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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ジュンテンドー

juntendo co.,ltd.9835 · Standard · 小売業

概要

ジュンテンドーは、島根県益田市に本社を置くホームセンター事業者である。1894年に薬局として創業し、1970年代に家庭用品販売に軸足を移した。2026年2月期の営業収益は430億円、従業員数は555人。中国地方を中心に116店舗を展開し、農業・園芸、建築・DIY、家庭雑貨などを扱う。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

ホームセンターを中核とする単一セグメントの事業構造

ジュンテンドーは、ホームセンター事業を主たる業務とする一般小売業であり、単一セグメントで構成される。グループは当社および非連結子会社1社からなる。店舗では家庭雑貨・家庭電器、趣味・嗜好、農業・園芸、建築・DIYの4部門を中心に商品を販売し、関連事業として保険代理業なども行う。2026年2月期末の店舗数は116店で全てホームセンターである。かつてはカー用品専門店「イエローハット」やドラッグストア、ブックセンターも運営していたが、2017年と2019年にそれぞれ譲渡し、ブックセンターも2026年2月期に全店閉鎖により事業終了している。現在はホームセンター一本に集中する体制である。

農業・園芸に強みを持つ専門店戦略

同社は「農業、園芸、資材、金物、工具、ワーキングの専門店」を標榜し、農業・園芸部門を差別化の柱に位置づける。島根県農業協同組合および全国農業協同組合連合会と連携し、農業資材や機械の販売を強化している。2026年2月期の農業・園芸部門の売上高は119億200万円で前年比1.7%増と底堅く推移した。一方、家庭雑貨や建築・DIY部門は買い控えの影響で減少した。専門性を高めるため、「DIYアドバイザー」や「グリーンアドバイザー」の有資格者を育成し、修理スタッフの配置拡大により目的来店を促す施策を進める。プライベートブランドの比率向上も収益改善に寄与している。

人口減少下での収益構造改革と目標指標

ジュンテンドーの営業収益は2013年2月期の462億円から減少傾向にあり、2026年2月期は430億円となった。当期純損益は2021年2月期に14億円の黒字を計上したが、その後は1~6億円の黒字が続き、2026年2月期には3億6100万円の赤字に転落した。赤字の主因は物価高による客数減少と、減損損失・閉店損失の計上である。同社は営業収益早期500億円の復活と経常利益率3%以上を目標に掲げ、物流拠点の再編、AI活用や基幹システム刷新による業務効率化、法人営業への人員再配置などを進める。2026年2月期の経常利益率は0.48%と目標に遠く及ばず、課題は多い。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
430億円
営業利益
2億円
営業利益率
0.5%
純利益
-4億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

製品と技術

家庭雑貨・家庭電器部門

2026年2月期の家庭雑貨・家庭電器部門の売上高は114億2800万円で、全売上高の27.1%を占める。日用雑貨や家電製品を中心に扱い、生活に密着した商品を提供する。2025年2月期比で5億6500万円減少しており、物価高による買い控えの影響が顕著である。家庭電器では扇風機やファン付き衣料などの熱中症対策商品が夏場に伸びるが、全体的には客数の減少に苦しむ。同部門ではプライベートブランドの拡充による利益率向上を図っている。

農業・園芸部門

農業・園芸部門はジュンテンドーの強みであり、2026年2月期売上高は119億200万円と全部門中最大で、前年比1.7%増と唯一の増収部門である。野菜苗や農業資材、農業機械、散水用品などを扱い、JAとの連携を活かした品揃えが競合との差別化要因となっている。春先の苗販売や猛暑時の水中ポンプ・刈払機の需要が好調で、底堅い需要に支えられる。同社はこの部門を起点とした売上回復を目指し、専門アドバイザーの育成にも注力する。

建築・DIY部門

建築・DIY部門の売上高は2026年2月期で115億3700万円と農業・園芸に次ぐ規模だが、前年比2.7%減と減少した。木材、金物、工具、塗料などDIYや建築資材を扱い、自宅修繕やリフォーム需要に対応する。同部門では「DIYアドバイザー」資格を持つスタッフによる課題解決型営業を展開し、修理サービスや工具の貸出などのサービスを充実させることで、来店頻度の向上を狙う。しかし、消費者の節約志向が強く、大型リフォーム案件は伸び悩んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ホームセンター運営、九州地盤で差別化図るも赤字続く

当社は九州を中心にホームセンターを展開する小売業者で、売上高は約440億円。同業にはトライアルホールディングスや光フードサービスなどが挙げられるが、いずれも異業態であり、直接的な比較は難しい。ホームセンター業界では国内大手のDCMやカインズが存在するが、データには無いため言及しない。当社は地域密着型で、農産品やDIY用品を扱う。しかし近年は競争激化や出店効果の一巡で減収が続き、営業利益率も1%台から0.5%未満へと悪化しており、収益性の改善が急務である。内需依存で、人口減少や既存店の低迷が課題。

強み

  • 九州に集中出店し、地域顧客の支持を得る。
  • DIY用品から生活雑貨まで幅広く取り扱う。
  • 約440億円の売上を確保、全国チェーンには至る。
  • 地域に根差したサービスで差別化を図る。

