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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

西松屋チェーン

NISHIMATSUYA CHAIN Co., Ltd.7545 · Prime · 小売業

子育て家庭向けベビー・子供用品を全国ドミナント展開する専門小売チェーン。低価格とPB商品で差別化。

概要

西松屋チェーンは兵庫県姫路市に本社を置くベビー・子供用品専門店チェーンである。1956年に宮詣り衣装店として創業し、現在は衣料・育児雑貨・玩具などを低価格で提供する。2026年2月期の連結売上高は1,934億円、期末店舗数は1,181。プライベートブランドの開発とドミナント出店戦略で差別化を図り、台湾への海外展開も始めている。

ベビー・子供用品に特化した単一セグメント

西松屋チェーンの事業はベビー・子供の生活関連用品の販売のみで、単一セグメントである。取扱品目は子供衣料(アウトウエア、肌着、パジャマなど)、育児・服飾雑貨(調乳・離乳用品、ベビーカー、カーシート、玩具など)、ベビー衣料・マタニティ用品の3つのカテゴリーに大別される。2026年2月期の連結売上高1,934億円のうち、育児・服飾雑貨が1,126億円と約58%を占め、次いで子供衣料が628億円、ベビー衣料・マタニティが178億円となっている。商品は実店舗とインターネット販売で一般顧客に直接販売されるほか、国内外の事業パートナーを通じた卸売も行う。ギフトカードの販売も手がける。

低価格を支えるプライベートブランド戦略

同社は「どこよりも低価格」を経営方針に掲げ、プライベートブランド(PB)の開発を重点政策とする。主力PBとして、衣料品の「ELFINDOLL(エルフィンドール)」と育児用品の「SmartAngel(スマートエンジェル)」を展開する。これらのPBは競争力のある価格と品質を両立し、売上を伸ばしている。また、仕入計画と在庫管理の徹底による当初価格での販売比率向上、グローバルソーシングの拡大による原価低減にも取り組む。この結果、売上総利益率の改善を図っている。2026年2月期の売上総利益率は約33.1%(算術値)である。

全国1,181店舗のドミナント戦略

同社はドミナントエリア(集中出店地域)づくりによってナショナルチェーンとしての店舗網を拡充してきた。2004年には北海道から沖縄までの47都道府県すべてに出店を完了。その後も人口対比で店舗網が手薄な首都圏などへの出店を加速している。2026年2月期末の店舗数は1,181。同期中に61店舗を新規出店する一方、不採算店舗のスクラップや狭い店舗から広い店舗へのリプレースを25店舗実施した。店舗運営では、本部への業務集約によるスーパーインテンデント制度や、応援パート制度・多店舗パート制度を導入し、ローコストオペレーションを推進する。

台湾子会社で始まった海外展開

国内市場の成熟に対応し、西松屋チェーンは海外事業を新たな成長の柱と位置づける。2025年6月、台湾におけるチェーン店舗展開を目的とした100%出資子会社「台灣西松屋股份有限公司」を設立し、2026年度から出店を開始した。これに先立ち、プライベートブランド商品の卸売り先となる海外販売事業者の開拓を継続的に行っている。さらに、他の国や地域への進出も検討中である。海外事業はまだ初期段階だが、台湾を足がかりにしたグローバル展開が同社の今後の課題の一つとなっている。

業界の中での役割はベビー・子供用品専門小売チェーンにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,934億円
営業利益
99億円
営業利益率
5.1%
純利益
68億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ベビー・子供用品小売主力

お子さまを持つ家庭に対し、ベビー衣料・育児雑貨・おでかけ用品・玩具などを、全国の実店舗およびインターネット販売で提供。低価格とプライベートブランド品揃えで差別化。国内ドミナントエリア展開に加え、台湾子会社を通じた海外出店も開始。

主な製品・サービス4
子供衣料(ベビー・ボーイズ・ガールズ)
アウトウエア、肌着、パジャマなど、年齢別・性別の衣料品。
育児・服飾雑貨
調乳・離乳用品、衛生・雑貨、寝装・寝具、おでかけ用品(ベビーカー・カーシート)、室内用品(マット・チェア・歩行器)、帽子・シューズ・レイングッズ、玩具、ギフトセット。
ベビー衣料・マタニティ用品
新生児衣料、マタニティウェア、和装用品。
西松屋チェーンギフトカード
贈答用のギフトカード。

製品と技術

プライベートブランド「ELFINDOLL」と「SmartAngel」

西松屋チェーンは手ごろな価格と品質を両立したプライベートブランドを2つ持つ。衣料品の「ELFINDOLL(エルフィンドール)」は、ベビーからボーイズ・ガールズ向けのアウトウエアや肌着、パジャマなどをカバーする。育児用品の「SmartAngel(スマートエンジェル)」は調乳・離乳用品、衛生・雑貨、ベビーカーやカーシートなどのおでかけ用品、室内用マット・チェア・歩行器などを含む。これらのPBは低価格に重点を置きつつ、お客様の立場に立った品質を追求する。2026年2月期の説明では両PBの売上が伸長したとされ、同社の収益を支える柱となっている。

