、安定的に高粗利を獲得するため、車検獲得を主軸に、ボディコーティング、エアコンガスクリーニング等工賃収入のサービス提供を強化して参ります。さらに車検整備を通してタイヤ、バッテリー等の物販につなげるよう努めて参ります。車検等サービスの動向としては以下の通りであります。 ・車検の動向 車検は自動車が最低限安全に使用できるよう定期的に実施しなければいけないものであり、今後も車検という仕組みはなくならないものです。また、車検を任せていただけるということは、当社を信頼していただいたことでもあり、そのシェアを伸ばしていくことが、当社の存続繁栄につながると考えております。 ・車検等サービス収益が粗利にもたらす効果 車検等サービス収益は概ね純利益となるため、その構成比が高くなればなるほど、全社粗利の底上げに貢献する結果となります。また、車検整備を通して、タイヤやバッテリー等の消耗品販売へつなげていき、お客様満足度の向上を目指して参ります。 ③ TSUTAYA事業は、書籍、文具、コスメ等雑貨の品揃え及び販売の強化を実施し、顧客の利便性向上をはかって参ります。 なお、TSUTAYA事業の売上高は、流行やメディア等々の外部環境により大きく左右されることから、そうした変動の少ない書籍に注力しております。 ④ アップガレージ事業は、中古カー用品でも新鮮味がある売場を演出するために、常に流動性を持たせた在庫管理を維持致します。そのプロセスとして中古カー用品の買取強化を実施し、販売機会の増加をはかって参ります。 ⑤ その他事業は、流行を敏感に察知し、流行に合致した品揃え等の充実により、販売機会の増加等をはかって参ります。 (3)経営環境 当社を取り巻く経営環境として、主たる事業であるイエローハット事業では、第3四半期会計期間(10月から12月)に販売がピークになるスタッドレスタイヤ等季節用品の販売による売上高は、他の四半期に比べ著しく高く、通期業績には、第3四半期会計期間の季節用品の販売動向が大きく影響致します。 これら季節用品は、暖冬か厳冬か、降雪があるか、積雪が程よくあるか等々の天候により販売数が増減致します。今後の天候を先読みするのは困難ですが、地球温暖化による暖冬の頻度は上昇するものと捉えております。 このような環境の中、これらの解決をはかるため、当社は、粗利の確保をはかることを経営戦略として掲げ、安定した営業利益の確保をはかって参ります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上課題 当社は、カー用品販売を行うイエローハットを中心に店舗展開をする小売が主となる企業であります。開発投資等がないことから、事業上の課題は財務上の課題とリンクしております。 前項「(3)経営環境」で記載した通り、今後の生活環境及び経営環境の動向は予測が困難となっております。 具体的には、イエローハット事業では、中長期的に各店舗月間車検獲得50台以上を目指すと共に、自動車整備士の増員をはかって参ります。その他の事業においても、高粗利商品販売の取組を実施し、労働分配率の引き下げを目指し、商品在庫構成を流行や需要に合わせアップデートしつつ、スタッフの精鋭化を実施して参ります。 小売を通じてお客様のお役に立ち、その対価として適正な利益額を確保することが、安定した資金の確保になります。第53期は「良樹細根」をスローガンに、本目標を実践して参ります。 企業価値を高めるため、以下の課題は継続的に実施して参ります。 ① 当社の経営理念「他人(ひと)のしあわせが 自分のしあわせ」を実現するために、商売の基本を徹底して参ります。主なものとしては、整理・整頓・清掃・清潔・躾・先手の挨拶を総称した「6S」の徹底を行い、「気付き」を養うことで、接客対応の向上を目指して参ります。 そうした取り組みにより、安定した顧客作りや内部体制の強化をはかって参ります。 ② 当社は、人材確保及び人材育成に関しても、重要な課題と捉えております。少子高齢化と地方における自家用車の保有台数のギャップ(若年層は減少、保有台数はあまり変動していない)がますます大きくなると予想しており、人材確保は全社をあげて注力しております。 また、女性の戦力化にも取り組んで参る所存です。当社における女性幹部社員の状況は、課長職2名、店長職4名、副店長職5名(前事業年度比1名増)となっております。 中長期的な取り組みとして、女性社員の教育に注力し、幹部社員としての活躍の場を広げて参ります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、長期的に売上総利益率50%を目標に、第52期末において目標値を前期より0.2%向上の45.8%としておりましたが、44.7%の着地となり1.1%の未達となりました。 この要因としては、主たる事業であるイエローハット事業において、タイヤをはじめとした物販の値上げによる仕入価格に伴う売上原価が増加し粗利率が低下したこともあり、全社的に未達となりました。 「(3)経営環境」で記載した通り、今後の生活環境及び経営環境の動向は予測が困難であるものの、第53期は第52期より約1.0%増加の45.6%を目標とし、長期的には50%を目標にイエローハットは引き続き車検獲得を主軸に、ボディコーティング、エアコンガスクリーニング等工賃収入のサービス提供と長期安定的な客数確保に繋がるアプリ会員の獲得に注力して参ります。
