概要
井筒屋は北九州市小倉北区に本社を置く百貨店業を主とする企業グループである。1935年に創業した老舗で、小倉本店を核に山口県にも店舗を持つ。主力の小倉本店は北九州市の中心商業地に位置し、地域のランドマークとなっている。2026年2月期の連結売上高は213億円、営業利益6億円。従業員数は651名。近年は売上高が微減傾向にあり、収益基盤の再構築が課題となっている。
百貨店を核とする4つの事業セグメント
当社グループは百貨店業を主軸に、友の会事業(前払式商品販売)、レストラン経営、ギフト販売・卸売を手掛ける。連結子会社である山口井筒屋は山口県で百貨店を運営し、当社から商品の供給を受ける。レストラン井筒屋は店舗内のレストラン部門を、井筒屋商事は慶弔ギフト販売や輸入製品の卸売を担う。井筒屋友の会は前払式の商品販売取次を行う。非連結子会社の井筒屋サービスが清掃を、関連会社のニシコンが情報処理サービスを提供する。2026年2月期の連結売上高213億円のうち、百貨店業の売上高が大半を占め、友の会事業がそれに続く。セグメント別の利益は開示されていないが、百貨店業が収益の中心である。
小倉本店を中心とする店舗網の変遷
現在営業中の主要店舗は小倉本店(本館・新館)と山口店の2店舗である。かつては博多店、久留米店、飯塚店、黒崎店、中津店、宇部店など福岡県・山口県に広く店舗網を持っていた。しかし、2000年の中津店閉店を皮切りに店舗閉鎖が相次ぎ、2007年博多店、2009年久留米店・飯塚店、2018年宇部店、2019年コレット井筒屋、2020年黒崎店が閉店した。現在は小倉本店と山口店の2店に加え、ゆめタウン中津内の中津ショップ、徳山デッキ内の周南ショップという小型店を運営している。店舗網の縮小により売上高は減少傾向にあるが、小倉本店は北九州市の中心商業地に位置し、地域のランドマークとして機能している。
縮小傾向にある収益と再建への取り組み
連結売上高は2014年2月期の872億円をピークに減少を続け、2026年2月期には213億円となった。営業利益は2026年2月期に6億円で、営業利益率は約3%である。2021年には資本金を1億円に減資し、財務体質の改善を図った。中期経営計画では2028年2月期に売上高227億円、営業利益率5.0%を目標とする。具体的な施策として、百貨店らしさの追求(MD・プロモーション・外商強化)、デジタル基盤の活用(アプリ・SNS)、収益基盤の多様化(地域商社構想)、経営基盤の強化(生産性向上・サステナビリティ)を掲げている。地域唯一の百貨店として存続を目指す。
業界の中での役割は地域百貨店を核とした小売・サービス提供者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01百貨店(個人消費者)主力
当社と子会社の山口井筒屋が百貨店を運営し、山口井筒屋には商品供給や共通商品券の提携を行う。店舗内のレストランは子会社のレストラン井筒屋が経営し、慶弔ギフトは井筒屋商事が販売・卸売を担う。
- 百貨店
- 衣料品、食品、雑貨などを扱う総合小売店。地域の顧客に上質な商品とサービスを提供。
- レストラン
- 百貨店内でレストランを運営し、顧客に食事の場を提供。
- 慶弔ギフト
- 結婚祝いや弔事などに贈るギフト商品の販売・卸売。
02友の会事業(前払式商品販売)準主力
子会社の井筒屋友の会が前払式の商品販売取次を行い、百貨店各社に友の会制度を提供。顧客の囲い込みと安定収益に寄与する。
- 友の会
- 前払いで積み立て、百貨店で利用できる商品券を発行する制度。
03情報処理サービスその他
関連会社ニシコンが情報処理サービス業を営み、グループ内外にシステム関連サービスを提供する。
製品と技術
小倉本店の売場構成と主要ブランド
小倉本店は本館と新館からなり、婦人服、紳士服、雑貨、食品など百貨店の標準的な品揃えに加え、専門性の高いコーナーを展開する。2025年には50代以上女性向けの「ハルメク おみせ」、だし専門店「茅乃舎」の移設リニューアル、イタリアンウエハース「BABBI」、寝具の「nishikawaショップ」が新規オープン。nishikawaショップでは九州の百貨店初となる3D計測システム「N3D-body」を導入。また、レストラン街には地産地消の「蕎麦.和カフェ瑞月」が出店した。催事場では物産展やアントニオ猪木展、わたせせいぞう展など多様なイベントを開催している。
友の会カードと自動チャージシステム
連結子会社の井筒屋友の会は、前払式の商品販売取次を専門に行う。会員は毎月一定額を積み立て、満期後に商品券として受け取る。2024年には自動チャージシステムを導入し、会員が来店せずともカードに全額が自動的にチャージされるようになった。これにより顧客の利便性が大幅に向上し、友の会の継続率が改善した。友の会は百貨店の安定収益源であり、固定客の囲い込みに貢献している。2026年2月期の友の会事業の売上高は個別開示されていないが、グループ全体の収益を支える柱の一つである。
デジタル施策と新規事業の展開
2024年4月に導入した「井筒屋アプリ」は、登録会員数が計画を上回って進捗している。アプリを通じたクーポン配信やイベント案内により、来店促進と顧客データの蓄積を図る。また、2024年11月には北九州市や商工会議所と連携し「地域商社構想」を始動。地元の産品を発掘・開発し、販売する取り組みを開始した。第一弾として、地域素材を活かした商品の開発・販売に着手。さらに、日本航空と協働で家庭からの廃食油を回収し、国産SAFの原料として活用する社会貢献活動も行っている。これらの施策により、百貨店の枠を超えた事業展開を模索している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
北九州地盤の老舗百貨店、売上減少傾向
