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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

綿半ホールディングス

Watahan&Co.,Ltd.3199 · Prime · 小売業

スーパーセンターと木造住宅が両輪。小売と建設を融合した地域密着型複合企業。

概要

綿半ホールディングスは、長野県飯田市に本社を置く持株会社である。1598年の綿商いを起源とし、現在は小売事業、建設事業、貿易事業の3セグメントを展開する。2026年3月期の連結売上高は1,354億円、従業員数は1,549人。グループは連結子会社17社で構成され、東京証券取引所プライム市場に上場している。

小売事業が売上の約57%を占める主力セグメント

小売事業は、スーパーセンターを中核に、ホームセンター、ドラッグストア、インターネット通販などを運営する。2026年3月期のセグメント売上高は770億円(前期比2.8%減)で、グループ全体の約57%を占める。生鮮食品から日用雑貨までをワンストップで提供し、EDLP戦略による低価格を訴求する。直営農場での畜産や漁港からの直接仕入れにより鮮度を高める一方、改装による売場縮小や防災特需の反動減が減収要因となった。

建設事業がセグメント利益の約6割を稼ぐ収益源

建設事業は、木造住宅、建築鉄骨、内外装工事、自走式立体駐車場などを展開する。2026年3月期のセグメント売上高は499億円(前期比11.5%増)、セグメント利益は22億円と、グループ全体の利益の約6割を稼ぐ収益源である。駐車場および鐵構分野の工事が順調に推移したことが増収増益の主因である。木造住宅では国産ひのきを使った低価格商品「Qクラス」を100棟限定で発売し、屋根改修ではWKカバー工法を強みとする。

貿易事業は医薬品原料と化粧品原料の輸入販売を担う

貿易事業は、綿半トレーディング株式会社を通じて、医薬品原料や化粧品原料の輸入販売を行う。主力品目は解熱鎮痛剤の原料であるアセトアミノフェン、坐剤基剤のウイテプゾール、化粧品用のホホバ油やキャンデリラロウなどである。また、不妊治療薬の原薬(HMG)を中国から輸入し、神奈川県横浜市の製薬研究所内で精製して製薬会社に販売する。食用サボテンや冷凍アボカドなど食品原料への展開も進める。2026年3月期の売上高は公表されていないが、グループ全体の売上高に占める割合は限定的である。

17の連結子会社で構成されるグループ体制

綿半グループは、当社(持株会社)と17の連結子会社で構成される。小売事業の中核は株式会社綿半ホームエイドで、スーパーセンター・ホームセンターを運営する。株式会社綿半ドットコムはインターネット通販を、リグナ株式会社は家具・インテリアのオンライン販売を担う。建設事業では、綿半ソリューションズ株式会社が鉄骨・立体駐車場・改修工事を、株式会社綿半林業が木造住宅の設計施工と加盟店運営を行う。貿易事業は綿半トレーディング株式会社が担当する。その他、建物総合管理の綿半リアルエステート株式会社などがある。2025年4月には株式会社綿半フレッシュマーケットを吸収合併するなど、グループ再編を進めている。

業界の中での役割は小売業者(スーパーセンター・ホームセンター等)兼建設業者(木造住宅・鉄骨・駐車場等)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,355億円
営業利益
36億円
営業利益率
2.7%
純利益
21億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01小売事業(スーパーセンター、ホームセンター、ドラッグストア、ネット通販等)主力

「スーパーセンター」を主力に、生鮮食品から日用品まで幅広く取り揃え、EDLP戦略で低価格を実現。直営農場での畜産や漁港からの直接仕入れによる鮮度向上に取り組む。また、PCボンバー等のインターネット通販も展開。食品スーパー、ドラッグストア、カフェ等も運営。

主な製品・サービス2
スーパーセンター(綿半)
生鮮食品からホームセンター商材まで生活必需品を低価格で提供する大型店。
PCボンバー
パソコン・家電等を競争力ある価格で販売するインターネット通販サイト。

02建設事業(木造住宅、建築鉄骨、内外装工事、立体駐車場等)主力

木造住宅では、自社一貫生産体制で全国500以上の加盟店に資材供給。建築鉄骨は2工場で加工製作。内外装工事では独自のWKカバー工法で屋根改修。自走式立体駐車場ではロングスパンタイプを提供。木質バイオマス発電にも参入。

主な製品・サービス3
木造住宅(綿半林業)
企画開発から資材販売、施工までを一貫して行う木造住宅。
WKカバー工法
既存屋根を撤去せずに上から被せる独自の屋根改修工法。工場操業を止めず施工可能。
ロングスパンタイプ立体駐車場
柱の本数が少なく駐車しやすい自走式立体駐車場。国土交通大臣認定品を開発。

03貿易事業(医薬品・化粧品原料の輸入販売等)副次

医薬品原料(ウイテプゾール、アセトアミノフェン等)、化粧品原料(キャンデリラ、ホホバ等)の輸入販売を行う。不妊治療薬の原薬(HMG)の精製・販売も手掛ける。

主な製品・サービス2
医薬品原料(アセトアミノフェン等)
解熱鎮痛剤などに使われる医薬品原料を輸入販売。
化粧品原料(ホホバ等)
化粧品に使用される天然原料を輸入販売。

製品と技術

スーパーセンター:生鮮から日用品までを低価格で提供

小売事業の主力フォーマットである「スーパーセンター」は、生鮮食品、日用品、ホームセンター商材を幅広く取り扱う大型店である。EDLP戦略により常に低価格を実現し、直営農場「綿半ファーム」での畜産や漁港からの直接仕入れ(一船買い)によって鮮度を高めている。2026年3月期には須坂店や箕輪店など7店舗を改装し、保護猫譲渡施設を併設する塩尻店など地域ニーズに合わせた店舗づくりを推進している。

WKカバー工法:屋根を撤去せず被せる独自改修技術

建設事業における屋根外装工事の核となる技術がWKカバー工法である。既存の屋根を撤去・解体せず、上から新たな屋根材で包み込むため、工場や倉庫の操業を止める必要がなく、廃材の発生も抑えられる。1983年に開発され、大手自動車メーカーの工場改修などで数多く採用されている。環境負荷の低減と工期短縮を両立する点が強みである。

ロングスパン立体駐車場:柱を減らし駐車しやすさを追求

自走式立体駐車場事業で提供する「ロングスパンタイプ」は、柱の本数を大幅に減らした設計が特徴である。駐車や乗り降りのしやすさを向上させ、国土交通大臣認定品として開発された。施工期間の短縮とコスト削減も実現しており、マンション、商業施設、病院、公共施設などに納入実績を持つ。2026年3月期には福岡県の商業施設で九州初となる大型駐車場の工事を受注した。

自社一貫木造住宅:500以上の加盟店に資材供給

木造住宅事業では、企画開発から資材調達、製材、乾燥、プレカット、施工までを自社で一貫して行う体制を構築している。全国500以上の加盟店に資材を供給し、2025年8月には国産ひのきを贅沢に使った低価格商品「Qクラス」(税込1,098.9万円)を100棟限定で発売した。調達ネットワークと自社生産によるスケールメリットを活かし、現場のロス削減と建築効率向上を実現している。

PCボンバー:パソコン・家電のネット通販

インターネット通販サイト「PCボンバー」は、パソコンや家電製品を競争力ある価格で販売する。綿半グループの小売事業の一部として運営され、全国の消費者にリーチする。他にも食品・酒類の「うまいる」、省スペース収納家具の「すきま屋」などの専門サイトを展開し、取扱商品の拡大を図っている。

医薬品・化粧品原料:世界20カ国以上から輸入

貿易事業では、医薬品原料としてアセトアミノフェンやウイテプゾール、化粧品原料としてホホバ油やキャンデリラロウなどを世界20カ国以上から輸入販売する。不妊治療薬の原薬(HMG)は中国から粗原料を輸入し、横浜で精製して製薬会社に供給する。食品分野では褐変しない冷凍アボカド「Natavo」やウチワサボテン果実パウダーなどを取り扱い、事業の多角化を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ホームセンター中堅、低収益で成長鈍化

