概要
ファンドクリエーショングループは、アセットマネジメント事業とインベストメントバンク事業を営む持株会社である。2009年5月設立、2013年7月にジャスダックに上場。2025年11月期の売上高は58億円、従業員23名。東京都千代田区に本社を置く。
アセットマネジメント事業のファンド構成
アセットマネジメント事業は、ファンド開発、不動産ファンド運用、証券ファンド運用、太陽光発電ファンド運用、車両ファンド運用、その他事業型ファンド運用に分かれる。不動産ファンドでは、毎月分配型の外国投資信託「FCファンド-レジット不動産証券投資信託」や任意組合型の「フォレシティ門前仲町任意組合」などを運用する。証券ファンドではベトナム株式に投資する「フェイム-アイザワトラスト ベトナムファンド」、太陽光発電ファンドでは固定価格買取制度を活用した「福岡川崎ソーラーファンド」を運用している。車両ファンドはリースバック事業を収益源とし、2022年11月期から運用を開始した。
インベストメントバンク事業の投資領域
インベストメントバンク事業は、不動産物件、太陽光発電設備、車両、上場・未上場企業への投資および金融商品仲介業務を行う。2025年11月期には、国内外の不動産の取得・売却による収益と、車両リース事業からのリース収入を計上した。同事業の売上高は49億円で、グループ全体の84%を占める。特に車両リース事業では、運送事業者向けトラックのリースバックに注力し、当期に11.6億円相当の車両を取得した。
収益構造と受託資産残高の推移
グループの重要な経営指標はファンド運用資産残高と不動産等受託資産残高である。2025年11月期のファンド運用資産残高は233億円、不動産等受託資産残高は207億円。内訳は太陽光発電設備等58億円、車両等42億円、不動産ファンド87億円、証券ファンド44億円など。売上高は前期比3.1%増の58.4億円、営業利益は5.8億円で、両セグメントとも増収増益となった。アセットマネジメント事業の売上高は9.2億円、営業利益3.8億円であり、安定的なフィー収入が基盤となっている。
グループ構造と特定上場会社としての位置づけ
当社は持株会社であり、連結子会社9社、持分法非適用の非連結子会社1社により構成される。主な子会社として、運用業務を担うファンドクリエーション・アール・エム、ファンド開発や不動産クラウドファンディングを手掛ける株式会社ファンドクリエーション、海外投資を担当するFC Investment Ltd.などがある。また、特定上場会社等に該当するため、インサイダー取引規制の軽微基準は連結ベースで判断される。少人数ながら各社が専門性の高い業務を分担している。
業界の中での役割はアセットマネジメント会社(投資家向けファンド提供)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01投資家(個人・機関)向けファンド主力
国内外の不動産、太陽光発電設備、ベンチャー企業、アジア新興国株、車両、民泊等の宿泊事業を投資対象とした多様なファンドを開発・運用。投資家のニーズを汲み上げ、ファンドに関するノウハウや金融技術を組み合わせて提供する。
- レジット(外国投資信託)
- 日本の居住系不動産等を収益源とする社債等に投資する毎月分配型の外国投資信託。東京都心のレジデンシャル物件等を主な収益源とし、毎月分配を特徴とする。
- 不動産クラウドファンディング(FC FUNDING)
- 不動産特定共同事業法に基づき、クラウドファンディングの形態で不動産に投資するファンド。投資妙味のある物件に投資し、収益の確保を目指す。
- ソーラーファンド(匿名組合)
- 太陽光発電設備に投資し、固定価格買取制度に基づく売電収入を収益源とするファンド。複数の発電所を対象に組成されている。
- 車両ファンド(匿名組合)
- トラック等の車両のリース事業を投資対象とするファンド。運送事業者からのリース料収入により安定収益を目指す。
- FCベンチャー企業投資任意組合
- 日本の未上場ベンチャー企業の株式に投資する任意組合型ファンド。成長が見込まれる企業への投資でキャピタルゲインを目指す。
02不動産投資(自己勘定)準主力
国内外の不動産を自己勘定で取得し、リースアップやデベロップメント等によりバリューアップした後、国内外のファンドや投資家に売却する。立地や採算性を詳細に検討した上で投資を行う。
03太陽光発電投資(自己勘定)副次
不動産ビジネスで培ったノウハウや交渉力を活かし、優良な太陽光発電設備への投資を行う。ファンド化して投資家に提供することも。
04車両リース投資(自己勘定)副次
価値が低下しにくく流動性のあるトラックなどの中古車両に投資する。運送事業者からリースバック方式で取得し、車両ファンドとして運用する。
05金融商品仲介副次
子会社を通じて、アイザワ証券からの委託を受けて金融商品仲介業務を行う。上場株式の売買仲介やグループ組成ファンドの募集を取り扱う。
製品と技術
不動産ファンド「レジット」と任意組合型ファンド
主力商品は2003年11月設定の外国投資信託「FCファンド-レジット不動産証券投資信託」である。日本の居住系不動産等を収益源とする社債等に投資し、原則として毎月分配を行う。東京都心のレジデンシャル物件を中心に投資し、ブラジルレアルクラスと豪ドルクラスでは為替ヘッジプレミアムの獲得を狙う。また、任意組合型として「フォレシティ門前仲町任意組合」(2015年4月設定)や「フォレシティ肥後橋任意組合」(2015年10月設定)があり、東京都心や大阪中心部のレジデンシャル物件に投資する。2023年4月には不動産クラウドファンディング「FC FUNDING」を開始した。
太陽光発電ファンドと車両ファンド
太陽光発電ファンドとして、2014年3月設定の「福岡川崎ソーラーファンド」と2014年10月設定の「福岡田川ソーラーファンド」がある。再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用し、20年間にわたり1kWhあたり40円(税抜)で売電する仕組みで、長期安定収益を目指す。車両ファンドは2022年11月期から運用を開始し、運送事業用トラックのリースバック事業を収益源とする。2025年11月期末の車両ファンド受託資産残高は42.8億円まで拡大し、グループの新たな収益の柱として成長している。
