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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

グッドコムアセット

Good Com Asset Co., Ltd.3475 · Prime · 不動産業

投資用新築マンション「GENOVIA」シリーズを企画開発・販売。都心単身者向けの安定収益物件を供給。

概要

グッドコムアセットは、自社ブランド「GENOVIA(ジェノヴィア)」シリーズの投資用新築マンションの企画・開発・販売及び管理を主力事業とする不動産業者である。2005年11月に東京都中野区で設立され、2016年12月にJASDAQに上場、現在は東証プライム市場に上場する。2025年10月期の連結売上高は546億円、営業利益29億円、従業員数245名。東京23区を中心に1都3県及び関西エリアで事業を展開し、法人・個人投資家向けに販売を行っている。

法人向けと個人向けの二本柱で構成される販売事業

当社の販売事業は、ホールセール(法人向け)とリテールセールス(個人向け)の二つに分かれる。2025年10月期の実績では、ホールセールが売上高394億円(全体の72%)を占め、30棟1,342戸を販売した。一方、リテールセールスは17棟350戸で売上高98億円(同18%)だが、セグメント損失12億円を計上している。これは個人投資家向け販売の収益性が法人向けに比べて低いことを示す。両セグメントとも東京23区を中心とした単身者向け投資用マンション「GENOVIA」シリーズを扱うが、販売先と価格帯(2,000~5,000万円台)は共通している。法人向けは国内の機関投資家や不動産ファンドが主な顧客であり、個人向けは国内外の個人投資家が対象である。

手付金のみの仕入とファンド販売で資金効率を高める経営戦略

当社の仕入方法は、物件の初期段階で手付金のみを支払い契約を結ぶ「専有物件」が主体である。多額の先行資金を必要としないため、地価や資材価格変動リスクを軽減し、迅速な物件確保を可能にしている。また、2024年から開始した不動産ファンド事業では、自社ブランド「GENOVIA」を対象とする私募ファンドを組成し、複数棟を一括でファンドに販売することで資金回収を早める。2025年10月期には第3号・第4号ファンド(総額約270億円)を組成した。この戦略により、再投資のためのキャッシュフロー創出と業績拡大を目指し、中期経営計画では2030年10月期に売上高6,000億円を目標に掲げている。

東京23区を核としつつ関西へ拡大、海外拠点は清算

当社の販売物件は東京23区を中心に1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)及び関西エリアに分布する。2021年4月には大阪支店を開設し、関西エリアでの事業を本格化させた。海外展開としては、2015年に台湾台北市に子会社を設立し、2017年には中国上海市にも子会社を設けたが、それぞれ2024年4月と2022年7月に清算を完了し、現在は海外に現地法人を持たない。2025年4月には福岡証券取引所本則市場に重複上場し、九州エリアへの可能性も示唆している。営業拠点は本社(東京都新宿区)と大阪支店の2か所で、従業員245名が在籍する。

連結子会社9社で構成されるグループの事業分担

当社グループは当社及び連結子会社9社(孫会社4社を含む)の10社で構成される。中核子会社は、賃貸管理・建物管理を担う株式会社グッドコム(1991年設立)、家賃債務保証事業を行う株式会社ルームバンクインシュア、IPO・IRコンサルティングの株式会社キャピタルサポートコンサルティング、REIT・不動産ファンド事業の株式会社グッドコムアセット投資顧問、そして2025年6月に連結子会社化した戸建・再販事業の株式会社Livenup Groupである。2024年1月には子会社グッドコムが孫会社グッドコムナビを吸収合併するなど、グループ内再編も進めている。各子会社が販売後の管理・保証・ファンド運用等を担い、不動産のバリューチェーンをカバーする。

業界の中での役割は投資用マンションのデベロッパー兼販売・管理会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
546億円
営業利益
29億円
営業利益率
5.3%
純利益
15億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/10
事業売上構成比利益利益率
ホールセール394億円72.2%37億円9.4%
リテールセールス98億円17.9%-12億円-12.2%
Livenup Group31億円5.7%-3億円-9.7%
リアルエステート マネジメント23億円4.2%8億円34.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ホールセール(法人向けマンション販売)主力

国内外の法人投資家向けに自社ブランド「GENOVIA」新築マンションを販売。物件は買取型と開発型がある。

主な製品・サービス1
GENOVIAシリーズマンション(法人向け)
東京23区中心の単身者向け投資用マンション。壁面緑化デザイン、オートロック、防犯カメラ等を標準装備。価格帯2,000~5,000万円台。

02リテールセールス(個人向けマンション販売)準主力

国内外の個人投資家向けに自社ブランド「GENOVIA」新築マンションを販売。

主な製品・サービス1
GENOVIAシリーズマンション(個人向け)
法人向けと同様の仕様。個人投資家に販売。

03Livenup Group(戸建・収益不動産開発等)準主力

連結子会社Livenup Group及びその子会社が、戸建住宅や収益不動産の開発・販売、中古住宅リノベーション、賃貸管理等を手掛ける。

主な製品・サービス3
戸建住宅・収益不動産開発販売
土地取得から企画・開発・販売まで一貫。
中古住宅リノベーション
既存住宅を買取・リフォームして再販。
賃貸管理
賃貸物件の管理業務。

04リアルエステートマネジメント(賃貸管理・建物管理)副次

子会社グッドコムが、自社販売マンションの入居者募集・賃貸管理、マンション管理組合からの建物管理業務を請け負う。また子会社ルームバンクインシュアが家賃債務保証事業を提供。

主な製品・サービス3
賃貸管理業務
入居者募集、賃料回収、テナント管理等。
建物管理業務
マンション管理組合からの委託による清掃、設備点検等。
家賃債務保証
賃貸借契約時の連帯保証人サービス。

05その他事業その他

子会社キャピタルサポートコンサルティングがIPO・IR・資本政策コンサルティングを提供。また不動産ファンド事業(小口化商品販売、投資顧問)も手掛ける。

主な製品・サービス2
IPO・IRコンサルティング
新規上場支援、IR戦略、資本政策のアドバイス。
不動産ファンド商品
小口不動産投資商品の組成・販売、ファンド運用。

製品と技術

投資用マンション「GENOVIA」シリーズの特徴と3つのデザインバリエーション

当社の主力製品は自社ブランド「GENOVIA」シリーズの新築投資用マンションである。間取りは単身者向けの1Kが中心で、立地条件に応じて1LDKや2LDKも併設される。価格帯は2,000~5,000万円台。物件は最寄駅から徒歩10分圏内に位置し、オートロックシステム、エレベーター内防犯カメラ、ディンプル錠を標準装備する。デザイン面では3つのバリエーションがある。2011年導入の壁面緑化「green veil(グリーンヴェール)」は、エントランス付近の壁面に植栽を施すもの。2015年導入の屋上緑化「skygarden(スカイガーデン)」は壁面緑化が採用できない場合の代替。2019年導入の屋上ドッグラン「skyrun(スカイラン)」はペット飼育者向けの差別化要素である。いずれも「人と緑が共生するエコロジーの最大公約デザイン」をコンセプトとする。

買取型と開発型の2つの事業モデルで物件を供給

当社のGENOVIAシリーズの供給には、買取型と開発型の2種類がある。買取型は、マンション建設事業主から1棟を丸ごと買い取り、自社ブランド仕様に変更して販売する物件(専有物件)である。開発型は、自ら土地を仕入れてマンションを企画・開発する物件である。どちらの場合も、仕入契約は手付金のみで締結するのが基本であり、多額の先行資金を必要としないため、地価変動リスクを低減している。また、仕入は原則として入札に参加せず、事業主や建設会社との相対取引により、コストを抑制する。供給エリアは東京23区を中心に1都3県及び関西エリアで、2025年10月期には34棟2,105戸の仕入を実施した。

販売後の管理・保証・ファンド運用によるストック収入

当社グループは販売後も収益を得る仕組みを持つ。子会社グッドコムが、自社販売マンションの入居者募集や賃料回収などの賃貸管理業務、マンション管理組合から受託する建物管理業務を行う。2025年10月期の月末入居率は9割超を維持した。また、子会社ルームバンクインシュアが家賃債務保証事業を提供し、入居者の連帯保証人となるサービスで安定した収入を得る。さらに、子会社グッドコムアセット投資顧問が運営する不動産ファンド事業では、自社ブランドマンションを対象とする私募ファンドを組成し、アセットマネジメント業務の一部をグループ内で実施することで、販売後も継続的なフィー収入を確保している。2025年10月期には第3号・第4号ファンドを組成した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

不動産仲介特化、売上ボラタイル

グッドコムアセットは、不動産業に分類され、主に不動産仲介や販売を手掛ける企業です。2024年10月期の売上高は598億円と前期から急増しましたが、2025年10月期は546億円に減少しており、事業のボラタリティが高く、収益が不安定です。同セクターの大東建託のような安定したストック型収益モデルとは異なり、取引依存型のビジネスモデルです。営業利益率も5〜9%台で変動が大きく、業界平均を下回ることもあります。同業のrobot homeやタスキホールディングスと比較しても、規模は中程度で強い競争優位は見られません。

