概要
コックスは、イオングループに属する衣料品専門店チェーンである。1973年にジャスコ(現イオン)の婦人衣料品部門を分離して設立され、現在は「ikka」「LBC」などのブランドを展開する。2026年2月期の連結売上高は150億円、従業員288名。東京都中央区に本社を置き、国内174店舗とECサイトを通じて販売を行う。
イオングループの専門店事業の中核
コックスはイオン株式会社を親会社とするイオングループの専門店事業を担う。同グループのGMS事業やモール事業と連携し、多くの店舗をイオンリテールやイオンモールのショッピングセンター内に出店している。グループ内での位置づけは、婦人・メンズカジュアル衣料を中心としたSPA型専門店である。事業系統図では、当社及び連結子会社1社(COX(BEIJING)TRADE CO.,LTD.)で構成され、衣料品小売業を営む。
主力ブランドと事業構成
事業は主に「ikka」と「LBC」の2ブランドが柱である。ikkaはファミリー向けカジュアル衣料で売上の約87%(2026年2月期実績130億円)を占める。LBCはライフスタイル提案型で売上高約14億円。その他、EC限定ブランド「TDC」「not」などを展開。商品企画から販売まで一貫するSPAモデルを採用し、直貿・直商流の推進により原価率の維持を図っている。2026年2月期の売上高営業利益率は8.7%に達した。
店舗網とECチャネル
2026年2月末時点で174店舗を運営。既存店売上高は前年比97.5%とやや低調だが、EC売上は前年比102.5%と伸長。自社ECサイトに加え、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」にも「VENCE EXCHANGE」「ikka LOUNGE」が出店している。スマートフォン用「コックスファッションアプリ」を通じたOMO強化として、店頭でのECクーポン配布や会員プログラム刷新を実施。SNS連動広告やインフルエンサー活用も積極的である。
財務状況と収益性
売上高は2013年2月期の234億円から減少傾向にあり、2026年2月期は150億円。しかし、営業利益は13億円、親会社株主に帰属する当期純利益11億円と黒字を確保。売上高営業利益率は約8.7%で、2027年2月期目標の8.54%を達成している。自己資本比率は約70%と財務体質は健全。キャッシュ・フローは営業活動で6億円の収入となり、現金同等物残高は59億円。
業界の中での役割は衣料品小売業(専門店)。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01衣料品小売業主力
当社は衣料品専門店を運営し、イオンリテールやイオンモール等のショッピングセンターに入居して衣料品を販売している。グループの総合スーパーとは異なる専門性を活かし、顧客ニーズに応じた品揃えを提供する。
主要顧客イオンリテール、イオンモール
- 婦人服
- 女性向けの衣料品で、流行を反映した幅広いアイテムを扱う。
- 紳士服
- 男性向けの衣料品で、スーツやカジュアルウェアなどを展開。
- 子供服
- 子供向けの衣料品で、成長に合わせたサイズ展開と機能性を重視。
製品と技術
ファミリーカジュアルブランド「ikka」
「ikka」はコックスの主力ブランドで、婦人・メンズ・キッズの衣料を展開する。SPAモデルにより企画から販売までを自社で管理し、価格と品質のバランスを追求。店舗では「IKKA LOUNGE」「CURRENT」といった派生業態も展開。2026年2月期の売上高は130億円で全体の87%を占める。雑誌タイアップ企画(レディス6回・メンズ2回)を実施し、プロパー販売の強化に努めている。
ライフスタイルブランド「LBC」
「LBC」は「Lbc with Life」を含むライフスタイル提案型のブランド。2026年2月期の売上高は14億円。インフルエンサーを活用したPR活動を精力的に行い、EC売上高は前年比122.7%と大きく伸長した。SNSを通じた新規顧客獲得に成功し、ブランド認知を拡大している。商品は衣料に加え、生活雑貨やインテリア関連も扱う。
情報システムとデジタル技術
1987年に自社開発したPOSシステムに始まり、2003年にはリアルタイム双方向の新ストアシステムを全店に導入。在庫の適正化や発注効率を向上させた。近年はAI画像処理による商品検討効率化や、会員アプリを通じたOMO施策を推進。ECと店舗の連携を強め、自社ECサイトに加えZOZOTOWNなどの外部モールにも出店している。売上管理や在庫管理の高度化により、荒利率の維持・改善に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
衣料品専門店、縮小市場で苦戦
コックスは婦人服・ファミリー向け衣料品専門店を展開するが、市場全体の縮小や競合のトライアルHD等との競争で苦戦。バリューチェーンでは、仕入れから販売まで自社で一貫するが、差別化が難しく、売上高は微増にとどまる。営業利益率8.5%とまずまずだが、今期は売上高減少見込みで、構造改革が急務。
強み
- 企画から販売まで内製化し、品質とコストをコントロールできる
- 衣料専門店として比較的高い利益率を維持している
- 地方のロードサイドを中心に店舗展開し、競合との差別化を図る
- 長年の営業で地域でのブランド認知度を獲得している
課題
- 国内衣料市場は人口減少で縮大局面、トップライン成長が困難
- トライアルHDなど大型ディスカウントストアとの価格競争にさらされる
- 既存店の売上低迷、新規出店コスト増で収益性改善が課題
