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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

フージャースホールディングス

Hoosiers Holdings Co., Ltd.3284 · Prime · 不動産業

新築マンション分譲を軸に、シニア向け住宅、不動産投資、管理・運営まで手がける不動産総合デベロッパー。

概要

フージャースホールディングスは、東京証券取引所プライム市場に上場する不動産デベロッパーである。主力は「フージャース」ブランドの新築マンション分譲で、シニア向け住宅(CCRC事業)や収益不動産の開発・売却、私募リート運用、マンション管理など、住まいを起点とした多様な事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は1,385億円、従業員数は924名。本社は東京都千代田区丸の内。

分譲マンションを中核とする不動産開発

不動産開発事業は、グループ売上高の約46%を占める最大セグメントである。新築マンション分譲では「デュオヒルズ」「デュオアベニュー」などのシリーズを展開し、2026年3月期には1,263戸を引き渡した。新築戸建分譲や全国の市街地再開発事業にも参画する。同事業の売上高は633億円(前期比18%増)だが、建築費高騰の影響で営業利益は27億円と前期比44%減となった。

成長ドライバーに位置づけるCCRC事業

CCRC事業は、シニア向け分譲マンションの開発・販売と、その後の管理・運営、介護保険サービスを一貫提供する。2026年3月期に「デュオセーヌ」シリーズなど250戸を引き渡し、売上高142億円(前期比282%増)、営業利益7億円(前期は赤字)と急成長した。グループは所有権型シニア住宅への重点投資を掲げ、この事業を将来の収益柱に育てる方針である。

収益不動産の開発・売却と資産運用

不動産投資事業では、収益不動産の開発・売却、私募リート・私募ファンドの運用、不動産賃貸、リノベーションマンション分譲を手がける。2026年3月期は賃貸マンション25棟を売却し、売上高526億円(前期比99%増)、営業利益95億円と大幅増益を達成した。アジア太平洋や北米にも投資拠点を持ち、地域分散を進めている。

ストック収益を生む関連サービス

不動産関連サービス事業は、マンション管理・ビル管理、保険代理店、インテリア販売・リフォーム、ホテル運営、スポーツクラブ運営などを行う。2026年3月期の売上高は84億円と前期比横ばいだが、営業利益は5.4億円と34%増加した。マンション管理戸数は累計2万1,860戸に達し、ストック収益の基盤を固めている。

22の連結子会社で構成されるグループ

グループは持株会社のフージャースホールディングスを中心に、22の連結子会社と1の関連会社で構成される。主要子会社には、不動産開発を担うフージャースコーポレーション、CCRC事業のフージャースケアデザイン、資産運用のフージャースアセットマネジメント・フージャースキャピタルマネジメント、管理サービスのフージャースリビングサービスなどがある。2026年4月には子会社の再編(フージャースアセットマネジメントの吸収合併、フージャースケアデザインの吸収合併と商号変更)を実施した。

業界の中での役割は不動産デベロッパーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,386億円
営業利益
138億円
営業利益率
10.0%
純利益
71億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
不動産 販売事業1,249億円90.1%
その他事業52億円3.8%
スポーツクラブ 運営事業37億円2.7%
不動産 賃貸事業24億円1.7%
マンション 管理事業24億円1.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産開発事業主力

新築マンション分譲(「フージャース」ブランド)、全国市街地再開発事業への参画、新築戸建分譲事業を行う。主力の分譲マンション事業が中核。

主な製品・サービス2
新築マンション分譲
「フージャース」ブランドの新築マンションを企画・販売。
新築戸建分譲
一戸建て住宅の分譲販売。

02CCRC事業準主力

シニア向け新築マンション分譲と、その後の管理・運営、介護保険サービスを提供。高齢者の住まいとケアを一貫で手がける。

主な製品・サービス3
シニア向け新築マンション分譲
高齢者向けのバリアフリー設計等の分譲マンション。
シニアマンション管理・運営
シニア向けマンションの管理・運営サービス。
介護保険サービス
デイサービス、訪問介護等の介護保険法に基づくサービス。

03不動産投資事業準主力

私募リート・私募ファンドの運用、収益不動産開発、不動産賃貸、リノベーションマンション分譲を手がける。アジア太平洋・北米にも投資展開。

主な製品・サービス3
私募リート運用
私募リート(Hoosiers私募リート等)の資産運用・管理。
収益不動産開発
賃貸用オフィス・商業施設等の開発。
リノベーションマンション分譲
中古マンションを購入・リノベーションして販売。

04不動産関連サービス事業副次

マンション・ビル管理、保険代理店、インテリア販売・リフォーム、ホテル運営、PPP・PFI事業の企画・マネジメント、スポーツクラブ運営等を行う。

主な製品・サービス5
マンション管理
分譲マンションの管理業務(清掃、修繕等)。
ビル管理
オフィスビル等の設備管理・清掃。
インテリア販売・リフォーム
分譲マンション入居者向けカーテン・家具販売、リフォーム工事。
ホテル運営
自社保有・借入物件でのホテル運営。
スポーツクラブ運営
フィットネスクラブ、スポーツ施設の運営。

製品と技術

「フージャース」ブランドの新築マンション

主力製品は「デュオヒルズ」「デュオアベニュー」などのブランド名で展開する新築分譲マンションである。2026年3月期には「デュオヒルズ六甲道」(兵庫県神戸市)、「デュオヒルズ青梅ザ・ファースト」(東京都青梅市)、「デュオアベニュー経堂グラン」(東京都世田谷区)などを含む1,263戸を引き渡した。マンションは主に首都圏・関西圏の駅近立地が中心で、ファミリー層から単身者まで幅広いニーズに対応する。

シニア向け「デュオセーヌ」シリーズ

CCRC事業の中核製品が、シニア向け分譲マンション「デュオセーヌ」である。バリアフリー設計や共用の介護サービス施設を備え、健康なアクティブシニア層を主なターゲットとする。2026年3月期には「デュオセーヌ横浜青葉台」「デュオセーヌ横濱二俣川」「デュオセーヌ千葉蘇我」など250戸を引き渡し、売上高は前期比約3.8倍に拡大した。分譲後は自社グループで管理・運営し、介護保険サービスも提供する。

収益不動産「デュオフラッツ」と私募リート

不動産投資事業では、賃貸マンション「デュオフラッツ」シリーズを開発・売却する。2026年3月期には「デュオフラッツ恵比寿」「デュオフラッツ巣鴨」など計25棟を売却した。また、Hoosiers私募リートなど自社運用の私募ファンドを通じて、オフィス・商業施設等の収益不動産にも投資している。これらの物件は安定した賃料収入を生み、売却時にキャピタルゲインを得るモデルである。

住まいのトータルサービス:管理・リフォーム・ホテル

不動産関連サービス事業では、分譲マンションの管理(累計2万1,860戸)、ビル管理、入居者向けインテリア販売・リフォーム、保険代理店、ホテル運営、スポーツクラブ運営などを手がける。特にマンション管理はグループ全体の顧客接点を生かした安定収益源であり、2026年3月期の売上高は23.9億円と前期比7%増加した。また、自社保有物件でのホテル運営やPPP・PFI事業も展開している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

分譲マンションで中堅、成長期

フージャースホールディングスは首都圏・近畿圏を中心に分譲マンション「デュオ」シリーズ等を展開する中堅デベロッパー。大東建託が賃貸住宅で業界首位、ファンタジスタやコロンビア・ワークスなどがマンション分譲で競合する。直近の売上高は922億円で、2026年3月期は1386億円を見込み、大幅な成長軌道に乗っている。営業利益率も約10%と安定しており、利益拡大局面にある。

強み

  • 売上高が2024→26年で約1.6倍に拡大し、業界平均を上回る成長率。
  • 営業利益率10%前後を維持しており、収益性が高い。
  • 「デュオ」ブランド等で差別化し、一定の顧客基盤を構築。
  • 首都圏と近畿圏に特化し、効率的な用地取得と販売が可能。

