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日経平均64,137.56-188NYダウ53,061.95+295ドル円157.33-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

トラストホールディングス

TRUST Holdings Inc.3286 · Standard · 不動産業

遊休地を駐車場に変える都市型開発会社。駐車場運営を核に、不動産分譲や医療施設賃貸まで手掛ける。

概要

トラストホールディングスは、福岡市博多区に本社を置く純粋持株会社である。1993年に有限会社ピー・エム・トラストとして創業し、2013年7月に株式移転により設立された。連結子会社10社を通じて、駐車場事業、不動産事業、駐車場等小口化事業、メディカルサービス事業、RV事業を展開する。2025年6月期の連結売上高は129億円、営業利益5億円、従業員数は196名。東京証券取引所スタンダード市場および福岡証券取引所本則市場に上場している。

5つの事業セグメントで構成されるグループ体制

当社グループは、純粋持株会社であるトラストホールディングスと10の連結子会社で構成される。主要な事業は「駐車場事業」(トラストパーク、グランシップ)、「不動産事業」(トラスト不動産開発)、「駐車場等小口化事業」(トラストパーク、トラストアセットパートナーズ)、「メディカルサービス事業」(トラストメディカルサポート、嘉麻の庄)、「RV事業」(RVトラスト)の5つである。このほか、温浴施設の運営、機械警備、高濃度水素水の製造販売なども手掛ける。各セグメントは独立しながらも、駐車場事業で得たノウハウを小口化商品に活用するなど相互に連携している。

収益の7割超を占める駐車場事業の規模

駐車場事業はグループの主力であり、2025年6月期の売上高は70億円(全社の54%)、営業利益は2.6億円を計上した。同事業は「遊休地の有効活用」と「既存駐車場の活性化」をコンセプトに、928ヶ所・30,171車室(2025年6月末時点)を運営する。全国展開ではなく、九州・関東を中心に駐車場ネットワークを構築。大型物件の解約で車室数は前年比1,020減となったが、新規開設も進み売上高は微増した。駐車場用地の地代高騰や人件費増が利益を圧迫している。

不動産事業と小口化事業の相互補完関係

不動産事業は「トラストレジデンス」シリーズの新築マンション分譲が中心で、2025年6月期は3棟111戸を販売し売上高35億円を達成した。一方、駐車場等小口化事業は不動産特定共同事業法に基づく小口化商品「トラストパートナーズ」を組成・販売し、同期に4件(総額5.4億円)を完売した。同事業は駐車場や不動産を小口化して投資家に提供するもので、グループ内で仕入れた駐車場用地を活用するケースもあり、不動産事業ともシナジーを生んでいる。

九州を地盤に全国へ広がる事業拠点

本社は福岡市博多区に置き、創業以来の地盤である九州地方を基盤として事業を拡大してきた。子会社のトラストパークは福岡に本社、グランシップは関東地域を担当する。不動産事業の分譲マンションも福岡県内外の久留米市、伊万里市、佐賀県など九州圏内が中心。メディカルサービス事業も九州の医療機関を主な顧客とする。一方、RV事業(RVトラスト)は全国的なキャンピングカーマーケットを対象とし、温浴施設は福岡県那珂川市と山口県下関市に展開する。

業界の中での役割は都市基盤としての駐車場の開発・運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
118億円
営業利益
-5億円
営業利益率
-4.2%
純利益
-7億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
駐車場 事業68億円53.5%4億円5.9%
不動産 事業47億円37.0%2億円4.3%
駐車場等 小口化事業5億円3.9%0億円0.0%
RV事業4億円3.1%0億円0.0%
メディカル サービス事業3億円2.4%-1億円-33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01駐車場主力

遊休地や低収益の既存駐車場を対象に、駐車場の開発・運営・活性化を行う。コンセプトは「遊休地の有効利用」と「既存駐車場の活性化」で、都市基盤としての駐車場を提供する。

主要顧客土地所有者、駐車場オーナー

主な製品・サービス1
駐車場運営・管理
遊休地を駐車場として開発し、運営・管理する。低収益の駐車場には運営ノウハウを提供し、収益改善を図る。

02不動産準主力

ファミリーマンションの分譲を中心に、住宅の企画・開発・販売を行う。「人へ、街へ、次世代へ」をコンセプトに、長く愛される住まいを提供する。

主な製品・サービス1
ファミリーマンション分譲
ファミリー向けの分譲マンションを企画・開発・販売する。

03個人投資家準主力

不動産特定共同事業法に基づく駐車場小口化商品を販売し、個人投資家の長期安定的な資産運用をサポートする。

主な製品・サービス1
駐車場小口化商品「トラストパートナーズ」
駐車場を小口化した投資商品。不特定多数の投資家から資金を集め、駐車場運営による収益を分配する。

04医療機関副次

医療機関等への不動産賃貸、貸金業務、コンサルティング業務を通じて、地域医療を担う医療機関へ安全・安心な医療環境を提供する。

主要顧客医療機関

主な製品・サービス2
医療機関向け不動産賃貸
病院やクリニック向けに不動産を賃貸し、医療環境を提供する。
医療コンサルティング
医療機関向けに経営や施設運営に関するコンサルティングを提供する。

05キャンピングカー市場副次

「新しいライフスタイルをサポートする」をコンセプトに、キャンピングカー(RV車)の製造・販売・カスタマイズを行う。

主な製品・サービス1
キャンピングカー
RV車の製造・販売。カスタマイズにも対応し、新しいライフスタイルを提案する。

06その他(温浴・警備・水素水)その他

温浴施設の運営、機械警備や常駐警備、高濃度水素水の製造・販売など、多角的事業を展開する。

主な製品・サービス3
温浴施設
「那珂川清滝」「和楽の湯下関せいりゅう」の運営。
警備サービス
駐車場事業に付随する機械警備や、イベント・商業施設の常駐警備。
高濃度水素水
高濃度水素水の製造・販売。

製品と技術

駐車場運営ノウハウと小口化商品「トラストパートナーズ」

駐車場事業では、時間貸し駐車場の運営・管理を中心に、遊休地の有効活用提案や既存駐車場の収益改善コンサルティングを提供する。特に、駐車場等小口化事業は不動産特定共同事業法に基づき、駐車場用地を小口化した投資商品「トラストパートナーズ」を組成・販売する。2025年6月期には第34号から第37号までの4件を完売し、販売総額は約5.4億円に達した。投資家は少額から駐車場資産に投資でき、安定した配当を得られる仕組みである。