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がコックス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2654アスモ | 65億円 | 12.5倍 |
| 2 | 7506ハウス オブ ローゼ | 65億円 | 3297.6倍 |
| 3 | 245AINGS | 64億円 | 18.2倍 |
| 4 | 7674NATTY SWANKYホールディングス | 64億円 | — |
| 5 | 9271和心 | 63億円 | 9.7倍 |
| 6 | 9876コックス | 62億円 | 5.8倍 |
| 7 | 3135マーケットエンタープライズ | 61億円 | — |
| 8 | 2796ファーマライズホールディングス | 61億円 | 52.6倍 |
| 9 | 9854愛眼 | 61億円 | 36.2倍 |
| 10 | 3195ジェネレーションパス | 60億円 | 37.1倍 |
| 11 | 9976セキチュー | 59億円 | 14.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 25件
ジャスコ部門分離から専門店チェーンへ(1973~1984年)
1973年5月、ジャスコ(現イオン)の婦人衣料品部門を分離し、大阪市福島区に株式会社エミーズとして設立。資本金3000万円、12店舗でスタートした。翌月には本社を大阪市東区に移転。その後1978年に本社を神戸市東灘区へ移す。1983年にジャスコの子会社となったメンズカジュアル専門店チェーン「コックス」と1984年11月に合併。合併当時のコックスの資本金は1億560万円、店舗数は58店舗。合併により店舗数は70店舗に拡大し、商号を株式会社コックスに変更。本社を静岡県浜松市に移転した。
POSシステム導入と情報化の推進(1987~1994年)
1987年9月、独自のPOSシステムを開発し全店に導入。情報ネットワーク・システムを整備し、在庫管理や販売データの効率的な活用を可能にした。1990年8月、日本証券業協会に店頭登録。1992年6月には初の外債としてスイスフラン建転換社債30百万スイスフランを発行、1994年3月には第1回無担保転換社債50億円を発行し、資金調達を実施した。これらの投資により、情報化と財務基盤を強化した。
SPAモデルへの転換と「ikka」の誕生(2004年)
2004年6月、SPA型ファミリー業態「Ikka」を開発し、第1号店として福岡東店を開設。従来のMDから企画・生産を内製化するSPAモデルへ転換した。同年12月、日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場。2003年には東京都江東区に本社機能を移転し、2004年5月には本店も浜松市から江東区に移した。2008年10月には中華人民共和国北京市に100%子会社COX(BEIJING)TRADE CO.,LTD.を設立し、海外調達拠点を確保した。
経営統合と市場再編の時期(2010~2013年)
2010年8月、ライフスタイル・ファッション分野拡大のため株式会社ブルーグラスと合併。同年9月には本社機能を東京都中央区に移転。10月には大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2013年7月の東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ移行。この間、2011年7月に本店も中央区に移転し、現在の所在地となった。
EC強化とデジタルシフト(2013~2014年)
2013年9月、VENCE EXCHANGEが日本最大のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」に出店。2014年3月にはikka LOUNGEも同モールに出店し、外部モールチャネルを拡大。同年3月にはスマートフォン用「コックスファッションアプリ」をスタートし、自社ECの強化を図った。近年はインフルエンサーコラボやSNS連動広告の活用、AI画像処理による商品検討効率化など、デジタル技術を駆使した販売施策を推進している。
年表25件を開く
1970年代
- 1973年5月ジャスコ㈱(現イオン㈱)の婦人衣料品部門を分離し、同社100%出資の子会社として大阪市福島区大開町1丁目11番地に「株式会社エミーズ」を設立する。(資本金3,000万円、店舗数 12店舗)
- 1973年8月本社事務所を大阪市東区(現中央区)備後町へ移転する。
- 1975年9月本店所在地が住居表示変更により大阪市福島区大開1丁目8番8号となる。
- 1978年5月業容拡大に伴い、本社事務所を神戸市東灘区に移転する。
1980年代
- 1984年11月M&Aメンズ・カジュアル・ファッション分野への事業拡大を図るとともに専門店チェーンとしての企業基盤強化を目的として㈱コックスと合併する。被合併会社の㈱コックスは、1983年7月にジャスコ㈱(現イオン㈱)の子会社となったメンズ・カジュアル・ファッションの専門店チェーンであり、合併当時の同社の資本金は1億560万円、店舗数は58店舗であります。
- 1984年12月商号変更商号を「株式会社コックス」に変更するとともに、本店及び本社事務所を静岡県浜松市鍛冶町320番地の23へ移転する。
- 1987年9月POSシステムを開発し、全店にPOS機器を設置するとともに情報ネットワーク・システムを整備・確立する。
1990年代
- 1990年8月社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録される。