課題

  • 同業他社も多く、価格競争や用地取得競争が激しい。
  • 不動産市況が金利上昇で減速するリスクがある。
  • 大東建託など大手に対し、資金調達面で劣位。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字がフージャースホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13232三重交通グループホールディングス652億円9.8倍
28897MIRARTHホールディングス643億円13.2倍
33252地主627億円9.0倍
47949小松ウオール工業551億円16.1倍
57989立川ブラインド工業549億円16.2倍
63284フージャースホールディングス546億円7.5倍
73482ロードスターキャピタル545億円5.4倍
88818京阪神ビルディング542億円22.9倍
93465ケイアイスター不動産535億円6.8倍
102975スター・マイカ・ホールディングス521億円8.4倍
113245ディア・ライフ504億円11.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

有限会社フージャースとして創業した1994年

1994年12月、不動産の売買・仲介・賃貸・管理及びコンサルティング業務を目的として、有限会社フージャースが東京都板橋区に設立された。翌1995年6月に株式会社へ改組し、商号を株式会社フージャースコーポレーションに変更。同年8月に宅地建物取引業免許を取得し、不動産分譲に関する広告宣伝業務の受託を開始した。

自社単独分譲に踏み切った2000年

1996年から販売代理事業を始め、1999年には共同事業方式での分譲に参入。2000年9月に自社単独での分譲を開始し、デベロッパーとしての業容を本格化させた。同年8月には建設大臣免許を取得し、事業範囲を拡大した。

株式上場と子会社設立で事業基盤を拡大した2000年代前半

2002年10月、日本証券業協会に株式を店頭登録。同時に、管理事業を担うフージャースリビングサービスを設立した。2003年4月には女性視点を活かした営業体制強化を目的にフージャースハートを設立。同年10月に東京証券取引所市場第二部に上場し、2004年9月には市場第一部に指定替えとなった。2005年4月には投資事業向け子会社フージャースキャピタルパートナーズを設立するなど、事業の多角化を進めた。

合併・再編とホールディングス体制への移行

2006年4月にフージャースハートを吸収合併した後、2009年7月にはキャピタルパートナーズの事業を停止。2012年からは東北・関西・中部エリアへ支店網を広げ、2013年1月にアーバンシティーを完全子会社化した。2013年3月に同社を吸収合併し、東京証券取引所市場第一部上場を廃止。翌4月、単独株式移転によりフージャースホールディングスを設立し、再び市場第一部に上場した。同時に会社分割でフージャースアベニューを設立し、グループを純粋持株会社体制に移行させた。

シニア事業とPFIへの参入、エリア拡大を進めた2010年代半ば

2014年1月、東北エリア拡大のためエイ・エム・サーティワンを完全子会社化。同年4月には北海道支店を開設した。2015年4月、PFI事業参入を目的にアイ・イー・エーを設立。同年7月にはシニア向け事業の深耕を狙いフージャースケアデザインを設立し、CCRC事業に本格参入した。さらに同年、神奈川県のコーケンコミュニティーと名古屋の杉商を子会社化し、関東・中部エリアの事業基盤を強化した。

収益不動産投資と海外展開を加速した2020年代

2020年代に入り、私募リート運用や収益不動産開発・売却を拡大。アジア太平洋にHoosiers Asia Pacific、北米にHoosiers,Inc.を設立し、海外投資を本格化した。2026年3月期連結売上高は1,385億円と過去最高を更新。同年5月には報告セグメントを4区分から3区分へ変更する方針を発表し、事業ポートフォリオ管理の高度化を図っている。

年表28件を開く

1990年代

  • 1994年12月創業不動産の売買・仲介・賃貸・管理及びコンサルティング業務を目的として、有限会社フージャースを東京都板橋区中板橋24番4号に設立
  • 1995年6月商号変更有限会社を株式会社に改組、商号を株式会社フージャースコーポレーションに変更
  • 1995年8月宅地建物取引業者として東京都知事免許取得(登録(1)第73150号)不動産分譲に関する広告宣伝業務等の業務受託を開始
  • 1996年1月不動産分譲事業(企画提案型の販売代理)を開始
  • 1999年10月不動産分譲事業(共同事業)を開始

2000年代

  • 2000年8月宅地建物取引業者として建設大臣免許取得(登録(1)第6050号)
  • 2000年9月自社単独分譲開始
  • 2002年10月日本証券業協会に株式を店頭登録 不動産管理事業への展開を図るため、株式会社フージャースリビングサービス(100%出資子会社)を東京都千代田区紀尾井町3番3号に設立
  • 2003年4月供給戸数の増大に向け、女性の視点を活かした営業体制を強化するため、株式会社フージャースハート(100%出資子会社)を東京都千代田区紀尾井町3番3号に設立
  • 2003年10月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2004年9月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 2004年10月バス運行業務に携わるため、有限会社マイホームライナー(100%出資子会社)を東京都千代田区紀尾井町3番3号に設立
  • 2005年4月インベストメント事業への展開を図るため、株式会社フージャースキャピタルパートナーズ(100%出資子会社)を東京都千代田区紀尾井町3番3号に設立
  • 2006年4月M&A製販一貫体制の強化を目的として、株式会社フージャースハートと合併
  • 2009年7月株式会社フージャースキャピタルパートナーズの事業を停止

2010年代

  • 2012年4月東北エリアの事業推進を図るため、東北支店を宮城県仙台市青葉区中央二丁目10番12号(現、宮城県仙台市青葉区本町一丁目9番6号)に設置
  • 2012年10月関西エリアの事業推進を図るため、京都支店を京都府京都市下京区烏丸通仏光寺下ル大政所町680-1(現、京都支店を京都府京都市下京区新町通綾小路下る船鉾町394)に設置
  • 2013年1月M&A中部エリアの事業推進を図るため、株式会社アーバンシティーを完全子会社化
  • 2013年3月上場重複事業を整理統合し、経営の合理化・効率化を確立するため、株式会社アーバンシティーを吸収合併 東京証券取引所市場第一部における株式の上場廃止
  • 2013年4月上場単独株式移転により株式会社フージャースホールディングスを東京都千代田区神田美土代町9番地1に設立し、当社普通株式を東京証券取引所市場第一部に新規上場 株式会社フージャースコーポレーションを分割会社とする会社分割により株式会社フージャースアベニューを東京都千代田区神田美土代町9番地1に設立 株式会社フージャースリビングサービスが有限会社マイホームライナーを吸収合併 株式会社フージャースアベニュー及び株式会社フージャースリビングサービスが株式配当により株式会社フージャースホールディングスの子会社となる
  • 2014年1月M&A東北エリアのさらなる事業拡大を図るため、エイ・エム・サーティワン株式会社を完全子会社化
  • 2014年4月北海道エリアの事業推進を図るため、株式会社フージャースコーポレーションの北海道支店を北海道札幌市中央区北一条西三丁目2番地に設置
  • 2014年9月本社を現在地の東京都千代田区丸の内二丁目2番3号に移転
  • 2015年1月株式会社フージャースキャピタルパートナーズ清算結了
  • 2015年4月PFI事業への参入を目的として、株式会社アイ・イー・エー(100%出資子会社)を東京都千代田区丸の内二丁目2番3号に設立
  • 2015年7月シニア向け事業の深耕と発展を目的として、株式会社フージャースケアデザイン(100%出資子会社)を東京都千代田区丸の内二丁目2番3号に設立
  • 2015年8月M&A神奈川エリアのさらなる事業拡大を図るため、株式会社コーケンコミュニティーを連結子会社化(当社の孫会社)
  • 2015年10月M&A名古屋エリアのさらなる事業拡大を図るため、杉商株式会社を連結子会社化(当社の孫会社)株式会社フージャースコーポレーションの名古屋営業所(現、名古屋支店)を愛知県名古屋市中区栄三丁目2番3号(現、愛知県名古屋市中区錦二丁目2番24号)に設置 大阪エリアの事業推進を図るため、株式会社フージャースコーポレーションの大阪支店を大阪府大阪市中央区本町四丁目4番24号に設置

