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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ランド

LAND Co.,Ltd.8918 · Standard · 不動産業

不動産売買と再生可能エネルギー投資を両輪とする。不動産に付随するコンサルや仲介で手数料も獲得。

概要

株式会社ランドは、1996年12月に神奈川県横浜市で設立された不動産会社である。自社分譲マンション「ランドシティ」シリーズを手がける一方、太陽光発電所や蓄電所への投資を含む再生可能エネルギー関連事業にも進出している。2026年2月期の連結売上高は30億円、従業員数は11名と小規模ながら、不動産売買とエネルギー投資の二本柱で事業を展開する。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

不動産と再生可能エネルギーの二軸で構成される報告セグメント

当社グループは、不動産事業と再生可能エネルギー関連投資事業の二つを報告セグメントとしている。不動産事業では、デベロッパー向け共同住宅用地の売却、共同事業形式による事業用地の販売、買取再販案件の引渡しなどを行う。再生可能エネルギー関連投資事業では、太陽光発電所の売電収入の分配や、蓄電所の流動化プロジェクトによる収入を得ている。2026年2月期の売上高は、不動産事業が26億円、再生可能エネルギー事業が3億円、その他事業が0.6億円である。営業利益は不動産事業6億円、再生可能エネルギー事業1億円、その他事業0.4億円と、不動産事業が利益の大宗を占める。

横浜に本社を置き、連結子会社6社で構成されるグループ体制

本社は神奈川県横浜市西区北幸二丁目に所在し、設立以来横浜市内で本社を複数回移転しながら事業を拡大してきた。グループは当社と連結子会社6社から構成される。主要な子会社として、2014年10月に連結子会社化した株式会社TTSエナジーがあり、再生可能エネルギー関連投資事業を主たる業務とする。その他、グループの新たな事業の柱を構築するために設立された連結子会社も存在する。従業員数は11名と少人数だが、各人が専門的な知識と経験を持ち、企業価値の源泉となっている。

売上高と利益が年によって大きく変動する業績推移

財務数値を見ると、売上高は2014年2月期の18億円から2026年2月期の30億円まで、年度によって7億円から79億円まで大きく変動している。営業利益は2026年2月期に4億円、純利益は同4億円である。過去には2014年2月期に純損失13億円、2021年2月期に純損失28億円を計上するなど、赤字の年もある。自己資本比率は2026年2月期で88.7%と高水準であり、時価ベースの自己資本比率も148.5%と高い。キャッシュ・フロー対有利子負債比率は営業キャッシュ・フローがマイナスの年があり、資金調達と投資のバランスが課題である。

再生可能エネルギー事業への参入と低炭素社会への対応

当社は2014年10月にTTSエナジーを連結子会社化し、再生可能エネルギー関連投資事業に本格参入した。同事業では、太陽光発電所の運営による売電収入の分配に加え、蓄電所の流動化プロジェクトを積極的に展開している。2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画では2040年度までに温室効果ガス73%削減目標が掲げられ、再生可能エネルギー市場の拡大が期待される状況にある。当社はこの動きを追い風に、権利関係の調整や許認可取得を経て事業者向けに売却するビジネスモデルを強化している。

業界の中での役割は不動産投資・開発会社(太陽光発電所投資を含む)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
30億円
営業利益
4億円
営業利益率
13.3%
純利益
4億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2020/2
事業売上構成比利益利益率
不動産投資11億円37.9%9億円81.8%
再生可能 エネルギー 関連投資11億円37.9%10億円90.9%
リノベーション7億円24.1%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産市場主力

不動産の売買、不動産投資、および不動産に付随するコンサルティング業務や仲介業務による手数料獲得を行う。

主要顧客不動産投資家、不動産売買希望者

主な製品・サービス3
不動産売買
不動産の売買取引。
不動産投資
投資用不動産の取得・運用。
コンサルティング業務
不動産関連のコンサルティングサービス。

02再生可能エネルギー市場準主力

太陽光発電所等の再生可能エネルギー関連投資を行う。

主要顧客電力会社

主な製品・サービス1
太陽光発電所
太陽光発電所の開発・保有・売電。

製品と技術

ランドシティシリーズに代表される自社分譲マンション

当社の不動産事業の核となるのが、自社分譲マンション「ランドシティ」シリーズである。2000年に第一号物件「ランドシティ紅葉ヶ丘パークサイド」を販売開始して以来、横浜圏を中心に展開してきた。同事業では、デベロッパー向け共同住宅用地の売却や、共同事業形式による事業用地の販売、買取再販案件も手がける。2026年2月期の不動産事業売上高は26億円で、グループ全体の87%を占める主力セグメントだが、前期比48.3%減と大きく落ち込んだ。

