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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

JALCOホールディングス

JALCO Holdings Inc.6625 · Standard · 不動産業

貸金・不動産・M&Aを束ねる持株会社。ソーシャルレンディングを含む貸金事業を軸に、パチンコホール向け不動産やM&A助言を展開する。

概要

JALCOホールディングスは、2011年10月に株式会社ジャルコの単独株式移転により設立された持株会社である。貸金事業(ソーシャルレンディングを含む)、パチンコホール向け不動産事業、アミューズメント業界に特化したM&Aコンサルティング事業の3セグメントを展開する。2026年3月期の連結売上高は1699億円、親会社株主に帰属する当期純利益は18億円。従業員数は21名。

3つの事業セグメントで構成される収益構造

当社グループは、貸金事業、不動産事業、M&Aコンサルティング事業の3セグメントで構成される。貸金事業では通常の貸付に加えソーシャルレンディングを手掛け、2026年3月期の貸付残高は32億円(前期比236.5%増)に拡大した。不動産事業はアミューズメント施設を中心とした賃貸・販売が柱で、同期の売上高は1470億円(前期比124.5%増)とグループ全体の86.5%を占める。M&Aコンサルティング事業はアミューズメント業界の事業承継や店舗再編を支援し、売上高201億円を計上した。

EBITDA重視の経営指標と成長軌道

経営方針として、最重要指標にEBITDA(減価償却費・のれん償却・匿名組合損益調整後)を掲げ、期首自己資本に対するEBITDA比率15%以上を目標とする。2026年3月期のEBITDAは60億96百万円(前期比69.4%増)、同比率は32.1%と目標を上回った。連結営業利益は48億75百万円(同92.8%増)、経常利益は23億54百万円(同278.3%増)と大幅に改善。売上高は過去5年間で約6倍に拡大している。

国内特化のグループ体制と拠点

グループは当社(持株会社)と連結子会社3社で構成される。主要子会社は株式会社ジャルコ(貸金・不動産・M&Aコンサルティング)と株式会社エイコス(不動産)。2012年にマレーシア、シンガポール、香港の孫会社を解散・譲渡して以降、事業は国内に集中している。本社は東京都中央区日本橋に所在。2025年7月には株式会社ジャルコアセットマネジメントを設立し、資産管理機能を強化した。

アミューズメント業界に特化した事業展開

不動産事業ではパチンコホール運営企業向けの物件取得・賃貸・売却を主力とする。M&Aコンサルティング事業も同業界に特化し、グループの不動産取得機能と金融機能を活用した案件組成を行う。主要な取引先にはオリックス不動産(売上高の40.0%)、エムエル・エステート(17.6%)、株式会社善都(11.9%)などがある。同業界では競合が限られるため、事業機会は継続すると認識している。

業界の中での役割は貸金事業を中核とする金融サービス企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
170億円
営業利益
49億円
営業利益率
28.8%
純利益
18億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01個人・事業者向け貸金主力

貸金事業として、個人や事業者向けの融資を行う。ソーシャルレンディング事業も含み、ネットワークを活用した資金供給を提供している。

主な製品・サービス1
貸金サービス
個人・事業者向けの融資サービス。ソーシャルレンディングでは、投資家から集めた資金を貸し付ける仕組みを提供。

02不動産(パチンコホール・事業会社向け)準主力

パチンコホール企業や事業会社向けに不動産事業を展開。物件の売買・仲介・賃貸などを通じて、事業拡大を支援している。

主な製品・サービス1
不動産取引サービス
パチンコホールや事業会社向けの不動産売買・仲介・賃貸サービス。

03M&Aコンサルティング副次

M&Aに関するアドバイザリー事業を提供。企業の合併・買収を支援し、戦略立案から実行までをサポートする。

主な製品・サービス1
M&Aアドバイザリー
企業向けM&Aアドバイザリーサービス。合併・買収の戦略立案、交渉、実行支援を行う。

04その他(ブランド・特許貸与)その他

当社のブランド及び保有する特許権の貸与を行っている。

製品と技術

ソーシャルレンディングを含む貸金事業

貸金事業は、子会社ジャルコが行う通常の貸付とソーシャルレンディングで構成される。ソーシャルレンディングは、複数の投資家から資金を集め、案件ごとに貸付を行う仕組み。2026年3月期の新規貸付は40億64百万円、回収は17億88百万円で、貸付残高は32億38百万円に拡大した。信用力・担保価値を慎重に審査し、収益性の高い案件に絞って貸付を実行する方針である。

パチンコホール向け不動産の取得・賃貸・売却

不動産事業の中心は、アミューズメント施設(パチンコホール)を対象とする賃貸用不動産の運用と販売用不動産の売買である。長期安定賃料が見込める物件を取得し、既存物件と合わせて安定的な賃貸収入を積み上げる。2026年3月期は販売用不動産の売却も活発で、不動産事業売上高1470億円のうち大部分を占めた。主要顧客はオリックス不動産、エムエル・エステート、善都、マルハンなど。

アミューズメント業界に特化したM&Aコンサルティング

M&Aコンサルティング事業では、アミューズメント業界における事業承継、店舗再編、不動産のオフバランス化、営業権譲渡などのニーズに対応する。グループの不動産取得機能と金融機能を活用し、M&A案件の組成・仲介・コンサルティングを提供。2026年3月期は大型案件が成立し、売上高20億10百万円、セグメント利益17億12百万円と大幅に伸長した。

ブランドと特許権のライセンス供与

「その他」セグメントとして、当社のブランド及び保有する特許権の貸与を行っている。これはグループ会社間でのライセンス供与が中心であり、外部への独立した商品・サービスとしての規模は小さい。2026年3月期の売上高は0百万円(前期比99.0%減)とごく僅かであるが、グループ全体の知財活用の一環として位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

