概要
グローム・ホールディングスは、医療機関向け経営支援サービスを主力とする企業である。1987年に不動産会社として設立され、2018年に医療関連事業へ本格転換。2026年3月期の連結売上高は20億円、従業員73名。アライアンス先医療機関50施設、総病床数4,826床に対して経営指導や人材支援などを提供する。北海道に2件の商業施設を保有し不動産賃貸も継続する。東証グロース市場上場。
医療関連事業が売上の9割を占める構成
2026年3月期、医療関連事業の売上高は18億69百万円で全社売上高20億3百万円の93.3%を占める。同事業はアライアンス先医療機関への重層的なサービス提供が収益源であり、2026年3月末時点で50施設・4,826床と契約している。内訳は病院24施設(3,484床)、介護老人保健施設12施設(1,230床)、有床診療所8施設(112床)など。病床の過半は精神科病床(2,056床)である。しかし近年はアライアンス先の減少傾向が続き、病床数はピークの6,000床(2022年1月)から減少している。
収益構造と利益率の変化
医療関連事業セグメントの営業利益は3億19百万円(営業利益率17.1%)。前年同期比12.1%増益だが、売上高は1.8%減収と縮小している。一方、不動産関連事業は売上高1億34百万円、営業利益49百万円(利益率36.6%)と高水準だが、事業規模は小さい。全社ベースでは営業損失37百万円、経常損失358百万円、親会社株主帰属当期純損失538百万円と赤字。主因は持分法適用関連会社の株式売却に伴う投資損失313百万円と減損損失71百万円。財務面では現金及び現金同等物25億46百万円を保有。有利子負債は僅少である。
子会社構成による事業分担
グループは持株会社グローム・ホールディングスと4つの連結子会社で構成される。グローム・マネジメントが医療機関への経営指導・IT化支援・ホスピス住宅運営等を、グローム・ワークサポートが人事研修・職業紹介・事務請負を担う。グローム・インターナショナルは海外在住患者の国内医療機関紹介、オンライン診療紹介を行う。2023年8月に子会社化した福山医療器は医療機器・介護機器の販売修理に加え、系統用蓄電所事業を開始した。各子会社が医療機関の経営課題に対しワンストップで対応する体制を構築している。
業界の中での役割は医療機関向け経営指導・各種支援サービスの提供者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 医療関連 | 19億円 | 95.0% | 3億円 | 15.8% |
| 不動産関連 | 1億円 | 5.0% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01医療主力
アライアンス先医療機関(50施設・4,826床)に対し、経営・管理・運営の指導、連携支援、医療機器・薬剤の購入支援、人材研修、業務請負など重層的なサービスを提供。対価として業務委託報酬を受領。
アライアンス先50施設・4,826床
- 経営指導サービス
- 医療機関の経営・管理・運営の指導、他医療機関との連携支援、保険・医療・福祉関連の情報提供など。
- 医療機器購入支援
- 医療機器の購入支援、薬剤購入支援、在庫管理支援など。
02不動産副次
北海道の商業施設2物件を賃貸する。過去の不動産事業は縮小し、現在は賃貸のみ。
製品と技術
医療機関向け経営支援サービスの全体像
グローム・マネジメントが提供するサービスは多岐にわたる。経営・管理・運営の指導、他医療機関との連携支援、保険・医療・福祉関連の情報提供、医療機器購入支援、薬剤購入支援、在庫管理支援、給食事業支援、貸金業、IT化支援、不動産施設管理支援、医療法人等の事業承継助言、ホスピス住宅の運営など。これらをアライアンス先にワンストップで提供し、業務委託報酬を得る。病院(特に精神科)や介護施設が中心で、2026年3月末の病床数構成は精神科2,056床、一般762床、療養333床、介護医療院等333床。
人材支援と海外事業
グローム・ワークサポートは人事・労務分野の支援を専門とする。研修、人事制度構築支援、諸規程制定支援、有料職業紹介、事務業務の請負を提供。深刻化する医療人材不足に対応するため、海外人材の病院紹介支援にも注力する。子会社グローム・インターナショナルは海外在住患者に対する国内医療機関の紹介やオンライン診療の紹介を行う。これらの人材・海外関連サービスは、アライアンス先医療機関の経営課題解決に貢献する。福山医療器との連携により、医療機器・材料の安定供給も強化している。
福山医療器による医療機器販売と蓄電所事業
2023年9月に子会社化した福山医療器株式会社は、医療機器、介護機器、介護用品、福祉用具の販売および修理・点検を行う。グループの医療関連事業における機器購入支援と連携し、スケールメリットを活かしたコスト削減を目指す。2026年5月からは系統用蓄電所事業を開始。再生可能エネルギーの普及に伴う電力需給調整に貢献するビジネスであり、医療事業と並ぶ新たな成長の柱に位置づけられる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 医療アライアンス先50施設・4,826床
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
中小規模不動産、収益低迷で再建途上
グローム・ホールディングスは不動産業で、売上高20億円程度と小規模。営業利益率は0%と収益性は低い。同業の大東建託は国内最大手で規模が大きく、タスキHDなど中小企業と競合する可能性がある。業界全体として不動産賃貸・販売需要はあるが、競争激化により収益改善が急務。
強み
- 規模が小さいため、意思決定が速く、ニッチな需要に柔軟に対応できる。
- 特定の地域に集中することで、地域密着型のサービスを提供可能。