強み

  • 2024年に大幅な増収を達成。マンション市況の好転を取り込み、一時的に高い成長を見せた。
  • 市場動向に応じて仲介物件を柔軟に変更可能。顧客ニーズに機動的に対応できる。
  • 長年の取引で構築した不動産会社とのネットワークが調達力の基盤。
  • 特定エリアに集中することで、マーケットシェアを確保し情報優位性を持つ。

課題

  • 売上・利益の変動が大きく、市場環境の悪化で収益が急減するリスクが高い。
  • 不動産仲介は競合が多く、価格競争に陥りやすい。独自の強みを打ち出しにくい。
  • 仲介手数料依存で、安定したストック型収入が少ない。資産保有のバランスが課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字がグッドコムアセット

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13482ロードスターキャピタル545億円5.4倍
28818京阪神ビルディング542億円22.9倍
33465ケイアイスター不動産535億円6.8倍
42975スター・マイカ・ホールディングス521億円8.4倍
53245ディア・ライフ504億円11.6倍
63475グッドコムアセット458億円22.2倍
79052山陽電気鉄道452億円11.1倍
83276JPMC398億円20.2倍
98219青山商事388億円16.1倍
102980SREホールディングス386億円20.9倍
116071IBJ382億円15.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

有限会社設立から自社ブランドGENOVIAの販売開始(2005~2008年)

2005年11月、不動産販売事業を目的に有限会社グッドコムアセットが東京都中野区東中野にて資本金300万円で設立された。翌2006年1月に宅地建物取引業免許を取得し、同年5月に株式会社へ組織変更。本社を中野区本町へ移転。2007年9月には新宿区西新宿五丁目へ移転した。2008年1月、自社ブランド「GENOVIA(ジェノヴィア)」シリーズのマンション販売を開始。このブランド名は「GENE(遺伝子)」と「VIA(Very Important Apartment)」の造語で、長く愛されるマンションを目指すコンセプトを持つ。同年3月には不動産管理事業に参入するため、株式会社グッドコム(前身は1991年設立)を完全子会社化し、後の管理事業の基盤を築いた。

管理事業の拡充と環境配慮デザインの導入(2009~2011年)

2009年7月、子会社グッドコムが宅地建物取引業免許を取得し、賃貸管理業務を本格化。2010年10月に本社を現在の新宿区西新宿七丁目へ移転。2011年7月にはグッドコムがマンション管理業の登録(国土交通大臣)を行い、建物管理業務にも進出した。同年、環境と美観に配慮した壁面緑化デザイン「green veil(グリーンヴェール)」を採用。これはマンションエントランス付近や道路に面した1階壁面に植栽を施すもので、以後GENOVIAシリーズの標準仕様となる。この時期、販売後の管理まで一貫して手掛ける体制が整い、グッドコムがその中心的役割を担うようになった。

海外進出とJASDAQ上場、市場第一部への昇格(2015~2018年)

2015年3月、屋上緑化デザイン「skygarden(スカイガーデン)」を採用し、環境配慮のバリエーションを拡充。同月、台湾台北市に子会社「臺灣家得可睦股份有限公司」を設立、海外進出の第一歩を踏み出す。2016年12月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2017年5月には中国上海市に子会社「上海家徳可睦商務諮詢有限公司」を設立した。2017年6月に東証市場第二部へ市場変更、2018年4月には市場第一部に指定され、株式市場でのプレゼンスを高めた。しかし、海外子会社は後に清算されることになる。

新デザイン導入と事業多角化の開始(2019~2020年)

2019年3月、屋上ドッグランを取り入れたデザイン「skyrun(スカイラン)」を採用し、ペット共生のニーズに対応。同年7月には不動産特定共同事業法に基づく許可を取得し、小口投資商品の電子取引事業に参入。2020年2月、子会社株式会社キャピタルサポートコンサルティングを設立し、企業経営やIPOに関するコンサルティング事業を開始。2020年9月には家賃債務保証事業を行う株式会社ルームバンクインシュアを完全子会社化し、賃貸経営のリスクヘッジサービスをグループに加えた。このように、不動産販売以外の収益源を拡大する動きが加速した。

プライム市場移行、ファンド事業本格化と海外拠点の清算(2021~2024年)

2021年4月、大阪支店を開設し関西エリアへ進出。同年7月に国土交通大臣免許に変更。2022年4月の東証市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。2022年5月にはREIT・不動産ファンド事業を目的とした子会社グッドコムアセット投資顧問を設立し、同年7月に宅建免許を取得。2023年3月に取引一任代理等の認可、同年5月に金融商品取引業登録を取得し、ファンド事業の基盤を整えた。一方、2022年7月に上海子会社を清算、2024年4月には台湾子会社を清算し、海外事業から撤退。2024年10月期には連結売上高598億円を記録したが、翌期には減少した。

福岡重複上場とLivenup Groupの連結子会社化(2025年)

2025年4月、福岡証券取引所本則市場に重複上場し、資金調達チャネルを拡大。2025年6月、戸建事業及び再販事業を展開する株式会社Livenup Groupを連結子会社化。これにより、従来の投資用マンションに加えて戸建住宅や中古住宅リノベーション、収益不動産開発をグループに取り込み、事業ポートフォリオを拡大した。2025年10月期の連結業績は売上高546億円(前期比8.7%減)、営業利益29億円(同46.2%減)と減収減益となったが、これは建築費高騰や個人向け販売の落ち込みが要因である。同年1月には子会社グッドコムが孫会社グッドコムナビを吸収合併し、グループの効率化も進めた。

年表36件を開く

2000年代

  • 2005年11月創業不動産販売事業を目的として、東京都中野区東中野に有限会社グッドコムアセットを設立(資本金3,000千円)
  • 2006年1月宅地建物取引業免許を取得(東京都知事免許(1)第85421号)
  • 2006年5月本社を東京都中野区本町へ移転
  • 2006年5月株式会社グッドコムアセットに組織変更
  • 2007年9月本社を東京都新宿区西新宿五丁目へ移転
  • 2008年1月自社ブランド「GENOVIA(ジェノヴィア)」シリーズのマンションを販売開始
  • 2008年3月M&A不動産管理事業の賃貸管理業務を行うことを目的として、株式会社グッドコム(前身の有限会社グッドコムの設立は1991年4月)を完全子会社化
  • 2009年7月当社子会社の株式会社グッドコムにて、宅地建物取引業免許を取得(東京都知事免許(1)第90768号)

2010年代

  • 2010年10月本社を東京都新宿区西新宿七丁目へ移転
  • 2011年7月当社子会社の株式会社グッドコムにて、不動産管理事業の建物管理業務を行うことを目的として、マンション管理業の登録(国土交通大臣(1)第033780号)
  • 2011年7月環境や美観を配慮した壁面緑化デザイン(現ブランド名:green veil(グリーンヴェール))を採用
  • 2015年3月環境や美観を配慮した屋上緑化デザイン(ブランド名:skygarden(スカイガーデン))を採用
  • 2015年3月台湾台北市に当社子会社の臺灣家得可睦股份有限公司を設立
  • 2015年6月当社子会社の臺灣家得可睦股份有限公司にて、不動産經紀業に関する許可を取得
  • 2016年12月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2017年5月中国上海市に当社子会社の上海家徳可睦商務諮詢有限公司を設立
  • 2017年6月東京証券取引所市場第二部に市場変更
  • 2018年4月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2019年3月屋上ドッグランを取り入れたデザイン(ブランド名:skyrun(スカイラン))を採用
  • 2019年7月不動産の小口投資商品の電子取引事業を行うことを目的として、不動産特定共同事業法に係る許可を取得(東京都知事 第124号)

2020年代

  • 2020年2月上場企業経営、資本政策及び株式上場に関するコンサルティング事業を行うことを目的として、当社子会社の株式会社キャピタルサポートコンサルティングを設立
  • 2020年9月M&A家賃債務保証事業を行うことを目的として、株式会社ルームバンクインシュアを完全子会社化
  • 2021年4月大阪府大阪市中央区に大阪支店を開設
  • 2021年7月商号変更大阪支店の開設に伴い、宅地建物取引業免許を国土交通大臣免許に変更(国土交通大臣(1)第9957号)
  • 2021年9月当社子会社の株式会社グッドコムにて、不動産管理事業の賃貸住宅管理業務を行うことを目的として、賃貸住宅管理業者の登録(国土交通大臣(01)第000911号)
  • 2022年3月創業不動産賃貸及び仲介事業を行うことを目的として、当社孫会社の株式会社グッドコムナビを設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部から同プライム市場に移行
  • 2022年5月REIT及び不動産ファンド事業を行うことを目的として、当社子会社の株式会社グッドコムアセット投資顧問を設立
  • 2022年7月当社子会社の株式会社グッドコムアセット投資顧問にて、宅地建物取引業免許を取得(東京都知事免許(1)第108025号)
  • 2022年7月当社子会社の上海家徳可睦商務諮詢有限公司を清算結了
  • 2023年3月当社子会社の株式会社グッドコムアセット投資顧問にて、REIT及び不動産ファンド事業を行うことを目的として、取引一任代理等の認可を取得(国土交通大臣認可第150号)
  • 2023年5月当社子会社の株式会社グッドコムアセット投資顧問にて、REIT及び不動産ファンド事業を行うことを目的として、金融商品取引業の登録(関東財務局長(金商)第3382号)
  • 2024年1月M&A当社子会社の株式会社グッドコムを存続会社、当社孫会社の株式会社グッドコムナビを消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2024年4月当社子会社の臺灣家得可睦股份有限公司を清算結了
  • 2025年4月上場福岡証券取引所本則市場に重複上場
  • 2025年6月M&A戸建事業及び再販事業を行うことを目的として、株式会社Livenup Groupを連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年10月期まで6,000億円
  • 営業利益成長率(平均)30%~40%
  • 温室効果ガス排出量削減率(Scope1・2)2030年10月期まで30%削減

