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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

マルヨシセンター

Maruyoshi Center Inc.7515 · Standard · 小売業

香川県を地盤にスーパーマーケットを展開する地域密着型の小売業者。イズミグループとの提携で商品調達力を強化し、食品スーパーを中核に多角化を進める。

概要

マルヨシセンターは香川県高松市に本社を置き、北四国を地盤とするスーパーマーケットチェーンである。1961年に日用雑貨販売店として創業し、現在は食品スーパーを主力に、子会社の食品製造や物流事業を含むグループを形成する。2026年2月期の連結売上高は408億円、単体従業員数は455名。

小売事業を中心としたグループ構成

マルヨシセンターグループは、当社、子会社2社、関連会社1社、その他の関係会社1社で構成される。小売事業では当社がスーパーマーケットを展開し、子会社の㈱フレッシュデポが食品製造を行い当社に商品を供給する。もう一つの子会社㈱レックスは物流センター運営業を担う。その他の関係会社である㈱イズミとは資本業務提携を結び、仕入や物流の統合を進める。関連会社の㈱高松マリーナーはモーターボート販売・保管業を営むが、持分法適用の対象外である。

地域密着の店舗展開と四国戦略

店舗は香川県を中心に、徳島県、愛媛県にも展開する。2024年11月には四国戦略の第一号店として三加茂店(徳島県三好郡)を改装オープンし、好調なスタートを切った。2025年7月には第二号店として椿店(愛媛県松山市)を改装オープンした。一方、2025年3月には賃貸借契約満了に伴い片原町店(香川県高松市)を閉店している。店舗ごとに商圏特性を捉え、個店別の経営計画を店長主導で策定する体制を一部店舗で導入している。

経営理念と品質へのこだわり

経営理念は「健康とおいしさ(健康民主主義、おいしさ民主主義)」である。この理念を具体化するため、「マルヨシクオリティ」の維持向上に取り組む。自社ブランド「オリジナルBOX」の開発、生鮮商品の差別化、品質チェック担当「味Gメン」による味と品質の継続的な確認を実施している。また、時間帯別売場管理を徹底し、必要な時に必要な数量が揃う売場づくりを基本とする。さらに、ビジュアルに優れた売場やデジタルサイネージを活用した情報発信により、顧客の情緒的価値を高める施策も進めている。

2026年2月期の業績と財務状況

2026年2月期の連結売上高は407億54百万円(前期比2.5%増)、営業利益は3億39百万円(同155.7%増)、経常利益は3億23百万円(同122.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億31百万円(同851.7%増)となった。営業キャッシュ・フローは21億64百万円のプラスで、設備投資や借入金返済によりフリー・キャッシュ・フローはマイナスだが、現金同等物は9億23百万円(前期比41.2%増)に増加した。財務体質は改善傾向にある。

業界の中での役割は地域小売業者(食品スーパー運営)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
408億円
営業利益
3億円
営業利益率
0.7%
純利益
1億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01小売(食品スーパー)主力

主力はスーパーマーケット事業。当社が店舗を展開し、子会社のフレッシュデポが食品を製造、レックスが物流を担うグループ体制で、生鮮食品や日用品を地域住民に供給している。イズミとの資本業務提携により仕入れやノウハウを共有し、競争力を高めている。

主な製品・サービス1
スーパーマーケット
生鮮食品・日用品・加工食品などを取り扱う小売店舗。地域の需要に応じた品揃えと価格設定で、日常の買い物の場を提供している。

02外食副次

レストランを運営し、外食事業を展開している。小売で培った食品に関する知見を活かし、地域の飲食需要に応えている。

主な製品・サービス1
レストラン
当社が運営するレストラン事業。小売とは異なる販売チャネルで食事を提供する。

03その他その他

関連会社の高松マリーナーがモーターボートの販売・保管業を営む。小売事業との関連は薄いが、グループの事業ポートフォリオの一部を構成する。

製品と技術

自社ブランド「オリジナルBOX」と差別化商品

「健康とおいしさ」をテーマにした自社ブランド「オリジナルBOX」を展開する。低糖質やグルテンフリーなど、健康志向・美容志向に対応した商品を開発し、競合との差別化を図る。子会社の㈱フレッシュデポが製造を担当し、選択と集中による製造効率の向上と品質の引き上げを進めている。また、仕入改革による値入改善も同時に行い、収益性を高めている。

生鮮加工と惣菜の内製化体制

精肉・鮮魚・惣菜の加工を自社で行う体制を持つ。1978年に設置した生鮮加工場を前身とし、1997年には綾上カミサリーを新設し移転増強した。宇多津カミサリーでは惣菜や麺類を製造する。これらの施設は2002年にISO9001を取得し、品質管理体制を強化。2005年には分社化され、現在は㈱フレッシュデポが運営する。外食グレードのデリカ開発にも注力し、簡便需要に対応している。

