概要
株式会社エリアクエストは、東京都新宿区に本社を置く不動産ソリューション企業である。2000年1月に設立され、2003年2月に東京証券取引所マザーズに上場した。従業員数31名(連結)、2025年6月期の売上高は約24.8億円。事業用不動産のビル所有者および借主双方に対して、テナント誘致、ビル管理、契約管理の3事業を連携させたサービスを提供する。
テナント誘致・ビル管理・契約管理の三事業連携
当社グループは不動産ソリューション事業の単一セグメントであり、テナント誘致事業、更新及び契約管理事業、ビル管理事業の3つを柱とする。テナント誘致事業では貸主に対して借主のニーズマーケティングからリーシングまでを成功報酬型で提供する。ビル管理事業にはサブリース事業も含まれ、パノラマクリーニングなどの独自清掃業務を強みとする。三事業が情報を共有・連携し、事業用不動産の収益最大化を追求する体制を敷く。
サブリース事業の成長が収益構造を支える
ビル管理事業のうちサブリース事業が連結業績を牽引する。2025年6月期のビル管理事業売上高は22.6億円(前年比3.7%増)で、全体の約91%を占める。仲介関連事業が前年比減少するなか、サブリース事業は件数微増ながら粗利益12.7%増を達成した。同社はリノベーションサブリース件数を2026年6月期に280件とする目標を掲げ、ストック収入の基盤強化を図る。
連結子会社2社による持株会社体制
当社は純粋持株会社として、連結子会社2社を統括する。事業運営は株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社および大阪本社)と株式会社エリアクエスト不動産コンサルティングが担う。持株会社は経営コンサルティングやシステム管理業務を子会社に提供し、コンサルティングフィーを得る体制である。グループ全体で31名の従業員により運営される。
東京都心と大阪に拠点を置く事業基盤
本社は東京都新宿区西新宿の新宿アイランドタワーに所在する。2000年9月に千代田区から新宿区に移転した。2005年4月には大阪市に子会社を設立し、関西エリアの事業基盤を確立した。事業用不動産のビル経営支援というビジネスモデル上、大都市圏に集中した拠点配置が強みとなる。
業界の中での役割は事業用不動産の収益性向上を支援するサービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01不動産(ビル所有者・経営者)主力
ビルの収益性向上と資産価値維持のため、テナント誘致(成功報酬型)、更新・契約管理(売買仲介含む)、ビル管理(サブリース含む)の3サービスを提供。借主のデータベースを活用したマッチング力が強み。
- テナント誘致サービス
- ビル所有者向けに、借主のニーズ調査からテナント誘致、リーシングノウハウ提供までを成功報酬型で提供。
- 更新・契約管理サービス
- テナントとの契約更新やトラブル解決、立退き交渉などを支援し、ビルの安定運営に貢献。売買仲介も手掛ける。
- ビル管理サービス
- 独自の清掃技術「パノラマクリーニング」や法定点検、メンテナンスを提供。プレミア会員サービスにはサブリースも含む。
製品と技術
テナント誘致事業:成功報酬型のリーシングサービス
テナント誘致事業は、ビル所有者や経営者に対して、借主のニーズ調査からテナント誘致、リーシングノウハウの提供までを一括して行う成功報酬型サービスである。クライアントごとに独自の出店戦略を策定し、立地調査や貸主との折衝を代行する。退店情報も収集することでスクラップ&ビルドの店舗網再構築を支援する。蓄積した借主・貸主の情報を自社開発システムのデータベースで管理し、データベースマーケティングを実践している。
更新及び契約管理事業:トラブル防止と売買仲介
更新及び契約管理事業は、ビル経営における諸問題の解決を支援する。テナントとの折衝による賃料滞納の解消や立退きの合意形成、相続問題への対応などを行う。また、ビル所有者の売却ニーズに応える売買仲介も手掛ける。これらの業務を通じてビルのキャッシュフロー極大化に寄与する。同事業は主に子会社のエリアクエスト不動産コンサルティングが担っている。
ビル管理事業:独自清掃とサブリースのパッケージ
ビル管理事業では、パノラマクリーニングと呼ばれる独自の清掃業務や法定点検を徹底し、快適なビル経営をサポートする。ビル所有者向けに「プレミア会員」サービスとして、諸問題解決のアドバイスとメンテナンスをパッケージ提供する。また、サブリース事業も同事業に含まれ、ビル全体を借り上げて転貸するモデルで安定収益を生み出す。2025年6月期の同事業売上高は22.6億円に達した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
独立系で規模小さく内需依存
エリアクエストは不動産業に属し、売上高23億円程度の小規模独立系企業。同業の大東建託(売上高1兆円超)やロボットホーム(売上高300億円超)と比べて規模が小さく、競争力は限定的。最近の収益改善(営業利益率4.35%→12%)は評価できるが、一過性要素の可能性もあり、持続性が課題。業界全体として、住宅需要や建設コストの変動に影響を受けやすい。特にマンション分譲や戸建て販売に依存する場合、市況変動のリスクが大きい。ライバルとの差別化が明確でないため、成長には新たな事業領域の開拓が求められる。
強み
- 営業利益率が4.35%から12%へ短期間で改善。コスト管理や高採算物件の寄与が背景。
- 売上高23億円で横ばいから微増傾向。大きな変動なく、一定の事業基盤を確保。
- 組織が小規模で意思決定が速く、市場変化への対応や新事業への転換が容易。
- 財務データからは負債比率が低いと推測され、財務安定性が高い可能性。
課題
- 売上高23億円と業界内で極小規模。競合との差別化が難しく、価格競争に巻き込まれやすい。
- 営業利益率の急改善が一過性でないか懸念。継続的な収益向上策が不可欠。
- 特定の地域や物件タイプに依存する可能性が高く、市場縮小リスクに脆弱。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
不動産業の時価総額近傍。太字がエリアクエスト
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3494マリオン | 35億円 | 7.6倍 |
| 2 | 3297東武住販 | 32億円 | 8.0倍 |
| 3 | 8995誠建設工業 | 31億円 | 125.5倍 |
