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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ハチバン

HACHI-BAN CO.,LTD.9950 · Standard · 小売業

「8番らーめん」フランチャイズチェーン本部。国内の外食・外販に加え、タイ・ベトナムで海外事業を展開。

概要

株式会社ハチバンは、石川県金沢市に本社を置く外食企業である。1971年の創業以来、「8番らーめん」のフランチャイズチェーンを中核に事業を展開し、国内125店舗、海外178店舗の計303店舗を運営する(2026年3月期)。連結売上高77億円、従業員174名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

外食・外販・海外の三つの報告セグメント

当社グループは、外食事業、外販事業、海外事業の三つを報告セグメントとする。外食事業は「8番らーめん」フランチャイズチェーン本部と直営飲食店、および和食店舗の運営が中心で、2025年度の営業収益は65億2800万円と全体の約75%を占める。外販事業は業務用食品の卸売と自社ネット通販「ハチバンeSHOP」を通じた冷凍餃子等の販売を行い、売上高5億7600万円。海外事業はタイ・ベトナムでのラーメンチェーン展開とスープ・エキスの製造販売を担い、営業収益15億3900万円である。

国内125店・海外178店のネットワーク

2026年3月期末の総店舗数は303店。内訳は国内らーめん店114店、和食店11店の計125店、海外178店(タイ175店、ベトナム3店)。国内ではスクラップアンドビルドやドライブスルー併設店舗の展開を進め、海外ではタイでのエリアライセンス契約に基づく店舗拡大が進む。カンボジアについては国境紛争の状況を注視するとしている。

フランチャイズと自社工場の二軸経営

当社の強みは、フランチャイズチェーン運営(チェーンストア・マネジメント)と、自社工場での食品製造・卸売(サプライチェーン・マネジメント)の二つを持つ点にある。本社工場(ハチバンフーズパーク、石川県能美郡)で麺・スープ・餃子などを製造し、加盟店へ供給する。2020年には本社工場で食品安全国際規格ISO22000:2018の認証を取得。2023年には店舗(泉ヶ丘店)でも同認証を取得し、品質管理体制を強化している。

アジアを中心とした海外事業の拡大

海外事業は、タイを拠点にベトナムへ展開する。タイでは子会社HACHIBAN TRADING (THAILAND) CO.,LTD.が食材輸出入を、DOUBLE FLOWERING CAMELLIA CO.,LTD.がスープ・エキスの製造販売を担う。ベトナムでは有限会社ハチバンベルトレーディングが調味料の輸入卸しを行う。2025年度の海外事業営業収益は前年比7.1%増の15億3900万円だが、セグメント利益は384百万円と8.8%減少した。

業界の中での役割はラーメンチェーンのフランチャイザーとして、加盟店に商品・ノウハウを供給。海外では現地法人が食材輸出入や製造を担う。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
77億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
外食事業62億円75.6%8億円12.9%
海外事業14億円17.1%4億円28.6%
外販事業6億円7.3%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01外食事業主力

「8番らーめん」フランチャイズチェーンを国内で展開。本部として加盟店に食材・経営ノウハウを提供。

主な製品・サービス1
8番らーめん
醤油ラーメンを主力とするラーメンチェーン。各地で加盟店を展開。

02外販事業(業務用食品)準主力

業務用食品の卸売および食品の製造・販売を行う。

主な製品・サービス1
業務用食品
外食産業向けの冷凍食品や調味料など。

03海外事業副次

タイではHACHIBAN TRADING (THAILAND)が食材輸出入、DOUBLE FLOWERING CAMELLIAがスープ・エキスの製造販売を行う。ベトナムではHACHIBAN BELL TRADINGが調味料の輸入卸しを行う。

主な製品・サービス2
スープ・エキス
タイで製造されるラーメン用スープやエキス。
調味料
ベトナムで輸入・卸売される調味料。

製品と技術

8番らーめんの商品開発と期間限定戦略

外食事業の中核である「8番らーめん」では、通期で17種類の期間限定商品を投入する積極的な商品開発を行っている。2025年度には福井県産ブランドトマト「越のルビー」を使った「野菜トマトらーめん」、豚骨白湯スープの「野菜とんこつらーめん」「ちゃんぽんらーめん」、新商品「豚バラなんこつ煮らーめん」などを販売。さらに福袋として冷凍餃子とクーポン券のセットを販売し、客数増加を図った。

冷凍餃子とネット通販「ハチバンeSHOP」

外販事業では、自社製冷凍餃子を地元スーパーマーケットや生活協同組合、量販店に卸売するほか、自社ネット通販サイト「ハチバンeSHOP」で直接消費者に販売している。餃子は1973年から生産を続けるロングセラー商品で、店舗でも提供される。2025年度の外販事業売上高は5億7600万円だが、原材料費高騰の影響でセグメント損失(200万円)が生じている。

海外向けスープ・エキスとハラル対応

タイの子会社DOUBLE FLOWERING CAMELLIA CO.,LTD.では、ラーメンスープやエキスの製造・販売を行う。特にハラル認証を取得した商品の製造販売に取り組み、イスラム市場への展開を進めている。2025年度の海外事業売上高は堅調に推移したが、競争激化によりセグメント利益は減少した。ベトナム子会社では調味料の輸入卸しを手掛ける。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

小型家電専門店、苦戦続く

ハチバンは、家電製品を中心とした小売業を営む企業で、同業のトライアルホールディングス(ディスカウントストア)やまんだらけ(専門店)と比較して、業態が類似するが規模は小さい。業界内では、家電量販店との競争にさらされ、差別化が困難な状況。2025年3月期売上高74億円、営業利益率4.05%と低い水準にとどまり、2026年3月期には営業利益率0%と計画されており、収益性の悪化が深刻。

強み

  • 小型家電など特定カテゴリに特化し、ニッチな需要に対応する品揃え。
  • 地域に根ざした店舗展開で、固定客を獲得している可能性がある。
  • 2025年度売上高74億円と前期比9%増、収益基盤は拡大傾向。
  • 小型店舗で運営、コスト抑制の余地があり、効率化次第で改善も。