「味Gメン」と時間帯別売場管理

品質を可視化する仕組みとして「味Gメン」を導入している。専任の担当者が味と品質を定期的にチェックし、基準を維持する。また、時間帯別売場管理を徹底し、顧客が「必要な時に」「必要なものが」「必要な数量」揃うよう在庫と陳列を最適化する。これに加え、POPやデジタルサイネージで商品情報や食べ方提案を発信し、機能的価値と情緒的価値の両面から顧客満足度を高める取り組みを行っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

四国地盤の食品スーパー、低収益

マルヨシセンターは四国地方を地盤とする食品スーパーマーケットチェーンで、売上高約398億円(2025年2月期)と地域密着型の中堅小売業。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスと比べ、全国展開や大型店舗展開が進んでおらず、規模は小さい。営業利益率は0.25%と極めて低く、収益性改善が急務。近年は売上高が緩やかに増加しているが、利益率は低位に留まり、コスト管理と高付加価値化が課題。地域内での差別化を図りつつ、効率化を進める必要がある。

強み

  • 四国に集中出店し、地元顧客の支持を獲得。地域ニーズに即した品揃えでリピート率を確保。
  • 2024年2月期から2026年2月期にかけて、売上高が383億円から408億円へと緩やかに増加。
  • 生活必需品の小売りで需要が安定しており、景気変動の影響を受けにくい。
  • 長年の運営で培ったローカルな仕入れ・販売ノウハウを持ち、競合との差別化につながる。

課題

  • 営業利益率が0.25%と極めて低く、人件費や光熱費の上昇でさらに圧迫されるリスク。
  • 同業大手と比べ店舗数・売上規模で劣り、仕入れ交渉力や物流効率で不利。
  • 売上成長率が低く、新規出店やM&Aによる拡大が見込めないと、市場シェア低下の懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がマルヨシセンター

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17625グローバルダイニング49億円6.2倍
23169ミサワ49億円38.7倍
33172ティーライフ48億円13.3倍
43189ANAPホールディングス46億円
53726フォーシーズHD45億円
67515マルヨシセンター43億円32.8倍
77112キューブ43億円
83317フライングガーデン43億円9.3倍
97544スリーエフ43億円11.1倍
108260井筒屋43億円8.5倍
113190ホットマン43億円11.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

日用雑貨店から衣料品販売へ転換した創業期

1961年3月、香川県で日用雑貨販売の有限会社トキワフードセンターとして創業した。当初は雑貨を扱ったが、1965年7月に取扱商品を衣料品に変更し、小売業としての基盤を固めた。1970年9月には株式会社マルヨシセンターに組織変更し、現在の社名となる。1972年2月には国分寺町に本部社屋と配送センターを設置し、物流体制を整えた。

食品スーパーへの転換と子会社合併

1973年7月、衣料品から食品へ事業の幅を広げるため、食品スーパーである㈱サンフラワーを設立。1978年1月には両社共同で衣料品と食品を併設したモデル店「三条店」を開店した。同年5月には生鮮加工場を設置し、精肉や惣菜の内製化を進めた。1979年7月、㈱サンフラワーを合併し、食品主体のスーパーマーケットへ本格転換した。この合併により、一気に食品小売の規模を拡大した。

徳島県への進出と物流子会社の設立

1985年1月、香川・徳島両県での事業拡大を目的に、㈱オビカ商事を設立し、㈱四国スーパーマーケットを子会社化した。さらに㈱スーパーナルトや㈱南海プラザを合併し、エリアを拡大した。1993年2月には卸売業3社と共同出資で物流センターの㈱レックスを設立し、加工食品・雑貨の物流機能を強化。2002年3月には当社の物流部門をレックスに統合し、効率化を図った。

上場と加工部門の分社化によるグループ再編

1996年9月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場した。2005年9月、宇多津カミサリーと綾上カミサリーの食品加工製造部門を分社化し、㈱フレッシュデポを設立(現・連結子会社)。2012年10月には㈱レックスの株式を追加取得し、連結子会社化した。これにより、小売・製造・物流のグループ体制が整った。2013年7月には東京証券取引所市場第二部に上場(大阪との統合)し、2022年4月の市場区分見直しでスタンダード市場に移行した。

イズミとの資本業務提攜と現在の経営課題

2019年11月、中国地方を地盤とする大手スーパーの㈱イズミと資本業務提携契約を締結した。これにより、システム・仕入・物流の統合が進み、コスト削減とサービス品質向上を目指す。2020年1月には本店所在地を本部のある高松市国分寺町に移転した。現在は人手不足や物価上昇への対応が課題であり、生産性向上のための業務イノベーションや、店長主導の個店経営体制の導入などに取り組んでいる。