- 1992年6月初の外債としてスイスフラン建転換社債30百万スイスフランを発行する。
- 1994年3月第1回無担保転換社債50億円を発行する。
2000年代
- 2003年11月東京都江東区に本社機能を移転する。
- 2003年12月リアルタイム&双方向で店舗・本部をネットワークで結ぶ新ストアシステムを開発し全店に導入する。
- 2004年5月本店を静岡県浜松市から東京都江東区に移転する。
- 2004年6月SPA型ファミリー業態「Ikka」を開発し、第1号店として「福岡東店(福岡県糟屋郡粕屋町)」を開設する。
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
- 2008年10月中華人民共和国北京市に100%子会社COX(BEIJING)TRADE CO.,LTD.を設立。
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)へ株式を上場。
- 2010年8月M&Aライフスタイル・ファッション分野への事業拡大と専門店チェーンとしての企業基盤強化を目的として㈱ブルーグラスと合併する。(注)
- 2010年9月東京都中央区に本社機能を移転する。
- 2010年10月上場大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ株式を上場。
- 2011年7月本店を東京都江東区から東京都中央区に移転する。
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ株式を上場。
- 2013年9月VENCE EXCHANGEが日本最大のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」に出店。
- 2014年3月ikka LOUNGEが日本最大のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」に出店。
- 2014年3月スマートフォン用「コックスファッションアプリ」をスタート。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高営業利益率2027年2月期まで8.54%
- 売上高経常利益率2027年2月期まで9.05%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
店舗売上の拡大
雑誌タイアップ企画の拡大や好立地への移設による坪効率改善、採用強化と販売トレーナー増員・外部研修導入による販売力向上
- 02
EC売上の拡大
専門人材の確保・育成、自社ECでのOMO強化や会員プログラム刷新、外部モールでのインフルエンサーコラボやSNS連動広告の活用
- 03
荒利率の維持・改善
商品検討ルール修正やAI画像処理による開発精度向上で正価販売拡大、直貿・直商流推進と取引先絞り込みで原価率維持
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で288人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は511万円で、9期前と比べて+40.5%。平均年齢は48.3歳、平均勤続年数は18.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 439 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 461 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 449 | — |
| 2020年2月 | 364 | 43.1 | 14.6 | 409 | — |
| 2021年2月 | 363 | 44.3 | 14.4 | 389 | — |
| 2022年2月 | 359 | 44.8 | 15.6 | 343 | — |
| 2023年2月 | 430 | 46.2 | 16.8 | 324 | — |
| 2024年2月 | 457 | 47.4 | 17.3 | 303 | — |
| 2025年2月 | 497 | 48.1 | 18.1 | 288 | 451 |
| 2026年2月 | 511 | 48.3 | 18.6 | 288 | 451 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内イオン㈱千葉市 美浜区 · その他の関係会社
- 国内BLUE GRASS(SHANGHAI) CO.,LTD.中華人民 共和国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は150億円、営業利益は13億円。前期と比べると減収増益で、売上が-2.0%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 158億円 | 150億円 |
| 営業利益 | 14億円 | 13億円 |
| 純利益 | 11億円 | 11億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は38億円、営業利益は3億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−2.6%、営業利益は−40.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 40 | 5 | 12.5 | 4 |
| 2024年2Q | 35 | 4 | 11.4 | 5 |
