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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

イチカワ

ICHIKAWA CO., LTD.3513 · Standard · 繊維製品

抄紙用フェルト・ベルトで世界トップクラスのシェアを誇る老舗。抄紙機のプレス工程を支える脱水器材を世界に供給する。

概要

イチカワは1918年創業の繊維製品メーカーで、抄紙用具(紙を製造する工程で使用するフェルトやベルト)を主力とする。連結売上高は約148億円(2026年3月期)、従業員639名。東京証券取引所に1951年上場。紙パルプ業界向けの工業用繊維製品を製造・販売し、国内外に販売網を展開する。

抄紙用具関連事業が売上の大半を占める二本柱

当社の事業は抄紙用具関連事業と工業用事業の二部門から成る。抄紙用具関連事業は、紙を製造する抄紙機で使用するフェルトやベルトを中心とし、連結売上高の約97%を占める(2026年3月期)。内訳は日本、北米、欧州、中国、タイの各地域で販売され、日本国内の売上高は約84億円、北米約21億円、欧州約28億円。工業用事業は工業用フェルトや関連仕入品で約5億円と小規模だが、安定した需要がある。

国内生産・グローバル販売の体制

製造は日本国内の工房(旧市川工場、柏工場、友部工場、岩間工場)で行われ、抄紙用具関連事業の生産高は約76億円(2026年3月期)。海外には米国、欧州、中国、タイに販売子会社を持ち、各地域の市場に合わせた営業活動を展開する。連結子会社には加工を担う(有)アイケー加工や、物流・荷役を担う(株)アイケーサービスがあり、国内グループで一貫した体制を構築する。

紙パルプ業界の構造変化に対応する経営課題

主要顧客である紙パルプ業界は、デジタル化による新聞用紙・印刷情報用紙の需要減少が続き、国内市場は縮小傾向にある。一方、アジアを中心に板紙や衛生用紙の需要は拡大しており、競争は激化している。当社は中期経営計画「NE-27」を策定し、収益力向上と成長戦略の実効性を重視。国内での安定収益確保と、海外での販売拡大と収益性の両立を掲げる。

堅実な財務体質と安定配当

2026年3月期の連結総資産は約321億円、自己資本比率は約75%と高い。純資産は約241億円で、有利子負債は少なく財務体質は堅調。当期純利益は約12億円と前期比50%増加。配当は安定しており、2026年3月期の1株当たり配当金は77円(前期比7円増)。キャッシュ・フローも営業活動で18億円の収入を確保し、投資活動(設備投資など)に充てている。

業界の中での役割は抄紙機用のフェルト・ベルトを中心とした産業用織物の専門メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
148億円
営業利益
16億円
営業利益率
10.8%
純利益
12億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2018/3
事業売上構成比利益利益率
日本88億円70.4%19億円21.6%
欧州15億円12.0%1億円6.7%
北米12億円9.6%1億円8.3%
中国5億円4.0%0億円0.0%
工業用 事業5億円4.0%1億円20.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01紙・パルプ(抄紙用具)主力

抄紙機で使用するプレスフェルトやシュープレスベルト、スレート用フェルトなどを製造・販売。世界の製紙会社に供給しており、海外子会社を通じてグローバルに販売網を持つ。

世界トップクラスのシェア

主な製品・サービス3
抄紙用フェルト
抄紙機のプレス工程で紙から水分を搾り取るためのフェルト。紙の表面性や脱水効率に影響する。
抄紙用ベルト
シュープレスなどの最新プレス方式で使用されるベルト。高圧プレスを可能にし、脱水効率を向上させる。
スレート用フェルト
建築材料のスレート板を製造する際に使用するフェルト。

02工業準主力

工業用フェルトおよび工業用関連仕入品を製造・販売。多様な産業分野で使用される。

主な製品・サービス1
工業用フェルト
羊毛や化学繊維から作られるフェルトで、緩衝材、シール材、濾過材などに使用される。

製品と技術

抄紙用フェルト 紙の品質を左右する定番製品

抄紙用フェルトは、紙を製造する抄紙機のプレス部で使用される繊維製品で、紙の水分を除去し、紙質を均一にする役割を担う。当社は1950年にナイロン混紡フェルトを開発して以来、独自のニードルパンチ技術や織り技術で高品質なフェルトを供給する。2026年3月期の日本国内販売数量は減少したものの、北米や欧州では受注回復により増加している。

抄紙用ベルト 成長を牽引する高付加価値製品

抄紙用ベルトは、シュープレス工程などで使用されるエンドレスベルトで、抄紙機の高速化・高効率化に貢献する。当社は1988年にシュープレス用ベルト第1号を輸出し、その後、衛生用紙向けベルトで世界的な評価を得ている。2026年3月期には新たな生産設備を稼働し、生産能力を向上。欧州やタイでの受注増により販売数量が増加した。

工業用フェルト 多様な産業を支える機能素材

工業用フェルトは、機械の防振・防音・シール・フィルターなど幅広い用途に使われる繊維製品。当社は1964年にニードルフェルト製造を開始し、その後も工業用関連の仕入品も取り扱う。2026年3月期は輸出向け販売数量が増加し、売上高は約4.8億円(前期比7.8%増)。セグメント利益は約18百万円と前期比約1.5倍に拡大した。