分譲マンション「トラストレジデンス」シリーズ

不動産事業では、主に九州エリアでファミリーマンションの分譲「トラストレジデンス」シリーズを展開する。2025年6月期には「トラストレジデンス西鉄久留米駅」(44戸)、「トラストレジデンス伊万里河畔」(44戸)、「トラスト博多南駅レジデンス」(23戸)の3棟を竣工し、既存物件と合わせて111戸を引き渡した。建築コスト高騰の影響で販売価格は上昇傾向にあるが、早期完売を目指し販売代理店と連携している。

キャンピングカーの製造・販売・カスタマイズ(RV事業)

子会社の株式会社RVトラストは、キャンピングカーの製造、販売、修理、リノベーションおよびカスタマイズを手掛ける。2015年の子会社化以降、市場拡大に伴い売上を伸ばしている。2025年6月期の売上高は5.0億円(前年比17%増)だが、原材料価格の高騰により利益は微減した。主な製品はバンコン型やキャブコン型のキャンピングカーで、顧客のライフスタイルに合わせたオーダーメイド対応が強みである。

医療機関向け不動産賃貸と財務コンサルティング

メディカルサービス事業では、医療法人等に対する不動産賃貸、貸金業務、財務コンサルティングを提供する。子会社トラストメディカルサポートと嘉麻の庄が担当し、地域医療機関の経営安定化を支援する。2025年6月期は貸倒引当金の戻入益により営業利益8,335万円と黒字転換した。不動産賃貸収入は安定的に推移しており、医療環境の提供を通じて地域社会に貢献する。

温浴施設と警備・水素水などの周辺事業

グループ全体で、温浴施設「那珂川清滝」(福岡県那珂川市)と「和楽の湯下関せいりゅう」(山口県下関市)を運営する。また、駐車場事業に付随して機械警備や商業施設の常駐警備(トラストパトロール)、高濃度水素水の製造販売(トラストネットワーク)も行っている。これらの事業はいずれも小規模だが、2025年6月期のその他セグメント売上高は10億円(全体の7.8%)を計上した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がトラストホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13293アズマハウス62億円12.3倍
28891AMGホールディングス61億円5.1倍
33280エストラスト57億円4.0倍
48944ランドビジネス56億円35.1倍
52999ホームポジション50億円7.7倍
63286トラストホールディングス47億円
73490アズ企画設計46億円14.0倍
83237イントランス45億円
98996ハウスフリーダム44億円4.5倍
103461パルマ43億円27.9倍
113474G-FACTORY41億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 15件

駐車場事業を始めた1993年の創業

1993年8月、福岡県筑紫郡那珂川町において有限会社ピー・エム・トラストが資本金300万円で設立された。福岡市内で駐車場事業を開始する。1995年5月には株式会社へ組織変更し、2003年12月に商号をトラストパーク株式会社に変更した。この間、駐車場運営のノウハウを蓄積し、九州エリアで事業基盤を築いた。

上場とグループ会社の設立が進んだ2000年代後半

2004年5月、不動産事業を手掛けるトラストネットワーク(現トラスト不動産開発)を福岡市博多区に設立し、100%子会社とした。2006年12月には福岡証券取引所Q-Board市場に株式を上場。2010年9月には関東地区の駐車場事業を強化するため、株式会社グランシップの全株式を取得して子会社化した。2011年5月には警備業を目的とするタウンパトロール(現トラストパトロール)を設立し、事業領域を広げた。

2012年東京マザーズ上場と持株会社体制への移行

2012年9月、トラストパークは東京証券取引所マザーズに上場した。しかし、その1年後の2013年7月、株式移転により純粋持株会社トラストホールディングスを設立し、トラストパークは上場廃止となった。新たに設立された持株会社が東京マザーズに上場し、グループ全体の経営管理を担う体制へ移行した。同年11月にはメディカルサービス事業を目的にトラストメディカルサポートを設立。2014年5月にはトラストアセットパートナーズを設立し、駐車場等小口化事業を開始した。

RV事業参入と組織再編を進めた2010年代半ば

2015年4月、RV車販売を営む株式会社ニシノコーポレーションの全株式を取得し、同日付で株式会社RVトラストに商号変更した。これによりキャンピングカーの製造・販売・カスタマイズ事業に参入。2017年2月には、子会社トラスト不動産開発が保有する孫会社(トラストネットワークと和楽)の株式を現物配当により取得し、直接子会社とする組織再編を実施した。温浴事業(和楽)とウォーター事業(トラストネットワーク)を傘下に収めた。

市場区分変更と合併による再構築(2020年代)

2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、マザーズからグロース市場へ移行。2023年7月には子会社の株式会社ジーエートラストを吸収合併し、管理部門業務を本社に集約した。2024年6月には東京証券取引所グロース市場からスタンダード市場へ、福岡証券取引所Q-Board市場から本則市場へ、それぞれ市場区分を変更した。この間、売上高は120~140億円台で推移し、利益も小幅ながら安定的に計上している。

年表15件を開く

1990年代

  • 1993年8月創業福岡県筑紫郡那珂川町に有限会社ピー・エム・トラストを資本金3,000千円で設立、福岡市内にて駐車場事業を開始
  • 1995年5月株式会社ピー・エム・トラストへ組織変更

2000年代

  • 2003年12月商号変更トラストパーク株式会社へ商号変更
  • 2004年5月創業不動産業を目的として福岡市博多区にトラストネットワーク株式会社(現、トラスト不動産開発株式会社)を資本金50,000千円(当社100%出資)で設立
  • 2006年12月上場福岡証券取引所Q-Board市場に株式を上場