証券ファンドとベンチャー企業投資ファンド
証券ファンドでは、2006年9月設定の「フェイム-アイザワトラスト ベトナムファンド」が代表格である。ホーチミン・ハノイ証券取引所上場株式およびベトナム関連企業の株式に投資し、長期的なキャピタルゲインを追求する。ベンチャー企業投資では、2022年8月以降に設定された「FCベンチャー企業投資任意組合」があり、日本国内の未上場ベンチャー企業の株式に投資する。1号から6号まで組成され、成長企業への投資を通じてキャピタルゲイン獲得を目指す。また、民泊等宿泊事業を収益源とする事業型ファンドも運用している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
都市部マンション分譲、収益回復基調
ファンドクリエーショングループは不動産開発・販売を主業とし、主に首都圏のマンション分譲を手掛ける。2024/11期の売上高57億円、営業利益率7.0%から2025/11期には58億円、営業利益率10.3%へ改善見込み。同業のロボットホームやコロンビア・ワークスと比較して中規模だが、収益性は堅調。都市部の住宅需要を取り込み、利益率の向上が進んでいる。ただし、不動産市況の変動に影響されやすい業態である。
強み
- 営業利益率7%から10%超へ上昇、コスト管理や販売価格適正化が奏功
- 需要の堅調な首都圏に特化、販売リスクを低減
- 一定の開発パイプラインを確保、安定的な売上計上を実現
- 自己資本比率は高くないが、借入金の管理が適切と推察
課題
- 金利上昇や景気後退でマンション需要が減退するリスク
- 大手不動産会社との競争が激しく、小規模ゆえ仕入競争で劣位
- 売上100億円未満と小粒、成長には更なる事業拡大が不可欠
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
不動産業の時価総額近傍。太字がファンドクリエーショングループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3477フォーライフ | 36億円 | 6.6倍 |
| 2 | 3469デュアルタップ | 36億円 | 75.8倍 |
| 3 | 3494マリオン | 35億円 | 7.6倍 |
| 4 | 3297東武住販 | 32億円 | 8.0倍 |
| 5 | 8995誠建設工業 | 31億円 | 125.5倍 |
| 6 | 3266ファンドクリエーショングループ | 30億円 | 9.9倍 |
| 7 | 8938グローム・ホールディングス | 30億円 | — |
| 8 | 8912エリアクエスト | 29億円 | 20.9倍 |
| 9 | 3248アールエイジ | 28億円 | 10.2倍 |
| 10 | 8836RISE | 28億円 | — |
| 11 | 2997ストレージ王 | 25億円 | 20.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 8件
株式移転により持株会社として設立された2009年
2009年5月、株式会社ファンドクリエーション(現・グループの中核事業会社)が株式移転の方法により当社を設立した。同時に、当社の普通株式をジャスダック証券取引所(現:東京証券取引所スタンダード市場)に上場した。この株式移転により、ファンドクリエーショングループは純粋持株会社としてスタートし、既存の事業会社群を傘下に収める形となった。
グループ子会社の一斉取得と事業基盤の形成(2009年8月~11月)
設立直後の2009年8月から11月にかけて、ファンドクリエーションが保有していた4社の株式を逐次取得した。具体的には、ファンドクリエーション不動産投信、ファンドクリエーション・アール・エム、FC Investment Ltd.、FCパートナーズおよびFCインベストメント・アドバイザーズである。これにより、不動産ファンド運用、投資一任業務、海外投資、パートナーシップ事業など多様な機能をグループ内に取り込んだ。
本社移転と不動産投信子会社の売却(2011年)
2011年5月、本社を東京都千代田区麹町一丁目4番地に移転した。同年8月には、前年に取得したファンドクリエーション不動産投信株式会社の全株式を外部へ売却した。この売却は、グループの事業ポートフォリオ見直しの一環であり、以降はアセットマネジメント事業とインベストメントバンク事業に経営資源を集中させる方針をとった。
上場市場の変遷(2013年~2022年)
2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、当社の上場市場は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行した。さらに2022年4月の市場区分見直しにより、JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場に移行した。この間、上場市場の名称変更はあったが、株式の流通市場は継続して確保されている。
年表8件を開く
2000年代
- 2009年5月上場㈱ファンドクリエーションが株式移転の方法により当社を設立 当社の普通株式をジャスダック証券取引所[現:東京証券取引所 スタンダード市場]に上場
- 2009年8月㈱ファンドクリエーションが保有するファンドクリエーション不動産投信㈱及びファンドクリエーション・アール・エム㈱の全株式を取得
- 2009年10月㈱ファンドクリエーションが保有するFC Investment Ltd.の全株式を取得
- 2009年11月㈱ファンドクリエーションが保有するFCパートナーズ㈱及び㈱FCインベストメント・アドバイザーズの全株式を取得
2010年代
- 2011年5月本社を東京都千代田区麹町一丁目4番地に移転
- 2011年8月ファンドクリエーション不動産投信㈱の全株式を外部へ売却
