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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

誠建設工業

makoto construction co,ltd8995 · Standard · 不動産業

大阪府堺市を拠点に、戸建分譲住宅の企画・設計・施工・販売から仲介・賃貸までを一貫して手がける地域密着型の住宅企業。

概要

誠建設工業は、大阪府堺市に本社を置く不動産企業である。1991年に設立され、2006年に株式を上場。従業員26名で、堺市を中心とした南大阪地域において戸建分譲住宅事業を主軸に、不動産仲介・賃貸事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は31億3,000万円、営業利益は4,100万円。連結子会社4社からなるグループを構成する。

売上の9割超を占める戸建分譲住宅事業

誠建設工業グループの事業は、戸建分譲住宅事業、不動産仲介事業、不動産賃貸事業の3つに区分される。このうち売上高の大部分を戸建分譲住宅事業が占め、2026年3月期には連結売上高31億3,000万円のうち98.9%に相当する30億9,300万円をこの事業から計上した。同事業はさらに建売住宅事業と請負住宅事業に分かれ、建売住宅が主力である。同年度の販売戸数は建売住宅が80戸、請負住宅が3戸であり、請負住宅事業の比率は小さい。不動産仲介事業と賃貸事業はそれぞれ売上高1,000万円、2,600万円と限定的な規模である。

4社の子会社が分業を担うグループ体制

誠建設工業は、親会社である株式会社誠建設工業と4つの連結子会社でグループを形成する。株式会社誠ホームサービスと株式会社誠コーポレーションが不動産仲介事業を担当し、主に親会社の分譲住宅の販売仲介を行う。株式会社誠design工房は戸建分譲住宅事業の設計業務を担う。株式会社誠エステートは不動産賃貸事業を主たる業務とし、グループ所有のオフィスビルや賃貸マンションの賃貸・管理を行う。これらの子会社は2004年から2005年にかけて設立または子会社化された。

堺市を中心とした南大阪への地元密着戦略

誠建設工業は、大阪府堺市を地盤とし、大阪狭山市、高石市、松原市、富田林市などの近隣市町村を主要エリアとして事業を展開する。用地の仕入れから設計・施工・販売・アフターサービスまでを一貫して手がけ、地元密着型の経営を標榜する。経営方針では「より良い家をより安く提供する」を掲げ、品質と価格の両立を目指す。中長期戦略として、建売住宅に加えて請負住宅事業を第二の柱に育てる方針であり、堺市内に2店舗の住宅展示場「住まい館」を運営し、注文住宅やリフォームの受注増強を図る。

業界の中での役割は地域密着型の住宅サプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
31億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01戸建住宅市場(大阪府堺市近郊)主力

大阪府堺市を中心に、近隣市町村(大阪狭山市、高石市、松原市、富田林市)で建売住宅・請負住宅・注文住宅の企画・設計・施工・販売を一貫して行う。用地情報の収集からアフターサービスまで自社で完結する。

主な製品・サービス3
建売住宅
あらかじめ建築した住宅を販売する。土地仕入から施工・販売まで自社で一貫管理する。
請負住宅
顧客の土地に住宅を建築する請負形式。設計から施工までを自社で請け負う。
注文住宅
顧客の要望に応じて設計する注文形式の住宅。企画・設計・施工を自社で対応する。

02不動産仲介市場(大阪府堺市近郊)準主力

グループ会社が自社分譲住宅の仲介を担当し、開発現場の割り振りに基づいて直接販売活動を行う。地域密着型の仲介サービスを提供する。

主な製品・サービス1
不動産仲介サービス
自社分譲住宅の仲介を中心に、地域の不動産取引を支援する。

03不動産賃貸市場(大阪府堺市近郊)副次

自社所有のオフィスビルや賃貸マンションの賃貸・管理を行う安定的な収益基盤。

主な製品・サービス2
オフィスビル賃貸
自社所有のオフィスビルを賃貸する。
賃貸マンション
自社所有の賃貸マンションを運用・管理する。

製品と技術

土地と建物をセットで販売する建売住宅

誠建設工業の主力商品は、土地と建物を一体で販売する建売住宅である。2026年3月期の販売実績は80戸、売上高30億5,300万円で、戸建分譲住宅事業全体の97.6%を占める。同社は用地の情報収集から事業計画、土地利用計画、建物設計、材料調達、施工管理、アフターサービスまでを一貫して行う。品質重視の姿勢と流行のデザインを組み合わせ、第一次取得者層を中心に販売する。受注残高は25戸、9億6,100万円であり、翌期以降の売上に結びつく。

