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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

平和堂

HEIWADO CO.,LTD.8276 · Prime · 小売業

滋賀を地盤に、総合スーパーと周辺事業を展開する地域密着型小売企業グループ。

概要

平和堂は1957年に滋賀県彦根市で創業した総合スーパー事業者である。「平和堂」「アル・プラザ」「フレンドマート」の屋号で滋賀・京都・福井・大阪・石川に店舗網を展開する。2026年2月期の連結営業収益は4560億円、営業利益133億円。従業員数4674人。グループ全体では小売事業を中核に、中国百貨店、食品製造、ビル管理、外食、不動産開発などを手がける。地元密着型の経営を掲げ、中長期ビジョンとして「地域密着ライフスタイル総合企業」を目指す。

小売事業が収益の柱

連結営業収益の大半を占める中核事業は、平和堂本体が運営する総合スーパーである。2026年2月期の平和堂単体の営業収益は4222億51百万円、営業利益103億40百万円だった。店舗フォーマットは大型の「アル・プラザ」、標準的な「平和堂」、食品特化型の「フレンドマート」に分かれ、滋賀県を中心に京都、福井、大阪、石川の1府4県に展開する。子会社の平和堂(中国)有限公司が中国湖南省で百貨店を、ダイレクト・ショップが書籍販売とフィットネス事業を営む。小売事業の既存店売上高は前年比102.7%と伸長し、客数と客単価がともに上昇した。

周辺事業によるバリューチェーン内製化

グループは小売事業を支える周辺事業を子会社に任せ、サプライチェーンを内製化している。ベストーネは米飯・惣菜の製造と精肉・鮮魚の加工を担当し、店舗へ供給する。ナショナルメンテナンスはビル管理業務を請け負う。加賀コミュニティプラザ、福井南部商業開発、富山フューチャー開発の3社は店舗物件の賃貸と商業施設の運営管理を担い、武生駅北パーキングは駐車場運営を行う。これらの子会社が小売事業の品質維持と運営効率化に貢献している。2026年2月期の販管費は1526億円と前年より3.2%増加したが、内製化によるコスト最適化が進められている。

中国展開と多角化の広がり

海外事業として、1995年に設立した合弁会社「湖南平和堂実業有限公司」が中国湖南省長沙市で百貨店を運営する。さらに湖南平和物業発展有限公司が同地域で不動産の開発・販売・ビルメンテナンスを手がける。国内では外食事業をファイブスターとシー・オー・エムの2社が担い、レストランを運営する。グループ全体のセグメントは小売事業、小売周辺事業、その他事業(外食・不動産等)の3区分で構成される。多角化により収益基盤を多様化しつつ、中核の小売事業とのシナジーを図っている。

業界の中での役割は小売業(総合スーパー)を中核とする地域複合企業体にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
4,560億円
営業利益
133億円
営業利益率
2.9%
純利益
94億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01小売事業主力

総合スーパーを営む当社が中核。子会社では中国で百貨店(平和堂(中国)有限公司)、書籍販売・フィットネス(㈱ダイレクト・ショップ)を展開。幅広い商品を扱う小売業。

主な製品・サービス4
総合スーパー
衣料品、食品、日用品等を扱う大型小売店舗。当社が主力として運営。
百貨店(中国)
中国子会社が運営する百貨店。衣料品、雑貨等を販売。
書籍販売
子会社㈱ダイレクト・ショップが運営する書店。
フィットネス事業
子会社㈱ダイレクト・ショップが運営するフィットネスクラブ。

02小売周辺事業準主力

小売事業を支える周辺事業。子会社㈱ベストーネが米飯・惣菜製造や精肉・鮮魚加工、㈱ナショナルメンテナンスがビル管理、加賀コミュニティプラザ㈱他が店舗賃貸・商業施設運営、武生駅北パーキング㈱が駐車場運営を担う。

主な製品・サービス4
米飯・惣菜製造
子会社㈱ベストーネが当社向けに米飯、惣菜等を製造。精肉・鮮魚の加工も行う。
ビル管理
子会社㈱ナショナルメンテナンスが店舗等のビル管理業務を実施。
店舗賃貸・商業施設運営
子会社複数が店舗物件の賃貸、ショッピングセンター等の運営管理を行う。
駐車場運営
子会社武生駅北パーキング㈱が店舗駐車場の運営管理を担当。

03その他事業(外食・不動産等)副次

外食事業(㈱ファイブスター、㈱シー・オー・エム)および中国での不動産開発・販売・ビルメンテナンス(湖南平和物業発展有限公司)等を行う。

主な製品・サービス2
外食事業
子会社㈱ファイブスター、㈱シー・オー・エムが運営するレストラン等の外食店舗。
中国不動産事業
中国子会社湖南平和物業発展有限公司が不動産の開発、販売、ビルメンテナンスを手掛ける。

製品と技術

総合スーパーのフォーマット戦略

平和堂は3つのフォーマットを使い分ける。アル・プラザは衣料・食品・住関連を揃える大型ショッピングセンター型で、無印良品などのテナントを誘致し賑わいを創出。2026年2月期までに無印良品の出店は20店舗に達した。フレンドマートは食品スーパー型で日常使いの需要に対応。平和堂ブランドの標準店も含め、商圏人口や競合状況に応じて最適なフォーマットを選択する。スクラップ&ビルドも積極的で、2025年11月にはフレンドマート南郷店と守山駅前店を新設し、食品売場を拡大した。

プライベートブランドと価格戦略

子育て世代の顧客獲得を狙い、頻度品をKVI(キーバリューアイテム)に指定して価格訴求する一方、大容量パックの品揃えを強化し客単価を引き上げた。プライベートブランド(PB)商品による差別化も重要戦略であり、生鮮品を含めた独自商品の開発を進める。2026年2月期の既存店売上高は前年比102.7%と伸長し、30〜40代の売上高も人口減少下で100.6%と増加した。価格競争が激化する中、PBとKVIで顧客の支持を維持している。

デジタル施策とHOPアプリ

2024年7月にリリースした自社アプリ「HOP」は、2026年2月時点で127万人が登録。アプリを通じてクーポン配信やセグメンテーションマーケティングを実施し、顧客との接点を強化する。電子マネー「HOPマネー」は口座からのチャージに対応し、提携金融機関は地方銀行を含めて10行に増加した。店舗ではセルフレジを導入し、生産性向上と顧客の待ち時間短縮を両立。データドリブンな需要予測やマーケティングへも活用を広げている。