| 4 | 3266ファンドクリエーショングループ | 30億円 | 9.9倍 |
| 5 | 8938グローム・ホールディングス | 30億円 | — |
| 6 | 8912エリアクエスト | 29億円 | 20.9倍 |
| 7 | 3248アールエイジ | 28億円 | 10.2倍 |
| 8 | 8836RISE | 28億円 | — |
| 9 | 2997ストレージ王 | 25億円 | 20.9倍 |
| 10 | 9816ストライダーズ | 25億円 | 10.8倍 |
| 11 | 8894REVOLUTION | 23億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 15件
資本金1,000万円で東京都千代田区に創業した2000年
2000年1月、エリアリンク株式会社(後のエリアクエスト)が東京都千代田区に資本金1,000万円で設立された。翌月には100%子会社としてエリアリサーチ株式会社を同地に設立。同年5月に商号をエリアリサーチ株式会社に変更し、子会社をエリアリンク株式会社とするなど、グループの原型が形成された。同年9月には本社を新宿区に移転している。
クエストホールディングスを買収し事業持株会社へ転換した2001年
2001年1月、株式会社クエストホールディングスの全株式を取得し、その子会社であるクエストプロパティーズ、クエストデータシステムズ、クエスト不動産投資顧問をグループに統合。同年3月に商号を株式会社エリアクエストに変更。同年5月にはクエストホールディングスと合併し、複数の子会社を100%子会社とする事業持株会社体制へ転換した。
東京証券取引所マザーズへの上場を果たした2003年
2003年2月、東京証券取引所マザーズに株式を上場した。上場を機に事業拡大を加速。同年3月には株式会社日本総合ビルメンテナンスの全株式を取得し、ビル管理事業の強化を図った。2004年3月には子会社の商号を一斉に変更し、店舗・オフィス・不動産コンサルティングといった機能別の体制を整備した。
連結子会社の再編と大阪進出を進めた2004~2005年
2004年4月、子会社のエリアクエストファシリティーズと日本総合ビルメンテナンスが合併。同年10月にはエリアクエストファシリティーズの商号をエリアクエスト不動産コンサルティングに変更し、またリアルバリューを新設した。2005年4月には大阪市にエリアクエスト店舗&オフィス(大阪本社)を設立し、関西エリアへの本格進出を果たした。
年表15件を開く
2000年代
- 2000年1月創業東京都千代田区に資本金10,000千円をもってエリアリンク株式会社(現 株式会社エリアクエスト)を設立
- 2000年2月エリアリサーチ株式会社(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))を東京都千代田区に資本金10,000千円で100%子会社として設立
- 2000年5月商号変更商号をエリアリサーチ株式会社(現 株式会社エリアクエスト)に変更 100%子会社であるエリアリサーチ株式会社の商号をエリアリンク株式会社(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))に変更
- 2000年9月本社及び本店を東京都新宿区に移転
- 2001年1月M&A株式会社クエストホールディングスの株式を100%取得 同社100%子会社の株式会社クエストプロパティーズ(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))、株式会社クエストデータシステムズ(現 株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング)及び株式会社クエスト不動産投資顧問を統合
- 2001年3月商号変更商号を株式会社エリアクエストに変更 エリアリンク株式会社の商号を株式会社エリアリンク(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))に変更
- 2001年5月M&A株式会社クエストホールディングスと合併 株式会社エリアリンク(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))、株式会社エリアクエストリサーチ(現 株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング)、株式会社クエストプロパティーズ(現 株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(東京本社))及び株式会社クエスト不動産投資顧問を100%子会社とする事業持株会社に事業転換
- 2002年6月株式会社クエスト不動産投資顧問を清算
- 2003年2月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2003年3月株式会社日本総合ビルメンテナンスの株式を100%取得
- 2004年3月商号変更100%子会社である株式会社エリアリンクの商号を株式会社エリアクエスト店舗に、株式会社クエストプロパティーズの商号を株式会社エリアクエストオフィスに、株式会社エリアクエストリサーチの商号を株式会社エリアクエストファシリティーズ(現 株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング)に変更
- 2004年4月M&A100%子会社である株式会社エリアクエストファシリティーズ(現 株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング)と株式会社日本総合ビルメンテナンスが合併
- 2004年10月商号変更100%子会社である株式会社エリアクエストファシリティーズの商号を株式会社エリアクエスト不動産コンサルティングに変更
- 2004年10月株式会社リアルバリューを東京都港区に資本金30,000千円で100%子会社として設立
- 2005年4月株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(大阪本社)を大阪府大阪市に資本金30,000千円で100%子会社として設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高経常利益率10%
- 配当性向30%以上
- リノベーションサブリース件数2026年6月期まで280件
