概要
マルヨシセンターは香川県高松市に本社を置き、北四国を地盤とするスーパーマーケットチェーンである。1961年に日用雑貨販売店として創業し、現在は食品スーパーを主力に、子会社の食品製造や物流事業を含むグループを形成する。2026年2月期の連結売上高は408億円、単体従業員数は455名。
小売事業を中心としたグループ構成
マルヨシセンターグループは、当社、子会社2社、関連会社1社、その他の関係会社1社で構成される。小売事業では当社がスーパーマーケットを展開し、子会社の㈱フレッシュデポが食品製造を行い当社に商品を供給する。もう一つの子会社㈱レックスは物流センター運営業を担う。その他の関係会社である㈱イズミとは資本業務提携を結び、仕入や物流の統合を進める。関連会社の㈱高松マリーナーはモーターボート販売・保管業を営むが、持分法適用の対象外である。
地域密着の店舗展開と四国戦略
店舗は香川県を中心に、徳島県、愛媛県にも展開する。2024年11月には四国戦略の第一号店として三加茂店(徳島県三好郡)を改装オープンし、好調なスタートを切った。2025年7月には第二号店として椿店(愛媛県松山市)を改装オープンした。一方、2025年3月には賃貸借契約満了に伴い片原町店(香川県高松市)を閉店している。店舗ごとに商圏特性を捉え、個店別の経営計画を店長主導で策定する体制を一部店舗で導入している。
経営理念と品質へのこだわり
経営理念は「健康とおいしさ(健康民主主義、おいしさ民主主義)」である。この理念を具体化するため、「マルヨシクオリティ」の維持向上に取り組む。自社ブランド「オリジナルBOX」の開発、生鮮商品の差別化、品質チェック担当「味Gメン」による味と品質の継続的な確認を実施している。また、時間帯別売場管理を徹底し、必要な時に必要な数量が揃う売場づくりを基本とする。さらに、ビジュアルに優れた売場やデジタルサイネージを活用した情報発信により、顧客の情緒的価値を高める施策も進めている。
2026年2月期の業績と財務状況
2026年2月期の連結売上高は407億54百万円(前期比2.5%増)、営業利益は3億39百万円(同155.7%増)、経常利益は3億23百万円(同122.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億31百万円(同851.7%増)となった。営業キャッシュ・フローは21億64百万円のプラスで、設備投資や借入金返済によりフリー・キャッシュ・フローはマイナスだが、現金同等物は9億23百万円(前期比41.2%増)に増加した。財務体質は改善傾向にある。
業界の中での役割は地域小売業者(食品スーパー運営)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01小売(食品スーパー)主力
主力はスーパーマーケット事業。当社が店舗を展開し、子会社のフレッシュデポが食品を製造、レックスが物流を担うグループ体制で、生鮮食品や日用品を地域住民に供給している。イズミとの資本業務提携により仕入れやノウハウを共有し、競争力を高めている。
- スーパーマーケット
- 生鮮食品・日用品・加工食品などを取り扱う小売店舗。地域の需要に応じた品揃えと価格設定で、日常の買い物の場を提供している。
02外食副次
レストランを運営し、外食事業を展開している。小売で培った食品に関する知見を活かし、地域の飲食需要に応えている。
- レストラン
- 当社が運営するレストラン事業。小売とは異なる販売チャネルで食事を提供する。
03その他その他
関連会社の高松マリーナーがモーターボートの販売・保管業を営む。小売事業との関連は薄いが、グループの事業ポートフォリオの一部を構成する。
製品と技術
自社ブランド「オリジナルBOX」と差別化商品
「健康とおいしさ」をテーマにした自社ブランド「オリジナルBOX」を展開する。低糖質やグルテンフリーなど、健康志向・美容志向に対応した商品を開発し、競合との差別化を図る。子会社の㈱フレッシュデポが製造を担当し、選択と集中による製造効率の向上と品質の引き上げを進めている。また、仕入改革による値入改善も同時に行い、収益性を高めている。
生鮮加工と惣菜の内製化体制
精肉・鮮魚・惣菜の加工を自社で行う体制を持つ。1978年に設置した生鮮加工場を前身とし、1997年には綾上カミサリーを新設し移転増強した。宇多津カミサリーでは惣菜や麺類を製造する。これらの施設は2002年にISO9001を取得し、品質管理体制を強化。2005年には分社化され、現在は㈱フレッシュデポが運営する。外食グレードのデリカ開発にも注力し、簡便需要に対応している。
「味Gメン」と時間帯別売場管理
品質を可視化する仕組みとして「味Gメン」を導入している。専任の担当者が味と品質を定期的にチェックし、基準を維持する。また、時間帯別売場管理を徹底し、顧客が「必要な時に」「必要なものが」「必要な数量」揃うよう在庫と陳列を最適化する。これに加え、POPやデジタルサイネージで商品情報や食べ方提案を発信し、機能的価値と情緒的価値の両面から顧客満足度を高める取り組みを行っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
四国地盤の食品スーパー、低収益
マルヨシセンターは四国地方を地盤とする食品スーパーマーケットチェーンで、売上高約398億円(2025年2月期)と地域密着型の中堅小売業。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスと比べ、全国展開や大型店舗展開が進んでおらず、規模は小さい。営業利益率は0.25%と極めて低く、収益性改善が急務。近年は売上高が緩やかに増加しているが、利益率は低位に留まり、コスト管理と高付加価値化が課題。地域内での差別化を図りつつ、効率化を進める必要がある。
強み
- 四国に集中出店し、地元顧客の支持を獲得。地域ニーズに即した品揃えでリピート率を確保。