2010年代

  • 2010年9月M&A当社の駐車場事業の加盟店ネットワークの拡大による顧客サービスの向上及び事業基盤の拡大を目的として、関東を中心に駐車場事業を営む株式会社グランシップの全株式を取得し子会社化
  • 2011年5月創業総合警備、機械警備等の警備業を目的として、福岡市中央区にタウンパトロール株式会社を資本金30,000千円(当社100%出資)で設立(2015年4月にトラストパトロール株式会社に商号変更)
  • 2012年9月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2013年6月上場トラストパーク株式会社での東京証券取引所マザーズ上場を廃止
  • 2013年7月創業トラストパーク株式会社の完全親会社として株式移転により純粋持株会社であるトラストホールディングス株式会社を設立し、当社普通株式を東京証券取引所マザーズに上場
  • 2013年11月創業メディカルサービス事業を目的として福岡市博多区にトラストメディカルサポート株式会社を資本金25,000千円(当社100%出資)で設立
  • 2014年5月創業不動産業を目的として福岡市博多区にトラストアセットパートナーズ株式会社を資本金20,000千円(当社100%出資)で設立
  • 2014年7月創業当社グループの経理・総務・財務・労務業務等の管理部門業務を集約する目的として福岡市博多区に株式会社ジーエートラストを資本金10,000千円(当社100%出資)で設立
  • 2015年4月M&ARV車販売を営む株式会社ニシノコーポレーション(同日付で株式会社RVトラストに商号変更)の全株式を取得し子会社化
  • 2017年2月上場連結子会社各社の意思決定の迅速化及び役割の明確化を目的として、新設分割により、ウォーター事業を行うトラストネットワーク株式会社(従来のトラストネットワーク株式会社は新設分割後にトラスト不動産開発株式会社に商号変更)を資本金10,000千円(トラスト不動産開発株式会社100%出資)で、温浴事業を行う株式会社和楽を資本金10,000千円(トラスト不動産開発株式会社100%出資)で設立 2018年6月15日付で、子会社であるトラスト不動産開発株式会社が保有する子会社(孫会社)トラストネットワーク株式会社及び株式会社和楽の全株式を現物配当により取得し、当社の直接子会社とする組織再編を実施 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 2023年7月1日付で、子会社である株式会社ジーエートラストを吸収合併し、当社組織体制を再構築 東京証券取引所のグロース市場からスタンダード市場に、福岡証券取引所のQ-Board市場から本則市場に、上場市場区分を変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    駐車場事業の拡大

    地代高騰下で駐車場の利便性向上と料金最適化により収益確保・向上を図る。新規駐車場開発を最重要課題と位置づけ、駐車場・不動産オーナーへの提案能力・情報収集力を強化する。

  2. 02

    不動産(新築マンション)の販売強化

    建築コスト高騰や金利上昇等の不透明な環境下、エリア需給動向を的確に見極め、顧客の多様化するニーズに対応したマンション開発を行う。販売代理会社と連携し早期完売を目指す。

  3. 03

    駐車場等小口化事業の拡大

    収益力の高い駐車場用地等の仕入れを継続し、小口化商品「トラストパートナーズ」の組成件数拡大に努める。小口化対象不動産を拡充し、主力事業とのシナジーを図る。

  4. 04

    メディカルサービス事業のサービス強化

    財務コンサルティングに加え外部パートナーとの連携を強化し、医療機関の事業運営最適化を支援し付加価値を提供する。

  5. 05

    人材の確保・育成とコンプライアンス経営の確立

    優秀な人材の確保・育成に取り組み、事業課題に合わせた教育・定着化を図る。企業倫理の徹底とコンプライアンス経営を確立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で196人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は508万円で、9期前と比べて+3.6%平均年齢は34.6歳、平均勤続年数は7.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月252
2017年6月262
2018年6月240
2019年6月49037.35.8237
2020年6月44738.05.1234
2021年6月46838.65.9221
2022年6月39627.63.3190
2023年6月45633.15.8171
2024年6月47535.88.5183383
2025年6月50834.67.1196255

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
福岡支店ほか 3支店11営業所549百万円
駐車場事業
本社 — 福岡市博多区424百万円
全社統括
那珂川清滝 — 福岡県那珂川市258百万円
その他
秋田工場 — 秋田県横手市161百万円
RV事業
嘉穂信和病院 — 福岡県嘉穂郡 桂川町157百万円
メディカル サービス事業
研修施設 — 大分県日田市122百万円
全社統括
和楽の湯 下関せいりゅう — 山口県下関市82百万円
その他
駐車場 — 福岡県 久留米市50百万円
駐車場事業
カスタネット倶楽部水巻 — 福岡県遠賀郡水巻町37百万円
その他
モデルルーム — 大分県日田市26百万円
不動産事業
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    トラストパーク株式会社(注)3.6
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トラスト不動産開発株式会社(注)3.7
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グランシップ(注)4
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トラストパトロール株式会社
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トラストメディカルサポート株式会社
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トラストアセットパートナーズ株式会社(注)3
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社RVトラスト
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トラストネットワーク株式会社
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社和楽
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は118億円営業利益-5億円前期と比べると減収減益で、売上が-8.5%、利益が-200.0%。

売上高
-8.5%
118億円
営業利益
-200.0%
-5億円
純利益
-333.3%
-7億円
営業利益率
-4.2%
前期比 -8.1%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高138億円118億円
営業利益4億円-5億円
純利益2億円-7億円
1株あたり配当¥18¥18

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は67億円、営業利益は−5億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+6.3%、営業利益は−350.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q3725.41
2023年4Q400
2024年1Q4237.11
2024年2Q2913.41
2024年3Q2300.00
2024年4Q4337.01
2025年2Q6634.51
2025年4Q6323.22
2026年2Q5100.00
2026年4Q67−5−7.5−7

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2014年6月期からの13期で、売上は124億円から118億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は-4.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
不動産業を目的として福岡市博多区にトラストアセットパートナーズ株式会社を資本金20,000千円(当社100%出資)で設立
2014年6月12452
RV車販売を営む株式会社ニシノコーポレーション(同日付で株式会社RVトラストに商号変更)の全株式を取得し子会社化
2015年6月126−2−2
2016年6月1400−1
連結子会社各社の意思決定の迅速化及び役割の明確化を目的として、新設分割により、ウォーター事業を行うトラストネットワーク株式会社(従来のトラストネットワーク株式会社は新設分割後にトラスト不動産開発株式会社に商号変更)を資本金10,000千円(トラスト不動産開発株式会社100%出資)で、温浴事業を行う株式会社和楽を資本金10,000千円(トラスト不動産開発株式会社100%出資)で設立 2018年6月15日付で、子会社であるトラスト不動産開発株式会社が保有する子会社(孫会社)トラストネットワーク株式会社及び株式会社和楽の全株式を現物配当により取得し、当社の直接子会社とする組織再編を実施 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 2023年7月1日付で、子会社である株式会社ジーエートラストを吸収合併し、当社組織体制を再構築 東京証券取引所のグロース市場からスタンダード市場に、福岡証券取引所のQ-Board市場から本則市場に、上場市場区分を変更
2017年6月17640
2018年6月15051
2019年6月14052
2020年6月13621
2021年6月123−11
2022年6月12731
2023年6月13452
2024年6月137765.13
2025年6月129553.93
2026年6月118−5−6−4.2−7

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高118億円のうち、営業利益として残るのは-5億円-4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-7億円、売上の-5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金104.2%123億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-4.2%-5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比13.8pt
-4.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比12.1pt
-5.9%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年6月期は営業CFが−7億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−9億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は17億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年6月9−4332−3413
2015年6月15−3523−2016
2016年6月19−5−111419
2017年6月91−181011
2018年6月32−5−182720
2019年6月19−4−101526
2020年6月9−7−12217
2021年6月22−5−111722
2022年6月4−1−3321
2023年6月10−3−1728
2024年6月17−1−161627
2025年6月−7−2−1−917