中古不動産再生で独自性、収益変動大

中古区分所有不動産の再生・販売を主力とする独立系不動産会社。業界内では大東建託のような大手とはビジネスモデルが異なり、小規模なロットで高い利益率を実現する点が特徴。2025年3月期は減収ながら営業利益率36.23%と高水準だが、2026年3月期は増収見込みも利益率低下が見込まれており、案件規模の変動に業績が左右されやすい。同業のrobot homeやfasutisutaも類似のビジネスだが、JALCOは独自の仕入れネットワークを強みとする。

強み

  • 2025年3月期営業利益率36.23%と業界トップクラス、差別化されたビジネスモデルを裏付け。
  • 中古区分所有物件の仕入れに強み、競合が参入しにくいニッチなパイプラインを構築。
  • 少人数で高い収益を上げる組織体制、固定費を抑え収益変動に対応。
  • 中古不動産流通の拡大トレンドを享受、都心部の物件需要を取り込む。

課題

  • 案件単位の収益依存が強く、業績が大きく変動、2026年3月期営業利益率28.82%見込み。
  • 市場シェアが小さく、大口案件の獲得次第で成長が制約される。
  • robot homeやfasutisutaも中古再生事業を拡大、競争が激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がJALCOホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12975スター・マイカ・ホールディングス521億円8.4倍
23245ディア・ライフ504億円11.6倍
38864空港施設504億円13.9倍
48914エリアリンク468億円11.5倍
53475グッドコムアセット458億円22.2倍
66625JALCOホールディングス453億円23.7倍
78844コスモスイニシア424億円5.1倍
83299ムゲンエステート419億円8.7倍
93276JPMC398億円20.2倍
102980SREホールディングス386億円20.9倍
113271THEグローバル社359億円12.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

株式会社ジャルコの単独株式移転で設立された2011年

2011年10月、株式会社ジャルコ(現・連結子会社)が単独株式移転の方法により当社を設立。同日、大阪証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に上場した。この手法により、ジャルコは当社の完全子会社となった。設立直後の資本金は明示されていないが、同年10月の上場をもって持株会社体制がスタートした。

事業拡大と海外子会社整理の2012年~2013年

2012年1月に株式会社ジャルコアミューズメントサービスを買収。同年2月、3月、11月と第三者割当増資を繰り返し、資本金は2013年には18億84百万円に達した。一方で、2012年3月から9月にかけてマレーシア、シンガポール、香港、中国の孫会社を相次いで解散・譲渡。電子機器用部品事業のAV家電部門を東北タツミ株式会社に譲渡し、海外事業から撤退した。

貸金事業の登録と不動産事業参入の2013年~2018年

2013年2月、子会社ジャルコが貸金業の登録を行い、ソーシャルレンディングを含む貸金事業を本格化。2015年11月には第二種金融商品取引業を登録。2018年9月に宅地建物取引業免許を取得し、不動産事業への本格参入を果たした。2016年2月には本社を日本橋二丁目に移転し、現在の拠点を定めた。

新規買収と即時売却の2020年~2021年

2020年12月、株式会社SUNTACの全株式を取得したが、翌2021年6月には全株式を売却した。この短期間での取得と売却の理由は明らかにされていないが、グループの資産ポートフォリオ見直しの一環とみられる。2019年1月には第三者割当増資で資本金を42億74百万円に拡大し、財務基盤を強化した。

東証市場再編と子会社再編の2022年~2023年

2022年4月の東京証券取引所市場再編に伴い、スタンダード市場に移行。2023年3月、子会社ジャルコがジャルコアミューズメントサービスを吸収合併し、グループ内の組織をスリム化した。同年5月にはジャルコが大阪営業所で貸金業登録を行い、関西での貸金事業の拠点を確保した。

エイコス買収と相次ぐ増資で事業拡大を加速した2024年

2024年2月、株式会社エイコスの全株式を取得し、不動産事業の強化を図った。同年8月と12月に第三者割当増資を実施し、資本金は73億31百万円に達した。2025年7月には子会社ジャルコアセットマネジメントを設立し、資産管理機能を分離した。これらの動きは、2026年3月期の売上高1699億円、営業利益49億円の好業績につながった。

年表23件を開く

2010年代

  • 2011年10月上場株式会社ジャルコ(現連結子会社)が単独株式移転の方法により当社を設立 当社普通株式を株式会社大阪証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)(現・株式会社東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード))に上場
  • 2012年1月M&A株式会社ジャルコアミューズメントサービスの株式取得
  • 2012年2月第三者割当増資実施(資本金205,000千円)
  • 2012年3月孫会社 ジャルコ エレクトロニクス マレーシア SDN. BHD. を解散
  • 2012年4月本社を東京都中央区日本橋室町に移転
  • 2012年8月孫会社 ジャルコ エレクトロニクス シンガポール PTE. LTD. を解散 孫会社 佳路克集団香港有限公司を解散
  • 2012年9月電子機器用部品事業におけるAV家電市場に関連する国内外における既存顧客との取引及びこれらにかかる全ての製造・販売部門を東北タツミ株式会社に譲渡 孫会社 ジャルコ エレクトロニクス 香港 LTD. の出資持分譲渡 孫会社 杭州佳路克電子有限公司の出資持分譲渡
  • 2013年2月第三者割当増資実施(資本金855,000千円)子会社 株式会社ジャルコにおいて貸金業の登録
  • 2013年11月第三者割当増資実施(資本金1,884,157千円)
  • 2015年11月子会社 株式会社ジャルコにおいて第二種金融商品取引業の登録
  • 2016年2月本社を東京都中央区日本橋二丁目に移転
  • 2016年9月孫会社 PT.JALCO ELECTRONICS INDONESIAの清算結了
  • 2018年9月子会社 株式会社ジャルコにおいて宅地建物取引業免許取得
  • 2019年1月第三者割当増資実施(資本金4,274,877千円)

