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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

TKP

3479 · Growth · 不動産業

遊休不動産を再生し、貸会議室からホテル、ブライダルまで空間サービスをワンストップで提供。

概要

TKPは会議室・イベントスペースのレンタル大手で、全国に約300拠点を展開する。遊休不動産を活用した空間再生流通事業を中核に、連結子会社リリカラのインテリア事業、ノバレーゼ・エスクリのブライダル事業を加えた3セグメント体制。2026年2月期の連結売上高は1144億円、営業利益103億円と過去最高を記録した。

3セグメントで構成されるグループ体制

当社グループは、当社および連結子会社29社、持分法適用関連会社4社で構成される。報告セグメントは、遊休不動産を活用した空間再生流通事業、リリカラ株式会社が運営するリリカラ事業(インテリア・スペースソリューション・不動産投資開発)、株式会社ノバレーゼと株式会社エスクリが展開するノバレーゼ・エスクリ事業(ブライダル・レストラン・建築不動産)の3つである。2025年11月にエスクリを連結子会社化し、2026年4月にはノバレーゼとエスクリが合併し株式会社オンザページが発足した。

遊休不動産を再生する空間再生流通事業

空間再生流通事業は、不稼働時間が多い不動産をオーナーから低コストで調達し、会議室・シェアオフィス・宴会場として転貸する。契約形態は固定賃料と運営受託(変動賃料)の2種類で、後者は稼働率変動リスクを低減できる。同事業はフレキシブルオフィス、ホテル・宿泊研修、料飲・バンケット、イベントプロデュース、BPOの5領域で構成される。フレキシブルオフィスは貸会議室・シェアオフィスが中心で、大都市圏を中心に全国ネットワークを持つ。2026年2月期の有効会議室面積1坪あたり売上高は45,746円~51,591円で推移した。

M&Aで拡大した事業領域

当社は2019年にリージャス日本法人(日本リージャスホールディングス)および台湾法人を子会社化したが、2023年2月に全株式を譲渡し同事業から撤退した。その後、2024年6月にリリカラ株式会社を子会社化しインテリア事業に参入、同年9月にはスペースマーケットを持分法適用関連会社化した。2024年12月にノバレーゼを子会社化し、2025年11月にエスクリを連結子会社化。2025年2月にはfabbit事業を承継しシェアオフィスブランドを拡充した。買収した各社はグループ内でシナジー創出を図っている。

業界の中での役割は不動産再生・空間サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,144億円
営業利益
103億円
営業利益率
9.0%
純利益
123億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
空間再生 流通事業522億円45.7%67億円12.8%
リリカラ事業330億円28.9%9億円2.7%
ノバレーゼ・エスクリ事業291億円25.5%27億円9.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01フレキシブルオフィス主力

貸会議室・シェアオフィス・宴会場を全国展開。多様な顧客に柔軟なワークスペースを提供し、周辺サービスもワンストップで提供する。

主な製品・サービス1
貸会議室・シェアオフィス
会議や研修、イベントなどに利用可能なスペース。

02ホテル・宿泊研修準主力

ビジネスホテルやリゾートホテル、研修特化型施設を運営。会議室併設など、ビジネスニーズに応える。

主な製品・サービス3
TKPアパホテル
アパホテルのFC展開による会議室併設のビジネスホテル。
レクトーレ
企業の保養所を改装した宿泊研修特化型施設。
石のや
全室温泉完備、会議室併設のリノベーション宿泊施設。

03インテリア準主力

壁装材・カーテン・床材などの内装材を開発・販売。オフィスや施設の空間デザインを提案する。

主な製品・サービス1
リリカラ
独自開発の内装材ブランド。

04スペースソリューション準主力

オフィス空間の設計・施工、家具・備品の提案販売、不動産仲介などをトータルに提供。

05不動産投資開発準主力

買取再販によるバリューアッド事業、開発事業、賃貸事業を展開。不動産の価値向上を図る。

06ブライダル準主力

挙式・披露宴のプロデュース、婚礼衣裳のレンタル・販売、レストラン運営を展開。

07料飲・バンケット副次

会議室向け弁当・ケータリングや懇親会プランニング、レストラン運営などを提供。

08イベントプロデュース副次

企業イベントの企画・運営支援、クラウド型イベント管理システムを提供。医療業界向け学会運営支援も行う。

09BPO副次

コールセンター運営、採用代行、イベント事務局代行などバックオフィス業務を代行。

10レストラン特化型副次

宴会・一般飲食を提供。ブライダル施設の平日活用なども行う。

11建築不動産関連副次

飲食店・小売店の内外装工事請負、設計監理、住宅建築、コンテナ事業などの建築関連サービスを提供。

製品と技術

フレキシブルオフィスのマルチブランド戦略

空間再生流通事業の中核であるフレキシブルオフィスは、貸会議室「TKPガーデンシティ」「TKP貸会議室ネット」、シェアオフィス「リージャス(2019~2023年)」、2025年に承継した「fabbit」など複数ブランドを展開する。用途は会議、セミナー、研修、試験会場など多岐にわたる。大都市圏を中心に300拠点以上を運営し、業界トップクラスのネットワークを有する。

ホテル・宿泊研修施設のブランド展開

宿泊事業では、アパホテルのフランチャイズである「TKPアパホテル」、研修特化型「レクトーレ」、温泉旅館「石のや」、独自ブランド「TKPサンライフホテル」を展開する。2026年2月期の宿泊施設数は31施設で、RevPAR(平均客室収入)は8,127円~9,840円で推移した。2025年12月には大分県大分に新たなアパホテルを開業するなど拡大を続けている。

料飲・バンケットと周辺サービスの拡充

会議室利用に付随する料飲サービスとして、弁当・ケータリング、懇親会・パーティーの企画を行う。また、配ぜんスタッフの派遣・紹介も手掛ける。イベントプロデュース部門では、企業イベントの運営サポートやクラウド型イベント管理システムを提供。さらに、BPOとしてコールセンター運営、採用代行、イベント事務局代行なども行う。これらの周辺サービスにより顧客単価の向上を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

成長型不動産サービス、内需主体

TKPは、会議室・イベントスペースの運営を中核とする不動産サービス企業。大手不動産会社や大東建託など建設・管理分野の巨人とは異なるポジションで、企業向けスペース需要を取り込む。コロナ禍で業績が一時低迷したが、2025年2月期に営業利益率9.97%まで回復。2026年2月期は売上高倍増予想(1,144億円)と急拡大が見込まれ、成長ドライバーとして既存施設の稼働率向上と新規出店が鍵。同業のロボットホームは賃貸管理中心で事業モデルが異なる。

強み

  • 国内会議室運営でトップクラス。首都圏中心にネットワークを構築。
  • 26/2期売上高1,144億円予想、前期比93%増。急拡大中。
  • 営業利益率9.97%(25/2期)。規模拡大で収益性向上。
  • 法人契約中心でリピート率高く、安定需要が見込める。