中国事業と周辺サービス

中国湖南省長沙市で運営する百貨店「平和堂」は、衣料品や雑貨を販売する。子会社湖南平和物業発展有限公司が不動産開発・販売・ビルメンテナンスを手がけ、現地での事業基盤を多角化する。国内ではベストーネが米飯・惣菜の製造と精肉・鮮魚加工を担い、全店舗へ供給。外食事業ではファイブスターとシー・オー・エムがレストランを運営する。これらの周辺サービスが小売事業の差別化と効率化に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

滋賀地盤の総合スーパー、地元密着型

平和堂は滋賀県を中心に総合スーパー(GMS)を展開する地元密着型の小売企業。同業他社にはトライアルホールディングスや光フードサービスが挙げられるが、両社はディスカウント型や外食特化型であり、業態が異なる。平和堂は食品・衣料・住関連を扱うフルライン型であり、地域の生活インフラとしての地位を確立。ただし、競合するイオンや地元スーパーとの競争が激しく、人口減少の影響を受けるエリアが多い。また、近年の物価上昇で消費者の節約志向が強まり、価格競争力が課題。同業他社に比べて海外展開や異業種への多角化は限定的で、内需依存度が高い。

強み

  • 滋賀県内で総合スーパーとして高いシェアを持ち、顧客基盤が安定。
  • 食品・衣料・住関連をワンストップで提供し、地域の生活需要に対応。
  • 地元産品の販売やイベント開催など、地域に根差した運営で差別化。
  • 長年の営業で蓄積されたノウハウと不動産資産が収益を下支え。

課題

  • 地盤の滋賀県でも人口減少が進み、市場縮小リスクがある。
  • イオンなどの大手やディスカウントストアとの競合で価格面で劣る。
  • 海外展開や新規事業が限定的で、国内消費動向に業績が左右されやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字が平和堂

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18214AOKIホールディングス1,515億円15.5倍
23201日本毛織1,457億円13.2倍
39010富士急行1,434億円3.9倍
43191ジョイフル本田1,403億円14.7倍
57545西松屋チェーン1,399億円17.4倍
68276平和堂1,386億円14.2倍
73046ジンズホールディングス1,317億円16.2倍
83002グンゼ1,303億円257.8倍
99832オートバックスセブン1,287億円14.7倍
108255アクシアル リテイリング1,199億円12.9倍
119842アークランズ1,195億円14.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

1957年創業と食品販売への進出

1957年6月、滋賀県彦根市川原町に資本金150万円で株式会社平和堂が設立された。当初は衣料品・日用品を扱う総合スーパーとして営業を開始。1965年には食料品・日用雑貨販売を目的とする有限会社バラエティーランド・ハトストアーを設立し、1966年11月から食料品販売を本格化した。食品部門の強化は後の顧客誘引力向上の基盤となる。同社は1976年に平和堂本体と合併し消滅するが、この時期に食品スーパーとしての方向性が固まった。

多店舗展開で滋賀県外へ進出

1968年9月、2号店として草津店を開設し、滋賀県南部へ進出。1973年10月には福井県敦賀店を開設し、県外初進出を果たした。1978年11月には京都府宇治市に小倉店を開設、京都府へ展開。1987年11月に大阪府茨木市に真砂店、1989年7月に石川県小松市に小松店を開設し、販売エリアを拡大した。この間、子会社のナショナルメンテナンス(1970年)、ダイレクト・ショップ(1974年)などを設立し、ビル管理や書籍販売といった周辺事業も整備した。

株式上場と多角化の加速

1981年10月、大阪証券取引所市場第二部と京都証券取引所に株式を上場。1984年8月には大阪証券取引所市場第一部、1990年11月に東京証券取引所市場第一部に上場した。資本市場での資金調達力を背景に、1983年9月には食品センターを彦根市に開設し、生鮮品の一括集中加工を開始。1984年には外食子会社の平和フーズ、1989年にはシー・オー・エムを設立。1991年には惣菜製造のベストーネを設立し、サプライチェーンの内製化を進めた。

中国進出と大型店舗の展開

1995年3月、中国湖南省長沙市に合弁会社「湖南平和堂実業有限公司」を設立し、百貨店事業に進出した。国内では1992年2月にアル・プラザ城陽(京都府)、1993年4月にアル・プラザ金沢(石川県)と大型ショッピングセンターの出店を加速。同年の店舗数は64店に達した。1995年には南彦根都市開発、加賀コミュニティプラザなど不動産開発子会社を設立し、ショッピングセンターの運営体制を強化した。中国事業と大型店戦略がこの時期の成長を牽引した。

2000年代以降の再編と中期経営計画

2001年2月、採算の悪化した子会社(平和産業、平和フーズ、シー・オー・エム)を閉鎖し、グループ再編を実施。その後、2010年代は営業収益4000億円台で推移し、利益率の改善に取り組んだ。2024年度からは第五次中期経営計画(2024〜2026年度)を開始。重点テーマに子育て世代対応、ドミナント戦略、コスト構造改革を掲げた。2025年には子会社のヤナゲンとエールを吸収合併し、経営資源の集中を図った。2026年2月期の営業収益は4560億円と計画順調に推移している。

中長期ビジョンへの挑戦

2030年定量目標として連結営業収益5000億円以上、営業利益率4.5%以上、ROE8%を掲げる。2026年2月期の営業利益率は2.9%と目標には届かないが、収益拡大は進んでいる。デジタル施策では2024年7月にリリースしたHOPアプリの会員が127万人に達し、電子マネーHOPマネーの連携金融機関は10行に拡大。一方、人手不足や物流費高騰、競合激化が課題であり、生産性改善とコスト削減を継続する。地域密着型の経営で安定収益を維持しつつ、成長への布石を打っている。

年表35件を開く

1950年代

  • 1957年6月彦根市川原町甲76番地に資本金150万円にて、㈱平和堂を設立。

1960年代

  • 1965年10月創業食料品、日用雑貨品の販売を主目的に㈲バラエティーランド・ハトストアーを設立。(1976年2月21日当社と合併、消滅)
  • 1966年11月食料品の販売を開始。
  • 1968年9月2号店として草津店を開設。滋賀県南部へ進出。
  • 1969年11月創業㈲グリーンを設立。

1970年代

  • 1970年9月㈱ナショナルメンテナンスを設立。
  • 1973年9月平和観光開発㈱を設立。
  • 1973年10月敦賀店を開設。福井県へ進出。
  • 1974年3月㈱平和堂友の会を設立。
  • 1974年12月㈱ダイレクト・ショップを設立。
  • 1976年2月M&A株式額面変更のため滋賀県長浜市北船町3番21号㈱平和堂と合併、同時に本店を滋賀県彦根市小泉町31番地に移転。
  • 1976年11月物流の合理化を目的として流通センターを開設。
  • 1978年11月京都府宇治市に小倉店を開設。京都府へ進出。
  • 1979年10月平和産業㈱を設立。(2001年2月に閉鎖)

