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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アクサスホールディングス

AXAS HOLDINGS CO.,LTD.3536 · Standard · 小売業

総合ライフスタイル企業。実店舗・EC・卸売・蒸溜所・不動産を束ね、生活全般の商材を多角的に供給する。

概要

アクサスホールディングスは、徳島県を地盤とする小売・卸売・不動産の総合ライフスタイル企業である。ドラッグストア「チャーリー」、生活雑貨「プラザアレックス」、スポーツ用品「アレックススポーツ」など多ブランドを展開し、調剤併設店舗やECも手掛ける。2025年8月期の連結売上高は121億円、従業員数135名。営業利益率は1.7%と低く、収益力改善が課題である。

5つのユニットで構成される小売事業

小売事業は、ヘルス&ビューティーケア、ライフスタイル、アスレ、ホームキーパー、アルコの5ユニットから成る。ヘルス&ビューティーケアではドラッグストアチャーリーやビューティーライフストアチャーリーを運営し、医薬品・化粧品・日用品を扱う。ライフスタイルユニットのプラザアレックスは生活雑貨・家具・アパレルを、アスレユニットのアレックススポーツは競技用品・アウトドア用品を展開する。ホームキーパーユニットの文具館チャーリーは万年筆やシステム手帳など文房具専門、アルコユニットはウイスキー専門店WHISKYを全国展開する。2025年8月末時点のグループ店舗数は37店舗である。

輸入卸売と蒸溜所事業で収益の多角化

卸売事業及び蒸溜所事業は、国内だけでなくアセアン諸国への販路拡大を進める。貿易事業本部では世界中から選んだ商品を全国のショップへ卸し、オリジナルブランドのビール・ワイン・ウイスキー・リキュールも展開する。六甲山蒸溜所では六甲の天然水を使ったピュアモルトウイスキーを製造し、高付加価値ブランドとして国内外に販売する。また、アジアンチーク材を加工したインテリアの輸入卸売や、サプリメント・化粧品のOEM製造も行う。これらは為替変動に左右されない収益基盤として位置づけられている。

安定収益を狙う不動産事業

不動産事業は、オフィスビル、複合商業施設、ロードサイド店舗等の賃貸を中心に、安定的な収益を確保する。保有施設の収益性を検討し、小売事業より不動産賃貸の方が合理的と判断した場合は事業転換を進める。2025年7月には神戸市中央区の一部物件を譲渡し、キャピタルゲインを得た。また、収益が見込める物件への投資も積極的に行い、グループの安定したキャッシュフロー創出に貢献している。

ECとグループ内連携で差別化

無店舗小売事業(EC)では、国内外の化粧品、香水、ウイスキー、生活雑貨を販売する。貿易事業部と連携し、川上から川下まで一貫した垂直連携により、店舗コンセプトに合わせたオリジナル商品を開発・販売している。グループ内のブランドをハイブリッド化した売場展開(例:化粧品×雑貨×食品酒類)も進め、他社にはない品揃えを実現している。こうした取り組みは、小売事業の差別化要因となっている。

業界の中での役割は小売・EC・卸売・製造・不動産を横断する複合型生活関連商社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
121億円
営業利益
2億円
営業利益率
1.7%
純利益
2億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/8
事業売上構成比利益利益率
小売事業74億円60.7%2億円2.7%
卸売事業41億円33.6%1億円2.4%
不動産事業7億円5.7%3億円42.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ドラッグストア・ビューティー主力

「ドラッグストアチャーリー」等で日用品・医薬品・化粧品・化粧雑貨を販売し、美と健康を内外両面からサポートする。店舗網を通じて地域の生活者に幅広い商品を提供している。

主な製品・サービス4
ドラッグストアチャーリー
日用品、医薬品、化粧品等を取り揃えたドラッグストア。健康と美容のニーズに応える。
ビューティーライフストアチャーリー
化粧品・化粧雑貨を強化したビューティー専門店。
アレックスコンフォート
快適な暮らしを提案する生活雑貨店。
&lulu
美容と健康に関連する商品を扱う店舗。

02ライフスタイル・雑貨準主力

「プラザアレックス」で生活雑貨・家具・アパレル等、洗練されたアイテムを提案。暮らしを豊かにする商品を幅広く提供する。

主な製品・サービス1
プラザアレックス
生活雑貨、家具、アパレル等を扱うライフスタイル提案型店舗。

03スポーツ・アウトドア準主力

「アレックススポーツ」で競技用品・アウトドア用品・カジュアルアイテムを、「アスリーツカジュアルアレックス」でアウトドアブランド中心のアパレル等を、「GoGoBIKE」で自転車を展開。登山・アウトドア専門店「好日山荘」のフランチャイズ運営も行う。

主な製品・サービス4
アレックススポーツ
競技者を強くするをテーマに、競技用品・アウトドア用品・カジュアルアイテムを豊富に揃える総合スポーツ店。
アスリーツカジュアルアレックス
アウトドアブランドを中心にアパレル・シューズ・バッグを展開する。
GoGoBIKE
低価格自転車から本格ロードバイクまでを品揃えする自転車専門店。
好日山荘(フランチャイズ)
登山・アウトドア用品を扱う専門店。顧客に合わせたサポートを提供する。

04EC・無店舗小売準主力

国内外の化粧品・香水・酒類・生活雑貨・キッチンツール等をECサイトで販売。実店舗とは異なる顧客層にアプローチする。

05卸売準主力

世界中から選び抜いた酒類・化粧品・ファッション雑貨等を全国のショップへ卸売。オリジナルブランドのビール・ワイン・ウイスキー・リキュールも展開。アジアンチーク材を加工したインテリア商品の輸入卸売も手掛ける。

主な製品・サービス2
オリジナルブランド飲料
自社で企画・輸入するビール・ワイン・ウイスキー・リキュール等。
チーク材インテリア
アジアンチーク材を加工した家具・内装材。工務店・内装業者・ホームセンター等へ卸売。

06文房具・オフィス副次

「文具館チャーリー」で国内外メーカーの万年筆やシステム手帳といったアナログ文房具から、ITオフィスやモバイル機器対応の周辺商材まで幅広く品揃えする。

主な製品・サービス1
文具館チャーリー
圧倒的な文房具の品揃えを誇る専門店。アナログ文房具からデジタル関連用品までを取り扱う。

07酒類・蒸溜所副次

国内外の定番からプレミアムウイスキーまでを取り揃える専門店を全国展開。六甲山蒸溜所ではウイスキーの製造・熟成・販売を行い、酒類カルチャーの発信地を目指す。

主な製品・サービス2
ウイスキー専門店
何種類ものウイスキー樽からの量り売りや試飲ができる専門店。
六甲山蒸溜所
ウイスキー類の製造・熟成・見学・試飲・販売を行う蒸溜所。