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所 スタンダード市場に移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/11期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
ファンド運用資産残高の拡大
既存の不動産・太陽光発電・車両ファンドの運用資産残高を拡大し、加えて新たな投資アセットを対象としたファンドの開発・組成により、アセットマネジメント事業からの安定収益を確保する。
- 02
新規事業への投資と事業基盤拡充
既存事業の安定収益を基盤に、シナジー効果やリスク分散を狙った新規事業投資やM&Aを実施し、事業ポートフォリオを充実させ、強固な事業基盤を構築する。
- 03
金融機関・提携先との関係強化
資金需要増加に対応するため、取引金融機関の新規開拓と関係強化を進める。また、証券会社や税理士法人等との連携を深め、富裕層・優良未上場企業向け販売ルート拡大と案件発掘力を向上する。
- 04
専門人材の確保・育成
少数精鋭の組織で専門知識・経験を持つ人材の確保が必要。新卒採用による若手育成と並行し、業容拡大に対応できる専門性の高い人材を積極的に採用する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で23人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,065万円で、9期前と比べて+275.0%。平均年齢は47.0歳、平均勤続年数は2.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年11月 | — | — | — | 27 | — |
| 2017年11月 | — | — | — | 26 | — |
| 2018年11月 | — | — | — | 25 | — |
| 2019年11月 | 284 | 46.0 | 4.0 | 27 | — |
| 2020年11月 | 294 | 45.0 | 4.0 | 26 | — |
| 2021年11月 | 299 | 46.0 | 5.0 | 26 | — |
| 2022年11月 | 294 | 49.0 | 4.0 | 24 | — |
| 2023年11月 | 1,041 | 50.0 | 4.0 | 23 | — |
| 2024年11月 | 1,031 | 44.0 | 5.0 | 25 | 1,600 |
| 2025年11月 | 1,065 | 47.0 | 2.0 | 23 | 2,609 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社9社(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内㈱ファンドクリエーション(注)2、6東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内FC Investment Ltd.イギリス領 ケイマン諸島 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ファンドクリエーション・アール・エム㈱(注)2東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱FCインベストメント・アドバイザーズ(注)4東京都千代田区 · 連結子会社議決権70.0%
- 国内㈱ヘラクレス・プロパティー(注)6東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱リンキンオリエント・インベストメント東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ソーラーパワーファンド㈱東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内湯布院塚原プロパティー(同)大分県由布市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内湯布院塚原ソーラー・エナジー(同)(注)5大分県由布市 · 連結子会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年11月期の売上高は58億円、営業利益は6億円。前期と比べると増収増益で、売上が+1.8%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2026年11月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 62億円 | 58億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 6億円 |
| 純利益 | 3億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥1 | ¥1 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は22億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+37.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年2Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年3Q | 20 | 3 | 15.0 | 1 |
| 2023年4Q | 8 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 5 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2024年2Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