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2025年6月期の総資産は87億円。このうち返さなくてよい自己資本が12億円で、自己資本比率は13.9%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年6月129121179.0
2015年6月17181634.9
2016年6月18261763.5
2017年6月12961234.7
2018年6月11461085.6
2019年6月11981116.3
2020年6月957887.7
2021年6月897828.1
2022年6月864824.7
2023年6月946886.6
2024年6月8897910.4
2025年6月87127513.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
17億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
11億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
75億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り131社中109位あたり、逆に低いのは営業利益率131社中128位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-4.2%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-8.5%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥894で、1年前と比べて+3.8%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥894-0.4%1ヶ月+3.4%1年+3.8%時価総額47億円
過去52週の値幅
安値¥851高値¥1,145

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)17.2倍
PBR7.64倍
配当利回り2.01%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比-1.5%の861円。週足は下降トレンド。25日線(930円)を-7.4%下回り、75日線(1014円)も大きく下放れた。52週安値(851円)に接近し、あと1.2%で更新。出来高はやや増加し、売り圧力強い。RSI46.9で中立やや弱い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER17.3倍は業界平均13.9倍を上回り、PBR3.14倍も業界平均1.71倍の約1.8倍と割高。配当利回り2.06%は業界平均2.30%をやや下回るが、ROE32.4%と高い収益性が評価される。利益成長が伸び悩む中でバリュエーションがやや割高といえる。

指標この会社業種平均
PER (予想)17.2倍
PBR7.64倍1.84倍
ROE32.4%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、ROE32.4%と高い収益性を維持できるか。強気派は、PER17.3倍・PBR3.1倍と市場平均並みだが、ROE32%は優良で、資本効率の良さが成長を支えると評価。配当利回り2.1%も株主還元として一定の水準。弱気派は、売上高が横ばいから減少予想(2025年6月期は129億円)、営業利益率も低下見込み。高ROEは自己資本が小さいためで必ずしも好業績を意味せず、不動産市場の変動リスクが大きく、利益の質に疑問。

プラスに働く材料7
  • 高ROEの持続性

    ROE32%と極めて高く、効率的な資本活用が収益性を示す。

  • 配当利回り2.1%

    安定的な配当は投資家の下支え要因。

  • 自己資本比率の高さ

    PBR3.1倍だが、自己資本が成長を支える基盤。

  • 高ROE32%の資本効率継続影響

    ROE32%は業界トップクラス、利益率改善で更なる効果

  • 配当性向31%の安定配当継続影響

    配当利回り2.06%、安定した配当継続

  • 純利益横ばいで底入れ感2025年6月期影響

    純利益3億円で2期連続横ばい、底打ち期待

  • 売上高129億円の安定基盤継続影響

    売上高129億円と一定規模、営業利益率改善待ち

マイナスに働く材料7
  • 業績の停滞・悪化懸念

    2025年6月期売上高は129億円と減少、営業利益率も低下予想。

  • ROEの持続可能性疑問

    ROE高は自己資本が小さいため。利益額は3億円程度と伸び悩み。

  • 不動産市場リスク

    金利上昇や景気後退で不動産取引が冷え込めば業績に直撃。

  • 営業利益減少トレンド通年影響

    営業利益7億→5億、前期比28%減

  • 売上高減少による固定費負担通年影響

    売上高137億→129億、6%減で収益圧迫

  • 低流動性で値動き薄継続影響

    時価総額45億円、売買代金少なく売買困難

  • PER17倍の割高感継続影響

    実績PER17倍は同業比割高、成長鈍化で悪化

次の決算で確かめる点
売上高成長率
業績拡大がなければ高ROEも持続困難。減少トレンドに注意。
営業利益率
利益率の維持・改善が収益性の持続に必須。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり18で、前期から+18.8%いまの株価に対する利回りは2.01%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥18
1株あたり
配当利回り
2.01%
いまの株価に対して
配当性向
44.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月16132.3
2018年6月160.051.8
2019年6月160.028.7
2020年6月160.0
2021年6月160.027.6
2022年6月10−39.0
2023年6月1550.031.9
2024年6月166.722.1
2025年6月1918.844.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥18

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ5,770人。区分でいちばん多いのは個人・その他90.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.2%を占め、残る90.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他59.760.069.266.885.690.3
自己株式4.74.726.122.221.220.7
金融機関3.33.43.26.05.95.7
事業法人35.335.225.424.56.23.5
証券会社1.30.71.92.50.60.2
外国法人0.40.60.30.21.60.2
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01九州応援ファンド第1号組合7.84
02九州応援ファンド第2号組合6.74
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・75551口)5.69
04トラストホールディングス従業員持株会3.62
05九州応援ファンド第3号組合2.32
06山川 修1.71
07矢羽田 弘1.64
08藤原 香代子1.46
09株式会社竹田商会1.21
10大津 忠芳0.79

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で−635%、1株純資産は12期で+30%。直近期のROEは32.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年6月3524514.614.837.9
2015年6月−52175−24.856.3
2016年6月−24134−15.4153.4
2017年6月91277.048.7132.3
2018年6月2313318.018.651.8
2019年6月4115728.48.528.7
2020年6月121537.828.7
2021年6月1515110.024.027.6
2022年6月3410823.39.1
2023年6月6416647.05.431.9
2024年6月9024144.08.922.1
2025年6月9131832.410.844.0
2026年6月−185

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/6期の役員報酬は総額106百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山川修代表取締役 社長5788,936
矢羽田弘代表取締役 副社長6685,164
河邉誠一郎取締役553,895
原宗平取締役5015,371
木下敏之取締役66
加峯辰美取締役72
市原一也監査役78
江口秀人監査役69
梁井純輔監査役83
中村尚生73
松本さぎり監査役51
廣渡晋一67

