本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ショクブン

SHOKUBUN CO.,LTD.9969 · Standard · 小売業

中部・関西圏で夕食材料の宅配を展開する食品小売企業。製造・配送・販売を一体化した独自の宅配システムを持つ。

概要

ショクブンは、一般家庭向けに夕食材料セットを宅配する小売企業である。1977年に株式会社ヨシケイ愛知として創業し、1987年に現在の商号へ変更。名古屋市守山区に本社を置き、中部圏(愛知・岐阜・三重)と関西圏(京都・大阪・滋賀)で事業を展開する。2021年には株式会社神明ホールディングスと資本業務提携を結び、同グループのラストワンマイルを担う。2026年3月期の売上高は60億円、従業員数349名。東京証券取引所スタンダード市場および名古屋証券取引所メイン市場に上場している。

宅配システムと自社製造の一体運営

ショクブンは、自社工場での商品製造と販売員による配送・販売を一体化した独自の総菜宅配システムを採用する。一般家庭向けには週替わりのメニューセット「ウィークリーメニュー」を基本商品とし、定期特売品として「おせち料理」などを取り扱う。配送エリアは愛知県、岐阜県、三重県、京都府、大阪府、滋賀県の一部に限定される。売上高の約9割をメニュー商品が占め、残りは特売商品である。法人向けには介護施設やサービス付き高齢者住宅への食材販売、フランチャイズ加盟会社へのメニュー提供・経営指導も行う。

収益基盤と直近の業績動向

2026年3月期の売上高は60億8百万円(前年度比99.2%)、営業利益28百万円(同157.2%)、経常利益17百万円(同281.7%)だが、当期純損失は32百万円(前年度は65百万円の損失)となった。物価上昇による消費者の節約意識の高まりや燃料費の高騰が収益を圧迫する一方、商品の値上げと品質向上により一定の理解を得ている。資産面では総資産43億97百万円、自己資本比率53.3%。キャッシュレス決済の導入やLINE公式アカウントの運用強化など、デジタル投資を進めるが、顧客数の回復には至っていない。

神明グループとの提携とグループ構造

2017年5月、ショクブンは株式会社神明(現・神明ホールディングス)と業務・資本提携の基本契約を締結した。2021年3月には第三者割当増資を実施し、神明ホールディングスが主要株主となった。これにより、ショクブンは神明グループのラストワンマイル企業として位置づけられる。グループ内では、かつて子会社であった株式会社食文化研究所(1996年設立)が2025年10月に吸収合併され、食に関する研究開発機能を内部化している。また、2022年5月には静岡県浜松市の株式会社サンクックと特約店契約を結び、東海エリアでの販路拡大を図る。

フランチャイズからの独立と自主路線

創業時から1978年にフランチャイズ契約を結んだヨシケイ開発株式会社との関係は、2003年9月に契約満了で解消された。それまで「ヨシケイ」ブランドで展開してきたショクブンは、これを機に独自メニュー『私の献立』を創刊し、自社ブランドへの移行を完了。以来、PB商品の強化やデジタルマーケティングの推進により、ヨシケイ系列から独立した総菜宅配企業としての地位を確立している。現在もフランチャイズ加盟会社へのメニュー企画提供は継続しているが、主力は直営エリアでの自社配送である。

業界の中での役割は食品宅配サービス事業者(一般消費者向け)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
60億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01一般消費者(家庭)主力

愛知県、岐阜県、三重県、京都府、大阪府、滋賀県の一部で、一般世帯向けに夕食材料等を宅配。自社工場での製造と販売員による配送・販売一体型のシステムで、独自の総菜宅配システムを確立。

独自の総菜宅配システム

主な製品・サービス1
夕食材料セット
一般家庭向けに宅配される総菜や食材のセット。

02法人(介護施設・小売業等)準主力

介護施設・サービス付き高齢者住宅等への食料品販売、小売業他社への卸売りを行う。またフランチャイズ加盟会社へのメニュー企画提供や経営指導も実施。

主な製品・サービス1
業務用食材
介護施設等の法人向けに販売される食材。

製品と技術

週替わり献立「ウィークリーメニュー」と『私の献立』

ショクブンの主力商品は、1978年の創業時から続く「ウィークリーメニュー」である。これは週単位で届けられる夕食材料セットで、食材とレシピが同梱される。2003年にヨシケイ開発とのフランチャイズ契約を解消した後、独自ブランド『私の献立』を創刊し、現在はこの名称で週替わりのメニューを提供している。献立は栄養バランスと調理の簡便さを重視し、同社の自社工場で製造される。売上高の約92%をメニュー商品が占め、2026年3月期のメニュー商品販売高は55億12百万円にのぼる。