課題

  • 2026年度営業利益率0%と計画、利益創出が困難な状況に陥っている。
  • 家電量販店やネット通販との競争で価格競争に巻き込まれやすい。
  • 売上高70億円台と小規模で、仕入れや販促で競争力不足。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がハチバン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17614オーエムツーネットワーク113億円10.8倍
23082きちりホールディングス111億円50.5倍
33030ハブ110億円17.8倍
49823マミーマートホールディングス110億円9.4倍
57134アップガレージグループ109億円13.9倍
69950ハチバン106億円169.5倍
73353メディカル一光グループ106億円8.3倍
83538ウイルプラスホールディングス106億円8.4倍
97514ヒマラヤ105億円
103083スターシーズ104億円136.3倍
113080ジェーソン104億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

石川県で創業した1971年

1971年1月、石川県加賀市に株式会社八番フードサービスとして設立される。同年11月にはフランチャイズチェーン本部機能を金沢市入江に移転し、チェーン展開の基盤を整えた。創業から間もない1972年には加賀工場を新設し、自社製造体制を構築。1973年には餃子食品工場も設置し、主力商品である餃子の内製化を進めた。

工場集約と社名変更を経た1980年代

1981年に安原工場を新設し、1986年には社名を株式会社ハチバンに変更。1987年には安原第一工場を新設する一方、糸田工場と安原第二工場を閉鎖するなど生産拠点の整理を実施。1988年には本部を現在の金沢市新神田に移転した。1989年には子会社ハチバントレーディングを設立し、輸出入業務を分離した。

株式公開と転換社債発行の1990年代

1993年7月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達手段を拡大。1994年にはスイスフラン建転換社債(2000万スイスフラン)を発行した。1996年にはハチバンフーズパークを建設し、安原工場と加賀工場を統合した本社工場を新設。1998年には関連会社ハチバン天龍を閉鎖し、飯田工場を新設した。2004年にはJASDAQに上場し、現在の東京証券取引所スタンダード市場へとつながる上場経路を確立した。

アジア進出とグループ再編の2000年代

2003年、子会社ハチバントレーディングの子会社として香港八番貿易有限公司を設立。2005年にはタイにハチバントレーディング(タイランド)を設立し、東南アジア事業を本格化。2010年にはハチバントレーディングを吸収合併し、国内事業を集約。2015年にはハチバントレーディングジャパンも吸収合併し、グループ構造を簡素化した。

50周年と食品安全への取り組み

2017年、8番らーめん創業50周年を記念し、「感謝の郷」を建立。同時に研修施設「ハチバンアカデミー」を開設し、接客・調理技術の向上を図る。2020年には本社工場でISO22000:2018認証を取得。2023年には店舗でも同認証を取得し、全社的な食品安全管理体制をアピールしている。2022年の市場再編では東京証券取引所スタンダード市場に移行した。

年表36件を開く

1970年代

  • 1971年1月創業石川県加賀市桑原町に株式会社八番フードサービスを設立。
  • 1971年11月8番らーめんフランチャイズチェーン本部(本社機能)を石川県金沢市入江に移転。
  • 1972年11月石川県加賀市に加賀工場を新設。
  • 1973年11月石川県金沢市入江にギョーザ食品工場を新設。
  • 1975年3月8番らーめんフランチャイズチェーン本部(本社機能)を石川県金沢市増泉に移転。
  • 1978年12月ギョーザ食品工場を石川県金沢市糸田新町に移転。同時に糸田工場と改称。

1980年代

  • 1981年11月石川県金沢市豊穂町に安原工場を新設。
  • 1986年10月商号変更社名を株式会社ハチバンに変更。
  • 1987年2月安原第一工場を新設。従来の安原工場を安原第二工場と改称。同時に糸田工場を閉鎖。
  • 1987年3月岐阜県羽島郡に中京営業所を開設。
  • 1987年8月安原第二工場を閉鎖。
  • 1988年10月8番らーめんフランチャイズチェーン本部(本社機能)を石川県金沢市新神田に移転。
  • 1989年12月当社の子会社として、株式会社ハチバントレーディングを設立。

1990年代

  • 1990年3月旧安原第二工場跡地に品質管理センターを新設。
  • 1991年9月創業当社の関連会社として、株式会社ハチバン天龍を設立。
  • 1993年4月中京営業所を中部支社と改称し、愛知県名古屋市に移転。
  • 1993年7月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1994年12月スイスフラン建転換社債(20,000,000スイスフラン)を発行。
  • 1996年3月M&A石川県能美郡川北町に、ハチバンフーズパークを建設し、安原工場と加賀工場を統合した本社工場を新設。併せて品質管理センターを同所へ移転。
  • 1998年6月株式会社ハチバン天龍を閉鎖し、製麺工場を買い取り、飯田工場として製造を開始。
  • 1999年8月ダブルフラワリングカメリア株式会社を株式会社ハチバントレーディングの関連会社とする。

2000年代

  • 2003年8月株式会社ハチバントレーディングの子会社として、香港八番貿易有限公司を設立。
  • 2003年9月中部支社および飯田工場を閉鎖。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年9月株式会社ハチバントレーディングの子会社として、株式会社ハチバントレーディング(タイランド)を設立。
  • 2009年12月石川県金沢市西念にセントラルキッチンを新設。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所スタンダード)に上場。
  • 2010年9月M&A当社の連結子会社である株式会社ハチバントレーディングを分割し、株式会社ハチバントレーディングジャパンを設立。当社が株式会社ハチバントレーディングを吸収合併。
  • 2015年9月M&A株式会社ハチバントレーディングジャパンを吸収合併。
  • 2017年2月創業8番らーめん創業50周年を記念し、移転した8番らーめん本店跡地に「感謝の郷」を建立。
  • 2017年3月接客・調理技術の向上を目的とした研修施設「ハチバンアカデミー」を8番らーめん泉ヶ丘店に併設。
  • 2018年2月北陸3県の幼稚園・保育園での「8番こども応援プロジェクト」を開始。
  • 2019年9月当社の連結子会社である株式会社ハチバントレーディング(タイランド)の子会社として、有限会社ハチバンベルトレーディング(ベトナム)を設立。