08OEM製造副次

サプリメント・化粧品の企画・デザインを手掛け、ファブレスでオリジナル製品やOEM生産を行う。

主な製品・サービス2
サプリメントOEM
健康食品を企画・製造し、他社ブランド向けに供給。
化粧品OEM
化粧品の企画・製造を行い、他社ブランド向けに供給。

09不動産副次

オフィスビル・複合商業施設・ロードサイド店舗等の不動産を賃貸し、安定的な収益を獲得する。

10保険その他

保険代理業を行う。

製品と技術

ドラッグストアチャーリーと調剤併設型店舗

ヘルス&ビューティーケアユニットの中核である「ドラッグストアチャーリー」は、医薬品、化粧品、日用品を取り扱う地域密着型店舗である。調剤薬局を併設する店舗もあり、医療ニーズに対応している。美容室専売品のヘアケア商品などのプレミアムカテゴリーに注力する一方、上位ブランドのメイク商品供給不足が課題となっている。グループ全体の売上高の約半分をこのユニットが占める。

プラザアレックスとアレックススポーツの専門性

ライフスタイルユニットの「プラザアレックス」は、生活雑貨、家具、アパレルなど洗練されたアイテムを提案する。アスレユニットの「アレックススポーツ」は競技者向けの用品からアウトドア用品まで幅広く扱い、「アスリーツカジュアルアレックス」ではアウトドアブランドのアパレル・シューズを展開。自転車専門店「GoGoBIKE」や登山用品のフランチャイズ「好日山荘」も運営する。スポーツバイクやパーツの販売が好調だが、店舗移転による一時休業の影響もあった。

ウイスキー専門店WHISKYと蒸溜所事業

アルコユニットでは、国内外の定番ウイスキーから入手困難なプレミアム商品までを取り揃え、量り売りや試飲も提供する「WHISKY」店舗を全国展開している。六甲山蒸溜所では、六甲山系の天然水を使用したピュアモルトウイスキーを製造し、高付加価値ブランドとして国内外に販売。樽からの量り売りも行う。ウイスキー市場の拡大を背景に、国内浸透とASEAN諸国への輸出拡大を進めている。

ECと貿易事業が支える独自商品

無店舗小売事業(EC)では、化粧品・香水・ウイスキー・生活雑貨を販売し、国内外の顧客にリーチする。貿易事業本部は世界中からレア商材を調達し、全国のショップへ卸売りする。グループ内の垂直連携を活かし、店舗のコンセプトに合わせたオリジナル商品(ビール・ワイン・リキュールなど)を貿易事業部と共同開発し、川下の店舗で販売する体制を強みとしている。

文具館チャーリーの品揃えとOEM事業

ホームキーパーユニットの「文具館チャーリー」は、国内外メーカーの万年筆、システム手帳、ITオフィス周辺機器など圧倒的な品揃えを誇る。一方、OEM製造事業では、子会社GIVERSを通じてサプリメントや化粧品の企画・デザイン・ファブレス生産を行い、グループ内で販売するほか、エステサロン業界への販路も持つ。超高密度刺繍ワッペンや立体シールなどの雑貨も好調である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

小型小売企業、収益改善途上

アクサスホールディングスは小売業に属し、売上高は111億円(2023年8月期)から121億円(2025年8月期予想)と緩やかに増加していますが、営業利益率は0%(2024年8月期)から1.65%(2025年8月期)と低水準です。同業のトライアルホールディングスがディスカウントストアで規模拡大中であるのに対し、アクサスは既存店舗の立て直しやコスト削減が急務です。まんだらけのような専門性の高い小売とも異なり、明確な競争優位性が見えにくいです。内需依存で海外展開はなく、国内消費低迷の影響を受けやすいです。

強み

  • 売上高は緩やかながら増加傾向にあり、一定程度の需要を確保している。
  • 営業利益率が改善傾向にあり、コスト管理の取り組みが奏功しつつある。
  • 小規模ゆえにM&Aや新規出店による成長余地が残されている。
  • 国内小売市場は大きく、一定の需要を取り込めるポジションにある。

課題

  • 営業利益率が極めて低く、競合と比較して収益力に課題。
  • 専門性や価格競争力で際立った特徴がなく、競合との差別化が困難。
  • 海外展開がなく、国内消費減少リスクに全面的にさらされている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がアクサスホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19835ジュンテンドー42億円
29969ショクブン42億円
33067東京一番フーズ42億円53.1倍
42747北雄ラッキー40億円36.5倍
53536アクサスホールディングス39億円12.9倍
63181買取王国39億円10.8倍
73133海帆39億円
8386Aみのや38億円22.3倍
93138富士山マガジンサービス38億円82.2倍
103224ゼネラル・オイスター37億円
113059ヒラキ37億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

売上高減少と低収益に苦しんだ2016~2020年

2016年8月期の売上高は142億円だったが、その後減少傾向が続いた。2019年8月期には133億円に落ち込み、当期純利益は0億円となった。2020年8月期には売上高125億円、純利益5億円と一時回復したものの、営業利益率は低水準であった。この期間は、地域密着型ドラッグストアを基盤としながらも、全国チェーンとの競争激化や消費者の節約志向の影響を受け、収益性の改善が課題となった。

コロナ禍を経た事業構造の見直し(2021~2023年)

2021年8月期の売上高は118億円、純利益2億円と低迷が続いた。2022年8月期113億円、2023年8月期111億円と売上高は減少し、純利益も2023年には0億円となった。この間、グループは小売事業の店舗網の再編や、EC・卸売事業の強化に着手した。特に、六甲山蒸溜所でのウイスキー製造開始や、オリジナル商品の開発を通じて、為替リスクに依存しない収益源の構築を模索した。

2024年の積極出店と新ブランド投入

2024年9月、徳島市にウイスキー専門店「山城WHISKY」をオープン。同年10月には長崎県初出店として「&lulu長崎スタジアムシティ」と「長崎S.C.WHISKY」を開業した。同年11月、神戸市のアレックススポーツブルメール舞多聞店を移転リニューアルし、北海道には「アレックスコンフォートラソラ札幌」を初出店。同年12月には六甲アイランドにアスリーツカジュアルアレックス店と自由が丘WHISKYを開業するなど、首都圏・北海道・九州へ商圏を拡大した。

2025年の店舗再編と不動産譲渡による変革

2025年1月、神戸市に「アレックスコンフォート六甲アイランド」をオープンする一方、クレフィ三宮店を閉店。同年4月、プラザアレックス日比谷シャンテを移転リニューアル、5月には東京・亀戸に新店舗を開業した。一方で、6月にサザンモール六甲店、8月に日比谷シャンテを閉店し、店舗数を37店に整理した。同年7月には、アクサスが神戸市中央区の不動産を譲渡し、キャピタルゲインを計上。事業ポートフォリオの見直しを加速した。

子会社買収によるグループ機能の強化

2024年10月、アクサス株式会社が化粧品・サプリメントのOEM製造を手掛ける株式会社GIVERSの全株式を取得し、連結子会社(孫会社)とした。これにより、グループ内で企画・生産機能を取り込み、オリジナル商品の展開による利益率向上を図った。また、GIVERSが持つエステサロン向け販売網へグループ商材を展開し、相互の売上拡大を目指している。M&Aによる事業基盤の強化は、今後の成長戦略の柱となっている。

物流内製化と自社物流センターの稼働

2024年8月に閉店したチャーリー藍住店(徳島県)を、同年10月に自社物流センターへ転換し、運用を開始した。これにより各店舗への配送やEC販売の物流業務を内製化し、長期的な物流コスト削減を狙う。物流の内製化は、小売事業の収益性改善における重要な施策の一つであり、グループ全体のオペレーション効率向上に寄与している。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    小売店舗のマルチブランド展開拡大

