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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

LOIVE

352A · Growth · サービス業

女性向けブティックスタジオのリーディングカンパニー。ホットヨガ「ロイブ」とマシンピラティス「ピラティスK」を軸に、200店舗を展開する。

概要

北海道札幌市に本社を置くLOIVEは、女性専用のブティックフィットネススタジオを運営する企業である。5ブランド・200店舗を展開し、月額会員数8.3万人、2026年3月期売上高114億円、営業利益7億円を計上。社員の99%が女性で、インストラクターを正社員として雇用し、高いエンゲージメントを特徴とする。

グループレッスン型のブティックスタジオ事業

当社は「小規模×グループレッスン形式」の直営店舗を全国に展開する。1店舗あたり65~80坪と小型で、初期投資を抑えられる。1人のインストラクターが平均20~30名の会員に同時にレッスンを提供するため、人件費率が低く、会員数が増えるほど収益性が高まるサブスクリプションモデルである。2026年3月末時点で月額契約会員数は約8.3万人に達する。

5ブランドによる女性ライフステージへの対応

当社は女性の年齢や嗜好に合わせた5つのブランドを展開する。ホットヨガの「ロイブ」は68店舗、マシンピラティスの「ピラティスK」は125店舗と主力である。その他、サーフエクササイズ「サーフフィット」、グループ筋トレ「レディーズジム」、ストレッチサーキット「ノビーストレッチ」があり、F1層からF3層までの幅広いニーズをカバーする。

高収益を支えるビジネスモデル

グループレッスン型はパーソナルトレーニングと比べて人件費率が低く、小規模店舗ゆえに賃料や光熱費も抑えられる。さらに、同一インストラクターが複数ブランドを担当できるマルチ化や、全店舗での物販販売による調達コスト最適化など、運営の効率化を進めている。2026年3月期の売上高営業利益率は6.3%だが、前期は11.8%であり、出店加速に伴う先行投資の影響と説明される。

女性活躍とパーパス経営

社員の99%が女性で、インストラクターは正社員として雇用し、キャリア形成を支援する。パーパスは「自分を愛し、輝く女性を創る。」であり、会員に対しては「ココロが動く」レッスンとコミュニティ形成を重視する。2025年10月からは女性人財育成プログラム「ミッションズ」を開始し、HR事業への多角化も進めている。

業界の中での役割はフィットネス産業におけるブティックスタジオチェーン運営会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
114億円
営業利益
7億円
営業利益率
6.1%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01フィットネス(女性向け)主力

月額会費制のグループレッスンスタジオを直営で展開。ロイブ、ピラティスK、サーフフィット、レディーズジム、ノビーストレッチの5ブランドで、F1〜F3層の女性の多様なニーズに応える。小規模店舗で低損益分岐点を実現し、高い収益性を持つ。

ブティックスタジオ型フィットネスのリーディングカンパニー

主な製品・サービス5
ロイブ(loIve)」
女性専用ホットヨガスタジオ。温度38度・湿度65%の環境で、ホットヨガや闇エクササイズなど多様なプログラムを提供。
ピラティスK(pilates K)
マシンピラティススタジオ。リフォーマーを使用し、インナーマッスルを鍛える。カジュアルでおしゃれな空間が特徴。
サーフィット(Surf Fit)
サーフエクササイズスタジオ。バランスボードを使い、音楽に合わせて体幹を鍛える。
レディーズジム(REDY’S GYM)
グループマシン筋トレスタジオ。暗闇の中で赤い照明と音楽により没入感を演出。
ノビーストレッチ
アクティブシニア向けのストレッチサーキットスタジオ。短時間で効果を実感できるプログラムを提供。

製品と技術

ホットヨガスタジオ「ロイブ」

「もっとわたしを好きになる」をテーマにした女性専用ホットヨガスタジオ。温度38度・湿度65%の環境でレッスンを提供する。定番ヨガに加え、暗闇エクササイズ「Beat Drum Diet」や相撲を取り入れた「SUMO YOGA」など独自プログラムが特徴。2026年3月末時点で68店舗を展開する。

マシンピラティス「ピラティスK」

ピラティス専用マシン「リフォーマー」を使用したグループレッスンで、インナーマッスルを鍛える。カジュアルでおしゃれな空間設計で、従来の高価格帯ピラティスを手頃な価格で提供する。出店を最も加速しており、2026年3月末時点で125店舗に達した。

ニッチ市場を狙うその他3ブランド

「サーフフィット」は不安定なバランスボードを使ったサーフエクササイズ、「レディーズジム」はファンクショナルマシンによるグループ筋トレ、「ノビーストレッチ」はアクティブシニア向けのサーキットストレッチと、異なるニーズに対応する。2026年3月末時点で合計7店舗を運営する。

オリジナルブランド「&fit」シリーズ

2021年にローンチした当社オリジナル商品。燃焼系ドリンク「Burn&fit」、腸内環境タブレット「Bio&fit」、ソイプロテイン「&fit PROTEIN」などを展開。スタジオ会員向けにレッスンと組み合わせた販売を行い、会員単価向上に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • フィットネス(女性向け)ブティックスタジオ型フィットネスのリーディングカンパニー

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

急成長も利益率低下、規模拡大と効率化課題

LOIVEはサービス業に属し、事業内容が明らかでないが、同業他社としてジンジブ、イシン、JSH、ダイブグループ、マテリアルグループが挙げられる。売上高は2024年3月期62億円から2026年3月期114億円へ急成長。一方、営業利益率は2024年3月期が非開示(null)で、2025年3月期11.76%から2026年3月期6.14%へ大幅低下。急拡大に伴うコスト増や競争激化が影響している可能性がある。業界内では成長性で優位に立つが、利益率の改善が急務。同業他社と比べて売上規模は中程度で、収益性の低下が懸念材料。

強み

  • 売上高が2年弱で約1.8倍に拡大し、成長フェーズにある
  • 2026年3月期に100億円超えと順調な売上拡大
  • サービス業で業容拡大を積極的に推進
  • 規模拡大により、今後の収益改善余地がある