2020年代

  • 2020年2月本社工場において食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000:2018」認証を取得。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場再編に伴い、スタンダード市場に移行。
  • 2023年2月8番らーめん泉ヶ丘店において食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000:2018」認証を取得。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業収益(売上高と営業収入の合計)2029年3月期まで125億円
  • 経常利益2029年3月期まで5億円
  • 店舗数2029年3月期まで378店(75店増)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    チェーンストア・マネジメントの展開

    らーめん部門では立地変化に対応した既存店スクラップアンドビルドやリニューアル、ドライブスルー併設店舗展開、配膳ロボット導入、テイクアウト・デリバリー強化、セルフオーダー・キャッシュレス拡張で接客向上。和食部門では付加価値商品開発と地域密着小型店舗展開で新ビジネスモデル構築。

  2. 02

    サプライチェーン・マネジメントの展開

    外販事業では商品開発提案型サプライヤーとして付加価値商品開発と販売拡大、自社ネット通販サイト「ハチバンeSHOP」充実により中食・内食需要を取り込む。自社工場では設備・プロセス更新による生産性向上とISO22000に基づく安全・安心な食品製造。

  3. 03

    海外事業の展開

    タイ・ベトナム・カンボジアのエリアライセンス先との関係強化による事業拡大とブランド力向上、他の東南アジア地域への展開を視野に入れる。ラーメンスープ・エキスの製造販売では工場生産体制強化と品質管理向上、新商品開発、販売先開拓による事業基盤拡大。

  4. 04

    組織改革と人財育成

    全社的に組織改革と人財の育成・教育研修に重点を置き、働き甲斐のある職場環境を整備することで、お客様の期待に応える事業展開を確実にする。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で174人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は594万円で、9期前と比べて+7.5%平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は12.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月157
2018年3月168
2019年3月175
2020年3月55340.39.7183
2021年3月50141.510.8181
2022年3月51942.511.7166
2023年3月58243.312.5159
2024年3月55944.413.3156
2025年3月57744.513.1167180
2026年3月59444.012.71740

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.9%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)65.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
ハチバンフーズパーク — 石川県能美郡川北町972百万円
外食事業
本社 — 石川県金沢市172百万円
全社(共通)(会社統括業務)
八兆庵県庁前店 — 石川県金沢市166百万円
外食事業
感謝の郷 — 石川県加賀市118百万円
全社(共通)(会社統括業務)
8番らーめん辰口店 — 石川県能美市61百万円
外食事業
セントラルキッチン — 石川県金沢市50百万円
外食事業
8番らーめん本店 — 石川県加賀市38百万円
外食事業
ハチバンアカデミー — 石川県金沢市19百万円
外食事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は77億円営業利益0億円前期と比べると増収減益で、売上が+4.1%、利益が-100.0%。

売上高
+4.1%
77億円
営業利益
-100.0%
0億円
純利益
-50.0%
1億円
営業利益率
0.0%
前期比 -4.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高99億円77億円
営業利益1億円0億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は23億円、営業利益は0億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+21.1%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1715.92
2024年2Q19210.51
2024年3Q1700.0−1
2024年4Q150
2025年1Q1915.31
2025年2Q19210.52
2025年4Q3600.0−1
2026年2Q3812.62
2026年4Q39−1−2.6−1
2027年1Q2300.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は60億円から77億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月6042
2014年3月6042
株式会社ハチバントレーディングジャパンを吸収合併。
2015年3月6442
2016年3月7164
8番らーめん創業50周年を記念し、移転した8番らーめん本店跡地に「感謝の郷」を建立。
2017年3月6756
2018年3月7142
当社の連結子会社である株式会社ハチバントレーディング(タイランド)の子会社として、有限会社ハチバンベルトレーディング(ベトナム)を設立。
2019年3月7742
2020年3月7731
2021年3月53−5−6
2022年3月54−1−2
2023年3月6421
2024年3月6842
2025年3月74354.12
2026年3月77020.01

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高77億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.0%47億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金50.6%39億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
39.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.7pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
1.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.0pt
1.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが4億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は7億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月3−2−413
2014年3月4−119−74
2015年3月4−3−313
2016年3月7−2058
2017年3月39−13127
2018年3月3−53−28
2019年3月5−2−1310
2020年3月4−2−2211
2021年3月−5−29−713
2022年3月10−2113
2023年3月4−2−728
2024年3月5−35216
2025年3月4−7−3−310
2026年3月4−5−2−17

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は56億円。このうち返さなくてよい自己資本が38億円で、自己資本比率は67.9%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月41271466.5
2014年3月51361569.5
2015年3月57381965.9
2016年3月61441771.7
2017年3月50351568.3
2018年3月52411177.2
2019年3月53421179.0
2020年3月52411179.0
2021年3月53341963.6
2022年3月51321962.1
2023年3月47321568.7
2024年3月58342458.8
2025年3月56371966.2
2026年3月56381867.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
7億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
13億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
18億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中56位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中292位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.6%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
67.9%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.0%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,445で、1年前と比べて-1.0%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥3,445+0.0%1ヶ月+0.9%1年-1.0%時価総額106億円
過去52週の値幅
安値¥3,355高値¥3,535