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業部連携による収益最大化
テナント誘致・ビル管理・更新及び契約管理の三事業部が情報を共有・連携し、事業用不動産収益の最大化を追求する。
- 02
ストック収入基盤の強化
景気や企業の出店意欲に左右されない磐石なストック収入の基盤を創り、安定した収益源を確保する。
- 03
リノベーションサブリース事業の拡大
中核事業であるリノベーションサブリース事業を着実に伸ばし、サブリース件数を増加させる。
- 04
専門的サービスによる顧客囲い込み
独自の専門的不動産サービスで問題解決力のある管理会社を目指し、顧客の囲い込みを進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で31人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は558万円で、9期前と比べて+32.6%。平均年齢は28.0歳、平均勤続年数は4.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年6月 | — | — | — | 39 | — |
| 2017年6月 | — | — | — | 39 | — |
| 2018年6月 | — | — | — | 36 | — |
| 2019年6月 | 421 | 27.4 | 2.9 | 39 | — |
| 2020年6月 | 398 | 26.4 | 3.4 | 39 | — |
| 2021年6月 | 397 | 25.5 | 4.0 | 38 | — |
| 2022年6月 | 408 | 28.3 | 3.9 | 42 | — |
| 2023年6月 | 450 | 26.5 | 4.3 | 45 | — |
| 2024年6月 | 501 | 27.5 | 4.4 | 39 | 256 |
| 2025年6月 | 558 | 28.0 | 4.5 | 31 | 968 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社エリアクエスト不動産コンサルティング(注)2.3東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社エリアクエスト店舗&オフィス(注)2.3東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は25億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 25億円 | 25億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 3億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥4 | ¥4 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は13億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 6 | 1 | 16.7 | 0 |
| 2023年4Q | 6 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 6 | 1 | 16.7 | 1 |
| 2024年3Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 12 | 1 | 8.3 | 0 |
| 2025年4Q | 13 | 2 | 15.4 | 1 |
| 2026年2Q | 12 | 1 | 8.3 | 1 |
| 2026年4Q | 13 | 2 | 15.4 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年6月期からの15期で、売上は6億円から25億円へ4.2倍に増えた。直近期の営業利益率は12.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 6 | — | 0 | — | — |
| 2013年6月 | 8 | — | 1 | — | 0 |
| 2014年6月 | 11 | — | 1 | — | 1 |
| 2015年6月 | 15 | — | 2 | — | 1 |
| 2016年6月 | 19 | — | 3 | — | 3 |
| 2017年6月 | 23 | — | 4 | — | 3 |
| 2018年6月 | 27 | — | 4 | — | 3 |
| 2019年6月 | 25 | — | 3 | — | 3 |
| 2020年6月 | 22 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年6月 | 21 | — | 2 | — | 1 |
| 2022年6月 | 22 | — | 2 | — | 1 |
| 2023年6月 | 23 | — | 2 | — | 1 |
| 2024年6月 | 23 | 1 | 2 | 4.3 | 1 |
| 2025年6月 | 25 | 3 | 2 | 12.0 | 1 |
| 2026年6月 | 25 | 3 | 2 | 12.0 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高25億円のうち、営業利益として残るのは3億円で12.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金88.0%22億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.0%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年6月期は営業CFが3億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は4億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 2013年6月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
| 2014年6月 | 1 | −2 | 0 | −1 | 1 |