撤退した製品群 植毛カーペットとプラスチックカンバス

1953年に販売を開始した植毛カーペット「イチロン」は、当時の新製品であったが、1986年にインテリア事業部門を撤収し製造を終了。1973年から販売していた紙・パルプ用プラスチックカンバスも、1993年に事業撤収した。これらの撤退は、抄紙用具関連事業への経営資源集中を目的とした選択であり、現在の事業構造の礎となった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 紙・パルプ(抄紙用具)世界トップクラスのシェア

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

産業用フェルトで国内首位、成長持続

イチカワは製紙用フェルトなど産業用繊維製品で国内トップシェアを誇る。同業の片倉工業やグンゼは幅広い繊維事業を展開するが、イチカワは特定のニッチ分野に集中。倉敷紡績も産業資材を手掛けるが、製紙用フェルトではイチカワが優位。売上高は136億円から148億円へ増加傾向で、営業利益率も7.91%から10.81%へ改善。紙需要の減少が懸念されるが、海外展開や新用途開拓で成長を続けている。

強み

  • 製紙用フェルトで国内トップ、業界内でのブランド力
  • 営業利益率が改善傾向、コスト管理と高付加価値化が奏功
  • 長年の研究開発で高品質な製品を提供、顧客満足度高い
  • 売上拡大と利益率向上を両立、堅調な業績推移

課題

  • デジタル化で製紙業界の需要が長期的に縮小するリスク
  • アジア勢の低価格品に対抗するための差別化が必要
  • 紙以外の分野での事業拡大が課題、まだ依存度高い

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字がイチカワ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13205ダイドーリミテッド225億円10.8倍
28029ルックホールディングス209億円10.8倍
33512日本フエルト189億円32.5倍
43529アツギ184億円
53501SUMINOE181億円
63513イチカワ164億円12.0倍
78011三陽商会151億円11.3倍
83551ダイニック138億円5.3倍
93109シキボウ137億円14.2倍
10325ATENTIAL133億円33.0倍
118127ヤマトインターナショナル115億円75.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

東京毛布として創業、日本フェルトと合併

1918年11月、当社の前身である東京毛布(株)が、のちの市川工場の地に設立された。1942年10月には日本フエルト(株)と合併し、同社の市川工場となる。戦時統合の流れの中で企業規模が拡大したが、1949年11月、企業再建整備法により日本フエルトから分離し、市川毛織(株)として再出発した。この分離が現在の企業体の出発点となる。

ナイロン混紡フェルトの開発と上場

1950年5月、ナイロン混紡フエルトを開発。合成繊維を活用した高機能フェルトの先駆けとなる。1951年5月には東京証券取引所に株式を上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。1953年12月には植毛カーペット「イチロン」の製造販売を開始し、家庭用・業務用のインテリア分野に進出した。

工場新設と事業基盤の拡充(1960年代)

1960年8月に子会社・友部工業(株)を設立し、生産拠点の拡大を図る。1964年7月には柏工場を新設、ニードルフエルトの製造を開始する。ニードルフェルトは機械的に繊維を絡める不織布技術で、のちの抄紙用フェルトの基盤技術となる。また、1965年5月にはフェルト用洗剤の製造販売を開始し、関連消耗品事業にも進出した。

買収と子会社網の形成(1970年代)

1970年7月、鐘淵紡績(株)練馬工場のフェルト事業部門を買収し、生産能力を拡大。1973年4月には紙・パルプ用プラスチックカンバスの販売を開始し、抄紙関連の製品ラインを拡充した。1974年10月には友部工業を吸収合併し友部工場とし、1975年4月には販売部門を分離して市川毛織商事(株)を設立するなど、グループの再編を進めた。

海外販売会社の設立と新事業への着手(1980年代)

1984年11月、米国現地法人イチカワ・アメリカ・インコーポレーテッドを設立し、直接販売体制を構築。1986年5月にはインテリア事業部門を撤収し、抄紙用具への集中を図る。1988年4月にはシュープレス用ベルト第1号を米国に輸出し、高付加価値製品のグローバル展開を開始した。1991年5月には米国子会社をイチカワ・ノース・アメリカ・コーポレーションに商号変更。

事業の選択と集中 1990年代の再編

1993年4月、販売子会社の市川毛織商事を吸収合併し、販売機能を一元化。同年9月には紙・パルプ用プラスチックカンバス事業を撤収し、不採算部門から撤退した。1994年4月には3つの加工子会社を合併し(有)アイケー加工を設立、製造工程の効率化を図る。1996年4月には岩間工場を新設し、生産能力を増強した。

年表31件を開く

1910年代

  • 1918年11月創業市川毛織の前身・東京毛布(株)が当社旧市川工場の地に設立される。

1940年代

  • 1942年10月M&A日本フエルト(株)と合併し、日本フエルト(株)市川工場となる。
  • 1949年11月創業企業再建整備法により日本フエルト(株)から分離し、市川毛織(株)設立(本社:千葉県市川市)。

1950年代

  • 1950年5月ナイロン混紡フエルトを開発。
  • 1951年5月上場東京証券取引所に株式を上場。
  • 1953年12月植毛カーペット(イチロン)の製造販売を開始。

1960年代

  • 1960年8月子会社・友部工業(株)を設立。
  • 1961年12月子会社・(株)イチロンサービスを設立。
  • 1963年11月本社を千葉県市川市から東京都文京区(現在地)に移転。
  • 1964年7月柏工場(千葉県柏市)を新設、ニードルフエルトの製造を開始。
  • 1965年5月フエルト用洗剤の製造販売を開始。
  • 1968年4月子会社・(有)市毛加工を設立。