展示場で受注する注文住宅とリフォーム

請負住宅事業では、他社不動産業者からの請負工事に加え、一般顧客からの注文住宅やリフォーム工事を手がける。2026年3月期の請負住宅の販売戸数は3戸、売上高3,900万円と規模は小さい。受注は堺市内の2店舗の住宅展示場「住まい館」(三国ヶ丘店・北野田店)を通じて行い、間取りや仕様をカスタマイズできる提案型販売を展開する。同社は耐震・制震などの付加価値を強調し、安全性と品質を訴求することで受注増強を図る方針である。

住まい館で体感できる耐震・制震技術

誠建設工業は、建売住宅および注文住宅において耐震・制震技術を付加価値として採用する。特に「住まい館」展示場では、顧客が実際に構造を確認できる仕組みを設け、「直に見る安全性・高品質」を売り物にしている。同社の経営方針では、品質重視と安全性に重点を置いた住宅づくりを掲げ、建築資材の高騰や省エネ基準義務化などの環境変化に対応しながら、高品質を維持するための工法や材料調達の多様化を進めている。これらの技術は販売促進ツールとしても活用される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

小規模ハウスメーカー、収益性改善課題

誠建設工業は、売上高30億円超の小規模ハウスメーカーである。同業の大東建託(売上高1.8兆円)に比べ市場シェアは極めて小さく、地域密着型の事業展開をしていると推察される。また、robot homeやタスキホールディングスといった同規模の企業群と競合するが、誠建設工業は近年売上高が横ばいで、営業利益率が0%と収益性が低い点が特徴。業界全体では戸建て住宅需要の減少や資材高騰が課題だが、同社は特に規模の小ささから価格競争力や調達力で劣る。財務諸表の詳細は不明だが、利益率改善が急務と考えられる。

強み

  • 小規模ながら地域に根差したきめ細かなサービスを提供。
  • 売上高が30億円台で安定しており、大幅な落ち込みリスクが低い。
  • 小規模ゆえの機動的なアフターサービスが強み。
  • 大手が参入しにくい小規模案件やリフォーム需要に対応可能。

課題

  • 営業利益率0%と低く、コスト削減や価格転嫁が必要。
  • 発注数が少なく、資材調達で大手に劣りコスト高。
  • 住宅着工件数の減少で受注が伸び悩む可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字が誠建設工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13238セントラル総合開発37億円25.0倍
23477フォーライフ36億円6.6倍
33469デュアルタップ36億円75.8倍
43494マリオン35億円7.6倍
53297東武住販32億円8.0倍
68995誠建設工業31億円125.5倍
73266ファンドクリエーショングループ30億円9.9倍
88938グローム・ホールディングス30億円
98912エリアクエスト29億円20.9倍
103248アールエイジ28億円10.2倍
118836RISE28億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

大阪狭山市で建築事業を開始した1991年の創業

誠建設工業は、1991年4月に大阪府大阪狭山市で株式会社として設立され、建築事業を開始した。創業時の事業内容は建築工事全般であった。1996年11月には大阪府堺市土師町に本社を移転し、その後も堺市内で複数回の本社移転を経て、2000年5月に現在の堺市中区福田に本社を定めた。この間、1999年3月に宅地建物取引業者免許を取得、2000年11月には一級建築士事務所の登録を行い、建築から不動産取引まで扱える体制を整えた。

住宅展示場開設と注文建築への進出(2001年)

2001年5月、誠建設工業は堺市百舌鳥陵南町に住宅展示場を開設し、注文建築事業を開始した。これにより、それまでの建築事業に加えて一般顧客向けの注文住宅販売に乗り出した。2005年8月にこの展示場は閉鎖されたが、同年9月には堺市浜寺石津町東に「住まい館 石津店」を開設し、展示場機能を移した。その後、2006年5月に三国ヶ丘店、10月に北野田店を開設し、堺市内で3店舗体制を構築した。2017年6月には石津店を閉鎖し、現在は三国ヶ丘店と北野田店の2店舗体制である。

子会社設立とグループ化の進展(2004~2005年)

2004年3月、誠建設工業は株式会社誠不動産(後の株式会社誠ホームサービス)を設立し、不動産仲介事業を分離した。2005年2月には株式会社誠住宅センター(後の株式会社誠design工房)を設立し、設計業務を専門化した。同年5月には株式取得により株式会社誠エステートを子会社化、6月には株式会社誠コーポレーションを子会社化し、現在の4社体制の基盤が整った。これらの子会社は順次連結の範囲に含まれ、グループとして分業による事業運営が確立された。

大阪証券取引所第二部へ上場した2006年

誠建設工業は2006年2月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場した。2013年7月の東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場市場を変更した。2022年4月の市場再編ではスタンダード市場に移行し、さらに2024年9月には名古屋証券取引所メイン市場にも上場した。上場以降、資本市場からの資金調達や知名度向上を背景に事業拡大を進めてきたが、従業員数は26名と小規模な組織を維持している。

