概要
JALCOホールディングスは、2011年10月に株式会社ジャルコの単独株式移転により設立された持株会社である。貸金事業(ソーシャルレンディングを含む)、パチンコホール向け不動産事業、アミューズメント業界に特化したM&Aコンサルティング事業の3セグメントを展開する。2026年3月期の連結売上高は1699億円、親会社株主に帰属する当期純利益は18億円。従業員数は21名。
3つの事業セグメントで構成される収益構造
当社グループは、貸金事業、不動産事業、M&Aコンサルティング事業の3セグメントで構成される。貸金事業では通常の貸付に加えソーシャルレンディングを手掛け、2026年3月期の貸付残高は32億円(前期比236.5%増)に拡大した。不動産事業はアミューズメント施設を中心とした賃貸・販売が柱で、同期の売上高は1470億円(前期比124.5%増)とグループ全体の86.5%を占める。M&Aコンサルティング事業はアミューズメント業界の事業承継や店舗再編を支援し、売上高201億円を計上した。
EBITDA重視の経営指標と成長軌道
経営方針として、最重要指標にEBITDA(減価償却費・のれん償却・匿名組合損益調整後)を掲げ、期首自己資本に対するEBITDA比率15%以上を目標とする。2026年3月期のEBITDAは60億96百万円(前期比69.4%増)、同比率は32.1%と目標を上回った。連結営業利益は48億75百万円(同92.8%増)、経常利益は23億54百万円(同278.3%増)と大幅に改善。売上高は過去5年間で約6倍に拡大している。
国内特化のグループ体制と拠点
グループは当社(持株会社)と連結子会社3社で構成される。主要子会社は株式会社ジャルコ(貸金・不動産・M&Aコンサルティング)と株式会社エイコス(不動産)。2012年にマレーシア、シンガポール、香港の孫会社を解散・譲渡して以降、事業は国内に集中している。本社は東京都中央区日本橋に所在。2025年7月には株式会社ジャルコアセットマネジメントを設立し、資産管理機能を強化した。
アミューズメント業界に特化した事業展開
不動産事業ではパチンコホール運営企業向けの物件取得・賃貸・売却を主力とする。M&Aコンサルティング事業も同業界に特化し、グループの不動産取得機能と金融機能を活用した案件組成を行う。主要な取引先にはオリックス不動産(売上高の40.0%)、エムエル・エステート(17.6%)、株式会社善都(11.9%)などがある。同業界では競合が限られるため、事業機会は継続すると認識している。
業界の中での役割は貸金事業を中核とする金融サービス企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01個人・事業者向け貸金主力
貸金事業として、個人や事業者向けの融資を行う。ソーシャルレンディング事業も含み、ネットワークを活用した資金供給を提供している。
- 貸金サービス
- 個人・事業者向けの融資サービス。ソーシャルレンディングでは、投資家から集めた資金を貸し付ける仕組みを提供。
02不動産(パチンコホール・事業会社向け)準主力
パチンコホール企業や事業会社向けに不動産事業を展開。物件の売買・仲介・賃貸などを通じて、事業拡大を支援している。
- 不動産取引サービス
- パチンコホールや事業会社向けの不動産売買・仲介・賃貸サービス。
03M&Aコンサルティング副次
M&Aに関するアドバイザリー事業を提供。企業の合併・買収を支援し、戦略立案から実行までをサポートする。
- M&Aアドバイザリー
- 企業向けM&Aアドバイザリーサービス。合併・買収の戦略立案、交渉、実行支援を行う。
04その他(ブランド・特許貸与)その他
当社のブランド及び保有する特許権の貸与を行っている。
製品と技術
ソーシャルレンディングを含む貸金事業
貸金事業は、子会社ジャルコが行う通常の貸付とソーシャルレンディングで構成される。ソーシャルレンディングは、複数の投資家から資金を集め、案件ごとに貸付を行う仕組み。2026年3月期の新規貸付は40億64百万円、回収は17億88百万円で、貸付残高は32億38百万円に拡大した。信用力・担保価値を慎重に審査し、収益性の高い案件に絞って貸付を実行する方針である。
パチンコホール向け不動産の取得・賃貸・売却
不動産事業の中心は、アミューズメント施設(パチンコホール)を対象とする賃貸用不動産の運用と販売用不動産の売買である。長期安定賃料が見込める物件を取得し、既存物件と合わせて安定的な賃貸収入を積み上げる。2026年3月期は販売用不動産の売却も活発で、不動産事業売上高1470億円のうち大部分を占めた。主要顧客はオリックス不動産、エムエル・エステート、善都、マルハンなど。
アミューズメント業界に特化したM&Aコンサルティング
M&Aコンサルティング事業では、アミューズメント業界における事業承継、店舗再編、不動産のオフバランス化、営業権譲渡などのニーズに対応する。グループの不動産取得機能と金融機能を活用し、M&A案件の組成・仲介・コンサルティングを提供。2026年3月期は大型案件が成立し、売上高20億10百万円、セグメント利益17億12百万円と大幅に伸長した。
ブランドと特許権のライセンス供与
「その他」セグメントとして、当社のブランド及び保有する特許権の貸与を行っている。これはグループ会社間でのライセンス供与が中心であり、外部への独立した商品・サービスとしての規模は小さい。2026年3月期の売上高は0百万円(前期比99.0%減)とごく僅かであるが、グループ全体の知財活用の一環として位置づけられている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
中古不動産再生で独自性、収益変動大