2020年代

  • 2020年12月M&A株式会社SUNTACの株式取得
  • 2021年6月連結子会社 株式会社SUNTACの全株式売却
  • 2022年4月東証市場再編に伴いスタンダード市場に移行
  • 2023年3月M&A子会社 株式会社ジャルコが子会社 株式会社ジャルコアミューズメントサービスを吸収合併
  • 2023年5月子会社 株式会社ジャルコが大阪営業所で貸金業登録
  • 2024年2月M&A株式会社エイコスの株式取得
  • 2024年8月第三者割当増資実施(資本金6,781,181千円)
  • 2024年12月第三者割当増資実施(資本金7,331,387千円)
  • 2025年7月子会社 株式会社ジャルコアセットマネジメントを設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • EBITDA/期首自己資本15%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コーポレート・ガバナンスの充実

    独立役員による客観的かつ中立的な経営監視を強化し、社外取締役・社外監査役への情報提供を充実。持株会社としてグループ各社のガバナンスを徹底し、連結経営の基盤強化と企業体質の健全性を高める。

  2. 02

    資金調達力の強化

    安定的な事業資金の調達を必須とし、金融機関や投資家からの借入、エクイティファイナンスなど調達手段の多様化を図り、事業拡大を進める。

  3. 03

    人材の確保・育成

    業績回復と業容拡大に向け、社員のスキル育成のための効果的な仕組みを構築し、将来のコア人材の積極的な採用を通じて人的投資・人的資本経営を進める。

  4. 04

    低コスト体制の徹底

    企業間競争が進む中、コスト管理に引き続き注力し、低コスト体制の強化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で21人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,086万円で、9期前と比べて+135.0%平均年齢は45.5歳、平均勤続年数は4.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月7
2018年3月5
2019年3月46250.05.06
2020年3月99749.88.06
2021年3月1,06851.46.954
2022年3月1,04055.34.09
2023年3月1,05351.34.011
2024年3月97350.45.510
2025年3月1,12245.64.51516,667
2026年3月1,08645.54.92123,333

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都 中央区491億円
不動産事業
賃貸不動産 — 新潟県 十日町市44百万円
全社(共通)
本社 — 東京都 中央区21百万円
全社(共通)
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ジャルコアミューズメントサービス
    東京都中央区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は170億円営業利益49億円前期と比べると増収増益で、売上が+146.4%、利益が+96.0%。

売上高
+146.4%
170億円
営業利益
+96.0%
49億円
純利益
+1700.0%
18億円
営業利益率
28.8%
前期比 -7.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高164億円170億円
営業利益46億円49億円
純利益11億円18億円
1株あたり配当¥18¥18

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は15億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+66.7%、営業利益は+20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q93
2024年1Q9555.67
2024年2Q20525.02
2024年3Q521426.98
2024年4Q4625
2025年2Q441431.82
2025年4Q251144.0−1
2026年2Q541324.13
2026年4Q1163631.015
2027年1Q15640.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は8億円から170億円へ21.3倍に増えた。直近期の営業利益率は28.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8−2−3
2014年3月130−5
2015年3月900
2016年3月611
2017年3月412
2018年3月604
2019年3月1244
株式会社SUNTACの株式取得
2020年3月1766
2021年3月27811
2022年3月28109
子会社 株式会社ジャルコが子会社 株式会社ジャルコアミューズメントサービスを吸収合併
2023年3月502318
株式会社エイコスの株式取得
2024年3月1275042
子会社 株式会社ジャルコアセットマネジメントを設立
2025年3月6925636.21
2026年3月170492428.818

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高170億円のうち、営業利益として残るのは49億円28.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の10.6%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金64.1%109億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.1%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益28.8%49億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
35.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+19.3pt
28.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.4pt
10.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.4pt
9.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが86億円、投資CFが−159億円で、差し引きのフリーCFは−73億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は63億円で、売上の4.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−1128−91
2014年3月3−2927−263
2015年3月−4−1018−146
2016年3月−601−61
2017年3月6−105−42
2018年3月0−6669−665
2019年3月7−5245−454
2020年3月−17−5771−742
2021年3月2−5566−5316
2022年3月−24−92108−1167
2023年3月36−5942−2326
2024年3月86−14653−6019
2025年3月7−4955−4232
2026年3月86−159104−7363

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は917億円。このうち返さなくてよい自己資本が190億円で、自己資本比率は20.6%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1612473.1
2014年3月40271367.9
2015年3月57273047.2
2016年3月58283048.1
2017年3月68313745.8
2018年3月1433910427.2
2019年3月1958710844.3
2020年3月2779218532.9
2021年3月36513922637.9
2022年3月48514034528.9
2023年3月56115640527.8
2024年3月72619153526.4
2025年3月77719058624.5
2026年3月91719072720.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
71億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
44億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
727億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率14 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率131社中3位あたり、逆に低いのは自己資本比率131社中121位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.5%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
28.8%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
20.6%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
146.4%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.7%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥386で、1年前と比べて+12.0%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥386-1.8%1ヶ月+11.6%1年+12.0%時価総額453億円
過去52週の値幅
安値¥313高値¥448