冷凍弁当「健御膳」と特売商品

2003年3月に発売された「健御膳」は、冷凍状態で保存できる弁当シリーズである。電子レンジで手軽に温められるため、高齢者や忙しい世帯をターゲットとする。また、年末には「おせち料理」を定期特売商品として販売しており、1978年の発売開始以来、定番商品として定着している。特売商品全体の販売高は2026年3月期に4億95百万円で、売上高の約8%を占める。これらの商品は自社工場で一貫製造され、配送拠点であるフレッシュセンター(愛知県春日井市)から各家庭へ届けられる。

業務用セットと法人向け食材販売

1981年7月に発売された「業務用セット」は、会社の寮や社員食堂向けの食材セットである。現在では介護施設やサービス付き高齢者住宅、小売他社への卸売など法人向け事業に発展している。法人向け販売では、ショクブンの自社製造能力を活かした総菜や冷凍食品を提供し、フランチャイズ加盟会社へのメニュー企画・経営指導も行う。また、2022年5月に特約店契約を結んだ株式会社サンクック(静岡県浜松市)を通じて、静岡県内への販路も広げている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 一般消費者(家庭)独自の総菜宅配システム

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

古本チェーンで国内有数、減収傾向

【9969】は古本・中古メディアの買取販売を主力とする小売業者。同業のまんだらけ(2652)がサブカル特化で独自性を発揮する一方、当社は一般書・コミック・CD・DVDなど幅広い品揃えでリサイクルショップと競合する。直近3期の売上は64→61→60億円と減少傾向にあり、2026/3期の営業利益率は0%と赤字に近い水準。店舗網や知名度は業界内で一定の地位を持つが、デジタルシフトや競合の台頭による市場縮小が課題。

強み

  • 古本・コミック・CD・DVDなど多ジャンルを扱い、顧客のニーズに応える。
  • 長年の運営で培った査定・在庫管理のノウハウを持つ。
  • 全国に店舗展開し、認知度が高い。
  • 中古品ならではの低価格で価格敏感な顧客にアピール。

課題

  • 直近3期連続で減収、市場縮小に対応できていない。
  • 営業利益率0%と利益が出ておらず、コスト管理が課題。
  • メルカリ等のCtoCプラットフォームが台頭し、従来のビジネスモデルが脅かされている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がショクブン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
18260井筒屋43億円8.5倍
23190ホットマン43億円11.6倍
39969ショクブン42億円
43177ありがとうサービス42億円8.3倍
53352バッファロー42億円9.5倍
69835ジュンテンドー42億円
73067東京一番フーズ42億円53.1倍
82747北雄ラッキー40億円36.5倍
93181買取王国39億円10.8倍
103536アクサスホールディングス39億円12.9倍
113133海帆39億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

ヨシケイ愛知として創業し宅配モデルを確立(1977~1987年)

1977年12月、名古屋市中区に資本金1,000万円で株式会社ヨシケイ愛知が設立された。目的は夕食材料の宅配業である。翌1978年1月にヨシケイ開発株式会社とフランチャイズ契約を結び、同月には名古屋市守山区で一般家庭向け「ウィークリーメニュー」の販売を開始。同年11月には本店を守山区に移転し、12月には定期特売商品「おせち料理」を発売した。1981年7月には会社寮・社員食堂向けの「業務用セット」を投入し、事業領域を拡大した。

合併と商号変更で中部・関西に事業基盤を拡大(1987~1990年)

1987年11月、株式会社ヨシケイ三重および株式会社ヨシケイ岐阜を吸収合併し、同時に愛知・三重・岐阜の3支社を設置、商号を株式会社ショクブンに変更した。1988年7月には株式会社ヨシケイ東神とヨシケイ大阪の営業権を譲り受け、東神支社(後に閉鎖)と大阪支社を新設。さらに同年9月には卸売業を目的とする子会社株式会社キーストンを設立した。1988年10月には株式会社ヨシケイ京都を吸収合併し、京都支社(現・京滋支社)を設置。1990年8月には南大阪の営業権も取得し、関西全域への足がかりを築いた。

店頭登録と新メニュー投入で成長を加速(1994~2003年)

1994年4月、日本証券協会に店頭登録(後のJASDAQ)を行い、資金調達力を強化した。1996年5月には食に関する専門調査研究を目的とする子会社株式会社食文化研究所を設立。1998年10月には簡単調理の「カルショクメニュー」を発売した。2000年4月には食文化研究所とキーストンを合併させ、介護支援配食サービスの事業化を図った。2001年5月には東京証券取引所と名古屋証券取引所の市場第二部に上場。2003年3月に冷凍弁当「健御膳」を発売し、同年9月にはフランチャイズ契約を解消して自主開発メニュー『私の献立』を創刊した。

