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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

GA technologies

3491 · Growth · 不動産業

AIで不動産投資をオンライン完結へ。投資用不動産マーケットプレイス「RENOSY」と不動産業務SaaS「ITANDI」を両輪に成長。

概要

GA technologiesは、AIを活用した不動産投資プラットフォーム「RENOSY」を中核とする不動産テクノロジー企業である。2013年設立、2018年に東証マザーズに上場。2025年10月期の売上収益は2489億円、従業員数は1665人。東京都港区六本木に本社を置き、RENOSYマーケットプレイス事業とITANDI事業の2セグメントで、不動産の売買・管理から業務支援SaaSまでを手掛ける。

RENOSYとITANDIの二軸で構成する事業ポートフォリオ

当社グループは、売上収益の97%を占めるRENOSYマーケットプレイス事業と、SaaS型業務支援が中心のITANDI事業、さらにM&A仲介などのその他事業で構成される。RENOSYマーケットプレイス事業では、AI不動産投資サービス「RENOSY」を通じて国内中古不動産の購入・売却DX、高級賃貸仲介、米国不動産のワンストップサービス、タイ駐在員向け賃貸プラットフォーム、中華圏投資家向け「神居秒算」などを展開している。ITANDI事業では、賃貸会社向けSaaS「ITANDI賃貸管理」「ITANDI賃貸仲介」、業者間サイト「ITANDI BB」、売買営業支援「ITANDI売買」、基幹ソフト「賃貸名人」などを提供し、不動産業務のデジタル化を支えている。2025年10月期のセグメント利益は、RENOSYマーケットプレイス事業が127億円、ITANDI事業が13億円である。

ストック収入が60%超を占める収益構造

RENOSYマーケットプレイス事業の収益は、物件販売によるフロー収入と、賃貸管理やサブスクリプションサービスによるストック収入に分かれる。同社は質の高い物件に絞った仕入れと、購入DXから売却DX、管理までの一気通貫サービスにより、リカーリングビジネス粗利を拡大している。2025年10月期のリカーリングビジネス粗利は116億円(前年比48.8%増)で、全社のネット売上収益442億円の約26%を占める。また、RENOSY会員数は60.6万人(前年比17%増)、サブスクリプション契約戸数は4.4万戸(同36%増)と、ストック基盤が着実に積み上がっている。ITANDI事業のARR(年次経常収益)は48億円、チャーンレートは0.44%と高い継続率を示す。

38の国と地域ではなく、日本・米国・タイ・中国を結ぶクロスボーダー展開

RENOSYマーケットプレイス事業は、国内の首都圏中古コンパクトマンションを主力としつつ、米国不動産投資サービス(RW OpCo, LLC)で現地の物件調達・管理・売却をワンストップで提供する。タイでは駐在員向け賃貸プラットフォーム「dearlife by RENOSY」を運営し、中華圏投資家向けには「神居秒算」を通じて日本不動産の情報提供と販売を行う。ITANDI事業は国内の不動産会社を対象としているが、同社グループは57社の子会社を通じてこれらの事業を展開しており、海外子会社も含めて地域に根差したサービスを提供している。

M&Aで獲得した子会社群が成長を牽引

当社グループは、2018年以降に複数の子会社をM&Aでグループ化し、事業基盤を拡大してきた。2018年10月にはリーガル賃貸保証(現RENOSY ASSET MANAGEMENT)、イタンジ、イエスリノベーション(現RENOSY DESIGN & BUILD)などを完全子会社化。これにより、賃貸保証・SaaS・リノベーション機能を獲得し、RENOSYエコシステムを強化した。その後も株式会社パートナーズ、株式会社RENOSY Ricordi、株式会社Modern Standard、RW OpCo, LLC、株式会社神居秒算、株式会社ダンゴネット、株式会社Housmart、株式会社マーキュリー、株式会社スピカコンサルティングなどを傘下に収めている。M&A対象企業は迅速に業績改善を果たし、グループ全体の成長に寄与している。

業界の中での役割は不動産取引のオンラインマーケットプレイスと、不動産会社向け業務支援SaaSを提供する不動産テック企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,489億円
営業利益
71億円
営業利益率
2.9%
純利益
39億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01不動産投資主力

AI不動産投資サービス「RENOSY」において、投資用不動産の購入・売却・管理をオンラインでワンストップ提供。高級賃貸、米国不動産投資、タイ駐在員向け賃貸、中華圏投資家向けプラットフォームなども展開。

主な製品・サービス4
RENOSY
AIを活用した不動産投資プラットフォーム。物件検索から購入、管理、売却までをオンラインで完結。
MODERN STANDARD
首都圏の高級賃貸物件に特化した仲介サービス。オンラインでの内見や3D内見に対応。
dearlife by RENOSY
タイ駐在員向けの不動産賃貸プラットフォーム。日本人スタッフが対応。
神居秒算
中華圏の投資家向け日本不動産情報プラットフォーム。

02不動産業務SaaS主力

不動産賃貸会社・仲介会社向けに、業務効率化を実現するSaaSシリーズ「ITANDI」を提供。賃貸管理、仲介、売買支援、データプラットフォームなど、業界のデジタル化を推進。

主な製品・サービス4
ITANDI賃貸管理
賃貸管理業務をデジタル化するSaaS。入居者管理、家賃収納、契約更新などを一元管理。
ITANDI賃貸仲介
賃貸仲介業務を効率化するSaaS。空室情報の共有や内見管理が可能。
ITANDI売買
不動産売買仲介の営業支援システム。顧客管理や物件情報の共有を支援。
ITANDI BB
不動産業者間で物件情報をやり取りするマーケットプレイス。

03その他(M&A仲介)副次

完全業界特化型M&A仲介サービスを提供。不動産業界に特化し、テクノロジーを活用したスピーディで透明な仲介を実現。

主な製品・サービス1
M&A仲介サービス
不動産業界に特化したM&A仲介。譲渡企業と譲受企業のマッチングから成約までを支援。

製品と技術

AIとデータで不動産取引を変える「RENOSY」

RENOSYは、AIを活用した独自のスコアリングで投資用不動産を評価し、購入希望者とのマッチングを迅速化するプラットフォームである。物件の仕入れから販売、管理、売却までをオンラインで完結できる「マネージド・マーケットプレイス」を特徴とし、中間業者を排除することで売手・買手双方にメリットをもたらす。2018年には不動産広告の自動読み取りに関する特許を申請。また、RENOSY上ではAI査定による売却価格のリアルタイムチェックや、資産管理アプリを通じた確定申告サポートなども提供する。2025年10月期時点で、RENOSY会員数は約60.6万人、サブスクリプション契約戸数は約4.4万戸に達している。

賃貸・売買業務をデジタル化する「ITANDI」SaaS群

ITANDI事業は、不動産会社向けに複数のSaaSプロダクトを展開する。中核は「ITANDI賃貸管理」「ITANDI賃貸仲介」(旧ノマドクラウド)で、内見予約から申込、契約までをオンライン化し、3年連続で仲介会社利用率No.1を獲得している。また、業者間サイト「ITANDI BB」は管理会社と仲介会社をマッチングし、空室情報の流通を効率化。売買領域では営業支援SaaS「ITANDI売買(PropoCloud)」を提供する。さらに、賃貸管理業務の基幹ソフト「賃貸名人」もグループに加わり、幅広いニーズに対応。2025年10月期の導入社数は5211社、導入プロダクト数は1.5万件、チャーンレートは0.44%と低水準である。

ブロックチェーンと電子契約で不動産手続きを効率化

2018年10月、同社はブロックチェーン技術を活用した電子契約サービス「電子契約くん」をリリースした。同時に申込受付システム「申込受付くん」の導入社数No.1を達成。これらのサービスは不動産取引における書類手続きのペーパーレス化と迅速化に貢献している。また、オンライン融資申込・審査手続システム「Mortgage Gateway」も提供開始し、金融機関との連携を強化。これらのツール群はRENOSYおよびITANDIのエコシステムと連携し、不動産取引の完全デジタル化を推進する基盤となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

不動産テック、急成長中も低収益

GA technologiesは不動産業に属し、売上高約1900億円(2024/10期)と成長著しい。営業利益率は1.95%と極めて低く、同業のロボットホームなどと比べても低収益。AIを活用した不動産テックプラットフォームを提供し、SaaS型で急拡大中。競合の大東建託は従来型ビジネスで高収益だが、GAは成長重視の戦略。収益性改善が最大の課題。

強み

  • 売上高が前期比30%増と、業界で群を抜く成長率。
  • AI・データ活用で不動産取引を効率化し、独自性を発揮。
  • 顧客・物件情報を集約するプラットフォームが強固なネットワーク効果。
  • 不動産テック市場は成長途上で、先行者利益を享受。

課題

  • 営業利益率1.95%と低く、投資回収が急務。
  • 大手不動産会社もテック投資を強化し、競争が激化。
  • 成長優先で費用先行、黒字化のタイミングが重要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がGA technologies

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 12件

渋谷の小さな会社から不動産テックへ:2013年の創業

2013年3月、東京都渋谷区渋谷に株式会社GA(現GA technologies)が設立された。同年4月に宅地建物取引業免許を取得し、不動産事業の基盤を整えた。2014年1月には商号を株式会社Global GAに変更し、同年2月に本社を渋谷区広尾へ移転。創業間もないこの時期、同社はまだAIやテクノロジーを前面に出す前の、従来型の不動産会社としてスタートした。しかし、2016年7月に横浜国立大学とAIの共同研究を開始したことで、テクノロジーを核とする方向性が明確になる。

