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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

THEグローバル社

The Global Ltd.3271 · Standard · 不動産業

首都圏を基盤に分譲マンションから収益物件、ホテルまで手掛ける不動産デベロッパー。自社ブランド「ウィルローズ」で企画・開発から販売・管理まで一貫対応する。

概要

THEグローバル社は東京都新宿区に本社を置く不動産デベロッパーである。首都圏を中心に自社ブランド「ウィルローズ」シリーズの分譲マンションの開発販売と、収益物件の企画開発販売を主力事業とする。2025年6月期の連結売上高は617億円、営業利益54億円、親会社株主に帰属する当期純利益37億円。従業員数は142名。SBIホールディングスを親会社とし、連結子会社8社からなるグループを形成する。

分譲マンション事業が収益の一角を占める

分譲マンション事業は、首都圏において自社ブランド「ウィルローズ」シリーズを中心とした新築マンションの企画・開発・分譲を担う。2025年6月期には「ウィルローズ立川」「ウィルローズ八王子」「ウィルローズ篠崎」など合計172戸を引き渡し、売上高85億5,200万円(前期比4.6%減)を計上した。同事業は当社と子会社の株式会社グローバル住販が担当し、グローバル住販は販売代理で培った商品企画力とマーケティング力を生かしたコンサルティングを行う。有名デザイナーとのコラボレーションによるデザイン性の確保や、水まわり・収納のセレクトプラン「ライフパレット」の充実により、顧客満足度の向上を図っている。

収益物件事業が売上高を牽引する

収益物件事業は、当社が直接担い、マンション開発で培った仕入力や企画力を活用して、賃貸マンションやオフィスなどの収益物件の企画・開発・販売を行う。2025年6月期には「港開発プロジェクト」「入谷Ⅲプロジェクト」「エヌエイチ10プロジェクト」など32物件を引き渡し、売上高517億3,600万円(前期比242.9%増)と大幅に拡大した。同事業はグループ全体の売上高の83.7%を占める主力セグメントとなっている。物件の出口戦略としてオフバランススキームの活用など多角化を進め、開発力の強化に注力している。

販売代理・管理・ホテルが事業を補完する

販売代理事業は子会社の株式会社グローバル住販が担い、自社開発物件に加え他社デベロッパーのマンション等の販売代理を行う。2025年6月期には69物件320戸を引き渡し、売上高7億9,100万円(前期比18.8%減)となった。建物管理事業は株式会社グローバル・ハートが担当し、2025年6月末時点の管理戸数は4,145戸。自社物件・他社物件双方の管理を受託し、「入居者パーティー」などコミュニティ形成に努める。ホテル事業は京都においてインバウンド需要を取り込み、開発・販売・運営を行うが、2025年6月期は売上高5億9,200万円(前期比72.8%減)、営業損失1億1,800万円と苦戦した。

財務基盤の改善と目標指標の達成

2025年6月期末の資産は404億7,100万円、負債は296億1,700万円、純資産は108億5,300万円。自己資本比率は前期の16.2%から26.8%に上昇した。有利子負債は前期比108億4,300万円減少し、ネットD/Eレシオは改善傾向にある。営業キャッシュ・フローは186億9,600万円の収入(前期は118億6,600万円の支出)と大きく改善。当社は経営指標として自己資本比率30%以上、ネットD/Eレシオ2.0倍未満を目標に掲げており、財務健全化を進めている。1株当たり純資産額は383.43円(前期281.11円)となった。

業界の中での役割は不動産デベロッパー(首都圏中心)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
617億円
営業利益
54億円
営業利益率
8.8%
純利益
37億円
2025/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
収益物件事業517億円83.8%58億円11.2%
分譲マンション事業86億円13.9%8億円9.3%
ホテル事業6億円1.0%-1億円-16.7%
建物管理 事業5億円0.8%0億円0.0%
販売代理 事業3億円0.5%3億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01分譲マンション主力

主に首都圏で自社ブランド「ウィルローズ」シリーズを中心とした新築マンションの企画・開発・分譲を行う。当社が用地仕入や設計監理、建設工事を外注しエンドユーザーに分譲。子会社のグローバル住販は販売代理で培った企画力・マーケティング力で企画・コンサルティングを担当。有名デザイナーとのコラボやセレクトプラン「ライフパレット」で差別化を図る。

主な製品・サービス1
ウィルローズ
首都圏で展開する新築分譲マンションのブランド。デザイン性と顧客満足度を重視した企画・開発を行い、セレクトプラン「ライフパレット」を提供する。

02収益物件準主力

マンション開発で培った仕入力や企画力を活かし、首都圏で賃貸マンションやオフィスなどの収益物件の企画・開発・販売を行う。当社が直接担当し、投資家向けに販売する。

主な製品・サービス1
賃貸マンション・オフィス
首都圏で開発・販売する収益物件。投資家向けで、賃貸需要を見込んだ企画・開発を行い、売却まで一貫して手掛ける。

03販売代理準主力

子会社のグローバル住販が、自社開発物件の販売に加え、他社デベロッパーのマンション等の販売代理を行う。販売企画、モデルルーム運営、契約・引渡業務までを一貫して提供し、新築販売代理に限らず不動産仲介(売買仲介)も含む。

主な製品・サービス1
販売代理サービス
マンション等の販売代理業務。販売企画からモデルルーム運営、契約、引渡しまでを代行し、他社物件の販売も手掛ける。

04建物管理準主力

子会社のグローバル・ハートがマンション管理業務を担当。自社開発物件だけでなく他社開発物件の管理も受託し、入居者間のコミュニティづくり(入居者パーティー等)にも注力する。

主な製品・サービス1
マンション管理業務
マンションの管理業務全般。入居者向けイベントなどコミュニティ形成支援も行い、他社物件も含め受託する。

05ホテル副次

インバウンド需要の高い京都でホテルの開発・販売・運営を行う。当社が新築またはリノベーションしたホテルを投資家等に売却し、子会社のグローバル・ホテルパートナーズがリースバックで運営する。

