本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ディア・ライフ

3245 · Prime · 不動産業

東京都心を中心に都市型レジデンスの開発・販売・運用を行う不動産事業と、不動産・保険・金融業界向けの人材派遣事業を展開する。

概要

ディア・ライフは2004年設立の不動産サービス企業である。東京都心部を中心に単身者・DINKS層向け賃貸マンションの開発・販売、収益不動産のバリューアップ、不動産仲介、ホテル運営を行うリアルエステート事業と、不動産・保険・金融業界向けに販売支援人材を派遣するセールスプロモーション事業の二本柱で構成される。2025年9月期の連結売上高は785億円、従業員数は639名。東京証券取引所プライム市場に上場している。

不動産開発と人材派遣の二本柱で収益を多様化

ディア・ライフの事業はリアルエステート事業とセールスプロモーション事業に二分される。リアルエステート事業では、東京都区部及びその周辺で単身者・DINKS層向けの都市型レジデンスを開発・販売するほか、取得した収益不動産のバリューアップ、アセット・デザイン&リセール(土地の開発適地化)、不動産仲介、ホテルの保有・運営を手がける。2025年9月期の同事業売上高は745億円で全体の95%を占める。一方、セールスプロモーション事業は連結子会社アルシエが展開し、不動産業界向けにモデルルーム接客スタッフやリーシングスタッフ、保険・金融業界向けにアウトバウンド型セールススタッフやコールセンター人材を派遣する。同事業売上高は39億円と小規模だが、専門性の高い研修による高付加価値化を進めている。

東京23区に集中する不動産投資戦略

同社の不動産投資は東京都心部に極めて集中している。開発用地の取得は東京23区内、特に駅徒歩10分圏内に限定し、グローバルな視点でも高い魅力を持つエリアに特化する。2025年9月期には「大鳥居Ⅲプロジェクト」(大田区)や「不動前プロジェクト」(品川区)など25件の開発用地、44件の収益不動産を仕入れた。販売面では、アセット・デザイン&リセール案件を35件、収益不動産を43件売却。特に「DeLCCS南青山Ⅱ」「DeLCCS永田町」など都心の高級賃貸物件が含まれる。開発案件は低層で土地面積の広い物件を優先し、建築リスクを抑えつつ、オーガニックな成長を目指す方針である。

専門研修で差別化する人材サービス

セールスプロモーション事業を担うアルシエは、不動産・保険・金融の3業界に特化した人材派遣を行う。不動産業界向けでは、分譲マンションモデルルームや賃貸リーシング現場のスタッフを派遣し、物件規模やタイプに応じた機動的な配置が強みである。保険・金融業界向けでは、アウトバウンド型セールススタッフが中心で、非対面でのクロージングまで一貫して行うため、保険業法上の資格取得に加え、徹底したコンプライアンス研修を実施する。2025年9月期の同事業営業利益は79百万円と前年比277.9%増の改善を示し、高付加価値路線が収益化しつつある。派遣品質の向上と新規領域開拓が今後の課題である。

M&Aとグループ再編で拡大してきた組織

同社は創業以来、M&Aと子会社設立を通じて事業領域を拡大してきた。2009年にパルマファイナンシャルサービシーズ(現パルマ)を子会社化し、セルフストレージ向けBPO事業に進出。2018年には日本郵政キャピタルへの株式譲渡によりパルマを持分法適用関連会社化した。2021年にはDLXホールディングス(子会社にN-STAFF)を子会社化し、同年にディアライフエージェンシーの全株式をDLXホールディングスに譲渡。さらにアイディ株式会社とアイディプロパティを子会社化した。2024年1月にはグループ内の再編を実施し、DLXホールディングスなど3社を吸収合併消滅会社とし、N-STAFFを存続会社としてアルシエに社名変更。これにより事業構造を簡素化した。

業界の中での役割は不動産デベロッパー兼セールスプロモーション企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
785億円
営業利益
77億円
営業利益率
9.8%
純利益
53億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
リアル エステート事業746億円95.0%86億円11.5%
セールス プロモーション事業39億円5.0%1億円2.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産(リアルエステート事業)主力

東京都区部及びその周辺エリアにおいて、単身者・DINKS層向け都市型レジデンス等の開発、収益不動産のバリューアップ・販売、不動産仲介、ホテルの保有・運営を行う。不動産会社・事業法人・不動産投資ファンド・個人投資家等に販売。

主な製品・サービス5
都市型レジデンスの開発・販売
東京都心向けの単身者・DINKS層向け賃貸マンションを企画・開発し、不動産会社や投資家に販売。
アセット・デザイン&リセール
土地の開発適地化(用途変更や区画整理等)を行い、バリューアップ後に売却する事業。
収益不動産のバリューアップ
住居・オフィス・商業ビル等の収益不動産を取得し、リノベーションや運用改善により価値を高めて売却または保有運用。
不動産仲介・管理
不動産の売買・賃貸仲介、およびプロパティマネジメント(賃貸管理・建物管理)サービス。
ホテルの保有・運営
ホテル物件を保有し、自社または外部事業者による運営を行う。

02人材派遣・紹介(セールスプロモーション事業)準主力

不動産業界向けに分譲マンションモデルルームや賃貸リーシング現場の販売支援スタッフ、事務職等を派遣。保険・金融業界向けにはアウトバウンド型セールス、顧客管理事務、コールセンタースタッフを派遣。専門性の高い研修を実施。

主な製品・サービス2
不動産業界向け人材派遣・紹介
モデルルーム接客、リーシングスタッフ、事務職など、不動産販売・賃貸を支援する人材を派遣・紹介。規模やエリアに応じて機動的に配置。
保険・金融業界向け人材派遣・紹介
アウトバウンド型セールススタッフ、顧客管理事務、コールセンタースタッフ等を派遣。保険業法に基づく資格取得・研修を徹底。

製品と技術

単身者・DINKS層向け都市型レジデンス「DeLCCS」

ディア・ライフの主力商品は、東京都心部で開発する単身者・DINKS層向けの賃貸マンション「DeLCCS」シリーズである。DeLCCSは「Dear Life City Comfort Series」の略称で、駅徒歩10分圏内の立地を重視したコンパクトな住戸が特徴。2025年9月期には「DeLCCS南青山Ⅱ」「DeLCCS永田町」「DeLCCS曙橋Ⅱ」「DeLCCS日本橋浜町」などの物件を開発・販売した。これらの物件は収益不動産として投資家に売却されるか、自社保有で賃貸運用される。同社は開発から販売・運用まで一貫して手がけることで、不動産価値の最大化を図っている。

アセット・デザイン&リセール:土地の開発適地化

アセット・デザイン&リセール(ADR)は、ディア・ライフが得意とする事業モデルである。未利用地や活用が進んでいない土地を取得し、用途変更や区画整理、解体・土壌汚染調査、許認可取得などの開発適地化を施した上で売却する。建築リスクを取らずにバリューアップを実現する手法で、2025年9月期は「大鳥居Ⅲプロジェクト」「不動前プロジェクト」「京急蒲田Ⅲプロジェクト」「富士見台プロジェクト」など35件を売却した。この事業は資本効率が高く、開発期間も短いため、同社の収益を支える柱となっている。

