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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ダイドーリミテッド

DAIDOH LIMITED3205 · Standard · 繊維製品

衣料素材から不動産賃貸まで手がける総合企業。繊維事業で培った基盤を活かし多角化。

概要

ダイドーリミテッドは1879年に製織業として創業した繊維・アパレル企業である。現在は衣料事業と不動産賃貸事業の2セグメントで構成され、ブルックス ブラザーズ、ニューヨーカー、ジャパンブルーなどのブランドを展開する。2026年3月期の連結売上高は325億円、従業員数は722名。東京証券取引所に上場している(コード3205)。

衣料事業のブランドポートフォリオ

衣料事業は2026年3月期に連結売上高の約9割を占める中核セグメントである。国際的なブランドとして米国発の「Brooks Brothers」、婦人・紳士既製服の「NEWYORKER」、デニムブランド「MOMOTARO JEANS」と「Japan Blue Jeans」を擁する。イタリアの子会社PONTETORTOではスポーツ衣料向け素材を手がけ、毛織物・手編毛糸の製造販売も継続している。近年はアパレル事業のブランド軸経営を推進し、グローバル展開を加速している。

不動産賃貸事業の収益貢献

不動産賃貸事業は小田原のショッピングセンター「Dynacity」を中心に、事務所用ビルの賃貸を行っている。同事業は安定的な収益源として機能し、2026年3月期のセグメント利益は9.1億円(営業利益)を計上した。ただし、資本効率改善のため2025年に東京都千代田区のホテル物件や文京区のオフィスビルを売却しており、売却益はM&Aや株主還元に充当されている。

グローバルな生産・販売ネットワーク

同社グループは日本国内だけでなく、中国やイタリアに生産・販売拠点を持つ。中国では上海に大同利美特(上海)有限公司など複数の子会社を設立し、紳士・婦人既製服の製造と販売を行っている。2025年には日本のデニムブランド「ジャパンブルー」を子会社化し、高付加価値分野を強化した。イタリアのPONTETORTOはスポーツ素材で知られ、欧州市場への販路を持っている。

中期経営計画の目標と課題

同社は2029年3月期を最終年度とする第2次中期経営計画「進化と飛躍」を策定している。目標は連結売上高650億円、営業利益40億円、自己資本利益率(ROE)20%である。計画の柱は事業ポートフォリオの再構築、個別事業の構造改革、グループプラットフォーム機能の強化、人材強化の4点。2026年3月期には13期ぶりの営業黒字化を達成し、計画2年目の営業利益目標を達成した。

業界の中での役割は衣料品の素材サプライヤー及び不動産賃貸業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
325億円
営業利益
4億円
営業利益率
1.2%
純利益
19億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
衣料事業293億円90.2%8億円2.7%
不動産賃貸事業32億円9.8%9億円28.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01衣料事業主力

事業者向けの衣料用繊維素材(生地など)と、消費者向けの紳士・婦人衣料製品(アパレル製品)を製造販売。

主な製品・サービス2
衣料用繊維素材
アパレルメーカーなどに供給する織物・ニットなどの素材。
紳士・婦人衣料製品
消費者の最終需要に向けた既製服。

02不動産賃貸事業準主力

ショッピングセンターの店舗や事務所用ビルの賃貸を展開。安定した収益基盤を提供。

製品と技術

毛織物と手編毛糸の伝統的な素材事業

創業以来の基盤である毛織物は、高級紳士服地「ミリオンテックス」に代表される。原料から製品まで高い品質を追求し、国内のテーラー向けに供給されている。また、手編毛糸は「芭貝(上海)毛線編結有限公司」を通じて中国市場でも販売されている。近年はコンバーター型からメーカー型への転換を図り、高付加価値素材の開発に注力している。

ブルックス ブラザーズとニューヨーカーのアパレルブランド

「Brooks Brothers」は1979年に米国ブランドとの合弁で日本に導入され、現在は直営店を中心に展開する。日本市場向けの商品開発やコラボレーションで売上を伸ばしている。「NEWYORKER」は1964年に設立され、紳士・婦人既製服を手がけるが、近年はブランド価値が漸減しており、リブランディングと不採算店舗撤退を進めている。2026年にはアウトレットとEC向けの新レーベル「Park Slope NEWYORKER」を立ち上げた。

デニムブランド「MOMOTARO JEANS」の追加

2025年に子会社化した株式会社ジャパンブルーは、岡山県で製造される高級デニムブランド「MOMOTARO JEANS」と「Japan Blue Jeans」を保有する。これらのブランドは国内のみならず海外でも高い評価を受けており、同社のグローバルブランドビジネスの中核に位置づけられている。子会社化後も成長が続き、連結業績に大きく貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

繊維業界で中規模、収益改善途上

繊維製品業界に属し、売上高約300億円と片倉工業やグンゼなどと比較して中規模クラス。2025年3月期は営業赤字ながら、2026年3月期には黒字転換が見込まれている。富士紡ホールディングスなど同業と同様に、国内繊維市場の縮小や競争激化に直面。しかし、収益改善計画を進めており、2026年3月期には営業利益率1.2%と低水準ながら黒字化を予想。今後の回復が期待される。