| 2015年6月 | 2 | −5 | 4 | −3 | 2 |
| 2016年6月 | 3 | −4 | 2 | −1 | 2 |
| 2017年6月 | 4 | −2 | 0 | 2 | 4 |
| 2018年6月 | 6 | −3 | −2 | 3 | 6 |
| 2019年6月 | 4 | −2 | −4 | 2 | 4 |
| 2020年6月 | 2 | −3 | 0 | −1 | 4 |
| 2021年6月 | 2 | 0 | −2 | 2 | 4 |
| 2022年6月 | 2 | −2 | −1 | 0 | 4 |
| 2023年6月 | 2 | 1 | −2 | 3 | 4 |
| 2024年6月 | 1 | 4 | −2 | 5 | 6 |
| 2025年6月 | 3 | −2 | −3 | 1 | 4 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年6月期の総資産は40億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は35.1%(業種中央値32.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 6 | 4 | 2 | 72.3 |
| 2013年6月 | 9 | 5 | 4 | 57.2 |
| 2014年6月 | 13 | 6 | 7 | 47.3 |
| 2015年6月 | 22 | 10 | 12 | 45.1 |
| 2016年6月 | 28 | 12 | 16 | 42.7 |
| 2017年6月 | 32 | 14 | 18 | 43.8 |
| 2018年6月 | 35 | 17 | 18 | 47.9 |
| 2019年6月 | 33 | 15 | 18 | 45.5 |
| 2020年6月 | 33 | 14 | 19 | 41.2 |
| 2021年6月 | 34 | 15 | 19 | 43.4 |
| 2022年6月 | 37 | 17 | 20 | 44.8 |
| 2023年6月 | 38 | 16 | 22 | 42.5 |
| 2024年6月 | 43 | 16 | 27 | 37.3 |
| 2025年6月 | 40 | 14 | 26 | 35.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で131社中45位あたり、逆に低いのは売上成長率で131社中109位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥170で、1年前と比べて+10.1%。過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.9倍 |
| PER (会社予想) | 18.8倍 |
| PBR | 2.00倍 |
| 配当利回り | 2.35% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価150円、25日線(153.7円)を下回り軟調。1ヶ月で-1.96%下落。52週安値(149円)に接近しており、バンドリング。RSI28.6と売られ過ぎ。出来高は直近9,100株と低調。週足では75日線(166.3円)を大きく下回り、弱基調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER 13.2倍は同業界平均14.2倍を下回り、PBR 1.56倍も平均1.72倍より低く割安感がある。ROE 7.5%と収益性は低めだが、配当利回り2.0%は平均3.04%を下回る。配当性向149.6%と高い一方、増収・営業増益基調で利益成長が期待される。割安だが配当利回りは伸び悩み。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.9倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 18.8倍 | — |
| PBR | 2.00倍 | 1.84倍 |
| ROE | 7.5% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
小規模ながら安定した収益を上げてきたが、成長性に疑問がある。強気派は今期の営業利益率12%への改善や、中古不動産需要の底堅さを評価する。弱気派は競争激化による仕入れ価格高騰や販売数量の伸び悩みを指摘する。自己資本比率が低く財務リスクも懸念。バリュエーションはPER13倍程度で割高ではないが、ROE7.5%と低め。
- 業績改善期待
2025/6期営業利益率12%と過去最高水準への改善見通し。
- 安定需要
首都圏の中古マンション需要は底堅く、在庫リスク低い。
- 割安なPER
PER13倍は同業他社と比較して割高感はない。
- FY25/6営業利益3億円と増益2025年8月決算影響強
前期1億から3倍、利益率改善
- 不動産市況回復で販売収益増加2026年度影響中
売上高25億、更なる成長期待
- PBR1.56倍と割安感継続影響中
自己資本16.7億円、時価26億、株価上昇余地
- 株主優待・配当増額期待次回株主総会影響弱
増益に伴い配当性向上昇余地
- 競争激化
買取再販業者は増加傾向で、仕入れ競争が収益率を圧迫。
- 成長の鈍さ
売上高は過去3期横ばいで、大きな成長が見込めない。
- 財務リスク
自己資本比率が低く、金利上昇で利払い負担増の懸念。
- 不動産市況悪化で販売不振2026年度影響強
金利上昇で需要減、売上高減少リスク
- 小規模で流動性低い継続影響中
時価総額26億、売買薄く急落リスク
- 特定プロジェクト依存不定影響中
大型案件の成約遅延で業績変動
- ROE7.5%と低収益性継続影響弱
PBR1.5倍、成長性乏しいと割高感
- 販売戸数
- 事業規模と成長性を示す最も重要な指標。
- 販売総利益率
- 買取再販の収益性を示し、競争環境の変化を反映。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり4円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.35%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年6月 | 2 | — | 50.5 |
| 2018年6月 | 2 | 0.0 | 75.6 |