育児・服飾雑貨が売上6割を占める構成

同社の商品別売上構成では、育児・服飾雑貨が最大のカテゴリーである。2026年2月期の育児・服飾雑貨の売上高は1,126億円で、全体の58.2%を占める。内訳は調乳・離乳用品、衛生・雑貨、寝装・寝具、ベビーカー・カーシートなどのおでかけ用品、室内用マット・チェア・ラック・歩行器、帽子・シューズ・レイングッズ、玩具、ギフトセットと多岐にわたる。次いで子供衣料が628億円(32.5%)、ベビー衣料・マタニティ用品が178億円(9.2%)、その他が0.1%と続く。同社は小学校高学年向け商品の拡充にも取り組んでおり、客層の拡大を図っている。

公式オンラインストアと店舗在庫表示機能

同社は自社運営の「西松屋公式オンラインストア」を通じてインターネット販売を行っている。2025年8月には「店舗在庫表示機能」の提供を開始し、顧客がオンライン上で実店舗の在庫を確認できるようにした。これにより、店舗とECの連携を強化し、利便性を高めている。また、自社ECサイトの品揃え拡充や利便性向上のための開発を継続しており、オンラインストアの売上は大きく伸長している。なお、海外向けには、現地小売店や海外のインターネットショッピングサイトへの卸売も行っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ベビー用品専門店で国内首位級

西松屋チェーンはベビー・子供用品専門店として国内で有数の規模を誇る。同業のトライアルホールディングス(141A)は総合スーパーであり、直接競合は限定的。26/2期の営業利益率5.12%と安定。売上高は年々増加しており、26/2期は1,934億円。子供人口減少が逆風だが、低価格戦略でシェアを拡大。

強み

  • ベビー用品に特化し、豊富な品揃えで顧客を集客。
  • プライベートブランドなど低価格で他社と差別化。
  • 26/2期営業利益率5.12%と小売業として堅調。
  • 全国に店舗網を持ち、ブランド認知度が高い。

課題

  • 子供人口減少が市場縮小を招き、売上成長の重荷に。
  • トライアルなど総合スーパーやECにシェアを奪われる恐れ。
  • 低価格競争が激化し、マージンが圧迫される可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字が西松屋チェーン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17516コーナン商事1,545億円10.3倍
28214AOKIホールディングス1,515億円15.5倍
33201日本毛織1,457億円13.2倍
49010富士急行1,434億円3.9倍
53191ジョイフル本田1,403億円14.7倍
67545西松屋チェーン1,399億円17.4倍
78276平和堂1,386億円14.2倍
83046ジンズホールディングス1,317億円16.2倍
93002グンゼ1,303億円257.8倍
109832オートバックスセブン1,287億円14.7倍
118255アクシアル リテイリング1,199億円12.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

宮詣り衣装店から子供服専門店へ(1956-1965)

1956年10月、茂理満(現名誉会長の母)と現名誉会長の茂理佳弘が、兵庫県姫路市本町に宮詣り衣装や出産準備品を扱う「赤ちゃんの西松屋株式会社」を設立した。資本金は110万円。当初の店舗名は「大手前通り店」で、1997年11月に廃止されるまで営業した。1959年3月には商号を「株式会社西松屋ストアー」に変更。1965年10月、事業目的に子供服の販売を加え、姫路市紺屋町に出店するとともに本部事務所を移転した。これにより、専門店としての基盤が固まった。

郊外型大型店とPOS導入で成長基盤(1979-1991)

1979年8月、商号を「株式会社西松屋チエーン」に変更。同年10月には兵庫県姫路市に駐車場付きの郊外型店舗を出店し、以降の店舗フォーマットの原型となった。1988年4月には神戸市に郊外型大型店を出店。1990年11月には初めて郡部(神崎郡福崎町)への出店を果たす。1989年12月にはPOSシステムと汎用コンピュータを導入し、商品情報と販売情報の即時収集体制を整えた。1991年4月には伊丹市に商品管理センターを開設し、物流効率化に着手。これらの投資が以後のチェーン拡大を支えた。

全国47都道府県出店達成(1997-2004)

1997年5月、商号を現在の「株式会社西松屋チェーン」に変更。同年には香川県高松市(四国地区)、埼玉県本庄市(関東地区)に出店し、販売エリアを急速に拡大した。1998年9月に九州地区(福岡県北九州市)、1999年9月に中部地区(静岡県富士市)へ進出。2001年7月には東北地区(福島県郡山市)、2003年4月には北海道地区(札幌市)へ進出。そして2004年4月、沖縄県沖縄市および那覇市に出店し、47都道府県すべてへの店舗網を完成させた。この間、1999年11月には東京証券取引所市場第二部に上場し、2001年2月には市場第一部に指定されている。