- 2024年2月期から2026年2月期にかけて、売上高が383億円から408億円へと緩やかに増加。
- 生活必需品の小売りで需要が安定しており、景気変動の影響を受けにくい。
- 長年の運営で培ったローカルな仕入れ・販売ノウハウを持ち、競合との差別化につながる。
課題
- 営業利益率が0.25%と極めて低く、人件費や光熱費の上昇でさらに圧迫されるリスク。
- 同業大手と比べ店舗数・売上規模で劣り、仕入れ交渉力や物流効率で不利。
- 売上成長率が低く、新規出店やM&Aによる拡大が見込めないと、市場シェア低下の懸念。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がマルヨシセンター
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7625グローバルダイニング | 49億円 | 6.2倍 |
| 2 | 3169ミサワ | 49億円 | 38.7倍 |
| 3 | 3172ティーライフ | 48億円 | 13.3倍 |
| 4 | 3189ANAPホールディングス | 46億円 | — |
| 5 | 3726フォーシーズHD | 45億円 | — |
| 6 | 7515マルヨシセンター | 43億円 | 32.8倍 |
| 7 | 7112キューブ | 43億円 | — |
| 8 | 3317フライングガーデン | 43億円 | 9.3倍 |
| 9 | 7544スリーエフ | 43億円 | 11.1倍 |
| 10 | 8260井筒屋 | 43億円 | 8.5倍 |
| 11 | 3190ホットマン | 43億円 | 11.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
日用雑貨店から衣料品販売へ転換した創業期
1961年3月、香川県で日用雑貨販売の有限会社トキワフードセンターとして創業した。当初は雑貨を扱ったが、1965年7月に取扱商品を衣料品に変更し、小売業としての基盤を固めた。1970年9月には株式会社マルヨシセンターに組織変更し、現在の社名となる。1972年2月には国分寺町に本部社屋と配送センターを設置し、物流体制を整えた。
食品スーパーへの転換と子会社合併
1973年7月、衣料品から食品へ事業の幅を広げるため、食品スーパーである㈱サンフラワーを設立。1978年1月には両社共同で衣料品と食品を併設したモデル店「三条店」を開店した。同年5月には生鮮加工場を設置し、精肉や惣菜の内製化を進めた。1979年7月、㈱サンフラワーを合併し、食品主体のスーパーマーケットへ本格転換した。この合併により、一気に食品小売の規模を拡大した。
徳島県への進出と物流子会社の設立
1985年1月、香川・徳島両県での事業拡大を目的に、㈱オビカ商事を設立し、㈱四国スーパーマーケットを子会社化した。さらに㈱スーパーナルトや㈱南海プラザを合併し、エリアを拡大した。1993年2月には卸売業3社と共同出資で物流センターの㈱レックスを設立し、加工食品・雑貨の物流機能を強化。2002年3月には当社の物流部門をレックスに統合し、効率化を図った。
上場と加工部門の分社化によるグループ再編
1996年9月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場した。2005年9月、宇多津カミサリーと綾上カミサリーの食品加工製造部門を分社化し、㈱フレッシュデポを設立(現・連結子会社)。2012年10月には㈱レックスの株式を追加取得し、連結子会社化した。これにより、小売・製造・物流のグループ体制が整った。2013年7月には東京証券取引所市場第二部に上場(大阪との統合)し、2022年4月の市場区分見直しでスタンダード市場に移行した。
イズミとの資本業務提攜と現在の経営課題
2019年11月、中国地方を地盤とする大手スーパーの㈱イズミと資本業務提携契約を締結した。これにより、システム・仕入・物流の統合が進み、コスト削減とサービス品質向上を目指す。2020年1月には本店所在地を本部のある高松市国分寺町に移転した。現在は人手不足や物価上昇への対応が課題であり、生産性向上のための業務イノベーションや、店長主導の個店経営体制の導入などに取り組んでいる。
年表23件を開く
1960年代
- 1961年3月創業日用雑貨販売の㈲トキワフードセンターを設立創業。
- 1965年7月商号変更取扱い商品を衣料品に変更。
1970年代
- 1970年9月㈲トキワフードセンターから会社組織を変更し、㈱マルヨシセンターとする。
- 1972年2月香川県綾歌郡国分寺町(現 高松市国分寺町)に本部社屋および配送センターを設置。
- 1973年7月衣料品から取扱いの幅を広げるため、食品スーパーマーケット㈱サンフラワーを設立。
- 1976年11月㈱四国トラベルサービスを子会社として設立。(2006年12月に清算)
- 1978年1月㈱サンフラワーと共同で、衣料品と食品を併設したモデル店、三条店(香川県高松市)を開店。
- 1978年5月県下全域への事業展開のため、香川県綾歌郡国分寺町(現 高松市国分寺町)に精肉、海産物、惣菜の加工を目的とする生鮮加工場を設置。
- 1979年7月M&A㈱サンフラワーを合併し、食品主体のスーパーマーケットへ転換。
1980年代
- 1983年10月㈱ぐりーんはうす(レストラン業)の全株式を取得。(1994年11月に営業譲受で外食事業部を設置)
- 1985年1月M&A香川、徳島両県でのスーパーマーケット事業拡大のため、㈱オビカ商事を設立(1991年9月合併)、㈱四国スーパーマーケットを子会社化(1992年3月合併)、また㈱スーパーナルト、㈱南海プラザを合併。
- 1989年11月宇多津カミサリー(惣菜・麺類等の製造加工)を香川県綾歌郡宇多津町に設置。
1990年代
- 1993年2月卸売業3社との共同出資で㈱レックス(加工食品・雑貨の物流センター)を設立。(現・連結子会社)
