概要
ジュンテンドーは、島根県益田市に本社を置くホームセンター事業者である。1894年に薬局として創業し、1970年代に家庭用品販売に軸足を移した。2026年2月期の営業収益は430億円、従業員数は555人。中国地方を中心に116店舗を展開し、農業・園芸、建築・DIY、家庭雑貨などを扱う。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
ホームセンターを中核とする単一セグメントの事業構造
ジュンテンドーは、ホームセンター事業を主たる業務とする一般小売業であり、単一セグメントで構成される。グループは当社および非連結子会社1社からなる。店舗では家庭雑貨・家庭電器、趣味・嗜好、農業・園芸、建築・DIYの4部門を中心に商品を販売し、関連事業として保険代理業なども行う。2026年2月期末の店舗数は116店で全てホームセンターである。かつてはカー用品専門店「イエローハット」やドラッグストア、ブックセンターも運営していたが、2017年と2019年にそれぞれ譲渡し、ブックセンターも2026年2月期に全店閉鎖により事業終了している。現在はホームセンター一本に集中する体制である。
農業・園芸に強みを持つ専門店戦略
同社は「農業、園芸、資材、金物、工具、ワーキングの専門店」を標榜し、農業・園芸部門を差別化の柱に位置づける。島根県農業協同組合および全国農業協同組合連合会と連携し、農業資材や機械の販売を強化している。2026年2月期の農業・園芸部門の売上高は119億200万円で前年比1.7%増と底堅く推移した。一方、家庭雑貨や建築・DIY部門は買い控えの影響で減少した。専門性を高めるため、「DIYアドバイザー」や「グリーンアドバイザー」の有資格者を育成し、修理スタッフの配置拡大により目的来店を促す施策を進める。プライベートブランドの比率向上も収益改善に寄与している。
人口減少下での収益構造改革と目標指標
ジュンテンドーの営業収益は2013年2月期の462億円から減少傾向にあり、2026年2月期は430億円となった。当期純損益は2021年2月期に14億円の黒字を計上したが、その後は1~6億円の黒字が続き、2026年2月期には3億6100万円の赤字に転落した。赤字の主因は物価高による客数減少と、減損損失・閉店損失の計上である。同社は営業収益早期500億円の復活と経常利益率3%以上を目標に掲げ、物流拠点の再編、AI活用や基幹システム刷新による業務効率化、法人営業への人員再配置などを進める。2026年2月期の経常利益率は0.48%と目標に遠く及ばず、課題は多い。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
製品と技術
家庭雑貨・家庭電器部門
2026年2月期の家庭雑貨・家庭電器部門の売上高は114億2800万円で、全売上高の27.1%を占める。日用雑貨や家電製品を中心に扱い、生活に密着した商品を提供する。2025年2月期比で5億6500万円減少しており、物価高による買い控えの影響が顕著である。家庭電器では扇風機やファン付き衣料などの熱中症対策商品が夏場に伸びるが、全体的には客数の減少に苦しむ。同部門ではプライベートブランドの拡充による利益率向上を図っている。
農業・園芸部門
農業・園芸部門はジュンテンドーの強みであり、2026年2月期売上高は119億200万円と全部門中最大で、前年比1.7%増と唯一の増収部門である。野菜苗や農業資材、農業機械、散水用品などを扱い、JAとの連携を活かした品揃えが競合との差別化要因となっている。春先の苗販売や猛暑時の水中ポンプ・刈払機の需要が好調で、底堅い需要に支えられる。同社はこの部門を起点とした売上回復を目指し、専門アドバイザーの育成にも注力する。
建築・DIY部門
建築・DIY部門の売上高は2026年2月期で115億3700万円と農業・園芸に次ぐ規模だが、前年比2.7%減と減少した。木材、金物、工具、塗料などDIYや建築資材を扱い、自宅修繕やリフォーム需要に対応する。同部門では「DIYアドバイザー」資格を持つスタッフによる課題解決型営業を展開し、修理サービスや工具の貸出などのサービスを充実させることで、来店頻度の向上を狙う。しかし、消費者の節約志向が強く、大型リフォーム案件は伸び悩んでいる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
ホームセンター運営、九州地盤で差別化図るも赤字続く
当社は九州を中心にホームセンターを展開する小売業者で、売上高は約440億円。同業にはトライアルホールディングスや光フードサービスなどが挙げられるが、いずれも異業態であり、直接的な比較は難しい。ホームセンター業界では国内大手のDCMやカインズが存在するが、データには無いため言及しない。当社は地域密着型で、農産品やDIY用品を扱う。しかし近年は競争激化や出店効果の一巡で減収が続き、営業利益率も1%台から0.5%未満へと悪化しており、収益性の改善が急務である。内需依存で、人口減少や既存店の低迷が課題。
強み
- 九州に集中出店し、地域顧客の支持を得る。
- DIY用品から生活雑貨まで幅広く取り扱う。
- 約440億円の売上を確保、全国チェーンには至る。
- 地域に根差したサービスで差別化を図る。
課題
- 売上高が3期連続で減少、既存店苦戦が続く。
- 営業利益率が1%未満、コスト増に歯止めがかからず。
- 同業他社との価格競争で採算性が低下。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がジュンテンドー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7544スリーエフ | 43億円 | 11.1倍 |
| 2 | 8260井筒屋 | 43億円 | 8.5倍 |
| 3 | 3190ホットマン | 43億円 | 11.6倍 |
| 4 | 9835ジュンテンドー | 42億円 | — |