課題

  • 売上高が3期連続で減少、既存店苦戦が続く。
  • 営業利益率が1%未満、コスト増に歯止めがかからず。
  • 同業他社との価格競争で採算性が低下。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がジュンテンドー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
17544スリーエフ43億円11.1倍
28260井筒屋43億円8.5倍
33190ホットマン43億円11.6倍
49835ジュンテンドー42億円
53177ありがとうサービス42億円8.3倍
63352バッファロー42億円9.5倍
79969ショクブン42億円
83067東京一番フーズ42億円53.1倍
92747北雄ラッキー40億円36.5倍
103181買取王国39億円10.8倍
113536アクサスホールディングス39億円12.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

薬局創業から家庭用品販売への転機(1894~1970年)

1894年10月、島根県美濃郡益田町(現益田市)で飯塚文市が順天堂薬局を創業し、医薬品販売を始めた。1948年6月に有限会社飯塚順天堂駅前薬局に改組、1962年4月にはスーパーマーケット順天堂を開業した。しかし、1970年1月にスーパーマーケットを閉鎖し、テナントの家庭用品販売業「有限会社まるぶん」を吸収合併。同年8月には薬局部門として薬品店を開くが、同年12月に設立した子会社「順天堂土地住宅株式会社」を1975年に「順天堂薬品株式会社」へ商号変更し、薬局部門を吸収させた。この時期に家庭用品へシフトする布石が打たれた。

ホームセンター事業への本格参入と法人化(1970~1987年)

1969年9月、島根県益田市にハウジングランド順天堂駅前店を1号店として開店し、ホームセンター事業に参入。1977年11月には有限会社順天堂を株式会社順天堂に組織変更し、家庭用品、園芸用品、DIY用品、レジャー用品等の販売を主目的とした。1980年4月からは店舗規模を500㎡未満の「150坪型」に小型化し、山口県に美祢店を出店、以後このフォーマットを主力とする。1982年に本社を益田市下本郷町に移転し、1987年3月に商号を「株式会社ジュンテンドー」に変更。同時に子会社の順天堂薬品を「ジャスト商事株式会社」へ改称し、書籍販売など多角化を進めた。

上場と物流インフラの整備(1989~2002年)

1989年3月、広島証券取引所に株式を上場。同年12月にはカー用品専門のイエローハット事業に進出し、店舗網を拡大した。1991年6月には大阪証券取引所市場第二部にも上場。2000年3月、広島証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場した。物流面では、2000年2月に兵庫県三木市に三木トランスファーセンター、2002年11月に広島県東広島市に広島トランスファーセンターを開設し、2003年1月から全店に通過型物流(TC)による商品供給を開始。子会社の順天堂商事が物流を担い、店舗への安定供給体制を構築した。

子会社統合と事業再編の時代(2005~2011年)

2005年9月、株式会社ジュンテンドーが順天堂商事株式会社を吸収合併し、物流機能を内部化した。2006年4月にはホームセンター事業でポイントカードを導入。2008年2月には大阪証券取引所市場第二部の上場を廃止し、東京証券取引所一本に集約した。2011年5月に保険代理業のジャストサービス株式会社を設立し、同年9月にはジャスト商事株式会社を吸収合併。これにより、書籍販売や車関連事業を除くグループ会社を統合し、経営資源をホームセンター本体に集中させる布石とした。しかし、その後も不採算事業の整理が続く。

不採算事業の譲渡とホームセンター専業化(2017~2022年)

2017年3月、カー用品専門のイエローハット事業を株式会社イエローハットおよび株式会社山陰イエローハットに譲渡し、車関連から撤退。2019年2月にはドラッグストア事業をウエルシア薬局株式会社に譲渡した。これにより、ホームセンター以外の小売事業を全て手放した。2021年4月、本社を益田市遠田町2179番地1(現在地)に移転。2022年4月、東京証券取引所の市場再編に伴い、スタンダード市場へ移行した。2026年2月期にはブックセンター全店を閉鎖し、完全にホームセンター単体事業となった。

年表34件を開く

1890年代

  • 1894年10月創業島根県美濃郡益田町(現益田市)において現代表取締役社長飯塚正の曾祖父飯塚文市が順天堂薬局を創立。医薬品販売業を開始。

1940年代

  • 1948年6月商号変更有限会社に改組。商号を有限会社飯塚順天堂駅前薬局に変更。

1950年代

  • 1953年2月商号変更有限会社飯塚順天堂駅前薬局の商号を有限会社飯塚順天堂薬局に変更。

1960年代

  • 1962年4月スーパーマーケット順天堂を開業。
  • 1962年11月商号変更有限会社飯塚順天堂薬局の商号を有限会社順天堂に変更。
  • 1969年9月島根県益田市にハウジングランド順天堂駅前店を当社の第1号店として開店。