    京阪神エリアを中心に、北海道・首都圏・中部・近畿・九州へ出店地域を拡大。地域ニーズに合わせて保有ブランドをマルチ展開し、シェア獲得を目指す。

  2. 02

    卸売・蒸溜所の海外市場開拓

    円安に対応するため、ASEAN諸国を中心に海外市場を開拓し、為替変動に左右されない収益基盤を構築。六甲山蒸溜所のオリジナルウイスキーを国内外で拡販する。

  3. 03

    不動産の利活用と投資の最適化

    保有施設の収益性を比較し、不動産事業への転換が合理的な施設は転換。キャピタルゲインが見込める物件は販売用に仕入れ、確実に販売して収益を確保する。

  4. 04

    ITと顧客データの活用推進

    ECサイトの充実やスタンプカードアプリ、POSデータ、子会社のマーケティングデータを活用し、出店・商品・販売戦略を高度化する。

  5. 05

    M&Aによる成長と新規事業基盤獲得

    M&Aを成長エンジンと位置づけ、既存事業の成長や新たな事業基盤の獲得を積極的に検討する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で135人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は525万円で、9期前と比べて+27.9%平均年齢は48.0歳、平均勤続年数は11.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月234
2017年8月235
2018年8月231
2019年8月41045.67.8219
2020年8月42044.78.8206
2021年8月41246.49.9199
2022年8月45248.29.2175
2023年8月44647.010.4175
2024年8月44645.39.91410
2025年8月52548.011.3135148

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)45.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    ACサポート
    徳島県徳島市
    議決権100.0%
  • 国内
    ウォールデコ
    神戸市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ノースカンパニー
    札幌市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    ハイブリッジ
    札幌市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    アクサスリテール
    徳島県徳島市
    議決権100.0%
  • 国内
    GIVERS
    東京都渋谷区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は121億円営業利益2億円前期と比べると増収で、売上が+3.4%。

売上高
+3.4%
121億円
営業利益
2億円
純利益
2億円
営業利益率
1.7%
前期比 +1.7%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高132億円121億円
営業利益4億円2億円
純利益3億円2億円
1株あたり配当¥2¥2

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は31億円、営業利益は1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+3.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2800.00
2023年4Q26−1
2024年1Q2800.0−1
2024年2Q3200.00
2024年3Q3000.00
2024年4Q2700.01
2025年2Q6000.0−1
2025年4Q6123.33
2026年2Q6411.60
2026年3Q3113.23

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 10期分

2016年8月期からの10期で、売上は142億円から121億円へ85%に減った。直近期の営業利益率は1.7%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2016年8月1421−24
2017年8月14422
2018年8月14513
2019年8月13310
2020年8月12535
2021年8月11832
2022年8月11333
2023年8月11100
2024年8月1170−10.00
2025年8月121201.72

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高121億円のうち、営業利益として残るのは2億円1.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.4%90億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.0%29億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.7%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.0pt
1.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.8pt
1.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.9pt
10.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年8月期は営業CFが−12億円、投資CFが18億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は8億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年8月20−1328
2017年8月1−33−29
2018年8月−34−218
2019年8月0−1312−136
2020年8月9−2846−1933
2021年8月2−411−241
2022年8月−4−152−1924
2023年8月13−2−27118
2024年8月7−31413
2025年8月−1218−1168

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 10期分

2025年8月期の総資産は157億円。このうち返さなくてよい自己資本が22億円で、自己資本比率は14.0%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2016年8月10410949.8
2017年8月111139811.9
2018年8月109159413.9
2019年8月1221410811.6
2020年8月1721915310.9
2021年8月1852016510.9
2022年8月1892216711.5
2023年8月1762115511.8
2024年8月1662014612.2
2025年8月1572213514.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
8億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
48億円
在庫として抱えている分
負債合計
135億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
32
/ 100
安定性自己資本比率9 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中124位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中304位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.5%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.6%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
14.0%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥128で、1年前と比べて-0.8%過去52週の値幅のなかでは5%の位置にある。

¥128+0.0%1ヶ月+0.0%1年-0.8%時価総額39億円
過去52週の値幅
安値¥125高値¥180

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.9倍
PER (会社予想)15.5倍
PBR1.58倍
配当利回り1.56%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1カ月で0%と横ばい、130円で推移しています。25日移動平均線(129.88円)、75日線(129.91円)、200日線(129.72円)とほぼ同水準で、方向感がありません。52週高値180円からは約27.8%下落、52週安値125円からは約4%上昇しています。出来高は全体的に低調で、8月3日に30,600株とやや増加したものの、その後は減少。RSIは55.56と中立圏で、材料に欠ける展開です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)

PERは13.07倍と業界平均の41.45倍を大幅に下回るが、PBRは1.6倍と平均2.94倍を下回る。ROEは10.5%で平均水準並み。配当利回り1.54%は平均13.55%と比べて著しく低く、株主還元が不十分。利益率が低く、今期の利益予想も小幅増で成長性は限定的。総合的にやや割高。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.9倍39.6倍
PER (予想)15.5倍
PBR1.58倍2.44倍
ROE10.5%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ネットスーパー市場の成長が続く中で、顧客獲得競争が激化している。強気派は既存会員のリピート率向上と配送効率の改善による収益性拡大を期待する。一方、弱気派は競合他社の参入による価格競争と、物流コストの上昇が利益を圧迫すると懸念する。決算では売上高の伸びと営業利益率の改善が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 会員基盤の安定

    定期購入モデルでリピート率が高く、収益の予測可能性が高い

  • 市場成長の追い風

    ネットスーパー市場は拡大傾向にあり、需要が増加

  • コスト削減余地

    配送ルートの最適化などで物流コスト削減の余地がある

  • 営業利益が0から2億円へ黒字化通年影響

    2025年8月期は営業利益2億円、前期の0億円から改善し黒字化

  • 売上高111→121億円、3期連続増収通年影響

    2023年8月期111億円、2024年8月期117億円、2025年8月期121億円

  • ROE10.5%と資本効率の改善継続影響

    ROE10.5%を達成、純利益2億円で自己資本が有効活用

  • 実績PER13.07倍と割安通年影響

    予想PER15.8倍に対し実績PER13.07倍は低く、来期増益を先回り

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    大手スーパーやIT企業が参入し、顧客獲得競争が過熱

  • 利益率の低さ

    直近の営業利益率は1.65%と低く、価格競争で更に低下する恐れ

  • 投資負担

    配送網の拡大には設備投資が必要で、財務を圧迫

  • 営業利益率1.65%と低収益通年影響

    売上高121億円に対し営業利益2億円、利益率1.65%と収益力が弱い

  • 予想PER15.8倍、実績より割高通年影響

    実績PER13.07倍から予想PER15.8倍へ上昇、増益が織り込み済み

  • 外国人保有0.3%と需給脆弱継続影響

    外国人持ち分は0.3%、売買が薄く需給の変化に敏感

  • 売上高増収率が5.4%→3.4%へ減速通年影響

    2024年8月期+5.4%、2025年8月期+3.4%と拡大ペースが鈍化

次の決算で確かめる点
会員数
会員基盤の拡大が収益の源泉であり、成長の指標となる
購入頻度
リピート率の動向が売上の安定性を左右する
配送コスト率
収益性改善の鍵であり、利益率に直結する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり2で、前期から50.0%いまの株価に対する利回りは1.56%。