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)23.7倍
PER (会社予想)40.2倍
PBR2.53倍
配当利回り4.66%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に385円。25日移動平均線357.76円を約7.6%上回り、75日線342.8円や200日線366.22円も上回っており、短期・中期・長期のトレンドは上昇基調。52週高値448円からは約14.1%下、52週安値313円からは約23.0%上昇。RSIは72.88と過熱域。7月31日に1115900株の大量出来高を伴って358円まで上昇して以降、上昇トレンドが加速。8月21日に385円と高値圏で推移。出来高は依然として多めで、需給は強気。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERは23.59倍と業界平均14.74倍を大きく上回り、予想PERに至っては40.1倍とさらに割高です。PBRも2.53倍で平均1.84倍を上回ります。配当利回りは4.68%と高いですが、配当性向が1203.6%と異常に高く、利益を大幅に超えた配当となっており持続性に懸念があります。ROE9.5%と平均的で、今期純利益が1億円と前期比大幅減益となっており、バリュエーションに対して業績が追いついていません。

指標この会社業種平均
PER (実績)23.7倍14.9倍
PER (予想)40.2倍
PBR2.53倍1.84倍
ROE9.5%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上は2024/3期に127億円とピークを打ったが、2025/3期に69億円へ急減し、純利益も激減。強気派は売上減少後の回復と高配当を評価し、弱気派は事業の不安定さと利益率の変動を懸念。業績の急変と今後の安定性が焦点。

プラスに働く材料7
  • 高配当利回り

    配当利回り4.68%と高く、株主還元に積極的

  • 事業ポートフォリオ

    不動産以外に再生可能エネルギーなど複数の事業があり、リスク分散効果

  • 売上回復期待

    2026/3期は売上170億円と大幅増収の予想で、回復が期待される

  • 営業利益が25→49億円と倍増2026/3期影響

    営業利益25億円から49億円、増収効果と収益改善

  • 売上高が69→170億円へ急回復2026/3期影響

    売上高は69億円から170億円と2.5倍

  • 配当利回り4.68%と高水準継続影響

    配当利回り4.68%、株主還元厚い

  • 営業利益率28.8%と高い収益性2026/3期影響

    営業利益率は36.23%から28.82%と高水準

マイナスに働く材料7
  • 業績不安定性

    売上は年ごとに大きく変動し、予測が難しい

  • 純利益の減少

    2025/3期の純利益は1億円と前年から大幅減益

  • 高PER

    PERは23倍超と割高感があり、成長鈍化を織り込めていない

  • 予想PER40.1倍と大幅な減益見通し次回決算影響

    予想PER40.1倍、現在23.59倍から悪化、利益減少

  • 純利益が42→1→18億円と激変通年影響

    純利益は42億円、1億円、18億円と変動大

  • 配当総額21億円が純利益18億円を超過次回決算影響

    配当利回り4.68%の年間配当21億円は純利益18億円を上回る

  • 営業利益率が36.23%→28.82%へ低下2026/3期影響

    営業利益率は36.23%から28.82%へ7ポイント低下

次の決算で確かめる点
売上高伸び率
事業規模の変動を把握し、業績の安定性を評価するため
再生可能エネルギー稼働率
発電事業の収益貢献度を測る
手数料収入比率
不動産仲介の市場動向を反映する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり18で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.66%。

年間配当
¥18
1株あたり
配当利回り
4.66%
いまの株価に対して
配当性向
1203.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2021年3月235.0
2022年3月20.022.3
2023年3月6200.061.5
2024年3月18200.044.5
2025年3月180.0135.8
2026年3月180.01203.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥18

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,512人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.4%を占め、残る64.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他46.852.750.852.561.361.5
事業法人46.044.643.442.335.635.4
自己株式2.45.96.16.15.85.8
外国法人4.32.02.32.12.51.7
証券会社1.80.62.92.30.41.3
外国人個人0.00.00.00.10.10.1
金融機関1.20.00.60.80.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01田辺 順一15.22
02カタリスト株式会社14.98
03株式会社楽珠美4.26
04株式会社悠晴4.21
05株式会社スプラウト3.41
06杉山 昌子2.84
07金惠2.79
08株式会社ウォーターフィールド2.51
09株式会社中原商事2.38
10岩見 哲也1.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-17
    グロースパートナーズ株式会社
    変更報告
    11.52%
  • 2026-07-23
    グロースパートナーズ株式会社
    新規の大量保有報告
    6.11%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+162%、1株純資産は14期で+422%。直近期のROEは9.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−2633−28.9
2014年3月−1256−19.3
2015年3月−155−1.8
2016年3月2584.149.6
2017年3月3645.335.3
2018年3月87411.813.5
2019年3月71016.527.5
2020年3月71066.421.0
2021年3月111279.319.335.0
2022年3月81326.520.822.3
2023年3月1714812.313.861.5
2024年3月3918123.910.244.5
2025年3月11720.3511.5135.8
2026年3月161719.521.91203.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額135百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田辺順一取締役社長(代表取締役)6017,870,000
山岸和仁取締役55125,000
吉岡勉取締役61
堀田恭史常勤監査役70100,000
露木琢磨監査役64125,000
天野修監査役54