年表23件を開く

1960年代

  • 1961年3月創業日用雑貨販売の㈲トキワフードセンターを設立創業。
  • 1965年7月商号変更取扱い商品を衣料品に変更。

1970年代

  • 1970年9月㈲トキワフードセンターから会社組織を変更し、㈱マルヨシセンターとする。
  • 1972年2月香川県綾歌郡国分寺町(現 高松市国分寺町)に本部社屋および配送センターを設置。
  • 1973年7月衣料品から取扱いの幅を広げるため、食品スーパーマーケット㈱サンフラワーを設立。
  • 1976年11月㈱四国トラベルサービスを子会社として設立。(2006年12月に清算)
  • 1978年1月㈱サンフラワーと共同で、衣料品と食品を併設したモデル店、三条店(香川県高松市)を開店。
  • 1978年5月県下全域への事業展開のため、香川県綾歌郡国分寺町(現 高松市国分寺町)に精肉、海産物、惣菜の加工を目的とする生鮮加工場を設置。
  • 1979年7月M&A㈱サンフラワーを合併し、食品主体のスーパーマーケットへ転換。

1980年代

  • 1983年10月㈱ぐりーんはうす(レストラン業)の全株式を取得。(1994年11月に営業譲受で外食事業部を設置)
  • 1985年1月M&A香川、徳島両県でのスーパーマーケット事業拡大のため、㈱オビカ商事を設立(1991年9月合併)、㈱四国スーパーマーケットを子会社化(1992年3月合併)、また㈱スーパーナルト、㈱南海プラザを合併。
  • 1989年11月宇多津カミサリー(惣菜・麺類等の製造加工)を香川県綾歌郡宇多津町に設置。

1990年代

  • 1993年2月卸売業3社との共同出資で㈱レックス(加工食品・雑貨の物流センター)を設立。(現・連結子会社)
  • 1996年9月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 1997年5月生鮮加工場を移転増強し、綾上カミサリー(精肉・鮮魚の加工と水関連商品の製造)を香川県綾歌郡綾上町(現 綾川町)に設置。

2000年代

  • 2002年3月M&A当社物流部を㈱レックスに統合。
  • 2002年12月宇多津・綾上両カミサリーでISO9001:2000を取得。
  • 2005年9月食品加工製造部門(宇多津カミサリー・綾上カミサリー)を分社化し、㈱フレッシュデポを子会社として設立。(現・連結子会社)

2010年代

  • 2012年10月㈱レックスの株式を追加取得し、持分法適用関連会社から連結子会社とする。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所との現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2019年11月㈱イズミ(現・その他の関係会社)との間で資本業務提携契約を締結。

2020年代

  • 2020年1月本店所在地を本部(香川県高松市国分寺町)に移転。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    4つのイノベーションによる長期ビジョン達成

    マネジメント、戦略、マーチャンダイジング、業務の4分野でイノベーションを推進。全員参加型経営、地域密着店舗、差別化商品開発、生産性向上などを通じ、お客様満足度の最大化と経営効率の改善を両立する。

  2. 02

    マルヨシクオリティの追求と差別化

    自社ブランド「オリジナルBOX」や低糖質・グルテンフリー商品など「健康とおいしさ」をテーマにした差別化商品・独自化商品を開発。超鮮度への取り組みや仕入改革による値入改善、魅力ある売場づくりを進める。

  3. 03

    地域一番店を目指す店舗運営

    商圏ごとのマーケティングに基づき、お客様ニーズに応えた品揃えと感性に訴える売場づくりを実施。店長主導の店舗経営管理体制を導入し、個店別の商圏シェア拡大を図る。また、ホスピタリティを意識した接客サービスを追求する。

  4. 04

    人的投資と生産性向上

    積極的な採用や教育、能力に応じた給与体系の構築により人材活用を活性化。四国戦略店舗の改善事例を参考に各店舗の教育を行い、一人当たり荒利高の向上を目指す。また、製・配・販の全体最適化や部門別縦割り運営の解消により生産性を改善する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で455人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は495万円で、9期前と比べて+16.3%平均年齢は44.3歳、平均勤続年数は17.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月525
2018年2月537
2019年2月526
2020年2月42641.915.4515
2021年2月42942.616.2501
2022年2月44143.116.5479
2023年2月44843.517.1464
2024年2月38544.417.7463
2025年2月48844.317.845922
2026年2月49544.317.745566

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)50.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
茜町店(香川県高松市)他33店舗7,037百万円
小売事業
綾上工場(香川県綾歌郡綾川町)他2工場1,977百万円
小売事業
本部 — 香川県高松市1,063百万円
小売事業・その他共通
本社物流センター — 香川県綾歌郡綾川町457百万円
小売事業
宇多津事業所(香川県綾歌郡宇多津町)他1事業所274百万円
小売事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱フレッシュデポ
    香川県 綾歌郡宇多津町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱レックス
    香川県 綾歌郡綾川町 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    ㈱イズミ
    広島県 広島市東区 · その他の関係会社
    議決権19.8%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は408億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.5%、利益が+200.0%。