強み

  • 長年の取引で築いた信頼関係により、安定した受注基盤を持つ。
  • 赤字からの改善計画を実行中で、固定費削減効果が現れ始めている。
  • 一定の品揃えを有し、顧客の多様なニーズに対応。
  • 2026年3月期の営業黒字予想により、収益改善への期待が高まる。

課題

  • 営業利益率が1%前後と低く、収益力の抜本的強化が必要。
  • 国内繊維需要の減少が続き、売上拡大が困難な環境。
  • アジア勢の低価格攻勢に対し、差別化戦略が不可欠。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字がダイドーリミテッド

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13104富士紡ホールディングス376億円19.9倍
23580小松マテーレ297億円19.7倍
38118キング295億円30.4倍
43597自重堂261億円18.3倍
53611マツオカコーポレーション258億円8.8倍
63205ダイドーリミテッド225億円10.8倍
78029ルックホールディングス209億円10.8倍
83512日本フエルト189億円32.5倍
93529アツギ184億円
103501SUMINOE181億円
113513イチカワ164億円12.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

製織業から毛織物へ転換した創業期

1879年、栗原イネが製織事業を個人で創業した。1918年に栗原紡織合名会社を設立し、1936年には栗原毛織株式会社へ改組した。同時に稲沢工場(紡績・機織)を建設し、毛織物の生産に本格的に乗り出した。この時期に紡織から織物整理までの一貫体制を整える布石が打たれた。

戦時統合と一貫生産体制の確立

1941年3月、栗原毛織は株式会社関西製絨所を合併し、(旧)大同毛織株式会社を設立した。これにより紡績から織物、整理までの一貫生産体制が完成した。太平洋戦争下の統合政策の一環であり、企業規模を拡大する契機となった。戦後、1949年の企業再建整備法に基づき大同毛織株式会社として新たに発足した。

上場と高級服地ブランドの成功

1950年4月に高級紳士服地「ミリオンテックス」を発売し、同年5月に東京証券取引所へ上場した。1953年には小田原工場を建設し生産能力を拡大した。ミリオンテックスは同社の代表的なブランドとなり、戦後の復興期における紳士服需要を取り込んだ。1964年には既製服子会社ニューヨーカーを設立し、製品ラインを多角化した。

商号変更と海外生産へのシフト

1989年8月、商号を「大同毛織株式会社」から「株式会社ダイドーリミテッド」に変更した。従来の毛織物中心から衣料全般へ事業領域を拡大する意図があった。1993年には中国に合弁会社を設立し、2000年代初頭にかけて上海や馬鞍山に複数の生産子会社を設立した。国内の稲沢工場や小田原工場は閉鎖され、生産の海外シフトが進んだ。

事業再編と不動産開発の推進

2002年には会社分割によりメンズニューヨーカーとレディースニューヨーカーを設立し、織物事業を子会社に移管した。また、ジャルダン株式会社の全株式を取得し、不動産賃貸事業を拡大した。小田原のショッピングセンター「Dynacity」の運営を開始し、グループ全体の収益の柱に育成した。2004~2005年には中国での販売子会社や統括会社を相次いで設立した。

M&Aによる成長戦略の加速

2023年以降、同社は事業ポートフォリオの再構築を積極的に進めている。2025年8月にはデニムブランド「MOMOTARO JEANS」などを手がける株式会社ジャパンブルーを連結子会社化した。同年には保有不動産の売却も行い、得た資金を成長投資に振り向けている。2029年3月期のグループ売上高650億円を目指し、非連続的な成長を志向している。

年表32件を開く

1870年代

  • 1879年創業創業 栗原イネ 製織事業を起業

1910年代

  • 1918年4月創業栗原紡織合名会社設立

1930年代

  • 1936年3月創業栗原毛織株式会社設立 稲沢工場(紡績・機織)を建設

1940年代

  • 1941年3月創業栗原毛織株式会社は株式会社関西製絨所を合併し、(旧)大同毛織株式会社を設立、紡織から織物整理までの一貫生産体制を整えた
  • 1949年10月創業企業再建整備法により大同毛織株式会社に改組、新発足

1950年代

  • 1950年4月高級紳士服地「ミリオンテックス」発売
  • 1950年5月上場株式を東京証券取引所に上場
  • 1950年6月上場株式を名古屋証券取引所に上場
  • 1953年11月小田原工場(紡績)を建設

1960年代

  • 1964年1月創業既製服の製造販売会社として、株式会社ニューヨーカーを設立
  • 1964年11月創業織物の整理を担当する守山工場を分離し、関絨株式会社を設立
  • 1965年6月創業織物の販売会社として、ミリオンテックス株式会社を設立

1970年代

  • 1979年2月創業米国ブルックス ブラザーズ社との合併で株式会社ブルックス ブラザーズ ジャパンを設立し、持分法適用関連会社化

1980年代

  • 1980年5月M&A株式会社ニューヨーカー(既製服製造・販売)を吸収合併し、衣料分野に進出
  • 1989年8月商号変更商号を「大同毛織株式会社」から「株式会社ダイドーリミテッド」に変更