井筒屋は北九州市を中心に展開する百貨店で、地域密着型の小売業者として位置づけられる。同業他社にはまんだらけ(2652)や光フードサービス(138A)などがあるが、業態が異なるため直接的な競合は限定的。売上高は225億円(2024/2期)から222億円(2025/2期)、213億円(2026/2期予想)と緩やかに減少している。営業利益率は2025/2期に4.5%と改善したが、2026/2期には2.82%に低下見込み。地域経済への依存度が高く、人口減少や消費の多様化が課題。百貨店業界全体としてECや専門店との競争激化に直面しており、井筒屋も例外ではない。
強み
- 北九州地域で長年営業し、高い認知度と固定客を持つ。地域イベント等で存在感を発揮。
- 2025/2期に営業利益率4.5%と前期比で改善。コスト管理や販売効率向上が寄与。
- 売上高200億円台と比較的小規模で、品揃えやサービスを地域ニーズに合わせやすい。
- 株主優待制度を実施し、地元株主の維持に貢献。
課題
- 3期連続で売上が減少。人口減少や消費のEコマースシフトが背景。
- 2026/2期は営業利益率が2.82%と低下見込み。収益性の安定化が課題。
- まんだらけなどの専門店や光フードサービスとの差別化要素が少なく、独自性が弱い。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字が井筒屋
時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3726フォーシーズHD | 45億円 | — |
| 2 | 8260井筒屋 | 43億円 | 8.5倍 |
| 3 | 7515マルヨシセンター | 43億円 | 32.8倍 |
| 4 | 7112キューブ | 43億円 | — |
| 5 | 3317フライングガーデン | 43億円 | 9.3倍 |
| 6 | 7544スリーエフ | 43億円 | 11.1倍 |
| 7 | 3190ホットマン | 43億円 | 11.6倍 |
| 8 | 3177ありがとうサービス | 42億円 | 8.3倍 |
| 9 | 3352バッファロー | 42億円 | 9.5倍 |
| 10 | 9835ジュンテンドー | 42億円 | — |
| 11 | 9969ショクブン | 42億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
創業から多店舗化 (1935-1969)
井筒屋は1935年7月に資本金100万円で株式会社井筒屋百貨店として設立され、翌1936年10月に小倉本店を開店した。1937年11月には九軌百貨店を吸収合併し、創業初期から規模を拡大した。第二次世界大戦後の1951年10月に商号を株式会社井筒屋に変更。1959年11月には八幡店(後の黒崎店)を開店した。1961年12月には福岡証券取引所に上場し、株式公開を果たした。1960年代に入ると、飯塚、博多、久留米、宇部と相次いで子会社を設立し、多店舗化を推進した。1964年に飯塚支店を独立させて井光を設立、1965年に博多ステーションビルと共同で博多井筒屋を設立、1968年に久留米井筒屋の株式を取得、1969年に宇部ちまきやと共同で宇部井筒屋を設立した。このようにして地盤を固め、九州北部における有力百貨店へと成長した。
東京上場と本店拡充 (1972-2000)
1972年9月、東京証券取引所第二部に上場。同年10月には本店増築が完成し、売場面積を拡大した。1973年7月には第一部に指定替えとなり、大企業としての信用を獲得。1978年10月には中津店を開店した。1993年4月、八幡店を黒崎店に名称変更。1998年9月には本店新館を開設し、売場をさらに拡充。2000年7月には本店小倉リバーサイド・チャイナを開設した。この間、小倉本店を中心に複数店舗を運営し、売上高も拡大基調にあったと推測される(具体的な数値は開示されていない)。
店舗閉鎖の始まりと博多撤退 (2000-2009)
2000年12月、中津店を閉店。これを皮切りに店舗閉鎖が始まった。2002年3月にアネックス-1を開店したが、後に閉鎖。2007年3月には博多井筒屋が博多店を閉店した。2008年3月、小倉伊勢丹の全株式を取得し完全子会社化、同年4月にコレット井筒屋として開業した。2008年5月、宇部井筒屋が山口井筒屋に商号変更。2009年2月、久留米店閉店。2009年8月、飯塚井筒屋が百貨店としての営業を終了。2009年11月、久留米井筒屋が営業休止。この時期に多くの店舗を失い、収益基盤が縮小した。
コレット井筒屋の開業と山口県への集中 (2008-2019)
2008年、小倉伊勢丹を買収しコレット井筒屋として開業。新たな顧客層の獲得を目指したが、2019年2月に閉店。一方、2008年に山口井筒屋が山口店を開店し、山口県での事業を強化した。2014年5月には株式会社エビスを吸収合併。2015年10月にはアネックス-1を閉店。2017年9月、井筒屋外商サービスが井筒屋商事に商号変更。2018年12月、山口井筒屋が宇部店を閉店。2019年8月、黒崎店の営業規模を7層から3層に縮小。この期間、店舗網の絞り込みが進んだ。
黒崎店閉鎖と資本減資 (2019-2021)
2020年8月、黒崎店を完全閉店。これにより北九州市内の店舗は小倉本店のみとなった。2021年7月、資本金を1億円に減資。財務体質の健全化を目的とし、過去の累積損失を解消するための措置とされる。売上高は2013年2月期の873億円から2021年2月期には505億円に減少し、収益基盤の再構築が急務となった。2022年4月、東京証券取引所の再編に伴いスタンダード市場に移行した。
スタンダード市場移行と中期経営計画 (2022-)
2022年4月、東京証券取引所スタンダード市場に移行。2024年11月、北九州市や商工会議所と「地域商社構想」の基本合意を締結。2025年度から2027年度までの中期3ヵ年経営計画を策定し、2028年2月期に売上高227億円、営業利益率5%を目標とする。2024年には井筒屋アプリを導入し、デジタル施策を強化。創業90周年の2025年には記念催事を多数開催した。2026年2月期の売上高は213億円、営業利益6億円と、目標達成にはなお課題がある。地域唯一の百貨店として、持続可能な経営を目指す。