売上高
+2.5%
408億円
営業利益
+200.0%
3億円
純利益
1億円
営業利益率
0.7%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高440億円408億円
営業利益2億円3億円
純利益0億円1億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は109億円、営業利益は1億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+14.7%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q9411.11
2024年2Q9711.00
2024年3Q9511.10
2024年4Q970
2025年1Q9511.11
2025年2Q100−1−1.0−1
2025年4Q20310.50
2026年2Q20310.50
2026年4Q20521.01
2027年1Q10910.90

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は398億円から408億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は0.7%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所との現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
2013年2月3984−3
2014年2月39921
2015年2月40762
2016年2月4117−3
2017年2月40442
2018年2月3933−1
2019年2月3882−5
2020年2月37921
2021年2月39795
2022年2月37974
2023年2月37231
2024年2月38341
2025年2月398110.30
2026年2月408330.71

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高408億円のうち、営業利益として残るのは3億円0.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.0%314億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.7%113億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.7%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.9pt
0.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.2pt
0.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.4pt
4.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが22億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは18億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は9億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月10−1−797
2014年2月8−6−426
2015年2月34−4−203015
2016年2月0−2−5−28
2017年2月5−74−210
2018年2月10−5−6510
2019年2月7−102−310
2020年2月20−4−111615
2021年2月17−1−41626
2022年2月−4−5−7−911
2023年2月7−4−439
2024年2月15−7−7810
2025年2月4−7−1−37
2026年2月22−4−15189

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は166億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は19.7%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月1972417311.9
2014年2月1962417212.1
2015年2月1992517412.2
2016年2月183191649.9
2017年2月1802215811.4
2018年2月1722015210.9
2019年2月171151567.8
2020年2月1772115610.8
2021年2月1812615513.3
2022年2月1653013516.9
2023年2月1613113017.9
2024年2月1623312918.8
2025年2月1623213018.5
2026年2月1663513119.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
15億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
131億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
44
/ 100
安定性自己資本比率13 / 40
収益力営業利益率1 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中208位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中297位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.2%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.7%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
19.7%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.7%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,600で、1年前と比べて+11.8%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥4,600+0.0%1ヶ月+0.8%1年+11.8%時価総額43億円
過去52週の値幅
安値¥4,100高値¥4,790

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)32.8倍
PER (会社予想)429.9倍
PBR1.30倍
配当利回り0.65%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は4,585円と、直近1ヶ月で2.24%下落。25日移動平均線(4,611.8円)を約0.6%下回り、75日線(4,561.53円)付近で推移。52週高値(4,790円)からは約4.3%下落し、高値圏での揉み合い。出来高は低水準で、売買が薄い状況。RSIは37.14とやや売られ過ぎ圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 22/100)

PERが32.72倍と業界平均39.79倍よりは低いが、予想PERが429倍と異常に高く、現在の収益力では割高感が強い。ROEは4.2%と低く、PBR1.3倍は業界平均2.94倍を下回るが、収益性の低さを考慮すると割安とは言えない。配当利回り0.65%は業界平均12.79%と比べ極めて低く、配当性向318%と無理な配当をしている可能性。売上高は微増だが営業利益率は0.25%と低く、業績は低迷。

指標この会社業種平均
PER (実績)32.8倍39.6倍
PER (予想)429.9倍
PBR1.30倍2.44倍
ROE4.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地域密着型の小売業として安定した需要がある一方、競争激化や人口減少の影響を受けやすい。強気派は、生活必需品中心の事業で景気変動に強く、既存店の成長や新店出店で収益拡大を期待する。弱気派は、競合他社との価格競争や人件費上昇で利益率が低水準にとどまり、成長性に欠けると指摘する。業績は増収傾向にあるものの、営業利益率は低迷しており、効率性の改善が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 安定需要

