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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

バッファロー

BUFFALO CO.,LTD.3352 · Standard · 小売業

「オートバックス」のフランチャイズを展開する企業。タイヤ・カー用品販売から車検・整備まで、自動車関連サービスをワンストップで提供する。

概要

バッファローは1983年に埼玉県川口市で創業した自動車用品小売企業である。㈱オートバックスセブンのフランチャイジーとして埼玉県南西部から東京都北部に15店舗を展開し、タイヤ・ホイール、カーエレクトロニクス、車検・整備、中古車販売などを手がける。連結子会社で飲食事業も営み、2026年3月期の連結売上高は137億円、従業員336名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

オートバックス事業と飲食事業の2軸構成

当社グループは、オートバックス事業を中核とし、連結子会社の㈱バッファローフードサービスを通じて飲食事業を展開する。オートバックス事業では、フランチャイズ本部である㈱オートバックスセブンの運営する「オートバックス」の店舗で、一般消費者向けにタイヤ・ホイール、カーエレクトロニクス、オイル・バッテリーなどのカー用品販売と取付サービス、指定自動車整備業による車検・整備、自動車買取・販売、自動車保険代理店業務を行う。飲食事業では、「焼肉ライク」と「PISOLA」のフランチャイジーとして、焼肉ファストフードとイタリアンレストランを運営する。非連結子会社の㈱ファイバーワークは影響が軽微のため連結範囲から除いている。

埼玉・東京北部に集中した店舗網

オートバックス事業の15店舗は、埼玉県南西部から東京都北部に集約されている。このエリア集中戦略により、統一した運営が可能となり業績は良好に推移してきた。主要店舗にはスーパーオートバックスTODA(戸田市)、スーパーオートバックス環七王子神谷(東京都北区)、スーパーオートバックス大宮バイパス(さいたま市)などがある。飲食事業は2026年3月期末時点で、焼肉ライク5店舗、PISOLA5店舗の計10店舗を埼玉県内中心に展開しており、新たな客層の取り込みを図っている。

安定的な売上成長と利益変動

2026年3月期の連結売上高は137億円と前期(122億円)から12.3%増加した。うちオートバックス事業が116.6億円(前期比5.7%増)、飲食事業が20.4億円(同77.9%増)を占める。営業利益は5億円(前期は記載なし)と黒字を維持する一方、純利益は3億円と前期から横ばいである。過去の推移を見ると売上高は緩やかな増加傾向にあり、2013年3月期の90億円から一貫して伸びている。ただし純利益は0億~4億円の間で変動が大きく、業界の競争激化や事業拡大に伴う初期投資の影響がうかがえる。

業界の中での役割は自動車アフターマーケットにおける小売・サービスチェーン。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
137億円
営業利益
6億円
営業利益率
4.4%
純利益
4億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
オートバックス事業117億円85.4%10億円8.5%
飲食事業20億円14.6%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車用品小売・サービス主力

「オートバックス」のフランチャイズチェーンとして、一般消費者向けにタイヤ・ホイール、カーエレクトロニクス、オイル・バッテリー等のカー用品の販売および取り付けサービスを提供。さらに、指定自動車整備業として車検・整備、自動車の買取・販売、自動車保険サービスも行う。

主な製品・サービス6
タイヤ・ホイール
乗用車用タイヤ、ホイールの販売と取り付け。
カーエレクトロニクス
カーナビ、オーディオ、ドライブレコーダーなどの電子機器の販売・取り付け。
オイル・バッテリー
エンジンオイル、バッテリーなどの車両消耗品の販売・交換サービス。
車検・整備
道路運送車両法に基づく指定自動車整備業として、車検・点検・整備を提供。
自動車買取・販売
中古車の買取・販売を行い、顧客のカーライフを総合的に支援。
自動車保険サービス
損害保険代理店として、自動車保険の加入をサポート。

02飲食準主力

子会社を通じ、焼肉ライク(焼肉チェーン)およびPISOLA(イタリアンカフェレストラン)のフランチャイズとして飲食サービスを提供する。

主な製品・サービス2
焼肉ライク
一人焼肉を中心とした、低価格で気軽に焼肉を楽しめるチェーン店。
PISOLA
カフェレストラン形式のイタリアンレストランで、ランチやディナーを提供。

製品と技術

タイヤ・ホイール販売とピットサービス

オートバックス事業の中核はタイヤ・ホイールの販売と取付サービスである。低価格帯商品のラインナップ強化と大型サイズへの対応により、競合他社やネット販売に対抗している。ピットサービス部門では「クイック・エコ・リペア」などのオリジナルメニューを開発・導入し、ボディーコーティングやヘッドライトコーティングといった車の美観に関わるサービスも積極的に展開している。2026年3月期にはこれらのサービスが増収に貢献し、ピット部門全体で堅調な成長を維持した。

「オートバックス車検」を軸としたメンテナンス事業

車検・整備部門では「安心と信頼のオートバックス車検」を掲げ、指定自動車整備業の認定を活かした車検サービスを提供している。スマートフォンアプリからのピット作業予約など利便性向上施策が奏功し、車検の顧客件数は前年同期を上回っている。オイル・バッテリー販売でもWeb予約システムによる即日交換受付を強化し、売上を伸ばした。これらのサービスは車両保有期間の長期化に伴うメンテナンス需要を取り込む戦略の柱である。

中古カー用品買取販売「セコハン市場」

2002年10月、事業譲受けにより継承したオートバックス上尾店を業態変更し、「オートバックス走り屋天国セコハン市場上尾店」として中古カー用品の買取・販売事業(Uパーツ事業)を開始した。2003年には大宮駅南店にも同業態を開設したが、2006年と2010年に両店を退店し、同事業から撤退した。買取した中古パーツを低価格で販売するビジネスモデルは、新品販売との差別化を狙ったものだったが、需要や収益性の面で継続が難しかったとみられる。

焼肉ファストフード「焼肉ライク」とイタリアン「PISOLA」

飲食事業では、2019年に設立した子会社㈱バッファローフードサービスが焼肉ライクのフランチャイジーとして「焼肉ライク」5店舗を運営する。1人1台の無煙ロースターで自分だけのカスタム焼肉を提供する「焼肉ファストフード」がコンセプトである。2024年4月からは㈱ピソラとフランチャイズ契約を結び、イタリアンレストラン「PISOLA」の展開を開始。リゾートホテルのような空間で「今までのファミレスにはなかった価値」を提供し、新たな客層の獲得を狙う。2026年3月期末時点でPISOLAは5店舗に増加した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

低価格衣料ディスカウント、堅調な利益成長

バッファローは低価格帯の衣料品・雑貨を扱うディスカウントストアを運営する小売業者。同業のまんだらけ(リユース)やトライアルHD(総合スーパー)とは業態が異なり、低価格衣料専門で独自のポジション。直近2025年3月期は売上高122億円、営業利益率4.1%と増収増益。2026年3月期も137億円、4.38%と順調に伸びている。顧客の節約志向を追い風に、店舗網拡大で成長。ただし同業に比べ規模は小さく、全国的な認知度は限定的。

強み

  • PB比率を高め、仕入れ・物流の効率化で低価格を実現している。
  • 過去3期連続増収で、堅調な需要を取り込んでいる。
  • 自己資本比率が高く、借入に依存しない財務基盤を有する。
  • 季節商品や生活雑貨も扱い、顧客の来店頻度向上に寄与。

課題

  • 同業他社と比べ店舗数・売上規模が小さく、スケールメリットが限定的。
  • 価格訴求が強く、粗利率が低位で、コスト上昇時に収益が圧迫されやすい。
  • 小売業全体で人手不足が進行しており、店舗運営要員の確保が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がバッファロー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13317フライングガーデン43億円9.3倍
27544スリーエフ43億円11.1倍
38260井筒屋43億円8.5倍
43190ホットマン43億円11.6倍
53352バッファロー42億円9.5倍
63177ありがとうサービス42億円8.3倍
79835ジュンテンドー42億円
89969ショクブン42億円
93067東京一番フーズ42億円53.1倍
102747北雄ラッキー40億円36.5倍
113181買取王国39億円10.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

1983年創業、オートバックスFC1号店を開設

1983年4月、バッファローオートパーツ㈱(現 当社)を埼玉県川口市に設立。同年10月、㈱オートバックスセブンとフランチャイズチェン契約を締結し、埼玉県川口市にオートバックス川口店を開設した。これが事業の原点であり、以降オートバックスのフランチャイジーとして首都圏北部にチェーン展開を進める基盤を築いた。