1970年代

  • 1970年7月M&A鐘淵紡績(株)練馬工場のフエルト事業部門を買収。
  • 1971年5月環境保全用機器装置類及び高分子凝集剤の製造販売を開始。
  • 1973年4月紙・パルプ用プラスチックカンバスの販売を開始。
  • 1974年10月M&A友部工業(株)を吸収合併し、友部工場(茨城県笠間市)とする。
  • 1975年4月M&A当社の販売部門を基に、フエルト販売代理店を合併し、子会社・市川毛織商事(株)を設立。
  • 1975年10月子会社・(有)柏加工を設立。
  • 1976年1月子会社・(有)友部加工を設立。
  • 1977年3月子会社・市毛不動産(株)を設立。

1980年代

  • 1982年12月子会社・(株)アイケー配送センターを設立。
  • 1984年11月創業市川毛織商事(株)全額出資により、米国現地法人、イチカワ・アメリカ・インコーポレーテッドを設立。
  • 1986年5月インテリア事業部門を撤収。
  • 1986年6月M&A(株)アイケー配送センターと(株)イチロンサービスを合併して、(株)アイケーサービス(現・連結子会社)を設立。
  • 1988年4月シュープレス用ベルト第1号を米国に輸出。
  • 1988年10月第1回物上担保附転換社債40億円発行。

1990年代

  • 1991年5月商号変更イチカワ・アメリカ・インコーポレーテッドをイチカワ・ノース・アメリカ・コーポレーション(現・連結子会社)に商号変更。
  • 1993年4月M&A市川毛織商事(株)を吸収合併。
  • 1993年9月紙・パルプ用プラスチックカンバス事業を撤収。
  • 1994年4月M&A(有)市毛加工と(有)柏加工ならびに(有)友部加工を合併して、(有)アイケー加工(現・連結子会社)を設立。
  • 1996年4月岩間工場(茨城県笠間市)を新設。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    市場問わず安定収益の確保

    国内市場では構造的需要減少に対応し、製造コスト削減や生産効率向上、顧客課題に即した高付加価値製品提案により収益性を確保。これを成長投資のための安定キャッシュ創出基盤と位置づける。

  2. 02

    グローバル市場での販売拡大と収益性両立

    アジア中心に成長機会を捉えつつ、製品ミックス改善や価格競争力強化により収益力向上。地域特性に応じた営業・供給体制の最適化を進め、中長期成長の事業基盤を構築する。

  3. 03

    研究開発力と事業基盤の強化

    大学・外部機関との連携による技術力高度化、DX活用による生産・業務プロセス高度化を推進。コスト削減に留まらず、新製品・新用途創出を見据えた競争優位確立を目指す。

  4. 04

    環境・社会課題対応による企業価値向上

    SDGsを含む環境・社会課題への対応を経営の重要課題と位置づけ、製品・技術を通じた環境負荷低減に貢献。収益性・資本効率改善と両立させ、持続可能な企業価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で639人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は630万円で、9期前と比べて+11.6%平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は23.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月662
2018年3月681
2019年3月56442.020.6694
2020年3月56442.521.1701
2021年3月57242.921.5697
2022年3月56743.722.3692
2023年3月60044.322.9687
2024年3月60444.623.3673
2025年3月61045.424.0660167
2026年3月63043.623.7639250

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率63.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 1 / 海外 3、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
岩間工場 — 茨城県笠間市5,868百万円
抄紙用具関連事業 工業用事業
柏工場 — 千葉県柏市2,289百万円
抄紙用具関連事業 工業用事業
その他 — 注1310百万円
全社業務
本社 — 東京都文京区161百万円
全社業務
本社 — ドイツ デュッセルドルフ市95百万円
抄紙用具関連事業 工業用事業
本社 — アメリカ ジョージア州ピーチツリーコーナーズ市63百万円
抄紙用具関連事業 工業用事業
本社 — タイ王国バンコク市21百万円
抄紙用具関連事業 工業用事業
本社 — 中国 上海市10百万円
抄紙用具関連事業 工業用事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    イチカワ・ノース・アメリカ・コーポレーション
    アメリカ・ジョージア州 ピーチツリーコーナーズ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    イチカワ・ヨーロッパ GmbH
    ドイツ・デュッセルドルフ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    宜紙佳造紙脱水器材貿易(上海)有限公司
    中国・上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    イチカワ・アジア カンパニーリミテッド
    タイ王国・バンコク市 · 連結子会社
    議決権49.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は148億円営業利益16億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.5%、利益が+45.5%。

売上高
+6.5%
148億円
営業利益
+45.5%
16億円
純利益
+50.0%
12億円
営業利益率
10.8%
前期比 +2.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高147億円148億円
営業利益13億円16億円
純利益9億円12億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は39億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+21.9%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q331
2024年1Q3226.32
2024年2Q37410.84
2024年3Q3239.42
2024年4Q352
2025年2Q6968.74
2025年4Q7057.14
2026年2Q72811.17
2026年4Q76810.55
2027年1Q39410.34

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は118億円から148億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は10.8%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月11854
2014年3月12597
2015年3月12696
2016年3月12054
2017年3月11742
2018年3月12473
2019年3月12464
2020年3月11954
2021年3月11654
2022年3月12485
2023年3月133108
2024年3月1361210
2025年3月13911127.98
2026年3月148161610.812