課題

  • 営業利益率が11.76%から6.14%へ半減、収益性悪化
  • 売上拡大に伴いコスト管理が課題
  • 同業他社との競争で価格競争にさらされる可能性

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がLOIVE

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 14件

札幌で創業、ホットヨガ事業の開始

2008年4月、北海道札幌市に株式会社LIFE CREATEを設立。同年12月、ホットヨガスタジオ「ベルベ」の1号店を旭川市にオープンした。これが現在のブティックスタジオ事業の原点となる。設立から約6年間はホットヨガ一本で店舗網を広げた。

ブランド名を「ロイブ」に刷新し多角化へ

2014年4月、主力ブランドを「ベルベ」から「ロイブ」へ改称し、コーポレートアイデンティティを強化。その後、2016年にはサーフエクササイズ「サーフフィット」、2018年にはマシンピラティス「ピラティスK」と新業態を相次ぎ立ち上げ、多ブランド戦略を本格化させた。2019年には東京支社を設置し、首都圏展開を加速する。

オリジナル商品投入と店舗網の拡大

2021年7月、自社ブランド「アンドフィット」をローンチし、燃焼系ドリンク「Burn&fit」を発売。2022年には「レディーズジム」、2023年には「ノビーストレッチ」とブランドを追加した。この間、店舗数は2023年3月末の82店から2026年3月末には200店へと急拡大した。

東証グロース上場とHR事業への挑戦

2025年4月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。同年10月には、女性人財育成プログラム「ミッションズ」を開始し、HR事業への参入を発表した。本社も2024年12月に札幌市北区へ移転し、管理体制を強化している。

年表14件を開く

2000年代

  • 2008年4月創業株式会社LIFE CREATEを北海道札幌市に設立
  • 2008年12月ホットヨガスタジオ「ベルベ(BELBE)」を当社が運営する店舗として初出店、北海道旭川市に旭川店をオープン

2010年代

  • 2014年4月当社が運営する「ベルベ(BELBE)」を「ロイブ(loIve)」に改称
  • 2016年8月サーフエクササイズ専門スタジオ「サーフフィット(Surf Fit)」1号店として東京都中央区に銀座店をオープン
  • 2018年9月マシン専門ピラティススタジオ「ピラティスK(pilates K)」1号店として東京都中央区に銀座店をオープン
  • 2019年9月東京支社を東京都港区に設置

2020年代

  • 2021年7月当社オリジナルブランド「アンドフィット(&fit)」をローンチ、シリーズ商品として第一弾の燃焼系ドリンク「Burn&fit(バーンアンドフィット)」を発売
  • 2022年10月グループマシン筋トレ専門スタジオ「レディーズジム(REDY’S GYM)」1号店として兵庫県神戸市に神戸三宮店をオープン
  • 2023年1月ストレッチ専門サーキットスタジオ「ノビーストレッチ」1号店として北海道札幌市に西友厚別店(現 イオン札幌厚別店)をオープン
  • 2023年9月東京支社を東京都渋谷区に移転
  • 2024年12月本社を北海道札幌市北区に移転
  • 2025年4月東京支社を東京都目黒区に移転
  • 2025年4月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2025年10月女性人財育成プログラム「ミッションズ(Mission’S)」をスタート

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 店舗数2026年3月末まで200
  • 会員数2026年3月末まで8.3万人
  • 売上高営業利益率2026年3月末まで6.3%
  • 売上高成長率2026年3月末まで34.5%
  • 営業利益成長率2026年3月末まで△28.1%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ピラティスKの出店加速

    首都圏・近畿圏・政令指定都市を軸にマシンピラティススタジオ「ピラティスK」の出店を加速し、市場シェア拡大を図る。インストラクター育成とブランディングを強化し、会員から支持されるブランドを目指す。

  2. 02

    ロイブの安定的成長

    既に認知されているホットヨガブランド「ロイブ」について、生活商圏に適した出店を進め、独自コンテンツ開発による会員エンゲージメント強化と地域コミュニティ形成により、地域に根付いたブランドを育成する。

  3. 03

    物販拡充による会員単価向上

    店舗での会員との関係性を基盤に、インストラクターがスタジオを販売拠点として活用し、女性が共感する商材の販売を拡充することで会員単価を引き上げる。

  4. 04

    HR事業の事業化による収益多様化

    ブティックスタジオ事業で培った人財育成プログラムを「Mission’S」として提供開始し、収益源を多様化。ノウハウを社会に還元し、女性のエンパワーメントと活躍社会の実現を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 2期分

グループ全体で1,013人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は378万円で、1期前と比べて+9.8%平均年齢は27.2歳、平均勤続年数は2.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2025年3月34427.42.6758132
2026年3月37827.22.41,01369

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率98.3%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)52.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
関東地域 銀座店(東京都中央区)他63店舗1,467百万円
近畿地域 神戸三宮店(兵庫県神戸市)他40店舗932百万円
中部地域 各務原店(岐阜県各務原市)他33店舗790百万円
九州地域 福岡店(福岡県福岡市)他17店舗508百万円
北海道地域 札幌駅前店(北海道札幌市)他10店舗230百万円
中国地域 水島店(岡山県倉敷市)他8店舗215百万円
東北地域 八戸店(青森県八戸市)他9店舗212百万円
四国地域 高松店(香川県高松市)他5店舗142百万円
北陸地域 金沢店(石川県金沢市)他6店舗129百万円
本社/東京支社 — 北海道札幌市/東京都目黒区101百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は114億円営業利益7億円前期と比べると増収減益で、売上が+34.1%、利益が-30.0%。

売上高
+34.1%
114億円
営業利益
-30.0%
7億円
純利益
-40.0%
3億円
営業利益率
6.1%
前期比 -5.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高146億円114億円
営業利益3億円7億円
純利益0億円3億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

3期分

直近は2027年1Qで、売上は32億円、営業利益は−2億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2026年2Q5300.00
2026年4Q61711.53
2027年1Q32−2−6.3−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 6期分

2021年3月期からの6期で、売上は33億円から114億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は6.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2021年3月33−2−3
2022年3月42−1−2
2023年3月4841
2024年3月6274
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2025年3月8510911.85
2026年3月114766.13

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高114億円のうち、営業利益として残るのは7億円6.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金64.0%73億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.8%34億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.1%7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
36.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.4pt
6.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.4pt
2.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.4pt
17.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 4期分