- 固定費が低く、景気変動に柔軟に対応できる可能性がある。
- 収益が低迷しているが、事業再編や新規分野開拓で改善の余地がある。
課題
- 営業利益率が0%と低く、事業の持続可能性に懸念がある。
- 大手に比べ資金力・ブランド力で劣り、競争で不利。
- 不動産市況の変動や規制強化により、業績が悪化するリスクがある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
不動産業の時価総額近傍。太字がグローム・ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3469デュアルタップ | 36億円 | 75.8倍 |
| 2 | 3494マリオン | 35億円 | 7.6倍 |
| 3 | 3297東武住販 | 32億円 | 8.0倍 |
| 4 | 8995誠建設工業 | 31億円 | 125.5倍 |
| 5 | 8938グローム・ホールディングス | 30億円 | — |
| 6 | 3266ファンドクリエーショングループ | 30億円 | 9.9倍 |
| 7 | 8912エリアクエスト | 29億円 | 20.9倍 |
| 8 | 3248アールエイジ | 28億円 | 10.2倍 |
| 9 | 8836RISE | 28億円 | — |
| 10 | 2997ストレージ王 | 25億円 | 20.9倍 |
| 11 | 9816ストライダーズ | 25億円 | 10.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
不動産会社としての出発と上場(1987-2005)
1987年6月に株式会社フォルザインターナショナルとして設立。1992年7月に商号を本荘エステート株式会社に変更し、不動産賃貸事業を開始した。1995年7月には株式会社ロジコムと再改名。2005年3月、大阪証券取引所ヘラクレスに上場。2013年7月の東証・大証統合により東証JASDAQ(グロース)に上場となった。この間、売上高は年間6~7億円程度で推移し、純利益も数億円の範囲で安定していた。
持株会社体制への移行と医療事業への転換(2016-2018)
2016年10月、持株会社制へ移行し商号をLCホールディングス株式会社に変更。この時期より事業ポートフォリオの転換が始まる。2017年10月に子会社株式会社LCメディコム(現グローム・マネジメント)を設立し、医療機関向けサービスの基盤を整備。2018年6月には不動産関連事業から医療関連事業への本格的転換に着手すると表明。同年8月にはグローム・コネクト(現グローム・ワークサポート)を設立し、医療人材支援事業を追加した。病床数も2018年9月時点で2,000床を突破し、急速に拡大した。
病床数急拡大と商号変更(2019-2021)
2019年10月、商号をグローム・ホールディングス株式会社に変更。同時に子会社もグローム・マネジメントに統一した。病床数は2019年12月に3,000床、2021年1月に4,000床、2021年8月に5,000床と右肩上がりで増加。2021年1月にはグローム・ワークサポートに商号変更し、人材サービスを強化した。この成長により売上高は2019年3月期の14億8千万円から2020年3月期8億3千万円に一時減少したものの、医療事業へのシフトが進んだ。
病床数減少と新たな柱への模索(2022-2026)
2022年1月に病床数は6,000床に達したが、その後減少傾向に転じる。2026年3月末時点で4,826床。売上高も2023年3月期1.8億円、2024年3月期1.2億円、2025年3月期2.0億円と低水準。赤字が続く中、2023年9月に福山医療器株式会社を子会社化し医療機器販売事業を追加。2026年5月には系統用蓄電所事業を開始し、新たな収益源を模索している。2024年4月には東証市場再編によりグロース市場に上場。グループは医療・蓄電所・AIデジタルの三本柱を掲げる。
年表19件を開く
1980年代
- 1987年6月創業当社設立(商号:㈱フォルザインターナショナル)
1990年代
- 1992年7月商号変更商号を本荘エステート㈱に変更。不動産賃貸事業を開始
- 1995年7月商号変更商号を㈱ロジコムに変更
2000年代
- 2005年3月上場大阪証券取引所ヘラクレス(後の東京証券取引所JASDAQ(グロース))に株式を上場
2010年代
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(グロース)に上場
- 2016年10月商号変更持株会社制へ移行 商号をLCホールディングス㈱に変更
- 2017年10月子会社 ㈱LCメディコム(現 グローム・マネジメント㈱)を設立
- 2018年6月不動産関連事業から医療関連事業への本格的転換に着手
- 2018年8月子会社 グローム・コネクト㈱(現 グローム・ワークサポート㈱)を設立
- 2018年9月子会社 グローム・マネジメント㈱の医療関連事業において、アライアンス先医療機関の総病床数が2,000床を突破
- 2019年10月商号変更商号をグローム・ホールディングス㈱に変更 子会社 ㈱LCメディコムからグローム・マネジメント㈱に商号を変更
- 2019年12月子会社 グローム・マネジメント㈱の医療関連事業において、アライアンス先医療機関の総病床数が3,000床を突破
2020年代
- 2021年1月子会社 グローム・コネクト㈱からグローム・ワークサポート㈱に商号を変更 子会社 グローム・マネジメント㈱の医療関連事業において、アライアンス先医療機関の総病床数が4,000床を突破
- 2021年8月子会社 グローム・マネジメント㈱の医療関連事業において、アライアンス先医療機関の総病床数が5,000床を突破
- 2022年1月子会社 グローム・マネジメント㈱の医療関連事業において、アライアンス先医療機関の総病床数が6,000床を突破