神明グループとの提携と上場市場の移行(2017~2025年)

2017年5月、株式会社神明(現・神明ホールディングス)と業務・資本提携に合意し基本契約を締結した。2021年3月には神明ホールディングスに対する第三者割当増資を実施し、資本関係を強化した。2022年2月に資本金を1億円へ減資し、同年4月の東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場(東証)とメイン市場(名証)へ移行した。同年5月には静岡県の株式会社サンクックと特約店契約を結び、販路を拡大。2025年10月には子会社の株式会社食文化研究所を吸収合併し、グループ経営を簡素化した。

年表25件を開く

1970年代

  • 1977年12月創業夕食材料の宅配業を目的として、名古屋市中区に資本金10,000千円で、株式会社ヨシケイ愛知を設立
  • 1978年1月ヨシケイ開発株式会社とヨシケイブランド使用による夕食材料セット等の宅配に関するフランチャイズ契約を締結
  • 1978年3月名古屋市守山区にて、一般家庭用『ウィークリーメニュー』の販売を開始
  • 1978年11月本店所在地を名古屋市守山区に移転
  • 1978年12月定期特売商品『おせち料理』の発売を開始

1980年代

  • 1981年7月会社の寮・社員食堂向けの『業務用セット』を発売
  • 1987年11月M&A株式会社ヨシケイ三重及び株式会社ヨシケイ岐阜を吸収合併し、同時に愛知支社・三重支社・岐阜支社を設置、商号を株式会社ショクブンに変更
  • 1988年7月株式会社ヨシケイ東神及び株式会社ヨシケイ大阪の営業権を譲受け、同時に東神支社(現在は閉鎖)・大阪支社を設置
  • 1988年9月食料品及び雑貨品の卸売業を目的として、当社100%出資子会社株式会社キーストンを設立
  • 1988年10月M&A株式会社ヨシケイ京都を吸収合併し、同時に京都支社(現・京滋支社)を設置

1990年代

  • 1990年1月愛知県春日井市に加工センター(現・フレッシュセンター)を移設
  • 1990年8月株式会社ヨシケイ南大阪の営業権を譲受
  • 1994年4月日本証券業協会に店頭登録
  • 1996年5月食に関して専門的に調査研究することを事業目的として、子会社株式会社食文化研究所を設立
  • 1998年10月簡単でおいしくできる料理の『カルショクメニュー』を発売

2000年代

  • 2000年4月M&A介護支援に伴った配食サービスの事業化のため、株式会社食文化研究所を存続会社として、株式会社食文化研究所と株式会社キーストンとが合併
  • 2001年5月上場東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第二部に上場
  • 2003年3月冷凍弁当『健御膳』を発売
  • 2003年9月契約満了によりヨシケイ開発株式会社とフランチャイズ契約解消 新メニュー『私の献立』を創刊

2010年代

  • 2017年5月株式会社神明(現・株式会社神明ホールディングス)と業務・資本面で提携を行うことについて合意し、基本契約を締結

2020年代

  • 2021年3月株式会社神明ホールディングスに対し第三者割当による新株式の発行を実施
  • 2022年2月資本金を100,000千円へ減資
  • 2022年4月東京証券取引所、名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場へ、及び名古屋証券取引所の市場第二部からメイン市場へそれぞれ移行
  • 2022年5月株式会社サンクック(本社:静岡県浜松市)と特約店契約を締結
  • 2025年10月M&A株式会社食文化研究所を吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    宅配事業の販路拡大

    既存エリア内での配送効率と販売体制を強化し、安全で安心な食材の宅配を顧客の自宅に直接届ける。魅力的なメニュー内容の充実にも取り組む。

  2. 02

    新規事業の積極展開

    業界他社とのアライアンス、自社PB商品の強化、関西地区への事業拡大など、中食宅配を第1の柱としつつ、第2、第3の柱となる新規事業に取り組む。

  3. 03

    効果的な経費執行と収益体制構築

    目的の明確化と費用対効果の検証に基づき、適切なプロモーション施策とデジタル投資を行い、持続可能な収益体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で349人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は367万円で、9期前と比べて+23.8%平均年齢は50.5歳、平均勤続年数は13.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月648
2018年3月625
2019年3月29748.18.6604
2020年3月29047.79.1503
2021年3月30747.09.2459
2022年3月32047.89.8422
2023年3月32548.110.5423
2024年3月32348.011.3374
2025年3月34449.112.43260
2026年3月36750.513.13490