主な製品・サービス1
ホテル開発・販売
京都でホテルを新築またはリノベーションして投資家に売却する。販売後はリースバックにより子会社が運営を担う。

06その他その他

上記に含まれない不動産賃貸業等を展開。

製品と技術

「ウィルローズ」シリーズとライフパレットの特徴

分譲マンションの主力ブランドが「ウィルローズ」である。2003年に第1号物件「ウィルローズ阿佐ヶ谷」を販売して以来、首都圏でシリーズ展開を続けている。当社は有名デザイナーとのコラボレーションによりデザイン性を重視し、他社との差別化を図る。また、水まわりや収納を顧客が選択できるセレクトプラン「ライフパレット」を導入。購入後の満足度を高める仕組みとして、マンション管理子会社グローバル・ハートによる「入居者パーティー」などのコミュニティ形成も行っている。

収益物件開発における仕入力と出口戦略

収益物件事業では、マンション開発で培った用地仕入のノウハウと企画力を生かし、賃貸マンションやオフィスビルを開発する。2025年6月期には32物件を引き渡し、売上高517億円とグループ最大のセグメントに成長した。出口戦略としてオフバランススキームを活用し、投資家への売却を促進。物件のバリエーションも「港開発プロジェクト」のような都心大型案件から「入谷Ⅲプロジェクト」など中規模物件まで幅広い。自社保有にとらわれない柔軟な資金循環が特徴である。

京都におけるホテル開発とリースバック運営

ホテル事業は、マンション開発の仕入力と企画力を応用し、インバウンド需要の高い京都で展開する。当社が新築またはリノベーションしたホテルを投資家に売却し、子会社グローバル・ホテルパートナーズがリースバックにより運営を行うモデルを採用。これにより開発資金を早期に回収しつつ、運営収益を得る構造である。2025年6月期のホテル事業売上は5億9,200万円と前期から減少し、営業損失を計上したが、引き続き京都での事業基盤を維持している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

アセット売買で成長、大型案件依存のリスク

THEグローバル社は、不動産の売買仲介やコンサルティングを手掛ける企業で、競合のタスキホールディングスや大東建託と比べると、規模は小さいが高い成長率を示す。業績は回復しており、特に大型のアセット売買案件が牽引している。しかし、このような大型案件は非連続的で、業績変動が大きいという難点がある。また、開発事業や賃貸管理などのストック型収入が少なく、市場の流動性低下に弱い体質。一方で、富裕層向けコンサルティングや、オフィス・商業施設の仲介に強みがあり、競合との差別化を図っている。

強み

  • 大型アセット売買で高い手数料を得て、営業利益率を大幅に向上させている。
  • 大手不動産会社では扱えない複雑な取引に対応でき、ニッチ市場で存在感。
  • 売上高が急増しており、業界平均を大きく上回る成長を実現。
  • 富裕層や法人投資家との強いネットワークを持ち、良質な物件情報を保有。

課題

  • 大型案件に依存しており、取引が無い期は大幅減収になる恐れがある。
  • 不動産市場が冷え込むと仲介需要が減り、収益が大きく落ち込む。
  • 賃貸管理や開発など安定収入の割合が低く、経営の安定性に欠ける。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がTHEグローバル社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16625JALCOホールディングス453億円23.7倍
28844コスモスイニシア424億円5.1倍
33299ムゲンエステート419億円8.7倍
43276JPMC398億円20.2倍
52980SREホールディングス386億円20.9倍
63271THEグローバル社359億円12.1倍
78929青山財産ネットワークス346億円12.7倍
88881日神グループホールディングス314億円7.4倍
93486グローバル・リンク・マネジメント309億円8.4倍
103452ビーロット296億円5.9倍
113496アズーム292億円28.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

有限会社として創業し株式会社へ組織変更

1998年9月、東京都豊島区に不動産の販売代理を目的として有限会社シー・アール・エスが設立された。出資金は300万円。同年11月には商号を有限会社グローバル住販に変更。翌1999年2月、有限会社から株式会社に組織変更し、商号を株式会社グローバル住販とした。資本金は1,000万円。同年3月には宅地建物取引業免許を取得し、4月には社団法人全日本不動産協会に加盟した。この一連の手続きにより、不動産販売代理業の基盤が整えられた。

本社移転と子会社エルシードの設立で事業拡大

1998年12月に本社を東京都新宿区新宿一丁目に移転した後、2000年12月には新宿区新宿一丁目14番12号へ再度移転。2001年11月には、不動産開発を目的として株式会社エルシード(後の株式会社グローバル・エルシード)を資本金1,000万円で出資設立した。この子会社は後に分譲マンションや建売分譲の開発を担うことになる。2000年7月には一級建築士事務所の登録を行い、9月には社団法人日本住宅建設産業協会に加盟するなど、事業の幅を広げた。

デザイナーズマンション第1号と管理会社の立ち上げ

2003年2月、子会社エルシードが新築マンション第1号物件「ウィルローズ阿佐ヶ谷」の販売を開始した。これが自社ブランド「ウィルローズ」シリーズの始まりである。2005年9月には、デザインノウハウ取得のためデザイナーズマンションファンド匿名組合へ共同出資。同時期に、マンション管理を目的として株式会社ハートウェルス・マネジメント(後の株式会社グローバル・ハート)を資本金2,400万円で設立し、管理事業に参入した。2005年1月には社団法人不動産流通経営協会にも加盟している。

建売分譲・商業ビル・海外投資への多角化

2006年6月、新規事業開発を目的として株式会社ヒューマンヴェルディ(後の株式会社グローバル・キャスト)を資本金1,000万円で設立。同年7月には子会社エルシードが建売分譲第1号物件「杉並清水プロジェクト」の販売を開始した。2007年3月には、海外不動産情報取得のため米国の205 West 147th Street,LLCへ共同出資。同月には商業ビル第1号物件「吉祥寺プロジェクト」が着工するなど、事業領域をマンションから戸建・商業ビル・海外投資へと拡大した。

JASDAQ上場で資本市場に参加

2008年3月、株式会社グローバル住販はJASDAQ証券取引所(現東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を上場した。これにより資本市場からの資金調達が可能となり、不動産開発の規模拡大や財務基盤の強化につながった。上場後も事業拡大を続け、2009年7月には戸建事業に特化するため子会社ヒューマンヴェルディを株式会社エルキャスト(後の株式会社グローバル・キャスト)に社名変更し、本社を所沢市松葉町に移転した。