太陽光発電所と蓄電所を対象とする再生可能エネルギー投資

再生可能エネルギー関連投資事業は、2014年に子会社化したTTSエナジーを中心に展開する。主な収益源は、太陽光発電所の運営による売電収入の分配と、蓄電所の流動化プロジェクトである。2026年2月期の同事業売上高は3.3億円、営業利益は1.1億円と、前年(売上0.2億円、営業損失1.4億円)から大幅に改善した。当社は、権利調整や許認可取得を自ら行い、事業者向けに売却するビジネスモデルを特徴としており、再生可能エネルギー市場の拡大を追い風に成長を目指す。

新たな事業の柱を目指すその他事業

グループは、不動産と再生可能エネルギーに続く第三の事業柱を構築するため、その他事業セグメントを設けている。2026年2月期の売上高は0.6億円(前期比457.2%増)、営業利益は0.4億円(前期は0.8億円の損失)と、収益化の兆しが見える。具体的な事業内容は有価証券報告書に明記されていないが、連結子会社を通じて新規事業の立ち上げを進めている。少人数の組織で多角化を図るリスク分散戦略の一環であり、今後の展開が注目される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

戸建分譲特化型、大東建託と競合

ランドは不動産業界において、戸建分譲に特化した小型デベロッパーであり、売上高は2025/2期に51億円と急成長したが、2026/2期には30億円と減少が見込まれる。同業他社には大東建託(大手)やロボットホームなどがあり、ランドは規模では大東建託に大きく及ばない。大東建託は賃貸住宅事業が主体だが、ランドは戸建分譲に集中している。コロンビア・ワークスやタスキホールディングスも類似の事業を展開し、競争が激しい。ランドの営業利益率は19.61%から13.33%への低下が予想され、市況の影響を受けやすい。ポジションとしては、地域密着型の販売が強みだが、資金力やブランド力で大手に劣る。

強み

  • 2025/2期に営業利益率19.61%と高く、効率的な販売ができている。
  • 売上高が前期21億円から51億円へ大幅増加し、成長性を示した。
  • 戸建分譲に特化し、専門知識とノウハウを有している。
  • 小規模ゆえに意思決定が速く、市場変化への対応が柔軟。

課題

  • 2026/2期は売上高が30億円と減少予想で、業績の変動が大きい。
  • 大東建託など大手に対し資金力・ブランド力で劣り、競争が厳しい。
  • 営業利益率が13.33%に低下予想で、市況悪化時の収益悪化が懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がランド

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13457And Doホールディングス186億円12.8倍
23454ファーストブラザーズ184億円4.5倍
35535ミガロホールディングス184億円12.3倍
45280ヨシコン177億円5.8倍
58999グランディハウス175億円17.9倍
68918ランド170億円37.9倍
73467アグレ都市デザイン167億円8.7倍
88908毎日コムネット160億円8.2倍
91435robot home159億円7.7倍
10276Aククレブ・アドバイザーズ158億円116.5倍
118887シーラホールディングス156億円2.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 15件

マンション企画販売会社として横浜で創業した1996年

1996年12月、神奈川県横浜市中区初音町に株式会社ランドが設立された。目的はマンションの企画・設計・販売である。翌1997年1月に宅地建物取引業の免許を取得し、販売代理業を開始。同年6月には本社を同区万代町に移転し、事業基盤を固めた。当初は自社開発ではなく代理販売が中心だったが、後に自社分譲物件の開発へとシフトしていく。

自社分譲「ランドシティ」シリーズの開始と上場への道

2000年7月、自社分譲物件「ランドシティ紅葉ヶ丘パークサイド」を販売開始し、ランドシティシリーズが始まった。2002年1月には宅地建物取引業免許を国土交通大臣免許に変更し、事業規模を拡大。2003年12月に日本証券業協会に株式を店頭登録し、2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場を果たした。さらに2007年2月に東京証券取引所市場第二部、2008年2月に市場第一部に指定替えとなり、上場市場を順次昇格させた。