1980年代

  • 1980年7月㈱ベルを設立。
  • 1981年4月㈱エールが子会社となる。
  • 1981年10月上場株式を大阪証券取引所市場第二部、京都証券取引所に上場。
  • 1983年8月東近畿地域スパー本部㈱を設立。
  • 1983年9月生鮮食料品の一括集中加工を目的とした食品センターを彦根市に開設。
  • 1984年8月上場株式を大阪証券取引所市場第一部に上場。
  • 1984年10月飲食業を目的とした㈱平和フーズを設立し、直営食堂の営業を同社に移管。(2001年2月に閉鎖)
  • 1984年12月M&A㈱ファイブスターを設立。(1996年11月に武糧不動産㈱と合併)
  • 1987年11月大阪府茨木市に真砂店を開設。大阪府へ進出。
  • 1989年1月商号変更㈱シー・オー・エムを設立。(2000年9月に社名変更、2001年2月に閉鎖)
  • 1989年7月石川県小松市に小松店を開設。石川県へ進出。

1990年代

  • 1990年11月上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 1991年11月㈱ベストーネを設立。
  • 1992年2月京都府城陽市にアル・プラザ城陽を開設。京都府下に本格的に進出。店舗数64店となる。
  • 1992年3月福井南部商業開発㈱を設立。
  • 1993年2月八日市駅前商業開発㈱を設立。
  • 1993年4月石川県金沢市にアル・プラザ金沢を開設。
  • 1994年12月富山フューチャー開発㈱を設立。
  • 1995年3月中国湖南省長沙市に合弁会社「湖南平和堂実業有限公司」を設立。
  • 1995年4月南彦根都市開発㈱を設立。
  • 1995年7月加賀コミュニティプラザ㈱を設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    子育て世代対応で顧客支持獲得

    日常使い商品の価格を強化し、生鮮品やプライベートブランドで差別化。アプリを活用したコミュニケーション強化で子育て世代のニーズに応える。

  2. 02

    ドミナント戦略で経済圏拡大

    複数フォーマットで重点エリアに出店し、地域密着の取り組みで顧客基盤を盤石化。小型店舗やネットスーパーなど新チャネルを拡大する。

  3. 03

    コスト構造改革と生産性改善

    業務プロセス見直しや物流改革、仕様見直しにより各種コストを最適化。生産性向上と賃金向上・働きがい向上の両立を図る。

  4. 04

    デジタル化とDXの推進

    セルフレジやアプリで生産性と顧客体験を向上。需要予測やマーケティングにデータを活用し、情報セキュリティ対策も強化する。

  5. 05

    ESG経営の推進

    人的資本の充実で人手不足に対応し経営基盤を強化。サステナビリティ・ビジョンに基づく課題解決を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,674人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は604万円で、9期前と比べて+14.0%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は18.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月5,744
2018年2月5,649
2019年2月5,600
2020年2月53041.417.65,542
2021年2月52941.717.75,442
2022年2月54641.717.75,324
2023年2月54941.617.85,053
2024年2月57042.618.54,783
2025年2月59642.818.74,735283
2026年2月60443.018.94,674285

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率105.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 9 / 海外 2、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
滋賀県 彦根銀座店(彦根市)他83店舗712億円
小売事業
京都府 平和堂100BAN店(宇治市)他18店舗278億円
小売事業
大阪府 真砂店(茨木市)他21店舗187億円
小売事業
石川県 アル・プラザ小松(小松市)他6店舗156億円
小売事業
愛知県 尾西店(一宮市)他21店舗129億円
小売事業
福井県 アル・プラザ敦賀(敦賀市)他5店舗111億円
小売事業
フューチャーシティ ファボーレ — 富山県富山市9,928百万円
貸店舗 ㈱ファイブスター他(滋賀県東近江市)他6,917百万円
小売事業
物流センター 多賀センター(滋賀県犬上郡)他2ヶ所5,377百万円
小売事業
本部 — 滋賀県彦根市4,343百万円
小売事業
ほか34件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ファイブスター
    滋賀県彦根市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱シー・オー・エム
    滋賀県彦根市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ベストーネ
    滋賀県犬上郡 多賀町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナショナルメンテ ナンス
    滋賀県彦根市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ダイレクト・ショップ
    滋賀県彦根市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    加賀コミュニティ プラザ㈱
    石川県加賀市 · 連結子会社
    議決権66.5%
  • 国内
    武生駅北パーキング㈱
    福井県越前市 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 海外
    平和堂(中国)有限公司(注)2
    中国湖南省 長沙市 · 連結子会社
    議決権95.0%
  • 海外
    湖南平和物業 発展有限公司(注)5
    中国湖南省 長沙市 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    福井南部商業開発㈱
    福井県福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    富山フューチャー 開発㈱
    富山県富山市
    議決権66.8%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    まちなかウォーカブル推進事業
    国土交通省 · 2022-07-06
    1,000万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は4,560億円営業利益133億円前期と比べると増収減益で、売上が+2.5%、利益が-0.7%。

売上高
+2.5%
4,560億円
営業利益
-0.7%
133億円
純利益
-12.1%
94億円
営業利益率
2.9%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高4,780億円4,560億円
営業利益143億円133億円
純利益98億円94億円
1株あたり配当¥66¥66

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,122億円、営業利益は26億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q4,38138
2019年4Q4,37624
2020年4Q4,33612
2021年4Q4,39334
2022年4Q4,39733
2023年4Q4,15727
2024年4Q4,25414
2025年4Q4,449711.661
2026年4Q4,560651.445
2027年1Q1,122262.312

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は3,926億円から4,560億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は2.9%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月3,92612955
2014年2月4,04613878
2015年2月4,19315485
2016年2月4,37116796
2017年2月4,37615692
2018年2月4,38114894
2019年2月4,37614586
2020年2月4,33611461
2021年2月4,39315197
2022年2月4,397170106
2023年2月4,15713175
2024年2月4,25414568
2025年2月4,4491341463.0107
2026年2月4,5601331462.994

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高4,560億円のうち、営業利益として残るのは133億円2.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は94億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.0%3,281億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.5%1,527億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.9%133億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.8pt
2.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.4pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.7pt
4.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが178億円、投資CFが−165億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は192億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月191−143−6548121
2014年2月215−134−8681126
2015年2月229−126−99103135
2016年2月232−117−102115145
2017年2月183−124−3959162
2018年2月237−74−135163191
2019年2月210−91−114119192
2020年2月172−21737−45183
2021年2月321−118−139203248
2022年2月203−90−67113301
2023年2月157−154−513251
2024年2月227−166−1761294
2025年2月230−146−15284229
2026年2月178−165−5113192