- 1996年9月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 1997年5月生鮮加工場を移転増強し、綾上カミサリー(精肉・鮮魚の加工と水関連商品の製造)を香川県綾歌郡綾上町(現 綾川町)に設置。
2000年代
- 2002年3月M&A当社物流部を㈱レックスに統合。
- 2002年12月宇多津・綾上両カミサリーでISO9001:2000を取得。
- 2005年9月食品加工製造部門(宇多津カミサリー・綾上カミサリー)を分社化し、㈱フレッシュデポを子会社として設立。(現・連結子会社)
2010年代
- 2012年10月㈱レックスの株式を追加取得し、持分法適用関連会社から連結子会社とする。
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所との現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
- 2019年11月㈱イズミ(現・その他の関係会社)との間で資本業務提携契約を締結。
2020年代
- 2020年1月本店所在地を本部(香川県高松市国分寺町)に移転。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
4つのイノベーションによる長期ビジョン達成
マネジメント、戦略、マーチャンダイジング、業務の4分野でイノベーションを推進。全員参加型経営、地域密着店舗、差別化商品開発、生産性向上などを通じ、お客様満足度の最大化と経営効率の改善を両立する。
- 02
マルヨシクオリティの追求と差別化
自社ブランド「オリジナルBOX」や低糖質・グルテンフリー商品など「健康とおいしさ」をテーマにした差別化商品・独自化商品を開発。超鮮度への取り組みや仕入改革による値入改善、魅力ある売場づくりを進める。
- 03
地域一番店を目指す店舗運営
商圏ごとのマーケティングに基づき、お客様ニーズに応えた品揃えと感性に訴える売場づくりを実施。店長主導の店舗経営管理体制を導入し、個店別の商圏シェア拡大を図る。また、ホスピタリティを意識した接客サービスを追求する。
- 04
人的投資と生産性向上
積極的な採用や教育、能力に応じた給与体系の構築により人材活用を活性化。四国戦略店舗の改善事例を参考に各店舗の教育を行い、一人当たり荒利高の向上を目指す。また、製・配・販の全体最適化や部門別縦割り運営の解消により生産性を改善する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で455人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は495万円で、9期前と比べて+16.3%。平均年齢は44.3歳、平均勤続年数は17.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 525 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 537 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 526 | — |
| 2020年2月 | 426 | 41.9 | 15.4 | 515 | — |
| 2021年2月 | 429 | 42.6 | 16.2 | 501 | — |
| 2022年2月 | 441 | 43.1 | 16.5 | 479 | — |
| 2023年2月 | 448 | 43.5 | 17.1 | 464 | — |
| 2024年2月 | 385 | 44.4 | 17.7 | 463 | — |
| 2025年2月 | 488 | 44.3 | 17.8 | 459 | 22 |
| 2026年2月 | 495 | 44.3 | 17.7 | 455 | 66 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内㈱フレッシュデポ香川県 綾歌郡宇多津町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱レックス香川県 綾歌郡綾川町 · 連結子会社議決権70.0%
- 国内㈱イズミ広島県 広島市東区 · その他の関係会社議決権19.8%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は408億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+2.5%、利益が+200.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 440億円 | 408億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 3億円 |
| 純利益 | 0億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は109億円、営業利益は1億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+14.7%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 94 | 1 | 1.1 | 1 |
| 2024年2Q | 97 | 1 | 1.0 | 0 |
| 2024年3Q | 95 | 1 | 1.1 | 0 |
| 2024年4Q | 97 | — | — | 0 |
| 2025年1Q | 95 | 1 | 1.1 | 1 |
| 2025年2Q | 100 | −1 | −1.0 | −1 |
| 2025年4Q | 203 | 1 | 0.5 | 0 |
| 2026年2Q | 203 | 1 | 0.5 | 0 |
| 2026年4Q | 205 | 2 | 1.0 | 1 |
