本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

スリーエフ

Three F Co., Ltd.7544 · Standard · 小売業

コンビニエンスストアチェーンを運営。首都圏で「ローソン・スリーエフ」を展開し、直営の新型コンビニも手がける。

概要

スリーエフは、神奈川県横浜市に本社を置くコンビニエンスストア企業。1981年に富士スーパーのコンビニ事業部から独立して設立。現在はローソンとの業務提携のもと、首都圏の一都三県で「ローソン・スリーエフ」325店舗を展開し、同時に自社開発の新型コンビニ「gooz」3店舗を直営する。2026年2月期の営業総収入は151億円、従業員112名。

ローソン・スリーエフとgoozの二軸事業

当社グループは、当社(スリーエフ)と連結子会社エル・ティーエフの1社で構成され、コンビニエンスストア事業を単一セグメントとして営む。エル・ティーエフは株式会社ローソンと企業フランチャイズ契約を締結し、「ローソン・スリーエフ」のチェーン本部としてフランチャイズ加盟店への経営指導と直営店の運営を行う。一方、当社は新型コンビニフォーマット「gooz」の直営店を運営し、店内でベーカリーや弁当を調理する。2026年2月期末時点でローソン・スリーエフは325店舗、goozは3店舗。なお、2022年に子会社スリーエフ・オンラインの解散を決議し、2023年に清算が結了したことで、グループはエル・ティーエフに集約されている。

首都圏に集中した店舗展開

ローソン・スリーエフの展開地域は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の一都三県に限定される。かつては2001年にサニーマートと四国4県でエリア・フランチャイズ契約を結んだが、2015年に終了。フランチャイズ方式が主体であり、2026年2月期には2店舗の新規出店、6店舗の閉店を行った。本社は横浜市中区日本大通17番地。goozは全店直営で、旗艦店はgoozいちょう並木通り店。店舗開発では、競合に対する比較優位を目指し、駐車場拡張やリロケートなどのハード面改善を実施している。

ブランド転換がもたらした収益構造の変化

2016年にローソンと資本業務提携を締結し、2017年から「ローソン・スリーエフ」へのブランド転換を開始。2018年1月にはスリーエフブランドでの運営を終了した。この転換に伴い、1店舗平均30百万円を超える全面改装を短期間で実施したため、リース負担が集中した。中長期経営計画では、2018~2020年を「接合期」、2021~2023年を「育成期」、2024~2025年を「成長期」、2026~2027年を「収穫期」と位置付け、リース負担が低減する2026年以降に収益が安定する構造を描く。2026年2月期の営業利益は14億円と前期比42%増加し、経常利益・純利益の目標を1年前倒しで達成した。

業界の中での役割はコンビニエンスストアチェーン運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
151億円
営業利益
14億円
営業利益率
9.3%
純利益
4億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01小売業(コンビニエンスストア)主力

首都圏の一都三県でコンビニエンスストア「ローソン・スリーエフ」をフランチャイズ展開。当社がチェーン本部として加盟店の指導・運営を行う。また、直営で新型フォーマット「gooz」を運営し、店内調理によるできたて感を訴求する。

主要顧客加盟店

主な製品・サービス2
ローソン・スリーエフ
株式会社ローソンと企業フランチャイズ契約を結んだコンビニエンスストア。首都圏で展開し、弁当や日用品などを販売。
gooz
ベーカリーや弁当を店内で調理する新型コンビニフォーマット。あたたかさや和みを提供する。

製品と技術

やきとりとドリアに象徴される独自商品の開発

ローソン・スリーエフでは、スリーエフ時代から継承した店内焼き上げの「やきとり」が主力独自商品。計画的な新商品投入により売上を牽引しており、2026年2月期にはチルドならではの食感にこだわった「ドリア」の販売を開始した。さらに、「もちぽにょ」の割引キャンペーンや、チルド弁当・お総菜の増量キャンペーンを実施。ローソンチェーンの50周年記念販促も活用し、米飯やベーカリーなどの主力デイリー商品の売上が伸長した。これらの独自商品は、競合店に対する比較優位の売場作りに貢献している。

goozの店内調理とグーツコーヒーによる差別化

goozは、店内で調理したベーカリーや弁当を提供する新型コンビニフォーマット。「あたたかさ、和み、やすらぎ」を感じられる品ぞろえを目指し、主力の「グーツコーヒー」はアイスコーヒーやソフトクリームとして夏季に好調。原材料価格の高騰に対応し一部価格改定を実施する一方、日常的に利用しやすい手頃な価格帯の商品を拡充した。旗艦店であるgoozいちょう並木通り店では、コーヒー抽出かすを堆肥化し、育った青果を店内調理品の食材として使用する循環型の取り組みを推進している。

AI.COとフードデリバリーが支える店舗運営

ローソン・スリーエフでは、ローソンチェーンのAIを利用した次世代発注システム「AI.CO」を導入。粗利益の向上と廃棄ロスの削減を高い次元で両立し、加盟店利益の最大化に貢献している。また、フードデリバリーサービスは「Uber Eats」と「menu」の2社を導入し、2026年2月期時点で277店舗が対応。さらに、1988年からPOS実験を開始し、1991年には電子発注システムEOBを導入するなど、情報システムの活用で先行してきた歴史がある。これらのシステム基盤が、個店最適化戦略を支えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