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率24.3%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)69.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
愛知支社 — 名古屋市守山区他1,257百万円
岐阜支社 — 岐阜県岐阜市他461百万円
三重支社 — 三重県鈴鹿市他431百万円
フレッシュセンター — 愛知県春日井市253百万円
京滋支社 — 京都市南区他224百万円
本社 — 名古屋市守山区106百万円
大阪支社 — 大阪府茨木市他29百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱神明ホールディングス
    神戸市 中央区 · その他の関係会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は60億円営業利益0億円前期と比べると減収で、売上が-1.6%。

売上高
-1.6%
60億円
営業利益
0億円
純利益
0億円
営業利益率
0.0%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高61億円60億円
営業利益0億円0億円
純利益0億円0億円
1株あたり配当¥2.5¥2.5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は14億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−12.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q171
2024年1Q1600.00
2024年2Q1500.00
2024年3Q1800.00
2024年4Q150
2025年2Q29−1−3.4−1
2025年4Q3213.10
2026年2Q3000.00
2026年4Q3000.00
2027年1Q1400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は96億円から60億円へ63%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月9600
2014年3月9301
2015年3月911−3
2016年3月8900
2017年3月88−1−1
2018年3月80−1−8
2019年3月71−1−4
2020年3月6721
2021年3月6822
2022年3月6932
2023年3月7023
2024年3月6410
株式会社食文化研究所を吸収合併
2025年3月61000.0−1
2026年3月60000.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高60億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.7%37億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金38.3%23億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
38.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.7pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.5pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比10.0pt
-1.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は5億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月011115
2014年3月24−6614
2015年3月35−1586
2016年3月12−534
2017年3月20026
2018年3月−47−237
2019年3月−14−435
2020年3月213−14156
2021年3月4651021
2022年3月20−2221
2023年3月13−6419
2024年3月2−1−3117
2025年3月00−3014
2026年3月0−1−8−15

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は44億円。このうち返さなくてよい自己資本が23億円で、自己資本比率は53.3%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月106357133.1
2014年3月102366635.0
2015年3月87216623.8
2016年3月82196323.5
2017年3月84176720.1
2018年3月7086212.0
2019年3月614576.7
2020年3月4954410.2
2021年3月59233639.4
2022年3月58253343.0
2023年3月57263146.1
2024年3月55262946.9
2025年3月52242846.7
2026年3月44232153.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
5億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
21億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中130位あたり、逆に低いのはROE322社中292位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-1.4%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
53.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥235で、1年前と比べて-6.6%過去52週の値幅のなかでは31%の位置にある。

¥235+0.0%1ヶ月+0.0%1年-6.6%時価総額42億円
過去52週の値幅
安値¥221高値¥266

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)1678.6倍
PBR1.50倍
配当利回り1.06%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は230円前後で低調に推移し、直近では233円で終了。25日移動平均線(235円)を約1%下回り、75日線(231円)との乖離は小さい。52週高値266円からは約12%下落、52週安値221円からは約5%高の水準。出来高は全体的に低く、直近1週間は平均で約4600株と閑散。RSIは38.5と弱気圏にあり、下値余地が意識されるが、75日線がサポートとして機能している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERが算出不能で、予想PERが1664.3倍と極端に高く、収益力が極めて低いことを示します。PBRは1.48倍で業界平均3.06倍を下回りますが、ROEが-1.4%と赤字で、資産効率が悪化しています。配当利回り1.07%は業界平均12.58%を大きく下回り、株主還元も貧弱です。2025年3月期も赤字で、業績回復の見込みが薄く、バリュエーションは割高と判断します。

指標この会社業種平均
PER (予想)1678.6倍
PBR1.50倍2.44倍
ROE-1.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この銘柄の投資論点は、売上減少と収益性悪化の中で、再生への道筋を描けるかどうかにある。強気派は、市場規模が安定している小売業で、コスト削減や店舗運営の効率化により利益率を改善できると見る。また、地域密着型の強みを活かし、顧客ロイヤルティを維持することで、競争に耐えうる可能性を指摘する。一方、弱気派は、売上の減少傾向が続いており、既存店舗の競争力低下や消費者ニーズの変化に対応できていないと懸念する。さらに、財務状況が悪化しており、投資余力が限られていることから、再生は難しいとする。

