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日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.8-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

飯田グループホールディングス

Iida Group Holdings Co., Ltd.3291 · Prime · 不動産業

戸建分譲で国内最大級。複数の子会社がブランドごとに住宅を供給する持株会社

概要

飯田グループホールディングスは、一戸建て注文住宅・建売住宅を主力とする住宅大手である。「アイ工務店」「タクトホーム」など複数のブランドで全国展開し、低価格帯から高品質な住宅を提供する。分譲マンションやリフォーム事業も手掛け、販売戸数は国内トップクラス。2026年3月期の売上収益は1兆5,088億円、営業利益は944億円(利益率6.3%)を見込む。

戸建分譲が全売上の約8割を占める収益構造

飯田グループホールディングスの売上収益の約8割は戸建分譲事業から生み出されている。2026年3月期の連結売上収益1兆5,088億円のうち、戸建分譲事業は1兆2,185億円(構成比約80.8%)を占めた。同事業は6つの事業グループ(一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホーム)によって運営され、各社が価格帯や仕様の異なる物件を供給する。主なターゲットは住宅の一次取得者層で、耐震性能や断熱性能に優れた住宅を適正価格で提供する。年間販売戸数は約3万6,989戸に上る。マンション分譲事業は売上収益952億円、請負工事事業は835億円で、これらを合わせると戸建分譲以外の事業も約2割を占める。

6つの報告セグメントで構成されるグループ体制

当社は持株会社として、連結子会社81社及び持分法適用関連会社1社を統括する。報告セグメントは「一建設グループ」「飯田産業グループ」「東栄住宅グループ」「タクトホームグループ」「アーネストワングループ」「アイディホーム」の6つに区分される。各事業会社はグループ統一の経営方針のもと、自主性・独自性を尊重した事業運営を行う。戸建分譲事業では、各社が販売する住宅の価格帯や仕様を異ならせることで、多様な顧客ニーズに全方位的に対応する。さらに、機能別事業会社としてファーストウッド(木材製造)、ホームトレードセンター(住宅設備販売)、IGウインドウズなどがグループを支える。

1.5兆円の売上高と10%以上のROE目標

2026年3月期の連結業績は売上収益1兆5,088億円(前期比3.4%増)、営業利益944億円(同17.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益633億円(同24.9%増)を見込む。財政状態は資産合計2兆87億円、負債合計9,871億円、資本合計1兆215億円。当社グループは2030年3月期をターゲットに、オーガニック成長率4.0%、戸建分譲売上依存率70.0%、自己資本利益率(ROE)10.0%以上を経営指標として掲げる。中長期的には人口減少や住宅市場縮小が懸念されるが、エリアごとの需給バランスを考慮した土地仕入・販売により収益成長を目指す。

米国・インドネシア・ロシアに広がる海外拠点

海外事業は成長分野と位置づけられ、複数の現地法人を通じて展開する。2016年には米国にIIDA GROUP HOLDINGS, INC.、インドネシアにPT IIDA GROUP HOLDINGSを設立。2014年にはファーストウッド株式会社を子会社化し木材事業に参入、2022年1月にはロシアのRFPグループ(19社)を子会社化し、Dallesprom JSCやAmurskaya Lesopromyshlennaya Kompaniya LLCなどを傘下に収めた。これにより木材の製造・供給能力を強化し、住宅建設事業とのシナジーを図る。海外売上高の開示はないが、グループ全体の事業ポートフォリオの拡大に寄与している。

業界の中での役割は戸建分譲・マンション分譲・請負工事事業者(大手ハウスメーカーグループ)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1.5兆円
営業利益
944億円
営業利益率
6.3%
純利益
633億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01戸建分譲・マンション分譲・請負工事主力

連結子会社81社を通じて、戸建分譲、マンション分譲、請負工事および関連事業を展開。主な報告セグメントとして一建設グループ、飯田産業グループ、東栄住宅グループ、タクトホームグループ、アーネストワングループ、アイディホームを有する。

主な製品・サービス3
戸建分譲住宅
土地付き一戸建て住宅の分譲販売。
マンション分譲
分譲マンションの販売。
請負工事
注文住宅の建築請負工事。

製品と技術

低価格帯で高品質を実現する戸建分譲住宅

主力商品は一戸建ての分譲住宅で、年間販売戸数は約3万6,989戸(2026年3月期見込み)。各事業グループが異なる価格帯・仕様の商品を展開し、例えば「アイ工務店」ブランドは低価格帯、「タクトホーム」はやや上位の価格帯と、顧客の予算や好みに応じた選択肢を提供する。耐震性能や断熱性能に優れ、住宅の一次取得者を主なターゲットとする。販売後も定期的なメンテナンスサービスを提供し、長期的な顧客関係を築く。

都市部を中心に展開するマンション分譲事業

マンション分譲事業は2026年3月期に売上収益952億円を計上し、約1,688戸を販売する。主に首都圏などの都市部でプロジェクトを展開し、一部はJV(ジョイントベンチャー)持分として参加する。同事業はグループ全体の戸建分譲依存率を引き下げる役割も担い、事業ポートフォリオの多様化に寄与する。近年はタクトホームグループでマンション分譲売上が前期比899.6%増となるなど、拡大傾向にある。

注文住宅とリフォームをカバーする請負工事事業

請負工事事業には注文住宅の建築請負に加え、リフォームやオプション工事が含まれる。2026年3月期の売上収益は835億円、引渡件数は約2,435件。顧客の希望に応じたカスタマイズが可能で、既存戸建分譲顧客からのリフォーム需要も取り込む。また、グループ内にはファーストウッドやRFPグループによる木材製造事業があり、建材の内製化によりコスト競争力を高める。ホームトレードセンターを通じた住宅設備機器の販売とも連携し、住宅関連の幅広いサービスを提供する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

ワンストップ型戸建分譲で国内首位

飯田グループホールディングスは、戸建住宅の分譲を主力とする国内最大級の不動産デベロッパーである。同社は土地仕入れから建設、販売、アフターサービスまでを一貫して手がけるビジネスモデルを持ち、低価格帯の住宅を大量供給することでシェアを拡大してきた。競合他社としては、大東建託が賃貸住宅で強みを持つが、分譲戸建てでは飯田グループがトップクラスである。また、ロボットホームなどの新興勢力も存在するが、販売戸数と収益規模では飯田グループが突出している。直近の売上高は2026年3月期に約1兆5千億円と増加し、営業利益率も5.5%から6.3%に改善している。同社は首都圏を中心に郊外の住宅地開発を進めており、価格競争力と事業スピードが強みである。一方で、地価上昇や建築コストの増加が収益を圧迫する可能性があり、また住宅需要の将来的な減少への対応が課題となっている。

強み

  • 土地の仕入れから販売までを内製化し、標準化された設計で低コストの住宅を大量供給。
  • 高いコスト管理力により、他社より安価な価格設定が可能で、顧客の初期負担を軽減。
  • 売上高は1.5兆円規模で、営業利益率も6%台に改善し、収益力が強化されている。
  • 企画からアフターサービスまで一貫対応し、顧客満足度を高めてリピート受注を獲得。

課題

  • 建築資材や人件費の高騰が続き、原価率が上昇して利益率を圧迫するリスクがある。
  • 人口減少や若年層の持ち家離れが進み、将来の住宅需要が縮小する見込み。
  • 首都圏に依存しており、地価高騰や震災などの地域リスクに影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字が飯田グループホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18804東京建物7,055億円11.4倍
29009京成電鉄7,019億円13.6倍
35901東洋製罐グループホールディングス7,006億円12.6倍
48233高島屋6,828億円
59007小田急電鉄6,602億円16.6倍
63291飯田グループホールディングス6,544億円10.2倍
72331ALSOK6,186億円17.7倍
89001東武鉄道5,858億円10.5倍
99142九州旅客鉄道5,592億円12.2倍
109301三菱倉庫5,561億円9.9倍
115947リンナイ5,130億円14.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 16件