中古区分所有不動産の再生・販売を主力とする独立系不動産会社。業界内では大東建託のような大手とはビジネスモデルが異なり、小規模なロットで高い利益率を実現する点が特徴。2025年3月期は減収ながら営業利益率36.23%と高水準だが、2026年3月期は増収見込みも利益率低下が見込まれており、案件規模の変動に業績が左右されやすい。同業のrobot homeやfasutisutaも類似のビジネスだが、JALCOは独自の仕入れネットワークを強みとする。
強み
- 2025年3月期営業利益率36.23%と業界トップクラス、差別化されたビジネスモデルを裏付け。
- 中古区分所有物件の仕入れに強み、競合が参入しにくいニッチなパイプラインを構築。
- 少人数で高い収益を上げる組織体制、固定費を抑え収益変動に対応。
- 中古不動産流通の拡大トレンドを享受、都心部の物件需要を取り込む。
課題
- 案件単位の収益依存が強く、業績が大きく変動、2026年3月期営業利益率28.82%見込み。
- 市場シェアが小さく、大口案件の獲得次第で成長が制約される。
- robot homeやfasutisutaも中古再生事業を拡大、競争が激化。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
不動産業の時価総額近傍。太字がJALCOホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2975スター・マイカ・ホールディングス | 521億円 | 8.4倍 |
| 2 | 3245ディア・ライフ | 504億円 | 11.6倍 |
| 3 | 8864空港施設 | 504億円 | 13.9倍 |
| 4 | 8914エリアリンク | 468億円 | 11.5倍 |
| 5 | 3475グッドコムアセット | 458億円 | 22.2倍 |
| 6 | 6625JALCOホールディングス | 453億円 | 23.7倍 |
| 7 | 8844コスモスイニシア | 424億円 | 5.1倍 |
| 8 | 3299ムゲンエステート | 419億円 | 8.7倍 |
| 9 | 3276JPMC | 398億円 | 20.2倍 |
| 10 | 2980SREホールディングス | 386億円 | 20.9倍 |
| 11 | 3271THEグローバル社 | 359億円 | 12.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
株式会社ジャルコの単独株式移転で設立された2011年
2011年10月、株式会社ジャルコ(現・連結子会社)が単独株式移転の方法により当社を設立。同日、大阪証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に上場した。この手法により、ジャルコは当社の完全子会社となった。設立直後の資本金は明示されていないが、同年10月の上場をもって持株会社体制がスタートした。
事業拡大と海外子会社整理の2012年~2013年
2012年1月に株式会社ジャルコアミューズメントサービスを買収。同年2月、3月、11月と第三者割当増資を繰り返し、資本金は2013年には18億84百万円に達した。一方で、2012年3月から9月にかけてマレーシア、シンガポール、香港、中国の孫会社を相次いで解散・譲渡。電子機器用部品事業のAV家電部門を東北タツミ株式会社に譲渡し、海外事業から撤退した。
貸金事業の登録と不動産事業参入の2013年~2018年
2013年2月、子会社ジャルコが貸金業の登録を行い、ソーシャルレンディングを含む貸金事業を本格化。2015年11月には第二種金融商品取引業を登録。2018年9月に宅地建物取引業免許を取得し、不動産事業への本格参入を果たした。2016年2月には本社を日本橋二丁目に移転し、現在の拠点を定めた。
新規買収と即時売却の2020年~2021年
2020年12月、株式会社SUNTACの全株式を取得したが、翌2021年6月には全株式を売却した。この短期間での取得と売却の理由は明らかにされていないが、グループの資産ポートフォリオ見直しの一環とみられる。2019年1月には第三者割当増資で資本金を42億74百万円に拡大し、財務基盤を強化した。
東証市場再編と子会社再編の2022年~2023年
2022年4月の東京証券取引所市場再編に伴い、スタンダード市場に移行。2023年3月、子会社ジャルコがジャルコアミューズメントサービスを吸収合併し、グループ内の組織をスリム化した。同年5月にはジャルコが大阪営業所で貸金業登録を行い、関西での貸金事業の拠点を確保した。
エイコス買収と相次ぐ増資で事業拡大を加速した2024年
2024年2月、株式会社エイコスの全株式を取得し、不動産事業の強化を図った。同年8月と12月に第三者割当増資を実施し、資本金は73億31百万円に達した。2025年7月には子会社ジャルコアセットマネジメントを設立し、資産管理機能を分離した。これらの動きは、2026年3月期の売上高1699億円、営業利益49億円の好業績につながった。
年表23件を開く
2010年代
- 2011年10月上場株式会社ジャルコ(現連結子会社)が単独株式移転の方法により当社を設立 当社普通株式を株式会社大阪証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)(現・株式会社東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード))に上場
- 2012年1月M&A株式会社ジャルコアミューズメントサービスの株式取得
- 2012年2月第三者割当増資実施(資本金205,000千円)