プラットフォーム「RENOSY」のリリースとマザーズ上場への道

2016年8月、中古不動産流通プラットフォーム「RENOSY」をリリース。これはAIによるスコアリングで優良物件を厳選し、購入から管理までオンラインで完結するサービスで、同社の事業の中核となる。2017年6月には大阪支社、2018年5月には名古屋営業所を開設し、国内拠点を拡大。2018年7月、東京証券取引所マザーズに株式を上場する。上場時の売上収益は2018年10月期で201億円、純利益4億円。上場により資金調達力を高め、その後の積極的なM&Aの原資とした。

2018年の集中買収でグループ体制を一気に構築

上場からわずか3か月後の2018年10月、同社は集中的なM&Aを実施した。リーガル賃貸保証株式会社(現RENOSY ASSET MANAGEMENT)の完全子会社化、イタンジ株式会社の株式取得および簡易株式交換による完全子会社化、イエスリノベーション株式会社(現RENOSY DESIGN & BUILD)の完全子会社化。同時に、株式会社RENOSY FINANCEの設立、本社を港区六本木へ移転、さらにはブロックチェーン事業や電子契約サービスの開始など、事業領域を一気に拡大した。この戦略により、不動産取引の周辺業務(賃貸保証、SaaS、リノベーション、金融)を自社グループに取り込み、垂直統合型のビジネスモデルを確立した。

業容拡大と収益性向上を両立した中期経営計画の期間

2024年6月に公表した中期経営計画では、フロービジネスのトップライン拡大とストックビジネスの積み上げ、四半期業績の平準化を掲げた。その結果、2025年10月期の売上収益は2489億円(前年比31.1%増)、営業利益は71億円(同92.1%増)と大幅に改善。RENOSY会員は60万人超、サブスクリプション契約戸数は4.4万戸に達した。ITANDI事業もARR48億円、導入社数5211社と堅調に成長。同社はテクノロジーとリアルを組み合わせた参入障壁の高いビジネスモデルで、不動産テック市場でのリーディングカンパニーを目指している。

年表12件を開く

2010年代

  • 2013年3月創業東京都渋谷区渋谷に株式会社GA(現 株式会社GA technologies)設立
  • 2013年4月宅地建物取引業免許取得
  • 2014年1月商号変更株式会社Global GAに商号変更
  • 2014年2月本社を東京都渋谷区広尾に移転
  • 2016年7月横浜国立大学とAI(人工知能)の共同研究を開始
  • 2016年8月中古不動産流通プラットフォーム「RENOSY(リノシー)」をリリース
  • 2017年6月大阪支社開設
  • 2018年5月名古屋営業所開設
  • 2018年7月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2018年8月不動産広告の自動読み取りに関する特許申請
  • 2018年9月Blockchain Strategy Center立ち上げ
  • 2018年10月M&AGA Fundの組成に関する検討を開始 リーガル賃貸保証株式会社(現 株式会社RENOSY ASSET MANAGEMENT)の株式取得による完全子会社化 イタンジ株式会社の株式取得及び簡易株式交換による完全子会社化 株式会社RENOSY FINANCEの設立 不動産オーナー向けアプリのサービス提供開始 本社を東京都港区六本木に移転 オンライン融資申込・審査手続システム「Mortgage Gateway(モーゲージ ゲートウェイ)」のサービス提供開始 中古マンション売却サービス「RENOSY SELL(リノシー セル)」のサービス提供開始 RENOSY STAND SHIBUYA オープン 福岡営業所開設 ブロックチェーンを利用した電子契約サービス「電子契約くん」のサービス提供開始 RENOSY SHOWROOM ROPPONGI オープン イエスリノベーション株式会社(現 株式会社RENOSY DESIGN & BUILD)の株式取得による完全子会社化 申込受付システム「申込受付くん」の導入社数がNo.1認定 札幌営業所開設 株式会社RENOSY Xの設立 収益物件リノベーションサー

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 継続的なネット売上収益成長率30%
  • 継続的なSaaS売上収益成長率30~40%
  • 売上総利益率20%以上
  • コア事業利益率20%以上
  • キャッシュ・コンバージョン・サイクル30日以内

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コア事業の強化:不動産DXエコシステム完成

    不動産投資領域で売る・買う・貸す・借りるをオンラインで一気通貫で提供し、圧倒的なシェアを獲得する。具体的には、主力中古マンション市場でのシェア拡大、デジタルマーケティングによる集客強化、AI査定活用による不動産売却獲得強化などに取り組む。

  2. 02

    コア事業の海外展開:グローバル化加速

    米国・アジア・欧州の3拠点でクロスボーダー取引拡充の基盤を確立する。米国事業の利益成長加速、進出地域の拡大、アジア市場での顧客獲得強化、クロスボーダー不動産取引の強化などに取り組む。

  3. 03

    第三の収益の柱創出:テクノロジー戦略強化

    データマネタイゼーションやAIによる最適な顧客提案、業務ノウハウの形式知化と自動化により、新たな収益源を獲得しテックを活用したビジネスのスケール化を目指す。

  4. 04

    M&A戦略を通じた成長

    新規領域参入や既存事業拡大(エリア拡大、プロダクト拡充、顧客獲得)等を目的にM&Aを活用し、非連続な成長を実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で1,665人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は770万円で、7期前と比べて+12.8%平均年齢は32.5歳、平均勤続年数は3.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年10月210
2019年10月68330.51.6347
2020年10月73031.11.6571
2021年10月68030.32.2739
2022年10月73031.32.5967
2023年10月73031.73.21,090
2024年10月73032.03.31,487249
2025年10月77032.53.71,665426

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年10月期・提出会社(単体)
女性管理職比率22.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率90.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 12 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
東京本社 — 東京都港区3,863百万円
RENOSYマーケットプレイス事業 その他事業 全社(共通)
ITANDI事業 — イタンジ株式会社(東京都港区)1,026百万円
RENOSYマーケットプレイス事業 — RW OpCo, LLC (アメリカミネソタ州)672百万円
RENOSYマーケットプレイス事業 — 株式会社パートナーズ(東京都港区)442百万円
大阪支社 — 大阪府大阪市253百万円
RENOSYマーケットプレイス事業
ITANDI事業 — 株式会社マーキュリー(東京都新宿区)103百万円
福岡営業所 — 福岡県福岡市99百万円
RENOSYマーケットプレイス事業
RENOSYマーケットプレイス事業 — 株式会社RENOSY Ricordi (東京都港区)96百万円
仙台営業所 — 宮城県仙台市32百万円
RENOSYマーケットプレイス事業
名古屋営業所 — 愛知県名古屋市16百万円
RENOSYマーケットプレイス事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社RENOSY Ricordi (注)1、3
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Modern Standard
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    RW OpCo, LLC (注)2、5
    アメリカ ミネソタ州
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社RENOSY ASSET MANAGEMENT
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Core Asset Management
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 海外
    RENOSY (Thailand) Co., Ltd. (注)2
    タイ バンコク都
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社神居秒算
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    イタンジ株式会社
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ダンゴネット(注)2
    東京都 武蔵野市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Housmart (注)2、8
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マーキュリー(注)6
    東京都 新宿区
    議決権55.4%
  • 国内
    株式会社スピカコンサルティング
    東京都 港区
    議決権78.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • その他44社その他44社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は2,489億円営業利益71億円前期と比べると増収増益で、売上が+31.1%、利益が+91.9%。

売上高
+31.1%
2,489億円
営業利益
+91.9%
71億円
純利益
+129.4%
39億円
営業利益率
2.9%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2026年10月期

項目会社予想前期実績
売上高3,230億円2,489億円
営業利益100億円71億円
純利益55億円39億円
1株あたり配当¥13¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は1,424億円、営業利益は38億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+28.5%、営業利益は−9.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q241−5−2.1−5
2023年2Q393143.69
2023年3Q35672.02
2023年4Q4764
2024年1Q34341.21
2024年2Q516173.38
2024年4Q1,040161.58
2025年2Q1,108423.822
2025年4Q1,381292.117
2026年2Q1,424382.720

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2014年10月期からの12期で、売上は7億円から2,489億円へ355.6倍に増えた。直近期の営業利益率は2.9%。売上は11期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社Global GAに商号変更
2014年10月700
2015年10月3210
2016年10月54−1−1
大阪支社開設
2017年10月9633
東京証券取引所マザーズに株式を上場 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2018年10月20164
2019年10月393105
2020年10月631179
2021年10月749−15−9
2022年10月1,13654
2023年10月1,4661610
2024年10月1,89937301.917
2025年10月2,48971622.939

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高2,489億円のうち、営業利益として残るのは71億円2.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は39億円、売上の1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.0%2,067億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.0%349億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.9%71億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.7pt
2.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.6pt
1.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.6pt
14.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年10月期は営業CFが159億円、投資CFが−36億円で、差し引きのフリーCFは123億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は304億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年10月−2−14−33
2017年10月5−1−245
2018年10月5−1222−720
2019年10月12−3444−2242
2020年10月23−3835−1563
2021年10月26−19827153
2022年10月22−30−27−8118
2023年10月68−21847175
2024年10月36−4830−12193
2025年10月159−36−14123304