    生活必需品中心で景気変動の影響を受けにくい

  • 増収基調

    売上高は段階的に増加しており、拡大戦略が奏功

  • 地域密着

    地域の生活インフラとしての役割で固定客を確保

  • 売上高が3期連続で増加し408億円通年影響

    売上高は383→398→408億円と増加。2026/2期は前期比2.5%増

  • 営業利益が前期比3倍の3億円に回復決算発表後影響

    営業利益は1億円から3億円に増加、営業利益率は0.25%から0.74%へ改善

  • 外国人保有比率0.1%からの買い増し余地不定影響

    外国人保有比率は0.1%とほぼゼロ。少しの買いでも需給が締まる

  • 株価は1年で11.3%上昇し需給良好継続影響

    過去1年で株価は11.31%上昇。時価総額43億円と小さく、需給で動きやすい

マイナスに働く材料7
  • 利益率低迷

    営業利益率は0.7%程度で、収益性が極めて低い

  • 競争激化

    同業他社との価格競争で値下げ圧力が強い

  • 人口減少

    商圏の人口減少で中長期の需要減が懸念

  • 予想PER429倍と極端な割高決算発表後影響

    予想PERは429倍と実績の32.72倍を大きく上回り、利益の裏付けが乏しい

  • ROE4.2%と資本効率の低さ継続影響

    ROEは4.2%と低く、PBR1.3倍の評価に見合う利益を生めていない

  • 営業利益率0.74%と極低水準通年影響

    売上高408億円に対し営業利益は3億円。利益率0.74%と脆い収益構造

  • 配当利回り0.65%と低い株主還元継続影響

    配当利回りは0.65%と低く、株主への利益還元が限定的

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の集客力と需要動向を測る基本指標
営業利益率
効率性改善の進捗を確認する重要指標
出店数と閉店数
成長戦略と店舗ネットワークの縮小傾向を評価
従業員一人当たり売上高
人件費効率と生産性の変化を観察

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.65%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
0.65%
いまの株価に対して
配当性向
318.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年2月30
2020年2月60100.020.1
2021年2月30−50.05.8
2022年2月300.06.7
2023年2月300.037.9
2024年2月300.023.8
2025年2月300.0121.0
2026年2月300.0318.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ1,487人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.8%を占め、残る52.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他40.840.941.648.351.552.1
事業法人47.647.347.042.441.040.8
金融機関11.511.311.18.67.37.0
外国法人0.00.40.30.50.10.1
証券会社0.10.10.00.20.00.0
自己株式1.01.01.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社 イズミ19.81
02佐竹 睦子9.89
03マルヨシセンター取引先持株会8.76
04有限会社 佐竹興産5.34
05株式会社 百十四銀行3.45
06株式会社 阿波銀行3.35
07佐竹 克彦2.82
08マルヨシセンター従業員持株会2.00
09ロージー 美佳1.82
10黒田 真由美1.22

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+531%、1株純資産は14期で+1122%。直近期のROEは4.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−33286−10.7
2014年2月62872.160.1228.7
2015年2月1893,0356.420.927.6
2016年2月−4332,401−15.5
2017年2月2122,7338.319.123.4
2018年2月−1852,498−7.1
2019年2月−6981,769−32.7
2020年2月1782,0498.714.620.1
2021年2月5172,60322.26.35.8
2022年2月4503,00316.16.36.7
2023年2月1533,1085.018.837.9
2024年2月1463,2604.627.723.8
2025年2月153,2060.5264.6121.0
2026年2月1403,4984.232.4318.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額130百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐竹克彦代表取締役 会長 CEO58264
加藤宏道代表取締役 社長 COO兼CFO 管理本部長6957
伊藤雅久取締役 副社長 CMO兼CIO マーケティング本部長 兼 経営戦略管掌586
田村勉取締役 マーケティング本部 副本部長51
大下秀樹取締役7638
大西敏広常任監査役(常勤)685
川東祥次監査役76
三宅康夫監査役69