- 2012年3月孫会社 ジャルコ エレクトロニクス マレーシア SDN. BHD. を解散
- 2012年4月本社を東京都中央区日本橋室町に移転
- 2012年8月孫会社 ジャルコ エレクトロニクス シンガポール PTE. LTD. を解散 孫会社 佳路克集団香港有限公司を解散
- 2012年9月電子機器用部品事業におけるAV家電市場に関連する国内外における既存顧客との取引及びこれらにかかる全ての製造・販売部門を東北タツミ株式会社に譲渡 孫会社 ジャルコ エレクトロニクス 香港 LTD. の出資持分譲渡 孫会社 杭州佳路克電子有限公司の出資持分譲渡
- 2013年2月第三者割当増資実施(資本金855,000千円)子会社 株式会社ジャルコにおいて貸金業の登録
- 2013年11月第三者割当増資実施(資本金1,884,157千円)
- 2015年11月子会社 株式会社ジャルコにおいて第二種金融商品取引業の登録
- 2016年2月本社を東京都中央区日本橋二丁目に移転
- 2016年9月孫会社 PT.JALCO ELECTRONICS INDONESIAの清算結了
- 2018年9月子会社 株式会社ジャルコにおいて宅地建物取引業免許取得
- 2019年1月第三者割当増資実施(資本金4,274,877千円)
2020年代
- 2020年12月M&A株式会社SUNTACの株式取得
- 2021年6月連結子会社 株式会社SUNTACの全株式売却
- 2022年4月東証市場再編に伴いスタンダード市場に移行
- 2023年3月M&A子会社 株式会社ジャルコが子会社 株式会社ジャルコアミューズメントサービスを吸収合併
- 2023年5月子会社 株式会社ジャルコが大阪営業所で貸金業登録
- 2024年2月M&A株式会社エイコスの株式取得
- 2024年8月第三者割当増資実施(資本金6,781,181千円)
- 2024年12月第三者割当増資実施(資本金7,331,387千円)
- 2025年7月子会社 株式会社ジャルコアセットマネジメントを設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- EBITDA/期首自己資本15%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
コーポレート・ガバナンスの充実
独立役員による客観的かつ中立的な経営監視を強化し、社外取締役・社外監査役への情報提供を充実。持株会社としてグループ各社のガバナンスを徹底し、連結経営の基盤強化と企業体質の健全性を高める。
- 02
資金調達力の強化
安定的な事業資金の調達を必須とし、金融機関や投資家からの借入、エクイティファイナンスなど調達手段の多様化を図り、事業拡大を進める。
- 03
人材の確保・育成
業績回復と業容拡大に向け、社員のスキル育成のための効果的な仕組みを構築し、将来のコア人材の積極的な採用を通じて人的投資・人的資本経営を進める。
- 04
低コスト体制の徹底
企業間競争が進む中、コスト管理に引き続き注力し、低コスト体制の強化に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で21人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,086万円で、9期前と比べて+135.0%。平均年齢は45.5歳、平均勤続年数は4.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 7 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 5 | — |
| 2019年3月 | 462 | 50.0 | 5.0 | 6 | — |
| 2020年3月 | 997 | 49.8 | 8.0 | 6 | — |
| 2021年3月 | 1,068 | 51.4 | 6.9 | 54 | — |
| 2022年3月 | 1,040 | 55.3 | 4.0 | 9 | — |
| 2023年3月 | 1,053 | 51.3 | 4.0 | 11 | — |
| 2024年3月 | 973 | 50.4 | 5.5 | 10 | — |
| 2025年3月 | 1,122 | 45.6 | 4.5 | 15 | 16,667 |
| 2026年3月 | 1,086 | 45.5 | 4.9 | 21 | 23,333 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ジャルコアミューズメントサービス東京都中央区議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は170億円、営業利益は49億円。前期と比べると増収増益で、売上が+146.4%、利益が+96.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 164億円 | 170億円 |
| 営業利益 | 46億円 | 49億円 |
| 純利益 | 11億円 | 18億円 |
| 1株あたり配当 | ¥18 | ¥18 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は15億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+66.7%、営業利益は+20.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 9 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 9 | 5 | 55.6 | 7 |