本社移転と再生可能エネルギー事業への本格参入

2006年7月に本社を横浜市西区みなとみらいに移転し、2009年3月には同区北幸へ移転、2014年1月に現在の北幸二丁目に落ち着いた。2014年10月、再生可能エネルギー関連投資事業を主目的とするTTSエナジーを連結子会社化し、太陽光発電所や蓄電所への投資を開始。この動きは、不動産事業だけに依存しない収益の柱を構築する戦略の一環である。

市場区分変更と近年の業績変動

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に移行した。財務面では、2021年2月期に28億円の純損失を計上するなど大きな変動があるが、2022年2月期には純利益17億円、2025年2月期には純利益9億円と回復。2026年2月期は売上高30億円、純利益4億円と減収減益となった。グループは少人数ながら、優良案件の厳選と差別化により収益性向上を目指している。

年表15件を開く

1990年代

  • 1996年12月創業マンションの企画・設計・販売を目的として、神奈川県横浜市中区初音町一丁目21番地1に株式会社ランドを設立
  • 1997年1月宅地建物取引業神奈川県知事(1)第22113号の免許を取得し、販売代理業を開始
  • 1997年6月本社を神奈川県横浜市中区万代町一丁目2番地4に移転

2000年代

  • 2000年7月自社分譲物件ランドシティシリーズ第一号「ランドシティ紅葉ヶ丘パークサイド」を販売開始
  • 2002年1月商号変更宅地建物取引業免許を国土交通大臣(1)第6241号に変更
  • 2002年4月本社を神奈川県横浜市中区尾上町五丁目77番地2に移転
  • 2003年12月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年7月本社を神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号に移転
  • 2007年2月上場株式会社東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2008年2月株式会社東京証券取引所市場第一部に指定替
  • 2009年3月本社を神奈川県横浜市西区北幸一丁目11番5号に移転

2010年代

  • 2014年1月本社を神奈川県横浜市西区北幸二丁目8番29号に移転
  • 2014年10月M&A宅地建物取引業免許を神奈川県知事(1)第28966号に変更 再生可能エネルギー関連投資事業を主たる事業とする株式会社TTSエナジーを連結子会社化

2020年代

  • 2022年4月株式会社東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業基盤の拡充と収益力強化

    不動産事業と再生可能エネルギー事業において流動化プロジェクトへの投資を積極的に展開し、新たな事業の柱を構築して事業基盤を拡充し収益力を高める。

  2. 02

    機動的な資金調達力の強化

    優良案件に即時対応できるよう、円滑かつ多面的な資金調達を実施し、財務基盤の充実を図る。

  3. 03

    内部管理体制の強化

    コーポレートガバナンス・コードに沿って内部統制を運用し、経営の健全性・効率性を高めるとともに、監督機能の強化と透明性向上に取り組む。

  4. 04

    専門人材の確保・育成

    少人数ながら専門的な知識と経験が企業価値の源泉であるため、業容拡大に向けて高い専門性を持つ人材の確保と育成に注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で11人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は778万円で、9期前と比べて+2.0%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は6.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月7
2018年2月7
2019年2月7
2020年2月76344.76.39
2021年2月77245.67.29
2022年2月77746.88.39
2023年2月63338.84.611
2024年2月66939.14.813
2025年2月68739.45.4147,143
2026年2月77841.26.6113,636

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は30億円営業利益4億円前期と比べると減収減益で、売上が-41.2%、利益が-60.0%。

売上高
-41.2%
30億円
営業利益
-60.0%
4億円
純利益
-55.6%
4億円
営業利益率
13.3%
前期比 -6.3%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高50億円30億円
営業利益15億円4億円
純利益14億円4億円
1株あたり配当¥0.1

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は6億円、営業利益は3億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+500.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q3−1−33.3−1
2024年2Q200.00
2024年3Q200.00
2024年4Q143
2025年1Q1−2−200.0−2
2025年2Q311032.38
2025年4Q19210.53
2026年2Q4−1−25.0−1
2026年4Q26519.25
2027年1Q6350.03

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は79億円から30億円へ38%に減った。直近期の営業利益率は13.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月79−36
宅地建物取引業免許を神奈川県知事(1)第28966号に変更 再生可能エネルギー関連投資事業を主たる事業とする株式会社TTSエナジーを連結子会社化
2014年2月18−7−13
2015年2月711
2016年2月9−7−10
2017年2月4389
2018年2月441312
2019年2月2264
2020年2月291513
2021年2月11−28−28
2022年2月301617
2023年2月411413
2024年2月2132
2025年2月51101019.69
2026年2月304513.34