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は3,131億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,980億円で、自己資本比率は62.5%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月2,7881,1711,61741.2
2014年2月2,8821,2621,62043.0
2015年2月2,9201,3411,57945.1
2016年2月2,9311,3481,58345.1
2017年2月2,9371,4181,51947.4
2018年2月2,8961,5011,39550.9
2019年2月2,8891,5561,33353.0
2020年2月2,9701,6011,36953.2
2021年2月2,9781,6761,30255.6
2022年2月2,9951,7731,22258.5
2023年2月3,0041,8231,18160.0
2024年2月3,0951,8831,21260.2
2025年2月3,0791,9201,15861.7
2026年2月3,1311,9801,15162.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
232億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,619億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
201億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,151億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中82位あたり、逆に低いのはROE322社中242位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
62.5%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,688で、1年前と比べて-4.0%過去52週の値幅のなかでは36%の位置にある。

¥2,688+0.7%1ヶ月+3.9%1年-4.0%時価総額1,386億円
過去52週の値幅
安値¥2,366高値¥3,250

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.2倍
PER (会社予想)13.6倍
PBR0.68倍
配当利回り2.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価2573円、前日比+0.63%と小幅続伸。週足は底打ち基調。25日線2535円を+1.5%上回り、75日線2631円を2.2%下回る。52週安値2366円からは8.7%上昇、高値3250円からは20.8%下落。出来高は10.6万株と平均並みで、底固めの様相。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER13.6倍は同業平均41.2倍を大幅に下回り、PBR0.65倍も平均2.92倍を大きく下回る。配当利回り2.58%は平均1.44%を上回り、安定した株主還元が期待できる。ROE4.88%に対してPBRが低く、収益性を考慮すると割安水準にあると判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.2倍39.6倍
PER (予想)13.6倍
PBR0.68倍2.44倍
ROE4.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地元密着型スーパーとして堅実な収益構造を持つ一方、人口減少と競合激化が成長の重し。強気派は、PB商品やDXによる効率化で収益力が向上し、割安なバリュエーション(PER13倍、PBR0.65倍)が是正されると見る。弱気派は、同業他社やドラッグストアとの競争激化、人口減少による市場縮小で成長余地が限られると懸念。

プラスに働く材料7
  • PB・DXで収益力向上

    PB開発やDX推進で粗利率改善、営業利益134億円と堅調。

  • 割安バリュエーション

    PER13倍、PBR0.65倍と業績比で割安。配当利回り2.6%も魅力的。

  • 安定したキャッシュフロー

    食品スーパーは需要が安定、不況耐性が高い。

  • PBR0.65倍の割安感継続影響

    解散価値割れ、株主還元強化でPBR1倍への修正期待

  • 配当利回り2.58%の安定通年影響

    安定的な配当政策、株主還元姿勢が下支え

  • 営業利益の高水準維持2026年2月期影響

    営業利益134→133億円とほぼ横ばい、収益基盤堅固

  • 店舗リニューアル効果不定影響

    既存店改装で客数増加、売上回復の期待

マイナスに働く材料7
  • 人口減少で市場縮小

    滋賀県も人口減少局面、地盤の縮小リスク。

  • 競合激化でシェア低下

    ドラッグストアやディスカウントストアとの競合が激化。

  • 成長投資の成果不透明

    DX投資の効果が限定的で、PBの浸透度も未知数。

  • 純利益の減少トレンド2026年2月期影響

    純利益107→94億円と減益、収益力低下懸念

  • 営業利益率の低迷継続影響

    営業利益率は低水準、競争激化で更に低下リスク

  • 人口減少による市場縮小長期影響

    地元密着型小売、人口減でドミナント戦略の限界

  • 低ROEによる資本効率悪化継続影響

    ROE4.88%と低く、資本コストを下回る可能性

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
地元需要の動向を測る最も重要な指標。
PB商品の売上構成比
収益性向上の進捗を示す。
営業利益率
効率化の成果が表れる重要指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり66で、前期から+4.8%いまの株価に対する利回りは2.46%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥66
1株あたり
配当利回り
2.46%
いまの株価に対して
配当性向
34.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月3220.8
2018年2月3715.623.3
2019年2月35−5.420.6
2020年2月350.022.3
2021年2月350.021.0
2022年2月4220.022.1
2023年2月420.026.7
2024年2月420.040.0
2025年2月6350.036.6
2026年2月664.834.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥66

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ15,019人。区分でいちばん多いのは個人・その他33.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.4%を占め、残る50.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他40.742.829.430.334.633.3
事業法人21.821.530.530.430.128.9
金融機関29.228.130.528.321.520.5
外国法人7.67.47.39.212.815.5
自己株式10.410.40.20.22.14.1
証券会社0.70.22.21.71.01.8
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.10
02夏原商事株式会社6.79
03平和堂共栄会5.98
04公益財団法人平和堂財団5.82
05株式会社滋賀銀行4.85
06株式会社ピース&グリーン3.78
07日本生命保険相互会社3.61
08平和観光開発株式会社3.29
09平和堂社員持株会2.24
10THE NOMURA TRUST AND BANKING CO., LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.95

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近6
  • 2026-06-17
    公益財団法人平和堂財団
    変更報告
    5.82%
    +0.70pt
  • 2026-06-17
    夏原 行平
    変更報告
    1.12%
  • 2026-06-17
    夏原 行平
    新規の大量保有報告
    1.12%
    +0.03pt
  • 2026-05-29
    公益財団法人平和堂財団
    変更報告
    5.82%
    +0.70pt
  • 2026-05-13
    公益財団法人平和堂財団
    新規の大量保有報告
    5.82%
    +0.70pt
  • 2026-05-13
    夏原 行平
    新規の大量保有報告
    1.12%
    +0.03pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+89%、1株純資産は14期で+90%。直近期のROEは4.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月1002,0814.913.025.9
2014年2月1412,2416.59.821.9
2015年2月1532,3816.616.917.5
2016年2月1792,5187.311.721.4
2017年2月1762,6526.815.320.8
2018年2月1802,8096.613.423.3
2019年2月1642,9205.715.420.6
2020年2月1163,0123.916.022.3
2021年2月1853,1576.011.321.0
2022年2月2033,3406.39.722.1
2023年2月1433,4394.215.226.7
2024年2月1293,5513.715.940.0
2025年2月2093,7645.711.236.6
2026年2月1893,9594.915.834.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額200百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平松正嗣代表取締役 社長執行役員 CEO685,000
夏原行平代表取締役 副社長執行役員 COO 管理本部長52576,000
夏原陽平取締役 専務執行役員 営業統括本部長 兼営業戦略本部長51575,000
小杉茂樹取締役 専務執行役員 開発本部長676,000
平塚善道取締役 上席執行役員 店舗営業本部長602,000
上山信一取締役68
行木陽子取締役64
本持真二取締役(常勤監査等委員)645,000
髙島志郎取締役(監査等委員)54
木村惠子取締役(監査等委員)61
山川晋74
藤田和生取締役 上席執行役員 経営戦略本部長53