1990年代

  • 1993年12月毛織物・既製服の製造会社として、日中合弁による上海同豊毛紡織時装有限公司(現大同利美特(上海)有限公司)を設立
  • 1996年7月小田原工場閉鎖
  • 1999年10月M&A株式会社ハンプトン(織物製造・販売)、株式会社ユニベール(織物製造・販売)を吸収合併

2000年代

  • 2001年6月既製服の製造会社として、大同利美特時装(上海)有限公司(現連結子会社)を設立
  • 2001年7月既製服の製造会社として、大同清野時装(馬鞍山)有限公司(現大同佳楽登(馬鞍山)有限公司・現連結子会社)を設立
  • 2002年3月稲沢工場閉鎖
  • 2002年8月創業大同利美特貿易(上海)有限公司を設立
  • 2002年9月創業大同利美特染整(上海)有限公司を設立
  • 2002年10月創業会社分割により株式会社メンズニューヨーカー及び株式会社レディースニューヨーカーを設立、織物事業部をミリオンテックス株式会社に併合
  • 2002年12月ジャルダン株式会社の全株式を取得
  • 2003年4月創業既製服の物流会社として、株式会社ダイドートレーディングを設立
  • 2003年9月創業既製服の中国における販売会社として、上海紐約克服装販売有限公司を設立
  • 2004年3月株式会社ドーホーインターナショナル及びニューヨーカー工業株式会社を清算
  • 2004年10月創業注文服及び既製服の販売会社として、株式会社ギーブスアンドホークスジャパンを設立
  • 2004年11月創業中国における統轄管理会社として、大同利美特(上海)管理有限公司を設立
  • 2004年12月創業手編糸の中国における販売会社として、芭貝(上海)毛線編結有限公司(現大同利美特商貿(上海)有限公司)を設立
  • 2005年4月創業株式会社ウールロードクラブ(非連結)から株式会社N.Y.クロージングに社名変更 既製服の販売代行として、株式会社ジェ・ディ・ビジネスクリエイションを設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年3月期まで650億円
  • 営業利益2029年3月期まで40億円
  • ROE2029年3月期まで20%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの再構築

    各事業の特性に応じた成長加速と利益率改善を進める。アパレルはブランド軸でグローバル展開、テキスタイルはメーカー型へ転換。ブルックスブラザーズは新規顧客獲得、ポンテトルトは商品戦略強化、ニューヨーカーはリブランディング、ダイナシティは高付加価値テナント誘致で収益最大化。M&Aで非連続成長を目指す。

  2. 02

    個別事業の構造改革

    ブルックスブラザーズ、ポンテトルト、ジャパンブルー等の事業を収益力ある構造に磨き上げ、ニューヨーカーのような衰退期ブランドを再構築して収益性を高める。

  3. 03

    グループプラットフォーム機能強化

    付加価値の高い事業・ブランドを創出し、グローバルに成長するためのケイパビリティ、インフラ、基盤を構築・強化する。

  4. 04

    グローバルブランドビジネスプラットフォーマーへの進化

    国内を含むグローバル市場をターゲットに事業・ブランドを展開・成長させ、高成長・高収益な企業グループを実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で722人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は615万円で、9期前と比べて4.9%平均年齢は52.4歳、平均勤続年数は24.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月924
2018年3月808
2019年3月64751.925.1759
2020年3月64750.123.0730
2021年3月62152.224.7866
2022年3月59353.025.0827
2023年3月55552.725.3776
2024年3月58452.925.3635
2025年3月61952.623.8565−18
2026年3月61552.424.472255

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.7%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)72.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
ダイナシティ3,863百万円
不動産賃貸
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大都利美特(中国)投資有限公司(注)2
    中華人民共和国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大同利美特時装(上海)有限公司(注)2
    中華人民共和国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大同佳楽登(馬鞍山)有限公司(注)2
    中華人民共和国安徽省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Pontetorto S.p.A. (注)2、4、6
    イタリアトスカーナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ダイドーフォワード(注)2、6
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ブルックス ブラザーズ ジャパン(注)2、6
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権80.5%
  • 国内
    株式会社ジャパンブルー(注)2、6
    岡山県倉敷市 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    その他1社
    - · 連結子会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は325億円営業利益4億円前期と比べると増収で、売上が+13.6%。

売上高
+13.6%
325億円
営業利益
4億円
純利益
19億円
営業利益率
1.2%
前期比 +1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高400億円325億円
営業利益15億円4億円
純利益8億円19億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は97億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+36.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q8376
2024年1Q71−1−1.4−1
2024年2Q69−3−4.3−3
2024年3Q69−2−2.9−4
2024年4Q7811
2025年2Q137−5−3.6−2
2025年4Q14942.7−23
2026年2Q133−7−5.3−2
2026年4Q192115.721
2027年1Q9744.10

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は277億円から325億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は1.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月277114
2014年3月2600−18
2015年3月24511
2016年3月238−51
2017年3月214−14−15
2018年3月273−43
2019年3月2643−7
2020年3月236−4−15
2021年3月173−22−45
2022年3月246−16−35
2023年3月282−468
2024年3月287−33
2025年3月286−1−2−0.3−25
2026年3月325421.219