課題

  • 全収入国内。海外展開なく、グローバル成長機会を逃す。
  • テレワーク定着で需要に不透明感。稼働率維持が課題。
  • 新規参入や貸会議室事業者との競合激化。独自性を打ち出す必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がTKP

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18892エスコン1,080億円8.6倍
28841テーオーシー944億円38.2倍
32353日本駐車場開発934億円17.6倍
48923トーセイ851億円10.5倍
58877エスリード810億円7.2倍
63479TKP795億円5.9倍
73498霞ヶ関キャピタル724億円12.1倍
8166Aタスキホールディングス720億円12.8倍
98935FJネクストホールディングス698億円6.6倍
103232三重交通グループホールディングス652億円9.8倍
118897MIRARTHホールディングス643億円13.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

ポータルサイト運営で創業した2005年

2005年8月、東京都港区浜松町にて株式会社ティーケーピーを設立。貸会議室のポータルサイト「TKP貸会議室ネット」の運営を開始した。当初は自社物件を持たず、空き会議室のマッチングプラットフォームとして事業をスタートした。

拠点数100突破と上場への道

2011年に展開拠点数が100施設を突破。貸会議室の直営運営へとビジネスモデルを転換し、拠点を拡大した。2013年には本社を新宿区市谷八幡町に移転し、ホテルブランド「TKPホテル&リゾート」および宿泊研修施設「レクトーレ」を立ち上げた。2016年には拠点数200施設を突破した。

東証マザーズ上場と資金調達

2017年3月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。上場資金を元手に拠点拡大と周辺サービスを強化した。同年4月には都市型研修シティホテル「ベイサイドホテル アジュール竹芝」の運営を開始し、宿泊事業を拡大した。

リージャス買収とその後の売却

2019年5月、世界的なレンタルオフィスブランド「リージャス」の日本法人を子会社化。同年9月には台湾法人も子会社化し、アジア展開を進めた。しかし、2023年2月に日本および台湾のリージャス事業を全株式譲渡により売却。約4年で同事業から撤退した。

コロナ禍での赤字と回復

2021年2月期は新型コロナウイルスの影響で売上高431億円、純損失35億円を計上。2022年2月期も32億円の純損失と苦戦した。しかし、2023年2月期以降、対面需要の回復により業績は改善。2025年2月期には営業利益59億円と黒字転換し、2026年2月期は過去最高益を達成した。

M&A加速によるグループ再編

2024年6月にリリカラを子会社化し、インテリア事業を獲得。同年12月にノバレーゼ、2025年11月にエスクリを子会社化しブライダル事業へ進出。2025年2月にはfabbit事業を承継。2026年4月にノバレーゼとエスクリが合併し、株式会社オンザページが発足。グループの事業ポートフォリオが大きく変化した。

年表35件を開く

2000年代

  • 2005年8月創業東京都港区浜松町二丁目7番17号に設立、ポータルサイト「TKP貸会議室ネット」の運営を開始
  • 2006年10月本社機能を東京都中央区日本橋茅場町三丁目7番3号に移転
  • 2008年7月創業株式会社コンビニステーション(現・株式会社コンステ)設立

2010年代

  • 2010年9月創業株式会社TKPテレマーケティング(現・株式会社TKPコミュニケーションズ)設立
  • 2011年展開する拠点数が100施設を突破
  • 2013年1月創業株式会社常盤軒フーズを設立
  • 2013年2月本社機能を東京都新宿区市谷八幡町8番地に移転
  • 2013年11月「TKPホテル&リゾート」ブランドの立ち上げ、宿泊型研修施設「レクトーレ」ブランドを提供開始
  • 2014年5月第一種旅行業免許取得
  • 2014年8月当社運営のアパホテル第1号店として、アパホテル<TKP札幌駅前>開設
  • 2015年1月会議室完備の温泉旅館「石のや」ブランドを提供開始
  • 2016年展開する拠点数が200施設を突破
  • 2017年3月上場東京証券取引所マザーズ市場へ上場
  • 2017年4月都市型研修シティホテルとして「ベイサイドホテル アジュール竹芝」の運営を開始
  • 2019年5月M&Aレンタルオフィスブランド「リージャス」をグローバルに展開するIWG plc,の日本法人、日本リージャスホールディングス株式会社を子会社化
  • 2019年7月M&A有限会社品川配ぜん人紹介所を子会社化
  • 2019年9月M&AIWG plc,の台湾法人、臺北雷格斯諮詢服務有限公司他12社を子会社化

2020年代

  • 2020年7月株式会社エスクリとの業務・資本提携を開始
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い東京証券取引所グロース市場へ移行
  • 2022年12月独自ビジネスホテルブランド「TKPサンライフホテル」を博多にて運営開始
  • 2023年1月株式会社識学との資本業務提携を開始
  • 2023年2月日本リージャスホールディングス株式会社及び臺北雷格斯企業管理諮詢股份有限公司の全株式譲渡を実施(日本及び台湾におけるリージャス事業を売却)
  • 2023年7月株式会社識学と連携し組成した「新進気鋭スタートアップ投資事業有限責任組合」へLP出資決定
  • 2023年8月リリカラ株式会社を持分法適用関連会社化
  • 2024年6月M&Aリリカラ株式会社を子会社化
  • 2024年6月株式会社ノバレーゼを持分法適用関連会社化
  • 2024年9月株式会社スペースマーケットを持分法適用関連会社化
  • 2024年12月M&A株式会社ノバレーゼを子会社化
  • 2025年2月会社分割(簡易吸収分割)により、株式会社システムソフト、APAMAN株式会社およびApaman Network株式会社からシェアオフィスブランド「fabbit」事業を承継
  • 2025年3月M&A株式会社インターメディアを子会社化
  • 2025年4月株式会社ハークスレイと業務提携を開始し、同社子会社の株式会社味工房スイセンを持分法適用関連会社化
  • 2025年6月株式会社エスクリを持分法適用関連会社化
  • 2025年11月M&A株式会社エスクリを子会社化
  • 2025年展開する拠点数が300施設を突破
  • 2026年4月創業株式会社ノバレーゼと株式会社エスクリが合併し、「株式会社オンザページ」が発足

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益原文に数値目標の明記なし
  • ROE(自己資本利益率)原文に数値目標の明記なし

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    拠点ポートフォリオの最適化と周辺サービス拡充

    需要動向や不動産市況を踏まえて出店・増床・撤退を機動的に判断し、拠点ポートフォリオを最適化する。会議室、レンタルオフィス、宿泊、料飲等の周辺サービスを拡充し、顧客満足度向上と収益機会拡大を図る。