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)410310827
社外取締役312124
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容417字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社2社、関連会社1社、その他の関係会社1社で構成され、小売事業、小売周辺事業及びその他の事業を展開しております。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 小売事業………………   当社がスーパーマーケットを展開し、子会社㈱フレッシュデポは食品製造業を営み当社に商品を供給しております。子会社㈱レックスは物流センター運営業を行っております。その他の関係会社㈱イズミは当社と資本業務提携契約を締結しており、小売事業及び小売周辺事業を営んでおります。 その他…………………   当社がレストランを運営しております。関連会社㈱高松マリーナーがモーターボートの販売・保管業を営んでおります。 なお、事業の系統図は、次のとおりであります。 (注) 関連会社1社は重要性がないため、持分法の適用から除外しております。
経営方針・対処すべき課題2,262字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは「健康とおいしさ(健康民主主義、おいしさ民主主義)」を経営理念としております。小売事業及びこれに関連する業務を通して、地域のお客様に、より健康的で豊かな食を中心とした生活シーンを積極的に提案することにより、豊かな食生活の実現に寄与することを企業使命と捉えて事業活動を展開してまいります。 この経営理念の下で、「健康とおいしさ」を更に追求した「マルヨシクオリティ」の維持向上のため、「味」「品質」だけではなく、「楽しさ」「便利さ」にもこだわり、商品情報の提供、レシピを基にした関連商品の一カ所陳列による食卓シーンの提案など、お客様に豊かなライフスタイルを提案する事で、総合的な「お客様満足度の向上」を目指してまいります。 このような方針を通じて、経営基盤の一層の強化を図り、香川県を中心とする北四国の地場スーパーマーケットとして商圏シェアを高めてまいります。 (2)経営戦略等 長期ビジョン達成のため、「マネジメントイノベーション」「戦略イノベーション」「マーチャンダイジングイノベーション」「業務イノベーション」の4つのイノベーションを策定し、取り組んでおります。 1.「業務イノベーション」 お客様の満足度を最大化することを最優先した上で、経営効率の改善を両立させていきます。そのための業務革新として、お客様の満足度を向上させるため、且つ、生産性の向上を図るため、製・配・販の全体最適化を目指します。 2.「マーチャンダイジングイノベーション」 自社ブランド「オリジナルBOX」を始めとした「健康とおいしさ」のテーマに添った差別化商品及び独自化商品の開発の促進、超鮮度の取り組みなどによる新たな価値創造により、競合他社との差別化を進めるとともに、仕入改革による値入改善、低糖質・グルテンフリーなど美容コンシャスな商品開発を目指します。お客様に対して、こだわりや良さ、お得感などの見える化を推進し、魅力ある売場を実現します。 3.「戦略イノベーション」 マーケティングにより、それぞれの地域(商圏)に対して、お客様のニーズに応えた商品、品揃えを基準に、感性に働きかける魅力ある売場作り、豊かなライフスタイルを提案する地域に密着した店作り、時代にマッチした業態を構築し、お客様に愛されるお店を目指します。また、新たに美容マーケットの取り込みによる新市場の開拓を目指します。 4.「マネジメントイノベーション」 全員参加型の経営を目指し、組織をフラット化し、実行スピードを向上させ、高効率運営体制の構築を目指し、実行力の向上を図ります。また、店長による店舗経営管理体制を導入し、店長主導による店舗経営計画による個店別商圏シェアの拡大を目指します。 (3)経営環境 今後の見通しにつきましては、当社を取り巻く外部環境はなお厳しく、緩やかな経済回復が予想される一方で人口減少や実質所得の縮小、節約志向などによる個人消費の伸び悩みなど、引き続き予断を許さない状況であります。また、米国の関税政策の影響、米中対立の動向、中東情勢やロシア・ウクライナ戦争など地政学リスクと、依然として先行き不透明な状況が続くものと思われます。 このような環境のもと、当社では引き続き「マルヨシクオリティ」の追求を方針とし、「健康とおいしさ」をキーワードに、生鮮の魅力度向上、「味Gメン」による味と品質チェックも継続し、お客様が「必要な時に」「必要なものが」「必要な数量」揃った時間帯別の売場管理を徹底していくとともに、単にマニュアル化された「サービス」ではなく、さらに一歩進んだ「ホスピタリティ」を意識した接客サービスを目指し、より深い「お客様中心」のサービス構築を図ります。このような取り組みを通して、より多くの店舗で地域一番店を目指します。 当社オリジナル商品につきましても、子会社の㈱フレッシュデポの製造ラインを見直し、商品の選択と集中による製造効率の向上および品質の引上げを目指します。また、積極的な採用や教育、能力に応じた給与体系の構築など積極的な人的投資を行うことで人材活用の活性化を図ります。一方で深刻な人手不足による採用競争の激化、最低賃金の引上げ、物価上昇に伴う賃上げなどによる人件費の増加については、四国戦略の第一号店である三加茂店の人時生産性の改善事例を参考に各店舗の教育を行い、管理職のみならず若手社員のスキルアップに努め、一人ひとりの能力を底上げすることで人員不足への対応と一人当たりの荒利高の引上げを目指します。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 新たな価値が創造できる体制を構築するためには、経済・社会構造への変化対応が重要と考えております。今後共、仕入、販売、物流、教育など、幅広い範囲での改革に取り組んでまいります。 簡便需要や外食需要に対応するために、より品質と味にこだわった生鮮簡便商品や外食グレードのデリカ(惣菜)の開発をよりスピーディーに進めてまいります。 また、より強固な経営基盤の構築を目的とした、店舗での部門別縦割り運営の解消による人員活用の効率化や加工センターの活用強化により、生産性の改善にも引き続き取り組んでまいります。