6社が経営統合し持株会社として設立された2013年

2013年6月、一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームの6社が経営統合に係る株式移転契約を締結。同年7月から8月にかけて各社の株主総会で承認され、11月に株式移転により飯田グループホールディングスが設立された。同時に東京証券取引所市場第一部に上場。本店所在地は東京都西東京市。この統合により、一戸建て分譲住宅分野で国内有数の規模を有する企業グループが誕生した。

子会社化と海外進出を進めた2014〜2016年

2014年5月、ファーストウッド株式会社を子会社化し、木材の調達・加工能力をグループ内に取り込んだ。同年9月にはIida Group RUS LLCをロシアに設立。2016年1月には米国にIIDA GROUP HOLDINGS, INC.を、7月にはインドネシアにPT IIDA GROUP HOLDINGSを設立し、海外展開の基盤を構築。同時期にIGウインドウズ株式会社を子会社化し、住宅設備分野を強化。これらの動きにより、事業領域を住宅販売から木材製造、海外市場へと拡大した。

国内子会社の追加取得が続いた2018〜2021年

2018年4月、飯田ホームトレードセンター株式会社(現ホームトレードセンター)を子会社化し、住宅設備機器の販売事業を拡充。2019年10月にはファーストプラス株式会社を子会社化し、リフォーム事業等を強化。2021年1月には株式会社オリエントを子会社化し、事業ポートフォリオをさらに広げた。この間、2019年6月には本店所在地を東京都武蔵野市に移転。グループ全体の売上高は1兆円を超え、規模拡大が続いた。

ロシア木材事業に大型投資した2022年

2022年1月、当社グループはロシアのRFPグループ19社を子会社化した。具体的にはRussia Forest Products (BVI) Limited、Dallesprom JSC、Amurskaya Lesopromyshlennaya Kompaniya LLCなど。これにより、木材の伐採から加工までの一貫体制を獲得し、グループ内の住宅建設に必要な木材を安定的に供給できるようになった。同年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行。グループの企業価値向上を対外的に示す動きとなった。

プライム市場移行と新規子会社設立(2022〜2023年)

2022年4月のプライム市場移行に続き、2023年5月には合同会社Haleを設立し子会社化した。Haleの具体的な事業内容は開示されていないが、グループ全体の事業多角化の一環とみられる。この間、2021年度から2023年度にかけて売上高は1兆4,000億円前後で推移し、純利益は2022年3月期に1,034億円のピークを記録した後、2024年3月期には372億円に減少。2026年3月期は633億円の回復を見込む。

年表16件を開く

2010年代

  • 2013年6月M&A一建設株式会社(以下、「一建設」という。)、株式会社飯田産業(以下、「飯田産業」という。)、株式会社東栄住宅(以下、「東栄住宅」という。)、タクトホーム株式会社(以下、「タクトホーム」という。)、株式会社アーネストワン(以下、「アーネストワン」という。)及びアイディホーム株式会社(以下、「アイディホーム」という。)が経営統合に係る株式移転契約を締結し、株式移転計画書を作成。
  • 2013年7月飯田産業の株主総会で株式移転計画書が承認される。
  • 2013年8月一建設、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン及びアイディホームの株主総会で株式移転計画書が承認される。
  • 2013年11月創業当社設立(東京証券取引所市場第一部に上場)。本店所在地:東京都西東京市
  • 2014年5月M&Aファーストウッド株式会社(以下、「ファーストウッド」という。)を子会社化。
  • 2014年9月創業Iida Group RUS LLCを設立。
  • 2016年1月創業IIDA GROUP HOLDINGS, INC.を設立。
  • 2016年3月本社事務所を東京都新宿区西新宿二丁目に移転。
  • 2016年7月M&APT IIDA GROUP HOLDINGSを設立。 IGウインドウズ株式会社(以下、「IGウインドウズ」という。)を子会社化。
  • 2018年4月M&A飯田ホームトレードセンター株式会社(現ホームトレードセンター株式会社 以下、「ホームトレードセンター」という。)を子会社化。
  • 2019年6月東京都武蔵野市に本店の所在地を移転。
  • 2019年10月M&Aファーストプラス株式会社(以下、「ファーストプラス」という。)を子会社化。

2020年代

  • 2021年1月M&A株式会社オリエント(以下、「オリエント」という。)を子会社化。
  • 2022年1月M&ARussia Forest Products (BVI) Limited(以下、「RFP(BVI)」という。)及びRFP(BVI)を親会社とす るDallesprom JSC(以下、「Dallesprom」という。)並びに、同じくRFP(BVI)を親会社とするAmurskaya Lesopromyshlennaya Kompaniya LLC(以下、「ALK」という。)、その他、計19社(RFP(BVI)を含め当該企業グループを以下、「RFPグループ」という。)を子会社化。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2023年5月M&A合同会社Hale(以下、「Hale」という。)を設立し子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • オーガニック成長率2030年3月期まで4.0%
  • 戸建分譲売上依存率2030年3月期まで70.0%
  • 自己資本利益率(ROE)2030年3月期まで10.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コア事業の競争力強化

    インフレや建築資材コスト高騰の中、コスト競争力をさらに強化し、顧客ニーズ変化を捉えたマーケットイン型の販売戦略を再構築。主要6社が特長を活かし、グループ全体の市場カバレッジを向上する。

  2. 02

    事業ポートフォリオの拡大

    メンテナンス・リフォーム事業のグループ内展開によるストック型収益拡大、収益不動産・戸建賃貸事業の計画的な推進、ASEANや北米での海外事業機会の検討により、収益基盤を強化する。

  3. 03

    財務基盤の安定性確保

    原材料価格高騰や地政学的リスクに備え、安全資金の目標水準を維持し、適正在庫水準を重視した機動的な土地仕入・販売により、事業環境変化への耐性を強化する。

  4. 04

    サステナビリティ経営の推進

    安全・快適・健康な住環境の実現と地球環境保全・クリーンエネルギーへの貢献を両立。健康経営を通じて働きがいのある職場環境と人的資本を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で14,217人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は765万円で、9期前と比べて3.0%平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は4.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月7,041
2018年3月7,736
2019年3月78941.62.28,561
2020年3月75242.52.49,693
2021年3月73342.43.010,134
2022年3月78342.63.212,815
2023年3月80244.63.713,036
2024年3月77345.04.113,366
2025年3月75544.64.513,748586
2026年3月76544.24.914,217664