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)477108722
社外取締役519194

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,207字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社10社で構成されており、連結子会社であるトラストパーク株式会社及び株式会社グランシップにおいて駐車場の運営・管理を行う駐車場事業、トラスト不動産開発株式会社において不動産事業、トラストパーク株式会社及びトラストアセットパートナーズ株式会社において駐車場等小口化事業を行っております。トラストメディカルサポート株式会社及び株式会社嘉麻の庄においては、医療機関等への不動産賃貸や各種コンサルティング等を行うメディカルサービス事業、株式会社RVトラストではキャンピングカーの製造、販売及びカスタマイズ等を行うRV事業を行っております。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)駐車場事業について 当社グループの主力事業である駐車場事業は、トラストパーク株式会社及び株式会社グランシップにて行っており、「遊休地の有効利用」と「既存駐車場の活性化」を事業コンセプトに、遊休地を駐車場として有効活用し、又は低収益に悩む駐車場を運営面、収益面においてサポートし改善することで、都市基盤として開発又は活性化させ、社会的に有効活用することを目的とし、事業展開しております。 (2)不動産事業について トラスト不動産開発株式会社にて行う不動産事業は、「人へ、街へ、次世代へ末永く愛される住まい」をコンセプトに、ファミリーマンションの分譲事業を中心とした住宅の企画、開発、販売業務等を行っております。 (3)駐車場等小口化事業について トラストパーク株式会社及びトラストアセットパートナーズ株式会社にて行う駐車場等小口化事業は、不動産特定共同事業法に基づく駐車場小口化商品「トラストパートナーズ」の販売を行っており、お客様の長期安定的な資産運用をサポートすることで、ゆとりある未来の創造を目指しております。 (4)メディカルサービス事業について トラストメディカルサポート株式会社及び株式会社嘉麻の庄にて行うメディカルサービス事業は、医療機関等への不動産賃貸、貸金業務及び各種コンサルティング業務等を通じて、地域医療を担う医療機関へ安全・安心な「医療環境」等を提供しております。 (5)RV事業について 株式会社RVトラストにて行うRV事業は、「新しいライフスタイルをサポートする」をコンセプトに、RV車等の製造、販売及びカスタマイズ等を行っております。 (6)その他について 温浴施設「那珂川清滝(福岡県那珂川市)」及び「和楽の湯下関せいりゅう(山口県下関市)」の運営、駐車場事業に付随して発生する機械警備及びイベント・商業施設の常駐警備、高濃度水素水の製造・販売等を行っております。
経営方針・対処すべき課題2,818字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「仕事を通じて、仲間と共に人間性を高め、物心両面の幸福を追求すると同時に、地域社会の幸福に貢献する」という企業理念に基づき、「医・食・住」の環境が整った地域社会の形成を目指し、主力の駐車場事業、不動産事業及び駐車場等小口化事業を中心に、メディカルサービス事業、RV事業のほか、各種事業に取り組んでおります。 駐車場事業におきましては、人と街に優しい駐車場を数多く提供し、より安全で快適な交通社会の実現に貢献してまいります。 不動産事業におきましては、人へ、街へ、次世代へ末永く愛される快適な住環境を提供し、地域社会への貢献を目指しております。 駐車場等小口化事業におきましては、不動産特定共同事業を通じて、より多くのお客様に安心安全な駐車場等の小口化投資商品を提供し、お客様の長期安定的な資産運用をサポートし、ゆとりある未来を創造することを目指しております。 その他各種事業におきましても、「地域社会の幸福に貢献する」という企業理念の具現化を目指し、事業活動に取り組んでまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、主力事業である駐車場事業、不動産事業及び駐車場等小口化事業のほか、各種事業に取り組んでおります。主力事業の収益拡大に加え、その他事業についても、顧客満足に努め着実に収益力を向上させるとともに、主力事業とのシナジーを高めてまいります。 主力事業の収益拡大を図るために、物件仕入力の強化に努めております。優良物件を確保し、不動産特定共同事業の活用により、解約リスクが小さく収益力の高い駐車場の拡大と、新築マンションの安定供給の継続に努めてまいります。 以上の重点施策と合わせて今後の業容拡大を図っていくために、優秀な人材の確保・育成に取り組むとともに、各人の人間力向上及びコンプライアンス意識の向上に努めてまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社は、当社グループの業績拡大、持続的な事業成長、その他企業価値の向上のためには、収益力の向上が重要であると認識しております。そのため、売上高及び利益率を重要な指標と捉え、売上高経常利益率をKPIに定めております。 売上高については、主力である駐車場事業における「駐車場車室数」、駐車場等小口化事業における「預かり資産」、不動産事業における「新築マンション引渡戸数」を重要な指標とし、売上高の向上のため、中長期的に各指標の目標達成に向けた進捗管理を行ってまいります。利益率については、企業価値、競争優位性、付加価値等を測るための重要な指標となります。主力である駐車場事業における各駐車場の利益率の改善のほか、駐車場用地の借上及び駐車場機器の仕入れ、駐車場等小口化事業における不動産等の仕入れ、不動産事業におけるマンション用地の仕入れ及び建築コスト並びに各事業における資金調達コスト等を抑えることで、利益率の向上を図ってまいります。数値目標としましては、売上高経常利益率10%の達成を目標としております。 (4)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の我が国経済は、雇用や所得環境が改善する中で、緩やかな回復基調が続くものと期待される一方、急激な為替変動や慢性的な物価上昇に加えて、米国の関税政策の影響などにより、依然として先行き不透明な状態が続くと予想されます。 このような状況の中、当社グループは、地域社会の幸福に貢献するという理念のもと、主力の駐車場事業、不動産事業及び駐車場等小口化事業を中心にメディカルサービス事業、RV事業のほか、各種事業に取り組んでおります。 当社グループの継続的な成長を図るために、次に掲げる取り組みを強化してまいります。 ①駐車場事業の拡大 駐車場事業につきましては、地代高騰が続く中、駐車場の利便性向上及び料金の最適化等に取り組むことで、各駐車場の持てるポテンシャルを最大限に引き出し、収益の確保、向上に努めてまいります。 また、新規駐車場の開発は、当社グループの将来の収益基盤になるということのみならず、慢性的な駐車場不足という社会問題の解決に貢献するという観点からも、最重要課題の一つと考えております。そのために、駐車場・不動産オーナーの収益の最大化を図るための提案能力・情報収集力等の更なる強化に取り組んでまいります。 ②不動産(新築マンション)の販売強化 新築マンション販売につきましては、建築コスト高騰による住宅販売価格の高止まりや、住宅ローン金利上昇による消費マインドの低下等を要因とし、事業環境は不透明な状況となっております。このような環境の中、エリアの需給動向を的確に見極め、顧客の多様化、高度化する価値観・ニーズに対応できるマンション開発を行ってまいります。 また、販売にあたってはエリアの市場環境を熟知した販売代理会社と連携し、早期完売を目指すべく営業活動を行ってまいります。 ③駐車場等小口化事業の拡大 駐車場等小口化事業につきましては、収益力の高い駐車場用地等の仕入れを継続的に行い、引き続き駐車場小口化商品「トラストパートナーズ」組成件数の拡大に努めてまいります。 また、本事業を一層強化するために小口化対象不動産の拡充を図り、当社グループの主力である駐車場事業及び不動産事業等の業績拡大にもつなげてまいります。 ④メディカルサービス事業のサービス強化 メディカルサービス事業につきましては、当社の提供する財務コンサルティングに加え、外部パートナーとの連携を強化し、関与する医療機関の事業運営の最適化を支援することで、更なる付加価値の提供を行ってまいります。 ⑤RV事業の収益力向上 RV事業につきましては、キャンピングカー市場が拡大する中、販売やカスタマイズ等の受注強化に取り組み、収益は改善基調にあります。引き続き、製造から、販売・カスタマイズまでワンストップでサービスが提供できる強みを活かし、安定した売上・利益の構築を図ってまいります。 ⑥その他事業の収益力向上 当社グループでは、主力事業のほか、温浴施設の運営及び警備事業等、各種事業に取り組んでおります。各事業において顧客満足に努め、着実に収益力を高めるとともに、主力事業とのシナジーを高めてまいります。 当社グループは、各課題に取り組むにあたり、優秀な人材の確保・育成が重要であると考えております。人材採用から教育に至るまで、各事業課題に合わせ適正かつ充実したサポートを行い、社員の定着化・教育を図ってまいります。 また、企業倫理の徹底とコンプライアンス経営の確立になお一層努力してまいります。