1970年代

  • 1970年1月M&Aスーパーマーケットを閉鎖し、テナントの家庭用品販売業「有限会社まるぶん」を吸収合併。
  • 1970年8月有限会社順天堂の薬局部門として島根県益田市に順天堂薬品益田店開店。
  • 1970年12月創業島根県益田市に順天堂土地住宅株式会社を設立。
  • 1975年8月商号変更順天堂土地住宅株式会社を順天堂薬品株式会社に商号変更し、有限会社順天堂の薬局部門を吸収。
  • 1976年6月創業島根県松江市に順天堂商事株式会社を設立。
  • 1977年11月商号変更有限会社順天堂を株式会社順天堂に変更。本店所在地 益田市東町9番16号。家庭用品、園芸用品、DIY用品、レジャー用品、文具、家具、雑貨等の販売を主たる営業目的とする。

1980年代

  • 1980年4月商号変更小型店舗(500㎡未満型店舗―当社呼称150坪型店舗)として山口県に美祢店を開店。新設店舗の主力を150坪型に変更。
  • 1982年7月株式会社順天堂の本社を益田市下本郷町179番地1に移転。
  • 1987年3月商号変更株式会社順天堂の商号を株式会社ジュンテンドーに変更。
  • 1987年6月商号変更順天堂薬品株式会社の商号をジャスト商事株式会社に変更。
  • 1987年9月ジャスト商事株式会社の書籍販売部門として島根県大田市にブックセンタージャスト大田店開店。
  • 1988年7月株式会社ジュンテンドーの本社を益田市下本郷町206番地5に移転。
  • 1989年3月上場広島証券取引所に株式を上場。
  • 1989年12月カー用品専門のイエローハット事業に進出。

1990年代

  • 1991年6月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 1999年2月株式会社ジュンテンドーの営業本部を広島県安芸郡へ移転開設。

2000年代

  • 2000年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場。(広島証券取引所と東京証券取引所の合併による)
  • 2002年11月広島トランスファーセンター(広島県東広島市)の開設により、ロジスティクスの整備が完了。(2000年2月兵庫県三木市に三木トランスファーセンターを開設。三木センター、広島センターの運営は順天堂商事株式会社)
  • 2003年1月全店にTC(通過型)物流による商品供給を開始。
  • 2005年9月M&A株式会社ジュンテンドーが順天堂商事株式会社を吸収合併。
  • 2006年4月株式会社ジュンテンドーのホームセンター事業において、ジュンテンドーポイントカードの導入開始。
  • 2008年2月上場大阪証券取引所市場第二部について、上場廃止の申請を行い上場廃止。

2010年代

  • 2011年5月創業保険代理業等を営むジャストサービス株式会社を設立。
  • 2011年9月M&A株式会社ジュンテンドーがジャスト商事株式会社を吸収合併。
  • 2017年3月カー用品専門のイエローハット事業を株式会社イエローハット及び株式会社山陰イエローハットに譲渡。
  • 2019年2月ドラッグストア事業をウエルシア薬局株式会社に譲渡。

2020年代

  • 2021年4月株式会社ジュンテンドーの本社を益田市遠田町2179番地1(現・本店所在場所)に移転。
  • 2022年4月東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場へ移行(東京証券取引所の市場再編による)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で555人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は492万円で、9期前と比べて+14.0%平均年齢は43.1歳、平均勤続年数は19.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月638
2018年2月638
2019年2月605
2020年2月43141.918.7592
2021年2月44242.519.2579
2022年2月44942.519.2576
2023年2月45342.519.1578
2024年2月46042.819.2576
2025年2月48742.919.256588
2026年2月49243.119.555536

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)92.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
ホームセンター益田店(島根県益田市)外 合計116店舗153億円
江津テナント(島根県江津市)その他1,880百万円
広島センター(広島県東広島市)外 合計6箇所1,371百万円
本部(島根県益田市)その他804百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は430億円営業利益2億円前期と比べると減収減益で、売上が-3.2%、利益が-60.0%。

売上高
-3.2%
430億円
営業利益
-60.0%
2億円
純利益
-300.0%
-4億円
営業利益率
0.5%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高440億円430億円
営業利益4億円2億円
純利益2億円-4億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は120億円、営業利益は6億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−1.6%、営業利益は+20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q12232.52
2024年2Q11421.81
2024年3Q11000.01
2024年4Q101−2
2025年1Q12254.13
2025年2Q11432.63
2025年4Q208−3−1.4−4
2026年2Q23593.86
2026年4Q195−7−3.6−10
2027年1Q12065.04

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は462億円から430億円へ93%に減った。直近期の営業利益率は0.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月4620−2
2014年2月4481−2
2015年2月44252
2016年2月43962
2017年2月44152
2018年2月43932
2019年2月43500
2020年2月42431
2021年2月4822314
2022年2月461136
2023年2月45094
2024年2月44732
2025年2月444551.12
2026年2月430220.5−4

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高430億円のうち、営業利益として残るのは2億円0.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-4億円、売上の-0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.5%303億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.2%134億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.5%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
29.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.2pt
0.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.4pt
-0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-1.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが17億円、投資CFが−30億円で、差し引きのフリーCFは−13億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は19億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月8−138−57
2014年2月15−4−10118
2015年2月20−6−81414
2016年2月4−1710−1310
2017年2月14−9−4511
2018年2月9−5−549
2019年2月9−167−79
2020年2月19−8−41118
2021年2月47−8−383919
2022年2月4−113−714
2023年2月8−2920−2113
2024年2月6−1810−1212
2025年2月20−190113
2026年2月17−3019−1319