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)511632915932
社外取締役428287
取締役(社内)1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容580字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社12社で構成され、小売及び小売周辺業務を主な事業内容とし、更に外食事業等の事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントは次のとおりであります。 小売事業   ………   総合スーパーを営む当社および中国で百貨店を営む子会社の平和堂(中国)有限公司、書籍等の販売およびフィットネス事業を行う子会社の㈱ダイレクト・ショップがあります。なお、当社は㈱ダイレクト・ショップに建物等を賃貸しております。 小売周辺事業   ………   主として当社の販売する米飯、惣菜等の製造と精肉、鮮魚の加工を行う子会社の㈱ベストーネ、ビル管理業務を行う子会社の㈱ナショナルメンテナンス、店舗の賃貸、商業施設の運営管理等を行う子会社の加賀コミュニティプラザ㈱、福井南部商業開発㈱、富山フューチャー開発㈱および店舗駐車場の運営管理を行う子会社の武生駅北パーキング㈱があります。 その他事業   ………   その他事業のうち外食事業については、㈱ファイブスターおよび㈱シー・オー・エムがあります。なお、当社は、上記2社に建物等を賃貸しております。中国で不動産の開発、販売、ビルメンテナンスを行う子会社の湖南平和物業発展有限公司等があります。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,714字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは小売及び小売周辺業務を主な事業内容とし、更に外食事業等の事業活動を展開いたしております。平和堂グループ憲章「全従業員の物心両面の幸福を追求すると共にお客様と地域社会に貢献し続ける企業となる」ことを経営理念として、実現を目指しております。 ①全従業員の物心両面の幸福(従業員満足度の高い会社の実現) 一人ひとりの社員の個性や創造性が発揮でき、生きがい・働きがいを感じる職場風土の実現を目指します。 ②お客様に貢献し続ける(お客様満足度の高い会社の実現) 絶えずお客様の目線で考え、行動することを基本に、生活向上や楽しさを実現する商品の開発や、売場づくりの充実をはかります。 ③地域社会に貢献し続ける(地域社会や環境との共生をはかる会社の実現) 環境の保全と地域の健康(人の健康と地域社会の活性化)を目指し、住みやすい、くらしに優しいまちづくりへの貢献を続けます。 (2)中長期的な会社のビジョン 経営理念を踏まえ、中長期ビジョンである「地域密着ライフスタイル総合(創造)企業」を目指し、地域のインフラとして生活全般に関わり、地域とともに社会的課題の解決に取り組みます。そして、健全な社会環境の中で多様な価値観が尊重され、誰もが住みやすく、‘活気のある地域社会‘と‘豊かな暮らし‘を実現することを目指します。 (3)経営環境の変化及び対処すべき課題と経営戦略 今後のわが国経済および小売業界を取り巻く環境におきましては、物価上昇やそれに伴う生活防衛意識の高まりによる消費の選別化、さらには慢性的な人手不足、物流費・店舗運営コストの高騰など、引き続き不透明かつ極めて厳しい状況が継続するものと予想されます。また、急激な為替変動や国際情勢の動向など、注視すべき懸念材料も存在しております。 このような厳しい環境の中、当社グループは主要な事業環境の変化として以下の認識を持っております。 ・マクロ経済の変化(人口減少・少子高齢化、コスト増、デジタル化/DX) ・お客様の変化(ライフスタイル、価値観の変化) ・競合の変化(同業および異業種間競合の激化、デジタルコマース) ・サプライチェーンの変化(気候変動、国際情勢における調達面の不安定化、物流問題) 当社グループの中長期ビジョン達成には、中核事業である小売事業のさらなる強化が不可欠です。次期は「第五次中期経営計画(2024年度〜2026年度)」の最終年度にあたるため、当期に引き続き以下の重点テーマを強力に推進し、目標達成に向けた各種施策の確実な実行を図ってまいります。 ①子育て世代ニーズ対応による顧客支持の獲得 ・日常使いの商品の価格強化 ・生鮮品、プライベートブランド商品での差別化 ・アプリを活用したコミュニケーション強化 ②ドミナント戦略をベースとしたHOP経済圏の拡大 ・複数フォーマットによる重点エリアへの出店拡大 ・地域密着の取組みによる顧客基盤の盤石化 ・小型店舗、ネットスーパーなどの新規チャネル拡大 ③生産性改善を含むコスト構造改革の推進 ・生産性改善、業務プロセス見直しを通じた賃金の向上、働きがい向上と人件費コントロールの両立 ・物流改革の推進、仕様見直し等による各種コストの最適化 また、上記重点テーマを進める基盤として、以下の強化を推進しております。 a)デジタル化/DXの推進 ・セルフレジやアプリなどデジタルを活用した生産性と顧客体験価値の向上 ・需要予測やマーケティング利用などデータドリブンな経営の推進 ・情報セキュリティ対策の強化による情報漏洩リスクの低減 b)ESG経営の推進 ・人手不足への対応を含めた人的資本の充実による経営基盤の強化 ・当社グループが企業活動を継続するには、持続可能な社会実現が前提であり、サステナビリティ・ビジョンに基づく課題解決の推進
事業等のリスク4,024字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主なリスク要因について記載しております。当社グループは、記載したリスクの発生の予防と万一顕在化した場合の適切な対応に努めてまいります。なお、本文中における将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 また、各リスクが顕在化する可能性の程度や時期については合理的に予見することが困難であるため記載していませんが、当社グループはこれらのリスクを適切に管理するため、第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 に記載のとおり管理体制を整備し、継続的なリスクマネジメント活動に努めてまいります。 (1)人事・労務に関するリスク 当社グループの中核であるスーパーマーケット事業は労働集約型産業であり、パート・アルバイトを含む多数の従業員を雇用しております。身だしなみ基準の見直しやカスタマーハラスメントに対する基本方針の策定など「働きやすさ」や「働き甲斐」の向上による社員の採用や定着を図っておりますが、今後、少子高齢化による労働人口の減少、働き方改革関連法の適用拡大や最低賃金の上昇に伴う人件費および採用・教育コストの増大等により、以下のような影響が発生し当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ・店舗の適正な人員配置が困難となり、人手不足による営業時間短縮やサービス低下が生じる。 ・労働時間の上限規制や有給休暇取得率の向上要請に対応するためのシフト再編や人件費の上昇により、売上高対比の人件費率が上昇し、採算性が悪化する。 ・従業員の定着率低下に伴い、採用・教育研修コストの増大や、サービス品質の低下につながる。 (2)社会環境の変化に関するリスク ①マクロ環境の変化 国際関係やエネルギー、人口減少、原材料価格の高騰、サプライチェーンで発生する課題といったマクロ環境は、当社グループではコントロールできないものではあるが、その変化は当社グループの事業に影響を与える可能性があり、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②市場環境の変化 同業他社の出店増加や業種の垣根を越えた競争、ネット等の販売チャネルの拡大または競合他社によるM&Aを通じた競争力の強化により、当社グループの既存店の収益悪化、新店の減少、店舗の廃止といった影響を受け、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③消費動向の変化 当社グループは一般消費者への営業を事業の中核としており、景気や天候不順等による消費動向の変化の影響を受ける他、顧客ニーズの変化への対応を迅速に行えずに需要を取りこぼした場合、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)経営戦略に関するリスク ①出店戦略 当社グループでは、ドミナント化を意識した出店を進めており、ドミナントエリアや隣接した地域に安定的に出店できるよう、数年先を見据えた物件確保を進めております。