年間配当
¥2
1株あたり
配当利回り
1.56%
いまの株価に対して
配当性向
83.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月2
2017年8月20.042.8
2018年8月1−50.0
2019年8月10.023.3
2020年8月2100.0137.4
2021年8月350.040.0
2022年8月433.3204.1
2023年8月40.0110.2
2025年8月2−50.083.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥2

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ9,750人。区分でいちばん多いのは事業法人69.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が71.6%を占め、残る28.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
事業法人71.074.471.571.069.069.1
個人・その他20.021.420.224.627.126.7
金融機関2.72.62.72.52.52.5
証券会社5.21.24.11.51.31.4
外国法人1.10.41.30.30.10.2
外国人個人0.00.00.20.10.00.1
自己株式6.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01TKマネジメント株式会社65.95
02株式会社四国銀行1.38
03株式会社阿波銀行1.07
04セーラー広告株式会社0.99
05杉山 卓0.91
06株式会社タカハタ0.80
07美津濃株式会社0.79
08窪田 知貴0.69
09アクサスホールディングス社員持株会0.34
10宮本 侑弥0.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 10期分

1株利益は10期で+108%、1株純資産は10期で+107%。直近期のROEは10.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2016年8月−9635
2017年8月64315.720.442.8
2018年8月85018.214.1
2019年8月−14723.3
2020年8月166230.29.7137.4
2021年8月76710.519.240.0
2022年8月97212.316.5204.1
2023年8月0690.04062.3110.2
2024年8月1671.5128.657.4
2025年8月77210.517.883.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/8期の役員報酬は総額39百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
久岡卓司取締役 社長(代表取締役)
新藤達也取締役 経営管理統括
川内真之取締役 経営推進統括
近藤寿彦取締役(監査等委員)
大西雅也取締役(監査等委員)
堀本昌義取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)328289
取締役(社内)1777
社外取締役2442