プラスに働く材料7
  • コスト削減余地

    売上減少にもかかわらず、営業利益率が改善しており、コスト管理が進展

  • 安定需要

    食品・日用品は需要が安定しており、景気変動の影響を受けにくい

  • 株主還元

    配当利回りが1.07%あり、株主還元姿勢を維持

  • 2026年3月期は最終損益が均衡へ改善通年影響

    前期の純損失1億円から0億円へ改善し、赤字幅が縮小する

  • 売上高は60億円と前期比1億円減に減速通年影響

    売上高60億円は前期61億円から1億円減で、前期の3億円減から減少幅が縮小

  • 配当利回り1.07%の維持期待継続影響

    配当利回り1.07%を継続できれば、株価233円の下支えになる

  • 1年間の株価下落率は4.75%にとどまる継続影響

    株価は233円で前年比4.75%安と、業績悪化のわりに下げが限定的

マイナスに働く材料7
  • 売上減少

    売上が3期連続で減少しており、成長戦略が見えない

  • 収益性悪化

    純利益が減少し、赤字転落のリスクがある

  • 競争激化

    同業他社との競争が激しく、価格競争に陥る可能性

  • 売上高は3期連続で減少し60億円へ継続影響

    売上高は64億円(2024/3)→61億円(2025/3)→60億円(2026/3)と減少を続ける

  • 営業利益が2期連続で0億円通年影響

    2025/3期と2026/3期の営業利益は共に0億円で、本業の収益が無い

  • 予想PERは1664.3倍と実質割高決算発表後影響

    予想PER1664.3倍は収益力が乏しいためで、業績改善が無ければ是正されにくい

  • ROEが▲1.4%と株主資本を棄損継続影響

    ROE▲1.4%は自己資本を減少させる状態で、PBR1.48倍の割高感につながる

次の決算で確かめる点
売上高
売上の減少傾向が続くかどうか、事業の持続性を判断
営業利益率
コスト削減の効果が利益率改善に結びついているか
既存店売上高成長率
店舗の競争力と顧客維持力を測る重要な指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり2.5で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.06%。

年間配当
¥2.5
1株あたり
配当利回り
1.06%
いまの株価に対して
配当性向
26.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月12
2018年3月5−58.3
2022年3月50.033.2
2023年3月50.026.1
2024年3月50.0
2025年3月3−50.0
2026年3月30.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥2.5

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,751人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.9%を占め、残る52.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他48.349.950.349.150.651.6
事業法人48.948.748.648.648.747.7
自己株式12.712.713.313.313.313.3
証券会社0.20.30.20.80.20.3
金融機関2.00.60.60.70.40.2
外国法人0.60.50.20.80.00.1
外国人個人0.00.00.10.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社神明ホールディングス43.72
02ショクブン取引先持株会6.71
03愛知スズキ販売株式会社0.51
04株式会社トーカン0.38
05丸進青果株式会社0.31
06佐伯 高史0.29
07テーブルマーク株式会社0.27
08株式会社松屋栄食品本舗0.27
09中川 伴子0.25
10株式会社マルツネ0.20

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−22%、1株純資産は14期で−48%。直近期のROEは-1.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−2296−0.6
2014年3月93023.248.072.2
2015年3月−27216−11.1
2016年3月32001.4175.0103.2
2017年3月−16176−8.8
2018年3月−8488−63.7
2019年3月−4042−61.3
2020年3月95219.929.4
2021年3月1915013.815.1
2022年3月141639.215.633.2
2023年3月1717110.413.826.1
2024年3月−1169−0.6
2025年3月−5158−2.8
2026年3月−2153−1.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額43百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
三枝俊幸代表取締役社長52
加藤康洋取締役 事業推進本部長 兼 製造本部長611,000
寺地孝之取締役67
恒川穣取締役65
林一伸取締役(監査等委員)646,000
荒木正史取締役(監査等委員)56
永井聖子取締役(監査等委員)55
孝岡尊法取締役56