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高30億円のうち、営業利益として残るのは4億円13.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の13.3%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.3%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.3%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.3%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.8pt
13.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.2pt
13.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.0pt
4.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが−9億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−9億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は29億円で、売上の11.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月−49−1054
2014年2月−38−653
2015年2月−646−27
2016年2月−2−11−35
2017年2月−7019−717
2018年2月−8−56−139
2019年2月−1558−108
2020年2月8−6−228
2021年2月122313
2022年2月9−4−1518
2023年2月11−160−513
2024年2月−14213724
2025年2月21−4−21740
2026年2月−90−1−929

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は104億円。このうち返さなくてよい自己資本が92億円で、自己資本比率は88.7%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月103168715.9
2014年2月2131816.4
2015年2月2214861.1
2016年2月134928.2
2017年2月44222249.8
2018年2月64372756.8
2019年2月72611183.7
2020年2月89741582.9
2021年2月60461476.2
2022年2月72621086.2
2023年2月86731385.1
2024年2月98762276.8
2025年2月100891188.8
2026年2月104921288.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
29億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
61億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
12億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率27 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中4位あたり、逆に低いのは売上成長率131社中130位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.9%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
13.3%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
88.7%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-41.2%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.9%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥11で、1年前と比べて+22.2%過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。

¥11+0.0%1ヶ月+0.0%1年+22.2%時価総額170億円
過去52週の値幅
安値¥8高値¥12

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)37.9倍
PER (会社予想)12.5倍
PBR1.77倍
配当利回り0.91%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月17日に9.09%下落し10円。1カ月では横ばい、1年では25%上昇。25日線(10.2円)を下回り、75日線(10.15円)も下回る。52週レンジ8〜12円の中央付近。出来高は毎日3億株超と非常に活発で、投機的な売買が続く。RSI50と中立。方向感は乏しく、需給に左右される展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PER34.38倍は業界平均14.13倍を大きく上回り、予想PER12.5倍でも業界平均より高い。PBR1.77倍は業界平均1.7倍をやや上回る。配当利回り0.91%と低く、ROE4.9%も低い。売上高は増減が激しく不安定な業績。株価は割高感があるが、予想PERは改善見込み。割安感は薄く、慎重な評価が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)37.9倍14.9倍
PER (予想)12.5倍
PBR1.77倍1.84倍
ROE4.9%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、業績の不安定性と事業戦略の明確さです。強気派は、2025/2に売上高が大幅に回復し、純利益も9億円と黒字転換した点を評価します。また、業界全体の需要回復を背景に、今後の成長を期待します。一方、弱気派は、売上高と利益の変動が大きく、予測可能性が低いことを指摘します。さらに、不動産市況の悪化やプロジェクト遂行リスクを懸念し、安定した収益モデルが見えないとします。

プラスに働く材料7
  • 売上の急回復

    2025/2に売上高が51億円と前期比2倍超に増加し、黒字化達成。

  • 低バリュエーション

    PBR 1.77倍とネット株に比べて割安感がある。

  • 不動産需要の恩恵

    都市部の再開発や投資需要で、単価上昇の恩恵を受けられる。

  • 予想PER12.5倍と来期収益回復期待決算発表後影響

    現在PER34.38倍に対し予想PER12.5倍。収益回復が確認できれば評価が高まる

  • 25/2期の営業利益10億円は直近ピーク通年影響

    25/2期は売上高51億円、営業利益10億円、営業利益率19.61%。この水準への回復が焦点

  • 株価1年で22%上昇しモメンタム良好継続影響

    1年間の株価上昇率22.22%。低位株の個人主体で需給が改善

  • 株価11円と低位で値ごろ感ある継続影響

    株価11円、時価総額170億円。低位株として投機的な買いが入りやすい

マイナスに働く材料7
  • 業績変動が大きい

    売上高が21億円から51億円と短期間で大幅に変動しており、不安定。

  • 事業内容が不透明

    セグメント情報が乏しく、収益の源泉が明確でない。

  • 金利上昇で需要減

    住宅ローン金利の上昇は不動産購入意欲を減退させる懸念。

  • 26/2期営業利益4億円と大幅減益通年影響

    26/2期は売上高30億円、営業利益4億円、営業利益率13.33%。前期は10億円

  • 26/2期売上高30億円と前年比4割減通年影響

    25/2期売上高51億円→26/2期30億円と約41%減。収益基盤が縮小

  • ROE4.9%と資本効率が低い継続影響

    ROE4.9%、PBR1.77倍。収益性改善がなければPBRは低下余地

  • 配当利回り0.91%と株主還元が薄い継続影響

    配当利回り0.91%。純利益4億円と利益規模が小さく増配余地は乏しい

次の決算で確かめる点
売上高の増減率
業績の安定性を確認するため。
契約件数と単価
売上の質と市場動向を測るため。
営業利益率
プロジェクト収益性とコスト管理を評価するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0.1で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.91%。