エリア内で出店場所を確保できなかった場合やドミナントの形成が遅れた場合、出店した店舗が計画を下回る状況となった場合、あるいは誘致したテナントが退店し空き区画が発生した場合には、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②M&A 当社グループが買収を実施したことにより発生するのれんや無形資産によって、償却が増加する可能性があります。担当部署を配置し、意向表明書、基本合意書、デューデリジェンス、株式譲渡契約を一元的に管理することで、予期せぬ事態の発生防止に努めておりますが、統合後のプロセスが計画通り進まないことにより期待した効果を得られず新たな償却が発生したり、予期していない債務の発生やコンプライアンス上の問題が発生した場合には、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③経営戦略実行の遅延・失敗 環境変化に迅速に対応するための組織体制や施策などは適宜経営層を含めた会議体を開催して対応を進めておりますが、十分に対応できず経営戦略の遅延・失敗が生じた場合、競争優位性の喪失、市場機会の逸失を招き、長期的な成長戦略の実現が困難となり、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)法令・規制に関するリスク ①出店関連法令 大規模小売店舗立地法、都市計画法、建築基準法等の法改正や行政手続きの厳格化により、新規出店や増改築の許認可取得に時間とコストを要する場合、速やかに経営層に報告することで影響の最小化に努めておりますが、事業計画の遅延や費用超過が生じる可能性があります。また用途等の規制により最適化された店舗の実現が困難となる可能性があります。これらは当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②コンプライアンス 労働安全衛生法、独占禁止法、消費者保護関連法等の各種法的規制を順守すべく、法令改定時の教育や昇格時の研修を体系化するなど取組みを進めておりますが不備により、行政処分や損害賠償請求、社会的な信用低下を招いた場合、あるいは、法規制の改正等に対し、法令に順守するための措置を講じることが必要となった場合、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③個人情報の保護 当社グループでは、HOPカード会員情報等多くの個人情報を保有しており、個人情報の管理につきましてはアクセス権の制限や、社内ルールによる保護措置を講じておりますが、システム障害、サイバー攻撃、または内部不正等により情報漏洩事故が発生した場合、行政罰や損害賠償請求リスクに加え、顧客からの信頼喪失とブランド価値の毀損を招く可能性があり、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)食品の安全性に関するリスク ①食品衛生 当社グループでは、生鮮食品からドライ商品、デイリー商品と幅広く食品商品を取り扱っており、食中毒や異物混入、食のサプライチェーンにおけるトレーサビリティの欠如または不備など、重大な衛生事故につながる可能性があり、行政処分や訴訟リスク、ブランド毀損により、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②食品表示 当社グループでは、食品の販売においてJAS法、景品表示法、食品表示法等の規制を受けており、これに準拠したシステムを導入することで安全・安心な品質表示の実現を図っておりますが、適切な品質表示となっていない場合、行政処分や訴訟リスク、ブランド毀損により、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)財務の健全性に関するリスク ①固定資産の減損 当社グループでは、店舗をはじめとした多額の固定資産を有しております。市場環境悪化や店舗の収益性低下などにより帳簿価額を回収できないと判断される場合減損処理を行っており、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②金利・金融市場の動向 当社グループでは、設備投資資金の一部は借入金によって調達しており、金利上昇や金融機関の融資姿勢の引き締めにより、資金調達コストの増大や資金繰り悪化リスクが高まり、特に新規出店や改装が滞った場合、成長の機会を逸することで、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)情報セキュリティに関するリスク 当社グループでは、通信ネットワークやコンピュータシステムを用いて、販売や発注のシステムや基幹システムを運用しております。システムの運用・管理は定期的な改善を実施するとともに監視体制を強化することで未然化を進めておりますが、これらのシステムに対し、自然災害や運用の誤りによるシステム障害あるいはサイバー攻撃やランサムウエア感染が発生した場合、システム停止による販売機会の逸失や復旧コストの発生、社会的信用の失墜により、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)気候変動・自然災害に関するリスク ①気候変動による慢性的な影響 当社グループでは「サステナビリティ・ビジョン」を掲げ、事業を通じた課題の解決として「地域の健康の実現」「廃棄物の削減と資源循環の推進」「脱炭素社会の実現」「安全・安心で持続可能な商品の調達」「多様な人材の活躍」の5項目を重要課題として取り組んでおります。地球温暖化による気温上昇等気候変動の長期的影響により、農作物や鶏卵等の生産性低下と仕入れ価格の上昇及び商品供給の制約が発生した場合、あるいは四季の変化により衣料品の売上低下や値下増加が発生した場合、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②地震や台風等の自然災害 大規模地震、台風、洪水など突発的な自然災害により、店舗や物流機能の停止が影響を及ぼす可能性があります。事業継続計画を策定し影響の最小化に努めておりますが、復旧費用の発生や在庫の損失が発生し、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)風評に関するリスク 食品安全事故や労務トラブル、不祥事等が報道・SNSで拡散し、当社グループに対する風評が広がった場合、もしくは事実を誇張した風評や事実でない風評が広がった場合、顧客離れや社会的信用・ブランド価値の毀損、取引の停止を招き、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 以上が、当社事業に関わる主なリスク要因です。各リスクについては、発生可能性および影響度を勘案し、引き続き内部統制の強化、危機管理体制の整備、情報開示の適時適切化を図ってまいります。