年表23件を開く

1990年代

  • 1991年4月創業大阪府大阪狭山市において株式会社誠建設工業を設立、建築事業を開始。
  • 1996年11月大阪府堺市土師町に本社を移転。
  • 1998年12月大阪府堺市深井清水町に本社を移転。
  • 1999年3月宅地建物取引業者免許取得。

2000年代

  • 2000年5月大阪府堺市福田に本社を移転。
  • 2000年11月一級建築士事務所の登録。
  • 2001年5月大阪府堺市百舌鳥陵南町に住宅展示場を開設、注文建築を開始。
  • 2004年3月株式会社誠不動産(現株式会社誠ホームサービス、現連結子会社)を設立。
  • 2004年6月大阪府堺市大町西に堺店を開設。
  • 2005年2月株式会社誠住宅センター(現株式会社誠design工房、現連結子会社)を設立。
  • 2005年5月M&A株式取得により株式会社誠エステート(現連結子会社)を子会社化。
  • 2005年6月M&A株式取得により株式会社誠コーポレーション(現連結子会社)を子会社化。
  • 2005年8月大阪府堺市百舌鳥陵南町の住宅展示場を閉鎖。
  • 2005年9月大阪府堺市浜寺石津町東に住宅展示場(住まい館 石津店)を開設。
  • 2006年2月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2006年5月堺市堺区向陵東町に住宅展示場(住まい館 三国ヶ丘店)を開設。
  • 2006年10月堺市東区草尾に住宅展示場(住まい館 北野田店)を開設。
  • 2009年5月堺市北区中長尾町に堺店を移転。

2010年代

  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2017年6月堺市西区浜寺石津町東の住宅展示場(住まい館 石津店)を閉鎖。

2020年代

  • 2022年4月上場東京証券取引所の市場再編によりスタンダード市場に上場。
  • 2024年9月上場名古屋証券取引所メイン市場に上場。
  • 2025年4月M&A堺店を本店に統合。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高総利益率15%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    人材の確保・育成

    新卒者の定期採用・即戦力となる中途採用の継続ならびにOJTによる実務研修を実施し、会社発展の基盤となる人材を育成する。

  2. 02

    内部統制の強化

    コンプライアンスの徹底ならびに信頼性のある財務報告を確保する体制を整備する。

  3. 03

    財務体質の強化

    在庫回転率のアップならびにコストダウンによる収益力の向上を図る。

  4. 04

    戸建分譲住宅事業の強化

    安価で良質な土地の仕入れと、注文住宅における一般顧客に対する販売促進を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で26人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は542万円で、9期前と比べて+4.2%平均年齢は52.2歳、平均勤続年数は15.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月40
2018年3月36
2019年3月52048.614.234
2020年3月51247.514.134
2021年3月50956.616.527
2022年3月51656.815.927
2023年3月50453.415.528
2024年3月49257.117.623
2025年3月55553.715.2290
2026年3月54252.215.0260

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 堺市中区118百万円
戸建分譲住宅事業 不動産賃貸事業 全社(共通)
アルベロ福田 — 堺市中区100百万円
不動産賃貸事業
住まい館 三国ヶ丘店 — 堺市堺区91百万円
戸建分譲住宅事業
フェニックス第3ビル — 堺市中区64百万円
不動産賃貸事業
福中ガレージ — 堺市中区58百万円
不動産賃貸事業
住まい館 北野田店 — 堺市東区57百万円
戸建分譲住宅事業
深井清水ビル — 堺市中区43百万円
戸建分譲住宅事業 不動産仲介事業 不動産賃貸事業
浜寺石津町東テラスハウス — 堺市西区43百万円
不動産賃貸事業
中長尾ビル — 堺市北区41百万円
戸建分譲住宅事業 不動産賃貸事業
初芝ビル — 堺市東区39百万円
戸建分譲住宅事業 不動産仲介事業 不動産賃貸事業
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱誠ホームサービス
    大阪府堺市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱誠design工房
    大阪府堺市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱誠エステート
    大阪府堺市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱誠コーポレーション
    大阪府堺市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は31億円営業利益0億円前期と比べると減収で、売上が-6.1%。

売上高
-6.1%
31億円
営業利益
0億円
純利益
0億円
営業利益率
0.0%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高35億円31億円
営業利益1億円0億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は7億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q111
2024年1Q600.00
2024年2Q9111.11
2024年3Q9111.10
2024年4Q80
2025年2Q10−1−10.00
2025年4Q2314.30
2026年2Q10−1−10.00
2026年4Q2114.80
2027年1Q700.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は45億円から31億円へ69%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
2013年3月4532
2014年3月4653
2015年3月2910
2016年3月3021
2017年3月2832
2018年3月3532
2019年3月3021
2020年3月2810
2021年3月2921
東京証券取引所の市場再編によりスタンダード市場に上場。
2022年3月3121
2023年3月3532
名古屋証券取引所メイン市場に上場。
2024年3月3221
堺店を本店に統合。
2025年3月33000.00
2026年3月31000.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高31億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.1%27億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.9%4億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比9.6pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.2pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比12.3pt
0.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−2億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は7億円で、売上の2.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月003016
2014年3月5−2−5313
2015年3月50−5513
2016年3月30−4312
2017年3月−504−510
2018年3月60−2614
2019年3月30−3313
2020年3月−202−212
2021年3月−507−515
2022年3月401420
2023年3月−30−7−310
2024年3月002012
2025年3月−7−111−815
2026年3月−20−5−27