年間配当
¥0.1
1株あたり
配当利回り
0.91%
いまの株価に対して
配当性向
39.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年2月0
2023年2月00.0
2024年2月00.089.6
2025年2月00.039.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥0.1

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ48,345人。区分でいちばん多いのは個人・その他71.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.4%を占め、残る80.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他74.574.973.273.268.471.7
事業法人12.912.913.112.411.011.4
金融機関9.610.010.88.910.58.0
外国法人1.21.11.84.06.26.2
証券会社1.60.90.81.23.72.6
自己株式0.00.50.50.50.50.5
外国人個人0.20.20.30.20.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01松谷 昌樹20.71
02株式会社ランドコーポレーション10.36
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.26
04BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.49
05高畑 一貴1.29
06ABN AMRO Clearing Bank N.V.,Singapore Branch (常任代理人 エービーエヌ・アムロ・クリアリング証券株式会社)1.16
07BNP Paribas Financial Markets (常任代理人 BNPパリバ証券株式会社)1.14
08御所野 侃1.13
09日本証券金融株式会社1.11
10野村證券株式会社0.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−85%、1株純資産は6期で+12%。直近期のROEは4.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月2558.44.6
2014年2月−4−130.3
2015年2月05.9140.6
2016年2月−3−116.2
2017年2月267.610.5
2018年2月241.28.9
2019年2月08.722.5
2020年2月1519.68.7
2021年2月−2−46.5
2022年2月131.09.4
2023年2月1518.911.2
2024年2月053.247.989.6
2025年2月1610.613.739.2
2026年2月064.934.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/2期の役員報酬は総額94百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
松谷昌樹代表取締役 社長58320,036,000
佐瀬雅昭常務取締役60244,900
齊藤守人取締役(常勤監査等委員)83406,300
五十嵐啓二取締役(監査等委員)78315,500
平井清志取締役(監査等委員)76
福地誠司取締役(監査等委員)6764,800