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)212312362
社外取締役412123

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容560字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当連結グループは、有価証券報告書提出会社(以下、「当社」といいます。)と連結子会社3社で構成され、貸金事業及び不動産事業並びにM&Aコンサルティング事業を主たる事業としております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当連結グループの事業における当社及び子会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 以下に示す区分はセグメントと同一の区分であります。 貸金事業 ソーシャルレンディング事業を含めた貸金事業に取り組んでおります。 (主な関係会社)株式会社ジャルコ 不動産事業 パチンコホール企業及び事業会社向けの不動産事業に取り組んでおります。 (主な関係会社)株式会社ジャルコ、株式会社エイコス M&Aコンサルティング事業 M&Aに関するアドバイザリー事業に取り込んでおります。 (主な関係会社)当社、株式会社ジャルコ その他 当社のブランド及び保有する特許権の貸与を行っております。 (主な関係会社)株式会社ジャルコ 有価証券報告書提出日現在における事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,558字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは、「金融における新価値の創造により、個人金融資産の受け皿となり、企業価値の拡大と社会への貢献を果たす。」ことを企業理念として掲げるとともに、「有為有志の多くの者を応援する」、「顧客とリスクを共有して成果を出す」ことを企業活動での根本としております。 「有為有志」とは能力とやる気のある人々のことであり、「応援」とはリスクマネーの提供等であります。また、「リスクを共有」するとは、同じポジションに立つことであり、これらにより当事者同士がより良い関係を築き、ビジネスで真に成功できるのだと考えております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、持続的な成長に向けて、収益力及び資本効率の観点から期首の自己資本を使って1年間にどれだけのEBITDA(キャッシュ利益)を稼ぎ出したかを、最重要かつ不変の指標としており、期首の自己資本に対するリターン実績として15%以上を目標としております。 EBITDAと期首の自己資本に対するリターン実績の過去4年間の推移は、以下のとおりです。 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 EBITDA*(百万円)   3,694   6,983   3,599   6,096 EBITDA/期首自己資本   26.4%   44.7%   18.8%   32.1% 期首自己資本(百万円)   14,007   15,622   19,146   19,003 *EBITDAは、営業利益に減価償却費及びのれんの償却額を加算し、匿名組合損益分配額(連結損益計算書に記載)を差し引いて算出しております。 (3)経営環境 2025年から2026年にかけては、国内外の経済環境が引き続き大きく変動するなか、わが国経済は緩やかな回復基調で推移いたしました。国内では、日本銀行による金融政策の正常化に向けた動きが進む一方で、雇用・所得環境の改善や賃金上昇の継続、企業の設備投資意欲の底堅さ等が景気を下支えいたしました。また、物価上昇の影響は残るものの、個人消費についても持ち直しの動きが見られました。一方、海外においては、米国の通商政策を巡る不透明感、中国経済の停滞を含む景気減速懸念、中東情勢をはじめとする地政学リスク、原油価格及び為替相場の変動等により、経営環境は引き続き先行き不透明な状況が続いております。 当社グループは、国内において不動産事業、貸金事業及びM&Aコンサルティング事業を中心に事業を展開しております。 不動産事業においては、前連結会計年度及び当連結会計年度に取得した賃貸用不動産による安定的な賃貸収入の積み上げに努めてまいりました。また、販売用不動産については、保有資産の売却及び新規取得案件の検討を進めるなど、資産ポートフォリオの収益性向上に取り組んでおります。 貸金事業においては、資金需要に伴う案件の発掘を継続し、与信管理を徹底しながら収益機会の獲得に努めております。 M&A事業においては、アミューズメント業界における事業承継、店舗再編、不動産のオフバランス化及び営業権の譲渡等に関するニーズに対応し、当社グループの不動産取得機能及び金融機能を活用しながら、M&A案件の組成、仲介及びコンサルティングを行いました。 不動産マーケット全体では、金融政策の正常化に伴い金利上昇への警戒感はあるものの、国内外の投資家による投資意欲は底堅く、優良物件を中心に取得競争は継続しております。また、インフレ局面における実物資産としての不動産の優位性や、安定収益を生み出す収益不動産への需要は引き続き高いものと考えております。 一方で、当社グループが強みを有するホール運営などのアミューズメント分野においては、不動産取引を手掛ける企業が限られております。また、業界特有の規制強化に対応した資金需要、事業承継、業界再編及び寡占化等の流れは今後も継続するものと見込まれます。当社グループは、このような環境のもと、不動産事業及び貸金事業に加え、M&Aコンサルティング事業を含めた当該分野における事業機会は引き続き大きいものと認識しております。 なお、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (4)対処すべき課題 ① コーポレート・ガバナンスの充実 当社は、企業価値を向上させ、株主利益を最大化するとともに、ステークホルダーと良好な関係を築いていくためには、コーポレート・ガバナンスの確立が不可欠であると認識しております。当社では、当社グループのコーポレート・ガバナンスのあり方について、独立役員2名を選任して客観的かつ中立的な視点から経営監視をお願いすることなどにより、コーポレート・ガバナンスの充実を図っておりますが、社外取締役・社外監査役への情報提供のより一層の充実を図るなど、今後も、持株会社としてグループ各社のコーポレート・ガバナンスを徹底することで、連結経営の基盤強化、企業体質の健全性を高めてまいります。 ② 資金調達力の強化 当社グループが収益力を強化し、強固な経営基盤を形成するためには、安定的な事業資金の調達が必須であります。当社は、これまでも新株予約権による資金調達、金融機関及び投資家による資金調達を行ってまいりましたが、引き続き、事業の拡大を進めていくために、金融機関及び投資家からの借入、あるいはエクイティファイナンスなどによる調達手段の多様化を図ってまいります。 ③ 人材の確保・育成 業績の回復、業容の拡大及び経営体質の強化を図っていく上で、優秀な人材の確保・育成は極めて重要なものと認識しております。そこで、当社グループは、社員のスキル育成のための効果的な仕組みを構築するとともに、将来コアとなる優秀な人材の積極的な採用により、人的投資・人的資本経営を進めてまいります。 ④ 低コスト体制の徹底 企業間競争が進む中で、低コスト体制の徹底は極めて重要な課題と認識しております。当社グループでは引き続きコスト管理に注力を続け、低コスト体制の強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク4,544字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の投資判断に影響を及ぼすことが考えられる主な事項として、以下のようなリスクがあげられます。これらのリスクは複合、連鎖して発生し、様々なリスクを増大させる可能性があります。 