  2. 02

    グループシナジーの創出による成長力向上

    各事業会社が持つ顧客基盤、サービス、営業機能、運営ノウハウを相互活用する。BtoBとBtoC領域の融合や相互送客などを通じて、施設稼働効率化と収益基盤強化を進める。

  3. 03

    ブランド認知度向上と商号変更

    グループ全体の認知度・ブランド価値向上を図るため、2026年6月1日に商号を「株式会社TKP」へ変更。親会社としての対外的訴求力を高め、グループ各社への信頼向上につなげる。

  4. 04

    リリカラ事業の収益基盤再構築

    壁紙・カーテン・床材等のインテリア事業基盤を再構築し、非住宅分野(オフィス・ホテル等)の需要を取り込む。内装設計・施工・家具提案等のスペースソリューション事業を拡大し、空間提案力を高める。

  5. 05

    ノバレーゼ・エスクリ事業の基盤強化

    ブライダル市場の変化に対応し、両社のブランド力、営業力、運営ノウハウ、顧客基盤を融合。サービスの磨き上げ、人材確保・育成、運営効率向上により事業基盤を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,801人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は426万円で、9期前と比べて+2.6%平均年齢は36.2歳、平均勤続年数は4.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月827
2018年2月1,103
2019年2月1,307
2020年2月41535.33.91,712
2021年2月35635.63.41,425
2022年2月38236.74.71,181
2023年2月42137.35.0873
2024年2月44137.24.41,071
2025年2月42136.54.32,897204
2026年2月42636.24.43,801271

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
アパホテル TKP仙台駅北 — 仙台市 宮城野区113,813億円
空間再生 流通事業
アパホテル 上野広小路 — 東京都 千代田区22,534億円
空間再生 流通事業
アパホテル 福岡天神西 — 福岡市 中央区14,769億円
空間再生 流通事業
アパホテル 博多東比恵 駅前 — 福岡市 博多区9,437億円
空間再生 流通事業
TKP貸会議室 — 全国4,836億円
空間再生 流通事業
ほか10件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    リリカラ株式会社(注2、3、5)
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権53.0%
  • 国内
    株式会社ノバレーゼ(注3、5、6)
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権59.8%
  • 国内
    株式会社エスクリ(注3、4、6)
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権53.8%
  • 国内
    株式会社スペースマーケット(注3)
    東京都 渋谷区 · 持分法適用会社
    議決権21.1%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    第18回日ASEAN包括的経済連携協定(AJCEP)合同委員会開催に係る業務
    外務省 · 2017-11-24
    1,300万円
  • 調達
    「日トルコEPA第15回交渉会合」開催業務一式
    外務省 · 2019-06-04
    1,128万円
  • 調達
    医政局看護課会議(令和6年10月7日~11日)に係る会場借上一式
    厚生労働省 · 2024-09-25
    426万円
  • 調達
    医政局看護課会議に係る会場借上一式
    厚生労働省 · 2024-05-24
    423万円
  • 調達
    03-0049-0275情報通信分野における紛争処理制度の理解増進等に向けた調査研究の請負(再度公告)
    総務省 · 2021-11-25
    350万円
  • 調達
    公正取引委員会及び経済協力開発機構韓国政策センター(OECD-KPC)共催セミナーの開催に係る会場等の調達
    公正取引委員会 · 2019-05-29
    350万円
  • 調達
    第17回競争政策研究センター国際シンポジウムの開催に係る会場等の調達
    公正取引委員会 · 2019-04-05
    298万円
  • 調達
    Tokyo AMR One-Health Conferenceの開催に係る会場等借上一式
    厚生労働省 · 2024-10-17
    267万円
  • 調達
    データ解析用器材(パソコン他)の借上
    防衛省 · 2021-10-26
    182万円
  • 調達
    2025年度外務省専門職員採用試験(第一次試験)の関西会場提供業務
    外務省 · 2025-03-18
    178万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は1,144億円営業利益103億円前期と比べると増収増益で、売上が+93.2%、利益が+74.6%。

売上高
+93.2%
1,144億円
営業利益
+74.6%
103億円
純利益
+223.7%
123億円
営業利益率
9.0%
前期比 -1.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高1,460億円1,144億円
営業利益110億円103億円
純利益40億円123億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は346億円、営業利益は26億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+226.4%、営業利益は+52.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q901718.946
2024年2Q881112.58
2024年3Q961111.57
2024年4Q9112
2025年1Q1061716.019
2025年2Q971010.35
2025年4Q389328.214
2026年2Q499326.416
2026年4Q6457111.0107
2027年1Q346267.512

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は81億円から1,144億円へ14.1倍に増えた。直近期の営業利益率は9.0%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社常盤軒フーズを設立
2013年2月81126
当社運営のアパホテル第1号店として、アパホテル<TKP札幌駅前>開設
2014年2月109122
2015年2月14273
2016年2月179189
東京証券取引所マザーズ市場へ上場
2017年2月2202614
2018年2月2873221
レンタルオフィスブランド「リージャス」をグローバルに展開するIWG plc,の日本法人、日本リージャスホールディングス株式会社を子会社化
2019年2月3554119
2020年2月5434817
2021年2月431−23−35
2022年2月447−16−32
2023年2月50531−49
リリカラ株式会社を子会社化
2024年2月3654973
株式会社インターメディアを子会社化
2025年2月592595810.038
株式会社ノバレーゼと株式会社エスクリが合併し、「株式会社オンザページ」が発足
2026年2月1,144103919.0123

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高1,144億円のうち、営業利益として残るのは103億円9.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は123億円、売上の10.8%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金57.7%660億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.3%381億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.0%103億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
42.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.6pt
9.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.6pt
10.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+14.0pt
26.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年2月期は営業CFが140億円、投資CFが18億円で、差し引きのフリーCFは158億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は454億円で、売上の4.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年2月2−2918−2730
2016年2月26−2729−158
2017年2月11−7763−6655
2018年2月20−8567−6557
2019年2月25−113151−88120
2020年2月70−587491−51791
2021年2月7011−2281152
2022年2月−29123−17139
2023年2月48370−232418327
2024年2月37−507−13321
2025年2月51−213−13−162145
2026年2月14018150158454

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は1,709億円。このうち返さなくてよい自己資本が573億円で、自己資本比率は29.3%(業種中央値32.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月66194728.7
2014年2月94217322.3
2015年2月114229219.3
2016年2月1663113518.6
2017年2月2414519618.3
2018年2月3458725824.9
2019年2月51110840321.0
2020年2月1,17635881830.4
2021年2月1,16935181828.4
2022年2月1,11339771634.0
2023年2月72132939245.5
2024年2月79740239550.4
2025年2月1,21445575934.1
2026年2月1,7095731,13529.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
456億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
214億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
35億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,135億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率131社中6位あたり、逆に低いのは自己資本比率131社中85位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
26.9%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.0%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
29.3%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
93.2%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,871で、1年前と比べて-4.9%過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。