経営成績の分析 (MD&A)7,480字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度(2025年2月21日から2026年2月20日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかに回復しているものの、物価上昇が継続する中で消費者の実質賃金向上は力強さを欠き、生活防衛意識は依然として根強く、消費の選別化が進んでおります。また、人手不足の常態化やエネルギー価格の変動、消費減税等経済対策の導入内容とタイミング、さらには国際情勢の不安定さなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。 小売業界を取り巻く環境につきましては、商品価格改定による売上の押し上げ効果は見られるものの、人件費の大幅な上昇や物流コスト、店舗運営費の高騰、さらには業態の垣根を越えた価格・サービスの競争激化など、引き続き極めて厳しい経営環境にあります。 こうした状況の下、当社グループは中長期ビジョンとして平和堂グループならではの「地域密着ライフスタイル総合(創造)企業」を目指し、「2030年定量目標」の達成に向けた「第五次中期経営計画(2024年度〜2026年度)」の2年目として、各施策を加速させてまいりました。特に「子育て世代ニーズ対応による顧客支持の獲得」「ドミナント戦略をベースとしたHOP経済圏の拡大」「生産性改善も含むコスト構造改革の推進」を重点戦略に掲げ、地域のお客様の暮らしを支えるための具体的な取組みを進めました。 「2030年定量目標」 ①営業収益(連結):5,000億円以上 ②営業利益率(連結):4.5%以上 ③ROE(連結):8% ④女性管理職比率:20%以上 ⑤CO2排出量(Scope1・2):46%削減(2013年度比) ⑥食品廃棄額:50%削減(2019年度比) 当連結会計年度の業績は、営業収益は4,560億10百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は133億13百万円(前年同期比0.4%減)、経常利益は146億5百万円(前年同期比0.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は94億9百万円(前年同期比12.3%減)となりました。営業利益率は2.9%となり、「2030年定量目標」にむけて営業収益が先行して向上しております。 ①営業収益及び営業総利益 営業収益は4,560億10百万円となり、客数・客単価ともに上昇したことにより前年から111億11百万円(2.5%)増加しました。 営業総利益は1,659億77百万円となり、前年から47億23百万円(2.9%)増加しました。 ②販売費及び一般管理費並びに営業利益 販売費及び一般管理費は1,526億64百万円となり、前年から47億70百万円(3.2%)増加しました。人件費は、労働時間の抑制は効いたものの単価の上昇等により前年から増加しました。 この結果、販売費及び一般管理費の伸びが営業総利益の伸びを上回り、営業利益は133億13百万円となり、前年から46百万円(0.4%)減少しました。また営業利益率は2.9%となり、前年より0.1%低下しました。 ③営業外損益及び経常利益 営業外収益は耐震補助金や情報処理手数料の受け取りが増加したこと等により14億78百万円となり、前年から31百万円増加しました。営業外費用は、金利上昇に伴い支払利息が前年より58百万円増加したこと等により1億85百万円となり、前年から17百万円増加しました。 その結果、経常利益は146億5百万円となり、前年から33百万円(0.2%)減少しました。また経常利益率は3.2%となり、前年より0.1%低下しました。 ④特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益 特別利益は、株式会社ユーイングの株式譲渡による関係会社株式売却益2億39百万円など、7億73百万円を計上しましたが、前年に投資有価証券売却益10億82百万円を含む18億11百万円を計上していたことから前年より10億37百万円減少しました。特別損失は、固定資産除却損4億70百万円、減損損失6億37百万円、閉店損失引当金繰入額5億81百万円等、前年より4億63百万円多い16億95百万円を計上しました。 その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は94億9百万円となり、前年から13億17百万円(12.3%)減少しました。また当期純利益率は2.1%となり、前年より0.3%低下しました。 セグメント概況は次のとおりであります。 [小売事業] グループ中核企業である「株式会社平和堂」は「第五次中期経営計画」の重点戦略である「子育て世代ニーズ対応による顧客支持の獲得」「ドミナント戦略をベースとしたHOP経済圏の拡大」「生産性改善も含むコスト構造改革の推進」をさらに進化させるべく具体的な取組みを進めております。 売上高が既存店前年同期比102.7%と伸長したことや、連結子会社である株式会社ヤナゲンを2025年5月21日に、株式会社エールを2025年8月21日にそれぞれ吸収合併したことにより、平和堂単体の営業収益は4,222億51百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は103億40百万円(前年同期比0.1%増)、経常利益は121億65百万円(前年同期比0.5%増)、当期純利益は95億40百万円(前年同期比8.0%増)となりました。 ①子育て世代ニーズ対応による顧客支持の獲得 子育て世代の取組みとして、頻度品をKVI(キーバリューアイテム)として価格訴求する一方、子育て世代に人気の大容量パックの強化による単価の上昇により、30-40代の売上高は前年の100.6%と人口が減少している状況において増加しました。 2024年7月にリリースしたHOPアプリは、2026年2月現在で127万人の会員登録を戴いています。自社電子マネーであるHOPマネーを口座からチャージできる金融機関も地方銀行等を含めて期初の6行から4行増加(4月に2行、9月に2行)し、計10行となり、出店地域を広くカバーしました。アプリを通じた情報発信やセグメンテーションマーケティングの取組みも進めています。 子育て世代に人気の高いテナント(無印良品等)の誘致も進め、直営売場だけでなくショッピングセンター全体での賑わい創出を図りました。当期にはアル・プラザ守山、高富店、アル・プラザ小松、フレンドマート今堅田店に無印良品が出店し、無印良品のテナント出店は計20店舗となりました。 ②ドミナント戦略をベースとしたHOP経済圏の拡大 HOP経済圏の拡大に向け、11月にフレンドマート南郷店及びフレンドマート守山駅前店をスクラップ&ビルドにてオープンしました。旧店舗から食品売場を拡大するとともに、最新の売場・品揃え導入によりお客様の満足度を高めております。 エリアごとに店舗規模別の役割を明確化する「フォーマット戦略」を推進し、イベント需要に応えるショッピングセンターや日常使いの食品スーパーなど、それぞれに適した商品構成の最適化を図っています。また各店舗の商圏内の市場規模を分析の上で、売上/利益の拡大余地の大きい「ポテンシャル店舗」を設定し、同店舗の販売力強化の取組みを進めています。 2025年8月21日付で、京都府北部での当社グループの営業力の強化及び経営効率の向上を目的として、当社が100%出資する連結子会社である株式会社エールを吸収合併しました。 ③生産性改善も含むコスト構造改革の推進 人件費の上昇と厳しい採用環境に対応するべく、パート社員の活躍を推進しています。パート社員への教育を強化し、各売場の運営責任者として積極的に登用することで、開店から閉店までの安定した売場運営の実現や正社員の業務見直しにつなげています。パート社員の活躍に応じた奨励金や正社員登用の制度を設け、賃金アップや働きがいの向上と人件費コントロールの両立を図っています。 効率的な店舖運営の実現に向け、店舗の作業概要を作成し、あるべき人時売上高と実績の差異を店舗・売場ごとに可視化し、人事異動やマルチスキル化を含めた体制構築を進めています。 連結子会社の株式会社ベストーネが運営するプロセスセンター・デリカセンターのアウトパック活用を推進した結果、株式会社平和堂の店舗における生鮮部門の売上高が既存店前年同期比103.3%と伸長する中、総労働時間は既存店前年同期比99.4%となりました。またセンター活用により中小規模の食品スーパーマーケットでも従来は販売が出来なかった弁当等の品揃えが大幅に充実するなどの効果も出ています。 書籍販売やフィットネス事業を展開する「株式会社ダイレクト・ショップ」は、雑誌・書籍等の市場規模の縮小やフィットネス業界の競合激化等、厳しい事業環境下で減収となりましたが、不採算事業の縮小と販売管理費の削減を進めたことで、営業損失額が縮小しました。 中国湖南省で百貨店を運営する「平和堂(中国)有限公司」は、中国経済の減速と商圏内の競合の激化に加え、新規有名テナント誘致に伴う大型改装による売場縮小の影響で減収・減益となりました。 以上の結果、小売事業の営業収益は4,357億14百万円(前年同期比2.5%増)、経常利益は126億45百万円(前年同期比3.2%減)となりました。 [小売周辺事業] 惣菜・米飯及び生鮮品の製造加工を営む「株式会社ベストーネ」は、2023年5月31日に稼働した新デリカセンターの生産数が順調に増加していることに加え、株式会社平和堂における生産性改善取組みによる受注増もあり、増収・増益となりました。 