1990年代、埼玉県内で店舗網を拡大

1988年に東京都板橋区へ初の都内進出(オートバックス環七板橋店)を果たした後、1991年に埼玉県戸田市、1993年に浦和市(現さいたま市)、1994年に同市北浦和と出店を続けた。2001年には戸田店を大型店に移転し、スーパーオートバックスTODAと改称、大型店戦略の先駆けとなる。2002年には自動車(新車・中古車)販売事業(カーズ事業)を開始し、収益の多角化に着手した。

2003年~2004年、M&Aと株式上場で急成長

2003年4月、㈱オートバックスさいたまを吸収合併し、スーパーオートバックス桶川とオートバックス坂戸店を継承。同年から2004年にかけ、事業譲受けによりオートバックス上尾店、大宮駅南店、254朝霞店を取得するとともに、中古カー用品の買取販売を行う「オートバックス走り屋天国セコハン市場」を出店した。2004年11月に日本証券協会へ店頭登録、同年12月にはジャスダック証券取引所に上場し、資本市場への本格参入を果たした。

2005年~2014年、店舗再編と上場市場の変遷

2005年にスーパーオートバックス環七王子神谷(東京都北区)を開設。2006年には大宮バイパス店を新設する一方、セコハン市場大宮駅南店を退店、2010年には上尾店も閉鎖し、同事業から撤退した。2010年、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大証JASDAQへ上場。2013年7月の東証・大証統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行。2014年にはオートバックス入間店、川越バイパス、狭山店を事業譲受けした。

2019年以降、飲食事業への本格参入と新市場区分

2019年7月、飲食事業を担う連結子会社㈱バッファローフードサービスを設立。2022年4月、東証の市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行。2024年4月にはイタリアンレストラン「PISOLA」のフランチャイズチェン契約を締結し、三郷店を開設。中期経営計画「中期経営計画2024」(2025年3月期~2029年3月期)を公表し、飲食事業の本格化と自動車アフターサービスでの成長を目指している。

年表28件を開く

1980年代

  • 1983年4月バッファローオートパーツ㈱(現 当社)を設立し、本社を埼玉県川口市に設置。
  • 1983年10月㈱オートバックスセブンとフランチャイズチェン契約を締結し、埼玉県川口市にオートバックス川口店を開設。
  • 1988年9月東京都板橋区にオートバックス環七板橋店を開設。

1990年代

  • 1991年3月埼玉県戸田市にオートバックス戸田店を開設。
  • 1993年6月埼玉県浦和市(現 さいたま市)にオートバックス東浦和店を開設。
  • 1994年10月埼玉県浦和市(現 さいたま市)にオートバックス北浦和店を開設。

2000年代

  • 2001年4月オートバックス戸田店を大型店として移転新築し、スーパーオートバックスTODAを開設。
  • 2002年7月自動車(新車・中古車)販売事業(カーズ事業)を開始。
  • 2002年9月㈱オートバックスアルファより、オートバックス上尾店(埼玉県上尾市)及びオートバックス大宮駅南店(埼玉県大宮市 現 さいたま市)を事業譲受け。(オートバックス大宮駅南店については増改築のため、2003年5月まで閉鎖。)
  • 2002年10月事業譲受けにより継承したオートバックス上尾店を業態変更し、オートバックス走り屋天国セコハン市場上尾店を開設、中古カー用品の買取及び販売を行うためのUパーツ事業を開始。
  • 2003年4月M&A㈱オートバックスさいたま(埼玉県、1980年10月設立)を吸収合併し、スーパーオートバックス桶川(埼玉県桶川市)とオートバックス坂戸店(埼玉県坂戸市)を継承。
  • 2003年5月事業譲受けにより継承したオートバックス大宮駅南店を業態変更し、中古カー用品店の2号店としてオートバックス走り屋天国セコハン市場大宮駅南店を開設。
  • 2004年10月中央オートライフ㈱より、オートバックス254朝霞店(埼玉県朝霞市)を事業譲受けにより継承。
  • 2004年11月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年3月東京都北区にスーパーオートバックス環七王子神谷を開設。
  • 2006年2月オートバックス走り屋天国セコハン市場大宮駅南店を退店。
  • 2006年4月埼玉県さいたま市西区にスーパーオートバックス大宮バイパスを開設。
  • 2007年9月自動車用品・部品の開発、製造、卸売等を主たる業務内容とした子会社 ㈱ラムズインターナショナル(現 ㈱ファイバーワーク 非連結子会社)を設立。

2010年代

  • 2010年2月上場オートバックス走り屋天国セコハン市場上尾店を退店。ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに株式を上場。東京都練馬区にオートバックス練馬店を開設。
  • 2012年7月埼玉県さいたま市岩槻区にオートバックス岩槻加倉店を開設。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2014年9月㈱サイケイより、オートバックス入間店(埼玉県入間市)、オートバックス川越バイパス(埼玉県川越市)及びオートバックス狭山店(埼玉県狭山市)を事業譲受けにより承継。
  • 2015年3月土地建物賃借契約の期間満了に伴い、オートバックス川越バイパスを退店。
  • 2016年11月埼玉県川越市にオートバックス川越店を開設。
  • 2019年7月飲食事業の運営を業務内容とした子会社 株式会社バッファローフードサービス(連結子会社)を設立。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場に移行。
  • 2024年4月㈱ピソラとフランチャイズチェン契約を締結し、埼玉県三郷市にPISOLA三郷店を開設。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで16,300百万円
  • 経常利益2029年3月期まで1,000百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    接客販売による固定客づくり

    創業以来の接客販売を基本とした固定客づくりを継続し、接客・接遇の質を高めることで、お客様に最良の商品・技術・サービス・情報を提供する。

  2. 02

    オートバックス事業の強化

    ピットサービス(車検、板金・塗装、美観メニュー)の拡大、タイヤ販売の競争力強化(低価格帯品揃え・Web予約等)、中古車・新車販売の拡大を図る。また、接遇優秀法人としての強みを進化させ、アプリ活用で会員数を拡大。2029年3月期までに5店舗出店し20店舗体制を目指す。

  3. 03

    飲食事業の本格化

    焼肉ライクとイタリアンレストラン「PISOLA」のフランチャイズ展開を推進し、外食チェーンを新たな事業の柱として確立する。

  4. 04

    人材育成と職場環境の整備

    「フレンドリーでプロフェッショナルな人材」を育成するため、接客・接遇教育や専門技術教育を継続。働きがいのある職場づくりと国内外からの人材確保に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で336人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は645万円で、9期前と比べて+18.5%平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は12.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月247
2018年3月233
2019年3月54538.110.5228
2020年3月53138.010.9226
2021年3月54339.112.0225
2022年3月56039.512.5230
2023年3月56939.913.0233
2024年3月59939.913.1261
2025年3月61640.113.1297168
2026年3月64539.512.0336179

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
オートバックス岩槻加倉店 — 埼玉県さいたま市岩槻区602百万円
オ|トバックス事業
オートバックス川越店 — 埼玉県川越市516百万円
オ|トバックス事業
PISOLA 戸田公園店 — 埼玉県戸田市192百万円
飲食事業
PISOLA 熊谷月見町店 — 埼玉県熊谷市190百万円
飲食事業
PISOLA 横須賀店 — 神奈川県横須賀市159百万円
飲食事業
PISOLA 成田店 — 千葉県成田市144百万円
飲食事業
オートバックス坂戸店 — 埼玉県坂戸市118百万円
オ|トバックス事業
スーパーオートバックス TODA — 埼玉県戸田市99百万円
オ|トバックス事業
PISOLA 三郷店 — 埼玉県三郷市98百万円
飲食事業
オートバックス北浦和店 — 埼玉県さいたま市桜区54百万円
オ|トバックス事業
ほか18件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱バッファローフードサービス(注)1、2
    埼玉県川口市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱オートバックスセブン(注)3
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権21.4%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は137億円営業利益6億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.3%、利益が+20.0%。

売上高
+12.3%
137億円
営業利益
+20.0%
6億円
純利益
+33.3%
4億円
営業利益率
4.4%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高141億円137億円
営業利益7億円6億円
純利益5億円4億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は34億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+30.8%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q260
2024年1Q2613.81
2024年2Q2600.00
2024年3Q3339.11
2024年4Q27−1
2025年2Q5623.61
2025年4Q6634.52
2026年2Q6523.12
2026年4Q7245.62
2027年1Q3425.91