当社はホームセンターを主力とする小売企業で、売上高1,336億円(2025/3)と業界中規模。同業のトライアルホールディングス(ディスカウントストア)や光フードサービス(外食)とは異なり、DIY・住関連商品を中心に展開。営業利益率は2.62%(2025/3)と低水準で、増収率も鈍化傾向(次期+1.4%)。競合のホームセンター大手に対し規模で劣り、価格競争に晒されている。差別化は限定的で、収益改善が急務。

強み

  • 売上高1,300億円超、一定の市場基盤を持つ。
  • 地域に根差した品揃えで固定客を獲得。
  • DIYから日用雑貨まで多岐にわたる品揃え。
  • PB商品で利益率向上を図っている。

課題

  • 営業利益率2.6%と業界平均を下回る。
  • 大型店やネット販売との競合で差別化困難。
  • 売上高成長率が1%台に低下、市場成熟化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字が綿半ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19628燦ホールディングス304億円6.2倍
26535アイモバイル302億円12.0倍
37520エコス300億円10.9倍
44801セントラルスポーツ280億円21.3倍
57683ダブルエー267億円38.9倍
63199綿半ホールディングス265億円11.6倍
74933I-ne257億円11.5倍
83548バロックジャパンリミテッド257億円68.8倍
93179シュッピン254億円15.1倍
107962キングジム249億円22.4倍
118057内田洋行240億円9.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

綿商いから金物店へ転換した明治期

1598年、長野県飯田市で綿屋として創業した。当主が代々「綿屋半三郎」を襲名したことが社名の由来となる。明治期に入り、綿商いから金物店の経営に転換した。これが後の小売事業と建設事業の原点となる。綿から鉄へと事業の軸足を移したことで、ホームセンターや鉄骨加工へと発展する基盤が築かれた。

株式会社設立と鉄骨加工・小売への多角化(1949〜1970年代)

1949年2月、長野県飯田市に株式会社綿半銅鉄金物店を資本金20万円で設立した。1961年3月に松本工場を新設し鉄骨加工を開始、1964年12月には綿半ストアー飯田店を開店し総合家庭用品販売に参入した。1966年4月に商号を綿半鋼機株式会社に変更し、東京本社を設置。1970年6月には静岡工場を新設して鉄骨加工能力を増強し、鉄骨請負工事や橋梁工事へと展開した。

ホームセンター事業の開始とカバー工法の開発(1977〜1983年)

1977年1月、子会社株式会社綿半ホームエイドを設立し、同年4月に長池店をホームセンター1号店として開店した。1983年3月には、工場の操業を止めずに屋根を改装できる独自のカバー工法を開発した。この工法は後にWKカバー工法として建設事業の主力技術となる。1987年3月には家庭向け2段式立体駐車場を開発し、自走式立体駐車場事業の基礎を築いた。

グループ組織再編とスーパーセンター化(2003〜2010年)

2003年4月、グループを持株会社制に移行した。2005年6月には綿半ホームエイドが長池店に日配品を導入しスーパーセンター化を開始、2007年5月には生鮮食品を導入してフルラインのスーパーセンター1号店とした。2010年4月、ミツバ貿易株式会社(後の綿半トレーディング)を買収し、貿易事業に参入した。これにより小売・建設・貿易の3事業体制が整った。

上場とM&Aによる事業拡大(2014〜2021年)

2014年12月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場した。2015年12月には市場第一部に指定替えとなり、同時に株式会社キシショッピングセンターを買収した。その後もM&Aを積極的に展開し、2016年に株式会社Jマート、2018年に株式会社アベルネット、2019年に株式会社丸三三原商店と株式会社サイエンスホームを子会社化した。2020年にはリグナ株式会社、株式会社ほしまん、大洋株式会社を買収し、事業領域を拡大した。2021年8月には株式会社夢ハウスを子会社化している。

中期経営計画の見直しと成長戦略(2022年以降)

2022年5月に東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行した。2026年3月期の連結売上高は1,354億円、営業利益35億円、親会社株主に帰属する当期純利益21億円を計上した。中期経営計画では2029年3月期に売上高1,500億円、経常利益45億円を目標に掲げるが、当初の2027年3月期から目標達成時期を2年延期した。ROE8%以上、中長期的には売上高経常利益率5%以上を目指す。

年表37件を開く

1590年代

  • 1598年創業長野県飯田市で綿屋として創業(以降、当主が代々「綿屋半三郎」を襲名し、「綿半」の名の由来となる)明治期に綿商いから金物店の経営に転換

1940年代

  • 1949年2月創業長野県飯田市に株式会社綿半銅鉄金物店(現 当社)を設立する(資本金20万円)

1960年代

  • 1961年3月長野県松本市に松本工場を新設し、鉄骨加工を開始する
  • 1962年2月静岡県静岡市に長尺屋根加工所を設置し、屋根外装工事を開始する
  • 1964年12月長野県飯田市に綿半ストアー飯田店を開店し、総合家庭用品販売を開始する
  • 1966年4月商号変更株式会社綿半銅鉄金物店から綿半鋼機株式会社に商号変更する 東京都新宿区四谷に綿半野原ビル完成 綿半グループの東京本社となる
  • 1969年4月リビングストアー伊那店を新規出店し、家具・インテリアの販売を開始する

1970年代

  • 1970年6月静岡県大井川町に静岡工場を新設し、鉄骨加工の生産能力を増強 その後、鉄骨加工で得た技術を生かして鉄骨請負工事、橋梁請負工事を展開する
  • 1972年3月内装仕上工事を開始する
  • 1977年1月創業長野県長野市にホームセンターの運営を目的に株式会社綿半ホームエイドを設立する 4月に長池店(1号店)を新規出店する

1980年代

  • 1983年3月工場の操業を止めずに屋根の改装を行うカバー工法を開発
  • 1987年3月家庭向け2段式立体駐車場を開発し、現在の自走式立体駐車場事業の基礎が築かれる
  • 1987年4月長野県下伊那郡高森町に鉄骨加工場として飯田工場を新築する

1990年代

  • 1995年4月創業鉄構事業部を独立させ、綿半テクノス株式会社を設立する
  • 1999年10月綿半テクノス株式会社が自走式立体駐車場事業を開始する

2000年代

  • 2003年4月綿半グループ組織再編により、グループをホールディングス制にする
  • 2005年6月株式会社綿半ホームエイド、長池店に日配品を導入しスーパーセンター化を行う
  • 2007年5月長池店に生鮮食品を導入し、フルラインのスーパーセンター1号店となる その後、順次スーパーセンター化を進める

2010年代

  • 2010年4月ミツバ貿易株式会社の全株式を取得し、100%子会社とする
  • 2014年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場する
  • 2015年12月株式会社キシショッピングセンターの全株式を取得し、100%子会社とする 東京証券取引所市場第一部に市場変更する
  • 2016年4月M&A綿半テクノス株式会社が綿半鋼機株式会社を吸収合併し、綿半ソリューションズ株式会社となる
  • 2016年7月商号変更ミツバ貿易株式会社、綿半トレーディング株式会社へ商号変更する
  • 2016年11月株式会社Jマートの全株式を取得し、100%子会社とする
  • 2017年1月創業株式会社キシショッピングセンター、株式会社綿半フレッシュマーケットへ商号変更する グループ共同仕入を目的として、綿半パートナーズ株式会社を設立する
  • 2017年4月商号変更株式会社Jマート、株式会社綿半Jマートへ商号変更する
  • 2018年12月株式会社アベルネットの全株式を取得し、100%子会社とする
  • 2019年4月株式会社丸三三原商店の全株式を取得し、100%子会社とする
  • 2019年8月株式会社サイエンスホームの全株式を取得し、100%子会社とする
  • 2019年11月商号変更株式会社丸三三原商店、株式会社綿半三原商店へ商号変更する