事業等のリスク5,353字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。 なお、必ずしも事業上のリスク要因と考えていない事項につきましても、投資者の判断上重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。当該リスク情報につきましては、当事業年度末現在の判断によるものであり、また、当社の事業上のリスク全てを網羅するものではありません。 <ビジネスリスク> (1)当社のビジネスモデルについて 当社はメガフランチャイジーを基本としており、イエローハット、TSUTAYA等の複数のフランチャイズビジネスを営んでおります。それぞれのフランチャイザーとフランチャイズ契約等を締結し、同一のイメージで店舗を展開しており、フランチャイザー又は他のフランチャイジーにおいて、風評被害等の悪影響が生じた場合には、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、フランチャイジーはその運営方針をフランチャイザーの経営方針に委ねており、フランチャイザーが展開する商品政策や経営状況等により、来店客数の減少や客単価の低下等を招き、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社は、当事業年度末現在において、締結しているフランチャイズ契約等に違反している事実はありません。フランチャイズ契約等の概要につきましては、「5 重要な契約等」をご参照下さい。 (2)㈱イエローハットとの関係について ㈱イエローハット(以下、本項において「同社」という。)は、当社のその他の関係会社(2026年3月31日現在で被所有15.6%)となっており、当社は同社の持分法適用会社となっております。 当社のイエローハット事業における店舗は、同社とイエローハットグループ店契約を締結し、カー用品等の小売業を行っており、当該事業は当社の主たる事業となっております。イエローハットグループ店契約とは、「同社は、加盟店に対して、加盟店が使用している商標及び経営ノウハウを提供し、同一企業イメージで事業を行う権利を与え、相互信頼に基づいて共存共栄をはかり、地域社会に貢献することを目的とします。」とされている契約であります。なお、イエローハットグループ店契約(以下、本項において「同契約」という。)の概要は以下の通りであります。 ① 出店及び退店について イエローハット事業における出店は同社と事前協議をする必要があります。現在当社では、宮城・岩手・茨城・福島・長野・栃木地区にイエローハット事業における店舗を展開しておりますが、当該地域での出店を保証されているものではなく、店舗ごとに出店の許可を得て出店しております。また、退店に関する規定はありませんが、当社は事前に同社へ報告のうえで退店することとしております。このため計画通りの出退店ができない場合、また、当社店舗と競合する地域に他企業が運営するイエローハットが出店された場合は、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ② 商品の販売価格及び仕入れについて 商品の販売価格については、原則として同社が提示するイエローハット全国統一の販売価格が設定されております。ただし当社では、当社の出店エリアにおける競合他社の状況等、市場価格の調査を行っており、事前に同社に了承を得たうえで当該販売価格と異なる販売価格を設定する場合があります。このため、万一、同社の承認が得られず当社の出店エリアにおける市場価格との乖離が発生した場合には、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 商品の仕入れに関しては、事前に同社の了解を得ることにより、他業者から仕入れる場合がありますが、原則として同社から仕入れを行うものとされております。このため、当事業年度における同社からの仕入比率は、当社全体の69.7%となっております。 ③ グループ店契約の解除 同契約の解除項目には、以下の事象に該当する場合、同社は当社との同契約を解除できると規定されております。 ・当社が同契約に違反し、同社の注意を受けても改めない場合。 ・当社が不正又は著しい不信の行為をした場合。 ・当社が財政状況の著しい悪化により支払不能等に陥った場合。 なお、同契約の解除項目に該当する事象は当事業年度末時点において発生しておりません。 また、同契約は、当社と同社の資本関係の変更もしくは有無によって変更されるものではないと認識しておりますが、同契約の解除がなされた場合には、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 同社とのグループ店契約の概要につきましては、「5 重要な契約等」を、また、取引の状況につきましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 関連当事者情報」をご参照下さい。 当社は、㈱イエローハットのみならず、各フランチャイザーが主催する月例会議等に、当社の営業本部長、営業部長及び商品部長が参加することで、前各項のリスクが発生しうる可能性が生じた場合、未然に意見交換ができるよう努めております。 <内部環境リスク> (3)人材の確保、育成 厳しい経済情勢の中、事業を拡大し業績を伸ばすためには優れた人材の確保、育成が欠かせません。そのため人材の確保、育成が適時適切に行えなかった場合には、当社の今後の事業展開に影響を与える可能性があります。 当社では、新卒採用及び中途採用に力を入れ、「明るく・元気で・素直な」人材の採用に努め、採用後は教育研修制度を充実することにより、企業人そして社会人としての人材の育成に努めております。 <財務報告リスク> (4)固定資産の減損について 当社が保有する固定資産については、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。資産価格の著しい下落、使用範囲又は方法の変更、収益性の低下等により固定資産の減損損失を計上することになる場合には、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社では、減損リスクを意識するために、毎月の経営会議等において、管理本部長より各事業部長に対し店舗損益実績、通期損益予測と改善計画等の意見交換を実施しております。 <外部環境リスク> (5)金利の変動に関するリスク 当社の事業では、土地・建物等の取得、開発及び改修のために設備資金を自己資金又は借入等で調達しております。有利子負債の大半は固定金利でありますが、金利上昇等の変動により、将来の資金調達コストが影響を受ける可能性があり、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社では、長期借入金の新規借入を最小にし、返済を進めることで金利コストの削減を実施しております。 (6)経済情勢及び天候要因等による影響について 当社の事業は、各地域における経済情勢や競合他社の活動状況、天候要因の影響を受けております。従って、今後の事業活動において、予期しえない景気変動や競合他社の活動、天候不順等が当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社の主たる事業であるイエローハット事業は、特に季節変動が大きく、降雪等の天候要因が大きく業績に影響しています。特に第3四半期会計期間は「スタッドレスタイヤ」の需要期と重なり、年間売上の大きな比重を占める重要な時期となります。また、当社の出店エリアが降雪地域を中心に展開していることもあり、他の同業各社と 比較しても、下半期、特に第3四半期会計期間は年間売上に対する比重は大きくなっております。粗利確保策とし て、車検等サービスに注力し最低限の利益確保をはかっておりますが、暖冬により降雪が望めない場合にはスタッドレスタイヤや冬季商品の販売が低迷し、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 また、スタッドレスタイヤから夏タイヤへの履き換え需要は、当社の決算期を跨ぐ3月から4月に大きな比重を占めるため、天候状況により、決算期を跨いで売上高等が増減する可能性があります。 当社では、粗利確保策として、車検等カーメンテナンスサービスに注力しており、上記時季以外の閑散期における利益確保に努めて参ります。 (7)災害・事故等 地震・台風等の自然災害又は事故等の発生により、店舗の損壊、役職員の死亡・負傷等が生じ、営業活動の中断等が生じた場合には、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社では、東日本大震災、2021年2月13日、同年3月20日及び2022年3月16日に発生した地震において、店舗損壊の被害を受けておりますが、2021年の放射能による一時閉店及び津波による店舗滅失以外の店舗においては、早期復旧を実現しております。今後につきましても、緊急時の連絡網確保により、社内外との連携をはかり、同様に対処して参ります。 <コンプライアンスリスク> (8)法的規制について ① 道路運送車両法 「道路運送車両法」では、「自動車は道路運送車両法の保安基準に適合した状態でなければ運行できない。」と定められており、当社の主たる事業であるイエローハット事業では保安基準の適用を受ける商品を取り扱っており、誤った販売方法及び誤った取付方法により、保安基準に適合しなくなるように改造する行為(不正改造行為)又はその補助に該当した場合は、指定工場又は認証工場の資格を取り消される可能性があります。万一不測の事態により、資格の取り消しがあった場合、社会的信用の失墜、車検・整備等業務ができない等の支障により、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ② 産業廃棄物法 「産業廃棄物法」では、「事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理する。」と定められており、当社の主たる事業であるイエローハット事業で消耗品交換作業の際に発生する廃タイヤ・廃バッテリー・廃オイル・廃クーラント及び鉄屑等は規制の対象となっております。