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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ファンドクリエーショングループ

Fund Creation Group Co.,Ltd3266 · Standard · 不動産業

不動産・太陽光・車両・証券など多様な投資対象でファンドを組成・運用し、投資家に収益機会を提供するアセットマネジメント会社。

概要

ファンドクリエーショングループは、アセットマネジメント事業とインベストメントバンク事業を営む持株会社である。2009年5月設立、2013年7月にジャスダックに上場。2025年11月期の売上高は58億円、従業員23名。東京都千代田区に本社を置く。

アセットマネジメント事業のファンド構成

アセットマネジメント事業は、ファンド開発、不動産ファンド運用、証券ファンド運用、太陽光発電ファンド運用、車両ファンド運用、その他事業型ファンド運用に分かれる。不動産ファンドでは、毎月分配型の外国投資信託「FCファンド-レジット不動産証券投資信託」や任意組合型の「フォレシティ門前仲町任意組合」などを運用する。証券ファンドではベトナム株式に投資する「フェイム-アイザワトラスト ベトナムファンド」、太陽光発電ファンドでは固定価格買取制度を活用した「福岡川崎ソーラーファンド」を運用している。車両ファンドはリースバック事業を収益源とし、2022年11月期から運用を開始した。

インベストメントバンク事業の投資領域

インベストメントバンク事業は、不動産物件、太陽光発電設備、車両、上場・未上場企業への投資および金融商品仲介業務を行う。2025年11月期には、国内外の不動産の取得・売却による収益と、車両リース事業からのリース収入を計上した。同事業の売上高は49億円で、グループ全体の84%を占める。特に車両リース事業では、運送事業者向けトラックのリースバックに注力し、当期に11.6億円相当の車両を取得した。

収益構造と受託資産残高の推移

グループの重要な経営指標はファンド運用資産残高と不動産等受託資産残高である。2025年11月期のファンド運用資産残高は233億円、不動産等受託資産残高は207億円。内訳は太陽光発電設備等58億円、車両等42億円、不動産ファンド87億円、証券ファンド44億円など。売上高は前期比3.1%増の58.4億円、営業利益は5.8億円で、両セグメントとも増収増益となった。アセットマネジメント事業の売上高は9.2億円、営業利益3.8億円であり、安定的なフィー収入が基盤となっている。

グループ構造と特定上場会社としての位置づけ

当社は持株会社であり、連結子会社9社、持分法非適用の非連結子会社1社により構成される。主な子会社として、運用業務を担うファンドクリエーション・アール・エム、ファンド開発や不動産クラウドファンディングを手掛ける株式会社ファンドクリエーション、海外投資を担当するFC Investment Ltd.などがある。また、特定上場会社等に該当するため、インサイダー取引規制の軽微基準は連結ベースで判断される。少人数ながら各社が専門性の高い業務を分担している。

業界の中での役割はアセットマネジメント会社(投資家向けファンド提供)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
58億円
営業利益
6億円
営業利益率
10.3%
純利益
3億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01投資家(個人・機関)向けファンド主力

国内外の不動産、太陽光発電設備、ベンチャー企業、アジア新興国株、車両、民泊等の宿泊事業を投資対象とした多様なファンドを開発・運用。投資家のニーズを汲み上げ、ファンドに関するノウハウや金融技術を組み合わせて提供する。

主な製品・サービス5
レジット(外国投資信託)
日本の居住系不動産等を収益源とする社債等に投資する毎月分配型の外国投資信託。東京都心のレジデンシャル物件等を主な収益源とし、毎月分配を特徴とする。
不動産クラウドファンディング(FC FUNDING)
不動産特定共同事業法に基づき、クラウドファンディングの形態で不動産に投資するファンド。投資妙味のある物件に投資し、収益の確保を目指す。
ソーラーファンド(匿名組合)
太陽光発電設備に投資し、固定価格買取制度に基づく売電収入を収益源とするファンド。複数の発電所を対象に組成されている。
車両ファンド(匿名組合)
トラック等の車両のリース事業を投資対象とするファンド。運送事業者からのリース料収入により安定収益を目指す。
FCベンチャー企業投資任意組合
日本の未上場ベンチャー企業の株式に投資する任意組合型ファンド。成長が見込まれる企業への投資でキャピタルゲインを目指す。

02不動産投資(自己勘定)準主力

国内外の不動産を自己勘定で取得し、リースアップやデベロップメント等によりバリューアップした後、国内外のファンドや投資家に売却する。立地や採算性を詳細に検討した上で投資を行う。

03太陽光発電投資(自己勘定)副次

不動産ビジネスで培ったノウハウや交渉力を活かし、優良な太陽光発電設備への投資を行う。ファンド化して投資家に提供することも。

04車両リース投資(自己勘定)副次

価値が低下しにくく流動性のあるトラックなどの中古車両に投資する。運送事業者からリースバック方式で取得し、車両ファンドとして運用する。

05金融商品仲介副次

子会社を通じて、アイザワ証券からの委託を受けて金融商品仲介業務を行う。上場株式の売買仲介やグループ組成ファンドの募集を取り扱う。

製品と技術

不動産ファンド「レジット」と任意組合型ファンド

主力商品は2003年11月設定の外国投資信託「FCファンド-レジット不動産証券投資信託」である。日本の居住系不動産等を収益源とする社債等に投資し、原則として毎月分配を行う。東京都心のレジデンシャル物件を中心に投資し、ブラジルレアルクラスと豪ドルクラスでは為替ヘッジプレミアムの獲得を狙う。また、任意組合型として「フォレシティ門前仲町任意組合」(2015年4月設定)や「フォレシティ肥後橋任意組合」(2015年10月設定)があり、東京都心や大阪中心部のレジデンシャル物件に投資する。2023年4月には不動産クラウドファンディング「FC FUNDING」を開始した。

太陽光発電ファンドと車両ファンド

太陽光発電ファンドとして、2014年3月設定の「福岡川崎ソーラーファンド」と2014年10月設定の「福岡田川ソーラーファンド」がある。再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用し、20年間にわたり1kWhあたり40円(税抜)で売電する仕組みで、長期安定収益を目指す。車両ファンドは2022年11月期から運用を開始し、運送事業用トラックのリースバック事業を収益源とする。2025年11月期末の車両ファンド受託資産残高は42.8億円まで拡大し、グループの新たな収益の柱として成長している。

証券ファンドとベンチャー企業投資ファンド

証券ファンドでは、2006年9月設定の「フェイム-アイザワトラスト ベトナムファンド」が代表格である。ホーチミン・ハノイ証券取引所上場株式およびベトナム関連企業の株式に投資し、長期的なキャピタルゲインを追求する。ベンチャー企業投資では、2022年8月以降に設定された「FCベンチャー企業投資任意組合」があり、日本国内の未上場ベンチャー企業の株式に投資する。1号から6号まで組成され、成長企業への投資を通じてキャピタルゲイン獲得を目指す。また、民泊等宿泊事業を収益源とする事業型ファンドも運用している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

都市部マンション分譲、収益回復基調

ファンドクリエーショングループは不動産開発・販売を主業とし、主に首都圏のマンション分譲を手掛ける。2024/11期の売上高57億円、営業利益率7.0%から2025/11期には58億円、営業利益率10.3%へ改善見込み。同業のロボットホームやコロンビア・ワークスと比較して中規模だが、収益性は堅調。都市部の住宅需要を取り込み、利益率の向上が進んでいる。ただし、不動産市況の変動に影響されやすい業態である。

強み

  • 営業利益率7%から10%超へ上昇、コスト管理や販売価格適正化が奏功
  • 需要の堅調な首都圏に特化、販売リスクを低減
  • 一定の開発パイプラインを確保、安定的な売上計上を実現
  • 自己資本比率は高くないが、借入金の管理が適切と推察

課題

  • 金利上昇や景気後退でマンション需要が減退するリスク
  • 大手不動産会社との競争が激しく、小規模ゆえ仕入競争で劣位
  • 売上100億円未満と小粒、成長には更なる事業拡大が不可欠

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がファンドクリエーショングループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13477フォーライフ36億円6.6倍
23469デュアルタップ36億円75.8倍
33494マリオン35億円7.6倍
43297東武住販32億円8.0倍
58995誠建設工業31億円125.5倍
63266ファンドクリエーショングループ30億円9.9倍
78938グローム・ホールディングス30億円
88912エリアクエスト29億円20.9倍
93248アールエイジ28億円10.2倍
108836RISE28億円
112997ストレージ王25億円20.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 8件

株式移転により持株会社として設立された2009年

2009年5月、株式会社ファンドクリエーション(現・グループの中核事業会社)が株式移転の方法により当社を設立した。同時に、当社の普通株式をジャスダック証券取引所(現:東京証券取引所スタンダード市場)に上場した。この株式移転により、ファンドクリエーショングループは純粋持株会社としてスタートし、既存の事業会社群を傘下に収める形となった。

グループ子会社の一斉取得と事業基盤の形成(2009年8月~11月)

設立直後の2009年8月から11月にかけて、ファンドクリエーションが保有していた4社の株式を逐次取得した。具体的には、ファンドクリエーション不動産投信、ファンドクリエーション・アール・エム、FC Investment Ltd.、FCパートナーズおよびFCインベストメント・アドバイザーズである。これにより、不動産ファンド運用、投資一任業務、海外投資、パートナーシップ事業など多様な機能をグループ内に取り込んだ。

本社移転と不動産投信子会社の売却(2011年)

2011年5月、本社を東京都千代田区麹町一丁目4番地に移転した。同年8月には、前年に取得したファンドクリエーション不動産投信株式会社の全株式を外部へ売却した。この売却は、グループの事業ポートフォリオ見直しの一環であり、以降はアセットマネジメント事業とインベストメントバンク事業に経営資源を集中させる方針をとった。

上場市場の変遷(2013年~2022年)

2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、当社の上場市場は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行した。さらに2022年4月の市場区分見直しにより、JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場に移行した。この間、上場市場の名称変更はあったが、株式の流通市場は継続して確保されている。