事業等のリスク1,748字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)競合について 小売業界においては、オーバーストア状況下での出店が続いており、当社グループのスーパーマーケット店舗においても、同業他社に加えて異業態店舗との競争にさらされております。競合による影響額は公表しております業績予想に組み込まれていますが、予想を超える競合状況に巻き込まれた場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)衛生管理について 当社グループにおいては、お客様の「安全・安心」な食品の要望に応えるべく、「健康とおいしさ」を基本理念に、連結子会社㈱フレッシュデポの食品加工製造工場(綾上事業所・宇多津事業所)でISO9001を取得しているほか、スーパーマーケット店舗、レストラン店舗におきましても、基準書に基づく衛生管理・鮮度管理の徹底に努めておりますが、万一、食中毒等衛生管理上の問題が発生した場合、顧客の信用低下を招き、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)食品の安全性について 当社グループで販売されている家畜や家禽類を材料とした商品は、原産地等での伝染病等(例えば、鳥インフルエンザ、BSE)の影響で、供給の停止や相場の高騰、更に消費者の不安感の広まりによる消費の低迷等、経済的・社会的要因により当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)顧客情報について 当社グループでは、スーパーマーケットにおいてポイントカードによる顧客サービスを行っており、それに伴う顧客情報を保有しております。「個人情報の保護に関する法律」の施行にともない、顧客情報の管理には万全を期していますが、予期せぬ事故等により顧客情報が流出した場合には、社会的信用の低下や損害賠償により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)自然災害・事故等について 当社グループはスーパーマーケットを中心に事業展開を行っており、店舗や加工・物流センターが大規模な自然災害等で被害を被った場合、ご来店のお客様や従業員が被害を受けたり、建物等の損壊により当社の営業活動に著しい支障が生じることがあります。また、これらの災害や事故により各種情報システムの設備に甚大な損壊があった場合は、業務の進行に重大な支障をきたし、当社グループの経営成績及び財政状態に多大な影響を与える可能性があります。 (6)感染症拡大について 感染症等の拡大による個人消費の低迷、来店客数の減少や商品供給の遅延が想定され、発生状況によっては営業活動の自粛や店舗施設の休業など経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの各本社、物流センター、店舗において感染症への感染が発生した場合、商品の供給や店舗の営業等の事業活動に支障をきたす可能性があります。また、感染症拡大に伴い、感染地域の近隣店舗における来店客数の減少などにより、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)システムについて 当社グループの業務システムの一部は、PC、コンピュータ・システムを結ぶ通信ネットワークに依存しており、自然災害や事故(社内外の人的要因によるものを含む)等によって通信ネットワークが切断された場合には、当社の事業及び業績は深刻な影響を受けます。また、データセンターへの電力供給やクラウドサービスの停止等の予測不可能な要因によってコンピュータ・システムがダウンした場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、当社のコンピュータ・システムは、適切なセキュリティ手段を講じて外部からの不正アクセスを回避するよう努めておりますが、コンピュータ・ウイルスやハッカーの侵入等によりシステム障害が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に多大な影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,828字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)におけるわが国の経済は、インバウンド需要や企業の堅調な設備投資等により一部では回復の兆しが見られますが、米国の関税政策による世界情勢への影響など、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。 個人消費につきましては、消費支出は増加の兆しがあるものの、継続する物価上昇の影響で依然として消費マインドは低調に推移しております。 小売業界におきましても、物価上昇による将来への不安による購買意欲の低下、労働需要の逼迫に伴う人件費関連コストの増加、エネルギー価格の高騰に伴う光熱費や運賃等の経費の増加など、業界を取り巻く環境は引き続き厳しさを増しております。 このような状況の中、当社では、「個店の力/競争力」を引き上げることによる各地域でのシェア拡大を経営戦略とし、その目的達成のために、更なる「マルヨシクオリティ」の向上を目指し、これまでの「お客様中心」の接客サービスの強化や「健康とおいしさ」をキーワードとした生鮮商品の差別化、「味Gメン」による味と品質のチェックの施策の継続に加え、お客様が「必要な時に」「必要なものが」「必要な数量」揃う時間帯別売場管理(売場の機能的価値)を基本としたうえで、ビジュアルに優れた売場、こだわり品の提案、POPを使った商品の情報提供やデジタルサイネージを活用した食材のおいしさが伝わる映像や食べ方提案動画の発信を行い、お客様の感情に訴える売場作り(売場の情緒的価値)を打ち出すことで、よりお客様に満足かつ楽しんでいただける店舗作りを進めております。また、各地域や店舗の特性に対応するための経営マネージメント改革として、販売促進を含む営業戦略と経費管理を店長が計画する「店長による店舗経営管理体制」を一部店舗から導入しました。このような施策により、商品力/売場力/接客力の総合的な面で「マルヨシクオリティ」をもう一段階引き上げる取り組みを行っております。これら施策を強力に取り入れた四国戦略の第一号店として三加茂店(徳島県三好郡)を2024年11月に改装オープンし、当初の計画を上回り好調に推移しております。さらに四国戦略を推し進める第二号店として椿店(愛媛県松山市)を2025年7月4日に改装オープンいたしました。一方で、2025年3月31日に賃貸借契約の満了に伴い片原町店(香川県高松市)を閉店いたしました。 また、製造商品の選択と集中による製造効率の向上および新しい製造機器への投資による生産性の引上げの取り組みを継続するとともに、2024年6月より本格稼働となった㈱イズミとのシステム、仕入、物流の統合により、仕入れ原価の低減、効率化によるコスト削減、物流体制の整備を実現し、利益拡大を図るとともにお客様へのサービス品質を高めてまいります。 一方、継続する電力料金の高騰への対応として、昨年度に引き続き、計画的な冷蔵庫の入れ替えなど積極的な省エネ投資による電気使用量の削減を進めます。また、最低賃金の引上げに伴うパート時給のアップや困窮する人員確保を背景とした人件費の増加については、優先順位を強く意識した業務の選択による作業改善、作業シフトの見直しによる必要な人員を必要な時間帯に配置することで生産性の改善を図り、人員不足への対応と一人当たりの荒利高の引上げを目指します。 このような取り組みの結果、当連結会計年度の売上高は407億54百万円(前期比2.5%増)、営業利益は3億39百万円(前期比155.7%増)、経常利益は3億23百万円(前期比122.