当社では、廃棄物を委託する際は実際に現地を確認等し、業者を決定しておりますが、万一不測の事態により、廃棄物が適正に処理されなかった場合、社会的信用の失墜を招き、原状回復費用の負担などにより、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ③ 個人情報保護法 「個人情報保護法」では、「個人情報を取り扱うに当たり、その利用目的をできる限り特定し、その利用目的の達成に必要な範囲を超えた個人情報の取扱は原則禁止」とされており、イエローハット事業、TSUTAYA事業等における会員入会時の書類、カーセブン事業における自動車売買時の書類、アップガレージ事業における中古カー用品買取時の書類、買取大吉事業における買取時の書類等は規制の対象となり、万一不測の事態により、個人情報の漏洩や不正使用が発覚した場合は社会的信用の失墜や損害賠償請求等により、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ④ 古物営業法 「古物営業法」では、「事業を開始する場合には、所在地を管轄する都道府県公安委員会の許可を受けなければならない。」及び「店舗責任者の変更があった場合は14日以内に変更届を提出する」とされております。また、実際に古物を買い取る場合には詳細な規制があり、違反した場合には営業停止が命じられます。当社ではイエローハット事業及びアップガレージ事業における中古カー用品の下取及び買取、カーセブン事業における中古車買取、TSUTAYA事業における中古ゲーム等の買取、買取大吉事業における中古品等の買取が規制の対象になり、万一不測の事態により、営業停止が命じられた場合、中古品の買取及び販売が一定期間行えなくなり、特にカーセブン事業、アップガレージ事業及び買取大吉事業においては重大な影響を受け、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ その他 当社は研修等を通じ良識を持って企業行動を行うよう指導をしておりますが、万一当社の取締役及び従業員の故意又は過失による法令違反等が発生した場合、当社の業績に影響を与えるような損害賠償が発生する可能性があります。また、当社が事業活動を継続するに当たり、多種多様な訴訟リスクが存在し、当社を当事者とした訴訟の提起を受ける可能性があります。訴訟を提起された場合、その結果によっては当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 前項①~④以外の法令違反等により重大な過失等が生じた場合には、当社の業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社では、経営会議において、各事業部長に対しコンプライアンスに関するリスクを定期的に情報共有し、未然に防げるよう対策を協議しております。今後についても、同様の対策を実施して参ります。
経営成績の分析 (MD&A)5,718字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度における我が国の経済環境は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に持ち直しの動きがみられ、景気は緩やかな回復基調で推移致しました。一方で、円安進行に伴う原材料・エネルギー価格の高騰や物価上昇の継続に加え、米国の通商政策や金融市場の動向、中東情勢など企業収益や個人消費への影響が懸念され、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社におきましても、コスト負担の増加や消費者の節約志向の高まりを背景に、厳しい事業環境が続いております。 そのような環境の中、会社方針に『熱意は力なり(何事も目標を成し遂げるのは能力ではなく「熱意」である)』を掲げました。常に変化し続ける顧客のニーズに応えるべく「売上の拡大」と「リピーターの確保」に熱意を持って努めて参りました。 2026年3月に茨城県筑西市に「イエローハット筑西下館店」(旧店舗名イエローハット下館店)を移転オープン致しました。 当事業年度末の店舗数は、イエローハットが90店舗、TSUTAYAが6店舗、アップガレージが8店舗、カーセブンが3店舗、ダイソーが6店舗、コメダ珈琲店が1店舗、シャトレーゼが4店舗、買取大吉が1店舗、宝くじ売場が5店舗の合計124店舗となっております。 この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は、以下の通りとなりました。 [財政状態] 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ238百万円増加し、16,606百万円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ108百万円減少し、8,873百万円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ346百万円増加し、7,733百万円となりました。 [経営成績] 当事業年度の経営成績は、売上高は22,501百万円となり、前事業年度比592百万円(前事業年度比2.7%増)の増収となりました。経常利益につきましては703百万円となり、前事業年度比27百万円(前事業年度比3.7%減)の減益となりました。当期純利益は356百万円となり、前事業年度比22百万円(前事業年度比6.7%増)の増益となりました。増収の要因は主として、イエローハット事業及びアップガレージ事業において、スタッドレスタイヤの販売が好調に推移したことによるものであります。