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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

京阪神ビルディング

Keihanshin Building Co., Ltd.8818 · Prime · 不動産業

京阪神地区でオフィスビル・データセンター・商業施設等を賃貸する不動産賃貸会社。単一セグメントで安定収益を志向。

概要

京阪神ビルディングは、大阪・京都・神戸を中心にオフィスビル、データセンタービル、ウインズビル(場外勝馬投票券発売所)、商業施設等を所有・賃貸する不動産会社である。1948年に京阪神競馬株式会社として設立され、日本中央競馬会向けの施設賃貸から事業を開始した。2026年3月期の連結売上高は約203億円、営業利益約56億円、従業員66名の少数精鋭でアセットマネジメントを行う。データセンタービルが売上の約54%を占め、空室率0.39%と高い稼働率を維持している。1949年に大阪証券取引所に上場、現在は東証プライム市場に上場する。

データセンタービルが収益の過半を担う

当社グループの最大の収益源はデータセンタービルであり、2026年3月期の連結売上高の54.4%(約110億円)を占める。大阪都心部に8棟を保有・賃貸し、24時間365日の安定稼働に必要な免震構造や大型非常用発電機、高度なセキュリティシステムを備える。30年以上にわたる賃貸実績に基づく保守管理体制も強みで、テナントの本契約移行により賃料収入が増加傾向にある。同セグメントは前期比5.4%増収と成長を続けており、デジタル社会のインフラ需要を背景に安定した収益基盤を形成している。

ウインズビルが固定賃料で安定収益を供給

ウインズビルは日本中央競馬会(JRA)が主催する競馬の場外勝馬投票券発売所であり、京都・大阪・神戸の都心部に5棟を保有する。創業時に阪神競馬場の建設から始まった事業で、長年にわたり安定的な収益を生む中核物件である。インターネット投票の普及で投票券売上比率は低下しているが、固定賃料での賃貸のため業績への影響は軽微であり、2026年3月期も約33.5億円の売上を計上している。JRAへの長期的な賃貸契約が収益の安定性を支えている。

オフィスビルと商業施設でポートフォリオを多様化

オフィスビルは大阪・東京に8棟を保有し、連結売上高の23.0%(約46.6億円)を占める。最新の物件はデータセンタービルの運営ノウハウを活かした高度なBCP機能を備え、既存ビルも計画的な設備更新で競争力を維持する。商業施設・物流倉庫等は全国に7棟あり、交通利便性の高い立地を重視して取得している。2025年9月には浅草駅前ビルを売却する一方、愛知県小牧市で物流倉庫を取得するなど、資産回転型事業にも取り組む。多様なアセットタイプへの投資により、景気変動リスクの低減を図っている。

業界の中での役割は不動産賃貸業(オフィス・データセンター・商業施設等)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
203億円
営業利益
56億円
営業利益率
27.6%
純利益
47億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2021/3
事業売上構成比利益利益率
土地建物 賃貸事業153億円100.0%61億円39.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01土地建物賃貸(オフィスビル・データセンタービル・ウインズビル・商業施設等)主力

オフィスビル、データセンタービル、ウインズビル(場外勝馬投票券発売所)、商業施設等を直接賃貸するほか、建物所有者から賃借して転貸も行う。付随してビル管理(建物・機械設備の維持管理、清掃等)も提供する単一セグメント事業。

主な製品・サービス4
オフィスビル賃貸
京阪神地区でオフィスビルを直接賃貸または転貸。
データセンタービル賃貸
データセンタービルを賃貸。
商業施設賃貸
商業施設等の営業用建物を賃貸。
ビル管理サービス
建物・機械設備の維持管理、清掃等のビル管理業務。

製品と技術

免震構造と24時間安定稼働を誇るデータセンタービル

当社グループが大阪都心部に8棟を保有するデータセンタービルは、24時間365日絶えず稼働する情報インフラとして設計されている。免震構造の採用による高い防災性能、大型非常用発電機による停電時の電力供給、生体認証や監視カメラ等の先進セキュリティシステムにより、テナントの重要なデータを守る。さらに30年以上にわたるデータセンタービル賃貸の実績に基づく充実した保守管理サービスが差別化要因であり、エクイニクス・ジャパン株式会社など大手テナントから高い評価を得ている。2026年3月期には一部テナントが本契約へ移行したことで賃料収入が増加し、同セグメントの売上高は約110億円と全社の54%を占める主力事業となっている。

JRAとの長期契約で安定収益を生むウインズビル

ウインズビルは日本中央競馬会(JRA)に専用で賃貸する場外勝馬投票券発売所であり、京都・大阪・神戸の都心部に5棟を有する。創業時に競馬場建設から始まった歴史を持つ事業で、固定賃料契約により収益の変動が極めて小さい。建物は競馬ファンの来場を前提とした設計で、多数の投票窓口や大型モニターを備える。近年はインターネット投票の普及により来場者数は減少傾向にあるが、固定賃料方式のため業績への影響は限定的であり、毎年約33~34億円の安定した売上を計上している。長期間にわたるJRAとの関係が事業の継続性を確保している。

BCP機能と立地選別で競争力を高めるオフィスビル

大阪・東京に計8棟を保有するオフィスビルは、データセンタービルで培ったノウハウを活かした高度なBCP(事業継続計画)機能を持つ物件が特徴である。例えば、最新の「OBPビル」や「虎ノ門ビル」は免震構造と自家発電設備を備え、災害時でも事業継続が可能。既存ビルも計画的な設備更新とメンテナンスにより新築ビルと遜色のない品質を維持している。また、商業施設や物流倉庫はターミナル駅や幹線道路近くの交通利便性の高い立地を厳選して取得し、資産回転型事業として売却も行う。2026年3月期のオフィスビル売上高は約46.6億円、商業施設・物流倉庫等は約12.3億円であり、空室率0.39%という低水準が物件の競争力の高さを示している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

不動産賃貸中心、高収益で安定

京阪神エリアを中心に不動産賃貸を展開。同業の大東建託(1878)とはビジネスモデルが異なり、投資型不動産としての位置づけ。2025年3月期売上高196億円、営業利益率25.51%と高収益。2026年3月期も27.59%に改善見込み。安定した賃料収入と高い利益率が強み。ただし、ポートフォリオの地域集中リスクや、不動産市況変動の影響を受ける可能性がある。

強み

  • 営業利益率25%超と業界平均を上回り、安定した賃貸収入が収益を支える。
  • 売上高が192億円から203億円へ着実に増加。既存物件の稼働率維持が寄与。
  • 京阪神エリアに特化し、地域の需要動向を把握した運営が可能。
  • 高収益で自己資本比率が高く、財務基盤が安定していると推定。

課題

  • 京阪神エリア依存度が高く、地域経済の低迷が業績に直結する可能性。
  • 金利上昇や不動産価格変動により、物件価値や賃料に影響が出るリスク。
  • 既存物件の安定収入に依存し、新規開発による成長余地が限定的。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字が京阪神ビルディング

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13252地主627億円9.0倍
27949小松ウオール工業551億円16.1倍
37989立川ブラインド工業549億円16.2倍
43284フージャースホールディングス546億円7.5倍
53482ロードスターキャピタル545億円5.4倍
68818京阪神ビルディング542億円22.9倍
73465ケイアイスター不動産535億円6.8倍
82975スター・マイカ・ホールディングス521億円8.4倍
93245ディア・ライフ504億円11.6倍
103475グッドコムアセット458億円22.2倍
119052山陽電気鉄道452億円11.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

競馬施設賃貸から始まった創業期(1948~1955年)