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)169.5倍
PER (会社予想)108.9倍
PBR2.61倍
配当利回り0.58%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で0.29%とほぼ横ばい。8月17日は3,430円で、25日線(3,415円)を僅かに0.4%上回り、52週レンジ(3,355円〜3,535円)の中央付近で推移。RSIは75とやや過熱気味だが、価格は200日線(3,421円)とほぼ同水準。出来高は概ね減少傾向で、8月11日以降は1,000株未満の日が多く、方向感の乏しい展開が続く。年初来ではほぼ変わらずで、需給は膠着状態にある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERは166.91倍と業界平均の39.79倍を大きく上回り、予想PERも108.4倍と高水準。PBRは2.6倍と平均の2.94倍を下回るが、ROEは1.61%と極めて低く、収益性は低い。配当利回りは0.58%と平均の12.79%を大幅に下回り、配当魅力は乏しい。業績は横ばいで、成長性も見込めず、バリュエーションは割高。特にPERの高さとROEの低さが際立ち、投資妙味は薄いと判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)169.5倍39.6倍
PER (予想)108.9倍
PBR2.61倍2.44倍
ROE1.6%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

直近の業績は増収ながら利益率が低下傾向にあり、今後の回復が焦点。強気派は、業態多様化による客層拡大や、コスト削減策、新規出店の効果を期待する。一方、弱気派は、人件費・食材費の高騰が利益を圧迫し、既存店の客足が伸び悩んでいることを懸念する。PERが170倍超と高く、市場は将来の成長を織り込み済みとも言え、実績との乖離がリスク。PBRは2.6倍で、資産価値に比べ株価が割高な可能性がある。

プラスに働く材料7
  • 多業態戦略

    低価格業態やデリバリー強化により幅広い需要を取り込む。

  • コスト改善

    食材調達の効率化や人員配置の最適化で収益性が改善する可能性。

  • 出店拡大

    新規出店による売上増加が期待され、規模の経済が働く。

  • 売上高77億円、3期連続増収通年影響

    売上高は68億円→74億円→77億円。2年間の累計増収額は9億円と着実な増収基調

  • 予想PER108.4倍、実績PERから低下見込み決算発表後影響

    実績PER166.91倍に対し予想PER108.4倍。市場は今期の利益改善をある程度織り込み始めた

  • 純利益1億円、3期連続黒字通年影響

    純利益は2億円→2億円→1億円。減益ながら黒字は維持し、赤字転落リスクを回避

  • 営業利益0億円から反転の余地2027年〜2028年影響

    今期営業利益は0億円で底入れ。売上高77億円の増収が続けば固定費負担軽減で利益回復の可能性

マイナスに働く材料7
  • 原価高騰

    原材料・エネルギー価格の上昇が利益を圧迫し、値上げが客離れを招く恐れ。

  • 既存店の不振

    客単価や来店客数が伸びず、既存店売上が低迷する可能性。

  • バリュエーション懸念

    PER約167倍と業績水準に対して株価が過大評価されている。

  • 営業利益0億円、前期比3億円減決算発表後影響

    営業利益は前期3億円から0億円へ悪化。営業利益率4.05%→0%と収益力が急低下

  • 純利益1億円、前期から半減決算発表後影響

    純利益は2億円から1億円に50%減。時価総額105億円に対して1億円と利益水準が極めて低い

  • 実績PER166.91倍と割高水準継続影響

    実績PER166.91倍、予想でも108.4倍。業績下振れ時はバリュエーション調整が一気に進むリスク

  • ROE1.61%と資本効率の低さ継続影響

    ROE1.61%は資本コストを大きく下回る。PBR2.6倍と割高感が残る

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
客足の動向と店舗の収益力を測るため。
客単価
価格設定と消費動向が売上に影響するため。
食材原価率
コスト管理の状況を確認し、収益性に影響するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.58%。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
0.58%
いまの株価に対して
配当性向
38.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3015.9
2018年3月20−33.324.3
2019年3月200.030.7
2020年3月200.065.0
2021年3月200.0
2022年3月200.0
2023年3月200.0162.2
2024年3月200.053.3
2025年3月200.038.0
2026年3月200.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,869人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.7%を占め、残る68.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他57.858.060.061.261.763.6
事業法人24.423.922.120.720.519.8
金融機関16.616.816.716.616.311.9
証券会社0.10.00.00.20.33.5
自己株式3.32.92.92.91.41.4
外国法人1.21.21.11.21.21.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ハチバン取引先持株会4.79
02株式会社北陸銀行4.78
03麒麟麦酒株式会社4.51
04野村證券株式会社3.46
05日清製粉株式会社3.10
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.75
07三井住友信託銀行株式会社2.35
08大和産業株式会社2.24
09明治安田生命保険相互会社1.68
10後藤 克治1.43

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−63%、1株純資産は14期で+39%。直近期のROEは1.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月559305.830.836.9
2014年3月721,1136.829.829.3
2015年3月651,2145.743.832.9
2016年3月1191,3869.225.324.4
2017年3月1901,21114.417.115.9
2018年3月811,3526.439.724.3
2019年3月711,4015.245.230.7
2020年3月371,4022.679.365.0
2021年3月−2221,160
2022年3月−581,082
2023年3月221,1012.0137.8162.2
2024年3月551,1574.961.753.3
2025年3月801,2506.742.538.0
2026年3月201,2951.6165.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額117百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
長丸昌功代表取締役 社長669,766
清治洋取締役 執行役員 海外事業部長58
杉本貴史取締役 執行役員 事業本部長531,455
石川正則取締役791,243
橋本佳苗取締役5372
木村岳二取締役56
舘厚志常勤監査役5972
左近光治監査役73510
青木隆監査役69281
吉川透監査役5472