子会社グローバル住販の上場廃止とグループ再編

2010年4月、JASDAQと大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ市場に上場継続。しかし同年6月、株式会社グローバル住販の株式は上場廃止となった。これはグループ全体の再編の一環であり、その後THEグローバル社が持株会社として上場主体となった。上場廃止後も、グローバル住販は子会社として分譲マンションの企画・販売代理を継続し、グループの中核事業を支えている。

年表23件を開く

1990年代

  • 1998年9月創業東京都豊島区に不動産の販売代理を目的として「有限会社シー・アール・エス」を設立(出資金300万円)
  • 1998年11月商号を「有限会社グローバル住販」とする
  • 1998年12月本社を東京都新宿区新宿一丁目18番8号に移転
  • 1999年2月有限会社から株式会社に組織変更し、商号を「株式会社グローバル住販」とする(資本金1,000万円)
  • 1999年3月宅地建物取引業免許取得
  • 1999年4月社団法人 全日本不動産協会加盟

2000年代

  • 2000年7月一級建築士事務所登録
  • 2000年9月社団法人 日本住宅建設産業協会加盟
  • 2000年12月本社を東京都新宿区新宿一丁目14番12号に移転
  • 2001年11月創業株式会社エルシード(株式会社グローバル・エルシード)不動産開発を目的として資本金1,000万円にて出資設立
  • 2003年2月株式会社エルシード(株式会社グローバル・エルシード)新築マンション第1号物件<ウィルローズ阿佐ヶ谷>販売開始
  • 2004年8月本社を東京都新宿区西新宿二丁目4番1号に移転
  • 2005年1月社団法人 不動産流通経営協会加盟
  • 2005年9月デザインノウハウ取得のためデザイナーズマンションファンド匿名組合へ共同出資
  • 2005年9月創業マンション管理を主とした不動産管理を目的として、株式会社ハートウェルス・マネジメント(現 株式会社グローバル・ハート)を資本金2,400万円にて出資設立
  • 2006年6月創業新規事業開発を目的として、株式会社ヒューマンヴェルディ(株式会社グローバル・キャスト)を資本金1,000万円にて出資設立
  • 2006年7月株式会社エルシード(株式会社グローバル・エルシード)建売分譲第1号物件<杉並清水プロジェクト>販売開始
  • 2007年3月海外不動産情報取得のため、205 West 147th Street,LLCへ共同出資
  • 2007年3月株式会社エルシード(株式会社グローバル・エルシード)商業ビル第1号物件<吉祥寺プロジェクト>着工
  • 2008年3月上場JASDAQ証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を上場
  • 2009年7月商号変更戸建事業を行うことを目的に、株式会社ヒューマンヴェルディを株式会社エルキャスト(株式会社グローバル・キャスト)に社名変更し、所沢市松葉町に同社本社を移転

2010年代

  • 2010年4月上場JASDAQ証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に上場
  • 2010年6月上場株式会社グローバル住販の株式を上場廃止

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本比率30%以上
  • ネットD/Eレシオ2.0倍未満

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業の選択と集中

    主たる事業である分譲マンション事業と収益物件事業に資源を集中し、事業基盤の強化を図る。

  2. 02

    多様なニーズに対応した商品開発

    第一次取得者向けと富裕層向けの両方に、デザイン性が高く迅速な商品企画・提供を行う。

  3. 03

    中長期的な環境変化への対応と開発力強化

    オフバランススキームの活用など出口戦略を多角化し、収益物件の開発力を強化する。

  4. 04

    大手デベロッパーとの共同開発推進

    購買力の強い富裕層や投資家のニーズを捉え、都心エリア・高グレードマンションの開発力を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で142人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は709万円で、9期前と比べて+2.0%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は2.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月172
2017年6月166
2018年6月162
2019年6月69544.64.8161
2020年6月69646.16.0216
2021年6月77949.26.1196
2022年6月78650.27.7139
2023年6月83449.95.7140
2024年6月76541.42.21431,259
2025年6月70941.12.91423,803

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 7 / 海外 2、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
WILLROSE THE GALLERY TOKYO — 東京都中央区208百万円
分譲マンション事業
本社 — 東京都新宿区98百万円
全社(共通)
本社 — 東京都新宿区4百万円
販売代理事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    SBIホールディングス株式会社(注)2
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権52.0%
  • 国内
    株式会社グローバル住販(注)4
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グローバル・ハート
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グローバル・ホテルパートナーズ(注)7
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グローバル・メディカルラボ
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グローバル投資顧問(注)3
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Global L-seed Ho Chi Minh Company Limited (注)7
    ベトナム社会主義共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Global Office Company Limited
    ベトナム社会主義共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    特定目的会社グローバル外苑前(注)3、6、8
    東京都新宿区 · 連結子会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年6月期の売上高は617億円営業利益54億円前期と比べると増収増益で、売上が+128.5%、利益が+200.0%。

売上高
+128.5%
617億円
営業利益
+200.0%
54億円
純利益
+37.0%
37億円
営業利益率
8.8%
前期比 +2.1%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は119億円、営業利益は12億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−49.1%、営業利益は−40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q4524.41
2023年3Q4712.1−1
2023年4Q24016
2024年1Q8977.94
2024年2Q80810.05
2024年3Q6569.27
2024年4Q36−3−8.311
2025年2Q234208.514
2025年4Q383348.923
2026年2Q1191210.17

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年6月期からの14期で、売上は297億円から617億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は8.8%。純利益は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月2972615
2013年6月246105
2014年6月3751810
2015年6月27583
2016年6月258139
2017年6月314159
2018年6月3873320
2019年6月359156
2020年6月257−43−48
2021年6月184−31−41
2022年6月25845
2023年6月4241617
2024年6月27018316.727
2025年6月61754468.837

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年6月期

売上高617億円のうち、営業利益として残るのは54億円8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は37億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.4%521億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.8%42億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%54億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.8pt
8.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
6.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+26.3pt
39.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが187億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは191億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は117億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月1−317−229
2013年6月−36038−3631
2014年6月7−17644
2015年6月31−2−292944
2016年6月−33044−3354
2017年6月−37−650−4361
2018年6月−21−3198−52107
2019年6月−53−2267−75100
2020年6月−21−8−31−2939
2021年6月298−673710
2022年6月−57265−5519
2023年6月1280−10112847
2024年6月−119−4120−12344
2025年6月1874−118191117