1948年12月、京阪神競馬株式会社として資本金5千万円で設立された。翌1949年4月には梅田・難波の両場外馬券発売所(現・ウインズ梅田B館、ウインズ難波)が竣工し、日本中央競馬会(JRA)に賃貸を開始。同年11月には阪神競馬場が完成し、農林省を通じてJRAに貸し出された。この時期、競馬関連施設の建設・賃貸が専業であり、1949年5月には大阪証券取引所に市場第一部として上場を果たす。その後、1951年に京都、1953年に神戸の場外発売所を相次いで竣工・賃貸し、関西圏での事業基盤を固めた。1955年12月、阪神競馬場をJRAに譲渡し、不動産賃貸事業への転換の第一歩を踏み出す。

不動産会社への転換とオフィスビル開発(1956~1975年)

1956年3月、社名を京阪神不動産株式会社に変更し、一般不動産賃貸事業へ本格的に進出する。1962年4月には大阪市中央区に「瓦町ビル」を竣工・賃貸し、オフィスビル事業を開始。続いて1964年3月に「安土町ビル」を竣工し、大阪ビジネス地区でのプレゼンスを高めた。1970年代に入ると、ビル管理業務の内製化を進め、1976年6月に子会社の京阪神建物管理株式会社(現・京阪神建築サービス)を設立。これにより、賃貸物件の維持管理・清掃等のサービスをグループ内で一貫して提供できる体制を整えた。この時期は、競馬施設中心からオフィスビル賃貸への事業ポートフォリオ転換が図られた。

データセンタービルへの本格参入とウインズの拡充(1982~2000年)

1982年5月、「ウインズ梅田A館」が竣工し、場外馬券発売所事業を拡大。1988年1月には子会社コンピュータビルサービス株式会社(後の京阪神ビルサービス)を設立し、情報通信関連ビルへの対応力を強化する。同年3月「新町第1ビル」、1991年5月「新江坂ビル」とオフィスビルを順次竣工。1995年以降は「枚方倉庫」「四条河原町ビル」「長野商業施設」と物流倉庫や商業施設の取得も進めた。2000年前後には大阪市内で「豊崎ビル」「中津ビル」「淀屋橋ビル」「新町第2ビル」を竣工し、オフィスストックを増やした。この間、データセンタービルへの賃貸も開始し、後の主力事業への布石となる。

東京進出とグループ再編(2001~2014年)

2003年3月、東京証券取引所市場第一部に上場し、首都圏での事業展開を本格化させる。2007年には大阪で「北堀江ビル」「御堂筋ビル」を竣工し、大阪都心部の物件を充実。2008年4月には子会社の京阪神建築サービスが京阪神ビルサービスを吸収合併し、管理業務を統合した。2009年4月、東京初の自社開発物件「御成門ビル」が東京都港区に竣工。首都圏でのビル賃貸事業の基盤が整う。2010年3月には「ウインズ梅田B館」を建て替え竣工。2011年10月、社名を京阪神ビルディング株式会社に変更し、現在のブランドへと刷新。2014年には東京事務所を開設し、翌年には「代々木公園ビル」を取得するなど、東京エリアへの投資を加速させた。

新型コロナ禍後の成長投資と長期経営計画(2020年~現在)

2020年11月、東京都港区に「虎ノ門ビル」を竣工。2021年4月には大阪市中央区に「OBPビル」を竣工し、新型コロナウイルス禍の中でも開発を継続した。2023年5月には創立100周年(2048年)を見据えた長期経営計画を策定し、サステナビリティ経営と資本効率向上を掲げる。2025年度からは海外エクイティ投資を開始し、米国テキサス州ダラスの賃貸集合住宅、大阪市内の大規模ホテル、ノースカロライナ州シャーロットの賃貸集合住宅へ出資。既存ビルでは省エネ化やグリーンビル認証取得を推進し、GHG排出量削減目標を設定している。2026年3月期の連結売上高は約203億円と過去最高を更新し、営業利益率は約27.9%と高水準を維持している。

年表39件を開く

1940年代

  • 1948年12月創業京阪神競馬株式会社設立(資本金5千万円)
  • 1949年4月梅田・難波両場外馬券発売所(現・ウインズ梅田B館、ウインズ難波)竣工、賃貸
  • 1949年5月上場大阪証券取引所上場(市場第一部)
  • 1949年11月阪神競馬場竣工、農林省に賃貸

1950年代

  • 1951年10月京都場外馬券発売所(現・ウインズ京都)竣工、賃貸
  • 1953年8月神戸場外馬券発売所(現・ウインズ神戸B館)竣工、賃貸
  • 1955年12月日本中央競馬会へ阪神競馬場を譲渡
  • 1956年3月商号変更京阪神不動産株式会社に社名変更

1960年代

  • 1962年4月「瓦町ビル」(大阪市中央区)竣工、賃貸
  • 1964年3月「安土町ビル」(大阪市中央区)竣工、賃貸

1970年代

  • 1976年6月子会社 京阪神建物管理株式会社設立(現・京阪神建築サービス株式会社)

1980年代

  • 1982年5月「ウインズ梅田A館」(大阪市北区)竣工、賃貸
  • 1988年1月子会社 コンピュータビルサービス株式会社設立(京阪神ビルサービス株式会社)
  • 1988年3月「新町第1ビル」(大阪市西区)竣工、賃貸

1990年代

  • 1991年5月「新江坂ビル」(大阪府吹田市)竣工、賃貸
  • 1995年6月「枚方倉庫」(大阪府枚方市)購入、賃貸
  • 1996年4月「四条河原町ビル」(京都市中京区)購入、賃貸
  • 1998年10月「長野商業施設」(長野市)購入、賃貸
  • 1999年1月「豊崎ビル」(大阪市北区)竣工、賃貸

2000年代

  • 2000年3月「中津ビル」(大阪市北区)竣工、賃貸
  • 2001年3月「淀屋橋ビル」(大阪市中央区)竣工、賃貸
  • 2002年6月「新町第2ビル」(大阪市西区)竣工、賃貸
  • 2002年9月「ウインズ難波」(大阪市浪速区)リニューアル竣工、賃貸借
  • 2003年3月上場東京証券取引所(市場第一部)上場
  • 2007年1月「北堀江ビル」(大阪市西区)竣工、賃貸
  • 2007年4月「御堂筋ビル」(大阪市中央区)竣工、賃貸
  • 2008年4月M&A子会社 京阪神建築サービス株式会社が京阪神ビルサービス株式会社を吸収合併
  • 2009年4月「御成門ビル」(東京都港区)竣工、賃貸

2010年代

  • 2010年3月「ウインズ梅田B館」(大阪市北区)建て替え、竣工、賃貸
  • 2011年10月商号変更京阪神ビルディング株式会社に社名変更
  • 2012年2月「西心斎橋ビル」(大阪市西区)竣工、賃貸
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、大阪証券取引所市場第一部への上場廃止
  • 2014年5月「府中ビル」(東京都府中市)購入、賃貸
  • 2014年7月東京事務所(現・東京支社) (東京都千代田区)開設
  • 2015年4月「代々木公園ビル」(東京都渋谷区)購入、賃貸
  • 2015年12月「川越配送センター」(埼玉県川越市)購入、賃貸
  • 2016年10月「藤沢商業施設」(神奈川県藤沢市)購入、賃貸

2020年代

  • 2020年11月「虎ノ門ビル」(東京都港区)竣工、賃貸
  • 2021年4月「OBPビル」(大阪市中央区)竣工、賃貸

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 事業利益(営業利益+投資事業組合運用損益等+固定資産売却損益)2028年3月期まで80億円
  • 償却前事業利益(事業利益+減価償却費)2028年3月期まで120億円
  • ROA(事業利益/総資産)2028年3月期まで4.0%以上
  • ROE(当期純利益/自己資本)2028年3月期まで7.0%以上
  • 配当性向2028年3月期まで45%程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新規優良物件への投資推進