年表8件を開く

2000年代

  • 2009年5月上場㈱ファンドクリエーションが株式移転の方法により当社を設立 当社の普通株式をジャスダック証券取引所[現:東京証券取引所 スタンダード市場]に上場
  • 2009年8月㈱ファンドクリエーションが保有するファンドクリエーション不動産投信㈱及びファンドクリエーション・アール・エム㈱の全株式を取得
  • 2009年10月㈱ファンドクリエーションが保有するFC Investment Ltd.の全株式を取得
  • 2009年11月㈱ファンドクリエーションが保有するFCパートナーズ㈱及び㈱FCインベストメント・アドバイザーズの全株式を取得

2010年代

  • 2011年5月本社を東京都千代田区麹町一丁目4番地に移転
  • 2011年8月ファンドクリエーション不動産投信㈱の全株式を外部へ売却
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所 スタンダード市場に移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ファンド運用資産残高の拡大

    既存の不動産・太陽光発電・車両ファンドの運用資産残高を拡大し、加えて新たな投資アセットを対象としたファンドの開発・組成により、アセットマネジメント事業からの安定収益を確保する。

  2. 02

    新規事業への投資と事業基盤拡充

    既存事業の安定収益を基盤に、シナジー効果やリスク分散を狙った新規事業投資やM&Aを実施し、事業ポートフォリオを充実させ、強固な事業基盤を構築する。

  3. 03

    金融機関・提携先との関係強化

    資金需要増加に対応するため、取引金融機関の新規開拓と関係強化を進める。また、証券会社や税理士法人等との連携を深め、富裕層・優良未上場企業向け販売ルート拡大と案件発掘力を向上する。

  4. 04

    専門人材の確保・育成

    少数精鋭の組織で専門知識・経験を持つ人材の確保が必要。新卒採用による若手育成と並行し、業容拡大に対応できる専門性の高い人材を積極的に採用する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で23人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,065万円で、9期前と比べて+275.0%平均年齢は47.0歳、平均勤続年数は2.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月27
2017年11月26
2018年11月25
2019年11月28446.04.027
2020年11月29445.04.026
2021年11月29946.05.026
2022年11月29449.04.024
2023年11月1,04150.04.023
2024年11月1,03144.05.0251,600
2025年11月1,06547.02.0232,609

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
アセットマネジメント事業、インベストメントバンク事業 — ㈱ファンドクリエーション(東京都千代田区)770百万円
インベストメントバンク事業 — 湯布院塚原プロパティー(同) (大分県由布市)143百万円
本社 — 東京都千代田区2百万円
全社
アセットマネジメント事業 — ファンドクリエーション・アール・エム㈱(東京都千代田区)1百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ファンドクリエーション(注)2、6
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    FC Investment Ltd.
    イギリス領 ケイマン諸島 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ファンドクリエーション・アール・エム㈱(注)2
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱FCインベストメント・アドバイザーズ(注)4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    ㈱ヘラクレス・プロパティー(注)6
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱リンキンオリエント・インベストメント
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ソーラーパワーファンド㈱
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    湯布院塚原プロパティー(同)
    大分県由布市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    湯布院塚原ソーラー・エナジー(同)(注)5
    大分県由布市 · 連結子会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は58億円営業利益6億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.8%、利益が+50.0%。

売上高
+1.8%
58億円
営業利益
+50.0%
6億円
純利益
+50.0%
3億円
営業利益率
10.3%
前期比 +3.3%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高62億円58億円
営業利益6億円6億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥1¥1

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は22億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+37.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q500.00
2023年2Q800.00
2023年3Q20315.01
2023年4Q81
2024年1Q500.0−1
2024年2Q10110.01
2024年4Q4237.12
2025年2Q1600.00
2025年4Q42614.33
2026年2Q2200.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は62億円から58億円へ94%に減った。直近期の営業利益率は10.3%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年11月62−1−1
東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年11月700
2014年11月3333
2015年11月5454
2016年11月3343
2017年11月1622
2018年11月1200
2019年11月1611
2020年11月1500
2021年11月2222
2022年11月1732
2023年11月4132
2024年11月57437.02
2025年11月586510.33

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高58億円のうち、営業利益として残るのは6億円10.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の5.2%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.6%45億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.1%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.3%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.8pt
10.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.0pt
5.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.6pt
10.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが−6億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは−12億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は17億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月470−46479
2013年11月−200−28
2014年11月12−2−10108
2015年11月−5−16−67
2016年11月121−21317
2017年11月−4−32−713
2018年11月−32−3−19
2019年11月−506−59
2020年11月4−3−118
2021年11月11−1−81011
2022年11月−14−112−158
2023年11月5−35215
2024年11月22−1418
2025年11月−6−612−1217

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は73億円。このうち返さなくてよい自己資本が33億円で、自己資本比率は45.2%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月27121544.4
2013年11月27131446.0
2014年11月2115672.5
2015年11月31201163.8
2016年11月3123871.9
2017年11月35241169.2
2018年11月3123873.8
2019年11月40241660.8
2020年11月37241363.0
2021年11月3325876.1
2022年11月46271958.1
2023年11月57282950.2
2024年11月58312852.6
2025年11月73334045.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
17億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
14億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
26億円
在庫として抱えている分
負債合計
40億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
71
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中38位あたり、逆に低いのは配当利回り131社中121位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.3%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.3%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.2%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
1.8%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.3%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥79で、1年前と比べて-20.9%過去52週の値幅のなかでは3%の位置にある。

¥79-1.3%1ヶ月+0.0%1年-20.9%時価総額30億円
過去52週の値幅
安値¥77高値¥148

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.9倍
PER (会社予想)8.6倍
PBR0.93倍
配当利回り1.27%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は80円で、25日移動平均線(79.56円)を上回って推移する一方、75日線(81.15円)を下回っており、短期的な下値固めが続いています。52週高値148円からは約46%下落、52週安値77円からは約3.9%上昇した水準です。出来高は直近で1万株前後と低水準で、方向感に欠けています。週足では緩やかな下げ傾向が続いており、200日線(87.06円)との乖離が大きいことから、戻りは鈍いと見られます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERが10.03倍と業界平均の14.78倍を下回り、PBRも0.9373倍と平均の1.81倍を下回る。配当利回りは1.25%と平均の3.05%より低いが、配当性向は40.45%と安定。ROEは10.3%とまずまずで、利益成長も見込まれ、割安感がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.9倍14.9倍
PER (予想)8.6倍
PBR0.93倍1.84倍
ROE10.3%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、業績拡大のスピードと収益性の改善に注目し、特にバリューアップ型ビジネスの成長余地を評価する。一方、弱気派は、市場規模の限界や不動産市況の変動リスク、財務体質の脆弱さを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 業績拡大の継続

    売上高が22年17億から25年58億円と急増し、営業利益率も改善。

  • 収益性の向上

    営業利益率が24年7.0%から25年10.3%に上昇。

  • 高い資本効率

    ROE10%超と、資本を有効活用している。

  • 純利益2億→3億と増益、時価総額30億に効く通年影響

    25/11期純利益3億(前期2億)で50%増、時価総額30億円に対する増益効果は大きい

  • 営業利益率7.02%→10.34%に改善通年影響

    24/11期営業利益4億→25/11期6億、営業利益率は7.02%から10.34%へ上昇

  • PBR0.94倍と解散価値近辺の割安継続影響

    PBR0.94倍・ROE10.3%、時価総額30億円に対し純資産約32億円で下値が硬い

  • 売上高58億と過去最高通年影響

    25/11期売上高58億、前期57億から+1.7%と最高を更新し収益基盤が安定

マイナスに働く材料7
  • 不動産市況リスク

    金利上昇や景気減速で需要が減る可能性がある。

  • 財務体質の懸念

    PBR1倍未満と市場評価が低く、資本効率に不安。

  • 競争激化

    同業他社との競争で収益性が圧迫される恐れ。

  • 時価総額30億円と超小型株流動性リスク継続影響

    時価総額30億円・外国人保有1.33%で需給が細く、売り注文で株価が急落しやすい

  • 売上高伸び率1.7%と成長鈍化通年影響

    25/11期売上高58億は前期比+1.7%にとどまり、増収ペースが鈍い

  • 営業利益6億と小粒で決算インパクト限定的通年影響

    営業利益6億・売上高58億と絶対額が小さく、業績サプライズを起こしにくい

  • 株価1年で4.79%下落と軟調継続影響

    1年間で株価は4.79%下落、上場来の上値抵抗が意識される

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業拡大の継続性を確認するため。
営業利益率
収益性の改善が持続するかを確認。
在庫回転期間
在庫の滞留が財務に与える影響を監視。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり1で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.27%。

年間配当
¥1
1株あたり
配当利回り
1.27%
いまの株価に対して
配当性向
40.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年11月1232.6
2018年11月10.0176.4
2019年11月10.034.7
2020年11月10.015.5
2021年11月10.082.1
2022年11月10.066.4
2023年11月10.077.0
2024年11月10.068.2
2025年11月10.040.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥1

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ5,478人。区分でいちばん多いのは個人・その他74.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.1%を占め、残る81.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他75.075.075.275.574.474.7
事業法人13.213.114.918.918.618.5
証券会社9.99.98.84.45.34.9
外国法人0.50.40.20.30.91.1
金融機関0.90.90.70.20.50.6
外国人個人0.50.60.30.70.20.2
自己株式0.10.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01田島克洋37.16
02有限会社T's Holdings12.74
03アイザワ証券グループ株式会社5.25
04桑原幸治1.80
05北村宗生1.53
06稲田幹弘1.17
07楽天証券株式会社1.16
08JPモルガン証券株式会社1.02
09清水優也0.78
10井上光子0.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+342%、1株純資産は14期で+169%。直近期のROEは10.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月−433−11.0
2013年11月1341.8159.7
2014年11月74116.616.4357.1
2015年11月115320.715.5161.3
2016年11月96114.315.3208.3
2017年11月4646.529.3232.6
2018年11月−162−2.1176.4
2019年11月2653.546.134.7
2020年11月1631.1133.815.5
2021年11月4666.319.782.1
2022年11月6718.813.266.4
2023年11月5766.717.977.0
2024年11月5816.815.268.2
2025年11月98810.310.340.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/11期の役員報酬は総額46百万円。