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は405億円。このうち返さなくてよい自己資本が109億円で、自己資本比率は26.8%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月1904414622.9
2013年6月2465019620.0
2014年6月2615920222.1
2015年6月2226016226.7
2016年6月2686720124.9
2017年6月3267525122.8
2018年6月4599336620.2
2019年6月5339643717.8
2020年6月463444199.4
2021年6月330332979.9
2022年6月404363688.9
2023年6月3325327915.9
2024年6月4908041016.2
2025年6月40510929626.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
118億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
62億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
296億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
55
/ 100
安定性自己資本比率18 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE131社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率131社中97位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
39.2%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.8%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
26.8%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
128.5%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

7月27日の終値

直近の終値は¥1,270で、1年前と比べて+10.1%過去52週の値幅のなかでは98%の位置にある。

¥1,270-0.1%1ヶ月+0.2%1年+10.1%時価総額359億円
過去52週の値幅
安値¥821高値¥1,280

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.1倍
PBR3.44倍
配当利回り3.15%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1270円前後で横ばいが続き、25日移動平均線(1269.12円)をわずかに上回る水準です。52週高値1280円に接近しており、上値を抑えられる展開です。出来高は7月10日に11700株、27日に15900株と増加傾向で、需給が改善しつつあります。一方、75日線(1272.16円)を下回っており、中期的な上値は重いと言えます。200日線(1064.08円)からは約19%上に位置し、長期トレンドは維持しています。RSIは58.33と中立圏で、方向感は乏しいものの、高値圏での底堅さが意識されます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは12.08倍で業界平均14.72倍を下回り、割安感があります。一方、PBRは3.44倍で業界平均1.84倍を大きく上回り、株価は純資産に対して高めです。ROEは39.2%と非常に高く、収益性は優秀ですが、その分PBRが割高になっています。配当利回りは3.15%で業界平均とほぼ同じ水準です。売上高は変動が大きく、最新年度は大幅増収ですが、過去の減少から回復基調です。収益性と成長性を考慮すると、バリュエーションはほぼ妥当と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.1倍14.9倍
PBR3.44倍1.84倍
ROE39.2%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

不動産市況の変動に業績が左右されやすく、特に金利動向や中古マンション価格の推移が焦点。強気派は、都市部の需要堅調と在庫回転の速さを評価し、今期の大幅増収増益を好材料とする。弱気派は、売上高の不安定さや、将来の金利上昇による需要減退を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 業績の急拡大

    売上高が前期比で大幅増加し、営業利益率も改善

  • 首都圏需要

    都心回帰や投資需要で中古マンション市場は堅調に推移

  • 高ROE

    自己資本利益率が高く、株主還元も実施

  • 2025/6期に営業利益54億円と3倍増益通年影響

    売上高は270億円から617億円、営業利益は18億円から54億円へ拡大。増益基調が継続

  • ROE39.2%の高収益でPBR評価が上昇継続影響

    PER12.08倍、ROE39.2%。PBR3.44倍でも資本効率の高さが評価され、株価上昇余地

  • 配当利回り3.15%で下値を支える継続影響

    予想配当利回り3.15%。時価総額359億円に対して配当総額約11億円と安定

  • 外国人保有比率7.08%と低位、買い増し余地不定影響

    外国法人持株比率7.08%は低水準。海外投資家の組み入れが進めば需給改善

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定さ

    売上高の年次変動が大きく、計画達成の不確実性が高い

  • 金利リスク

    金利上昇で住宅ローン需要が減り、価格下落の恐れ

  • 競争激化

    同業他社との差別化が難しく、利益率維持が課題

  • PBR3.44倍と割高水準、調整リスク継続影響

    PBR3.44倍は高く、PER12.08倍と併せROE悪化で修正リスク

  • 売上高の乱高下で業績安定性に欠ける通年影響

    売上高424→270→617億円と変動大きく、営業利益18→54億円の再現性に疑問

  • 来期予想PERが公表されておらず不透明決算発表後影響

    予想PER12.08倍のみでフォワードなし。次期業績見通し次第で評価が変わる

  • ROE39.2%の高水準が反転するリスク2027年〜2028年影響

    ROE39.2%は異常な高さで、低下に転じた場合はPBR3.44倍の修正が大きい

次の決算で確かめる点
販売戸数
売上高の変動に直結し、事業の勢いを示す
仕入れ価格
収益性を左右するため、物件取得費の推移を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+37.9%いまの株価に対する利回りは3.15%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
3.15%
いまの株価に対して
配当性向
27.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月17138.7
2018年6月2547.173.2
2019年6月250.029.9
2024年6月2916.013.5
2025年6月4037.927.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ8,458人。区分でいちばん多いのは事業法人63.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が64.6%を占め、残る35.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
事業法人7.556.856.457.356.063.0
個人・その他69.328.730.631.732.822.5
外国法人14.15.85.35.36.97.0
証券会社1.73.23.12.11.35.9
金融機関7.25.44.43.42.91.6
外国人個人0.20.00.10.20.20.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01SBIホールディングス株式会社51.95
02旭化成ホームズ株式会社9.88
03立花証券株式会社5.03
04SCBHK AC EFG BANK AG(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.64
05日本証券金融株式会社1.36
06西川 晶0.78
07MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.77
08LGT BANK LTD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.69
09奥田 晃久0.62
10籠谷 亮一0.55