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    手付金仕入による高回転モデル

    仕入の初期段階で手付金のみで契約し、多額の先行資金を使わずに物件仕入を加速。地価・資材価格変動リスクを軽減し、資金効率を高める。

  2. 02

    不動産ファンド事業の拡大

    自社ブランド「GENOVIA」を対象とする私募ファンドに複数棟を一括販売し、資金回収を早期化。グループでアセットマネジメント・管理業務を行いストック収入も確保する。

  3. 03

    積極的なM&Aによる成長

    仕入先の建設会社やデベロッパー、出口戦略を強化する企業、総合不動産業へ進化するためのM&Aを実施。2025年にはLivenup Groupを子会社化し戸建・再販事業も展開。

  4. 04

    販路多様化と富裕層向け販売強化

    ホールセール(1棟販売・ファンド販売)とリテール(国内外個人投資家)に加え、富裕層向けウェルス部門を新設。大阪支店を足掛かりに全国へ販路拡大。

  5. 05

    人材確保・育成と働きやすい環境整備

    研修・教育制度の充実で経営幹部やスペシャリストを育成。多様な人材が活躍できる職場環境を整え、エンゲージメント向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で245人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は772万円で、9期前と比べて+44.7%平均年齢は31.0歳、平均勤続年数は4.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月85
2017年10月80
2018年10月90
2019年10月53331.03.499
2020年10月57330.13.3131
2021年10月52229.73.4149
2022年10月53530.23.6167
2023年10月60730.13.7186
2024年10月68029.74.01862,957
2025年10月77231.04.62451,184

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年10月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)51.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都新宿区他1支店57百万円
本社(東京都港区)他4拠点25百万円
Livenup Group
主な関係会社
  • 国内
    株式会社Livenup Group (注)3
    東京都港区
    議決権80.0%
  • 国内
    株式会社ルームバンクインシュア
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グッドコムアセット投資顧問(注)4、5
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社キャピタルサポートコンサルティング
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社luxscape
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    株式会社Footwork
    東京都町田市 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    株式会社ジーエーコンサルタント
    神奈川県横浜市 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    三京石油化学株式会社
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権80.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は546億円営業利益29億円前期と比べると減収減益で、売上が-8.7%、利益が-47.3%。

売上高
-8.7%
546億円
営業利益
-47.3%
29億円
純利益
-54.5%
15億円
営業利益率
5.3%
前期比 -3.9%pt

会社が出している今期の予想2026年10月期

項目会社予想前期実績
売上高793億円546億円
営業利益77億円29億円
純利益45億円15億円
1株あたり配当¥46¥46

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は294億円、営業利益は26億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+53.1%、営業利益は+62.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q3013.30
2023年2Q771215.68
2023年3Q3738.11
2023年4Q781
2024年1Q3126.50
2024年2Q8378.44
2024年4Q484469.529
2025年2Q192168.310
2025年4Q354133.75
2026年2Q294268.814

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年10月期からの14期で、売上は44億円から546億円へ12.4倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年10月4411
2013年10月4721
2014年10月5632
台湾台北市に当社子会社の臺灣家得可睦股份有限公司を設立
2015年10月7896
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2016年10月7496
中国上海市に当社子会社の上海家徳可睦商務諮詢有限公司を設立
2017年10月9886
2018年10月1681611
2019年10月2341711
企業経営、資本政策及び株式上場に関するコンサルティング事業を行うことを目的として、当社子会社の株式会社キャピタルサポートコンサルティングを設立
2020年10月2632618
大阪支店の開設に伴い、宅地建物取引業免許を国土交通大臣免許に変更(国土交通大臣(1)第9957号)
2021年10月3423220
不動産賃貸及び仲介事業を行うことを目的として、当社孫会社の株式会社グッドコムナビを設立
2022年10月4004329
2023年10月2221810
当社子会社の株式会社グッドコムを存続会社、当社孫会社の株式会社グッドコムナビを消滅会社とする吸収合併を実施
2024年10月59855499.233
福岡証券取引所本則市場に重複上場
2025年10月54629265.315

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高546億円のうち、営業利益として残るのは29億円5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.5%467億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.0%49億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%29億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.3pt
5.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.4pt
2.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.1pt
10.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年10月期は営業CFが−11億円、投資CFが−26億円で、差し引きのフリーCFは−37億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は95億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年10月−7015−711
2015年10月−8013−816
2016年10月70−9714
2017年10月−55165−5425
2018年10月520−185258
2019年10月−26−118−2750
2020年10月−61−683−6766
2021年10月97−1−829680
2022年10月35−3532117
2023年10月−332−1294−33380
2024年10月259−7−216252116
2025年10月−11−2615−3795

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は463億円。このうち返さなくてよい自己資本が145億円で、自己資本比率は30.7%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月2041621.2
2013年10月1951426.7
2014年10月4573815.9
2015年10月62134920.4
2016年10月59184131.0
2017年10月126329425.7
2018年10月124646051.1
2019年10月152708246.2
2020年10月2598417532.4
2021年10月2049211245.0
2022年10月24511513046.9
2023年10月53511641921.7
2024年10月39513925535.3
2025年10月46314531730.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
95億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
121億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
317億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
41
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE131社中74位あたり、逆に低いのは売上成長率131社中118位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.8%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
5.3%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
30.7%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-8.7%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,500で、1年前と比べて+2.9%過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。

¥1,500-2.4%1ヶ月-0.5%1年+2.9%時価総額458億円
過去52週の値幅
安値¥1,081高値¥1,848

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.2倍
PER (会社予想)9.5倍
PBR3.07倍
配当利回り3.07%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日線(1445.4円)を+3.7%上回り、75日線(1492.8円)を+0.4%上回って推移。52週高値1848円からは-18.9%と乖離があるが、直近1カ月で+7.2%上昇し上昇トレンド。RSIは74.3でやや過熱気味。週足はもみ合いから上放れの形状。出来高は6月中旬に196,600株まで膨らんだ後、減少傾向だが、需給は改善している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER 22.3倍は業界平均14.2倍を上回り割高感があるが、予想PER 9.5倍と急低下し収益改善期待を示す。PBR 3.07倍は業界平均1.74倍の約1.8倍で割高。配当利回り3%は平均2.28%を上回り魅力的だが、利益変動が大きく配当持続性に注意。両面性あり。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.2倍14.9倍
PER (予想)9.5倍
PBR3.07倍1.84倍
ROE10.8%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

PER22倍、PBR3.1倍と割高感があるが、配当利回り3%とインカムゲインを意識した株主還元が魅力。強気派は「土地仕入れの好調と販売好調による業績回復」を評価し、配当利回りに注目。弱気派は「営業利益率が低下傾向(9.2%→5.3%)で、不動産市況悪化リスク」を指摘。業績のボラティリティの高さが最大の弱点。

プラスに働く材料7
  • 高配当利回り3%

    安定的な配当を期待でき、インカム志向の投資家に魅力。

  • 業績急回復

    2024年10月期は売上高598億円、前期比169%増と急回復。

  • 好調な仕入れ・販売

    マンション需要が堅調で、受注が好調とみられる。

  • 予想PER9.5倍の割安バリュエーション継続影響

    予想PER9.5倍は不動産セクター平均20倍の半分以下

  • 配当利回り3%の安定株主還元継続影響

    年間配当45円程度、3%利回りは下値支え

  • 営業利益55億円の実績と回復期待2025年下期影響

    2024年10月期に営業利益55億円達成、今期29億円から反転期待

  • ROE10.8%で資本効率改善2026年10月期影響

    ROE10.8%は前期比で低下も、資産回転率向上で改善余地

マイナスに働く材料7
  • 低い利益率

    営業利益率9.2%から5.3%へ低下傾向。コスト増が懸念。

  • 不動産市況リスク

    金利上昇や需要減退で業績が大きく悪化する可能性。

  • 業績のボラティリティ

    売上高が年度で大きく変動(400億→222億→598億)。予測困難。

  • 営業利益が前期比47%減2025年10月期影響

    営業利益55→29億円、減益率47%、不動産市場の需要減退

  • 売上高も8.7%減少2025年10月期影響

    売上高598→546億円、前期比8.7%減、販売物件減少

  • 純利益が半減の15億円2025年10月期影響

    純利益33→15億円、減益率55%、業績悪化が鮮明

  • 外国人持ち株比率4%と低く需給面で不安継続影響

    外国人持株4.07%は低水準、大口売買リスク

次の決算で確かめる点
売上高及び営業利益率
収益性と業績の安定性の確認。
販売戸数
需要動向と販売力の直接的な指標。
期末受注残高
将来の売上高の先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり46で、前期から+9.8%いまの株価に対する利回りは3.07%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥46
1株あたり
配当利回り
3.07%
いまの株価に対して
配当性向
77.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年10月922.3
2019年10月1234.330.5
2020年10月1744.727.7
2021年10月2120.628.6
2022年10月60192.732.3
2023年10月35−41.790.6
2024年10月4117.135.9
2025年10月459.877.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥46