事業等のリスク3,849字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社グループといたしましては、これらのリスクを認識し、リスクの予防、回避及び発生時の適切な対応に努める所存であります。なお、文中における将来に関する事項については、当連結会計年度末(2025年6月30日)現在において当社グループが判断したものであり、事業のリスクはこれらに限られるものではありません。 以下の各事項において、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した時に当社グループの経営成績等の状況に与える影響について合理的に予見することが困難な場合には、その可能性の程度や時期・影響についての記述は行っておりません。なお、当社グループはリスク管理の基本方針及び管理体制を「リスク管理規程」において定め、リスク管理の基盤としての内部統制システムと代表取締役を委員長とするリスク・コンプライアンス委員会において、事業を取り巻く様々なリスクに対して適切な管理を行い、リスク顕在化の予防を図っております。 ①駐車場事業におけるリスク (i)駐車場用地の確保 当社グループの駐車場事業を拡大するためには、採算の見込める駐車場用地の確保が必要となります。当社グループは、主に土地所有者と賃貸借契約を締結することによって駐車場用地を確保しております。しかしながら、地価の高騰による土地所有者の売却意向の増加や、有効な土地利用の選択肢が増加することで、当社グループの駐車場用地の確保が困難になる可能性があります。また、地価の高騰により賃借料が上昇した場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (ⅱ)土地所有者との賃貸借契約が解約される可能性 当社グループの直営店方式においては、駐車場用地の大部分を土地所有者との賃貸借契約にて確保しております。土地所有者との当該契約期間は原則1年間とし、期限到来後は1年毎の自動更新となっております。契約期間内に解約する場合には、原則として一方の当事者が相手方に3か月前に書面で通知することにより相手方の了承を得ることなく解約が成立する内容となっております。従いまして、当社グループの意思とは関わりなく、突発的な解約が発生する可能性があります。今後、収益性の高い駐車場の解約が多発した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ②不動産事業におけるリスク (i)不動産市況及び金利動向等の影響 当社グループが行う不動産事業は、景気及び金利動向並びに住宅税制等の影響を受けやすいため、景気後退やそれに伴う企業収益の悪化及び個人消費の落ち込み、大幅な金利の上昇、税制の変化等が生じた場合には、顧客の購買意欲の減退等により販売価格の低下が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える場合があります。また、経済情勢の変化により、土地仕入代金、建築費等の上昇並びに供給過剰による販売価格の下落が発生した場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (ⅱ)不動産引渡し時期等による業績の変動 当社グループの不動産事業における売上計上基準は、物件の売買契約締結時点ではなく、顧客へ物件を引渡した時点で売上を計上する引渡基準としております。そのため、四半期毎の業績については、物件の引渡し時期や規模等により売上高や利益が大きく変動するため、四半期毎の業績が大きく変動する可能性があります。また、天災その他予測し得ない事態による工事期間の遅延等、不測の事態により引渡時期が遅延することが考えられ、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③駐車場等小口化事業におけるリスク 「トラストパートナーズ」の完売時期等による業績の変動 当社グループの「トラストパートナーズ」の売上計上基準は「特別目的会社を活用した不動産の流動化に係る譲渡人の会計処理に関する実務指針」(企業会計基準委員会 移管指針第10号2024年7月1日)に基づき、販売総額の概ね95%以上の契約となった時点で売上計上することとしております。これに対し、広告宣伝費等の販売費については、発生時の計上としております。そのため、四半期の業績については、完売時期(95%以上の契約時期)により、売上高や利益が変動するため、四半期毎の業績が大きく変動する可能性があります。 ④メディカルサービス事業における貸倒リスク 当社グループは、メディカルサービス事業における営業貸付金に対して、十分な貸倒引当金を計上しておりますが、新たな感染症の流行による貸出先の経営不振等により、元本返済の猶予及び金利減免要請があった場合、引当金の大幅な積み増しが生じる可能性があります。それにより、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤法的規制 当社グループが展開する事業は、駐車場事業においては「駐車場法」、不動産事業においては「国土利用計画法」「宅地建物取引業法」「建築基準法」「都市計画法」「住宅の品質確保の促進に関する法律」「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」、駐車場等小口化事業においては「不動産特定共同事業法」「金融商品取引法」、その他の事業においては「警備業法」「公衆浴場法」「製造物責任法」「食品衛生法」「貸金業法」等の法規制を受けることになります。今後、これら法規制が変更された場合や新たな法規制が設けられた場合には新たな義務や費用負担が発生することがあります。特に、連結子会社が免許を取得している「宅地建物取引業法」では、第65条、第66条において、業務の停止、免許の取消等となる要件を定めており、これに該当した場合、連結子会社に対して業務の停止命令、免許の取消処分が行われることがあります。当社グループは法規制等の遵守を徹底しており、係る要件に該当する事実はないと認識しておりますが、今後、何らかの事由により法規制等の遵守が困難になった場合や規制の強化によりコスト負担が増加した場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑥個人情報の漏洩 当社グループが保有する主な個人情報は、駐車場事業、不動産事業、駐車場等小口化事業、ウォーター事業、温浴事業等における各種顧客情報及び会員情報等の個人情報であります。これら個人情報の取扱いについては、プライバシーマークを取得し、情報管理に対する全社的な意識の向上を図るとともに、「個人情報保護基本規程」の定めに基づき、電磁データについては基幹業務システムにて一括管理し、基幹業務システムのセキュリティ強化のための対策を講じております。しかしながら、不測の事態により個人情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの信用失墜により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑦有利子負債依存度 当社グループは、駐車場等小口化事業及び不動産事業における土地仕入及び建築資金の大部分を借入金で調達していることから、当連結会計年度末における連結有利子負債残高は5,418百万円(前年同期は5,171百万円)であり、有利子負債依存度は62.1%(前年同期は58.5%)となっております。