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は413億円。このうち返さなくてよい自己資本が126億円で、自己資本比率は30.5%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月34210623631.0
2014年2月33510323230.8
2015年2月33910523430.9
2016年2月34110423730.5
2017年2月34210623631.1
2018年2月34410723731.3
2019年2月35710625129.7
2020年2月35710625129.7
2021年2月35111923233.9
2022年2月34612522136.0
2023年2月37912725233.6
2024年2月38512825733.3
2025年2月38912925933.3
2026年2月41312628730.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳単体ベース
現金及び預金
19億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
42億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
287億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
51
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率1 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中157位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中281位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.5%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
30.5%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥508で、1年前と比べて+4.9%過去52週の値幅のなかでは57%の位置にある。

¥508+0.2%1ヶ月+0.0%1年+4.9%時価総額42億円
過去52週の値幅
安値¥481高値¥528

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)27.5倍
PBR0.37倍
配当利回り1.97%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は511円で、直近1か月で0.8%上昇、1年で6.2%上昇。25日線(507.92円)と75日線(509.13円)を上回り、200日線(500.2円)も約2.2%上回る。52週高値528円からは3.2%低く、安値481円からは6.2%高い。出来高は低調で、方向感は乏しい。RSIは60と中立よりやや強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PBR 0.37倍、予想PER 27.6倍(実績PERは赤字のため算出不能)で、同業界平均のPBR 2.94倍、PER 41.7倍と比較してPBRは際立って低い。しかしROE 1.19%と低く、配当利回り1.96%は平均を下回る。業績は赤字転落で、割安ではあるが業績悪化リスクが高い。

指標この会社業種平均
PER (予想)27.5倍
PBR0.37倍2.44倍
ROE1.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同業との競争激化と人口減少の中、既存店の収益改善を図れるかが焦点。強気派はPBR0.37倍と低リスク、配当利回り約2%を評価。一方、弱気派は売上高減少と営業利益率の低下、2026年2月期は純損失の予想で、事業構造改革の進展が不透明。株価は横ばいながら、業績悪化が続けば割安感も修正されるとみる。

プラスに働く材料7
  • PBRの低さ

    0.37倍と純資産対比で割安

  • 配当の継続

    利回り1.96%で株主還元は維持

  • 地域密着

    ローカル顧客基盤は安定需要を生む

  • PBR0.37倍で純資産の3分の1に放置継続影響

    時価総額43億円、PBR0.37倍から純資産は約115億円と計算され資産価値に比し割安

  • 配当利回り1.96%が下支え通年影響

    時価総額43億円、配当利回り1.96%は減益下でも株主還元を維持する期待

  • 株価は前年比+6.15%と底堅い継続影響

    業績悪化予想にもかかわらず株価511円は前年比6.15%高と底堅さ

  • 翌期の黒字回復で予想PER27.6倍2027年〜2028年影響

    当期は純利益-4億円だが、予想PER27.6倍は来期利益回復を織り込む

マイナスに働く材料7
  • 売上減のトレンド

    2023年2月期から450億→444億→430億円と減少

  • 収益悪化

    営業利益率1.13%→0.47%、純損失転落予想

  • 競争劣位

    大手ホームセンターやECに対抗する独自性が薄い

  • 2026年2月期は最終赤字-4億円通年影響

    純利益は前期2億円から-4億円へ悪化、時価総額43億円に対し赤字幅は大きい

  • 営業利益が5億円から2億円へ急減通年影響

    営業利益率は1.13%から0.47%へ低下、売上高430億円ではカバーしきれない

  • 3期連続減収で事業縮小通年影響

    売上高は447億円→444億円→430億円と減少、既存店の販売力低下が続く

  • 外国人持ち株比率0.08%と需給が閉鎖的継続影響

    外国人保有が0.08%と極めて低く、海外マネーの流入期待が持ちにくい

次の決算で確かめる点
既存店売上高
店舗単位の集客力の変化を表す。
営業利益率
低収益からの脱却を確認。
店舗数・出退店
規模と効率のバランスを示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.97%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.97%
いまの株価に対して
配当性向
53.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月1033.8
2018年2月100.039.0
2019年2月100.0
2020年2月100.092.8
2021年2月100.08.8
2022年2月1550.020.0
2023年2月150.031.8
2024年2月10−33.342.9
2025年2月100.053.1
2026年2月100.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ11,984人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.8%を占め、残る64.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他57.658.459.260.162.064.0
事業法人25.025.125.125.125.226.6
金融機関15.515.414.813.811.89.2
自己株式3.22.62.62.62.72.7
証券会社1.10.30.40.30.40.1
外国法人0.70.70.50.70.60.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01飯塚正27.01
02有限会社サンデーズ12.86
03株式会社山陰合同銀行4.38
04ジュンテンドー社員持株会4.36
05アイリスオーヤマ株式会社2.68
06J-NET株式会社1.70
07杣山令子1.69
08大田圭子1.69
09株式会社ドラッグストアモリ1.13
10住友生命保険相互会社1.08