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2031年3月期まで100億円以上
  • ROIC2031年3月期まで7%+α
  • ROE中計期間内(2027年3月期~2031年3月期)まで14%以上
  • D/Eレシオ中計期間内(2027年3月期~2031年3月期)まで2.0倍程度維持
  • 配当性向中計期間内(2027年3月期~2031年3月期)まで40%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの転換

    資本コストを意識した投資判断を強化し、各事業の収益特性と市場環境に応じて成長投資・収益基盤・資本効率の役割を明確化することで、持続的な成長に向けた事業ポートフォリオを構築する。

  2. 02

    シニアマンション事業の成長ドライバー化

    アクティブシニア層の増加を背景に、所有権型シニア住宅の開発・販売に重点投資し、収益向上を図る。分譲後の運営や関連サービスを通じて顧客との継続的接点を構築し、収益機会を拡大する。

  3. 03

    人的資本×DXによる再現性向上

    顧客データや現場知見を組織的に蓄積・共有し、デジタル技術を活用して商品企画・販売・運営を高度化。事業運営の再現性と競争優位性の向上に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で924人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は713万円で、9期前と比べて+10.6%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は4.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月467
2018年3月600
2019年3月64535.02.0724
2020年3月63437.02.0782
2021年3月65438.03.0832
2022年3月67036.03.0783
2023年3月61138.04.0842
2024年3月67438.04.0902
2025年3月71241.04.09181,002
2026年3月71342.04.09241,494

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率18.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 9 / 海外 3、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ザ・ツーリストホテル& カフェ秋葉原 — 東京都台東区2,125百万円
不動産 投資事業
TomorrowPLAZA — 東京都日野市1,444百万円
不動産 投資事業
フージャース鹿児島ビル — 鹿児島県鹿児島市1,400百万円
不動産 投資事業
沖縄ホテル開発 — 沖縄県沖縄市1,102百万円
不動産 投資事業
興善町イーストビル — 長崎県長崎市840百万円
不動産 投資事業
金沢ホテル開発 — 石川県金沢市598百万円
不動産 投資事業
山形虹の街パーキング — 山形県山形市466百万円
不動産 投資事業
仙台ホテル開発 — 宮城県仙台市437百万円
不動産 投資事業
本社 — 東京都千代田区124百万円
全社(共通)
日本橋オフィス — 東京都中央区19百万円
全社(共通)
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱フージャースコーポレーション(注)4、5
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ホームステージ
    熊本県熊本市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フージャースケアデザイン
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フージャースアセットマネジメント(注)4、5
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フージャースキャピタルマネジメント
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Hoosiers Asia Pacific Pte. Ltd. (注)4
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Hoosiers,Inc. (注)4
    アメリカ オレゴン州 ポートランド · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    PDX Canyons LLC (注)4
    アメリカ オレゴン州 ポートランド · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Hoosiers Real Estate (Thailand) Co., Ltd.
    タイ バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 国内
    ㈱フージャースリビングサービス
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フージャースウェルネス&スポーツ
    東京都中野区 · 連結子会社
    議決権95.0%
  • 海外
    AHJ EKKAMAI Co., Ltd.
    タイ バンコク · 持分法適用会社
    議決権29.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,386億円営業利益138億円前期と比べると増収増益で、売上が+50.3%、利益が+50.0%。

売上高
+50.3%
1,386億円
営業利益
+50.0%
138億円
純利益
+29.1%
71億円
営業利益率
10.0%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,278億円1,386億円
営業利益139億円138億円
純利益72億円71億円
1株あたり配当¥75¥75

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は145億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−0.7%、営業利益は−77.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q37930
2024年1Q14696.22
2024年2Q142107.07
2024年3Q14353.51
2024年4Q43338
2025年2Q25662.31
2025年4Q6668612.954
2026年2Q34630.9−9
2026年4Q1,04013513.080
2027年1Q14521.4−3

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2014年3月期からの13期で、売上は369億円から1,386億円へ3.8倍に増えた。直近期の営業利益率は10.0%。売上は3期、純利益は6期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東北エリアのさらなる事業拡大を図るため、エイ・エム・サーティワン株式会社を完全子会社化
2014年3月3696439
神奈川エリアのさらなる事業拡大を図るため、株式会社コーケンコミュニティーを連結子会社化(当社の孫会社)
2015年3月4004531
2016年3月3592818
2017年3月5275334
2018年3月6346946
2019年3月8998532
2020年3月852553
2021年3月8024629
2022年3月7955731
2023年3月7937346
2024年3月8647648
2025年3月922928610.055
2026年3月1,38613811810.071

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,386億円のうち、営業利益として残るのは138億円10.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は71億円、売上の5.1%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.0%1,081億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.0%167億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.0%138億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
10.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.1pt
5.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.1pt
15.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが106億円、投資CFが3億円で、差し引きのフリーCFは109億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は377億円で、売上の3.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月−14−1065−24124
2015年3月−33−1277−45156
2016年3月−57−4584−102138
2017年3月−42−90207−132214
2018年3月−91−108288−199301
2019年3月−33−130121−163261
2020年3月161−7−102154313
2021年3月107−31−15176239
2022年3月203−42−99161301
2023年3月−75−259−77286
2024年3月2−2424−22290
2025年3月−1413125−138277
2026年3月1063−12109377

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2026年3月期の総資産は1,892億円。このうち返さなくてよい自己資本が553億円で、自己資本比率は28.0%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年3月48519529040.3
2015年3月62621541134.4
2016年3月74621952729.3
2017年3月1,04724580223.4
2018年3月1,35442692831.4
2019年3月1,5484401,10828.2
2020年3月1,4394281,01129.3
2021年3月1,36036499621.2
2022年3月1,27939088924.4
2023年3月1,4754271,04823.6
2024年3月1,6444691,17523.6
2025年3月1,7994791,32023.4
2026年3月1,8925531,33928.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
379億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
296億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,339億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
59
/ 100
安定性自己資本比率19 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り131社中5位あたり、逆に低いのは自己資本比率131社中94位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.0%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.0%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
28.0%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
50.3%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.7%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,307で、1年前と比べて+7.1%過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。

¥1,307-2.4%1ヶ月+7.7%1年+7.1%時価総額546億円
過去52週の値幅
安値¥1,126高値¥1,410

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.5倍
PER (会社予想)7.4倍
PBR1.05倍
配当利回り5.74%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+4.9%と堅調。25日移動平均線(1214.88円)を+3.4%上回り、上昇基調。52週高値(1410円)からは10.9%下回るが、週足は右肩上がり。出来高は平均1500株前後で安定。株価は75日線(1191.87円)を上抜け、中期トレンドも強気。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは7.21倍と業界平均の14.17倍を大幅に下回り、PBRも0.97倍と1倍を割り込んでいる。配当利回りは5.89%と業界平均の3.06%を上回り、ROEは15%と高い。ただし、今期予想の売上高急増に対し営業利益率は9.98%と高水準を維持しており、割安感は強い。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.5倍14.9倍
PER (予想)7.4倍
PBR1.05倍1.84倍
ROE15.0%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社は2026年3月期に売上1,386億円(前期比+50%)、営業利益138億円(同+50%)と急拡大を計画。強気派は、都市部の不動産需要堅調と同社の事業シナジーを評価。一方、弱気派は、過去の利益率(約10%)から急拡大の実現性や、不動産市況変動リスクを懸念。PER7.2倍と割安に見えるが、急成長計画が達成されなければバリュートラップの可能性もある。