今後、金利水準が上昇した場合には、支払金利負担が増加し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑧固定資産の減損リスク 「固定資産の減損に係る会計基準」により、当社グループが保有する固定資産が、不動産市況または収益状況の悪化等の事由により、帳簿価額を回収可能価額まで減損処理を行う必要があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨人材の確保 2025年6月末日現在において、当社グループが管理する駐車場車室数30,171車室のうち、8,050車室は有人駐車場であり、その割合は全体の26.7%を占めております。有人駐車場は、入出庫時の誘導等の利便性、不法侵入や車上荒しの防止等の安全性といった利点がある一方で、人的資本によって維持される要素が強いため、人員の確保と同時に人材の育成が必要不可欠となってまいります。また、温浴事業における温浴施設の運営や、警備事業の人的警備を運営する上でも、人材の確保が重要となってまいります。 当社グループといたしましては、計画的かつ積極的に採用活動を行ってまいりますが、求める人材が充分に確保できない場合又は在職している人材が流出し、必要な人員数を確保できなくなった場合には、当社グループの業績及び今後の事業展開に多大な影響を与える可能性があります。 ⑩自然災害、人災等 地震、風水害その他の天災地変、事故、火災、戦争、暴動、テロその他の人災等が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑪ロシア・ウクライナ情勢の影響について ロシア・ウクライナの軍事的対立の影響により、原油価格の高騰による原材料価格やガソリン価格の高止まり等のリスクが生じる可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,822字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用や所得環境が改善する中で、緩やかな回復基調で推移いたしましたが、急激な為替変動や慢性的な物価上昇に加えて、米国の関税政策の影響などにより、依然として先行き不透明な状態が続いております。 このような状況の中、当社グループにおきましては、駐車場事業の収益力向上、不動産事業における新築マンションの販売強化及び駐車場等小口化事業における「トラストパートナーズ」の販売拡大のほか、各種事業の収益改善等に注力してまいりました。 また、昨今の物価上昇を踏まえ、賃金のベースアップなどを継続し、従業員の待遇改善を図りました。今後も引き続き、人材育成や働きがいのある職場環境を通じて、人への投資を推進してまいります。 以上の結果、売上高12,887,524千円(前年同期比5.9%減)、営業利益529,976千円(同21.6%減)、経常利益474,675千円(同21.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は345,951千円(同2.3%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 駐車場事業 駐車場事業につきましては、新紙幣対応機器への入れ替えや利便性向上を目的とした駐車場機器のリニューアル、料金変更等様々な施策に取り組み、安心・安全な車室の提供に努めてまいりました。 売上高は、大型の既存駐車場の解約により駐車場車室数が減少した一方で、新規駐車場の開発にも注力することで新規オープン数が順調に増加し、前年同期比で増収となりました。営業利益は、駐車場用地の地代や人件費の高騰により売上原価が増加し、前年同期比で減益となりました。 以上の結果、売上高7,002,314千円(前年同期比2.5%増)、営業利益263,026千円(同34.3%減)となりました。 なお、当連結会計年度末の駐車場数は928ヶ所(前年同期より24ヶ所増)、車室数は30,171車室(前年同期より1,020車室減)となっております。 不動産事業 不動産事業につきましては、既竣工マンションの販売に注力した結果、完売となりました。一方、当連結会計年度に竣工した新築マンション3棟「トラストレジデンス西鉄久留米駅(福岡県久留米市、44戸)」、「トラストレジデンス伊万里河畔(佐賀県伊万里市、44戸)」及び「トラスト博多南駅レジデンス(福岡市南区、23戸)」の販売においては、一部引渡し計画が未達となり、既竣工物件を含め100戸を引渡し(前連結会計年度は148戸の引渡し)、前年同期比で減収減益となりました。 以上の結果、売上高3,485,679千円(前年同期比25.1%減)、営業利益124,763千円(同49.6%減)となりました。 駐車場等小口化事業 不動産特定共同事業法に基づく駐車場小口化商品「トラストパートナーズ」の販売を中心として行う駐車場等小口化事業につきましては、当連結会計年度において、「トラストパートナーズ第34号(大分県大分市及び長崎県長崎市、販売総額175,000千円)」、「トラストパートナーズ第35号(福岡県久留米市及び高知県高知市、販売総額71,500千円)」、「トラストパートナーズ第36号(福岡県北九州市門司区、長崎県佐世保市及び宮崎県宮崎市、販売総額153,500千円)」及び「トラストパートナーズ第37号(長崎県長崎市、販売総額143,000千円)」を組成、完売いたしました。 以上の結果、売上高618,920千円(前年同期比15.4%増)、営業利益37,881千円(同48.5%増)となりました。 メディカルサービス事業 メディカルサービス事業につきましては、医療法人等からの不動産賃貸収入等は堅調に推移いたしました。また、医療法人への営業貸付金について、財政状態、経営成績等を考慮し、将来の回収可能性を個別に勘案した結果、回収の懸念が生じている営業貸付金については、貸倒引当金繰入額59,400千円を計上し、回収可能性が高まった営業貸付金の貸倒引当金については、149,833千円の戻入を行いました。 以上の結果、売上高277,342千円(前年同期比6.7%増)、営業利益83,351千円(前年同期は64,048千円の営業損失)となりました。 RV事業 RV事業につきましては、キャンピングカーの製造、販売及び修理・リノベーション等が順調に推移し、前年同期比では増収となりました。一方、原材料価格の高騰分を吸収するには至らず、減益となりました。 以上の結果、売上高502,068千円(前年同期比17.0%増)、営業利益27,398千円(同8.5%減)となりました。 その他 その他につきましては、温浴施設「那珂川清滝(福岡県那珂川市)」、「和楽の湯下関せいりゅう(山口県下関市)」の来館者数の更なる増加、商業施設等の常駐警備契約獲得等に努めてまいりました。 以上の結果、売上高1,001,198千円(前年同期比2.1%増)、営業利益6,023千円(前年同期は16,431千円の営業損失)となりました。 当社グループの当連結会計年度の財政状態の分析につきましては次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末と比較して274,192千円減少し、5,671,507千円となりました。主な増加要因は、販売用不動産の増加413,334千円、仕掛販売用不動産の増加89,350千円、営業貸付金の増加192,261千円であります。一方、主な減少要因は、現金及び預金の減少1,073,344千円であります。 固定資産は前連結会計年度末と比較して167,330千円増加し、3,059,446千円となりました。主な増加要因は、リース資産の増加99,932千円、建物及び構築物の増加64,943千円であります。 以上の結果、総資産は8,730,954千円となり、前連結会計年度末に比べ106,861千円減少しました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末と比較して520,884千円減少し、4,294,826千円となりました。主な増加要因は、社債から1年内償還予定の社債への振替300,000千円であります。一方、主な減少要因は、買掛金の減少487,945千円、1年内返済予定の長期借入金の減少108,612千円、未払法人税等の減少90,078千円であります。 固定負債は前連結会計年度末と比較して111,322千円増加し、3,218,271千円となりました。主な増加要因は、長期借入金の増加315,264千円、リース債務の増加85,404千円であります。一方、主な減少要因は、社債から1年内償還予定の社債への振替300,000千円であります。 