概要
株式会社property technologiesは、2000年12月に不動産仲介業者として創業し、現在は中古区分所有マンションのリノベーション販売を主力事業とする。秋田県と山口県の子会社を通じて注文住宅の請負も手がけ、自社プラットフォーム「KAITRY」でAI査定や物件情報提供を展開する。全国15拠点で約7,500社の仲介会社と連携し、2025年11月期の連結売上高は509億円、従業員数は340名である。
中古住宅再生を核とする収益構造
当社グループの主力事業は、中古区分所有マンションを仕入れ、リノベーションを施して販売する中古住宅再生である。販売対象は主に30~40代の一次取得者向けファミリー物件で、近年は都心高価格帯の「眺望マンション」も取り扱う。2025年11月期の仕入契約額は約299億円、販売額は約389億円に達し、累計販売戸数は約9,000件(2011年12月以降)に上る。同セグメントを担う株式会社ホームネットの同期売上高は約427億円、営業利益は約17.5億円であり、グループ全体の収益の大半を占める。
戸建注文住宅を支える地域子会社
秋田県の株式会社サンコーホームと山口県の株式会社ファーストホームは、地元密着型の戸建注文住宅請負を事業とする。両社ともに顧客要望に応じた注文建築を強みとし、サンコーホームは約3,400棟、ファーストホームは約2,700棟、合計で約6,100棟の累計引渡し実績を持つ(2025年11月末現在)。2025年11月期の合算売上高は約81億円、営業利益は約3.4億円と、グループの安定した収益源となっている。ただし新設住宅着工の減少や資材高騰の影響を受け、引渡し件数は前年比95.8%に減少している。
全国15拠点と仲介会社ネットワーク
中古住宅再生の販売網は、北海道から沖縄まで主要都市をカバーする15拠点で構成される。各拠点は地元の売主・買主・仲介会社と直接取引し、仕入資金も地域金融機関から調達する。2025年11月末時点で、当社グループと連携する仲介会社は約7,500社、その拠点数は約11,200、営業員数は約32,000人に上る。これらのネットワークは、仕入物件の情報収集と販売チャネルとして機能し、プラットフォーム「KAITRY」の中核をなす。
「KAITRY」プラットフォームの機能構成
当社グループは、リアル(実取引)とテクノロジーを融合したプラットフォーム「KAITRY」を運営する。主要機能として、PriceHubble社のビッグデータと自社保有の査定実績を組み合わせた独自のAI査定、社内DXを実現する物件管理システム「ホームネットシステム」、仲介会社向けに物件情報を提供する「HOMENET Pro」、金融機関向けの「KAITRY finance」、士業向けの「KAITRY professional」がある。2021年7月には一般顧客向けポータルサイト「KAITRY」をリリースし、iBuyer機能(直接買取)も提供する。
業界の中での役割は不動産販売・プラットフォーム事業者(中古マンションリノベーションに特化)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/11期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 中古住宅再生 | 396億円 | 78.0% | — | — |
| 戸建住宅 | 74億円 | 14.6% | — | — |
| その他 | 38億円 | 7.5% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01個人(中古住宅再生)主力
全国15拠点で中古区分所有マンションを仕入れ、リノベーションを施して販売。ファミリー実需向けを中心に、30・40代の一次取得者を主なターゲットとする。累計販売約9,000件の実績。
- リノベーション済み中古マンション
- 中古マンションを買取り、内装・設備をリノベーションして販売。新築より割安で良質な住まいを提供。
02個人(戸建住宅)準主力
秋田県のサンコーホームと山口県のファーストホームが、新築戸建住宅の注文請負を展開。地元密着で累計約6,100棟の引渡し実績。
- 注文住宅
- 顧客の要望に応じた新築戸建住宅を請負建築。地元の気候・風土に合わせた設計が強み。
03不動産仲介会社・金融機関・士業(プラットフォーム)副次
仲介会社ネットワーク(約7,500社)とテクノロジーを組み合わせたプラットフォームを運営。AI査定、物件管理システム「ホームネットシステム」、業務支援システム(HOMENET Pro等)を提供し、有償サービスとしても展開。
- AI査定
- ビッグデータと自社の査定実績を組み合わせたAIで、物件の査定価格を短時間で算出。
- ホームネットシステム
- 物件仕入から売却までをデジタル化する社内向け物件管理システム。
- HOMENET Pro
- 仲介会社向けに物件情報や内見予約をオンライン提供する業務支援システム。
- KAITRY
- 一般顧客向けポータルサイト。AI査定や売却相談を受け付け、iBuyerとして直接買取りも行う。
製品と技術
中古マンションのリノベーション販売モデル
主力商品はリノベーション済み中古区分所有マンションである。株式会社ホームネットが全国15拠点で物件を仕入れ、内装・設備を改修した上で販売する。仕入段階ではAI査定を活用し、過去の査定実績とビッグデータから適正価格を短時間で算出。2025年11月期には約36,400件の価格査定を実施し、そのうち約299億円分の仕入契約を結んだ。販売は主に仲介会社経由で行われ、累計販売戸数は約9,000件に達する。近年は都心の高価格帯マンション「眺望マンション」も取り扱い、商品ラインアップを拡充している。
AI査定と物件管理システムの技術基盤