¥1,871+0.6%1ヶ月-1.5%1年-4.9%時価総額795億円
過去52週の値幅
安値¥1,457高値¥2,425

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.9倍
PER (会社予想)17.8倍
PBR1.39倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6/12に1721円へ急伸後、高値圏で変動。直近は1826円から1772円へ反落。200日線(1845円)を下回り、52週高値2425円から乖離。出来高は6/12に74万株の大量、その後も高水準。週足は上昇一服。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは5.6倍と業界平均13.9倍を大きく下回り、PBRも1.3倍と業界平均1.7倍を下回っている。ROEは26.9%と高水準だが、配当利回りは0%と無配であり、株主還元に課題がある。業績は拡大傾向にあるものの、配当の伸び悩みが評価を抑制する可能性がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.9倍14.9倍
PER (予想)17.8倍
PBR1.39倍1.84倍
ROE26.9%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2026年2月期に売上高1144億円(前期比+93%)、純利益123億円(+224%)と急拡大見込み。PER5.6倍と成長期待に対して極めて割安。強気派はM&Aや需要回復による急成長、割安バリュエーションを評価。弱気派は2026年2月期の急拡大が一過性であり、その後の成長鈍化や競争激化を懸念。

プラスに働く材料7
  • 急成長と低PER

    売上高倍増見込み、PER5.6倍は割安。

  • 市場回復の恩恵

    コロナ後の需要回復で稼働率上昇。

  • M&Aによる拡大

    積極的なM&Aで規模拡大、シナジー期待。

  • 2026年2月期の大幅増益2026年Q2影響

    純利益38→123億円、前期比224%増

  • 高いROE26.9%が株主価値向上継続影響

    自己資本利益率26.9%と高水準、資本効率良好

  • 不動産市況回復の追い風2026年影響

    都市部不動産需要で売上高1144億円へ拡大

  • PBR1.3倍と割安感継続影響

    PBR1.32倍、自己資本比率高く下値堅い

マイナスに働く材料7
  • 成長の一過性リスク

    2026年2月期の急拡大は特殊要因の可能性。

  • 競争激化

    会議室需要が戻っても、競合も増加。

  • 業績変動リスク

    過去に赤字(2023年2月期)経験あり、不安定。

  • 2026年2月期予想の達成リスク決算発表後影響

    売上高1144億円は前期比93%増、達成ハードル高い

  • 予想PER16.9倍への収斂懸念通期影響

    業績ピークアウト後、バリュエーション調整

  • 大口プロジェクトの遅延リスク不定影響

    不透明な開発案件で収益計上遅れ

  • 外国人保有8%の売りリスク継続影響

    外国人保有率8%、リスクオフ時に売り圧力

次の決算で確かめる点
売上高成長率
2016年2月期以降の成長持続性を確認。
営業利益率
拡大局面での収益性維持をチェック。
稼働率
会議室需要の実勢を測る重要指標。

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ14,256人。区分でいちばん多いのは事業法人54.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.6%を占め、残る38.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人43.139.356.857.157.054.9
個人・その他34.736.714.223.429.829.5
自己株式1.31.21.21.25.410.5
外国法人10.713.717.49.05.08.0
金融機関10.49.010.49.37.86.7
証券会社1.11.31.21.10.30.8
外国人個人0.00.00.00.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社リバーフィールド47.89
02株式会社井門コーポレーション5.99
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.18
04河野 貴輝4.38
05THE BANK OF NEW YORK 133612(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.42
06RIVER FIELD CO.,LTD.(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.89
07GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.26
08日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.86
09野村證券株式会社(常任代理人 株式会社三井住友銀行)0.59
10住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.46

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−98%、1株純資産は14期で−97%。直近期のROEは26.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年2月14,40644,59238.7
2014年2月4,64749,0449.9
2015年2月117317.0
2016年2月3110335.5
2017年2月4514836.0
2018年2月6426431.861.6
2019年2月5832819.663.9
2020年2月509517.550.9
2021年2月−93876−10.2
2022年2月−79907−9.0
2023年2月−118786−14.0
2024年2月17596020.19.4
2025年2月911,0319.317.4
2026年2月3201,31526.96.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/2期の役員報酬は総額217百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約15倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
河野貴輝代表取締役社長 CEO531,861,200
長尾宗尚取締役 COO543,200
中村幸司取締役 CFO5442,800
元谷芙美子取締役(注)1(注)3791,300
小林栄三取締役(注)1(注)377
曽我部義矩取締役(常勤監査等委員)(注)1(注)2(注)38021,000
長與明子取締役(監査等委員)(注)1(注)2(注)350
古瀬智子取締役(監査等委員)(注)1(注)2(注)338
渡邉康平77