収益不動産のバリューアップとホテル運営

同社は住居系・オフィス・商業ビルなどの収益不動産を取得し、リノベーションや管理コストの見直し、賃貸運営の改善により価値を高めて売却または保有する。2025年9月期には44件の収益不動産を仕入れ、43件を売却した。売却物件には「DeLCCS南青山Ⅱ」のような高級賃貸も含まれる。また、インバウンド需要の高まりを背景にホテルの保有・運営も行い、リスク分散を図っている。不動産投資ファンドや個人投資家への販売チャネルを活用し、幅広い需要に対応している。

不動産・保険金融専門の人材派遣サービス

連結子会社アルシエが提供する人材派遣サービスは、不動産業界向けと保険・金融業界向けに特化している。不動産業界では、分譲マンションのモデルルーム接客スタッフや賃貸リーシングスタッフ、事務職を派遣。保険・金融業界では、アウトバウンド型の電話セールススタッフ、顧客管理事務、コールセンタースタッフを派遣する。同社は専門性の高い研修プログラムを実施し、特に保険業界向けでは保険業法に基づく資格取得とコンプライアンス研修を徹底。派遣品質の高さで差別化し、高単価案件の獲得を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

中堅規模の不動産デベロッパー

ディア・ライフは、中堅規模の不動産デベロッパーであり、マンション分譲や戸建分譲を主力とする。同業の大東建託が賃貸住宅建築で国内首位であるのに対し、ディア・ライフは首都圏を中心とした分譲事業に特化している。また、robot homeやコロンビア・ワークスと同様の事業領域で競合するが、売上規模では劣る。2024年9月期の営業利益率9.81%は業界平均並み。2025年9月期は売上高が78.5億円と大幅増収を見込むが、営業利益率は横ばい。首都圏依存度が高く、地域分散が課題。

強み

  • 首都圏を中心に事業展開し、地価上昇の恩恵を受けやすい立地戦略を採用。
  • 2024年9月期から2025年9月期にかけて約67%の増収を見込み、成長軌道にある。
  • 営業利益率9.81%を維持しており、利益率の面で一定の安定感を示す。
  • マンション・戸建分譲に特化し、商品企画から販売まで一貫対応可能。

課題

  • 事業エリアが首都圏に偏り、地域経済変動の影響を受けやすい。
  • 大東建託など大手との規模格差があり、価格競争に巻き込まれやすい。
  • 増収にもかかわらず営業利益率が横ばいで、収益性向上が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字がディア・ライフ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13284フージャースホールディングス546億円7.5倍
23482ロードスターキャピタル545億円5.4倍
38818京阪神ビルディング542億円22.9倍
43465ケイアイスター不動産535億円6.8倍
52975スター・マイカ・ホールディングス521億円8.4倍
63245ディア・ライフ504億円11.6倍
73475グッドコムアセット458億円22.2倍
89052山陽電気鉄道452億円11.1倍
93276JPMC398億円20.2倍
108219青山商事388億円16.1倍
112980SREホールディングス386億円20.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 20件

不動産仲介と人材派遣で創業した2004年

ディア・ライフは2004年11月、東京都千代田区に設立された。設立当初の目的は不動産売買・仲介と労働者派遣業務。直後の12月に宅地建物取引業免許を取得し不動産仲介業務を開始。翌2005年2月には一般労働者派遣事業許可を取得し、人材派遣事業に参入。同年4月には不動産開発事業を開始し、現在の二本柱の原型が形成された。創業期から不動産と人材の両軸を同時に立ち上げた点が特徴である。

東証マザーズ上場で資金調達力を獲得(2007年)

2007年8月、ディア・ライフは東京証券取引所マザーズ市場に上場した。創業から約3年での上場であり、成長資金の調達と認知度向上を図った。上場後も事業を拡大し、2009年5月にはパルマファイナンシャルサービシーズ(現パルマ)を子会社化し、セルフストレージ向けBPOサービス事業に進出。2011年7月には本社を現在の千代田区九段北に移転した。マザーズ上場はその後の事業拡大の足がかりとなった。

東証一部昇格と大型増資(2015年)

2015年8月、ディア・ライフは東京証券取引所第一部市場に指定替えとなった。同時に公募増資(60万株)と自己株式処分(40万株)を実施し、資金を調達した。同年、子会社のパルマもマザーズに上場。これによりグループ全体の資本基盤が強化された。2015年9月期の売上高は78億円と前期の23億円から急増し、経営成績も大きく伸びた。東証一部上場は企業の信用力向上に寄与した。

MSCBによる追加資金調達(2017年〜2021年)

2017年3月、ディア・ライフはSMBC日興証券に対して行使価額修正条項付新株予約権(MSCB)40,000個を割り当て、同年10月までに行使が完了し400万株を発行。2018年3月には同様に50,000個を割り当て500万株を発行。2021年11月には60,000個を割り当て、翌年10月までに600万株を発行・処分。これらの資金調達は事業拡大の原資となった。一方で、2018年にはパルマ株式の一部を日本郵政キャピタルに譲渡し、パルマは連結子会社から持分法適用関連会社に変更された。

M&Aで事業基盤を強化した2021年

2021年1月、ディア・ライフはDLXホールディングスを子会社化した。DLXホールディングスは人材派遣のN-STAFFを傘下に持ち、これにより人材サービス事業の拡大を図った。同年4月にはDLファンディングを設立し、クラウドファンディング事業に参入。同年9月にはディアライフエージェンシーの全株式をDLXホールディングスに譲渡し、グループ内で人材事業を集約した。さらに10月にはアイディ株式会社とアイディプロパティを子会社化し、不動産事業の領域を広げた。この年はM&Aとグループ再編が集中した。

プライム市場移行と組織再編(2022年〜2024年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、ディア・ライフは第一部からプライム市場に移行した。2024年1月にはグループ再編を実施。DLXホールディングス、コーディアリー・サービス、ディアライフエージェンシーの3社を吸収合併消滅会社とし、N-STAFFを存続会社としてアルシエに社名変更した。これにより人材サービス事業をアルシエに一本化し、管理の効率化を図った。2025年9月期の売上高は785億円に拡大し、プライム市場上場企業としての地位を固めた。

年表20件を開く

2000年代

  • 2004年11月創業不動産売買、売買仲介、労働者派遣業務を主たる目的として、東京都千代田区に株式会社ディア・ライフを設立
  • 2004年12月宅地建物取引業免許を取得(東京都知事(1)第83945号)不動産仲介業務(現リアルエステート事業)開始
  • 2005年2月一般労働者派遣事業所許可を取得(許可番号(般)13-300632)労働者派遣事業(現セールスプロモーション事業)として業務開始
  • 2005年4月不動産開発事業(現リアルエステート事業)開始
  • 2007年8月上場東京証券取引所マザーズに上場
  • 2009年5月㈱パルマファイナンシャルサービシーズ(現㈱パルマ)を子会社(孫会社)化し、セルフストレージ向けビジネスプロセスアウトソーシングサービス事業を開始

2010年代

  • 2011年7月本社を東京都千代田区九段北一丁目13番5号に移転
  • 2013年6月公募増資による新株式の発行(200,000株)及び自己株式の処分(403,000株)を実施
  • 2015年8月上場東京証券取引所第一部市場に上場 公募増資による新株式の発行(600,000株)及び自己株式の処分(400,000株)を実施 ㈱パルマが東京証券取引所マザーズ市場に上場
  • 2017年3月㈱SMBC日興証券に対し行使価額修正条項付新株予約権(40,000個)を割り当て、同年10月までに行使が完了し新株式の発行(4,000,000株)を実施
  • 2018年3月㈱SMBC日興証券に対し行使価額修正条項付新株予約権(50,000個)を割り当て、同年9月までに行使が完了し新株式の発行(5,000,000株)を実施
  • 2018年5月連結子会社であった㈱パルマにおいて、日本郵政キャピタル㈱との資本提携を実施 当社から日本郵政キャピタル㈱へパルマ株式の一部を譲渡し、これに併せて実施された㈱パルマの第三者割当増資により、㈱パルマは連結子会社から持分法適用関連会社となった
  • 2018年7月100%連結子会社として株式会社ディアライフエージェンシーを設立し、当社のセールスプロモーション事業を承継させる