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は67億円。このうち返さなくてよい自己資本が41億円で、自己資本比率は61.7%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月54272750.4
2014年3月50302058.9
2015年3月44301467.7
2016年3月42301271.7
2017年3月47321567.5
2018年3月48341469.7
2019年3月45341175.7
2020年3月47341373.5
2021年3月56352163.0
2022年3月59362361.2
2023年3月54381670.8
2024年3月60402065.8
2025年3月69403057.3
2026年3月67412661.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
29億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
26億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中17位あたり、逆に低いのは営業利益率131社中125位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.6%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.7%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-6.1%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,565で、1年前と比べて+65.6%過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。

¥1,565+1.6%1ヶ月+45.7%1年+65.6%時価総額31億円
過去52週の値幅
安値¥778高値¥2,820

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)125.5倍
PER (会社予想)45.0倍
PBR0.76倍
配当利回り1.60%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で94.82%と急騰し、8月21日には前日比-9.29%の1543円と急落した。25日線(1194円)を大きく上回り、52週高値2820円には届かないが、年初来では2倍強の水準。8月の急騰で出来高が跳ね上がり、一時は99万900株と売買が活発だった。RSIは60.18と上昇余地はあるが、短期的な過熱感は否めない。75日線(1012円)からの乖離率は大きい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは151.86倍と同業界平均の14.78倍を大幅に上回り、PBRは0.93倍と1倍を下回るものの、ROEは0.6%と極めて低く収益性が悪化しています。配当利回りは1.31%で平均の3.05%を下回り、配当性向は273.8%と利益を超える配当を続けており持続性に懸念があります。割高だが、PBRが1倍未満で資産価値に比べ安い面もあり、業績回復次第では割安化の可能性があります。

指標この会社業種平均
PER (実績)125.5倍14.9倍
PER (予想)45.0倍
PBR0.76倍1.84倍
ROE0.6%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、業績の安定性と将来の成長性の評価を巡って対立がある。強気派は、直近の業績は低迷しているものの、今後の不動産市況回復や新規事業の展開に期待する。弱気派は、売上高が伸び悩み、営業利益がほぼゼロで、収益性の改善が見られないことを懸念する。さらに、PERが150倍を超えるなどバリュエーションが割高で、成長が実証されていないとの見方がある。

プラスに働く材料7
  • 不動産市況回復の恩恵

    低金利環境で住宅需要が下支えされ、販売が上向く余地がある

  • 今後の成長戦略

    新規事業やエリア拡大による収益拡大の可能性を評価

  • PBR1倍割れ

    株価純資産倍率が1倍を下回り、資産価値に比して割安

  • 予想PERが実績151.9倍→55倍へ急改善2026年3月期影響

    実績PER151.86倍、予想PER55倍。業績回復期待が織り込まれつつある

  • PBR0.93倍と純資産評価に接近継続影響

    PBR0.93倍は解散価値並み、含み資産の顕在化余地

  • 株価が1年で180%上昇し需給改善継続影響

    1年で+180.48%、上昇トレンドが続く

  • 外国人保有1.78%と低く売り圧力限定的継続影響

    外国人保有比率1.78%は低位、海外勢の売り材料が出にくい

マイナスに働く材料7
  • 業績低迷

    売上高が減少傾向で、営業利益はゼロ近辺で推移

  • バリュエーション過大

    PERが150倍超で、収益力に見合わない水準

  • 競争激化

    住宅市場は競争が激しく、価格競争に陥るリスク

  • 営業利益0億円と収益力がほぼゼロ通年影響

    2025年3月期・2026年3月期とも営業利益0億円、ROE0.6%

  • 実績PER151.9倍と著しい割高継続影響

    実績PER151.86倍、予想PER55倍でも高水準の評価

  • 時価総額39億円と超小型株で流動性低い継続影響

    時価総額39億円、売買高が細りやすい

  • 配当利回り1.31%と株主還元が手薄継続影響

    配当利回り1.31%は低位、株主への利益還元が十分でない

次の決算で確かめる点
売上高
事業規模の推移を示し、成長性を測る基本指標
営業利益率
収益性の改善度合いを確認するため
受注残高
将来の売上を裏付ける指標で、需要動向を反映