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)575118617
社外取締役824243
監査役1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容537字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関連会社)は、当社(株式会社ハチバン)、子会社2社、関連会社1社により構成されております。なお、HONG KONG HACHIBAN TRADING LTD.は、2026年2月18日をもって、清算手続きを完了しております。 当社グループの事業に係わる位置付け、事業の内容およびセグメント情報の区分との関連は、次のとおりであります。 報告セグメント   主要な会社   主な事業内容 外食事業 外販事業 海外事業   株式会社ハチバン     8番らーめんフランチャイズチェーン本部ならびに飲食店の経営、業務用食品の卸売およびこれらに伴う食品の製造、販売等、国内における食材等の輸出入 海外事業   HACHIBAN TRADING (THAILAND) CO.,LTD.   タイにおける食材等の輸出入 海外事業   DOUBLE FLOWERING CAMELLIA CO.,LTD.   タイにおけるスープ・エキスの製造・販売 海外事業   HACHIBAN BELL TRADING (VIETNAM) CO.,LTD.   ベトナムにおける食品(調味料)の輸入卸し業 以上を事業系統図で示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,015字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「食生活の味わいをネットワークするシステム産業 Tasty Innovation」をコーポレートシンボルとし、「低価格」で「本当においしいもの」を「どの店においても常に同じ状態で提供」し得る商品をもったフランチャイズシステムを柱とする外食産業として、より多くの人々に対して「最高の味わい」を提供するために、みずからが革新に挑戦し続けております。 「『食』と『おもてなしの心』で人やまちを笑顔に、元気に。」を経営目標に掲げ、日々の事業活動を通じて、地域社会のお客様、加盟店様、ビジネスパートナー様、そして従業員の幸せを実現できる経営に努め、日本はもとより、世界でも信頼される企業を目指しております。 (2) 経営戦略 当社グループは、経営方針に沿って、お客様に安心してご利用いただける「食」の提供に努め、地域の皆様から「食はハチバン」と言っていただけるよう様々な事業活動に取り組んでまいります。具体的には、お客様により多くのご満足を繰り返し感じていただける商品の開発、接客サービスの充実・向上に力を注ぎ、当社の強みである、飲食業としてのチェーンストア・マネジメントと、食品製造卸売業としてのサプライチェーン・マネジメントの二つのチェーン・マネジメントを軸としたブランドマーケティング戦略を展開いたします。 ①チェーンストア・マネジメントの展開 a.8番らーめんフランチャイズチェーンの展開を主とするらーめん部門では、立地環境の変化に対応した既存店のスクラップアンドビルドやリニューアル、ドライブスルー販売方式を併設した店舗の展開のほか、配膳ロボットの導入やテイクアウト、デリバリーのさらなる強化、セルフオーダーシステムやキャッシュレス決済の拡張などの接客サービスの向上により、店舗営業を活性化いたします。 b.和食部門では、多様化するお客様のニーズ・利用シーンに応えていくため、付加価値の高い商品の開発や、地域に密着した小型店舗等の開発・出店による展開を行い、新たな和食ビジネスモデルの構築を進めてまいります。 ②サプライチェーン・マネジメントの展開 a.外販事業では、飲食店チェーンでノウハウを培ってきた商品開発提案型サプライヤーとして、付加価値の高い商品の開発と販売の拡大を進めてまいります。また自社ネット通販サイト「ハチバンeSHOP」をより充実させ、中食・内食需要の取り込みにも注力してまいります。 b.食品を製造する自社工場では、品質の向上と製造原価低減のため、設備機器と製造プロセス更新による生産性向上を行なうとともに、食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000:2018」の要求事項に基づき、より安全・安心な食品の製造に努めてまいります。 ③海外事業の展開 a.タイ、ベトナム、カンボジアにおけるエリアライセンス契約先企業との関係をより密接にし、事業の拡大とブランド力の向上に努めるとともに、他の東南アジア地域への展開をにらんでまいります。 b.ラーメンスープ・エキスの製造・販売においては、工場における生産体制の強化と品質管理の向上、新商品の開発に取組み、販売先の開拓による事業基盤の拡大を目指してまいります。 (3) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが属する外食産業は、人口減少と少子高齢化の進行による市場縮小、人手不足および原材料費・エネルギーコストの高騰など厳しい状況にあり、企業間競争がさらに激しくなるものと予想されます。 全社的には、組織改革と人財の育成・教育研修に重点を置き、働き甲斐のある職場環境をより整備していくことで、お客様のご期待にお応えするそれぞれの事業展開を確実なものとしてまいります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、ラーメン業態、和食業態等の安定的な事業拡大と効率的な経営を行い企業価値の向上を図りたいと考えており、営業収益(売上高と営業収入の合計)および経常利益を重要な経営指標としております。 当社グループは、地域社会との調和を図りながら、事業拡大を進めていくことを「中期経営計画2028」として策定いたしました。 本計画では、2028年度(2029年3月期)を最終年度として、目標として下記を設定いたしました。 ①営業収益(売上高と営業収入の合計):125億円 ②経常利益:5億円 ③店舗数 378店(75店増) 国内 160店(らーめん部門:130店 和食部門:30店)(35店増) 海外 218店(40店増)
事業等のリスク6,548字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) フランチャイズ加盟店の展開について 当社グループは、8番らーめんのフランチャイズチェーン本部としての事業を中核事業としております。国内においては北陸地方を中心として中国地方・中部地方、海外においてはタイ・ベトナムといった東南アジアを対象地域として、国内外を通して広く事業展開をしております。 当社グループのフランチャイズ加盟店の募集が計画どおり確保できない場合、加盟店における不祥事等によりブランドイメージに影響を受けた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 直営出店について 当社グループの直営出店については、出店条件に合致する物件がなく計画どおりに新規出店が進まない場合や出店後の立地環境の変化や競合他社との競争激化等で計画された店舗収益が確保できない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、店舗の土地建物は賃借する方式を基本としております。賃貸人の倒産または諸事情により賃貸借契約期間中の解約や契約更新を拒絶され余儀なく退店する際に、差入保証金(敷金・保証金・建設協力金)の回収不能や減損損失等が発生する場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 その他、直営出店では新規業態の開発・構築のための出店も行いますが、新規業態が必ずしもお客様にご支持いただけるとは限らず、店舗の閉店や業態の撤退により減損損失や賃貸借契約等の中途解約違約金等を計上する場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 商標権について 当社グループは多店舗展開が見込まれる新業態については、外部の専門家を通じて第三者の商標権を侵害していないかどうかを確認の上、商標権を取得することを原則としております。また、海外においては、フランチャイズ契約の締結に際して契約地域・国において商標権を取得するほか、今後の海外展開に備えて必要と判断した国においても予め商標権を取得しておくことで、当社グループのブランドを保護する方針であります。 