当社グループは、PriceHubble社のビッグデータ(人口動態・住環境等)に自社のリアルな査定実績を掛け合わせた独自のAI査定機能を持つ。これにより、従来数時間かかっていた調査を瞬時に完了し、査定精度を維持したまま効率化を実現した。社内DXの中核は物件管理システム「ホームネットシステム」であり、物件の仕入から販売までの全工程をデジタル化し、在庫状況や営業活動を可視化する。さらに仲介会社向けには「HOMENET Pro」、金融機関向けには「KAITRY finance」、士業向けには「KAITRY professional」といった業務支援SaaSを提供しており、有償サービスとしても展開している。
ポータルサイト「KAITRY」による直接取引
2021年7月にリリースしたポータルサイト「KAITRY(カイトリー)」は、一般顧客が直接価格査定や売却相談を行い、当社グループが買い取るiBuyer機能を提供する。常時1,000件以上のリノベ済みマンションを掲載し、顧客の住み替えタイミングを捕捉する。この直接仕入ルートは、仲介会社経由の既存取引ネットワークと合わせて2つの仕入ルートを形成し、物件情報の幅を広げている。ポータルサイトの認知度向上により、PV数増加とサイト内回遊の創出を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
中堅賃貸仲介、成長志向でシェア拡大
同社は戸建て・マンションの賃貸仲介・管理を主力とし、IT活用による効率化を強みに成長を続ける。業界は大東建託など大手が不動産管理で強いが、同社はテクノロジーを駆使した仲介DXで差別化。robot homeやタスキホールディングスなど同規模の専業各社と競合する。売上高は370億円→416億円→509億円と拡大傾向にあるが、営業利益率は3~4%と低く、規模拡大による採算改善が課題。内需依存で不動産市況変動の影響を受けやすい。
強み
- クラウド・AIを活用した物件情報管理・顧客対応で業務効率を高め、少人数で多くの取扱いを実現
- 売上高が3期連続で増加(370→416→509億円)し、積極的な事業拡大を推進
- 賃貸仲介・管理に特化し、エリア密着で高い成約率と顧客満足度を実現
- 自社開発の管理システムにより、周辺サービスとの連携やデータ活用が柔軟
課題
- 利益率3~4%と低く、規模拡大にもかかわらず収益性改善が急務
- 国内不動産市況に左右されやすく、金利上昇や住宅需要減退リスクを抱える
- robot homeなど同業との価格競争や差別化が難しく、シェア獲得には継続投資が必要
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
不動産業の時価総額近傍。太字がproperty technologies
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8945サンネクスタグループ | 118億円 | 17.5倍 |
| 2 | 3236プロパスト | 102億円 | 5.2倍 |
| 3 | 463Aインテリックスホールディングス | 102億円 | 5.1倍 |
| 4 | 2993長栄 | 99億円 | 9.9倍 |
| 5 | 2983アールプランナー | 94億円 | 7.6倍 |
| 6 | 5527property technologies | 91億円 | 8.3倍 |
| 7 | 1783fantasista | 83億円 | — |
| 8 | 3246コーセーアールイー | 72億円 | 10.2倍 |
| 9 | 5533エリッツホールディングス | 71億円 | 9.5倍 |
| 10 | 3277サンセイランディック | 69億円 | 8.8倍 |
| 11 | 3241ウィル | 69億円 | 7.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 27件
不動産仲介業としての創業と免許取得(2000~2001年)
2000年12月、東京都目黒区自由が丘に資本金1,000万円で株式会社ホームネットを設立。不動産仲介業を目的とし、2001年1月には宅地建物取引業免許(東京都知事免許)を取得した。創業時の資本金は1,000万円であったが、2006年11月に3,000万円、2007年11月に5,000万円へ増資し、事業拡大の基盤を整えた。2009年7月には本店を東京都中野区へ移転している。
建売住宅と中古再生への事業拡大(2005~2011年)
2005年1月に建売住宅事業を開始、さらに2010年1月には中古住宅再生事業に参入した。これにより単なる仲介から、物件を仕入れて付加価値を付けて販売するビジネスモデルへと転換した。2011年11月には資本金を9,800万円に増資し、事業拡大の資金を確保。2012年12月には本店を中野区本町一丁目に移転。この間、2005年6月には子会社として株式会社アドバンスリンクを設立し、仲介機能を強化した。
全国支店網の整備と合併による成長(2014~2017年)
2014年4月に国土交通大臣免許を取得し、同年5月に大阪支店を開設。続いて2015年5月に名古屋支店・福岡支店、2016年12月に仙台支店、2018年3月に札幌支店、2019年8月に広島支店を開設し、全国主要都市への展開を進めた。2015年8月には子会社の株式会社アドバンスリンクを吸収合併し、グループの経営効率化を図った。2017年12月には本店を現在の東京都渋谷区本町三丁目に移転している。
M&Aによる戸建事業への参入(2018~2019年)
2018年9月、山口県防府市の株式会社ファーストホーム(戸建注文住宅請負)および株式会社ファーストコーポレーション(不動産売買・仲介・リフォーム)の全株式を取得し子会社化。続いて2019年7月には秋田県横手市の株式会社サンコーホーム(戸建注文住宅請負)および有限会社サンコーベース(工事請負)を子会社化した。これにより、中古住宅再生に加えて戸建注文住宅事業をグループに加え、事業ポートフォリオを拡大した。同時期に合同会社ホームネットパートナーズ等の子会社管理会社も設立している。
持株会社体制への移行(2020年)