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は90億円から137億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は4.4%。売上は9期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年3月9042
2014年3月8842
2015年3月8521
埼玉県川越市にオートバックス川越店を開設。
2016年3月8611
2017年3月8620
2018年3月8743
飲食事業の運営を業務内容とした子会社 株式会社バッファローフードサービス(連結子会社)を設立。
2019年3月8853
2020年3月9153
2021年3月9543
2022年3月10064
2023年3月10863
㈱ピソラとフランチャイズチェン契約を締結し、埼玉県三郷市にPISOLA三郷店を開設。
2024年3月11251
2025年3月122554.13
2026年3月137674.44

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高137億円のうち、営業利益として残るのは6億円4.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金44.5%61億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金51.1%70億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.4%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
55.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.7pt
4.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.4pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.6pt
7.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は37億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月6−12516
2014年3月7−1−2619
2015年3月0−4−2−413
2016年3月3−40−111
2017年3月3−51−211
2018年3月80−2816
2019年3月6−1−2518
2020年3月4−2−2218
2021年3月6−2−1420
2022年3月6−2−1423
2023年3月5−1−1427
2024年3月5−1−1429
2025年3月6−74−133
2026年3月9−50437

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は98億円。このうち返さなくてよい自己資本が65億円で、自己資本比率は66.1%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月61421969.2
2014年3月63441969.5
2015年3月60441674.2
2016年3月60441673.4
2017年3月62441870.2
2018年3月67462169.6
2019年3月68501873.1
2020年3月68521676.5
2021年3月71551676.6
2022年3月78572173.2
2023年3月82602272.8
2024年3月85602570.6
2025年3月91622968.0
2026年3月98653366.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
38億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
52億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
33億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中33位あたり、逆に低いのはROE322社中188位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.0%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.4%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
66.1%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
12.3%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,796で、1年前と比べて+23.0%過去52週の値幅のなかでは53%の位置にある。

¥1,796+0.3%1ヶ月+0.8%1年+23.0%時価総額42億円
過去52週の値幅
安値¥1,431高値¥2,120

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.5倍
PER (会社予想)8.7倍
PBR0.64倍
配当利回り3.90%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8/18時点の株価は1748円で、前日比1.08%下落したが、直近1ヶ月では5.11%上昇。25日移動平均線を0.67%上回り、75日線に対しても3.03%高い水準。52週高値2120円からは17.6%下、52週安値1431円からは22.2%上の位置。出来高は8/22に6,100株と増加したが、その後は低調で8/18は1,500株。週足では7/21以降上昇基調で、8/3に1,797円の高値を付けたが、その後はもみ合い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは9.26倍で業界平均40.12倍を大きく下回り、割安感が顕著。PBRは0.627倍と1倍未満で、資産価値に対しても割安。配当利回り4%は平均12.73%を下回るが、それでも利回りは確保されており、配当性向30.4%は健全。ROEは6.97%と低めだが、業績は回復基調にあり、今後の改善が期待される。割安ではあるが、成長性には課題が残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.5倍39.6倍
PER (予想)8.7倍
PBR0.64倍2.44倍
ROE7.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は回復基調にあり、直近の2025年3月期は売上高が過去最高を更新し、営業利益率も改善した。強気派は、物流効率化やPB商品の拡大による収益構造の改善、さらには外食・中食需要の取り込みによる成長を評価する。一方、弱気派は、小売業界の再編や競争激化による値下げ圧力、人件費・物流費の上昇が収益を圧迫するリスクを警戒する。また、直近の株価上昇(1年で25%上昇)が業績改善を織り込み済みかどうかも論点となる。

プラスに働く材料7
  • 収益改善の勢い

    直近2期で営業利益率が4.1%から4.38%へ向上し、売上高も2桁増を継続

  • 中食・外食市場の追い風

    単身世帯や共働き世帯の増加で惣菜やカット野菜などの需要が拡大

  • 割安なバリュエーション

    PER9.4倍、PBR0.63倍と業績水準に比べ割安感がある

  • 売上高が3期連続増収で137億円通年影響

    2026/3期売上高137億円は前期比12.3%増

  • 営業利益が5億円から6億円に増益通年影響

    2026/3期営業利益6億円は前期比20%増

  • PBR0.63倍と解散価値割れ継続影響

    PBR0.63倍は純資産比で37%のディスカウント

  • 配当利回り3.96%の株主還元通年影響

    配当利回り3.96%は小型株として魅力的

マイナスに働く材料7
  • 卸売業の薄利構造

    利益率4%台は低く、値下げ圧力やコスト増でさらに圧迫される懸念

  • 小売再編のリスク

    顧客である中小スーパーの統廃合や仕入条件の見直しで取引が失われる恐れ

  • 競争激化

    大手卸やネットスーパー企業の台頭で市場シェアを奪われる可能性

  • 営業利益率4.38%と低収益構造通年影響

    2026/3期営業利益6億円は売上高137億円の4.38%のみ

  • ROE6.97%と資本効率の低さ継続影響

    ROE6.97%はPBR0.63倍の一因

  • 営業利益6億円と絶対額が小さい通年影響

    営業利益6億円は業績変動で容易に消える規模

  • 時価総額41億円と小型株リスク継続影響

    時価総額41億円は流動性が薄く売りで下落しやすい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
中食・外食需要を取り込めているか確認するため
営業利益率
物流効率化やPB化による改善が続くかを見る
PB商品の売上比率
収益性向上の鍵となる自社商品の拡大度合いを測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+8.3%いまの株価に対する利回りは3.90%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
3.90%
いまの株価に対して
配当性向
30.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月35
2018年3月30−14.324.1
2019年3月3516.722.7
2020年3月4014.325.7
2021年3月400.029.2
2022年3月400.025.4
2023年3月4512.538.2
2024年3月5522.2112.1
2025年3月609.140.3
2026年3月658.330.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,920人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.6%を占め、残る71.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他61.161.559.260.667.466.1
事業法人25.525.927.927.928.128.6
外国法人11.110.911.09.32.72.8
証券会社1.10.50.81.21.82.5
自己株式0.10.10.10.10.10.1
金融機関1.21.11.11.00.00.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01㈱オートバックスセブン21.26
02増田 清高11.08
03坂本 裕二9.93
04牛田 恵美子7.40
05バッファロー従業員持株会4.19
06吉田 和夫2.31
07大野 直樹1.36
08マネックス証券㈱1.07
09㈱カーメイト1.00
10㈱ソフト99コーポレーション1.00
11日本モビリティサービス㈱1.00

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+85%、1株純資産は14期で+35%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1022,0605.07.729.4
2014年3月1092,1385.27.527.5
2015年3月392,1481.821.876.2
2016年3月362,1531.621.684.4
2017年3月−82,115−0.4
2018年3月1242,1455.99.024.1
2019年3月1542,2317.05.822.7
2020年3月1432,3276.16.925.7
2021年3月1282,4035.49.729.2
2022年3月1552,5016.36.725.4
2023年3月1422,5595.67.938.2
2024年3月492,5581.927.8112.1
2025年3月1472,6455.68.940.3
2026年3月1892,7737.08.730.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額114百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
坂本裕二代表取締役 社長執行役員 営業本部長65232,863
牧野博章取締役 常務執行役員 営業副本部長5112,662
日下部直喜取締役 常務執行役員 管理本部長609,562
藤田俊介取締役(監査等委員)788,000
井手秀博取締役(監査等委員)71
山口乾取締役(監査等委員)76

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)310410435
取締役(社内)1555
社外取締役2553