2020年代

  • 2020年6月商号変更株式会社アベルネット、株式会社綿半ドットコムへ商号変更する 株式会社綿半三原商店の全株式を綿半パートナーズ株式会社へ譲渡する 株式会社綿半Jマートの全株式を株式会社綿半ホームエイドへ譲渡する
  • 2020年10月子会社である綿半パートナーズ株式会社を通じて、リグナ株式会社の全株式を取得し、連結子会社とする
  • 2020年11月子会社である株式会社綿半ホームエイドを通じて、株式会社ほしまんの全株式を取得し、連結子会社とする
  • 2021年3月子会社である綿半パートナーズ株式会社を通じて、大洋株式会社の全株式を取得し、連結子会社とする
  • 2021年6月監査等委員会設置会社へ移行する
  • 2021年7月商号変更綿半レンタル株式会社、株式会社綿半インテックへ商号変更する
  • 2021年8月株式会社夢ハウスの全株式を取得し、100%子会社とする

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで1,500億円
  • 経常利益2029年3月期まで45億円
  • ROE8%以上
  • 売上高経常利益率5%以上
  • PBR1.5倍以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    デジタル化による事業価値向上

    適切かつ迅速な情報共有の仕組み構築、グループ会社間・取引先との協働・連携体制の構築、働き方改革に向けたICT関連の整備を進め、デジタル化をさらに推進する。

  2. 02

    人的資源管理施策の実行

    次世代経営者育成研修や新規事業研究会などのグループ共通研修、ライフサイクルに合わせた働き方改革、専門研修の拡大、ITスキル・英語力・創造力などの能力開発、生成AIやICT活用による業務効率化と生産性向上に取り組む。

  3. 03

    地域特性を活かした店舗展開と6次産業化

    直営農場での畜産や農業参入による生産から販売までの一貫体制(6次産業化)を推進。地域特性に応じた売場拡充やリニューアル、居抜き物件・M&A活用による出店を進め、地域に寄り添う店舗づくりを行う。

  4. 04

    環境配慮型の循環型社会形成

    リサイクル可能な商品パッケージ採用、自社家電のリサイクルを見据えた商品開発、家庭用使用済油のバイオ燃料化、店舗残渣の飼料化・堆肥化など循環型養豚モデルに取り組み、環境負荷低減を図る。

  5. 05

    海外連携と安定供給体制の構築

    海外CADセンターやファブリケーターとの連携で鉄骨需要対応、技能実習生受入による技術継承。天然原料の新規開拓・調達加速、グループ連携による生鮮食品や建設資材の直接仕入を進め、安定供給体制を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,549人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は831万円で、9期前と比べて+34.3%平均年齢は50.3歳、平均勤続年数は19.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,142
2018年3月1,138
2019年3月61941.810.81,161
2020年3月59042.912.31,212
2021年3月62142.813.11,314
2022年3月67044.514.01,579
2023年3月85749.419.31,573
2024年3月86450.519.41,584
2025年3月83250.620.01,530229
2026年3月83150.319.21,549232

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社17(国内 17 / 海外 0、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
綿半長野ビル(長野県長野市)他8,243百万円
小売事業
長池店(長野県 長野市)他39拠点及び本部5,092百万円
小売事業
綿半岐阜工場(岐阜県海津市)他3,478百万円
建設事業
松本グリーンコーポ(長野県松本市)他2,161百万円
その他
本社(長野県松本市)他3拠点1,763百万円
建設事業
東京本社 — 東京都新宿区1,505百万円
小売事業 建設事業 貿易事業 その他 全社
本社(新潟県 北蒲原郡)他9拠点1,212百万円
建設事業
本社工場(静岡県 島田市)他993百万円
小売事業
本社(東京都 新宿区)他830百万円
その他
飯田工場 — 長野県 下伊那郡 高森町606百万円
建設事業
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    綿半パートナーズ㈱
    長野県飯田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱綿半ホームエイド(注)3
    長野県長野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱綿半ドットコム
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱綿半インテック
    長野県飯田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    リグナ㈱
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大洋㈱
    静岡県島田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱綿半三原商店
    長野県安曇野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    綿半ソリューションズ㈱(注)3
    長野県飯田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱綿半林業
    新潟県北蒲原郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱綿半林業SH
    静岡県浜松市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱綿半工務
    新潟県新発田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱綿半ホームズ
    静岡県浜松市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社5社を開く
  • ㈱綿半林業の家長野県飯田市100%
  • 綿半建材㈱長野県松本市100%
  • 綿半ウッドパワー㈱(注)3長野県塩尻市65%
  • 綿半トレーディング㈱東京都新宿区100%
  • 綿半リアルエステート㈱(注)3東京都新宿区100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,355億円営業利益36億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.4%、利益が+2.9%。

売上高
+1.4%
1,355億円
営業利益
+2.9%
36億円
純利益
+0.0%
21億円
営業利益率
2.7%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,400億円1,355億円
営業利益38億円36億円
純利益23億円21億円
1株あたり配当¥31¥31

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は325億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q3373
2024年1Q29820.72
2024年2Q32282.56
2024年3Q341123.57
2024年4Q3204
2025年2Q653182.812
2025年4Q683172.59
2026年2Q655142.111
2026年4Q700223.110
2027年1Q32561.85

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は837億円から1,355億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は2.7%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月837108
東京証券取引所市場第二部に株式を上場する
2014年3月8541410
2015年3月8361113
綿半テクノス株式会社が綿半鋼機株式会社を吸収合併し、綿半ソリューションズ株式会社となる
2016年3月8881713
株式会社キシショッピングセンター、株式会社綿半フレッシュマーケットへ商号変更する グループ共同仕入を目的として、綿半パートナーズ株式会社を設立する
2017年3月9282013
2018年3月1,0242515
株式会社丸三三原商店、株式会社綿半三原商店へ商号変更する
2019年3月1,0652516
株式会社アベルネット、株式会社綿半ドットコムへ商号変更する 株式会社綿半三原商店の全株式を綿半パートナーズ株式会社へ譲渡する 株式会社綿半Jマートの全株式を株式会社綿半ホームエイドへ譲渡する
2020年3月1,2022815
綿半レンタル株式会社、株式会社綿半インテックへ商号変更する
2021年3月1,1483519
2022年3月1,1452922
2023年3月1,3433117
2024年3月1,2813219
2025年3月1,33635382.621
2026年3月1,35536392.721

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,355億円のうち、営業利益として残るのは36億円2.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.3%1,075億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.0%244億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.7%36億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.0pt
2.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
1.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.4pt
9.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは−4億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は51億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月39−7−243219
2014年3月−2−712−923
2015年3月−4−1714−2115
2016年3月7−1917−1220
2017年3月63−3−466033
2018年3月64−6−405851
2019年3月6−23−2−1731
2020年3月−4−2119−2526
2021年3月70−17−285350
2022年3月−16−4048−5643
2023年3月−37−4062−7729
2024年3月125−22−9510337
2025年3月−29−1849−4738
2026年3月9−1313−451

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は830億円。このうち返さなくてよい自己資本が246億円で、自己資本比率は29.4%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月4336536814.9
2014年3月4187434417.6
2015年3月45010035022.1
2016年3月48910938022.4
2017年3月52112239923.4
2018年3月56213442823.9
2019年3月59414744724.7
2020年3月62315846525.4
2021年3月58917541429.8
2022年3月69619350327.8
2023年3月84221362925.2
2024年3月79322856528.7
2025年3月79423256229.3
2026年3月83024658429.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
54億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
234億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
159億円
在庫として抱えている分
負債合計
584億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
45
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中122位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中267位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.0%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.7%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
29.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,327で、1年前と比べて-17.1%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥1,327-1.0%1ヶ月+3.7%1年-17.1%時価総額265億円
過去52週の値幅
安値¥1,272高値¥1,642