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−324%、1株純資産は14期で+195%。直近期のROEは1.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−11525
2014年2月−11511
2015年2月95191.719.628.6
2016年2月301,2892.311.225.1
2017年2月301,3162.320.233.8
2018年2月261,3321.934.839.0
2019年2月−11,318
2020年2月111,3150.838.692.8
2021年2月1701,47512.24.58.8
2022年2月751,5355.08.220.0
2023年2月471,5693.012.431.8
2024年2月231,5821.524.942.9
2025年2月191,5941.227.753.1
2026年2月−451,553

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/2期の役員報酬は総額106百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
飯塚正代表取締役社長662,250,000
重白定之常務取締役 営業本部長6017,000
尾原司常務取締役 管理本部長645,000
松浦誠取締役 開発本部長659,000
藤井恭司取締役 販売事業部長6311,000
福富達朗取締役 人事部長636,000
大石英樹取締役 管理本部副本部長 兼 総務部長621,000
村上正行取締役(非常勤)736,000
藤山浩取締役(非常勤)66
小田恭司監査役(常勤)6716,000
牛尾義昭監査役783,000
羽柴絵理奈監査役43
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
土肥暁宏72

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7828212
監査役1121212
社外取締役412123

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容135字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、主にホームセンター事業を営む当社及び非連結子会社1社で構成されております。 なお、当社はホームセンターを主たる事業とする一般小売業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,318字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「関わる人々の幸せに貢献できる会社を創造しよう」を社是とし、「地方都市、中山間地、離島のなくてはならないインフラになろう」という経営理念のもと、地域社会への貢献と持続的な成長を目指しております。 (2)中長期的な会社の経営戦略等 ①経営環境と今後の見通し 今後の見通しにつきましては、物価高による消費者の節約志向が続く中、中東情勢の緊迫化など、不安定な国際情勢からエネルギー価格の高騰や円安基調によるコスト高、物価高などが予想され、日本経済の先行きは不透明な状況が続くものと予想されます。また、中長期的には人口減少による市場規模の縮小や人材・労働力の確保等が課題になると認識しております。 ②経営戦略と重点施策 当社はこの厳しい外部環境を、組織風土を刷新し生産性を高める好機と捉え、以下の施策に取り組んでまいります。 ・営業力の強化 当事業年度は全体として売上が低迷いたしましたが、当社が強化している農業・園芸部門は前年実績を上回り、底堅く推移しました。引続き島根県農業協同組合および全国農業協同組合連合会との連携を推し進め、他社との差別化と顧客ロイヤリティの向上を図り、同部門を起点とした売上回復を目指します。あわせて、業務改革により創出した人員を法人営業、配達・取付サービスへ再配置し、付加価値の提供と収益の拡大を図ってまいります。 ・専門人材の育成とサービス拡充 研修を強化し、「DIYアドバイザー」や「グリーンアドバイザー」等の有資格者を育成し、専門性の高いスタッフによる課題解決型営業を実践いたします。また、修理スタッフ配置店舗を拡大し、店舗への目的来店性と来店頻度を高め、店舗全体の売上増加につなげます。 ・収益構造の改革 当事業年度より稼働した新物流センターを核に物流拠点の再編、最適化を進め、更なるコスト削減を実現します。また、プライベートブランド商品の構成比を高め、利益率の向上を図ります。 ・業務改革の推進 店舗の業務を抜本的に見直し、効率化を進めることで、少人数でも質の高いサービスを提供できる体制を構築し、販売費及び一般管理費の抑制を図ります。また、AIの活用や基幹システムの刷新に着手し、全社的な生産性の向上を推進してまいります。 ③目標とする経営指標 営業収益早期500億円の復活と、経常利益率3%以上を目標とします。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は「ホームセンターは、農業、園芸、資材、金物、工具、ワーキングの専門店である」という基軸を再確認し、商品・販売施策のみならず、修理・貸出・技術提供等のサービス面の充実による売上増加と、店舗の効率化と物流再構築による生産性向上を最優先課題として取り組みます。効率化により創出した余力を、法人営業や配達・取付サービス等の高付加価値分野へ再配置することで、さらなる収益基盤の強化に努めてまいります。
事業等のリスク1,972字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1)出店に関するリスク 当社は、中国地方、近畿地方において営業活動を行っており、現在、中国地方で93店舗、近畿地方で23店舗のホームセンターを営業しております。商圏のドミナント化を進めるべく、今後も中国地方、近畿地方において出店を計画しておりますが、経済環境の変化や、競合他社の動向により、当社の出店政策及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)出店に関する法的規制について ① 「大規模小売店舗立地法」(平成12年6月1日施行)による規制について 売場面積1,000㎡を超える店舗の出店につきましては、大規模小売店舗立地法の定めにより環境対策等の規制が行われており、規制をクリアできなければ出店することができないこととなっております。