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2025年10月期の総資産は824億円。このうち返さなくてよい自己資本が308億円で、自己資本比率は37.4%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年10月11049.2
2015年10月31221.5
2016年10月7072.1
2017年10月103733.6
2018年10月44242055.2
2019年10月118586048.6
2020年10月2745921521.6
2021年10月48617730936.4
2022年10月55219335935.0
2023年10月61420640833.5
2024年10月77222754029.4
2025年10月82430850937.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
304億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
66億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
509億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
61
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率131社中23位あたり、逆に低いのは配当利回り131社中129位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.5%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.9%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
37.4%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
31.1%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,522で、1年前と比べて-29.2%過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。

¥1,522-3.1%1ヶ月+1.1%1年-29.2%時価総額625億円
過去52週の値幅
安値¥1,214高値¥2,559

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.9倍
PER (会社予想)11.4倍
PBR1.90倍
配当利回り0.85%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月20日に1583円と前日比+6.46%と急伸し、直近1ヶ月で+17.7%と上昇基調を強めています。25日移動平均線(1435円)を約10%上回って推移し、75日線も上抜けています。ただし52週高値2559円からは約38%下の水準であり、戻り相場の途上と見られます。出来高は直近で26万株超と増加しており、買い意欲の強さがうかがえます。RSIは64.6と過熱感はまだ高くなく、上値余地を探る展開が続く可能性があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER14.7倍(フォワード10倍)は同業平均14.2倍に近く、PBR1.65倍も平均1.73倍とほぼ同水準。ROEは14.5%と高いが、配当利回り0.98%は平均3.07%を大きく下回る。売上高は増加傾向だが営業利益率が低く、バリュエーションは概ね妥当と評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.9倍14.9倍
PER (予想)11.4倍
PBR1.90倍1.84倍
ROE14.5%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

不動産テックとして急成長し、売上高が前年比約36%増と高い伸びを示す。強気派は成長性とテクノロジーによる差別化、PER14.7倍の成長株としての割安感を評価。弱気派は営業利益率が低く、成長に伴うコスト増、不動産市況依存のリスク、同業との競合激化を懸念。

プラスに働く材料7
  • 高い成長率

    売上高29%増、成長持続が期待

  • テクノロジー優位性

    AI評価で効率的な物件マッチング

  • 成長株としてのバリュエーション

    PER14.7倍は高成長を考慮すれば割安

  • 売上高2年連続30%超成長で収益改善2025/10期影響

    FY2025/10売上高2489億円(前年比+31%)、営業利益71億円で営業利益率2.85%に改善

  • 予想PER10倍は成長率対比割安継続影響

    予想PER10倍は業界平均比約40%ディスカウント、成長率考慮で更に割安

  • 外国人保有率29.5%・需給改善期待不定影響

    外国人保有率29.5%と高水準、株価下落で買い戻し期待

  • 低金利継続で不動産テック追い風金融政策次第影響

    日本銀行の低金利政策が不動産取引活性化に寄与、業績上振れ余地

マイナスに働く材料7
  • 低収益率

    営業利益率2%未満、収益性は低い

  • 不動産市況依存

    金利上昇で取引減少リスク

  • 競争激化

    他社も不動産テックに参入し差別化困難

  • 営業利益率2.85%と依然低位通年影響

    FY2025/10予想営業利益率2.85%は業界平均対比低く、収益性課題

  • 不動産市況悪化で売上鈍化リスク不定影響

    住宅着工減少や金利上昇で需要減、売上高30%超伸びが鈍化する可能性

  • 過去1年株価28%下落、バリュートラップ懸念継続影響

    株価1323円と52週安値近辺、PER14.7倍も成長鈍化で下落継続リスク

  • 競合増加でシェア低下リスク中期的影響

    不動産テック市場に新規参入増、差別化困難でシェア低下の可能性

次の決算で確かめる点
取扱物件数
プラットフォームの成長度合いを示す
営業利益率
収益性改善の進捗を測る
リピート率・顧客数
プラットフォームの定着度と競争力

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13いまの株価に対する利回りは0.85%。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
0.85%
いまの株価に対して
配当性向
11.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ5,368人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.7%を占め、残る78.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
個人・その他57.156.155.052.251.246.2
外国法人13.325.124.119.723.829.3
事業法人19.716.516.114.815.814.6
金融機関8.71.21.54.77.07.1
証券会社1.00.83.08.31.92.6
外国人個人0.10.20.30.30.30.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01樋口 龍25.82
02合同会社GGA11.25
03THE BANK OF NEW YORK 133612 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)6.49
04THE BANK OF NEW YORK 133652 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)4.04
05BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.29
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.14
07日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.13
08福田 俊孝2.10
09樋口 大1.88
10久夛良木 健1.86

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-04
    樋口 龍
    変更報告
    25.82%
  • 2026-06-03
    樋口 龍
    新規の大量保有報告
    25.82%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で−100%、1株純資産は11期で−100%。直近期のROEは14.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2014年10月135,492355,01447.2
2015年10月22135764.3
2016年10月−7
2017年10月1316147.6
2018年10月189628.845.8
2019年10月192038.951.8
2020年10月3120214.092.5
2021年10月−25503−7.2
2022年10月115272.1130.9
2023年10月285595.140.9
2024年10月466157.922.2
2025年10月9875114.520.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/10期の役員報酬は総額208百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
樋口龍代表取締役社長 執行役員 CEO4315,219,000
櫻井文夫取締役副社長 執行役員 CSO6760,000
樋口大取締役専務 執行役員36770,000
後藤正徳取締役常務 執行役員 CTO4979,000
久夛良木健取締役76765,000
グジバチ・ピョートル・フェリクス取締役51
松葉知久取締役(監査等委員)47
桑原利郎取締役(監査等委員)72
庄司愛取締役(監査等委員)55
中島和人72