| 5 | 3177ありがとうサービス | 42億円 | 8.3倍 |
| 6 | 3352バッファロー | 42億円 | 9.5倍 |
| 7 | 9969ショクブン | 42億円 | — |
| 8 | 3067東京一番フーズ | 42億円 | 53.1倍 |
| 9 | 2747北雄ラッキー | 40億円 | 36.5倍 |
| 10 | 3181買取王国 | 39億円 | 10.8倍 |
| 11 | 3536アクサスホールディングス | 39億円 | 12.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 34件
薬局創業から家庭用品販売への転機(1894~1970年)
1894年10月、島根県美濃郡益田町(現益田市)で飯塚文市が順天堂薬局を創業し、医薬品販売を始めた。1948年6月に有限会社飯塚順天堂駅前薬局に改組、1962年4月にはスーパーマーケット順天堂を開業した。しかし、1970年1月にスーパーマーケットを閉鎖し、テナントの家庭用品販売業「有限会社まるぶん」を吸収合併。同年8月には薬局部門として薬品店を開くが、同年12月に設立した子会社「順天堂土地住宅株式会社」を1975年に「順天堂薬品株式会社」へ商号変更し、薬局部門を吸収させた。この時期に家庭用品へシフトする布石が打たれた。
ホームセンター事業への本格参入と法人化(1970~1987年)
1969年9月、島根県益田市にハウジングランド順天堂駅前店を1号店として開店し、ホームセンター事業に参入。1977年11月には有限会社順天堂を株式会社順天堂に組織変更し、家庭用品、園芸用品、DIY用品、レジャー用品等の販売を主目的とした。1980年4月からは店舗規模を500㎡未満の「150坪型」に小型化し、山口県に美祢店を出店、以後このフォーマットを主力とする。1982年に本社を益田市下本郷町に移転し、1987年3月に商号を「株式会社ジュンテンドー」に変更。同時に子会社の順天堂薬品を「ジャスト商事株式会社」へ改称し、書籍販売など多角化を進めた。
上場と物流インフラの整備(1989~2002年)
1989年3月、広島証券取引所に株式を上場。同年12月にはカー用品専門のイエローハット事業に進出し、店舗網を拡大した。1991年6月には大阪証券取引所市場第二部にも上場。2000年3月、広島証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場した。物流面では、2000年2月に兵庫県三木市に三木トランスファーセンター、2002年11月に広島県東広島市に広島トランスファーセンターを開設し、2003年1月から全店に通過型物流(TC)による商品供給を開始。子会社の順天堂商事が物流を担い、店舗への安定供給体制を構築した。
子会社統合と事業再編の時代(2005~2011年)
2005年9月、株式会社ジュンテンドーが順天堂商事株式会社を吸収合併し、物流機能を内部化した。2006年4月にはホームセンター事業でポイントカードを導入。2008年2月には大阪証券取引所市場第二部の上場を廃止し、東京証券取引所一本に集約した。2011年5月に保険代理業のジャストサービス株式会社を設立し、同年9月にはジャスト商事株式会社を吸収合併。これにより、書籍販売や車関連事業を除くグループ会社を統合し、経営資源をホームセンター本体に集中させる布石とした。しかし、その後も不採算事業の整理が続く。
不採算事業の譲渡とホームセンター専業化(2017~2022年)
2017年3月、カー用品専門のイエローハット事業を株式会社イエローハットおよび株式会社山陰イエローハットに譲渡し、車関連から撤退。2019年2月にはドラッグストア事業をウエルシア薬局株式会社に譲渡した。これにより、ホームセンター以外の小売事業を全て手放した。2021年4月、本社を益田市遠田町2179番地1(現在地)に移転。2022年4月、東京証券取引所の市場再編に伴い、スタンダード市場へ移行した。2026年2月期にはブックセンター全店を閉鎖し、完全にホームセンター単体事業となった。
年表34件を開く
1890年代
- 1894年10月創業島根県美濃郡益田町(現益田市)において現代表取締役社長飯塚正の曾祖父飯塚文市が順天堂薬局を創立。医薬品販売業を開始。
1940年代
- 1948年6月商号変更有限会社に改組。商号を有限会社飯塚順天堂駅前薬局に変更。
1950年代
- 1953年2月商号変更有限会社飯塚順天堂駅前薬局の商号を有限会社飯塚順天堂薬局に変更。
1960年代
- 1962年4月スーパーマーケット順天堂を開業。
- 1962年11月商号変更有限会社飯塚順天堂薬局の商号を有限会社順天堂に変更。
- 1969年9月島根県益田市にハウジングランド順天堂駅前店を当社の第1号店として開店。
1970年代
- 1970年1月M&Aスーパーマーケットを閉鎖し、テナントの家庭用品販売業「有限会社まるぶん」を吸収合併。
- 1970年8月有限会社順天堂の薬局部門として島根県益田市に順天堂薬品益田店開店。
- 1970年12月創業島根県益田市に順天堂土地住宅株式会社を設立。
- 1975年8月商号変更順天堂土地住宅株式会社を順天堂薬品株式会社に商号変更し、有限会社順天堂の薬局部門を吸収。
- 1976年6月創業島根県松江市に順天堂商事株式会社を設立。
- 1977年11月商号変更有限会社順天堂を株式会社順天堂に変更。本店所在地 益田市東町9番16号。家庭用品、園芸用品、DIY用品、レジャー用品、文具、家具、雑貨等の販売を主たる営業目的とする。
1980年代
- 1980年4月商号変更小型店舗(500㎡未満型店舗―当社呼称150坪型店舗)として山口県に美祢店を開店。新設店舗の主力を150坪型に変更。
- 1982年7月株式会社順天堂の本社を益田市下本郷町179番地1に移転。
- 1987年3月商号変更株式会社順天堂の商号を株式会社ジュンテンドーに変更。