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.6倍
PER (会社予想)10.8倍
PBR1.02倍
配当利回り2.34%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-3.1%と下落。終値1335円は25日線(1353円)・75日線(1371円)・200日線(1408円)を全て下回っており、弱基調。52週高値(1690円)から約21%下落、低値(1279円)から約4.4%上と、安値圏で推移。出来高は6/26に8.81万株、7/27に8.41万株と増加したが、全体として低調な日が多い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER11.7倍(予想10.8倍)は業界平均41.6倍を大幅に下回り、PBR1.02倍も同2.96倍を下回る。ROE9%で収益性は平均的だが、配当利回り2.32%は業界平均13.57%を大きく下回る。売上高は微増傾向も利益は安定しており、割安だが配当水準の低さが懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.6倍39.6倍
PER (予想)10.8倍
PBR1.02倍2.44倍
ROE9.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

PER11.7倍、PBR1.02倍で割安感は薄い。直近の株価は1年で15%下落。2026年3月期も売上・利益は微増見込みで成長性に欠ける。強気派は地域密着型の安定した需要と多角化によるリスク分散を評価。弱気派は人口減少リスクと、低い利益率、成長鈍化を懸念。新規事業やM&Aによる成長が鍵。

プラスに働く材料7
  • 地域密着で安定需要

    長野県で強固な基盤。生活関連事業は需要が安定。

  • 多角化でリスク分散

    ホームセンター、建設、不動産など複数事業で収益を分散。

  • 配当利回り2.32%

    安定配当を継続。株主還元姿勢は評価できる。

  • PBR1倍近くで割安感不定影響

    PBR1.02倍、自己資本比率高く、株主還元強化余地

  • DIY需要の拡大2025年下期影響

    ホームセンター事業、住宅リフォーム需要で売上増加期待

  • 配当利回り2.32%の安定通年影響

    増配傾向にあれば利回り3%超、インカム需要で下支え

  • 営業利益率改善傾向2026年3月期影響

    営業利益率2.66%と緩やか上昇、3%達成で営業利益40億

マイナスに働く材料7
  • 人口減少リスク

    長野県は人口減少が進行。市場縮小の可能性。

  • 利益率低迷

    営業利益率2.6%と低く、改善の兆しが乏しい。

  • 成長性乏しい

    2026年3月期もほぼ横ばい。新たな成長ドライバーが必要。

  • 売上成長鈍化2026年3月期影響

    売上1355億、前期比1.4%増と低成長、利益伸び悩み

  • 競合との価格競争継続影響

    ホームセンター業界の値下げ競争で粗利低下

  • 天候不順による季節商品不振毎年影響

    天候依存の商品多く、気象変動で在庫リスク

  • PER11.7倍の割安感薄れる2026年影響

    成長率が低いため、PER10倍未満への調整リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
低収益体質からの脱却が急務。改善が株価上昇の条件。
建設・不動産売上
住宅関連は収益の柱。市況動向が業績を左右。
ホームセンター既存店売上
小売の稼ぎ頭。客数と客単価の動向をチェック。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり31で、前期から+3.4%いまの株価に対する利回りは2.34%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥31
1株あたり
配当利回り
2.34%
いまの株価に対して
配当性向
38.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1323.8
2018年3月1623.129.5
2019年3月173.123.2
2020年3月173.035.1
2021年3月185.920.5
2022年3月2116.721.4
2023年3月224.842.0
2024年3月234.567.3
2025年3月2926.153.3
2026年3月303.438.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥31

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ23,756人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.4%を占め、残る64.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他48.349.850.552.655.762.2
事業法人22.822.722.722.619.719.4
金融機関25.324.824.121.422.116.0
自己株式0.00.00.00.03.06.4
外国法人1.51.61.62.41.61.8
証券会社2.01.11.10.90.70.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.83
02綿半グループ従業員持株会8.49
03株式会社八十二長野銀行4.01
04昭和商事株式会社3.07
05野原 勇3.01
06株式会社綿屋半三郎2.96
07野原グループ株式会社2.92
08株式会社ヤマウラ2.51
09飯田信用金庫2.00
10野原 莞爾1.94

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+19%、1株純資産は14期で+63%。直近期のROEは9.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月9379912.320.4
2014年3月11891113.817.3
2015年3月1561,01015.44.716.4
2016年3月1281,10912.110.630.3
2017年3月6861611.612.723.8
2018年3月7568111.627.429.5
2019年3月8274411.513.123.2
2020年3月7780110.010.335.1
2021年3月9788511.513.420.5
2022年3月11197412.012.021.4
2023年3月831,0688.117.142.0
2024年3月931,1438.416.867.3
2025年3月1051,2019.015.353.3
2026年3月1111,3049.013.038.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額376百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
野原勇代表取締役社長60601,000
有賀博代表取締役副社長64113,000
木下晃取締役5920,000
伴野紋子取締役547,000
野原佳代子取締役554,000
矢島充博社外取締役(常勤監査等委員)642,000
坂本順子社外取締役(監査等委員)541,000
萩本範文社外取締役(監査等委員)823,000
代田昭久社外取締役(監査等委員)611,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)699482004834858
社外取締役528286