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.60%。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
1.60%
いまの株価に対して
配当性向
273.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2530.8
2018年3月250.028.8
2019年3月250.042.3
2020年3月250.01196.2
2021年3月250.054.6
2022年3月250.042.9
2023年3月250.030.1
2024年3月250.049.5
2025年3月250.0202.3
2026年3月250.0273.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,149人。区分でいちばん多いのは事業法人53.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.1%を占め、残る45.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人53.753.753.753.553.553.6
個人・その他42.343.043.643.241.341.0
証券会社0.91.10.91.43.23.1
外国法人3.12.11.71.42.01.6
金融機関0.00.00.50.00.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社誠インベスト33.34
02株式会社誠リサーチ7.95
03株式会社ホームリサーチ6.55
04小島俊雄5.96
05小島一誠5.17
06株式会社不死鳥インベスト3.48
07小島朝子2.39
08水田真貴子1.99
09竹俊美1.99
10誠建設工業社員持株会1.51

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−86%、1株純資産は14期で+50%。直近期のROEは0.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月871,3626.68.728.7
2014年3月1441,47410.14.819.8
2015年3月221,4941.529.1102.5
2016年3月551,4943.711.060.8
2017年3月871,5905.67.930.8
2018年3月1051,6706.47.528.8
2019年3月671,7024.010.842.3
2020年3月101,7010.648.91196.2
2021年3月561,7533.311.354.6
2022年3月721,7884.18.342.9
2023年3月1091,8846.06.130.1
2024年3月651,9703.414.449.5
2025年3月231,9801.227.9202.3
2026年3月132,0490.691.1273.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額34百万円。

氏名役職年齢保有株数
西元敏之代表取締役社長471,000
平岩和人取締役72600
井上正美取締役53
古城敏夫取締役71
北村健介取締役(常勤監査等委員)71
松本俊昭取締役(監査等委員)65
坂口晃一取締役(監査等委員)55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)418185
その他役員3883
監査等委員3883