年表39件を開く
1930年代
- 1935年7月創業株式会社井筒屋百貨店を設立(資本金100万円)
- 1936年10月井筒屋(現本店)を開店
- 1937年11月M&A株式会社九軌百貨店を吸収合併
1950年代
- 1951年10月商号変更商号を株式会社井筒屋に変更
- 1959年11月八幡店(黒崎店)を開店
1960年代
- 1961年12月上場福岡証券取引所に上場
- 1964年8月商号変更飯塚支店を分離独立するため㈱井光を設立(1965年3月、商号を株式会社飯塚井筒屋に変更)
- 1965年10月株式会社飯塚井筒屋が飯塚店を開店
- 1965年12月創業株式会社博多ステーションビルと共同出資し株式会社博多井筒屋を設立
- 1966年5月株式会社博多井筒屋が博多店を開店
- 1968年2月株式会社久留米井筒屋の過半数の株式を取得
- 1969年10月創業株式会社宇部ちまきやと共同出資し株式会社井筒屋ちまきやを設立(1972年4月、商号を株式会社宇部井筒屋に変更)
- 1969年12月株式会社井筒屋ちまきやが井筒屋ちまきや(宇部店)を開店
1970年代
- 1972年9月上場東京証券取引所第二部に上場
- 1972年10月本店増築完成
- 1973年7月東京証券取引所第一部に指定替え
- 1978年10月中津店を開店
1990年代
- 1993年4月八幡店を黒崎店に名称変更
- 1998年9月本店新館を開設
2000年代
- 2000年7月本店小倉リバーサイド・チャイナを開設
- 2000年12月中津店を閉店
- 2002年3月井筒屋アネックス―1を開店
- 2007年3月株式会社博多井筒屋が博多店を閉店
- 2008年3月M&A株式会社小倉伊勢丹の全株式を取得し完全子会社化
- 2008年4月商号変更株式会社小倉伊勢丹をコレット井筒屋に商号変更しコレット井筒屋を開店
- 2008年5月商号変更株式会社宇部井筒屋が株式会社山口井筒屋(現連結子会社)に商号変更
- 2008年10月株式会社山口井筒屋が山口店を開店
- 2009年2月株式会社久留米井筒屋が久留米店を閉店
- 2009年8月株式会社飯塚井筒屋が百貨店としての店舗運営を終了
- 2009年11月株式会社久留米井筒屋が営業活動を休止
2010年代
- 2014年5月M&A株式会社エビスの全株式を追加取得し(2014年4月)連結子会社化するとともに吸収合併
- 2015年10月井筒屋アネックス―1を閉店
- 2017年9月商号変更株式会社井筒屋外商サービスが株式会社井筒屋商事(現連結子会社)に商号変更
- 2018年12月株式会社山口井筒屋が宇部店を閉店
- 2019年2月株式会社コレット井筒屋がコレットを閉店
- 2019年8月黒崎店営業規模縮小 7層から3層へ
2020年代
- 2020年8月黒崎店を閉店
- 2021年7月資本金を1億円に減資
- 2022年4月株式会社東京証券取引所の再編に伴いスタンダード市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2028年2月期(2027年度)まで227億円
- 営業利益2028年2月期(2027年度)まで11億円
- 営業利益率2028年2月期(2027年度)まで5.0%
- 経常利益2028年2月期(2027年度)まで9億円
- 経常利益率2028年2月期(2027年度)まで3.9%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
百貨店らしさの追求
店舗の品揃え(MD)、プロモーション、外商施策を強化し、好調カテゴリーを伸ばすとともに、幅広い世代に喜ばれる売場を構築することで店舗価値と顧客基盤を拡大する。
- 02
デジタルを基軸とした営業施策強化
井筒屋アプリの会員拡大や顧客嗜好に沿った情報配信、ネットショッピング事業の強化、SNS活用による国内外の新規顧客獲得に取り組む。
- 03
収益基盤の多様化
グループ企業の事業強化や新規事業の検討・展開を進め、地域と連携した事業展開により将来的に安定した収益を確保する体制を構築する。
- 04
経営基盤の強化
人的資本への投資による生産性向上、財務・資本戦略の策定、サステナビリティ経営等を推進し、安定的な収益基盤の確立と財務体質の健全化を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で651人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は385万円で、9期前と比べて+25.1%。平均年齢は51.4歳、平均勤続年数は19.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 1,060 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 1,011 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 958 | — |
| 2020年2月 | 308 | 47.9 | 14.2 | 851 | — |
| 2021年2月 | 294 | 48.6 | 15.1 | 794 | — |
| 2022年2月 | 309 | 49.4 | 16.0 | 754 | — |
| 2023年2月 | 354 | 49.5 | 16.8 | 727 | — |
| 2024年2月 | 377 | 50.0 | 17.5 | 696 | — |
| 2025年2月 | 395 | 51.0 | 18.3 | 669 | 149 |