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31583519364
社外取締役724243

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,280字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社29社及び持分法適用関連会社4社により構成されており、当社が創業より運営している、遊休不動産を活用して付加価値を加え、総合的な空間サービスを提供することでその価値を再生する「空間再生流通事業」、当社の連結子会社であるリリカラ株式会社が運営するインテリア事業、スペースソリューション事業及び不動産投資開発事業を領域とした「リリカラ事業」、同じく当社の連結子会社である株式会社ノバレーゼ及び株式会社エスクリが展開するブライダル事業、レストラン特化型事業及び建築不動産関連事業を領域とした「ノバレーゼ・エスクリ事業」の3つを報告セグメントとしております。なお、当連結会計年度より株式会社エスクリを連結子会社化したことにより、「ノバレーゼ事業」から「ノバレーゼ・エスクリ事業」へ名称の変更をしております。 1.空間再生流通事業 当社グループの主要事業である空間再生流通事業の特徴としては、以下のとおりです。 ①業界トップの全国ネットワークとサービス力 圧倒的な拠点ネットワークと認知度による集客力、フレキシブルオフィスの豊富な管理運営実績を活かし、単にスペースを転貸するだけでなく、スペースの利用に付随する料飲、備品レンタル、宿泊施設、移動手配、イベントの制作・運営サポート等の様々なサービスを利用顧客に応じてワンストップで提供し、収益機会の拡大に取り組んでいる点 ②不動産開発の知見 遊休資産(不採算資産、不稼働時間が多い不動産)を保有する不動産オーナーを、フレキシブルオフィスの主な仕入ターゲットとすることで、不動産の調達単価を引き下げ、比較的安価で顧客へのサービス提供を実現している点 また、空間再生流通事業は、フレキシブルオフィス、ホテル・宿泊研修、料飲・バンケット、イベントプロデュース、BPOと5つの領域から構成されており、各事業の詳細は以下のとおりです。 (1)フレキシブルオフィス 当社グループは、貸会議室・シェアオフィス・宴会場の管理・運営を行っております。 当社グループの管理運営する施設は、東京・札幌・仙台・千葉・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡等の大都市圏を中心に、全国に圧倒的な拠点ネットワークを展開しており、具体的な用途としては、会議、セミナー、講演会、研修、人材採用、試験会場、懇親会、展示会、レンタルオフィス等多岐にわたっております。 また、フレキシブルオフィスの利用顧客は業種や規模を問わず多種多様であり、利用の多くをリピーターが占めている点も当社グループの強みであります。 当社グループは、不動産の仕入を行うにあたり、物件オーナーとの契約形態として、通常の固定賃料による賃貸借契約・定期賃貸借契約の他、運営受託契約として変動賃料による契約など、賃料水準等の状況に応じてリスクの低減を図りつつも、オーナー側にもメリットが生まれるような賃借条件を提案しております。 契約形態別の収益性については、運営受託契約による施設は、施設における売上高の一定割合をオーナーに支払うこととなるため、稼働率に関わらず利益率はほぼ一定となり、売上高が低迷した場合でも損失を抑制することが可能です。一方で、通常の固定賃料を支払う契約による施設は、施設の稼働率に関わらず、定額の賃借料が継続的に発生するリスクがある反面、売上高が損益分岐点を大きく超えた場合には収益性が高くなるという特徴があります。 このような中、当社グループは以下のとおりマルチブランド展開をすることで、様々な利用顧客のニーズに応えております。 (2)ホテル・宿泊研修 貸会議室・宴会場を利用する顧客からのニーズに応える派生サービスとして、ビジネスホテルやリゾートホテル、企業の宿泊研修に特化した施設等、多様な形態の宿泊施設を提供しております。具体的には、アパホテルのフランチャイズとして展開する、会議室設備を併設した新スタイルのビジネスホテル「TKPアパホテル」、企業の保養所をリノベーションし宿泊研修に特化させた「レクトーレ」、既存の施設をリノベーション・アップグレードし、全室温泉完備で会議室も併設する「石のや」等の運営を行っております。各物件については宿泊施設の規模、経済合理性を勘案し、賃借、当社所有、当社連結子会社である特別目的事業体(SPV:Special Purpose Vehicle)による所有を行っております。 (3)料飲・バンケット 当社グループの料飲施設を活用し、会議室用の弁当・ケータリングサービス、当該サービスをもとにした懇親会・パーティー等のプランニングを行っております。また、レストラン・カフェの運営や配ぜんスタッフの派遣・紹介等のサービスを行っております。 (4)イベントプロデュース 会議室の利用に加え、企業の大型イベント、セミナーや展示会等において、マーケティングプロデュースサービスとともに、クラウド型イベント管理システムを提供し、企業のイベント運営の総合的支援を行っております。 また、医療業界に特化した学会運営に関するコンサルティングや運営サポート、イベント機材のレンタルサービスなども行っております。 (5)BPO コールセンター運営を行うテレマーケティングサービスのほか、採用代行サービスやイベントの事務局代行サービス等の提供を行っております。 (空間再生流通事業のビジネスモデル概念図) 2.リリカラ事業 当社の連結子会社であるリリカラ株式会社の事業領域である「リリカラ事業」の事業内容は以下のとおりです。 (1)インテリア事業 壁装材、カーテン、床材を中心とする内装材商品の仕入及び販売を行っており、主としてリリカラ株式会社独自で開発した商品「リリカラ」をメーカーに製造委託し、代理店あるいは一部内装工事業者等に販売しております。 (2)スペースソリューション事業 オフィス空間及び施設のインテリア設計・施工、プロジェクト管理、家具、間仕切、事務用品等の提案・販売、不動産売買・賃貸の仲介業務を行っております。 (3)不動産投資開発事業 不動産投資開発事業は、買取再販を通して不動産価値の最大化を図る「バリューアッド事業」、多様なアセットタイプの開発を行う「開発事業」、都心の集合住宅・オフィスなど、市場ニーズに対応した物件の保有・賃貸を行う「不動産賃貸事業」の3つの事業を行っております。 3.ノバレーゼ・エスクリ事業 当社の連結子会社である株式会社ノバレーゼ、株式会社エスクリ及び両社の関係会社の事業領域である「ノバレーゼ・エスクリ事業」の事業内容は以下のとおりです。 (1)ブライダル事業 婚礼プロデュース部門:挙式・披露宴を予定しているお客様に、会場のご案内から当日の企画、引出物や料理の選定など、結婚式に関わるすべてのプロデュースを行っております。 婚礼衣裳部門 :全国にドレスショップを展開し、婚礼衣裳をレンタル・販売しております。 レストラン部門 :婚礼飲食や宴会飲食を提供する他、一部の婚礼施設においては、平日にランチ・ディナー営業をしております。 (2)レストラン特化型事業 宴会・一般飲食(ランチ・ディナー)を提供しております。 (3)建築不動産関連事業 飲食店や小売店を中心とした施設の内外装工事の請負および設計監理業務、戸建住宅やマンションの建築、コンテナ事業、コンサルティングサービスの提供等を行っております。 これらの事業を組み合わせることにより、当社グループは以下のシナジー効果を狙っております。 ・それぞれの事業における不動産情報を駆使した出店戦略の実行 ・当社グループがもつ資源(人材、情報、不動産、設備等)の有効活用、事業運営の合理化 ・フレキシブルオフィス利用における周辺サービスのニーズを商品化することで、事業領域を拡大させながら顧客単価を向上させる [事業系統図] 当社グループの事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,817字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、変化し続ける社会情勢や事業環境を的確に捉え、各事業の特性を活かした戦略を中長期的な視点から立案・実行することで、持続的な企業価値の向上を目指しております。 また、当社グループは、遊休資産や既存資源を有効活用し、社会ニーズに応じた新たな価値を創造することを通じて、社会課題の解決に貢献してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、各事業領域における売上高の拡大に注力するとともに、コストの最適化及び経営資源の効率的な活用を図り、グループ全体の利益体質、キャッシュ創出力及び資本効率の向上に努めてまいります。 その経営成果を測る指標として、営業利益及びROE(自己資本利益率)を重視して活動しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループの主な事業分野であるフレキシブルオフィス(貸会議室・シェアオフィス等)の需要は、企業の働き方の多様化が促進され、固定オフィスの柔軟化が進んだことで、大幅に拡大しております。