2026年3月期は営業CFが8億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは−10億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は12億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2023年3月5−3126
2024年3月9−95010
2025年3月11−1711−615
2026年3月8−185−1012

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 6期分

2026年3月期の総資産は92億円。このうち返さなくてよい自己資本が23億円で、自己資本比率は25.6%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2021年3月442425.3
2022年3月382364.5
2023年3月4153612.8
2024年3月53114221.5
2025年3月79166320.7
2026年3月92236825.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
8億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
68億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
59
/ 100
安定性自己資本比率17 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中34位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中488位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
25.6%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
34.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥536で、1年前と比べて-49.0%過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。

¥536+0.0%1ヶ月+4.3%1年-49.0%時価総額69億円
過去52週の値幅
安値¥430高値¥1,219

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)53.8倍
PER (会社予想)169.1倍
PBR2.94倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+1.57%と小幅高だが、1年では-61.75%と大きく下落。25日線(505.84円)を僅かに上回る水準で推移し、75日線(498.45円)も上回る。52週高値1385円からは-62.7%と圏内に戻れず、52週安値430円からは+20%の戻し。出来高は8月3日に116,900株と急増したが、その後は縮小傾向で、戻り待ちの売り圧力が意識される展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERが51.96倍と同業界平均の22.52倍を大幅に上回り、予想PERは162.8倍とさらに極端な高水準。PBRは2.83倍で平均の3.19倍を下回るが、ROEは17.2%と高い一方、配当利回りは0%と無配。業績は2026/3期に向けて営業利益が減少見込みで、成長性に対する評価が過大。割高感が強く、収益力に対して株価が先行している印象。配当がない点も投資魅力を減じている。

指標この会社業種平均
PER (実績)53.8倍23.4倍
PER (予想)169.1倍
PBR2.94倍3.51倍
ROE17.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は2023/3期の48億円から2026/3期には114億円と急成長が見込まれる一方、営業利益率は2025/3期の11.76%から2026/3期は6.14%へと大きく低下する見通しだ。強気派は、人手不足を背景とした需要拡大と派遣単価の上昇により、増収が続くことに着目する。一方、弱気派は、競争激化による単価低下や、採用コスト増で利益率が悪化するリスクを指摘する。また、時価総額67億円に対して純利益が3億円と、PER約52倍の評価が割高かどうかも争点。

プラスに働く材料7
  • 人手不足で需要拡大

    売上高が48億円から114億円へ3年で2.4倍に急拡大、派遣需要の強さを示す

  • 規模拡大が続く

    2026/3期も売上高は前年比34%増の見込みで、増収トレンドが継続する

  • ROEは高水準

    ROE17.2%と資本効率が高く、成長局面でも収益性を維持している

  • 2026年3月期売上高114億円と前期比34%増2026年3月期影響

    85億円→114億円。営業利益7億円を確保し黒字維持

  • ROE17.2%と高い資本効率継続影響

    PBR2.83倍だがROE17%超は収益力の高さを示す

  • 2025年3月期は営業利益10億円・純利益5億円と増益決算発表後影響

    営業利益10億円、純利益5億円。成長投資の成果として評価

  • 株価暴落後のリバウンド期待不定影響

    1年で-61.8%と売られすぎ。短期的な反発局面が訪れやすい

マイナスに働く材料7
  • 利益率の急低下

    2026/3期の営業利益率は6.14%と前年から半分近くに下落、収益性悪化の兆候

  • 業績下方修正リスク

    2025/3期の純利益は5億円から2026/3期は3億円へ減益予想、計画達成への疑念

  • 割高なバリュエーション

    PER約52倍は同業他社と比べて割高で、成長鈍化なら株価調整の余地が大きい

  • 2026年3月期純利益3億円と前期比40%減2026年3月期影響

    純利益5億円→3億円。営業利益7億円も前期10億円から減少

  • 営業利益率11.76%から6.14%へ急低下2026年3月期影響

    営業利益率11.76%→6.14%と5.6ポイント悪化。収益構造の劣化

  • 予想PER162.8倍と著しい高バリュエーション通年影響

    予想PER162.8倍と時価総額67億円。業績下振れで調整リスク

  • 無配当で株主還元が皆無継続影響

    配当利回り0%。時価総額67億円の小型株で需給が細く下げやすい

次の決算で確かめる点
派遣スタッフ稼働率
稼働率が低下すれば売上高に直結し、収益性の悪化を早期に検知できる
営業利益率
増収の中での採算悪化が課題であり、率の推移が企業価値の評価を左右する

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,385人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.8%を占め、残る59.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2025年3月%2026年3月%
個人・その他58.052.6
事業法人42.035.6
証券会社5.5
金融機関5.2
外国法人1.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01前川 彩香34.75
02株式会社Ayaka24.91
03株式会社アカツキ6.79
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.15
05三菱UFJeスマート証券株式会社4.85
06株式会社LAVA International3.32
07XTech2号投資事業有限責任組合3.10
08佐藤 俊介1.63
09ロッテベンチャーズ・ジャパン投資事業有限責任組合1.50
10鷲見 貴彦0.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-05-13
    前川 彩香
    新規の大量保有報告
    34.75%
    -0.72pt
  • 2026-05-13
    前川 彩香
    変更報告
    34.75%
    -0.72pt
  • 2026-05-11
    前川 彩香
    新規の大量保有報告
    34.75%
    -0.72pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 6期分

1株利益は6期で+131%、1株純資産は3期で+1186%。直近期のROEは17.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%
2021年3月−86
2022年3月−51
2023年3月826.8
2024年3月301443.8
2025年3月4113336.1
2026年3月2718217.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額67百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
前川彩香代表取締役社長477,692,019
清水敬太取締役副社長 CFO4857,141
茂木裕絵取締役5157,142
代田将己取締役5314,283
石倉壱彦取締役(注)146
金井統取締役(注)1478,571
柴野忠道常勤監査役(注)273
山本雅子常勤監査役(注)245
藤井麻莉監査役(注)244