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ15,750人。区分でいちばん多いのは個人・その他72.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.7%を占め、残る76.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
個人・その他73.780.468.968.973.272.0
事業法人6.06.515.415.315.316.7
金融機関8.06.56.610.27.57.0
自己株式2.95.95.85.75.66.2
外国法人7.44.54.73.51.93.9
証券会社4.82.04.32.11.90.3
外国人個人0.10.10.10.10.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01長嶋 義和16.27
02株式会社long-island14.21
03長嶋 弘子11.11
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.40
05上遠野 俊一1.96
06株式会社グリットパートナーズ1.91
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.12
08川満 隆詞0.79
09THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.58
10染谷 恭子0.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-03
    長嶋 義和
    新規の大量保有報告
    43.14%
    +0.14pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−100%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは10.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月48,394395,62413.0
2013年10月94,062490,43321.2
2014年10月4417029.8
2015年10月13430456.73.8
2016年10月6721636.53.8
2017年10月5326724.59.319.7
2018年10月4021822.39.622.3
2019年10月3924416.911.230.5
2020年10月6228523.710.727.7
2021年10月6832122.310.128.6
2022年10月10039927.67.032.3
2023年10月364038.924.190.6
2024年10月11548426.07.235.9
2025年10月5349510.825.577.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

19名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は19名。2025/10期の役員報酬は総額234百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
長嶋義和代表取締役社長565,147,296
東真生樹専務取締役 管理本部長4024,594
松山昌司取締役53156,620
小田香織取締役54267
野間幹晴取締役51320
杉山央取締役4669,920
向江弘徳常勤監査役6669,604
秋元創一郎監査役58
小泉始監査役48
安田正利59
茂田井純一取締役52
栗原堅上席執行役員
残りの役員7名を開く
氏名役職年齢
川﨑信幸上席執行役員
藤澤恒志朗上席執行役員
川村尊亮執行役員
鈴木晃執行役員
古内諒執行役員
長嶋佑哉執行役員
岩倉一生執行役員