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社49(国内 38 / 海外 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ALK — ロシア連邦ハバロフスク地方 アムールスク市159億円
シーウッドホテル — 沖縄県宮古島市117億円
Dallesprom — ロシア連邦ハバロフスク地方 ハバロフスク市8,634百万円
別館2・別館3 — 東京都武蔵野市8,262百万円
ファーストウッド真岡工場 — 栃木県真岡市7,003百万円
タクトホーム本店 — 東京都西東京市5,563百万円
RFP Engineered Wood, LLC — ロシア連邦ハバロフスク地方 アムールスク市5,559百万円
練馬区光が丘MKビル — 東京都練馬区5,005百万円
東栄住宅本部ビル — 東京都小平市3,549百万円
本社 — 東京都武蔵野市3,137百万円
ほか48件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    一建設 グループ
    東京都 豊島区(本店所在地:東京都練馬区)
    議決権100.0%
  • 国内
    一建設 グループ
    神奈川県 相模原市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    一建設 グループ
    神奈川県 相模原市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    一建設 グループ
    東京都 渋谷区
    議決権100.0%
  • 海外
    一建設 グループ
    インドネシア共和国 中央ジャカルタ市
    議決権100.0%
  • 国内
    一建設 グループ
    アメリカ合衆国ユタ州
    議決権100.0%
  • 国内
    一建設 グループ
    アメリカ合衆国ユタ州
    議決権51.0%
  • 国内
    飯田産業 グループ
    東京都 武蔵野市
    議決権100.0%
  • 国内
    飯田産業 グループ
    東京都 武蔵野市
    議決権100.0%
  • 国内
    飯田産業 グループ
    東京都 武蔵野市
    議決権100.0%
  • 国内
    飯田産業 グループ
    東京都 中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    飯田産業 グループ
    インドネシア共和国 ブカシ市
    議決権92.7%
残りのグループ会社37社を開く
  • 飯田産業 グループインドネシア共和国 デポック市93%
  • 東栄住宅 グループ東京都 西東京市100%
  • 東栄住宅 グループ東京都 小平市100%
  • 東栄住宅 グループ千葉県 松戸市100%
  • 東栄住宅 グループ神奈川県 川崎市100%
  • 東栄住宅 グループ千葉県 市川市100%
  • 東栄住宅 グループ千葉県 市川市100%
  • 東栄住宅 グループ千葉県 市川市100%
  • タクトホーム グループ東京都 西東京市100%
  • タクトホーム グループ東京都 西東京市100%
  • タクトホーム グループ東京都 西東京市100%
  • タクトホーム グループ東京都 練馬区100%
  • タクトホーム グループインドネシア共和国 デポック市100%
  • アーネストワングループ東京都 西東京市100%
  • アーネストワングループ東京都 西東京市100%
  • アーネストワングループ東京都 西東京市100%
  • アーネストワングループインドネシア共和国 バリ州 バドゥン県100%
  • アーネストワングループアメリカ合衆国ジョージア州100%
  • アーネストワングループアメリカ合衆国ジョージア州60%
  • アーネストワングループアメリカ合衆国ジョージア州100%
  • アーネストワングループアメリカ合衆国ジョージア州100%
  • アイディホーム東京都 杉並区100%
  • その他東京都 武蔵野市(本店所在地:福井県福井市)100%
  • その他青森県上北郡六戸町98%
  • その他青森県上北郡六戸町99%
  • その他英国領 ヴァージン諸島75%
  • その他ロシア連邦 ハバロフスク地方100%
  • その他ロシア連邦 ハバロフスク地方100%
  • その他ロシア連邦沿海地方100%
  • その他ロシア連邦沿海地方100%
  • その他東京都 武蔵野市100%
  • その他東京都 武蔵野市100%
  • その他東京都 武蔵野市100%
  • その他群馬県 沼田市100%
  • その他アメリカ合衆国カリフォルニア州100%
  • その他インドネシア共和国 ボゴール市100%
  • その他東京都 港区100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1.5兆円営業利益944億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.4%、利益が+17.3%。

売上高
+3.4%
1.5兆円
営業利益
+17.3%
944億円
純利益
+24.9%
633億円
営業利益率
6.3%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1.7兆円1.5兆円
営業利益1,036億円944億円
純利益655億円633億円
1株あたり配当¥92¥92

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は3,805億円、営業利益は257億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.1%、営業利益は+43.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q4,19992
2024年1Q3,1691795.6125
2024年2Q3,5481885.3122
2024年3Q3,4611223.565
2024年4Q4,21460
2025年2Q6,8713795.5237
2025年4Q7,7254265.5270
2026年2Q6,8503955.8249
2026年4Q8,2395496.7384
2027年1Q3,8052576.8152

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2014年3月期からの13期で、売上は7,538億円から1.5兆円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は6.3%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高兆円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
Iida Group RUS LLCを設立。
2014年3月0.75548338
2015年3月1.19625388
IIDA GROUP HOLDINGS, INC.を設立。
2016年3月1.14916649
2017年3月1.231,109767
飯田ホームトレードセンター株式会社(現ホームトレードセンター株式会社 以下、「ホームトレードセンター」という。)を子会社化。
2018年3月1.341,003695
ファーストプラス株式会社(以下、「ファーストプラス」という。)を子会社化。
2019年3月1.34941655
2020年3月1.40788538
株式会社オリエント(以下、「オリエント」という。)を子会社化。
2021年3月1.461,197833
Russia Forest Products (BVI) Limited(以下、「RFP(BVI)」という。)及びRFP(BVI)を親会社とす るDallesprom JSC(以下、「Dallesprom」という。)並びに、同じくRFP(BVI)を親会社とするAmurskaya Lesopromyshlennaya Kompaniya LLC(以下、「ALK」という。)、その他、計19社(RFP(BVI)を含め当該企業グループを以下、「RFPグループ」という。)を子会社化。
2022年3月1.391,5221,034
合同会社Hale(以下、「Hale」という。)を設立し子会社化。
2023年3月1.441,066756
2024年3月1.44557372
2025年3月1.468057435.5507
2026年3月1.519448996.3633

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1.5兆円のうち、営業利益として残るのは944億円6.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は633億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.2%1.2兆円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.5%1,730億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.3%944億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.3pt
6.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.0pt
4.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.6pt
6.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが−975億円、投資CFが−598億円で、差し引きのフリーCFは−1,573億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は3,907億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月−424−21718−4451,242
2015年3月1,248−52−6091,1961,829
2016年3月640−81−915592,298
2017年3月−296−133740−4292,607
2018年3月176−206310−302,888
2019年3月466−2002182663,371
2020年3月174−302601−1283,843
2021年3月3,230−114−1,4743,1165,487
2022年3月31−247325−2165,595
2023年3月−570−392−253−9624,399
2024年3月−164−178274−3424,331
2025年3月923−386−1105374,757
2026年3月−975−598724−1,5733,907

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2026年3月期の総資産は2.0兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.0兆円で、自己資本比率は50.8%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本兆円負債億円自己資本比率%
2014年3月0.940.514,38053.6
2015年3月0.950.544,19856.0
2016年3月1.010.594,23158.2
2017年3月1.170.655,13956.0
2018年3月1.280.715,71155.4
2019年3月1.390.766,31154.6
2020年3月1.540.797,43451.6
2021年3月1.470.866,17058.2
2022年3月1.710.937,76254.6
2023年3月1.770.977,98354.8
2024年3月1.810.978,39453.7
2025年3月1.850.988,71852.9
2026年3月2.011.029,87250.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
3,907億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6,410億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
9,872億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
57
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中31位あたり、逆に低いのはROE131社中103位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.3%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.3%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
50.8%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.4%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥2,334で、1年前と比べて+2.4%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥2,334-0.5%1ヶ月+6.6%1年+2.4%時価総額6,544億円
過去52週の値幅
安値¥2,014.5高値¥2,794

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.2倍
PER (会社予想)9.8倍
PBR0.63倍
配当利回り3.94%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

飯田グループホールディングスは8月21日に2361.5円と反発。直近1ヶ月で+5.24%と上昇基調。25日移動平均線(2279円)を約3.6%上回り、75日線(2202円)からも乖離。52週高値2794円からは約15.5%下にあるが、200日線(2349円)は回復。RSIは59.21と中立で、過熱感はない。出来高は8月10日に114万株と増加したが、その後は40〜60万株で推移。住宅市場の底堅さが背景。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER10.31倍は同業界平均14.72倍を下回り、PBR0.64倍は平均1.84倍を大幅に下回り割安。配当利回り3.9%は平均3.01%を上回り、株主還元は手厚い。ROE6.3%は低いが、予想PER10倍と収益安定。配当性向107%と配当維持が困難な水準。業績は増収増益で改善傾向。割安だが配当は伸び悩み。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.2倍14.9倍
PER (予想)9.8倍
PBR0.63倍1.83倍
ROE6.3%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