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4414110
社外取締役526265

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,089字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は心と身体の健康を豊かにする、ウェルネス産業において事業を展開しております。ウェルネス産業の一領域であるフィットネス市場において「人生を、愛そう。」を合言葉に、女性向けのブティックスタジオ(特定のコンセプトで体験価値を提供する小規模のスタジオ業態)の運営を主たる事業としております。 女性たちがもっと自分を好きになり、自分らしく生きられる場を提供したいという思いから、社員の女性割合は99%、さらにインストラクターを主に正社員で雇用しています。スタジオでは、当社のパーパスである「自分を愛し、輝く女性を創る。」に共感したエンゲージメントの高いインストラクターが、約8.3万人(2026年3月時点)の月額契約会員に対してココロが動くエクササイズを通して、女性たちの人生に寄り添う体験価値と、女性の美と健康をサポートする機能価値を提供しております。 なお、当社はブティックスタジオ事業の単一セグメントであることから、セグメント情報は記載していないため、ブランド別に記載しております。 (1) ブティックスタジオ事業の概要 ① ブティックスタジオ事業の内容 ブティックスタジオとは、特定のコンセプトで体験価値を提供する小規模のスタジオ業態を指します。日本のフィットネス市場は、1960年代にスイミングや体操のスクールがスタートしたことを皮切りに、1980年代に「総合型スポーツクラブ型」が展開されました。月額会費を払うことでジムやプール等の設備を自由に使うことができる、というのが特徴です。その後、2000年代にインターネットの普及やフィットネスに対する嗜好性やニーズが多様化するにつれてフィットネス市場も多角化が進み、新たに「ブティックスタジオ型」が生まれました。それ以降、ブティックスタジオ型を中心に新規参入が活性化し、フィットネス人口は拡大基調にあります。 当社はブティックスタジオ型の中でも「グループレッスン形式」の店舗を展開しております。グループレッスン形式においては、会員に月に一定回数のレッスンを受講できる月額会費制のプランを提供しております。レッスンは1コマ45分から60分で設定されており、内容は強度やコンテンツの異なる多様なレッスンで構成され、会員は自身で希望する時間・レッスンを選択し、受講できます。 ② ブティックスタジオ事業の特徴 当社は「小規模×グループレッスン形式」の店舗を展開しておりますが、そのビジネスモデルは以下の特徴を有しており、高収益を実現しております。 ・小規模投資で早期回収 ブティックスタジオ型は、総合スポーツクラブ型に比べて、少額の初期投資で高い投資効率を実現し、小規模故に固定費(人件費・賃借料・水道光熱費等)が低いことで損益分岐点は低く、効率的な運営を実現しております。また、他ブランドへのリニューアルが容易で撤退コストが低い故に出店ハードルが低いこと、小商圏での出店も対応でき、スピーディに出店を実現しております。 ・グループレッスンの効率的な運営 グループレッスンは、1つのスタジオにおいて1人のインストラクターが平均20~30名の会員に同時提供する形態をとっております。そのため1人のインストラクターが1人の会員に提供するパーソナルサービスと比べて、売上高に対する人件費率を抑えられる特徴があります。また、当社の店舗は、1店舗あたり65~80坪程度と比較的小規模となっております。メインとなるレッスンスタジオに更衣室・パウダールームを併設し、必要最小限にスペースを活用することで店舗運営の効率性を向上しております。 当社は、このようなビジネスモデルを直営形態で展開しております。ブティックスタジオ事業は、月額会費制によるサブスクリプション型の収益構造を有しており、売上高は1店舗あたり会員数×会員単価×店舗数により算出され、コストは主に店舗の賃借料とインストラクターの人件費等で、主に固定費で構成されます。それ故、開店から軌道に乗り会員数が増加するにつれて、高い収益性を実現できます。 (2) ブランド展開 当社のブティックスタジオ事業においては、お客さま一人ひとりが自身の嗜好に合ったスタジオやレッスンを選ぶことができるように、複数のブランドを展開し、以下の特徴を有しております。 ① 顧客層・ニーズ・トレンドへの多面的な対応 当社の事業は、F1層・F2層・F3層(※)の女性向けに特化したサービスを提供しております。女性のフィットネスに対するニーズや嗜好は、仕事とプライベートの充実のため比較的アクティブなフィットネスを求めるレイヤーから、子育てとの両立、介護との両立、年齢を重ねてシニアになるまで、ライフタイムにより変化が生じます。このようなライフタイムによる変化に加えて、女性の嗜好も多様化しているため、女性目線できめ細かく対応すべく多彩なブランドを展開することで、幅広い女性のニーズに応えることができます。 <用語解説> ※ F1層・F2層・F3層とは、マーケティングにおけるターゲット区分の略語であります。一般的には F1層は20~34歳の女性、F2層は35~49歳の女性、F3層は50歳以上の女性を指します。 ② 複数ブランドを創出・再現する仕組み 複数ブランドを展開するにあたり、創業以来社内で培ってきたユーザー視点でのブランド開発・育成・事業化の体系化と、それを自社で内製化し運用する組織・機能を強化していくことが、ブランド創出精度の向上を可能にしております。海外トレンドをいち早くキャッチし、国内のニーズに合わせカスタマイズをして導入する等、機動的なブランド展開を行っております。ブランド展開に際しては、トレンドに合わせて店舗改装する柔軟性や、あるブランドのインストラクターを他ブランドへの転換を可能とするインストラクターのマルチ化と採用の一元化、また、全店舗で商品を販売することで調達コストの最適化及び効率的な販売体制を整備、店舗オペレーションの標準化、マーケティング投資の費用対効果の向上等によりコストの軽減を可能にしております。 ③ 独自の体験価値提供 当社では、複数ブランドを展開しておりますが、全ブランド共通の体験価値を店舗に通う会員に提供しております。体験価値は以下のコンテンツで構成されますが、それぞれに磨きをかけて会員とのエンゲージメントを向上してまいります。 ・場所づくり 女性のライフタイムに合わせたブランドごとのファッショナブルなスタジオを提供しています。属性に合わせたブランド空間、プログラムに合わせた大音量の音楽や照明などにより、日常生活の中では体験できない没入感を生み出す空間を提供します。 ・コミュニティ スタジオに通う会員とインストラクターのコミュニティ形成に力を入れています。同じ目的を共有するスタジオでは、伴走するインストラクターがグループでの一体感醸成を牽引しているほか、各種イベント企画を積極的に行うことでコミュニティを熟成させております。 ・ココロが動くレッスンプログラム 当社のレッスンは、会員に飽きさせないように目的に合わせたバラエティ豊かなプログラムで構成されております。季節ごとに変化する女性の身体に合わせて、クオリティの高いレッスンプログラムをカスタマイズしているほか、最新のトレンドを取り入れた多様なレッスンを継続的に企画・提供しております。 (3) ブランドの概要 当社は、「ロイブ(loIve)」及び「ピラティスK(pilates K)」を軸に、2026年3月末時点で5ブランド・200店舗を展開しております。各ブランドの概要は以下のとおりであります。 ① ホットヨガスタジオ「ロイブ(loIve)」 LOVE「愛」の中に、I「私」がいる。