    首都圏を中心としたオフィス、物流倉庫、都市型商業ビルの取得、新データセンタービル開発用地の取得を進め、アセットタイプの多様化を図る。

  2. 02

    フロー事業への取組と投資手法の多様化

    資産回転型事業やエクイティ投資などフロー事業への取組を強化し、投資手法を多様化することでストックとフローのバランスのとれた収益構造へ転換する。

  3. 03

    ESGを意識したサステナビリティ戦略

    GHG排出量削減目標の設定やグリーンビル認証取得面積率の目標設定などマテリアリティに紐付くKPIを決定し、進捗管理を行う。また、人的資本経営に向けた取組を強化する。

  4. 04

    長期経営計画の着実な推進

    フェーズⅠ(2024-2028年)とフェーズⅡ(2029-2033年)に分け、新規事業の収益化や成長基盤強化を図り、健全な財務体質を維持しながらストック事業とフロー事業のバランスを取る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で66人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,108万円で、9期前と比べて+27.9%平均年齢は46.0歳、平均勤続年数は9.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月43
2018年3月45
2019年3月86646.410.543
2020年3月91447.210.845
2021年3月93546.910.746
2022年3月99346.810.251
2023年3月1,07148.29.853
2024年3月1,11648.99.360
2025年3月1,08547.89.4647,813
2026年3月1,10846.09.2668,485

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 1 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
OBPビル — 大阪市 中央区326億円
虎ノ門ビル — 東京都 港区132億円
御堂筋ビル — 大阪市 中央区9,793百万円
南青山土地 — 東京都 港区8,655百万円
西心斎橋 ビル — 大阪市 西区7,346百万円
府中ビル — 東京都 府中市6,980百万円
代々木公園ビル — 東京都 渋谷区5,653百万円
瓦町ビル — 大阪市 中央区5,540百万円
淀屋橋ビル — 大阪市 中央区4,326百万円
御成門ビル — 東京都 港区4,289百万円
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    Keihanshin Building America Co., Ltd. (注)2,3
    米国 デラウェア州
    議決権100.0%
  • 国内
    京阪神建築サービス㈱
    大阪市中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    13100 NOEL ROAD JV LLC
    米国 デラウェア州
    議決権47.1%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は203億円営業利益56億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.6%、利益が+12.0%。

売上高
+3.6%
203億円
営業利益
+12.0%
56億円
純利益
+6.8%
47億円
営業利益率
27.6%
前期比 +2.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高205億円203億円
営業利益55億円56億円
純利益70億円47億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は51億円、営業利益は16億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+2.0%、営業利益は+14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q486
2024年1Q501428.013
2024年2Q491428.610
2024年3Q481429.29
2024年4Q466
2025年2Q972828.919
2025年4Q992222.225
2026年2Q1023130.424
2026年4Q1012524.823
2027年1Q511631.412

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は137億円から203億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は27.6%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、大阪証券取引所市場第一部への上場廃止
2013年3月1373823
東京事務所(現・東京支社) (東京都千代田区)開設
2014年3月1403724
2015年3月1494527
2016年3月1494836
2017年3月1444733
2018年3月1485036
2019年3月1505240
2020年3月1535239
2021年3月1535183
2022年3月1784952
2023年3月1895042
2024年3月1934838
2025年3月196504825.544
2026年3月203565627.647

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高203億円のうち、営業利益として残るのは56億円27.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は47億円、売上の23.2%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.6%127億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.9%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益27.6%56億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+18.0pt
27.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+17.0pt
23.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.0pt
5.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが77億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは56億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は169億円で、売上の10.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月61−262035102
2014年3月461−2647123
2015年3月71−96−61−2536
2016年3月49148−68197166
2017年3月47−109−31−6272
2018年3月69−11242−4371
2019年3月53−165237159
2020年3月67−973−30132
2021年3月77−566221216
2022年3月27−87−58−6099
2023年3月89−121−14−3253
2024年3月82−11364−3187
2025年3月73−8263−9141
2026年3月77−21−2756169

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,856億円。このうち返さなくてよい自己資本が814億円で、自己資本比率は43.8%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,14641772936.4
2014年3月1,15048366742.0
2015年3月1,15251963345.0
2016年3月1,11454656849.0
2017年3月1,13258954352.0
2018年3月1,23062260850.5
2019年3月1,32864268648.3
2020年3月1,36664472247.0
2021年3月1,54070583545.7
2022年3月1,50070579546.9
2023年3月1,52370981446.5
2024年3月1,66674991744.9
2025年3月1,7717631,00843.1
2026年3月1,8568141,04243.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
169億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
590億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,042億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率131社中7位あたり、逆に低いのはROE131社中107位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.9%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
27.6%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
43.8%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.6%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,110で、1年前と比べて+44.3%過去52週の値幅のなかでは82%の位置にある。

¥1,110-0.5%1ヶ月+3.4%1年+44.3%時価総額542億円
過去52週の値幅
安値¥778高値¥1,182

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.9倍
PER (会社予想)15.1倍
PBR1.25倍
配当利回り2.70%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1048円で、25日線1109円を下回り、75日線1067円も下回っている。200日線993円は上回っているが、直近1ヶ月で-9.81%と大きく下落。52週高値1182円から下落し、調整局面にある。出来高は7月2日に1095300株と急増したが、その後は減少傾向。RSIは42.59と弱含み。不動産セクターの軟調さが影響しており、目先は75日線が戻り待ちの抵抗線。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 40/100)

PER21.64倍は業界平均14.25倍を約1.5倍上回り、予想PER14.3倍と比較しても現在の実績PERは高い。PBR1.18倍は平均1.7倍を下回るが、ROE5.9%は平均水準を下回る。配当利回り2.86%は平均3.13%を下回り、配当性向40.5%と適正水準。収益は増加傾向だが、不動産業界の特性を考慮すると、現在のPERは割高であり、株価はやや過熱気味。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.9倍14.9倍
PER (予想)15.1倍
PBR1.25倍1.84倍
ROE5.9%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

不動産市況の変動と金利動向が経営に与える影響が争点。強気派は、好立地の物件と安定した賃貸需要、財務の健全性を評価し、配当利回りも魅力的と見る。弱気派は、オフィス需要の減少や競争激化による空室率上昇、金利上昇による評価減や利払い負担増を懸念する。また、テナント入れ替えに伴う賃料低下の可能性も指摘される。景気と都市部の需給バランス次第で業績が分かれる構図。