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高148億円のうち、営業利益として残るのは16億円10.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は12億円、売上の8.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.7%81億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.1%52億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.8%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
45.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.9pt
10.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.9pt
8.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.5pt
5.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが19億円、投資CFが−26億円で、差し引きのフリーCFは−7億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は51億円で、売上の4.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月14−4−81023
2014年3月24−5−91933
2015年3月17−12−15524
2016年3月11−10−8117
2017年3月17−10−7716
2018年3月21−721432
2019年3月18−3−51542
2020年3月15−17−7−233
2021年3月17−10−4736
2022年3月16−5−41144
2023年3月17−1−41658
2024年3月20−5−71567
2025年3月14−11−6364
2026年3月19−26−7−751

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は321億円。このうち返さなくてよい自己資本が241億円で、自己資本比率は75.0%(業種中央値57.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2621748866.3
2014年3月2661818568.0
2015年3月2681848468.6
2016年3月2511767570.0
2017年3月2501816972.5
2018年3月2591877272.1
2019年3月2561847271.9
2020年3月2431786573.2
2021年3月2531856873.1
2022年3月2571886972.9
2023年3月2661957173.2
2024年3月2922147873.0
2025年3月2952237275.5
2026年3月3212418075.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
62億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
145億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
16億円
在庫として抱えている分
負債合計
80億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
92
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率22 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率48社中9位あたり、逆に低いのはROE48社中26位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.1%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.8%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
75.0%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
6.5%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,295で、1年前と比べて+78.5%過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。

¥3,295+0.9%1ヶ月-2.4%1年+78.5%時価総額164億円
過去52週の値幅
安値¥1,907高値¥4,285

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.0倍
PER (会社予想)15.4倍
PBR0.55倍
配当利回り3.03%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で+8.8%と堅調。25日線(3264.6円)を+4.6%上回る。52週高値4285円から-20.3%、52週安値1771円から+92.8%の上昇。7/13の出来高3,700株と低調だが、値幅大きく売買なし。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この会社の先行きについて、追い風になる材料と重しになる材料をそれぞれ並べている。

プラスに働く材料4
  • 2026年3月期営業利益16.0億円、前期比45%増2026年3月期影響

    営業利益は2025年11.3億円から増加、収益改善加速

  • 営業利益率10.81%と高水準、効率改善通年影響

    営業利益率は2025年7.91%から上昇、生産性向上が寄与

  • PBR0.59倍と割安、増配期待次回株主総会影響

    PBR1倍割れで自社株買い余地、配当利回り2.59%も下支え

  • 株価1年で95%上昇、モメンタム継続不定影響

    上昇トレンド続き、テクニカル面での買い材料

マイナスに働く材料4
  • 売上高148億円、成長鈍化リスク2026年3月期影響

    売上高は前期139億円から6.5%増だが、市場シェア頭打ち懸念

  • 繊維業界の需要減少継続影響

    国内市場縮小で値上げ難、コスト増が利益率圧迫リスク

  • ROE5.1%と低水準、資本効率改善遅れ継続影響

    ROE低く、PBR0.59倍の割安是正には時間がかかる

  • 外国人保有4.7%、需給脆弱性不定影響

    外国人売りが進めば需給悪化、株価調整リスク

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+12.5%いまの株価に対する利回りは3.03%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
3.03%
いまの株価に対して
配当性向
32.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月60135.1
2018年3月600.0164.2
2019年3月600.084.4
2020年3月658.381.4
2021年3月60−7.7159.4
2022年3月600.050.4
2023年3月7016.748.7
2024年3月700.029.2
2025年3月8014.345.4
2026年3月9012.532.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,083人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.1%を占め、残る65.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他49.049.952.256.059.658.8
事業法人25.225.224.624.224.421.6
金融機関21.420.819.213.910.112.5
自己株式6.26.26.28.511.412.0
外国法人3.42.72.93.94.04.6
証券会社1.01.41.12.01.92.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01王子ホールディングス株式会社8.33
02日本製紙株式会社4.01
03イチカワ従業員持株会3.68
04株式会社みずほ銀行3.52
05株式会社千葉銀行3.50
06株式会社日本カストディ銀行(信託E口)3.24
07眞嶋 洋2.66
08光通信KK投資事業有限責任組合2.48
09株式会社ナチュラリ2.40
10日本証券金融株式会社1.91

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-12
    株式会社DOE5パーセント
    新規の大量保有報告
    0.24%
    +0.16pt
  • 2026-05-08
    株式会社DOE5パーセント
    新規の大量保有報告
    0.08%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1567%、1株純資産は14期で+784%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月176472.610.733.3
2014年3月286754.29.925.8
2015年3月267673.611.435.2
2016年3月157402.017.769.5
2017年3月107621.330.4135.1
2018年3月733,9231.925.0164.2
2019年3月773,8762.017.884.4
2020年3月783,8832.017.781.4
2021年3月814,0402.017.4159.4
2022年3月1144,0962.812.250.4
2023年3月1824,2594.47.348.7
2024年3月2284,8545.08.429.2
2025年3月1825,2253.610.545.4
2026年3月2755,7205.113.132.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