| 2027年1Q | 109 | 1 | 0.9 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年2月期からの14期で、売上は398億円から408億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は0.7%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所との現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。 | |||||
| 2013年2月 | 398 | — | 4 | — | −3 |
| 2014年2月 | 399 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年2月 | 407 | — | 6 | — | 2 |
| 2016年2月 | 411 | — | 7 | — | −3 |
| 2017年2月 | 404 | — | 4 | — | 2 |
| 2018年2月 | 393 | — | 3 | — | −1 |
| 2019年2月 | 388 | — | 2 | — | −5 |
| 2020年2月 | 379 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年2月 | 397 | — | 9 | — | 5 |
| 2022年2月 | 379 | — | 7 | — | 4 |
| 2023年2月 | 372 | — | 3 | — | 1 |
| 2024年2月 | 383 | — | 4 | — | 1 |
| 2025年2月 | 398 | 1 | 1 | 0.3 | 0 |
| 2026年2月 | 408 | 3 | 3 | 0.7 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高408億円のうち、営業利益として残るのは3億円で0.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.0%314億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.7%113億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.7%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが22億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは18億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は9億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 10 | −1 | −7 | 9 | 7 |
| 2014年2月 | 8 | −6 | −4 | 2 | 6 |
| 2015年2月 | 34 | −4 | −20 | 30 | 15 |
| 2016年2月 | 0 | −2 | −5 | −2 | 8 |
| 2017年2月 | 5 | −7 | 4 | −2 | 10 |
| 2018年2月 | 10 | −5 | −6 | 5 | 10 |
| 2019年2月 | 7 | −10 | 2 | −3 | 10 |
| 2020年2月 | 20 | −4 | −11 | 16 | 15 |
| 2021年2月 | 17 | −1 | −4 | 16 | 26 |
| 2022年2月 | −4 | −5 | −7 | −9 | 11 |
| 2023年2月 | 7 | −4 | −4 | 3 | 9 |
| 2024年2月 | 15 | −7 | −7 | 8 | 10 |
| 2025年2月 | 4 | −7 | −1 | −3 | 7 |
| 2026年2月 | 22 | −4 | −15 | 18 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は166億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は19.7%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 197 | 24 | 173 | 11.9 |
| 2014年2月 | 196 | 24 | 172 | 12.1 |
| 2015年2月 | 199 | 25 | 174 | 12.2 |
| 2016年2月 | 183 | 19 | 164 | 9.9 |
| 2017年2月 | 180 | 22 | 158 | 11.4 |
| 2018年2月 | 172 | 20 | 152 | 10.9 |
| 2019年2月 | 171 | 15 | 156 | 7.8 |
| 2020年2月 | 177 | 21 | 156 | 10.8 |
| 2021年2月 | 181 | 26 | 155 | 13.3 |
| 2022年2月 | 165 | 30 | 135 | 16.9 |
| 2023年2月 | 161 | 31 | 130 | 17.9 |
| 2024年2月 | 162 | 33 | 129 | 18.8 |
| 2025年2月 | 162 | 32 | 130 | 18.5 |
| 2026年2月 | 166 | 35 | 131 | 19.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で322社中208位あたり、逆に低いのは自己資本比率で322社中297位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,600で、1年前と比べて+11.8%。過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 32.8倍 |