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容643字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(㈱バッファロー)、連結子会社である㈱バッファローフードサービス及び非連結子会社1社並びにその他の関係会社である㈱オートバックスセブンにより構成されております。当社グループの事業内容は、オートバックス事業及び飲食事業を営んでおり、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 オートバックス事業は、当社が㈱オートバックスセブンの運営する「オートバックス」のフランチャイジーとして、一般消費者へのタイヤ・ホイール、カーエレクトロニクス、オイル・バッテリー等のカー用品の販売及び取り付けサービスを主たる業務とし、道路運送車両法に基づく指定自動車整備業の認定を受けた車検・整備のほか、自動車の買取り及び販売、自動車保険サービス(代理店業務)を行っております。 また、飲食事業は、連結子会社である㈱バッファローフードサービスが㈱焼肉ライクの運営する「焼肉ライク」及び㈱ピソラの運営する「PISOLA」のフランチャイジーとして飲食サービスの提供を行っております。 なお、子会社㈱ファイバーワーク(議決権所有割合100.0%)は、当社グループの経営成績及び財政状態に与える影響が軽微であるため、連結の範囲から除いております。 [事業系統図] (注)オートバックス事業における店舗土地建物賃借契約物件のうち、㈱オートバックスセブンが賃借している物件を、当社が転借するものであります。
経営方針・対処すべき課題4,980字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「接客こそ人間形成である」という人材育成の信念の下に、創業時より一貫して、接客販売を基本とした固定客づくりを実践してまいりました。今後も接客・接遇の質を高めていくことに継続して取り組み、接客販売を通して、お客様に最良の商品・技術・サービス・情報を提供してまいります。 また、企業の社会的責任を常に意識し、コンプライアンス及びリスク管理や安全管理への徹底を期すとともに、適切なディスクロージャーによる透明性の高い経営と積極的かつ健全な事業活動により、ステークホルダーの皆さまの信頼に応えてまいります。 (2)経営環境 ①  企業構造 当社グループは、「オートバックス事業」及び「飲食事業」の2つのセグメントから構成されており、統一の経営方針のもと、各事業会社の独自性を尊重し事業運営を行うことを基本としております。 オートバックス事業は、㈱バッファローにおいて、㈱オートバックスセブンが運営する「オートバックス」のフランチャイジーとして、埼玉県南西部から東京都北部において15店舗を展開し、カー用品の小売販売等を行っております。事業エリアを集約していることから統一した事業運営が可能となっており、業績も良好に推移しております。 飲食事業は、連結子会社㈱バッファローフードサービスにおいて、㈱焼肉ライクが運営する「焼肉ライク」のフランチャイジーとして都市部の繁華街を中心に5店舗を展開し、個人のお客様をメインターゲットとした焼肉店を運営しております。また、新たにイタリアンレストラン「PISOLA」を運営する㈱ピソラとフランチャイズ契約を締結し、2024年4月に第1号店となる「PISOLA三郷店」をオープンいたしました。「PISOLA」店舗は当連結会計年度末時点で5店舗を展開しており、新たな客層の取り込みによる飲食事業の本格化を推し進めております。 ②  市場環境及び顧客の動向 オートバックス事業が所属するカー用品市場は、自動車保有台数の減少、消費者の節約志向及び若年層の車離れ等により市場規模の縮小傾向が継続しており、また、ネット通販事業者をはじめとした異業種の参入により価格競争が激化している等、今後も厳しい市場環境が続くものと予想しております。しかし、その一方で、昨今の自動車産業は変革期を迎えており、自動運転・運転支援機能等の先進安全技術の普及に伴いカーアフター市場においても、高度な整備技術が求められており、車両メンテナンスを中心とした事業機会がさらに高まるものと考えております。 飲食事業につきましては、慢性的な人手不足や激しい価格競争により、厳しい事業環境が続いております。また、ライフスタイルの多様化や少子高齢化等の社会的要因から食のニーズの多様化が今後も一段と進むことが予想されており、当社グループでは焼肉のファストフード「焼肉ライク」とイタリアンレストラン「PISOLA」の展開により、お客様の多様なニーズに応えてまいります。 ③  競合他社の状況及び優位性 オートバックス事業が所属するカー用品市場は既に成熟しており、各店舗の商圏エリアには複数の競合店が存在しております。また、近年はネット通販業者の参入による影響も顕在化している状況にあります。特にタイヤに関しては、同業他社やネット通販業者との競合が年々激しさを増しております。 オートバックス事業においては、創業時から社員の接客販売を通して、多くのお客様から支持され信頼される店舗営業を志してまいりました。今後も接客・接遇への取り組みを継続して、顧客満足度の向上を図り固定客を増やしてまいります。また、「クイック・エコ・リペア」等のピットサービスメニューを他社に先駆けて開発・導入した実績もあり、今後もピットサービスメニューを中心としたオリジナルメニューの開発を継続し、競争力の強化を図ってまいります。 飲食事業につきましても、近隣飲食店との競合は不可避となっております。焼肉ライクでは、「1人で行ける焼肉屋」として1人1台の無煙ロースターを配置し、お客様のお好みの部位・量・たれを選べる自分だけのカスタム焼肉を提供することにより、新感覚の「焼肉ファストフード」をコンセプトに店舗を展開してまいります。イタリアンレストラン「PISOLA」は、「南国(島)のリゾートホテルのダイニング」を空間コンセプトに、食事をするだけではなく「大切なひとと記憶に残るひととき」をお過ごしいただける癒しの空間を創出し「今までのファミレスにはなかった価値」を提供してまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ■中期経営計画の推進 当社グループは、2025年3月期から2029年3月期までの5ヶ年を対象とする中期経営計画を策定し、2024年5月9日に公表しております。 1.中期経営計画の背景と概要 昨今、自動車産業は100年に一度といわれる変革期を迎え、自動運転・運転支援機能など先進安全技術の開発、普及が進んでおり、国内のカーアフター市場においては、次世代自動車の整備技術への対応が必須となる一方、自動車整備士の減少による人手不足といった懸念事項も顕在化しつつあります。また同業他社やディーラー、ネット販売関連企業との競合はより一層激しさを増しており、少子高齢化による顧客構成の変化、顧客ニーズの多様化など、当社を取り巻く環境は今後も大きく、急速に変化するものと予想されます。 このような状況の中で当社は、チェン本部のエリア戦略と連携しつつ、更なる成長戦略を推進していくことを目的に2025年3月期を初年度とする5ヶ年計画「中期経営計画2024」を策定致しました。 2.「中期経営計画2024」の基本方針 「クルマのことならオートバックス」の実践を通じ、オートバックスFCチェーン屈指の接遇・接客力とピットサービスの技術力を土台とする地域ナンバーワン店となり、お客様に安全と安心を提供し続け、オートバックス事業の更なる業容拡大と発展を目指します。 また新たな企業価値を生み出すべく、外食チェーン店による飲食事業を本格化させ、オートバックス事業とともに確固たる経営の柱へと構築し、より厳しさを増し急速に変化し続ける経営環境を乗り越えるための経営基盤を、企業グループとして確立することにより、業績の向上と更なる企業成長を目指してまいります。 3.経営目標と目標達成のための重点施策 (1)経営目標(2029年3月期) (百万円) 指標   (基準年度) 2024年3月期実績   2029年3月期目標   増減率 売上高   11,216   16,300   45.3%増 経常利益   459   1,000   117.6%増 (2)事業戦略 a.オートバックス事業 <商品戦略> ① ピットサービス ・「安心と信頼のオートバックス車検」による車検・整備の顧客数拡大 ・当社オリジナル商品「クイック・エコリペア」等による板金・塗装サービスの顧客数拡大 ・車の「美観」に関わる各種ピットサービスメニューの拡販 ② タイヤ販売 ・競合店及びネット販売に負けない「安さと豊富な品揃え」により、リアル店舗の魅力を最大限に生かす売場展開 ・低価格帯商品の品揃えと販売強化 ・Web予約システムやデジタル販促、タブレットの活用による接客販売等、販売効率の向上 ③ 自動車(中古車・新車)販売 ・買取査定システムの活用による買取査定件数向上 ・車検見積り、12ヶ月点検時での買取査定推進 ・安心と信頼に基づくブランド訴求 <マーケティング戦略> ① オートバックス・チェングループ内、接遇優秀法人としての強みを更に進化させ、リアル店舗の利便性、快適性を追求 ② オートバックス会員アプリとLINEアプリの活用による販促施策の推進と会員数の拡大 <出店戦略> 前中期経営計画において未達となった出店計画を当中期経営計画に持ち越し、2029年3月期までに5店舗の出店を計画し、20店舗体制によるオートバックス事業の展開を目指す。 <人材戦略> ① 「フレンドリー」で「プロフェッショナル」な人材の育成 ・オートバックスカスタマーボイス・プログラム等、接客・接遇に関する教育への継続的な取組みにより接遇力向上を社風化 ・高度化する車検・整備に対する知識と技術を備えた専門スタッフの育成② 接遇を社風化するための従業員のモチベーション向上 ② 接遇を社風化するための従業員のモチベーション向上 ・働きがいのある、いきいきとした明るい職場への整備 ③ 国内及び海外からの人材確保・新規出店およびピットサービス部門の更なる業容拡大に向けた優秀且つ安定的な人材の確保 b.飲食事業 当社は2019年に100%子会社「㈱バッファローフードサービス」を立ち上げ、飲食事業を新たな事業領域とし、㈱焼肉ライクのフランチャイジーとして『焼肉ライク』の店舗運営を開始し、外食店ビジネスに関するノウハウを高めてまいりました。またイタリアンレストラン『PISOLA』をフランチャイズチェーン展開する㈱ピソラ(本社:滋賀県草津市/代表取締役:鬼界友則)と新たにフランチャイズ契約を締結し、2024年4月4日、1号店となる『PISOLA三郷店』をオープンいたしました。飲食事業店舗は現在(2026年3月末時点)、『PISOLA』5店舗、『焼肉ライク』5店舗、合計10店舗となりましたが、新たな事業の柱を確立させるべく、今後も事業計画を推進してまいります。 4.