21名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は21名。2026/3期の役員報酬は総額265百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
矢崎孝信代表取締役社長 兼社長執行役員6411,000
小堀渉取締役 技術統括 兼常務執行役員605,100
遠山宏幸取締役 総務統括 兼企画部・品質保証部担当 兼常務執行役員613,900
諸川正憲取締役 生産統括 兼新事業担当 兼常務執行役員638,900
吉村肇取締役 営業統括 兼宜紙佳造紙脱水器材貿易(上海)有限公司董事長634,000
長岡弘樹取締役733,200
本所良太取締役781,800
福田伊津子取締役64500
平間孝史監査役637,100
出縄正人監査役624,900
岡田貴子監査役602,600
ユッカ・レヒト専務執行役員 欧州統括62
残りの役員9名を開く
氏名役職年齢保有株数
小田浩之執行役員 生産本部長付623,400
池田岳志執行役員 経営監査部長616,800
岡田秀之執行役員 営業統括付 株式会社イチカワテクノファブリクス担当622,800
山﨑敦執行役員 総務部長62800
西村豊執行役員 技術本部長581,500
高村浩之執行役員 生産本部長 兼岩間工場長584,000
飯岡健樹執行役員 営業本部長 兼イチカワ・アジア・カンパニー・リミテッド社長56400
奈良場亘執行役員 海外営業技術部長 兼イチカワ・ノース・アメリカ・コーポレーション社長 兼イチカワ・ヨーロッパGmbH社長52200
西沢圭司執行役員 企画部長 兼新事業推進室長49200