| 2024年4Q | 42 | 3 | 7.1 | 2 |
| 2025年2Q | 16 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 42 | 6 | 14.3 | 3 |
| 2026年2Q | 22 | 0 | 0.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年11月期からの14期で、売上は62億円から58億円へ94%に減った。直近期の営業利益率は10.3%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | 62 | — | −1 | — | −1 |
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 | |||||
| 2013年11月 | 7 | — | 0 | — | 0 |
| 2014年11月 | 33 | — | 3 | — | 3 |
| 2015年11月 | 54 | — | 5 | — | 4 |
| 2016年11月 | 33 | — | 4 | — | 3 |
| 2017年11月 | 16 | — | 2 | — | 2 |
| 2018年11月 | 12 | — | 0 | — | 0 |
| 2019年11月 | 16 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年11月 | 15 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年11月 | 22 | — | 2 | — | 2 |
| 2022年11月 | 17 | — | 3 | — | 2 |
| 2023年11月 | 41 | — | 3 | — | 2 |
| 2024年11月 | 57 | 4 | 3 | 7.0 | 2 |
| 2025年11月 | 58 | 6 | 5 | 10.3 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年11月期
売上高58億円のうち、営業利益として残るのは6億円で10.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の5.2%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.6%45億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.1%7億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.3%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年11月期は営業CFが−6億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは−12億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は17億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | 47 | 0 | −46 | 47 | 9 |
| 2013年11月 | −2 | 0 | 0 | −2 | 8 |
| 2014年11月 | 12 | −2 | −10 | 10 | 8 |
| 2015年11月 | −5 | −1 | 6 | −6 | 7 |
| 2016年11月 | 12 | 1 | −2 | 13 | 17 |
| 2017年11月 | −4 | −3 | 2 | −7 | 13 |
| 2018年11月 | −3 | 2 | −3 | −1 | 9 |
| 2019年11月 | −5 | 0 | 6 | −5 | 9 |
| 2020年11月 | 4 | −3 | −1 | 1 | 8 |
| 2021年11月 | 11 | −1 | −8 | 10 | 11 |
| 2022年11月 | −14 | −1 | 12 | −15 | 8 |
| 2023年11月 | 5 | −3 | 5 | 2 | 15 |
| 2024年11月 | 2 | 2 | −1 | 4 | 18 |
| 2025年11月 | −6 | −6 | 12 | −12 | 17 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年11月期の総資産は73億円。このうち返さなくてよい自己資本が33億円で、自己資本比率は45.2%(業種中央値32.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | 27 | 12 | 15 | 44.4 |
| 2013年11月 | 27 | 13 | 14 | 46.0 |
| 2014年11月 | 21 | 15 | 6 | 72.5 |
| 2015年11月 | 31 | 20 | 11 | 63.8 |
| 2016年11月 | 31 | 23 | 8 | 71.9 |
| 2017年11月 | 35 | 24 | 11 | 69.2 |
| 2018年11月 | 31 | 23 | 8 | 73.8 |
| 2019年11月 | 40 | 24 | 16 | 60.8 |
| 2020年11月 | 37 | 24 | 13 | 63.0 |
| 2021年11月 | 33 | 25 | 8 | 76.1 |
| 2022年11月 | 46 | 27 | 19 | 58.1 |
| 2023年11月 | 57 | 28 | 29 | 50.2 |
| 2024年11月 | 58 | 31 | 28 | 52.6 |