2020年代

  • 2021年1月M&A株式会社N-STAFFを子会社に擁する株式会社DLXホールディングスを子会社化
  • 2021年4月創業株式会社DLファンディングを設立し、クラウドファンディングに取り組む
  • 2021年9月株式会社ディアライフエージェンシーの全株式を株式会社DLXホールディングスに譲渡
  • 2021年10月M&Aアイディ株式会社及び株式会社アイディプロパティを子会社化
  • 2021年11月㈱SMBC日興証券に対し行使価額修正条項付新株予約権(60,000個)を割り当て、翌年10月までに行使が完了し自己株式の処分及び新株式の発行(合計6,000,000株)を実施
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年1月M&A株式会社DLXホールディングス、株式会社コーディアリー・サービス、株式会社ディアライフエージェンシーを吸収合併消滅会社とし、株式会社N-STAFFを存続会社とする吸収合併を実施 株式会社N-STAFFが株式会社アルシエに社名を変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結経常利益2028年9月期まで150億円
  • ROE(株主資本利益率)2028年9月期まで20%以上
  • ROIC(投下資本利益率)2028年9月期まで12%水準
  • 自己資本比率2028年9月期まで40%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    不動産事業の有機的成長とポートフォリオ最適化

    東京23区の駅徒歩10分圏内のレジデンスに集中投資し、営業チームの機動性を高めて情報収集力を強化。開発事業とアセットデザイン&リセール事業を組み合わせ、事業環境に応じてポートフォリオを最適化する。

  2. 02

    人材サービス事業の高度化とブランド力強化

    社内の教育研修制度を拡充し「成長できる会社」としてのブランドを確立。高スキル人材を輩出する人材戦略パートナーへ進化し、クライアントと個人の双方に付加価値を提供する。

  3. 03

    M&Aによる事業成長加速と新市場参入

    代表取締役直轄のM&A推進室を中心に、既存事業の拡大や新たな成長市場への参入を図る。情報収集力と客観的評価体制を強化し、投資効果を高める。

  4. 04

    人的資本投資と多様な人材の活躍推進

    成果に応じた公正な評価制度で社員のやる気を引き出し、次世代リーダーを育成。企業価値と社会価値の共創を目指す。

  5. 05

    DX推進による業務効率化と組織変革

    独自の不動産データベースをAIと組み合わせ情報活用を高度化。労働集約業務をAIに代替し、自律型組織へ進化。取扱件数増加を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で639人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は787万円で、9期前と比べて1.7%平均年齢は28.8歳、平均勤続年数は3.1年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月39
2017年9月50
2018年9月30
2019年9月80031.93.232
2020年9月90033.63.533
2021年9月70030.72.3479
2022年9月60030.72.5563
2023年9月80030.42.9645
2024年9月86428.82.8643715
2025年9月78728.83.16391,205

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率33.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)92.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 ほか4営業所83百万円
セールス プロモーション
本社 — 東京都千代田区50百万円
全社共通
本社 — 東京都品川区16百万円
リアルエステート
主な関係会社
  • 国内
    アイディ㈱
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アイディプロパティ
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アルシエ
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権51.2%
  • 国内
    ㈱パルマ(注2)
    東京都千代田区 · 持分法適用会社
    議決権39.3%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は785億円営業利益77億円前期と比べると増収増益で、売上が+67.4%、利益が+67.4%。

売上高
+67.4%
785億円
営業利益
+67.4%
77億円
純利益
+65.6%
53億円
営業利益率
9.8%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高785億円
営業利益77億円
純利益68億円53億円
1株あたり配当¥64¥64

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は151億円、営業利益は24億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+64.1%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q68811.86
2023年3Q921213.08
2023年4Q22628
2024年1Q4524.42
2024年2Q4512.20
2024年4Q3794311.330
2025年2Q262207.614
2025年4Q5235710.939
2026年2Q14042.93
2026年3Q1512415.915

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は19億円から785億円へ41.3倍に増えた。直近期の営業利益率は9.8%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月1911
2013年9月3432
2014年9月2332
東京証券取引所第一部市場に上場 公募増資による新株式の発行(600,000株)及び自己株式の処分(400,000株)を実施 ㈱パルマが東京証券取引所マザーズ市場に上場
2015年9月781512
2016年9月1071510
2017年9月1652013
100%連結子会社として株式会社ディアライフエージェンシーを設立し、当社のセールスプロモーション事業を承継させる
2018年9月2082925
2019年9月1993424
2020年9月2762719
株式会社DLファンディングを設立し、クラウドファンディングに取り組む
2021年9月2644127
2022年9月5195742
2023年9月4356243
株式会社DLXホールディングス、株式会社コーディアリー・サービス、株式会社ディアライフエージェンシーを吸収合併消滅会社とし、株式会社N-STAFFを存続会社とする吸収合併を実施 株式会社N-STAFFが株式会社アルシエに社名を変更
2024年9月46946479.832
2025年9月78577789.853

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高785億円のうち、営業利益として残るのは77億円9.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は53億円、売上の6.8%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.2%677億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金3.9%31億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.8%77億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.2pt
9.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
6.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.3pt
20.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
26.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが141億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは141億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は272億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月−100−17
2013年9月−11016−1112
2014年9月−1107−118
2015年9月3432747
2016年9月−27−127−2846
2017年9月6123776
2018年9月24−33421131
2019年9月−32−13−33101
2020年9月64−4−3060131
2021年9月183−421147
2022年9月50−111039197
2023年9月143517219
2024年9月−59126−58187
2025年9月1410−57141272

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は474億円。このうち返さなくてよい自己資本が285億円で、自己資本比率は59.3%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月24131153.0
2013年9月43182542.7
2014年9月51183334.9
2015年9月107515645.3
2016年9月138558338.1
2017年9月178799942.3
2018年9月23112310853.3
2019年9月25313112251.7
2020年9月25113811354.9
2021年9月27715612154.8
2022年9月36521315257.2
2023年9月41724217557.0
2024年9月47125122052.5
2025年9月47428518959.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
271億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
198億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
189億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り131社中7位あたり、逆に低いのは営業利益率131社中65位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.2%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.8%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.3%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
67.4%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.7%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,122で、1年前と比べて-10.5%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥1,122-2.2%1ヶ月+4.7%1年-10.5%時価総額504億円
過去52週の値幅
安値¥957高値¥1,367