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)784418621330
社外取締役536367
監査役1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容788字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社及び子会社7社(連結子会社7社)により構成され、抄紙用具関連事業、工業用事業の2部門に亘り、製造、販売に至る事業活動を展開しております。 事 業 区 分   製  品  区  分   製      造   販        売 抄紙用具 関連事業   抄紙用フエルト 抄紙用ベルト スレート用フエルト 等   当社織整・縫合工程は連結子会社である(有)アイケー加工に全面外注   当社 イチカワ・ノース・アメリカ・コーポレーション イチカワ・ヨーロッパGmbH 宜紙佳造紙脱水器材貿易(上海)有限公司 イチカワ・アジア・カンパニーリミテッド (株)イチカワテクノファブリクス その他の代理店 工業用事業   工業用フエルト 工業用関連仕入品 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連を図示すると次のとおりとなります。 連結子会社は次のとおりです。 連結子会社・   イチカワ・ノース・アメリカ・ コーポレーション   抄紙用具関連事業、工業用事業 製品の販売 ・   イチカワ・ヨーロッパGmbH   抄紙用具関連事業、工業用事業 製品の販売 ・   宜紙佳造紙脱水器材貿易(上海) 有限公司   抄紙用具関連事業、工業用事業 製品の販売 ・   イチカワ・アジア・カンパニー リミテッド   抄紙用具関連事業、工業用事業 製品の販売 ・   (株)イチカワテクノファブリクス   工業用事業製品の販売 ・   (有)アイケー加工   抄紙用具関連事業、工業用事業 製品の加工 ・   (株)アイケーサービス   当社製品の荷役・保管、 その他の当社委託業務 (注)当事業年度末日後、本書提出日までに以下の事象が発生しております。 2026年6月 当社は株式会社イチカワテクノファブリクスを吸収合併いたしました。
経営方針・対処すべき課題1,878字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 中期経営計画"NE-27"における対応方針 中期経営計画「New Enterprise 2027(略称:"NE-27")」を策定し、「新領域への挑戦の3年」をスローガンとして掲げております。 前中期経営計画"NE-24"においては、製造コスト削減やDXの推進等を通じた事業基盤の再構築に一定の成果が見られた一方、環境変化の影響もあり、計画した施策効果の全てを十分に発現させるには至りませんでした。 この反省を踏まえ、"NE-27"では、収益力の向上と成長戦略の実効性をより重視した経営を推進してまいります。 (2) 当社グループを取り巻く経営環境 ① 紙パルプ業界を中心とした事業環境の概況 紙パルプ業界においては、国内市場では紙のデジタル化の進展等を背景に、新聞用紙及び印刷情報用紙を中心として構造的な需要減少が継続しています。また、板紙についても、消費動向や景気動向の影響を受けやすく、需要の先行きは不透明な状況にあります。 一方、海外市場では、アジア地域を中心に板紙や衛生用紙の需要拡大が見込まれるものの、新規抄紙用具メーカーの参入や既存メーカー間の競争激化により、市場環境は一層厳しさを増しています。 ② 当社グループの事業運営への影響と経営環境認識 このような市場環境に加え、原材料価格やエネルギー価格の変動、為替動向、地政学的リスク等、当社グループの事業運営を取り巻く不確実性は引き続き高い状況にあります。 また、環境負荷低減や持続可能な社会の実現に向けた要請が強まる中、企業活動におけるサステナビリティへの対応は、当社グループにとっても経営上の重要課題となっています。 当社グループが中長期的に持続的成長を実現していくためには、こうした環境変化を的確に捉え、収益力及び競争力を一層強化するとともに、事業基盤の高度化を着実に進めていく必要があると認識しています。 (3) 主要な経営課題と重点的な取組み 上記の経営環境認識を踏まえると、当社グループにおいて重点的に対処すべき課題は以下のとおりであり、課題ごとに重点的な取組みを推進してまいります。 <主要な経営課題> ① 国内市場における構造的需要減少下での安定収益の確保 国内市場においては、引き続き需要減少による競争激化が見込まれることから、製造コスト削減や生産効率の向上に取組むとともに、顧客の操業条件や課題に即した新製品を中心とした付加価値の高い製品提案を強化し、収益性の確保を図ってまいります。 国内市場を当社グループの収益基盤として位置付け、成長投資を支える安定的なキャッシュ創出力の確保に重点的に取組んでまいります。 ② グローバル市場における、販売拡大と収益性の両立によるグローバル成長の実現 海外市場においては、アジア地域を中心とした成長機会を的確に捉えつつ、単なる販売数量の拡大だけではなく、製品ミックスの改善や価格競争力の強化を通じて、収益力の向上を目指してまいります。また、各地域の市場特性を踏まえた営業体制・供給体制の最適化を進めてまいります。 グローバル市場における成長機会の取り込みと収益性向上の両立を図り、中長期成長につながる事業基盤の構築を進めてまいります。 ③ 製品競争力・研究開発力を支える事業基盤の更なる強化 当社グループの競争優位の源泉である研究開発力と製品開発力を一層強化するため、社内資源の有効活用に加え、大学や外部機関との連携を積極的に進め、技術力の高度化を図ってまいります。また、DXを活用した生産・業務プロセスの高度化を通じ、持続的な競争力の確立を目指してまいります。 従来のコスト削減・効率化にとどまらず、新製品・新用途の創出を見据えた研究開発力及び事業基盤の強化を通じて、次の成長に向けた競争優位の確立を目指します。 ④ 環境・社会課題への対応を通じた中長期的な企業価値の向上 当社グループは、SDGsを含む環境・社会課題への対応を事業競争力及び企業価値向上につながる経営の重要課題と位置付け、製品・技術を通じた環境負荷低減への貢献を進めてまいります。あわせて、これらの取組みを収益性・資本効率の改善と両立させることで、持続可能な企業価値向上を図ってまいります。 当社グループは、これらの取組みを着実に実行することにより、「IK VISION2030」で掲げる、サステナブルな社会に貢献し、役職員、取引先、株主及び地域社会が高い満足度を持つ企業となることを目指してまいります。
事業等のリスク2,441字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 ① 紙・板紙の生産動向 当社グループは、抄紙用具の専門企業として、国内外の製紙会社に製品を販売しておりますが、数量・金額ともに大きなウエイトを占める主要な販売先は国内製紙会社であります。したがって、主力製品の抄紙用フエルトや抄紙用ベルトの需要は、国内紙パルプ業界の紙・板紙の生産動向に大きく影響を受けております。紙媒体からデジタル化への変化が加速し、国内の新聞用紙及び印刷情報用紙需要が減少するリスクがあります。海外市場におきましては、価格競争の激化等といった事業環境の変化により収益性が低下するリスクがあります。 当社グループは、当該リスクに対し、国内外のお客様が求める高い水準のニーズに応えるため、自社製品を最適な組み合わせでご提案、ご提供できるよう全社一丸となって取組んでまいります。また、お客様の抄紙機プレスパートの能力を最大化し、その提供を通じて、「省エネルギー、環境にやさしい紙づくり」に貢献いたします。 ② 原材料 当社グループの主要原材料は石油関連素材であり、原油価格の高騰及び石油化学工業の生産動向等により原料コストや調達面で影響を受ける可能性があります。 当社グループは、当該リスクに対し、原材料の市場変動に柔軟に対応するため代替原料の検討や原料調達先の見直し等を国内外を問わず進めております。また、主原料に限らず、副資材においても、同様の取組みを進めてまいります。なお、中東情勢を中心とする地政学的リスクについては継続的に注視してまいります。 ③ 為替相場 当社グループの海外売上高比率は前連結会計年度60.5%、当連結会計年度は63.4%となっており、為替変動のリスクを負っています。