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31534419866
社外取締役7342365

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,079字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社9社(孫会社4社を含む)の10社で構成されております。 Purpose=「不動産を安心と信頼のできる財産としてグローバルに提供し、社会に貢献する」、Vision=「21世紀を代表する不動産会社を創る」を掲げ、主要な事業として、自社ブランド「GENOVIA(ジェノヴィア)」(※1)シリーズの投資用新築マンションの企画、開発、販売及び管理に取り組んでおります。当社グループが取扱う物件には、マンション建設事業主から1棟を買い取り、自社ブランド仕様に変更する物件(専有物件)と、土地を仕入れて自社ブランドマンションを開発する物件(開発物件)があります。 ※1 「GENOVIA」とは、「GENE(遺伝子)」と「VIA(Very Important Apartment)」の2語を掛け合わせた造語であります。「GENE」は、私たちが受け継いでいきたい想いを表しております。ヨーロッパでは、築100年を超える建築物が珍しくなく、ロンドンやパリでは「住まい」そのものが人々に親しまれ、大切にされております。私たちが目指すのは、このような「長い間愛され続けるマンション」を提供することであります。 「GENOVIA」シリーズの主な特徴 ・「人と緑が共生するエコロジーの最大公約デザイン」をコンセプトとしており、原則として、マンションのエントランス付近又は道路に面した1階壁面部分に植栽を施した壁面緑化デザイン「green veil(グリーンヴェール)」を採用しております。なお、壁面緑化デザインが立地等により採用できない場合は、屋上緑化デザイン「skygarden(スカイガーデン)」又は屋上ドッグラン「skyrun(スカイラン)」を採用しております。 ・建築地域は東京23区を中心に1都3県及び関西エリアであります。 ・間取りは、若い世代や高齢の単身者向けの1Kが中心となり、物件の立地・開発条件に応じてシングルやDINKS(※2)向けの1LDK、2LDK等が併設されております。 ・主な価格帯は2,000万円台から5,000万円台を取り揃えており、顧客の所得や趣向に応じて販売しております。 ・投資物件としての価値を高め、空室率を低下させるため、最寄駅から徒歩10分圏内に位置するようにしており、入居者の安全性を重視し、オートロックシステムやエレベーター内防犯カメラ、ディンプル錠(※3)を設置する等、防犯面にも配慮しております。 ・外観やエントランス等、各物件の仕様を揃えること等で統一感を持たせており、物件及び開発用地の提供側(仕入先)にも当社グループの物件を購入する投資家側(販売先)にも建設前の段階から建設後のイメージを持っていただけます。 ※2 DINKSとは、英語の「Double Income No Kids」の略語であり、共働きで意識的に子供を持たない夫婦やその生活感を意味します。当該箇所では、共働きで意識的に子供を持たない夫婦のことを意味しております。 ※3 ディンプル錠とは、シリンダー錠の一つであり、鍵は従来のような鍵山がなく、表面に多数の小さなくぼみ(ディンプル)があり、配列組み合わせが多く複製が困難な防犯能力の高い錠であります。 当社グループの事業概要は、以下のとおりであります。 なお、株式会社Livenup Groupの連結子会社化に伴い、当連結会計年度より、「Livenup Group」を新たに報告セグメントとして追加しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (1)ホールセール 当社において、国内外の法人に自社ブランドの新築マンションを販売しております。 (2)リテールセールス 当社において、国内外の個人投資家に自社ブランドの新築マンションを販売しております。 (3)リアルエステートマネジメント 連結子会社である株式会社グッドコムにおいて、主に当社が販売したマンションの入居者募集等の賃貸管理業務、マンション管理組合から受託する建物管理業務を行っております。 また、連結子会社である株式会社ルームバンクインシュアにおいて、不動産賃貸借契約時に借主の保証人となる家賃債務保証事業を行っております。 (4)Livenup Group 連結子会社である株式会社Livenup Group及びその子会社において、戸建住宅や収益不動産の開発・販売及び中古住宅のリノベーション、賃貸管理等を行っております。 (5)その他 連結子会社である株式会社キャピタルサポートコンサルティングにおいて、新規上場及び上場後IR・資本政策に関するコンサルティングを行っております。 また、不動産小口化商品販売事業 Good Com Fund及び連結子会社である株式会社グッドコムアセット投資顧問において、不動産ファンド事業を行っております。 当社グループの事業系統図は、以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,236字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、Purpose=「不動産を安心と信頼のできる財産としてグローバルに提供し、社会に貢献する」、Vision=「21世紀を代表する不動産会社を創る」を掲げております。当社グループは、東京23区、最寄駅徒歩10分圏内を中心に1都3県及び関西エリアにて、投資用新築マンションを企画・開発し、法人や個人投資家への販売を行い、販売後の管理業務まで行っております。今後も、立地や仕様、アフターサポート等にこだわり、投資用不動産としての価値を高め、それらをグローバルに提供することで、社会貢献していきたいと考えております。また、21世紀を代表する不動産会社になり、顧客や取引先、株主、従業員等、全てのステークホルダーへの責任を果たすため、企業の継続的な発展と企業価値の向上を図ることを基本方針としております。 (2)経営戦略等 当社グループは、2025年12月15日に中期経営計画を公表いたしました。2030年10月期に売上高6,000億円の達成を目指し、グループの強みを活かした、スピード重視かつ資金効率の良い戦略を遂行してまいります。 当社は、仕入の初期段階における手付金のみで仕入契約を締結する方法を主としております。多額の先行資金を使わないため、物件仕入を加速するとともに、地価及び資材価格変動リスクを軽減しております。 また、2024年から開始した不動産ファンド事業は、自社ブランドマンション「GENOVIA」を対象とする私募ファンドへの販売を進めております。本事業では、当社が「GENOVIA」シリーズの販売を通して培った物件の仕入ネットワークを活かし、賃貸需要の高い立地の物件を供給いたします。加えて、アセットマネジメント業務の一部や建物管理業務及び賃貸管理業務を当社グループが行うことで、販売後も安定したストック収入を得ることが可能となります。 このように、手付金のみの仕入により迅速に多くの物件を仕入れ、ファンドへ複数棟を一括で販売することにより資金回収を早めることで、再投資に向けた資金回転率を最大化し、物件供給を加速させていく方針であります。 さらに、積極的なM&Aを成長戦略の1つとしており、仕入先である建設会社やデベロッパーと、ファンドを中心とした出口戦略を強化するためのM&Aによって競争優位性を高めるとともに、エリアの拡大や物件供給のラインナップの増加など、総合不動産業へ進化するためのM&Aを掛け合わせ、大きな成長を目指してまいります。 当連結会計年度は、不動産ファンド事業は、2025年4月に第3号ファンド、2025年9月に第4号ファンドが組成されました。また、M&Aについては、2社の株式を取得し、そのうち戸建事業や再販事業を展開する株式会社Livenup Groupを連結子会社化いたしました。 不動産ファンド事業を中心とした既存ビジネスの成長と、積極的なM&Aの2つでシナジーを追求し、キャッシュ・フロー創出及び業績拡大によって、株式時価総額向上を図り、Visionの達成を目指してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、毎期業績予想として開示する営業利益の達成度合いであります。不動産の仕入状況や、積極的なM&A等により、各期における成長率の増減が考えられますが、平均30%~40%の成長を見込んでおります。また、当社の仕入は、手付金のみで仕入契約を締結する専有物件を推進しておりますが、業容の拡大により販売用不動産の取得資金の借入が増加すると見込んでおります。 そのため、当該借入に係る支払利息や支払手数料等の影響を受けない本業での業績を最も重視しており、その指標は営業利益となります。 (4)経営環境 当社グループが物件供給している東京23区を中心とした1都3県及び関西エリアといった都市部における賃貸需要は、高水準で推移していることに加え、物価上昇等に伴う賃料上昇を背景に、投資家の国内不動産への投資意欲は旺盛な状況が続いております。このような経営環境のもと、当社グループは複数の販売チャネルがあり、外部環境の変化に応じて主力の販売先を選択することで、安定的な業績拡大が可能となります。 仕入につきましては、価格の高止まりによる影響や競合等により厳しい状態が続いておりますが、当社の財務能力や信用力の高さを背景に物件紹介の機会等が増加し、仕入は好調に推移しております。 しかしながら、資源価格の高騰や世界的な金利上昇が主要因となり、当社グループにも悪影響を及ぼす可能性があるため、引き続き注視する必要があります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループでは、経営環境等を見極めながら、更なる事業拡大に向けて、特に以下の5点を重要課題として取り組んでおります。 ① 仕入物件の継続的な確保 当社グループにおいては、収益性を精査しつつ、積極的な仕入を行っております。当社グループがターゲットとする1都3県、特に東京23区では、地価上昇や建築資材の高騰等により仕入物件の確保が厳しさを増しております。 このような環境下において、当社グループは、従来よりも大規模なマンションを仕入れることで、規模にかかわらず1つの現場に最低1人は必要となる現場監理等の人員の効率化を図るとともに、建築資材等の一括仕入れにより建築代金の抑制に努め、コストを抑えた仕入を実現しております。 また、原則、入札には参加せず、事業主、仲介業者、建設会社等との相対取引により開発用地及び物件を仕入れることで仕入代金を抑制しております。さらに、これまでの実績を踏まえ、既存の取引先から、仕入物件のリピート紹介を受けており、継続的に仕入が可能な体制を構築しております。 今後も前述の方針に基づき、マンション用地等の情報収集を強化し、既存取引先及び新規取引先から多くの情報を集め、立地や価格等の諸条件を勘案しながら、採算性の高い仕入物件の継続的な確保に努めてまいります。 ② 販路拡大・多様化による安定的な業績拡大の実現 自社ブランド「GENOVIA」シリーズの間取りは、主に単身者向けの1KやDINKS向けの1LDK・2LDK等で構成しております。供給エリアは、特に賃貸需要の高い東京23区を中心に、1都3県から関西エリアへと拡大しております。日本国内の人口が減少している中、当該地域は転入超過が続いており、「GENOVIA」シリーズの賃貸需要は高く、今後も安定的な投資商品として需要の拡大が見込まれます。 当社グループは、「GENOVIA」シリーズの販売戸数の増加による業績の拡大を達成するために、新たな販路を確保・拡大する必要があると考えております。具体的には、ホールセールについては、1棟販売を強化するとともに、子会社の株式会社グッドコムアセット投資顧問にて行う不動産ファンド事業の推進など、さらなる販路の拡大を図ってまいります。リテールセールスについては、国内外の個人投資家へ積極的にアプローチを行うため、大阪支店の設立を足掛かりに、北海道や九州地方及び沖縄県まで販路の拡大に努めております。 また、世界及び日本経済全体の景況悪化、税制改正や為替変動等によって、国内及び海外投資家の不動産購入意欲が一時的に減退することも考えられます。そこで、当社グループは、新たに富裕層向けのウェルス部門を新設し、既存の顧客基盤に加え、物価上昇の中でも継続して購入可能な富裕層向けの販売へと事業の拡大にも取り組んでおります。 さらに、当社グループは、中期経営計画として、2030年10月期に売上高6,000億円を達成するため、既存事業の拡大やM&A等による事業の多角化にも積極的に取り組んでおります。その一環として、当社グループは2025年6月、戸建事業や再販事業などを主軸とする株式会社Livenup Groupを連結子会社化いたしました。今後は、戸建て販売や中古住宅のリノベーション等の再販事業といった新規事業による事業領域の拡大及び管理戸数の増加による収益の拡大を図り、ストック収入を伸ばしてまいります。 このように、当社グループは、販売チャネルであるホールセール、リテールセールス及びウェルス・マネジメントに加え、当社マンションの賃貸管理・建物管理、入居者の家賃債務保証事業を行うストックビジネスであるリアルエステートマネジメント、戸建事業や再販事業を展開するLivenup Group及び上場・IRコンサルティングやGood Com Fund事業といった様々な事業ポートフォリオを確立しており、これらにより、業績の拡大・安定化を図る考えであります。 ③ 人材の確保と育成強化 当社グループは、定期的な研修・教育制度の充実等により、人材を成長させることで、業容を拡大してまいりました。今後さらに事業の発展及び業容拡大を加速するためには、既存事業及び新規事業の全ての事業組織において、当社グループが求める優秀な人材の確保・定着及び育成が重要であると認識しております。 そのため、当社グループは、人材の多様性の確保及び育成のため、「人材育成方針」及び多様な人材の活躍を推進する「社内環境整備方針」を以下のとおり策定しております。 (人材育成方針) 当社グループは、「不動産を安心と信頼のできる財産としてグローバルに提供し、社会に貢献する」をPurposeに掲げ、「21世紀を代表する不動産会社を創る」をVisionとして、この理念を深く理解し、自ら調べ、考え、動き、実現する経営幹部及びスペシャリスト人材を育成いたします。 (社内環境整備方針) 当社グループは、従業員一人ひとりの能力を最大限に発揮するためには、個々を尊重し合える組織風土の下、多様な人材がいきいきと働ける職場環境の整備が重要であると考えております。そのためにも、従業員のエンゲージメントの向上に向けた取り組みを推進することで、働き甲斐のある職場づくりを目指してまいります。 このように、当社Purpose及びVisionに共感し、実現を目指す人材の確保及び社員がいきいきと自信を持って長期的に働くことができる環境を整えることで、各事業部門を底上げし、業績拡大を図る方針であります。また、ワークライフバランスを推進することで、多様なバックグラウンドやスキルを持った従業員が活躍できる職場環境を整備し、中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。 ④ 財務体質の改善と資金調達手段の多様化 一般的な新築マンションは、用地を仕入れ、マンションを建設しますが、当社グループは、仕入の初期段階における手付金のみで仕入契約を締結する方法を主としております。これにより、多額の先行資金をかけずに物件の仕入ができることになり、資金効率が向上し、健全な財務体質の維持につながっております。 なお、販売物件の採算を考慮し、当初想定された販売期間を延長する場合は、資金調達が必要となる場合があります。 このため、当社グループは、運転資金の確保を含め、資金調達手段の多様化、財務体質の改善及び財務基盤の強化に取り組んでおります。 また、当社グループは、積極的なM&Aの推進により、従来よりも多額の資金が必要となる場合があります。こうした状況を踏まえ、当社グループは、M&A資金の一部に自己株式を活用するなど、健全な財務体質の維持に努めております。 ⑤ サステナビリティへの積極的な取り組み 当社グループは、サステナビリティが経営の重要課題の一つであると認識しており、事業活動を通じて、様々な社会問題の解決に貢献することで、持続的な成長が実現できるものと考えております。 気候変動が当社事業にもたらす影響については、国際的な機関等が定める気候変動シナリオを複数参照し、リスク及び機会を識別するとともに、その財務的な影響の定量化に取り組んでおります。また、当社グループでは、気候変動関連リスク・機会の評価指標として、Scope1及びScope2に該当する温室効果ガス排出量の算定を行っております。削減目標については、2023年10月期の排出量と比較して、2030年10月期までに30%の削減を目標に設定しております。 今後とも引き続き代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を中心に、社会問題や経営課題への取り組みを検討、実施することで、サステナビリティ経営の実効性を高め、長期的な企業価値の向上に努めてまいります。
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会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)仕入に関するリスク ① 仕入物件の立地及び価格について 当社グループでは、創業以来東京23区、最寄駅から徒歩10分圏内を中心に新築マンションの用地又は建物の仕入に努めており、新規事業推進や事業規模拡大のため、1都3県及び関西に仕入エリアを拡大しております。 しかしながら、地価又は建築費の上昇により仕入を行ったとしても販売価格に転嫁できず、販売時期を見直す場合ならびに仕入契約から引渡しまでの間に、経営環境が変化し、仕入契約に基づく契約債務が当社グループにとって不利な契約内容となり、会計上の手当が必要となる場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② マンション建築事業主からの仕入リスク 一般的な新築マンションの仕入は、用地を取得し、マンションを建築しますが、当社グループではマンション建築事業主(以下「事業主」といいます。)からマンションを1棟単位で仕入れるスキームを主としております。当該スキームの場合、初期段階で手付金等の自己負担のみで、先行的な用地取得資金やその後の建築資金を負担せずに、仕入物件が確保できることになります。 しかしながら、事業主の都合等で当該物件の建築中の事故等予期せぬ事態が発生し、建築工期が遅延した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)不動産引渡時期等による業績の変動及び偏重リスク 当社グループにおける不動産販売の売上計上基準は、顧客へ物件を引渡した(所有権の移転)時点で売上高を計上する引渡基準としております。 したがって、外注先との調整不足や近隣住民の反対運動、天災等の不測の事態により物件の竣工・引渡しが遅延した場合又は法人等への複数棟の一括引渡の際に、特定の通期及び四半期に売上高及び利益が大きく偏重する場合は、当社グループの業績を判断する際には留意する必要があります。 (3)販売に関するリスク ① ホールセールに関するリスク 当社グループのホールセールにおいては、法人に1部屋から1棟まで幅広い単位で販売しております。 しかしながら、経済環境や金利動向、法人の投資方針等が著しく変化した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② リテールセールスに関するリスク 当社グループのリテールセールスにおいては、将来の年金対策や生命保険の代替商品、相続税対策として、個人投資家の方々に物件を購入いただいております。 しかしながら、経済環境の変化等により、不動産投資に対する意欲が減退した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 不動産ファンド事業に関するリスク 私募リートや私募ファンドの組成にあたり、譲受人が不動産ファンドである不動産売却取引は、金融機関からの借入や投資家から出資を募ることとなり、取引価格が多額、かつ、取引条件が個別に異なり複雑なスキームとなる場合があります。 したがって、経営環境の変化等により、不動産投資に対する意欲が低下した場合又は取引参加者間における合意が得られないことにより組成が遅れた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ Livenup Groupに関するリスク Livenup Groupにおいては、戸建住宅や収益用不動産の販売、中古住宅のリノベーション及び再販事業を行っており、各プロジェクトの原価は、仕入価格及び建築費に大きく依存します。 したがって、地価が高騰し、仕入原価が上昇した場合や資材価格又は労務費の高騰により建築費が上昇し、販売価格への転嫁が困難となり、計画した利益を十分に確保できない場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)賃貸に関するリスク ① 賃貸管理物件の空室時のリスク 当社グループでは、当社マンションを購入した個人投資家等との契約において、当該マンションの空室時に家賃保証をしております。また、当社子会社の株式会社グッドコムにおいては、入居者募集施策を積極的に行うとともに、社宅契約を推進することで、入居者が途絶えないようにしております。 しかしながら、施策の効果が得られずに入居率が低下した場合は、空室保証費用が増加し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 代位弁済時の信用リスク 当社子会社の株式会社ルームバンクインシュアにおいて、不動産賃貸契約時に借主の保証人となる家賃債務保証業務を行っており、保証委託契約を締結した賃借人の家賃不払い等の債務不履行が発生した際に、賃貸人に対して代位弁済をしております。代位弁済額を抑制するため、保証委託契約前に行う審査の実施においては、自社の審査システムに基づき審査の適正の確保に努めております。 しかしながら、経営環境や雇用環境が著しく悪化した場合は、代位弁済の増加や回収率の低下に伴う実際の貸し倒れや貸倒引当金の増加等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)資金繰りに関するリスク 当社グループは、将来の業績拡大のため、東京23区のみならず1都3県及び関西の物件に対象範囲を広げ、仕入を強化しております。仕入に当たっては、前述のとおり主に手付金のみで仕入契約を締結しており、事業主に対する不動産仕入資金の支払期限を物件引渡し後数ヶ月に設定し、未販売住戸においては、当該期限後に取得費用が発生します。そのため、当初は多額の仕入資金を負担しないことから、多くの仕入契約を締結しており、将来の業績拡大に努めております。 しかしながら、将来的に物件引渡し時期が重なり、一時的に多額の物件取得費用が必要となる場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)有利子負債の依存と金利変動のリスク 当社グループでは、不動産仕入資金を手付金等の自己負担のみとする等、金融機関からの借入を少なくし、有利子負債依存度の低減に努めておりますが、販売期間延長等による一定の借入も考慮し、資金調達手段の多様化を推進しております。 しかしながら、有利子負債は一定の水準で推移すると想定され、金利が上昇した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当連結会計年度末及び前連結会計年度末の有利子負債依存度は、以下のとおりであります。 (単位:百万円) 前連結会計年度末 (2024年10月31日)   当連結会計年度末 (2025年10月31日) 有利子負債残高(a)   19,828   27,798 総資産額(b)   39,460   46,289 有利子負債依存度(a/b)   50.2%   60.1% (注)有利子負債残高は、短期及び長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)、社債(1年内償還予定の社債を含む。)の合計であります。 (7)在庫に関するリスク 当社グループは、マンション市況を考慮し、金融機関からの借入によりマンションの販売期間を延長する場合があります。 したがって、販売期間の延長中に自然災害等の事故により、時価が取得原価を下回る等の場合は、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 2006年7月5日)が適用され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)事業の多角化に関するリスク ① 新規事業に関するリスク 当社グループは、事業拡大や収益の多様化を図るため、新規事業に積極的に取り組む方針であります。 しかしながら、新規事業に着手したものの、想定通りに当該事業が進捗しない場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② M&Aに関するリスク 当社グループは、今後の業容拡大等の施策として、既存事業の拡大や新規事業への参入を目的としたM&Aを選択肢の一つとしております。 M&Aの実施に当たっては、対象企業の財務、法務、ビジネス面等について、外部専門家の助言を含めた詳細なデューデリジェンスに加え、当社グループとのシナジー効果等を考慮した将来価値の測定について十分な検討を実施することにより、各種リスクの低減に努めております。 しかしながら、当初想定したシナジー効果や業績拡大効果が得られない場合又はM&A対象会社の業績不振によりのれんにかかる減損損失が発生する等の場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9)人材に関するリスク 当社グループの企業成長及び業容拡大のためには、人的資本の充実が必要であります。そのため、新卒採用や経験者の中途採用などによる人員拡大や研修による社員教育等を積極的に行い、人的資本の充実を図っております。 しかしながら、人員が十分に確保できない場合や退職者が著しく増加した場合は、サービス提供力の低下、また、人員拡大が収益に貢献しない場合は、コストの増加を招き、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)法的規制等に関するリスク 当社グループは、宅地建物取引業法をはじめとする様々な不動産関連法令や、金融商品取引法等の法的規制を受けており、事業活動の継続にあたっては、下表に掲げる免許の保有が前提となります。 