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,964字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 綿半グループは、当社及び当社連結子会社17社によって構成されており、主として小売事業、建設事業、貿易事業を行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については、連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (小売事業) 「スーパーセンター」を主力に「ホームセンター」「食品スーパー」「ドラッグストア」「あづみの茶胡蝶庵」「インテリアショップ」等を展開するとともに「PCボンバー」等のインターネット通販を行っております。 スーパーセンターでは、生鮮食品からホームセンター商材まで生活必需品を幅広く取揃えるとともに、いつでも低価格で商品を提供するEDLP戦略を推進しております。グループや他社との共同仕入による原価低減やオペレーションコストを抑えることで、地域一番の安さの実現に取組んでおります。 店舗では、日本各地の漁港からの直接仕入や、漁船で獲れた魚を丸ごと買付ける「一船買い」で調達した鮮魚を低価格で販売しております。また、直営農場の綿半ファームで豚や牛の畜産を行うほか、農業にも本格参入する等、生産から販売までを一貫して手掛ける6次産業化を推進して生鮮食品の鮮度向上に取組んでおります。 そのほか、店内の新鮮な食材を使ってシェフが調理した商品を販売するグローサラントや、医薬品・調剤薬局の導入など、常に地域のお客さまに愛され、支持され続ける店舗づくりを推進しております。 加えて、物価高騰が続くなか、低価格・高品質で環境にやさしいオリジナル商品の開発を加速させ、お客さまの暮らしに寄り添った事業を展開しております。 インターネット通販においては、主に「PCボンバー」でパソコン・家電等を競争力ある価格で販売するほか、食品・酒類の「うまいる」、省スペース収納家具販売の「すきま屋」等を展開し、取扱商品を拡大しております。 (建設事業) 木造建築、建築鉄骨の工場加工製作、内外装工事、自走式立体駐車場建設、土木緑化等の各種建設工事等多岐にわたる事業を行っております。 木造建築では、戸建木造住宅の企画開発、資材・販促物の販売、技術・販売サポート等の加盟店運営を行っております。生産から製材・木材乾燥・プレカット・施工までを行う自社一貫生産体制により、全国の加盟店500社以上に資材を供給しております。また、木質バイオマス発電事業にも参入し、製材工場などの製造過程から出る端材や林地残材を燃料として発電することで、信州の豊かな森林を無駄なく活用し、持続可能な社会の実現に貢献しております。 建築鉄骨は、静岡県焼津市、長野県下伊那郡高森町の2工場で、鉄骨の加工製作を行っております。ミャンマー・中国・ベトナムのCADセンターと連携し、教育プログラムによる人材育成とDXによる設計プロセスの最適化により、海外拠点での設計支援力の強化と生産性向上を進めております。 内外装工事は、新築・改修を問わず内装工事から屋根外装工事までを一貫して提供しております。特に屋根改修工事においては、工場・倉庫等の老朽化した屋根や壁を撤去、解体せずに上から包み込む独自のWKカバー工法を有しております。既存の屋根に穴を開けず施工するため、工場・倉庫の操業を休止させることなく、廃材の発生も抑えられるという特長があり、大手自動車メーカーの工場改修等に数多く採用されております。 自走式立体駐車場建設は、マンション・商業施設・病院・大学・公共施設等の自走式立体駐車場の建設を行っております。特に独自の「ロングスパンタイプ」については、柱の本数が少なく、駐車や乗り降りがしやすいという特長があります。国土交通大臣「認定品」を開発しており、施工期間の短縮化と施工コストの削減を図っております。 (貿易事業) ウイテプゾール・アセトアミノフェン・ダルテパリン・ニトログリセリン等の医薬品原料やキャンデリラ・ホホバ等の化粧品原料の輸入販売を行っております。食用サボテン等、自然派オーガニック商品の開拓を継続的に進め、食品や動物飼料にも取扱商品の幅を広げるとともに、綿半グループのシナジーを活かした商品作りに取組んでおります。 また、不妊治療薬の原薬製造を行っており、ヒト尿を由来とする排卵障害治療剤の性腺刺激ホルモン剤であるHMGの粗原料を中国から輸入して神奈川県横浜市の製薬研究所内で精製し、製薬会社に販売しております。 (その他) 建物総合管理、不動産売買等を行っております。 綿半グループ各社の主要な事業内容は以下のとおりであります。 セグメント   会社名   主要な事業内容 小売事業   綿半パートナーズ㈱   グループの共同仕入、PB商品の共同開発、グループ間接部門の運営 ㈱綿半ホームエイド   スーパーセンター・ホームセンター・ドラッグストア・調剤薬局・動物病院の運営 ㈱綿半ドットコム   パソコン・家電・食品・酒・建材等のインターネット通販 ㈱綿半インテック   イベントレンタル・個人向けレンタル・運送業務・倉庫業務・運送業務の合理化と在庫管理 リグナ㈱   家具・インテリア・アパレル・雑貨のオンラインショップ・店舗運営、CG事業等 大洋㈱   組立家具の製造・卸売・インターネット通販事業等 ㈱綿半三原商店   茶葉及び菓子の製造・卸・販売、カフェスペースでの軽食販売 建設事業   綿半ソリューションズ㈱   建物改修工事、自走式立体駐車場、建築鉄骨等の各種建設工事 ㈱綿半林業   戸建木造住宅の販売、設計施工、加盟店運営、戸建施工、木材・建材輸入、プレカット材・建材製造販売 ㈱綿半林業SH   戸建て住宅のフランチャイズ事業、資材等の販売、加盟店の技術・販売支援 ㈱綿半工務   注文住宅の販売及び施工 ㈱綿半ホームズ   注文住宅の販売及び施工 ㈱綿半林業の家   注文住宅の販売及び施工 綿半建材㈱   住宅資材販売事業、木材加工品製造・販売、木質バイオマスチップ製造販売 綿半ウッドパワー㈱   バイオマス発電 貿易事業   綿半トレーディング㈱   医薬品原料、化粧品原料等の輸入・販売 その他   綿半リアルエステート㈱   建物総合管理、賃貸借の仲介、不動産売買、不動産コンサルティング 事業の系統図は、次のとおりであります。 1. 綿半ウッドパワー株式会社は前期まで非連結子会社でしたが、当期より連結子会社に含めております。 2. 2025年4月1日を効力発生日として、株式会社綿半ホームエイドを存続会社、株式会社綿半フレッシュマーケットを消滅会社とする吸収合併を行っております。 3. 2026年3月31日を効力発生日として、株式会社綿半工務を存続会社、小山工建株式会社を消滅会社とする吸収合併を行っております。 4. 2026年4月1日を効力発生日として、株式会社綿半工務を存続会社、株式会社綿半林業の家、株式会社綿半ホームズを消滅会社とする吸収合併を行うとともに、同日付で株式会社綿半工務の商号を株式会社綿半林業の家に変更しております。
経営方針・対処すべき課題4,456字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 綿半の歴史と経営方針 1500年代、「合」の旗印を掲げた織田信長の武将の一人は、民家臣とともに力を合わせ、地域を守り、地域の発展に邁進しておりました。本能寺の変の後は、民家臣の生活を守るために刀を捨て、綿商いを始めました。これが「綿半」の始まりです。 明治の世の大変動時には、綿から鉄へ変革を遂げました。ここが分岐点となり、金物販売からホームセンター・スーパーセンター・インターネット通販へ変革した小売事業、建材販売から下請工事、メーカーへ発展した建設事業に分かれました。時代の変化に合わせて輸入販売を行う貿易事業も開始し、現在の3事業が形成されております。このように綿半は常に時代の流れを読み、形を変え、多様性ある企業グループへ変革を続けてまいりました。 これらの歴史を背景に、当社は力を合わせ、分かち合い、響き合う「合才の精神」を経営理念に掲げ、1500年代から現在に至るまで経営者と社員の隔てなく、社員全員による企業を目指しております。また、「絶え間なき暮らしの変革」を事業理念に、時代の変化に対応し、地域社会の活性化と人々のより良い地球環境と生活環境構築のために邁進しております。 綿半グループでは、未来を担う子どもたちのために持続可能な社会の実現に取組んでおり、SDGsの達成に意欲的な長野県の企業として、「長野県SDGs推進企業」に登録されております。子どもたちの成長が地域の発展に繋がるという想いから、1953年に始めた奨学金制度を皮切りに、子どもたちの教育支援や、事業活動を通して、地域社会の活性化等に取組んでおります。 綿半グループでは、これからも、子どもたちの未来のために持続可能な社会の実現に取組んでまいります。 (2) 経営環境と綿半のめざす姿 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善等により、緩やかな回復傾向にあります。その一方で、日銀の政策金利引き上げや米国の通商政策等の金融政策の影響、中東情勢の悪化等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況の中、経営理念である「合才の精神」に基づき、人々の暮らしに寄り添う企業を目指すべく、中期経営方針として「地域に寄り添い地域と共に新しい価値を創造する」を掲げております。目標に掲げていた「2027年3月期に、売上高1,500億円、経常利益45億円」の中期経営計画は、中東情勢の影響等による先行き不透明な状況を踏まえ、達成目標時期を「2029年3月期」へ見直しております。 綿半グループは、420年続いた信用・信頼がどのように培われたのかを今一度見つめ直し、「地域」「環境」「グローバル」の3つの柱をもとにより一層の成長を目指し、長野県はもちろん、新たにグループ入りした各事業会社の地域経済に貢献していく所存であります。今後も「地域」との繋がりを大切にしながら、地域の発展に尽くしてまいります。 経営指標としては、売上高経常利益率を指針として定めております。事業の成長・差別化・高収益化を図り、資本コストを意識しながらROE8%以上の維持、中長期的には売上高経常利益率5%以上を目標としております。なお、当連結会計年度における売上高経常利益率は、2.9%でした。 また、資本市場からの評価としては、PBRを重要な指標として認識しております。