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,088字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、提出会社及び子会社7社により構成されており、化粧品、生活雑貨、スポーツギア、アウトドアギア、酒類等の小売業(実店舗)及び生活雑貨、国内外の化粧品、香水、酒類等の無店舗小売業(EC)並びに酒類、化粧品、ファッション雑貨等の輸入卸売、酒類製造事業、OEM製造事業、不動産事業からなる総合ライフスタイルカンパニーであります。 事業内容と当社及び子会社の位置付け、並びにセグメントとの関連は以下のとおりであります。 区分   主な事業内容   主要な会社 小 売 事 業     化粧品、生活雑貨、スポーツギア、アウトドアギア、酒類等の小売事業 ・ヘルス&ビューティーケアユニット 美と健康を体の内と外の両面からサポートする「ドラッグストアチャーリー」、「ビューティーライフストアチャーリー」、「アレックスコンフォート」、「&lulu」を展開しております。 日用品、医薬品をはじめ、化粧品、化粧雑貨を強化し、ゆとりある暮らしに必要な商品を幅広く取り揃えております。   ・ライフスタイルユニット 生活シーンを提案する「プラザアレックス」を展開しております。 生活雑貨、家具、アパレル等、毎日を満たされた気持ちで暮らすための洗練されたアイテムを取り揃えております。   ・アスレユニット アクティブスポーツシーンをリードし、あらゆるブランドの商品が一堂に揃う「アレックススポーツ」を展開しております。 「アレックススポーツ」では、「競技者を強くする」をキーワードに、競技用品、アウトドア用品、カジュアルアイテムを豊富に取り揃え、「アスリーツカジュアルアレックス」では、アウトドアブランドを中心にアパレル、シューズ、バッグ等を展開しております。「GoGoBIKE」では、低価格自転車から本格ロードバイクまでを品揃えし展開しております。また、山が好きな方、アウトドアを楽しむ方、お客様それぞれにあわせた登山やアウトドアライフを応援、サポートする「好日山荘」のフランチャイズ加盟店の運営を行っております。   ・ホームキーパーユニット 圧倒的な文房具の品揃えを誇る「文具館チャーリー」では、国内外メーカーの万年筆や重厚なシステム手帳といったアナログ時代からの代表的な文房具から、近年のITオフィスやモバイル機器に対応した周辺商材まで幅広く取り揃え、お客様のニーズにお応えしております。   ・アルコユニット 国内外の定番品から、入手困難なプレミアムウイスキーを取り揃えたウイスキーとスピリッツの専門店を日本全国に複数店舗展開し、何種類ものウィスキー樽からの量り売りや試飲を行う等、お客様の多様な嗜好に、自信の品揃えで対応しております。   アクサス 生活雑貨、国内外の化粧品、香水、酒類等の無店舗小売事業 ・ECユニット 国内外の化粧品、香水やウイスキー等の酒類、日常をより楽しく機能的に過ごせる生活雑貨、こだわりを持ってセレクトしたキッチンツール等を無店舗(EC)にて販売しております。   アクサス ノースカンパニー ハイブリッジ アクサスリテール 区分   主な事業内容   主要な会社 卸 売 事 業 及 び 蒸 溜 所 事 業   酒類、化粧品、ファッション雑貨等の輸入卸売事業 ・貿易事業本部 世界中から選び抜いた商品を、全国のショップへ卸販売しており、さらにオリジナルブランドのビール・ワイン・ウイスキー・リキュールも展開しております。   ・蒸溜所事業 神戸のランドマークである六甲山において、ウイスキー類の製造・熟成等・見学・試飲及び販売事業を通じて、国内はもとより、世界中のお酒好きや情報に敏感な人々に訴求することで、ウイスキーを軸とした新たなカルチャーの発信地となることを目的とした六甲山蒸溜所を操業しております。   アクサス ・アジアンチーク材等の木材の輸入卸売事業 主にアジアンチーク材を加工したインテリア商品の販売を手掛けており、アジア各地に独自の供給ルートを持つことを強みに、工務店や内装業者、ホームセンター等への資材の卸売りを行うとともに、自社で加工した木材インテリア等の卸売りや小売りを行い、オリジナリティの高い商品の販売を行っております。   ウォールデコ ・OEM製造事業 サプリメント、化粧品の企画、デザインを手掛け、ファブレスにてオリジナル製品やOEM生産を行っております。   GIVERS 不 動 産 事 業   不動産事業 ・不動産事業本部 オフィスビル、複合商業施設、ロードサイド店舗等(土地を含む)の不動産を賃貸しており、安定的な収益獲得に寄与しております。   アクサス そ の 他   保険代理業   ACサポート 事業系統図は次のとおりであります。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については、連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
経営方針・対処すべき課題5,124字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、お客様、そして地域社会の「生活文化の質的な向上」を、美・健康・ゆとりの側面から時代の空気をお客様のライフスタイルにお届けすることをコアミッションとしており、複数分野にわたる事業部からなる小売事業と、酒類や化粧品等の輸入卸事業、酒類製造事業及び不動産事業からなる総合ライフスタイルカンパニーであります。グループ全体で顧客満足・社員満足を高めていくことで会社満足を高め、これら3つの満足によって企業価値の更なる向上に努めるとともに、「株主様」「取引先様」をはじめとする全ての関係者の皆様への利益還元と社会貢献の実現を目指しております。 (2)経営戦略等 当社グループは、小売事業、卸売事業、蒸溜所事業、不動産事業の4事業にて構成されております。 小売事業においては、美・健康・ゆとりの側面から時代の空気をお客様のライフスタイルにお届けすることをコアミッションとし、その事業分野の店舗や商品・サービスにおいて提案力・迅速性・専門性・独自性で付加価値を生むことで他社との差別化を図ってまいります。 卸売事業及び蒸溜所事業においては、長引く円安に対応すべく、国内マーケットのみならず、アセアン諸国を中心とした海外マーケットの開拓に一層注力することにより、為替動向に左右されない安定した収益体制の構築を図るとともに、六甲山蒸溜所において製造しているオリジナル商品を、国内・海外問わず拡販することにより、売上・利益の確保に取り組んでまいります。 不動産事業においては、保有する資産の利活用の見直しに取り組むことにより、不動産事業への転換がより合理的である施設については、不動産事業に転換を図っていくことにより安定した収益を確保するとともに、キャピタルゲインを得られる蓋然性の高い物件に対しましては、販売用不動産として仕入れを行い、物件価値を高めたうえで確実に販売を行うことにより、収益を確保してまいります。引き続き良好な不動産マーケットにあり、収益が見込める物件については投資検討を図ることにより、着実な企業成長を目指してまいります。 また、積極的にM&A案件を検討することにより、既存事業の更なる成長や新たな事業基盤の獲得を目指してまいります。 ① 小売事業 出店戦略 当社グループは、より多くのお客様や地域へ取り組みをお届けするため、京阪神エリアを中心とし、北海道・首都圏・中部・近畿・九州地方への出店地域の拡大に積極的に取り組んでまいります。資本効率を重視し、出店予定エリアの市場性や地域の特性等を考慮したうえで最適な店舗形態を選択し出店してまいります。また当社グループは、総合ライフスタイルカンパニーとして、出店エリアのニーズにあわせて、複数の保有ブランドをマルチ展開し、ライフスタイルという領域において多角的に地域シェアを獲得することを目指してまいります。各ブランドにおいて、豊富な品揃えはもちろんのこと、生活必需品に限らず、洗練されたアイテムを「美・健康・ゆとりや時代の空気」というフィルターに通してご提案することで、心・体の両面から日々の豊かさを提供してまいります。また、お客様のニーズにあわせて、「化粧品×雑貨×食品酒類」といった、保有ブランドをハイブリッドにした売場展開を拡大してまいります。各事業部・ブランドで培った商品戦略基盤を保有するからこそ可能であるアイテムミックスにより、お客様のニーズにお応えすることで、差別化を図ってまいります。 また、リテール部門の店舗コンセプトなどに合う酒類飲料や食品など、独自性のある商品を貿易事業部と川上の段階より共同開発を行い、川下の店舗で販売するという当社グループ内で一貫する垂直連携のプロセスも強化していくことで、他社にない魅力あるオリジナル商品の販売にも努めてまいります。 ② 卸売事業 商品戦略・販売戦略 海外サプライヤーとの関係強化により、多品種小ロットによる豊富な品揃えに加え、他社で取り扱っていないレア商材を様々な国から取り寄せることにより、国内マーケットのシェア拡大を図ってまいります。また、長引く円安に対応すべく、海外サプライヤーと連携し、自社オリジナルブランドの商品開発を積極的に行うことにより、為替動向に左右されない安定した収益体制の構築を図ってまいります。 ③ 蒸溜所事業 製品戦略・販売戦略 近年ウイスキーの世界市場は拡大しており、なかでも海外で権威のある賞を受賞したのをきっかけに、世界で注目されるようになったジャパニーズウイスキーの需要は今後ますます増えていくと思われます。そこで六甲山蒸溜所において、六甲の天然水を使用して製造した六甲山ピュアモルトウイスキーを高付加価値ブランドとし、国内マーケットに浸透させるとともに、アセアン諸国を中心とした海外マーケットの開拓に積極的に取り組み、幅広く輸出展開していくことで、蒸溜所事業の更なる事業拡大を図ってまいりたいと考えております。 ④ 不動産戦略 保有している施設において、人口減少エリアにおける需給バランスの変化に伴い、飽和市場となっている地域の施設については、同地の不動産市況も鑑み、現状の収益と不動産事業へ転換した場合の収益の将来キャッシュ・フローを比較検討し、不動産事業への転換がより合理的である施設については、小売事業における地域社会への一定の貢献は果たしたものと判断し、同施設の不動産事業への転換を図ることにより安定した賃貸収入確保への切り替えを検討してまいります。また、キャピタルゲインを得られる蓋然性の高い物件に対しましては、販売用不動産として積極的に仕入れを行い、物件価値を高めたうえで確実に販売を行うことにより、収益を確保してまいります。加えて、所有不動産においては、キャピタルゲインを含めた譲渡価額と対象不動産の想定する運用期間から得られる将来キャッシュ・フローを比較検討し、譲渡することが企業価値の向上に寄与すると総合的に判断できた物件について譲渡を検討してまいります。引き続き、中核都市においては、良好な不動産マーケットにあり、且つ収益が見込める物件については積極的に投資検討を図ることにより、着実な企業成長を目指してまいります。 ⑤ IT及び顧客購買データの活用 インターネットやモバイル端末の普及により様々な情報を入手することが可能になったことでお客様の生活スタイル・消費行動が変化し、さらにニーズ・嗜好も多様化してきております。これらに迅速に対応するためECサイト「アクサスオンラインコレクション」、「チャーリーオンラインショップ」の充実も図ってまいります。また、アクサススタンプカードアプリ及びPOSデータをはじめとした顧客購買データの活用を図るとともに、EC事業を専業としている当社連結子会社(孫会社)のノースカンパニー及びハイブリッジからも消費者の消費動向のマーケティングのサンプルデータをより多く入手することが可能となったことで、出店戦略、商品戦略並びに販売戦略のさらなる向上を目指してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高、営業利益のほか、自己資本利益率、自己資本比率を、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として用いております。 (4)経営環境 国外においては、インフレと金融不安による信用収縮が実体経済の下押し圧力となっていること等により世界的な景気後退懸念が強まっております。また、国内においては、インバウンド需要の拡大や所得の増加による個人消費の持ち直しが期待される一方で、資源・エネルギー価格の高騰や生活必需品の値上げ等により、先行きについては不透明な状況が続くものと考えられます。 当連結会計年度におきましては、主として小売事業においては、首都圏、京阪神、九州エリアへの新規出店や品揃えを充実させるリニューアルを実施した店舗を中心に販売が好調に推移したことにより売上総利益は増加しましたが、輸入卸売事業において、為替市場の中長期的な円安に対応すべく、アセアン諸国を中心とした輸出事業への取り組みにより海外販路の開拓に取り組みましたが、当連結会計年度におきましては、長引く円安の影響により仕入れコストが上昇したこと等により売上総利益は減少いたしました。不動産事業において、一部所有不動産において、キャピタルゲインを含めた譲渡価額と対象不動産の想定する運用期間から得られる将来キャッシュ・フローを比較検討し、譲渡することが企業価値の向上に寄与すると総合的に判断できた物件について譲渡を実施したことにより、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は増加いたしました。 翌連結会計年度(令和8年8月期)におきましては、小売事業においては、インバウンド需要の拡大や所得の増加による個人消費の持ち直しが期待されることや、卸売事業においては、積極的な海外販路の開拓に取り組むとともに、六甲山蒸溜所において製造しているオリジナル商品を、国内・海外問わず拡販してまいります。また、不動産事業においては、保有する資産の利活用の見直しを実施するとともに、良好な不動産マーケットにある不動産物件に対し、積極的に投資検討を図ってまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 財務体質の改善 当社グループでは、財務体質の改善を重要な課題として認識し、着実に利益を計上することにより自己資本を積み上げてまいります。また、運転資金枠及びシンジケートローンを活用することで、安定的且つ資金需要に応じた機動的な経常運転資金調達手段を導入しており、財務の健全性を確保するとともに、今後の出店や販売用不動産の仕入れ等で増加する経常運転資金の変化に即応した施策の実行を可能としております。新規出店等の設備投資にあたりましては、営業キャッシュ・フローとバランスのとれた回収可能性の高い設備投資を実施するとともに、在庫削減・コスト低減をすることにより、有利子負債を抑制してまいります。販売用不動産の仕入れにあたりましては、キャピタルゲインを得られる蓋然性の高い物件の仕入れに注力し、確実に販売を行うことにより利益を確保し、自己資本の積み上げを図ってまいります。 ② 人材育成 当社グループでは、商品・サービスによって美・健康・ゆとりの側面から時代の空気をお客様のライフスタイルにお届けすることをコアミッションとしており、お客様の日常から最も近いところにいる私たちにとって、本当にいいものや必要とされるものを見極める感性を磨き続け、良質な提案をスピーディーにお届けすることも最重要使命のひとつであります。国内外の視察等により日々感性を磨くとともに、研修制度や外部委託による顧客満足度(CS)調査により小売業の基本となる接客サービスや幹部候補育成に積極的に取り組み、プロフェッショナルとしての自覚を持った人材の育成に取り組んでまいります。 ③ マルチブランド化 近年、地政学リスク等で国際情勢が一段と不透明なものとなり、国内においては人口減少に歯止めがかからない等、当社グループを取り巻く経営環境は急激に変化しております。このような経営環境の変化をいち早く察知し、柔軟に対応するため、当社グループでは、これからもM&Aを成長エンジンの一つと捉え、新たな事業分野での事業価値の創造による成長を図ることで、企業価値の向上を目指してまいります。 ④ 内部管理体制及び内部統制の強化 お客様の安心・信頼に繋がる店舗運営を実現するため、内部監査室による店舗監査を定期的に実施し、健全な店舗管理体制の維持に努めてまいります。内部統制につきましては、経験・見識の豊富な社外取締役を選任し活発な議論を図るとともに、監査等委員監査、会計監査人監査並びに内部監査の三様監査の相互連携と独立性の確保を図り、健全なガバナンス体制の維持に努めてまいります。また、法務・会計・税務等の専門分野について重要な判断を要する案件につきましては、顧問弁護士、顧問公認会計士、顧問税理士等、外部専門家に適宜、指導や助言を受けることでコンプライアンスを徹底してまいります。
事業等のリスク2,093字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)競合について 当社グループの小売事業は激しい競争環境にあり、ライフスタイル商品を取り扱うあらゆる販売チャネルが競合となります。当社グループは美・健康・ゆとりの側面から時代の空気をお客様のライフスタイルにお届けすることをコアミッションとし、その事業分野の店舗や商品・サービスにおいて提案力・迅速性・専門性・独自性で付加価値を生むことで他社との差別化を図っておりますが、市場の動向により価格競争、来店客数の減少等、様々な要因により財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)為替リスクについて 当社グループの卸売事業及びEC事業は商品を海外から輸入しており、取引通貨は円以外にも米ドル・ユーロ等の通貨があり、急激な円安の進行や、円安が長期的に推移した場合、実質的な仕入価額が上がるため、売上総利益率の変動を受ける可能性があり、場合により売価を見直す等、為替リスクを回避する対策を講じておりますが、当該為替リスクを完全に価格転嫁できる保証はなく、為替相場等の変動による一般的な市場リスクを有しております。 (3)気候条件・災害等について 当社グループは、幅広い商品展開を行っておりますが、夏・冬の気候の影響が強い商品群が存在します。季節商品の動向は、一定期間に集中する傾向にあるものの、予測・コントロール不可能な気候条件の変動により左右されるため、今後も気候条件の変動が財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、災害等により、当社グループが出店する周辺地域に被害が生じ、円滑な営業活動が阻害された場合、当社グループの事業、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)関連法令等について 当社グループでは、関連法令等に十分留意した営業活動を行っておりますが、万一、これらに反する事由が生じた場合には、企業活動が制限される可能性があります。また、関連法令等の改正や新たな法規制への対応及び有資格者の確保等のため、経営コストが増加する可能性があります。したがって、関連法令等により事業、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)金利・金融市場の動向 当社グループは、当連結会計年度末日現在において12,081百万円の銀行借入金、社債、リース債務の残高があります。当社グループは、銀行借入金等の削減に向けた様々な取り組みを行っていますが、当社グループの成長戦略に伴い、銀行借入金等がさらに増加する可能性があります。長期金利や短期金利が上昇した場合、借入コストの増加により事業、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)財務制限条項について 当社グループは、安定的且つ資金需要に応じた機動的な経常運転資金調達手段を導入し、財務の健全性を確保するとともに事業環境の変化に即応した施策の実行を可能にすることを目的とし、当社の連結子会社であるアクサスは、取引金融機関各行と運転資金枠及びシンジケーション方式によるコミットメントライン契約を締結しております。