上場後から連結決算への移行(1999-2026)

1999年11月の株式上場後、同社は店舗拡大と収益改善を並行して進めた。売上高は2013年2月期の1,225億円から2026年2月期の1,934億円へと約1.6倍に成長。一方、当期純利益は同期間で36億円から68億円へと変動し、2019年2月期には22億円まで落ち込むなど収益には波がある。2026年2月期から連結財務諸表を作成し、子会社台灣西松屋股份有限公司を連結対象に含めた。同社は今後、首都圏への出店加速、不採算店舗のスクラップ、PB開発の強化、台湾を起点とした海外展開を重点課題として掲げている。

年表27件を開く

1950年代

  • 1956年10月創業茂理 満(現名誉会長の母)と現名誉会長 茂理佳弘が宮詣り衣装、出産準備品を扱う「赤ちゃんの西松屋株式会社」を設立し、大手前通り店出店(資本金1,100千円、兵庫県姫路市本町、1997年11月廃止)
  • 1959年3月商号変更「株式会社 西松屋ストアー」に商号変更

1960年代

  • 1965年10月子供服の販売を事業目的に加え兵庫県姫路市紺屋町に出店し、あわせて本部事務所を移転

1970年代

  • 1971年11月大阪府大阪市に出店
  • 1972年4月本部事務所規模拡大のため、兵庫県姫路市二階町に出店(1994年10月廃止)し、同時に本部事務所を移転
  • 1979年8月商号変更「株式会社 西松屋チエーン」に商号変更
  • 1979年10月兵庫県姫路市に駐車場付郊外型店舗を出店

1980年代

  • 1985年11月仕入活動強化のため大阪市北区芝田に大阪事業部事務所を開設
  • 1987年3月大阪事業部の規模拡大に伴い、事業部事務所を大阪市北区より大阪市東淀川区に移転(1994年4月廃止)
  • 1988年4月兵庫県神戸市に郊外型大型店舗を出店
  • 1989年12月商品情報と販売情報を即時に収集するため、POSシステムと汎用コンピュータを導入

1990年代

  • 1990年11月兵庫県神崎郡福崎町に出店、初めて郡部立地へ出店
  • 1991年4月兵庫県伊丹市に商品管理センター開設(1994年1月移転)
  • 1991年6月業績規模の拡大に伴い、兵庫県姫路市南駅前町に本部事務所を移転
  • 1993年11月岡山県倉敷市に2店舗を出店し、中国地区へ販売エリアを拡大
  • 1994年1月分散していた本部機能の効率化を図るため、本社新社屋兼商品管理センター(兵庫県姫路市飾東町)を建設し移転(2002年8月業務の完全外部委託化に伴い商品管理センター廃止)
  • 1997年5月商号変更「株式会社 西松屋チェーン」に商号変更
  • 1997年5月香川県高松市に出店し、四国地区へ販売エリアを拡大
  • 1997年5月埼玉県本庄市に出店し、関東地区へ販売エリアを拡大
  • 1997年7月日本証券業協会に株式を店頭登録銘柄として登録
  • 1998年9月福岡県北九州市に2店舗を出店し、九州地区へ販売エリアを拡大
  • 1999年9月静岡県富士市に出店し、中部地区へ販売エリアを拡大
  • 1999年11月上場東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第二部に株式を上場

2000年代

  • 2001年2月東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2001年7月福島県郡山市に出店し、東北地区へ販売エリアを拡大
  • 2003年4月北海道札幌市に3店舗を出店し、北海道地区へ販売エリアを拡大
  • 2004年4月沖縄県沖縄市および那覇市に出店し、沖縄県へ販売エリアを拡大 北海道から沖縄県までの47都道府県、全国にチェーン店網を完成 神戸市中央区加納町に商品開発本部(旧 商品本部)三宮事務所を開設(2016年7月廃止)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高重視する指標として記載(具体的数値なし)
  • 経常利益重視する指標として記載(具体的数値なし)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    人口集中地域への出店強化と不採算店舗の整理

    首都圏など人口対比で店舗網が手薄な地域への出店を加速するとともに、不採算店舗の閉鎖や売場面積の狭い店舗から広い店舗へのリプレースにより、収益性改善と品揃え拡充を図り、地域での寡占化を進める。

  2. 02

    ECサイトの利便性向上による売上拡大

    自社運営の西松屋公式オンラインストアにおいて、ECサイトの利便性を高める開発を進め、売上拡大と収益性向上を図る。

  3. 03

    海外事業の拡大(PB卸売先開拓と台湾展開)