しかしながら、同業他社等による類似した商標の使用により当社グループのブランドが毀損された場合、あるいは第三者から当社グループの商標登録の無効審判、損害賠償、商標使用停止等の請求があり、仮にこれらの請求が認められた場合、また、何らかの理由により当社グループが使用している商標が第三者の登録済みの商標権を侵害していることが判明し、商標の使用差止、損害賠償等の支払いが生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 競合について 当社グループは、外食事業において主としてラーメン業態の飲食店チェーンを展開しており、お客様から優先的に選択される業態競争力の確立に努めておりますが、ラーメン店等を営む同業者との競合のみならず、和・洋・中華レストランおよびファーストフードチェーン等のほか、コンビニエンスストア、持ち帰り弁当・宅配(デリバリー)事業等の食品小売業との間においても、商品・価格・利便性・品質・サービス内容等をめぐり、激しい競合状態にあります。特に最近では、良好な新規の出店場所や優秀な人財の獲得においても競合が発生しております。当社グループは、これらの競合に対処すべく、当社グループの目指す姿である「『食』と『おもてなしの心』で人やまちを笑顔に、元気に。」のもとで、顧客満足度を高めるとともに、地域密着型で新規顧客の獲得と既存顧客のリピート率の向上に努めております。 しかしながら、より付加価値の高い商品・サービス内容を提供する競合店が出現し、当社グループの優位性が脅かされ売上の減少が発生した場合、これらの競争激化に伴う品質の向上およびサービスレベルの改善等に伴うコストの増加が起きた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 食品の生産体制等について 当社グループでは、外食事業の中核である8番らーめんフランチャイズチェーンならびに外販事業の主要製品である、麺・タレ・餃子を本社工場1ヵ所で製造しております。さらにラーメン用冷凍スープは、一定の在庫量を保持することとして、タイの関連会社の工場1ヵ所から仕入れております。また、フランチャイズ加盟店ならびに直営店への食材・営業用消耗品類の供給等に関する物流は、運送業者1社に集約して委託しております。これまでは、生産面および物流面での支障はありませんが、それぞれに大規模な地震や洪水、豪雪、台風等の自然災害の発生による被害、新型感染症の流行等による従業員の就業制限等不測の事態等が生じ、生産能力の低下や物流の混乱等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 食品の安全性について 当社グループでは、安全な食品を提供するため、自主的な食品衛生検査に加え、本社工場において食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000:2018」を取り入れ、これに基づく食品安全対策を実施しております。そして、当社グループが取り扱うすべての食材は、安全衛生室が規格書による事前確認をすることで、安全な食品を提供するよう、努力をいたしております。 また、当社グループのフランチャイズ加盟店ならびに直営店で実施している HACCP(危害分析重要管理点)による食品安全を更に向上させるためのモデル店舗として、8番らーめん泉ヶ丘店(直営店)で「ISO22000:2018」認証を取得しております。 しかしながら、当社グループ固有の衛生問題が発生した場合、あるいは、同業他社の衛生管理問題等による連鎖的風評被害、原料メーカー等における無認可添加物の使用やアレルゲン物質の混入等による食品製造工程に対する不信、BSE(狂牛病)・口蹄疫・高病原性鳥インフルエンザ・豚熱(豚コレラ)・輸入野菜の残留農薬等、各種の衛生上の問題や食品の安全に関する問題が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 食材の調達について 当社グループは、食の安全・安心を第一とし、良質な食材の安定的な確保に努めております。 しかしながら、BSE(狂牛病)・口蹄疫・高病原性鳥インフルエンザ・豚熱(豚コレラ)等の疫病の発生や、新型感染症の感染拡大、異常気象・冷夏等の天候不順の影響による農作物等の不作等により、需給バランスが崩れることによる仕入価格の高騰や、食材そのものの調達が困難になる可能性があります。このような場合は、仕入先と連携する等により産地や仕入ルートの変更等による食材の確保や仕入価格の上昇を最小限にするよう対処しておりますが、これらの要因で必要量の食材確保に困難な状態が生じる場合や仕入価格が著しく高騰する等の事態に至った場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 法的規制等について ①食品衛生法について 当社グループの主な法的規制として、工場、セントラルキッチンおよび店舗での営業全般に関して、食品衛生法の規制を受けております。当社グループでは、食品衛生法に基づき、所轄保健所から営業許可を取得し、工場、セントラルキッチンおよびフランチャイズ加盟店を含む全店舗に食品衛生責任者を配置しております。また、食品安全衛生管理マニュアルに基づく従業員や施設の衛生管理を徹底し、さらには専門機関による定期的な衛生検査を実施しております。 しかしながら、当社グループの衛生管理諸施策実施にもかかわらず、当社グループの工場、セントラルキッチンおよび店舗において、万一、食中毒等の事故が起きた場合、食品衛生法の規定に基づき、食品等の廃棄処分、一定期間の営業許可の停止、営業許可の取り消し等の行政処分を受けるおそれがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②商品の表示について 当社グループでは、規格、食物アレルギーならびに栄養成分等の原材料情報をもとに、食品表示関連法規に準拠し、商品内容について厳しいチェックを行い、第三者機関による確認も得ながら、適正な表示に努めております。 しかしながら、表示内容に重大な誤り等が発生した場合、信用低下や商品回収等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③個人情報の取り扱いについて 当社グループは、顧客、株主、取引先担当者、従業員、採用応募者、懸賞応募者等多くの個人情報を取り扱っております。個人情報の取り扱いについて諸規程を整備する等情報漏洩を防ぐ対策を講じておりますが、不測の事態等により個人情報が外部に漏洩した場合、社会的信用の低下や損害賠償請求の発生等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④労働関連法規について 当社グループでは、労働時間管理、就業規則・労働契約その他法令遵守の周知を行うとともに、ハラスメント研修を職制別に実施しておりますが、万一、労務問題が発生した場合、被害者からの損害賠償請求や当社グループの社会的信用力の低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤パートタイマーの雇用について 当社グループでは、従業員のうちの多くをパートタイマーが占めております。最低賃金の上昇や社会保険の適用拡大等により社会保険料を含めた人件費負担の増加、あるいは労働時間の抑制に対する人員確保の増等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥その他の法令について 当社グループは、フランチャイズ事業を中核としており「中小小売商業振興法」および「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)」の規制を受けております。また、年間100トン以上の食品廃棄物を排出する事業者として「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)」の規制、燃料資源の有効な利用の確保を目的とした「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)」の規制、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環促進法)」の規制を受けております。そのほかにも、製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(取適法)、広告宣伝・販売促進の実施に当たっての不当景品類及び不当表示防止法(景表法)、食品製造に関しての製造物責任法(PL法)等の適用を受けております。 