外貨建売掛金に対しては、先物為替予約により短期的な為替変動による影響を最小限にとどめる措置を講じていますが、中長期的に大幅な為替変動が発生した場合には、当社グループの業績、財務状況に影響する可能性があります。 また、在外連結子会社の現地通貨建の資産、負債及び収益、費用は決算時の為替レートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 当社グループは、当該リスクに対し、米ドルやユーロ等の主要通貨については、為替予約により短期的な影響を最小限にするとともに、海外メーカーから生産設備等を購入する際に支払う一時金を想定し、外貨売上高の収入の一部は外貨預金として保有しております。 ④ 金利 当社グループは、2026年3月末時点で、有利子負債882百万円を有しております。今後、金利上昇により、業績に影響が生じる可能性があります。また、将来の成長投資やM&Aに伴う資金調達においても、長期金利の動向が業績に影響を与える可能性があります。 一方で、当社グループは十分な手元資金も保有しており、これらの資産については、安全性及び流動性を確保しつつ、適切な運用を図ってまいります。 当社グループは、これらのリスクに対し、資金調達環境の動向を注視してまいります。 ⑤ 株価 当社グループは、2026年3月末時点で、主要な得意先や取引金融機関の株式など市場性のある株式を中心として投資有価証券を7,257百万円保有しており、これらの株価変動のリスクを負っています。同時点では5,592百万円の評価益を有しておりますが、今後の株価の動向次第でこの数字は変動します。 当社グループは当該リスクに対し、毎年、取締役会にて個別銘柄ごとに、保有目的、取引状況、当社のROEに与える影響、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を精査し、検証を行っております。その結果、保有意義が乏しいと判断された銘柄につきましては、当社事業への影響を考慮し、先方との協議を十分に重ねたうえで縮減してまいります。 ⑥ 自然災害等 地震・風水害など不測の自然災害が発生し、生産設備や交通手段等のインフラが大きな被害をうけた場合に、製造が休止あるいは遅滞することで、事業の遂行に多大な影響が及び、業績が確保できない可能性があります。 当社グループは当該リスクに対し、全社員が迅速かつ的確に対応し、人的被害並びに業務への影響を最小限にとどめるため、被害直後の復旧対応事項に関する手順を「事業継続計画書」に定めております。 ⑦ サイバーセキュリティリスク サイバー攻撃、不正アクセス又は情報漏えい等のサイバーセキュリティリスクが顕在化した場合には、基幹システムの停止、生産活動の遅延又は顧客情報の流出等により、当社グループの事業継続に支障を来すおそれがあります。また、復旧費用の発生、損害賠償責任の負担又は社会的信用の低下等を通じて、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、当該リスクに対し、情報セキュリティに関する社内規程の整備及び遵守、アクセス権限管理の徹底、外部専門ベンダーと連携したシステム監視・脆弱性対策の実施、従業員に対する情報セキュリティ教育・啓発等を通じて、サイバーセキュリティ対策の強化に取組んでおります。 また、サイバー攻撃等による情報システム停止時を想定した情報システム運用継続計画(IT-BCP)を策定し、対応手順の整備・定期的な見直しを通じて事業継続性確保とインシデント発生時の影響最小化に努めております。 ⑧ その他のリスク 世界的な景気の減速により、当社の事業活動に係る生産体制、物流体制、営業活動等に支障が生じた場合、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,692字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況は以下のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の回復やインバウンド需要の拡大、雇用・所得環境の改善等により景気の緩やかな回復基調が見られる一方、米国の関税政策、ウクライナ情勢の長期化、中東情勢の緊迫等不安定な国際情勢の中でエネルギー価格及び原材料価格の高騰や継続的な物価上昇等依然として先行きが不透明な状況が続いております。 当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界の動向について、国内では、紙のデジタル化が引き続き進んでいることから、新聞用紙及び印刷情報用紙の需要は縮小しつつあります。加えて、板紙等の需要も減少傾向が見られ、厳しい状況が続いております。一方海外では、アジア地域において通販市場の拡大に伴う板紙需要及び人口増加に伴う衛生用紙需要はあるものの、新聞用紙及び印刷情報用紙は国内と同様に需要の減少傾向が続くと見込んでおります。 当社では、早くから市場規模の大きな主要地域に進出し、グローバルな販売体制網構築による販売力強化でシェア拡大を目指してまいりました。コスト競争力を強化するべく抄紙用フエルトの生産体制の最適化に努めておりますが、品質面で世界的に評価されている衛生用紙向けベルトの積極的な拡販を指向し、ベルト生産体制の見直しにも着手したこと、加えて、当年度のベルト新生産設備稼働による生産能力の更なる向上により生産量が増加いたしました。 このような状況の中、国内抄紙用フエルトは需要減により販売数量は減少したものの、海外抄紙用フエルト及びベルトの増販に加え、為替が円安に推移した影響により、連結売上高は14,791百万円(前期比6.1%増)、連結営業利益は1,570百万円(前期比46.3%増)、連結経常利益は1,633百万円(前期比34.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,173百万円(前期比50.0%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 <抄紙用具関連事業> (日本) 内需につきましては、抄紙用フエルトは厳しい環境の中、積極的な受注活動推進をおこなったものの販売数量は減少いたしました。輸出につきましては、抄紙用ベルトは中国国内の一部顧客の商流を子会社からの販売に変更したため販売数量が減少いたしました。 これにより、売上高は8,361百万円(前期比5.8%減)、セグメント利益(営業利益)は2,964百万円(前期比8.8%増)となりました。 (北米) 抄紙用フエルトは、受注回復により販売数量が増加いたしました。抄紙用ベルトは、受注増により販売数量が増加いたしました。 これに加え為替影響により、売上高は2,072百万円(前期比25.3%増)、セグメント利益(営業利益)は83百万円(前期比211.6%増)となりました。 (欧州) 抄紙用フエルト及びベルトは、受注増により販売数量が増加いたしました。 これに加え為替影響により、売上高は2,799百万円(前期比22.3%増)、セグメント利益(営業利益)は180百万円(前期比29.9%増)となりました。 (中国) 抄紙用ベルトは中国国内の一部顧客の商流を子会社からの販売に変更したため販売数量が増加いたしました。 これに加え為替影響により、売上高は593百万円(前期比70.4%増)、セグメント利益(営業利益)は87百万円(前期比26.8%増)となりました。 (タイ) 抄紙用フエルト及びベルトは、大手顧客からの受注増により販売数量が増加いたしました。 これに加え為替影響により、売上高は484百万円(前期比44.3%増)、セグメント利益(営業利益)は19百万円(前期比6.6%減)となりました。 <工業用事業> 工業用フエルトは、輸出向けの販売数量が増加いたしました。 これにより、売上高は479百万円(前期比7.8%増)、セグメント利益(営業利益)は18百万円(前期比149.3%増)となりました。 当連結会計年度末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2,611百万円増加し、32,078百万円となりました。これは主として機械装置及び運搬具が359百万円、投資有価証券が1,574百万円増加したことによるものであります。 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ807百万円増加し、8,008百万円となりました。