2020年11月、株式移転により株式会社ホームネットホールディングス(現 株式会社property technologies)を設立し、純粋持株会社体制へ移行した。資本金は1億円。この再編により、グループ全体の戦略策定と子会社管理の機能を分離し、経営の効率化を図った。また2020年6月には株式会社FURVAL(現 株式会社カイトリー)を設立し、プラットフォーム事業の基盤を整備。これ以降、グループはKAITRY事業を単一セグメントとして展開している。
年表27件を開く
2000年代
- 2000年12月創業東京都目黒区自由が丘二丁目11番10号に不動産仲介業を目的として株式会社ホームネットを設立(資本金10,000千円)
- 2001年1月宅地建物取引業免許(東京都知事(3)第79314号)を取得
- 2005年1月建売住宅事業を開始
- 2005年6月株式会社アドバンスリンク(東京都中野区・不動産仲介、100%子会社)を設立
- 2006年11月資本金を30,000千円に増資
- 2007年11月資本金を50,000千円に増資
- 2009年7月東京都中野区本町二丁目2番13号に本店移転
2010年代
- 2010年1月中古住宅再生事業を開始
- 2011年11月資本金を98,000千円に増資
- 2012年12月東京都中野区本町一丁目23番9号に本店移転
- 2014年4月宅地建物取引業免許(国土交通大臣(1)第8603号)を取得
- 2014年5月大阪支店を開設
- 2015年5月名古屋支店を開設
- 2015年5月資本金を129,500千円に増資
- 2015年8月M&A子会社である株式会社アドバンスリンクを吸収合併
- 2015年11月福岡支店を開設
- 2016年12月仙台支店を開設
- 2017年12月東京都渋谷区本町三丁目12番1号に本店移転
- 2018年3月札幌支店を開設
- 2018年7月合同会社ホームネットパートナーズ(東京都渋谷区・子会社管理、現 当社連結子会社)を設立
- 2018年9月M&A株式会社ファーストホーム(山口県防府市・戸建注文住宅請負、現 当社連結子会社)および株式会社ファーストコーポレーション(山口県山口市・不動産売買・仲介・新築各種リフォーム事業、現 当社連結子会社)の株式取得により子会社化
- 2019年3月合同会社ホームネットパートナーズ2(東京都渋谷区・子会社管理、現 当社連結子会社)を設立
- 2019年7月資本金を629,504千円に増資
- 2019年7月M&A株式会社サンコーホーム(秋田県横手市・戸建注文住宅請負、現 当社連結子会社)および有限会社サンコーベース(秋田県横手市・工事請負、現 当社非連結子会社)の株式取得により子会社化
- 2019年8月広島支店を開設
2020年代
- 2020年6月株式会社FURVAL(東京都渋谷区・不動産仲介、現 株式会社カイトリー、現 当社連結子会社)を設立
- 2020年11月創業株式移転により株式会社ホームネットホールディングス(現 株式会社property technologies)を設立(資本金100,000千円)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/11期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
中古住宅再生プラットフォームの拡充
全国15拠点、約7,500社の仲介会社ネットワークを拡大し、不動産仲介会社・金融機関・士業向けSaaS、iBuyerを展開。情報と取引の拡大による仕入・販売の質的向上を図る。
- 02
テクノロジー活用によるコアコンピタンス強化
データサイエンスやAIを駆使し、査定精度向上、情報網羅性・見える化向上、新規事業・プロダクト開発体制を強化。約36,400件の価格査定データを活用する。
- 03
ポータルサイト『KAITRY』の認知度向上と利用促進
オンライン広告に加えTVコマーシャル等で認知度を高め、査定依頼や問い合わせを増やし新規会員獲得を推進する。
- 04
取扱商品ラインナップの拡充
主力の中古区分マンションに加え、「プレミアムマンション」や「眺望マンション」など新たな商品を開発し、顧客ニーズに応える。
- 05
販売期間短縮と在庫リスク管理
自社開発の物件管理システムとスコアリングモデルで仕入から販売までの工程を見える化し、販売難易度を評価することで販売期間短縮と利益率向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で340人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は625万円で、3期前と比べて−24.6%。平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は2.5年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年11月 | 828 | 41.3 | 0.8 | 340 | — |
| 2023年11月 | 643 | 37.3 | 1.2 | 383 | — |
| 2024年11月 | 612 | 36.1 | 1.5 | 348 | 402 |
| 2025年11月 | 625 | 36.1 | 2.5 | 340 | 588 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社7社(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ホームネット(注)2、5東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社カイトリー東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ファーストホーム(注)2山口県防府市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ファーストコーポレーション山口県山口市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社サンコーホーム(注)2、5秋田県横手市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内合同会社ホームネットパートナーズ東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内合同会社ホームネットパートナーズ2(注)2東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年11月期の売上高は509億円、営業利益は20億円。前期と比べると増収増益で、売上が+22.4%、利益が+42.9%。