| 2025年11月 | 73 | 33 | 40 | 45.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で131社中38位あたり、逆に低いのは配当利回りで131社中121位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥79で、1年前と比べて-20.9%。過去52週の値幅のなかでは3%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.9倍 |
| PER (会社予想) | 8.6倍 |
| PBR | 0.93倍 |
| 配当利回り | 1.27% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は80円で、25日移動平均線(79.56円)を上回って推移する一方、75日線(81.15円)を下回っており、短期的な下値固めが続いています。52週高値148円からは約46%下落、52週安値77円からは約3.9%上昇した水準です。出来高は直近で1万株前後と低水準で、方向感に欠けています。週足では緩やかな下げ傾向が続いており、200日線(87.06円)との乖離が大きいことから、戻りは鈍いと見られます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
PERが10.03倍と業界平均の14.78倍を下回り、PBRも0.9373倍と平均の1.81倍を下回る。配当利回りは1.25%と平均の3.05%より低いが、配当性向は40.45%と安定。ROEは10.3%とまずまずで、利益成長も見込まれ、割安感がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.9倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 8.6倍 | — |
| PBR | 0.93倍 | 1.84倍 |
| ROE | 10.3% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、業績拡大のスピードと収益性の改善に注目し、特にバリューアップ型ビジネスの成長余地を評価する。一方、弱気派は、市場規模の限界や不動産市況の変動リスク、財務体質の脆弱さを懸念する。
- 業績拡大の継続
売上高が22年17億から25年58億円と急増し、営業利益率も改善。
- 収益性の向上
営業利益率が24年7.0%から25年10.3%に上昇。
- 高い資本効率
ROE10%超と、資本を有効活用している。
- 純利益2億→3億と増益、時価総額30億に効く通年影響強
25/11期純利益3億(前期2億)で50%増、時価総額30億円に対する増益効果は大きい
- 営業利益率7.02%→10.34%に改善通年影響中
24/11期営業利益4億→25/11期6億、営業利益率は7.02%から10.34%へ上昇
- PBR0.94倍と解散価値近辺の割安継続影響中
PBR0.94倍・ROE10.3%、時価総額30億円に対し純資産約32億円で下値が硬い
- 売上高58億と過去最高通年影響弱
25/11期売上高58億、前期57億から+1.7%と最高を更新し収益基盤が安定
- 不動産市況リスク
金利上昇や景気減速で需要が減る可能性がある。
- 財務体質の懸念
PBR1倍未満と市場評価が低く、資本効率に不安。
- 競争激化
同業他社との競争で収益性が圧迫される恐れ。
- 時価総額30億円と超小型株流動性リスク継続影響強
時価総額30億円・外国人保有1.33%で需給が細く、売り注文で株価が急落しやすい
- 売上高伸び率1.7%と成長鈍化通年影響中
25/11期売上高58億は前期比+1.7%にとどまり、増収ペースが鈍い
- 営業利益6億と小粒で決算インパクト限定的通年影響中
営業利益6億・売上高58億と絶対額が小さく、業績サプライズを起こしにくい
- 株価1年で4.79%下落と軟調継続影響弱
1年間で株価は4.79%下落、上場来の上値抵抗が意識される
- 売上高成長率
- 事業拡大の継続性を確認するため。
- 営業利益率
- 収益性の改善が持続するかを確認。
- 在庫回転期間
- 在庫の滞留が財務に与える影響を監視。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり1円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.27%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年11月 | 1 | — | 232.6 |
| 2018年11月 | 1 | 0.0 | 176.4 |
| 2019年11月 | 1 | 0.0 | 34.7 |
| 2020年11月 | 1 | 0.0 | 15.5 |
| 2021年11月 | 1 | 0.0 | 82.1 |
| 2022年11月 | 1 | 0.0 | 66.4 |
| 2023年11月 | 1 | 0.0 | 77.0 |
| 2024年11月 | 1 | 0.0 | 68.2 |
| 2025年11月 | 1 | 0.0 | 40.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥1
株主
有価証券報告書より
2025年11月期末の株主数は延べ5,478人。区分でいちばん多いのは個人・その他で74.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.1%を占め、残る81.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年11月% | 2021年11月% | 2022年11月% | 2023年11月% | 2024年11月% | 2025年11月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 75.0 | 75.0 | 75.2 | 75.5 | 74.4 | 74.7 |
| 事業法人 | 13.2 | 13.1 | 14.9 | 18.9 | 18.6 | 18.5 |
| 証券会社 | 9.9 | 9.9 | 8.8 | 4.4 | 5.3 | 4.9 |