コンビニ加盟店運営、低採算で成長鈍化

スリーエフはコンビニエンスストアのフランチャイズ加盟店を運営する小売業者で、同業にはトライアルホールディングスや光フードサービスなどがある。売上高は横ばい傾向にあるが、営業利益率は2025年2月期に7.19%と改善し、2026年2月期には9.27%に上昇見込み。ただし、売上高139億円と小規模で、全国チェーンに対抗するための規模の優位性は乏しい。内需依存度が高く、出店エリアの限定性が成長の制約となっている。

強み

  • 地域に根差した店舗運営で固定客を獲得し、競合との差別化を図っている。
  • 2025年2月期に営業利益率7.19%と改善傾向にあり、コスト管理が奏功。
  • 売上高は139億円程度で安定しており、大幅な変動が少ない。
  • 2026年2月期には売上高151億円、営業利益率9.27%を見込み、成長軌道へ。

課題

  • 大手コンビニチェーンと比較して店舗数・売上規模が小さく、競争力に劣る。
  • 国内市場に依存しており、人口減少や消費低迷の影響を受けやすい。
  • 地元密着型ゆえに出店可能エリアが限定され、成長余地が限られる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がスリーエフ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
13189ANAPホールディングス46億円
23726フォーシーズHD45億円
37544スリーエフ43億円11.1倍
47515マルヨシセンター43億円32.8倍
57112キューブ43億円
63317フライングガーデン43億円9.3倍
78260井筒屋43億円8.5倍
83190ホットマン43億円11.6倍
93177ありがとうサービス42億円8.3倍
103352バッファロー42億円9.5倍
119835ジュンテンドー42億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

コンビニ事業部としてスタートした1979年

1979年8月、株式会社富士スーパー(現富士シティオ)のコンビニエンス事業部として事業が始まる。同年11月、直営1号店「栗木店」を横浜市磯子区に開店。1981年2月、コンビニエンスストアの経営とフランチャイズ店の指導を目的に、横浜市港南区に株式会社スリーエフを設立。独立した企業としての歩みが始まった。設立当初から直営店とフランチャイズの両軸で展開する方針を持ち、1982年4月にはフランチャイズ1号店「野毛店」を横浜市中区に開店した。

CI導入とPOS実験で先行した1980年代

1988年1月にCIを導入し、同年3月にはPOS(販売時点情報管理システム)の実験を開始。1991年8月には電子発注システムEOBを導入し、情報化を早期に推進した。この間、店舗数は順調に拡大し、1989年6月に100店舗を達成。同年11月には本店を横浜市中区日本大通17番地に移転した。POSとEOBの導入は後の発注や在庫管理の効率化につながり、競合との差別化の基盤となった。

500店舗達成と株式公開を実現

1990年代は店舗網の拡大が加速した。1992年6月に200店舗、1994年2月に300店舗、1995年8月に400店舗、1998年2月に500店舗を達成。1997年7月には日本証券協会に株式を店頭登録し、2000年7月には東京証券取引所市場第二部に上場した。翌2001年2月には600店舗を達成。この時期、コンビニエンスストア業界の成長期に乗り、首都圏における地域密着型チェーンとしての地位を確立した。

ローソンとの提携でブランド転換を選択

2016年4月、株式会社ローソンと資本業務提携契約を締結。これによりローソンの経営資源を活用し、競争力を強化する道を選んだ。2017年8月、東京都・神奈川県で「ローソン・スリーエフ」の第一号店をオープン。2018年1月には全店舗をローソン・スリーエフブランドに転換し、スリーエフブランドでの運営を終了した。合わせて子会社エル・ティーエフを設立し、ローソン・スリーエフのチェーン本部機能を移管。ブランド転換に伴う多額の改装投資がその後の収益構造に影響を与えた。

gooz立ち上げと中長期経営計画の推進

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。同年11月には子会社スリーエフ・オンラインの解散を決議し、2023年1月に清算結了。2025年4月、ローソンとの資本業務提携を解消し、新たに業務提携契約を締結した。一方、新型コンビニフォーマット「gooz」を展開し、店内調理の強みを活かした差別化を図る。2026年2月期には中長期経営計画の数値目標を1年前倒しで達成し、2027年2月期を「収穫期」と位置付けて次の10年を見据えている。

年表28件を開く

1970年代

  • 1979年8月㈱富士スーパー(現 富士シティオ㈱)のコンビニエンス事業部としてスタート
  • 1979年11月直営1号店(栗木店)を横浜市磯子区に開店

1980年代

  • 1981年2月コンビニエンスストアの経営並びにフランチャイズ店の経営指導を目的として横浜市港南区に㈱スリーエフを設立
  • 1982年4月フランチャイズ1号店(野毛店)を横浜市中区に開店
  • 1988年1月CI導入
  • 1988年3月POS(販売時点情報管理システム)実験開始
  • 1989年6月100店舗達成
  • 1989年11月本店を横浜市中区日本大通17番地に移転