一方、営業・経常利益共に減益の要因は主として、イエローハット事業における仕入価格の高騰に伴う売上原価の増加により売上総利益は横ばい、各種費用の増加により減益となりました。当期純利益の増益の要因は主として、投資有価証券の売却に伴う特別利益を計上したことによるものとなっております。 セグメント別の経営成績は次の通りであります。 [イエローハット] 当社の主たる事業であるイエローハット事業におきましては、2026年3月に茨城県筑西市に「イエローハット筑西下館店」(旧店舗名イエローハット下館店)を移転オープン致しました。「車検の拡大」及び「サービス売上の拡大」に注力するとともに、アプリ会員をはじめとした「作業予約」を積極的に促進することにより会員獲得を強化し、業務の効率化に努めて参りました。WEB作業予約の件数が増加したことにより来店客数が安定したことに加え、スタッドレスタイヤの販売が好調に推移したものの、特にタイヤの仕入価格の高騰に伴い売上原価が増加致しました。車検及びサービス売上が好調に推移したこともあり、売上総利益は概ね横ばいとなりましたが、各種費用の増加により、セグメント利益は前事業年度を下回っております。 この結果、当事業年度の経営成績は、売上高17,340百万円(前事業年度比2.5%増)、セグメント利益(営業利益)は849百万円(前事業年度比13.7%減)となっております。 [TSUTAYA] TSUTAYA事業におきましては、書籍、文具、コスメ等雑貨の商品展開を行い販売に注力し、既存店の売上高は増収となったものの2店舗退店の影響もあり、当事業年度の売上高は低調に推移致しました。 この結果、当事業年度の経営成績は、売上高1,362百万円(前事業年度比7.1%減)、セグメント損失(営業損失)は29百万円(前事業年度は85百万円のセグメント損失(営業損失))となっております。 [アップガレージ] アップガレージ事業におきましては、収益構造の見直しを継続的に進めるとともに、業務の効率化を図ることで粗利率の向上に注力して参りました。スタッドレスタイヤの販売が好調に推移したことに加え、前事業年度に退店準備に伴いアップガレージ秋田店が約1ヵ月休業していた影響もあり、当事業年度の売上高は好調に推移致しました。 この結果、当事業年度の経営成績は、売上高1,190百万円(前事業年度比6.2%増)、セグメント利益(営業利益)は157百万円(前事業年度比51.9%増)となっております。 [その他] その他の事業におきましては、前事業年度の出店ラッシュを経て各事業ともに落ち着いて店舗運営に注力できる環境が整って参りました。 ダイソー事業は、物価高に伴う節約・低価格志向が継続したことにより、売上高は好調に推移致しました。 買取大吉事業は、金価格の高騰を背景に貴金属を中心とした買取需要が増加したことにより、売上高は好調に推移致しました。 カーセブン事業、コメダ事業、保険事業におきましては、売上高は好調に推移致しました。 シャトレーゼ事業、宝くじ事業及び不動産賃貸事業におきましては、売上高は低調に推移致しました。 この結果、当事業年度の経営成績は、売上高2,607百万円(前事業年度比8.5%増)、セグメント利益(営業利益)は128百万円(前事業年度比22.5%増)となっております。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,543百万円となりました。 当事業年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、1,092百万円(前事業年度は947百万円の収入)となりました。 これは主に、法人税等の支払額が181百万円及び未払費用が167百万円減少したものの、税引前当期純利益569百万円、減価償却費423百万円及び減損損失282百万円を計上したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、311百万円(前事業年度は827百万円の支出)となりました。 これは主に、投資有価証券の売却による収入が206百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出が448百万円及び関係会社株式の取得による支出が118百万円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、310百万円(前事業年度は171百万円の収入)となりました。 これは主に、長期借入れによる収入が300百万円あったものの、長期借入金の返済による支出が439百万円及び短期借入金の純増減額が100百万円減少したことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.商品仕入実績 当事業年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 仕入実績(千円)   前年同期比(%) イエローハット   8,868,036   102.2 TSUTAYA   1,045,936   109.3 アップガレージ   503,783   100.8 その他   1,906,896   109.5 合計   12,324,651   103.7 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 c.