現状、1倍を超える水準で推移しておりますが、投資家との対話を通じ、中長期的な成長性を理解していただくことで、PBR1.5倍以上を経営目標としてまいります。 中期経営計画 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 ROE   8.1%   8.4%   9.0%   9.0% 自己資本比率   25.2%   28.7%   29.3%   29.4% (3) 対処すべき課題と戦略の実施状況 ① グループ全体の取組み 原材料価格の高騰や急速な円安進行を背景とした物価の上昇、先行き不安定な世界情勢の長期化により、エネルギー資源の不安定化、生成AIによる自動化、省力化など生産性向上への取組みが加速し、世の中は急激な変化が予想されております。また、フレキシブルワーク、リモートワークの定着による働き方の多様化や、女性や高齢者、外国人労働者など労働者属性の多様化も進んでおります。 今後も加速する世の中の変化に対応するため、さらなるデジタル化と時代に沿った人的資源管理施策に取組んでまいります。 ○デジタル化のさらなる推進による事業価値の向上 ・適切かつ迅速な情報共有の仕組みの構築 ・グループ会社間、取引先との協働、連携体制の構築 ・働き方改革に向けたICT関連の整備 ○時代に沿った人的資源管理施策の実行 ・次世代経営者育成研修や新規事業研究会等グループ共通研修の継続 ・ライフサイクルステージやライフスタイルに合わせた働き方改革の継続 ・事業特性と個々人のキャリアパスに即した専門研修の拡大 ・ITスキルや英語力、創造力、対人関係能力など未来に必要なスキルや能力の開発 ・生成AI及びICT活用による業務効率化と生産性向上 ② 各事業の取組み <小売事業> 小売事業は、業種・業態を超えた販売競争が激化する中、お客さまとの「信頼」を築き、「地域」の新たな価値を創造し、人々の暮らしに寄り添った事業展開を進めてまいります。 ○地域:6次産業化の推進直営農場の綿半ファームで豚や牛の畜産を行うとともに、農業にも本格参入し、生産から販売までを一貫して手掛ける6次産業化を推進しております。お客さまに食の安全と安心をお届けしながら、農業や畜産業など地域の1次産業の活性化に取り組んでまいります。 ○地域:地域特性を活かした店舗づくり資材や加工食品の売場を大幅に拡充した上田店や、保護猫の常設譲渡施設やペットクリニック等のペットコーナーを充実させた塩尻店など、地域のお客さまに寄り添った店舗リニューアルを行ってまいりました。今後も地域特性を活かした店舗づくりを展開してまいります。 ○地域:出店について 今後の出店については、出店用地の確保や許認可の取得に長期の時間を要することから、居抜き物件の活用やM&Aを推進し、売場面積の拡大を図ってまいります。 ○環境:循環型社会の形成私たちが住んでいる地域を地球規模でとらえ、リサイクル可能な商品パッケージを採用するほか、自社の家電商品をリサイクルするところまで考えて商品開発を行っております。また、家庭用使用済油を回収し、バイオ燃料などの再生資源として活用する取組みを推進するほか、綿半ファームにおいて、店舗や食品工場の残渣を飼料に活用するとともに、豚糞を施設内で堆肥化して飼料米の肥料に利用するなど、環境に配慮した循環型養豚モデルに取り組んでおります。 ○グローバル:信頼に応える商品開発 綿半グループのオリジナル商品は、国内外の製造パートナーと協力しながら、実際に使い・食べて納得できるものだけを商品化し、食品・日用品・レジャー・ペット用品等の様々なカテゴリーで展開しております。お客さまにご満足いただけるよう、品質・味に自信を持った商品開発に取組んでおります。また、海外への輸出も開始しており、今後も積極的に展開してまいります。 <建設事業> 建設事業は、世界情勢の不安定化を要因とする資材価格の高騰や資材調達の困難化等、引続き厳しい事業環境が続くものと予測しております。お客さまとの信頼関係を構築するとともに、グループ内の相互連携を強化しながら独自の技術力を活かした製品開発を推進し、地域経済の活性化に取組んでまいります。 ○地域:地域資源の有効活用素材丸太の生産から加工・施工・販売まで、木材に関わる全てにおいて自社一貫生産体制がとれる木材の製造機能を活かし、長野県の豊富な森林資源を全国の木造住宅の加盟店へ供給するとともに、家具製造の原材料としても活用し、地域経済に貢献してまいります。 ○地域:協力業者との永続可能な関係を構築 建設事業は全国展開をしており、地域の協力業者さまとの協力が必要不可欠であります。共に成長していくため、協力業者さまの育成や仕入の支援を行い、永続可能な関係を構築してまいります。 ○環境:循環型社会の形成工場の屋根に設置する超軽量太陽光システム『LIGHTON SOLAR』など、環境に配慮した商品開発を行い、CO₂排出量の削減に取組んでまいります。また、森づくりへの参入により、伐る・使う・植える・育てるの循環型林業を推進し、長野県林業の発展と綿半グループの企業価値向上を目指すとともに、木質バイオマス発電事業にも参入いたしました。未利用木材を燃料に再生可能エネルギーを作り出すことで、森林資源を有効活用し、持続可能な地球環境の保全に取り組んでおります。 ○グローバル:海外との連携 ミャンマー・中国・ベトナムに設置したⅭADセンターや海外ファブリケーターとの連携により、増加する鉄骨需要と大型案件に対応しております。また、東南アジアから技能実習生を受入れ、技術の継承を行っております。 <貿易事業> 貿易事業は、主に天然原料を取扱っているため、限りある資源を有効活用し、自然環境やコミュニティへの配慮を行いながら、いつまでも続く地球環境を地域住民と共に構築してまいります。 ○地域:健康を支える原料提供率100%「食べるサボテン」という新しい価値を日々の食卓に届けるべく、食用サボテンのブランド「SABOVEG」(サボベジ)を立ち上げるなど、健康に優しい自然派オーガニック商品の開拓に取組んでおります。また、家畜の健康をサポートする100%天然植物由来の動物飼料添加物を使用した飼料の研究開発を引続き進めてまいります。 ○環境:全ての原料へのSDGs付加率100% 今までも、化粧品や健康食品等の原料生産地の「自然保護法律」に準じて資源調達を行うほか、地域住民の雇用創出に取組む等、地域住民と自然環境の保護に貢献してまいりましたが、今後は、全ての取扱商品でSDGsの取組みを実施してまいります。 ○グローバル:世界情勢に対応した、原料調達による安定供給率100% 天然原料の新規開拓・調達を加速するとともに、綿半グループの各事業と連携し、海外ネットワークを活かした生鮮食品や建設資材の直接仕入に取組んでおります。世界情勢が不安定な中でもお客さまへ安定的な商品供給が行える体制を構築してまいります。 (4) 今後の発展に向けて 創業500年へ向けて、常に時代の先を読み、既存事業との直接的な関連性が高い事業領域への展開や、既存事業の販路拡大、ノウハウ転用による事業展開を図るなど、引続き事業ポートフォリオの変革に努めてまいります。
事業等のリスク4,693字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において綿半グループが判断したものであります。 (1) 取引先の信用リスク 綿半グループでは、取引先の財政状態・業績等に応じた与信枠を設定するとともに、継続的に信用状態の把握を行い、信用リスクの回避には最大限の注意を払っております。しかしながら、予期していない取引先の経営破綻等により債権の回収不能が発生した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 有利子負債のリスク 綿半グループでは、ホームセンターの増設などの設備投資を継続しており、主に金融機関からの借入金を充当してまいりました。この結果、2026年3月31日現在の有利子負債は295億50百万円となっております。現時点では金融機関との関係が良好であることから必要な資金の調達に懸念はありませんが、将来、経営成績の急激な悪化や社会環境及び金融情勢に大きな変動等、何らかの理由により金融機関との関係が悪化して資金調達に支障が生じ、もしくは金利が上昇した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 人財の確保及び育成リスク 綿半グループでは、今後の業容拡大のために優秀な人財の確保及びその育成が急務となっております。綿半グループは採用を積極的に行うことにより、優秀な人財の確保に努めるとともに、社内研修制度の充実を図り、人財育成に注力してまいります。しかしながら、人財の確保及び育成が不十分である場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法的規制のリスク 綿半グループの行う事業のうち、小売事業では大規模小売店舗立地法・食品衛生法、建設事業では建設業法・建築基準法、貿易事業では薬機法など多くの規制を受けております。 コンプライアンス経営を最重要課題として認識し、綿半グループ一丸となって法令遵守体制を推進しておりますが、各種法令に違反した事実が認められた場合、各種許認可の取消、事業の停止等の罰則を受ける場合があります。また、今後の各種法令の新設・改正への対応に際し費用負担が生じる可能性があります。 これらの場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 訴訟のリスク 綿半グループでは、現段階において業績に重大な影響を及ぼす訴訟等を提起されている事実はありません。しかしながら、綿半グループの事業運営において、契約不適合責任、工場、工事現場における事故や労働災害等予期せぬトラブル・問題が発生した場合、これらに起因する訴訟その他の請求が発生する可能性があります。これらの事象が発生した場合には、訴訟内容や損害賠償額及びその結果等により、綿半グループの社会的信用に影響を及ぼすほか、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) M&Aのリスク 綿半グループでは、事業強化や業容拡大を目的として、M&Aを行っております。買収時に発生したのれんをその対象会社の超過収益力として認識しておりますが、外部の経営環境の悪化等により、買収後の実績が取得時に見込んだ将来計画と乖離した場合には、超過収益力の毀損を認識してのれんや関係会社株式を減損するリスクがあります。そのため、当社では外部の経営環境の変化等を注視するとともに、対象会社を含むグループ各社の業績等を毎月把握して将来計画との比較分析を行い、必要に応じて対応策を立案・実行しております。 