1990年代

  • 1991年8月EOB(電子発注システム)導入
  • 1992年6月200店舗達成
  • 1994年2月300店舗達成
  • 1995年8月400店舗達成
  • 1997年7月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1998年2月500店舗達成

2000年代

  • 2000年7月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2000年10月スリーエフ・オンライン㈱(連結子会社)を設立
  • 2001年2月600店舗達成
  • 2001年3月㈱サニーマートと四国4県におけるエリア・フランチャイズ契約を締結

2010年代

  • 2015年2月㈱スリーエフ中四国との四国地区エリア・フランチャイズ契約を終了
  • 2016年4月㈱ローソンとの資本業務提携契約締結
  • 2016年9月㈱エル・ティーエフ(連結子会社)を設立
  • 2017年6月㈱L・TF・PJ(連結子会社)を設立
  • 2017年8月東京都・神奈川県に「ローソン・スリーエフ」をオープン
  • 2018年1月「ローソン・スリーエフ」ブランドへの転換に伴い「スリーエフ」ブランドでの店舗運営を終了
  • 2018年2月M&A㈱エル・ティーエフ(存続会社)と㈱L・TF・PJ(消滅会社)を合併

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行
  • 2022年11月スリーエフ・オンライン㈱(連結子会社)の解散を決議(2023年1月 清算結了)
  • 2025年4月㈱ローソンとの資本業務提携契約を終了し、新たに業務提携契約を締結

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 個店平均日販増加率(2020年2月期比)2027年2月期まで13%増
  • 加盟店利益増加率(2020年2月期比)2027年2月期まで28%増
  • 経常利益2027年2月期まで10億円以上
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年2月期まで3億円以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    個店最適化戦略の推進

    各店舗が地域で競合に対して優位な売場を実現するため、定番商品と独自商品(やきとり、チルド弁当、お総菜等)で充実した売場作りを行い、差別化商品の提案により来店動機を向上させる。また、AI発注システム「AI.CO」を活用して粗利向上と廃棄ロス削減を両立し、加盟店利益の最大化を目指す。

  2. 02

    加盟店経営の安定化と一塊経営の深化

    加盟店と本部が同じ目線で経営を推進する「一塊経営」をさらに深化させる。品揃え拡充や販売促進支援を継続強化し、ブランド転換10年の節目にフランチャイズ再契約を推進して加盟店との絆を再確認し、持続可能な店舗運営を実現する。

  3. 03

    店舗開発による競争力向上

    既存店のポテンシャルを最大限引き出すため、店舗運営部門と店舗開発部門が一体となり、目的を持った改装(駐車場拡張等)やリロケートを実施し、競合店に対する競争力を戦略的に向上させる。

  4. 04

    グーツ事業の収益モデル構築

    gooz(グーツ)において、独創力の向上とオペレーション効率化を推進。KPI管理による構造改革と、店内調理品の強みや立地特性を活かした売場作りで新たな収益モデルを構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で112人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は709万円で、9期前と比べて+14.9%平均年齢は49.5歳、平均勤続年数は22.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月292
2018年2月121
2019年2月121
2020年2月61744.318.2118
2021年2月60744.618.3120
2022年2月63246.019.4118
2023年2月63347.420.9116
2024年2月64348.221.7114
2025年2月67048.922.4111901
2026年2月70949.522.01121,250

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
その他 — 町田市他92百万円
本部 — 横浜市 中区12百万円
コンビニエンスストア事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エル・ティーエフ(注)1,2,3
    横浜市中区
    議決権51.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は151億円営業利益14億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.6%、利益が+40.0%。

売上高
+8.6%
151億円
営業利益
+40.0%
14億円
純利益
+33.3%
4億円
営業利益率
9.3%
前期比 +2.1%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高151億円151億円
営業利益13億円14億円
純利益3億円4億円
1株あたり配当¥18¥18

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は38億円、営業利益は4億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+11.8%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q3425.90
2024年2Q3638.31
2024年3Q3525.71
2024年4Q340
2025年1Q3438.81
2025年2Q3638.31
2025年4Q6945.81
2026年2Q76911.82
2026年4Q7556.72
2027年1Q38410.51

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は244億円から151億円へ62%に減った。直近期の営業利益率は9.3%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月2441−5
2014年2月2242−12
2015年2月210−31
㈱エル・ティーエフ(連結子会社)を設立
2016年2月190−9−25
㈱L・TF・PJ(連結子会社)を設立
2017年2月164−18−7
㈱エル・ティーエフ(存続会社)と㈱L・TF・PJ(消滅会社)を合併
2018年2月126−296
2019年2月120−2−2
2020年2月13041
2021年2月12520
2022年2月1233−1
2023年2月1322−2
2024年2月13992
2025年2月13910107.23
2026年2月15114149.34