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)433338
社外取締役3883
取締役(社内)1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容500字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、一般世帯への夕食材料等の宅配による小売を主要業務とし、フランチャイズ加盟会社・その他の企業への食材の販売等、すべて同一セグメントに属する「食品事業」を営んでおります。 当社は2025年10月1日付で連結子会社であった株式会社食文化研究所を吸収合併いたしました。 当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 食品の小売及び開発    夕食材料等の宅配及び業務用食材の販売等の業務を行っております。 夕食材料等の宅配は、中部圏では愛知県、岐阜県、三重県、関西圏では京都府、大阪府、滋賀県の一部で一般世帯向けに行っております。このほか、食に関する研究、商品開発を行っております。 また、当社は、設立以来独自の総菜宅配システムを確立し、自社工場での商品製造、販売員による配送・販売一体の宅配システムを採っております。 法人向け販売    介護施設・サービス付き高齢者住宅等へ、食料品の販売を行うほか、小売業他社等の法人への卸売も行っております。 また、フランチャイズ加盟会社へのメニュー企画等の提供及び経営指導等も行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題936字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 社 是   私たちは大地の恵みに感謝をし、食文化と健康づくりに貢献します。 経営の基本 私たちは「安全で安心な食材」により、お客様に「健康とおいしさ」をお届けし、常にお客様を第一に考え、顧客満足度の高いサービスを提供します。 これらの実現のために、役員及び社員が一体となり、感謝の気持ちを忘れず、前向きで明るい企業風土づくりに励み行動し、企業価値を高めることによって、株主様や社会に貢献する企業として永久に存在していることが大事であると認識しております。 (2)目標とする経営指標 当社は、株主様に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして考え、これらを高めるために、売上高・収益基盤・財務基盤の強化を図ってまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は企業概念を「新鮮食材の宅配」として、個人のお客様向けの宅配を事業の柱とし、食品販売の総合企業としての展開を図ってまいります。 個人のお客様向けに、安全で安心な美味しい食材を、ご自宅に直接お届けしている宅配事業は、既存エリア内での配送効率や販売体制を強化することにより販路拡大を行ってまいります。また、魅力的なメニュー内容の充実にも取り組んでまいります。 この市場規模は大きく、積極的な事業展開をすることによって、売上高の増加や利益率の向上を目指してまいります。 (4)経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題 当社は社会のインフラとしての役割を果たすべく、また、神明グループのラストワンマイルを担う企業として、お客様のニーズにあった、安全・安心で美味しい食材を追求してまいります。今後も、総菜宅配業界の市場規模は拡大していくものと予想されますが、同業他社とのアライアンス、自社PB商品強化、関西地区への事業拡大等、第2、第3の柱となるような新規事業にも積極的に取り組んでまいります。 また、持続可能な収益体制の構築に向け、目的の明確化と費用対効果の十分な検証によって適切なプロモーション施策、デジタル投資を行い効果的な経費の執行を行ってまいります。
事業等のリスク1,735字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあると考えております。なお、当該事項は、本書提出日現在において入手し得る情報に基づいて判断したものであります。 (1) 競合について 当社が行っている事業は「総菜宅配業界」に分類されておりますが、当該事業は一般世帯に夕食材料を宅配により提供するものであり、基本的には「生鮮食品類の小売事業」として位置付けられるものと考えております。 また、当社が顧客に提供する商品は、大別すると、「総菜として販売する商品」、「素材のまま販売する商品」に分類することができます。したがって、「総菜として販売する商品」は、ファミリーレストラン、ファストフード、一般飲食店等及び持ち帰り総菜等の業態と、また、「素材のまま販売する商品」は、食品スーパー、肉屋、魚屋及び八百屋等の一般小売店等の業態と競合する可能性があります。 当社が提供する主力商品は、管理栄養士がメニューを考案し、継続的にご注文頂く事で栄養バランスに優れた食事をとることが出来ます。当社が提供する主力商品の品質、価格、或いはサービスレベルを上回る競合先が出現し客数が減少した場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (2) 販売人員の確保と育成について 当社が、当社商品の利用顧客数を増加させる上で重要な課題と認識している点は、販売ルート数の増加と、それに伴う販売人員の確保増強及び魅力ある商品開発ならびに迅速正確な宅配オペレーションシステムの構築であります。従って、万一、販売ルート数に見合う適正規模の販売人員数の確保が困難な場合や充分な商品開発及び宅配オペレーションシステムの構築が進まない場合には、今後の業容拡大や業績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、この課題に対して、求人活動を強化し、優秀な人材の確保に努めるとともに、人材育成に関しては、研修の実施、配送効率化システム活用による宅配オペレーションの効率化、全体朝礼による指示・方針の一本化等により今後の業容の拡大に対応すべく取り組んでおります。 (3) 生鮮野菜、精肉及び魚介類等の調達について 当社の業績は、当社の主要仕入品目である野菜、精肉及び魚介類の調達状況により影響を受ける傾向があります。メニュー冊子の内容決定から仕入までに一定期間がかかるため、異常気象や大規模災害により急激に野菜相場が変動する場合、また、飼料・燃料価格の上昇、疫病の発生等による畜産・水産資源の枯渇、大量消費需要の発生等による、市場価格・需給バランスが崩れることにより、急激に精肉及び魚介類の相場が変動する場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、災害により食材の調達そのものが困難になることにより、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 固定資産の減損会計について 当社の保有する固定資産につき、固定資産の減損に係る会計基準を適用しております。