なお、当社グループは、コンプライアンス体制の強化に努めており、本書提出日現在、これらの当該許認可等が取り消しとなる事由は発生しておりません。 しかしながら、関連法令等の規制が遵守できず、今後これらの許認可が取り消された場合又はこれらの法的規制の大幅な変更があった場合は、当社グループの経営及び事業運営に影響を及ぼす可能性があります。 取得・登録者名   取得年月・許認可等の名称 及び所管官庁等   許認可等の内容及び有効期限   主な許認可等の取消事由 株式会社グッドコムアセット (当社)     2021年7月9日 宅地建物取引業者免許 国土交通省   宅地建物取引業に関する免許 国土交通大臣 (1)第9957号 2021年7月10日から 2026年7月9日まで 以後5年ごとに更新   宅地建物取引業法 第5条、第66条及び第67条 2019年7月11日 不動産特定共同事業許可 東京都   不動産特定共同事業に関する許可 東京都知事 第124号   不動産特定共同事業法 第36条 株式会社グッドコム (連結子会社)   2009年7月24日 宅地建物取引業者免許 東京都   宅地建物取引業に関する免許 東京都知事 (4)第90768号 2024年7月25日から 2029年7月24日まで 以後5年ごとに更新   宅地建物取引業法 第5条、第66条及び第67条 2011年7月11日 マンションの管理の適正化の推進に関する法律に基づくマンション管理業者登録 国土交通省   マンション管理業者に関する登録 国土交通大臣 (3)第033780号 2021年7月12日から 2026年7月11日まで 以後5年ごとに更新   マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第83条 2021年9月2日 賃貸住宅管理業者登録 国土交通省   賃貸住宅管理業者に関する登録 国土交通大臣 (01)第000911号 2021年9月3日から 2026年9月2日まで 以後5年ごとに更新   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律 第23条 株式会社Livenup Group (連結子会社)   2003年5月9日 宅地建物取引業免許 東京都   宅地建物取引業に関する免許 東京都知事 (5)第81909号 2023年5月10日から 2028年5月9日 以後5年ごとに更新   宅地建物取引業法 第5条、第66条及び第67条 株式会社グッドコムアセット投資顧問 (連結子会社)   2022年7月1日 宅地建物取引業者免許 東京都   宅地建物取引業に関する免許 東京都知事 (1)第108025号 2022年7月2日から 2027年7月1日まで 以後5年ごとに更新   宅地建物取引業法 第5条、第66条及び第67条 2023年3月27日 取引一任代理等認可 国土交通省   取引一任代理等認可 国土交通大臣認可 第150号   宅地建物取引業法 第50条の2、第67条の2 2023年5月8日 金融商品取引業登録 関東財務局   金融商品取引業に関する登録 関東財務局長(金商) 第3382号   金融商品取引法 第52条 株式会社luxscape (孫会社)   2010年8月27日 宅地建物取引業免許 東京都   宅地建物取引業に関する免許 東京都知事 (4)第92096号 2025年8月28日から 2030年8月27日 以後5年ごとに更新   宅地建物取引業法 第5条、第66条及び第67条 2014年3月10日 一級建築士事務所登録 東京都   一級建築士事務所に関する登録 第59228号 2024年3月10日から 2029年3月9日 以後5年ごとに更新   建築士法 第26条 2024年5月10日 二級建築士事務所登録 東京都   二級建築士事務所に関する登録 第16484号 2024年5月10日から 2029年5月9日 以後5年ごとに更新   建築士法 第26条 2021年8月13日 賃貸住宅管理業者登録 国土交通省   賃貸住宅管理業者に関する登録 国土交通大臣 (1)第000531号 2021年8月14日から 2026年8月13日まで 以後5年ごとに更新   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律 第23条 株式会社Footwork (孫会社)   2022年9月2日 宅地建物取引業免許 東京都   宅地建物取引業に関する免許 東京都知事 (1)第108258号 2022年9月3日から 2027年9月2日 以後5年ごとに更新   宅地建物取引業法 第5条、第66条及び第67条 2023年3月6日 賃貸住宅管理業者登録 国土交通省   賃貸住宅管理業者に関する登録 国土交通大臣 (1)第8906号 2023年3月7日から 2028年3月6日 以後5年ごとに更新   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律 第23条 株式会社ジーエーコンサルタント (孫会社)   2006年5月15日 宅地建物取引業免許 神奈川県   宅地建物取引業に関する免許 神奈川県知事 (4)第025956号 2021年5月16日から 2026年5月15日 以後5年ごとに更新   宅地建物取引業法 第5条、第66条及び第67条 2021年10月19日 賃貸住宅管理業者登録 国土交通省   賃貸住宅管理業者に関する登録 国土交通大臣 (2)第2032号 2021年10月20日から 2026年10月19日 以後5年ごとに更新   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律 第23条 2008年9月4日 マンションの管理の適正化の推進に関する法律に基づくマンション管理業者登録 国土交通省   マンション管理業者に関する登録 国土交通大臣 (4)第033434号 2023年9月5日から 2028年9月4日まで 以後5年ごとに更新   マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第83条 (11)訴訟のリスク 当社グループは、主に投資を目的とした新築マンションを販売しており、入居率の悪化や家賃相場の低下による賃貸収入の下落、金融機関の貸出金利の上昇による借入金返済負担の増加等、収支の悪化につながる様々な投資リスクが存在します。当社グループは、顧客に対し、これらの投資リスクについて十分な説明を行い、理解していただいた上で売買契約を締結することにより、訴訟リスクの軽減を図っております。また、経営におけるコンプライアンスの重要性についても強く認識しており、役員及び従業員に対するコンプライアンス教育を徹底する等、コンプライアンス経営を推進することで、訴訟リスクの軽減に努めております。 しかしながら、顧客からのクレームや訴訟等が発生した場合、その結果によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)瑕疵担保責任又は契約不適合責任に関するリスク 当社グループは、販売する物件について、住宅の品質確保の促進等に関する法律により、新築住宅は10年間の瑕疵担保責任又は契約不適合責任を負っております。 そのため、瑕疵担保責任保険には加入しているものの、万が一、当社グループが販売した物件が、重大な瑕疵など、契約内容に適合しないものであった場合には、修補のための費用負担や当社グループの信用力低下により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)個人情報の漏えいリスク 当社グループは、多くの顧客(潜在顧客を含む。)や入居者の個人情報を保有しております。個人情報の管理については、関連する社内規程を制定し、社内入退室管理やPC等の持ち出し・持ち込みの管理等を徹底の上、社内情報管理システムのセキュリティー強化に取り組むとともに、役員及び従業員に対する個人情報保護に関する教育・研修を実施すること等により、個人情報の保護に関する法律に準拠したプライバシーマークを取得し、情報管理の徹底に努めております。 しかしながら、昨今、サイバー攻撃は高度化かつ巧妙化していること等から、これらの対策にもかかわらず、当該情報が外部に漏えいした場合は、当社グループの社会的信用が低下し、当社グループの経営及び事業運営に影響を及ぼす可能性があります。 (14)経済状況等の変動リスク 当社グループの主要事業は、景気動向、経済情勢、金利動向、販売価格動向、住宅税制等の各種税制及び建設業者の不正等の様々な外的要因の影響を受けることとなります。 したがって、これら外的要因によって、販売価格の変動や個人消費の低迷、顧客購買意欲の低下が顕著化した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15)災害等発生のリスク 当社グループは、地震等の自然災害や未知なる感染症のパンデミックが発生した場合に備え、事業継続計画(BCP)の策定及び安否確認システムを導入する等、安全面を考慮し、事業を継続できるよう、リスク管理体制の構築を進めております。 しかしながら、大規模な自然災害やパンデミックが発生した場合は、不動産投資マインドの低下による販売機会の損失、契約手続きの遅延、空室の長期化による空室保証費用の増加、開発物件の被災に伴う補修等による工事費上昇や完成遅延等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,272字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は、以下のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用情勢及び所得環境の改善、堅調な設備投資によって、内需主導による緩やかな景気回復基調で推移いたしました。一方で、地政学的なリスクの高まりによる原材料価格の高騰、米国の通商政策の動向や不安定な国際情勢による影響は、先行き不透明であり、引き続き注視すべき状況となっております。 当社グループが属する不動産業界におきましては、建築コストの上昇に伴う不動産価格の高騰が継続しております。しかしながら、都市部におけるマンションの賃貸需要は、高水準で推移していることに加え、物価上昇等に伴う賃料上昇を背景に、投資家の国内不動産への投資意欲は、旺盛な状況が続いております。 当社グループにおきましては、このような経営環境のもと、東京23区を中心に自社ブランド新築マンション「GENOVIA(ジェノヴィア)」シリーズとして、「GENOVIA green veil(ジェノヴィア グリーンヴェール)」、「GENOVIA skygarden(ジェノヴィア スカイガーデン)」及び「GENOVIA skyrun(ジェノヴィア スカイラン)」の企画・開発及び販売の拡大、顧客サポート体制の充実、広告宣伝の強化等に取り組んでまいりました。また、当社グループの成長戦略である不動産ファンド事業及びM&Aを推進し、私募ファンドは2案件、総額約270億円が組成され、M&Aは2社の株式を取得し、うち1社については連結子会社化いたしました。しかしながら、人件費の上昇以上に物価が高騰していること、また、建築費の高騰等によるマンション価格の上昇を背景に、当社グループの主要顧客であった公務員の方々への販売戸数が減少いたしました。 これらにより、当連結会計年度においては、当社において投資用マンション39棟、全1,692戸を販売したほか、株式会社Livenup Group及びその子会社において収益用不動産1棟及び戸建住宅・土地19件を販売いたしました。また、仕入については、当社において34棟、全2,105戸の仕入を行いました。 以上の結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は54,581百万円(前期比8.7%減)、営業利益は2,935百万円(同46.2%減)、経常利益は2,586百万円(同47.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,521百万円(同54.2%減)となりました。 セグメント別の業績は、以下のとおりであります。 なお、株式会社Livenup Groupの連結子会社化に伴い、当連結会計年度より、「Livenup Group」を新たに報告セグメントとして追加しており、2025年6月30日をみなし取得日として、第3四半期連結会計期間においては、貸借対照表のみ同社及びその子会社を連結し、当連結会計年度においては、同社及びその子会社の2025年7月1日以降の損益計算書を連結しております。また、当該セグメントについては、前年同期比較は行っておりません。 A.ホールセール 当連結会計年度では、法人に対し、自社ブランド「GENOVIA」シリーズのワンルーム及びファミリータイプを30棟、全1,342戸販売いたしました。 以上の結果、売上高は39,422百万円(前期比11.1%減)、セグメント利益は3,692百万円(同0.7%減)となりました。 B.リテールセールス 当連結会計年度では、国内外の個人投資家に対し、自社ブランド「GENOVIA」シリーズのワンルーム及びファミリータイプを17棟、全350戸販売いたしました。 