会社が出している今期の予想2026年11月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 580億円 | 509億円 |
| 営業利益 | 25億円 | 20億円 |
| 純利益 | 13億円 | 11億円 |
| 1株あたり配当 | ¥25 | ¥25 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は245億円、営業利益は12億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+1.2%、営業利益は+9.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 68 | −1 | −1.5 | 0 |
| 2023年2Q | 118 | 7 | 5.9 | 4 |
| 2023年3Q | 75 | 1 | 1.3 | −1 |
| 2023年4Q | 109 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 76 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2024年2Q | 114 | 3 | 2.6 | 1 |
| 2024年4Q | 226 | 11 | 4.9 | 6 |
| 2025年2Q | 242 | 11 | 4.5 | 5 |
| 2025年4Q | 267 | 9 | 3.4 | 6 |
| 2026年2Q | 245 | 12 | 4.9 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2020年11月期からの6期で、売上は265億円から509億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は3.9%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式移転により株式会社ホームネットホールディングス(現 株式会社property technologies)を設立(資本金100,000千円) | |||||
| 2020年11月 | 265 | — | 9 | — | 5 |
| 2021年11月 | 295 | — | 16 | — | 10 |
| 2022年11月 | 388 | — | 22 | — | 14 |
| 2023年11月 | 370 | — | 11 | — | 7 |
| 2024年11月 | 416 | 14 | 10 | 3.4 | 6 |
| 2025年11月 | 509 | 20 | 17 | 3.9 | 11 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年11月期
売上高509億円のうち、営業利益として残るのは20億円で3.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.1%433億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.0%56億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.9%20億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年11月期は営業CFが−9億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−11億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は43億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年11月 | 6 | −3 | 4 | 3 | 55 |
| 2021年11月 | −28 | −4 | 25 | −32 | 49 |
| 2022年11月 | −26 | −6 | 39 | −32 | 57 |
| 2023年11月 | −70 | −5 | 69 | −75 | 51 |
| 2024年11月 | −30 | −1 | 22 | −31 | 43 |
| 2025年11月 | −9 | −2 | 11 | −11 | 43 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年11月期の総資産は436億円。このうち返さなくてよい自己資本が84億円で、自己資本比率は19.3%(業種中央値32.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年11月 | 218 | 33 | 185 | 15.3 |
| 2021年11月 | 259 | 44 | 215 | 16.9 |
| 2022年11月 | 309 | 53 | 256 | 17.0 |
| 2023年11月 | 381 | 71 | 310 | 18.7 |
| 2024年11月 | 408 | 75 | 333 | 18.3 |