氏名役職年齢保有株数
田島克洋代表取締役 社長6118,802,400
吉田隆取締役 経営企画部長6154,000
内海嘉一取締役46187,800
辻敏樹取締役7515,700
斉木愛子取締役4118,600
阪本浩司取締役(常勤監査等委員)6660,000
佐藤貴夫取締役(監査等委員)6315,000
神谷有子取締役(監査等委員)6122,000
石垣敦朗63

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)429297
社外取締役7991
取締役(社内)1666
監査役1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容9,976字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社をはじめとして連結子会社9社、持分法非適用の非連結子会社1社により構成されており、ファンドの組成・管理・運用等を行うアセットマネジメント事業、不動産物件への投資、太陽光発電設備への投資、上場企業・未上場企業への投資、車両への投資、金融商品仲介業務等を行うインベストメントバンク事業を行っております。 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業内容や当社と主要な連結子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります(2025年11月30日現在)。 (1) アセットマネジメント事業 アセットマネジメント事業は、ファンド開発、不動産ファンド運用、証券ファンド運用、太陽光発電ファンド運用、車両ファンド運用、その他事業型ファンド運用に大別されます。 ① ファンド開発 当社グループでは、「投資家のニーズに立脚した魅力的なファンドの開発」を事業コンセプトに、国内外の不動産、太陽光発電設備等、ベンチャー企業、アジアの新興国株、車両等の新しい投資対象を発掘するのと同時に、個人投資家、富裕層、機関投資家等からの投資ニーズを汲み上げ、それらを当社グループの有するファンドに関するノウハウや金融技術と組み合わせることにより、様々なファンドを投資家に提供しています。 新規ファンドの組成に際しては、ファンド開発部門が情報収集、企画、立案、組成支援等を行います。また、当社グループ外の弁護士・会計士・税理士等とのネットワークを活用し、法規制、税制等について検討を重ね、投資家にとって最適なストラクチャーを決定します。 ② 不動産ファンド運用 当社グループでは、日本の不動産を収益源としたファンドを運用しております。主力商品である毎月分配型の外国投資信託レジットにおいては、グループ会社のファンドクリエーション・アール・エム㈱が金融商品取引法に基づく投資一任運用業者として、任意組合型不動産ファンドにおいては当社が任意組合の理事長として、不動産クラウドファンディングにおいては、不動産特定共同事業法に基づく事業者である㈱ファンドクリエーションが適正な運用を行っております。 当社グループが、アセットマネジメント契約を締結している特別目的会社(SPC)等の取得資産の合計額(受託資産残高)は以下のとおりです。 回次   第13期(2021年11月期) 時点   2021年2月   2021年5月   2021年8月   2021年11月 金額(百万円)   11,938   11,938   14,458   11,078 回次   第14期(2022年11月期) 時点   2022年2月   2022年5月   2022年8月   2022年11月 金額(百万円)   11,078   11,078   12,278   7,742 回次   第15期(2023年11月期) 時点   2023年2月   2023年5月   2023年8月   2023年11月 金額(百万円)   7,742   9,174   11,504   9,910 回次   第16期(2024年11月期) 時点   2024年2月   2024年5月   2024年8月   2024年11月 金額(百万円)   9,944   10,868   10,868   9,445 回次   第17期(2025年11月期) 時点   2025年2月   2025年5月   2025年8月   2025年11月 金額(百万円)   9,392   9,392   11,336   10,132 ③ 証券ファンド運用 当社グループにおいて管理・運用する証券ファンドは、アジア株式に投資する外国投資信託とベンチャー企業に投資する任意組合です。 当社グループが、運用する証券ファンドの運用資産の合計額(受託資産残高)は以下のとおりです。 回次   第13期(2021年11月期) 時点   2021年2月   2021年5月   2021年8月   2021年11月 金額(百万円)   3,987   4,510   4,533   4,967 回次   第14期(2022年11月期) 時点   2022年2月   2022年5月   2022年8月   2022年11月 金額(百万円)   4,920   4,780   5,049   3,817 回次   第15期(2023年11月期) 時点   2023年2月   2023年5月   2023年8月   2023年11月 金額(百万円)   3,655   3,828   4,460   4,040 回次   第16期(2024年11月期) 時点   2024年2月   2024年5月   2024年8月   2024年11月 金額(百万円)   4,460   4,606   4,388   4,309 回次   第17期(2025年11月期) 時点   2025年2月   2025年5月   2025年8月   2025年11月 金額(百万円)   4,173   3,829   4,525   4,450 ④ 太陽光発電ファンド運用 当社グループでは、太陽光発電の売電を収益源とした太陽光発電ファンドを運用しております。グループ会社の㈱ファンドクリエーションが、アセットマネージャーとしてファンドの適正な運用を行っております。 当社グループが、アセットマネジメント契約を締結している特別目的会社(SPC)等の取得資産の合計額(受託資産残高)は以下のとおりです。 回次   第13期(2021年11月期) 時点   2021年2月   2021年5月   2021年8月   2021年11月 金額(百万円)   5,840   5,840   5,840   5,840 回次   第14期(2022年11月期) 時点   2022年2月   2022年5月   2022年8月   2022年11月 金額(百万円)   5,840   5,840   5,840   5,840 回次   第15期(2023年11月期) 時点   2023年2月   2023年5月   2023年8月   2023年11月 金額(百万円)   5,840   5,840   5,840   5,840 回次   第16期(2024年11月期) 時点   2024年2月   2024年5月   2024年8月   2024年11月 金額(百万円)   5,840   5,840   5,840   5,840 回次   第17期(2025年11月期) 時点   2025年2月   2025年5月   2025年8月   2025年11月 金額(百万円)   5,840   5,840   5,840   5,840 ⑤ 車両ファンド運用 当社グループでは、車両リースバック事業のリース料売上等を収益源とした車両ファンドを運用しております。グループ会社の㈱ファンドクリエーションが、アセットマネージャーとしてファンドの適正な運用を行っております。 当社グループが、アセットマネジメント契約を締結している特別目的会社(SPC)等の取得資産の合計額(受託資産残高)は以下のとおりです。 回次   第14期(2022年11月期) 時点   2022年2月   2022年5月   2022年8月   2022年11月 金額(百万円)   ―   ―   ―   330 回次   第15期(2023年11月期) 時点   2023年2月   2023年5月   2023年8月   2023年11月 金額(百万円)   515   1,017   1,597   1,952 回次   第16期(2024年11月期) 時点   2024年2月   2024年5月   2024年8月   2024年11月 金額(百万円)   2,172   2,552   2,652   3,147 回次   第17期(2025年11月期) 時点   2025年2月   2025年5月   2025年8月   2025年11月 金額(百万円)   3,217   3,717   3,957   4,282 ⑥ その他事業型ファンド運用 当社グループでは、民泊等宿泊事業の宿泊売上等を収益源とした事業型ファンドを運用しております。グループ会社の㈱ファンドクリエーションが、アセットマネージャーとしてファンドの適正な運用を行っております。 当社グループが、アセットマネジメント契約を締結している特別目的会社(SPC)等の取得資産の合計額(受託資産残高)は以下のとおりです。 回次   第13期(2021年11月期) 時点   2021年2月   2021年5月   2021年8月   2021年11月 金額(百万円)   180   450   450   450 回次   第14期(2022年11月期) 時点   2022年2月   2022年5月   2022年8月   2022年11月 金額(百万円)   450   450   450   450 回次   第15期(2023年11月期) 時点   2023年2月   2023年5月   2023年8月   2023年11月 金額(百万円)   450   450   450   450 回次   第16期(2024年11月期) 時点   2024年2月   2024年5月   2024年8月   2024年11月 金額(百万円)   450   450   450   450 回次   第17期(2025年11月期) 時点   2025年2月   2025年5月   2025年8月   2025年11月 金額(百万円)   450   450   450   450 ⑦ アセットマネジメント事業における売上高(営業収益)の内訳 アセットマネジメント事業における主な売上高(営業収益)は、以下のとおりであります。それぞれのファンドのスキームによって得られる収益の構成、料率が異なっております。 報酬名   報酬の内容 管理報酬   外国投資信託の管理・運用業務に関する報酬で、ファンド毎に一定の料率が定められています。 アクイジションフィー   特別目的会社(SPC)等が不動産等を取得する際に当社がSPCに提供する役務にかかる報酬です。対象不動産等の取得価額に一定料率を乗じた金額で、アセットマネジメント契約に基づき発生します。 ディスポジションフィー   特別目的会社(SPC)等が不動産等を売却する際に当社がSPCに提供する役務にかかる報酬です。対象不動産等の売却価額に一定料率を乗じた金額で、アセットマネジメント契約に基づき発生します。 アセットマネジメントフィー   特別目的会社(SPC)等が所有する不動産等の管理・保全に関する報酬です。特別目的会社(SPC)等の保有資産額に一定料率を乗じた金額で、アセットマネジメント契約に基づき発生します。 ⑧ ファンド 当社グループが管理・運用を行う主なファンドの概要は以下のとおりです。 不動産ファンド ファンド名   主な投資対象   設定   特徴 FCファンド-レジット不動産証券投資信託     日本の居住系不動産等を収益源とする社債等    2003年11月    1.日本の不動産を収益源とする、公募の円建て契約型外国投資信託。2.原則として、不動産収益の総額から費用の総額を差し引いた額を毎月分配する。3.東京都心のレジデンシャル物件を含む居住系賃貸物件等の不動産を主な収益の源泉とした社債等に投資する。4.ブラジルレアルクラスと豪ドルクラスでは、為替ヘッジプレミアムと為替差益の獲得が期待される。 フォレシティ門前仲町任意組合    レジデンシャル物件    2015年4月     東京都心部のレジデンシャル物件を投資対象とした任意組合型のファンド。安定・高入居率をもととした収益の確保を目指す。 フォレシティ肥後橋任意組合    レジデンシャル物件    2015年10月     大阪中心部のレジデンシャル物件を投資対象とした任意組合型のファンド。安定・高入居率をもととした収益の確保を目指す。 FC FUNDING(不動産クラウドファンディング)   不動産物件    2023年4月     不動産特定共同事業法に基づき、クラウドファンディングの形態で投資妙味のある物件に投資し、収益の確保を目指す。 証券ファンド ファンド名   主な投資対象   設定   特徴 フェイム-アイザワトラスト ベトナムファンド     外国上場株式     2006年9月      1.ホーチミン・ハノイ証券取引所上場株式及びベトナム国内の店頭登録株式等に投資し、長期的なキャピタルゲインを追求する。2.ベトナム国外の取引所に上場しているベトナム関連企業が発行する株式及び株式関連証券にも投資する。 FCベンチャー企業投資任意組合   国内未上場株式   2022年8月   1.