| 2026年2月 | 385 | 51.4 | 19.2 | 651 | 92 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は213億円、営業利益は6億円。前期と比べると減収減益で、売上が-4.1%、利益が-40.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 210億円 | 213億円 |
| 営業利益 | 8億円 | 6億円 |
| 純利益 | 5億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥7 | ¥7 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は50億円、営業利益は1億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−3.8%、営業利益は−50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 52 | 3 | 5.8 | 3 |
| 2024年2Q | 57 | 2 | 3.5 | 2 |
| 2024年3Q | 53 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2024年4Q | 63 | — | — | 6 |
| 2025年1Q | 52 | 2 | 3.8 | 2 |
| 2025年2Q | 57 | 2 | 3.5 | 0 |
| 2025年4Q | 113 | 6 | 5.3 | 8 |
| 2026年2Q | 105 | 2 | 1.9 | 1 |
| 2026年4Q | 108 | 4 | 3.7 | 4 |
| 2027年1Q | 50 | 1 | 2.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年2月期からの14期で、売上は873億円から213億円へ24%に減った。直近期の営業利益率は2.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 873 | — | 25 | — | 22 |
| 株式会社エビスの全株式を追加取得し(2014年4月)連結子会社化するとともに吸収合併 | |||||
| 2014年2月 | 872 | — | 20 | — | 19 |
| 2015年2月 | 853 | — | 14 | — | −48 |
| 2016年2月 | 829 | — | 13 | — | 10 |
| 株式会社井筒屋外商サービスが株式会社井筒屋商事(現連結子会社)に商号変更 | |||||
| 2017年2月 | 796 | — | 7 | — | 6 |
| 2018年2月 | 783 | — | 6 | — | 7 |
| 2019年2月 | 790 | — | 8 | — | −25 |
| 2020年2月 | 661 | — | 10 | — | 4 |
| 2021年2月 | 505 | — | −2 | — | 1 |
| 2022年2月 | 531 | — | 10 | — | 12 |
| 2023年2月 | 226 | — | 11 | — | 10 |
| 2024年2月 | 225 | — | 9 | — | 10 |
| 2025年2月 | 222 | 10 | 7 | 4.5 | 10 |
| 2026年2月 | 213 | 6 | 5 | 2.8 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高213億円のうち、営業利益として残るのは6億円で2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金49.8%106億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金47.4%101億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが18億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは15億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は26億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 39 | −8 | −40 | 31 | 50 |
| 2014年2月 | 35 | 0 | −17 | 35 | 67 |
| 2015年2月 | 35 | −17 | −18 | 18 | 66 |
| 2016年2月 | 24 | −7 | −17 | 17 | 66 |
| 2017年2月 | 19 | −4 | −17 | 15 | 64 |
| 2018年2月 | 19 | 2 | −20 | 21 | 65 |
| 2019年2月 | 19 | −5 | −16 | 14 | 64 |
| 2020年2月 | 6 | −14 | −15 | −8 | 41 |
| 2021年2月 | 9 | −1 | −10 | 8 | 39 |
| 2022年2月 | 20 | −8 | −15 | 12 | 36 |
| 2023年2月 | 20 | 0 | −20 | 20 | 37 |
| 2024年2月 | 19 | −6 | −16 | 13 | 34 |
| 2025年2月 | 14 | −4 | −16 | 10 | 28 |
| 2026年2月 | 18 | −3 | −17 | 15 | 26 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は433億円。このうち返さなくてよい自己資本が122億円で、自己資本比率は28.2%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 674 | 103 | 571 | 15.2 |