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高151億円のうち、営業利益として残るのは14億円9.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の2.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金92.1%139億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金68.2%103億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.3%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
8.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.6pt
9.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.2pt
2.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.0pt
9.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
98.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが11億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは11億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は48億円で、売上の3.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月0−6−4−66
2014年2月9−2−578
2015年2月14−2−71213
2016年2月5−6−3−19
2017年2月−263681026
2018年2月−61101−184049
2019年2月−111−2−1036
2020年2月5−10440
2021年2月00−2038
2022年2月30−3338
2023年2月00−5034
2024年2月80−2841
2025年2月50−4542
2026年2月110−51148

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は58億円。このうち返さなくてよい自己資本が49億円で、自己資本比率は71.9%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月1615210931.4
2014年2月1434010326.9
2015年2月1584011824.7
2016年2月136151219.9
2017年2月11681085.4
2018年2月62431965.4
2019年2月4842681.2
2020年2月5346775.5
2021年2月5145676.8
2022年2月4943676.5
2023年2月4338580.4
2024年2月5042872.9
2025年2月5144775.3
2026年2月5849971.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
48億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-17億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
9億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率19 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中35位あたり、逆に低いのはROE322社中137位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.6%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
9.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
71.9%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥558で、1年前と比べて+9.5%過去52週の値幅のなかでは48%の位置にある。

¥558-0.5%1ヶ月+0.6%1年+9.5%時価総額43億円
過去52週の値幅
安値¥508高値¥612

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.1倍
PER (会社予想)14.1倍
PBR1.01倍
配当利回り3.23%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月+1.1%と小幅。52週高値612円から下落後、横ばい。週足はもみ合い。25日線558.9円を+0.6%上回る。出来高は100~21300株と変動あり。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 11.1倍は業界平均41.1倍を大幅に下回り、PBR 1.02倍も平均2.92倍より低く割安感が強い。ROE 9.6%に対し配当利回り3.2%は魅力的だが、配当性向53.5%と高く増配余地は限定的。業績は増収増益基調で利益率も改善しており、バリュエーションの割安さを裏付ける。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.1倍39.6倍
PER (予想)14.1倍
PBR1.01倍2.44倍
ROE9.6%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

スリーエフは、地域密着型のコンビニチェーンとして、大手チェーンとの差別化を模索している。強気派は、コスト削減や営業利益率の改善(2026/2期予想9.27%)と、業績回復によるROE向上を評価する。一方、弱気派は、売上高が横ばいで成長性に乏しく、大手チェーンの攻勢や人口減少構造の中で持続的な競争優位を築くのが難しいと指摘する。時価総額43億円と小型で流動性リスクもある。

プラスに働く材料7
  • 営業利益率の大幅改善

    2026/2期に営業利益率9.27%と過去最高水準へ(前期7.19%)。

  • 利益成長で株価割安感

    PER11倍台、PBR1倍台でROE9.6%は今後改善余地。

  • 配当利回り3.2%の安定

    業績回復に伴い安定配当を継続、インカムゲイン狙い。

  • 2026年2月期営業利益14億円計画達成2026年2月期影響

    営業利益14億円は前期比40%増、過去最高更新見込み

  • 業態転換による収益性改善継続影響

    営業利益率7.2%→9.3%へ2.1pt向上、売上高増加寄与

  • 株主還元強化(配当利回り3.2%)継続影響

    安定配当で下支え、自己資本比率も高い

  • 出店加速で売上高増加2026年2月期影響

    売上高151億円は前期比8.6%増、新規出店貢献

マイナスに働く材料7
  • 売上高の伸び悩み

    2024/2期139億円、2025/2期横ばい、成長期待薄。

  • 大手競合に劣後

    セブン-イレブンなど大手に比べブランド力・仕入れ力で劣る。

  • 人口減少で市場縮小

    国内コンビニ市場は飽和傾向、地方の過疎化で店舗維持困難。

  • 原材料高・人件費上昇による利益圧迫継続影響

    営業利益率7.2%、コスト増で2pt低下で利益約3億円減

  • 競合激化による既存店売上減少不定影響

    コンビニ業界競争激化、出店過多で既存店苦戦

  • 小規模な事業基盤の脆弱性継続影響

    時価総額43億円、天候や地域経済変動で業績大きく変動

  • 流動性低く株価変動リスク継続影響

    出来高少なく売買に注意、価格変動大

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
既存店の客数・客単価の動向を把握するため。
営業利益率
コスト管理の成果と収益性改善の進捗を確認。
店舗数(FC含む)
出退店のバランスと規模の拡大・縮小を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり18で、前期から+80.0%いまの株価に対する利回りは3.23%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥18
1株あたり
配当利回り
3.23%
いまの株価に対して
配当性向
53.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年2月6
2021年2月1066.7
2022年2月100.0
2023年2月100.043.7
2024年2月100.0
2025年2月100.033.9
2026年2月1880.053.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥18

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ4,204人。区分でいちばん多いのは個人・その他54.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.0%を占め、残る59.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他52.952.953.551.448.654.3
事業法人42.642.441.942.544.840.6
証券会社2.71.92.33.15.13.3
自己株式1.71.71.71.71.71.7
外国法人1.32.32.22.11.51.4
金融機関0.50.50.20.90.00.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱JMK瑞穂35.06
02光通信KK投資事業有限責任組合6.41
03菊池 淳司6.31
04中居 京子4.11
05宇佐見 瑞枝3.43
06UH Partners 2投資事業有限責任組合3.40
07上田八木短資㈱2.93
08野村證券㈱1.95
09小沼 滋紀1.84
10中居 勝利1.45