    プライベートブランド商品の卸売先を広範な国・地域で開拓するほか、台湾でのチェーン店舗展開を推し進め、他の国・地域への進出にも取り組む。

  4. 04

    PB商品開発と品揃え拡充による客層拡大

    プライベートブランド商品の開発を推進し競争力のある価格政策を実行。小学校高学年向け商品を衣料から雑貨まで幅広く拡充し、売上や客層の拡大を図る。

  5. 05

    ローコストオペレーションの推進

    最適な人員配置や物流改善、IT活用による店舗業務の見直しを行い、ローコストオペレーションを推進する。また、仕入計画と在庫管理の徹底、グローバルソーシング拡大による原価低減で売上総利益率の改善に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で733人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は681万円で、9期前と比べて+16.2%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は14.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年2月669
2018年2月695
2019年2月690
2020年2月58639.311.8696
2021年2月57138.812.1713
2022年2月59239.012.5725
2023年2月63340.013.9680
2024年2月64240.314.5680
2025年2月65640.714.8695
2026年2月68141.214.8733

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率76.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)42.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
店舗 — 台湾21百万円
本社 — 台湾台北市2百万円
主な関係会社
  • 海外
    台灣西松屋股份有限公司(注)
    台湾台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は1,934億円営業利益99億円前期と比べると増収減益で、売上が+4.0%、利益が-22.0%。

売上高
+4.0%
1,934億円
営業利益
-22.0%
99億円
純利益
-17.1%
68億円
営業利益率
5.1%
前期比 -1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高2,050億円1,934億円
営業利益125億円99億円
純利益84億円68億円
1株あたり配当¥32¥32

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は546億円、営業利益は53億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+9.9%、営業利益は+6.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q468469.832
2024年2Q417215.016
2024年3Q477418.628
2024年4Q4106
2025年1Q4975010.135
2025年2Q438204.612
2025年4Q92535
2026年2Q970737.550
2026年4Q964262.718
2027年1Q546539.738

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は1,225億円から1,934億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は5.1%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月1,2256636
2014年2月1,2775630
2015年2月1,2855533
2016年2月1,3286138
2017年2月1,3638051
2018年2月1,3737148
2019年2月1,3823922
2020年2月1,4302311
2021年2月1,59412483
2022年2月1,63012985
2023年2月1,69511676
2024年2月1,77212682
2025年2月1,86012782
2026年2月1,934991065.168

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高1,934億円のうち、営業利益として残るのは99億円5.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は68億円、売上の3.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.5%1,287億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.3%548億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.1%99億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.4pt
5.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.0pt
3.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.4pt
7.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが106億円、投資CFが−25億円で、差し引きのフリーCFは81億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は729億円で、売上の4.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月631−1864260
2014年2月20−4−1816259
2015年2月190−2−23188424
2016年2月520−2052455
2017年2月65−5−1960496
2018年2月55−37−2518490
2019年2月29−32−29−3458
2020年2月11−19−29−8421
2021年2月181−16−21165566
2022年2月88−14−4374597
2023年2月35−24−3011577
2024年2月115−45−2270626
2025年2月91−18−2473675
2026年2月106−25−2781729

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は1,603億円。このうち返さなくてよい自己資本が987億円で、自己資本比率は61.3%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月71151020171.4
2014年2月70752418373.7
2015年2月89553536059.7
2016年2月92455437059.8
2017年2月97559138460.4
2018年2月1,02662140560.4
2019年2月1,03361841559.6
2020年2月1,04460843657.8
2021年2月1,17467649857.5
2022年2月1,22472350159.0
2023年2月1,29677152559.4
2024年2月1,40585055560.3
2025年2月1,48991357661.0
2026年2月1,60398761661.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
725億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,003億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
616億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中83位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中193位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.2%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.1%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.0%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,010で、1年前と比べて-5.9%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥2,010-0.6%1ヶ月+2.7%1年-5.9%時価総額1,399億円
過去52週の値幅
安値¥1,830高値¥2,281

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.4倍
PER (会社予想)14.4倍
PBR1.21倍
配当利回り1.59%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+5.95%上昇、7/29は2065円と3.0%高。25日線(1981.6円)を+4.2%上抜け、75日線(1983.1円)も上回る。ただし52週高値2354円対比-12.3%、200日線(2073.3円)にもわずかに届かず。出来高は570,500株と急増し、買い意欲示す。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは17.9倍と業界平均41.8倍を大幅に下回り、PBR1.24倍も業界平均2.96倍を下回る。ROE7.2%と利益率は良好で、前期比増収増益。配当利回り1.55%は業界平均13.5%を下回るが、配当性向27.6%と安定している。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.4倍39.6倍
PER (予想)14.4倍
PBR1.21倍2.44倍
ROE7.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は堅調に増加しているが、利益率は低く、競争激化で利益成長が鈍い。強気派は少子化でも一人当たり支出増加やPB強化で利益拡大を期待。弱気派は少子化による市場縮小と、ユニクロやネット通販との競合で利益率が圧迫されるとみる。PER17倍と業界平均並みの評価。