| 2025年11月 | 436 | 84 | 352 | 19.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で131社中35位あたり、逆に低いのは自己資本比率で131社中126位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥735で、1年前と比べて+10.7%。過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.3倍 |
| PER (会社予想) | 7.0倍 |
| PBR | 1.06倍 |
| 配当利回り | 3.40% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+13.3%上昇し、25日線(646.8円)を+6.8%上回る。52週高値910円からは-24.1%の水準だが、週足は上昇基調。出来高は7月15日に84200株と急増、その後も高水準。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)。
PER7.84倍は業界平均14.81倍を大きく下回り、PBR0.9958倍も平均1.83倍の約半分で割安感が強い。配当利回り3.61%は平均3.02%を上回るが、配当性向144.9%と配当が利益を超過しており、持続性に懸念がある。ROE13.6%は良好で収益性は高いものの、配当の伸びは利益成長に追いついていない面がある。「ほぼ妥当」と判断しつつ、短期的なPERの低さから割安と評価する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.3倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 7.0倍 | — |
| PBR | 1.06倍 | 1.84倍 |
| ROE | 13.6% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
成長投資が続く中で、増収が利益に結びつくかが焦点。強気派は、テクノロジー活用による業務効率化と市場シェア拡大で、中長期的に収益性が改善すると見る。一方、弱気派は、低い営業利益率と不動産市況の変動リスクを指摘し、現状の収益力では割高と主張する。争点は、売上成長の持続性と利益率の改善ペース。
- 増収基調が続く
売上高は22年11月期388億円から25年11月期509億円へ増加傾向
- ROE13.6%と高い
自己資本利益率が1割超で、資本効率の高さを示す
- 株価は1年で15%上昇
市場の期待感が反映され、上昇トレンドにある
- 営業利益14億円→20億円へ6億円増益2025年11月期影響中
営業利益は前期14億円から20億円へ6億円増加。増益率43%
- 売上高416億円→509億円へ22%増収2025年11月期影響中
売上高は416億円から509億円へ93億円増加。増収率22%
- 予想PER6.6倍と実績比割安決算発表後影響中
実績PER7.84倍に対し予想PER6.6倍。来期の利益成長を市場が織り込む
- 配当利回り3.61%とPBR0.996倍継続影響弱
配当利回り3.61%を確保しPBR0.9958倍。株主還元と純資産価値が下支え
- 利益率が極めて低い
営業利益率は3〜4%台で、規模の利益が出ていない
- 純利益は減少傾向
23年11月期7億円から24年11月期6億円、25年11月期11億円と低水準
- 競争が激しい市場
不動産仲介は大手から新興まで競合が多く、差別化が困難
- 営業利益率3.93%と薄利体質2025年11月期影響中
売上高509億円に対し営業利益20億円、営業利益率3.93%と低水準
- 純利益11億円・最終利益率2.16%2025年11月期影響中
純利益は11億円で売上高509億円に対する最終利益率は2.16%と低い
- 外国人保有比率1.83%と低位継続影響弱
外国人保有比率1.83%と低く海外投資家の買い需要が細い
- 1年株価+15.48%の戻り売り懸念継続影響弱
過去1年で株価は15.48%上昇。短期的な利益確定売りが出やすい
- 営業利益率
- 成長投資が収益に結びつくか確認するため
- 取扱高
- 仲介手数料収入の源泉であり、成長性を測る指標
- 顧客数
- プラットフォームの規模と定着度を示す
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり25円で、前期から+66.7%。いまの株価に対する利回りは3.40%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年11月 | 15 | — | 56.3 |
| 2025年11月 | 25 | 66.7 | 144.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥25
株主
有価証券報告書より
2025年11月期末の株主数は延べ5,256人。区分でいちばん多いのは個人・その他で57.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.1%を占め、残る61.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年11月% | 2023年11月% | 2024年11月% | 2025年11月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 82.2 | 92.4 | 58.3 | 57.1 |
| 事業法人 | — | 1.3 | 37.5 | 37.0 |
| 証券会社 | 17.8 | 4.3 | 2.9 | 3.0 |
| 外国法人 | — | 0.9 | 0.4 | 1.7 |
| 金融機関 | — | 1.2 | 0.9 | 1.0 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
| 自己株式 | — | — | 1.4 | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社グランドールキャピタル | 36.26 |