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-05-29
    SBIホールディングス株式会社
    新規の大量保有報告
    51.95%
  • 2026-05-28
    旭化成ホームズ株式会社
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -9.88pt
  • 2026-05-27
    大東建託株式会社
    新規の大量保有報告
    44.92%
    -7.03pt
  • 2026-04-13
    SBIホールディングス株式会社
    新規の大量保有報告
    51.95%
  • 2026-04-10
    旭化成ホームズ株式会社
    新規の大量保有報告
    9.88%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+9%、1株純資産は14期で+10%。直近期のROEは39.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月11934741.03.426.1
2013年6月4237711.713.2382.5
2014年6月8044119.56.4112.7
2015年6月244485.321.9161.6
2016年6月7149815.05.5145.4
2017年6月7155213.58.0138.7
2018年6月14968524.05.573.2
2019年6月477026.711.329.9
2020年6月−356320
2021年6月−192116
2022年6月1612713.59.0
2023年6月6218739.34.2
2024年6月9628141.05.113.5
2025年6月13038339.28.027.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/6期の役員報酬は総額149百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
岡田圭司代表取締役 社長執行役員50
山名徳雄取締役 執行役員58
髙村正人取締役57
明石昌取締役63
中野剛章取締役 常勤監査等委員62
山上友一郎取締役 監査等委員52
上村直子取締役 監査等委員53

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)310810836
社外取締役323238
取締役(社内)1181818