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億31百万円(前期比851.7%増)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動により21億64百万円増加し、投資活動により4億4百万円、財務活動により14億90百万円減少いたしました。 この結果、現金及び現金同等物は、2億69百万円増加し、当連結会計年度末残高9億23百万円(前期比41.2%増)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、21億64百万円(前期比505.8%増)となりました。その主な内訳は、売上債権の増加59百万円、棚卸資産の増加97百万円などの減少、税金等調整前当期純利益2億75百万円、キャッシュアウトを伴わない減価償却費6億62百万円、当連結会計年度末日が銀行の休業日だったことなどによる仕入債務の増加8億83百万円、未払金の増加2億94百万円のほか、未払消費税等の増加1億27百万円などの増加によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、4億4百万円(前期は6億85百万円の減)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入13百万円の一方で、有形固定資産の取得による支出3億42百万円、無形固定資産の取得による支出73百万円などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、14億90百万円(前期は66百万円の減)となりました。これは主に短期長期あわせた借入金が13億円減少したことなどによるものであります。 生産、受注及び販売の実績 (1)仕入実績 区分   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)   前期比(%) 小売事業 青果   5,453,916   101.9 精肉   3,642,202   105.4 海産物   3,114,918   104.0 デイリー   5,529,491   106.6 惣菜   2,936,414   104.2 加工食品   8,014,006   101.4 日用雑貨   1,210,143   89.7 小計   29,901,094   102.9 その他 レストラン   34,761   99.5 小計   34,761   99.5 合計   29,935,856   102.9 (注) 事業間の取引は消去しております。 (2)販売実績 区分   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)   前期比(%) 小売事業 青果   6,306,707   100.1 精肉   5,096,585   104.3 海産物   4,318,553   103.7 デイリー   7,588,184   103.0 惣菜   5,524,111   102.6 加工食品   10,163,268   103.3 日用雑貨   1,658,128   96.0 小計   40,655,539   102.5 その他 レストラン   99,347   101.6 小計   99,347   101.6 合計   40,754,887   102.5 (注) 事業間の取引は消去しております。 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態の分析) 当連結会計年度における総資産は、166億36百万円と前期末に比べ4億37百万円増加いたしました。 流動資産は、キャッシュレス決済の増加に伴う売掛金の増加、商品単価の上昇等に加え、当連結会計年度末日が銀行の休日だったため売上金が店舗に残留したことなどにより現金及び預金が2億69百万円増加したことで、3億71百万円増加し34億42百万円、有形固定資産は当社の四国戦略の二号店として2025年7月に改装オープンいたしました椿店(愛媛県松山市)への投資の一方で、減損損失、減価償却による減少等により76百万円減少し、108億7百万円、無形固定資産は30百万円減少し、5億89百万円となりました。 投資その他の資産は前期末に比べ1億73百万円増加し、17億96百万円となりました。その主な内訳は、繰延税金資産が64百万円減少した一方で、当連結会計年度末日の保有株式の株価上昇により投資有価証券が2億49百万円増加したことなどによるものであります。 負債は前期末に比べ1億35百万円増加し、131億2百万円となりました。買掛金が8億83百万円増加した一方で、短期・長期を合わせた借入金が13億円減少したことなどによるものであります。 純資産は剰余金の利益剰余金の増加1億3百万円、当連結会計年度末日の保有株式の株価上昇によりその他有価証券評価差額金の増加1億78百万円などにより、前期末に比べ3億1百万円増加の35億34百万円となりました。 (経営成績の分析) 当連結会計年度における売上高は、お客様1人当たりのお買上金額の上昇などで、407億54百万円(前期比2.5%増)と好調に推移したものの、原料高騰による売上原価の上昇等で売上総利益は94億23百万円(前期比1.0%増)となりました。 販売費及び一般管理費の総額は、最低賃金アップなどにより給料手当及び賞与が1億52百万円の増加等により113億20百万円(前期比1.4%増)となりました。 営業利益は3億39百万円(前期比155.7%増)、経常利益は3億23百万円(前期比122.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億31百万円(前期比851.7%増)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、新規出店、既存店の改装、省力化等の設備投資、販売費及び一般管理費等の運転資金需要等があり、主に営業活動により得られた資金及び金融機関からの調達によって賄っております。 株主還元に関しては、経営成績の動向及び今後の経営環境を総合的に勘案して、継続的な企業価値の向上を通じて安定した配当をすることを基本方針としております。 資金の流動性に関しては、当面の運転資金に加え、将来の投資を見据えた金融機関からの借入等の調達により確保しております。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に退職給付会計、賞与引当金、税効果会計、減損会計であります。 当社グループが連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは減損会計であり、詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。なお、見積り及び判断・評価につきましては、過去実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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