住宅市場は金利上昇懸念や少子化で長期的な需要減が予想される一方、当社は低価格戦略でシェアを拡大している。強気派は、戸建て人気とブランド力で販売戸数が安定的に推移し、利益率が改善している点を評価。弱気派は、金利上昇による住宅購買意欲の減退で、高水準の販売計画が達成できないリスクを指摘。また、PBR0.61倍と割安に見えるが、ROE6.3%は低く、そもそも市場が成長性を織り込んでいないとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 戸建て需要の底堅さ

    低金利下で持ち家志向が根強く、販売戸数が高水準

  • 利益率改善

    2026/3期は営業利益率6.26%と過去最高水準見込み

  • 割安指標

    PER9.8倍、PBR0.6倍と低評価で配当利回り4%超

  • 2026年3月期に営業益944億円・純益633億円決算発表後影響

    売上高1兆5,089億円、営業利益944億円(前期比+139億円)、純利益633億円

  • PBR0.61倍と解散価値割れ水準継続影響

    PBR0.61倍、配当利回り4.11%。純資産対比で割安な株価が下値を支える

  • 配当利回り4.11%と高水準通年影響

    配当利回り4.11%、予想PER9.4倍。低金利下で安定配当が買われる

  • 売上高1兆5,089億円と最高水準通年影響

    売上高は1兆5,089億円と過去最高。主力の戸建分譲で安定した事業基盤

マイナスに働く材料7
  • 金利上昇リスク

    住宅ローン金利が上がると購入需要が減退

  • 長期的な需要減少

    人口減少で住宅市場は縮小傾向

  • 資本効率の低さ

    ROE6.3%と低く、PBRが1割れで市場評価が低い

  • 金利上昇で戸建需要が減速金融政策次第影響

    営業利益944億円の計画は住宅需要に依存。金利上昇で販売戸数が減り、減益リスク

  • 営業利益率6.26%と低採算体質継続影響

    営業利益率は前期5.52%から改善も6.26%と低い。資材高騰が続けば再び低下

  • 売上高伸び率3.4%と低成長通年影響

    売上高の増加額は493億円、伸び率3.4%。住宅市場の成熟で大幅な成長は難しい

  • 外国人持株比率21.76%の売り圧力不定影響

    外国人持株比率21.76%。リスクオフ時に売りが集中しやすく、低流動性で下落が加速

次の決算で確かめる点
受注戸数・販売戸数
住宅需要とシェア動向の最重要指標
営業利益率
収益性の改善度合いを確認
土地仕入価格
利幅を圧迫する土地コストの動向
金利動向
住宅購買意欲に直結する外部環境

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり92で、前期から+11.1%いまの株価に対する利回りは3.94%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥92
1株あたり
配当利回り
3.94%
いまの株価に対して
配当性向
107.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5489.7
2018年3月6011.137.6
2019年3月623.338.4
2020年3月620.043.3
2021年3月620.050.8
2022年3月9045.240.3
2023年3月900.064.0
2024年3月900.064.8
2025年3月900.066.3
2026年3月10011.1107.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥92

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ26,413人。区分でいちばん多いのは個人・その他33.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.1%を占め、残る56.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他31.531.832.732.833.833.4
事業法人27.927.528.028.928.929.2
外国法人24.123.222.321.720.821.7
金融機関14.915.215.215.114.513.9
証券会社1.52.31.81.51.91.8
自己株式2.12.12.10.01.41.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01飯田興産株式会社18.89
02西河洋一9.97
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.90
04森和彦6.57
05有限会社K.フォレスト4.16
06NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店)3.95
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.24
08飯田和美2.98
09山本商事株式会社2.37
10NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.26

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-04-10
    西河 洋一
    変更報告
    9.97%
    +0.07pt
  • 2026-04-10
    西河 洋一
    新規の大量保有報告
    9.97%
    +0.07pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で+9%、1株純資産は13期で+110%。直近期のROEは6.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年3月2111,75614.76.839.6
2015年3月1351,8567.511.193.2
2016年3月2252,04711.59.896.8
2017年3月2662,27012.36.489.7
2018年3月2412,46010.28.237.6
2019年3月2272,6298.98.838.4
2020年3月1862,7506.98.043.3
2021年3月2892,97510.19.350.8
2022年3月3583,23411.55.940.3
2023年3月2643,4288.08.264.0
2024年3月1333,4663.815.064.8
2025年3月1813,5525.212.666.3
2026年3月2293,6956.310.4107.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額212百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
西野弘代表取締役社長6216,000
堀口忠美取締役専務62722,000
兼井雅史取締役6022,000
松林重行取締役63400,000
小寺一裕取締役59114,000
佐藤千尋取締役5510,000
築地重彦取締役6451,000
中島健一取締役58
村田奈々子取締役57
佐々木新一取締役75
今井尚哉取締役68
本多則惠取締役63
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢保有株数
石丸郁子監査役(常勤)79935,000
小幡浩之監査役(常勤)64
藤田浩司監査役641,000
本間周平監査役651,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)211211256
監査役2454523
社外取締役535357
社外監査役420205