| 2014年2月 | 680 | 122 | 558 | 17.9 |
| 2015年2月 | 624 | 74 | 550 | 11.8 |
| 2016年2月 | 610 | 86 | 524 | 14.2 |
| 2017年2月 | 592 | 94 | 498 | 15.9 |
| 2018年2月 | 580 | 101 | 479 | 17.4 |
| 2019年2月 | 545 | 76 | 469 | 14.0 |
| 2020年2月 | 503 | 81 | 422 | 16.1 |
| 2021年2月 | 480 | 83 | 397 | 17.2 |
| 2022年2月 | 473 | 90 | 383 | 19.1 |
| 2023年2月 | 463 | 101 | 362 | 21.8 |
| 2024年2月 | 457 | 110 | 347 | 24.0 |
| 2025年2月 | 445 | 119 | 326 | 26.8 |
| 2026年2月 | 433 | 122 | 311 | 28.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで322社中167位あたり、逆に低いのは売上成長率で322社中288位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥376で、1年前と比べて-8.3%。過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.5倍 |
| PER (会社予想) | 8.4倍 |
| PBR | 0.34倍 |
| 配当利回り | 1.86% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
AI分析は準備中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER8.5倍・予想PER8.4倍は業界平均41.2倍を大幅に下回り、PBR0.34倍も平均2.92倍を大きく下回る。ROE4.1%と低いが、配当利回りは0%と無配。業績は売上・利益とも減少傾向だが、資産価値に比して株価が極めて低く割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.5倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 8.4倍 | — |
| PBR | 0.34倍 | 2.44倍 |
| ROE | 4.1% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり7円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.86%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2022年2月 | 5 | — | 5.7 |
| 2023年2月 | 5 | 0.0 | 5.8 |
| 2024年2月 | 5 | 0.0 | 6.6 |
| 2025年2月 | 6 | 20.0 | 6.1 |
| 2026年2月 | 6 | 0.0 | 15.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥7
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ6,561人。区分でいちばん多いのは個人・その他で68.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.9%を占め、残る75.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 57.9 | 52.4 | 59.6 | 67.2 | 71.8 | 68.5 |
| 事業法人 | 17.6 | 15.6 | 15.9 | 17.2 | 17.0 | 20.9 |
| 証券会社 | 3.4 | 6.3 | 9.4 | 4.8 | 3.4 | 5.1 |
| 金融機関 | 18.2 | 22.6 | 9.8 | 7.9 | 5.8 | 3.9 |
| 自己株式 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 1.9 |
| 外国法人 | 2.9 | 3.1 | 4.7 | 2.3 | 1.9 | 1.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.6 | 0.6 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 青柳 和洋 | 13.24 |
| 02 | 西日本鉄道株式会社 | 9.16 |
| 03 | 井筒屋共栄持株会 | 8.67 |
| 04 | ガバナンス・パートナーズ投資事業有限責任組合 | 7.85 |
| 05 | 株式会社川食 | 2.68 |
| 06 | 本多 敏行 | 2.23 |
| 07 | ミツワ樹脂工業株式会社 | 2.12 |
| 08 | 松井証券株式会社 | 2.10 |
| 09 | 三菱UFJeスマート証券株式会社 | 1.96 |
| 10 | 重田 忠久 | 1.95 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-26ガバナンス・パートナーズ株式会社新規の大量保有報告10.65%