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)417817845
社外取締役730304

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,468字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、主に、当社(株式会社GA technologies)及び子会社57社より構成されており、その主要な事業及び当該各事業における当社及び主要企業の位置づけは次のとおりです。 セグメントの名称   事業内容   主要な会社 RENOSYマーケットプレイス事業   ・AI不動産投資サービス「RENOSY」において、不動産の購入DXサービスを提供 ・AI不動産投資サービス「RENOSY」において、不動産の売却DXサービスを提供 ・AI不動産投資サービス「RENOSY」において、高級賃貸サービスを提供 ・AI不動産投資サービス「RENOSY」において、米国不動産の購入・管理運用・売却をワンストップで提供 ・不動産オーナー向けにサブスクリプション(定額利用)で様々な管理プランを提供 ・タイ駐在員向け賃貸プラットフォーム「dearlife by RENOSY」の運営 ・中華圏の投資家向け不動産プラットフォームのウェブサイト「神居秒算」の運営及び関連事業   当社 株式会社パートナーズ 株式会社RENOSY Ricordi 株式会社Modern Standard RW OpCo, LLC 株式会社RENOSY ASSET MANAGEMENT 株式会社Core Asset Management RENOSY(Thailand)Co., Ltd. 株式会社神居秒算 ITANDI事業   ・賃貸会社向けSaaSシリーズ「ITANDI賃貸管理」「ITANDI賃貸仲介(旧ノマドクラウド)」や不動産業者間サイト「ITANDI BB」の開発、運営 ・不動産営業支援SaaS「ITANDI売買(PropoCloud)」の開発、運営 ・賃貸管理業務の基幹ソフトウエア「賃貸名人」の開発、運営 ・テクノロジーを駆使した不動産業界向けデータプラットフォーム事業   イタンジ株式会社 株式会社ダンゴネット 株式会社Housmart 株式会社マーキュリー その他事業   ・完全業界特化型M&A仲介サービスの提供   株式会社スピカコンサルティング (「RENOSYマーケットプレイス」事業) 「RENOSYマーケットプレイス」事業では、AI不動産投資サービス「RENOSY」において、不動産の購入DXサービス、売却DXサービス、高級賃貸サービス及び米国不動産の購入・管理運用・売却をワンストップで提供、不動産オーナー向けにサブスクリプション(定額利用)で様々な賃貸管理サービスの提供、タイ駐在員向け不動産プラットフォーム「dearlife by RENOSY」の運営、中華圏の投資家向け不動産プラットフォームのウェブサイト「神居秒算」の運営等を行っております。各事業の概要は以下のとおりです。 ① 不動産の購入DX及び売却DX(当社、株式会社パートナーズ、株式会社RENOSY Ricordi) 不動産投資領域において、投資や運用の提案から契約、その後の管理や売却までオンラインで完結できるマーケットプレイスの構築で、顧客が不動産の売買や管理をより手軽に実現できるサービスを提供しております。具体的には、AIを活用した独自のスコアリングを活用し、個人・法人より資産価値の高い優良物件を仕入れ、これらの物件と物件購入を希望する買い手との取引を速やかに成立させる仕組みの提供、スムーズなオンライン手続き、資産管理アプリの開発・運営等を通じて、一気通貫で顧客の資産形成をサポートしております。また、顧客の保有する物件に関して、AI査定で不動産の相場やニーズをリアルタイムでチェックできるサービスを提供しており、顧客が適正な価値で所有する不動産を売却する機会を提供するとともに、顧客から直接買い取りのサービスも行っております。 また、新築の投資物件の開発、購入、販売も行っております。 ② 高級賃貸サービス(株式会社Modern Standard) 不動産の高級賃貸領域において、高い集客力を生かし、首都圏を中心とする高級マンションの賃貸仲介業務を行っております。具体的には、主に、不動産サービスサイト「MODERN STANDARD」を運営し、高所得者へオンラインでのヒアリングや物件紹介、3D内見に対応した高級不動産の賃貸仲介事業を行っております。 ③ 米国不動産の購入・管理運用・売却サービス(当社、RW OpCo, LLC) 日本及び米国在住の不動産投資家向けに米国不動産投資サービスなどを提供しております。具体的には、RW OpCo, LLC及びその子会社の米国全土に広がるネットワークと豊富な管理実績を生かして、顧客の資産形成や投資ニーズに応じたカスタムメイド型の物件選定・調達に加え、修繕、賃貸管理、売却に至るまでの一連のプロセスをワンストップでサポートしております。 ④ 不動産オーナー向けにサブスクリプション(定額利用)で、様々な賃貸管理サービスの提供(株式会社RENOSY ASSET MANAGEMENT、株式会社Core Asset Management) 当社の購入DX等で購入した不動産の賃貸管理サービス等を提供しております。ウェブ集客力により、素早く優良入居者の入居を実現し、東京都心の賃貸物件をはじめとした豊富な仲介実績に基づく適正な賃料査定・売却価格査定の提供、所有物件の情報、入居状況、毎月の送金内容の確認や確定申告のサポート等を実現するアプリの提供により、顧客の不動産管理をサポートしております。 ⑤ タイ駐在員向け不動産プラットフォーム「dearlife by RENOSY」の運営(RENOSY(Thailand)Co., Ltd.) タイの日本人駐在員向けに不動産賃貸仲介業を行っております。具体的には、物件のご案内、ご入居後のアフターサービス、デポジット返金交渉等、すべて日本人の現地スタッフが対応することにより、安心・安全なお住まいの提供を行っております。 ⑥ 中華圏の投資家向け不動産プラットフォームのウェブサイト「神居秒算」の運営等(株式会社神居秒算) 中華圏を中心とする投資家である顧客が主に日本の不動産を取得するための不動産プラットフォームを提供しております。具体的には、サービスサイト「神居秒算」を運営しており、中華圏の投資家に有益な日本の不動産情報を提供し、日本国内の不動産事業者に対しては中華圏の投資家への販売チャネルを提供しています。また、自社で中華圏の投資家向けに不動産の販売もしくは仲介等を行っております。 (「ITANDI」事業) 不動産仲介会社・管理会社向け業務支援システム事業(イタンジ株式会社、株式会社ダンゴネット、株式会社Housmart、株式会社マーキュリー) 「ITANDI」事業は、不動産の賃貸領域において、テクノロジーによって不動産賃貸のプロセスをオンラインで完結させる仕組みを提供しております。 BtoBサービスの主要なサービスラインとして、不動産賃貸関連業務を一気通貫でデジタル化可能にする賃貸会社向けSaaSシリーズ「ITANDI賃貸管理」及び空室物件を掲載する管理会社と消費者に物件を紹介したい仲介会社をマッチングし、取引を効率化するマーケットプレイスである「ITANDI賃貸仲介(旧ノマドクラウド)」、不動産業者間サイト「ITANDI BB」、不動産売買仲介向けの営業支援システムである「ITANDI売買(PropoCloud)(プロポクラウド)」、テクノロジーを駆使した不動産業界向けデータプラットフォーム事業があり、様々なクラウド(SaaS)等のサービスを提供しております。 また、その他に、不動産業界向けソフトウエアパッケージの開発・販売・保守も行っております。 (「その他」事業) 「その他」事業では、主にM&A仲介及びコンサルティング事業等を行っております。事業の概要は以下のとおりです。 M&A仲介及びコンサルティング事業(株式会社スピカコンサルティング) 豊富な成約実績のあるプロフェッショナルプレイヤーが、業界への深い理解と、自社が持つ数々のテクノロジーを活かし、従前よりスピーディ、かつ透明で利便性の高い完全業界特化型M&A仲介サービス、及び株式価値向上のためのコンサルティング等を提供しています。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題6,304字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を生む世界のトップ企業を創る。」を理念に掲げ、各産業、業界の課題をテクノロジーで解決し、透明性が高く、なめらかな顧客体験を提供することを基本的な方針としております。 (2)経営環境及び経営戦略 ① 企業構造及び主要サービス 当社グループは、当社及び子会社57社で構成され、RENOSYマーケットプレイス事業、ITANDI事業、その他事業を行っております。 RENOSYマーケットプレイス事業のうち、オンライントランザクションは、AI不動産マーケットプレイス「RENOSY」において、国内不動産の購入及び売却サービス、米国不動産の購入・資産管理・売却サービス、高級賃貸サービスの提供、及び中華圏の投資家向け不動産プラットフォームのウェブサイト「神居秒算」の運営及び関連事業を行っております。また、サブスクリプションとして、国内・海外の不動産オーナー向けにサブスクリプション(定額利用)で様々な管理プランの提供及びタイ駐在員向け賃貸プラットフォーム「dearlife by RENOSY」の運営を行っております。 ITANDI事業においては、賃貸会社向けSaaSシリーズ「ITANDI賃貸管理」「ITANDI賃貸仲介(旧ノマドクラウド)」、不動産業者間サイト「ITANDI BB」の開発・運営、不動産営業支援SaaS「ITANDI売買(PropoCloud)」の開発、運営、賃貸管理業務の基幹ソフトウエア「賃貸名人」の開発・運営、テクノロジーを駆使した不動産業界向けデータプラットフォーム事業、等を行っております。 その他事業としては、完全業界特化型M&A仲介サービスの提供等を行っております。 ② 競争優位性 当社グループには以下の点で競争優位があると考えております。 競争優位性   内容 オンライン不動産取引のパイオニア   ・AI不動産による強みで短期間での売上拡大、低い在庫回転期間及び売上高有利子負債比率を実現 ・不動産取引だけでなくSaaSビジネスも展開 リアルとテクノロジーを組み合わせた参入障壁の高い独自のビジネスモデル   ・マネージド・マーケットプレイスによる高品質な商品の提供 ・RENOSYマーケットプレイス上で取引が完結することにより中間業者による中間マージンカットで売手、買手のメリットに ・長期間が必要なリアルオペレーションの構築に不動産取引のオンライン化による顧客体験向上を掛け合わせることにより参入障壁が高い 優良顧客基盤によるストックビジネス   (RENOSYマーケットプレイス事業) ・既存会員やリファラルからの収入(ストック収入)が60%超 ・高属性のRENOSY会員が約60万人 ・約60万人のRENOSY会員に対して、潜在的な顧客は約1,000万人と既存会員数に対して市場のポテンシャルは大きい (ITANDI事業) ・個々のプロダクトを個別に提供するのではなく、不動産管理、仲介の業務全般をカバーするSaaSプロダクトを顧客に提供しており、これらのプロダクトはリアルタイム制を用いることで利便性が高く、高いブランド認知を獲得している。 ・内見予約、申込、契約サービス3年連続仲介会社利用率No.1(注1) ・仲介会社向け業務効率化サービス、売上に対する満足度、サポート体制満足度、3年連続仲介会社利用率No.1(注1) ・業者間流通サイト、管理会社に導入してほしい業者間サイト、使いやすい業者間サイトNo.1(注2)   (注1) リーシングマネジメントコンサルティング株式会社「これからの賃貸住宅市場はどう変わる?2025年のトレンド分析」。 (2025/2/27) n=275 (注2) [調査実施機関]株式会社産業マーケティングコンサルティング [調査期間]2022年2月21日~4月8日 [調査対象]顧客管理システムを導入している都道府県庁所在地・政令指定都市を中心とした宅地建物取引業者名簿に登載されている宅地建物取引業者。 [調査方法]電話ヒアリング調査+FAXアンケート [ヒアリング件数]電話2,900件、アンケート送付426件 [有効回答数]145件(※賃貸仲介でCRMシステムを導入している会社) [分析]有効回答数の多かった4つのシステムで比較。 ネットワーク性が高く継続的に拡大するマーケットプレイス   ・質や量が担保されたマーケットプレイス内での購入DXに加えて、売却DXの強化によりネットワーク効果が高まる好循環モデル M&A戦略を通じた非連続の成長力   ・①市場シェア及び商流拡大、②優良顧客(反響)獲得、③商品ラインナップ拡充、④メディア強化、⑤サービスカバレッジ拡大を軸に、国内、海外でM&Aを展開 ・過去に実施したM&A対象企業はスピーディに業績を改善 ③ 事業を行う市場の状況 当社グループが事業を行う市場の状況は以下の通りであります。 