| 2019年6月 | 4 | 100.0 | 28.5 |
| 2020年6月 | 4 | 0.0 | 97.9 |
| 2021年6月 | 2 | −50.0 | 20.6 |
| 2022年6月 | 2 | 0.0 | 64.7 |
| 2023年6月 | 2 | 0.0 | 91.5 |
| 2024年6月 | 3 | 50.0 | 14.2 |
| 2025年6月 | 3 | 0.0 | 149.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥4
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ10,984人。区分でいちばん多いのは個人・その他で57.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.6%を占め、残る58.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年6月% | 2021年6月% | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 95.4 | 93.7 | 94.4 | 58.9 | 55.5 | 57.7 |
| 事業法人 | 0.3 | 0.4 | 1.5 | 36.0 | 41.5 | 41.6 |
| 自己株式 | — | — | — | 8.0 | 3.0 | 6.5 |
| 外国法人 | 0.8 | 1.0 | 1.1 | 1.1 | 0.9 | 0.3 |
| 証券会社 | 3.2 | 4.7 | 2.9 | 3.2 | 1.9 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.3 | 0.1 | 0.1 | 0.8 | 0.2 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 謙雅産業株式会社 | 41.41 |
| 02 | 鈴木 洋 | 11.14 |
| 03 | 清原 雅人 | 2.72 |
| 04 | エリアクエストグループ従業員持株会 | 1.23 |
| 05 | 大場 健一 | 1.15 |
| 06 | 関口 さつき | 0.84 |
| 07 | 丸山 秀治 | 0.70 |
| 08 | エリアクエストグループ役員持株会 | 0.65 |
| 09 | 栗原 章 | 0.49 |
| 10 | 甚目 裕史 | 0.47 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-19鈴木 洋新規の大量保有報告6.69%-3.14pt
- 2026-05-19鈴木 洋新規の大量保有報告9.83%-1.17pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は14期で+351%、1株純資産は14期で+324%。直近期のROEは7.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | — | 20 | 4.5 | 19.7 | — |
| 2013年6月 | 2 | 25 | 7.9 | 58.4 | — |
| 2014年6月 | 7 | 28 | 25.4 | 17.6 | — |
| 2015年6月 | 6 | 44 | 17.7 | 21.5 | 26.0 |
| 2016年6月 | 13 | 53 | 27.0 | 7.8 | 28.7 |
| 2017年6月 | 11 | 63 | 19.6 | 11.8 | 50.5 |
| 2018年6月 | 12 | 74 | 17.5 | 21.4 | 75.6 |
| 2019年6月 | 12 | 75 | 15.8 | 10.7 | 28.5 |
| 2020年6月 | 7 | 67 | 9.7 | 14.9 | 97.9 |
| 2021年6月 | 7 | 72 | 10.0 | 15.2 | 20.6 |
| 2022年6月 | 5 | 84 | 6.7 | 18.1 | 64.7 |
| 2023年6月 | 6 | 87 | 7.0 | 16.6 | 91.5 |
| 2024年6月 | 8 | 98 | 8.3 | 20.2 | 14.2 |
| 2025年6月 | 7 | 87 | 7.5 | 23.1 | 149.6 |
| 2026年6月 | 8 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額61百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 清原雅人 | 代表取締役 社長 | 59 | 466,000 |
| 石川志保 | 取締役 | 52 | — |
| 北原美佳 | 取締役 | 43 | — |
| 小川洋 | 常勤監査役 | 52 | 10,000 |
| 水上孝一 | 監査役 | 76 | 10,000 |
| 木下浪枝 | 監査役 | 77 | 18,000 |
| 佐々木達雄 | — | 66 | — |
| 戸田強 | — | 48 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 47 | 47 | 24 |
| 社外取締役 | 4 | 14 | 14 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,554字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題854字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク648字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,060字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第27期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-24
- 半期報告書半期報告書-第26期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-28
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業