- 2022年4月上場東京証券取引所の市場区分再編に伴い、新市場区分「グロース市場」に上場
- 2023年8月子会社 グローム・インターナショナル㈱を設立
- 2023年9月M&A福山医療器㈱の全株式を取得し、子会社化
- 2026年5月系統用蓄電所事業を開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
医療関連事業の基盤強化
医療機関への経営指導や重層的サービスを提供し、アライアンス先の持続可能性を支援。新規アライアンス獲得と既存事業の収益性向上を両輪で推進する。
- 02
新たな成長の柱の構築
医療関連事業を中核に、系統用蓄電所事業(社会インフラ)とAI・デジタル事業を新たな柱と位置づけ、三本柱の事業ポートフォリオを構築する。
- 03
医療機器・材料の安定供給とコスト削減
グループ会社とのシナジーを活かし集中購買体制を構築。スケールメリットでコストダウンし、安定供給ルートを確保する。
- 04
医療人材サポートの強化
慢性的人材不足に対応するため、海外人材の病院紹介支援に注力。優秀な人材の確保とマッチング支援で医療提供体制の維持に貢献する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で73人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は679万円で、9期前と比べて−20.3%。平均年齢は48.6歳、平均勤続年数は4.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 43 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 74 | — |
| 2019年3月 | 853 | 52.8 | 11.4 | 59 | — |
| 2020年3月 | 763 | 44.5 | 0.7 | 59 | — |
| 2021年3月 | 632 | 47.5 | 1.5 | 48 | — |
| 2022年3月 | 684 | 46.1 | 1.6 | 62 | — |
| 2023年3月 | 727 | 48.8 | 2.5 | 61 | — |
| 2024年3月 | 760 | 50.4 | 3.2 | 72 | — |
| 2025年3月 | 683 | 48.2 | 3.2 | 99 | 0 |
| 2026年3月 | 679 | 48.6 | 4.4 | 73 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 4 / 海外 1、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。
- 国内グローム・マネジメント株式会社(注2、5)東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内グローム・ワークサポート株式会社東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内グローム・インターナショナル株式会社(注3)東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内福山医療器株式会社(注5)広島県福山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外HK BEIDA JADE BIRD INVESTMENT LIMITED中華人民共和国香港 · その他の関係会社議決権22.5%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は20億円、営業利益は0億円。前期と比べると増収で、売上が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 32億円 | 20億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 0億円 |
| 純利益 | 2億円 | -5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥3 | ¥3 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は5億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+66.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 3 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 2 | −1 | −50.0 | −1 |
| 2024年3Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 3 | — | — | −1 |
| 2025年2Q | 11 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 9 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2026年2Q | 10 | 0 | 0.0 | −4 |
| 2026年4Q | 10 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2027年1Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は74億円から20億円へ27%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(グロース)に上場 | |||||