しかしながら、外部の経営環境の変化等により、対象会社の業績が取得時に見込んだ将来計画から大幅に乖離し、のれんの残存償却年数に対応する割引前将来キャッシュ・フローの総額がのれんの帳簿価額を下回る場合や、1株当たりの純資産額もしくは買収時において認識した超過収益力を反映させた実質価額が取得原価に比べて50%以上低下した場合には、のれんや関係会社株式の減損の認識が必要となる可能性があります。 (7) カントリーリスク 綿半グループでは、諸外国からの輸入商品の取扱い、製造委託など海外取引を行うほか、ミャンマー、中国、ベトナムにおいてCADセンターを有しており、諸外国政府による規制や法令の改正、政治的、経済的な不安定さに起因したカントリーリスクが存在いたします。カントリーリスクに対しては、案件ごとにその回避策を講じてリスク管理に努めておりますが、これらカントリーリスクを完全に回避できるものではなく、リスクが顕在化した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 自然災害のリスク 大地震、風水害等の大規模災害や重篤な感染症が流行した場合には、資産の毀損、人的被害等により正常な事業活動の継続が困難となり、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 出退店に伴うリスク 小売事業におきましては、店舗に多額の設備投資が必要であることから、1店舗ごとに慎重な調査を行った上で出店を行っております。また、既存店舗の活性化を図るため、定期的にリニューアル等を行っております。これらの設備投資は、店舗の収益力の低下等により減損損失となる可能性があり、退店に至った場合には、契約上保証金等の全部もしくは一部が返還されない可能性があります。 さらに、土地等所有者である法人、個人との契約等により、店舗用に賃借している土地等の継続的使用が困難となることも考えられます。これらの場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 固定資産の減損に係るリスク 綿半グループが保有している固定資産のうち、主として多店舗展開している小売事業において、店舗ごとに固定資産を計上しているため、商圏環境の変化等により市場価格の著しい下落や店舗の収益性の低下により減損損失の兆候を認識し、減損損失を計上するリスクがあります。 そのため、月次決算において、売上高、客数、客単価、買上点数の推移を確認するとともに個店ごとの損益を注視しております。店舗損益が悪化傾向にある店舗に対しては適時に改善施策を立案・実行するなど、店舗単位の利益管理に注力しております。 綿半グループが保有する資産の市場価格の著しい下落、予期せぬ商圏環境の変化や競合の激化等による店舗の収益性低下により、減損損失の認識が必要となった場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 同業他社との競合のリスク 小売事業におきましては、顧客獲得策の一環として、品揃えを充実させた大型店舗の出店を進めている他のホームセンターもございます。また、スーパーやドラッグストアなどの業態を超えた競合も激化しております。 綿半グループでは、長野県を中心としたドミナント戦略を採っておりますが、綿半グループの出店エリアに他のホームセンターや他業態の出店が増加した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 気象条件のリスク 小売事業におきましては、冷暖房機器、園芸用品などの季節商品やレジャー用品を取扱っております。これらの商品の売れ行きは、天候に大きく左右されるため、天候不良が続いた場合には、売上が減少し、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 国内建設市場の縮小のリスク 建設事業におきましては、国や地方公共団体等による公共投資及び民間企業による設備投資の動向に大きく影響を受けます。綿半グループでは独自の技術力を生かした製品開発による収益力強化、コスト削減等の合理化に努めておりますが、今後、公共建設需要及び民間建設需要が予想以上に抑制され、国内建設市場が一段と縮小した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 建材価格等の高騰のリスク 建設事業におきましては、建設鋼材、セメントをはじめとする建材価格が上昇した場合、工事原価の増加は避けられません。また、職人の確保が難しくなった場合は、想定を上回る外注費の支払が必要になる可能性があります。これらの工事原価の増加分を工事請負金額に転嫁できない場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 不採算工事発生によるリスク 建設事業におきましては、工事進捗度に基づく収益認識が大部分を占めております。工事契約では、必要となる原材料や人員、完成するまでの期間等を検討し、その結果に基づいて、工事収益総額及び工事原価総額の見積りを行っております。設計内容の変更による契約金額の変更や原材料価格の変動等が収益認識に影響を与えるため、追加原価が発生した場合に不採算工事が発生するリスクがあります。そのため、毎月の会議体により工事進捗度管理、利益管理プロセスとして工事単位ごとの収支管理を行い、工事原価総額の見積りにおいても、最新の情報に基づいた見積りを行い、関連する内部統制を整備・運用しております。 しかしながら、工事進捗度に基づく収益認識は会計上の見積りの不確実性を伴っており、工事途中の設計変更や原材料価格の高騰など、見積りの前提が変わることにより、不採算工事が発生した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 重大事故発生のリスク 建設事業におきましては、工場及び建設現場においては、毎月安全パトロールを実施し、不具合箇所の是正指導に努めております。また、重大災害発生の可能性のある工種については、施工計画書にてチェックを行い、法に則った安全な実施工を行えるよう指導し、安全衛生管理、工程管理には細心の注意を払っております。しかしながら、人的もしくは施工物に関する重大な事故が発生した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 為替リスク 貿易事業におきましては、主として外貨建の輸入取引を行っておりますが、外貨建の取引について為替変動リスクにさらされていることから、為替予約等のデリバティブを活用したヘッジ取引により、この為替変動リスクの軽減に努めております。しかしながら、ヘッジ取引によりこの為替変動リスクを完全に回避できる保証はなく、予期せぬ市場の変動により綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 仕入のリスク 貿易事業におきましては、諸外国からの輸入取引を行っておりますが、商品及び原材料の一部には特定の国や取引先にその供給を依存している品目があります。これらの中には、植物原料又はヒト由来物質の原料があることから、その海外生産国において、自然災害、異常気象、伝染病の発生など、何らかの理由により生産環境に問題が生じる場合、これらの供給が停止又は遅延になる可能性があります。その場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,932字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における綿半グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善等により、緩やかな回復傾向にあります。その一方で、日銀の政策金利引き上げや米国の通商政策等の金融政策の影響、中東情勢の悪化等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 綿半グループが関係する事業環境のうち、小売事業では継続的な物価上昇による節約志向が依然として根強く、物流費等各種コストの上昇や業種を超えた販売競争も継続しているなど、引き続き厳しい事業環境となっております。 建設事業では、建設需要は底堅く推移し、受注環境は総じて良好に推移しましたが、住宅市場においては法令改正に伴う駆け込み需要の反動減が続き、建設業界全体で人件費の上昇や人手不足による納期の遅れが懸念されるなど、依然として厳しい事業環境が続いております。 貿易事業では、化粧品市場における各種製品の需要が見込まれる一方、医薬品市場は、毎年の薬価改定による抑制リスクが見込まれるといった、引続き先行き不透明な事業環境となっております。 このような事業環境下におきまして、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ35億59百万円増加し、829億94百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ22億7百万円増加し、584億円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ13億52百万円増加し、245億93百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は1,354億51百万円(前期比1.4%増)、営業利益は35億99百万円(同2.8%増)、経常利益は39億4百万円(同2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は21億30百万円(同2.6%増)となりました。 当連結会計年度のセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 <小売事業> 小売事業では、スーパーセンター、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストア、インターネット通販など、多様な業態を展開しております。 事業領域の拡大として、農事組合法人綿半農場を中心に、創業の地である長野県において農業事業へ本格参入いたしました。地域と連携した農業を推進するとともに、綿半グループの農業事業の基盤強化を図り、生産から販売までを一体化した6次産業化を進めてまいります。 商品展開では、綿半ファームで育てた黒毛和牛『SHINルビー牛』の販売が堅調に推移しております。また、綿半ファームの次世代養豚施設(長野県筑北村)において生産した「幻の三元豚」の出荷を2025年8月より開始し、順調に販売を拡大しております。