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+175%、1株純資産は14期で−18%。直近期のROEは9.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−67668−9.5
2014年2月−152510−25.9
2015年2月75141.455.919.1
2016年2月−336178−97.0
2017年2月−9583−73.0
2018年2月7553824.24.8
2019年2月−22515−4.2
2020年2月135262.623.5
2021年2月−3514−0.6
2022年2月−11493−2.2
2023年2月−22461−4.543.7
2024年2月294806.115.2
2025年2月385087.711.133.9
2026年2月505479.611.453.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額75百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山口良介代表取締役社長534,000
山口浩志取締役597,000
菊池淳司取締役67486,000
増田格取締役74
鈴木伸佳取締役60
清常智之常勤監査役66
川本大作監査役63
玉澤健児監査役76

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)324234716
社外取締役427277
監査役1111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容531字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)は、当社と連結子会社(㈱エル・ティーエフ)1社で構成され、コンビニエンスストア事業を営んでおります。 〔当      社〕 当社(㈱スリーエフ)は、東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県で店舗展開を行っているコンビニエンスストア「ローソン・スリーエフ」の運営会社である㈱エル・ティーエフの事業活動の管理・運営および「ローソン・スリーエフ」で販売する商品の開発サポートを行っております。また、ベーカリーやお弁当を店内で調理し、“できたて感”の訴求により、あたたかさ、和み、やすらぎを感じていただける新型コンビニフォーマット「gooz」の直営店の運営を行っております。 〔子  会  社〕 ㈱エル・ティーエフ :株式会社ローソンと企業フランチャイズ契約を締結し、コンビニエンスストア「ローソン・スリーエフ」のチェーン本部として、フランチャイズ方式の加盟店に対する経営指導と直営店の運営を行っております。なお、株式会社ローソンとの企業フランチャイズ契約及び加盟店とのフランチャイズ契約の要旨は、「第2  事業の状況  5  重要な契約等」に記載のとおりであります。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,530字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは「営業活動を通して地域社会のより豊かな暮らしと幸福のためにご奉仕します」という経営理念に基づき、お客様と同じ地域の生活者としての視点を持って店舗ごとの個性を重視した商売に取り組んでおります。 (2) 中長期経営計画 当社グループは、持続的な成長と企業価値の向上を目指して、7ヶ年の「中長期経営計画」(2021年2月期~2027年2月期)を策定しております。 7ヶ年の経営計画とした理由は、ローソン・スリーエフへのブランド転換により、短期間のうちに1店舗平均30百万円を超える全面改装を行ったことで、今後の経営環境において「リース負担発生期」と「未発生期」が生じることになったためです。このことは、当社グループの収益性が10年周期で大きく変動することを意味しており、目先の結果にとらわれず、中長期的な視点で経営を行っていくことが必要となります。そのために、ブランド転換に費やした2018年2月期から2020年2月期までの3ヶ年を「接合期」、2021年2月期から2023年2月期までの3ヶ年を「育成期」、2024年2月期から2025年2月期までの2ヶ年を「成長期」、2026年2月期から2027年2月期までの2ヶ年を「収穫期」と位置付け、苗木が成長して大樹に至るような10年経営を実践してまいります。 〔中長期経営計画において目指す姿〕 ・日本一のコンビニチェーン(お客様支持No.1) ・加盟店と本部の一塊経営 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、加盟店と同じ目線で一塊となって経営を推進していくために、「中長期経営計画」において個店平均日販と加盟店利益の継続的な向上を最重要指標として定めております。 「中長期経営計画」の最終年度である2027年2月期には、個店平均日販13%増(2020年2月期比)、加盟店利益28%増(2020年2月期比)を達成することにより、経常利益10億円以上、親会社株主に帰属する当期純利益3億円以上を実現してまいります。 (4) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、「個店最適化」と「加盟店経営の安定化」を重点戦略に掲げ、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。 (5) 経営環境及び会社の対処すべき課題 今後のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く一方で、物価上昇に対する賃金の動向や為替・海外経済の不確実性が個人消費に与える影響に留意する必要があり、先行きは不透明な状況が続くものと見込まれます。 また、コンビニエンスストア業界におきましては、生活防衛意識の高まりを背景とした来店頻度の低下などにより、客単価上昇に依存した売上構造が続くことが想定されます。加えて、人件費やエネルギーコスト・物流費の上昇により、引き続き厳しい経営環境が見込まれます。 このような環境の下、当社グループの中長期経営計画(2021年2月期~2027年2月期)は、「個店最適化」と「加盟店経営の安定化」を重点戦略とした各種施策が奏功し、概ね着実に推移しております。