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容763字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社(株式会社誠ホームサービス・株式会社誠design工房・株式会社誠エステート・株式会社誠コーポレーション)の5社で構成されており、戸建分譲住宅事業、不動産仲介事業及び不動産賃貸事業を主な事業として取り組んでおります。 ・株式会社誠建設工業が戸建分譲住宅事業及び不動産賃貸事業を担当しております。 ・株式会社誠design工房が戸建分譲住宅事業の設計業務を担当しております。 ・株式会社誠エステートは、不動産賃貸事業を主たる事業としております。 ・株式会社誠ホームサービス・株式会社誠コーポレーションが不動産仲介事業を担当しております。 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 (戸建分譲住宅事業) 戸建分譲住宅事業は大阪府堺市を中心に近隣市町村の大阪狭山市、高石市、松原市、富田林市を主要エリアとして、建売住宅、請負住宅、注文住宅の企画・設計・施工・販売を行う事業であります。 戸建分譲用地の情報収集、事業利益計画の立案、土地利用計画、建物の企画設計、土地仕入、開発申請、設計業務、材料仕入及び外注工事の発注、工程・施工管理、アフターサービス規準書に基づく補修施工までの一貫した業務を行っております。 (不動産仲介事業) 不動産仲介事業は主に子会社である株式会社誠ホームサービスと株式会社誠コーポレーションの2社が担当し、親会社である当社の分譲住宅を仲介しております。 開発現場の割振りで販売を委託し、顧客への直接的な販売活動を行っております。 (不動産賃貸事業) 不動産賃貸事業におきましては、当社グループが所有するオフィスビル、賃貸マンションの賃貸及び管理を行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,001字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、経営理念である建築の技術者集団として「より良い家をより安く提供する」を基本方針として、 新しい価値を創造するトータルハウジングを目指してまいりました。 当社グループは、堺市を中心とした南大阪地区を地盤に事業を展開して、土地の仕入、設備の調達、設計、施工、販売までを完結する一貫体制をとり、そこから生まれる「品質の良さ」+「価格の安さ」の住宅を提供する顧客第一主義に徹し、顧客の満足度を高め、社会的評価の高い企業となることに邁進してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは財務体質の強化と収益性の向上を経営目標としており、売上高総利益率15%以上を確保することを目標としております。 当連結会計年度は14.1%でありました。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、堺市を中心とした南大阪地区を地盤として地元に密着した事業展開を行っております。今後とも地元密着路線を貫き、品質重視、安全性に重点を置いた住宅創りに専念し、顧客第一主義に徹した住宅販売の展開を図ってまいります。建売住宅事業における分譲用地の仕入については、利益率並びに立地等を考慮して、中型開発物件のみならず小型開発物件の情報収集にも注力しております。請負住宅事業においては、堺市にある展示場(住まい館)2店舗が独自性を発揮し、「直に見る安全性・高品質」を売り物に注文住宅・リフォームの受注増強を行う一方、建売住宅事業の販売促進ツールとしても活用を図ってまいります。請負住宅事業が建売住宅事業と合わせて当社グループの2本柱となるべく事業拡大を図ってまいります。また、不動産仲介部門におきましても、弊社物件のみならず、他社物件の仲介にも注力してまいります。これらの重点項目としては、次のとおりであります。 ① 経営基盤の強化 ・人材の確保・育成 新卒者の定期採用・即戦力となる中途採用の継続ならびにOJTによる実務研修の実施 ・内部統制の強化 コンプライアンスの徹底ならびに信頼性のある財務報告を確保する体制の整備 ・財務体質の強化 在庫回転率のアップならびにコストダウンによる収益力の向上 ② 戸建分譲住宅事業の強化 ・安価で良質な土地の仕入れ ・注文住宅における一般顧客に対する販売促進の強化 ③ 販売子会社2社の強化 ・営業店舗体制について 現在3店舗体制となっております。 競争意識を持たせ、各社の販売力強化を目指します。 ・販売子会社の営業力向上 月1回販売会議を開催し、各店舗の情報交換や意見交換を行っております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが所属する不動産業界におきましては、同業者間の競争激化が進む中、顧客からは、一層の高品質・低価格が要求されております。このような環境のもと、現在の当社グループ全体の基盤となる中核業務は、主に第一次取得者に対する分譲住宅の施工、販売業務であり、地元に密着した事業展開を行い、地域ナンバーワンを目指す方針であります。また、団塊世代の退職・少子化の問題に対応するため、一次取得者のみではなく二次取得者並びに富裕層に対する商品を開発・提供することを、重要な課題として取り組みを行っております。 顧客の夢をいかに創造できるか、それを「家」という媒体にいかに特化できるかは、今後の大きな課題であります。 優先的に対処すべき課題としては、第一は、それを実現するのは人材であり、会社の発展のためには人材の採用並びに育成が特に必要であると考えております。新卒採用を中心に中途採用も積極的に行います。 第二は、建築資材・住宅設備等の調達であります。木材については、供給不足並びに価格高騰は落ちついたものの、いまだ高止まりの状態にあります。2025年度からの省エネ基準義務化による建材需要の増加も、木材価格に影響を与える可能性があります。その他建築資材及び住宅設備等についても、原材料の高騰並びに人件費の高騰の影響から各社値上げの動きが見られます。このため調達窓口の多様化及び低コストの建築工法の採用等により対応する方針であります。 第三は、分譲用地の取得であります。当社は、堺市及びその周辺市町村の物件を積極的に購入することを目指しておりますが、当社の必要とする分譲用地については、他社との競合が厳しく用地の価格上昇がみられますが、積極的に取得する方針であります。このため戸建分譲物件の販売価格については市場状況をよく調査し、適正な販売価格の決定を行います。