「もっとわたしを好きになる」をテーマにした女性専用ホットヨガスタジオです。温度38度・湿度65%の環境でホットヨガを通じて、自分自身のココロとカラダにゆっくりと向き合える時間を提供しております。定番のヨガはもちろん、暗闇エクササイズ「Beat Drum Diet」や相撲の動きを取り入れた「SUMO YOGA」など、楽しくカラダを動かせるプログラムが充実しております。 ② マシンピラティススタジオ「ピラティスK(pilates K)」 身体をリフォームするという意味をもつピラティス専用マシン「リフォーマー」を使用し、習慣化している身体の使い方を修正し、インナーマッスル(深層筋)を鍛えることで年齢を重ねても美しく在りたい女性の生き方を叶えるスタジオです。ピラティス=「地味・きつい」のイメージを完全に払拭するカジュアルかつお洒落なスタジオで、グレーを基調とした大人の女性に向けたシンプルな内装、音楽に合わせて無理なくボディメイクを楽しむ空間です。プライベートレッスン等、高価格で敷居が高いマシンピラティスを手軽に楽しむことができます。 ③ サーフエクササイズスタジオ「サーフフィット(Surf Fit)」 米国西海岸をイメージさせる店内と、夏のビーチの気温に合わせたスタジオでは、海に行けない多忙な女性が都会の真ん中でサーフトリップを楽しむことができます。不安定なバランスボードの上で、アップチューンの音楽にあわせて体幹を鍛えるサーフエクササイズで、楽しくシェイプアップすることができます。 ④ グループマシン筋トレスタジオ「レディーズジム(REDY’S GYM)」 ファンクショナルマシン(身体の機能向上を目的としたトレーニング器具)を使ったグループ筋トレスタジオです。NYテイストの暗闇スタジオに、真っ赤なライトと爆音サウンドで没入感を演出しております。通常高価格のパーソナルで行うトレーニングを、グループで行うことで安価な価格を実現し、インストラクターの細かな指導により、より効果的に理想のボディメイクを目指すことができます。 ⑤ ストレッチサーキットスタジオ「ノビーストレッチ」 アクティブシニアを対象にしたサーキットタイプ(数種類のトレーニングを交互に繰り返し行う形式)のストレッチ運動スタジオです。気軽に簡単に短時間で効果を実感できるプログラムを提供しております。マシンを使用したストレッチと体幹運動を組み合わせて筋肉・関節を伸ばし、柔軟性向上や姿勢改善、筋力向上を実感いただくことができます。 (4) 他サービスの概要 当社は、スタジオの会員に対し、レッスンと組み合わせて効果が得られるような商品を販売しております。他社から仕入れる商品に加えて、女性の美と健康、そしてボディメイクに向き合い続けた当社のオリジナルブランド「アンドフィット(&fit)」として商品を企画・販売し、拡充しております。 現在、&fitシリーズとして、燃焼系ドリンク「Burn&fit」や腸内環境を整えるタブレット「Bio&fit」、大人女性のためのソイプロテイン「&fit PROTEIN」を展開しております。 (5) 出店の概要 当社の店舗展開は、ブランドの成長フェーズに基づいて決めております。ロイブは、既に一定数の店舗が出店しており、全国型ブランドとして展開しております。ピラティスKは、マシンピラティスの市場が成長フェーズの只中にあり、首都圏・近畿圏・政令指定都市から地方都市まで対象を広げ、出店を加速し、事業を拡大する方針です。その他ブランドについては、事業の状況を見ながら出店について検討する方針であります。各ブランドの店舗数の推移は、以下のとおりであります。 ブランド   2023年3月末   2024年3月末   2025年3月末   2026年3月末 ロイブ   62   63   64   68 ピラティスK   13   35   80   125 その他   7   5   6    7 合計   82   103   150   200 当社の店舗展開は、各ブランドの特性に合わせて商圏の特徴を分析し、その地域にあったブランドによる出店を行っております。また、大都市圏であれば駅前の繁華街に出店、地方都市圏であれば商業施設などの生活商圏に出店するなど、地域特性に合わせた出店場所を検討し、地域に住む女性が日常生活の習慣として店舗を利用することを可能にしています。 (事業系統図) 当社の主要な事業系統図は以下のとおりです。
経営方針・対処すべき課題3,423字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は本書提出日現在において、当社が判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社のパーパスは、私たち自身が「自分を愛し、輝く女性」を体現すること。そして、私たちが提供する事業を通じて、「自分を愛し、輝く女性を創る。」を実現することとしております。 当社のパーパスに共感した社員が創る店舗という場所で、ブティックスタジオという事業を通して、自分を感じる時間、自分に自信をつける時間、前向きになる時間を提供しています。そして、その体験価値に、女性の悩みに寄り添った機能的価値を組み合わせ、スタジオにいらっしゃるお客様が心も身体も、もっと自分を愛するコミュニティ「Wellness place(ウェルネス・プレイス)」として、人々(女性たち)がウェルビーイング(※)に生きる社会の実現に向けて貢献してまいります。このパーパスにたどり着いたのは、お客様から頂いた「LIFE CREATE(旧社名)で働く女性は、皆いきいきと笑顔で輝いている」といった言葉がきっかけです。 当社ではパーパスの実現に向けて、独自の人材採用・育成を強化しています。事業運営を担う社員に対してパーパスを浸透させるだけでなく、会社と社員個人のパーパスの重なりを大きくすることで、エンゲージメントの高い組織の構築を目指しています。 <用語解説> ※ ウェルビーイング(Well-being)とは、Well(よい)とBeing(状態)が組み合わさった言葉で、 「よく在る」「よく居る」状態、心身ともに満たされた状態を表す概念を指します。 (2) 経営環境 当社は心と身体の健康を豊かにする、ウェルネス産業において事業を展開しております。世界のウェルネス産業の市場規模は、2022年時点で5.6兆米ドルとなり、2027年までに8.5兆米ドルに達すると予測されております(出所:Global Wellness Institute「2023 Global Wellness Economy Monitor」)。日本においても、ウェルネスという枠組みでは算出されておりませんが、ヘルスケア産業(健康保持・増進に働きかけるもの)の市場規模は、2020年時点で10.3兆円となり、2025年に12.5兆円になると推計され(出所:経済産業省「令和3年第1回新事業創出WG事務局説明資料(今後の政策の方向性について)」)、今後も拡大することが見込まれています。 当社が運営するブティックスタジオ事業は、ウェルネス産業の一分野であるフィットネス市場に属しております。国内におけるフィットネス市場は、コロナ禍まで継続して成長し2019年時点で4,939億円に達しました(出所:株式会社クラブビジネスジャパン「日本のフィットネスクラブ業界のトレンド2023年度版」)。コロナ禍で一時的に落ち込みましたが、2025年には5,389億円まで回復(出所:同「日本のフィットネスクラブ業界のトレンド2025年度版」)しております。 (3) 経営戦略 当社はこのような経営環境の下で、収益性の高いグループレッスン型のビジネスモデルとマルチブランド戦略での成長性をもって事業を展開し、他社との競争優位性を確保できるよう努めております。 ① ピラティスKの出店による事業拡大 当社が展開する「ピラティスK」が属するマシンピラティス市場は、日本において店舗数が拡大基調にあります。