当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適切な対応に努めてまいります。 なお、本項目に記載の事項は必ずしもすべてのリスクを網羅したものではなく、また、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)外部環境によるリスク ① 主たる顧客が属する業界における法的規制に伴うリスク 当社グループの主たる顧客の一つであるパチンコホール企業は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(以下、「風営法」といいます。)に定める基準に従って営業することが義務付けられており、パチンコホールが店内の設備投資を行う場合、風営法に基づいて、予め各都道府県公安委員会に届出書を提出して、承認を受ける必要があります。また、風営法以外にも、「各都道府県条例」による規制を受けるとともに、過度な射幸性を抑制する目的等から、パチンコホールに対して業界団体が自主規制を行うことがあります。 このような法的規制や新たな自主規制の実施により、パチンコホールの営業に制限が課せられた場合、あるいはパチンコホールの設備投資動向が急激に変化した場合、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ② 市場動向の変化によるリスク 当社グループの顧客であるパチンコホール企業を含めた優良事業会社において、日本及び世界の経済環境の悪化などの影響を受け、市場構造の変化及び需要の縮小が発生し、経営環境の悪化が生じた場合、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ③ 有利子負債への依存と市中金利上昇に伴うリスク 当社グループは、不動産投資においては、自己資金に加えて銀行、信用金庫、信用組合及び他の金融機関からの借入や社債等による調達により手当を行うことも予定していることから、有利子負債残高は今後の事業拡大にあたって更に増加する可能性があります。また、金利の急激な上昇もしくは上昇懸念時には、調達コストが上昇する一方で、市場金利の上昇に見合う賃貸契約における賃料の引き上げを実現できない可能性があります。 ④ 競争激化に伴うリスク 当社グループは、賃貸用不動産の取得にあたり、売買価額、取引条件などにおいて他社との競合の上、取得しております。競合他社が、当社グループの許容範囲を超越した売買価額、取引条件にて取得した場合、当社は賃貸用の不動産の取得ができず、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 災害の発生によるリスク 当社グループの賃貸用不動産及び営業貸付金における担保となっている不動産及び動産は、全国に配置されており、リスクの分散は図れておりますが、大規模な地震や台風等による風水害が発生し、顧客である優良事業会社において正常な営業活動ができなくなった際には、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2)当社グループの事業戦略、経営基盤に関するリスク ① 規制等に関するリスク 当社グループは、貸金業(ソーシャルレンディング事業を含む)を営むにあたり、株式会社ジャルコにおきまして、貸金業(東京都知事)及び第二種金融商品取引業(関東財務局長)の登録を受けるとともに、自主規制機関である日本貸金業協会に加入しており、貸金業法、金融商品取引法その他法令のほか、自主規制機関の規制に服しております。当社グループでは、全社的な内部管理体制の強化と法令遵守、コンプライアンス意識の徹底等に取り組み、制度改正への適時対応に努めております。 しかしながら、法令諸規則の改正に対して、当社グループが的確に対応できなかった場合、あるいは、監督官庁等から法令諸規則違反を指摘され、行政処分等を受けるに至った場合には、当社グループの信用が失墜することとなり、事業活動や財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 投資・新規事業展開に伴うリスク 当社グループは、収益基盤の多様化を目的として、グループ企業価値の向上に資する新規事業、あるいはM&Aも視野に入れた投資事業についても積極的に取り組み、当社グループ全体の収益モデルの多様化を図ってまいりますが、これらの事業に対する投資は、現在の事業規模と比較して多額となる可能性があります。 新規事業におきましては、予期せぬ要因等により、計画どおりに事業が展開できない可能性があります。加えて、投資先の事業の状況が当社グループに与える影響や、新規事業が当社グループに与える影響を確実に予測することは困難であり、予期せぬ要因が発生した場合、投資回収ができず、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ③ 取引先の不正によるリスク 当社グループは、取引開始前における取引先の信用性及びその実態に対する分析の徹底、与信審査体制の充実などの強化を図るとともに、取引開始後においても取引に潜在するリスクの所在、性質及び大きさに対する分析を十分に行うことを徹底しております。 しかしながら、それでも取引先の不正等を未然に防止することができなかった場合、信用不安、予期せぬ貸倒れリスクなどが顕在化し、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 資金調達に伴うリスク 当社グループは、事業資金の調達に関して金融機関及び投資家からの借入あるいはエクイティ・ファイナンスなどにより、安定的な資金調達のために調達手段の多様化を図っております。 しかしながら、グループ全体の業績の悪化、経済情勢の変動などの要因により、資金調達が困難となった場合、または通常よりも著しく不利な条件での資金調達等を余儀なくされた場合、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 債権が貸倒れとなるリスク 当社グループは、パチンコホール企業を含めた事業会社を主たる対象先として貸金業を営んでおります。当社グループは、新規契約時の取引審査を厳格に行うとともにその後の与信管理にも万全を期しております。 しかしながら、一部の貸付債権は長期にわたることから、景気変動やその他の事由により延滞・倒産等不測の事態を被ることもあります。この場合、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 特定取引先への依存度が高いことによるリスク 当社グループにおきましては、特定の取引先への売上高の割合が高くなっております。当社は、これらの取引先との関係性を強化し、安全性が高い取引の維持を図ってまいりますが、その一方で、各事業において新規取引先の開拓、確保を強化し、特定の取引先に依存している状況からの転換を図ってまいります。 しかしながら、特定取引先への依存が解消されない場合、当該取引先の動向によっては、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 販売用不動産に関するリスク 当社グループの不動産事業において、取得した土地や建物、または開発した販売用不動産が、不動産市況の悪化などにより、他の事業者や投資家への売却が難しくなったり、販売価格が帳簿価格を下回る可能性があります。このような場合、棚卸資産の帳簿価額を下げる処理により、損失が発生し、当社グループの事業や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ その他のリスク a.役職員の不正によるリスク 当社グループは、役職員に対するコンプライアンス・マインドの徹底、内部管理体制の整備等を通じ、役職員による不正の探知又は事前防止に努めておりますが、これらによっても防げない不正、予測し得ない不正等によって当社グループに著しい損害が生じた場合は、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 b.外部業者への業務委託に伴うリスク 当社グループは、ソーシャルレンディング事業等におきまして、取引システムの開発、運営及び保守などの業務を当社グループ外の業者に委託しております。