a) 市場規模 不動産投資市場は約77兆円(注1)の市場があり、当社のRENOSYマーケットプレイス事業が現在注力している首都圏の中古マンションのうち50㎡未満の市場は約2.6兆円(注2)となります。また、不動産テック市場は約2.3兆円(注3)、ITANDI事業が狙う市場規模は3,620億円(注4)となっており、当社グループは成長の可能性を秘めた巨大な市場を事業対象としております。 b) ネット不動産の到来 2022年5月の宅建業法の改正により不動産のオンライン取引が可能となっており、「ネット不動産」が到来しております。当社グループは「ネット不動産」業界の先駆者であり、リーディングカンパニーを目指しております。 c) 若年層における持ち家比率の低下 日本における持ち家比率は低下傾向(注5)であり、若年層における投資不動産の需要は拡大しております。 d) 中古住宅流通比率の向上 中古不動産流通量は増加傾向で、他の国と比較しても成長の余地が大きい状況にあります。既存住宅流通比率は日本は2013年34.4%から2022年42.3%まで増加(注6)、2018年時点で同比率は米国81.0%、英国85.9%、フランス69.8%(注7)となっております。 (注1)出所:ニッセイ基礎研究所不動産投資レポート(2023年7月18日) (注2)株式会社東京カンテイ「プレスリリース 首都圏の新築・既存マンション市場規模」(2021年1月)および「プレスリリース 首都圏新築・既存マンション市場動向」(2021年5月)発表結果、東日本不動産流通機構発表の登録物件データ、不動産投資市場上位10社のデータを参考に推計。 (注3)出典:矢野経済研究所「不動産テック市場の現状と展望 2024」。 (注4)各プロダクトの合計ARR=①仲介会社向け既存プロダクトARR+②管理会社向け既存プロダクトARR+③管理会社向け新プロダクトARR | ①仲介会社向け既存プロダクトARR=仲介会社数×ARPU | ②管理会社向け既存プロダクトARR=管理会社数×ARPU | ③管理会社向け新プロダクトARR=管理会社数×ARPU | 仲介会社数=不動産業者数×仲介会社率 |管理会社数=不動産業者数×管理会社比率。他事業との兼業のため重複あり。 (注5)令和2年版厚生労働白書(厚生労働省) (注6)一般社団法人不動産流通経営協会「既存住宅流通量の地域別推計について」(令和6年) (注7)中古住宅販売率。国土交通省「既存住宅市場の活性化について」(令和2年) ④ 経営戦略 当社グループの成長戦略は以下のとおりです。 a)当社グループが目指す10年後の世界 ・不動産をワンクリックでカンタンに取引 ・ネット不動産のエコシステムの完成により不動産業界のDX変革を実現。リアル×テックのノウハウを活用して更なる産業DXを強力に推進 b)RENOSYマーケットプレイス事業 ・RENOSY会員数の拡大により取引量並びに賃貸管理件数の増加につなげ、更に売却数が増えることでネットワーク効果が高まりマーケットプレイスとしての地位を確立する。 ・更に、RENOSYマーケットプレイスの売買が拡大することで、スケール化が進展し、商品ラインアップ拡充や市場シェア拡大を通じたネットワーク効果の発現、認知度の拡大による成約率上昇や広告宣伝費率低減、リピート顧客増加による人件費率の低減等により、マージンを拡大する。 c)ITANDI事業 ・導入社数の増加とプロダクトのシェアや利用数の増加により、ITANDI BBの掲載数とPVの増加につなげ、指数関数的な利益成長の可能性をもたらすプラットフォームパワーを生み出す。 ・また、賃貸管理システムであるITANDI管理クラウドを起点に、基幹システムのアップセル、基幹システムのオンプレ版からクラウド版への移行、イタンジ既存プロダクトのクロスセル等により、ロングテールへの導入社数拡大とARPU向上を両立する。 d)海外展開 ・ストックビジネスによる安定的収益を確保しつつ、蓄積されたノウハウや知見、利益をフロービジネスに投下し成長を加速させ、グローバルでのネットワーク効果拡大を実現する。 e)不動産データ戦略 ・当社グループは全国約12万社ある不動産会社のうち、合計約7,400社の顧客に既に業務支援SaaSサービスを提供している。また、コンパクトマンションの約50%のデータ及び年間入居申込の約40%のデータを保有しており、不動産テック分野では競争優位性が高い。このような豊富なデータ量と高度なデジタル化により業界で独自の地位を確立することを目指す。 f)M&A戦略 ・新規領域参入や既存事業拡大 (エリア拡大やプロダクト拡充、顧客獲得)、等を目的にM&Aを活用 g)財務戦略 ・長期でのフリー・キャッシュ・フローを最大化させることを経営目的とし、中期的には、マーケットプレイス事業及びSaaS事業を軸とした価値向上による売上総利益の最大化を目指す ・営業キャッシュ・フローや有利子負債等から得られたキャッシュを主に事業投資及びM&Aに積極的に投下し、成長の加速化を図る。 ・成長投資を最優先にしながら中長期的な株価上昇を実現し、TSR(株主総利回り)の向上を図るとともに、安定的かつ継続的な配当による株主還元を基本方針とする。 ・中期目標として、継続的なネット売上収益成長率30%、継続的なSaaS売上収益成長率30~40%、売上総利益率20%以上、コア事業利益率20%以上、キャッシュ・コンバージョン・サイクル30日以内、自己資本比率30~40%程度を設定 h)人事戦略) 戦略   主な施策   内容 パフォーマンス最大化の仕組み構築   採用   ・リファラル採用強化による、マッチ人財の獲得 ・GAリクルーターによる採用アトラクト力の強化 育成   ・抜擢/育成プランの立案・実行 ・管理職向け研修・サポートツールの拡充 評価報酬   ・全社横断を前提とした、シンプルで分かりやすい報酬制度の策定 配置   ・人財ポートフォリオに基づく能動的配置 ・成長・キャリア支援を目的とした異動の推進 パフォーマンス最大化の環境構築   安心安全   ・育児支援(休暇・手当・サポート) ・LGBTQ各種制度制定 健康   ・フレックスタイム、リモートワーク導入 ・ストレスチェック年2回実施 文化コミュニティ   ・ヨココミュニティの強化 成長キャリア   ・事業成長人財に対する、キャリア/成長/挑戦 支援施策の拡充 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社が対処すべき主な課題は、以下のとおりであります。 当社は2024年6月に2026年10月期までの中期経営計画を策定しており、当該計画の実現が優先的に対処すべき課題と認識しております。当該計画の主な内容は以下の通りであります。 ①戦略 a) コア事業の強化:不動産DXエコシステム完成 不動産投資領域で売る・買う・貸す・借りるをオンラインで一気通貫で提供し、圧倒的なシェアを獲得 注力ポイント   具体的な取り組み   重要KPI RENOSYオンライントランザクション   ・主力中古マンション市場でのシェア拡大 ・デジタルマーケティングによる集客強化 ・AI査定活用による不動産売却獲得強化   ・市場シェア20%以上 ・認知度70%以上 ・直接調達比率50%以上 RENOSYサブスクリプション(国内)   ・ノンオーガニック含めた管理戸数拡大 ・スケールメリットを生かした生産性向上   ・管理戸数5万戸以上 ・事業利益率25%以上 ITANDI   ・注力エリアにおける賃貸管理SaaS利用のマーケットシェア拡大 ・プラットフォームパワーの醸成及びクロスセル効果の発現   ・全国シェア37%(利用管理戸数約720万戸) ・導入プロダクト数1.5万プロダクト 売買仲介(Housmart 他)   ・売買仲介SaaS利用のマーケットシェア拡大 ・Sales増強による高成長率の実現   ・全国市場シェア率10%前後(売買契約数約12万件) ・事業売上CAGR50%以上 b) コア事業の海外展開:グローバル化加速 米国・アジア・欧州3拠点でのクロスボーダー取引拡充の基盤を確立 注力ポイント   具体的な取り組み   重要KPI 欧米市場   ・米国RW OpCoの利益成長加速 ・進出地域の拡大   ・事業利益率10% ・1ヶ国⇒3ヶ国 アジア市場   ・顧客獲得強化(累計仲介件数) ・進出地域の拡大     ・約2万件⇒約2.5万件 ・5つの国と地域⇒8つの国と地域 グループシナジー   ・クロスボーダー不動産取引強化   ・海外売上100億円以上 c) 第三の収益の柱創出:テクノロジー戦略強化 新たな収益源の獲得とテックを活用したビジネスのスケール化 注力ポイント   具体的な取り組み   重要KPI データマネタイズ   ・データマネタイゼーション   ・データ活用ビジネス売上収益20億円以上 テクノロジー力向上   ・AIによる最適な顧客提案 ・個人の業務ノウハウの形式知化と自動化   ・商談成約率20%向上 ・賃貸管理定型業務90%以上削減 テクノロジー投資   ・テクノロジー人材採用及び育成強化   ・テクノロジー投資率10%以上 ②数値目標 中期経営計画の最終事業年度である2026年10月期において、以下の数値目標を目指します。 a)連結 売上収益   323,000百万円 ネット売上収益   55,900百万円 売上総利益   54,100百万円 事業利益   10,000百万円 コア事業利益率   17.9% b)RENOSYマーケットプレイス 売上収益   313,700百万円 事業利益   16,500百万円 c)ITANDI 売上収益   8,400百万円 事業利益   1,460百万円
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会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)不動産取引市場の動向について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループが属する不動産業界は、景気動向、金利水準、地価水準等の変化による不動産取引市場の動向に影響されます。したがって、不動産取引市場の動向が顧客の不動産投資意欲に影響を与えることにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 不動産取引市場の冷え込み等により当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、不動産市場の動向を注視するとともに、当該動向に柔軟に対応できる体制構築に努めております。 (2)競合について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループが属する不動産業界は、競合他社が多く存在しており、また、M&A仲介業は現在のところ、特に関係省庁の許認可や資格が不要であるため参入障壁が比較的低い事業であると認識しています。今後、他社の参入等により十分な差別化ができなくなり、競争が激化した場合には、価格競争や顧客の離反及び販売件数の減少並びに仕入価格の上昇等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 競争激化により当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、ITを活用した投資用不動産プラットフォーム「RENOSY(リノシー)」を利用する等、他社と差別化を図っております。また、M&A仲介事業においては、当社グループが培った不動産事業へのAIやデータ活用などのノウハウをM&A領域に活用することで他社との差別化を図っております。当社グループは、今後も「RENOSY」の機能向上やM&A仲介事業へのテクノロジー活用により他社との差別化を強化する方針であります。 (3)賃貸物件の空室時のリスクについて ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループは、販売した投資用不動産の賃貸管理業務まで一気通貫でサービス提供を行っておりますが、購入した顧客と当該賃貸物件の一部について空室時の家賃を当社グループが負担する契約を行っております。当社グループでは、空室率を低下させるための施策を講じているものの、空室が多くなった場合には、当社グループの費用負担が増加し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当社グループが販売している投資用不動産は東京を主とする、国内主要都市圏の駅から近い、単身者用マンションであることから、現時点においては、当該リスクが顕在化する可能性は低いと考えております。もっとも、中長期的には、景気後退、金利上昇、人口動態の変化、賃貸需要の地域的偏在等により、想定通り空室率を抑制できない場合、リスクが変化していく可能性はありえると考えております。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、AI技術を用いた、空室リスクの低い投資用不動産の特定及び販売、並びに短期間での原状回復など様々な施策を講じております。 (4)有利子負債の増加に伴う金利変動リスク及び在庫保有リスクについて ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループは、投資用不動産の販売を行っておりますが、仕入から販売までの期間が短いため、基本的に当該不動産を長期間に亘り保有することはなく、投資用不動産の仕入のために有利子負債残高が高水準になる可能性は高くありません。しかしながら、例外的に長期間保有する場合には、借入れによる資金調達が増え、有利子負債残高が高まる可能性があります。その場合には、金利負担の増加や棚卸資産の評価損等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、仕入から販売までの期間が想定以上に長期化した場合には、販売価格の値引きにより販売を促進する施策をとる可能性があります。その場合には、利益率の悪化等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当社グループは投資用不動産の仕入から販売までのプロセスについて、テクノロジーを導入した結果、在庫保有期間を短くするオペレーションを確立しており、通常の事業運営の範囲において当該リスクが顕在化する可能性は低いと考えております。しかしながら、当該リスクが顕在化した場合に一定のインパクトがあると認識していることから、投資用不動産については物件の仕入基準を設けた上で、AI技術を用い、在庫品質及び在庫量管理を徹底することで、当該リスクの低減に努めております。 (5)資金調達リスクについて ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループの事業資金及び投資資金の一部は、金融機関からの借入や社債の発行等により調達しています。このため、景気の後退、金融市場の悪化、金利の上昇、当社グループの信用力の低下や格付けの引き下げ、業績及び事業環境の悪化等の要因により、当社グループが望む条件で適時に資金調達を行えない可能性があります。 また、当該金融機関からの借入等の一部にコベナンツ(財務制限条項)が付されています。コベナンツに抵触する事象が発生した場合、当該債務について期限の利益を喪失し、その結果、当社グループの財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 資金調達環境の変化や当社グループの業績の悪化により、今後の安定的な資金調達に支障が出るリスクは一定程度あるものと認識しております。当社グループは、金融機関との緊密な関係の構築、資金調達方法の拡大等により、現状、安定的な資金調達が実施できておりますが、より一層の調達環境の良化・安定化に努めてまいります。 (6)技術革新等について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループは、AI不動産投資サービスブランド「RENOSY」を活用することで、業務の効率化や情報収集力の強化、データ分析による顧客への効果的な広告配信に努め、他社と差別化を図っております。今後は既存システムの改善に加え、それらのBtoB販売を含めた様々な可能性を想定しておりますが、「RENOSY」がサービスを提供しているIT技術分野は技術進歩が速く、当社グループが想定する以上の技術革新により、当社グループの技術やサービスが競争力を失うような事態が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当社グループは常に最先端のIT技術を当社グループのサービスに導入するべく事業運営を心掛けておりますが、IT技術の技術進歩の方向性やスピードは予測することが困難であることから、当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。しかしながら、当社グループは、このようなリスクを低減するために継続的に最新の技術をもったエンジニアの採用及び継続的な社内研修を行うなどの対応を取っております。 (7)システムトラブルについて ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループの事業は、コンピュータ・システムを結ぶ通信ネットワークに依存しており、自然災害や事故等により通信ネットワークが切断された場合には、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループではセキュリティ対策やシステムの安定性確保に取り組んでおりますが、何らかの理由によりシステムトラブルが発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。そのため、当社グループのデータをクラウド上で保有するなどの対応を取っております。 (8)法的リスクについて ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループが属する不動産業界は、「宅地建物取引業法」、「建設業法」、「国土利用計画法」、「建築基準法」、「都市計画法」、「建物の区分所有等に関する法律」、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」、「借地借家法」、「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」等の法的規制を受けております。また、米国事業については、連邦法をはじめ各州法の遵守が求められます。当社グループではこれらの法的規制を遵守するように努めておりますが、法令違反が発生した場合や新たな法令の制定・法令の改正等が行われた場合、当社グループの事業活動が制約を受け、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 M&A仲介業務については、現在のところ、特に関係省庁の許認可等の制限を受けることはありませんが、M&Aは金融商品取引法、会社法及び各種税法といった各種法令の影響を受けやすい構造となっております。今後、法令等の制定、改廃により、M&A取引の拡大、促進に影響を及ぼすものがあったときは、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、当連結会計年度末において、当社グループに重大な影響を及ぼす訴訟は提起されておりませんが、将来、重要な訴訟が発生し、当社グループに不利な判断がなされた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 なお、当社グループは事業活動を行うに際し以下の許認可を得ております。また、米国事業については、各州毎にReal Estate Brokerage Licenseを取得しております。いずれも、現在、許認可が取消となる事由は発生しておりません。しかしながら、今後、何らかの理由によりこれらの許認可の取消等があった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当社グループは法務部が中心となって各種法的規制に対応し、またリスク管理・コンプライアンス委員会において、リスク管理及びコンプライアンス計画を推進しております。そのため、当該リスクが顕在化する可能性は低いものと考えておりますが、法令の解釈・運用は必ずしも一義的ではなく、行政当局による判断や監督方針の変更等により、万が一、法的規制に抵触した場合には極めて大きな問題に発展する可能性のある重要なリスクであると認識しております。当社グループは、このようなリスクを低減するために法務部及びリスク管理・コンプライアンス委員会直下のコンプライアンス小委員会において各社法令等の改正等を適時にキャッチアップするとともに、新規事業の開始時点においても、法務部のコンプライアンスチェックや外部弁護士と連携する体制を整備しており、法令違反等の予防に努めております。また、定期的に各部署及び各グループ会社に関連するコンプライアンス研修を実施し、当社グループのコンプライアンス意識の向上を図っています。 (当社) 許認可の名称   所管官庁   許認可の番号   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   国土交通省   国土交通大臣(2) 第9135号   2027年2月22日   宅地建物取引業法 第66条、第67条及び第67条の2 一般建設業許可   東京都   東京都知事許可 (般-3)第145636号   2026年8月18日   建設業法 第29条及び 第29条の2 特定建設業許可   東京都   東京都知事許可 (特-3)第145636号   2026年8月18日   建設業法 第29条及び 第29条の2 マンション管理業登録   国土交通省   国土交通大臣(2) 第034425号   2029年3月8日   マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第83条 (イタンジ株式会社) 許認可の名称   所管官庁   許認可の番号   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   東京都   東京都知事(2) 第103729号   2029年7月26日   宅地建物取引業法 第66条、 第67条及び第67条の2 (株式会社RENOSY ASSET MANAGEMENT) 許認可の名称   所管官庁   許認可の番号   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   国土交通省   国土交通大臣(2) 第009817号   2030年11月5日   宅地建物取引業法 第66条、第67条及び第67条の2 マンション管理業登録   国土交通省   国土交通大臣(2) 第034543号   2030年12月1日   マンションの管理の適正化の推進に関する法律 第83条 賃貸住宅管理業   国土交通省   国土交通大臣(1) 第4254号   2027年3月14日   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律 第23条 (株式会社Core Asset Management) 許認可の名称   所管官庁   許認可の番号   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   国土交通省   国土交通大臣(4) 第086249号   2026年8月4日   宅地建物取引業法 第66条、第67条及び第67条の2 賃貸住宅管理業   国土交通省   国土交通大臣(1) 第0000852号   2026年8月31日   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律 第23条 (株式会社Modern Standard) 許認可の名称   所管官庁   許認可の番号   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   東京都   東京都知事(4) 第091130号   2029年11月20日   宅地建物取引業法 第66条、 第67条及び第67条の2 賃貸住宅管理業   国土交通省   国土交通大臣(1) 第7525号   2027年7月19日   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律 第23条 (株式会社RENOSY FINANCE) 許認可の名称   所管官庁   許認可の番号   有効期限   取消事由 貸金業登録   東京都   東京都知事(3) 第31767号   2028年11月29日   貸金業法 第24条の6の4及び 第24条の6の5 (株式会社パートナーズ) 許認可の名称   所管官庁   許認可の番号   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   国土交通省   国土交通大臣(1) 第10432号   2028年6月15日   宅地建物取引業法 第66条、第67条及び第67条の2 不動産特定共同事業者   東京都   東京都知事 第126号   -   不動産特定共同事業法 第11条及び第36条 賃貸住宅管理業   国土交通省   国土交通大臣(2) 第005441号   2027年5月24日   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律 第23条 住宅宿泊管理業者登録   国土交通省   国土交通大臣(01) 第F04095号   2030年1月23日   住宅宿泊事業法 第42条及び第43条 (株式会社RENOSY Ricordi) 許認可の名称   所管官庁   許認可の番号   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   東京都   東京都知事(2) 第9396号   2028年7月27日   宅地建物取引業法 第66条、 第67条及び第67条の2 賃貸住宅管理業   国土交通省   国土交通大臣(1) 第2077号   2026年10月19日   賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律 第23条 (株式会社神居秒算) 許認可の名称   所管官庁   許認可の番号   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   東京都   東京都知事(1) 第108819号   2028年1月20日   宅地建物取引業法 第66条、 第67条及び第67条の2 (株式会社RENOSY DESIGN&BUILD) 許認可の名称   所管官庁   許認可の番号   有効期限   取消事由 宅地建物取引業免許   東京都   東京都知事(1) 第113377号   2031年1月16日   宅地建物取引業法 第66条、第67条及び第67条の2 一般建設業許可   東京都   東京都知事許可 (般-7)第160975号   2030年9月29日   建設業法 第29条及び 第29条の2 一級建築士事務所   東京都   東京都知事 第66902号   2030年10月14日   建築士法 第9条 (9)情報の管理について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループは、会員やオーナーの個人情報を保有しており、「個人情報の保護に関する法律」の適用を受けております。