| PER (会社予想) | 429.9倍 |
| PBR | 1.30倍 |
| 配当利回り | 0.65% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は4,585円と、直近1ヶ月で2.24%下落。25日移動平均線(4,611.8円)を約0.6%下回り、75日線(4,561.53円)付近で推移。52週高値(4,790円)からは約4.3%下落し、高値圏での揉み合い。出来高は低水準で、売買が薄い状況。RSIは37.14とやや売られ過ぎ圏。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 22/100)。
PERが32.72倍と業界平均39.79倍よりは低いが、予想PERが429倍と異常に高く、現在の収益力では割高感が強い。ROEは4.2%と低く、PBR1.3倍は業界平均2.94倍を下回るが、収益性の低さを考慮すると割安とは言えない。配当利回り0.65%は業界平均12.79%と比べ極めて低く、配当性向318%と無理な配当をしている可能性。売上高は微増だが営業利益率は0.25%と低く、業績は低迷。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 32.8倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 429.9倍 | — |
| PBR | 1.30倍 | 2.44倍 |
| ROE | 4.2% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
地域密着型の小売業として安定した需要がある一方、競争激化や人口減少の影響を受けやすい。強気派は、生活必需品中心の事業で景気変動に強く、既存店の成長や新店出店で収益拡大を期待する。弱気派は、競合他社との価格競争や人件費上昇で利益率が低水準にとどまり、成長性に欠けると指摘する。業績は増収傾向にあるものの、営業利益率は低迷しており、効率性の改善が焦点となる。
- 安定需要
生活必需品中心で景気変動の影響を受けにくい
- 増収基調
売上高は段階的に増加しており、拡大戦略が奏功
- 地域密着
地域の生活インフラとしての役割で固定客を確保
- 売上高が3期連続で増加し408億円通年影響弱
売上高は383→398→408億円と増加。2026/2期は前期比2.5%増
- 営業利益が前期比3倍の3億円に回復決算発表後影響弱
営業利益は1億円から3億円に増加、営業利益率は0.25%から0.74%へ改善
- 外国人保有比率0.1%からの買い増し余地不定影響弱
外国人保有比率は0.1%とほぼゼロ。少しの買いでも需給が締まる
- 株価は1年で11.3%上昇し需給良好継続影響弱
過去1年で株価は11.31%上昇。時価総額43億円と小さく、需給で動きやすい
- 利益率低迷
営業利益率は0.7%程度で、収益性が極めて低い
- 競争激化
同業他社との価格競争で値下げ圧力が強い
- 人口減少
商圏の人口減少で中長期の需要減が懸念
- 予想PER429倍と極端な割高決算発表後影響弱
予想PERは429倍と実績の32.72倍を大きく上回り、利益の裏付けが乏しい
- ROE4.2%と資本効率の低さ継続影響弱
ROEは4.2%と低く、PBR1.3倍の評価に見合う利益を生めていない
- 営業利益率0.74%と極低水準通年影響弱
売上高408億円に対し営業利益は3億円。利益率0.74%と脆い収益構造
- 配当利回り0.65%と低い株主還元継続影響弱
配当利回りは0.65%と低く、株主への利益還元が限定的
- 既存店売上高前年比
- 店舗の集客力と需要動向を測る基本指標
- 営業利益率
- 効率性改善の進捗を確認する重要指標
- 出店数と閉店数
- 成長戦略と店舗ネットワークの縮小傾向を評価
- 従業員一人当たり売上高
- 人件費効率と生産性の変化を観察
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.65%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2018年2月 | 30 | — | — |
| 2020年2月 | 60 | 100.0 | 20.1 |
| 2021年2月 | 30 | −50.0 | 5.8 |
| 2022年2月 | 30 | 0.0 | 6.7 |
| 2023年2月 | 30 | 0.0 | 37.9 |
| 2024年2月 | 30 | 0.0 | 23.8 |
| 2025年2月 | 30 | 0.0 | 121.0 |
| 2026年2月 | 30 | 0.0 | 318.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ1,487人。区分でいちばん多いのは個人・その他で52.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.8%を占め、残る52.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 40.8 | 40.9 | 41.6 | 48.3 | 51.5 | 52.1 |
| 事業法人 | 47.6 | 47.3 | 47.0 | 42.4 | 41.0 | 40.8 |
| 金融機関 | 11.5 | 11.3 | 11.1 | 8.6 | 7.3 | 7.0 |
| 外国法人 | 0.0 | 0.4 | 0.3 | 0.5 | 0.1 | 0.1 |
| 証券会社 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.2 | 0.0 | 0.0 |