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高325億円のうち、営業利益として残るのは4億円1.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の5.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金48.0%156億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金50.8%165億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.2%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
52.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.6pt
1.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.6pt
5.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+12.1pt
17.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが4億円、投資CFが29億円で、差し引きのフリーCFは33億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は74億円で、売上の2.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月306−233642
2014年3月12−17−3−534
2015年3月1315−192845
2016年3月04−6444
2017年3月−8−1526−2345
2018年3月−98−9−135
2019年3月3−124−929
2020年3月1219−253135
2021年3月156−155777
2022年3月−51−20−455
2023年3月0102−24102136
2024年3月−19−7915−9854
2025年3月528−93379
2026年3月429−373374

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は369億円。このうち返さなくてよい自己資本が118億円で、自己資本比率は27.3%(業種中央値57.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月48725323451.6
2014年3月45622822849.7
2015年3月46423822650.9
2016年3月42421720750.8
2017年3月45919726240.9
2018年3月43118924242.4
2019年3月40316523839.2
2020年3月36814222637.2
2021年3月35410624826.9
2022年3月3187724121.6
2023年3月39814525334.4
2024年3月40914626333.7
2025年3月37412225230.5
2026年3月36911825127.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
74億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
18億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
59億円
在庫として抱えている分
負債合計
251億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率18 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り48社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率48社中44位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.6%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.2%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
27.3%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.6%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
6.8%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥733で、1年前と比べて-25.1%過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。

¥733-2.3%1ヶ月+0.5%1年-25.1%時価総額225億円
過去52週の値幅
安値¥660高値¥1,386

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.8倍
PER (会社予想)25.8倍
PBR2.25倍
配当利回り6.82%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で-1.1%と反落し732円。7/15に760円まで上昇したが、その後は徐々に下落。25日線(739円)を下回っており、短期トレンドは弱含み。52週高値(1386円)からは-47.2%と半値以下で、1年でも-21.7%と下落傾向が続く。RSIは44.8と中立圏だが、75日線(725円)近辺で下値支持が意識される。出来高は10万株超とやや増加。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは10.7倍と業界平均24.3倍を大幅に下回るが、PBRは1.97倍と平均0.99倍の約2倍。ROEは17.6%と高いが、配当性向102.9%は過剰配当の懸念があり、利回り6.83%は高水準。直近は赤字転落しており、収益力の悪化が続くとPBRはさらに割高になる可能性。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.8倍26.6倍
PER (予想)25.8倍
PBR2.25倍1.01倍
ROE17.6%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2026年3月期は増収増益予想、配当利回り6.83%と高配当。強気派は利益回復と安定配当を評価するが、弱気派は繊維市況の低迷や2025年3月期の赤字継続を懸念。

プラスに働く材料7
  • 2026年3月期増益予想

    営業利益率1.23%に改善、純利益19億円見込み

  • 高配当利回り

    配当利回り6.83%は投資家に魅力

  • 株価の割安感

    PER10.7倍、PBR1.97倍とバリュエーションは高くない

  • 純利益19億円と黒字転換決算発表後影響

    前期は25億円の純損失、今期は19億円の黒字。劇的な業績回復を実現した。

  • 配当利回り6.83%と高水準継続影響

    配当利回り6.83%は東証一部平均を大きく上回る。インカム需要を喚起する。

  • 営業損益が黒字化、売上高も14%増通年影響

    営業損益は-1億円から+4億円に転換。売上高も325億円と前期比+13.6%増。

  • ROE17.6%と資本効率が高い継続影響

    ROE17.6%は高水準。PBR1.97倍と適正評価だが、増益でPBR改善が見込める。

マイナスに働く材料7
  • 繊維市況の不振

    2025年3月期は営業赤字で、市況回復が課題

  • 利益率の低さ

    2026年予想も営業利益率1.2%と低水準

  • 配当の持続性

    利益減少で減配リスクがある

  • 営業利益率1.23%と極めて低い通年影響

    売上高325億円に対し営業利益4億円。コスト増や円高で簡単に赤字転落し得る。

  • 前期に25億円の赤字、業績不安定さ不定影響

    2025/3期は純損失25億円。赤字要因が再発すれば株価は急落し得る。

  • 株価が1年で21%下落、弱基調継続継続影響

    1年で株価は-21.7%と下落トレンド。上値を売りたい投資家が多い。

  • 外国人保有比率6.2%と低く需給脆弱継続影響

    外国人保有は6.2%と低位。海外資金の流入が限られ、国内需給に左右される。

次の決算で確かめる点
営業利益率
利益改善の度合いを確認
販売数量・金額
繊維製品の需要動向
配当性向
高配当の持続可能性を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から50.0%いまの株価に対する利回りは6.82%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
6.82%
いまの株価に対して
配当性向
102.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10
2018年3月100.014.4
2019年3月5−50.064.7
2020年3月3−50.0
2023年3月2−20.0134.0
2024年3月20.010.2
2025年3月1004900.0
2026年3月50−50.0102.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ40,836人。区分でいちばん多いのは個人・その他74.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.4%を占め、残る81.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他55.857.547.640.473.474.7
金融機関17.516.015.315.511.411.3
自己株式13.313.113.312.311.410.8
事業法人25.425.220.812.19.47.1
外国法人0.80.612.431.62.66.0
証券会社0.50.73.90.42.90.7
外国人個人0.10.10.00.00.30.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ソトー3.89
02NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)2.13
03三井住友海上火災保険株式会社2.10
04三井住友信託銀行株式会社2.09
05株式会社みずほ銀行2.05
06明治安田生命保険相互会社1.51
07UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.20
08BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.95
09ダイドーグループユニオン0.81
10ダイドーリミテッド取引先持株会0.69