当社では、今後とも収益性の向上に努める所存でありますが、地価の動向及び対象となる固定資産の収益状況によっては、減損損失を追加計上する場合が見込まれ、今後の当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 借入金の依存度について 当社は、必要資金を金融機関からの借入により調達しているため、総資産に占める有利子負債(借入金、リース債務)の割合が30.1%と高い水準にあります。有利子負債(借入金、リース債務)は減少傾向にありますが、金利情勢、その他の金融市場の変動が業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)繰延税金資産について 当社は現行の会計基準に基づき、税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異に対して将来の課税所得を合理的に見積り回収可能性を検討した上で繰延税金資産を計上しております。会社の業績や経営環境の著しい変化により、繰延税金資産の全部または一部の回収可能性がないと判断した場合や、税率変更を含む税制改正、会計基準の改正等が行われた場合、当該繰延税金資産は減額され当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,099字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、個人消費、雇用情勢等に改善の動きがみられます。また、企業収益についても米国の通商政策の影響が残るものの改善の動きがみられる一方で、中東情勢の影響に注意が必要であります。 当社が属する食品事業におきましては、物価上昇に伴い消費者の節約意識が高まる中、燃料費高騰による輸送コストの増大等、厳しい局面が続いております。 ①財政状態 (イ) 資産 当事業年度末における流動資産は、前事業年度末に比べ6億68百万円減少し、10億41百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が8億59百万円減少と、売掛金が2億14百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は、前事業年度末に比べ1億26百万円減少し、33億55百万円となりました。その主な要因は、ソフトウエア仮勘定が54百万円増加、リース資産が1億11百万円減少、関係会社株式が55百万円減少、建物が30百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、総資産は、前事業年度末に比べ7億95百万円減少し、43億97百万円となりました。 (ロ) 負債 当事業年度末における流動負債は、前事業年度末に比べ1億35百万円減少し、16億90百万円となりました。その主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が3億48百万円増加、契約負債が13百万円増加した一方、短期借入金が5億円減少したこと等によるものであります。固定負債は、前事業年度末に比べ5億89百万円減少し、3億64百万円となりました。その主な要因は、長期借入金が4億93百万円減少、リース債務が92百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は、前事業年度末に比べ7億24百万円減少し、20億55百万円となりました。 (ハ) 純資産 当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末に比べ70百万円減少し、23億42百万円となりました。その主な要因は、利益剰余金によるものであり、配当金の支払額38百万円、当期純損失32百万円によるものであります。 この結果、自己資本比率は、53.3%となりました。 ②経営成績 当社は人材の定着を図る為、昇給をはじめとした待遇改善や、労働環境の整備を進めており、現金取り扱いによる現金事故防止、従業員・利用顧客が犯罪に巻き込まれるリスクを軽減する為、決済のキャッシュレス化を実施しました。現金回収業務の負荷を軽減し、実質的に配送業務のみを担ってきた人員を新規顧客の獲得に振り向けて、より成果を求めて稼働できる体制の基盤を整備しました。 また、4月より主力商品の値上げを実施しましたが、品質の向上と安定を図りこれを訴求することで、お客様からは理解を一定程度得られたものと認識をしております。さらに、次の世代の顧客獲得に向けてLINE公式アカウントの運用を強化し、コーポレートサイトを刷新する等、デジタル世代への訴求力の向上を図ったほか、11月には認知拡大を目的としてTVCMを放映し、それに合わせてターゲット層に向けたダイレクトメールを送付し、一定の成果を得ることができました。しかしながら、顧客数の回復に至らず当事業年度の業績は、売上高が60億8百万円(前年度比99.2%)、営業利益が28百万円(前年度比157.2%)、経常利益は17百万円(前年度比281.7%)、当期純損失は32百万円(前年度は当期純損失65百万円)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当事業年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4億73百万円になりました。 当事業年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。なお、当社は、第3四半期会計期間より非連結決算へ移行したことから、前事業年度との比較は行っておりません。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動の結果、減少した資金は27百万円になりました。主な増加要因は減価償却費が1億58百万円、主な減少要因は売上債権の増加額が2億14百万円、前受金の減少額が38百万円、仕入債務の減少額が30百万円、法人税等の支払額が20百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動の結果、減少した資金は82百万円になりました。主な減少要因は無形固定資産の取得による支出が66百万円、有形固定資産の取得による支出が17百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動の結果、減少した資金は8億5百万円になりました。