プラスに働く材料7
  • 好立地の物件群

    京阪神の都心部にビルを保有し、高い稼働率を維持

  • 安定した収益基盤

    長期賃貸契約で安定収入を確保し、営業利益率が改善

  • 財務の健全性

    自己資本比率が高く、金利上昇への耐性がある

  • 予想PER14.3倍と大幅改善決算発表後影響

    実績PER21.64倍が予想PER14.3倍まで低下し、業績回復を強く示唆

  • 営業利益率27.59%と高水準通年影響

    売上高203億円、営業利益56億円、営業利益率27.59%と収益力が高い

  • 純利益47億円と増益基調通年影響

    純利益は44億円から47億円へ3億円増加し、堅調な利益成長が続く

  • 配当利回り2.86%と安定配当継続影響

    配当利回り2.86%と不動産株で一定水準を確保、下支えとなる

マイナスに働く材料6
  • 金利上昇の影響

    変動金利負債で利払い増、評価損のリスクも

  • 競争激化

    新築ビル供給で賃貸市場の競争が激化

  • 実績PER21.64倍と割高水準通年影響

    実績PER21.64倍と高く、予想PER14.3倍の達成が前提

  • ROE5.9%と低資本効率継続影響

    ROE5.9%に対しPBR1.18倍、資本効率の改善がなければ株価は伸び悩む

  • 1年で株価32.17%上昇の反動不定影響

    1年間の株価上昇率32.17%と高く、利益確定売りが懸念

  • 外国人保有比率24.3%と高く需給変動に敏感継続影響

    外国人保有比率24.3%と高く、海外投資家の売りが株価を下押ししやすい

次の決算で確かめる点
稼働率
賃貸収入の安定性を測る最重要指標
賃料単価
収益力やマーケット需給を反映する
空室率
物件の競争力と収益への影響を監視

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.70%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
2.70%
いまの株価に対して
配当性向
40.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月928.0
2018年3月95.927.0
2019年3月1227.830.9
2020年3月1417.436.1
2021年3月1614.819.5
2022年3月1816.135.5
2023年3月180.042.8
2024年3月192.848.3
2025年3月208.140.2
2026年3月200.040.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,661人。区分でいちばん多いのは事業法人38.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が63.6%を占め、残る36.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人39.540.239.339.039.038.0
金融機関27.829.026.128.228.125.6
外国法人19.920.322.021.421.424.3
個人・その他10.89.611.010.210.211.2
自己株式0.90.30.50.60.52.3
証券会社1.90.91.61.21.30.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01銀泉株式会社13.19
02INTERTRUST TRUSTEES(CAYMAN) LIMITED SOLEL Y IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF JAPAN-UP(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)10.09
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.56
04株式会社三井住友銀行4.37
05株式会社きんでん2.85
06鹿島建設株式会社2.82
07株式会社三十三銀行2.64
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.06
09株式会社百十四銀行1.83
10三精テクノロジーズ株式会社1.77