これは主として繰延税金負債が427百万円増加したことによるものであります。 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,804百万円増加し、24,070百万円となりました。これは主として利益剰余金が821百万円、その他有価証券評価差額金が1,056百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ1,242百万円減少し、5,125百万円(前年度末比19.5%減)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以下の通りであります。 <営業活動によるキャッシュ・フロー> 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益1,624百万円の計上、非資金費用である減価償却費972百万円の計上、法人税等の支払による支出425百万円などにより1,862百万円の収入(前期比461百万円の収入増)となりました。 <投資活動によるキャッシュ・フロー> 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出1,247百万円、定期預金の預入による支出1,000百万円などにより2,577百万円の支出(前期比1,457百万円の支出増)となりました。 <財務活動によるキャッシュ・フロー> 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払による支出351百万円、自己株式の取得による支出483百万円などにより734百万円の支出(前期比112百万円の支出増)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 抄紙用具 関連事業   日本   7,550   104.5 北米   -   - 欧州   -   - 中国   -   - タイ   -   - 工業用事業   309   107.1 合計   7,860   104.6 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、製造原価によっております。 2) 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 抄紙用具 関連事業   日本   7,975   92.9   2,715   86.6 北米   2,034   115.4   984   116.5 欧州   2,737   113.6   1,582   106.9 中国   694   587.0   184   157.6 タイ   511   169.8   103   140.5 工業用事業   477   102.9   255   92.3 合計   14,431   105.8   5,826   98.3 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 受注生産品以外に仕入商品があります。 3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 抄紙用具関連事業   日本   8,361   94.2 北米   2,072   125.3 欧州   2,799   122.3 中国   593   170.4 タイ   484   144.3 工業用事業   479   107.8 合計   14,791   106.1 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容等 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)経営成績等 a.売上高 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に対し6.1%増加し14,791百万円となりました。国内売上高は、紙のデジタル化に伴う紙需要の減少によりフエルト販売数量は減少し、前連結会計年度に対し1.7%減少の5,414百万円となりました。海外売上高は、フエルト及びベルトの増販に加え、為替が円安に推移したことにより、前連結会計年度に対し11.1%増加の9,376百万円となり、海外売上高比率は63.4%となりました。 b.売上原価、販売費及び一般管理費 当連結会計年度の売上原価は、ベルトの需要増に伴い生産体制を見直し、生産量が増加したことにより、前連結会計年度に対し137百万円増加し8,069百万円となりました。販売費及び一般管理費は、海外売上高の増加に伴う輸送費等の増加により、前連結会計年度に対し209百万円増加し5,151百万円となりました。 c.営業外損益 当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度に対し112百万円増加し327百万円となりました。営業外費用は前連結会計年度に対し192百万円増加し263百万円となりました。 d.親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に対し391百万円増加し1,173百万円となりました。また、1株当たり当期純利益金額は、前連結会計年度に対して93.92円増加し275.43円となりました。 2)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、2025年度から2027年度までの3年間を対象とする第8次中期経営計画(略称:“NE-27”)を策定し、事業活動を推進しております。初年度に当たる当連結会計年度の目標に対する実績は下記のとおりとなりました。 中期経営計画 2026年3月期 計画   2026年3月期 実績 連結売上高   13,400百万円   14,791百万円 連結売上高営業利益率   5.4%   10.6% 1株当たり当期純利益   131円45銭   275円43銭 “NE-27”策定時に対し、当連結会計年度では国内需要の減少による国内売上高の減少や原油価格の高騰による売上原価の増加などがある一方、当該計画策定時の想定為替レート(1USドル=135円、1ユーロ=150円)から円安ドル高が一層進んだことにより海外売上高が増加するなど状況が大きく変わりました。また、中東地域における紛争などの地政学リスクや円安基調の中においても大幅な為替変動リスクが残存しているなど、依然として先行き不透明な経営環境が今後も続く見通しであります。 このような見通しの中、当社グループは「新領域への挑戦の3年」を“NE-27”のスローガンとして掲げ、事業活動を進めておりますが、初年度は外部環境の影響を受けつつも計画を大きく上回る実績となりました。中期経営計画2年目に当たる翌連結会計年度につきましては、外部環境の変動リスクを想定しつつも “NE-27”で掲げた経営方針に基づき、「高品質かつ革新的な製品及びサービス」を「グローバル競争力のあるコスト」で提供することにより、利益の質向上に一層取組んでまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、製品売上等の営業活動により多くのキャッシュ・フローを得ており、現在及び将来にわたって必要な営業活動及び設備投資などに備えるために、自己資金のほか金融機関からの借入により資金調達を図っております。グループ会社の資金については必要に応じて当社より融資しております。また、グループ会社の金融機関からの借入について当社が債務保証を行っております。 これら営業活動及び財務活動により調達した資金については、事業運営上必要な流動性を確保することに努め、機動的かつ効率的に使用することで金融負債の縮小化を図っております。また、当社グループは、流動性を確保するため取引金融機関と当座貸越契約を締結しており、高水準で推移している現預金と併せ、中期経営計画で掲げた戦略投資を機動的に実施することが可能となっています。 今後とも入出金の厳格な管理により「営業活動によるキャッシュ・フロー」の拡大を目指し、財務体質の向上に努めてまいります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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