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容517字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社81社及び持分法適用関連会社1社を中心として構成されており、当社は持株会社として、戸建分譲事業、マンション分譲事業、請負工事事業及びこれらに関連する事業を行う子会社等の経営管理並びにこれらに附帯する業務を行っております。 なお、当社は連結子会社単位及び当社の事業単位を事業セグメントとして認識し、「一建設グループ」、「飯田産業グループ」、「東栄住宅グループ」、「タクトホームグループ」、「アーネストワングループ」及び「アイディホーム」を報告セグメントとしております。なお、各社の主要な事業の内容につきましては、「4 関係会社の状況」をご参照ください。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 以上、述べた事項を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。 <事業系統図> ※ 上記の他、持分法適用関連会社を1社有しておりますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題3,752字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「より多くの人々が幸せに暮らせる住環境を創造し、豊かな社会作りに貢献する」という経営理念のもと、「誰もがあたり前に家を買える社会」の実現を目指し、理想の住まいづくりを通じて社会の発展に貢献していくことを経営の基本方針としております。 更に、今後展開を進める海外市場においては、「良質で安全、安価な住宅を供給して社会に貢献する」という経営方針を掲げ、「時代の変革をいち早く読み、素早く対応できる企業集団」として、常に変革に挑みながら、世界中により良い住まいを提供できるよう、更なる発展・成長を続けてまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループの主要な事業である不動産事業は、景気等の影響を受けて業績が変動することから、中期的な視点で目標とする経営指標を設定し、経営を行っていくことが妥当であると考えます。 この考え方に基づき、当社グループは資本収益性を意識しつつ、事業ポートフォリオの拡大を推進するための経営指標として、2030年3月期をターゲットとした下記の数値をガイドラインとして掲げ、収益構造の変革を推進してまいります。 目標とする経営指標   ガイドライン オーガニック成長率   4.0% 戸建分譲売上依存率   70.0% 自己資本利益率(ROE)   10.0%以上 (注)1.上記経営指標の各目標値については、有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 2.オーガニック成長率とは、既存事業領域による売上高の平均成長率のこと。 (3)経営環境 当社グループの主要な事業である不動産事業の経営環境は以下のとおりです。 ① マクロ環境 国内における人口・世帯数の減少、特に住宅の一次取得者層である生産年齢人口が減少することにより住宅市場の縮小が懸念されます。他方、長寿命化の進展に伴い、長く健康でいたいというニーズは大きくなり、住宅に求められる機能は変化していくことが予想されます。また世界全体を見ると、人口・世帯数の増加により住宅需要の拡大が見込まれる国や、市場規模が大きく安定的な需要が見込まれる国があります。 国内における経済環境は、政策金利が上昇傾向にあり、長く続いてきたデフレ経済からインフレ経済への転換期にあり、住宅ローン金利の動向は、住宅需要に対して影響を及ぼす可能性があります。 ② 市場動向 中長期的には人口・世帯数の減少により住宅市場の縮小が懸念されますが、注文住宅市場、賃貸住宅市場、分譲マンション市場と比較すると、分譲戸建住宅市場は安定的な成熟市場であるといえます。近年、物価上昇に伴い建築コストが上がったことから、相対的に販売価格が低い地方圏から物件に割高感が出始めており、地域によって需要動向に差異が見られます。 他方、優良な住宅ストック市場の拡大に伴い、今後は中古住宅市場とリフォーム市場の成長が予想されます。 ③ 競合動向 戸建分譲業界は、中小事業者を含めた多数の競合企業が存在する業界構造です。また参入障壁が低いことから、注文住宅メーカーによる分譲戸建市場への参入や、分譲住宅メーカーの営業エリアの拡大により競争環境は厳しくなっております。 ④ 当社グループの構造 当社グループは、持株会社である当社を中心に、戸建分譲事業を主業とする6つの事業会社と、機能別事業会社で構成されております。各事業会社は、グループ統一的な事業方針のもと、それぞれの自主性、独自性を尊重した事業運営を行っております。戸建分譲事業においては、各事業会社が販売する住宅の価格帯や仕様が異なるため、多様な顧客ニーズに対して全方位的に対応できる商品群を提供しております。 ⑤ 主要な製品・サービスの内容 戸建分譲事業では、「誰もがあたり前に家を買える社会」を実現するために、住宅の一次取得者を主要ターゲットとして、耐震性能や断熱性能などに優れた住宅を、お買い求めしやすい適正な価格で提供しております。また、住宅を購入して頂いたお客様に対しては、定期的なメンテナンスを行うことにより、住宅の性能を維持し、長く安心して快適に暮らして頂けるようなサービスも提供しております。 戸建分譲事業以外にも、マンション分譲事業、注文住宅事業、メンテナンス・リフォーム事業や、不動産賃貸事業、住宅設備機器販売事業、ホテル事業など幅広くお客様の人生や日常生活に寄り添う商品・サービスの提供を行っております。 ⑥ その他 当連結会計年度においては、雇用・所得環境の改善がみられるなど景気回復への期待感が高まっている一方、長期化するウクライナ情勢や中東情勢に伴う原油調達不安、原材料価格の高騰など、経済環境の先行きに関する不確実性が高まっております。加えて、一部原材料の供給不安により、事業環境が大きく変化する可能性も否定できない状況です。 また、住宅販売価格の高止まりや住宅ローン金利の上昇による消費マインドの低下等が住宅需要を抑制する懸念があり、引き続き注視が必要であります。 (4)中期的な経営戦略 中核事業である戸建分譲事業は、エリア毎の需給バランスを考慮した上で、利益成長を重視した事業展開を行っていく方針です。また、収益構造を安定化させるために、当社グループの分譲戸建住宅を購入頂いた顧客を対象としたメンテナンス・リフォーム事業の拡大と、戸建賃貸をはじめとする収益不動産事業の拡大を図ると共に、マンション分譲事業や請負工事事業などの業容拡大によって事業ポートフォリオを拡げていく方針です。 国内における不動産事業で創出したキャッシュは、今後の成長事業として位置付ける海外事業の拡大や、住宅の安全性能、環境性能、居住性能の向上に加え、施工の省力化に資する研究開発に投資をしていく方針です。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① コア事業の競争力強化 雇用・所得環境の改善が進む一方、分譲戸建住宅の販売価格はインフレや建築資材コストの高騰等を背景に上昇傾向にあります。足元では、住宅ローン金利が上昇基調にあり、住宅需要を抑制する懸念があります。加えて、長く続いたデフレ経済からインフレ経済への移行局面にあると捉えております。 このような事業環境下において、当社グループの強みであるコスト競争力の更なる強化に加え、ターゲットとなるお客様のニーズの変化を的確に捉え、マーケット・インの発想によって販売戦略の再構築を図ります。戸建分譲事業を展開する主要グループ6社が、それぞれの特長を活かして競争力を高め、当社グループ全体として、市場カバレッジの向上を図ってまいります。 ② 事業ポートフォリオの拡大 事業ポートフォリオの分散と収益基盤の強化に向け、メンテナンス・リフォーム事業、収益不動産事業及び海外事業等の拡大に取り組んでまいります。 メンテナンス・リフォーム事業については、既に確立されたビジネスモデルのグループ内展開を通じ、ストック型収益の拡大を推進してまいります。収益不動産事業及び戸建賃貸事業については、資本効率を踏まえ計画的に推進し、収益基盤の強化を図ってまいります。また、海外事業については、主に経済成長が見込まれるASEAN諸国及び市場規模の大きい北米において、事業機会の検討を進めてまいります。 ③ 事業環境変化に対する耐性の強化(財務基盤の安定性確保) 原材料価格の高騰や一部原材料の供給不安、地政学的リスク等に起因するサプライチェーンへの影響は、政府主導により安定化が図られているものの、引き続き注視すべき事業上のリスクであると認識しております。 当社グループは、事業環境の急変や原材料調達難が生じた場合であっても、事業活動の継続に支障を来さない財務耐性の確保に従前より計画的に取り組んでまいりました。安全資金の確保については、概ね目標水準に達しており、地政学的リスク等により一時的にサプライチェーンへ影響が及んだ場合においても、安定的かつ継続的に事業を遂行できる財務体制を構築しております。また、戸建分譲事業においては、適正な在庫保有水準の維持を重視し、エリアごとの需給特性や在庫状況を踏まえた機動的な土地仕入・販売を行っております。 今後も、事業環境の不確実性に応じた、財務基盤の安定性確保とリスク耐性の維持に努めてまいります。 ④ サステナビリティ経営の推進 当社グループは、「誰もがあたり前に」という事業コンセプトのもと、持続可能な社会の実現と企業の持続的成長の両立を重要な経営課題と位置付け、サステナビリティ経営を推進しております。 「誰もが安全・快適・健康に暮らせる住環境の実現」と「地球環境保全・クリーンエネルギーへの貢献」を両立させる取組みを進めるとともに、健康経営の推進を通じて、働きがいのある職場環境の整備と人的資本の強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク5,370字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)市場・需要構造リスク ① 国内人口、世帯数の減少について 日本国内における人口、世帯数は減少していくことが予測されております。特に、当社グループの不動産分譲事業の主要ターゲットでもある生産年齢人口が減少することにより、中長期的には当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、「事業ポートフォリオの拡大」を経営戦略の一つとして掲げており、住宅周辺分野への事業領域の拡大と、今後経済成長が見込まれる海外市場への事業展開を推進しております。 ② 住宅の需給動向について 当社グループの売上高の約9割を占める不動産分譲事業の業績は、景気動向、金利動向、地価動向及び税制等に基づく購買者の購入意欲や需要動向に影響を受けやすいため、景気の見通しの悪化や大幅な金利の上昇、地価の上昇、税制の変更等があった場合には、購買者の購入意欲が減退し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、供給に対して極端に需要が少なくなる場合や他社との競合が激化した場合は、大幅な価格引き下げによる対応が強いられる可能性があります。 住宅需給動向は常に変化していることから、当社グループでは、建物の工事進捗状況、仕掛・完成在庫の販売状況、他社の供給動向や市場在庫の先行き見通し等に関する分析を定常的に行い、事業用地の仕入価格及び住宅販売価格、供給戸数及び時期等について、グループ全体の対応方針を決定しております。各事業会社においては、このグループ対応方針に基づき、事業エリア毎に異なる環境に応じた事業運営を行っております。 ③ 保有資産の価値下落について 当社グループが保有している販売用不動産等の棚卸資産(2026年3月期9,660億39百万円)や有形固定資産(2026年3月期1,365億13百万円)について、不動産市況の著しい悪化等によってそれらの価値が下落し、評価損の計上や減損処理を行うことになった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このような不動産市況によるリスクに対して当社グループでは、在庫回転率を重要な経営指標の一つとして事業運営を行っております。在庫回転率を高めることによって、市況変動による保有資産の価格下落の影響を極小化するべく対応を進めております。 また、当社グループが行う輸出入及び外国間取引において外貨建決済を行うことに伴い、外貨レート変動のリスクがあります。これらの取引に対し、当社グループでは必要に応じて適切なヘッジを行っておりますが、予想を超える大幅な為替相場の変動が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)供給・原価に関するリスク ④ 労働力不足・人材確保について 人口減少による影響は業績のみに留まらず、建設現場や事業運営に携わる人材獲得という点においても、影響を及ぼす可能性があります。具体的には、人材の獲得競争の激化や従業員の退職等によって十分な人材の確保及び育成ができなかった場合に、競争力の低下に繋がり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、優秀な人材を幅広く採用・育成することで、事業活動の推進と競争力の維持向上を図っており、社会環境の急速な変化や価値観の多様化を考慮しつつ「社員ひいては会社の繁栄につながる職場環境」の整備を進めております。また、建設現場におけるDX推進や大工等の内製化、事業運営における資格取得等のキャリア形成を促進することにより、グループ内人材育成の基盤作りも強化してまいります。 ⑤ 原材料・資材価格・人件費、物流費、外注費等について 国内外の市場の動向等により、原材料・資材価格・人件費・物流費等の上昇、またそれによる外注先の原材料調達状況等に起因する外注費等の上昇は、その影響額を販売価格へ転嫁することが難しい場合に、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このような資材調達リスクに対しては、日常的に調達先の情報収集に努め、必要に応じて前倒しで確保する等、安定調達に努めるとともに、当社グループのスケールメリットを活かし、競争原理を活用した調達を行っております。また木材や内装建材、住設機器等主要な住宅資材の調達に関しては、グループ内での内製化を進めており、品質・コスト両面での安定的な調達体制を構築すると共に、外部の調達先に対する交渉力を高める取り組みを行っております。 (3)環境・外部環境リスク ⑥ 海外事業について 海外での事業活動には、経済状況の変化・景気の後退、為替レートの変動、法令・規制等の予期せぬ変更、政情の悪化、テロ・紛争・暴動等による社会的又は政治的混乱のリスクが存在するとともに、社会的慣習の違いが外国公務員等への贈賄等の法規制に問われるリスクも存在します。これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 海外事業の推進に当たって当社グループでは、事前の市場調査から把握されたリスク要因と想定する事業価値を総合的に考慮しながらコンプライアンス体制の構築と事業推進の判断を行うとともに、監督官庁や現地のグループ会社と連携し、状況の的確な把握と速やかな対策の協議等、管理体制の強化に取り組んでおります。 ウクライナ情勢については、引き続き情勢を注視するとともに、事業活動に及ぼす影響の最小化に努め、適時適切な対応を進めてまいります。 ⑦ 気候変動について 当社グループは、安全で高品質の住宅供給を通じて継続的に環境課題への取り組みを推進しており、中でも気候変動については重要な課題であると認識しております。気候変動における移行リスクとしては、炭素税など法規制の厳格化といった政策動向の変化、低炭素社会に対応できない企業に対する需要低下やレピュテーション毀損、物理的リスクとしては、自然災害の激甚化や異常気象の深刻化、降雨や気象パターンの変化、平均気温の上昇等による対応費用の発生や生産活動の停止による機会損失、建設作業員の熱中症等による健康被害などが想定され、これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、分譲戸建住宅全棟で住宅性能表示制度の「断熱等性能等級」等級4を取得しており、温室効果ガス(CO2)排出削減に努めております。また、CO2を排出しないエネルギーシステムである人工光合成を利用した住宅の研究開発や、長く健康で暮らせるための未来型住宅の開発を推進するほか、供給する住宅の給排水設備に節水機能を積極的に導入する等、持続可能で豊かな社会づくりに貢献するサステナビリティ経営を推進しております。更に、気候変動に係るリスク及び機会が自社の事業活動や収益等に与える影響については、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の枠組みに基づき、各種取組みを進めております。 しかしながら、将来において環境規制の変更や気候変動の影響等により、更に多くの対策コストが必要になった場合、あるいは想定外の経済・社会環境の変化が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)IT・インフラ・事業継続リスク ⑧ 情報セキュリティについて 当社グループは、事業を展開する上で多くの個人情報や機密情報を有しております。これらの情報は、外部流出や改ざん等がないように、徹底した管理と従業員教育等の施策を展開し、ハード面・ソフト面を含めた適切なセキュリティ対策を講じております。しかしながら、予想を超えるサイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウイルス侵入等により、万一これら情報が流出した場合や重要データの破壊・改ざん、システム停止等が生じた場合には対応に多額の費用負担が生じ、あるいは社会的信用が低下することにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 自然災害、事故等について 地震、台風、洪水等の大規模な自然災害のほか、当社グループの工場等において、火災・爆発等の産業事故が発生した場合、対応費用の発生や生産活動の停止による機会損失又は当社グループが所有する不動産価値の下落等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これらの自然災害、事故等の発生可能性を予想することは困難でありますが、事象が発生した場合には大きな影響を被る可能性があることから、当社グループでは損害保険等の加入により対応を行っております。また、事象発生時における事業継続性を担保するための計画立案も行っております。 一方、地震、台風、洪水等の大規模な自然災害は、当社が販売した住宅を損傷する可能性もあります。当社グループでは、分譲戸建住宅全棟で住宅性能表示制度の「耐震等級」「耐風等級」で最高等級を取得するとともに、住宅を引き渡した後のメンテナンス体制も強化しており、提供する住宅の基本性能の向上と維持に努めております。 (5)コンプライアンスリスク ⑩ 法的規制について 当社グループは、日本のみならず各国において事業活動を展開しており、各地域の法律・許認可等さまざまな法規制のもと、その改正動向を注視しつつ、適時適切に対応するよう努めております。また、法令遵守の徹底や不正行為の未然防止に向けた体制整備を行うとともに、教育啓発活動を随時実施し、全社的なコンプライアンス意識の向上に努めております。 しかしながら、各種対策を行ったとしても、個人的な不正行為等を含めコンプライアンスに関するリスクを完全に回避できるものではなく、各種法令に抵触する事態が発生した場合には、行政処分やレピュテーションの毀損等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、国内外の行政・規制当局等による予期せぬ法令の制定・改廃、司法による予期せぬ法解釈の変更が行われる可能性や、社会・経済環境の著しい変化等に伴う各種規制の大幅な変更の可能性も否定できません。 このような場合には、将来の当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)オペレーション・品質リスク ⑪ 住宅品質保証について 当社グループは、人生100年時代に向けた住宅品質の向上を経営戦略の一つとして掲げており、グループで供給する分譲戸建住宅全棟で住宅性能表示制度4分野の最高等級を取得する体制を整備する等、品質管理に万全を期しております。 しかしながら、万一、当社グループの販売した物件に重大な問題があることが判明した場合には、その直接的な原因が当社グループの責めに帰すべきものでない場合であっても、売主としての契約不適合責任を負わなければならない場合があります。その結果として生じる保証工事費の引当金の増加や、当社グループの信用力低下等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)戦略・投資リスク ⑫ M&Aについて 当社グループは、既存事業の規模拡大や新規事業進出に際し、事業戦略の一環としてM&Aを実施しております。M&A実施に当たっては、当社グループの既存事業とのシナジー効果、事業計画、財務内容及び契約関係等を慎重に調査・検討し、将来の当社グループの業績に貢献すると判断した場合に実行しておりますが、市場環境や競争環境の著しい変化等により当社グループとの期待されたシナジー効果が出ないことや、当初計画された事業が予定通り展開できなくなることも考えられ、その場合にはグループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)財務リスク ⑬ 事業資金の調達について 事業用地の仕入資金の一部は金融機関からの借入金によって調達しております。