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-08-20
    ウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピー(Wellington Management Company LLP)
    新規の大量保有報告
    5.06%
  • 2026-08-03
    株式会社ストラテジックキャピタル
    新規の大量保有報告
    9.17%
    -0.27pt
  • 2026-07-22
    SMBC日興証券株式会社
    新規の大量保有報告
    3.54%
    +1.27pt
  • 2026-07-13
    株式会社ストラテジックキャピタル
    新規の大量保有報告
    9.44%
    -1.22pt
  • 2026-06-02
    株式会社ストラテジックキャピタル
    新規の大量保有報告
    10.66%
    -1.33pt
  • 2026-05-21
    SMBC日興証券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.27%
    +1.95pt
  • 2026-04-30
    株式会社ストラテジックキャピタル
    新規の大量保有報告
    11.99%
    +1.45pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+87%、1株純資産は14期で+84%。直近期のROEは5.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月529285.813.026.9
2014年3月468945.311.430.3
2015年3月519615.514.029.7
2016年3月671,0116.88.922.8
2017年3月611,0925.810.128.0
2018年3月671,1555.913.427.0
2019年3月751,2176.314.530.9
2020年3月751,2376.117.936.1
2021年3月1591,36212.39.419.5
2022年3月1021,4047.314.635.5
2023年3月851,4465.914.142.8
2024年3月771,5295.221.148.3
2025年3月901,5705.815.140.2
2026年3月971,7065.920.040.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額205百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
若林常夫代表取締役社長 社長執行役員6759,000
多田順一代表取締役 専務執行役員 執行統括兼 海外事業部担当6237,000
浅草嘉一取締役 執行役員 建築技術部長6410,000
野村雅男取締役(社外)7710,000
竹田千穂取締役(社外)53
宮野谷篤取締役(社外)67
上條英之取締役(社外)71
西田滋取締役 監査等委員(常勤)658,000
長澤秀治取締役 監査等委員(社外)65
小田切智美取締役 監査等委員(社外)54
松本孝雄上席執行役員
堀貴生上席執行役員
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
岡田吉功上席執行役員
大橋一満執行役員
竹本全志執行役員
紙屋勉執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)475232912832
社外取締役752527
取締役(社内)1191919
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容397字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社2社及び持分法適用関連会社3社で構成されており、土地建物賃貸を主な事業の内容とし、それに付随するビル管理等の事業活動を行っております。 当社及び関係会社の当該事業における位置付けは、次のとおりであります。なお、当社グループは、土地建物賃貸事業の単一セグメントであります。 土地建物賃貸事業 オフィスビル、データセンタービル、ウインズビル(場外勝馬投票券発売所)、商業施設等営業用建物を直接賃貸するほか、建物所有者から建物を賃借し、これを転貸しているものもあります。また建物・機械設備の維持管理、清掃等のビル管理も当事業に含めております。 以上の事項を系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)1.京阪神建築サービス㈱は、2024年3月末をもって事業を停止(休眠)しております。 2.上記の他に、持分法適用関連会社3社があります。
経営方針・対処すべき課題4,629字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、以下の経営理念及びサステナビリティ方針のもと、企業活動を通じた社会課題解決への取り組みにより、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、当社グループの企業としての持続的な成長を目指しております。 私たちの理念・行動指針 経 営 理 念   1. 価値ある事業空間を提供しお客様と共に発展することにより、社会に貢献します。 2. 信用を重んじ質を重視した経営を堅持して、お客様・株主・社員の信頼に応えます。 3. 革新と効率を尊び、活力ある企業風土を築きます。 企業行動指針   1. お客さま本位の徹底 お客さまのニーズと信頼に応え、安全で良質な環境とサービスを提供します。 2. コンプライアンスの実践 法令および規律を遵守し、高い倫理観に根ざした社会的良識をもって行動します。 また、公正、透明、適正な取引を行い、政治、行政との健全かつ正常な関係を保ちます。 反社会的勢力および団体とは一切関係を遮断し、毅然とした対応をします。 3. 社会発展への貢献 地域との良好な関係を構築し、良き市民として積極的に社会貢献活動を行います。 4. 公正な情報開示 株主はもとより、広く社会とのコミュニケーションをとり、企業情報を適時、的確かつ公正に開示します。 5. 環境問題への取り組み 環境保全は経営の重要な課題であることを認識し、自主的、積極的に環境問題に取り組みます。 6. 個性を尊重する企業風土 ゆとりと豊かさを実現し、安全で働きやすい職場環境を確保するとともに、社員の人格、個性を十分尊重します。 サステナビリティ方針 環境問題に積極的に取り組み、未来の豊かな環境と事業活動との両立を目指します。 1.気候変動への対応 2.資源の持続可能な利用と循環型社会への貢献 3.生物多様性への配慮 ステークホルダーとの協働を通じ、社会全体の継続した発展を目指します。 4.人権の尊重 5.お客さまへの貢献 6.株主・投資家との対話 7.取引先との協働 8.地域社会への貢献 9.従業員への取り組み(ウェルビーイングの取り組み) コンプライアンスの遵守や公正な情報開示を通じて、透明性高くあり続けます。 10.サステナブル経営への取り組みの監督 11.コンプライアンスの遵守 12.ESG関連情報の開示とコミュニケーション (2)経営戦略・経営指標 当社グループは、堅実な経営基盤を堅持しつつ、営業基盤の拡大を図るために新規投資を継続的に実施して、事業の発展を目指す方針であります。中長期的に新規優良物件に対する投資を継続して推進するとともに、既存施設の見直しも進めて、経営効率の改善及び健全な財務体質の維持に努めてまいります。 この方針の下、創立100周年(2048年)を見据えた成長基盤の確立とサステナブル経営推進、資本コストや株価を意識した経営の実現のために体制強化と新たな取り組みが必要であると考え、2023年5月に長期経営計画を以下のとおり策定し、2024年9月に一部見直しを行い、推進しております。 ※ 2026年7月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を実施予定であります。2026年3月期以前は分割後ベースに数値を調整しております。 ● マテリアリティ(サステナビリティ重要課題)を特定し、取り組みを開始● GHG排出量削減目標を設定 (2031年3月期までに2020年3月期比で「Scope1+2の排出量46%削減」を目指す) (2051年3月期までに「Scope1+2+3の排出量 ネットゼロ」を目指す)※Scope1:自社での燃料の使用による直接排出の温室効果ガスの排出量※Scope2:他社から供給された電気、熱、蒸気の使用による間接排出の温室効果ガスの排出量※Scope3:Scope1,2以外の自社の活動に関連する他社の温室効果ガスの排出量● グリーンビル認証取得面積率50%以上の追求(2031年3月期まで)● 人的資本経営に向けた取り組み強化(人材育成、多様な人材確保、長期経営計画を支える人員構成、社内環境整備、DX推進等) 本計画については2期に分けて計画を推進してまいります(フェーズⅠ:2024年3月期から2028年3月期、フェーズⅡ:2029年3月期から2033年3月期)。本計画期間を通じて長期保有資産の積み上げを継続的に進めていくとともに、計画の各フェーズに応じて、新規事業の収益化に向けた準備、成長基盤強化と環境変化に対する体制強化(フェーズⅠ)、新規事業の収益実現(フェーズⅡ)を図ってまいります。具体的には、健全な財務体質を堅持しつつ、多様なアセットタイプや、きめ細かいビル管理等の当社グループが持つ従来の強みを活かした成長促進を図るとともに、資産回転型事業による資産の拡充と組み換え、エクイティ投資・海外投資、一段と多様なアセットタイプへの投資等に取り組むことで、ストック事業とフロー事業のバランスのとれた収益構造への転換や、景気変動リスクを低減し、安定した収益基盤の拡充を図る方針であります。そして、フロー事業への取組等によるROA向上を目指し、結果としてROEの改善・向上の実現を目指します。また、1株当たり利益を重視した安定的な配当・増配を継続し、本計画期間中の配当性向は45%程度を目指してまいります。 併せて本計画では、GHG排出量削減目標やグリーンビル認証取得面積率の目標設定など、当社グループのマテリアリティ(重要課題)に紐付く取組課題・KPIの決定とその進捗管理を図っていくとともに、人材育成や多様な人材の確保など長期経営計画を支える人員構成とすべく、人的資本経営に向けた取組の強化を図るなど、ESGを意識したサステナビリティ戦略も推進してまいります。 本計画の達成状況を判断するための客観的な指標は以下のとおりであります。なお、本計画においては、投資手法の多様化を事業戦略の一環としていることから、償却前事業利益=事業利益(営業利益+投資事業組合運用損益等+固定資産売却損益)+減価償却費を重要な経営指標としております。