主に日本の未上場ベンチャー企業の株式に投資する任意組合型ファンド。投資銘柄毎にファンドの組成を行う。成長が見込まれるベンチャー企業に投資することで、キャピタルゲインを獲得することを目的とする。2.1号、2号は2022年8月に、3号は2022年9月に、5号は2022年12月に、6号は2023年7月に設定。 太陽光発電ファンド ファンド名   主な投資対象   設定   特徴 福岡川崎ソーラーファンド 福岡川崎ソーラー事業匿名組合    太陽光発電設備等    2014年3月     再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、ファンドが保有する太陽光発電所により発電された電気を20年間に渡り固定価格(40円/kWh(税抜))で電力会社に売電し、長期安定収益の確保を目指す。 福岡田川ソーラーファンド 福岡田川ソーラー事業匿名組合    太陽光発電設備等     2014年10月      再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、ファンドが保有する太陽光発電所により発電された電気を20年間に渡り固定価格(36円/kWh(税抜))で電力会社に売電し、長期安定収益の確保を目指す。 三重芸濃ソーラーファンド 三重芸濃ソーラー事業匿名組合    太陽光発電設備等     2015年2月      再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、ファンドが保有する太陽光発電所により発電された電気を20年間に渡り固定価格(36円/kWh(税抜))で電力会社に売電し、長期安定収益の確保を目指す。 栃木益子ソーラーファンド 栃木益子ソーラー事業匿名組合    太陽光発電設備等     2015年3月      再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、ファンドが保有する太陽光発電所により発電された電気を20年間に渡り固定価格(36円/kWh(税抜))で電力会社に売電し、長期安定収益の確保を目指す。 熊本明徳ソーラーファンド 熊本明徳ソーラー事業匿名組合    太陽光発電設備等     2015年3月      再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、ファンドが保有する太陽光発電所により発電された電気を20年間に渡り固定価格(36円/kWh(税抜))で電力会社に売電し、長期安定収益の確保を目指す。 福岡豊前ソーラーファンド 福岡豊前ソーラー事業匿名組合    太陽光発電設備等     2015年12月      再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、ファンドが保有する太陽光発電所により発電された電気を20年間に渡り固定価格(36円/kWh(税抜))で電力会社に売電し、長期安定収益の確保を目指す。 福島二本松ソーラーファンド 福島二本松ソーラー事業匿名 組合    太陽光発電設備等    2016年3月     再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、ファンドが保有する太陽光発電所により発電された電気を20年間に渡り固定価格(40円/kWh(税抜))で電力会社に売電し、長期安定収益の確保を目指す。 和歌山新宮ソーラーファンド 和歌山新宮ソーラー事業匿名 組合    太陽光発電設備等     2016年3月     再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、ファンドが保有する太陽光発電所により発電された電気を20年間に渡り固定価格(36円/kWh(税抜))で電力会社に売電し、長期安定収益の確保を目指す。 栃木那須烏山ソーラーファンド栃木那須烏山ソーラー事業匿名組合    太陽光発電設備等     2017年3月     再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、ファンドが保有する太陽光発電所により発電された電気を20年間に渡り固定価格(36円/kWh(税抜))で電力会社に売電し、長期安定収益の確保を目指す。 車両ファンド ファンド名   主な投資対象   設定   特徴 FC車両ファンド1号   車両   2022年9月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド2号   車両   2022年12月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド3号   車両   2023年3月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド4号   車両   2023年5月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド5号   車両   2023年8月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド6号   車両   2023年11月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンドL-1号   車両   2024年3月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド7号   車両   2024年5月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド8号   車両   2024年8月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド9号   車両   2024年11月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド10号   車両   2025年2月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド11号   車両   2025年4月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド12号   車両   2025年7月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 FC車両ファンド13号   車両   2025年10月   トラック等の車両のリース事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。運送事業者等から得られるリース料収入等により、安定的な収益の確保を目指す。 その他事業型ファンド ファンド名   主な投資対象   設定   特徴 民泊等宿泊事業ファンド1号   民泊等宿泊事業   2018年6月   東京を中心とした民泊等宿泊事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。民泊等宿泊事業から得られる宿泊売上等により安定的な収益の確保を目指す。 FC事業ファンド1号   住宅宿泊及びマンスリーマンション事業   2020年11月   東京を中心とした住宅宿泊及びマンスリーマンション事業を投資対象とした匿名組合型ファンド。民泊等宿泊事業から得られる宿泊売上等により安定的な収益の確保を目指す。 (2) インベストメントバンク事業 インベストメントバンク事業においては、不動産投資を行う不動産投資等部門、太陽光発電設備投資を行う太陽光発電投資等部門、トラック等の車両投資を行う車両等投資部門と、株式等の証券への投資や金融商品仲介業を行う証券投資等部門があります。 ① 不動産投資等部門 不動産投資等部門においては、事前に立地や採算性、収支計画、出口戦略等を詳細に検討した上で、国内外の不動産等の取得を行います。不動産等の取得にあたっては、自己勘定で行う場合と投資対象不動産等を所有する特別目的会社(SPC)等に対する匿名組合出資を行う場合があり、当社グループの財務状況や出資によるリスク等を総合的に勘案した上で決定しております。取得した物件は、リースアップやデベロップメント等によりバリューアップを行った後、国内外のファンドや投資家等に譲渡することで売却益を得ております。 ② 太陽光発電投資等部門 太陽光発電投資等部門においては、当社グループの不動産ビジネスで培ったノウハウ、交渉力、アレンジ力により優良案件の発掘を行い、太陽光発電設備等に投資を行います。当社グループの持つファンドに関するノウハウや金融技術、当社内外の専門的な会計・税務・法務知識を駆使し、投資家のニーズを汲み上げたファンドを提供し、また、ファンドを通じて、再生可能エネルギーの普及・拡大へ貢献していきます。 ③ 車両投資等部門 車両等投資部門においては、価値が低下しにくく、中古車マーケットが確立しており流動性のある優良な資産となっているトラックを中心とした車両に投資を行います。車両の取得にはリースバックの手法を活用し、財務改善・資金調達のニーズのある運送事業者から取得します。取得した車両は、車両を活用したファンドを運営する特別目的会社(SPC)に売却します。運送会社は、売却した車両をリースバックにより引き続き利用できるため、事業を継続しながら財務体質の改善を図ることができます。 ④ 証券投資等部門 証券投資等部門においては、「中堅上場企業、優良未上場企業をターゲットとした、高度な金融ソリューションの提供」を事業コンセプトに上場企業、未上場企業に対し金融ソリューションを提供し、その対価として、株式、新株予約権への投資機会及びコンサルティングフィー等を得ております。また、㈱FCインベストメント・アドバイザーズでは、アイザワ証券㈱からの委託を受けて金融商品仲介業務を行っており、上場株式等有価証券の売買の媒介及び当社グループにおいて組成した投資信託の募集の取扱い等を行い、取次ぎ実績に応じて仲介手数料が計上されております。金融商品仲介業においては、金融法人、事業法人、その他法人及び富裕層を顧客としております。
経営方針・対処すべき課題1,870字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループの事業は、ファンド組成・管理・運用を行うアセットマネジメント事業及び不動産物件への投資、太陽光発電設備等への投資、車両等への投資、有価証券の売買、上場企業・未上場企業への投資、金融商品仲介業務等を行うインベストメントバンク事業から構成されております。これらの事業を通じて、当社グループは顧客ニーズを汲み上げ、既存の金融商品に縛られない新しいアセットや事業機会といった投資対象を、社内外に有する金融・法務・税務・会計等のノウハウを活用して商品化し、顧客に提供してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、アセットマネジメント事業におけるファンド運用資産残高及び不動産、太陽光発電設備、車両等の受託資産残高の積み上げを重要な経営指標のひとつとして位置付けております。2025年11月期における当社グループのファンド運用資産残高は233億円、不動産等の受託資産残高は207億円となっており、不動産等の受託資産残高のうち、太陽光発電設備等が58億円、車両等が42億円であります。今後は多様な投資アセットを対象とした新規ファンドを開発・組成すること等により、これらの残高を拡大することでアセットマネジメント事業からの安定的な収益を確保し、経営基盤の強化に努める方針です。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループは、アセットマネジメント事業とインベストメント事業の推進及び両事業のシナジーを図ることにより、株主、投資家、顧客をはじめとするステークホルダーの方々に必要とされる企業として、永続的に成長していくことを目指しております。 これを実現するため、当社グループが取り組む事項は下記の通りです。 ① ファンド運用資産残高等の拡大と新規事業による収益基盤の構築 当社グループは、アセットマネジメント業務における様々な経験・実績を活かして、不動産等受託資産残高の拡大と新規ファンドの受託により安定収益を積み上げ、アセットマネジメント事業の収益基盤の拡充に取り組んでまいります。また、太陽光発電ファンド事業においては、引き続き優良案件の開発・発掘を行っていくほか、車両ファンド事業においても、運用資産残高の更なる拡大に注力してまいります。加えて、新たな投資アセットを対象としたファンドの開発・組成を行うことにより、より強固な収益基盤の構築を行ってまいります。 ② 事業基盤の拡充 当社グループは、既存事業を拡大するとともに、新たな市場の開拓に向けて事業ポートフォリオを充実させ、事業基盤をより強固なものへと拡充していくことに取り組んでおります。既存事業による安定的な収益を確保しつつ、シナジー効果やリスク分散効果を狙いながら複数の新規事業に積極的に投資することやM&A等を実施することにより、事業基盤の拡充に努めてまいります。 ③ 金融機関との関係強化について 当社グループは、これまで取引金融機関とは良好な関係を構築してまいりました。今後も、不動産投資や太陽光発電の設備開発、新たな事業展開等を積極的に進めていく上で、資金需要の増加が見込まれるため、機敏な資金調達が行えるように取引金融機関の新規開拓に加え、取引金融機関とより強固な関係を築いていく方針であります。 ④ 提携先との関係強化について 当社グループは、これまでに証券会社や金融機関、税理士法人グループと良好な関係を築き、営業力の強化に努めてまいりました。今後は、提携先との更なる連携を進め、富裕層や優良未上場企業などを対象とした販売ルートの拡大と販売力の向上を目指してまいります。また、投資対象となる案件や商材の発掘・仕入れにおいても、提携先との関係を一層強化し、より効果的な戦略を展開してまいります。 ⑤ 人材の確保・育成について 当社グループは、2025年11月30日現在、役職員38名(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、派遣社員を含む。社外取締役を含む)と少人数である一方で、各人が営む業務は、いずれも専門的知識と多くの経験を必要としており、それらのスキルを持つ人材の確保・育成が当社グループの経営上の重要な課題であります。今後の業容の拡大に向けて、専門性の高い人材の確保に努めるとともに、定期的な新卒の採用による若手人材の育成にも努めていく方針であります。