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2757538
社外取締役419195

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容199字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社6社から構成され、不動産売買及び不動産投資(太陽光発電所等の再生可能エネルギー関連投資を含む。)並びに不動産に付随する事業のコンサルティング業務や仲介業務等による手数料の獲得を目的とした事業を営んでおり、不動産事業及び再生可能エネルギー関連投資事業を報告セグメントとして開示を行っております。 これを事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,022字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営方針及び経営環境について 当社グループは、「Life(暮らし) Affluence(豊かさ) Nice(快適な) Development(創造)」「豊かで快適な暮らしの創造」を企業理念とし、成長し続ける企業体の構築を目指し、SDGsやESGを意識しながら社会に貢献できる新たな事業機会の創出を含めた収益基盤の構築を行うことで、環境変化に強い高収益な企業体質の確立を目指しております。 当社グループが属する不動産業界におきましては、建設資材価格の高騰による建築コストの上昇懸念や金利上昇に対する警戒感はあるものの、国内及び海外投資家による不動産投資は引き続き旺盛な状況が続いております。 また、当社グループが参入する再生可能エネルギー関連投資事業においては、脱炭素社会の実現に向けた政策支援や技術革新が進展し多様な電源の導入が加速しているとともに、2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画においても、2040年度までに温室効果ガス排出量を73%削減する目標が掲げられ、再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入する方針が示されました。これらの状況から、今後も持続可能なエネルギー供給体制の構築が求められることとなり、再生可能エネルギー市場は順調に拡大していくものと期待されています。 しかしながら、当該事業においても、原材料費の高騰や円安傾向にある金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があり、収益性の検討を慎重に行うことが必要になってきております。 (2)中期的な経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループにおきましては、提供される不動産案件情報や再生可能エネルギー関連投資に関する情報の中から優良なものを厳選し、また、他社と差別化を図ることで、世界的な原材料費の高騰や円安の影響による経済の鈍化に負けないよう努めてまいる所存であります。 しかしながら、現状の手元資金だけではそれらの優良な案件への即時対応等が行えない場合があるため、今後は、機動的な資金調達により、必要な資金を確保し、主に不動産開発や太陽光発電所及びバイオマス発電所等の再生可能エネルギー関連における権利関係の調整、許認可等の取得等を行い、事業者向けに売却する事業を積極的に展開するとともに、情報ネットワークを通じて得られる様々な収益案件やその周辺事業等にも事業領域を拡大し、収益性の高い事業へ集中的に資金投下を行うことで、収益性を向上させるとともに、資本効率を高め、総合的な企業価値の向上を目指していく方針であります。 これらの方針の実現のため、具体的には、以下の項目について優先的に取り組んでまいります。 ① 事業基盤の拡充及び収益力の強化 当社グループは、不動産事業及び再生可能エネルギー関連投資事業の分野において流動化プロジェクト等への投資を積極的に展開してまいりました。 当社グループといたしましては、これらの流動化案件の推進の他、シナジー効果やリスク分散効果の観点から、新たな事業の柱となるべき事業の構築を行い、事業基盤の拡充及び収益力を強化してまいる所存であります。 ② 事業資金調達力の強化 当社グループは、収益力を強化し、強固な経営基盤を形成するためには、引き続き安定的な資金調達が課題であると認識しております。 そのため、更なる財務基盤の充実を図るとともに、当社グループの置かれている状況を総合的に勘案したうえで、円滑かつ多面的な資金調達を行ってまいります。 ③ 内部管理体制の強化 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、引き続き、経営の健全性と効率性を高めていくことが必要と考えており、こうした課題の実現に向けて、コーポレートガバナンス・コードに添って、内部管理体制の強化に取り組んでまいります。 また、コーポレート・ガバナンス強化の一環として、「業務の適正を確保するための体制(当社グループにおける内部統制の基本方針)」を制定しており、同方針の着実な運用に加え、責任ある経営体制の構築及び経営に対する監督機能の強化並びに透明性の向上に努めることで、一層の体制強化を図ってまいります。 ④ 人材の確保・育成について 当社グループは、役職員数は少人数である一方、各人が担当する業務はいずれも専門的な知識と多くの経験を必要としており、企業価値の源泉となっております。 当社グループにおいては、そのような知識・経験を持つ人材の確保・育成は重要な課題であると認識しており、今後の業容の拡大に向け、専門性の高い人材の確保・育成に注力してまいります。
事業等のリスク2,411字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)特有の法的規制による影響について 当社グループが手掛けている事業セグメントにおきましては、国土利用計画法、宅地建物取引業法、建築基準法、都市計画法、森林法、住宅品質確保促進法、金融商品取引法等、様々な法律により、法的規制を受けております。 当社グループは、あくまでも現行法令に適合した事業展開を行ってまいりますが、今後、当社の重点エリアにおいて、各種規制の改廃や新たな法的規制が設けられる場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 また、当社グループが手掛けております再生可能エネルギー関連投資事業におきましては、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用した投資を行っております。 そのため、国の再生可能エネルギーに関する方針等の変化に伴い関連法令等の改正が行われた場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (2)引渡時期による業績変動について 当社グループが手掛けている事業の多くは、売買契約成立時ではなく、引渡時に売上が計上される取引となっております。また、利益率は各プロジェクトにより大きく異なる場合があります。このため、プロジェクトの引渡時期により、業績の偏重が生じております。今後も同様の理由により業績の偏重は発生すると考えられることから、当社グループの業績を判断する際には留意する必要があります。 なお、天災その他予想し得ない事態による事業日程の遅延等、不測の事態により引渡時期が四半期末もしくは期末を超えて遅延した場合には、当社グループの業績が著しく変動する可能性があります。 (3)不動産市況について 当社グループが属する不動産業界は、景気動向、金利動向、新規物件供給動向、不動産販売価格動向、住宅税制等の影響を受けやすいため、景気見通しの悪化や大幅な金利の上昇、あるいは供給過剰による販売価格の下落の発生等、諸情勢に変化があった場合には、購買者の購入意欲を減退させる可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、建物の建設等を行う場合については、施工会社と工事請負契約を締結して工事を行うため、施工会社が信用不安等に陥った場合には工期遅延等の問題が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)有利子負債について 当社グループは、事業用不動産の取得資金及び建築費等の一部の開発所要資金を、金融機関等からの借入金により調達する場合があり、事業規模の大きさによっては有利子負債への依存度が高くなる可能性があります。今後、当社グループとしては、資金調達手段の多様化に積極的に取り組み、株主資本の充実に注力する方針ではありますが、現行の金利水準が変動した場合には当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、金融機関からの融資が不十分あるいは不調に終わった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、共同事業契約において、他の事業者による立替払相当額に対して金利相当の負担の取り決めがなされている場合があり、これに該当するプロジェクトにかかる未払金を有利子負債として認識することがあります。これらのプロジェクトにかかる金利水準が変動した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)主要事業の免許について 当社グループは、宅地建物取引業法第3条第1項及び第6条に基づき、宅地建物取引業者免許証の交付を受けており、宅地建物取引業法第3条第2項の規定により、免許の有効期限は5年間と定められております。 また、宅地建物取引業法第3条及び第5条にて免許条件及び宅地建物取引業法第66条及び第67条にて取消事由が定められており、これに該当した場合は免許の取消が命じられます。 現在、当該免許取消となる事由は発生しておりませんが、将来なんらかの理由により免許取消事由が発生した場合には、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 なお、グループ各社の免許及びその有効期限は下表のとおりとなっております。 会社名   法令等名   免許・許可の内容   有効期間 株式会社ランド    宅地建物取引業法   神奈川県知事(3) 第28966号   2024年10月16日から 2029年10月15日まで (6)新規事業の開発等について 当社グループでは、今後も引き続き、積極的に新規事業の開発、既存事業の拡大に取り組んでまいりますが、これらの開発等に係る各種の進捗の遅れや当社グループのコントロールの及ばない法的規制、市場環境の変化等によって新規事業の展開が計画どおりに進まない場合、投資を回収できず、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)連結子会社における新株予約権について 当社の連結子会社である株式会社TTSエナジーにおいては、当連結会計年度末時点において、新株予約権が発行されております。 そのため、当該新株予約権の権利行使についての条件が満たされ、これらの新株予約権が行使された場合には、1株当たりの株式価値が希薄化又は当社グループの連結の範囲に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当該新株予約権の詳細は、後記「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況 ③ その他の新株予約権等の状況」をご参照ください。
経営成績の分析 (MD&A)5,089字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)における我が国経済は、人手不足を背景に賃金の伸びが拡大するなど雇用・所得環境の改善等により、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、米国の通商政策による影響や国際情勢の不安定感の高まり、原材料価格やエネルギー価格の高騰といった下振れリスクをはらんでおり、先行きは依然として不透明な状況となっております。 当社グループが属する不動産業界におきましては、建設資材価格の高騰による建築コストの上昇懸念や金利上昇に対する警戒感はあるものの、国内及び海外投資家による不動産投資は引き続き旺盛な状況が続いております。 また、当社グループが参入する再生可能エネルギー関連投資事業においては、脱炭素社会の実現に向けた政策支援や技術革新が進展し多様な電源の導入が加速しているとともに、2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画においても、2040年度までに温室効果ガス排出量を73%削減する目標が掲げられ、再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入する方針が示されました。これらの状況から、今後も持続可能なエネルギー供給体制の構築が求められることとなり、再生可能エネルギー市場は順調に拡大していくものと期待されています。 このような環境下において、当社グループは「豊かで快適な暮らしの創造」を企業理念とし、経営基盤の強化を図るとともに、更なる企業価値の向上を目指し、最大限の努力を継続してまいりました。 その結果、当連結会計年度の売上高は3,007百万円(前期比40.9%減)、営業利益は425百万円(前期比56.4%減)、経常利益は478百万円(前期比50.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は444百万円(前期比49.2%減)となりました。 報告セグメントの業績につきましては、以下のとおりであります。 なお、各報告セグメントの金額は、セグメント間取引を相殺消去する前の金額であります。 (不動産事業) 不動産事業につきましては、デベロッパー向け共同住宅用地や、共同事業形式による事業用地の売却及び買取再販案件の引渡し等を行った結果、売上高は2,617百万円(前期比は48.3%減)、営業利益は601百万円(前期比は59.7%減)となりました。 (再生可能エネルギー関連投資事業) 再生可能エネルギー関連投資事業につきましては、共同事業形式により積極的に展開している蓄電所の流動化プロジェクトによる収入及び太陽光発電所に係る売電収入の分配等を計上した結果、売上高は331百万円(前期は19百万円の売上)、営業利益は108百万円(前期は135百万円の営業損失)となりました。 (その他の事業) その他事業につきましては、グループの新たな柱となる事業を構築するべく設立した連結子会社の事業収益・費用等を計上した結果、売上高は58百万円(前期比457.2%増)、営業利益は35百万円(前期は83百万円の営業損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ⅰ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果支出した資金は、949百万円(前期は、2,103百万円の収入)となりました。これは主に、不動産事業及び再生可能エネルギー関連投資事業において、新規事業投資を積極的に行ったことにより棚卸資産が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は、12百万円(前期は、362百万円の支出)となりました。これは主に短期貸付金の増加によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は、104百万円(前期は、177百万円の支出)となりました。