当社グループは創業以来、遊休不動産を活用した空間再生により全国の施設ネットワークを拡大してまいりましたが、その市場規模は大きく、全国の不稼働オフィスのTAM(Total Addressable Market、獲得可能な最大市場規模)は約7,000億円(注)と想定しております。 現在当社グループは、貸会議室を中心としたフレキシブルオフィス事業を中核に、料飲・バンケット、ホテル・宿泊研修、イベントプロデュース等の周辺サービスを展開しております。加えて、インテリア、スペースソリューション、ブライダル等の事業領域においても、グループ各社の専門性を活かし、空間価値の向上及び多様な顧客ニーズへの対応を進めております。 今後も、当社グループは「再生」を軸とした事業基盤をさらに強化するとともに、各事業領域における顧客基盤、施設ネットワーク、サービス運営力等の経営資源を相互に活用し、グループ全体でのシナジー創出を図ってまいります。また、効率的な資源配分及び事業ポートフォリオの最適化を推進するとともに、既存事業との親和性が高い企業に対する政策投資及びM&Aを戦略的に実行し、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。 (注)「令和6年度 固定資産の価格等の概要調書」、「東京の土地 2024」、オフィス利用に関する各種調査をもとに国内オフィスの不稼働共有部面積およびその利用状況を推定し、年間貸会議室利用金額に換算した金額を、当社が推計する貸会議室市場値に加算して推計。 (4)会社の対処すべき課題 当社グループは、空間再生流通事業、リリカラ事業、ノバレーゼ・エスクリ事業を展開しております。 事業拡大のため、当社グループは以下の課題に取り組んでまいります。 ①ブランド価値・認知度向上 当社グループの持続的な成長及び企業価値の向上に向けては、各事業会社の強みを活かしながら、グループ全体としての認知度及びブランド価値の向上を図ることが重要であると認識しております。 当社は、2026年6月1日を予定日として、商号を「株式会社ティーケーピー」から「株式会社TKP」へ変更する予定であり、これにより親会社としての対外的な訴求力及びブランド認知度の向上を図ってまいります。 また、当社のブランド価値の向上を通じて、グループ各社に対する認知度や信頼の向上にもつなげ、グループ全体の事業基盤の強化を進めてまいります。 ②空間再生流通事業における競争力の強化 空間再生流通事業においては、需要動向及び不動産市況を的確に捉えながら、出店・増床・撤退の判断を機動的に行い、拠点ポートフォリオの最適化を進めてまいります。あわせて、会議室、レンタルオフィス、宿泊、料飲その他周辺サービスの拡充を通じて、顧客満足度の向上と収益機会の拡大を図ってまいります。 また、顧客データベースを活用した付加価値の高い提案営業や、予約システムの整備による予約管理の効率化を進めることで、フレキシブルオフィス需要の獲得及び運営効率の向上に取り組んでまいります。 ③リリカラ事業における収益基盤の強化 リリカラ事業においては、壁紙、カーテン、床材等を中心とするインテリア事業の基盤再構築を進めるとともに、オフィス、ホテル、商業施設等の非住宅分野における需要の取り込みを強化してまいります。 また、内装設計・施工、家具・什器の提案等を行うスペースソリューション事業の拡大を通じて、空間提案力の向上を図ってまいります。 ④ノバレーゼ・エスクリ事業における事業基盤の強化 ノバレーゼ・エスクリ事業においては、ブライダル市場を取り巻く環境変化を踏まえつつ、各社が有するブランド力、営業力、運営ノウハウ及び顧客基盤の融合を進め、事業基盤の強化を図ってまいります。あわせて、経営統合を通じてサービスのさらなる磨き上げ、人材の確保・育成及び運営効率の向上を目指してまいります。 ⑤事業会社間の連携強化によるグループシナジーの創出 当社グループは、各事業会社が有する顧客基盤、商品・サービス、営業機能及び運営ノウハウを相互に活用し、グループシナジーの創出を推進してまいります。 ノバレーゼ及びエスクリとの連携においては、当社の法人向けを中心とするBtoB領域と、ブライダル・レストランを中心とするBtoC領域を組み合わせることで、施設稼働の効率化を図るとともに、宴会需要の取り込みや建築不動産関連事業の拡大等を通じて、収益基盤の増強を進めてまいります。あわせて、周辺事業の安定的かつ持続的な成長に資する施策の実行を推進してまいります。 また、リリカラとの連携においては、相互送客の推進に加え、スイングスペース顧客の活用等を通じて、空間需要の取り込みを強化してまいります。 これらの取り組みにより、各事業会社の強みを活かした連携を深化させ、グループ全体としての成長力及び収益力の向上を図ってまいります。 ⑥人材の確保と育成 当社グループが持続的に成長していくためには、各事業の専門性を支える多様な人材の確保と育成が重要であると認識しております。各社の事業特性に応じた採用・育成を進めるとともに、教育体制の充実及び適材適所の配置を通じて、組織力の向上に努めてまいります。 ⑦管理体制の強化 連結子会社の増加及び事業領域の拡大に伴い、グループ経営管理、コンプライアンス、リスク管理及び内部統制の重要性は一層高まっております。当社は、各事業会社の特性を踏まえつつ、グループとしての管理基準及びモニタリング体制のさらなる改善を目指し、経営の透明性及び健全性の確保に努めてまいります。
事業等のリスク2,069字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの状況及び経理の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項及びその他投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を記載しております。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 (1)特に重要な事業等のリスク リスク項目   リスクの内容   主要な取り組み   影響度   蓋然性 固定資産の減損   ・取得した固定資産につき、当初想定していた成果や利益が見込めず、減損する必要が生じる ・特に、M&Aにおいて、以下のような事象が発生した際に、買収時に発生したのれん及び無形資産や取得した有価証券等を減損する必要が生じる (1)買収した事業において継続的な需要を維持することが困難な場合 (2)当社グループのサービスと買収した事業との間でシナジー効果が得られない場合 (3)買収時に想定しなかった重大な問題点が買収後に発見された場合   ・各事業の施設における稼働率向上施策や固定費削減等経営効率化に向けた施策の実施 ・当社グループのサービスと親和性の高い企業との業務・資本提携やM&Aを実施することでシナジー効果を発生させる ・事前に財務・税務・法務等詳細なデューデリジェンスを実施 ・経営会議等において買収価格の適切性に関する審議を実施 ・買収後のシナジー実現に向けたフォローアップや定期的なモニタリング   大   中 原料価格の高騰   当社グループが運営する施設、レストラン、ブライダル事業やインテリア事業において使用する食材や水道光熱費、内装材の価格が高騰、または調達が困難になる   ・適切なマーケティングと価格設定 ・仕入れ先の多様化   中   高 感染症の流行、自然災害、不景気等に伴う需要の減少   以下のような事象が発生した際の、フレキシブルオフィスおよびブライダル事業等の利用キャンセルおよび新規予約の減少が発生する可能性 ・新型コロナウイルス感染症を例とするような治療方法が確立されていない感染症が流行 ・大地震等の自然災害が発生 ・景気後退により、企業および一般消費者が支出を抑える動きが広がった場合   <撤退を柔軟にすることが可能な体制> ・定期借家契約では、契約期間中の解約が基本的に不可能な中、当社では全契約の約4割を短期間(半年等)で解約可能な契約としている <市況に応じた柔軟なサービス提供> ・左記のような状況となった場合、当社の既存の枠組み・不動産を活用した新サービスを組成し、新たな需要への対応を実施   大   中 (2)その他の重要な事業等のリスク リスク項目   リスクの内容   主要な取り組み   影響度   蓋然性 フレキシブルオフィス事業の物件・スペース確保の難化   ・不動産市況その他の要因により新規物件が計画どおりに確保できない ・既存物件の賃貸借契約が計画どおりに延長できない   ・新規物件の確保については、不動産オーナーのニーズを的確に把握 ・既存物件の賃貸借契約の延長については、不動産オーナーによる再開発計画の進捗等を的確に把握し、延長交渉を実施   大   低 運営する事業の 業界における競争激化   ・競争激化に伴う販売単価の低下により利幅が縮小する ・競合に対応するための各種方策の実施に伴うコストが増加する   ・マルチブランド戦略により競合他社よりも幅広い顧客層を取り込む ・付随する多様なサービスを展開 ・顧客ニーズに応じた付加価値の高いサービスの開発による差別化   中   中 個人情報等の取扱い   個人情報を含む顧客及び取引先の機密情報が、外部からの不正アクセスや社内管理体制の不備、災害の発生等により外部へ漏洩、消滅、改ざんや不正利用が発生した場合に社会的信頼を失い、顧客の利用が減少する   ・情報の取扱いに関わる社内規定の整備 ・定期的な従業員教育の実施 ・システムのセキュリティ強化 ・インシデントが発覚した際の対応フローの整備   中   中 採用の難化   サービス業界における採用環境が悪化し、採用計画が達成できず、グループ全体の事業計画に支障がでる   ・採用活動と企業ブランディングの強化 ・人事制度の見直し/改定や研修の充実化   中   中 借入金に係る期限の 利益の喪失   ・業績又は財政状態の悪化等により、借入契約の一部に付している財務制限条項に抵触した場合、期限の利益を喪失する ・金融市場の混乱や金融機関の融資姿勢の変化等により資金調達が困難となった場合には、財政状態及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす   •財務制限条項及び借入条件の定期的な確認 •資金繰り計画の作成・更新 •金融機関との良好な関係維持 •資金調達手段の多様化 •投資案件ごとの採算性・財務影響の検証   中   低
経営成績の分析 (MD&A)7,108字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①経営成績の状況 連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、中東情勢を背景とした原油価格・エネルギーコストの動向、物価上昇の継続、米国の通商政策をはじめとする海外経済の不確実性、金融資本市場及び為替市場の変動等により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。こうした経済環境のもと、当社グループを取り巻く事業環境は、企業活動の活発化や対面でのコミュニケーション需要の底堅さ、出社を軸とした働き方の定着、国内外の人流回復等を背景に、貸会議室・宿泊・料飲を含む空間サービス需要が堅調に推移いたしました。 こうした状況のもと、主力であるフレキシブルオフィス事業は、会議やセミナー、研修等を対面で実施する需要の高まりは依然として継続しており、時間貸し、期間貸しともにそれらの需要を確実に取り込むことにより稼働が好調に推移しました。また、飲食を伴う懇親会の需要も対面でのコミュニケーション需要の高まりにより、当第4四半期連結会計期間においてコロナ禍以前の水準を超えております。ホテル・宿泊研修事業においては、旅行や出張等のビジネス利用に加えてインバウンド需要の増加、新規出店の寄与や既存店の高稼働・高単価の継続により、当社リゾートホテル・ビジネスホテル等の宿泊サービス売上高は通期で過去最高を更新いたしました。2025年12月においてもフランチャイズで運営する新たなアパホテルを大分県大分で開業いたしました。また、2026年3月にも富山県魚津、兵庫県姫路で新たなアパホテルを開業しております。 また、当社が中長期的な企業価値向上のために注力しているM&A・政策投資に関しては、前連結会計年度より連結子会社化したリリカラ株式会社および株式会社ノバレーゼとの協業を推進いたしました。さらに、当社は、2025年11月14日付でブライダル事業を展開する株式会社エスクリのA種種類株式3,000株のうち、2,000株について、普通株式対価取得請求権を行使し、同社普通株式9,969,852株を取得いたしました。これにより、当社が所有する同社普通株式総数は12,619,852株、議決権比率は53.76%となり、同社は、当社の連結子会社となりました。なお、残りのA種種類株式1,000株については2026年3月31日に金銭対価取得請求権を行使いたしました。また、株式会社ノバレーゼと株式会社エスクリは、2026年4月1日付で、両社対等の精神の下で経営を統合し、株式会社ノバレーゼを存続会社、株式会社エスクリを消滅会社とする合併を行い、株式会社オンザページとして発足いたしました。今後は本経営統合を通じて、両社の強みを活かし、事業基盤の強化および収益性向上を図ってまいります。今後も引き続き、グループ間での協業を推進いたします。 上記の結果、当連結会計年度における売上高は114,357百万円(前期比93.1%増)、営業利益は10,301百万円(前期比74.1%増)、経常利益は9,098百万円(前期比56.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12,293百万円(前期比224.4%増)となり、売上高および営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも過去最高を更新いたしました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益が前年同期に比べ、大幅に増加しておりますが、これは、当第4四半期連結会計期間に、従来より当社が保有するアパホテル〈TKP日暮里駅前〉の信託設定および信託受益権の譲渡並びに賃貸借契約を締結し、特別利益を11,861百万円計上したことによるものです。 ② 連結業績 (単位:百万円) 2025年2月期   2026年2月期   前期比 売上高   59,208   114,357   +93.1% EBITDA   7,743   15,211   +96.4% 営業利益   5,915   10,301   +74.1% 経常利益   5,825   9,098   +56.2% 親会社株主に帰属する当期純利益   3,789   12,293   +224.4% (注)EBITDAは営業利益に減価償却費、のれん償却費、長期前払費用償却費を加算して算出しております。 なお、貸会議室事業のKPI(重要業績評価指標)である有効会議室面積1坪あたり売上高は、前年同四半期比で売上高が増加し、有効会議室面積を拡大する中でも+2,861円と上昇しております。 フレキシブルオフィス事業のKPIである有効面積1坪あたり売上高の推移 (単位:円) 第1四半期 連結会計期間平均   第2四半期 連結会計期間平均   第3四半期 連結会計期間平均   第4四半期 連結会計期間平均 2025年2月期(A)   46,923   42,301   47,496   42,885 2026年2月期(B)   48,924   47,123   51,591   45,746 (B)-(A)   +2,001   +4,822   +4,095   +2,861 (注)坪あたり売上高:会議室やレンタルオフィスの室料、オプション料、料飲売上高等、会議室やレンタルオフィス利用に付随する売上高の合計を有効面積で割った数値 有効面積:レンタル可能な面積の合計(施設の共用部分や宿泊施設の客室等、会議やレンタルオフィスとして利用されない面積は含まず、コワーキングスペース等は含む) なお、当連結会計年度より当該KPIの算出方法を見直し、非直営・送客施設を除いたことにより、過年度の数値も変更しております。 ホテル・宿泊研修事業のKPI(重要業績評価指標)として当連結会計年度より、宿泊施設数およびRevPARの推移を追加しております。前年同期比RevPARが増加し、+540円となっております。 ホテル・宿泊研修事業のKPI(重要業績評価指標)である宿泊施設数及びRevPAR推移 (単位:円) 第1四半期平均   第2四半期平均   第3四半期平均   第4四半期平均 2025年2月期   RevPAR   8,281   8,574   9,345   7,825 施設数   19施設   22施設   23施設   26施設 2026年2月期   RevPAR   8,974   8,127   9,840   8,365 施設数   27施設   30施設   30施設   31施設 前年同期比   RevPAR   +693   △447   +495   +540 施設数   +8施設   +8施設   +7施設   +5施設 (注)RevPAR:平均客室単価と客室稼働率を掛け合わせた数値 なお、当社グループは、前連結会計年度より、「空間再生流通事業」、「リリカラ事業」及び「ノバレーゼ事業」をセグメント情報として開示しております。詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に記載のとおりであります。なお、第3四半期連結会計期間より株式会社エスクリを連結子会社化したことにより、「ノバレーゼ事業」から「ノバレーゼ・エスクリ事業」へ名称の変更をしております。 セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。 (空間再生流通事業) 当連結会計年度の業績は、売上高は52,277百万円(前期比24.0%増)、セグメント利益は6,749百万円(前期比 23.1%増)となりました。 (リリカラ事業) 当連結会計年度の業績は、売上高は33,201百万円(前期比93.8%増)、セグメント利益は856百万円(前期比93.9%増)となりました。なお、リリカラ株式会社は、前第3四半期連結会計期間より損益計算書を連結しております。 (ノバレーゼ・エスクリ事業) 前連結会計年度から新たに報告セグメントとして追加した「ノバレーゼ事業」は当社の連結子会社の株式会社ノバレーゼおよびその子会社にて構成されておりましたが、第3四半期連結会計期間より株式会社エスクリを連結子会社化したことにより、「ノバレーゼ・エスクリ事業」に名称を変更しております。なお、株式会社ノバレーゼは、前連結会計年度においては、貸借対照表のみを連結しておりましたが、第1四半期連結会計期間より損益計算書を連結しております。また、株式会社エスクリは、当第4四半期連結会計期間より、損益計算書を連結しております。 当連結会計年度の業績は、売上高は29,190百万円、セグメント利益は2,743百万円となりました。 ③財政状態の状況 当連結会計年度において、fabbit事業の事業譲受に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額を用いております。 また、当連結会計年度において、株式会社エスクリを連結の範囲に含めたことに伴い、資産及び負債の額が総じて増加しております。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ33,351百万円増加し、68,626百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加31,040百万円があったことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ16,105百万円増加し、102,225百万円となりました。主な要因は、建物及び構築物の増加8,342百万円、敷金及び保証金の増加6,432百万円があったことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ10,613百万円増加し、43,400百万円となりました。主な要因は、1年内返済予定の長期借入金の増加3,338百万円、未払法人税等の増加1,532百万円、契約負債の増加1,171百万円があったことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ26,992百万円増加し、70,140百万円となりました。主な要因は、長期借入金の増加26,182百万円があったことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ11,850百万円増加し、57,309百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加12,293百万円があったことによるものであります。 ④キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ30,854百万円増加し、45,383百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、13,967百万円(前期比174.1%増)となりました。主な要因は、固定資産売却益11,863百万円があった一方で、税金等調整前当期純利益20,148百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により得られた資金は、1,843百万円(前期は21,300百万円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出9,742百万円、投資有価証券の取得による支出3,332百万円、敷金及び保証金の差入による支出2,966百万円があった一方で、有形固定資産の売却による収入13,941百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入4,072百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により得られた資金は、15,043百万円(前期は1,336百万円の支出)となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出12,190百万円、自己株式の取得による支出4,049百万円があった一方で、長期借入れによる収入32,995百万円があったことによるものであります。 ⑤仕入、生産、受注及び販売の実績 当社グループにおいては、リリカラ事業以外における仕入及び生産は僅少のため、仕入実績についてはリリカラ事業におけるインテリア事業及びスペースソリューション事業のみ、生産実績についてはリリカラ事業におけるスペースソリューション事業のみ記載しております。 また、受注実績については、当社グループ各社の受注概念が異なるため、リリカラ事業におけるスペースソリューション事業及びノバレーゼ・エスクリ事業におけるブライダル事業のみ記載しております。 なお、当連結会計年度において各実績に著しい変動がありました。これは、リリカラ事業において、前第3四半期連結会計期間よりリリカラ株式会社の業績が、ノバレーゼ・エスクリ事業において、第1四半期連結会計期間より株式会社ノバレーゼの業績が、第4四半期連結会計期間より株式会社エスクリの業績が、それぞれ反映されていることによるものであります。 a.仕入実績 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) リリカラ事業   17,194   214.2 b.生産実績 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) リリカラ事業   5,959   147.2 c.受注実績 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) リリカラ事業   6,050   248.3   661   160.5 セグメントの名称   受注組数(組)   前年同期比(%)   受注残組数(組)   前年同期比(%) ノバレーゼ・エスクリ事業   11,361   -   9,040   164.5 d.販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 空間再生流通事業   52,277   124.0 リリカラ事業   33,201   193.9 ノバレーゼ・エスクリ事業   29,190   - なお、空間再生流通事業のサービス別売上高は以下のとおり推移しております。 空間再生流通事業 サービス別売上高四半期推移 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成には、資産・負債及び収益・費用に影響を与える見積りを必要とする箇所がございます。 当社グループが採用している重要な会計方針及び重要な見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 「(1)経営成績等の状況の概要 ③財政状態の状況」に記載のとおりであります。 2)経営成績 「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 3)キャッシュ・フローの状況の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ④キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 4)資本の財源及び資金の流動性 (資金需要) 当社グループの資金需要は、主に各事業の運営に係る運転資金、既存施設・設備の維持更新に係る資金、並びに新規出店、設備投資及び事業基盤の強化等の成長投資に係る資金であります。 (財務政策) 各事業の運営及び成長投資に係る資金需要について、営業活動により獲得したキャッシュ・フローを充当することを基本としつつ、必要に応じて金融機関からの借入等を活用することで、手元流動性の確保に努めております。 また、必要に応じた保有資産の流動化等により資金効率及び資本効率の向上を図り、成長投資に機動的に対応できる財務基盤の構築を進めてまいります。 b.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状態を判断するための客観的な指標等 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状態を判断するための客観的な指標等につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。

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開示資料

出典

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