今後も、品質にこだわった商品の安定供給に努めてまいります。 年間を通じて、綿半スーパーセンター須坂店(長野県須坂市)や綿半スーパーセンター箕輪店(長野県箕輪町)など合計7店舗の改装を実施いたしました。今後も改装を通じて、地域のお客さまのニーズに合わせた売場づくりを推進してまいります。 また、2026年2月に、綿半スーパーセンター塩尻店内に保護猫譲渡施設「もふもふ塩尻」をオープンいたしました。保護猫と里親希望者をつなぐ新たな出会いの場として運営し、地域のペットライフを支える拠点として機能しております。加えて、保護犬・保護猫の譲渡会を綿半店舗で継続的に行うなど、地域に根ざした取組みも引続き展開しております。 当連結会計年度における業績は、複数店舗での改装による売場縮小や前期の防災特需による反動減等の影響により、売上高は770億34百万円(前期比2.8%減)、セグメント利益は15億63百万円(同11.3%減)となりました。 <建設事業> 建設事業では、木造建築、鐵構、屋根外装改修、自走式立体駐車場等を展開しており、長野県を基軸にグループシナジーを活かした事業展開を行い、企業価値向上に取組んでまいりました。 屋根外装改修等リニューアル工事分野では、重点施策としてプロモーション展開から課題を掘起こし、環境に配慮した新商品・新工法・新サービスの開発を推進しております。 鐵構分野では、増加する鉄骨需要と大型案件への対応策として、ミャンマー、中国(大連)、ベトナムにCADセンターを設置し、教育プログラムによる人材育成とDXによる設計プロセスの最適化により、海外拠点での設計支援力の強化と生産性向上を進めております。 自走式立体駐車場分野では、福岡県の商業施設計画において、九州エリア初導入となる6層7段の大型駐車場を含む立体駐車場2棟の工事を受注・着工いたしました。長年培ってきた技術力と施工ノウハウを活かし、安全で利便性の高い駐車場づくりを通じて、地域社会の発展と快適なまちづくりに貢献してまいります。 木造住宅分野では、新商品『Qクラス』を100棟限定で販売開始いたしました。柱・床・階段・天井といった直接触れる部分はもちろん、建物を足元から支える「土台」にも、湿気に強い特性を持つひのきを使用しています。国産ひのきを贅沢に使いながら、調達ネットワークと、仕入・製材・乾燥・プレカット・施工の自社一貫生産体制によるスケールメリットを活かし、オリジナル建材や独自工法を開発した結果、現場のロス削減と建築効率の向上を実現し、999万円(税込1,098.9万円)という価格での販売を可能にしています。 そのほか、8月には野池愛林農業協同組合(長野県飯田市)より長野県飯田市千代の山林約1,500haを取得いたしました。伐採された木材は、綿半グループのリソースを最大限に使用し、余すことなく活用してまいります。今後は、飯田市をはじめ、長野県各地で次世代に向けた健全な森林整備を進めてまいります。 また、経営状態が安定した綿半ウッドパワー(長野県塩尻市)を当期より連結子会社化いたしました。製材工場などの製造過程から出る端材や林地残材を燃料として発電することで、信州の豊かな森林を無駄なく活用し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 当連結会計年度における業績は、駐車場および鐵構分野で工事が順調に推移したことにより、売上高は499億2百万円(前期比11.5%増)、セグメント利益は22億7百万円(同22.7%増)となりました。 <貿易事業> 貿易事業では、世界20カ国以上から天然由来の医薬品・化粧品・食品原料の輸入販売、不妊治療薬の原薬製造等を行っており、さらに食品や肥料・飼料分野への展開、研究開発活動にも積極的に取組んでまいりました。 食品分野では、褐変しない冷凍アボカド『Natavo』の更なる販売拡大や、板ガムの原料になるチクルの新たな輸入ルート確立など、安定供給体制の構築に向けた取組みを継続しております。また、メキシコから輸入している、天然赤色素を含むウチワサボテン果実のパウダーを販売するなど、オリジナル商品の研究開発を行い、海外ネットワークを活かした食品の輸入販売に注力いたしました。さらに、野菜としてもウチワサボテンを普及させるため、サボテン×ベジタブル『サボベジ』として店舗販売をはじめ、商談会やイベントへの出展を実施するとともに、サボテンを使用したオリジナルレシピの配布やSNS等を活用した情報発信を実施しております。また、将来的なコスト削減および安定供給を見据え、国内栽培体制の構築に向けた準備を進めております。 医薬品分野は、原料調達支援や海外メーカーとの連携を通じて医薬品産業を支えております。近年の市場環境の変化およびグローバル連携の重要性の高まりを踏まえ、医薬品業界最大級の展示会に初出展し、原料調達や供給体制に関して海外サプライヤーと直接協議する機会を提供しております。 当連結会計年度における業績は、医薬品分野における一部原薬の製造工程見直しによる販売見合せが影響し、売上高は65億2百万円(前期比17.0%減)、セグメント利益は6億66百万円(同22.3%減)となりました。 <その他> 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含んでおります。当連結会計年度における業績は、売上高は20億11百万円(前期比16.5%増)、セグメント利益は1億76百万円(同8.3%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は51億47百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億7百万円増加いたしました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動の結果獲得した資金は、8億97百万円(前期は28億77百万円の使用)となりました。これは主に法人税等の支払額19億92百万円、売上債権の増加14億11百万円、仕入債務の減少11億57百万円があった一方、税金等調整前当期純利益31億31百万円、減価償却費17億24百万円、棚卸資産の減少9億82百万円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動の結果使用した資金は、12億52百万円(前期は18億28百万円の使用)となりました。これは主に固定資産の取得による支出13億66百万円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動の結果獲得した資金は、13億9百万円(前期は48億60百万円の獲得)となりました。これは主に自己株式の取得による支出9億89百万円、配当金の支払額5億61百万円があった一方、借入金の増加29億5百万円があったこと等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 綿半グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高   受注残高 金額(百万円)   前期比(%)   金額(百万円)   前期比(%) 建設事業(百万円)   56,193   29.3   24,468   35.1 (注) 1.綿半グループでは建設事業以外は受注生産を行っておりません。 2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前期比(%) 小売事業   (百万円)   77,034   △2.8   % 建設事業   (百万円)   49,902   11.5   % 貿易事業   (百万円)   6,502   △17.0   % 報告セグメント計   (百万円)   133,439   1.2   % その他   (百万円)   2,011   16.5   % 合計   (百万円)   135,451   1.4   % (注) 1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.販売実績総額に対する割合が100分の10以上の相手先が存在しないため、主な相手先別の販売実績等の記載は省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による綿半グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において綿半グループが判断したものであります。 ① 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。 ② 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営環境と綿半のめざす姿」に記載しております。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ④ 経営戦略の現状と見通し 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性について 綿半グループの運転資金需要のうち主なものは、商品、建設資材等の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、M&A等によるものであります。 綿半グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 運転資金及び投資資金は、営業活動によって得られた自己資金を充当し、不足する場合には金融機関からの借入により資金調達をしております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は295億50百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は51億47百万円となっております。 ⑥ 重要な会計方針、見積り及び当該見積りに用いた仮定 綿半グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積り及び仮定を用いております。これらの見積り等については、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は当該見積り等と異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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