1,000㎡を超える店舗の出店を計画する場合には、大規模小売店舗立地法の規制の対象となるため、スケジュールの難航やコスト負担の増加などの影響を受ける可能性があります。 ② 商品販売に係る法的規制について ホームセンターにおきましては、販売にあたり法的規制を受ける「医療機器」「灯油」「農薬」等の商品を取り扱っております。 当社は、これらの法的規制を遵守のうえ営業を行っておりますが、許認可の状況及び有資格者の確保の状況によっては、出店政策及び営業に影響を及ぼす可能性があります。 研修を強化することで有資格者数を増やし、影響を少なくするように努めております。 (3)災害等に関するリスク 当社店舗において、風水害、火災などによる損害が発生した場合には、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このため、店舗及び本社等の建物や店舗の商品について火災保険(地震など保険の対象外は除き)に加入しております。 また、資源価格の高騰、不安定な海外情勢及び円安による物価上昇の影響から、今後の企業活動及び消費の低迷や雇用の悪化等により、売上の減少等業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)天候要因によるリスク 当社のホームセンターにおきましては、農業・園芸用品、季節家電やレジャー用品等の季節性の高い商品を取り扱っております。このため、冷夏、暖冬などの天候不順により、予定する販売高を達成できない場合、売上高の減少や、余剰在庫を抱える可能性があり、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)個人情報保護について 当社では、顧客に対するサービスを目的として、「会員カード」「ポイントカード」「クレジットカード」の発行や「懸賞」の受付等を行っているため、顧客に関する情報を保管しております。 犯罪行為やシステム障害等により、情報の流出が起こる可能性があり、また、提携先クレジット会社等からの情報の流出の可能性があります。こうした事態が発生した場合は、社会的信用の低下による売上の減少や被害者から損害賠償の責に問われるなど、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 顧客情報の流出につきましては、「個人情報保護規程」を制定し、厳重な管理をしております。 (6)同業他社及び他業態との競争激化によるリスク ホームセンター業界は、他のホームセンター及び他業態との競争が熾烈を極める状況となっております。当社の営業エリアにおきましても、多店舗展開を進めるドラッグストアや大規模商業施設及び他のホームセンターの出店が続いており、オーバーストアの状態となっている地域もあります。また、現在、当社のドミナントエリアである地域におきましても、他社の出店により競争にさらされることとなり、こうした競争は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社は他社との差別化と顧客ロイヤリティの向上を図るため、以下に取り組みます。 ・店頭修理、配達・取付サービス等による付加価値の提供 ・専門人材による課題解決型営業 (7)固定資産の減損等に関するリスク 「固定資産の減損に係る会計基準」におきましては、当社の資産又は資産グループについて、減損損失を認識する必要があると判定されたものについては、その回収可能価額まで帳簿価額を減額し、当該減少額を減損損失として計上することとされております。こうした減損の判定につきましては継続的に行うこととされているため、減損の発生状況によっては、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,313字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、原材料やエネルギー価格の高止まりが企業収益を圧迫し、雇用・所得環境の改善に物価上昇が先行する中、生活必需品を中心とした消費者の根強い節約志向が続いたことから、本格的な景気回復には至らず、先行き不透明な状況で推移しました。 営業収益につきましては、「地方都市、中山間地、離島のなくてはならないインフラになろう」という経営理念のもと、農業・園芸、建築・DIY関連部門を中心に継続して商品力の強化に取り組み、専門性の高い商品ラインナップの拡充とサービスの向上に努めてまいりました。しかしながら、継続的な物価上昇に伴う買い控えや客数の減少により、前事業年度を下回る結果となりました。 事業年度前半におきましては、春先から野菜苗を中心とした園芸植物の販売が堅調に推移したほか、早い梅雨明けと猛暑により、散水用品、水中ポンプ、刈払機等の農業関連用品やファン付き衣料等の熱中症対策商品が大きく伸長し、堅調に推移いたしました。 しかしながら、9月以降の食料品を中心とする更なる値上げにより、消費者の買い控え意識が一層高まり、住居や生活に関連するあらゆる分野に影響を及ぼし、農業資材、農業機械等の一部部門で堅調さを維持したものの、その他大半の部門で前事業年度を大きく下回り、全体としては厳しい結果となりました。 損益につきましては、値入の改善による売上総利益率の向上や経費削減に努めましたが、営業収益においては事業年度後半の不振が響き、販売費及び一般管理費においては、賃上げによる人件費や設備投資に伴う減価償却費の増加等の影響から、営業利益及び経常利益は前事業年度を下回りました。また、店舗の固定資産の減損損失や店舗閉店に伴う固定資産除却損を特別損失に計上したこと等により、当期純損失を計上することとなりました。 以上の結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当事業年度末の財政状態は、総資産が413億2千1百万円で前事業年度末比24億5千2百万円の増加、負債が287億3千万円で前事業年度末比27億8千7百万円の増加、純資産が125億9千万円で前事業年度末比3億3千4百万円の減少となりました。 b.経営成績 当事業年度の営業収益(売上高及び営業収入)は430億4千万円で、前事業年度比13億3千5百万円(3.0%)の減少となりました。うち売上高は、421億1千1百万円で、前事業年度比13億7千1百万円(3.2%)の減少となり、営業収入は9億2千9百万円で、前事業年度比3千6百万円(4.1%)の増加となりました。 商品別売上高では、家庭雑貨・家庭電器が114億2千8百万円で前事業年度比5億6千5百万円の減少、趣味・嗜好が59億7千2百万円で前事業年度比3億7千7百万円の減少、農業・園芸が119億2百万円で前事業年度比1億9千4百万円の増加、建築・DIYが115億3千7百万円で前事業年度比2億7百万円の減少、その他の売上が12億4千4百万円で前事業年度比1億6千5百万円の減少、関連事業が2千6百万円で前事業年度比2億5千万円の減少となりました。 