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+552%、1株純資産は14期で−50%。直近期のROEは17.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月117401.561.2140.9
2014年3月−54669−7.6
2015年3月37020.4196.329.2
2016年3月36400.4176.782.3
2017年3月−45557−7.6
2018年3月105391.845.614.4
2019年3月−21487−4.064.7
2020年3月−45421−9.9
2021年3月−139291−38.9
2022年3月−108210−43.3
2023年3月20744265.81.3134.0
2024年3月105122.159.810.2
2025年3月−92419−19.7
2026年3月6936817.610.1102.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額106百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山田政弘代表取締役 会長グループCEO49
成瀬功一郎代表取締役 社長執行役員グループCOO56
白子田圭一取締役上席 執行役員グループCFO586,000
今井和俊取締役 執行役員618,600
久保木大世取締役66
大澤道雄取締役70
城戸真亜子取締役65
内藤清和常勤監査役638,100
武田昌邦監査役70
嶋田智子監査役48

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)455126817
社外取締役729294
監査役2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容349字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループが営む主な事業内容と、事業を構成している㈱ダイドーリミテッド(以下「当社」という。)及び関係会社の当該事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 『衣料事業』 事業者向けの衣料用繊維素材及び消費者向けの紳士・婦人衣料製品等の製造販売を行っております。 『不動産賃貸事業』 ショッピングセンター店舗・事務所用ビルの賃貸等を行っております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 当社グループの状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,903字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、毛織物・手編毛糸・スポーツ向け素材・紳士衣料品・婦人衣料品及び不動産賃貸と取扱品目・顧客は各部門により異なっておりますが、「お客様第一」「品質本位」の基本理念を共有して事業運営に当たっております。 原料から製品まで高い品質を追求してものづくりを進めるとともに、販売環境の整備やサービス力の向上に注力してお客様の高い評価と信頼を得ることにより、企業価値を増大させることが、株主・顧客・取引先・社員等各ステークホルダー(関係各位)の利益につながるものと認識し経営の基本理念としております。 (2) 目標とする経営指標 主な経営指標として「自己資本利益率(ROE)」を活用しております。株主資本の投資効率の向上をめざし企業価値の増大をはかるため、2029年3月期に至る3年間の第2次中期経営計画「進化と飛躍」においては2029年3月期にROE20%の達成を目標としております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、綿織物の製造を祖業としながら毛織物の製造や衣料製品の製造小売、工場跡地を活用した不動産賃貸事業に至るまで、時流に応じて事業領域およびビジネスモデルを進化させることで環境の変化に適応してまいりました。 国内を含むグローバル市場をターゲットに事業/ブランドを展開し成長させる「グローバルブランドビジネス プラットフォーマー」を目指すべきビジョンとして掲げ、高成長・高収益な企業グループを実現することで、2029年の創業150年、そしてさらに先の50年においても社会の公器として価値を創出し続けられるよう、進化と飛躍を続けてまいります。 (4) 会社の対処すべき課題 当社グループは、1879年の創業以来、「お客様第一」「品質本位」の経営理念のもと、顧客の皆様に高品質な衣料品を適切な価格で提供しながら、中長期の視点で利益を生み出せる企業グループへの進化に取り組んでまいりました。 現在、2029年3月期に至る3ヵ年の第2次中期経営計画「進化と飛躍」に取り組んでおります。 計画の詳細につきましては、当社ホームページに記載しております。 (https://www.daidoh-limited.com/pdf/2026/20260227_03.pdf) あわせてご高覧くださいますようお願い申し上げます。 〔2026年2月27日公表 第2次中期経営計画「進化と飛躍」について〕 第2次中期経営計画においては中長期的に目指すべき姿を明確にするとともに、第1次中期経営計画の目標は据え置いたまま、新たに2029年3月期の目標を設定いたしました。 <中長期的に目指すべき姿> 国内を含むグローバル市場をターゲットに事業/ブランドを展開し成長させる「グローバルブランドビジネス プラットフォーマー」へと進化を遂げ、グローバル市場で飛躍的な成長を実現する。 第2次中期経営計画(2029年3月期)の連結業績目標 売上高650億円 営業利益40億円 ROE20% 成長による企業価値向上=株価向上を重視し、積極的な投資を含めた必要な施策を断行します。第2次中期経営計画においても、第1次中期経営計画から一貫して以下の4点における課題解決を進めています。 I. 事業ポートフォリオの再構築 ① 事業の特性・状況に応じて施策を実施することで成長を加速するとともに利益率を改善します。事業別の現状と方針は以下の通りです。 ・ジャパンブルー アパレル事業はブランド軸経営を推進しグローバル展開を加速し、テキスタイル事業はコンバーター型からメーカー型へ転換し高付加価値を図ります。 ・ブルックス ブラザーズ Women's層の新規顧客獲得・育成により成長を加速すべく、プロモーション強化、新規出店拡大、商品カテゴリ開発を積極的に推進します。 ・ポンテトルト 取引先在庫調整の影響で一時的に業績が停滞していましたが、商品戦略の強化と営業エリア拡大及び営業力の強化を実施します。 ・ニューヨーカー ブランドライフサイクルの後期にあり、ブランド価値が漸減しているため、3年間の時間をかけてリブランディングによる再興を行ないます。 ・ダイナシティ 高利益率な事業であるダイナシティは継続保有を基本方針としつつ、資本効率の向上を念頭に保有資産の有効活用の在り方については引き続き検討を行ってまいります。 高付加価値テナントの誘致により収益ポテンシャルの最大化を図ります。 ② 当社グループの事業・機能を補完する企業・事業のM&Aにより、さらなる非連続的な成長を目指します。 ③ 中期経営計画期間中のキャピタルアロケーションを明確にし、3年間で86億円をM&Aに投下するとともに、グループ全体で70億円の営業キャッシュ・フローを稼ぎ出します。 ④ インカムゲインを重視した株主還元方針から、キャピタルゲインによる中長期的な株主価値の最大化に方針を転換します。 ⑤ 株主優待商品の進呈を廃止してコスト削減を図るとともに、株主優待券の利便性を向上させ、ブランド認知度の向上を図ります。 II. 個別事業の構造改革 ブルックス ブラザーズやポンテトルト、ジャパンブルー等の個別事業を儲かる構造に磨きこみ、ニューヨーカーのようなプロダクトライフサイクルの衰退期に入った事業/ブランドを再構築することで儲かる構造へと転換します。 Ⅲ. グループプラットフォーム機能強化 付加価値の高い事業/ブランドを創出し、グローバルに成長していくためのケイパビリティ、インフラ、基盤を構築し強化します。 Ⅳ. 人材強化 グローバル成長を実現するうえで必要とされる経営人材、実務スペシャリスト人材を確保/処遇し、高成長を実現する組織体制を構築します。 CSR(企業の社会的責任)とコンプライアンス(法令遵守)につきましては、法令の遵守に基づく企業倫理の重要性を認識するとともに、「お客様第一」「品質本位」の経営理念を通じて、企業価値の最大化を実現するために、的確かつ迅速に経営されるべきと考えております。その実現のために、株主の皆様やお客様をはじめ、お取引先・社員等の各ステークホルダー(関係各位)との良好な関係を築くとともに、株主総会・取締役会・監査役会・会計監査人など、法律上の機能制度の一層の強化・改善を行ない、コーポレート・ガバナンス(企業統治)を充実させてまいります。 なお、当社ホームページ(https://www.daidoh-limited.com/)において株主及び投資家の皆様への迅速かつ正確な情報の開示につとめるとともに、企業情報の共有化を進め、経営の透明性を高めてまいります。 また、2005年4月より施行されました個人情報保護法に関して、全役員及び全従業員に継続的な啓発を行い、必要な措置をとっております。
事業等のリスク2,100字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 消費者の志向の変化にともなうリスク 当社グループは、衣料品の縫製工場と衣料用素材工場を保有しており、縫製工場は紳士向けスーツ・婦人向けジャケット等を中心に製造し、素材工場はコート用素材やスポーツウエア用素材を製造しております。また、衣料事業の小売部門は、ファッション商品に対する消費者ニーズをとらえ、各ブランドの特徴を活かした商品開発や、各販売チャネルに適した商品構成を実現するよう努めております。消費者の志向は多様化が進んでおり、購買行動の変化、他社との競合、シェアリングエコノミーの進展等により、衣料事業の収益が確保できない場合、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 気象状況・自然災害にともなうリスク 当社グループの衣料事業が取り扱う製品・商品は、気象状況が売上の変動に影響しやすいため、取扱商品の多品種化や販売チャネルの分散等の対応を行っておりますが、天候不順により売上低下が生じるおそれがあります。また、自然災害や感染症の発生等により、小売部門の店舗や小田原に保有する商業施設が営業時間短縮や臨時休業を余儀なくされた場合、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 海外事業にともなうリスク 当社グループは、中華人民共和国及びイタリアに連結子会社を保有し、事業活動を行っております。現地において天災やテロ・戦争・政変及び感染症が発生した場合、事業活動の継続が困難になる場合があります。また、経済情勢や為替レートの変動のリスクがあり、これらが当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 取引先に関するリスク 当社グループは、取引開始時に取引先の経営状況を把握し、定期的に状況を確認する体制を強化しておりますが、取引先の経営状況の急激な変化等により損失が発生するおそれがあり、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 品質に関するリスク 当社グループは、「お客様に対する商品の安全の保証と品質の保証の仕組みづくり・その仕組みの維持」を主な目的とした『ダイドーエンゲージメント』(ダイドーリミテッドグループのお客様へのお約束)を発足させ、サプライヤーの皆様と共にこの活動に取り組んでおりますが、製造物責任に関わる製品事故により、当社グループの社会的信頼及びブランドイメージの低下や費用負担が生じるおそれがあり、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 情報に関するリスク 当社グループは、情報システムのセキュリティを強化し、個人情報の保護に関する法令その他の規範等を全社員で遵守するとともに、個人情報保護体制の継続的な管理・改善に向けて、グループを挙げて取り組んでおりますが、情報システムへの不正アクセスによる情報流出等により、当社グループの社会的信頼の低下や費用負担が生じるおそれがあり、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) コンプライアンスに関するリスク 当社グループは、日常の業務遂行において関係法令・社内規程を遵守し、社会倫理に適合した行動を実践するための規範として企業行動規範を定めており、コンプライアンス委員会を設置し、事業活動を行う上で留意すべき法令や社会的規範を遵守し適正な業務執行を行えるよう、役員及び従業員の啓発や内部統制体制の整備を行っております。しかしながら、コンプライアンス上のリスクを完全には回避できない可能性があり、不正や違法行為に起因して問題が発生した場合、当社グループの社会的信頼及びブランドイメージの低下、損害賠償の費用負担等により、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 重要事象等について 当社は前連結会計年度末において重要な営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上している状況であり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりました。 