事業資金の調達及び返済は、金融機関の経営状態や金利情勢その他の外的環境に左右されるため、これにより当社グループの業績及び財政状態に影響を受ける可能性があります。また、当社グループの信用力低下等何らかの理由により調達に制約を受けた場合には、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクが長期間にわたり顕在化する可能性は高くないと考えておりますが、仮にリスクが顕在化した場合、その影響の程度は相応に大きくなることを想定し、当社グループとしては経営戦略に基づく財務方針に従い財務安全性を最優先しつつ、持株会社である当社と事業会社である子会社が、資金使途に応じて一体的に事業資金の調達・運用を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)8,854字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用及び所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、国内の金融資本政策の動向に加え、長期化するウクライナ情勢や中東情勢に伴う原油調達不安、原材料価格の高騰には引き続き注視が必要です。また、インフレによる物価上昇等が国内景気に与える影響が懸念されるなど、経済環境の先行きは依然として不透明な状況となっております。 当不動産業界におきましては、当第1四半期に減少した分譲戸建住宅の着工数は、当第2四半期以降前年並みの水準へと回復しました。一方で、建築コストの高騰や地価上昇により、販売価格が高止まりする環境が続いております。こうしたなか、地方部における一次取得者層の購入マインドには慎重さが残るものの、首都圏を中心とした潜在的な住宅需要は依然として底堅く推移しており、需給バランスも比較的に整っていることから良好な事業環境が継続いたしました。 このような事業環境のなか、当社グループは、2030年3月期をターゲットとした経営目標(オーガニック成長率4.0%、戸建分譲売上依存率70.0%、ROE10.0%以上)の達成に向けて、基本戦略である「コア事業の競争力強化」と「事業ポートフォリオの拡大」を推進してまいりました。特に、戸建分譲事業においては、適正在庫水準の維持とエリア戦略の精緻化を継続し、エリアごとの需給特性や在庫状況のバランスを考慮した機動的な土地仕入・販売を徹底してまいりました。 その結果、当連結会計年度の売上収益は1兆5,088億64百万円(前期比3.4%増)、営業利益は944億44百万円(前期比17.4%増)、税引前利益は899億43百万円(前期比21.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は633億15百万円(前期比24.9%増)となりました。 セグメント別の業績は、以下のとおりであります。 セグメントの名称   件数   売上収益(百万円)   前期比(%) 一建設グループ (区分)戸建分譲事業   8,598   278,461   △8.9 マンション分譲事業   590   31,739   △2.2 請負工事事業   1,121   35,345   7.9 その他   -   46,777   28.6 小計   10,309   392,324   △3.7 飯田産業グループ (区分)戸建分譲事業   6,668   255,074   11.3 マンション分譲事業   250   22,209   0.5 請負工事事業   229   6,482   △7.8 その他   -   10,195   5.4 小計   7,147   293,962   9.7 東栄住宅グループ (区分)戸建分譲事業   4,985   192,451   7.3 マンション分譲事業   7   89   △96.9 請負工事事業   271   16,070   2.2 その他   -   3,510   24.7 小計   5,263   212,121   5.7 タクトホームグループ (区分)戸建分譲事業   5,650   201,043   13.5 マンション分譲事業   146   7,912   899.6 請負工事事業   378   9,572   27.5 その他   -   2,212   8.1 小計   6,174   220,741   17.7 セグメントの名称   件数   売上収益(百万円)   前期比(%) アーネストワングループ (区分)戸建分譲事業   9,326   232,427   △2.2 マンション分譲事業   622   30,676   2.0 請負工事事業   388   14,033   4.9 その他   -   15,160   1,642.6 小計   10,336   292,298   3.6 アイディホーム (区分)戸建分譲事業   1,756   58,898   △25.5 マンション分譲事業   46   1,981   4,271.2 請負工事事業   48   2,016   114.5 その他   -   778   80.1 小計   1,850   63,675   △20.9 その他(注)4 (区分)戸建分譲事業   6   226   △68.9 マンション分譲事業   27   681   △23.5 請負工事事業   -   -   △100.0 その他   -   32,833   6.9 小計   33   33,741   1.0 (区分計)戸建分譲事業   36,989   1,218,583   0.8 マンション分譲事業   1,688   95,290   6.8 請負工事事業   2,435   83,521   6.5 その他   -   111,468   34.4 総合計   41,112   1,508,864   3.4 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.戸建分譲事業には、戸建住宅のほか、宅地等が含まれます。マンション分譲事業には、分譲マンション(JV持分含む)のほか、マンション用地等が含まれます。請負工事事業には、注文住宅のほか、リフォームやオプション工事等が含まれます。 3.請負工事事業等の売上収益は、一定期間にわたり履行義務が充足されることに伴って認識される収益ですが、件数はいずれの区分も資産の引渡し件数を記載しております。 4.「その他」のセグメントは、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ファーストウッドグループ及びRFPグループの木材製造事業等、ホームトレードセンター及び当社の事業に係るもの等であります。 ② 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は2兆87億39百万円となり、前連結会計年度末比で1,549億8百万円の増加となりました。 当連結会計年度末の負債合計は9,871億79百万円となり、前連結会計年度末比で1,153億35百万円の増加となりました。 当連結会計年度末の資本合計は1兆215億60百万円となり、前連結会計年度末比で395億73百万円の増加となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は3,907億43百万円となり、前連結会計年度末比で849億32百万円の減少となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は974億85百万円(前連結会計年度は922億52百万円の獲得)となりました。 これは主に、税引前利益899億43百万円、棚卸資産の増減額1,389億83百万円及び法人所得税の支払額310億58百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は597億80百万円(前連結会計年度は386億20百万円の使用)となりました。 これは主に、定期預金の預入による支出656億71百万円、定期預金の払戻による収入453億13百万円及び有形固定資産及び投資不動産の取得による支出202億22百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は723億88百万円(前連結会計年度は110億44百万円の使用)となりました。 これは主に、借入金の増加1,065億13百万円、配当金の支払額276億32百万円及びリース負債の返済による支出69億9百万円があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 (ⅰ)生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   件数   金額(百万円)   前期比(%) 一建設グループ (区分)戸建分譲事業   8,315   259,213   △8.7 マンション分譲事業   788   44,963   23.0 請負工事事業(注文住宅)   1,111   24,091   0.0 小計   10,214   328,268   △4.7 飯田産業グループ (区分)戸建分譲事業   6,696   255,340   12.3 マンション分譲事業   202   23,802   △31.8 請負工事事業(注文住宅)   229   5,808   △9.7 小計   7,127   284,951   6.0 東栄住宅グループ (区分)戸建分譲事業   4,957   194,605   5.6 マンション分譲事業   -   -   △100.0 請負工事事業(注文住宅)   272   7,476   2.8 小計   5,229   202,082   3.9 タクトホームグループ (区分)戸建分譲事業   4,881   176,770   1.9 マンション分譲事業   176   10,998   842.8 請負工事事業(注文住宅)   395   8,809   45.7 小計   5,452   196,577   8.8 アーネストワングループ (区分)戸建分譲事業   9,179   229,799   9.5 マンション分譲事業   733   34,943   △6.6 請負工事事業(注文住宅)   390   6,581   △8.1 小計   10,302   271,324   6.6 アイディホーム (区分)戸建分譲事業   1,958   61,535   4.1 マンション分譲事業   57   2,426   - 請負工事事業(注文住宅)   56   2,016   153.6 小計   2,071   65,979   10.2 その他 (区分)戸建分譲事業   11   452   △46.4 マンション分譲事業   27   681   △23.5 小計   38   1,134   △34.6 (区分計)戸建分譲事業   35,997   1,177,715   3.4 マンション分譲事業   1,983   117,816   3.5 請負工事事業(注文住宅)   2,453   54,785   5.8 総合計   40,433   1,350,317   3.5 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。 