| 外国法人 | 0.5 | 0.4 | 0.2 | 0.3 | 0.9 | 1.1 |
| 金融機関 | 0.9 | 0.9 | 0.7 | 0.2 | 0.5 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.5 | 0.6 | 0.3 | 0.7 | 0.2 | 0.2 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 田島克洋 | 37.16 |
| 02 | 有限会社T's Holdings | 12.74 |
| 03 | アイザワ証券グループ株式会社 | 5.25 |
| 04 | 桑原幸治 | 1.80 |
| 05 | 北村宗生 | 1.53 |
| 06 | 稲田幹弘 | 1.17 |
| 07 | 楽天証券株式会社 | 1.16 |
| 08 | JPモルガン証券株式会社 | 1.02 |
| 09 | 清水優也 | 0.78 |
| 10 | 井上光子 | 0.76 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+342%、1株純資産は14期で+169%。直近期のROEは10.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | −4 | 33 | −11.0 | — | — |
| 2013年11月 | 1 | 34 | 1.8 | 159.7 | — |
| 2014年11月 | 7 | 41 | 16.6 | 16.4 | 357.1 |
| 2015年11月 | 11 | 53 | 20.7 | 15.5 | 161.3 |
| 2016年11月 | 9 | 61 | 14.3 | 15.3 | 208.3 |
| 2017年11月 | 4 | 64 | 6.5 | 29.3 | 232.6 |
| 2018年11月 | −1 | 62 | −2.1 | — | 176.4 |
| 2019年11月 | 2 | 65 | 3.5 | 46.1 | 34.7 |
| 2020年11月 | 1 | 63 | 1.1 | 133.8 | 15.5 |
| 2021年11月 | 4 | 66 | 6.3 | 19.7 | 82.1 |
| 2022年11月 | 6 | 71 | 8.8 | 13.2 | 66.4 |
| 2023年11月 | 5 | 76 | 6.7 | 17.9 | 77.0 |
| 2024年11月 | 5 | 81 | 6.8 | 15.2 | 68.2 |
| 2025年11月 | 9 | 88 | 10.3 | 10.3 | 40.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/11期の役員報酬は総額46百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 田島克洋 | 代表取締役 社長 | 61 | 18,802,400 |
| 吉田隆 | 取締役 経営企画部長 | 61 | 54,000 |
| 内海嘉一 | 取締役 | 46 | 187,800 |
| 辻敏樹 | 取締役 | 75 | 15,700 |
| 斉木愛子 | 取締役 | 41 | 18,600 |
| 阪本浩司 | 取締役(常勤監査等委員) | 66 | 60,000 |
| 佐藤貴夫 | 取締役(監査等委員) | 63 | 15,000 |
| 神谷有子 | 取締役(監査等委員) | 61 | 22,000 |
| 石垣敦朗 | — | 63 | — |
役員報酬の内訳2025/11期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 29 | 29 | 7 |
| 社外取締役 | 7 | 9 | 9 | 1 |
| 取締役(社内) | 1 | 6 | 6 | 6 |
| 監査役 | 1 | 2 | 2 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/11期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容9,976字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,870字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク10,569字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)11,323字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2024/12/01-2025/11/30)2026-02-25
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- 四半期報告書四半期報告書-第16期第1四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-15
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- 四半期報告書四半期報告書-第15期第3四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第2四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2021/12/01-2022/11/30)2023-02-27
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第3四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
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