法令に関する解釈等に相違があり、万一、法令違反に係る問題が生じ、社会的信用力の低下等により円滑な業務運営に支障が生じた場合や、今後法的規制が強化された場合における設備投資等の新たな費用の発生・増加等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 人財の確保・育成について 当社グループは、直営店やフランチャイズ加盟店の店舗展開を図るために、人財の確保を積極的に行っていく必要があります。特にスーパーバイザーおよび店舗運営人財の確保および育成が重要であると考えております。当社グループにおきましては、求人・採用活動に積極的に取組み、採用後のOJTによる教育および研修制度等による従業員に対する教育の充実と人財の育成に取り組んでおります。 しかしながら、人財の確保育成が当社グループの計画どおりに進まない場合、店舗におけるサービスの質の維持や店舗展開が計画どおりできず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) カントリーリスクについて 当社グループは、海外進出国において8番らーめんフランチャイズチェーンの展開、食料品および調味料の輸出入ならびに販売を行うほか、現地合弁会社でラーメン用のスープ等の製造や食材開発、原材料の購入業務を行っております。各国特有のカントリーリスク(世情、政治体制、経済、法規制、ビジネス慣習等)が顕在化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 減損会計の適用について 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。店舗損益の悪化等により新たな減損損失の認識をすべきであると判定した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 為替相場の変動について 当社グループでは、海外のフランチャイズ加盟店からのロイヤリティ収入や海外合弁会社からの受取配当金を現地通貨により送金を受けているため、極端な為替の変動が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、受取配当金については、海外合弁会社において株主総会付議議案が機関決定された時点で為替予約を行うことで、為替変動リスクの影響を回避しております。 (13) 風評被害について 当社グループは、一般消費者を対象とする商品やサービスを提供していることから、インターネット上の掲示板やSNS等への、当社グループおよびその関係者に関連した不適切な書き込みや画像等の公開により、風評被害が発生・拡散した場合、その内容の真偽にかかわらず、当社グループのブランドイメージ、社会的信用および業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループおよびその関係者に関連しない風評被害であっても、外食市場全体のイメージや社会的評価・評判に影響するものであれば、当社グループのブランドイメージ、社会的信用および業績にも影響を及ぼす可能性があります。 (14) 自然災害について 大規模な地震や洪水、豪雪、台風等の自然災害が発生し、店舗・工場設備の損壊、社会インフラ・物流の遮断・制限等により、当社グループのフランチャイズ加盟店や直営店の営業、工場生産、仕入取引先の正常な営業活動が妨げられた場合、また、災害被害の程度によって修繕費等の多額の費用が発生する場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 情報システムへの依存について 当社グループは、店舗やフランチャイズチェーン本部の運営、食材等の仕入、工場・セントラルキッチンでの製造、店舗からの食材注文や店舗への食材配送等様々な業務をコンピュータシステムおよびそのネットワークによる情報システムに依存しております。システムトラブルの発生予防、発生時の回復対策を講じていますが、その対策にもかかわらず、自然災害やプログラムの不具合、コンピュータ・ウイルス、外部からのサイバー攻撃等により、当社グループの情報システムに回復困難な障害が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 外販事業の取引先について 外販事業における商品は、主として国内各地の生活協同組合および小売・量販店へ直接あるいは卸売業者を通じて販売され、消費者にご購入いただいております。当社グループと卸売業者等との取引関係は良好ではありますが、予期せぬ理由により一部の取引先との取引が継続できなくなった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 新型感染症の感染拡大について 広域にわたって影響を及ぼす新型感染症が発生し、その流行拡大によって消費者の消費意欲の減衰や消費動向の変化が起きた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、新型感染症の拡大抑制のため、従業員の就業制限等による当社グループのフランチャイズ加盟店や直営店の営業、工場生産、仕入取引先や配送業者の正常な営業活動等が妨げられた場合、多額の感染症対策費用が発生する可能性がある場合、行政による営業制限が行われた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,405字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用の改善や賃上げなどにより緩やかな回復基調が続く一方、物価高による消費者の節約意識の高まりや米国通商政策の動向に加え、中東情勢の緊迫化など地政学的リスクの高まりによるエネルギー価格や金融資本市場への影響から、先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、価格改定による客単価の上昇やインバウンド需要により業績が堅調に推移する一方で、食材価格や人件費などの上昇により依然として厳しい経営環境が続いております。 このような状況のなか、当社グループは、当社グループの目指す姿である「『食』と『おもてなしの心』で人やまちを笑顔に、元気に。」に沿って、「食の安全・安心」、QSC(品質・サービス・清潔)を徹底するとともに、既存出店エリア外に8番らーめんブランドを構築するリモデル業態「金澤醤油豚骨8番らーめん」の展開や、新たな飲食店ブランドの開発、展開を進めております。 店舗数は、国内では新規出店が3店舗、閉店が1店舗、海外では新規出店が8店舗、閉店が2店舗あり、合計303店舗(前連結会計年度末比8店舗増)となっております。その内訳は、国内店舗では、らーめん店舗114店舗、和食店舗11店舗(合計125店舗)、海外店舗は178店舗であります。 この結果、当連結会計年度の財政状態および経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ55百万円増加し、5,608百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ78百万円減少し、1,800百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ134百万円増加し、3,807百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は7,730百万円(前年同期比4.8%増)、営業収益(売上高と営業収入の合計)は8,644百万円(同5.0%増)となり、営業利益は4百万円(同98.2%減)、経常利益は207百万円(同55.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は60百万円(同74.5%減)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 (外食事業) 8番らーめんフランチャイズチェーンの国内展開を主とするらーめん部門では、期間限定商品として福井県のブランドトマト「越のルビー」を活かした「野菜トマトらーめん」のほか、「白い8番祭」と題して豚骨白湯スープが主役の「野菜とんこつらーめん」や「ちゃんぽんらーめん」、新商品「豚バラなんこつ煮らーめん」を順次販売し、通期では17種類の期間限定商品を販売しました。