- 1987年6月商号変更順天堂薬品株式会社の商号をジャスト商事株式会社に変更。
- 1987年9月ジャスト商事株式会社の書籍販売部門として島根県大田市にブックセンタージャスト大田店開店。
- 1988年7月株式会社ジュンテンドーの本社を益田市下本郷町206番地5に移転。
- 1989年3月上場広島証券取引所に株式を上場。
- 1989年12月カー用品専門のイエローハット事業に進出。
1990年代
- 1991年6月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 1999年2月株式会社ジュンテンドーの営業本部を広島県安芸郡へ移転開設。
2000年代
- 2000年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場。(広島証券取引所と東京証券取引所の合併による)
- 2002年11月広島トランスファーセンター(広島県東広島市)の開設により、ロジスティクスの整備が完了。(2000年2月兵庫県三木市に三木トランスファーセンターを開設。三木センター、広島センターの運営は順天堂商事株式会社)
- 2003年1月全店にTC(通過型)物流による商品供給を開始。
- 2005年9月M&A株式会社ジュンテンドーが順天堂商事株式会社を吸収合併。
- 2006年4月株式会社ジュンテンドーのホームセンター事業において、ジュンテンドーポイントカードの導入開始。
- 2008年2月上場大阪証券取引所市場第二部について、上場廃止の申請を行い上場廃止。
2010年代
- 2011年5月創業保険代理業等を営むジャストサービス株式会社を設立。
- 2011年9月M&A株式会社ジュンテンドーがジャスト商事株式会社を吸収合併。
- 2017年3月カー用品専門のイエローハット事業を株式会社イエローハット及び株式会社山陰イエローハットに譲渡。
- 2019年2月ドラッグストア事業をウエルシア薬局株式会社に譲渡。
2020年代
- 2021年4月株式会社ジュンテンドーの本社を益田市遠田町2179番地1(現・本店所在場所)に移転。
- 2022年4月東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場へ移行(東京証券取引所の市場再編による)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で555人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は492万円で、9期前と比べて+14.0%。平均年齢は43.1歳、平均勤続年数は19.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 638 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 638 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 605 | — |
| 2020年2月 | 431 | 41.9 | 18.7 | 592 | — |
| 2021年2月 | 442 | 42.5 | 19.2 | 579 | — |
| 2022年2月 | 449 | 42.5 | 19.2 | 576 | — |
| 2023年2月 | 453 | 42.5 | 19.1 | 578 | — |
| 2024年2月 | 460 | 42.8 | 19.2 | 576 | — |
| 2025年2月 | 487 | 42.9 | 19.2 | 565 | 88 |
| 2026年2月 | 492 | 43.1 | 19.5 | 555 | 36 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は430億円、営業利益は2億円。前期と比べると減収減益で、売上が-3.2%、利益が-60.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 440億円 | 430億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 2億円 |
| 純利益 | 2億円 | -4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥10 | ¥10 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は120億円、営業利益は6億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−1.6%、営業利益は+20.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 122 | 3 | 2.5 | 2 |
| 2024年2Q | 114 | 2 | 1.8 | 1 |
| 2024年3Q | 110 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年4Q | 101 | — | — | −2 |
| 2025年1Q | 122 | 5 | 4.1 | 3 |
| 2025年2Q | 114 | 3 | 2.6 | 3 |
| 2025年4Q | 208 | −3 | −1.4 | −4 |
| 2026年2Q | 235 | 9 | 3.8 | 6 |
| 2026年4Q | 195 | −7 | −3.6 | −10 |
| 2027年1Q | 120 | 6 | 5.0 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年2月期からの14期で、売上は462億円から430億円へ93%に減った。直近期の営業利益率は0.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 462 | — | 0 | — | −2 |