プラスに働く材料7
  • 安定した売上成長

    2023年2月期1695億→2026年2月期1934億と増収

  • PB商品の拡充

    プライベートブランドで粗利率向上の余地

  • ニッチ市場での優位

    ベビー・子供用品に特化、専門性で差別化

  • 売上高の安定成長通年影響

    売上高1934億円(前期比+4%)、チェーン拡大

  • 営業利益99億円への改善FY2026/2影響

    営業利益率5.12%と前期比向上(前期非開示)

  • 予想PER14.8倍と割安感次回決算影響

    市場平均並み、成長期待で評価拡大

  • 高い外国人保有比率(16%)継続影響

    機関投資家の継続的な需要

マイナスに働く材料7
  • 少子化による市場縮小

    対象年齢人口が減少、長期的な需要減

  • 低い利益率

    営業利益率5%程度、コスト上昇で圧迫

  • 競合の台頭

    ユニクロやAmazonなど低価格競争が激化

  • 純利益の減少予想FY2026/2影響

    純利益68億円(前期比-17%)、営業利益増も最終減益

  • 少子化による市場縮小長期影響

    国内出生数減少で子供向け小売市場縮小

  • 競合激化による値下げ圧力継続影響

    営業利益率5%未満と低く、価格競争で収益悪化

  • ROE7.2%と低リターン継続影響

    資本効率改善見込み薄、PBR1.2倍維持も限界

次の決算で確かめる点
既存店売上高
客数と客単価の動向を確認
PB売上比率
粗利率向上の進捗を示す
営業利益率
収益性改善の度合いを測定

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり32で、前期から+3.2%いまの株価に対する利回りは1.59%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥32
1株あたり
配当利回り
1.59%
いまの株価に対して
配当性向
27.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月2126.6
2018年2月210.028.4
2019年2月210.061.4
2020年2月210.0121.3
2021年2月224.817.3
2022年2月2513.618.0
2023年2月264.020.6
2024年2月2911.521.2
2025年2月316.922.7
2026年2月323.227.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥32

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ64,633人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.5%を占め、残る67.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他55.555.553.451.251.450.9
事業法人21.120.920.921.121.120.9
外国法人7.88.910.214.815.716.0
自己株式10.812.713.613.713.713.9
金融機関15.114.114.411.411.611.6
証券会社0.50.61.11.40.30.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01友好エステート株式会社13.84
02大村禎史7.02
03GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人:ゴールドマン・サックス証券株式会社)6.31
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.85
05大村浩一5.45
06みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行2.68
07住友不動産株式会社2.04
08ハリマ共和物産株式会社1.72
09大村泰子1.54
10赤鹿いづみ1.45
11茂理充代1.45

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-25
    友好エステート株式会社
    変更報告
    23.38%
    +1.82pt
  • 2026-07-13
    友好エステート株式会社
    変更報告
    13.83%
    -0.01pt
  • 2026-06-17
    友好エステート株式会社
    新規の大量保有報告
    13.84%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+109%、1株純資産は14期で+116%。直近期のROEは7.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月557607.313.534.8
2014年2月457855.816.442.2
2015年2月498156.219.938.5
2016年2月588507.016.232.6
2017年2月799119.016.426.6
2018年2月749667.916.828.4
2019年2月349753.526.661.4
2020年2月179731.852.3121.3
2021年2月1331,08712.911.517.3
2022年2月1391,18712.210.018.0
2023年2月1271,28010.212.420.6
2024年2月1371,41110.115.321.2
2025年2月1361,5139.316.122.7
2026年2月1141,6407.218.927.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額219百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大村禎史代表取締役 会長714,883,700
大村浩一代表取締役 社長383,789,200
坂本和德取締役 副社長執行役員 店舗運営本部長 兼IT推進本部長68
石井義人取締役 常務執行役員 店舗開発本部長 兼東日本事務所長6439,300
尼子文章取締役 執行役員 経理本部長 兼財務室長4723,800
菅尾英文取締役(監査等委員)7927,500
濱田聡取締役(監査等委員)733,000
森かおる取締役(監査等委員)65