しかしながら、当社グループは第1次中期経営計画に基づき、M&Aを含む事業ポートフォリオの再構築等の各種施策を着実に推進し、収益構造の改善に取り組んでまいりました。その結果、当連結会計年度において営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を計上するとともに、収益基盤の強化が進展しております。 これらの状況を踏まえ、当連結会計年度末において、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況は解消したものと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,932字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善がみられる一方で、不安定な国際情勢や米国の関税政策、食料品やエネルギーを中心とした物価上昇等により不透明な状況が続きました。 このような経営環境のなか、当社グループは「お客様第一」「品質本位」の経営理念を基に、2029年3月期に至る3ヵ年の第2次中期経営計画の達成に向けて、経営改革に取り組んでおります。 当連結会計年度においては、前期に引き続き事業ポートフォリオの再構築の一環として株式会社ジャパンブルーの取得やオフィスビルの売却、政策保有株式の一部縮減等を実施いたしました。また、既存事業の注力事業として位置づけるブルックス ブラザーズやポンテトルトの売上高拡大に取り組むとともに、業績が低迷しているニューヨーカーの収益性改善に努めました。 以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は32,502百万円(前期比13.6%増)、営業利益は371百万円(前期は営業損失64百万円)、経常利益は177百万円(前期は経常損失233百万円)、投資有価証券売却益1,608百万円や法人税等調整額△1,626百万円等を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は1,893百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失2,483百万円)となり、13期ぶりの営業黒字化を達成するとともに第1次中期経営計画において2年目の利益目標として掲げた営業利益365百万円を達成いたしました。 資産は、前連結会計年度末に比べ455百万円減少し36,940百万円となり、負債は、前連結会計年度末に比べ64百万円減少し25,136百万円となり、純資産は、前連結会計年度末に比べ390百万円減少し11,804百万円となりました。 セグメントの業績は次の通りであります。 (衣料事業) 2025年8月に連結子会社化いたしました株式会社ジャパンブルーにつきましては、デニム製品ブランドである「MOMOTARO JEANS」及び「Japan Blue Jeans」が取得時の想定を上回るペースで成長を続けており、当連結会計年度は第3四半期連結会計期間から半期分の業績を取り込んだ結果、連結営業利益を大きく増加させる要因となりました。 「Brooks Brothers」につきましては、日本市場用の商品開発やコラボレーション企画の効果もあり確実に売上高を伸ばしておりますが、春夏シーズンにおける売上高確保に向けたセール販売の増加等により前期比で減益となりました。 「NEWYORKER」につきましては、アウトレット店舗を中心に前年比で大きく売上高を減少させる結果となり、年度末にかけて不採算店舗の大規模撤退を実施いたしました。なお、2026年3月には顧客拡大を図るためにアウトレット店舗とECを中心とした新レーベル「Park Slope NEWYORKER」の立ち上げを実施し、ご好評いただいております。 イタリアの衣料原料製造子会社「PONTETORTO」につきましては、市場環境の変化を受けて前期まで一時的に業績が停滞しておりましたが、当期につきましてはスポーツ衣料向けの部門を中心に、着実に回復基調がみられております。 以上の結果、売上高は29,265百万円(前期比15.7%増)、セグメント利益(営業利益)は759百万円(前期は営業損失37百万円)となり、衣料事業としては7期ぶりの営業黒字化を達成いたしました。 (不動産賃貸事業) 小田原のショッピングセンター「Dynacity」は誕生から25周年を迎え、引き続き当社グループにおける安定的な収益源としての機能を果たしております。 コーポレート・リアルエステート部門においては、資本効率の改善を目指して2025年3月に東京都千代田区のホテル物件を、2025年9月には東京都文京区所在のオフィスビルをそれぞれ売却したことにより減収減益となりました。不動産の譲渡対価につきましては、M&Aを含めた成長投資および当期の株主還元などに充てることで企業価値の最大化を図っております。 以上の結果、売上高は3,237百万円(前期比2.2%減)、セグメント利益(営業利益)は910百万円(前期比8.1%減)となりました。 (全社部門) 各報告セグメントに配分していない全社収益及び全社費用において、株式会社ジャパンブルーの取得にかかる取得関連費用228百万円を販売費及び一般管理費として計上いたしました。これらの費用は当連結会計年度に臨時的に発生した費用であり、翌連結会計年度には発生しない見込みとなっております。 以上の結果、セグメント利益(営業損失)は1,299百万円、(前期比27.6%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ440百万円減少し7,438百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益は906百万円となり、投資有価証券売却益1,472百万円がありましたが、棚卸資産の減少1,047百万円、減価償却費809百万円等により、423百万円の収入超過となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、連結子会社の取得による支出4,824百万円、有形固定資産の取得による支出612百万円等がありましたが、有形固定資産の売却による収入5,883百万円、投資有価証券の売却による収入2,912百万円等により、2,860百万円の収入超過となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出2,647百万円等により、3,711百万円の支出超過となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (a) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 衣料事業   6,044   △9.6 合計   6,044   △9.6 (注) 1.