資本コストや株価を意識した経営の実践 当社の資本収益性はROEが資本コストを下回る水準であるものの、平均的には5~6%で安定的に推移しております。一方の市場評価の面では、中期的に株価は上昇傾向にあるものの、PBRが1倍を下回る常況となっております。 当社は創業からオートバックス事業を営み、店舗の出店地域に根差した事業運営と独立採算を志向し、地域のお客様やお取引企業様を始めとする皆さまと共に歩みを進めてまいりました。今後もこの思いは変わることはありませんが、当社が持続的な成長を継続していくためには、オートバックス事業への取り組みにとどまらず、新たな事業を育成していくことも当社の課題であるものと考えており、当「中期経営計画2024」におきまして、成長投資として、オートバックス店舗の出店推進とともに、新たな事業の柱を構築すべく、イタリアンレストラン『PISOLA』出店による飲食事業の確立に取り組む方針です。 株主還元につきましては、安定配当の継続を基本方針としつつも、事業の成長に応じた還元を行ってまいりたいと考えており、オートバックス事業および飲食事業の今後の出店資金につきましては、先ずは内部留保資金を活用し、状況に応じて有利子負債等を有効活用してまいります。 ■その他の対処すべき課題 内部統制につきましては、ステークホルダーから信頼される企業であり続けるために、企業倫理の重要性を認識し、経営の健全性、経営の意思決定と業務執行の透明性・公正性を確保すべく、コーポレート・ガバナンスの充実及び法令遵守の徹底に努めてまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、企業価値の継続的向上を実現する指標として、売上高経常利益率を重視しております。同指標は、販売活動や財務活動の結果を内包しており、事業・経営の効率性を総合的に表すものと考えております。今後も、商品の価格競争に左右されない企業体質を維持し、安定した収益の確保を行い、コスト削減に努めるとともに、指標の推移を注視し経営にフィードバックさせてまいります。また、中長期的にROEや株主還元の水準向上を図る方針であり、「中期経営計画2024」の進捗を注視してまいります。
事業等のリスク3,275字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)競合等について (発生可能性:高  影響度:高) 当社グループが属するカー用品市場及び外食市場は、既に成熟しており、商圏エリアには多数の競合店が存在しております。当社グループの事業競争力が相対的に低下した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、接客・接遇への取り組みにより顧客満足度の向上を図り固定客の増加に努めてまいります。また、オートバックス事業においては、オリジナルのピット・サービスメニューを展開すること等により、競争力の強化を図ってまいります。飲食事業においては、焼肉のファストフード「焼肉ライク」とイタリアンレストラン「PISOLA」の展開により、お客様の多様なニーズに応えてまいります。 (2)フランチャイズチェン契約の出店計画への影響について (発生可能性:低  影響度:高) 当社グループは、フランチャイズ本部(フランチャイザー)とのフランチャイズ契約のもとで店舗を展開し事業を行っております。フランチャイズ契約においては、新規出店の際にフランチャイズ本部の許諾を得る旨が定められており、立地環境、地域特性及び採算性等を勘案し、出店の可否決定がなされます。フランチャイズ本部サイドの可否決定により、計画どおりの出店ができない場合には、当社グループの業績に影響が生じる可能性が有ります。 通常、出店案件の開発や企画につきましては、フランチャイズ本部サイドと連携し共同作業にて進めており、今後も、緊密に連携を図りつつ、出店計画の立案を積極的に行い、出店による事業領域の拡大を進めてまいります。 (3)出店に関する規制等について (発生可能性:低  影響度:高) 今後のオートバックス事業の運営に当たり、新規出店等に際して、「大規模小売店舗立地法」(以下、「大店立地法」という)の規制対象になる可能性があります。大店立地法は、売場面積1,000㎡超の店舗を新規出店する場合及び増床により売場面積が1,000㎡超の店舗になる場合に、騒音、交通渋滞、ゴミ処理問題等、出店近隣住民に対し生活環境を守る立場から都道府県又は政令指定都市が一定の審査・規制を行う目的で施行されたものであります。また、「大店立地法」と同時に成立した「改正都市計画法」において、地方自治体の裁量で出店規制地域が設定される等、今後の新規出店及び増床について法的規制が存在しており、法的規制等により計画どおりの出店ができない場合には、今後の当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 現時点において、上記の法的規制を受けている店舗はありませんが、当社グループとしては、出店計画段階から地域住民、自治体との調整を図りながら出店していく方針であります。 (4)天候による影響について (発生可能性:中  影響度:中) オートバックス事業において取り扱う商品のうち、スタッドレスタイヤ・タイヤチェーン等の冬季カー用品については、冬季の天候により販売量が大きく左右されることがあります。暖冬となれば販売量が減少し、降雪状況により特需が生じることがあります。 当社グループでは、天候に大きく左右されない安定した収益を確保するための取り組みの一環として、中期経営計画の課題に車検・整備、板金・塗装等の比較的季節変動の影響を受けにくいメンテナンス分野を対象とするピット・サービスの業容拡大を掲げ推進しております。また、自動車保険サービス(代理店業務)の取扱いにも注力しており、今後も様々なサービス提供により収益の拡大と安定化に努めてまいります。 (5)法令遵守・訴訟リスク (発生可能性:低  影響度:高) 役員及びグループ従業員の故意又は過失による法令に違反する行為が発生した場合、当社グループの業績に影響を与えるような損害賠償を求められる事案が発生する可能性があります。また、当社グループの保有する顧客情報は、その取り扱いについては十分注意を払っておりますが、不正行為などにより顧客情報が外部に漏洩した場合、社会的信用が失墜し、当社グループの業績に影響を与える場合があります。 当社グループでは、社会的責任と公共的使命を全うするために「㈱バッファロー  コンプライアンスコード」、「内部通報規程」及び「個人情報保護規程」等を制定し、役員を含むグループ従業員の遵法意識向上を図っております。 (6)災害リスク (発生可能性:中  影響度:中) 当社グループが店舗を展開する地域において、火災、地震、台風その他の災害が発生し、当該店舗が損傷又は役職員の死亡・負傷による欠員があった場合、売上高の減少又は原状復帰や人員の補充にかかる費用によって、当社グループの業績に影響を与える場合があります。 なお、当社グループは、災害による不測の事態に備えるため、緊急時の対応に関する経営危機対策規程を整備するとともに、避難・消防用設備の維持管理をはじめ、消防に関する計画・訓練を日々の業務に落とし込むなど、社内コンプライアンス体制を構築し、リスクの低減に努めております。 (7)店舗営業 (発生可能性:低  影響度:高) 当社グループの店舗運営において、廃棄物の処理、有害物の取り扱い、ピット作業における事故発生、顧客の個人情報に関する取扱い、店舗敷地内でのその他の事故の発生、食品衛生管理等におけるリスクがあります。これらは直接的、もしくは顧客の店舗に対する心証悪化に伴う客数減少等によって、間接的に当社グループの業績に影響を与える場合があります。 フランチャイズチェン本部より、当該リスクを防止するために、事例情報による注意喚起や指導が随時行われている他、各種法令及び社内ルールの遵守・徹底に努め、リスク顕在化の低減を図っております。 (8)人材確保 (発生可能性:高  影響度:中) 当社グループの属する小売・外食業界は、少子高齢化等の要因により採用難・人手不足の傾向が強まっております。今後の業界全体における労働需給の変化により人材確保に係る各種コストが上昇し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの事業が継続して成長していくためには、人材の確保と育成が不可欠であると考えており、人材の採用にあたっては、新卒・中途採用をはじめ、外国人技能実習生の雇用を行うなど、採用活動の多様化を図り、優秀な人材の確保に取組むとともに、人材の育成については、社内及び社外の研修へ積極的に参加し、商品知識・接客技術・専門技術の習得を行っております。また、働き方改革の一環として、店舗定休日制度を採用し、2025年4月からは週休3日制を店舗勤務社員向けに導入しており、よりワークライフバランス重視した働きやすい職場環境づくりを推進しております。また、2024年3月期に一般社員向けのベースアップを、2025年4月からは管理職向けのベースアップを実施しており、労働環境の向上・人材の定着化を図り、全従業員が安心して働くことができる職場環境の整備に努めております。 (9)大規模な感染症の流行 (発生可能性:中  影響度:中) 未知のウイルス等による大規模な感染症の流行により、社会・経済活動が制限され事業運営が困難となるなど、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、大規模な感染症が流行した場合に備え、緊急時の対応に関する経営危機対策規程を整備しており、政府・自治体の対応を早期に把握し、店舗での感染症対策を迅速に行うこととしております。