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.6倍
PBR1.66倍
配当利回り5.70%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で5.02%上昇し、14日には前日比+3.23%の1,151円と年初来高値圏に接近。25日線を4.5%上回り、出来高も14日に82.7万株と急増。週足では75日線を上回る展開で、上昇トレンドが鮮明。RSIは70.05と過熱感があり、高値圏での利益確定売りに注意。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは11.93倍と平均(14.79倍)を下回るが、PBRは1.78倍と平均(1.81倍)とほぼ同水準。配当利回りは5.56%と高い一方、ROEは20.2%と高収益。業績は好調で、2025年9月期は売上高が大幅に伸び、利益も増加。ただし、PBRは平均並みで、成長性を考慮すると割安感は限定的。総合的にはほぼ妥当と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.6倍14.9倍
PBR1.66倍1.84倍
ROE20.2%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、シニア向け分譲市場の成長持続性と、急激な業績拡大がもたらす収益の質への懸念。強気派は、高齢化に伴う住み替え需要の増加や、医療・介護連携による付加価値提案が受注拡大をけん引すると見る。一方、弱気派は、分譲事業は市況変動の影響を受けやすく、2025年9月期の売上高の急増は一時的な要因ではないかと警戒する。また、賃貸事業の拡大は資本効率を低下させる可能性も指摘される。

プラスに働く材料7
  • 高齢化で需要増

    人口高齢化でシニア向け住み替え需要は構造的に拡大傾向。

  • 医療・介護連携

    サービス付き高齢者住宅の経験で差別化した提案力がある。

  • 業績拡大継続

    2025年9月期は売上高785億円と前期比68%増の見込み。

  • 2025年9月期に売上高785億円、前期比67%増通年影響

    売上高は469億円から785億円へ316億円増加、営業利益も46億円から77億円に拡大

  • 2025年9月期営業利益77億円と約7割増通年影響

    営業利益46億円→77億円、売上高拡大に伴い利益も大幅に増加

  • ROE20.2%とPBR1.72倍で資本効率が高い継続影響

    ROE20.2%、PBR1.72倍。資本効率の良さからバリュエーション改善余地がある

  • 配当利回り5.74%と高利回り継続影響

    時価総額501億円に配当利回り5.74%、純利益53億円に対する配当性向は約54%

マイナスに働く材料7
  • 業績の波が大きい

    分譲マンションは販売時期が偏り、2022年9月期の売上高519億円から20%減の年もあった。

  • 資本効率懸念

    賃貸事業拡大で、ROEが20%台を維持できるか疑問視。

  • 市況依存リスク

    金利上昇や住宅需要減退で、収益計画の達成が不透明。

  • 営業利益率9.81%と低水準通年影響

    売上高785億円に対し営業利益77億円、利益率9.81%に留まり収益性の改善余地

  • 株価は1年間で12.5%下落継続影響

    株価1115円、1年間で-12.47%と下落基調が続く

  • 外国人保有比率4.15%と低位継続影響

    外国人株主比率4.15%と低く、海外資金の需給支援が期待しにくい

  • 売上高純利益率6.8%と最終利益が薄い通年影響

    純利益53億円÷売上高785億円=6.75%。増収のわりに最終利益率は低い

次の決算で確かめる点
分譲マンション引渡戸数
分譲収益の変動要因であり、受注状況と販売テンポを測るため。
賃貸事業稼働率
賃貸事業の収益安定性を示し、計画外の空室リスクを確認するため。
売上高に対する手付金残高
将来の売上に先行する受注残の指標となり、業績予想の信頼性を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり64で、前期から+34.0%いまの株価に対する利回りは5.70%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥64
1株あたり
配当利回り
5.70%
いまの株価に対して
配当性向
51.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月1235.9
2017年9月1741.739.8
2018年9月2864.739.8
2019年9月27−3.645.4
2020年9月18−33.339.8
2021年9月3066.742.6
2022年9月4446.742.4
2023年9月41−6.841.9
2024年9月4714.664.9
2025年9月6334.051.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥64

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ32,515人。区分でいちばん多いのは個人・その他45.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.5%を占め、残る52.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他54.451.346.243.446.045.7
事業法人33.533.534.635.636.637.2
金融機関8.111.110.212.212.510.3
外国法人0.92.16.16.12.94.0
自己株式5.07.62.32.03.33.1
証券会社2.91.93.02.51.92.6
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社ディアネス36.05
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.10
03阿部幸広2.34
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.72
05BNP PARIBAS NEW YORK BRANCH - PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.93
06バークレイズ証券株式会社(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.76
07高橋暁子0.60
08安東良高0.59
09藤塚知義0.48
10BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.42

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1959%、1株純資産は14期で+945%。直近期のROEは20.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月66210.06.130.1
2013年9月96712.97.730.6
2014年9月6708.418.929.4
2015年9月4616136.810.432.5
2016年9月3317520.210.035.9
2017年9月4322220.811.139.8
2018年9月7030825.47.739.8
2019年9月6033618.68.245.4
2020年9月4835513.88.739.8
2021年9月7040318.56.942.6
2022年9月10448523.35.342.4
2023年9月9854019.38.241.9
2024年9月7256913.111.464.9
2025年9月12264620.29.751.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

19名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は19名。2025/9期の役員報酬は総額219百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
阿部幸広代表取締役 社長581,050,100
青木寛取締役 戦略開発室長5618,400
合田伸取締役 事業推進室長兼リアルエステート第1ユニット長補佐4584,500
横須賀龍取締役 リアルエステート第2 ユニット長5061,100
秋田誠二郎取締役 コーポレートストラテジーユニット長5254,400
今村修二取締役 リアルエステート第3 ユニット長5428,800
杉本弘子取締役64100,300
横山美帆取締役564,600
伊藤天心取締役571,100
関敏昭取締役681,700
濵田京子取締役57900
本橋安弘監査役(常勤)691,000
残りの役員7名を開く
氏名役職年齢保有株数
阿部海輔監査役5275,900
馬塲一徳監査役6151,800
石田浩通745,000
烏山克也取締役 設計部長543,800
鈴木遥取締役 リアルエステート第1ユニット長3229,500
竹原康浩取締役66
木村博行取締役64