以上の結果、負債合計は7,513,098千円となり、前連結会計年度末に比べ409,561千円減少しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比較して302,700千円増加し、1,217,855千円となりました。主な増加要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加345,951千円であります。一方、主な減少要因は、剰余金の配当65,841千円であります。 以上の結果、自己資本比率は13.9%(前連結会計年度末は10.4%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べ1,027,426千円減少し、1,711,817千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、737,785千円のマイナス(前年同期は1,698,334千円のプラス)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益457,422千円、減価償却費374,878千円、棚卸資産の増加額477,361千円、仕入債務の減少額487,945千円、法人税等の支払額212,692千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、225,524千円のマイナス(前年同期は137,881千円のマイナス)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出278,486千円、敷金の回収による収入58,731千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、64,115千円のマイナス(前年同期は1,627,783千円のマイナス)となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,507,000千円、長期借入金の返済による支出1,300,348千円、リース債務の返済による支出138,001千円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループの生産活動は、金額的重要性が乏しいため、記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループは一般の不特定多数の顧客を相手とするサービス業が主であるため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日     至 2025年6月30日)   前年同期比(%) 駐車場事業(千円)   7,002,314   2.5 不動産事業(千円)   3,485,679   △25.1 駐車場等小口化事業(千円)   618,920   15.4 メディカルサービス事業(千円)   277,342   6.7 RV事業(千円)   502,068   17.0 その他(千円)   1,001,198   2.1 合計(千円)   12,887,524   △5.9 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える事項について、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しておりますが、特に、貸倒引当金などの重要な会計方針が、当社グループの連結財務諸表作成における重要な判断と会計上の見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、12,887,524千円となり前連結会計年度の13,694,050千円から806,525千円の減少(前年同期比5.9%減)となりました。 セグメント別では、駐車場事業につきましては、収益性を重視した新規駐車場の開発及びタイムリーな料金改定等による既存駐車場の活性化に注力した結果、売上高は7,002,314千円(同2.5%増)となりました。 不動産事業につきましては、新築マンション3棟が竣工し、既竣工物件と合わせて100戸の引渡しを実施した結果、売上高は3,485,679千円(同25.1%減)となりました。 不動産特定共同事業法に基づく駐車場小口化商品「トラストパートナーズ」の販売を中心として行う駐車場等小口化事業は、4物件を組成し、完売した結果、売上高618,920千円(同15.4%増)となりました。 メディカルサービス事業につきましては、医療機関等からの賃貸収入を中心に安定した売上を計上した結果、売上高277,342千円(同6.7%増)となりました。 RV事業につきましては、キャンピングカーの製造、販売及び修理・リノベーション等に注力した結果、売上高502,068千円(同17.0%増)となりました。 また、その他につきましては売上高1,001,198千円(同2.1%増)となりました。 (売上総利益及び営業損益) 当連結会計年度の売上総利益は、2,513,037千円となり前連結会計年度の2,744,020千円から230,982千円減少(前年同期比8.4%減)した結果、売上総利益率は19.5%(同0.5ポイント減)となりました。 一方、販売費及び一般管理費は、1,983,060千円となり前連結会計年度の2,068,348千円から85,288千円減少(同4.1%減)しました。主な要因は、貸倒引当金の戻入によるものです。 以上の結果、当連結会計年度は529,976千円の営業利益(同21.6%減)となりました。 (営業外損益及び経常損益) 当連結会計年度の営業外収益は、受取賠償金24,903千円、受取利息2,374千円、投資有価証券売却益1,512千円、受取配当金1,382千円等の計上により70,250千円(前年同期比77.1%増)となりました。 また、営業外費用は、支払利息94,332千円等の計上により125,551千円(同16.2%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度は474,675千円の経常利益(同21.8%減)となりました。 (特別損益及び親会社株主に帰属する当期純損益) 当連結会計年度の特別損失は、減損損失17,253千円の計上により、前連結会計年度の62,665千円から45,411千円の減少(前年同期比72.5%減)となりました。以上の結果、当連結会計年度は345,951千円の親会社株主に帰属する当期純利益(同2.3%増)となりました。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金需要の主なものは、駐車場事業、不動産事業、駐車場等小口化事業等における土地購入に加え、駐車場事業の設備投資等があります。 資金の調達手段としましては、駐車場事業及び不動産事業における土地購入、建築工事関連費用の資金については金融機関からの長期借入金、駐車場等小口化事業における土地購入については金融機関からの短期借入金、駐車場事業の設備投資については自己資金及びリース契約により調達しております。 また、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行11行と当座貸越契約を締結することで手元流動性を確保しており、金融機関との間で総額32億円の契約を締結しております。本契約に基づく当連結会計年度末の借入実行残高は13億円であります。 次期につきましては、重要な設備投資等の計画はなく、運転資金や経常的に発生する設備投資及び設備更新につきましては、金利コスト等を勘案しながら、自己資金及び金融機関からの借入れ、リース契約によりまかなう予定であります。 ⑤経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めております。継続性のある優良企業となるため安定した収益を確保することが重要であるとの認識により、売上高経常利益率を重要視しております。数値目標としましては、売上高経常利益率10%の達成を目標としております。 当連結会計年度の売上高経常利益率は3.7%となっております。駐車場事業における時間貸駐車場及び月極駐車場の収益向上、不動産事業における土地の仕入及び販売の強化、駐車場等小口化事業における小口化商品の開発強化・拡充により目標達成に努めてまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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