| 2014年2月 | 448 | — | 1 | — | −2 |
| 2015年2月 | 442 | — | 5 | — | 2 |
| 2016年2月 | 439 | — | 6 | — | 2 |
| 2017年2月 | 441 | — | 5 | — | 2 |
| 2018年2月 | 439 | — | 3 | — | 2 |
| 2019年2月 | 435 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年2月 | 424 | — | 3 | — | 1 |
| 2021年2月 | 482 | — | 23 | — | 14 |
| 2022年2月 | 461 | — | 13 | — | 6 |
| 2023年2月 | 450 | — | 9 | — | 4 |
| 2024年2月 | 447 | — | 3 | — | 2 |
| 2025年2月 | 444 | 5 | 5 | 1.1 | 2 |
| 2026年2月 | 430 | 2 | 2 | 0.5 | −4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高430億円のうち、営業利益として残るのは2億円で0.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-4億円、売上の-0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.5%303億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.2%134億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.5%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが17億円、投資CFが−30億円で、差し引きのフリーCFは−13億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は19億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 8 | −13 | 8 | −5 | 7 |
| 2014年2月 | 15 | −4 | −10 | 11 | 8 |
| 2015年2月 | 20 | −6 | −8 | 14 | 14 |
| 2016年2月 | 4 | −17 | 10 | −13 | 10 |
| 2017年2月 | 14 | −9 | −4 | 5 | 11 |
| 2018年2月 | 9 | −5 | −5 | 4 | 9 |
| 2019年2月 | 9 | −16 | 7 | −7 | 9 |
| 2020年2月 | 19 | −8 | −4 | 11 | 18 |
| 2021年2月 | 47 | −8 | −38 | 39 | 19 |
| 2022年2月 | 4 | −11 | 3 | −7 | 14 |
| 2023年2月 | 8 | −29 | 20 | −21 | 13 |
| 2024年2月 | 6 | −18 | 10 | −12 | 12 |
| 2025年2月 | 20 | −19 | 0 | 1 | 13 |
| 2026年2月 | 17 | −30 | 19 | −13 | 19 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は413億円。このうち返さなくてよい自己資本が126億円で、自己資本比率は30.5%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 342 | 106 | 236 | 31.0 |
| 2014年2月 | 335 | 103 | 232 | 30.8 |
| 2015年2月 | 339 | 105 | 234 | 30.9 |
| 2016年2月 | 341 | 104 | 237 | 30.5 |
| 2017年2月 | 342 | 106 | 236 | 31.1 |
| 2018年2月 | 344 | 107 | 237 | 31.3 |
| 2019年2月 | 357 | 106 | 251 | 29.7 |
| 2020年2月 | 357 | 106 | 251 | 29.7 |
| 2021年2月 | 351 | 119 | 232 | 33.9 |
| 2022年2月 | 346 | 125 | 221 | 36.0 |
| 2023年2月 | 379 | 127 | 252 | 33.6 |
| 2024年2月 | 385 | 128 | 257 | 33.3 |
| 2025年2月 | 389 | 129 | 259 | 33.3 |
| 2026年2月 | 413 | 126 | 287 | 30.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで322社中157位あたり、逆に低いのは売上成長率で322社中281位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥508で、1年前と比べて+4.9%。過去52週の値幅のなかでは57%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 27.5倍 |
| PBR | 0.37倍 |