| 2024年3Q | 37 | 2 | 5.4 | 2 |
| 2024年4Q | 37 | — | — | 0 |
| 2025年1Q | 39 | 5 | 12.8 | 4 |
| 2025年2Q | 37 | 4 | 10.8 | 4 |
| 2025年4Q | 77 | 4 | 5.2 | 4 |
| 2026年2Q | 75 | 9 | 12.0 | 8 |
| 2026年4Q | 75 | 4 | 5.3 | 3 |
| 2027年1Q | 38 | 3 | 7.9 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年2月期からの14期で、売上は234億円から150億円へ64%に減った。直近期の営業利益率は8.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ株式を上場。 | |||||
| 2013年2月 | 234 | — | −8 | — | −13 |
| 2014年2月 | 217 | — | −13 | — | −23 |
| 2015年2月 | 217 | — | 2 | — | 0 |
| 2016年2月 | 213 | — | −2 | — | −7 |
| 2017年2月 | 210 | — | 0 | — | 1 |
| 2018年2月 | 201 | — | −3 | — | −7 |
| 2019年2月 | 191 | — | −11 | — | −17 |
| 2020年2月 | 171 | — | −4 | — | −9 |
| 2021年2月 | 163 | — | −6 | — | 5 |
| 2022年2月 | 133 | — | −8 | — | −14 |
| 2023年2月 | 149 | — | 4 | — | 2 |
| 2024年2月 | 149 | — | 14 | — | 11 |
| 2025年2月 | 153 | 13 | 13 | 8.5 | 12 |
| 2026年2月 | 150 | 13 | 14 | 8.7 | 11 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高150億円のうち、営業利益として残るのは13億円で8.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の7.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金38.0%57億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金53.3%80億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.7%13億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが6億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は59億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 1 | −8 | 0 | −7 | 61 |
| 2014年2月 | −2 | −12 | 0 | −14 | 48 |
| 2015年2月 | 4 | 4 | 0 | 8 | 55 |
| 2016年2月 | −4 | −4 | 0 | −8 | 47 |
| 2017年2月 | 2 | 2 | 0 | 4 | 51 |
| 2018年2月 | −1 | −3 | 0 | −4 | 48 |
| 2019年2月 | −13 | −1 | 0 | −14 | 33 |
| 2020年2月 | −15 | 1 | 0 | −14 | 20 |
| 2021年2月 | 7 | 19 | 0 | 26 | 46 |
| 2022年2月 | −25 | 0 | 0 | −25 | 21 |
| 2023年2月 | 12 | 0 | 0 | 12 | 32 |
| 2024年2月 | 12 | 0 | 0 | 12 | 44 |
| 2025年2月 | 10 | 0 | 0 | 10 | 54 |
| 2026年2月 | 6 | −1 | 0 | 5 | 59 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は149億円。このうち返さなくてよい自己資本が105億円で、自己資本比率は70.5%(業種中央値47.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 223 | 148 | 75 | 66.7 |
| 2014年2月 | 210 | 132 | 78 | 63.1 |
| 2015年2月 | 211 | 130 | 81 | 61.6 |
| 2016年2月 | 195 | 123 | 72 | 63.0 |
| 2017年2月 | 183 | 121 | 62 | 66.1 |
| 2018年2月 | 187 | 119 | 68 | 63.5 |
| 2019年2月 | 154 | 97 | 57 | 62.6 |
| 2020年2月 | 124 | 77 | 47 | 61.7 |
| 2021年2月 | 127 | 74 | 53 | 58.2 |
| 2022年2月 | 95 | 59 | 36 | 62.7 |
| 2023年2月 | 102 | 63 | 39 | 61.3 |