| 自己株式 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社 イズミ | 19.81 |
| 02 | 佐竹 睦子 | 9.89 |
| 03 | マルヨシセンター取引先持株会 | 8.76 |
| 04 | 有限会社 佐竹興産 | 5.34 |
| 05 | 株式会社 百十四銀行 | 3.45 |
| 06 | 株式会社 阿波銀行 | 3.35 |
| 07 | 佐竹 克彦 | 2.82 |
| 08 | マルヨシセンター従業員持株会 | 2.00 |
| 09 | ロージー 美佳 | 1.82 |
| 10 | 黒田 真由美 | 1.22 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+531%、1株純資産は14期で+1122%。直近期のROEは4.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | −33 | 286 | −10.7 | — | — |
| 2014年2月 | 6 | 287 | 2.1 | 60.1 | 228.7 |
| 2015年2月 | 189 | 3,035 | 6.4 | 20.9 | 27.6 |
| 2016年2月 | −433 | 2,401 | −15.5 | — | — |
| 2017年2月 | 212 | 2,733 | 8.3 | 19.1 | 23.4 |
| 2018年2月 | −185 | 2,498 | −7.1 | — | — |
| 2019年2月 | −698 | 1,769 | −32.7 | — | — |
| 2020年2月 | 178 | 2,049 | 8.7 | 14.6 | 20.1 |
| 2021年2月 | 517 | 2,603 | 22.2 | 6.3 | 5.8 |
| 2022年2月 | 450 | 3,003 | 16.1 | 6.3 | 6.7 |
| 2023年2月 | 153 | 3,108 | 5.0 | 18.8 | 37.9 |
| 2024年2月 | 146 | 3,260 | 4.6 | 27.7 | 23.8 |
| 2025年2月 | 15 | 3,206 | 0.5 | 264.6 | 121.0 |
| 2026年2月 | 140 | 3,498 | 4.2 | 32.4 | 318.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額130百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐竹克彦 | 代表取締役 会長 CEO | 58 | 264 |
| 加藤宏道 | 代表取締役 社長 COO兼CFO 管理本部長 | 69 | 57 |
| 伊藤雅久 | 取締役 副社長 CMO兼CIO マーケティング本部長 兼 経営戦略管掌 | 58 | 6 |
| 田村勉 | 取締役 マーケティング本部 副本部長 | 51 | — |
| 大下秀樹 | 取締役 | 76 | 38 |
| 大西敏広 | 常任監査役(常勤) | 68 | 5 |
| 川東祥次 | 監査役 | 76 | — |
| 三宅康夫 | 監査役 | 69 | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 103 | 108 | 27 |
| 社外取締役 | 3 | 12 | 12 | 4 |
| 監査役 | 1 | 10 | 10 | 10 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容417字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,262字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,748字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,828字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第66期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-27
- 半期報告書半期報告書-第66期(2025/03/01-2025/08/31)2025-10-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第65期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-30
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- 有価証券報告書有価証券報告書-第64期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-31
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- 四半期報告書四半期報告書-第64期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
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- 四半期報告書四半期報告書-第63期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第63期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
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