その結果、2026年2月期において、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の数値目標を当初計画より1年前倒しで達成いたしました。現計画の最終年度となる2027年2月期は、これまでの投資を確実な成果(リターン)へと繋げる「収穫期」と位置付けております。加盟店と本部が同じ目線で一塊となって相互繁栄を実現する「一塊経営」のさらなる深化を図るとともに、次の10年における持続的な成長を見据えた新たな中期経営計画の策定を進めてまいります。 [当社グループの経営環境] 当社グループは、ローソン・スリーエフへのブランド転換時の改装工事に伴うリース料負担が2026年2月期以降低減したことで、収益構造は今後、一定期間の安定期に入ります。堅実な収益基盤を背景に、持続的な成長に向けた各種施策に対し、ハード面・ソフト面ともに、これまで以上に積極的な投資を実行してまいります。 [ローソン・スリーエフ] ローソン・スリーエフにおきましては、引き続き個店最適化戦略を推進し、各店舗がそれぞれの地域で競合店に対する比較優位な売場の実現を目指します。具体的には、お客様の食に対する日々のニーズを担う充実した売場作りを、定番商品と独自商品(やきとり、チルド弁当、お総菜等)で実現し、加えて、差別化商品の提案を積極的に行うことでお客様の来店動機の向上に繋げてまいります。また、ローソンチェーンの各種キャンペーンに加え、ローソン・スリーエフ独自の販促施策の進化・充実を図ることにより、「個店平均日販」をさらに上昇させてまいります。これらに加え、ローソンチェーンのAIを利用した次世代発注システム「AI.CO」により、粗利益の向上を図るとともに、値引き推奨機能を徹底的に活用し、最適な売場の実現と廃棄ロスの削減を高い次元で両立することで、「加盟店利益」の最大化を目指します。 加盟店支援策としては、品揃え拡充や販売促進に対する支援を継続・強化いたします。また、ブランド転換から10年という大きな節目を迎えるにあたり、フランチャイズ契約の再契約を順次推進してまいります。加盟店との絆を再確認し、次なるフェーズに向けて「一塊経営」をさらに加速させることで、地域に根差した持続可能な店舗運営を実現してまいります。 店舗開発におきましては、既存店のポテンシャルを最大限に引き出すために、店舗運営部門と店舗開発部門が一体となって、目的を持った店舗改装(駐車場拡張等)やリロケートを行うことで競合店に対する競争力を戦略的に向上させてまいります。 [gooz(グーツ)] goozにおきましては、独創力の向上とオペレーションの効率化を推進いたします。KPI管理を導入して構造改革を断行するとともに、店内調理品の強みや立地特性を最大限に活かした売場作りにより、新たな収益モデルを構築してまいります。 ※文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
事業等のリスク1,642字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項は以下のとおりであります。なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える具体的な影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 これらのリスクに対し、当社グループはリスク管理に係る基本的な事項について「経営危機管理規程」を定め、当社グループを取り巻く様々なリスクに的確に対処できる体制を整備するとともに、危機管理委員会がリスクの分析、対策の検討を行い、正常な事業活動に著しい影響を及ぼす事態が発生した場合は対策本部を設置し、対策本部長を中心に迅速に対処する体制を整備しております。また、大規模災害や食品事故等の事業活動全体に大きな影響を与えるリスクに対しては、個別に対応マニュアルを作成するなど、リスクの拡大を最小限にとどめる体制をとっております。 なお、以下の各事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、当社グループの事業に関するリスクをすべて網羅しているとは限りません。 経営環境の動向によるリスク 当社グループは、コンビニエンスストア事業を営んでおります。そのため、景気や個人消費の動向および異常気象や天候不順並びに同業他社・異業種小売業などとの更なる競争の激化など、国内の経営環境の変化により、当社グループの業績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。また、火災、地震等の災害や不慮の事故の影響で、店舗への物流の遅延や停止、あるいは店舗の損害等により営業活動に影響を及ぼす可能性があります。 法規制に関するリスク 当社グループは、食品の安全性、公正な取引、環境保護、個人情報の保護等に関する法規制の適用および行政による許認可等の様々な法規制を受けております。役員および従業員はこれらの法規制等の遵守に努めておりますが、将来、これらの規制強化や法規制の変更等により、その対応等で新たな費用が発生することにより、当社グループの業績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 食品の安全性や衛生管理に関するリスク 当社グループは、コンビニエンスストア事業を営んでおり、お客様に食品の販売を行っております。食品の販売におきましては安心・安全に対してこだわり続け、品質管理や鮮度管理を徹底して、厳格な衛生管理に努めておりますが、当社グループの取扱い商品により、万一、お客様にご迷惑をお掛けする事態が発生した場合は、お客様の信頼失墜による売上の減少や損害賠償責任およびその問題への対策に費用が発生することにより、当社グループの業績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 フランチャイズ事業に関するリスク 当社グループは株式会社ローソンと企業フランチャイズ契約を締結し、「ローソン・スリーエフ」ブランドにて店舗を展開しております。フランチャイズシステムは契約当事者の双方向の信頼関係により業績が向上するシステムであり、当社グループと株式会社ローソンのいずれかの要因により信頼関係が損なわれ、万一、企業フランチャイズ契約が解消される事態に至った場合は、当社グループの業績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは「ローソン・スリーエフ」ブランドのコンビニエンスストア事業において、独立の事業者である第三者との間でフランチャイズ契約を締結し、継続的な関係を構築して店舗のチェーン展開を行っております。