経営成績の分析 (MD&A)14,072字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しとともに、省力化やAI関連需要を中心とした旺盛な設備投資を背景として、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米国の通商政策の動向とともに、中東情勢の緊迫化からエネルギー・資源の供給に対する懸念が高まりつつあり、今後の景気の先行きは不透明な状況が続いております。 このような環境の中、当社グループにおきましては、2024年5月9日に公表いたしました「中期経営計画2024」のもと、厳しさを増し急速に変化し続ける経営環境を乗り越えるための経営基盤の確立と更なる企業成長を目指すとともに、生活インフラである車関連事業及び外食事業を通じ地域社会に寄与すべく営業活動を行ってまいりました。 当社グループのセグメントごとの業績は、次のとおりであります。 <オートバックス事業> 当連結会計年度末におけるオートバックス事業の店舗数は、15店舗であります。当連結会計年度中における店舗の新設及び廃止はございません。 オートバックス事業が属する国内カー用品市場の環境につきましては、物価の上昇による購買力の低下等を背景に新車販売台数が前年水準を下回ることとなりましたが、一方で、車両保有期間の長期化に伴いメンテナンス・消耗品の需要は底堅く推移しており、「物を売る業界」から「車の維持を支えるサービス業」への転換が進みつつあります。 このような環境の中で当社グループは、「クルマのことならオートバックス」の実践を通じ、お客様への安全と安心の提供、顧客満足度の更なる向上に取り組んでまいりました。接遇・接客力の強化、技術力を備えた専門スタッフの育成に注力するとともに、恒常化する人手不足のなか人材確保に向けての働きやすい職場の構築を図るべく、2025年4月より店舗の勤務形態に週休3日制を導入するなど、グループ内における労働環境・ワークライフバランスの改善を進めております。販売施策といたしましては、「安心と信頼のオートバックス車検」による車検整備の更なる拡大に重点を置いており、継続的な拡販とともにスマホアプリからのピット作業予約といった利便性の向上も寄与した結果、車検の顧客件数は前年同期を上回ることとなりました。また、中期的に成長を続けてきたボディーコーティングやヘッドライトコーティング等、車の「美観」に関わるサービスメニューにつきましても、設備投資を積極的に進めるなど需要の獲得に注力しその実績を年々伸ばし続けており、ピット・サービス部門は中期経営計画のもと、様々な施策への取組みにより増収を維持しております。タイヤ販売につきましては、低価格帯商品のラインナップを強化する一方で、サイズ大型化のトレンドへの対応を図るなど、競合店及びネット販売に負けない「安さと豊富な品揃え」による魅力的な売場展開に努めた結果、販売数量・金額実績とも前年同期比で上回ることとなりました。また、オイル・バッテリー部門につきましても、Web予約システムによるオイル交換の即日作業予約などにより受け入れ態勢の強化が進み、オイル・バッテリーとも売上が増加しました。車販売部門につきましては、買取件数の減少によりオークション市場における売上台数は前年同期を下回りましたが、販売単価が上昇したことにより増収となっております。 これらの取り組みにより、オートバックス事業の売上高は11,662,799千円(前年同期比5.7%増)となりました。 <飲食事業> 飲食事業が属する外食業界は、来店客数が緩やかな回復基調で推移するなど景況は改善傾向にありますが、インバウンド需要の地域的な偏り等の要因により業績の二極化が進んでおり、また、原材料価格の高騰、人材コストの上昇等の影響から、依然として厳しい経営環境が続いております。 当社グループは、子会社である「㈱バッファローフードサービス」において、㈱焼肉ライクのフランチャイジーとして運営を行ってきた『焼肉ライク』とともに、イタリアンレストラン『PISOLA』をチェン展開する㈱ピソラとのフランチャイズ契約により、2024年4月に当社第1号店「PISOLA三郷店」を開設いたしました。『PISOLA』は前連結会計年度末までに3店舗を展開しており、2025年5月15日に「PISOLA熊谷月見町店」、2025年8月1日に「PISOLA戸田公園店」を新たにオープンし、更なる事業規模拡大を目指しております。 『PISOLA』は、「南国(島)のリゾートホテルのダイニング」を空間コンセプトに、食事をするだけではなく「大切なひとと記憶に残るひととき」をお過ごしいただける癒しの空間を創出する「今までのファミレスにはなかった価値」の提供を志向しており、「焼肉のファストフード」をコンセプトとして展開している『焼肉ライク』とともに、新たな客層の獲得に取り組んでまいる所存であります。 これにより当連結会計年度末における飲食事業の店舗数は、『PISOLA』が2店舗増加し5店舗、『焼肉ライク』は5店舗の計10店舗となっております。 当社グループといたしましては、新たに営業を開始した『PISOLA』業態店舗の周辺地域への認知度向上を図るとともに、既存店舗につきましては、特定技能外国人の採用をはじめ、効率的な人員の配置、食材管理の徹底によるロスの削減等により、収益構造の改善に取り組んでまいります。 これらの取り組み及び店舗数増加の影響により、飲食事業の売上高は2,043,755千円(前年同期比77.9%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。 a. 財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は6,125,537千円となり、前連結会計年度末に比べ454,416千円(前連結会計年度末比8.0%)増加しました。これは主に流動資産のその他に含まれる未収入金の減少84,507千円に対して、現金及び預金447,286千円及び商品53,491千円が増加したことによるものであります。固定資産は3,706,394千円となり、前連結会計年度末に比べ268,963千円(同7.8%)増加しました。これは主に差入保証金25,673千円の減少に対して、有形固定資産が297,812千円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は9,831,932千円となり、前連結会計年度末に比べ723,380千円(同7.9%)増加しました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は1,818,893千円となり、前連結会計年度末に比べ47,556千円(前連結会計年度末比2.7%)増加しました。短期借入金が279,410千円減少する一方で、1年内返済予定の長期借入金116,064千円、買掛金61,003千円、未払法人税等46,295千円など複数の増加要因が重なった結果、全体では増加となりました。固定負債は1,514,045千円となり、前連結会計年度末に比べ374,217千円(同32.8%)増加しました。これは主に長期借入金322,294千円及び退職給付に係る負債40,480千円が増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は3,332,938千円となり、前連結会計年度末に比べ421,773千円(同14.5%)増加しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は6,498,993千円となり、前連結会計年度末に比べ301,606千円(前連結会計年度末比4.9%)増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上及び配当金の支払の結果として利益剰余金が301,572千円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は66.1%となりました。 b. 経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高13,706,554千円(前年同期比12.5%増)、営業利益605,419千円(同18.1%増)、経常利益650,709千円(同19.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益442,177千円(同28.6%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ451,186千円増加し、3,729,991千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、929,095千円となりました。これは主に、法人税等の支払額176,011千円及び棚卸資産の増加額56,020千円に対して、税金等調整前当期純利益の計上650,709千円及び減価償却費の計上243,672千円等があったためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、460,901千円となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入207,200千円に対して、有形固定資産の取得による支出464,852千円及び定期預金の預入による支出203,300千円等があったためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、17,007千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入580,364千円及び短期借入れによる収入483,187千円に対して、短期借入金の返済による支出762,597千円、長期借入金の返済による支出142,006千円及び配当金の支払額140,605千円があったためであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   73.2   72.8   70.6   68.0   66.1 時価ベースの自己資本比率(%)   30.6   31.7   37.6   33.5   39.0 キャッシュ・フロー対 有利子負債比率(年)   0.2   0.4   0.4   1.3   1.0 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   98.7   61.9   56.4   45.2   50.3 自己資本比率:株主資本/総資産 時価ベースの株主資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い (注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 2.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。 3.営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を用いております。 4.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式を除く)により算出しております。 ③仕入及び販売の実績 当連結会計年度の仕入及び販売の実績は次のとおりであります。 a. 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント     前連結会計年度 (自 2024年4月1日     至 2025年3月31日)       当連結会計年度 (自 2025年4月1日     至 2026年3月31日)     対前期 増減率 (△は減少) (%) 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%) オートバックス事業   5,426,517   92.9   5,489,711   88.9   1.2 飲食事業   413,127   7.1   685,900   11.1   66.0 合計   5,839,644   100.0   6,175,612   100.0   5.8 b. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント     前連結会計年度 (自 2024年4月1日     至 2025年3月31日)       当連結会計年度 (自 2025年4月1日     至 2026年3月31日)     対前期 増減率 (△は減少) (%) 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%) オートバックス事業   11,037,083   90.6   11,662,799   85.1   5.7 飲食事業   1,148,571   9.4   2,043,755   14.9   77.9 合計   12,185,655   100.0   13,706,554   100.0   12.5 c. 品目別販売実績 当連結会計年度の販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目別     前連結会計年度 (自 2024年4月1日     至 2025年3月31日)       当連結会計年度 (自 2025年4月1日     至 2026年3月31日)     対前期 増減率 (△は減少) (%) 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%) ピット・サービス工賃   3,454,514   28.3   3,840,146   28.0   11.2 タイヤ・ホイール   2,937,776   24.1   3,140,218   22.9   6.9 飲食   1,148,571   9.4   2,043,755   14.9   77.9 アクセサリー・メンテナンス用品   1,756,240   14.4   1,757,973   12.8   0.1 オイル・バッテリー   1,131,274   9.3   1,235,223   9.0   9.2 車販売   845,781   6.9   861,691   6.3   1.9 カーエレクトロニクス   851,008   7.0   785,427   5.7   △7.7 その他   60,488   0.5   42,118   0.3   △30.4 合計   12,185,655   100.0   13,706,554   100.0   12.5 (注)各品目の主な内容は、次のとおりであります。 品目   主な内容 ピット・サービス工賃   オイル交換、タイヤ交換、各種用品取付、板金・塗装、車検・整備、ボディーコーティング、ヘッドライトコーティング、車内クリーニング タイヤ・ホイール   夏用タイヤ、冬用タイヤ、アルミ・スチールホイール 飲食   店舗における飲食サービス アクセサリー・メンテナンス用品   チャイルドシート、キャリア、チェーン、車内アクセサリー、ドレスアップ用品(ステアリング、シート、ランプ等)、チューンナップ用品(エアロパーツ、マフラー、サスペンション等) オイル・バッテリー   国産・輸入エンジンオイル、国産車用・外車用バッテリー 車販売   新車及び中古自動車 カーエレクトロニクス   カーナビゲーション、カーTV、ドライブレコーダー、DVD・CDプレーヤー、スピーカー、アンプ、ETC車載器、接続具等 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度のポイント <オートバックス事業> ・ Webによるピットサービスの予約システムやオートバックスの公式アプリからの作業予約の利便性の向上に伴い、来店客数が前年同期比2.7%増。各種メンテナンス需要の取り込み強化により、車検・整備等のピットサービスをはじめ、タイヤ、オイル、バッテリー等の販売が堅調に推移した。 ・ タイヤ販売については、オートバックスグループのプライベートブランドタイヤを中心に低価格帯商品の品揃えの充実化や、各種セール企画など販促活動を強化し拡販に努めた結果、売上高は前年同期比8.8%増と伸張。気候影響による冬用タイヤの不振を夏用タイヤの伸張でフォローした。一方、カーナビ、ドライブレコーダーを主力とするカーエレクトロニクス部門は、前年同期比7.7%減と、依然減少傾向が継続。 ・ ピットサービスは前年同期比11.2%増、増収に大きく寄与した。タイヤ・ホール工賃が前年比21.2%増と伸張した他、車検整備(同9.0%増)、板金塗装(同14.7%増)等が前年を大きく上回った。また、洗車・ボディーコーティングなど車の美観向上に関するピットサービスを主とするリフレッシュ工賃(同2.4%増)も微増ながら売上を伸ばした。 ・ 車販売は、店舗での個人向けの販売が好調に伸びる一方、買取中古車の減少に伴いオークション販売の売上が減少。結果、前年同期と比べ微増(前年同期比1.9%増)に留まった。 ・ FCチェン本部である㈱オートバックスセブンは、FC加盟店舗とFCチェン本部が共に小売をより一層重視する経営を目指すべく、2024年4月にFCチェンパッケージの変更が行われ、以降、当社の売上総利益及び販売費及び一般管理費が、それ以前の水準と比べ増加しているが、これによる営業利益の変動は僅少。   <飲食事業> ・ 来店客数が緩やかな回復基調で推移するなど景況は改善傾向にあるが、人材コストや物流コストの高騰の影響から依然として厳しい経営環境が続いている。円安を背景に物価高・原材料高が続き、外食店においてもメニュー価格改定が断続的に行われたことから、客単価上昇が外食の売上の押し上げ要因となる反面、業態によっては価格上昇で客数の頭打ち感が生じている他、インバウンド需要の地域的な偏り等も要因となり、業績の二極化が進行。 ・ 開始から2期目となるイタリアンレストラン『PISOLA』(ピソラ)が、前期出店した3店舗が通期営業となった他、当期における2店舗の新規出店(4号店・5号店)により、飲食事業のセグメント売上高は前年同期比77.9%増と大幅に増加。『焼肉ライク』は、前期末(6店舗)から1店舗退店し、5店舗にて営業。 ・ 『焼肉ライク』が店舗オペレーションの見直しやコスト低減により黒字業績となり、『PISOLA』(ピソラ)においては、前期にて出店した店舗の業績黒字化が進む一方、2店舗の新規出店に伴う初期費用が影響。結果、飲食事業のセグメント損失額は39百万円となり、依然赤字の業績ながら前期と比べ65百万円減少した。 a. 財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末における資産合計は、9,831,932千円(前連結会計年度比7.9%増)となりました。資産合計の増減の主な内訳は、次のとおりであります。 ・ 現金及び預金は、営業活動による資金獲得及び金融機関からの借入れ等により、前連結会計年度末と比較し447,286千円増加し3,829,991千円となりました。 ・ 流動資産のその他に含まれる未収入金が84,507千円減少しております。これはオートバックス事業における仕入リベート額の減少によるものであります。 ・ 固定資産は268,963千円の増加となりました。当連結会計年度の設備投資総額は544,816千円であり、前連結会計年度から44,733千円減少しております。 (負債合計) 当連結会計年度末における負債合計は、3,332,938千円(前連結会計年度比14.5%増)となりました。負債合計の増減の主な内訳は、次のとおりであります。 ・ 買掛金が61,003千円の増加となりました。オートバックス事業における商品仕入価格の上昇と、飲食事業における店舗数の増加が主な要因となっております。 ・ 当連結会計年度中において、当社グループの所要資金として金融機関より借入金の調達を行っております。借入金の調達及び返済の結果、短期借入金が279,410千円減少する一方で、1年内返済予定の長期借入金116,064千円及び長期借入金322,294千円が増加しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、6,498,993千円(前連結会計年度比4.9%増)となりました。純資産の増減の主な内訳は、次のとおりであります。 ・ 親会社株主に帰属する当期純利益442,177千円を計上しました。 ・ 当連結会計年度における配当金の支払額は140,605千円(第43期期末配当70,302千円、第44期中間配当70,302千円)となっております。 b. 経営成績 (売上高) オートバックス事業の売上高は11,662,799千円(前年同期比5.7%増)の増収となりました。各品目における売上高の増減要因は次のとおりであります。 ・ ピット・サービス工賃部門の売上高は、3,840,146千円(前年同期比11.2%増)の増収となりました。タイヤ・ホイール工賃が物販の好調を反映して大幅に伸長したほか、板金塗装、車検・整備の売上も増加しております。また、美観に関するサービスメニューを主な商材とするリフレッシュ工賃も前年同期の水準を上回る結果となりました。 ・ タイヤ・ホイール部門の売上高は、3,140,218千円(前年同期比6.9%増)となりました。暖冬傾向となったことでスタッドレスタイヤの需要が減少しましたが、車両保有年数の増加による履き替え需要は底堅く、全体では販売数量・販売金額とも前年同期を上回ることとなりました。 ・ アクセサリー・メンテナンス用品部門の売上高は、1,757,973千円(前年同期比0.1%増)となりました。内訳としては、タイヤチェーンが大幅に減少する一方で、ワイパー、芳香・消臭剤及びカーケア用品等が増加しております。 ・ オイル・バッテリー部門の売上高は1,235,223千円(前年同期比9.2%増)となりました。Web予約システムを経由しての取り扱い件数増加とともに販売単価の向上も寄与し、前連結会計年度からの増加基調が持続しております。 ・ 車販売部門の売上高は861,691千円(前年同期比1.9%増)となりました。中古車買取件数の伸び悩みによりオークション市場における販売台数は前年同期を下回ることとなりましたが、個人向け販売の好調が補う形となり増収となりました。 ・ カーエレクトロニクス部門の売上高は、785,427千円(前年同期比7.7%減)の減収となりました。主要な商材であるカーナビゲーションは、高付加価値商品に対する一定の需要がある一方で、新車における標準装備化・携帯端末による機能代替が進んでおり、市場規模の縮小が続いております。 ・ オートバックス事業の来店客数につきましては、Web予約システムや公式アプリ等による集客施策とともに、レジャー等による堅調な外出需要が下支えする形となり、前連結会計年度から2.7%増加しました。 飲食事業は、前連結会計年度より新たに運営を開始したイタリアンレストラン『PISOLA』の事業展開を進めており、当連結会計年度末における同業態の店舗数は、前連結会計年度末から2店舗増加して5店舗となりました。