| 2024年2月 | 118 | 76 | 42 | 64.3 |
| 2025年2月 | 132 | 89 | 43 | 67.2 |
| 2026年2月 | 149 | 105 | 44 | 70.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で322社中39位あたり、逆に低いのは売上成長率で322社中269位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥223で、1年前と比べて-3.0%。過去52週の値幅のなかでは11%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 5.8倍 |
| PER (会社予想) | 5.7倍 |
| PBR | 0.58倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+2.2%上昇、25日線(227円)を+0.9%上回る。52週高値324円から-29%の水準。週足は底固めの展開。6/26に出来高急増(117,800株)し、安値圏での買い入れ。RSI49で中立。200日線(239円)を下回る。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 90/100)。
PERは実績5.7倍、予想5.6倍と同業界平均40.19倍を大幅に下回り極めて割安。PBR0.57倍と著しく低く、株価純資産倍率は1倍を大きく割り込む。ROE11%と収益性は確保しているが、無配当であり配当利回りは0%で同業界平均12.61%と大きく乖離。割安だが株主還元の欠如が懸念。業績安定性はあるものの、成長鈍化が続く可能性がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 5.8倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 5.7倍 | — |
| PBR | 0.58倍 | 2.44倍 |
| ROE | 11.0% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、低PERとPBR0.6倍前後で割安に見える一方、成長性が乏しい点にある。強気派は、営業利益率の改善による収益力向上と、低倍率ゆえのバリュエーション修正を期待する。一方、弱気派は、売上高が横ばいで成長が見込めず、同業他社との競争激化や人件費・仕入れコスト上昇が利益を圧迫する可能性を懸念する。現在の株価は業績の伸び悩みを織り込んだ水準であり、大きな上昇は見込みにくいとの見方もある。
- 収益性改善
営業利益率が8.5%と改善、経営効率化が進む
- 割安な評価
PER5.7倍、PBR0.58倍は魅力的な水準
- 安定配当の余地
無配だが、利益剰余金の蓄積で将来の配当余地
- PBR0.58倍の解散価値近似通年影響強
1株純資産約381円に対し株価220円、PBR0.58倍は純資産価値を大幅に下回る
- 予想PER5.6倍の低評価決算発表後影響中
営業利益13億円に対して時価総額61億円、予想PER5.6倍は割安
- 営業利益率8.67%へ小幅改善通年影響中
売上高が減っても営業利益は13億円を維持、利益率は8.5%→8.67%
- 1年株価0%の出遅れ修正余地継続影響弱
1年間の株価リターンは0%で、安定収益に比べ出遅れ感がある
- 成長性の欠如
売上高は153億円で横ばい、市場規模の縮小も
- 競争激化
同業他社やディスカウンターとの価格競争が激しい
- コスト増懸念
人件費・物流費の上昇が利益を圧迫する可能性
- 無配当で配当利回り0%通年影響中
配当利回り0%、株主への直接還元がなくインカム勢の買いは見込めない
- 売上高150億円へ3億円減2026年Q2影響中
売上高153→150億円、小売需要の減速が続くリスク
- 純利益12→11億円と減益通年影響中
純利益は前期比1億円減、コスト上昇で更に減少する可能性
- 時価総額61億円で流動性薄い継続影響弱
外国人保有3.31%、小型株で大口取引により株価が乱高下しやすい
- 売上高成長率
- 既存店の売上動向と市場シェアの変化を測るため
- 営業利益率
- 収益性の改善が続くか、コスト管理の効果を確認
- 客単価
- 消費動向や価格戦略の影響を測る指標
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ11,197人。区分でいちばん多いのは事業法人で72.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が74.1%を占め、残る25.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 74.1 | 73.6 | 73.0 | 72.7 | 72.6 | 72.9 |
| 個人・その他 | 22.4 | 21.9 | 22.6 | 18.8 | 19.5 | 20.4 |
| 外国法人 | 0.9 | 0.1 | 0.6 | 4.8 | 3.2 | 3.3 |
| 証券会社 | 1.4 | 2.9 | 2.3 | 2.3 | 3.3 | 2.2 |
| 金融機関 | 1.3 | 1.3 | 1.3 | 1.3 | 1.2 | 1.2 |
| 自己株式 | 0.4 | 0.4 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.2 | 0.3 | 0.1 | 0.2 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | イオン株式会社 | 67.56 |