| 2024年2Q | 20 | 5 | 25.0 | 2 |
| 2024年3Q | 52 | 14 | 26.9 | 8 |
| 2024年4Q | 46 | — | — | 25 |
| 2025年2Q | 44 | 14 | 31.8 | 2 |
| 2025年4Q | 25 | 11 | 44.0 | −1 |
| 2026年2Q | 54 | 13 | 24.1 | 3 |
| 2026年4Q | 116 | 36 | 31.0 | 15 |
| 2027年1Q | 15 | 6 | 40.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は8億円から170億円へ21.3倍に増えた。直近期の営業利益率は28.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 8 | — | −2 | — | −3 |
| 2014年3月 | 13 | — | 0 | — | −5 |
| 2015年3月 | 9 | — | 0 | — | 0 |
| 2016年3月 | 6 | — | 1 | — | 1 |
| 2017年3月 | 4 | — | 1 | — | 2 |
| 2018年3月 | 6 | — | 0 | — | 4 |
| 2019年3月 | 12 | — | 4 | — | 4 |
| 株式会社SUNTACの株式取得 | |||||
| 2020年3月 | 17 | — | 6 | — | 6 |
| 2021年3月 | 27 | — | 8 | — | 11 |
| 2022年3月 | 28 | — | 10 | — | 9 |
| 子会社 株式会社ジャルコが子会社 株式会社ジャルコアミューズメントサービスを吸収合併 | |||||
| 2023年3月 | 50 | — | 23 | — | 18 |
| 株式会社エイコスの株式取得 | |||||
| 2024年3月 | 127 | — | 50 | — | 42 |
| 子会社 株式会社ジャルコアセットマネジメントを設立 | |||||
| 2025年3月 | 69 | 25 | 6 | 36.2 | 1 |
| 2026年3月 | 170 | 49 | 24 | 28.8 | 18 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高170億円のうち、営業利益として残るのは49億円で28.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の10.6%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金64.1%109億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.1%12億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益28.8%49億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが86億円、投資CFが−159億円で、差し引きのフリーCFは−73億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は63億円で、売上の4.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −11 | 2 | 8 | −9 | 1 |
| 2014年3月 | 3 | −29 | 27 | −26 | 3 |
| 2015年3月 | −4 | −10 | 18 | −14 | 6 |
| 2016年3月 | −6 | 0 | 1 | −6 | 1 |
| 2017年3月 | 6 | −10 | 5 | −4 | 2 |
| 2018年3月 | 0 | −66 | 69 | −66 | 5 |
| 2019年3月 | 7 | −52 | 45 | −45 | 4 |
| 2020年3月 | −17 | −57 | 71 | −74 | 2 |
| 2021年3月 | 2 | −55 | 66 | −53 | 16 |
| 2022年3月 | −24 | −92 | 108 | −116 | 7 |
| 2023年3月 | 36 | −59 | 42 | −23 | 26 |
| 2024年3月 | 86 | −146 | 53 | −60 | 19 |
| 2025年3月 | 7 | −49 | 55 | −42 | 32 |
| 2026年3月 | 86 | −159 | 104 | −73 | 63 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は917億円。このうち返さなくてよい自己資本が190億円で、自己資本比率は20.6%(業種中央値32.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 16 | 12 | 4 | 73.1 |
| 2014年3月 | 40 | 27 | 13 | 67.9 |
| 2015年3月 | 57 | 27 | 30 | 47.2 |
| 2016年3月 | 58 | 28 | 30 | 48.1 |
| 2017年3月 | 68 | 31 | 37 | 45.8 |
| 2018年3月 | 143 | 39 | 104 | 27.2 |
| 2019年3月 | 195 | 87 | 108 | 44.3 |
| 2020年3月 | 277 | 92 | 185 | 32.9 |