プラスに働く材料7
  • 増収増益計画の達成期待

    2026/3期売上+50%、営業益+50%の計画。前期実績は増収増益。ROE15%。

  • 割安バリュエーション

    PER7.2倍、PBR0.97倍。配当利回り5.89%。自己資本比率健全。

  • 首都圏需要取り込み

    東京回帰や低金利で不動産需要底堅い。分譲・リノベ・仲介の相乗効果。

  • 大型マンション完工で売上急拡大2026年3月期影響

    FY2026売上高1386億円(前年比+50%)、営業利益138億円(同+50%)

  • 高ROE15%による資本効率の高さ継続影響

    ROE15%と同業平均比高く、株主資本の効率的活用を示す

  • PBR1倍割れでの割安修正期待決算発表後影響

    PBR0.97倍と解散価値近辺、自己株買いや増配で是正余地

  • 高配当利回り5.89%の安定性継続影響

    配当利回り5.89%は業界高位、株主還元姿勢が評価材料

マイナスに働く材料7
  • 急成長計画の実現リスク

    前期売上922億→今期1,386億円は+50%。営業利益率は横ばいで、コスト増懸念。

  • 不動産市況変動リスク

    金利上昇や価格高騰で需要減退の可能性。在庫リスクも。

  • 過去の成長鈍化

    2023/3→2025/3の売上は793→922億円と緩やか。急拡大の持続性に疑問。

  • 金利上昇による不動産需要減退金融政策次第影響

    日銀追加利上げで住宅ローン金利上昇、販売減と在庫増リスク

  • 建築コスト上昇で利益率圧迫継続影響

    木材・鉄鋼価格高止まりで原価率上昇、営業利益率10%割れ懸念

  • 競合激化による販売価格低下不定影響

    大手デベロッパーの供給増で価格競争激化、粗利益率低下

  • 業績予想未達リスク決算発表後影響

    FY2026売上高1386億円が前提、達成遅れなら株価調整

次の決算で確かめる点
売上高成長率
計画達成の進捗度合い。前期比50%増の達成が焦点。
営業利益率
急拡大時のコスト管理。10%維持が収益性の目安。
首都圏分譲戸数
主力事業の需要動向を測る指標。
受注残高
将来収益の先行指標。計画達成の裏付け。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり75で、前期から+19.4%いまの株価に対する利回りは5.74%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥75
1株あたり
配当利回り
5.74%
いまの株価に対して
配当性向
58.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2421.5
2018年3月240.018.8
2019年3月254.2
2020年3月3540.0
2021年3月24−31.431.5
2022年3月3650.0653.8
2023年3月5244.434.5
2024年3月555.842.9
2025年3月6212.7
2026年3月7419.458.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥75

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ20,214人。区分でいちばん多いのは個人・その他69.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.9%を占め、残る80.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他61.764.564.466.967.269.2
金融機関15.414.416.215.516.016.1
外国法人11.510.79.07.98.97.6
事業法人6.97.27.06.95.63.8
証券会社4.43.23.32.62.13.1
自己株式3.03.02.62.42.40.9
外国人個人0.10.10.10.20.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01廣岡 哲也12.15
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.62
03DAIWA CM SINGAPORE LTD-NOMINEE HIROOKA TETSUYA(常任代理人 大和証券株式会社)9.37
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.89
05株式会社日本カストディ銀行(金銭信託課税口)2.23
06株式会社ティ・エイチ・ワン1.56
07小林 吉宗1.18
08安藤 天利代0.90
09JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.90
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.72

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で+51%、1株純資産は13期で+110%。直近期のROEは15.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年3月12261921.74.926.2
2015年3月10071315.06.18.4
2016年3月627788.58.2
2017年3月8863914.55.221.5
2018年3月11973413.66.518.8
2019年3月567677.411.6
2020年3月57390.6122.8
2021年3月518168.114.531.5
2022年3月8788410.27.5653.8
2023年3月12998313.86.434.5
2024年3月1351,09113.18.342.9
2025年3月1541,18513.57.1
2026年3月1851,29715.06.458.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額155百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
廣岡哲也取締役会長638,987,600
小川栄一代表取締役 社長執行役員6149,500
安昌寿取締役776,800
坪山昌司取締役6017,400
今井厚弘取締役(常勤監査等委員)655,600
タニグチ直子取締役(監査等委員)612,000
松尾信吉取締役(監査等委員)57100
遠山康61
藤井道哉取締役 専務執行役員 兼CFO59
伊藤直樹取締役(常勤監査等委員)57