(2026年3月期から、事業利益の定義に「固定資産売却損益」を追加) ① 業績計画(数値目標) 長期経営計画 フェーズⅠ 2024年3月期~ 2028年3月期   フェーズⅡ 2029年3月期~ 2033年3月期 事業利益(営業利益 +投資事業組合運用損益等+固定資産売却損益)   80億円 (2028年3月期)   140億円 (2033年3月期) 償却前事業利益(事業利益+減価償却費)   120億円 (同上)   180億円 (同上) 自己資本比率   30%以上(財務規律として) ネット有利子負債 /EBITDA倍率   10倍程度(財務規律として) ROA(事業利益/総資産)   4.0%以上   5.0%以上 ROE(当期純利益/自己資本)   7.0%以上   8.0%以上 (注)自己資本比率:自己資本/総資産ネット有利子負債/EBITDA倍率:ネット有利子負債/償却前営業利益(営業利益+減価償却費)ROA(事業利益/総資産): 事業利益/((前連結会計年度末総資産+当連結会計年度末総資産)/2)ROE(当期純利益/自己資本): 当期純利益/((前連結会計年度末自己資本+当連結会計年度末自己資本)/2) ② 投資計画 長期経営計画 フェーズⅠ 2024年3月期~ 2028年3月期 (累計)   フェーズⅡ 2029年3月期~ 2033年3月期 (累計)   合計 不動産投資   収益物件の取得   500億円   1,300億円   1,800億円 エクイティ投資   80億円   80億円   160億円 海外投資   50億円   200億円   250億円 既存物件の建替え   40億円   50億円   90億円 更新修繕投資   既存物件の大規模修繕   100億円   100億円   200億円 計   770億円   1,730億円   2,500億円 投資回収   収益物件の売却   -   800億円   800億円 ネット投資額   770億円   930億円   1,700億円 (3)優先的に対処すべき事業上の課題 今後のわが国経済は、春闘での高い賃上げなど良好な所得環境を背景に、個人消費の増加が期待されます。また、深刻化する人材不足への対応として、省力化やデジタル関連投資を中心に企業の設備投資も堅調に推移し、緩やかな景気回復が続くとの見方があります。一方で、緊迫したイラン情勢の長期化による物価上昇が個人消費を下押しする懸念や中国によるレアアースの輸出規制に伴う供給制約リスク、さらには国内の積極財政に伴う予期せぬ金利上昇や円安の急進など、景気が下振れするリスクにも十分に留意する必要があります。 不動産賃貸業界におきましては、都心部を中心に空室率は底堅く推移している一方、中長期的には日本の労働力人口が減少に転じることで新規需要は減速する見通しであり、オフィス賃貸市況の将来見通しは楽観できないと考えられます。 また、少子高齢化、緊迫化する国際・政治情勢、サステナビリティに対する社会要請の高まり、AIの普及等、わが国を取り巻く環境に大きな変化がみられます。 こうした事業環境の変化に対処すべく、前項「(2)経営戦略・経営指標」にて記載のとおり、当社グループは2024年3月期から2033年3月期の10ヵ年を対象とする長期経営計画を策定し、2024年9月に一部、見直しを行いました。本計画に掲げる重点施策の中でも特に「次なる成長へ向けた新規事業投資戦略」と「ESGを意識したサステナビリティ戦略」の2点を重点的に対処すべき課題と捉え、取組を加速してまいります。特に重点的に対処すべき課題としております2点につきましては、以下のとおりです。 ①次なる成長へ向けた新規事業投資戦略 (イ)首都圏を中心としたオフィス、物流倉庫、都市型商業ビルの取得 (ロ)昨今のデータ通信量の増加に応える新データセンタービル開発用地の取得 (ハ)フロー事業(資産回転型事業、エクイティ投資)への取組など投資手法の多様化 (ニ)アセットタイプの一段の多様化(法人向け賃貸レジデンス、ヘルスケア施設等) (ホ)他社とのアライアンスも含めた海外投資の取組 ②ESGを意識したサステナビリティ戦略 (イ)TCFD提言への取組を通じた気候変動問題への積極的な対応 (ロ)当社のマテリアリティ(重要課題)に紐付く取組課題・KPIの決定とその進捗管理(GHG排出量削減目標の設定、グリーンビル認証取得面積率の目標設定等) (ハ)人的資本経営に向けた取組強化(人材育成、多様な人材確保、長期経営計画を支える人員構成、社内環境整備、DX推進等) 上記重点的に対処すべき課題に取り組みつつ、今後とも外部環境や不動産市況等の変化を機敏に捉えながら、長期経営計画を着実に推進することによってステークホルダーの皆様の負託に応えてまいります。
事業等のリスク4,900字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 自然災害、人的災害等 大規模な地震、風水害等の自然災害や突発的事故、火災、テロ等の人的災害が発生した場合には、当社グループの建物、設備が毀損、滅失又は劣化する等により当社グループの経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。 上記に対して当社グループは、BCP対応ビルへのリニューアルを適宜実施しております。新築ビルだけでなく、既存ビルについても災害に強いビルへの転換を図り、運用面でもBCP計画の準備・訓練を行うことにより、経営成績及び財政状態への影響抑制に努めております。 (2) 気候変動について 当社グループは気候変動を含む環境課題への対応を重要な経営課題の一つとして認識し、マテリアリティとして、「気候変動に対するレジリエンス強化」「環境負荷低減策による資源の持続可能な利用」等を掲げ、事業を通じて気候変動に関連する社会課題の解決に貢献できるよう、取組を進めていきます。 気候変動対応を含めたサステナブル経営を全社横断的に推進するため、代表取締役社長を委員長と定め、各種ポリシーや目標、各種施策の検討・立案を目的とするサステナビリティ委員会の設置、また、体制整備や各種施策の実行を目的としてサステナビリティ推進室を設置し、環境課題への対応に努めております。 なお、想定を超える事業環境の急激な変化や省エネ規制の強化、建築コスト・資材価格等の高騰により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 土地建物賃貸事業について 当社グループは、土地建物の賃貸を主たる事業としております。 貸ビル等の賃貸事業は、景気動向、企業業績、需給動向などの影響を受けやすい傾向にあります。周辺の不動産賃貸市況の動向等によっては、賃貸料の低下や空室率の上昇により当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 また、当社グループは、不動産取得に付随して発生する不動産取得税及び登録免許税については取得時に費用処理しております。このため、当社グループが多額の不動産を取得した場合、不動産取得税及び登録免許税の費用計上により、当社グループの経営成績が大幅に変動する可能性があります。 なお、上記に対して当社グループは、オフィスビル、データセンタービル、ウインズビル(場外勝馬投票券発売所)、商業施設・物流倉庫等の多様な物件を賃貸しておりますので、市況変動の影響を受ける度合いは比較的低くなっております。 今後はアセットタイプをさらに多様化することで、より市況変化に強い安定したポートフォリオの構築を進めてまいります。また、新規投資に当たっては中長期的な採算を重視しリスクの低減に努めてまいります。 (4) 大阪地区における事業展開について 当社グループの賃貸物件は、大阪府(特に大阪市)を中心とした京阪神地区に集中しております。 土地建物賃貸事業の売上高のうち大阪府の割合は、2024年3月期78.8%、2025年3月期78.9%、2026年3月期79.5%と高い水準で推移しております。 従いまして、大阪地区における大規模な地震その他の災害、貸ビルの需給動向等により、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 土地建物賃貸事業の売上高の地区別構成比 2024年3月期(%)   2025年3月期(%)   2026年3月期(%) 大阪府 (うち大阪市)   78.8(74.5)   78.9(74.6)   79.5(75.4) 兵庫県   2.5   2.5   2.4 京都府   2.9   2.7   2.3 首都圏   14.8   14.9   14.2 その他   1.0   1.0   1.6 合計   100.0   100.0   100.0 上記に対して当社グループは、関西圏への集中リスク低減のため、長期経営計画でも掲げているとおり、首都圏・その他地区への投資を積極的に進めてまいります。なお、2025年3月には愛知県小牧市に物流倉庫を取得しました。 (5) 特定の取引先への依存度について 当社グループの売上高のうち、最近の2連結会計年度において販売依存度が総販売実績の10%を超える取引先は下表のとおりであります。 相手先   2025年3月期   2026年3月期 売上高(百万円)   割合(%)   売上高(百万円)   割合(%) エクイニクス・ジャパン㈱   3,567   18.2   3,621   17.9 日本中央競馬会   3,335   17.0   3,328   16.4 ソフトバンク㈱   2,375   12.1   2,396   11.8 エクイニクス・ジャパン㈱の売上高は、大部分が長期賃貸借契約に関連するものでありますが、同社との賃貸料については協議のうえ改定できるものとしております。 ウインズビル(場外勝馬投票券発売所)の賃貸は、1949年以来、当社グループの事業の中心を占めております。当社グループと日本中央競馬会は、原則として3年毎に賃貸料等の条件を見直すこととなっております。 ソフトバンク㈱の2026年3月期における売上高の内1,679百万円(70.1%)が長期賃貸借契約に関連するものでありますが、同社とは原則として2年毎に賃貸料等の条件を見直すこととなっております。 上記3社への売上集中に対して当社グループは、既存ビルや新規ビルの開発・取得を通じ入居テナントの多様化を図るとともに、今後とも適切なサービスの提供、テナントリレーションの強化を通じて、退去リスクの低減、賃料水準の維持・改善に努めてまいります。 (6) 資産価格の変動 当社グループが保有する資産(土地、建物、投資有価証券等)について、時価下落や収益性低下等があれば、固定資産の減損会計、金融商品会計に基づく会計処理により、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 上記に対して当社グループは、土地、建物等の賃貸不動産については地域ポートフォリオの分散、立地を重視した投資を行うことによって、時価下落の影響を最小限に抑えるよう努めております。また、資産の入れ替え、バリューアップ等により、収益性低下の防止にも取り組んでまいります。