事業等のリスク1,942字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの業績は、以下のように現在及び将来において様々なリスクの影響を受ける可能性があります。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、可能な限り発生の防止に努め、また発生した場合には的確な対応に努めていく所存です。なお将来に関する事項については本書提出日現在で判断したものであります。 (1) 小規模組織であることによるリスク 当社グループは小規模組織であり、今後の成長のために販売、仕入、開発、管理における優秀な人材の確保が必要なものと認識しておりますが、当社グループが必要とする人材を適時に確保できる保証はありません。また、当社グループが必要とする人材が適宜に採用できなかった場合あるいは、従業員数の増加に対して管理体制の構築が順調に進まなかった場合には、当社グループの業務に支障をきたす可能性があります。また人員増強、教育及びシステムなどの設備強化などに伴って、固定費の増加などから収益性の悪化を余儀なくされる可能性があります。 (2) 開発・販売地域が集中していることに関するリスク 当社グループの開発・販売地域は、堺市を中心とした南大阪地区に集中しております。同地域の景気が悪化した場合や同地域に重大な災害が生じた場合は、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 用地取得に関するリスク 当社グループは前連結会計年度と同様に当連結会計年度以降においても建売住宅を主に事業展開していく方針であります。建売住宅に関しては見込生産を行っておりますので、その販売活動を順調に行なうとともに用地仕入れを大量に、かつ迅速に行なう必要があります。したがって、土地確保の成否、またその際の土地購入価格如何によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)景気動向・金利動向等によるリスク 建売住宅の売れ行きは、景気動向、金利動向、新規供給物件動向、不動産販売価格動向、住宅税制の影響を直接に受けるものであります。すなわち、景気の見通しの悪化や大幅な金利の上昇、住宅税制の変更・改廃等の諸情勢の変化によって購入希望者が購入を取止める等の現象が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 市場競合状況によるリスク 当社グループは堺市を中心とした南大阪地区を主要エリアとして販売しておりますが、当該エリアは住宅購入者の人気が高い地域であるため、近時、新規参入の同業他社が多くなっております。 これにより土地の仕入額の高騰、販売価格の下落が起こり、販売競争激化のもとで、当社グループ全体での効率的な販売活動を行うことが出来ない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 有利子負債への依存度 当社グループは、建売住宅の土地取得資金を主に金融機関からの借入金により調達しているため、総資産額に対する有利子負債への依存度が、2025年3月期は37.0%、2026年3月期は31.9%の水準にあります。今後当社グループとしましては資金の調達手段の多様化に積極的に取り組み、自己資本の充実に注力する方針でありますが、現行の金利水準が変動した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 法的規制によるリスク 当社グループの属する不動産業界及び建築業界は、「宅地建物取引業法」、「国土利用計画法」、「都市計画法」、「建築基準法」、「建設業法」、「建築士法」、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」等により法的規制を受けております。事業活動上、「宅地建物取引業法」、「建築士法」、「建設業法」による行政府の免許等が必要であり、これらの法令で定める取消、欠格事由に該当する事実はありませんが、万一、法令違反等で取消等の処分を受けた場合は当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (8)業績の下半期への偏重傾向について 住宅販売業界では、「新年は新居で」「転校は新学期から」という購入者の心情が強いため、12月、3月に引渡し時期が偏る傾向があり、当社グループにおいても同様の傾向によりこれまで業績の下半期への偏重傾向が見られております。当社グループは上半期での住宅引渡しに注力し、販売の平準化を目指しておりますが、税制問題その他の要因等により、状況によっては下半期への偏重傾向が高まる可能性があります。 (9)自然災害等の発生 台風、地震等の自然災害並びに火災事故等の発生によって、当社グループの営業拠点等の設備並びに分譲現場等に甚大な被害を被った場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,819字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以 下、「経営成績等」という)の状況並びに経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、賃上げによる雇用・所得環境の改善等により緩やかな回復基調を維持しました。一方、物価の上昇の継続に加え、米国の通商政策の不確実性や中東情勢の緊迫化によるエネルギー価格の上昇もあり、景気の動向は依然として不透明な状況が続いております。 当社グループの属する不動産業界におきましては、金利上昇は住宅購買意欲の低下を招き、当社の得意とする戸建住宅市場における一次取得者向けの需要は弱含みの状況となっています。一方で土地の仕入価格の低下は見られず、原材料の価格高騰やエネルギー価格の上昇などから建築コストの高止まりの状況が続いており、市場環境は厳しい状況にあります。 このような環境下、当社グループは「より良い家をより安く提供する」という経営理念の基に、地域に密着し、高品質低価格な建売住宅を主幹事業として事業展開を図ってまいりました。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は3,130百万円(前連結会計年度比4.4%減)、営業利益は41百万円(同比106.0%増)、経常利益は37百万円(同比141.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は25百万円(同比46.0%減)となりました。 当社グループにおけるセグメント別の経営成績は次のとおりであります。 ・戸建分譲住宅事業 戸建分譲住宅事業におきましては、土地と建物をセットで売る「建売住宅事業」と、「請負住宅事業」として当社以外の不動産業者からの「請負住宅」、一般顧客からの「注文住宅・リフォーム」を行っております。中でも建売住宅は良質な土地、品質重視の住宅に流行の建築デザインを施す基本方針で取り組み、お客様の満足度を高める当社グループの中核事業であります。 ・不動産仲介事業 不動産仲介事業におきましては、連結子会社が営業部門を担当しており、主として親会社である当社分譲住宅の販売仲介業務を展開しております。また、連結子会社各社に建売住宅の販売責任を持たせております。 当社の経営理念である「快適な居住空間の提供をお手伝い」という基本方針に基づき顧客第一主義に徹し、地域に密着した宣伝・販売活動を行っております。 ・不動産賃貸事業 不動産賃貸事業におきましては、当社グループが所有するオフィスビル、賃貸マンションの賃貸及び管理を行っております。 (売上高) セグメントの名称   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 売上高(百万円)   構成比(%)   売上高(百万円)   構成比(%)   前年同期比 (%) 戸建分譲 住宅事業   建売住宅事業   3,177   97.0   3,053   97.6   △3.9 請負住宅事業   68   2.1   39   1.3   △41.9 小計   3,245   99.1   3,093   98.9   △4.7 不動産仲介事業   8   0.3   10   0.3   29.3 不動産賃貸事業   20   0.6   26   0.8   26.2 合計   3,274   100.0   3,130   100.0   △4.4 当連結会計年度は、戸建分譲住宅事業におきましては、耐震・制震などの付加価値化に注力し販売促進を行った結果、売上高は、3,093百万円(前連結会計年度3,245百万円)となり、前連結会計年度と比較し152百万円(前年同期比4.7%)の減収となりました。 