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,379字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、2024年7月1日、株式会社グローバル住販を存続会社、細沼興業株式会社を消滅会社とする吸収合併をいたしました。 また、2025年1月10日、合同会社京橋釣鐘に対する匿名組合契約を終了いたしました。 さらに、2025年5月9日、当社が出資しております特定目的会社グローバル外苑前について、支配が一時的でなくなったため連結子会社に該当することとなりました。 その結果、株式会社THEグローバル社の傘下に、連結子会社8社、当社を含め計9社から構成されております。また、SBIホールディングス株式会社は当社の親会社であります。 当社グループは、首都圏を基盤に、分譲マンションや収益物件などの開発販売など、多角的な不動産事業を展開しており、その事業セグメント及び各社の分担は次のとおりとなっております。 [分譲マンション事業] 分譲マンション事業は、主に首都圏において自社ブランド「ウィルローズ」シリーズを中心とした新築マンションの企画・開発・分譲を行っております。分譲マンション事業を担うのは当社と株式会社グローバル住販です。株式会社グローバル住販は、販売代理で培ってきた商品企画力、マーケティング力を生かした、企画・コンサルティングを行っております。開発を担う当社は用地仕入の実施、外注先を利用しての設計監理や建設工事を行い、エンドユーザーに分譲しております。 有名デザイナーとのコラボレーションによるデザイン性の確保に努めているほか、水まわりや収納などのセレクトプラン「ライフパレット」を充実させ、顧客満足度を高めております。 [収益物件事業] 収益物件事業は、当社が担っており、主に首都圏において、マンション開発で培った仕入力や企画力を活かし、賃貸マンション、オフィスなどの収益物件その他の企画・開発・販売を行っております。 [販売代理事業] 販売代理事業は、株式会社グローバル住販が担っており、当社グループ開発のマンション等(以下「自社開発物件」という。)の販売業務に加え、他社デベロッパーのマンション等(以下「他社開発物件」という。)の販売代理を行っております。販売企画、モデルルーム運営、契約業務、引渡業務までを行っております。 また、新築マンションの販売代理に限らず、不動産の仲介業務(売買仲介)もこれに含まれます。 [建物管理事業] 建物管理事業は、株式会社グローバル・ハートが担っており、主としてマンション管理業務を行っております。自社開発物件のみならず、他社開発物件のマンション管理業務を受託し、事業拡大を図っております。「入居者パーティー」など入居者間のコミュニティづくりに努めております。 [ホテル事業] ホテル事業は、マンション開発で培った仕入力や企画力を活かし、インバウンド需要の高い京都において、ホテルの開発・販売・運営を行っております。ホテル事業を担うのは、当社と株式会社グローバル・ホテルパートナーズです。ホテル開発は、当社が新築またはリノベーションしたホテルを投資家等に売却し、株式会社グローバル・ホテルパートナーズが投資家等からリースバックにより、ホテル運営を行っております。 [その他] 上記に含まれないものとして、不動産賃貸業等があります。 これらの事業の系統図は次のとおりとなります。
経営方針・対処すべき課題1,667字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、経営基本方針として「不動産価値創造企業として、変化する時代のスピードに対応し、一歩先のニーズを見据えます。既成概念に囚われず、新しい発想による価値を創造し、お客様の夢を叶えます。」を掲げ、他にはない価値、他にはないサービスを創造するオンリーワン企業を目指しております。 当社グループは、顧客満足なくして企業成長はあり得ないという信念のもとに、顧客満足度(購入時だけでなく購入後も含む)においてナンバーワン企業となることを目標として掲げており、お客さまに感動を与える付加価値の高い商品とサービスを提供することで社会に貢献し、利益を継続的に獲得することで、企業価値の最大化を目指してまいります。 (2)経営戦略等 当期の当社グループを取り巻く外部環境は、緩やかな回復基調を続け、名目GDPは、2024年度に年度として初めて600兆円を超え、2024年度の賃金上昇率は33年ぶりの高さとなるとともに、2025年の春季労使交渉における賃上げ率も昨年度を上回るなど、これまでにない明るい動きがみられております。一方で、GDPの過半を占める個人消費は、食料品など身近な物の価格が上昇する中で、消費者マインドは下押しされ、賃金・所得の伸びに比べて、力強さを欠いた状態が続いております。くわえて、足許では、米国による各種の追加関税措置が、我が国経済を下振れさせるリスクとなっております。 これらの状況を踏まえ、当社グループといたしましては、「事業の選択と集中」を掲げ、当社グループの主たる事業である分譲マンション事業と収益物件事業について資源を集中させ、今後の成長に向けて事業基盤の強化に努めてまいります。 多様化するニーズを的確に捉え、これに迅速に対応した商品企画とデザイン性の高い商品提供を目指し、分譲マンション事業につきましては、第一次取得者向けの商品だけではなく、富裕層に向けた商品開発と提供もあわせて行ってまいります。 また、中長期的な環境変化への対応に注力しつつ、開発力の強化を推進し、収益物件事業につきましては、オフバランススキームの活用など出口戦略の多角化を目指してまいります。 (3)目標とする経営指標 当社は、財務健全化を図るため、自己資本比率30%以上、ネットD/Eレシオ2.0倍未満を、目標とする経営指標として掲げております。 (4)経営環境 当社グループが属する不動産業界においては、不動産市場調査会社MSCIリアル・キャピタル・アナリティクスによると、2024年の国内不動産取引額は約8.5兆円(前年比20%増)となり、2007年から発生した世界金融危機後で最高額となりました。内、当社が主たる事業としている賃貸マンションセクターにおいても取引額は約1.1兆円と大幅に増加しました。 このような状況下、当社グループでは、マンション開発販売に努め、分譲マンション4物件(前年同期と同一)と収益物件32物件(前年同期比+18物件)の売却引渡を行いました。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く国内不動産市場には、都内を中心とした大幅な価格上昇、建築費の高騰、金利上昇、タワマン規制などの規制強化等、ナーバスな変動要因が存在しております。このような環境において、一般需要層の購買力は低下傾向にあるものの、一方で、地方を含む富裕層、相続対策目的の高齢富裕層、パワーカップル、国内投資家、及び当社グループが参入していない外国投資家の購買力は健在であります。 今後は購買力の強い富裕層や投資家のニーズをとらえ、大手デベロッパーとの共同開発等の推進により、都心エリア、高グレードのマンションの開発力を強化してまいります。
事業等のリスク4,715字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業内容その他に関するリスクについて、投資家の皆様の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家の皆様に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)有利子負債への依存と金利変動の影響について 当社グループは、用地の取得資金及び建築資金を主に金融機関からの借入金により調達しており、有利子負債依存度が高い水準にあります。今後においても、事業拡大に伴い有利子負債は高い水準で推移するものと想定され、資金借入が十分に行えなくなった場合や金利が上昇した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 項目   前連結会計年度末 (2024年6月30日)   当連結会計年度末 (2025年6月30日) 千円   千円 有利子負債残高   (A)   36,822,232   25,978,267 短期借入金   11,753,383   5,019,200 1年内返済予定の長期借入金   7,963,000   10,408,100 長期借入金   15,259,286   8,970,920 1年内償還予定の社債   272,000   1,532,000 社債   1,568,000   36,000 その他有利子負債(リース債務含む)   6,563   12,047 総資産額   (B)   49,002,155   40,471,178 有利子負債依存度   (A/B)   75.14   64.19 (2)金融機関からの資金調達にかかるリスクについて 当社グループの不動産開発において、多くは土地仕入時に金融機関から事業資金の借入を行っております。それゆえ、計画通りに物件の引渡ができない場合、借入先である金融機関との良好な関係が維持できなくなった場合には、返済期限の延長ができず、資金回収前に金融機関から返済を求められる可能性があります。さらに、代替の資金調達ができなかった場合には、資金繰りに窮する可能性があります。 (3)不動産市況の悪化によるリスクについて 当社グループの事業は、景気動向、金利動向、地価動向及び税制改正等の影響を受けやすいため、経済・雇用情勢等の悪化により、不動産に対する消費者の購入意欲や投資家による投資意欲が減退した場合、または仕入済の開発用不動産及び商品である販売用不動産の価値の下落が起こった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)用地取得にかかるリスクについて 当社グループでは、仕入物件の選定基準として、事業採算性の見地から所定の基準を設けておりますが、不動産市況の変化や用地取得競争の激化等により、当社グループの基準や事業戦略に合う優良な土地を仕入れることが困難となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)競合について 不動産業においては、事業を営むために宅地建物取引業法に基づく宅地建物取引業者の免許を受ける必要がありますが、一般的に参入障壁が高いとは言えず、多くの不動産業者が激しく競争している状況にあります。 今後、競争による分譲価格の下落が生じた場合、または販売代理事業における販売委託元のデベロッパーが、他社に販売を委託するまたは自社で販売するようになり、当社グループの販売受託が減ることとなった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)建築工事等について 当社グループは、分譲マンション事業、収益物件事業における建築工事は外注により行っております。外注先の選定にあたっては品質、建築工期及びコスト等を総合的に勘案して決定しており、特定の外注先に依存しないように努めております。 当社グループは、品質管理及び工期遅延防止のため、毎週工程進捗会議を行い、物件の進捗や問題点の報告検討及び対応の方向性の確認を行うとともに、設計監理者及び外注先との定例会議を行うことにより、工期スケジュール等の確認を行っております。