したがって、当該契約に基づき加盟店を経営する加盟者の法令違反、不祥事等の行為によりブランドイメージにダメージを受けることがあります。また、加盟者との間で何らかのトラブルや訴訟を起こされた場合、その結果によっては、当社グループの業績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,542字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであります。なお、当社グループは、コンビニエンスストア事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 (業績等の概要) (1) 業績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇が続く中、賃金の伸びが追いつかず、個人消費においては生活防衛意識の高まりから節約志向が見られました。また、円安基調の継続や海外経済の不確実性もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 コンビニエンスストア業界におきましては、購買数量の抑制や購買機会の集約といった消費行動の変化によって来店頻度が低下したことなどにより、来店客数は前年を下回る状況が継続いたしました。一方で、商品価格の上昇や付加価値商品の強化により客単価は上昇が続き、業界全体としては客単価の上昇に依存した売上構造となりました。また、円安基調の継続や原材料価格の高騰に加え、人件費・エネルギーコスト・物流費の上昇により、コスト負担は増加しております。 このような環境の下、当社グループは、加盟店と同じ目線で一塊となって経営を推進していくために、中長期経営計画(2021年2月期~2027年2月期)において、「個店平均日販」と「加盟店利益」の継続的な向上を最重要指標として位置付けております。当該指標の改善に向けて、「個店最適化」と「加盟店経営の安定化」を重点戦略とした各種施策により、お客様の利用動向の変化への対応を続けながら、目標達成に向けた取り組みを進めております。 当社グループ運営店舗の概況 [ローソン・スリーエフ] 株式会社エル・ティーエフが事業展開する「ローソン・スリーエフ」におきましては、夏場の高温に加え、ローソンチェーンの50周年記念販促の後押しもあり、「個店平均日販」は引き続き前年を上回り、好調に推移しております。人件費や水道光熱費などの店舗運営コストは持続的に上昇しているものの、さらなる売上向上策による加盟店支援を強化した結果、「加盟店利益」につきましても前年を上回る水準で推移しております。 運営面におきましては、引き続き「個店最適化戦略」を推進してまいりました。各店舗がそれぞれの地域において競合店に対する比較優位な売場を実現するために、品揃え拡充や販売促進に対する支援を継続・強化するとともに、ローソンチェーンのAIを利用した次世代発注システム「AI.CO(アイコ)」の活用強化を図り、中食のさらなる売上向上に取り組んでおります。また、フードデリバリーサービスにつきましては、「Uber Eats(ウーバーイーツ)」と「menu(メニュー)」の2社を導入し、導入店舗数は277店舗となっております。 商品面におきましては、ローソンチェーンの50周年記念販促を軸に、「AI.CO」の活用による持続的な品揃えの充実を進めた結果、米飯やベーカリーなどの主力デイリー商品の売上が大幅に伸長いたしました。ローソン・スリーエフ独自商品につきましては、スリーエフ時代からのこだわりである店内で焼き上げた「やきとり」の計画的な新商品投入が売上を牽引いたしました。さらに、チルドならではの食感・風味に仕立てた「ドリア」の販売も開始するなど、新たなファン層の獲得に向けた取り組みも推進しております。また、「やきとり」や「もちぽにょ」の割引キャンペーン、「チルド弁当」や「お総菜」の増量キャンペーンも実施し、ブランド訴求の強化と売上向上に寄与いたしました。 店舗開発におきましては、2店舗の新規出店、6店舗の閉店を行った結果、当連結会計年度末の総店舗数は325店舗となっております。また、転換から7年を経過した店舗に対して、設備機能の改善等を目的とした改装を順次行っております。引き続き、収益改善が見込めない店舗のリロケートを行うとともに、お客様の利便性向上を目的とした駐車場拡張等のハード面の改善も推進してまいります。 [gooz(グーツ)] コンビニエンスストアに対するニーズの多様化に対応するため、当社が新型フォーマットとして事業展開するgoozにおきましては、物価高を背景にお客様の節約志向が強まる中でも、夏場の高温によりアイスコーヒーやソフトクリームなどの販売が好調であったことに加え、行楽需要の高まりや周辺エリアのイベント開催も寄与し、事業全体として日販は前年を上回って推移しております。 商品面におきましては、原材料価格の高騰に対応すべく、一部店内調理品の価格改定を実施した一方で、日常的に利用しやすい手頃な価格帯の商品を拡充するなど、メリハリのある価格戦略を進めてまいりました。また、主力のグーツコーヒーと親和性の高いベーカリーや焼き菓子のラインアップを拡充するなど、普段使いから行楽需要まで幅広いニーズに対応したことで、店内調理品の売上は総じて堅調に推移いたしました。さらに、ご自宅でも手軽にグーツコーヒーの雰囲気をお楽しみいただけるよう、オリジナルのワンドリップコーヒーを商品化したほか、タンブラーやマグカップなどのオリジナル雑貨も新たに展開することで、ブランド訴求の強化にも取り組んでおります。 また、旗艦店であるgoozいちょう並木通り店では、グーツコーヒーの抽出後に出るコーヒーの粉を、堆肥の一部として再利用し、この堆肥によって栽培された青果を、店内調理品の食材として使用する、循環型・持続可能な社会を目指した取り組みを推進しております。 店舗開発におきましては、出店・閉店を行わず、当連結会計年度末の総店舗数は3店舗となっております。 以上の結果、当連結会計年度の営業総収入は150億84百万円(前期比8.4%増)となりました。さらにローソン・スリーエフへのブランド転換に伴って発生した、改装工事に係るリース費用の一部が低減したこと等により、営業利益は14億14百万円(前期比41.8%増)、経常利益は14億28百万円(前期比42.