コミットメントライン契約には、一定の財務制限条項が付されており、財務制限条項に抵触した場合、財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)減損会計の適用について 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」の適用により、今後においても競合の激化や予期せぬ商圏の変動等により店舗の収益性に変化があった場合には、固定資産の減損処理が必要になる場合があります。その場合、特別損失が計上され財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)個人情報管理について 当社グループは、お客様へのサービス向上のための各種クレジットカードの取扱いを通じ、お客様の個人情報を保有しております。これらの情報の管理につきましては、個人情報保護法に基づき「個人番号及び特定個人情報保護規程」や事務手続等を策定し、従業員への教育・研修等による情報管理の重要性の周知徹底、情報システムのセキュリティ対策等を行っております。また、マイナンバー制度に関する特定個人情報の管理体制についても万全の対応を行っております。しかしながら、これらの対策にもかかわらず、重要な情報が外部に漏洩した場合、社会的信用問題や個人への賠償問題等、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)地政学リスクについて 米中をはじめとする2国間関係やロシア・ウクライナ及び中東情勢を巡る多国間関係等、国際的な地政学リスクが高まり、戦争・紛争が発生した場合、取引先や物流に影響を及ぼす事象が発生する等、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,073字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(令和6年9月1日から令和7年8月31日まで)のわが国の経済は、インフレと金融不安による信用収縮が実体経済の下押し圧力となっていること等により、世界的な景気後退リスクが広がっております。国内においては、内需の回復やインバウンド需要の拡大に伴う雇用、所得環境の改善を背景とした個人消費の持ち直し等により景気は緩やかな回復基調にあります。一方で、為替市場の円安の長期化や原材料、資源価格の高騰等により生活必需品の値上げが相次ぐ等、消費者の体感インフレが高まっております。そのような経済環境のなか、当社グループは、お客様の日常から最も近いところから「本当にいいものや必要とされるものを見極める感性を磨き続け、良質な提案をスピーディーにお届けすること」を最重要使命とし、グループ全体でお客様、そして地域社会の生活文化の質的な向上を「美・健康・ゆとりの側面」から応援し、顧客満足、社員満足を高めていくことで会社満足も高め、これら3つの満足によってグループ価値の更なる向上に努め、株主様、取引先様をはじめとするすべての関係者の皆様への利益還元と社会貢献の実現を目指しております。 具体的な取り組みとして、令和6年9月、世界各地の蒸溜所にて製造された商品や、1,000種類以上のウイスキーを取り揃えた山城WHISKY(徳島県徳島市)をオープンし、同年10月、インポートコスメ・フレグランス・一般化粧品・生活雑貨・食品等を取り扱う&lulu長崎スタジアムシティ(長崎県長崎市)及びウイスキーの量り売り用熟成樽とアンティーク家具を什器として、国内外のウイスキーを取り揃えた長崎S.C.WHISKY(長崎県長崎市)を長崎県に初出店いたしました。同年同月、自社リソースで物流業務を内製化し、業務の効率化を図ることにより物流コストを長期的に削減する目的で、同年8月に閉店したチャーリー藍住店(徳島県板野郡)を、各店舗への配送やEC販売の配送を担う自社物流センターに転換し、運用を開始いたしました。また、同年11月、アレックススポーツブルメール舞多聞店(神戸市垂水区)において、施設の2階から通行量が多く見込める1階に移転し、リニューアルオープンいたしました。また、同年同月、衣・食・住のトータルライフスタイルに寄り添ったアイテムをセレクトしたアレックスコンフォートラソラ札幌(札幌市白石区)を北海道に初出店いたしました。その一方で、同年9月、青山WHISKY Authentic Bar2021(東京都渋谷区)及びデコールグリーン万代倉庫(徳島県徳島市)を閉店いたしました。同年12月、アパレルやシューズ・バッグ等、アウトドア商品を中心に取り揃えたアスリーツカジュアルアレックス六甲アイランド店(神戸市東灘区)をオープンいたしました。また、同年同月、9種類のウイスキーの原酒の量り売りや世界各地のウイスキーを500種類以上取り揃えた自由が丘WHISKY(東京都目黒区)をオープンし、令和7年1月には、インポートコスメ・フレグランス・一般化粧品・生活雑貨・食品等を取り揃えたアレックスコンフォート六甲アイランド(神戸市東灘区)をオープンいたしました。一方で、同年同月、アレックスコンフォートクレフィ三宮(神戸市中央区)を閉店いたしました。同年4月、プラザアレックス日比谷シャンテ(東京都千代田区)において、施設の3階フロアに位置する店舗を、女性の美と健康をテーマに取り組んでいる同施設の地下1階フロアに移転し、リニューアルオープンいたしました。同年5月、使い勝手の良い生活雑貨と、世界中のコスメティックが融合した、ビューティーライフスタイルショップ、アレックスコンフォートカメイドクロック(東京都江東区)をオープンいたしました。一方で、同年6月、定期建物賃貸借契約満了によりアレックスコンフォートチャーリーサザンモール六甲(神戸市灘区)、同年8月、契約期間満了によりプラザアレックス日比谷シャンテを閉店いたしました。 その結果、当連結会計年度末におけるグループ店舗数は、37店舗となりました。 また、令和6年10月1日、当社連結子会社であるアクサス株式会社(以下、「アクサス」という)が、株式会社GIVERS(以下、「GIVERS」という)の全株式を取得し、当社の連結子会社(孫会社)といたしました。GIVERSの保有する企画及び生産機能を当社グループに取り入れることができ、売上の拡大を図るとともに、オリジナル商品の展開をすることにより利益率の向上が出来ております。また、GIVERSの所有する商品を当社グループにて取り扱うことにより、売上の拡大を図ることが可能となり、加えて、GIVERSが所有しているエステサロン業界の販売網に対し当社グループの商材を展開することにより、双方の売上及び利益の拡大につながることとなり、GIVERSを含む当社グループの業容拡大及び企業価値の向上に寄与しております。また、令和7年7月18日、アクサスが不動産事業の更なる高収益化を目指し保有しておりました一部物件(神戸市中央区)につきまして、キャピタルゲインを含めた譲渡価額が、想定する運用期間における将来キャッシュ・フローを上回ること等、企業価値の向上に寄与すると総合的に判断し譲渡いたしました。 以上の結果、当連結会計年度は、売上高12,134百万円(前期比3.5%増)、営業利益164百万円(前連結会計年度は、営業利益14百万円)、経常利益3百万円(前連結会計年度は、経常損失102百万円)となりました。特別利益、特別損失及び法人税等を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は221百万円(前期比605.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (a) 小売事業 小売事業につきましては、ヘルス&ビューティーケアユニットでは、美容室専売品のヘアートリートメント等プレミアムヘアケア商品の販売が順調に推移した一方で、上位ブランドメイク商品の供給不足等による影響でメイクカテゴリーの販売が苦戦いたしました。 ライフスタイルユニットでは、スタイリッシュで機能性に優れたバッグカテゴリーの販売が好調に推移した一方で、バスカテゴリー等の販売が苦戦いたしました。 アスレユニットでは、スポーツバイクや付属のパーツ、ギアの販売が好調に推移した一方で、前述のアレックススポーツブルメール舞多聞店において、移転・リニューアルのため、令和6年7月から11月まで一時休業した影響により売上が減少いたしました。 ホームキーパーユニットでは、超高密度刺繍ブランドの刺繍ワッペンキーホルダーや立体感とツヤ感のある立体的シールの販売が好調に推移した一方で、専門文具等筆記具の販売が苦戦いたしました。 アルコユニットでは、ジンやウォッカ等スピリッツ類の販売が好調に推移した一方で、仕入価格の高騰に伴い販売価格を見直した影響で、ウイスキーやワイン等の販売が苦戦いたしました。 ECユニットでは、国内ブランドのコスメや消臭・抗菌効果の高い消臭パウダー等の販売が好調に推移した一方で、シャンパンやワイン、ウイスキー等の販売が苦戦いたしました。 これらの結果、当セグメントの売上高は7,876百万円(前期比7.2%減)、セグメント利益は154百万円(同155.0%増)となりました。 (b) 卸売事業 卸売事業につきましては、円安による仕入れ価格の高騰や生活必需品、その他商品の値上げ等の影響により、主要商品である嗜好品、贅沢品の需要は縮小いたしました。消費の変化に対応し、家飲み需要や少しいいものを求める消費者に向けた商材の開発強化に取り組むとともに、営業面においては、新たなチャンネルに向けての新規顧客開拓の強化や、既存顧客に対する需要喚起の営業活動を実施いたしました。 六甲山蒸溜所においては、幅広い消費者にアプローチすべく、ハイボール缶を開発、発売し、消費者が身近な買い場として利用するコンビニエンスストアや食品スーパーにて販売を開始することにより、六甲山蒸溜所ウイスキーブランドの認知度を高めました。