| 配当利回り | 1.97% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は511円で、直近1か月で0.8%上昇、1年で6.2%上昇。25日線(507.92円)と75日線(509.13円)を上回り、200日線(500.2円)も約2.2%上回る。52週高値528円からは3.2%低く、安値481円からは6.2%高い。出来高は低調で、方向感は乏しい。RSIは60と中立よりやや強い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PBR 0.37倍、予想PER 27.6倍(実績PERは赤字のため算出不能)で、同業界平均のPBR 2.94倍、PER 41.7倍と比較してPBRは際立って低い。しかしROE 1.19%と低く、配当利回り1.96%は平均を下回る。業績は赤字転落で、割安ではあるが業績悪化リスクが高い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 27.5倍 | — |
| PBR | 0.37倍 | 2.44倍 |
| ROE | 1.2% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
同業との競争激化と人口減少の中、既存店の収益改善を図れるかが焦点。強気派はPBR0.37倍と低リスク、配当利回り約2%を評価。一方、弱気派は売上高減少と営業利益率の低下、2026年2月期は純損失の予想で、事業構造改革の進展が不透明。株価は横ばいながら、業績悪化が続けば割安感も修正されるとみる。
- PBRの低さ
0.37倍と純資産対比で割安
- 配当の継続
利回り1.96%で株主還元は維持
- 地域密着
ローカル顧客基盤は安定需要を生む
- PBR0.37倍で純資産の3分の1に放置継続影響中
時価総額43億円、PBR0.37倍から純資産は約115億円と計算され資産価値に比し割安
- 配当利回り1.96%が下支え通年影響弱
時価総額43億円、配当利回り1.96%は減益下でも株主還元を維持する期待
- 株価は前年比+6.15%と底堅い継続影響弱
業績悪化予想にもかかわらず株価511円は前年比6.15%高と底堅さ
- 翌期の黒字回復で予想PER27.6倍2027年〜2028年影響中
当期は純利益-4億円だが、予想PER27.6倍は来期利益回復を織り込む
- 売上減のトレンド
2023年2月期から450億→444億→430億円と減少
- 収益悪化
営業利益率1.13%→0.47%、純損失転落予想
- 競争劣位
大手ホームセンターやECに対抗する独自性が薄い
- 2026年2月期は最終赤字-4億円通年影響強
純利益は前期2億円から-4億円へ悪化、時価総額43億円に対し赤字幅は大きい
- 営業利益が5億円から2億円へ急減通年影響中
営業利益率は1.13%から0.47%へ低下、売上高430億円ではカバーしきれない
- 3期連続減収で事業縮小通年影響中
売上高は447億円→444億円→430億円と減少、既存店の販売力低下が続く
- 外国人持ち株比率0.08%と需給が閉鎖的継続影響弱
外国人保有が0.08%と極めて低く、海外マネーの流入期待が持ちにくい
- 既存店売上高
- 店舗単位の集客力の変化を表す。
- 営業利益率
- 低収益からの脱却を確認。
- 店舗数・出退店
- 規模と効率のバランスを示す。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり10円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.97%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年2月 | 10 | — | 33.8 |
| 2018年2月 | 10 | 0.0 | 39.0 |
| 2019年2月 | 10 | 0.0 | — |
| 2020年2月 | 10 | 0.0 | 92.8 |
| 2021年2月 | 10 | 0.0 | 8.8 |
| 2022年2月 | 15 | 50.0 | 20.0 |
| 2023年2月 | 15 | 0.0 | 31.8 |
| 2024年2月 | 10 | −33.3 | 42.9 |
| 2025年2月 | 10 | 0.0 | 53.1 |
| 2026年2月 | 10 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥10
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ11,984人。区分でいちばん多いのは個人・その他で64.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.8%を占め、残る64.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 57.6 | 58.4 | 59.2 | 60.1 | 62.0 | 64.0 |
| 事業法人 | 25.0 | 25.1 | 25.1 | 25.1 | 25.2 | 26.6 |
| 金融機関 | 15.5 | 15.4 | 14.8 | 13.8 | 11.8 | 9.2 |
| 自己株式 | 3.2 | 2.6 | 2.6 | 2.6 | 2.7 | 2.7 |
| 証券会社 | 1.1 | 0.3 | 0.4 | 0.3 | 0.4 | 0.1 |
| 外国法人 | 0.7 | 0.7 | 0.5 | 0.7 | 0.6 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 飯塚正 | 27.01 |
| 02 | 有限会社サンデーズ | 12.86 |
| 03 | 株式会社山陰合同銀行 | 4.38 |
| 04 | ジュンテンドー社員持株会 | 4.36 |
| 05 | アイリスオーヤマ株式会社 | 2.68 |
| 06 | J-NET株式会社 | 1.70 |
| 07 | 杣山令子 | 1.69 |
| 08 | 大田圭子 | 1.69 |