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)274221411156
社外取締役430308
取締役(社内)1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,286字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社22社及び関連会社1社によって構成されております(2026年3月31日現在)。近年において多様化するニーズに対応し、市況に左右されない安定的な事業基盤を構築することに努めてまいりました。 当社グループの各事業における位置づけなどは次の通りであります。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (Ⅰ) 不動産開発事業 株式会社フージャースコーポレーション 新築マンション分譲事業、全国市街地再開発事業への参画、新築戸建分譲事業 株式会社ホームステージ 新築マンション分譲事業等 (Ⅱ) CCRC事業 株式会社フージャースコーポレーション シニア向け新築マンション分譲事業 株式会社フージャースケアデザイン シニア向けマンション管理・運営事業、介護保険事業 (Ⅲ) 不動産投資事業 株式会社フージャースアセットマネジメント 不動産投資事業、収益不動産開発事業、不動産賃貸業、リノベーションマンション分譲事業 株式会社フージャースキャピタルマネジメント 私募リート及び私募ファンドの運用、コンサルティング業 Hoosiers Asia Pacific Pte. Ltd. アジア・太平洋地域における投資及び事業の経営・管理等 Hoosiers,Inc. 北米地域における投資及び事業の経営・管理等 (Ⅳ) 不動産関連サービス事業 株式会社フージャースリビングサービス マンション管理事業、ビル管理事業、保険代理店事業、インテリア販売・リフォーム事業 ホテル運営事業、PPP 及び PFI事業の企画・マネジメント、コンサルティング業 株式会社フージャースウェルネス&スポーツ スポーツクラブ運営事業 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 また、2026年5月公表の「報告セグメント変更に関するお知らせ」のとおり、当社グループはこれまで「不動産開発事業」「CCRC事業」「不動産投資事業」「不動産関連サービス事業」の4つのセグメントで開示を行っておりましたが、事業ポートフォリオ管理の高度化を目的として2027年3月期第1四半期より、「不動産開発事業」「不動産投資事業」「不動産関連サービス事業」の3区分へ変更いたします。 当社グループの事業系統図は、以下のとおりであります。 (注)1  当社連結子会社である株式会社フージャースコーポレーションは、2026年4月1日付で当社の連結子会社である株式会社フージャースアセットマネジメントを吸収合併いたしました。 2  当社連結子会社である株式会社フージャースリビングサービスは、2026年4月1日付で当社の連結子会社である株式会社フージャースケアデザインを吸収合併し、株式会社フージャースウェルビーイングパートナーズへ商号変更いたしました。
経営方針・対処すべき課題2,369字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 当社グループは、「Hoosiers WAY 私たちが大切にしていること」「Hoosiers PROMISE 私たちは何を約束するのか」「Hoosiers PURPOSE 私たちは何をめざすのか」から構成されるグループメッセージのもと、住まいを起点とした多様な暮らしの価値創造を推進し、持続的な企業価値向上を目指しております。 (2)経営環境、対処すべき課題及び中期経営計画 当社グループを取り巻く事業環境は、建築コストや金利の変化に加え、人口動態やライフスタイルの多様化等を背景として、事業機会とリスクの双方が拡大しております。不動産市場においては、エリア特性や顧客ニーズを踏まえた付加価値創出が一層重要となっております。 このような環境のもと、当社グループは、2027年3月期を初年度とする第3次中期経営計画(2027年3月期~2031年3月期)を策定いたしました。当社グループが目指す“ソーシャルデベロッパー”「社会構造変化から生じる構造需要※1を、顧客起点で事業化する存在」の実現に向け、「資本効率を伴う成長への転換 ~利益成長の継続に加え、ROICを起点に成長の質を高める~」を基本方針としております。 具体的には、以下の課題に重点的に取り組んでまいります。 ① 事業ポートフォリオの転換 近年、物価上昇や為替動向、地政学的リスクに加え、金利の上昇など、事業環境の変化が一層顕在化しており、先行き不透明な状況が継続しております。加えて、建築費や建築資材価格の高騰、人件費の上昇等により、開発コストは上昇傾向にあり、採算管理の難度が上昇しております。 このような当社グループを取り巻く事業環境の変化を踏まえ、資本コストを意識した投資判断の重要性が高まっていると感じております。そこで、各事業の収益特性と市場環境に合わせた成長投資・収益基盤・資本効率の役割を明確化することで、資本効率を踏まえた投資判断及び資本配分を推進し、持続的な成長に向けた事業ポートフォリオの構築に取り組んでまいります。 ② シニアマンション事業の成長ドライバー化 内閣府が発行している「令和7年版高齢社会白書」によると、日本の総人口は2024年10月1日現在、1億2,380万人となっており、65歳以上の高齢者人口は3,624万人と総人口の29.3%を占めております。また、高齢者人口が増えるなか、高齢者の健康上の問題で日常生活に制限のない期間(健康寿命)は2022年時点で男性が72.57歳、女性が75.45歳となっており、2001年と比較すると男性で3.17年、女性で2.80年延伸しております。 このような人口動態の変化等を背景として、健康で活動的な生活を送るアクティブシニア層の増加により、住まいに対する多種多様な需要の増加が見込まれると考えます。そこで、当社グループでは所有権型シニア住宅の開発・販売に重点投資を行うことで、収益の向上を図ってまいります。また、分譲後の運営・仲介・関連サービス等を通じて、顧客との継続的な接点を構築し、収益機会の拡大に取り組んでまいります。 ③ 人的資本×DXによる再現性向上 当社グループは、社会構造変化から生じる「構造需要」を、顧客起点で事業化する“ソーシャルデベロッパー”を目指す姿としております。顧客ニーズの多様化や市場環境の変化が進むなか、顧客起点で価値を創出するためには、顧客理解の深化とその組織的な活用が重要となっております。顧客理解の源泉であるデータ、現場で培われた実務知見、地域やステークホルダーとの関係性を適切に蓄積・共有し、組織の資産として活用していくことが重要な経営課題であると認識しております。 そのため当社グループは、人材の育成・活躍推進とデジタル技術の活用を通じて、顧客理解や知見の蓄積・共有を進めるとともに、商品企画・販売・運営の高度化を図り、事業運営の再現性及び競争優位性の向上に取り組んでまいります。 当社グループは、これらの重点課題への取り組みを通じて、社会価値と経済価値の双方を創出し、中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。 なお、本計画の利益計画として、2031年3月期に親会社株主に帰属する当期純利益100億円以上、ROIC7%+αの達成を目標としています。そして、利益率の改善とバランスシートの効率的な活用により、安定的な収益成長と財務健全性維持の両立を図るため、資本・財務方針としてROE14%以上、D/Eレシオ2.0倍程度維持、を掲げております。 <第3次中期経営計画(2027年3月期~2031年3月期)※連結> 2027年3月期   2028年3月期   2029年3月期   2030年3月期   2031年3月期 親会社株主に帰属する当期純利益   72億円   77億円   83億円   90億円   100億円以上 EPS   176円   188円   202円   220円   245円以上 D/Eレシオ   2.0倍程度 ROE   14%以上 ROIC   7%+α 配当性向   40%以上 営業利益   139億円               210億円以上 (注) 1 D/Eレシオ=有利子負債÷純資産 2 ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷期中(平均)自己資本×100 3 ROIC=税引後営業利益÷投下資本 ※1:構造需要:人口動態・地域課題・ライフスタイル変化など、社会構造の変化から継続的に生じる需要
事業等のリスク5,266字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 (1) 当社のリスクマネジメントにかかわる基本方針 当社グループは、当社を取り巻く経営環境を認識したうえで、当社のリスク許容限度内で適切にリスク管理を行いながら、事業活動を通じて、持続的な成長、企業価値の最大化、社会課題解決を実現する経営を目指しております。 (2) 当社のリスク管理体制について 当社グループは、コンプライアンス・リスク管理規程を制定し、コンプライアンス・リスク管理委員会を各部門及びグループ各社ごとのリスクを一元的かつ横断的に管理を行う管理主体として位置づけ、全社リスクを包括的に管理しております。 コンプライアンス・リスク管理規程において、当社グループが管理すべきリスクを下記4種類に分類しております。 ・災害リスク 顧客及び事業継続等に大きな影響を与える災害に起因するリスク ・外部リスク 事業に影響を及ぼす外的要因に関するリスク ・投資リスク 個別の投資に関するリスク ・内部リスク 当社グループ内で発生するオペレーショナルなリスク コンプライアンス・リスク管理委員会において、上記分類をもとに、内外環境の変化を踏まえて、各部門及びグループ各社ごとのリスクを網羅的に抽出しております。具体的には、下記一覧の通りとなります。 