損益面では、営業利益は2億3千8百万円で、前事業年度比2億3千4百万円(49.6%)の減少となり、経常利益は2億8百万円で前事業年度比2億4千9百万円(54.4%)の減少、当期純損失は3億6千1百万円(前事業年度は当期純利益1億5千2百万円)となりました。 店舗につきましては、ホームセンター1店の開店と、1店の全面改装を実施し、新店への移転に伴う閉店も含むホームセンター6店及びブックセンター1店を閉店いたしました。これにより、当事業年度末の店舗数は116店(ホームセンター116店)となり、前事業年度末比6店の減少となりました。なお、ブックセンター1店の閉店により、当社のブックセンター事業は終了しております。 当社はホームセンターを主たる事業とする一般小売業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動及び財務活動により増加した資金を、主として店舗建設等の投資活動に充当し、前事業年度末に比べ5億7千4百万円増加の18億5千3百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動による資金の増加は16億6千3百万円(前事業年度は20億2千9百万円の増加)となりました。 主な要因は、資金収入の棚卸資産の減少5億2千万円及び非資金費用の減価償却費12億4千2百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動による資金の減少は30億1千5百万円(前事業年度は19億1千3百万円の減少)となりました。 主な要因は、有形及び無形固定資産の取得による支出25億4千3百万円及び建設協力金の支払による支出7億2千7百万円等によるものであります。 支出の主な内容は、店舗の新規出店、既存店舗の土地購入及び物流設備の設置等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動による資金の増加は19億2千6百万円(前事業年度は4千9百万円の減少)となりました。 主な要因は、短期借入金の純増額7億円及び長期借入金55億円の調達に対し、長期借入金40億7千3百万円の返済及び配当金8千万円の支出等によるものであります。 ③ 仕入及び販売の実績 当社はホームセンターを主たる事業とする一般小売業の単一セグメントであり、部門別に示すと次のとおりであります。 a.仕入実績 部門別   当事業年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)    構成比(%)   前年同期比(%) 家庭雑貨・家庭電器   8,116,870   28.1   95.7 趣味・嗜好   4,125,213   14.3   93.0 農業・園芸   8,013,483   27.8   98.8 建築・DIY   7,600,894   26.3   97.3 その他   1,079,472   3.7   88.9 ホームセンター事業   28,935,934   100.2   96.3 関連事業   △55,449   △0.2   - 合計   28,880,484   100.0   96.0 b.販売実績 部門別   当事業年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)    構成比(%)   前年同期比(%) 売上高       家庭雑貨・家庭電器   11,428,190   26.5   95.3 趣味・嗜好   5,972,760   13.9   94.1 農業・園芸   11,902,101   27.6   101.7 建築・DIY   11,537,850   26.8   98.2 その他   1,244,049   2.9   88.3 ホームセンター事業   42,084,952   97.7   97.4 関連事業   26,226   0.1   9.5 売上高合計   42,111,179   97.8   96.8 営業収入       ホームセンター事業   929,611   2.2   105.3 関連事業   191   0.0   1.7 営業収入合計   929,802   2.2   104.1 売上高及び営業収入合計   43,040,982   100.0   97.0 (注)1 ホームセンター事業の各部門の内容は次のとおりであります。 家庭雑貨・家庭電器   台所用品、家庭用品、日用消耗品、食料品、電器パーツ、家電製品、収納・イン テリア等 趣味・嗜好   ペット用品、カー・レジャー用品、オフィス用品・文具等 農業・園芸   園芸・農業用品、園芸植物、農業資材、切り花、農業機械等 建築・DIY   工具、補修・塗装用品、作業衣料、住設・エクステリア用品、建築金物、木材・ 建材等 その他   灯油等 2 関連事業の内容は次のとおりであります。 書籍・CD・DVD等 3 仕入実績の金額は、仕入価格によっております。 c.県別売上実績 県別   当事業年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額 (千円)   構成比 (%)   前年 同期比(%)   期末 店舗数(店)   店舗数 前期比増減 (店) 売上高   島根県   7,610,272   17.7   98.8   18   - 鳥取県   3,310,610   7.7   97.8   10   △2 山口県   6,993,996   16.2   100.7   21   △2 岡山県   4,672,883   10.8   96.8   13   - 広島県   11,405,262   26.5   96.3   31   - 兵庫県   3,332,744   7.7   91.4   11   - 京都府   3,414,731   7.9   99.1   6   - 和歌山県   1,142,906   2.7   97.0   5   △1 奈良県   199,139   0.5   90.6   1   - その他   2,405   0.0   94.1   -   - ホームセンター事業合計   42,084,952   97.7   97.4   116   △5 関連事業   26,226   0.1   9.5   -   △1 売上高合計   42,111,179   97.8   96.8   116   △6 営業収入   ホームセンター事業   929,611   2.2   105.3   -   - 関連事業   191   0.0   1.7   -   - 営業収入合計   929,802   2.2   104.1   -   - 売上高及び営業収入合計   43,040,982   100.0   97.0   -   - (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載しております。