| 09 | 株式会社ドラッグストアモリ | 1.13 |
| 10 | 住友生命保険相互会社 | 1.08 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−324%、1株純資産は14期で+195%。直近期のROEは1.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | −11 | 525 | — | — | — |
| 2014年2月 | −11 | 511 | — | — | — |
| 2015年2月 | 9 | 519 | 1.7 | 19.6 | 28.6 |
| 2016年2月 | 30 | 1,289 | 2.3 | 11.2 | 25.1 |
| 2017年2月 | 30 | 1,316 | 2.3 | 20.2 | 33.8 |
| 2018年2月 | 26 | 1,332 | 1.9 | 34.8 | 39.0 |
| 2019年2月 | −1 | 1,318 | — | — | — |
| 2020年2月 | 11 | 1,315 | 0.8 | 38.6 | 92.8 |
| 2021年2月 | 170 | 1,475 | 12.2 | 4.5 | 8.8 |
| 2022年2月 | 75 | 1,535 | 5.0 | 8.2 | 20.0 |
| 2023年2月 | 47 | 1,569 | 3.0 | 12.4 | 31.8 |
| 2024年2月 | 23 | 1,582 | 1.5 | 24.9 | 42.9 |
| 2025年2月 | 19 | 1,594 | 1.2 | 27.7 | 53.1 |
| 2026年2月 | −45 | 1,553 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/2期の役員報酬は総額106百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 飯塚正 | 代表取締役社長 | 66 | 2,250,000 |
| 重白定之 | 常務取締役 営業本部長 | 60 | 17,000 |
| 尾原司 | 常務取締役 管理本部長 | 64 | 5,000 |
| 松浦誠 | 取締役 開発本部長 | 65 | 9,000 |
| 藤井恭司 | 取締役 販売事業部長 | 63 | 11,000 |
| 福富達朗 | 取締役 人事部長 | 63 | 6,000 |
| 大石英樹 | 取締役 管理本部副本部長 兼 総務部長 | 62 | 1,000 |
| 村上正行 | 取締役(非常勤) | 73 | 6,000 |
| 藤山浩 | 取締役(非常勤) | 66 | — |
| 小田恭司 | 監査役(常勤) | 67 | 16,000 |
| 牛尾義昭 | 監査役 | 78 | 3,000 |
| 羽柴絵理奈 | 監査役 | 43 | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 土肥暁宏 | — | 72 |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 82 | 82 | 12 |
| 監査役 | 1 | 12 | 12 | 12 |
| 社外取締役 | 4 | 12 | 12 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容135字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,318字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,972字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,313字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第65期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-27
- 半期報告書半期報告書-第65期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第64期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-26
- 半期報告書半期報告書-第64期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-11
- 四半期報告書四半期報告書-第64期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第63期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-27
- 四半期報告書四半期報告書-第63期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-11
- 四半期報告書四半期報告書-第63期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-11
- 四半期報告書四半期報告書-第63期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第62期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-29
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年2月期第1四半期決算補足説明資料2026-07-10
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