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億82百万円(前期比31.9%増)となりました。 (2) 財政状態の状況 ① 資産の状況 資産につきましては、前連結会計年度末に比べ6億44百万円増加し、57億58百万円となりました。これは主に、現金及び預金が6億11百万円増加したこと、商品が30百万円増加したこと及び繰延税金資産が21百万円増加したこと等によるものであります。 ② 負債の状況 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ2億32百万円増加し、9億5百万円となりました。これは主に、未払法人税等が1億77百万円増加したこと、未払消費税等が53百万円増加したこと等によるものであります。 ③ 純資産の状況 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ4億12百万円増加し、48億52百万円となりました。これは主に、利益剰余金が2億91百万円増加したこと、非支配株主持分が1億22百万円増加したこと等によるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ6億11百万円増加し、47億68百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が14億28百万円(前連結会計年度は10億41百万円)、未払消費税等が53百万円の増加(同30百万円の減少)となりましたが、棚卸資産が30百万円の減少(同6百万円の増加)となったこと等により、前連結会計年度より5億70百万円収入増の10億90百万円の収入となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、主として有形固定資産の取得による支出が8百万円となったこと等により、前連結会計年度より37百万円支出減の3百万円の支出となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額が90百万円(同75百万円)、非支配株主への配当金の支払額が3億85百万円(同3億21百万円)となったこと等により、前連結会計年度より78百万円支出増の4億75百万円の支出となりました。 (4) 最近2連結会計年度末現在における店舗数(加盟店及び直営店の合計店舗数)の状況 地域別   チェーン全店店舗数 前連結会計年度 (2025年2月28日)   当連結会計年度 (2026年2月28日)   比較増減 神奈川県   157(10)   155(12)   △2(  2) 東京都   87( 1)   86( 1)   △1( ―) 千葉県   61( 3)   61( 3)   ―( ―) 埼玉県   27( 1)   26( 2)   △1(  1) 合計   332(15)   328(18)   △4(  3) (注)  ( )内の数字は直営店の店舗数であり、内数であります。 (生産、受注及び販売の状況) 当社グループにおいては、生産及び受注に該当する事項がないため、記載を省略しております。 販売実績 当社グループは、コンビニエンスストア事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績の内訳を地域別、商品別に記載しております。 (1) 地域別売上状況 地域別   当連結会計年度(自  2025年3月1日至  2026年2月28日) チェーン全店売上高(百万円)   構成比(%)   前年同期比(%) コンビニエンスストア事業 神奈川県   32,931   47.1   4.5 東京都   18,092   25.9   4.2 千葉県   12,884   18.4   4.4 埼玉県   5,944   8.5   2.0 合計   69,853   100.0   4.2 (注) 1.地域別の店舗数は「(業績等の概要) (4)最近2連結会計年度末現在における店舗数(加盟店及び直営店の合計店舗数)の状況」に記載のとおりであります。 2.チェーン全店売上高は直営店と加盟店の売上高の合計であります。 (2) 商品別売上状況 [ローソン・スリーエフ] 商品別   当連結会計年度(自  2025年3月1日至  2026年2月28日) チェーン全店売上高(百万円)   構成比(%)   前年同期比(%) コンビニエンスストア事業 ファストフード   15,545   22.7   9.1 日配食品   11,269   16.5   3.1 加工食品   36,323   53.0   2.5 非食品   5,338   7.8   2.3 合計   68,476   100.0   4.0 (注) チェーン全店売上高は直営店と加盟店の売上高の合計であります。 [gooz(グーツ)] 商品別   当連結会計年度(自  2025年3月1日至  2026年2月28日) チェーン全店売上高(百万円)   構成比(%)   前年同期比(%) コンビニエンスストア事業 ファストフード   830   60.3   14.0 日配食品   71   5.2   6.0 加工食品   436   31.7   12.1 非食品   38   2.8   18.8 合計   1,376   100.0   13.1 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 財政状態の分析 「(業績等の概要)(2)財政状態の状況」に記載のとおりであります。 (2) 経営成績の分析 「(業績等の概要)(1)業績」に記載のとおりであります。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析 「(業績等の概要)(3)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (4) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金や設備投資は自己資金を基本としております。 (5) 経営者の問題意識と今後の方針について 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 (6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産および負債または損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。