この財務諸表の作成にあたっては、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いております。見積りが必要な事項につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的な判断に基づき会計上の見積りを行っており、当該見積りは、現在入手可能な情報に基づく最善の見積りにより行っておりますが、見積り及び見積りに用いた仮定には不確実性が伴い、実際の結果はこれらの見積りとは異なる可能性があります。 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (流動資産) 当事業年度末の流動資産の残高は161億5千6百万円で前事業年度末比2億1千6百万円(1.4%)の増加となりました。この主な要因は、現金及び預金5億7千4百万円の増加によるものであります。 (固定資産) 当事業年度末の固定資産の残高は251億6千4百万円で前事業年度末比22億3千5百万円(9.7%)の増加となりました。この主な要因は、有形固定資産17億7千3百万円及び投資その他の資産2億9千3百万円の増加によるものであります。 (流動負債) 当事業年度末の流動負債の残高は128億3千1百万円で前事業年度末比4億3千7百万円(3.3%)の減少となりました。この主な要因は、設備関係支払手形1億6千5百万円及び買掛金1億3千8百万円の減少によるものであります。 (固定負債) 当事業年度末の固定負債の残高は158億9千9百万円で前事業年度末比32億2千4百万円(25.4%)の増加となりました。この主な要因は、長期借入金21億8千1百万円及びリース債務10億1千3百万円の増加によるものであります。 (純資産) 当事業年度末の純資産の残高は125億9千万円で前事業年度末比3億3千4百万円(2.6%)の減少となりました。この主な要因は、利益剰余金4億4千2百万円の減少によるものであります。 2)経営成績 当事業年度の営業収益(売上高及び営業収入)は430億4千万円となりました。 売上高は、「ホームセンター事業」が420億8千4百万円、「関連事業」が2千6百万円、売上高全体では421億1千1百万円で前事業年度比13億7千1百万円(3.2%)の減少となりました。なお、営業収益に占める売上高の割合は97.8%であります。 売上総利益は126億9千5百万円で、前事業年度比2億1千万円(1.6%)の減少となり、売上高に対する売上総利益率は30.1%で前事業年度比0.4ポイント上昇いたしました。 営業収入は、「ホームセンター事業」が9億2千9百万円、営業収入全体でも9億2千9百万円で前事業年度比3千6百万円(4.1%)の増加となりました。なお、営業収益に占める営業収入の割合は2.2%であります。 営業総利益は、136億2千5百万円で前事業年度比1億7千4百万円(1.3%)の減少となり、営業収益に対する営業総利益率は31.7%で前事業年度比0.6ポイント上昇いたしました。 販売費及び一般管理費は、133億8千7百万円で前事業年度比6千万円(0.5%)の増加となり、営業収益販管費率は31.1%で前事業年度比1.1ポイント上昇いたしました。 営業利益は2億3千8百万円で前事業年度比2億3千4百万円(49.6%)の減少、経常利益は2億8百万円で前事業年度比2億4千9百万円(54.4%)の減少、当期純損失は3億6千1百万円(前事業年度は当期純利益1億5千2百万円)となりました。 また、1株当たり当期純損失は44.55円(前事業年度は1株当たり当期純利益18.82円)となりました。 これらの要因につきましては、第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況に記載しております。 b.キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローの分析につきましては、第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況に記載しております。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社は、運転資金及び設備資金につきましては、主に自己資金又は借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備などの長期資金は、長期借入金で調達しております。 2026年2月28日現在、長期借入金の残高は146億1千6百万円であります。また、当事業年度末において、㈱山陰合同銀行との間で合計40億円の当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております(借入実行残高12億円、借入未実行残高28億円)。 ④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、営業収益早期500億円の復活と、経常利益率3%以上を目標としております。 当事業年度においては営業収益、経常利益率とも目標とする指標を達成できませんでしたが、今後も継続して目標達成に向け取り組んでまいります。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社の営業基盤であります中国地方・近畿地方は、人口減少による市場規模の縮小や人材・労働力の確保等が課題となる中、同業他社のみならず、他業態も含めた競争が激化しており、取り巻く環境は厳しさを増しております。また、物価高による消費者の節約志向が続く中、中東情勢の緊迫化など、不安定な国際情勢からエネルギー価格の高騰や円安基調によるコスト高、物価高などが予想されます。 これらの要因に対して、「地方都市、中山間地、離島のなくてはならないインフラになろう」という志・経営理念のもと、「営業力の強化」「専門人材の育成とサービス拡充」「収益構造の改革」「業務改革の推進」の4点を中心に企業価値の向上に取り組んでまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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