『PISOLA』は、「食事に留まらない癒しの空間」を訴求力として新たな客層の獲得を目指しており、周辺地域への認知度アップとサービスの質的向上に注力しております。既存店舗となります『焼肉ライク』につきましては、原材料費と人件費の高騰が続く中で、価格改定による対応を余儀なくされる状況にあり、販売単価が上昇する一方で来店客数への下押し圧力が強まっております。 当連結会計年度における飲食事業の業績につきましては、店舗数の増加を反映して売上高2,043,755千円(前年同期比77.9%増)の大幅な増収となり、また客数につきましても、前連結会計年度の実績を上回ることとなりました。 (売上原価及び売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は、飲食事業における店舗数の増加を反映して前連結会計年度より301,080千円増加し6,119,586千円となりました。これにより売上総利益は、前連結会計年度より1,219,818千円増加して7,586,968千円となりました。 (販売費及び一般管理費並びに営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度より1,127,136千円増加し6,981,549千円となりました。飲食事業における店舗数の増加と、賃金水準及び採用コストの上昇等により人件費が増加したほか、売上高の増加に伴い支払ロイヤリティが増加しております。これにより営業利益は、前連結会計年度より92,682千円増加し605,419千円となりました。 (営業外収益及び営業外費用並びに経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度より22,483千円増加し81,200千円となりました。営業外収益の主な内訳は、自然災害等による受取保険金22,486千円、受取利息及び配当金17,981千円であります。営業外費用は、前連結会計年度より8,877千円増加し35,910千円となりました。営業外費用の主な内訳は、支払利息18,095千円、固定資産圧縮損12,145千円であります。これにより経常利益は、前連結会計年度より106,289千円増加し650,709千円となりました。 (特別利益及び特別損失並びに税金等調整前当期純利益) 当連結会計年度における特別利益及び特別損失はございません。税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度より106,289千円増加し650,709千円となりました。 (法人税等合計及び親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の税効果会計適用後の法人税等合計は前連結会計年度と比較し7,991千円増加し208,531千円となりました。これにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度より98,297千円増加し442,177千円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に関する情報 a. キャッシュ・フローの状況 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、929,095千円の収入となり、前連結会計年度に比べ333,493千円資金収入が増加しました。仕入債務の増減による影響が前期の減少から増加へ転じたことで157,126千円増加したほか、税金等調整前当期純利益の計上額が106,289千円増加したことが主な要因となっております。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、460,901千円の支出となり、前連結会計年度に比べ資金支出が196,511千円減少しております。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が154,331千円減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、17,007千円の支出となりました(前連結会計年度は393,428千円の収入)。増減の主な内訳は金融機関からの借入金の調達及び返済によるものであり、長期借入れによる収入が232,364千円増加する一方で、短期借入れによる収入が326,823千円減少し、短期借入金の返済による支出が217,297千円、長期借入金の返済による支出が103,744千円、それぞれ増加しております。 b. 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金については、主として営業活動により獲得したキャッシュ・フローを源泉とし、自己資金を中心に安定的に賄っております。一方、設備投資資金については、成長投資の機動性と資本効率の最適化を踏まえ、増資、金融機関からの借入、リース契約および延払売買契約を組み合わせた多様な調達手段を活用しております。 当連結会計年度末における有利子負債の状況は、1年内返済予定の長期借入金185,652千円および長期借入金562,444千円となっております。また、リース債務の残高は72,456千円(1年内返済予定分を含む)、流動負債のその他に含まれる未払金のうち長期未払金の1年内返済予定分は24,434千円、固定負債のその他に含まれる長期未払金の残高は60,000千円であり、返済期限の分散および金利水準を踏まえた適切な負債管理を継続しております。 運転資金の主な使途は、店舗運営に係る商品仕入、人件費および各種販売管理費の支払であり、季節要因や需要動向を踏まえた資金繰り管理を実施しております。設備投資資金については、新規出店に伴う店舗建物・設備、差入保証金および建築協力金等が中心となります。当連結会計年度においては、オートバックス事業の一部店舗における店内改装や設備更新(店内装備・ピット設備の刷新)に加え、飲食事業における新規出店を推進し、設備投資総額は544,816千円となりました。 当社グループは、持続的成長と財務健全性の両立を基本方針とし、営業キャッシュ・フローを基軸としつつ、投資機会や金利動向、資本コストを総合的に勘案した資金調達を行ってまいります。また、手元流動性の確保にあたっては、必要運転資金および短期的な資金需要を十分にカバーできる水準を維持することを重視しております。なお、当連結会計年度末における現金及び預金残高は3,829,991千円であり、現時点において短期的な資金繰りに懸念はなく、十分な流動性を確保しているものと認識しております。さらに、将来的な事業環境の変化や不確実性にも備え、資金調達余力の確保および財務柔軟性の維持に努めております。 c. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として、売上高経常利益率を重視しております。 売上高経常利益率の推移 指標   前連結会計年度 (2025年3月期)   当連結会計年度 (2026年3月期)   前連結会計年度比 売上高   12,185,655千円   13,706,554千円   12.5%増 経常利益   544,420千円   650,709千円   19.5%増 売上高経常利益率   4.5%   4.7%   0.2ポイント増 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要な事項につきましては、過去の実績等を勘案し、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる可能性があります。連結財務諸表の作成に当たって採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。また、連結財務諸表を作成するにあたって行った会計上の見積りのうち、当該会計上の見積りが翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクを有するものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 当社グループでは、主に次に掲げる会計上の見積りが財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすものと考えております。 a. 固定資産の減損 当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、店舗を基本単位としてグルーピングを行い、収益性が著しく低下した資産グループについて、帳簿価額を回収可能価額まで減損し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。 減損の兆候、認識、測定において使用した営業活動から生ずる損益又はキャッシュ・フローの見込みや将来キャッシュ・フローは、翌期以降の損益計画に基づいて見積りを行っており、当該損益計画には売上高、粗利率、経費等に一定の仮定が含まれております。 これらの見積り及び仮定には、不確実性が伴っており、市場環境の変化等によりその見積りの前提とした仮定に変更が生じた場合には、営業活動から生ずる損益又はキャッシュ・フローや将来キャッシュ・フローが変動することにより、追加の減損損失の計上が必要となることがあります。 b. 繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について、将来の回収可能性が低下した場合に評価性引当額を計上することとしております。評価性引当額の計上要否の評価にあたっては、将来の課税所得の慎重な検討を要しますが、繰延税金資産の一部又は全部を将来回収できないと判断した場合には、当該判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上いたします。また、同様に計上金額の純額を上回る繰延税金資産を今後において実現できるものと判断した場合には、当該判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を収益として計上いたします。 将来の課税所得は、翌期以降の損益計画に基づいて見積りを行っており、当該損益計画には売上高、粗利率、経費等に一定の仮定が含まれております。 これらの見積り及び仮定には、不確実性が伴っており、市場環境の変化等によりその見積りの前提とした仮定に変更が生じた場合には、将来の課税所得が変動することにより、追加の繰延税金資産の調整額の計上が必要となることがあります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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