| 02 | 濱中 雄大 | 31.77 |
| 03 | 由岐 洋輔 | 0.85 |
| 04 | MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 0.83 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.78 |
| 06 | JPモルガン証券株式会社 | 0.76 |
| 07 | 大和証券株式会社 | 0.68 |
| 08 | 山田 隆弘 | 0.67 |
| 09 | property technologies従業員持株会 | 0.61 |
| 10 | 杉浦 潤一 | 0.54 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-07濱中 雄大新規の大量保有報告67.70%-0.68pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で−40%、1株純資産は6期で−6%。直近期のROEは13.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年11月 | 147 | 723 | 12.5 | — | — |
| 2021年11月 | 99 | 343 | 26.9 | — | — |
| 2022年11月 | 130 | 473 | 28.9 | — | — |
| 2023年11月 | 53 | 571 | 10.7 | 7.7 | 753.8 |
| 2024年11月 | 52 | 608 | 8.7 | 6.0 | 56.3 |
| 2025年11月 | 88 | 676 | 13.6 | 8.4 | 144.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/11期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 濱中雄大 | 取締役社長(代表取締役)社長執行役員 | 60 | 3,942,000 |
| 岩尾英志 | 専務取締役 専務執行役員 グループ戦略本部長 | 61 | — |
| 松岡耕平 | 取締役 執行役員 コーポレート本部長 | 56 | — |
| 髙橋理人 | 社外取締役 | 67 | — |
| 志賀秀啓 | 社外取締役 | 70 | — |
| 江川敏郎 | 社外取締役 | 63 | — |
| 松尾光剛 | 常勤監査役(社外監査役) | 47 | — |
| 仲山欽也 | 常勤監査役 | 70 | — |
| 西田弥代 | 監査役(社外監査役) | 46 | — |
| 三原宇雄 | — | 51 | — |
役員報酬の内訳2025/11期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 9 | 77 | 77 | 9 |
| 監査役 | 3 | 13 | 13 | 4 |
| 社外取締役 | 3 | 13 | 13 | 4 |
| 社外監査役 | 2 | 9 | 9 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/11期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,830字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,614字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,290字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,451字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第7期(2025/12/01-2026/11/30)2026-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2024/12/01-2025/11/30)2026-02-25
- 半期報告書半期報告書-第6期(2024/12/01-2025/11/30)2025-07-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第5期(2023/12/01-2024/11/30)2025-02-27
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第2四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第1四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第4期(2022/12/01-2023/11/30)2024-02-27
- 四半期報告書四半期報告書-第4期第3四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第4期第2四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 四半期報告書四半期報告書-第4期第1四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第3期(2021/12/01-2022/11/30)2023-02-28
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年11月期第2四半期決算説明資料2026-07-14
- 決算説明資料2026年11月期第2四半期決算説明資料データ集2026-07-14
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