また、一部店舗を除く8番らーめんで福袋として冷凍餃子と店舗で使えるクーポン券のセット商品を販売し、客数増加および新規顧客の獲得に努めました。 和食料理店を展開する和食部門では、インバウンド需要に加え、旅行会社や地元企業への営業活動による客数の増加によって、売上高は堅調に推移しております。 以上の結果、外食事業の当連結会計年度の営業収益は6,528百万円(前年同期比5.4%増)、セグメント利益は593百万円(同22.2%減)となりました。 (外販事業) 外販事業では、「8番らーめん」ブランドを活用し、付加価値のある商品の開発と提案を行っております。卸販売として地元スーパーマーケット、国内各地の生活協同組合、量販店に販売するほか、ネット通販「ハチバンeSHOP」で冷凍餃子等を販売しております。 以上の結果、外販事業の当連結会計年度の売上高は576百万円(前年同期比4.4%減)、セグメント損失は2百万円(前年同期セグメント損失2百万円)となりました。 (海外事業) 8番らーめんフランチャイズチェーンの海外展開は、タイで175店舗、ベトナムで3店舗の運営を行っております。 タイでは、店舗数の拡大に加えて商品・サービスの見直しによる売上高増加に努めております。液体調味料の製造・販売については、売上・利益ともに堅調に推移しているほか、ハラル商品の製造・販売にも取り組んでおります。 ベトナムでは、商品の新規開発や既存店舗の商品・サービスのさらなる品質向上を実施し、8番らーめんブランドの認知向上に努めております。 カンボジアにつきましては、タイとの国境紛争の状況を注視しております。 以上の結果、海外事業の当連結会計年度の営業収益は1,539百万円(前年同期比7.1%増)、セグメント利益は384百万円(同8.8%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ327百万円減少して682百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によって獲得した資金は、359百万円(前連結会計年度は418百万円の獲得)となりました。これは主に、法人税等の支払額106百万円があったものの、減価償却費293百万円、税金等調整前当期純利益201百万円等があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によって使用した資金は、503百万円(前連結会計年度は703百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出381百万円、無形固定資産の取得による支出112百万円等があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によって使用した資金は、212百万円(前連結会計年度は317百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出199百万円等があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月21日  至 2026年3月20日)   前年同期比(%) 外食事業(千円)   1,118,455   102.4 外販事業(千円)   -   - 海外事業(千円)   -   - 合計(千円)   1,118,455   102.4 (注)金額は、製造原価によって表示しております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月21日  至 2026年3月20日)   前年同期比(%) 外食事業(千円)   2,528,967   108.5 外販事業(千円)   108,725   80.7 海外事業(千円)   1,001,454   104.8 合計(千円)   3,639,147   106.4 c.受注実績 当社グループは、見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月21日 至 2026年3月20日)   前年同期比(%) 営業収益 [売上高]   営業収益 [売上高] 外食事業(千円)   6,528,348   105.4 [6,058,283]   [105.5] 外販事業(千円)   576,962   95.6 [576,962]   [95.6] 海外事業(千円)   1,539,202   107.1 [1,094,815]   [105.8] 合計(千円)   8,644,513   105.0 [7,730,061]   [104.8] (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ55百万円増加して5,608百万円(前連結会計年度末比1.0%増)となりました。これは主に、現金及び預金が327百万円減少し、投資有価証券が189百万円、建物及び構築物が144百万円および売掛金が109百万円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ78百万円減少して1,800百万円(前連結会計年度末比4.2%減)となりました。これは主に、買掛金が52百万円増加し、長期借入金が104百万円および短期借入金が44百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ134百万円増加して3,807百万円(前連結会計年度末比3.7%増)となりました。これは主に、その他の包括利益累計額合計が133百万円増加したことによるものであります。 b.経営成績の分析 (営業収益) 当連結会計年度の営業収益(売上高と営業収入の合計)は8,644百万円(前連結会計年度は8,233百万円)となり、前連結会計年度に比べ411百万円の増加となりました。売上高は7,730百万円(前連結会計年度は7,377百万円)、営業収入914百万円(前連結会計年度は855百万円)であります。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は4百万円(前連結会計年度は264百万円)となり、前連結会計年度に比べ259百万円の減少となりました。 これは主に、給与及び手当が185百万円、減価償却費が37百万円増加したことによるものであります。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は207百万円(前連結会計年度は463百万円)となり、前連結会計年度に比べ255百万円の減少となりました。 これは主に、営業利益が259百万円減少したことによるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は60百万円(前連結会計年度は236百万円)となり、前連結会計年度に比べ176百万円の減少となりました。 これは主に、法人税等合計が59百万円減少したものの、経常利益が255百万円減少したことによるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (b) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち、主なものは商品・原材料の仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、新規出店、店舗改装費用、工場設備およびシステム関連投資等によるものであります。運転資金および設備投資資金は主に営業活動によって得られた自己資金を充当し、必要に応じて借入金等による資金調達を実施する方針としております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき、重要な会計方針および見積りにより作成されております。当社は、連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債数値および偶発債務の開示ならびに会計期間における収益・費用の決算数値に影響を与える見積り項目について、過去の実績や状況に応じ、合理的と考えられる様々な要因に基づいた見積りと判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 これらの連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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