しかしながら、工事中の事故、外注先の倒産や請負契約の不履行、その他予期せぬ事象が発生した場合、工事の中止及び遅延、建築コストの上昇等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)契約不適合リスクについて 当社グループは、分譲マンション事業、収益物件事業における建築工事は外注により行っており、当社グループが販売する建物の瑕疵については、外注先の施工会社の工事保証にて担保しております。しかしながら、施工会社の財政状態が悪化または破綻する等により施工会社が負うべき契約不適合責任が履行されない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループは、財団法人住宅保証機構の登録業者となり、当社グループが分譲する住宅は、住宅性能保証制度に登録しておりますので、当該制度の保険に裏付けされた10年保証により、購入者の保護がなされております。 また、土地については土地の仕入時及び開発中において、後述の通り調査を行っておりますが、物件の引渡後瑕疵が発見され、当社グループが是正又は賠償する必要が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)土地仕入時において予測できないリスクについて 当社グループでは、土地の仕入に際して、さまざまな調査を行い、土地仕入の意思決定をしておりますが、土地仕入時には予想がつかない土壌汚染や地中埋設物等の瑕疵が発見された場合や近隣への建築工事中の騒音や竣工後の日影の影響等に対する近隣住民の反対運動が発生した場合には、プロジェクトの工程に遅れをきたすと同時に、追加費用が発生する場合があります。 当社グループの開発物件におきまして、予想を超えた地中障害や近隣反対運動等が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)有害物質対策について 当社グループは、分譲マンション事業並びに収益物件事業におきまして土地建物の取得を行っており、当該土地上に解体を目的とした既存建物が存在している場合、アスベストやPCB等の有害物質の使用状況に関して確認を行っております。有害物質の使用が確認された場合、飛散または流出防止対策を実施するとともに解体により発生した廃棄物は法令に基づいた処理を行っております。 しかしながら、有害物質が経年劣化等により飛散又は流出する恐れが生じた場合や、当社グループが想定する範囲を越えて使用が判明した場合には、有害物質の除去又は封じ込め等の費用が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)事業に係る法的規制について 当社グループ各社は、事業に必要な宅地建物取引業法に基づく宅地建物取引業者の免許やマンション管理適正化推進法に基づくマンション管理業者の登録を受けており、各法令上の規制と当局の監督を受けます。また、各事業の継続には、かかる許認可が必要なため、仮にこれらの取消事由等に該当する何らかの問題が発生し、業務停止命令や許認可の取消処分を受けた場合には、当社グループの事業遂行に支障をきたす場合があります。 その他当社グループの事業にかかる法的規制としては、都市計画法、建築基準法、宅地造成等規制法、消防法、各自治体等が定めた条例等があります。当社グループはこれらの法令を遵守しておりますが、今後法令等の改正又は新たな規制の制定によって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)個人情報の保護について 当社グループでは、主に分譲マンション事業、収益物件事業、販売代理事業、建物管理事業、ホテル事業を通じて多数のお客様の個人情報を取り扱っており、その取扱いには十分な注意を払っております。当社グループのウェブサイトにおきましても個人情報保護方針を掲載し、個人情報の取り扱いについて説明を行っております。個人情報の機密保持につきましては、施錠されたロッカーに保管し、電子ファイルの送信時はパスワードによる管理を行っております。また、当社グループでは各部署の責任者で組織したコンプライアンス委員会の指揮のもと、ビデオ等による説明会、研修等を定期的に開催し、情報管理の重要性の周知徹底、個人情報に対する意識の徹底を図っております。 当社グループでは、個人情報の保護に注力しておりますが、不正侵入や不正アクセス等の不測の事態によって、万が一、個人情報の漏洩が発生した場合には、当社グループへの損害賠償請求や社会的信用の低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)訴訟等について 当社グループが開発、販売、管理する不動産物件において、瑕疵、土壌汚染、販売活動等を起因として、訴訟その他の請求が発生する可能性があります。これらの訴訟等の内容及び結果によっては、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)自然災害等について 当社グループが取り扱う物件のエリアにおいて、地震、火災、津波、大型台風等の自然災害が発生し、当社グループが取り扱う物件が毀損、滅失等を被った場合は、追加費用やプロジェクトの進捗遅延等が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14)物件の引渡時期にかかるリスクについて 当社グループでは、分譲マンション事業、収益物件事業、販売代理事業におきましては、物件の引渡時を売上計上時期としております。大規模プロジェクトや利益水準の高いプロジェクト等の収益計上が、ある特定の時期に偏重する場合があります。将来、不測の事態による工事遅延等が発生し、物件の引渡時期が期末を越えた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15)主要な事業の免許について 当社グループは、不動産業者として宅地建物取引業法第3条第1項及び第6条に基づき、宅地建物取引業者免許証の交付を受けており、同法第3条第2項の規定により、免許の有効期限は5年間と定められております。同法第5条が免許基準、同法第66条及び第67条が免許取消について定められており、これに該当した場合は免許の取消が命じられます。 現在、当該免許取消となる事由は発生しておりませんが、将来何らかの理由により免許取消事由が発生した場合には、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 なお、主なグループ各社の免許及びその有効期限は以下のとおりとなっております。 会社名   法令等名   免許・許可の内容   有効期間 株式会社THEグローバル社   宅地建物取引業法   国土交通大臣(1)第10614号   2024年2月21日から 2029年2月20日まで 株式会社グローバル住販   宅地建物取引業法   東京都知事 (6)第77167号   2024年3月13日から 2029年3月12日まで
経営成績の分析 (MD&A)6,822字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 分譲マンション事業におきましては、「ウィルローズ立川」、「ウィルローズ八王子」、「ウィルローズ篠崎」等合計172戸の引渡しを行いました。 以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高8,552百万円(前年同期比4.6%減)、営業利益792百万円(前年同期比1.7%減)となりました。 収益物件事業におきましては、「港開発プロジェクト」、「入谷Ⅲプロジェクト」、「エヌエイチ10プロジェクト」等32物件の引渡しを行いました。 以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高51,736百万円(前年同期比242.9%増)、営業利益5,773百万円(前年同期比237.4%増)となりました。 販売代理事業におきましては、グループ会社開発及び他社開発物件の販売代理を行い、地域別の引渡実績は、東京都区部52物件111戸、東京都下8物件140戸、神奈川県2物件27戸、埼玉県3物件17戸、千葉県3物件3戸、長野県1物件22戸、合計69物件320戸となりました。 以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高791百万円(前年同期比18.8%減)、営業利益251百万円(前年同期比49.9%減)となりました。 建物管理事業におきましては、2025年6月30日現在のマンション管理戸数が4,145戸となりました。 以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高528百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益29百万円(前年同期比49.3%減)となりました。 ホテル事業におきましては、京都におけるホテル運営を行いました。 以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高592百万円(前年同期比72.8%減)、営業損失118百万円(前年同期は営業利益258百万円)となりました。 その他としましては、不動産賃貸事業等による収入であります。 以上の結果、当セグメントにおける業績は、売上高12百万円(前年同期比13.9%増)、営業利益7百万円(前年同期比28.8%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高61,747百万円(前年同期比128.4%増)、営業利益5,415百万円(前年同期比208.1%増)、経常利益4,631百万円(前年同期比50.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,683百万円(前年同期比35.7%増)となりました。 ②財政状態の状況 資産は40,471百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,530百万円減少いたしました。これは主に仕掛販売用不動産の減少9,863百万円によるものであります。 負債は29,617百万円となり、前連結会計年度末に比べ11,427百万円減少いたしました。これは主に有利子負債の減少10,843百万円によるものであります。 純資産は10,853百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,896百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益により利益剰余金が2,862百万円増加したことによるものであります。 これにより、自己資本比率は26.8%(前年同期は16.2%)、1株当たり純資産額は383.43円(前年同期は281.11円)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて7,260百万円増加し、11,698百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、主に棚卸資産の減少額13,648百万円、税金等調整前当期純利益4,635百万円により、18,696百万円の収入(前年同期は11,866百万円の支出)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、主に投資有価証券の払戻による収入647百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出190百万円により、419百万円の収入(前年同期は385百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、主に長期借入金の返済による支出18,870百万円、長期借入れによる収入14,852百万円、短期借入金の純減少額6,704百万円により、11,818百万円の支出(前年同期は11,990百万円の収入)となりました。 (参考)キャッシュ・フロー関係指標の推移 2024年6月期   2025年6月期 自己資本比率(%)   16.2   26.8 時価ベースの自己資本比率(%)   28.1   72.6 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   -   1.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   -   20.7 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注1)いずれも連結ベースの財務数値により記載しております。 (注2)株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数により算出しております。 (注3)キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 (注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (注5)2024年6月期及び2025年6月期の時価ベースの自己資本比率につきましては、最終株式取引日である2024年6月28日及び2025年6月30日の終値より算出しております。 (注6)2024年6月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)、インタレスト・カバレッジ・レシオにつきましては、営業キャッシュ・フローがマイナスであるため、記載しておりません。 ④生産、受注及び販売の実績 a.売上高 セグメントの名称   項目   前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前期比 (%) 数量 (戸数)   売上高 (千円)   構成比 (%)   数量 (戸数)   売上高 (千円)   構成比 (%) 分譲マンション事業   179   8,968,098   33.2   172   8,552,621   13.9   95.4 収益物件事業   47   15,086,090   55.8   38   51,736,350   83.7   342.9 販売代理事業   自社開発物件(新築分譲)   160   14,230   0.1   -   13,820   0.0   97.1 他社開発物件(新築分譲)   23   56,352   0.2   61   132,816   0.2   235.7 仲介その他   181   225,178   0.8   97   179,486   0.3   79.7 小計   364   295,761   1.1   158   326,123   0.5   110.3 建物管理事業   -   496,891   1.8   -   528,262   0.9   106.3 ホテル事業   2   2,179,627   8.1   1   592,361   1.0   27.2 その他   -   10,605   0.0   -   12,079   0.0   113.9 合計   592   27,037,074   100.0   369   61,747,800   100.0   228.4 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.ホテル事業の数量(戸数)は、物件売却棟数を記載しております。 3.最近2連結年度の主要な相手先別の売上高及び当該売上高の総売上高に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年7月1日) (至 2024年6月30日)   当連結会計年度 (自 2024年7月1日) (至 2025年6月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 大和証券リアルティ株式会社   3,359,000   12.42   18,948,524   30.69 旭化成ホームズ株式会社   -   -   8,875,000   14.37 b.期中契約実績の状況 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前期比 (%) 数量 (戸数)   金額 (千円)   数量 (戸数)   金額 (千円) 分譲マンション事業   160   7,647,519   48   3,776,512   49.4 収益物件事業   20   17,030,280   45   51,710,962   303.6 ホテル事業   -   -   1   73,054   - c.期末契約残高の状況 セグメントの名称   前連結会計年度  (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   当連結会計年度  (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前期比 (%) 数量 (戸数)   金額 (千円)   数量 (戸数)   金額 (千円) 分譲マンション事業   141   6,838,199   17   2,062,089   30.2 収益物件事業   9   2,666,085   16   2,640,697   99.0 ホテル事業   -   -   -   -   - (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)財政状態 当連結会計年度末における総資産は40,471百万円(前年同期より8,530百万円減少)、負債は29,617百万円(前年同期より11,427百万円減少)、純資産は10,853百万円(前年同期より2,896百万円増加)となりました。これにより、自己資本比率は26.8%(前年同期は16.2%)、1株当たり純資産額は383.43円(前年同期は281.11円)となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、物件売却による棚卸資産の減少を主要因として、仕掛販売用不動産の減少9,863百万円及び販売用不動産の減少3,790百万円となり、前連結会計年度末と比較して7,878百万円減少の39,627百万円となりました。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、投資有価証券の減少を主要因として、投資有価証券の減少647百万円、繰延税金資産の減少318百万円などにより、前連結会計年度末と比較して652百万円減少の843百万円となりました。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、物件売却による借入金の減少を主要因として、短期借入金の減少6,734百万円、前受金の減少984百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加2,445百万円、1年内償還予定の社債の増加1,260百万円となり、前連結会計年度末と比較して3,764百万円減少の20,400百万円となりました。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、長期借入金の減少を主要因として、長期借入金の減少6,288百万円、社債の減少1,532百万円となり、前連結会計年度末と比較して7,662百万円減少の9,217百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上を主要因として、利益剰余金の増加2,862百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,896百万円増加の10,853百万円となりました。 2)経営成績 (売上高) 当連結会計年度における売上高は61,747百万円(前年同期比128.4%増)となりました。セグメント別の業績の状況につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しております。 (売上原価・売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は52,146百万円(前年同期比143.0%増)となりました。 この結果、当連結会計年度における売上総利益は9,601百万円(前年同期比72.0%増)となりました。 (販売費及び一般管理費・営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、分譲マンション、収益物件のプロジェクト販売費及びホテル運営費を中心に4,186百万円(前年同期比9.5%増)となりました。その結果、営業利益は5,415百万円(前年同期比208.1%増)となりました。 営業損益の事業別内訳は、分譲マンション事業の営業利益792百万円(前年同期比1.7%減)、収益物件事業の営業利益5,773百万円(前年同期比237.4%増)、販売代理事業の営業利益251百万円(前年同期比49.9%減)、建物管理事業の営業利益29百万円(前年同期比49.3%減)、ホテル事業の営業損失118百万円(前年同期は営業利益258百万円)、その他事業の営業利益7百万円(前年同期比28.8%増)となりました。 (営業外損益・経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、受取手数料161百万円、受取地代家賃49百万円を主要因として、254百万円(前年同期比88.3%減)となりました。また、営業外費用は、借入金及び社債に対する支払利息823百万円、支払手数料174百万円等を主要因として、1,038百万円(前年同期比21.9%増)となりました。 この結果、当連結会計年度における経常利益は4,631百万円(前年同期比50.4%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は3,683百万円(前年同期比35.7%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおり、税金等調整前当期純利益の計上により現金及び現金同等物の期末残高が7,260百万円増加し、11,698百万円なりました。 当社グループは、主に物件の売却による営業活動によるキャッシュ・フローを財源とし、また物件取得時には金融機関からの借入金により資金を調達し、企業活動を行っております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は25,978百万円、自己資本比率は26.8%となっております。 ③重要な会計方針及び見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債および収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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