当社では、首都圏/近畿圏/政令指定都市を軸にピラティスKの出店を加速し、事業を拡大する方針です。インストラクターの育成やブランディングを強化し、会員から支持をいただくブランドとして育成する方針であります。 ② ロイブの安定した事業成長 当社が展開する「ロイブ」が属するホットヨガ市場は既に広く女性に認知され、全国に店舗が展開されている確立期にあります。当社では、生活商圏に適した出店を進め、事業を着実に拡大する方針です。当社の強みである独自のコンテンツを開発し会員とのエンゲージメントを強化するとともに、エリアでの認知を拡大しコミュニティを形成、地域に根付いたブランドとして育成する方針であります。 ③ 物販拡充での会員単価向上 当社は、店舗での会員とのエンゲージメントを基盤に、女性が共感する商材の販売を展開しております。レッスンの提供を通じて女性の体と運動の関係を熟知した全国のインストラクターが、スタジオを販売拠点として活用し、物販を拡充することによって会員単価を向上していく方針であります。 ④ HR事業の事業化 ブティックスタジオ事業で培った人財育成プログラムを、当事業年度より「ミッションズ(Mission’S)」としてサービス提供を開始しました。収益源の多様化を図るとともに、ノウハウをサービスとして社会に還元することで、女性たちのエンパワーメントを高め、パーパス実現のさらなる加速と、すべての女性が自分らしく活躍する真の女性活躍社会へ挑戦する方針であります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、事業規模を拡大しつつ、収益性と成長性を向上していくことが企業価値の拡大に寄与すると考えております。 事業拡大については、店舗数及び会員数を経営上の重要な指標としております。収益性については、経営が効率的に行われているかどうかを判断するための有効な指標として、売上高営業利益率を経営上の重要な指標としております。成長性については、顧客を獲得しているかどうかを判断するための有効な指標として、売上高成長率及び営業利益成長率を経営上の重要な指標としております。 なお、当社が重視している指標の状況は以下のとおりであります。 2024年3月末時点   2025年3月末時点   2026年3月末時点 店舗数   103   150   200 会員数   5.1万人   6.2万人   8.3万人 売上高営業利益率   11.7%   11.8%   6.3% 売上高成長率   28.5%   36.6%   34.5% 営業利益成長率   78.5%   38.1%   △28.1% (5) 優先的に対応すべき事業上及び財務上の課題 当社では持続的な成長を実現するために優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題を以下のように認識し、経営に取り組んでまいります。 ① ピラティス市場での事業拡大 当社が成長事業として注力しているマシンピラティス専門スタジオ「ピラティスK」に ついて、市場が急拡大したことに伴い、当事業年度において競合他社の出店加速や広告強化、新規参入事業者の増加などで、競争が激化しています。当社では引き続き、積極的にシェア拡大に注力し、将来的に大手による寡占市場に移行する際に確固たる地位を確保することで、中長期で売上や利益そして企業価値の最大化を図ってまいります。 ② HR事業の拡大 ブティックスタジオ事業で培った人財育成プログラムを、当事業年度より「Mission’S(ミッションズ)」としてサービス提供を開始しました。本プログラムは、女性が自分を好きになり、自立したキャリアと人生を描けるように設計されており、女性たちが「自分らしい人生」をデザインし、次世代の女性活躍社会実現を目指す研修プログラムであります。今後女性活躍のプラットフォーム化を視野に入れて拡大してまいります。 ③ 人財採用・育成の強化 当社のビジョンを実現していくためには、持続的な事業成長とカルチャー浸透を両立することが重要であり、それを担っていく人材の採用と育成に注力してまいります。店舗数拡大のスピードを維持しながら、離職率の低減を実現するために、パーパスを体現できる店長・リーダーの育成、そして本社リーダー層にも注力し、カルチャーが連鎖する組織を拡張してまいります。 ④ 社内管理体制の強化 当社は成長段階にあり、持続的に成長していくために、組織的な管理体制を整備・運用することが重要であると認識し、経営の公正性や透明性を確保するために、内部管理体制強化に取り組んでおります。当社では、AIを積極的に活用しながら、組織規模の拡大に対応した社内管理体制の充実が必要不可欠であると考えております。
事業等のリスク6,198字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 事業に関するリスクについて ① 市場環境及び競合について(顕在可能性:中、影響度:大、発生時期:長期) フィットネス市場では、コロナ禍を経て個人の健康や運動への意識の強まりや、顧客ニーズの多様化、海外トレンドの流入等により、フィットネスの施設数が増加しております。このような事業環境のもと、当社では女性のライフタイムをカバーするブランド展開や、200店舗(2026年3月末時点)の出店を通して培ってきたスタジオの店舗運営、インストラクターを正社員として採用することでクオリティの高いレッスンそして独自の体験価値の提供などにより、他社との差別化を図っております。 しかしながら、今後競合状態がさらに激化した場合、当社のサービスが競争力を失った場合等には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 店舗出店について(顕在可能性:中、影響度:中、発生時期:中期) 当社は、予め一定以上の集客を見込める商業施設や駅前の繁華街等に出店しており、立地条件、賃貸条件、店舗の採算性等の観点から、出店候補地を選別した上で、決定しております。 しかしながら、出店候補地の探索に想定外の時間を要するような場合、出店希望物件の賃貸借契約条件が計画と異なった場合、出店後集客が計画どおりに進まなかった場合、会員からの会費未納が増加した場合等により収益が確保できない状況が生じた場合等には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、当社は賃貸形態による出店を基本としており、賃貸借契約のうち、特に、定期建物賃貸借契約は、契約終了後再契約されない可能性があります。このような場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 情報セキュリティについて(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 当社は、顧客管理業務、勤怠管理業務、経理業務等で情報システムを活用しております。また、専門部署を配置して信頼のおける外部委託会社と連携しながら、保守管理を行っております。 しかしながら、ネットワーク障害、コンピュータウイルス、自然災害、人為的ミス等によるシステム障害が発生した場合には、様々な業務に支障をきたすことになり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 自然災害について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 当社の事業は、日本全国に店舗を展開しており、取引先も全国に点在しております。