また、海外市場においても、販売協力企業とともに販売の足掛かりとして着実に成果を上げつつあります。 しかし、仕入れ価格の高騰分を売上げの増加で完全に補うことは難しく、当セグメントの売上高は増加いたしましたが、セグメント利益を補うまでには至りませんでした。 これらの結果、当セグメントの売上高は4,432百万円(前期比28.0%増)、セグメント利益は73百万円(同9.1%減)となりました。 (c) 不動産事業 不動産事業につきましては、所有物件の価値を維持、向上させることにより、物件の高稼働を維持しており、既存テナントから安定した売上を確保しております。また、一部不動産に関しましては、キャピタルゲインを含めた譲渡価額が、対象不動産の想定する運用期間から得られる将来キャッシュ・フローを上回ったことから、譲渡することが企業価値の向上に寄与すると総合的に判断し譲渡いたしました。 これらの結果、当セグメントの売上高は690百万円(前期比5.4%増)、セグメント利益は261百万円(同4.8%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ540百万円減少し、当連結会計年度末残高は800百万円(前期末比40.3%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの概況とそれらの要因は次のとおりであります。 (a) 「営業活動によるキャッシュ・フロー」 営業活動の結果使用した資金は1,193百万円(前連結会計年度は749百万円の獲得)となりました。主な要因は税金等調整前当期純利益336百万円、減価償却費365百万円等により増加し、棚卸資産及び販売用不動産の増加額1,276百万円等により減少いたしました。 (b) 「投資活動によるキャッシュ・フロー」 投資活動の結果獲得した資金は1,765百万円(前期は348百万円の使用)となりました。主な要因は有形固定資産の取得による支出889百万円等により減少し、有形固定資産の売却による収入2,759百万円等により増加いたしました。 (c) 「財務活動によるキャッシュ・フロー」 財務活動の結果使用した資金は1,112百万円(前期は143百万円の獲得)となりました。主な要因は短期借入金の純増額220百万円、社債の発行による収入300百万円等により増加し、長期借入金の返済による支出1,679百万円、社債の償還による支出300百万円等により減少いたしました。 ③ 仕入及び販売の状況 (a) 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 区分   前連結会計年度 (自 令和5年9月1日 至 令和6年8月31日)   当連結会計年度 (自 令和6年9月1日 至 令和7年8月31日) 金額 (千円)   前年同期比 (%)   金額 (千円)   前年同期比 (%) 小売事業   5,564,047   113.5   5,735,673   103.1 卸売事業   2,507,656   126.3   4,002,860   159.6 不動産事業   -   -   1,347,358   - 合計   8,071,704   117.2   11,085,892   137.3 (注)1.仕入高は、仕入価格によっております。 2.セグメント間の取引については相殺消去しております。 (b) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント及び地域別に示すと、次のとおりであります。 前連結会計年度 (自 令和5年9月1日 至 令和6年8月31日)   当連結会計年度 (自 令和6年9月1日 至 令和7年8月31日) 区分   地域別 (都道府県別)   店舗数   売上高 (千円)   構成比 (%)   前年 同期比 (%)   店舗数   売上高 (千円)   構成比 (%)   前年 同期比 (%) 小売事業   北海道   3   1,056,015   9.0   -   3   1,208,162   10.0   114.4 東京都   3   48,759   0.4   120.1   3   74,017   0.6   151.8 愛知県   3   316,107   2.7   105.7   3   303,278   2.5   95.9 滋賀県   1   223,905   1.9   71.2   1   190,614   1.6   85.1 京都府   1   56,202   0.5   220.7   1   72,227   0.6   128.5 大阪府   -   90,305   0.8   75.4   -   -   -   - 兵庫県   9   1,203,804   10.3   94.6   9   1,209,422   10.0   100.5 徳島県   11   3,650,926   31.1   93.0   10   2,735,083   22.5   74.9 香川県   4   1,254,727   10.7   97.1   4   1,307,370   10.8   104.2 福岡県   2   88,492   0.8   -   2   170,006   1.4   192.1 長崎県   -   -   -   -   2   92,494   0.8   - 小 計   37   7,989,247   68.2   109.2   38   7,362,678   60.7   92.2 卸売事業   1   3,076,751   26.2   100.7   1   4,083,329   33.6   132.7 不動産賃貸事業   -   651,226   5.6   105.1   -   686,686   5.7   105.4 そ の 他   -   1,489   0.0   2.1   -   1,512   0.0   101.6 合 計   38   11,718,715   100.0   105.9   39   12,134,207   100.0   103.5 (注)1.店舗数は、当連結会計年度末の店舗数を記載しております。 2.セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用した重要な会計方針等につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績の分析 当社グループの経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 ③ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に関する、当連結会計年度の達成状況及び翌連結会計年度の計画等につきましては、次のとおりであります。 売上高 (百万円)   営業利益 (百万円)   自己資本 利益率 (%)   自己資本比率 (%) 当連結会計年度 (令和7年8月期) 当初計画   12,347   408   -   - 当連結会計年度 (令和7年8月期) 実績   12,134   164   10.5   14.0 対比率   (計画比) 1.7%減   (計画比) 59.8%減   (前期比) 8.9ポイント増   (前期比) 1.8ポイント増 翌連結会計年度 (令和8年8月期) 計画   13,172   432   -   - ④ 財政状態の分析 (a) 資産 総資産は15,683百万円(前期末比5.6%減)となりました。うち流動資産は7,833百万円(同25.6%増)、固定資産は7,838百万円(同24.3%減)、繰延資産は11百万円(同8.6%増)となりました。 (b) 負債 負債合計は13,485百万円(前期末比7.5%減)となりました。うち流動負債は9,633百万円(同1.5%減)、固定負債は3,851百万円(同19.8%減)となりました。 (c) 純資産 純資産合計は2,198百万円(前期末比8.5%増)となりました。以上の結果、自己資本比率は14.0%(同1.8ポイント増)となりました。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因等につきましては、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑥ キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 ⑦ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、小売事業及び卸売事業で販売する商品の仕入れ並びに販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、設備資金需要のうち主なものは、店舗に関わる設備投資及び賃貸不動産並びに販売用不動産の取得等であります。 当社グループは、運転資金需要に対しては、安定的且つ資金需要に応じた機動的な経常運転資金調達手段を導入し、財務の健全性を確保するとともに事業環境の変化に即応した施策の実行を可能にすることを目的とし、当社の連結子会社であるアクサス及びノースカンパニー並びにハイブリッジは、取引金融機関各行と運転資金枠及びシンジケーション方式によるコミットメントライン契約を締結しております。設備資金需要に対しては、設備投資計画に基づき、案件ごとに調達方法を検討し、適切な調達を行っております。 なお、当連結会計年度末における借入金、社債及びリース債務を含む有利子負債の残高は12,081百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は800百万円となっております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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