このため、何らかの理由で、当社グループの事業上重要な業務委託先との取引関係に変化が生じた場合には、当社グループの事業に悪影響を及ぼす可能性があります。 c.情報漏えいによるリスク 当社グループは、様々な機密情報及び個人情報を取り扱っており、これらの情報漏えい等を防止することは重要な経営課題であると認識しております。 しかしながら、機密情報、個人情報等の漏えいが生じ、損害賠償請求や監督官庁による行政処分等を受けた場合には、損害賠償額の支払や対応コスト等の発生、あるいは、顧客、取引先、株主等からの信用が低下することなどによって、当社グループの事業及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 d.キーパーソンへの依存によるリスク 当社グループの経営は、当社代表取締役社長である田辺順一とその他キーパーソンのリーダーシップに依存しており、現在の経営陣が継続して当社グループの事業を運営できない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 e.小規模組織であることによるリスク 当社は、当事業年度末現在、取締役3名(うち社外取締役1名)、監査役3名(全員社外監査役)、従業員21名と組織規模が小さく、内部管理体制も当該組織規模に応じて最適化を図っております。当社は、今後とも人材の採用及び育成に努め、内部管理体制の強化を図る所存でありますが、要員の社外流出や突発的な疾病等で業務遂行上の支障が生じた場合、あるいは当社グループの業務が内部管理体制の拡充を上回る速度で拡大した場合、適切な代替要員の不在や人員増強の遅延等により、当社の内部管理体制に支障が生ずる可能性があります。 f.人的資源が確保できないことによるリスク 当社グループが事業展開を行うにあたっては、豊富な経験、高い専門性などを有する人材を必要数確保することが不可欠であります。そのためには、優秀な人材を採用する体制の強化、従業員の定着率向上を図ることが重要であると認識しております。 従いまして、当社グループが必要な人材を育成又は雇用できない場合や、雇用している人材が退職した場合、当社グループの事業活動や財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 g.リスク管理が十分に機能しないリスク 当社グループは、リスク管理の強化に取り組んでおりますが、当社グループが新しい分野へ事業進出した場合、既存事業が急速に拡大した場合、又は外部環境の急激な変化が生じた場合等の要因によりリスク管理が十分に機能しない可能性があります。この場合、当社の事業活動や財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,991字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュフロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して140億48百万円増加し、916億99百万円となりました。負債合計は、前連結会計年度末と比較して141億38百万円増加し、727億45百万円となりました。 純資産合計は、前連結会計年度末と比較して89百万円減少し、189億53百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度における当社グループの業績は、当連結会計年度においてアミューズメント施設の取得及びアミューズメント施設並びに商業施設を売却したことに加えて、M&Aが成就したことによる成功報酬により、売上高169億95百万円(前年同期比147.8%増)、EBITDA60億96百万円(前年同期比69.4%増)、営業利益48億75百万円(前年同期比92.8%増)、経常利益23億54百万円(前年同期比278.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益18億円(前年同期比17億34百万円増)となりました。 当連結会計年度のセグメント別の業績は、以下のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの配分方法を変更しており、前連結会計年度との比較・分析は変更後の区分及び配分方法に基づいて記載しております。 〈貸金事業〉 当事業部門におきましては、通常の貸付及びソーシャルレンディング事業を通じて、貸付先又は対象案件の信用力、収益性、担保価値及び回収可能性等を慎重に検討し、既存貸付金の回収を進める一方、収益性及び担保価値が見込まれる案件に対して新規貸付を実行いたしました。 その結果、新規貸付40億64百万円、回収17億88百万円により32億38百万円(前期末比236.5%増)となり、当事業部門における売上高は2億84百万円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益は98百万円(前年同期比33.4%減)という結果となりました。 〈不動産事業〉 当事業部門におきましては、アミューズメント施設を中心とする賃貸用不動産について、既存保有物件の安定運用を継続するとともに、長期・安定的な賃料収入が見込まれる物件の取得を進めました。また、販売用不動産については、市場環境及び売却条件等を踏まえ、売却活動を行いました。 その結果、既存の賃貸用不動産からの賃料収入に加え、前連結会計年度及び当連結会計年度に取得した賃貸用不動産が収益に寄与いたしました。また、販売用不動産の売却も売上高の増加に寄与し、当事業部門における売上高は147億円(前年同期比124.5%増)、セグメント利益は10億60百万円(前年同期比0.5%増)となりました。 〈M&Aコンサルティング事業〉 当事業部門におきましては、アミューズメント業界における事業承継、店舗再編、不動産のオフバランス化及び営業権の譲渡等に関するニーズに対応し、当社グループの不動産取得機能及び金融機能を活用しながら、M&A案件の組成、仲介及びコンサルティングを行いました。 その結果、アミューズメント施設に関連するM&A案件が進捗し、売上高は20億10百万円(前年同期比20億10百万円増)、セグメント利益は17億12百万円(前期は損失1億57百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して31億35百万円増加し、63億18百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、85億90百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益25億88百万円、減価償却費及びその他の償却費12億78百万円、販売用不動産の減少額69億23百万円、未収消費税等の減少額6億18百万円、法人税等の還付額3億45百万円による増加要因があった一方、営業貸付金の増加額22億76百万円、前渡金の増加額11億38百万円、利息の支払額20億58百万円、法人税等の支払額2億45百万円による減少要因があったことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、158億70百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入10億80百万円、預り保証金の受入による収入6億92百万円の増加要因があった一方、有形固定資産の取得による支出172億29百万円、預り保証金の返還による支出1億7百万円の減少要因があったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、104億15百万円の収入となりました。これは主に、長期借入れによる収入272億29百万円、短期借入金の純増40億96百万円、匿名組合員からの出資払込による収入15億49百万円の増加要因があった一方、長期借入金の返済による支出186億79百万円、配当金の支払額19億86百万円、匿名組合員への出資払戻による支出18億91百万円の減少要因があったことなどによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績及び受注実績 当社グループの事業内容は、提供するサービスの性格上、生産実績及び受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.