ビル管理会社である「株式会社ナショナルメンテナンス」は、前期の能登半島地震復旧工事の受注増の反動により、減収・減益となりました。 以上の結果、小売周辺事業の営業収益は593億32百万円(前年同期比5.6%増)、経常利益は19億85百万円(前年同期比3.1%増)となりました。 [その他事業] 外食事業を展開する「株式会社ファイブスター」は、客単価の上昇により売上高が伸長した上、販売費及び一般管理費の抑制効果もあり、増収・増益となりました。 外食事業を展開する「株式会社シー・オー・エム」は、主力のケンタッキーフライドチキンの売上が好調に推移し、年末年始商戦が好調であったことから増収・増益となりました。 以上の結果、その他事業の営業収益は169億14百万円(前年同期比2.0%減)、経常利益は7億74百万円(前年同期比1.2%増)となりました。 (2) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、3,130億95百万円(前期末比1.7%増)、負債は1,151億32百万円(前期末比0.6%減)、純資産は1,979億62百万円(前期末比3.1%増)の結果となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比較して37億16百万円減少し、191億65百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。 項目   前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増減 (百万円) 営業活動によるキャッシュ・フロー   22,973   17,784   △5,188 投資活動によるキャッシュ・フロー   △14,646   △16,473   △1,826 財務活動によるキャッシュ・フロー   △15,167   △5,129   10,037 現金及び現金同等物の増減額   △6,544   △3,716   2,828 現金及び現金同等物の期首残高   29,426   22,881   △6,544 現金及び現金同等物の期末残高   22,881   19,165   △3,716 [主な内容] 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益   136億84百万円   (前年同期比  15億33百万円減) 減価償却費   138億24百万円   (前年同期比  6億53百万円増) 退職給付に係る負債の減少額   68億31百万円   (前年同期比  65億38百万円増) 投資活動によるキャッシュ・フロー 有形及び無形固定資産の取得による支出   173億55百万円   (前年同期比  11億79百万円増) 敷金及び保証金の回収による収入   5億90百万円   (前年同期比  1億20百万円増) 財務活動によるキャッシュ・フロー 長期借入れによる収入   85億円   (前年同期比   40億円増) 長期借入金の返済による支出   65億82百万円   (前年同期比  27億47百万円減) 配当金の支払額   32億96百万円   (前年同期比  5億47百万円増) (生産、受注及び販売の状況) (1) 販売実績 当連結会計年度における営業収益の内訳は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年2月21日  至  2026年2月20日) 金額(百万円)   構成比(%)   前年同期比(%) 小売事業   432,348   94.8   102.6 小売周辺事業   6,867   1.5   103.6 その他事業 (外食事業)   16,793(16,583)   3.7(3.6)   99.1(107.5) 合計   456,010   100.0   102.5 (注) 1  セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2  外食事業の金額については、その他事業の内数であります。 (2) 仕入実績 当連結会計年度における仕入高の内訳は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年2月21日  至  2026年2月20日) 金額(百万円)   構成比(%)   前年同期比(%) 小売事業   251,185   86.3   101.2 小売周辺事業   34,283   11.8   108.2 その他事業 (外食事業)   5,756(5,742)   2.0(2.0)   105.2(107.2) 合計   291,224   100.0   102.0 (注) 1  セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2  外食事業の金額については、その他事業の内数であります。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産・負債及び収益・費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 2  当連結会計年度末の財政状態の分析 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ52億26百万円増加(前期末比1.7%増)し、3,130億95百万円となりました。この主な要因は、退職給付に係る資産が28億25百万円、有形固定資産が27億99百万円、投資有価証券が18億55百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が16億18百万円増加した一方で、現金及び預金が35億90百万円減少したこと等であります。 負債は、前連結会計年度末に比べ7億9百万円減少(前期末比0.6%減)し、1,151億32百万円となりました。この主な要因は、長期借入金が29億86百万円、資産除去債務が15億75百万円、支払手形及び買掛金が15億38百万円、未払法人税等が7億23百万円増加した一方で、退職給付に係る負債が54億48百万円、短期借入金が20億69百万円減少したこと等であります。 純資産は、前連結会計年度末に比べ59億35百万円増加(前期末比3.1%増)し、1,979億62百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が61億12百万円、その他の包括利益累計額が24億18百万円増加した一方で、自己株式が26億80百万円増加したこと等であります。 3  当連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ①売上高 売上高は、4,179億76百万円(前年同期4,083億23百万円)となりました。 ②営業利益 営業利益は、133億13百万円(前年同期133億60百万円)となりました。 ③経常利益 経常利益は、146億5百万円(前年同期146億39百万円)となりました。 ④親会社株主に帰属する当期純利益 法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額を合わせた税金費用合計は41億61百万円となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、94億9百万円(前年同期107億27百万円)となりました。 なお、当期の事業全体及びセグメント別の分析につきましては、(業績等の概要)(1)経営成績に記載のとおりであります。 また、キャッシュ・フローにつきましては、(業績等の概要)(3)キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。 4 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に新規出店及び既存店舗の改装といった設備投資、情報システム投資によるものであります。 短期運転資金は自己資本または金融機関からの短期借入れを基本としており、設備投資については自己資本または金融機関からの長期借入れを基本としております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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