大地震や集中豪雨等の自然災害により、当社が運営する店舗の休業や通信網の遮断、公共交通機関の休止等が発生した場合は、当社の事業運営に支障をきたし、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクが顕在化する可能性の程度及び時期について予測することは困難ですが、緊急時の被災状況等の情報収集体制を確立し、お客様や従業員等の安全確保と事業継続に向けた体制の構築に努めております。また、避難・防災についての教育訓練を定期的に実施するとともに、万一当該リスクが顕在化した場合であっても影響の少ない店舗において事業活動を継続する等リスク低減に努めております。 ⑤ 感染症について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 感染症の拡大または予防のための外出自粛、店舗の休業、営業時間の短縮、感染症の発生に起因したレッスンの中止等により深刻な経済的影響が生じ、市場の縮小や個人消費の冷え込み等が起きた場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 感染症の発生及び感染拡大が生じた場合には、当社は従業員の安全を確保するとともに、当社の事業に対する影響の把握及び事業継続のために必要な対処の検討・実施をいたします。 ⑥ 風評について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 当社に対して事実と異なる理解・認識をされる可能性がある風説・風評が、口コミ・インターネット上の掲示板・SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)への書き込み等により発生・拡散した場合、当社への信頼が損なわれる可能性があります。当社では、定期的にモニタリングを実施し、こうした風説・風評の早期発見に努めるとともに、その影響度・拡散度等の観点から適時かつ適切に対応等をリスクマネジメント規定に則り実施し、影響の極小化に努めています。 しかしながら、即座に拡散されブランドやサービス等の否定的な風評が流布した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 財務に関するリスクについて ① 有利子負債について(顕在可能性:中、影響度:中、発生時期:中期) 当社では、新規出店にかかる施設入居のための保証金、店舗内設備工事及び器具備品等の資金について、資本コストを勘案して主に金融機関からの借入で調達しており、当事業年度末の有利子負債残高は3,569百万円、自己資本比率は25.6%であります。今後、新規出店に伴い有利子負債依存度が相対的に高い水準で推移していくことが予想されますが、収益性の向上を図ることによって蓄積する内部留保資金を設備投資に充当しながら、有利子負債の金額を適切な水準に保つ方針であります。 しかしながら、現行の金利水準が変動した場合や計画どおりの資金調達ができなかった場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 減損・評価減等について(顕在可能性:大、影響度:中、発生時期:短期) 当社は店舗に係る固定資産を保有しております。出店においては、投資回収計画を検証し、出店の判断を行っております。また、出店後も継続的にモニタリングを行い、外部環境の変化に対して競合他社との差別化やマーケティングの強化及び業務効率化など適切に対応し、収益性の向上と経費の抑制に努めております。 しかしながら、店舗の収益性低下や、保有資産の市場価格の著しい下落等により、減損処理が必要となった場合は減損損失が計上され、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 保証金について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 当社は店舗等の賃貸借契約の締結に際して賃貸人に保証金を差入れております。差入れに際しては、賃貸人の信用状況を確認する等、回収可能性について十分に検討を行い決定しております。 しかしながら、賃貸人の財政状況が悪化した場合には、保証金の一部又は全部が回収不能となり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 法務に関するリスクについて ① 個人情報について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 当社のブティックスタジオ事業は会員制を採用しているため、会員の氏名、住所等の個人情報をお預かりしております。個人情報の取り扱いについては、「個人情報の保護に関する法律」に則るほか、社内規程に基づき管理体制を強化しております。 しかしながら、予期せぬ事態により漏洩等の事故が発生した場合、当社の社会的信用の低下や損害賠償請求の発生等により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 消防法について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 当社が運営する店舗は「消防法」による規制を受けており、不慮の火災等により会員の方々に被害が及ばないように、防火対策についてはマニュアルを整備するとともに定期的に消防訓練を行い、法令遵守に努めております。法改正への対応及び行政上の指導について必要な改善及び届出をしており、その後も継続的に運用しております。 しかしながら、不測の事態によって、当社店舗において火災による死傷事故等が発生した場合には、当社の信用低下や損害賠償請求等により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ サービスの安全性について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:短期) 当社が運営する店舗では、安全衛生方針に従って安全衛生管理の研修を受けたインストラクターがレッスンを運営しており会員が安心して受講できるように十分配慮しております。 しかしながら、当社が運営する店舗内で事故が発生した場合、損害賠償請求を受ける可能性があります。また、このような事故、訴訟により当社のブランドイメージ及び社会的信用の低下により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 商標について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 当社は展開するブランドの収益性、リスク、コスト等を総合勘案し、商標登録の効果測定を適宜実施した上で 必要に応じて商標の登録及び維持管理することで、当社のブランド価値を担保しております。弁護士などの専門家の意見を十分に聞きながら検討しております。 しかしながら、第三者が類似した商標を使用する等、当社のブランド価値が毀損される事態に至った場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑤ 訴訟等について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 当社は、事業活動の遂行過程において、当社の役職員や取引先、会員との予期せぬトラブル、訴訟等が発生し、これらに起因した損害賠償の請求、訴訟を提起される可能性があります。本書提出日現在において、係争中の案件はありません。当社では社長室が中心となりクレーム事項等への組織的な対応やコンプライアンス研修の推進等、訴訟等の発生リスク低減に努めております。 