| 02 | 株式会社フジ | 1.93 |
| 03 | イオンフィナンシャルサービス株式会社 | 1.75 |
| 04 | NOMURA PB NOMINEESLIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 1.43 |
| 05 | コックス共栄会 | 1.11 |
| 06 | コックス社員持株会 | 1.08 |
| 07 | JPモルガン証券株式会社 | 0.82 |
| 08 | 三井住友信託銀行株式会社 | 0.75 |
| 09 | 片浦政治 | 0.64 |
| 10 | BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTSM ILM FE(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行) | 0.58 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+181%、1株純資産は14期で−29%。直近期のROEは11.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | −48 | 538 | — | — |
| 2014年2月 | −84 | 480 | — | — |
| 2015年2月 | 1 | 471 | 0.3 | 175.9 |
| 2016年2月 | −27 | 445 | — | — |
| 2017年2月 | 3 | 438 | 0.7 | 95.1 |
| 2018年2月 | −26 | 431 | — | — |
| 2019年2月 | −60 | 351 | — | — |
| 2020年2月 | −33 | 277 | — | — |
| 2021年2月 | 20 | 268 | 7.4 | 9.3 |
| 2022年2月 | −50 | 215 | — | — |
| 2023年2月 | 8 | 227 | 3.4 | 20.3 |
| 2024年2月 | 41 | 275 | 16.5 | 5.7 |
| 2025年2月 | 43 | 322 | 14.5 | 4.4 |
| 2026年2月 | 39 | 381 | 11.0 | 6.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額98百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 三宅英木 | 代表取締役社長 兼 デジタル推進本部長 | 57 | 2,000 |
| 山岡良司 | 取締役 販売・店舗開発管掌 | 64 | 14,000 |
| 福崎晴康 | 取締役 商品・事業開発管掌 | 62 | 4,000 |
| 小俣雅之 | 取締役 | 61 | — |
| 三浦隆司 | 取締役 | 63 | — |
| 若林泰 | 取締役 | 73 | — |
| 湯澤美和 | 取締役 | 61 | — |
| 酒井慶美 | 常勤監査役 | 63 | — |
| 長谷部啓 | 監査役 | 69 | — |
| 森岡裕文 | 監査役 | 53 | — |
| 村上竹司 | 代表取締役社長 兼 デジタル推進本部長 | 54 | — |
| 濱田和成 | 取締役 | 61 | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | ストックオプション百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 53 | 13 | 8 | 73 | 18 |
| 社外取締役 | 4 | 25 | — | — | 25 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容268字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,444字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,984字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,561字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-19
- 半期報告書半期報告書-第53期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-22
- 半期報告書半期報告書-第52期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-09
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-27
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-12
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-25
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-16
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-06
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