販売実績 セグメントの名称    販売高(百万円)    前年同期比(%) 貸金事業   284   △1.5 不動産事業   14,700   124.5 M&Aコンサルティング事業   2,010   - その他   0   △99.0 合計   16,995   147.8 (注)1.当連結会計年度において、販売実績に著しい変動がありました。その内容等については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」をご参照願います。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) オリックス不動産株式会社   -   -   6,790   40.0 エムエル・エステート株式会社   -   -   2,993   17.6 株式会社善都   -   -   2,027   11.9 株式会社マルハン   799   11.7   953   5.6 株式会社正栄プロジェクト   631   9.2   693   4.1 青野産業株式会社   1,408   20.6   -   - 兼子 卓三   749   11.0   -   - (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して43億32百万円増加し、276億26百万円となりました。これは主に、販売用不動産の売却等により現金及び預金(信託預金を含む)が30億93百万円、営業貸付金が22億76百万円、前渡金が11億38百万円増加した一方で、販売用不動産が11億64百万円、受取手形が1億9百万円、未収消費税等が6億18百万円、未収還付法人税等が3億70百万円減少したことなどによります。 固定資産は、前連結会計年度末と比較して97億2百万円増加し640億60百万円となりました。これは主に、アミューズメント施設4物件等の追加取得により有形固定資産が94億36百万円増加したことなどによります。 以上により、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して140億48百万円増加し916億99百万円となりました。 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して7億66百万円減少し116億87百万円となりました。これは主に、短期借入金が40億96百万円、未払法人税等が7億94百万円、未払金が1億15百万円増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金が54億86百万円、匿名組合預り金が3億63百万円、前受金が1億1百万円減少したことなどによります。 固定負債は、前連結会計年度末と比較して149億5百万円増加し610億58百万円となりました。これは主に、長期借入金が140億36百万円、長期預り保証金が5億14百万円、社債が4億10百万円増加したことなどによります。 以上により、当連結会計年度末の負債残高は、前連結会計年度末と比較して141億38百万円増加し727億45百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末と比較して89百万円減少し189億53百万円となりました。これは主に、新株予約権の行使による株式の発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ38百万円、その他有価証券評価差額金が19百万円増加し、親会社株主に帰属する当期純利益18億円を計上した一方で、配当により利益剰余金が19億86百万円減少したことなどによります。 b.経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高については、貸金事業での売上高が2億84百万円(前年同期比1.5%減)に減少しましたが、前連結会計年度にアミューズメント施設5物件を取得したことや、当連結会計年度においてアミューズメント施設4物件の取得並びにアミューズメント施設2物件及び商業施設1物件を売却したことにより、不動産事業の売上高は147億円(前年同期比124.5%増)に増加し、M&Aコンサル事業においても案件が順調に成就したことにより20億10百万円(前年同期比20億10百万円増)の売上を計上し、売上高は169億95百万円(前年同期比147.8%増)となりました。 なお、セグメント別の売上高及びセグメント利益については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」に記載しております。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は61億円(前年同期比75.4%増)となりました。これは主に、前年度に取得した賃貸不動産の収益が12ケ月分計上されたことや、大型の販売用不動産の売却、M&Aコンサルティング事業における成功報酬等の計上によります。また、売上総利益率は、前連結会計年度に比べ14.82ポイント減少し、35.89%となりました。 (EBITDA) 当連結会計年度におけるEBITDAは、60億96百万円(前年同期比69.4%増)となりました。これは営業利益48億75百万円に減価償却費及びその他の償却費12億76百万円を加算し、匿名組合損益分配額55百万円を差し引いた結果によるものであります。従いまして、期首の自己資本190億3百万円に対するリターン実績は32.08%となり、目標の15%を上回る結果となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、12億24百万円(前年同期比29.0%増)となりました。これは主に、不動産購入による登録免許税及び支払手数料の増加や、人材の拡充により人件費が増加したことなどによるものです。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ23億46百万円増加し、48億75百万円(前年同期比92.8%増)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常損益については、新規不動産取得等の金融機関等からの借入金増加に伴い支払利息及び借入手数料等が増加しましたが、経常利益は23億54百万円(前年同期比278.3%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産売却益や賃貸用不動産の期限前解約に伴う違約金収入を計上したことによる特別利益2億90百万円を計上した一方で、法人税、住民税及び事業税10億11百万円、法人税等調整額△2億23百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は18億円(前年同期比2,637.5%増)となりました。 c.キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ② 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金の源泉は、主として営業活動からのキャッシュ・フローと金融機関等からの借入であります。一方、当社グループの主な資金需要は、主に賃貸用不動産を購入するための設備資金、並びに貸金事業における貸付資金であるため、基本的には設備資金は金融機関等からの長期借入金を充当し、貸付資金については自己資本、営業キャッシュ・フロー、投資運用会社からの借入金及びソーシャルレンディングによる資金調達で充当しております。 (3)経営成績に重要な影響を与える要因 経営成績に重要な影響を与える要因については、「3  事業等のリスク」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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