事業等のリスク10,569字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業リスク要因となる可能性が考えられる主な事項を記載しております。 また、当社グループとして、必ずしも事業上のリスクとして考えていない事項につきましても、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。なお、文中に記載している将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 当社グループを取り巻く経営環境について イ.外部環境の変化について 当社グループの事業は、金利動向、不動産市況の変動及び法改正等、経済情勢等の外部環境の影響を強く受ける面があり、また、当社グループが組成する金融商品への投資家ニーズが継続する保証はありません。今後の経済情勢や外部環境あるいは投資家ニーズの変化に対して、当社グループが十分に対応できなかった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性は相応にあるものと認識しております。 当社グループでは、金利動向、不動産市況の変動及び法改正等、経済情勢等の影響により、当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。また、投資家の資金運用ニーズは多様化し続けていくものと認識しております。 当社グループといたしましては、それら外部環境の変化や多様化する投資家のニーズの変化に対応するため、今後も変化に対応した新たなファンド等を開発していくことにより、当該リスクの低減に取り組んでいく方針であります。 ロ.競合について 当社グループは、様々なアセットを投資対象とする投資信託等を組成し管理・運用するアセットマネジメント 事業及び自己の勘定によって不動産、太陽光発電設備や企業等に投資するインベストメントバンク事業を展開しております。それぞれの事業について、以下の事項が想定されます。 a.アセットマネジメント事業について 当社グループが行うアセットマネジメント事業においては、大手銀行や金融商品取引業者を中核とした金融グループに属するアセットマネジメント会社や、不動産等の特定の業務に特化したブティック型(専門型)のアセットマネジメント会社等が競合相手として挙げられます。また、当業界では、金融技術の発展や法改正を含む業界環境の変化のスピードが速く、環境変化等に対する速やかな対応ができない場合には、当社グループの商品開発力等が他社に比べ劣後することにより、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性は相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、当社グループは比較的小規模であり、それぞれ特色あるファンドに限定して取り組むとともに、必要に応じた人材の確保あるいは外部の専門家の活用によって、投資家のニーズに対応していく点に特色があるものと認識しており、そうした特色を活かした事業活動を今後も継続することで当該リスクの低減に取り組んでまいります。 b.インベストメントバンク事業について 当社グループが行うインベストメントバンク事業は、不動産、太陽光発電設備、車両等への投資や開発、株式等の有価証券への投資が主な内容であり、競合・新規参入等が増加し、案件の獲得競争が激化した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当該リスクに対しましては、当社グループは、創業以来グループ各社が培ってきたソーシング力を活かして独自の案件を発掘してきた点に特色があるものと認識しており、そうした特色を活かした事業活動を今後も継続することで、当該リスクの低減に取り組んでまいります。 ② 当社グループの事業特有のリスクについて イ.アセットマネジメント事業 a.不動産ファンドへの依存について 現状のアセットマネジメント事業における売上高は不動産ファンドに大きく依存しており、不動産市場が急激に変動した場合や、当社グループに悪影響を及ぼす市場動向が起こった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性は相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、これまでも「投資家のニーズに立脚した魅力的なファンドの開発」を事業コンセプトに、新しい投資対象、新しい事業機会を発掘し、金融技術や社内外のプロフェッショナルな人材及びノウハウを活用し、様々なファンドを投資家に提供しております。アセットマネジメント事業においては、特定の投資対象に限定せず、投資家のニーズに合った新たな金融商品の開発に取り組んでおります。これまでも国内外の不動産、太陽光発電設備、運送用トラック等の車両、上場株式及び未上場株式等を投資対象とするファンドを組成し管理・運用を行ってまいりましたが、当該リスクに対しましては、今後も投資対象を幅広く選定し、特定の市場動向から受ける影響を低く抑えていく方針であります。 b.アイザワ証券㈱との取引関係について 当社グループが管理・運用する各ファンドについては、アイザワ証券㈱の募集によるものが一定の割合を占めております。何らかの理由により同社の当社グループとの関係に関する方針が変更され、同社との取引が減少した場合、あるいは同社との取引関係が継続できなくなった場合には、当社グループの事業活動及び経営成績に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、今後、さらなる新規の販路の拡大に努める一方で、引き続き同社との関係の緊密化も図ってまいることで、当該リスクの低減に取り組んでまいります。 c.特定のファンドへの依存について 当社グループでは、2025年11月期における「レジット」から派生的に発生する報酬等のアセットマネジメント事業に占める割合は27.89%となっており、不動産市場や経済動向等の何らかの理由により「レジット」から発生する報酬等が減少した場合、当社グループにおけるアセットマネジメント事業の経営成績に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、多様なアセットを投資対象とした新たなファンドの組成等により収益源を分散化し、「レジット」から発生する報酬等のアセットマネジメント事業全体の収益に占める割合を低減することで、当該リスクの低減に努めてまいります。 d.一時的な収益への依存について 当社グループの主力商品である「レジット」から派生的に発生する報酬等には、アクイジションフィー、ディスポジションフィー等が含まれます。アクイジションフィー、ディスポジションフィー等は不動産等を所有する特別目的会社(SPC)等が不動産等を取得又は売却する際に発生する一時的な報酬であり、継続的には発生いたしません。従って、各SPC等による不動産等の取得や売却が発生しなかった場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、多様なアセットを投資対象とした新たなファンドの組成等により、ファンド運用資産残高、不動産等受託資産残高を積み上げ安定的なアセットマネジメントフィーを増加させることにより、一時的な収益の比率と影響度を抑え、当該リスクの低減に努めてまいります。 ロ.インベストメントバンク事業 a.不動産投資等部門について 不動産投資等部門での不動産等への投資を行う場合においては、当該投資物件における権利、地盤、地質、構造等に関して欠陥・契約不適合等のリスクがある場合や、不動産市況の変化、地震等の不可抗力を起因として期待通りのリターンを得られない場合、投資資金が回収できなかった場合、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが行う不動産開発においては、設計会社、建設会社等の一定の技術を有する第三者と協業して業務を行うため、当社グループの役員及び使用人が直接業務を行う場合を除き、開発コスト上昇や工事の不備、工期遅れなど外的要因の影響を受けることにより、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、不動産等への投資を行う場合には、主に匿名組合出資を通じて投資を行うことによりリスクを出資額に限定し、また、不動産開発においては管理会社と契約することにより開発コストや工期管理を行うなど、当該リスクの低減に努めております。 b.太陽光発電投資等部門について 太陽光発電投資等部門においては、政府による再生可能エネルギー法及び関連法制度等の法的規制を受けていることから、政府の諸事情によりこれらの法制度が変更され、固定買取価格制度等が変更された場合、当社グループが管理するファンドの組成・運営に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、各種法規制について常に最新情報を取得・検討し、当社グループが管理するファンドの組成・運営への影響への評価を行い対処することにより、当該リスクの低減に努めております。 c.車両投資等部門について 車両等部門においては、主に運送用の中古トラックを、資金需要のある中小運送事業者から買い取り、継続利用してもらうことによりリース料収入を得るリースバックを行っていることから、運送業の事業環境や政府の法制度が変更される等の諸事情により、買い取り需要の減少やリースバックを行えなくなった場合、当社グループが管理するファンドの組成・運営に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、運送業界の事業環境や各種法規制について常に最新情報を取得・検討するとともに、運送用トラック以外の車両等、投資対象の範囲拡大を検討するなど、ファンドの組成・運営への影響への評価を行い対処することにより、当該リスクの低減に努めております。 d.証券投資等部門について 証券投資等部門においては、「中堅上場企業、優良未上場企業をターゲットとした高度な金融ソリューションの提供」を事業コンセプトに、上場企業、未上場企業等に対する投資を行っております。しかしながら、中堅上場企業については当該企業の業績や株式市場の動向等によって当該企業の株価が下落した場合、また、未上場企業については株式上場準備が計画どおり進展しなかった場合あるいは上場時の株価が投資時に想定した株価を大きく下回る場合、当社グループが想定したリターンを得られないことにより、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、投資先企業の業績や株式市場の動向について常に最新情報を取得・検討するとともに、投資先企業に対しては資金面に限らない各種ソリューションを提供し、投資先企業の成長を図ることにより、当該リスクの低減に努めております。 e.金融商品仲介業について 当社グループが行う金融商品仲介業は、多くの機関投資家及び個人投資家とのコネクションを活かし、それら機関投資家及び個人投資家を直接顧客として有価証券の売買の仲介等を行うものであります。このように、直接顧客と接することから、法令の遵守に特に留意する必要があり、不測の事態により法令を遵守できなかった場合には、他の事業を含めて当社グループ全体の信用を損ない、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループでは、グループの役職員を対象に定期的なコンプライアンス研修を実施しており、法令順守・コンプライアンスを徹底することにより、当該リスクの低減に努めております。 ③ 新規事業の開発等について 当社グループでは、今後も引き続き、積極的に新規事業の開発、既存事業の拡大に取り組んでまいりますが、これらの開発等に係る各種の進捗の遅れや当社グループのコントロールの及ばない法的規制、市場環境の変化等によって新規事業の展開が計画どおりに進まない場合には投資を回収できず、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、各種法規制や市場環境の変化について最新情報を取得・検討し、当社グループが計画する新規事業へ与える影響を評価するとともに、新規事業の開発・展開に当たっては必要に応じて適切に計画を修正していくことにより、当該リスクの低減に努めております。 ④ 法的規制について 当社グループの主要事業であるアセットマネジメント事業及びインベストメントバンク事業は、各種の法令や業界団体による自主規制ルールによる規制を受けております。また、当社グループや投資先等が海外に存在する場合は、それぞれの国又は地域での法令及び規制を遵守する必要があります。 以下の法的規制は、当社グループの業務を規制し、また、現在は直接規制の対象となっていなくとも、今後の法改正や当社グループの業務範囲の拡大等によっては、新たに法的規制の根拠となる可能性があります。将来における法律、規則、政策、実務慣行、法改正及びその他の政策の変更による影響(種類・内容・程度等)を予測することは困難であり、当社がコントロールしうるものではありません。当社グループは現時点の規制に従って業務を遂行しておりますが、そうした改正、変更等が有った場合には、当社グループの業務運営や経営成績等に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 現時点で想定される主な法的規制には、以下のものが挙げられます。 「金融商品取引法」「資産の流動化に関する法律」「不動産特定共同事業法」「金融商品の販売等に関する法律」 「投資信託及び投資法人に関する法律」「信託業法」「宅地建物取引業法」「建築基準法」「都市計画法」 「貸金業法」「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」 当社グループが取得している主な許可・認可・登録は以下のとおりであり、これらの各種許認可等の取消事由等に該当する何らかの問題が生じた場合には、業務停止命令や許認可等の取消処分を受ける可能性があります。 当社グループといたしましては、グループの役職員を対象に定期的なコンプライアンス研修を実施し、法令順守・コンプライアンスを徹底し、各種許認可等の取消事由の発生を未然に防止することにより、当該リスクの低減に努めております。 許認可等の名称   会社名   許認可(登録)番号   有効期間 宅地建物取引業免許   ㈱ファンドクリエーション   東京都知事(5)第83523号   2024.9.4~ 2029.9.3 ファンドクリエーション・アール・エム㈱   東京都知事(4)第88602号   2022.12.15~ 2027.12.14 ㈱ヘラクレス・プロパティー   東京都知事(4)第86401号   2021.9.2~ 2026.9.1 金融商品取引業登録(第二種金融商品取引業、投資助言・代理業)   ㈱ファンドクリエーション   関東財務局長(金商)第998号   ― 投資運用業登録   ファンドクリエーション・アール・エム㈱   関東財務局長(金商)第1867号   ― 総合不動産投資顧問業登録   ファンドクリエーション・アール・エム㈱   国土交通省総合 第44号   2023.1.22~2028.1.21 金融商品仲介業登録   ㈱FCインベストメント・アドバイザーズ   関東財務局長(金仲)第38号   ― 貸金業法登録    ㈱ファンドクリエーション   東京都知事(7)第29293号   2023.4.27~ 2026.4.27 不動産特定共同事業許可   ㈱ファンドクリエーション   東京都知事第104号   ― ⑤ 当社グループの業績推移等について 当社グループにおけるインベストメントバンク事業は、保有不動産の販売の有無により、売上高の構成内容、構成比率、利益率が大きく変動します。したがって、過年度の財政状態や経営成績は、今後の当社グループの業績を判断するのに不十分な面があります。 最近の連結業績等の推移は下表のとおりであり、また、セグメントの売上高及び営業利益については、「第5 経理の状況 1. 連結財務諸表等」の「注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 2021年11月期   2022年11月期   2023年11月期   2024年11月期   2025年11月期 (連結) 売上高 (百万円)   2,195   1,686   4,136   5,669   5,842 経常利益 (百万円)   201   272   299   341   501 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円)   152   227   183   200   327 純資産額 (百万円)   2,497   2,662   2,844   3,054   3,311 総資産額 (百万円)   3,276   4,584   5,670   5,806   7,315 (単体) 営業収益 (百万円)   168   156   190   184   226 経常利益 (百万円)   28   13   17   28   82 当期純利益 (百万円)   45   56   48   55   93 純資産額 (百万円)   2,185   2,202   2,214   2,232   2,289 総資産額 (百万円)   2,698   2,577   2,911   2,653   3,022 ⑥ 棚卸資産の評価について 当社グループでは、棚卸資産の時価が取得原価を下回る場合には、「棚卸資産の評価に関する会計基準」に則り評価損を計上することとしております。今後、市場環境の悪化などにより、棚卸資産の時価が大きく下落した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、適宜市場環境の変化を注視し適切な対処に努めるとともに、会計基準に則した適切な財務諸表の作成と開示に努めてまいります。 ⑦ 連結の範囲決定に関する事項について 当社グループは、従来より各特定目的会社(SPC)及びファンド等の連結範囲については「連結財務諸表における子会社及び関連会社の範囲の決定に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第22号)、「一定の特別目的会社に係る開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第15号)、「投資事業組合に対する支配力基準及び影響力基準の適用に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第20号)等の基準及び取扱い等に従い、各特定目的会社(SPC)及びファンド等の契約内容やスキームを踏まえ、個別に支配力及び影響力を検討した上で決定しております。今後、これらの基準及び取扱い等の改正や新たな会計基準の制定、実務指針等の公表により、当社が採用している連結範囲の決定方針と大きく異なる会計慣行が確立された場合には、当社の連結範囲の決定方針に大きな変更が生じ、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、会計基準や実務指針等について常に最新情報を取得・検討し、当社グループの業績及び財政状態への影響を評価するとともに、会計基準や実務指針等に則した適切な財務諸表の作成と開示に努めてまいります。 ⑧ 当社グループの事業体制について イ.小規模組織であることについて 当社グループは、2025年11月30日現在、従業員23名(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、派遣社員含む)と少人数であり、内部管理体制も当該組織規模に応じたものとなっております。今後も、事業規模に適合した組織的な内部管理体制の充実を図る方針ではありますが、必要となる人員が想定どおりに確保できず社内管理体制の充実が円滑に進まなかった場合には、当社グループの事業活動及び経営成績に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、少人数体制での効率的な業務運営を図っております。また、定期的な新卒採用と必要に応じて専門知識を有する人材の適宜採用及び新卒・中途入社の人材への継続した教育・育成により、当該リスクの低減に努めております。 ロ.特定の人物への依存リスクについて 当社グループは、代表取締役社長田島克洋が2002年12月に当社子会社である㈱ファンドクリエーションを創業し、現在まで当社グループの経営に携わり業容を拡大させてまいりました。現在も、同氏は顧客獲得のためのマーケティングや商品開発等に深く関与し、また、経営トップとして当社グループを統轄しております。現時点においては、何らかの理由により同氏が退職もしくは業務遂行が困難になる事態が生じた場合、当社グループの事業活動及び経営成績に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、これまでも経営体制の強化を図り、同氏への過度な依存を改善すべく体制整備を進めてまいりましたが、今後についても体制整備を推進し、当該リスクの低減に努めてまいります。 ⑨ 人材の確保・育成について 当社グループが営む業務は、いずれも専門的知識と多くの経験を必要としており、それらのスキルを持つ人材の確保・育成が当社グループの経営上の重要な課題であると認識しております。しかしながら、想定どおり人材の確保・育成が進まなかった場合には、当社グループの今後の事業の拡大に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。また、人材の確保・育成が順調に行われた場合でも、採用費、人件費等のコスト負担が増加する場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、定期的な新卒採用と必要に応じて専門知識を有する人材の適宜採用及び新卒・中途入社の人材への継続した教育・育成により、当該リスクの低減に努めております。また、コスト負担の増加については、当社グループの業務運営に必要な適切な人員数を把握し適切な人員配置を行うこと、それにより業務運営の効率化を図ることにより、当該リスクの低減に努めてまいります。 ⑩ 事業資金の資金調達について 当社グループは、事業資金は主に金融機関からの借入金によっております。今後、何らかの理由により借入条件に抵触、または制限が付与されるなどにより新規の調達等が計画どおり実施できなかった場合、あるいは金融情勢等の変化により金利水準が大きく上昇した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループといたしましては、これまでと同様に取引金融機関とは良好な関係を維持することにより、また、同時に事業資金の調達先の多様化を図ることにより、当該リスクの低減に努めてまいります。 ⑪ コンプライアンスの徹底について 当社グループが営む業務には、様々な法的規制や業界団体による自主規制ルールがあり、これらを企業として遵守することのみならず、役職員一人一人に高いモラルが求められているものと考えております。役職員による不祥事等が発生した場合、当社グループに対するイメージ、レピュテーション(評判・風評)が失墜し、当社グループの事業活動及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループでは、役職員に対する定期的なコンプライアンス研修等を通じてコンプライアンスの徹底を図っており、当該リスクの低減に努めております。 ⑫ 個人情報保護について 当社グループは業務上、投資家や当社グループにおいてアセットマネジメントを行う物件の入居者の個人情報を保有しております。不測の事態により個人情報の漏洩等があった場合には、当社グループへの損害賠償の請求や信用及びレピュテーションが低下し、事業活動及び経営成績等に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループでは、内部の情報管理体制の整備等により個人情報保護に注力するほか、役職員に対する定期的なコンプライアンス研修等を通じてコンプライアンスの徹底を図っており、当該リスクの低減に努めております。 ⑬ 不測の事故、災害の発生及び感染症に関するリスクについて 当社及び当社グループ会社の多くは同一建物内に所在しており、当該建物に不測の事故や災害、通信障害等が発生した場合、あるいは広域にわたる自然災害、情報・通信システム、電力供給等のインフラストラクチャーの障害が発生した場合には、当社グループの事業活動及び経営成績に影響を及ぼす可能性が相応にあるものと認識しております。 当社グループでは、不測の事故、災害の発生時を想定した危機管理規程、リスク管理規程等を策定し、不測の事態が生じた際の対処について定めるとともに、各グループの役職員に周知徹底することにより、当該リスクの低減に努めております。 ⑭ 訴訟等に関するリスクについて 当社グループは、国内外の事業に関して、訴訟、紛争、その他の法的手続きの対象となるリスクがあります。有価証券報告書の提出日現在において、当社グループの事業に重要な影響を及ぼす訴訟は提起されておりませんが、将来、重大な訴訟等が提起された場合には、その内容や結果等によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) (1) 経営成績に関する分析 当連結会計年度(2024年12月1日~2025年11月30日)における我が国経済は、企業収益の回復による設備投資の増加や、賃金上昇に伴う個人消費の回復、訪日外国人によるインバウンド消費の拡大等により、全体として景気は緩やかな回復基調を維持しています。