| 2021年3月 | 365 | 139 | 226 | 37.9 |
| 2022年3月 | 485 | 140 | 345 | 28.9 |
| 2023年3月 | 561 | 156 | 405 | 27.8 |
| 2024年3月 | 726 | 191 | 535 | 26.4 |
| 2025年3月 | 777 | 190 | 586 | 24.5 |
| 2026年3月 | 917 | 190 | 727 | 20.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で131社中3位あたり、逆に低いのは自己資本比率で131社中121位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥386で、1年前と比べて+12.0%。過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 23.7倍 |
| PER (会社予想) | 40.2倍 |
| PBR | 2.53倍 |
| 配当利回り | 4.66% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月21日に385円。25日移動平均線357.76円を約7.6%上回り、75日線342.8円や200日線366.22円も上回っており、短期・中期・長期のトレンドは上昇基調。52週高値448円からは約14.1%下、52週安値313円からは約23.0%上昇。RSIは72.88と過熱域。7月31日に1115900株の大量出来高を伴って358円まで上昇して以降、上昇トレンドが加速。8月21日に385円と高値圏で推移。出来高は依然として多めで、需給は強気。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)。
PERは23.59倍と業界平均14.74倍を大きく上回り、予想PERに至っては40.1倍とさらに割高です。PBRも2.53倍で平均1.84倍を上回ります。配当利回りは4.68%と高いですが、配当性向が1203.6%と異常に高く、利益を大幅に超えた配当となっており持続性に懸念があります。ROE9.5%と平均的で、今期純利益が1億円と前期比大幅減益となっており、バリュエーションに対して業績が追いついていません。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 23.7倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 40.2倍 | — |
| PBR | 2.53倍 | 1.84倍 |
| ROE | 9.5% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上は2024/3期に127億円とピークを打ったが、2025/3期に69億円へ急減し、純利益も激減。強気派は売上減少後の回復と高配当を評価し、弱気派は事業の不安定さと利益率の変動を懸念。業績の急変と今後の安定性が焦点。
- 高配当利回り
配当利回り4.68%と高く、株主還元に積極的
- 事業ポートフォリオ
不動産以外に再生可能エネルギーなど複数の事業があり、リスク分散効果
- 売上回復期待
2026/3期は売上170億円と大幅増収の予想で、回復が期待される
- 営業利益が25→49億円と倍増2026/3期影響強
営業利益25億円から49億円、増収効果と収益改善
- 売上高が69→170億円へ急回復2026/3期影響中
売上高は69億円から170億円と2.5倍
- 配当利回り4.68%と高水準継続影響弱
配当利回り4.68%、株主還元厚い
- 営業利益率28.8%と高い収益性2026/3期影響中
営業利益率は36.23%から28.82%と高水準
- 業績不安定性
売上は年ごとに大きく変動し、予測が難しい
- 純利益の減少
2025/3期の純利益は1億円と前年から大幅減益
- 高PER
PERは23倍超と割高感があり、成長鈍化を織り込めていない
- 予想PER40.1倍と大幅な減益見通し次回決算影響強
予想PER40.1倍、現在23.59倍から悪化、利益減少
- 純利益が42→1→18億円と激変通年影響中
純利益は42億円、1億円、18億円と変動大
- 配当総額21億円が純利益18億円を超過次回決算影響中
配当利回り4.68%の年間配当21億円は純利益18億円を上回る
- 営業利益率が36.23%→28.82%へ低下2026/3期影響弱
営業利益率は36.23%から28.82%へ7ポイント低下
- 売上高伸び率
- 事業規模の変動を把握し、業績の安定性を評価するため
- 再生可能エネルギー稼働率
- 発電事業の収益貢献度を測る
- 手数料収入比率
- 不動産仲介の市場動向を反映する
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり18円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは4.66%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 2 | — | 35.0 |
| 2022年3月 | 2 | 0.0 | 22.3 |
| 2023年3月 | 6 | 200.0 | 61.5 |
| 2024年3月 | 18 | 200.0 | 44.5 |
| 2025年3月 | 18 | 0.0 | 135.8 |
| 2026年3月 | 18 | 0.0 | 1203.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥18