投資有価証券については、個別銘柄毎に定量的及び定性的な観点を踏まえて、毎年取締役会において検証を行い、保有の意義が乏しいと判断される銘柄については売却を検討いたします。 (7) 感染症の拡大 新型コロナウイルス感染症の様な生命に重大な影響を及ぼす感染症が発生し蔓延した場合、当社グループの業績及び事業活動が大きく影響を受ける可能性があります。 当社グループでは従業員の健康と安全維持のため、就業規則の見直しや各種感染予防対策を講じてまいりました。新たな感染症の発生等により状況が大きく変化した場合には、政府や自治体の要請等も踏まえ、在宅勤務や時差出勤等の柔軟な働き方の促進に努めてまいります。 (8) 有利子負債への依存度 当社グループは、営業地盤の拡充と安定化を目指し、賃貸不動産の新築・取得やエクイティ投資等を進めてきましたが、これらの設備資金や取得資金の多くを金融機関からの借入金及び社債発行により調達しております。有利子負債の大部分は固定金利でありますが、借換えや新たな投資のための将来の資金調達に関しては、金利の変動により当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。また、今後の事業拡大に伴い有利子負債が増加する可能性があります。 なお、連結総資産に対する連結有利子負債の割合は下表のとおりであります。 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 有利子負債残高(A)(百万円)   75,529   84,353   85,422 総資産額(B)(百万円)   166,616   177,104   185,602 有利子負債依存度(A/B)(%)   45.3   47.6   46.0 上記に対して当社グループは、外部格付を取得し、その維持・向上を目指すことにより財務統制を図るとともに、長期経営計画においても自己資本比率やネット有利子負債/EBITDA倍率の数値目標を掲げるなど、財務規律を維持し、健全な財務体質を堅持していく方針であります。また、当社グループは、過年度の低金利環境を活かし、有利子負債のほとんどを固定金利で調達し、平均返済期間の長期化に取り組んでまいりました。金利上昇局面にある中、今後も有利子負債の平均調達金利の低減に取り組んでまいります。 (9) コンプライアンス 当社グループにおいて、法令等に抵触する事態が発生した場合には、罰則や賠償等が課せられ社会的信用を損なうため、当社グループの事業活動に大きな制約を受けるとともに、経営成績や財政状態に大きな影響を受ける可能性があります。 上記に対して当社グループは、人事総務部を主管部門とし、各部よりコンプライアンス委員を選出し、コンプライアンス委員会を定期的に開催しております。同委員会においては、各部におけるコンプライアンス取組について項目ごとに検証するとともに、全社的な研修会を開催しており、法令等の遵守について周知徹底に努めております。 (10) 法令・税制の変更 当社グループは、土地建物賃貸を主な事業の内容とし、それに付随するビル管理等の事業活動を行っております。従って当社グループが営む事業は、主として不動産・建築等各種の法令や条例による規制を受けております。これらの変更によっては、当社グループの業績や業務遂行が影響を受ける可能性があります。また関連する各種税制の変更によっても、当社グループの業績や財政状態が影響を受ける可能性があります。 上記に対して当社グループは、関連する法令や税制の改定について常に情報を収集し、適切に対応してまいります。 (11) 情報セキュリティ 当社グループは、事業活動において入手した顧客情報や取引先情報などの重要情報をITシステム上で取り扱っております。それらの情報に関し、ウイルス感染やサイバー攻撃などにより重要情報が漏洩した場合、または不正アクセスにより損害を受けた場合、当社グループの事業活動に重大な影響が生じるだけでなく、社会的信用の喪失、お客様の喪失、損害賠償請求などが発生する可能性があります。 上記に対して当社グループは、これら重要情報の取り扱いにあたり、規程や管理体制の構築、従業員の教育、ウイルス感染や不正アクセスなどを防止するセキュリティ対策を実施し、継続的に強化を図っております。 当社グループは上記リスクのうち「自然災害、人的災害等」を特に重要なリスクとして認識しておりますが、当該リスクが顕在化する可能性や時期を予測することは困難であります。斯かるリスクが顕在化した場合は「土地建物賃貸事業について」「大阪地区における事業展開について」等に影響を及ぼすことになります。 当社グループを取り巻くさまざまなリスクについては、リスク管理の方法や対応方針などの基本事項を「リスク管理規程」として定め、この規程に基づき全体的なマネジメントを行うため、社長直轄の全社横断的な組織として「リスク管理委員会」を設置し対応しております。同委員会では、当社グループが持つリスクを一つ一つ認識・評価し、そのリスクの特性に応じた対策、対策の進捗管理と定期的な見直しを行っており、総合的なリスクの管理状況をとりまとめております。
経営成績の分析 (MD&A)7,428字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しなどにより、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、緊迫化する地政学リスクに伴う物価の上昇や金利の先高観など、景気の先行きは不透明な状況が続いております。 不動産賃貸業界におきましては、建設資材価格の高止まりや人件費の高騰、大規模物件の新規供給による競争激化に加え、働き方の多様化によるオフィス需要の変化には引き続き留意を要するものの、都心部を中心に空室率は底堅く推移いたしました。 このような環境の中、当社においてはリーシングを中心とした営業活動に注力した結果、当期末時点の空室率は0.39%と低い水準に留まり、引き続き高い稼働率を維持しております。また、長期経営計画に基づき、2025年11月に米国テキサス州ダラスの賃貸集合住宅、12月に大阪市内の大規模ホテル、さらには2026年3月に米国ノースカロライナ州シャーロットの賃貸集合住宅へのエクイティ投資を実施するなど、国内外で次なる成長に向けた新規投資に積極的に取り組むと共に、既存ビルにおいては、引き続き自然災害への予防保全や省エネ化推進を図り、資産価値向上に取り組んでまいりました。 その結果、当期の連結業績は、新規投資物件の寄与やデータセンタービルの一部テナントの本契約移行に伴う賃料収入増加等により、売上高は20,255百万円と前期比670百万円(3.4%)の増収となりました。これに伴い、営業利益は5,646百万円と前期比662百万円(13.3%)の増益となりました。経常利益につきましては、支払利息が増加したものの投資事業組合運用益の増加や前期に計上した融資関連費用の剥落などにより、5,603百万円と前期比773百万円(16.0%)の増益となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、投資有価証券売却益が減少した一方で固定資産売却益を計上したことなどにより、4,675百万円と前期比286百万円(6.5%)の増益となりました。 当社グループは、土地建物賃貸を主たる事業としている「土地建物賃貸事業」の単一セグメントであります。なお、当社グループが展開するアセットタイプ別の状況は以下のとおりであります。 前連結会計年度   当連結会計年度 売上高(百万円)   割合(%)   売上高(百万円)   割合(%) オフィスビル   4,488   22.9   4,661   23.0 データセンタービル   10,452   53.4   11,012   54.4 ウインズビル   3,359   17.1   3,351   16.5 商業施設・物流倉庫等   1,285   6.6   1,229   6.1 計   19,584   100.0   20,255   100.0 (注)当連結会計年度末より、「オフィスビル事業」「データセンタービル事業」「ウインズビル事業」「商業施設・物流倉庫等事業」としていた名称を「オフィスビル」「データセンタービル」「ウインズビル」「商業施設・物流倉庫等」に変更しております。当該変更は、名称変更のみであり、その内容に与える影響はありません。 ①オフィスビル 当社グループは大阪・東京のビジネス地区を中心に計8棟のオフィスビルを保有・賃貸しております。最新の物件はデータセンタービルの運営ノウハウを活かした高度なBCP機能を有するほか、築年数が経過したビルでも、計画的な設備更新やメンテナンスにより、新築ビルと遜色のない、安全で快適な事業空間の提供に努めております。 都心部で相次ぐ新築オフィスビルの竣工に伴う競争激化には留意を要しますが、現時点では当社グループのオフィスビルの収益への影響は軽微で、引き続き高い稼働率を維持しております。 連結売上高は、リテナントが進んだことによる空室率の改善等により、前年同期比173百万円(3.9%)増収の4,661百万円となりました。 ②データセンタービル 当社グループは大阪都心部に計8棟のデータセンタービルを保有・賃貸しております。24時間365日絶えず稼働するデータセンタービルでは、免震構造等の採用による高い防災性能、大型非常用発電機による安定的な電力供給、先進のセキュリティシステム等により、高い信頼性を確保しております。また、30年以上にわたるデータセンタービル賃貸実績に基づく、充実した保守管理サービスも高く評価されております。 連結売上高は、一部テナントの本契約への移行により賃料収入が増加したことで、前年同期比559百万円(5.4%)増収の11,012百万円となりました。 ③ウインズビル ウインズビルは日本中央競馬会(JRA)が主催するレースの投票券を場外で発売する施設で、当社グループは京都・大阪・神戸の都心部に計5棟を保有・賃貸しております。当事業の歴史は創業時にさかのぼり、長年にわたって安定的な収益を生み出す中核的な物件となっております。 インターネット投票の普及が進み、ウインズビルでの投票券の売上比率は低下傾向にありますが、固定賃料で賃貸しておりますので業績への影響は軽微であります。 連結売上高は前年同期比7百万円(0.2%)減収の3,351百万円となりました。 ④商業施設・物流倉庫等 当社グループは、首都圏・関西圏を中心に全国で7棟の商業施設・物流倉庫等を保有・賃貸しております。資産回転型事業の一環として、2025年9月に商業施設の浅草駅前ビルを売却しました。物件取得においては、商業施設はターミナル駅、物流倉庫は幹線道路近くと交通利便性の高い立地をターゲットとし、2025年3月には愛知県小牧市にて物流倉庫を取得しました。また、長期経営計画においては、住宅やヘルスケア施設等の新たなアセットタイプも含めた物件の取得によるアセットの拡充を目指しております。引き続き収益物件の取得に向けて情報収集活動に努めてまいります。 連結売上高は、新たに取得した小牧物流センターの通期寄与があった一方で、浅草駅前ビルを売却した影響により、前年同期比55百万円(4.3%)減収の1,229百万円となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 当社グループの主な事業は、土地建物賃貸事業であり、①生産実績②受注実績の該当はありません。 ③販売実績 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) エクイニクス・ジャパン㈱   3,567   18.2   3,621   17.9 日本中央競馬会   3,335   17.0   3,328   16.4 ソフトバンク㈱   2,375   12.1   2,396   11.8 (2) 財政状態 当連結会計年度末における総資産は185,602百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,498百万円(4.8%)増加しました。浅草駅前ビルの売却を主因に有形固定資産が計8,709百万円減少したものの、現金及び預金が2,850百万円増加したほか、国内および米国にてエクイティ出資を行ったことや保有株式の時価上昇により投資有価証券が14,355百万円増加したことが主な要因であります。 負債合計は104,205百万円となり、前連結会計年度末比3,423百万円(3.4%)増加しました。新規投資に要する資金調達を行ったことにより、有利子負債が1,069百万円増加したほか、保有株式の時価上昇に伴い固定負債に含まれる繰延税金負債が1,881百万円増加したことが主な要因であります。 純資産合計は81,397百万円となり、前連結会計年度末比5,074百万円(6.6%)増加しました。自己株式の取得等により1,535百万円減少したものの、その他有価証券評価差額金が3,950百万円増加したほか、利益剰余金が2,590百万円増加したことが主な要因であります。 (3) キャッシュ・フローの状況 科目   前連結会計年度   当連結会計年度 営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   7,294   7,692 投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   △8,219   △2,054 財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   6,258   △2,679 現金及び現金同等物の増減額(百万円)   5,391   2,850 現金及び現金同等物の期末残高(百万円)   14,060   16,911 ①現金及び現金同等物 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は16,911百万円となり、前期末比2,850百万円増加しました。 ②営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動により得られた資金は7,692百万円(前連結会計年度は7,294百万円の収入)となりました。税金等調整前当期純利益6,753百万円、減価償却費3,785百万円等により主要な資金を得ましたが、法人税等の支払額2,013百万円や投資有価証券売却益701百万円および有形固定資産売却益454百万円の特別利益の控除要因がありました。 ③投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動により使用した資金は2,054百万円(前連結会計年度は8,219百万円の支出)となりました。有形固定資産の売却により6,437百万円の資金を得ましたが、国内および米国にてエクイティ出資を行ったことで投資有価証券の取得による支出8,478百万円がありました。 ④財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動により使用した資金は2,679百万円(前連結会計年度は6,258百万円の収入)となりました。固定資産取得資金やエクイティ出資資金として、長期借入れにより11,000百万円を調達しましたが、社債の償還5,000百万円、長期借入金の返済4,937百万円、配当金の支払額2,018百万円、自己株式の取得1,724百万円の支出がありました。 ⑤資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要の主なものは、新たなビルの取得、開発及び所有ビルの改修工事等の設備投資に係る資金であります。その所要資金は自己資金、金融機関からの借入及び社債の発行により調達しております。また、当社の事業は資金回収に長期間を要するため、返済・償還期限を長めに設定しております。当連結会計年度末の有利子負債の内訳については、連結附属明細表の「社債明細表」及び「借入金等明細表」に記載のとおりであります。 当社グループは、2023年5月策定の長期経営計画(2024年3月期から2033年3月期の10ヵ年を対象)において、財務バランスの健全性を維持するため自己資本比率は30%以上、ネット有利子負債はEBITDA(償却前営業利益)の10倍程度の堅持を掲げております。 2024年3月期を初年度とする長期経営計画の進捗は下表のとおりであります。 指標   2024年 3月期 (初年度)   2025年 3月期 (2年目)   2026年 3月期 (3年目)   長期経営計画 フェーズⅠ 2024年3月期~ 2028年3月期   フェーズⅡ 2029年3月期~ 2033年3月期 事業利益(営業利益 +投資事業組合運用損益等+固定資産売却損益)   51億円   52億円   64億円   80億円 (2028年3月期)   140億円 (2033年3月期) 償却前事業利益(事業利益+減価償却費)   91億円   90億円   102億円   120億円 (同上)   180億円 (同上) 自己資本比率   44.9%   43.1%   43.8%   30%以上(財務規律として) ネット有利子負債 /EBITDA倍率   7.4倍   7.9倍   7.3倍   10倍程度(財務規律として) ROA(事業利益/総資産)   3.2%   3.0%   3.5%   4.0%以上   5.0%以上 ROE(当期純利益/自己資本)   5.2%   5.8%   5.9%   7.0%以上   8.0%以上 (注)事業利益:営業利益+投資事業組合運用損益等+固定資産売却損益※ 2026年3月期から、事業利益の定義に「固定資産売却損益」を追加自己資本比率:自己資本/総資産ネット有利子負債/EBITDA倍率:ネット有利子負債/償却前営業利益(営業利益+減価償却費)ROA(事業利益/総資産):事業利益/((前連結会計年度末総資産+当連結会計年度末総資産)/2)ROE(当期純利益/自己資本): 当期純利益/((前連結会計年度末自己資本+当連結会計年度末自己資本)/2) (補足) 1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 3.ネット有利子負債は、有利子負債残高から現金及び預金残高を減算しております。 2024年3月期~2026年3月期(累計)   長期経営計画 フェーズⅠ 2024年3月期~ 2028年3月期 (累計)   フェーズⅡ 2029年3月期~ 2033年3月期 (累計)   合 計 不動産投資   収益物件の取得   85億円   500億円   1,300億円   1,800億円 エクイティ投資   106億円   80億円   80億円   160億円 海外投資   89億円   50億円   200億円   250億円 既存物件の 建替え   -   40億円   50億円   90億円 更新修繕投資   既存物件の 大規模修繕   65億円   100億円   100億円   200億円 計   347億円   770億円   1,730億円   2,500億円 投資回収   収益物件の売却   64億円   -   800億円   800億円 ネット投資額   282億円   770億円   930億円   1,700億円 ■ 新規投資 2026年3月期における当社グループの主な新規投資実績として、海外においては、米国現地法人であるKeihanshin Building America Co., Ltd.を通じて、2025年6月に米国ジョージア州アトランタの物流倉庫、11月に米国テキサス州ダラスの賃貸集合住宅、2026年3月に米国ノースカロライナ州シャーロットの賃貸集合住宅の開発事業への出資を実施いたしました。国内においては、2025年10月にヘルスケア&メディカル投資法人が資産の運用を委託する「ヘルスケアアセットマネジメント株式会社」の株式の5%を取得し、新たなスポンサーとなりました。さらには12月にユニバーサル・スタジオ・ジャパンオフィシャルホテル「Osaka Sakurajima Resort」プロジェクトへの出資を実施するなど、国内外で次なる成長に向けた新規投資に積極的に取り組んでまいりました。なお、今後の投資にあたっては、事業戦略で掲げている不動産投資のタイプ毎の投資枠に捉われ過ぎることなく、個々の案件の投資利回り・市場動向等をみながら、10年間総額2,500億円の中で柔軟に対応していきたいと考えております。 ■ サステナビリティの取組 2024年3月期~2026年3月期(累計)   長期経営計画 フェーズⅠ 2024年3月期~ 2028年3月期 (累計)   フェーズⅡ 2029年3月期~ 2033年3月期 (累計)   合 計 環境投資   ・省エネ機器・BCP対策への更新修繕投資・再生可能エネルギー由来の電力の利用・グリーンビル認証の取得   19億円   30億円   40億円   70億円 人材投資   ・職場環境整備・人材教育投資・専門的人材の経験者採用   6億円   10億円   20億円   30億円 合 計   26億円   40億円   60億円   100億円 ■ 株主還元 2026年3月期   長期経営計画 配当性向   41.3%   45%程度 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 ① 固定資産の減損 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 資産除去債務 当社グループは、一部の事業用施設について、不動産賃貸借契約に基づく退去時の原状回復に係る債務等を有しておりますが、当該債務に関連する賃借資産の使用期間が明確でなく、また、現時点において将来退去する予定もないことから、資産除去債務を合理的に見積もることができません。そのため、当該債務に見合う資産除去債務を計上しておりません。 将来の退去時期が明らかになるなど、当該債務額を合理的に見積もることが可能になった場合には、その時点で当該債務に見合う資産除去債務を計上することになります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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