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6191519733
社外取締役322227

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容827字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社および子会社1社で構成されております。 当社は、お子さまを持つ家庭の毎日の子育てが楽しくなる“豊かな暮らし”実現のために、ベビー・子供の生活関連用品の販売をチェーンストア展開により行っており、ドミナントエリアづくりによって、ナショナルチェーンとしての店舗網の拡充を進めております。また、台湾におけるチェーン店舗展開を目的とする当社100%出資の子会社である「台灣西松屋股份有限公司」を設立し、2026年度から出店を開始しております。 当社グループの事業内容は、ベビー・子供の生活関連用品の販売事業の単一セグメントのみであります。 仕入先は国内・国外を問わず、より低いコストで適切な品質の商品を調達しております。また、手ごろな価格と品揃えで差別化を図るため、他業種出身者などを活用し、お客様の立場に立った品質を備えたプライベートブランド商品の開発を推し進めることを重点政策としております。 商品は、各店舗およびインターネット販売にて主に直接一般顧客に現金等で販売しており、主要な取扱品目は次のとおりであります。商品に加え、贈答用に「西松屋チェーンギフトカード」の販売も行っております。また、国内外の事業パートナーを通じて現地小売店および海外のインターネットショッピングサイトにて商品を販売しております。 商品別   主要な品目 子供衣料   ベビーアウトウエア・肌着・パジャマ等ボーイズアウトウエア・肌着・パジャマ等ガールズアウトウエア・肌着・パジャマ等 育児・服飾雑貨   調乳・離乳用品、衛生・雑貨用品、寝装・寝具 ベビーカー・カーシート等のおでかけ用品 室内用マット・チェア・ラック・歩行器等の室内用品 帽子・シューズ・レイングッズ等の服飾雑貨 玩具、ギフトセット ベビー衣料・マタニティ用品   新生児衣料 マタニティ用品 和装用品 その他   自動販売機商品等 なお、事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,206字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「日常のくらし用品を、気軽に、自由に、そしてお客様に満足される品質の商品を、どこよりも低価格で最も便利に提供することによって、社会生活の向上に寄与する」ことを経営の基本方針としております。 そのために、私たちは、チェーンストア経営の技術体系で理論武装した“お客様の暮らしを守る”テクノクラート集団でありたいと思っております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、国内外への標準化された店舗の積極的な出店などによる売上の拡大と効率的な経営による収益性の向上を目指しているため、売上高と経常利益を重視しております。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の見通しにつきましては、人件費やエネルギー価格の高騰による物価上昇や金融政策の変更による金利上昇など、景気の先行きが不透明であるなか、当業界におきましては、業態を超えたシェア獲得競争による厳しい状況が今後も続くと思われます。 このような状況のなかで当社グループは、国内事業につきましては、人口対比で店舗網が手薄な首都圏などの人口集中地域への出店を加速するとともに、不採算店舗のスクラップや売場面積の狭い店舗から広い店舗へのリプレースにより、収益性の改善や品揃えの拡充を図りながら今後も全国各地に標準化された店舗を積極的に出店し、お客様の利便性向上と地域の寡占化に努めてまいります。 インターネット販売につきましては、自社で運営する西松屋公式オンラインストアにおいて、ECサイトの利便性を高める開発を進めることなどによって、売上の拡大と収益性の向上を図ってまいります。 海外事業につきましては、プライベートブランド商品の卸売り先となる海外販売事業者を広範な国・地域で開拓することで販売の拡大に取り組んでまいります。また、台湾におけるチェーン店舗展開を推し進めるとともに、さらなる拡大に向けて他の国や地域への進出について取り組んでまいります。 商品政策につきましては、プライベートブランド商品の開発をさらに推し進め、より競争力のある価格政策を実行するとともに、小学校高学年向け商品を衣料から雑貨まで幅広く品揃えを拡充することで、売上や客層の拡大を図ってまいります。また、仕入計画と在庫管理の徹底を通じて、当初価格での販売比率を向上させるとともに、グローバルソーシングの拡大などによる原価低減にも取り組むことで、売上総利益率の改善に努めてまいります。 店舗運営につきましては、最適な人員配置や物流の改善に取り組むとともに、IT等の利用により店舗業務の見直しを行うことで、ローコストオペレーションを推進してまいります。 以上の課題を達成することで、業績の向上に努める所存であります。
事業等のリスク2,817字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 (1) 天候要因について 当社グループの主力商品のひとつであるベビー・子供衣料は、気温の変化に敏感であり、天候不順や異常気象による例年と大きく異なる気温の推移があった場合、販売数量の計画に差異が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、仕入計画と在庫管理の徹底を通じて過剰在庫を抑制するとともに、販売状況に応じて商品を供給する体制の構築を目指すことでリスク低減を図ってまいります。 (2) 自然災害について 地震等の自然災害による本部、店舗、ネットセンターおよび当社向け取引先の共同出荷センター、並びに国内外の生産地、生産工場における被害の発生により、当社グループの商品供給体制に影響を受け、事業活動の継続に支障をきたす場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、重大な自然災害が発生した場合は、対策本部を設置するなどの体制を整備しております。また、商品の供給におきましては日本国内や中国以外のルートを開拓し商品調達先の分散を図るとともに、複数の物流センターを設営し配送機能を分散させることでリスク低減を図ってまいります。 (3) 新型インフルエンザウイルス等の伝染病の流行について 新型インフルエンザウイルス等の伝染病の流行により、本部、店舗、ネットセンターおよび当社向け取引先の共同出荷センター、並びに国内外の生産地、生産工場の所在地やその周辺地域において感染者が拡大し、また、それに連動して国内外で流通制限などの非常事態が発生することにより、当社グループの商品供給体制や販売に影響を受け、事業活動の継続に支障をきたす場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、伝染病の流行期には、各従業員が感染防止策を徹底するとともに、本部内の執務スペースの分散化や館内の移動制限等を実施しており、また、平時より、国内外のソーシングルートの多様化・分散化に取り組んでおります。 (4) 為替の変動について 当社グループの販売商品の多くは海外で製造されており、為替の変動が輸入価格に影響することが考えられます。また、特に当社グループが独自に開発輸入しております製品につきましては、為替の変動が直接影響いたします。 当社グループは、為替の変動リスクを低減するために、外国為替管理規程に基づき為替予約によるリスクヘッジを行っておりますが、急激かつ大幅な為替の変動が続いた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 競争の激化について 当社グループが販売するベビー・子供用品は、専門店のほか、百貨店、量販店、ホームセンター、ドラッグストア等の業態においても販売され、競争は激化しております。今後の競争状況の推移によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、手ごろな価格とお客様の立場に立った品質を備えたプライベートブランド商品の開発を推し進めることにより、他社との差別化や競争力の強化を図ってまいります。 (6) 出店計画について 当社グループは、出店方針としてSC(ショッピングセンター)への出店も継続して計画を進めております。SC出店につきましては大規模小売店舗立地法等による規制を受けることになります。当該規制により出店計画に大きな変更が生じた場合は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの厳格な出店基準に合致する物件がなければ出店予定数を変更することもあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、新規SCへの出店に限らず、既存SCの居抜き物件への出店も積極的に進めていくことにより、計画通りに出店が進まないリスクを低減してまいります。 (7) 店舗の建設協力金および保証金について 当社グループは、主に店舗の土地および建物を賃借する形で出店しており、地主やディベロッパーに対して建設協力金や敷金・保証金などの資金を差入れておりますが、当該差入れ先の倒産その他の事由により、その全額または一部が回収できなくなった場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、出店前に与信調査を行うとともに、出店後も定期的に情報を入手することでリスクを低減してまいります。 (8) 人材の育成について 当社グループが必要とする人材の育成が計画通り進まない場合は、将来的には計画通りの規模拡大が継続できず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、社員教育規程において、職位ごと、部署ごとに受講すべきセミナー・研修、必要とされる業務知識等を定め、計画的に社員教育を行っております。 (9) 出生率の低下について わが国における新生児の出生率は長期的に低下傾向にありますが、現在までのところ、出生率の低下が当社グループの業績に影響を及ぼした兆候は見られません。しかしながら、当社グループの市場占有率が飛躍的に拡大し、さらに新生児の出生率が低下した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、従来のマタニティおよびベビーから子供サイズまでの生活用品の品揃えに加えて、小学校高学年向け(スクールサイズ)の商品の品種・サイズの拡大に取り組んでまいります。また、品揃えの拡大に対応する店舗の大型化にも取り組んでまいります。 (10) 政治・経済環境について 当社グループの販売商品は、生産力および生産コストの面から中国において製造されている物が多く、当該国の政治・経済環境が急激に変化し、当社グループの商品調達計画に大きな差異が出た場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、ASEAN諸国など、中国以外のルートを開拓し商品調達先の分散に取り組んでおります。 (11) 情報システムについて 当社グループは、PОSシステム等多くのコンピュータシステムや通信ネットワークを活用して事業を運営しておりますが、コンピュータウイルス、自然災害等によりシステム障害が発生した場合、業務に支障が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、コンピュータウイルス対策やバックアップデータの保管などを実施するとともに、従業員に情報セキュリティ研修を毎年実施することでセキュリティ意識の向上に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)3,420字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較分析は行っておりません。 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態および経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、深刻化する人手不足を背景に賃金の伸びが拡大するなど雇用・所得環境に改善が見られる一方、米国の関税政策の影響や日中関係の悪化によりインバウンド需要が減少するなど、景気の先行きについては不透明な状況が続いております。また、小売業界におきましては、継続的な物価上昇などにより消費者の生活防衛意識が一層強まるなか、業態を超えた厳しい競争環境が続いております。 このような環境のなか、当社グループは、国内事業におきましては首都圏など人口集中地域への出店に重点的に取り組みながら、北海道から沖縄までの全国47都道府県に、お客様にとって便利で標準化された店舗網の拡充を進めるため、積極的に新規出店を行った結果、当連結会計年度の新規出店は61店舗となりました。また、一方で不採算店舗のスクラップやリプレースを行ったことで25店舗を閉鎖いたしました。以上の結果、期末の店舗数は1,181店舗となりました。 インターネット販売におきましては、商品の品揃えの拡充などにより自社で運営する西松屋公式オンラインストアの売上が大きく伸長いたしました。また、西松屋公式オンラインストアにおいて、お客様の利便性を一層高めるため、2025年8月に「店舗在庫表示機能」の提供を開始いたしました。 