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7120441820930
社外取締役710101

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,381字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社5社及び関連会社1社から構成されております。当社グループの事業内容及び当社と主な関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであり、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 セグメント   事業内容   会社名 (1)リアルエステート事業   不動産の開発・企画業務、収益不動産の投資・運用業務、ホテルの保有・運営業務、ソリューション業務、不動産仲介・管理業務 他   ㈱ディア・ライフ アイディ㈱ ㈱アイディプロパティ (2)セールスプロモーション事業   不動産、保険、金融業界向け販売支援職種等の人材派遣・紹介、コールセンター業務受託 他   ㈱アルシエ 各セグメント別の業務内容は以下のとおりであります。 <リアルエステート事業> 不動産の開発・企画、収益不動産の投資・運用、不動産仲介等の不動産に関連したサービスを提供するソリューション業務を行っております。 主に、東京都区部及びその周辺エリアにおいて、都市型レジデンス(単身者・DINKS層向け賃貸マンション)等の開発、アセット・デザイン&リセール(土地の開発適地化)や、住居系不動産・オフィス・商業ビル等の収益不動産のバリューアップを行い、不動産会社・事業法人・不動産投資ファンド・実需に伴う顧客・不動産オーナー等に販売しております。 さらに、不動産投資ファンド・REITから個人投資家に至るさまざまなマーケットでの取引を通じて蓄積された「目利き」能力、建物企画、コンストラクションマネジメント、不動産運営実績、市場における情報ネットワーク等を基に、投資家・ユーザーニーズに合致した不動産の発掘、不動産投資・開発・運用等に関するソリューションサービスや不動産仲介業務及びホテルの保有・運営業務を行っております。 <セールスプロモーション事業> 当事業では、不動産業界と、保険・金融業界に対して人材派遣事業を行っております。 不動産業界におきましては、分譲マンションモデルルームや賃貸マンションリーシング現場スタッフ等の販売支援職種や事務系職種をメインに人材派遣・紹介事業を行っております。 物件の規模、エリア(都心~郊外等)、タイプ(単身者~ハイエンド・サービスアパートメント)を問わず、さまざまなマンションプロジェクトにおける販売・賃貸促進のための人材支援を機動的に行っており、その実績から培われた経験を基に専門性の高い研修プログラムを実施した上で、不動産に関する専門的な知識と接客視点を持った人材を、派遣先のニーズに応じて配置しております。 保険・金融業界におきましては、保険商品のアウトバウンド型セールススタッフ等の販売支援職種や、顧客管理事務受託、コールセンタースタッフをメインに人材派遣事業を行っております。 特にアウトバウンド型セールスにおきましては、顧客との接触からクロージングまで一貫して非対面で行うため、保険業法上必要な資格取得に加え、保険コンサルティング業務のプロフェッショナルとしての知識習得や、徹底した保険募集のコンプライアンス研修を行った上で、人材を派遣しております。 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次頁のとおりとなります。
経営方針・対処すべき課題3,524字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「私たちと出会った全ての方々の<大切な人生~dear life~>をもっと豊かにしていただきたい」との経営理念に基づき、さまざまな機会に存在し得る潜在価値を具現化し最大限に高めることにより、関係者の満足度の向上、さらには地域社会及び業界の発展に繋がると常に意識し、ビジネスに取り組んでおります。今後もこうした理念に立脚し、顧客のニーズをより的確に把握し、さらなる満足度の向上を追求し続けてまいります。 また、単に事業規模の拡大を追求するのではなく、複数の事業を安定的に成長させ、それぞれの事業の強みを活かして最大のシナジー効果を発揮することにより、企業の継続的な発展と企業価値の拡大に努めてまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略、目標とする経営指標及び対処すべき課題 今後の我が国経済は、定着しつつあるインフレの中、賃金上昇を伴う好循環や、人口知能の普及による企業の生産性向上、新たに発足した高市内閣による積極財政政策により、景況感は堅調に推移することが上振れ要因として期待されます。一方で、こうした物価上昇と賃金の上昇サイクルの持続性や、世界的な政治情勢等の経済動向を巡る不確実性、金融資本市場の変動についても留意が必要な状況が継続することが見込まれます。当社グループが属する不動産業界におきましては、日本全体においては人口が減少している一方で、東京都内へ人口流入が継続していることや、依然として欧米諸外国比で低い金利による資金調達が可能であることから、東京の不動産に対する国内外投資家からのニーズが高水準で推移し、不動産の取得競争も激しい状態が継続することが予想されます。 このような事業環境のもと、当社グループは、今後も持続可能な社会の発展に資する価値を創造し、人々の豊かな人生に貢献していくため、中期経営計画の基本方針に則り、重点テーマとして掲げた下記の課題に取り組んでまいります。 1.不動産事業分野における東京23区に重点をおいたオーガニックグロース(規模と件数の拡大)、事業環境に合わせたポートフォリオ最適化 主力のリアルエステート事業において、グローバルな視点でも魅力が高く、人口流入が継続する東京圏のレジデンスに的を絞り、社会のインフラである不動産のポテンシャルを最大化し、地域の発展に資する不動産開発を目指します。また、中長期的なマーケットの見通しが困難を極める中、レジデンス、商業ビル等の開発事業だけでなく、アセットデザイン&リセール事業、収益不動産(レジデンス、オフィス、ホテル、商業用途)にリスクを分散しながら収益の最大化を図ってまいります。 2.人材サービス事業分野における専門性・教育力・ブランド力の融合、企業と個人共に付加価値を提供する「人材戦略パートナー」としての人的資本の最大化 セールスプロモーション事業において、まずは自社内における教育研修制度やキャリアアップのための施策を拡充していくことで「成長できる会社」としてのエンゲージメント向上を進め、クライアントからも「高スキル人材を輩出する会社」としてのブランド認知拡大を目指します。 3.戦略投資 当社のこれまでの投資実績や業界への知見が活かせる、既存事業の事業領域や規模の拡大に資する企業への投資を柱に、M&Aの活用による既存事業の成長加速や拡充及び新たな成長市場への参入を目指します。代表取締役直轄組織として設立されたM&A推進室を主軸に、情報収集力の強化や、外部専門家との業務提携等の活用による投資効果の客観的評価体制を構築してまいります。 4.人的資本投資 当社においては”人”こそ最重要資産であり、経営理念そのものであります。企業も社会も構成しているのは“人”であり、その人生を豊かにしていただくためにディア・ライフグループは何ができるのか、常に問いかけ模索しながら様々な施策に取り組んでいます。 5.DX投資 多様な個性の能力を最大限発揮させるためのDX投資を推進し、事務工数削減・機会損失防止による、取扱ディール数の引き上げを図ってまいります。AIに労働集約的な業務を代替させることを前提に業務プロセスを見直すことで、一人ひとりが生き生きと働ける自律型の組織への進化を目指します。 6.財務健全性の維持と資本効率の改善 東京証券取引所より要請の「資本コストと株価を意識した経営」につきましても当社の重要な経営課題として認識しており、ROE、ROIC等各指標の向上や一層の情報開示の充実を通して、中長期的な企業価値向上に努めます。 《中期経営計画「挑戦 2025 ~ Catch the Wave ~」の概要》 1.基本方針 持続可能な社会の実現に向けた取り組み強化と不動産商社としての更なる成長を目指す。 2.重点テーマ ①不動産事業分野 ■東京23区に重点をおいたオーガニックグロース(規模と件数の拡大) ・20年超かけて培ってきた当社の強みを活かし、グローバルな視点でも魅力の高い、東京23区内・駅徒歩10分圏内に集中して投資 ・営業社員を少人数のチームで再編成し、機動性をあげて情報収集力強化。高密度なOJTにより若手の成長を促進 ■不動産投資のポートフォリオを事業環境に合わせ最適化 ・インバウンド需要の高まりや都心への人口流入の増加への対応として、需要の底堅いレジデンスに注力しつつも、開発期間を短縮でき資本効率の高いアセットデザイン&リセール(ADR)事業も積極的に交えた事業を展開 ・開発(レジデンス、商業ビル等)・ADR・収益不動産(レジデンス、商業、ホテル)にリスクを分散しながら収益を最大化 ②人材サービス分野 ■専門性・教育力・ブランド力を融合し、人的資本の最大化 ・教育成果をキャリア設計や採用戦略にフィードバックし、採用部門と教育部門を連携。継続的な改善サイクルを構築し、人材価値を最大化 ■高単価・高付加価値の人材戦略会社への進化 ・社内の研修制度や社員の成長事例を積極的に発信し、「成長できる会社」としてのブランドを確立。