これは主に借入金弁済及び第29期末配当の実施によるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年 2月期   2023年 2月期   2024年 2月期   2025年 2月期   2026年 2月期 自己資本比率(%)   86.2   85.1   76.8   88.8   88.7 時価ベースの自己資本比率(%)   219.9   166.7   118.2   122.8   148.5 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(倍)   0.7   0.8   -   0.3   - インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   192.4   111.0   -   343.6   - (注)1. 各指標の算出は以下の算式を使用しております。 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 2. 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 3. 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 4. 営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を計上しているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 5. 2024年2月期及び2026年2月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオにつきましては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。 ⅱ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、不動産事業及び再生可能エネルギー関連投資事業における新規案件のための投資資金のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用及び支払利息等の営業外費用であります。 当連結会計年度におきましては、上記運転資金の大部分について自己資金を充当した他、一部棚卸資産の仕入れに際して、資金計画を勘案し、適宜金融機関等からの借入を実施しております。 これらの営業活動の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,910百万円となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 当連結会計年度の売上実績をセグメントに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 不動産事業   2,617,240   △48.3 再生可能エネルギー関連投資事業   331,509   1,575.6 その他の事業   58,418   457.2 合計   3,007,169   △40.9 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 株式会社ティーティーエス企画(注)   2,449,563   48.1   471,342   15.7 株式会社プラットホーム(注)   2,093,436   41.1   1,798,751   59.8 (注) 共同事業パートナーであり、販売高には、共同事業における売上のうち、当社の持分相当額又は利益分配額を記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 なお、個々の「重要な会計方針及び見積り」につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。 ②経営成績等の分析 ⅰ 売上高 当連結会計年度における売上高につきましては、不動産事業における不動産流動化案件(共同事業形式によるものを含む)において6件の売上計上を行ったことに加え、買取再販案件の売却や共同事業案件における事業収益の精算を行ったものの、当初計画策定時に事業化予定であった物件の一部で事業化を見送ったことや、一部成約済み案件の引渡し期ずれが発生した結果、売上高は前期比40.9%減の3,007百万円となりました。 なお、各セグメントの詳細な数値につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③生産、受注及び販売の実績」をご参照ください。 ⅱ 売上原価、販売費及び一般管理費 当連結会計年度における売上原価は、比較的利益率の高い案件の引渡しが行われた結果、1,905百万円となりました。 また、当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、諸経費の削減を引き続き徹底した結果、前連結会計年度に比べ減少し675百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、425百万円(前年度比56.4%減)となりました。 ⅲ 営業外損益 当連結会計年度における営業外収益は、受取利息及びその他手数料収入等の計上及び債権回収益を計上した結果69百万円となりました。 また、当連結会計年度における営業外費用は、支払利息等の金融費用等を計上した結果16百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、478百万円(前年度比50.7%減)となりました。 ⅳ 特別利益及び親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度においては、固定資産売却益を1,136千円計上したことにより、税金等調整前当期純利益は479,667千円(前年度比50.6%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記の税金等調整前当期純利益に対して、法人税、住民税及び事業税を35百万円計上したことにより、444百万円(前年度比49.2%減)となりました。 ③財政状態の分析 ⅰ 資産の部 当連結会計年度末の総資産につきましては、10,356百万円となり、前連結会計年度末に比べ339百万円増加いたしました。 これは主に、不動産事業及び再生可能エネルギー関連投資事業において、新規事業への投資を積極的に行ったことにより棚卸資産が増加したことによるものであります。 ⅱ 負債の部 当連結会計年度末の負債につきましては、1,163百万円となり、前連結会計年度末に比べ48百万円増加いたしました。 これは主に、再生可能エネルギー関連投資事業における前受金の増加によるものであります。 ⅲ 純資産の部 当連結会計年度末の純資産につきましては、9,193百万円となり、前連結会計年度末に比べ290百万円増加いたしました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益444百万円の計上及び第29期末配当の実施による利益剰余金の減少によるものであります。 (3)経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因といたしましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。

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開示資料

出典

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