一方で、円安による物価の上昇や、米国の通商政策の動向など、経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループの主要事業が属する不動産業界では、引き続き国内外投資家の物件取得意欲は高い状況にあり、活発な物件の売買が行われております。また、エリアやアセットクラスによってニーズの差が強まっており、取得価格と収益性のバランスの見極めが必要な状況となっております。 太陽光発電業界におきましては、投資商品としての需要に加え、カーボンニュートラルの実現に取り組む企業からの投資ニーズも高まっております。再生可能エネルギー普及促進に対する政府方針の後押しもあり、今後も市場の拡大が期待されております。 運送業界では、人件費や燃料費が上昇する中で、中小の物流事業者の財務改善、資金調達のニーズは高く、当社グループが展開するトラックのリースバック需要は高まっております。 こうした状況の下、アセットマネジメント事業においては、引き続きファンド運用資産残高、不動産等受託資産残高の増加に向けて、新たに投資家ニーズに適合した魅力的な商品開発を進めております。当期においては運送事業用トラックを投資対象とするファンド「FC車両ファンド」を新たに4本組成し、運用資産残高が1,135百万円増加いたしました。 インベストメントバンク事業においては、当期において国内外の不動産を取得、売却し、収益計上いたしました。車両リース事業においては、運送事業者からのトラックの取得に注力し、当期において1,159百万円のリースバック車両を取得いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高5,842百万円(前期比3.1%増)、営業利益581百万円(前期比33.8%増)、経常利益501百万円(前期比47.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益327百万円(前期比63.4%増)となりました。 セグメント別の業績は以下の通りであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を除いた売上高で表示しております。 <アセットマネジメント事業> 当連結会計年度末において、当社グループが運用するファンド運用資産残高は233億円(一部円換算US$1.00=156.63円)、当社グループがアセットマネジメント業務を受託している不動産等の受託資産残高は207億円となりました。 不動産ファンドにつきましては、アセットマネジメントフィー及びファンド管理報酬等を計上いたしました。証券ファンドにつきましては、外国投資信託の管理報酬等を計上いたしました。また、事業型ファンド及び車両ファンドにつきましてもアセットマネジメントフィー等を計上いたしました。 この結果、アセットマネジメント事業は、売上高919百万円(前期比4.3%増)、営業利益384百万円(前期比7.7%増)となりました。 <インベストメントバンク事業> 不動産投資事業では、国内外の不動産の売却、保有不動産からの賃料収入を計上いたしました。また、車両リース事業においては、車両の売却、リース収入を計上しました。この結果、インベストメントバンク事業は、売上高4,922百万円(前期比2.8%増)、営業利益531百万円(前期比29.6%増)となりました。 (2) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ120百万円減少し、1,717百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により使用した資金は、646百万円となりました。売上債権479百万円の増加による資金減少等が主な要因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、643百万円となりました。固定資産の取得により521百万円使用したこと等が資金減少の主な要因であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により増加した資金は、1,167百万円となりました。短期借入金の純増加額560百万円及び長期借入れによる収入1,660百万円等による資金の増加、長期借入金の返済1,229百万円の支出により資金の減少したこと等が主な要因であります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績、仕入実績及び受注実績 グループの提供するサービスは生産・仕入・受注活動を伴わないため、記載を省略しております。 (2) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日)   前年同期比(%) アセットマネジメント事業(百万円)   919   104.3 インベストメントバンク事業(百万円)   4,922   102.8 合計(百万円)   5,842   103.1 (注) 1.セグメント間の取引は相殺しております。 2.最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2023年12月1日至 2024年11月30日)   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) バルタスロール・プロパティー(同)   832   14.7   -   - ㈱山の音   735   13.0   -   - ㈱日神グループホールディングス   -   -   1,450   24.8 (3) ファンド資産残高の状況 ① 不動産ファンドの運用資産残高 前連結会計年度(自 2023年12月1日至 2024年11月30日)   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日) 2月(百万円)   5月(百万円)   8月(百万円)   11月(百万円)   2月(百万円)   5月(百万円)   8月(百万円)   11月(百万円) レジット (注)1.   6,921   7,066   6,821   7,243   6,938   6,850   6,780   6,975 任意組合型 (注)2.   1,350   1,350   1,350   1,350   1,350   1,350   1,350   1,350 FC FUNDING (注)3.   68   52   52   108   56   56   -   25 合計   8,340   8,468   8,223   8,702   8,345   8,257   8,130   8,350 (注) 1.FCファンド-レジット不動産証券投資信託(「レジット」)は2003年11月に運用を開始しました。2010年11月度より「レジット」クラスC受益証券、2011年11月度より「レジット」ブラジルレアルクラス受益証券及び豪ドルクラス受益証券の運用資産残高を含めております。 2.任意組合型不動産ファンドは2015年4月に運用を開始しました。 3.FC FUNDINGは2023年4月に運用を開始しました。 ② 証券ファンドの運用資産残高 前連結会計年度(自 2023年12月1日至 2024年11月30日)   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日) 2月(百万円)   5月(百万円)   8月(百万円)   11月(百万円)   2月(百万円)   5月(百万円)   8月(百万円)   11月(百万円) ベトナム(注)1.   4,030   4,176   3,958   3,879   3,743   3,399   4,095   4,020 ベンチャー企業投資ファンド(注)2.   430   430   430   430   430   430   430   430 合計   4,460   4,606   4,388   4,309   4,173   3,829   4,525   4,450 (注) 1.FCグローバル ベトナムファンド(「ベトナム」)(旧名称 フェイム-アイザワ トラスト ベトナムファンド)は2006年9月に運用を開始しました。なお、本ファンドは運用資産が米ドル建てで算出されており、下記の月末為替レート(TTM)を使用しております。 2024年2月   2024年5月   2024年8月   2024年11月 150.67円   156.74円   144.80円   150.74円 2025年2月   2025年5月   2025年8月   2025年11月 149.67円   143.87円   146.92円   156.63円 2.FCベンチャー企業投資任意組合1号、2号は2022年8月に、3号は2022年9月に、5号は2022年12月に、6号は2023年7月に運用を開始しました。 ③ 太陽光発電ファンドの運用資産残高 2024年11月期(自 2023年12月1日至 2024年11月30日)   2025年11月期(自 2024年12月1日至 2025年11月30日) 2月(百万円)   5月(百万円)   8月(百万円)   11月(百万円)   2月(百万円)   5月(百万円)   8月(百万円)   11月(百万円) 太陽光発電ファンド 福岡川崎ソーラー   610   610   610   610   610   610   610   610 福岡田川ソーラー   510   510   510   510   510   510   510   510 三重芸濃ソーラー   440   440   440   440   440   440   440   440 栃木益子ソーラー   670   670   670   670   670   670   670   670 熊本明徳ソーラー   600   600   600   600   600   600   600   600 福岡豊前ソーラー   520   520   520   520   520   520   520   520 福島二本松ソーラー   970   970   970   970   970   970   970   970 和歌山新宮ソーラー   920   920   920   920   920   920   920   920 栃木那須烏山ソーラー   600   600   600   600   600   600   600   600 合計   5,840   5,840   5,840   5,840   5,840   5,840   5,840   5,840 (注) 福岡川崎ソーラーファンド 福岡川崎ソーラー事業匿名組合は2014年3月に運用を開始しました。福岡田川ソーラーファンド 福岡田川ソーラー事業匿名組合は2014年10月に運用を開始しました。三重芸濃ソーラーファンド 三重芸濃ソーラー事業匿名組合は2015年2月に運用を開始しました。栃木益子ソーラーファンド 栃木益子ソーラー事業匿名組合は2015年3月に運用を開始しました。熊本明徳ソーラーファンド 熊本明徳ソーラー事業匿名組合は2015年3月に運用を開始しました。福岡豊前ソーラーファンド 福岡豊前ソーラー事業匿名組合は2015年12月に運用を開始しました。福島二本松ソーラーファンド 福島二本松ソーラー事業匿名組合は2016年3月に運用を開始しました。和歌山新宮ソーラーファンド 和歌山新宮ソーラー事業匿名組合は2016年3月に運用を開始しました。栃木那須烏山ソーラーファンド 栃木那須烏山ソーラー事業匿名組合は2017年3月に運用を開始しました。 ④ 車両ファンドの運用資産残高 2024年11月期(自 2023年12月1日至 2024年11月30日)   2025年11月期(自 2024年12月1日至 2025年11月30日) 2月(百万円)   5月(百万円)   8月(百万円)   11月(百万円)   2月(百万円)   5月(百万円)   8月(百万円)   11月(百万円) 車両ファンド FC車両ファンド1号   330   330   330   330   330   330   330   330 FC車両ファンド2号   185   185   185   185   185   185   185   185 FC車両ファンド3号   490   490   490   490   490   490   490   490 FC車両ファンド4号   482   482   482   482   482   482   482   482 FC車両ファンド5号   445   445   445   445   445   445   445   445 FC車両ファンド6号   240   240   240   240   240   240   240   240 FC車両ファンドL-1号   -   150   150   150   150   150   150   150 FC車両ファンド7号   -   230   230   230   230   230   230   230 FC車両ファンド8号   -   -   100   305   305   305   305   305 FC車両ファンド9号   -   -   -   290   290   290   290   290 FC車両ファンド10号   -   -   -   -   70   285   285   285 FC車両ファンド11号   -   -   -   -   -   285   285   285 FC車両ファンド12号   -   -   -   -   -   -   240   240 FC車両ファンド13号   -   -   -   -   -   -   -   325 合計   2,172   2,552   2,652   3,147   3,217   3,717   3,957   4,282 (注) FC車両ファンド1号は2022年9月に、2号は2022年12月に、3号は2023年3月に、4号は2023年5月に、5号は2023年8月に、6号は2023年11月に、L-1号ファンドが2024年3月に、7号ファンドが2024年5月に、8号ファンドが2024年8月に、9号ファンドが2024年11月に、10号ファンドが2025年2月に、11号ファンドが2025年4月に、12号ファンドが2025年7月に、13号ファンドが2025年10月に設定されました。 ⑤ その他事業ファンド 2024年11月期(自 2023年12月1日至 2024年11月30日)   2025年11月期(自 2024年12月1日至 2025年11月30日) 2月(百万円)   5月(百万円)   8月(百万円)   11月(百万円)   2月(百万円)   5月(百万円)   8月(百万円)   11月(百万円) その他事業ファンド 民泊等宿泊事業ファンド1号(注)1.   180   180   180   180   180   180   180   180 FC事業ファンド1号(注)2.   270   270   270   270   270   270   270   270 合計   450   450   450   450   450   450   450   450 (注)1.民泊等宿泊事業ファンド1号は、2018年6月に設定され2018年12月に追加募集がなされました。 2.FC事業ファンド1号は、2020年11月に設定され2021年3月に募集が完了いたしました。 (4) アセットマネジメント事業に関する報酬 ① アクイジションフィー、ディスポジションフィー等 前連結会計年度(自 2023年12月1日 至 2024年11月30日)   当連結会計年度(自 2024年12月1日 至 2025年11月30日) 410百万円   320百万円 ② アセットマネジメントフィー等 前連結会計年度(自 2023年12月1日 至 2024年11月30日)   当連結会計年度(自 2024年12月1日 至 2025年11月30日) 471百万円   599百万円 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 当社グループの当連結会計年度(自 2024年12月1日 至 2025年11月30日)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況については、以下に記載しております。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。見積り及び判断・評価につきましては、過去の実績や合理的と考えられる要因等に基づいて判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるために実際の結果は異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積及び仮定のうち、重要となる会計方針については、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 但し、現時点において入手可能な情報を基に検証等を行っておりますが、現時点では予想できないさらなる外部環境の変化等が発生した場合には将来において損失が発生する可能性があります。 (2) 財政状態の分析 (資産の状況) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1,061百万円増加し5,970百万円となりました。これは主として、売掛金が480百万円、棚卸資産が460百万円、短期貸付金が144百万円増加したことなどによるものです。 また、当連結会計年度末における固定資産の残高は、有形固定資産が917百万円、無形固定資産が1百万円、投資その他の資産が417百万円となり、前連結会計年度末に比べ450百万円増加し1,335百万円となりました。 (負債の状況) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ722百万円増加し2,019百万円となりました。これは主として、短期借入金が560百万円、未払金が87百万円、未払法人税等が86百万円増加したことなどによるものです。 また、当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ528百万円増加し1,983百万円となりました。これは主として、長期借入金が336百万円増加したことなどによるものです。 (純資産の状況) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度に比べ257百万円増加し3,311百万円となりました。これは主として、配当金の支払いにより37百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益327百万円計上したことにより利益剰余金が290百万円増加したこと、その他有価証券評価差額金が39百万円減少したことなどによるものです。 以上の結果、当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度に比べ1,508百万円増加し7,315百万円、負債は前連結会計年度に比べ1,250百万円増加し4,003百万円、純資産は前連結会計年度に比べ257百万円増加し3,311百万円となり、自己資本比率は45.2%と前連結会計年度比7.4%減少いたしました。 セグメントごとの分析は、次の通りです。 (アセットマネジメント事業) 当連結会計年度末において、当社グループが運用するファンド運用資産残高は233億円(一部円換算US$1.00=156.63円)、当社グループがアセットマネジメント業務を受託している不動産等の受託資産残高は207億円となりました。 不動産ファンドにつきましては、アセットマネジメントフィー及びファンド管理報酬等を計上いたしました。証券ファンドにつきましては、外国投資信託の管理報酬等を計上いたしました。また、事業型ファンド及び車両ファンドにつきましてもアセットマネジメントフィー等を計上いたしました。この結果、アセットマネジメント事業全体では、売上高919百万円(前期比4.3%増)、営業利益384百万円(前期比7.7%増)となりました。 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ67百万円減少し1,509百万円となりました。 (インベストメントバンク事業) 不動産投資事業では、国内外不動産の売却、保有不動産からの賃料収入を計上いたしました。また、車両リースバック事業においては、車両の売却、リース収入を計上しました。この結果、インベストメントバンク事業全体では、売上高4,922百万円(前期比2.8%増)、営業利益531百万円(前期比29.6%増)となりました。 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,758百万円増加し4,670百万円となりました。 (3) 経営成績の分析 当社グループの主要な事業領域である不動産業界においては、引き続き国内外投資家の物件取得意欲は高い状況にあり、活発な物件の売買が行われております。また、エリアやアセットクラスによってニーズの差が強まっており、取得価格と収益性のバランスの見極めが必要な状況となっております。 太陽光発電業界におきましては、投資商品としての需要に加え、カーボンニュートラルの実現に取り組む企業からの投資ニーズも高まっております。再生可能エネルギー普及促進に対する政府方針の後押しもあり、今後も市場の拡大が期待されております。 運送業界では、人件費や燃料費が上昇する中で、中小の物流事業者の財務改善、資金調達のニーズは高く、当社グループが展開するトラックのリースバック需要は高まっております。 当社グループの事業セグメントであるアセットマネジメント事業、インベストメントバンク事業のいずれにおいても上記の視点に基づき事業を推進しており、当連結会計年度の経営成績は次の通りです。 ① 売上高、売上原価、売上総利益 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ173百万円増加し5,842百万円となりました。 アセットマネジメント事業の売上高は、不動産ファンド関連報酬が前連結会計年度比21百万円増加し758百万円となったこと、また、車両ファンド関連報酬が16百万円増加し141百万円となったことにより、全体では前連結会計年度に比べ37百万円増加し919百万円となりました。インベストメントバンク事業の売上高は、保有不動産の売却、車両の売却等により前連結会計年度に比べ135百万円増加し4,922百万円となりました。 当連結会計年度の売上原価は、主としてインベストメントバンク事業において車両の売却等により前連結会計年度に比べ26百万円増加し4,559百万円を計上しました。この結果、当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ146百万円増加し1,282百万円となりました。 ② 販売費及び一般管理費・営業利益 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、役員報酬、給与手当、賞与等の人件費350百万円、支払手数料160百万円を中心に、前連結会計年度と大きく増減はなく700百万円となりました。売上総利益が146百万円増加した結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ147百万円増加し581百万円となりました。 ③ 営業外損益・経常利益 当連結会計年度の営業外収益は、受取利息、受取配当金等の計上により24百万円となりました。営業外費用は支払利息、資金調達費用等の計上により104百万円となりました。その結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度に比べ160百万円増加し501百万円となりました。 ④ 親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益が前連結会計年度比で増加し、法人税、住民税及び事業税179百万円及び法人税等調整額△15百万円を計上したことにより、前連結会計年度に比べ127百万円増加し327百万円となりました。 (4) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、当該事業リスクが発生した場合、経営成績に重要な影響を与える可能性があります。詳細につきましては、同項を参照願います。 (5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 ① 資金調達 短期資金需要については、当社グループでは、営業活動におけるインベストメントバンク事業の投融資等の事業活動に必要な資金の確保と、財務の健全性の維持及び手元流動性の確保を基本方針としており、インベストメントバンク事業の不動産投資等部門が行う投融資では、主に金融機関からの借入による資金調達のほか、ソーシャルレンディングを活用した資金調達を実施し、適切な手元流動性の確保と資金調達方法の多様化を図っております。 ② 資金需要 当社グループの資金需要の主なものは、アセットマネジメント事業については新規ファンド組成に係る諸費用や人件費等の販売費及び一般管理費の運転資金、インベストメントバンク事業については営業活動における不動産や太陽光発電設備等の取得及び新規開発に係る投資や企業への投融資、人件費等の販売費及び一般管理費の運転資金であります。 アセットマネジメント事業においては、運転資金は主として営業活動によるキャッシュ・フローで対応する方針です。インベストメントバンク事業の投融資は、不動産投資等部門における不動産等投融資と、証券投資部門における成長性豊かな上場企業・未上場企業に対する投融資からなります。インベストメントバンク事業においては投融資が収益拡大を促進するため、当社グループでは今後も金融機関から調達した資金を中心に投融資を継続していく予定であります。 また、当社グループでは、M&A等を実施することにより成長機会を捉え、事業基盤の拡充を行うことが、当社グループの中長期的な企業価値の向上を図る上で重要な戦略と考えており、上記事業での資金需要とは別にM&A等の資金需要が発生する可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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