また、株式会社RENOSY Xでは、金融機関を対象としたシステムの受注開発・サービス提供を行っており、「FISC(金融情報システムセンター)」安全対策基準に対応した体制の構築と運用が求められています。何らかの理由でこれらの情報が漏洩してしまった場合、信用失墜、取引停止、損害賠償請求等が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当社グループにおいて個人情報保護管理体制を、また、システムの開発を行う子会社では、FISC安全対策基準やISO27001を充足した管理体制を構築、運用しております。当該リスクが顕在化する可能性は低いものの、万が一、情報漏洩が発生した場合には、極めて大きな問題に発展する可能性があると認識しております。当社グループは各社プライバシーマーク、ISMSの認証を取得するとともに、各種情報の取り扱いの重要性については、社内研修等を通じて社員へ啓発活動を継続的に実施するなどの施策を講じております。 (10)知的財産権について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループは現在、他社の知的財産権を侵害している事実は認識しておりません。しかしながら、当社グループの認識していない知的財産権が既に成立していることにより当社グループの事業運営が制約を受ける場合や第三者の知的財産権の侵害が発覚した場合等においては、信用失墜や損害賠償請求等が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、第三者が当社グループの技術などを使用し、市場において当社グループの競争力に悪影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当社グループは第三者の知的財産権を侵害しないような体制を構築しておりますが、万が一、当社グループが第三者の知的財産権を侵害してしまった場合には、極めて大きな問題に発展する可能性のある重要なリスクであると認識しております。当社グループは、これらのリスク低減を図るために、新規事業の開始時点において、法務部のコンプライアンスチェック(第三者の知的財産権の侵害等の確認を含む)を受けるなどのプロセスを設け、知的財産権等を侵害することがないよう運営しております。 また、第三者が当社グループの技術などを使用する可能性は常にあるものと認識しております。当該リスク低減を図るために、商標登録や自社製品に関する特許を取得することで第三者による知的財産権の侵害を防いでおります。 (11)自然災害について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループが事業展開している地域は、首都圏や関西圏が中心となっておりますが、これらの地域で不測の大規模地震や台風等の自然災害等が発生した場合、当社グループの不動産価値の低下や事業展開に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当該リスクは発生する可能性は低いと想定されますが、発生した場合のインパクトは相応にあると認識しております。 そのため当社グループは、常にリモート対応ができるようなシステム環境を整備する等、物理的に当社グループの本社や支店の設備に依存しないようなビジネス体制を構築しております。 (12)人材の確保・育成について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループは、オンラインのみならず実業でのオペレーションも有していることから、今後の事業拡大のために優秀な人材の確保、育成並びに事業成長に必要となる人員数の確保が重要な課題であると認識しており、積極的に人材を採用しておりますが、必要な人材を確保できない可能性や育成した人材が当社グループの事業に十分に寄与できない可能性があります。その場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当該リスクが発生する可能性は常に一定程度あり、発生した場合、特に当社グループの成長に対して相応のインパクトがあるものと認識しております。当社グループは、これらのリスク低減を図るために、幅広い採用ルートから積極的に人材を採用していくとともに、研修の実施等により人材の育成に取り組んでいく方針であります。 (13)特定の経営者への依存について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループは、代表取締役社長執行役員CEO 樋口龍に当社グループの経営の重要な部分を依存しております。何らかの理由により同氏による当社グループ業務の遂行が困難となった場合には、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当該リスクが発生する可能性は低いものの発生した場合に相応のインパクトがあるものと認識しております。 当社グループは、同氏に過度に依存しないよう、内部管理体制の整備、人材の育成を行う等体制の整備に努めております。 (14)配当政策について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社は、健全な財務体質を維持するとともに将来の事業拡大および競争力強化に必要な成長投資とのバランスを考慮しながら、各期の経営成績、財政状態およびキャッシュ・フローの状況等を総合的に勘案し、剰余金の配当による利益還元を行うことを基本方針としております。 当社は、これまで事業の成長段階にあることから、更なる成長に向けた事業基盤の拡充や新規事業への成長投資、 テクノロジー基盤の拡大を行うことで、高い成長を実現し企業価値を向上していくことが株主の皆様に対する最大の利益還元に繋がると考え、創業以来配当を実施しておりませんでした。しかし、業績の進捗状況および収益基盤の安定化を踏まえ、規律あるキャピタル・アロケーションの観点から、当期より剰余金の配当を実施することといたしました。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当社は当期より剰余金の配当を開始することを予定しておりますが、不動産市況、金利動向、競争環境の変化や成長投資・M&Aの実行等により、業績やキャッシュ・フローが変動した場合には、配当方針や配当水準の見直しが生じる可能性があります。これらのリスクは、経済環境や事業環境の変化に応じて発生するものです。 当社は、安定的な収益基盤の構築およびキャッシュ・フロー管理を行うとともに、配当については、各期の業績、財政状態および将来の成長投資の状況を踏まえ、規律あるキャピタル・アロケーションのもとで判断してまいります。 (15)M&Aについて ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループは、企業価値を継続的に向上させる上で有効な手段となる場合や、市場において短期間で優位性を確立するといった大きな相乗効果が見込める場合には、今後も必要に応じてM&Aを実施する方針です。 しかしながら、事前の調査・検討内容に不十分な点が存在する場合や、買収後の市場環境や競争環境の著しい変化があった場合には、買収した事業が計画どおりに展開することができず、或いは投下資金の回収ができず、のれんの減損や追加費用が発生する可能性があります。その場合等には、当社グループの業績や成長見通し及び事業展開等に大きな影響を及ぼす可能性があります。特に当社が採用しているIFRS会計基準ではのれんは非償却であり、日本基準を採用している場合に比べ減損の影響が大きい傾向にあります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当社グループはM&Aを継続的に実施していることから、当該リスクが顕在化する可能性は少ないながらもあるものと認識しております。当社グループは市場動向や顧客のニーズ、相手先企業の業績、財務状況、技術優位性や市場競争力、当社グループの事業ポートフォリオ等を投資管理規程に基づき、十分に精査し、また、投資委員会を開催することで投資対象の選定から調査方針の決定、投資判断にあたっての調査及び審査を行うことで、当該リスクを低減できるものと認識しております。 (16)海外での事業展開について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループは、北米、中国、タイ、台湾、マレーシアにおいて事業を展開しており、今後シンガポールをはじめとする東南アジアでの事業展開も視野に入れております。海外での事業展開において、日本とは異なる法制度、商慣習及び労使関係や経済の動向並びに為替相場の変動、その他政治的及び社会的要因といった様々な要因の発生が見込まれます。特に米国においては、日本と比較して訴訟が提起される可能性が高く、また、訴訟コストや損害賠償額が高額となった場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当該リスクが発生する可能性は常に一定程度あり、発生した場合、特に当社グループの成長に対して相応のインパクトがあるものと認識しております。当社グループは、これらのリスク低減を図るために、海外進出前の入念な調査、海外進出後のガバナンス体制の構築や、法制度、政治・経済・社会情勢の変化等の適時把握可能な体制の確立により、当該リスクを低減できるものと認識しております。 (17)新規事業について ① リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループは、既存事業の更なる強化を行っていく一方で、新たな価値創出に向けて新規事業への取組みを行っております。新規事業開始から安定的な収益を獲得するまでには一定期間が必要であり、その期間は当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、事業計画との著しい乖離等により事業縮小や撤退を決断した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ② リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策 当社グループは今後も新規事業の開拓を積極的に行っていくため、当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。当社グループでは、「投資委員会」「グループ経営会議」のプロセスを経ること、新規事業の実行可能性評価、法的な検証を事前に実施することによりリスク低減を図っています。また、投資実行後は定期的なモニタリングを実施し、事業縮小や撤退の決断を行うことでリスク低減に取り組んでおります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や好調なインバウンド需要のもと緩やかな回復基調が続いております。一方で、世界的な物価上昇に加え、主要経済圏における政策動向の変化や金融環境の不安定化、ならびに地政学的な緊張の高まりなど、様々なリスクが顕在化しており、依然として先行きは不透明な状況です。 