| 2013年3月 | 74 | — | 1 | — | 2 |
| 2014年3月 | 61 | — | 3 | — | 3 |
| 2015年3月 | 65 | — | 0 | — | 3 |
| 持株会社制へ移行 商号をLCホールディングス㈱に変更 | |||||
| 2016年3月 | 66 | — | −7 | — | 10 |
| 子会社 ㈱LCメディコム(現 グローム・マネジメント㈱)を設立 | |||||
| 2017年3月 | 69 | — | 6 | — | 2 |
| 子会社 グローム・コネクト㈱(現 グローム・ワークサポート㈱)を設立 | |||||
| 2018年3月 | 138 | — | 10 | — | 3 |
| 商号をグローム・ホールディングス㈱に変更 子会社 ㈱LCメディコムからグローム・マネジメント㈱に商号を変更 | |||||
| 2019年3月 | 148 | — | 15 | — | 10 |
| 2020年3月 | 83 | — | −22 | — | −22 |
| 2021年3月 | 39 | — | 0 | — | −3 |
| 東京証券取引所の市場区分再編に伴い、新市場区分「グロース市場」に上場 | |||||
| 2022年3月 | 25 | — | 3 | — | 2 |
| 福山医療器㈱の全株式を取得し、子会社化 | |||||
| 2023年3月 | 18 | — | 3 | — | 3 |
| 2024年3月 | 12 | — | −2 | — | −2 |
| 2025年3月 | 20 | 0 | −1 | 0.0 | 1 |
| 2026年3月 | 20 | 0 | −4 | 0.0 | −5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高20億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-5億円、売上の-25.0%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.0%11億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金45.0%9億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが−2億円、投資CFが6億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は25億円で、売上の15.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 14 | −12 | −1 | 2 | 6 |
| 2014年3月 | 5 | −1 | 3 | 4 | 13 |
| 2015年3月 | 4 | −80 | 88 | −76 | 25 |
| 2016年3月 | 5 | −18 | 30 | −13 | 41 |
| 2017年3月 | −30 | −15 | 38 | −45 | 29 |
| 2018年3月 | 48 | −33 | 19 | 15 | 61 |
| 2019年3月 | 53 | 8 | −81 | 61 | 33 |
| 2020年3月 | 37 | 13 | −74 | 50 | 9 |
| 2021年3月 | 27 | 7 | −22 | 34 | 21 |
| 2022年3月 | 2 | −2 | −3 | 0 | 18 |
| 2023年3月 | 8 | 8 | −4 | 16 | 30 |
| 2024年3月 | −2 | 0 | 0 | −2 | 28 |
| 2025年3月 | −3 | −4 | 0 | −7 | 22 |
| 2026年3月 | −2 | 6 | 0 | 4 | 25 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は79億円。このうち返さなくてよい自己資本が73億円で、自己資本比率は90.3%(業種中央値32.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 120 | 27 | 93 | 22.2 |
| 2014年3月 | 134 | 31 | 103 | 23.1 |
| 2015年3月 | 233 | 34 | 199 | 15.3 |
| 2016年3月 | 274 | 48 | 226 | 18.2 |
| 2017年3月 | 282 | 49 | 233 | 17.8 |
| 2018年3月 | 313 | 52 | 261 | 16.7 |
| 2019年3月 | 224 | 60 | 164 | 26.9 |
| 2020年3月 | 111 | 37 | 74 | 33.4 |
| 2021年3月 | 83 | 73 | 10 | 88.5 |
| 2022年3月 | 89 | 77 | 12 | 85.0 |
| 2023年3月 | 84 | 80 | 4 | 93.1 |
| 2024年3月 | 84 | 78 | 6 | 91.0 |
| 2025年3月 | 86 | 78 | 8 | 88.9 |
| 2026年3月 | 79 | 73 | 6 | 90.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で131社中3位あたり、逆に低いのは配当利回りで131社中128位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥327で、1年前と比べて-51.2%。過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 15.8倍 |