リスク分類   リスク分類定義   想定されるリスク   リスク詳細 災害リスク   顧客及び事業継続等に大きな影響を与える災害に起因するリスク   自然災害リスク   大規模自然災害による当社保有・運営・管理施設の営業休止や想定外の費用発生による業績への悪影響 感染症パンデミックリスク   パンデミック発生による当社運営施設の営業休止による業績への悪影響 外部リスク    事業に影響を及ぼす外的要因に関するリスク   気候変動リスク   前述「2サステナビリティに関する考え方及び取組(2)気候変動」に記載 金利変動リスク   ①事業資金の調達コスト増加に伴う個別プロジェクトの収益率悪化 ②住宅ローン金利上昇による潜在顧客の住宅取得需要の減退、当社開発物件の販売鈍化 ③キャップレート上昇による収益不動産の価格下落、売却時のキャピタルゲインの減少④総資産に占める有利子負債の割合が高く、金利変動により経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性 為替変動リスク   ①円換算の投資額・回収額の変動 ②外貨建て資産・負債の円換算額の変動 賃料変動リスク   収益不動産の賃料収入減少に伴うNOI悪化と保有資産の価格下落 法規制・税制・会計制度等改正リスク   ①資産取得・保有コストの増加に伴う不動産購入・投資意欲減退による潜在顧客の減少 ②資産取得・保有コストの増加による当社保有資産の収益性悪化 人口動態リスク   日本の人口減少に伴う潜在顧客減少と事業機会の縮小 リスク分類   リスク分類定義   想定されるリスク   リスク詳細 外部リスク   事業に影響を及ぼす外的要因に関するリスク   ライフスタイル変化に伴うリスク   価値観の変化に伴う当社分譲住宅への需要減少 デジタルテクノロジー進化への対応遅延リスク   生産性低下及びコスト競争力低下 人材確保リスク   少子高齢化による人材確保難とそれに伴う商品・サービス提供能力の低下 特定国の法規制・税制・会計制度等改正に伴うリスク   事業計画変更、想定外の追加コスト発生や事業リスク増加等に伴う財務・業績への悪影響 地政学リスク   ①資材調達の遅延・仕様変更リスク②建築コストの上昇による利益率悪化 投資リスク   個別の投資(不動産投資・戦略投資(M&A)等)に関するリスク   開発用地取得リスク   競争激化に伴う優良開発用地取得機会の減少による収益機会逸失 建築コスト上昇リスク   個別プロジェクトの収益性悪化 外注先(協力会社)に関するリスク   ・外注先における人手不足による工期延長やコスト上昇等・外注先における工事中の事故、外注先の倒産や請負契約の不履行、その他予期せぬ事象が発生した場合、工事の中止又は遅延、建築コストの上昇等が生じる可能性 開発許認可リスク   開発許認可取得遅延・不能による収益機会逸失、想定外損失の発生 取得資産の価値下落リスク   土壌汚染等の発覚による取得資産の価値下落、想定外損失の発生 戦略投資の期待効果未実現リスク   戦略投資(M&A)における期待利益成長やシナジー効果の未実現による財務・業績への悪影響 保有資産の塩漬けリスク   塩漬け不良資産の発生に伴い、手元流動性・資金調達力が悪化・当社クレジットへの悪影響 業績変動リスク   売買契約のキャンセル、不測の事態の発生による建築工事や建築確認手続きの遅延等により引渡し時期が各決算期末を越えた場合の当社グループの業績及び財政状態への悪影響 新規事業の期待効果未実現リスク   新規事業における期待利益成長やシナジー効果の未実現による財務・業績への悪影響 内部リスク    当社及びグループ各社で発生するオペレーショナルなリスク   法令違反リスク   行政処分リスク(含罰金支払等)事業停止、想定外の費用増加による業績への悪影響、信用失墜による資金調達能力の悪化、潜在顧客離反による業績悪化 建物・サービルの品質管理に伴うリスク   追加費用発生・事業計画変更リスク・レピュテーションリスク想定外の費用増加による業績悪化 サイバー攻撃・不正アクセスリスク   ①情報システム利用不能による事業中断 ②重要情報の外部流失による損害賠償リスク・レピュテーションリスク 役職員による不正・過失等発生リスク   ①想定外費用増加による業績悪化 ②信用失墜による資金調達能力の悪化、潜在顧客離反による業績悪化 上記を踏まえ、コンプライアンス・リスク管理委員会において、リスクの影響度(深刻度)と発生可能性等を分析し、リスクの重要度と対処すべき優先順位の高いリスクを「主要なリスク」と定めております。また、主要なリスクについては、コンプライアンス・リスク管理委員会において、定期モニタリングを通じて評価及び分析を行い、対応方針を適宜決定したうえで、各部門及びグループ各社に対して必要な指導及び助言を行っており、各部門及びグループ各社が対応する体制となっております。 なお、コンプライアンス・リスク管理委員会における審議事項・決定事項については、定期的に取締役会等に報告することとなっています。 (3) 主要なリスクと対応方針 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当連結会計年度末現在において経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクと対応方針は、以下のとおりであります。なお、気候変動リスクについては、主要なリスクと認識したうえ対応方針を定めておりますが、その内容については、前述「2サステナビリティに関する考え方及び取組(2)気候変動」の箇所に記載しております。 自然災害リスク   災害リスク <リスク内容>・大規模な自然災害による、営業活動の休止、仕掛プロジェクトの工事休止等に起因する工期の延長による竣工・売上計上時期の変更等、収益機会が先送りされる可能性・大規模な自然災害による当社保有・運営・管理施設の滅失・棄損による営業休止と想定外の費用発生による業績への悪影響・大規模な自然災害による当社社員への被害発生に伴う当社事業休止による業績への悪影響 <対応方針>・当社保有・運営・管理施設の定期的な点検と補修・策定されたBCPに従った適切な対応による早期の事業再開 マーケットにおける金利変動リスク   外部リスク <リスク内容>・事業資金の調達環境悪化に伴う個別プロジェクトの収益性悪化・住宅ローンに対する金融機関の取組方針の変更による潜在顧客の住宅取得需要の減退、当社開発物件の販売鈍化・キャップレート上昇による保有資産価格の下落等・総資産に占める有利子負債の割合が高く、金利変動により経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性 <対応方針>・市場金利・住宅ローン金利・キャップレート動向のモニタリング・分析・上記分析結果を踏まえての仕入・保有・販売戦略の立案と実行・安定資金調達に向けた金融機関とのリレーション強化・D/Eレシオ等による総有利子負債及び現預金残高に基づいた機動的な資金確保・借入返済期日の分散化 人材確保リスク   外部リスク <リスク内容>・少子高齢化・人口減による人材確保難とそれに伴う商品・サービス提供能力の低下・人事制度、職場環境を原因とした人材流出 <対応方針>・採用力の強化・社員教育による社員能力と生産性向上による商品力・サービス提供能力の維持・社会の価値観変化に合わせた人事制度の見直しや職場環境の整備を通じた社員の定着率の向上 地政学リスク   外部リスク <リスク内容>・住宅設備や主要建築資材のグローバルな調達網の目詰まりによる物件竣工・引渡し遅延及び当初計画と異なる代替建材への変更・資源価格や電気料金等の高騰による建材製造・輸送コスト上昇に伴う建築原価の恒常的な押上げリスク・当社グループの主要な分譲エリアである地方都市においては、都心部の一等地に比べコスト上昇分を販売価格へ全額転嫁することが難しく収益性が圧迫されるリスク <対応方針>・個別事業の進捗管理厳格化を通じた迅速な予兆把握と対策・顧客のニーズや物件所在地のエリア特性に合ったきめ細かい商品開発と付加価値提供により、他社との差別化を図ると共に、顧客に評価されるモノづくりを通じた適正利潤の追求 開発用地取得リスク   投資リスク <リスク内容>・競争激化に伴う優良開発用地取得機会の減少による収益機会逸失 <対応方針>・戦略に基づいた用地取得方針の立案・用地情報収集力の向上及び用地取得ルートの確保 外注先(協力会社)に関するリスク   投資リスク <リスク内容>・外注先における人手不足による工期延長やコスト上昇等が事業経営等に影響を与える可能性・外注先における工事中の事故、外注先の倒産や請負契約の不履行、その他予期せぬ事象が発生した場合、工事の中止又は遅延、建築コストの上昇等が生じる可能性 <対応方針>・当社による定期的な現場管理や外注先との定例会議等、良好な取引関係構築による、リスクの適時適切な把握・特定の外注先への依存度を強めない 保有資産の劣化リスク   投資リスク <リスク内容>・保有資産の劣化による財務健全性への悪影響と資金の固定化・上記を原因とする資金調達力の悪化・当社の信用力低下 <対応方針>・保有資産の定期的なモニタリングを通じた資産劣化の予兆把握・劣化兆候のある資産についてはコンプライアンス・リスク管理委員会で対応方針を定め、同委員会で進捗状況をモニタリングする態勢を整備 業績変動リスク   投資リスク <リスク内容>・物件の引き渡し時期が2~3月頃に集中することが多くなるため、第4四半期連結会計期間の売上高が他の四半期連結会計期間と比べ高くなる傾向にあり、売買契約のキャンセル、不測の事態の発生による建築工事や建築確認手続きの遅延等により引渡し時期が各決算期末を越えた場合に、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性 <対応方針>・売買契約締結の進捗管理の徹底・工事進捗遅延等のリスク管理の徹底 法令違反リスク   内部リスク <リスク内容>・行政処分を受けることによる事業停止、想定外の費用増加による業績への悪影響・信用失墜による資金調達能力の悪化、潜在顧客離反による業績悪化 <対応方針>・遵守すべき法令一覧の作成・更新および法令一覧に基づいた各部門での自主点検、各部門に対する内部監査室による監査を通じた法令遵守意識の醸成 商品・提供サービスの品質管理リスク   内部リスク <リスク内容>・当社が販売する不動産の品質不良を起因とする係争の発生や賠償金負担・当社が提供する不動産関連サービスの品質不良を起因とする契約解消や賠償金負担・信用失墜による資金調達能力の悪化、潜在顧客離反による業績悪化 <対応方針>・品質管理部門による工事監理の徹底・契約に則った業務を履行するための業務フローの確立・業務マニュアルの整備 役職員による不正・過失等発生リスク   内部リスク <リスク内容>・役職員による不正・過失等発生による想定外費用増加による業績悪化・信用失墜による資金調達能力の悪化、潜在顧客離反による業績悪化 <対応方針>・役職員に対する定期的なコンプライアンス研修・業務研修の実施を通じた高い倫理観の醸成・内部通報、相談窓口の設置等による不芳事案の捕捉体制整備