2.戸建分譲事業には、戸建住宅のほか、宅地等が含まれます。 (ⅱ)受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期末比(%) 一建設グループ 請負工事事業(注文住宅)   36,070   17.1   29,600   40.7 飯田産業グループ 請負工事事業(注文住宅)   5,766   △21.5   4,545   △0.9 東栄住宅グループ 請負工事事業(注文住宅)   7,970   △1.2   6,571   9.0 タクトホームグループ 請負工事事業(注文住宅)   7,693   42.0   2,624   △29.0 アーネストワングループ 請負工事事業(注文住宅)   6,959   △9.4   4,599   4.7 アイディホーム 請負工事事業(注文住宅)   3,409   43.4   1,089   △24.4 合計   67,868   10.0   49,030   19.0 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。 (ⅲ)販売実績 当連結会計年度における販売実績につきましては、前述の「① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の事業全体及びセグメントごとの経営成績等につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであり、経営者の視点によるこれらの経営成績等に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、当社グループのセグメントは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 7.セグメント情報」に記載のとおり、共通した事業を行う連結子会社単位等を報告セグメントとしておりますが、ここでは事業区分ごとに経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容を記載しております。 (ⅰ)戸建分譲事業 戸建分譲事業の業績は、売上収益が1兆2,185億83百万円(前期比94億63百万円増)、販売棟数が36,989棟(前期比1,638棟減)となりました。 当社グループの売上収益の大半を占める戸建分譲事業では、20~30代の一次取得者を主要ターゲットとして、耐震性能や環境性能に優れた値ごろ感のある住宅を供給しております。物件の値ごろ感は、販売エリアの相場、需給バランスに加え、主要ターゲット層の可処分所得や住宅ローンの返済額等によって常に変化するため、これらの動向を的確に捉え、販売価格に応じた土地の仕入と、建物原価のコントロールを行うことが経営成績に重要な影響を与えます。 当連結会計年度は、雇用及び所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しました。物価上昇や建築コスト高騰等による住宅販売価格相場の上昇、住宅ローン金利の上昇によって住宅取得マインド低下の懸念はあるものの、需要は継続しております。 供給面においては、建築基準法の4号特例の縮小を背景として、2025年4月から6月の分譲戸建住宅の着工数が大幅に減少しました。当社グループは従前から住宅性能評価の4分野で最高等級を取得していたことから、当該特例縮小の影響は限定的でしたが、不動産流通機構が運営しているレインズの新築戸建住宅の登録在庫数は減少が続いたことから、分譲戸建住宅市場の需給バランスは良好な環境が継続しました。そのため、利益が確保しやすい環境が維持され、売上総利益率が上昇しました。しかしながら、当社グループが期初に保有していた在庫が年間販売計画に対して若干過少であったこと、また、当社グループは利益重視の戦略を徹底しており、無理に販売棟数を追わなかったことから、販売棟数は前期比で減少しました。 以上の結果、戸建分譲事業の販売棟数は36,989棟、売上総利益率は16.0%となり前期比で2.1ポイント増加となりました。 (ⅱ)マンション分譲事業 マンション分譲事業の業績は、売上収益が952億90百万円(前期比60億96百万円増)、販売戸数が1,688戸(前期比258戸減)となりました。 新築分譲マンション市場は、地価の上昇や建設費の高騰等を背景として販売価格は逓増しており、高い購買力が要求される状況が継続しております。 マンション分譲事業は、戸建分譲事業に比べ事業期間が長いことから、用地仕入を厳選し採算性の面から選択的に事業を推進することを基本スタンスとしております。また、建設コストの上昇により、適正な利益率を確保しづらい環境となっていることから、1棟売りや土地売りも選択肢として適正な利益確保を行っており、概ねその方針に沿った結果となりました。 (ⅲ)請負工事事業 請負工事事業の業績は、売上収益が835億21百万円(前期比51億9百万円増)となりました。 請負工事事業については、累計約80万棟の顧客基盤を活かしたリフォーム事業が順調に拡大しております。利益率の高いリフォーム工事の受注が増加したことにより、増収増益となりました。 請負工事事業の中の注文住宅については、需要が弱含みで推移する環境が継続しておりますが、営業所の統廃合等による営業体制の効率化等により、販売棟数は2,435棟(前期比94棟増)となりました。 (ⅳ)その他事業 その他事業の業績は、売上収益が1,114億68百万円(前期比285億55百万円増)となりました。 RFPグループの業績回復は遅れているものの、米国住宅事業の拡大ならびに戸建賃貸事業を含む投資不動産事業の順調な拡大により、増収増益となりました。 当連結会計年度末の資産合計は2兆87億39百万円となり、前連結会計年度末比で1,549億8百万円の増加となりました。 流動資産については1兆4,633億11百万円となり、前連結会計年度末比で1,206億88百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金の減少644億41百万円、棚卸資産の増加1,746億67百万円等によるものであります。 非流動資産については5,454億28百万円となり、前連結会計年度末比で342億20百万円の増加となりました。これは主に、有形固定資産の増加59億15百万円、のれんの増加92億6百万円、その他の金融資産の増加67億46百万円等によるものであります。 当連結会計年度末の負債合計は9,871億79百万円となり、前連結会計年度末比で1,153億35百万円の増加となりました。 流動負債については6,400億11百万円となり、前連結会計年度末比で1,675億92百万円の増加となりました。これは主に、社債及び借入金の増加1,788億30百万円、営業債務及びその他の債務の減少212億87百万円等によるものであります。 非流動負債については3,471億68百万円となり、前連結会計年度末比で522億57百万円の減少となりました。これは主に、社債及び借入金の減少458億44百万円、その他の金融負債の減少71億80百万円等によるものであります。 当連結会計年度末の資本合計は1兆215億60百万円となり、前連結会計年度末比で395億73百万円の増加となりました。これは主に、剰余金の配当276億33百万円に対し、当期利益616億21百万円を計上したこと等によるものであります。 上記の結果、在庫回転率(戸建)は年1.2回転、営業利益率は6.3%となりました。引き続き、高い資本効率と持続的なキャッシュ・フローの創出に不可欠な羅針盤として位置づけ、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)中期的な経営戦略、(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載の経営戦略及び各種施策を推進してまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、持続的な成長に必要な経営の健全性・効率性の観点から、経営環境の変化によって変動するリスクに見合った適正な資本水準と負債・資本構成を維持していくことを基本方針としております。 当社グループの資金需要は、その大部分が戸建分譲事業及びマンション分譲事業を行うための事業用土地購入費でありますが、不動産賃貸事業などのストックビジネスや海外展開、バリューチェーン強化といった事業ポートフォリオの拡大に関連した投資等に加え、コア事業の競争力強化に向けた営業拠点の展開などに伴う設備投資でも資金需要が生じます。株主還元につきましては、経営体質の強化と将来を見据えた成長投資を考慮しつつ、累進配当を基本方針としております。 これらの資金需要につきましては、自己資金に加え、銀行借入を中心に、主要事業に対応する機動性と資金需要の性格に応じた長期安定性のバランスを重視した資金調達をグループ一体となって実施することとしております。 なお、当連結会計年度における資金調達の状況については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 21.社債及び借入金(リース負債及びその他の金融負債含む)」をご参照ください。 また、重要な資本的支出の予定及びその資金の調達源につきましては、「第3 設備の状況 3.設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。 重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断、見積りの方法及び仮定、並びにそれらの不確実性等につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 5.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載の各項目をご参照ください。

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開示資料

出典

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