育成に重きを置くことでクライアントから「高スキル人材を輩出する会社」としてのブランドを確立 ③戦略投資 ■M&Aを活用し既存事業の成長加速や拡充、新たな成長市場への参入を図る ・代表取締役直轄の組織として、過去のM&Aを主導したメンバーを核に「M&A推進室」を組成 ・情報収集力とスクリーニング能力の強化を行い、既存事業の成長加速や新たな成長市場へ参入 ④人的資本投資 ■多様な人材が活躍できる環境の整備 ・公明正大かつ成果に応じた適切な評価制度の下、個々のやる気を引き出す環境を向上 ■「企業価値」と「社会価値」を創造できる人材の育成 ・経済的成果と社会的意義の両立を担う次世代リーダーを輩出し、企業価値と社会価値の共創を実現 ⑤DX投資 ■当社独自の不動産情報を集積したDL物件データベースの機能強化 ・AIと組み合わせることによる情報の共有や活用の高度化を推進する基盤を構築 ・属人性の低減による人的リソースの効率化、投資判断の精度・スピード向上 ■業務をAIネイティブ化し自律型組織に変革 ・マーケットデータ収集、ボリュームチェック等の労働集約性の高い業務プロセスをAIに代替 ・AIの活用により、個人個人に寄り添った教育研修を推進 ⑥財務健全性の維持と資本効率の改善 ■ROEの一層の向上に向けた施策 ・財務健全性を維持しつつ、市場の期待リターンに応え得る資本収益性を追求(ROE18%水準) ・エクイティスプレッド拡大に向け、資本コストの低減に注力 ■株主との対話 ・各仕入案件詳細の適時開示、決算説明資料等の英文同時開示による情報の非対称性の低減 ・個別のIR依頼には全て対応する方針の下、オンラインや対面での面談を実施 ・建設的な対話から得た気づきについては取締役会で共有し議論、更なる情報充実に反映 本目標では、最終年度の2028年9月期の定量目標として連結経常利益150億円、連結ベースのROE(株主資本利益率)20%以上、ROIC(投下資本利益率)12%水準、自己資本比率40%以上を目指してまいります。 (3)その他、会社の経営上重要な事項 特記すべき事項はありません。
事業等のリスク5,988字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、当社グループとしては必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資家の投資判断上重要であると考えられる事項については積極的に情報開示しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載内容も合わせて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えられます。 なお、文中の記載は、当社グループの事業等及び当社株式への投資に係るリスクを全て網羅しているものではありません。また、将来に関する事項につきましては、本書提出日現在において当社グループが入手可能な情報から判断したものであります。 ①経済情勢の変動について 当社グループの主要事業であるリアルエステート事業が属する不動産業界は、景気動向、金利動向および地価動向等のマクロ経済要因の動向に影響を受けやすい傾向があることから、今後、国内外の経済情勢が悪化したことにより、不動産への投資意欲の低下、不動産取引の減少、空室率の上昇や賃料の下落といった事態が生じた場合には、保有する不動産物件において、評価損や売却損が発生する可能性があり、当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、これらの変動により不動産業界を始めとした各種業界における人材投資が抑制される恐れがあり、セールスプロモーション事業の業績にも影響を及ぼす可能性があります。 ②事業エリアが東京圏に集中していることについて 当社グループは、東京圏を中心としてリアルエステート事業を展開しておりますが、当該エリアは、不動産の投資・賃貸需要が高いことから、競合他社が多く競争が激化する可能性があります。それら競合他社の影響により、物件の仕入や売却が計画どおりに実行できない場合や価格変動等による急激な需要が低下する場合には、当社グループの業績及び事業の展開に影響を与える可能性があります。 また、当該地域における地震その他の災害、地域経済の悪化等は、当社グループの業績、財政状態及び事業の展開に影響を与える可能性があります。 ③外注管理について 当社グループは、特にリアルエステート事業において、設計・施工工事・賃貸管理・建物管理等を所定の審査を経た上で外部の専門会社や建設会社に委託しております。このように、不動産開発・投資業務の大部分を外注に依存しているため、外注先を十分に確保できない場合や、外注先の契約不履行・破綻等の事態の発生並びに不測の事態が発生し工事が遅延若しくは停止した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 また、施工完了後、外部業者の破綻等の事態が発生したことにより、本来外部業者が負うべき瑕疵の補修責任等が履行されず、想定外の費用負担等が当社グループに発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 ④個人情報保護 当社グループでは業務遂行上の必要性から、特にセールスプロモーション事業において登録派遣スタッフ等の多くの個人情報を取扱っております。これらの個人情報に関しては、「個人情報の保護に関する法律」をはじめとして、関連する諸法令の遵守と適正な取扱いの確保に努めており、「個人情報保護管理規程」を定めたうえ、当社グループ社員並びに登録派遣スタッフに対し教育・啓蒙を徹底し、個人情報の保護に取り組んでおります。 しかしながら、不測の事態により、万一、個人情報が外部へ漏洩した場合、当社グループの信用の失墜及びそれに伴う売上高の減少や損害賠償費用の発生等により、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤訴訟等の可能性 当社グループが仕入、施工、管理、販売する不動産物件において、建物の瑕疵や土壌汚染等による訴訟の発生やこれらに起因する建築計画の変更等が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥リアルエステート事業における物件の引渡時期等による業績の変動について リアルエステート事業にかかる売上高は、主に不動産物件の売却金額であるため、当社グループのその他の事業と比較して売上高が多額になる傾向があります。そのため、リアルエステート事業の売上高の動向により当社グループ全体の業績も大きく変動する可能性があり、特に四半期毎の経営成績においては、物件売却の有無により売上高および利益が短期的に偏る可能性があります。加えて、天災、事故、その他予測し得ない要因等の不測の事態により、物件の引渡時期が期末を越える遅延が生じた場合や、期末近くに竣工・引渡を計画している物件について、顧客への引渡が次期にずれ込む事態が生じた場合には、当該期の当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦有利子負債への依存及び金利水準の動向 当社グループでは、主力のリアルエステート事業に係る事業用地・収益不動産取得費および建築費等の資金を、主として個別案件毎に金融機関からの借入金によって調達しているため、総資産に占める有利子負債の比率が常に一定程度存在(2025年9月末時点において、総資産に占める有利子負債の割合は32.0%)します。当社グループでは、金利等の動向を注視しつつ、将来の環境変化にも柔軟な対応が可能な調達形態の維持・構築に努めております。しかしながら、事業の規模拡大に伴う資金需要により、有利子負債の割合が上昇するとともに、将来において、金利が上昇した場合には、資金調達コストが増加することにより当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、資金調達に際して、特定の金融機関に依存することなく、多数の金融機関と良好な関係を構築する一方で、新たな金融機関との新規取引や、社債や増資等の直接金融での資金調達を実施し、資金調達の円滑化と多様化に努めておりますが、今後金融情勢の急激な変動等何らかの理由により十分な資金調達ができない場合には、当社グループの経営成績や財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧当社グループの主要な事業にかかる法的規制について 当社グループの事業は、国土利用計画法、宅地建物取引業法、建築基準法、都市計画法、金融商品取引法、労働者派遣法等、各種法令のほか各自治体が制定した条例等による規制を受けております。当社グループの許認可等の状況は下表のとおりであり、現在までに当該許認可が取り消しとなる事由は発生しておりませんが、今後何らかの理由により許認可等の取消・更新・欠格による失効等のような事由が発生した場合には当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。さらに、当社グループは、これまでにこれら法的規制によって重大な影響を受けたことはありませんが、これらの法的規制や条例等が新たに制定されたり、改定された場合には新たな負担が発生し、当社グループの業績や事業展開に影響を与える可能性があります。 