経営成績の分析 (MD&A)9,701字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりです。 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 a. 経営成績の概況 国内経済は内需を中心とした緩やかな回復が続いている一方で、米国政権の政策動向やインフレ、地政学リスクの高まり等によって、景気の先行きは依然として予断を許さない状況にあります。 不動産市況については、建築資材価格の高騰や人手不足に伴う建築コストの上昇に加え、金融政策の変更等に伴う金利上昇等、住宅分譲市場の需要動向や販売環境に与える影響を引き続き注視する必要があります。 このような事業環境の下、当社グループの連結業績は、主力の不動産開発事業に加え、不動産投資事業における収益不動産の売却の進捗によって、第2次中期経営計画(対象期間:2022年3月期~2026年3月期)に対し、順調に推移しました。その結果、当連結会計年度における業績として、売上高138,579百万円(前期比50.4%増)、営業利益13,800百万円(前期比49.6%増)、経常利益11,820百万円(前期比37.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7,129百万円(前期比30.5%増)を計上いたしました。なお、当連結会計年度の引渡戸数は1,530戸25棟、当連結会計期間末の管理戸数は26,653戸となっております。 (単位:百万円) 連結業績   2025年3月期   2026年3月期   増減額       通期予想   対予想 売上高   92,153   138,579   46,425       132,500   6,079 営業利益   9,227   13,800   4,572       12,900   900 経常利益   8,604   11,820   3,215       10,000   1,820 親会社株主に帰属する当期純利益   5,462   7,129   1,666       6,500   629 引渡戸数   2025年3月期   2026年3月期   増減数       通期予想   対予想 分譲マンション   1,062戸   1,263戸   201戸       1,266戸   △3戸 シニア向け分譲マンション   42戸   250戸   208戸       251戸   △1戸 分譲戸建   9戸   17戸   8戸       17戸   -戸 合計   1,113戸   1,530戸   417戸       1,534戸   △4戸 (注)共同事業物件におきましては、出資割合を乗じたのち小数点以下の端数を切り捨てた戸数を記載しております。 売却棟数   2025年3月期   2026年3月期   増減数       通期予想   対予想 棚卸資産(収益不動産)   10棟   13棟   3棟       14棟   △1棟 棚卸資産(アパート)   10棟   12棟   2棟       12棟   -棟 合計   20棟   25棟   5棟       26棟   △1棟 セグメントごとの業績を示しますと、次のとおりであります。 (Ⅰ)不動産開発事業 当連結会計年度におきましては、分譲マンション及び分譲戸建として「デュオヒルズ六甲道」(兵庫県神戸市)、「デュオヒルズ青梅ザ・ファースト」(東京都青梅市)、「デュオアベニュー経堂グラン」(東京都世田谷区)など計1,280戸の引渡により、売上高63,303百万円(前期比18.1%増)、営業利益2,695百万円(前期比44.4%減)となりました。売上高は、引渡戸数が前期を上回ったことにより増加しました。一方、営業利益については、建築費及び建築資材価格の高騰等による原価上昇の影響を受け、売上総利益率が18.9%となったこと等により、前期を下回りました。また、当連結会計年度は竣工戸数が多かったことから、竣工済在庫の状況を踏まえ、採算性と資金回収のバランスに留意しながら販売を進めました。 (Ⅱ)CCRC事業 当連結会計年度におきましては、シニア向け分譲マンションとして「デュオセーヌ横浜青葉台」(神奈川県横浜市)、「デュオセーヌ横濱二俣川」(神奈川県横浜市)、「デュオセーヌ千葉蘇我」(千葉県千葉市)など計250戸を引渡し、売上高14,235百万円(前期比282.2%増)、営業利益706百万円(前期は営業損失355百万円)となりました。引渡戸数が前期から大幅に増加したことにより、セグメント全体では増収となり、営業利益も黒字に転換しました。一方、販売期間の長期化が見込まれる一部物件について販売進捗を優先したこと等により、売上総利益率は19.5%となりました。 (Ⅲ)不動産投資事業 当連結会計年度におきましては、売上高52,639百万円(前期比99.0%増)、営業利益9,505百万円(前期比115.8%増)となりました。賃貸マンションに対する需要及び売却市況が堅調に推移するなか、賃貸マンション(中高層及び低層)の売却棟数が前期を上回ったことにより、セグメント全体では大幅な増収増益となりました。 ① 不動産売上高 賃貸マンション(中高層及び低層)として「デュオフラッツ恵比寿」(東京都渋谷区)、「デュオフラッツ巣鴨」(東京都豊島区)など計25棟を売却しました。東京都心エリアにて、1棟当たりの売上規模が比較的大きい物件の開発・売却も進捗したことにより、売上高50,053百万円(前期比117.3%増)となりました。 ② 賃貸収入 保有収益物件及び売却前の竣工物件の稼働により賃貸収入を計上した一方、物件売却の進捗に伴い賃貸収入の対象となる物件が減少したこと等により、売上高2,293百万円(前期比24.5%減)となりました。 (Ⅳ)不動産関連サービス事業 当連結会計年度におきましては、人件費及び物価上昇の影響を受けたものの、運営効率の改善や適切な価格転嫁に取り組んだ結果、売上高8,399百万円(前期比0.3%増)、営業利益541百万円(前期比は34.1%増)となりました。 ① マンション管理収入 マンション管理において、「デュオヒルズ六甲道」(兵庫県神戸市)、「デュオヒルズ青梅ザ・ファースト」(東京都青梅市)などの管理受託を新たに開始したことにより、売上高2,386百万円(前期比6.7%増)となりました。また、マンション管理累計戸数は21,860戸となり、管理戸数の積み上げにより安定収益の確保に取り組んでおります。 ② スポーツクラブ運営収入 スポーツクラブの運営を中心に、既存店舗における会員動向や施設利用状況の変化等により、売上高3,655百万円(前期比1.7%減)となりました。 ③ その他収入 ホテル運営、PFI事業、工事受託等において、売上高2,357百万円(前期比2.5%減)となりました。 (単位:百万円) 売上高   2025年3月期   2026年3月期   増減額 不動産開発   53,605   63,303   9,698 CCRC   3,725   14,235   10,510 不動産投資   26,449   52,639   26,190 不動産関連サービス   8,373   8,399   25 全社・消去   -   -   - 合計   92,153   138,579   46,425 (単位:百万円) 営業利益   2025年3月期   2026年3月期   増減額 不動産開発   4,849   2,695   △2,154 CCRC   △355   706   1,062 不動産投資   4,404   9,505   5,101 不動産関連サービス   403   541   137 全社・消去   △73   351   425 合計   9,227   13,800   4,572 b. 財政状態の概況 当連結会計年度におきましては、主に収益不動産及びマンション用地の仕入進捗等で棚卸資産が増加したことにより、資産合計が189,192百万円(前連結会計年度末比5.2%増)、負債合計が133,870百万円(前連結会計年度末比1.4%増)、純資産合計が55,321百万円(前連結会計年度末比15.5%増)となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度(2025年3月31日)   当連結会計年度(2026年3月31日)   増減額 資産合計   179,858   189,192   9,334 負債合計   131,964   133,870   1,906 (うち有利子負債)   106,634   106,104   △529 純資産合計   47,894   55,321   7,427 自己資本比率   23.4%   28.0%   - D/Eレシオ   2.2倍   1.9倍   - ROA   5.0%   6.4%   - ROE   13.5%   15.0%   - (注)1.有利子負債には、短期借入金、1年内償還予定の社債、1年内返済予定の長期借入金、社債、長期借入金を含んでいます。 2.D/Eレシオ:有利子負債/純資産 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におきまして、財務活動によるキャッシュ・フローが減少したものの、営業活動によるキャッシュ・フロー及び投資活動によるキャッシュ・フローが増加したことにより、現金及び現金同等物が9,957百万円増加し、その残高が37,697百万円となりました。 (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期 営業活動によるキャッシュ・フロー   △14,122   10,628 投資活動によるキャッシュ・フロー   274   273 財務活動によるキャッシュ・フロー   12,534   △1,165 現金及び現金同等物の期末残高   27,739   37,697 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 (Ⅰ) 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動において増加した資金は、10,628百万円(前年同期は、14,122百万円の減少)となりました。これは主として、利益計上の増加に加え、分譲の引渡及び収益不動産の売却進捗に伴う資金回収が進み、新規仕入を継続しながらも回転率の向上により増加したことによるものであります。 (Ⅱ) 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動において増加した資金は、273百万円(前年同期は、274百万円の増加)となりました。これは主として、投資有価証券からの分配による収入によるものであります。 (Ⅲ) 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動において減少した資金は、1,165百万円(前年同期は、12,534百万円の増加)となりました。