| PBR | 0.41倍 |
| 配当利回り | 0.92% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は335円で、25日移動平均線349.12円を約4%下回る。1年では50.44%下落し、52週高値688円からは半減。8月7日に321円まで下落後、やや反発。出来高は8月5日に21500株と増加したが、全体的に低調。RSIは36.44と弱含み。週足では下値模索の展開が続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)。
予想PER16.2倍は業界平均14.78倍を上回るが、PBR0.42倍は同業界平均1.81倍を大幅に下回り、資産価値に比べ割安。ROE0.9%は非常に低く収益性は劣るが、直近の2025/3期で黒字転換した。配当利回り0.9%は業界平均3.03%を下回り、分配は乏しい。2026/3期は赤字予想で、業績の不安定さがリスク。底値感のある資産評価と低ROEの両面を踏まえ、割安と評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 15.8倍 | — |
| PBR | 0.41倍 | 1.84倍 |
| ROE | 0.9% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
事業内容や競争優位性が明確でなく、データの欠落や業績の不安定さから投資論点を特定しにくい。強気派は、売上高が横ばいで損失が縮小する可能性を指摘するかもしれない。弱気派は、収益性の改善が見られず、不安定な業績からリスクが高いとみる。両論とも確固たる根拠が乏しく、慎重な分析が必要。
- 売上高の安定
2025年3月期と2026年3月期の売上高が20億円で横ばい。
- 損失縮小の余地
2026年3月期の純利益が前期比で改善(-5億円 vs 1億円)。
- 潜在的な評価
PBR 0.42倍と低く、資産価値に対する割安感。
- 売上高が前期比67%増の20億円に拡大決算発表後影響中
売上高は12億円から20億円へ8億円増加し、最終損益も2億円赤字から1億円黒字に改善
- PBR0.42倍と純資産比で大幅割安な水準不定影響中
PBR0.4169倍は1倍を大きく下回り、株価が純資産を大幅に下回る
- 予想PER16.2倍と収益回復期待決算発表後影響弱
時価総額30億円に対し予想PER16.2倍、黒字定着で評価修正が期待
- 外国人株主比率約30%で市場感応度高い継続影響弱
外国人株主比率29.94%と高く、海外投資家の関心が材料
- 収益性の欠如
直近の純利益がマイナスで、安定した収益が見込めない。
- 情報開示の不足
事業内容や戦略が不明確で、投資判断が難しい。
- 市場の否定的評価
株価が1年で半減し、投資家の信頼を失っている。
- 2026年3月期は最終損益5億円の赤字見通し通年影響強
純損益が1億円黒字から5億円赤字へ悪化、時価総額30億円の約17%の損失
- 営業利益0億円が続き収益力が脆弱通年影響中
2025年3月期・2026年3月期とも営業利益0億円、売上高20億円で採算が取れない
- ROE0.9%と資本効率が低い継続影響中
ROE0.9%は資本コストを下回り、資本効率改善の見通しが立たない
- 株価が1年で5割下落し需給が悪化継続影響弱
過去1年で株価-50.44%、下落トレンドで需給が悪化
- 純利益
- 収益性の回復が最重要で、黒字転換が焦点。
- 売上高
- 事業規模の維持・拡大を確認するため。
- 自己資本比率
- 財務の健全性と損失吸収力を測るため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり3円で、前期から−60.0%。いまの株価に対する利回りは0.92%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 5 | — | 34.7 |
| 2018年3月 | 5 | 0.0 | 20.9 |
| 2019年3月 | 5 | 0.0 | 1.7 |
| 2022年3月 | 11 | 120.0 | — |
| 2023年3月 | 5 | −54.5 | — |
| 2025年3月 | 2 | −60.0 | 12.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥3
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,060人。区分でいちばん多いのは個人・その他で42.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が10.6%を占め、残る89.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 39.6 | 52.2 | 45.9 | 58.2 | 47.5 | 42.5 |
| 外国法人 | 43.2 | 34.5 | 37.5 | 26.7 | 26.5 | 28.9 |
| 証券会社 | 4.9 | 3.1 | 11.6 | 5.1 | 9.4 | 17.0 |
| 事業法人 | 10.6 | 10.1 | 2.4 | 2.5 | 2.8 | 10.5 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.3 | 1.0 | 0.6 | 1.0 |
| 金融機関 | 1.5 | 0.1 | 2.3 | 6.5 | 13.2 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | HK BEIDA JADE BIRD INVESTMENTS LIMITED(常任代理人 森川 和) | 22.55 |