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ11,512人。区分でいちばん多いのは個人・その他で61.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.4%を占め、残る64.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 46.8 | 52.7 | 50.8 | 52.5 | 61.3 | 61.5 |
| 事業法人 | 46.0 | 44.6 | 43.4 | 42.3 | 35.6 | 35.4 |
| 自己株式 | 2.4 | 5.9 | 6.1 | 6.1 | 5.8 | 5.8 |
| 外国法人 | 4.3 | 2.0 | 2.3 | 2.1 | 2.5 | 1.7 |
| 証券会社 | 1.8 | 0.6 | 2.9 | 2.3 | 0.4 | 1.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 金融機関 | 1.2 | 0.0 | 0.6 | 0.8 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 田辺 順一 | 15.22 |
| 02 | カタリスト株式会社 | 14.98 |
| 03 | 株式会社楽珠美 | 4.26 |
| 04 | 株式会社悠晴 | 4.21 |
| 05 | 株式会社スプラウト | 3.41 |
| 06 | 杉山 昌子 | 2.84 |
| 07 | 金惠 | 2.79 |
| 08 | 株式会社ウォーターフィールド | 2.51 |
| 09 | 株式会社中原商事 | 2.38 |
| 10 | 岩見 哲也 | 1.61 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-17グロースパートナーズ株式会社変更報告11.52%
- 2026-07-23グロースパートナーズ株式会社新規の大量保有報告6.11%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+162%、1株純資産は14期で+422%。直近期のROEは9.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −26 | 33 | −28.9 | — | — |
| 2014年3月 | −12 | 56 | −19.3 | — | — |
| 2015年3月 | −1 | 55 | −1.8 | — | — |
| 2016年3月 | 2 | 58 | 4.1 | 49.6 | — |
| 2017年3月 | 3 | 64 | 5.3 | 35.3 | — |
| 2018年3月 | 8 | 74 | 11.8 | 13.5 | — |
| 2019年3月 | 7 | 101 | 6.5 | 27.5 | — |
| 2020年3月 | 7 | 106 | 6.4 | 21.0 | — |
| 2021年3月 | 11 | 127 | 9.3 | 19.3 | 35.0 |
| 2022年3月 | 8 | 132 | 6.5 | 20.8 | 22.3 |
| 2023年3月 | 17 | 148 | 12.3 | 13.8 | 61.5 |
| 2024年3月 | 39 | 181 | 23.9 | 10.2 | 44.5 |
| 2025年3月 | 1 | 172 | 0.3 | 511.5 | 135.8 |
| 2026年3月 | 16 | 171 | 9.5 | 21.9 | 1203.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額135百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 田辺順一 | 取締役社長(代表取締役) | 60 | 17,870,000 |
| 山岸和仁 | 取締役 | 55 | 125,000 |
| 吉岡勉 | 取締役 | 61 | — |
| 堀田恭史 | 常勤監査役 | 70 | 100,000 |
| 露木琢磨 | 監査役 | 64 | 125,000 |
| 天野修 | 監査役 | 54 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 123 | 123 | 62 |
| 社外取締役 | 4 | 12 | 12 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容560字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,558字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,544字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,991字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第15期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第14期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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