- 2026-05-20青柳 和洋新規の大量保有報告3.69%-5.89pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−77%、1株純資産は14期で+23%。直近期のROEは4.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 190 | 895 | 23.8 | 5.0 | — |
| 2014年2月 | 166 | 1,060 | 17.0 | 4.8 | — |
| 2015年2月 | −416 | 642 | −48.9 | — | — |
| 2016年2月 | 89 | 754 | 12.8 | 5.7 | — |
| 2017年2月 | 53 | 824 | 6.7 | 7.5 | — |
| 2018年2月 | 59 | 883 | 6.9 | 6.9 | — |
| 2019年2月 | −215 | 667 | −27.7 | — | — |
| 2020年2月 | 36 | 708 | 5.2 | 5.4 | — |
| 2021年2月 | 10 | 721 | 1.4 | 27.6 | — |
| 2022年2月 | 102 | 788 | 13.5 | 3.7 | 5.7 |
| 2023年2月 | 89 | 883 | 10.6 | 3.9 | 5.8 |
| 2024年2月 | 85 | 970 | 9.2 | 4.0 | 6.6 |
| 2025年2月 | 88 | 1,054 | 8.7 | 4.9 | 6.1 |
| 2026年2月 | 44 | 1,099 | 4.1 | 11.8 | 15.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/2期の役員報酬は総額100百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 松本圭 | 代表取締役 社長執行役員 営業本部長 | 58 | 35 |
| 影山英雄 | 取締役 会長執行役員 | 73 | 75 |
| 吉田功 | 取締役 常務執行役員 営業副本部長(株)井筒屋商事 代表取締役社長 | 46 | 41 |
| 大森俊介 | 取締役 執行役員管理本部長 兼内部統制室長 | 62 | 59 |
| 窪田弥生 | 取締役 | 61 | — |
| 吉田透 | 取締役 | 61 | — |
| 細迫有文 | 常勤監査役 | 61 | 43 |
| 梅田久和 | 監査役 | 66 | — |
| 嘉藤晃玉 | 監査役 | 65 | — |
| 吉岡雅之 | 監査役 | 61 | — |
| 塩塚真由子 | — | 59 | 68 |
| 髙橋直人 | — | 65 | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 岸本謙司 | 取締役 | 56 |
| 市川和巳 | 取締役 | 58 |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 73 | 73 | 18 |
| 監査役 | 2 | 17 | 17 | 9 |
| 社外監査役 | 3 | 5 | 5 | 2 |
| 社外取締役 | 3 | 5 | 5 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容431字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,037字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,623字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,976字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第131期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-27
- 半期報告書半期報告書-第131期(2025/03/01-2025/08/31)2025-10-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第130期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-23
- 半期報告書半期報告書-第130期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-15
- 四半期報告書四半期報告書-第130期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第129期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-24
- 四半期報告書四半期報告書-第129期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-11
- 四半期報告書四半期報告書-第129期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第129期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第128期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-26
- 四半期報告書四半期報告書-第128期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第128期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
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