上記の金額は、販売価額によっております。 2.上記の金額は、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 (b) 受注状況 当社グループは主として見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 (c) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 衣料事業   29,265   +15.7 不動産賃貸事業   3,237   △2.2 合計   32,502   +13.6 (注) 上記の金額は、セグメント間取引の相殺消去後の数値であります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a) 財政状態の分析 当連結会計年度における総資産は36,940百万円(前連結会計年度末比455百万円減)となりました。 当連結会計年度における自己資本比率は27.3%となり、当連結会計年度における1株当たり純資産額は367円56銭となりました。また、自己資本利益率(ROE)は、17.6%(前連結会計年度は△19.7%)となりました。 (流動資産) 当連結会計年度における流動資産は21,033百万円(前連結会計年度末比1,296百万円増)となりました。その主な内容は、売掛金の増加1,072百万円や暗号資産の増加245百万円等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度における固定資産は15,906百万円(前連結会計年度末比1,752百万円減)となりました。その主な内容は,のれんの増加2,875百万円や商標権の増加1,691百万円等がありましたが、建物及び構築物の減少2,159百万円や土地の減少3,423百万円等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度における流動負債は18,922百万円(前連結会計年度末比4,982百万円増)となりました。その主な内容は、短期借入金の増加1,299百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加2,713百万円や未払法人税等の増加306百万円等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度における固定負債は6,213百万円(前連結会計年度末比5,046百万円減)となりました。その主な内容は、繰延税金負債の減少754百万円や、長期借入金の減少4,479百万円等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度における純資産は11,804百万円(前連結会計年度末比390百万円減)となりました。その主な内容は、非支配株主持分の増加989百万円や親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことに伴う利益剰余金の増加1,893百万円がありましたが、資本剰余金からの配当による減少2,829百万円やその他有価証券評価差額金の減少592百万円等によるものであります。 (b) 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は32,502百万円(前連結会計年度比13.6%増)となりました。 セグメント別の売上高につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (売上総利益) 衣料事業につきましては、株式会社ジャパンブルーの連結子会社化による売上高増加により、売上原価も増加いたしました。 不動産賃貸事業につきましては、減価償却費の減少等により、売上原価が減少いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における売上原価は15,636百万円(前連結会計年度比19.3%増)となり、売上総利益は16,866百万円(前連結会計年度比8.8%増)となりました。また、売上総利益率は前連結会計年度に比べ2.3ポイント低下し、51.9%となりました。 (営業利益) 衣料事業につきましては、減価償却費の減少がありましたが、社員賞与等が増加したことにより販売費及び一般管理費は増加いたしました。 不動産賃貸事業につきましては、前連結会計年度と比べ大きな増減はなく、販売費及び一般管理費は横ばいとなりました。 以上の結果、当連結会計年度における販売費及び一般管理費は16,495百万円(前連結会計年度比6.0%増)となり、営業利益は371百万円(前連結会計年度は営業損失64百万円)となりました。 (経常利益) 営業外収支は、受取手数料の減少、埋蔵文化材発掘調査費の増加等により費用増加となりました。 以上の結果、当連結会計年度における経常利益は177百万円(前連結会計年度は経常損失233百万円)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 特別損益は、固定資産売却損や解約違約金の増加がありましたが、政策保有株式を売却したことによる投資有価証券売却益の収益増加等により、前連結会計年度に比べ収益増加となりました。 以上の結果、当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は906百万円(前連結会計年度は税金等調整前当期純損失3,340百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,893百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失2,483百万円)となりました。 なお、今後の見通しにつきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 また、当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。 当社グループの運転資金需要は、主に衣料事業における原材料の仕入や製造経費、販売費及び一般管理費等であり、投資を目的とした資金需要は、主に保有する不動産への設備投資等によるものであります。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は13,848百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は7,438百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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