なお、東京特別区を中心に、最低住戸面積の引き上げ、一定面積以上の住戸の設置の義務付け、狭小住戸集合住宅税の導入等のワンルームマンションの建設を規制する条例等が制定されておりますが、当社グループでは、これらの条例等に沿った物件の企画・開発を行っており、現時点において、こうした規制が当社グループの事業に影響を及ぼす可能性は少ないものと認識しておりますが、今後更に各自治体による規制強化が進められた場合においては、リアルエステート事業の事業展開や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (許認可、免許及び登録等の状況) 許認可等の名称   所管官庁等   許認可等の内容   有効期間   法令違反の要件及び主要な許認可取消事由 宅地建物取引業免許   東京都   東京都知事(4) 第83945号   2029年12月17日   宅地建物取引業法第66条各号に該当する場合 金融商品取引業 (投資助言・代理業、第二種金融商品取引業)   金融庁   関東財務局長 (金商)第3366号   期間の定め無し   金融商品取引法第52条 各号に該当する場合 宅地建物取引業免許 (アイディ㈱)   東京都   東京都知事(9) 第55697号   2027年12月23日   宅地建物取引業法第66条各号に該当する場合 一級建築士事務所登録 (アイディ㈱)   東京都   東京都知事登録 第58016号   2027年7月31日   建築士法第10条第1項各号に当たる場合に、中央建築士審査会の同意を経て免許の取消を行う 建築一式総合建設業免許 (アイディ㈱)   東京都   東京都知事(特-5)第123928号   2028年6月4日   建築業法第29条各号に該当する場合 建築一式総合建設業免許(解体業) (アイディ㈱)   東京都   東京都知事(特-6)第123928号   2029年10月28日   建築業法第29条各号に該当する場合 不動産特定共同事業者免許 (アイディ㈱)   東京都   東京都知事 第107号   期間の定めなし   不動産特定共同事業法第53条各号に該当する場合 マンション管理業免許 (アイディ㈱)   国土交通省   国土交通大臣(4) 第033138号   2027年8月27日   マンションの管理の適正化の推進に関する法律第33条各号に該当する場合 住宅宿泊管理業免許 (アイディ㈱)   国土交通省   国土交通大臣(01) 第F02305号   2026年1月14日   住宅宿泊業法第42条各号に該当する場合 産業廃棄物収集運搬業許可(アイディ㈱)   千葉県   第01200245145号   2030年3月6日   産業廃棄物法第14条の3の2各号に該当する場合 産業廃棄物収集運搬業許可(アイディ㈱)   神奈川県   第01400245145号   2030年3月11日   産業廃棄物法第14条の3の2各号に該当する場合 産業廃棄物収集運搬業許可(アイディ㈱)   埼玉県   第01100245145号   2030年3月16日   産業廃棄物法第14条の3の2各号に該当する場合 産業廃棄物収集運搬業許可(アイディ㈱)   東京都   第13-00-245145号   2030年3月20日   産業廃棄物法第14条の3の2各号に該当する場合 古物商許可(アイディ㈱)   東京都公安委員会   第302162421945号   期間の定め無し   古物営業法施行規則第19条の各号に該当する場合 宅地建物取引業免許 (㈱アイディプロパティ)   都知事免許   東京都知事(3) 第96845号   2029年7月25日   宅地建物取引業法第66条各号に該当する場合 マンション管理業免許 (㈱アイディプロパティ)   国土交通省   国土交通大臣(2) 第034216号   2026年4月26日   マンションの管理の適正化の推進に関する法律第33条各号に該当する場合 賃貸住宅管理業免許 (㈱アイディプロパティ)   国土交通省   国土交通大臣(1) 第004840号   2027年4月26日   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律第23条各号に該当する場合 一般労働者派遣事業免許 (㈱アルシエ)   厚生労働省   派13-314461   2027年11月30日   労働者派遣法第14条各号に該当する場合 有料職業紹介事業免許 (㈱アルシエ)   厚生労働省   13-ユ-311504   2027年11月30日   職業安定法第32条各号に該当する場合 ⑨M&A等による事業拡大について 当社グループは、既存事業の持続的な成長と収益源の多様化のための一つの手段として、M&A(企業買収等)や提携等を有効に活用してまいります。M&A等を実行するにあたっては、相手先企業の詳細な事前調査を行い、十分にリスクを検討した上で決定しておりますが、取引後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等、事前調査で把握できなかった問題が生じた場合や、事業の展開等が計画どおりに進まない場合、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。 また、M&A等により、当社グループが従来から取り組んでいない新規事業が加わる際には、その事業固有のリスク要因が加わります。 ⑩人材確保について 当社グループのセールスプロモーション事業の推進および拡大には、持続的な人材確保が不可欠です。しかし、少子高齢化や価値観の多様化に伴う労働人口の減少や、特定業界への人材集中等により、必要とする人材を十分に確保できない場合には、当社グループの経営成績および財政状態に悪影響を及ぼすおそれがあります。 ⑪情報セキュリティについて 当社グループは、サイバー攻撃や不正アクセス等により、情報システムや業務システムが正常に稼働しなくなるリスクを有しております。 これらの事象に起因して企業活動が停滞・停止した場合や、企業情報や個人情報等が漏洩した場合には、事業機会の喪失、信用の失墜、売上高の減少、損害賠償費用・復旧費用の発生等を通じて、当社グループの経営成績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、サイバーセキュリティ機能の継続的な強化やBCPの整備、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会を中心としたセキュリティ意識の向上などを通じて、リスクの低減および影響の最小化に取り組んでいますが、未知のサイバー攻撃等に対しては、これらの対策が十分に効果を発揮しない可能性があります。 ⑫感染症の拡大について インフルエンザや、新型コロナウイルス感染症等の未曽有の感染症が再びまん延した場合は、日本政府や地方自治体の緊急事態宣言等の再発令等や自主的な営業自粛による経済活動の停滞や悪化が想定されます。その場合、「①経済情勢の変動について」、「②事業エリアが東京圏に集中していることについて」、「③外注管理について」、「⑥リアルエステート事業における物件の引渡時期等による業績の変動について」に記載したような複合的な要因により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,215字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績 当連結会計年度における我が国経済は、物価上昇が続いた一方で、人手不足を背景に雇用環境の改善や企業の設備投資の増加が下支えとなり、全体としては緩やかな回復基調を維持しました。しかしながら、米中経済の減速や関税強化、ロシア・ウクライナ情勢の長期化など、海外要因による不確実性は依然として高い状況にあります。さらに、国内では賃上げ基調が継続しているものの、物価上昇には追い付いておらず、実質賃金のマイナスが続いていることから、個人消費の回復には力強さを欠いています。そのため、今後も緩やかなインフレが続くと見込まれる中、賃金と物価のバランス、ならびに海外経済及び各国金融政策の動向を注視する必要があります。 当社グループの属する不動産業界におきましては、東京を中心に売買・賃貸共に需要が強い状況が続きました。 当社の供給する賃貸レジデンスのターゲットとなる単身者やDINKS層が利便性の高い都心に集中する傾向は継続しており、23区内の人口は増加が続いているため、賃貸物件に対するニーズが高まっております。地価や建築費に伴い新築マンションの価格も上昇している中、これまでの新築マンションの購入層が中古マンション及び賃貸レジデンスへ流入していることから、賃料も上昇しています。 不動産の運用を行う投資家においても、日本銀行が利上げを行ったものの、イールドギャップは他の主要国に比べて依然大きい上、世帯数の増加と賃金の上昇が見込まれる東京の賃貸住宅に対しては賃料の上昇期待も高まっていることから、物件に対する期待利回りも引き続き低水準で推移しております。そのため工事費は高止まりしながらも、東京都内における開発用地のニーズも非常に高い状況が続きました。 開発用地の取得難易度が高まる中、当社も採用強化、人員の増強をしながら、東京都内における不動産の仕入活動を増大させ、開発量及び規模の拡大と、収益不動産への投資に注力してまいりました。 開発プロジェクトにおきましては、土地面積が広く、比較的低層で開発できる案件の仕入に注力することと、開発用地に解体工事・土壌汚染調査・権利関係調整・許認可取得等の整備を施した時点で売却するアセット・デザイン&リセール事業を推進することで、建築リスクの最小化と事業価値の最大化を行ってまいりました。また、既に稼働している収益不動産の仕入を積極的に推進し、安定した収益を得ながらバリューアップを行い、投資家への売却を進める事業の規模が拡大いたしました。 人材サービス部門におきましては、派遣人材の採用を積極的に行った上で、派遣品質の一層の向上による高付加価値路線に注力することで、業績の拡大を推進いたしました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末より312百万円増加し、47,376百万円となりました。 負債合計は、前連結会計年度末より、3,103百万円減少し、18,884百万円となりました。 純資産合計は、前連結会計年度末より3,416百万円増加し、28,492百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、不動産開発・投資を展開するリアルエステート事業が好調に推移したことを主因に、売上高は78,505百万円(前期比67.5%増)、営業利益は7,726百万円(前期比67.3%増)、経常利益は7,831百万円(前期比68.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,320百万円(前期比67.8%増)となりました。 セグメントの概況は次のとおりであります。 (リアルエステート事業) 当連結会計年度におきましては、不動産投資会社・デベロッパー・不動産販売会社、海外事業者など幅広い需要に対応いたしました。その結果、「大鳥居Ⅲプロジェクト(東京都大田区)」「不動前プロジェクト(東京都品川区)」などのアセット・デザイン&リセール(土地の開発適地化)を中心に、合計35件を売却いたしました。 