不動産仲介事業におきましては、売上高は10百万円(前連結会計年度8百万円)となり、前連結会計年度と比較し2百万円(前年同期比29.3%)の増収となりました。 不動産賃貸事業におきましては、売上高は26百万円(前連結会計年度20百万円)となり、前連結会計年度末と比較し5百万円(前年同月比26.2%)の増収となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は、442百万円(前連結会計年度457百万円)となり、前連結会計年度と比較し14百万円(前年同期比3.1%)の減益となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、41百万円(前連結会計年度20百万円)となり、前連結会計年度と比較し21百万円(前年同期比106.0%)の増益となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、37百万円(前連結会計年度15百万円)となり、前連結会計年度と比較し21百万円(前年同期比141.4%)の増益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、25百万円(前連結会計年度46百万円)となり、前連結会計年度と比較し21百万円(前年同期比46.0%)の減益となりました。 受注及び販売の実績は次のとおりであります。 ① 受注実績 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 受注高   受注残高 戸数   金額 (千円)   前年同期比 (%)   戸数   金額 (千円)   前年同期比 (%) 戸建分譲 住宅事業   建売住宅事業   92   3,534,195   16.2   25   961,558   99.9 請負住宅事業   1   24,324   △73.5   1   22,727   △40.0 不動産仲介事業   ―   ―   ―   ―   ―   ― 不動産賃貸事業   ―   ―   ―   ―   ―   ― 合計   93   3,558,519   13.6   26   984,286   89.6 (注) 1 金額は、販売価格によっております。 2 建売住宅事業は契約を以って受注としております。 3 請負住宅事業における「戸数」は少額のリフォーム工事等を含んでおりません。 ②販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 戸数   販売高 (千円)   前年同期比 (%) 戸建分譲住宅事業   建売住宅事業   80   3,053,771   △3.9 請負住宅事業   3   39,505   △41.9 不動産仲介事業   ―   10,883   29.3 不動産賃貸事業   ―   26,088   26.2 合計   83   3,130,249   △4.4 (注)  請負住宅事業における「戸数」に関して、少額のリフォーム工事等を含んでおりません。 (2) 財政状態の状況 2026年3月期における財政状態の分析は、以下のとおりであります。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、5,097百万円(前連結会計年度末5,601百万円)となり、前連結会計年度末に比べ504百万円減少いたしました。これは、販売用不動産が178百万円、仕掛販売用不動産が79百万円、未成工事支出金が12百万円増加しましたが、現金及び預金が734百万円減少したことなどによります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、1,582百万円(前連結会計年度末1,345百万円)となり、前連結会計年度末と比較して237百万円の増加となりました。これは、投資有価証券が244百万円増加したことなどによります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、1,713百万円(前連結会計年度末973百万円)となり、前連結会計年度末と比較して739百万円の増加となりました。これは、1年内返済予定の長期借入金が913百万円増加しましたが、支払手形・工事未払金が24百万円、短期借入金が135百万円減少したことなどによります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、843百万円(前連結会計年度末1,990百万円)となり、前連結会計年度末に比べ1,146百万円減少いたしました。これは、繰延税金負債が74百万円増加しましたが、長期借入金が1,220百万円減少したことによります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、4,122百万円(前連結会計年度末3,983百万円)となり、前連結会計年度末に比べ138百万円増加いたしました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益25百万円の計上、その他有価証券評価差額金が163百万円増加、配当金の支払額50百万円によります。 (3) キャッシュ・フローの状況 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、主として税金等調整前当期純利益37百万円などにより資金を獲得いたしましたが、棚卸資産の増加額269百万円などの結果、235百万円の支出(前期は735百万円の支出)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出30百万円、投資有価証券の取得による支出5百万円などの結果、36百万円の支出(前期は77百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入450百万円により資金を獲得いたしましたが、短期借入金の純減額135百万円、長期借入金の返済による支出757百万円、配当金の支払額50百万円の結果、492百万円の支出(前期は1,057百万円の収入)となりました。 以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度末に比べ764百万円減少し、700百万円となりました。 (4) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」記載しております。 ②経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の進捗状況 当連結会計年度の売上高総利益率は14.1%となり、「目標とする経営指標」の15%以上を達成することができませんでした。 当連結会計年度は、建売住宅事業におきまして利益率の低い物件の販売が利益率を引き下げる要因となりました。今後につきましては、良質な土地の仕入れに注力し、売上高総利益率15%達成に邁進いたします。 ③資本の財源及び資金の流動性 当会計年度末において重要な資本的支出の予定はありませんが、今後、発生する土地仕入れや建築費用の支払に関しては、金融機関での借入を予定しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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