販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売実績(千円)   前年同期比(%) イエローハット   17,340,196   102.5 TSUTAYA   1,362,873   92.9 アップガレージ   1,190,313   106.2 その他   2,607,732   108.5 合計   22,501,115   102.7 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.当社は小売業であるため、主要な販売先は一般顧客となっております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状況及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状況 ⅰ.資産 当事業年度における流動資産の残高は350百万円増加し、8,132百万円(前事業年度末7,782百万円)となりました。これは主に、商品が165百万円減少したものの、現金及び預金が433百万円及び売掛金が110百万円増加したことによるものであります。 また、固定資産の残高は111百万円減少し、8,473百万円(前事業年度末8,585百万円)となりました。これは主に、関係会社株式が112百万円増加したものの、有形固定資産及び無形固定資産について282百万円の減損損失を特別損失に計上したことによるものであります。 この結果、資産合計残高は16,606百万円(前事業年度末16,368百万円)となりました。 ⅱ.負債 当事業年度における流動負債の残高は84百万円増加し、6,227百万円(前事業年度末6,143百万円)となりました。これは主に、未払費用が167百万円減少したものの、買掛金が148百万円及び未払消費税等が84百万円増加したことによるものであります。 また、固定負債の残高は192百万円減少し、2,645百万円(前事業年度末2,838百万円)となりました。これは主に、長期借入金が131百万円及び退職給付引当金が69百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計残高は8,873百万円(前事業年度末8,981百万円)となりました。 ⅲ.純資産 当事業年度における純資産の残高は346百万円増加し、7,733百万円(前事業年度末7,386百万円)となりました。これは、当期純利益を356百万円計上したことによるものであります。 b.経営成績 当事業年度の経営成績は、売上高は22,501百万円となり、前事業年度比592百万円(前事業年度比2.7%増)の増収となりました。経常利益につきましては703百万円となり、前事業年度比27百万円(前事業年度比3.7%減)の減益となりました。当期純利益は356百万円となり、前事業年度比22百万円(前事業年度比6.7%増)の増益となりました。増収の要因は主として、イエローハット事業及びアップガレージ事業において、スタッドレスタイヤの販売が好調に推移したことによるものであります。一方、営業・経常利益共に減益の要因は主として、イエローハット事業における仕入価格の高騰に伴う売上原価の増加により売上総利益は横ばい、各種費用の増加により減益となりました。当期純利益の増益の要因は主として、投資有価証券の売却に伴う特別利益を計上したことによるものとなっております。 この結果、当事業年度の売上総利益率目標は、45.8%(長期目標50%)でしたが、実績として44.7%(51期45.7%、50期44.0%)の着地となり、1.1%の未達となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社資金の収入は主として営業店舗による売上と借入によるものとなっております。 当事業年度においては、売上による収入及び長期借入金がそれぞれ増加したことにより、前事業年度より手元資金は471百万円増加しております。 なお、当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。 当社の所要資金の調達につきましては、以下の方針にて対応しております。 A.運転資金 原則として、手持資金(売上による収入から費用等支出を差引した利益等の内部留保資金)で賄っております。主に、商品等の仕入、人件費を含めた販売費及び一般管理費等の営業費用に係るものであります。月により不足が生じた場合は短期借入金で調達を行っております。 B.季節資金 夏季賞与、冬季賞与、春先のタイヤ仕入、秋口のタイヤ仕入及び決算納税資金については、季節資金として、不足が生じた場合に限り、短期借入金で調達を行っております。 C.設備資金 設備投資計画に基づき、案件ごとに手持資金及び長期借入金にて調達を行っております。主に、店舗設備の修繕や新規出店等の設備投資に係るものであります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の通りであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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