これは主として、長期借入れによる収入及び株式の発行による収入があった一方で、長期借入金の返済による支出があったことによるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   23.6   23.4   28.0 時価ベースの自己資本比率(%)   24.4   21.7   25.7 自己資本比率 :自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産 (注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 売上実績 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前期比(%) セグメントの名称   売上高(百万円)   売上高(百万円) (Ⅰ) 不動産開発事業 ① 不動産売上高   52,328   62,397   119.2 ② その他収入   1,277   906   71.0 不動産開発事業合計   53,605   63,303   118.1 (Ⅱ) CCRC事業 ① 不動産売上高   2,169   12,469   574.7 ② その他収入   1,555   1,766   113.6 CCRC事業合計   3,725   14,235   382.2 (Ⅲ) 不動産投資事業 ① 不動産売上高   23,034   50,053   217.3 ② 賃貸収入   3,036   2,293   75.5 ③ その他収入   378   293   77.5 不動産投資事業合計   26,449   52,639   199.0 (Ⅳ) 不動産関連サービス事業 ① マンション管理収入   2,236   2,386   106.7 ② スポーツクラブ運営収入   3,719   3,655   98.3 ③ その他収入   2,418   2,357   97.5 不動産関連サービス事業合計   8,373   8,399   100.3 合計   92,153   138,579   150.4 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 b. 販売実績 区分   前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 期初契約数   期中契約数   期中引渡数   期末契約残 取扱高   取扱高(前期比)   取扱高(前期比)   取扱高(前期比) 不動産開発事業   555戸 -区画 -棟   1,232戸 -区画 -棟   1,071戸 -区画 -棟   716戸 -区画 -棟 24,316   百万円   63,826   百万円   52,328   百万円   35,814   百万円 (146.3%)   (105.1%)   (147.3%) CCRC事業   15戸 -区画 -棟   142戸 -区画 -棟   42戸 -区画 -棟   115戸 -区画 -棟 738   百万円   7,388   百万円   2,169   百万円   5,956   百万円 (100.5%)   (20.4%)   (806.6%) 不動産投資事業   -戸 -区画 1棟   -戸 -区画 22棟   -戸 -区画 20棟   -戸 -区画 3棟 850   百万円   36,024   百万円   23,034   百万円   13,839   百万円 (284.7%)   (189.4%)   (1,628.2%) 合計   570戸 -区画 1棟   1,374戸 -区画 22棟   1,113戸 -区画 20棟   831戸 -区画 3棟 25,905   百万円   107,238   百万円   77,532   百万円   55,611   百万円 (168.5%)   (106.8%)   (214.7%) 区分   当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 期初契約数   期中契約数   期中引渡数   期末契約残 取扱高   取扱高(前期比)   取扱高(前期比)   取扱高(前期比) 不動産開発事業   716戸 -区画 -棟   1,121戸 -区画 -棟   1,280戸 -区画 -棟   557戸 -区画 -棟 35,814   百万円   62,871   百万円   62,397   百万円   36,288   百万円 (98.5%)   (119.2%)   (101.3%) CCRC事業   115戸 -区画 -棟   223戸 -区画  -棟   250戸 -区画  -棟   88戸 -区画 -棟 5,956   百万円   12,497   百万円   12,469   百万円   5,985   百万円 (169.2%)   (574.7%)   (100.5%) 不動産投資事業   -戸 -区画 3棟   11戸 -区画 24棟   8戸 -区画 25棟   3戸 -区画 2棟 13,839   百万円   40,092   百万円   50,053   百万円   3,879   百万円 (111.3%)   (217.3%)   (28.0%) 合計   831戸 -区画 3棟   1,355戸 -区画 24棟   1,538戸 -区画 25棟   648戸 -区画 2棟 55,611   百万円   115,462   百万円   124,919   百万円   46,154   百万円 (107.7%)   (161.1%)   (83.0%) (注) 取扱高は、マンション及び戸建住宅等の税抜販売価格の総額であり、共同事業物件におきましては、出資割合を乗じたのち小数点以下の端数を切り捨てた戸数及び取扱高を記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は、30,476百万円となり、前年同期比39.8%増となりました。これは、建築費や建築資材の高騰の影響を受けつつも、不動産開発事業及びCCRC事業での竣工戸数が前年より多いことに加え、不動産投資事業で1棟当たりの売上規模が比較的大きい賃貸マンションの開発・売却を実施したことによるものです。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、13,800百万円となり、前年同期比49.6%増となりました。これは、前述の要因で売上総利益が増加したことによるものであります。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、11,820百万円となり、前年同期比37.4%増となりました。これは、前述の営業利益の増加した一方、支払利息による借入ランニング費用が増加したことによるものであります。 (親会社に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、7,129百万円となり、前年同期比30.5%増となりました。これは、前述の経常利益の増加に加え、子会社の株式評価損による特別損失があった一方、固定資産の売却や投資有価証券の売却による特別利益が増加したことによるものであります。 b.財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は、189,192百万円となり、対前期末比9,334百万円増加いたしました。これは主として、竣工済分譲マンション及び2027年3月期売却予定の収益不動産を計上したことによる販売用不動産の増加によるものであります。加えて固定資産の一部入れ替え、前期末は今期竣工物件が多く高水準であった仕掛販売用不動産が平準化になったことにより減少したためであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は、133,870百万円となり、対前期末比1,906百万円増加いたしました。これは主として、財務レバレッジ適正水準のために有利子負債のコントロールを実施したためであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、55,321百万円となり、対前期末比7,427百万円増加いたしました。これは主として、2025年9月に実施した増資に伴う増加によるものであります。 c.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの事業活動における資金需要は、主に各事業における事業用地取得、建築費支払の一部及び投資用不動産の取得に関するものであります。 これらの所要資金は、自己資金に加え、金融機関からの借入及び社債の発行等により、事業運営上必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は106,979百万円、現金及び現金同等物の残高は37,697百万円となり、よってネット有利子負債は69,282百万円となりました。 ②  経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 <第2次中期経営計画(2022年3月期~2026年3月期)※連結> 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 連結経常利益   50億円   65億円   75億円   85億円   100億円 親会社株主に帰属する当期純利益   31億円   42億円   48億円   55億円   65億円 D/Eレシオ   2.0倍水準 ROE   10%以上   -   -   -   15%以上 配当性向   40%以上 DOE   4%以上 引渡戸数   1,500戸~1,700戸程度 (注) 1 D/Eレシオ=有利子負債÷純資産 2 ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷期中(平均)自己資本×100 3 引渡戸数は、分譲マンション、分譲戸建及びシニア向け分譲マンションの合計 <当連結会計年度までの実績> 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 連結経常利益   56.9億円   72.8億円   75.9億円   86.0億円   118.2億円 親会社株主に帰属する当期純利益   30.6億円   45.5億円   48.0億円   54.6億円   71.2億円 D/Eレシオ   1.9倍   2.0倍   1.9倍   2.2倍   1.9倍 ROE   10.2%   13.8%   13.1%   13.5%   15.0% 配当性向   41.5%   40.4%   40.6%   40.4%   40.1% DOE   4.2%   5.6%   5.3%   5.4%   6.0% 引渡戸数   1,386戸   1,472戸   1,374戸   1,113戸   1,530戸 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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