以上の結果、売上高は9,758百万円(前期比24.2%減)、セグメント損失は1,236百万円(前年同期は728百万円のセグメント利益)となりました。 C.リアルエステートマネジメント 当連結会計年度では、建物管理及び賃貸管理戸数の堅調な増加に加え、月末入居率9割超を毎月達成いたしました。 以上の結果、売上高は2,414百万円(前期比8.5%減)、セグメント利益は823百万円(同21.0%減)となりました。 D.Livenup Group 第3四半期連結会計期間より、戸建事業や再販事業を展開する株式会社Livenup Groupの株式の一部を取得し、連結の範囲に含めております。 当連結会計年度では、収益用不動産1棟及び戸建・土地19件を販売し、売上高は3,054百万円、セグメント損失は、318百万円となりましたが、その損失の要因は、株式の取得関連費用187百万円を販売費及び一般管理費に計上したこと、連結時価評価で棚卸資産が評価益となったものが売上計上されたことに伴い売上原価が312百万円増加したことなどによるものであります。 E.その他 その他の区分は、新規上場及び上場後IR・資本政策に関するコンサルティング、不動産小口化商品販売事業Good Com Fund及び不動産ファンド事業で構成されており、売上高は44百万円(前期比14.5%増)、セグメント損失は94百万円(前年同期は111百万円のセグメント損失)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前年度末に比べ2,125百万円減少し、9,516百万円(前年度末比18.3%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、1,102百万円の資金減少(前年度は25,861百万円の資金増加)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益が2,633百万円あった一方で、仕入債務の減少額が2,772百万円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、2,553百万円の資金減少(前年度は701百万円の資金減少)となりました。主な要因は、投資有価証券の取得による支出が1,831百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が443百万円それぞれあったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、1,531百万円の資金増加(前年度は21,560百万円の資金減少)となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出が27,536百万円、配当金の支払額が1,181百万円それぞれあった一方で、長期借入れによる収入が30,880百万円あったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 A.生産実績 該当事項はありません。 B.受注実績 該当事項はありません。 C.販売実績 販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 販売戸数(戸)   金額(千円) 前年同期比(%) ホールセール   1,342   39,422,544   88.9 リテールセールス   350   9,758,066   75.7 リアルエステートマネジメント   -   2,414,739   91.5 Livenup Group   ※1   3,054,401   - その他   -   44,335   114.4 合計   1,692   54,694,087   91.3 (注)1.報告セグメント「Livenup Group」の販売実績については、株式会社Livenup Group及びその子会社のみなし取得日を2025年6月30日としているため、2025年7月1日から2025年9月30日までの販売実績を反映しております。なお、販売実績は、収益用不動産1棟及び戸建住宅・土地19件であります。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 金額 (千円)   割合 (%)   金額 (千円)   割合 (%) 首都圏レジ2合同会社   9,624,437   16.1   -   - 首都圏レジ3合同会社   -   -   11,170,000   20.5 首都圏レジ4合同会社   -   -   15,794,241   28.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。連結財務諸表を作成するにあたり、重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、必要な見積りを行っており、それらは資産・負債及び収益・費用の計上金額に影響を与えております。これらの見積りについては、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づき合理的と考えられる要因を考慮した上で行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、結果としてこれらの見積りと実績が異なる場合があります。また、特に以下の重要な会計方針及び見積りの適用が、その作成において用いられる見積り及び予測により、当社グループの連結財務諸表に大きな影響を及ぼすと考えております。 (販売用不動産の評価) 当社グループが保有する棚卸資産のうち、主なものは販売用不動産であり、販売用不動産の評価は、個別法による原価法を採用しており、事業計画上の販売見込額から販売経費見込額を控除した正味売却価額が取得原価を下回るものについては、その差額を費用処理しております。なお、当連結会計年度において、簿価の切り下げは行っておりません。 当該販売見込額の見積りにおいて、過去の販売実績や、市場動向を反映した賃料収益を割引計算する収益還元法を基礎に算定した価格を参考にしているため、想定賃料、還元利回りを主要な仮定としております。 なお、将来の市況悪化や大規模な自然災害による販売用不動産の被災等により、市場価格の著しい下落が発生し、事業計画が修正される等、主要な仮定に変動が生じた場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に影響を与える可能性があります。 販売用不動産の評価の詳細については、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」の「重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 A.経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、54,581百万円(前期比8.7%減)となりました。 ホールセールの売上高は、1,342戸を販売し、39,422百万円(同11.1%減)となりました。これは、1棟単位の販売に加えて、不動産ファンドへの販売を行ったためであります。 リテールセールスの売上高は、350戸を販売し、9,758百万円(同24.2%減)となりました。これは、建築費の高騰等によるマンション価格の上昇を背景に、当社グループの主要顧客であった公務員の方々への販売戸数が減少したためであります。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は、46,702百万円(前期比8.2%減)となりました。これは主に、売上高の減少によるものであります。 その結果、当連結会計年度の売上総利益は、7,878百万円(同11.4%減)となりました。 また、売上総利益率は、前連結会計年度より0.4ポイント減少し、14.4%となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、4,943百万円(前期比43.6%増)となりました。これは主に、記念株主優待の実施、TVCMの制作や放映及びスポンサー活動、M&Aに伴うデューデリジェンス費用及び仲介手数料が発生したことによるものであります。加えて、株式会社Livenup Groupの連結子会社化に伴い、同社及びその子会社の2025年7月1日以降の損益計算書を連結したことも増加の要因であります。 その結果、当連結会計年度の営業利益は、2,935百万円(同46.2%減)となりました。 なお、営業利益の減少に伴い、営業利益率は、前連結会計年度より3.7ポイント減少し、5.4%となりました。 (営業外損益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は、242百万円(前期比17.6%増)、営業外費用は、592百万円(同17.7%減)となりました。これは主に、販売用不動産の取得に伴う借入金に係る支払利息が減少したことによるものであります。 その結果、当連結会計年度の経常利益は、2,586百万円(同47.6%減)となりました。 (特別利益、特別損失、税引前当期純利益) 当連結会計年度の特別利益は、47百万円(前期は計上なし)、特別損失は、計上なし(前期は14百万円の特別損失)となりました。これは主に、連結子会社である株式会社Livenup Groupが三京石油化学株式会社の株式を取得した際に発生した負ののれんについて、特別利益として負ののれん発生益46百万円を計上したことによるものであります。 その結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、2,633百万円(同46.5%減)となりました。 (法人税等、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の法人税等は、1,113百万円(前期比30.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、1,521百万円(同54.2%減)となりました。 B.財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は42,579百万円となり、前年度末に比べ4,294百万円増加いたしました。主な要因は、現金及び預金が2,118百万円減少した一方で、仕掛販売用不動産が4,754百万円、販売用不動産が669百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は3,709百万円となり、前年度末に比べ2,534百万円増加いたしました。主な要因は、投資有価証券が1,855百万円増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は13,601百万円となり、前年度末に比べ256百万円増加いたしました。主な要因は、工事未払金が2,690百万円減少した一方で、短期借入金が2,303百万円増加したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は18,141百万円となり、前年度末に比べ5,963百万円増加いたしました。主な要因は、販売物件の取得等により長期借入金が5,616百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は14,546百万円となり、前年度末に比べ609百万円増加いたしました。主な要因は、配当の支払により利益剰余金が1,181百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が1,521百万円、非支配株主持分が343百万円それぞれ増加したことによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末における自己資本比率は30.7%となりました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループは、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業内容、経済状況、法的規制等、様々なリスク要因が経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。当社グループは、これらのリスク要因について注視するとともに、リスクを低減できるよう適切な対応を行ってまいります。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資金需要の主なものは、販売用不動産の取得資金であります。資金調達については、物件ごとに借入条件を勘案し、金融機関から借入れております。また、当社グループが成長を続けるためには、仕入物件の確保及び財務能力の健全性の維持が重要であると認識しておりますので、金融機関からの借入れや社債の発行、新株式発行による増資等、手許資金とのバランスを考慮し、成長原資である物件の確保、自己資本比率の上昇及び有利子負債依存度の低減により、財務能力の健全性を確保いたします。 なお、当連結会計年度末及び前連結会計年度末の有利子負債依存度については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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