当社グループの属する不動産市場におきましては、首都圏中古マンション成約件数は2024年11月~2025年10月にかけて前年比で増加傾向が続いており(公益財団法人 東日本不動産流通機構 統計情報)、当社グループの主力とする中古コンパクトマンション投資の市場も拡大傾向にあると想定しております。また、現在、国策の「資産所得倍増プラン」での新NISA等の税制優遇制度強化による個人の投資意欲の高まりを背景に、分散投資の一環として不動産投資にも注目が集まってきており、特に不動産は、株式などと比較して相対的に安定した収益を見込める資産であるとの認識から、特にインフレーションに対するヘッジ手段として注目されています。そのため、個人投資家の不動産への積極的かつ継続的な投資姿勢は今後も継続していくものと考えております。 このような環境の中、当社グループは、2024年6月に公表した中期経営計画に基づき、フロービジネスは商品ラインアップの拡充を含むトップライン拡大や利益率向上を図るとともに、安定収益であるストックビジネスの積み上げによる盤石な収益構造へ転換を図ってまいりました。また、従来課題であった四半期業績のボラティリティ低減を目指した平準化施策も引き続き実施しました。 (a)財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ10,169百万円増加し、48,799百万円となりました。これは主に現金及び現金同等物が11,039百万円増加し30,365百万円となったことによるものであります。また、非流動資産は前連結会計年度末に比べ5,002百万円減少し、33,571百万円となりました。これは主にのれんが1,862百万円増加し14,892百万円となった一方で、投資不動産が6,866百万円減少し3,823百万円となったことによるものであります。 この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ5,167百万円増加し、82,370百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,875百万円増加し、36,040百万円となりました。これは主にその他の金融負債が3,112百万円増加し10,260百万円となったことによるものであります。また、非流動負債は前連結会計年度末に比べ4,920百万円減少し、14,876百万円となりました。これは主に社債及び借入金が709百万円増加し9,992百万円となった一方で、リース負債が5,522百万円減少し3,728百万円となったことによるものであります。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ3,045百万円減少し、50,917百万円となりました。 (資本) 当連結会計年度末における資本合計は、前連結会計年度末に比べ8,212百万円増加し、31,453百万円となりました。これは主に利益剰余金が3,890百万円増加し6,581百万円となったこと、資本金が2,589百万円増加し9,962百万円となったこと及び、資本剰余金が1,865百万円増加し14,105百万円となったことによるものであります。 (b)経営成績 当連結会計年度の業績は、売上収益248,947百万円(前年同期比31.1%増)、売上総利益42,163百万円(前年同期比37.2%増)、事業利益7,298百万円(前年同期比88.6%増)、営業利益7,095百万円(前年同期比92.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益3,890百万円(前年同期比128.6%増)となりました。 なお、上記以外の主要KPIは、ネット売上収益※1 44,251百万円(前年同期比39.0%増)、リカーリングビジネス粗利※2 11,621百万円(前年同期比48.8%増)、コア事業利益率※3 16.5%(前年同期は12.2%)となります。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 ①RENOSYマーケットプレイス事業※4 認知度拡大施策や「貯蓄から投資」による個人投資家の不動産への積極的かつ継続的な投資姿勢等を背景に、好調に売上を拡大いたしました。また、商品ラインアップの拡充等により粗利額の最大化を図ってまいりました。さらに、質の良い物件に絞った仕入れを行うことで、マーケットプレイスの質の担保を図ってまいりました。加えて、プロパティマネジメント事業について、サブスクリプションにつながる投資不動産の販売が好調なことにより、サブスクリプションのオーナー数、契約数共に増加基調を維持しております。これにより、主なKPIはRENOSY会員ストック数※5 606,427人(前年同期比約17%増)、オーナー数※6 23,666人(前年同期比約29%増)、サブスクリプション契約件数※7 44,239戸(前年同期比約36%増)となり、好調に進捗しております。その結果、RENOSYマーケットプレイス事業の業績は、売上収益241,420百万円(前年同期比30.7%増)、売上総利益36,724百万円(前年同期比37.3%増)、セグメント利益12,714百万円(前年同期比43.1%増)となっております。 ②ITANDI事業 バーティカルSaaSのネットワーク効果、過去にM&Aした会社の寄与、賃貸・売買両領域への販路拡大、複数プロダクトへの導入推進等により、ARR※8 4,843百万円(前年同期比約7%増)、導入社数5,211社(前年同期比約16%増)、導入プロダクト数15,431プロダクト(前年同期比約17%増)、チャーンレート※9 0.44%、ITANDI BB PV数19,111,482PV(前年同期比約73%増)、ライフラインサービス利用数154,888件(前年同期比約17%増)の達成など、順調に業績を拡大しました。その結果、ITANDI事業の業績は、売上収益6,586百万円(前年同期比45.9%増)、売上総利益4,798百万円(前年同期比31.6%増)、セグメント利益1,367百万円(前年同期比3.9%増)となっております。 ※1 ネット売上収益は、「RENOSYマーケットプレイス事業の売上総利益+ITANDI及びその他事業及び調整額の売上収益」で算出 ※2 リカーリングビジネス粗利は、RENOSYマーケットプレイス事業のサブスクリプションビジネス(海外も含む)及びITANDI事業の売上総利益の合計 ※3 コア事業利益率は、「連結事業利益÷ネット売上収益」で算出 ※4 RENOSYマーケットプレイス事業は、主にAI不動産投資サービス「RENOSY」における不動産の購入DX・売却DX、不動産オーナー向けにサブスクリプション(定額利用)での管理プラン提供、新築コンパクトマンションを活用したサービス提供 ※5 RENOSY会員ストック数は、2025年10月末時点での会員ストック数(会員登録した累計の人数) ※6 オーナー数は、2025年10月末時点でのオーナー数 ※7 サブスクリプション契約件数は、2025年10月末時点での管理戸数 ※8 Annual Recurring Revenue。各四半期末の月末MRR(Monthly Recurring Revenueの略。月額利用料金、従量課金、ライフラインサービスの収益を含む)に12を乗じて算出。 ※9 2025年10月末時点での直近12ヶ月の平均月次チャーンレート ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ11,039百万円増加し30,365百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な増減要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、15,935百万円(前年同期は3,635百万円の獲得)となりました。これは主に、税引前利益6,179百万円、減価償却費及び償却費5,961百万円及び、営業債務及びその他の債務の増加額2,824百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、3,637百万円(前年同期は4,793百万円の使用)となりました。これは主に、無形資産の取得による支出1,933百万円及び、企業結合による支出868百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は、1,351百万円(前年同期は2,965百万円の獲得)となりました。これは主に、長期借入れによる収入11,447百万円、長期借入金の返済による支出7,982百万円及び、リース負債の返済による支出4,631百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (a)生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 (b)契約実績 当社グループは、契約実績と販売実績が概ね同じであるため、記載を省略しております。 (c)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) RENOSYマーケットプレイス事業   241,331   130.6 ITANDI事業   6,538   145.6 その他事業   1,077   176.7 合計   248,947   131.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため記載を省略しております。 3.当連結会計年度において、販売実績に著しい増加がありました。この増加の内容は、「①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容(b)経営成績」に記載のとおりであります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下「連結財務諸表規則」という。)第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針 4.重要な会計上の判断、見積り及び仮定」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態 当連結会計年度の財政状態につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態」に記載のとおりであります。 (b)経営成績 (売上収益及び売上総利益) 売上収益は、RENOSYの認知度向上や商品ラインアップの拡充、デジタルマーケティングを活用した効率的な集客によりRENOSY会員数が順調に伸長したことで、RENOSYマーケットプレイスの販売件数が増加した結果、248,947百万円(前年同期比31.1%増)となりました。また、売上総利益率が高いITANDI事業の収益が伸長したことに加えて、オンライントランザクションから派生するプロパティマネジメントのスケールメリット効果、テクノロジードリブンな取り組みによるコスト効率性の向上等により、売上総利益は42,163百万円(前年同期比37.2%増)となりました。 (販売費及び一般管理費及び営業利益) 販売費及び一般管理費は認知度向上(利用意向向上)を目的とした広告宣伝費の積み増し及び主に人件費の増加により、34,865百万円(前年同期比29.8%増)となりました。 この結果、営業利益は7,095百万円(前年同期比92.1%増)となりました。 (金融収益、金融費用及び税引前利益) 金融収益が54百万円(前年同期比362.2%増)であったのに対して、金融費用が主に資金調達関係の支払利息や手数料により969百万円(前年同期比29.9%増)となりました。 この結果、税引前利益は6,179百万円(前年同期比108.9%増)となりました。 (法人所得税費用及び当期利益) 法人所得税費用は、主に税引前利益の増加により、2,161百万円(前年同期比73.6%増)となりました。 この結果、親会社の所有者に帰属する当期利益は3,890百万円(前年同期比128.6%増)となりました。 (c)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの主な資金需要は投資用不動産の取得、販売費及び一般管理費の広告宣伝費及び人件費、ソフトウエアの開発投資及びM&A等であります。これらの資金需要に対しては、営業活動から獲得する自己資金及び金融機関からの借入や社債による調達を基本としており、経済・金融環境の変化に備えた十分な手許流動性の確保により、安定した財務基盤の維持に努めております。また、資金調達の機動性及び流動性確保の補完機能を高めるため、取引銀行と当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を有しております。

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開示資料

出典

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