加えて、管理コストの見直しやリノベーションなどにより収益価値を高め、「DeLCCS南青山Ⅱ(東京都港区)」「DeLCCS永田町(東京都千代田区)」などの東京都心部に立地する収益不動産を43件売却いたしました。 また、仕入に関しましては、より需要の見込めるエリアを中心として「京急蒲田Ⅲプロジェクト(東京都大田区)」「富士見台プロジェクト(東京都練馬区)」など25件の都市型レジデンス開発用地や、「DeLCCS曙橋Ⅱ(東京都新宿区)」「DeLCCS日本橋浜町(東京都中央区)」などの44件の収益不動産の仕入を行いました。 以上の結果、売上高74,569百万円(前期比74.1%増)、営業利益8,619百万円(前期比59.1%増)となりました。 (セールスプロモーション事業) 連結子会社の株式会社アルシエが展開するセールスプロモーション事業におきましては、堅調な既存事業に加え、更なる事業領域の拡大に向けた新規事業の拡大及び他業界での需要喚起、加えて派遣品質の向上による高付加価値化を推進してまいりました。 以上の結果、売上高3,936百万円(前期比2.9%減)、営業利益79百万円(前期比277.9%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ8,453百万円増加し、当連結会計年度末には27,164百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は14,138百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が7,772百万円あった一方で、棚卸資産の減少が7,679百万円あった一方で、法人税等の支払額が1,953百万円あったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は41百万円となりました。これは主に、有価証券及び投資有価証券の売買による収入が91百万円あったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は5,726百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入が40,160百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が42,879百万円、配当金の支払いによる支出が2,042百万円あったことによるものです。 ③生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 当社グループは、リアルエステート事業、セールスプロモーション事業を主体としており、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績の記載はしておりません。 b.受注実績 当社グループは、受注生産を行っておりませんので、受注実績の記載はしておりません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメント   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比 販売高(百万円)   (%) リアルエステート事業   74,569   74.1 セールスプロモーション事業   3,936   △2.9 合計   78,505   67.5 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2023年10月1日 至  2024年9月30日)   当連結会計年度 (自  2024年10月1日 至  2025年9月30日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 第一リアルター株式会社   6,254   13.3   -   - 特定目的会社レジプロパティーズフォー   -   -   10,369   13.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たり、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、78,505百万円(前期比67.5%増)となりました。 セグメント別の売上高は、リアルエステート事業につきましては、同業他社や実需等の幅広いニーズに対応し、当社開発による都市型レジデンス、アセット・デザイン&リセール(開発適地化)や収益不動産等の売却により74,569百万円(同74.1%増)、セールスプロモーション事業につきましては、一時的な需要の減退を受けたものの、堅調な既存事業に加え、更なる事業領域の拡大に向けて、新規事業の拡大、他業界での需要喚起等を行った結果、3,936百万円(同2.9%減)となりました。 なお、各セグメントの状況の詳細については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績」をご覧ください。 (売上原価) 当連結会計年度における売上原価は67,716百万円(前期比70.2%増)となりました。これは主に、リアルエステート事業における販売用不動産の売却によるものであります。 (売上総利益) 以上の結果、売上総利益は、10,788百万円(前期比52.1%増)となりました。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、3,062百万円(前期比23.7%増)となりました。主な内訳は、給料手当565百万円、役員報酬299百万円、支払手数料738百万円及び租税公課583百万円であります。 (営業利益) 以上の結果、営業利益は、7,726百万円(前期比67.3%増)となりました。 (営業外損益) 当連結会計年度における営業外収益は、478百万円(前期比84.5%増)となりました。これは主に、有価証券運用益339百万円によるものであります。また、営業外費用は、373百万円(前期比67.8%増)となりました。これは主に、支払利息346百万円によるものであります。 (経常利益) 以上の結果、経常利益は7,831百万円(前期比68.2%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は7,772百万円(前期比67.0%増)となりました。これに法人税、住民税及び事業税や法人税等調整額を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は5,320百万円(前期比67.8%増)となりました。 ③当連結会計年度の財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、45,352百万円(前連結会計年度末比1.0%増)となりました。これは主に、リアルエステート事業における不動産の売却が進捗したため、現金及び預金が8,451百万円増加した一方で、開発用地及び中古収益不動産の売却が進展したことにより、仕掛販売用不動産が6,028百万円、販売用不動産が1,955百万円減少したことによるものです。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、2,023百万円(前連結会計年度末比5.8%減)となりました。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、6,184百万円(前連結会計年度末比4.3%減)となりました。これは主に短期借入金が765百万円、1年内返済予定の長期借入金が365百万円減少した一方で、1年内償還予定の社債が150百万円、未払法人税等が493百万円増加したことによるものです。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、12,699百万円(前連結会計年度末比18.2%減)となりました。これは主に、不動産の売却により長期借入金が2,353百万円減少したことによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、28,492百万円(前連結会計年度末比13.6%増)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益を5,320百万円計上した一方で、剰余金の配当を2,041百万円行ったことによるものです。この結果、自己資本比率は、59.3%となりました。 ④キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ⑤資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要のうち主なものは、主力であるリアルエステート事業における開発用地や収益不動産の仕入や開発に係る建築費や設計等の業務委託料であります。これらの資金需要に対し当社では金融機関等からの長期借入による資金調達を基本としております。 ⑥経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、「中期経営計画 “突破 2025”」における2025年9月期の定量目標として、連結経常利益100億円、連結ベースのROE(株主資本利益率)18%以上、ROA(総資産経常利益率)15%水準を目標として掲げております。 当連結会計年度においては、連結経常利益78億円、ROE20.2%、ROA16.6%、自己資本比率59.3%となりました。 第19期実績 (2023年9月期)   第20期実績 (2024年9月期)   第21期実績 (2025年9月期) 経常利益   61億円   46億円   78億円 ROE   19.3%   13.1%   20.2% ROA   15.8%   10.5%   16.6% 自己資本比率   57.0%   52.5%   59.3%

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。