海外事業におきましては、プライベートブランド商品の卸売り先となる海外の販売事業者等の開拓に継続して取り組みながら、さらなる拡大に向けて、2025年6月に台湾におけるチェーン店舗展開を目的とする当社100%出資の子会社である台灣西松屋股份有限公司を設立いたしました。 商品面におきましては、手ごろな価格とお客様の立場に立った品質を備えた衣料品の「ELFINDOLL(エルフィンドール)」、育児用品の「SmartAngel(スマートエンジェル)」の両プライベートブランド商品の売上が伸びるとともに、小学校高学年向け商品の販売が好調に推移しました。 店舗運営におきましては、本部への業務集約によるスーパーインテンデント(複数店管理店長)制度の拡大や最適な人員配置を目的とした応援パート制度や多店舗パート制度の拡大を進めてまいりました。また、節電やLED照明設備の導入などによる電気料金の削減やアウトソーシング費用の削減などに取り組むことで、経費の抑制に努めてまいりました。さらに、新たな当社向け取引先共同出荷センターが2025年10月から首都圏で稼働するなど、物流業務の効率化に向けて取り組んでまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,933億6千5百万円、営業利益は99億4千1百万円、経常利益は105億6千6百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は68億4千7百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、729億3千2百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により獲得した資金は、105億6千6百万円となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益が100億円、仕入債務の増加が30億1千1百万円、減価償却費が17億1千5百万円あったことの一方で、法人税等の支払が43億3千6百万円、棚卸資産の増加が7億7千2百万円あったことなどによります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、24億7千4百万円となりました。これは、主に固定資産の取得による支出が24億9千9百万円あったことなどによります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は、26億7千1百万円となりました。これは、主に配当金の支払額が19億2千1百万円あったことや、自己株式の取得による支出が7億9千9百万円あったことなどによります。 ③販売の実績 当社グループの事業内容は、ベビー・子供の生活関連用品の販売事業の単一セグメントのみであり、区分するべき事業セグメントが存在しないため、商品別により記載しております。 商品別   当連結会計年度(自 2025年2月21日至 2026年2月20日) 金額(百万円) 子供衣料   62,845 育児・服飾雑貨   112,650 ベビー衣料・マタニティ用品   17,792 その他   77 合計   193,365 ④仕入の実績 当社グループの事業内容は、ベビー・子供の生活関連用品の販売事業の単一セグメントのみであり、区分するべき事業セグメントが存在しないため、商品別により記載しております。 商品別   当連結会計年度(自 2025年2月21日至 2026年2月20日) 金額(百万円) 子供衣料   37,221 育児・服飾雑貨   81,385 ベビー衣料・マタニティ用品   10,800 その他   8 合計   129,415 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたる重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。また、この連結財務諸表の作成にあたり、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、このうち重要なものは「第5 経理の状況」に記載しております。これらの見積りについては、継続して検証し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なることがあります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容 (a) 財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末における総資産は1,602億5千1百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金724億8千9百万円、商品366億6千5百万円、投資有価証券149億1千3百万円、建物及び構築物109億9千9百万円であります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債は615億8千2百万円となりました。主な内訳は、電子記録債務347億2千1百万円、買掛金124億9千6百万円、未払金44億8千8百万円、資産除去債務20億4千9百万円であります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産は986億6千9百万円となりました。主な内訳は、資本金25億2千3百万円、資本剰余金30億9千1百万円、利益剰余金1,003億2千万円、その他有価証券評価差額金41億7千万円であります。 (b) 経営成績の分析 経営成績の分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態および経営成績の状況」をご覧ください。 (c) キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご覧ください。 (d) 資本の財源および資金の流動性に関する情報 当社グループの運転資金需要の主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費などの営業費用によるものであります。また、投資資金需要の主なものは、新規出店店舗への投資やシステム関連への投資などによるものであります。 運転資金および投資資金については、営業活動によって得られる資金によって賄うことを基本としております。 (e) 経営方針・経営戦略または経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 2031年2月期を達成年度として売上高2,700億円、経常利益230億円の中期目標を掲げております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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