| 02 | 金子 修 | 10.70 |
| 03 | 株式会社DMM.com証券 | 4.79 |
| 04 | 松井証券株式会社 | 4.68 |
| 05 | アパテックジャパン株式会社 | 3.27 |
| 06 | BNP PARIBAS SINGAPORE/ 2S/ JASDEC/ UOB KAY HIAN PRIVATE LIMITED(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 2.68 |
| 07 | 青山 英男 | 1.90 |
| 08 | 三菱UFJ eスマート証券株式会社 | 1.89 |
| 09 | 株式会社SBI証券 | 1.73 |
| 10 | JPモルガン証券株式会社 | 1.59 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-28ホンコン ベイダー ジェード バード インベストメンツ リミテッド(HK Beida Jade Bird Investments Limited)変更報告49.35%+26.01pt
- 2026-05-28CGV株式会社変更報告14.54%-2.24pt
- 2026-05-28CGV株式会社変更報告23.07%
- 2026-05-27CGV株式会社新規の大量保有報告14.54%-2.24pt
- 2026-05-27CGV株式会社新規の大量保有報告16.78%
- 2026-05-27みらい再生支援機構合同会社新規の大量保有報告5.83%
- 2026-05-26ホンコン ベイダー ジェード バード インベストメンツ リミテッド(HK Beida Jade Bird Investments Limited)新規の大量保有報告41.09%+17.75pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−273%、1株純資産は14期で+40%。直近期のROEは0.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 35 | 563 | 6.5 | 8.4 | 11.1 |
| 2014年3月 | 58 | 654 | 9.6 | 4.6 | 8.8 |
| 2015年3月 | 68 | 753 | 9.6 | 6.8 | 22.1 |
| 2016年3月 | 213 | 895 | 24.6 | 6.2 | 30.2 |
| 2017年3月 | 29 | 906 | 3.2 | 30.6 | 34.7 |
| 2018年3月 | 47 | 943 | 5.1 | 53.9 | 20.9 |
| 2019年3月 | 180 | 1,083 | 17.8 | 6.3 | 1.7 |
| 2020年3月 | −401 | 669 | — | — | — |
| 2021年3月 | −39 | 812 | — | — | — |
| 2022年3月 | 23 | 835 | 2.8 | 40.5 | — |
| 2023年3月 | 38 | 867 | 4.5 | 31.0 | — |
| 2024年3月 | −22 | 841 | — | — | — |
| 2025年3月 | 8 | 849 | 0.9 | 84.4 | 12.1 |
| 2026年3月 | −60 | 788 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 折橋秀三 | 代表取締役会長 | 68 | — |
| 菅原正純 | 代表取締役社長 | 57 | — |
| 陳德彪 | 代表取締役 | 54 | 10,000 |
| 何清 | 常務取締役 | 58 | — |
| 張力耘 | 取締役 監査等委員 | 62 | — |
| 堂野達之 | 取締役 監査等委員 | 55 | — |
| 真鍋恵美子 | 取締役 監査等委員 | 47 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 57 | 57 | 8 |
| 社外取締役 | 2 | 9 | 9 | 5 |
| 取締役(社内) | 2 | 7 | 7 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,165字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,927字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,479字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,697字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第34期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第34期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第33期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第33期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
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- 四半期報告書四半期報告書-第32期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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