主な減少要因は短期借入金の純増減額による減少が5億円、長期借入金の返済による支出が1億45百万円、リース債務の返済による支出が1億21百万円、配当金の支払額が38百万円等によるものであります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 仕入実績 当社は生産活動を行っておりませんので、生産実績に代えて、仕入実績を記載しております。 当事業年度における仕入実績を商品別に示すと、以下のとおりであります。 商品別   仕入高(千円) メニュー商品   2,565,040 特売商品   295,611 合計   2,860,652 (注)   1.金額は仕入価格によっております。 2.当社は2025年10月1日付で連結子会社であった株式会社食文化研究所を吸収合併いたしました。2025年 3月期は連結財務諸表を作成しているため、前年同期に対する増減率については記載しておりません。 (2) 販売実績 当事業年度における販売実績を商品別に示すと、以下のとおりであります。 商品別   販売高(千円) メニュー商品   5,512,772 特売商品   495,558 合計   6,008,331 (注)1.当社は2025年10月1日付で連結子会社であった株式会社食文化研究所を吸収合併いたしました。2025年 3月期は連結財務諸表を作成しているため、前年同期に対する増減率については記載しておりません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) (1) 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (売上高) 売上高は60億8百万円で前年度に比べ48百万円減少しました。当事業年度における主要事業では、商品性を高め高付加価値の商品展開を推進致しましたが、米・野菜やエネルギー価格等の高騰に伴う消費者の節約意識の高まりによるものと認識しております。 総売上高の約9割を占めるメニュー商品の売上高は55億12百万円、特売商品の売上高は4億95百万円になりました。 (売上総利益) 売上総利益は23億9百万円(前年度比102.3%)になりました。機器設備の修繕費、業務の外部委託費用等が増加したものの、売上高の減少と原価管理の徹底を実施したことにより、売上原価率は61.6%と前年度の62.7%に比べて1.2ポイント減少いたしました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は41百万円増加の22億80百万円になりました。この主な理由は、従業員の待遇改善や基幹システムの入替に伴うランニングコストの増加等により費用が増加したことによるものです。 (営業利益) 営業利益は、販売費及び一般管理費が増加したものの、原価管理の徹底と2025年4月に実施した販売価格の値上げにより、28百万円(前年度比157.2%)になりました。 (経常利益) 経常利益は、販売費及び一般管理費が増加したものの、原価管理の徹底と2025年4月に実施した販売価格の値上げにより、17百万円(前年度比281.7%)になりました。 (税引前当期純損失) 税引前当期純損失は、売上高の減少と、キャッシュレス化に伴い機器設備の減損損失を計上したことにより税引前当期純損失15百万円(前年度は税引前当期純利益5百万円)になりました。 (法人税等) 法人税等は、法人税、住民税及び事業税20百万円、法人税等調整額3百万円の計上を行ったことにより、17百万円(前年度比24.1%)になりました。 (当期純利益) 以上の結果、当期純損失32百万円(前年度は当期純損失65百万円)になりました。1株当たり当期純損失は、2.11円(前年度は1株当たり当期純損失4.29円)になりました。 (2) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析 「第一部 企業情報 第2事業の状況 3事業等のリスク」をご参照ください。 (3)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析 ① キャッシュ・フロー 「第一部 企業情報 第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (キャッシュ・フロー関連指標の推移) 2026年3月期 自己資本比率(%)   53.3 時価ベースの自己資本比率(%)   83.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(倍)   △48.6 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   △1.5 (注) 1.各指標は、いずれも財務数値によっており、以下の算式で算定しております。 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い 2.株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに算出しております。 3.キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しております。 4.有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ② 資金需要 当社の運転資金需要のうち主なものは、当社商品の原価を構成する原材料、包装資材の購入のほか、加工費、販売費及び一般管理費等の営業費用に係るものであります。営業費用の主なものは人件費及び販売促進費であります。 ③ 財務政策 当社の運転資金及び設備投資資金については、内部留保資金または借入れ等により資金調達することとしております。このうち借入れ等による資金調達に関し、運転資金については、期限が1年以内の短期借入金によっております。また、設備投資資金は、長期借入れ及び第三者割当増資によっております。 当社は、その健全な財務状況及び営業活動によりキャッシュ・フローを生み出す能力並びに実行を確約していない未使用の借入枠により、今後の成長を維持するために必要な運転資金及び設備投資資金を調達することが可能と考えております。 資本の財源及び資金の流動性 当社の運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資であります。 運転資金及び設備投資資金については、主として内部資金又は金融機関からの借入を基本としております。 当社は、今後も営業活動により得られるキャッシュ・フローを基本に将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達していく考えであります。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。