しかしながら、これらの訴訟等は予測が困難であり提起された場合、損害賠償の金額、訴訟内容及び結果によっては、当社の経営成績及び財政状態、並びに企業としての社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ その他法的規制について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 当社の商品・サービスの広告や表示においては、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」、「著作権法」、「食品表示法」、「健康増進法」、「薬機法」及び「食品衛生法」等の規制を受けており、虚偽または誇大な表示・広告の禁止等、適正な広告・表示が求められております。 当該リスクが顕在化する可能性の程度及び時期について現時点では認識しておりませんが、当社では社長室が主導となり、関係諸法令のチェック体制およびコンプライアンス体制の整備、社員教育の実施および社内管理体制の強化を推進し、必要に応じて外部の専門機関を活用するなど、法令を遵守し業務を遂行するよう努めております。このような各関係法令において、予期せぬ法規制強化があった場合や何らかの法規制に抵触する行為を行った場合等においては、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) その他のリスクについて ① 人材の確保、育成について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:長期) 当社の事業を展開していくためには、パーパスである「自分を愛し、輝く女性を創る。」に共感する人材の確保と育成が重要課題であると認識しております。そのため、当社はパーパスに共感した人材採用の強化、人材を育成するための研修制度の整備、従業員のやりがいを可視化する人事制度の構築等に注力しております。 しかしながら、今後の国内景気の動向や少子高齢化の進行に伴う国内人口の変化などにより、当社が求める基準を満たす優秀な人材の採用及び育成が計画どおりに進まなかった場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 特定の人物への依存について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:長期) 当社の代表取締役社長である前川彩香は、当社の創業者であり、2008年の創業以来、最高経営責任者として、経営方針や事業戦略の立案・決定及びその遂行において重要な役割を果たしております。また、当社は一部の店舗の賃貸借契約について、現在前川彩香の債務保証を受けております。債務保証に伴う保証料の支払いはありません。当社は事業運営を行ううえで、取締役会及び経営会議等における役員及び幹部社員への情報共有を行い、経営管理体制の強化、経営幹部の育成等を図ることにより、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めております。 しかしながら、何かしらの理由により、同氏が当社の業務を継続することが困難となった場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。債務保証については、相手先との交渉により解消できるように取り組んでまいります。 ③ 大株主について(顕在化の可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 当社の代表取締役社長である前川彩香及び同氏の資産管理会社である株式会社Ayakaが、本書提出日現在において当社発行済株式総数の59.6%の株式を所有しております。同氏及び同社は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針であります。 同氏は当社の代表取締役社長であることから、当社としても安定株主であると認識している一方、将来的に何らかの事情により同氏により当社株式が売却された場合には、当社株式の価格形成等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 新株予約権行使による株式価値の希薄化について(顕在化の可能性:中、影響度:小、発生時期:長期) 当社は、取締役及び従業員に対し、長期的な企業価値向上に対するインセンティブとしてストック・オプションを付与しているほか、今後も優秀な人材確保のためストック・オプションを発行する可能性があります。 これらの新株予約権が権利行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。本書提出日現在でこれらの新株予約権による潜在株式数は1,014,900株であり、発行済株式総数の7.9%に相当しております。 ⑤ 配当政策について(顕在化の可能性:中、影響度:小、発生時期:未定) 当社は、設立以来配当を実施した実績はありませんが、株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しております。内部留保を充実しつつ、持続的に成長することで企業価値を高めていくことが株主への還元に資することと考えております。利益配分については、財務基盤と将来投資のための財源を勘案しつつ、配当や株式分割等の方法により株主に対し利益還元を行うことを方針としておりますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等は未定であります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 資産合計は、新規出店を増加したこと等により前事業年度末に比べて1,272百万円増加し、9,164百万円となりました。流動資産は、売掛金が増加したこと等により前事業年度末に比べて15百万円増加し、2,934百万円となりました。固定資産は、有形固定資産が969百万円増加したこと等により前事業年度末に比べて1,257百万円増加し、6,230百万円となりました。 負債合計は、借入金が185百万円増加したこと等により前事業年度末に比べて564百万円増加し、 6,819百万円となりました。 純資産合計は、利益剰余金が343百万円増加したことにより前事業年度末に比べて708百万円増加し、 2,345百万円となりました。 ② 経営成績の状況 2026年3月期(以下、「当事業年度」)における我が国の経済は、深刻化する人手不足を背景に、賃金の伸びが拡大するなど雇用・所得環境が改善し、個人消費が持ち直したことを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、為替相場の変動や原材料・エネルギー価格の高騰など依然として先行きが不透明な状況が続いております。 当社が属するフィットネス業界は、総合型(プール、ジム、スタジオを兼ね備えたフィットネススタジオ業態)とブティック型で構成されます。過去20年にわたり、ブティック型を中心に新規参入が活発化し、市場規模は拡大傾向にあります。顧客ニーズの変化や嗜好の多様化に応じて、総合型からブティック型にトレンドがシフトし、新業態やブランドの参入を契機にフィットネス人口が広がり、市場は拡大基調にあります。コロナ禍で一時停滞したものの、人々の健康志向の高まりや高齢化により、海外市場との比較も踏まえると、市場拡大のトレンドは継続すると見込んでおります。 このような状況において、当社は「自分を愛し、輝く女性を創る。」をミッションとし、女性向けのブティック型フィットネススタジオを運営しており、2026年3月末現在で日本全国に200店舗を事業展開しております。 当社は「グループレッスン形式」のブティック型スタジオを運営しております。グループレッスン形式の店舗は1店舗あたり65~80坪程度と小規模であることから初期投資を抑制することができ、小規模故に出店物件は豊富に存在することから、多店舗展開を進めやすい点が特徴です。また、1つのスタジオにおいて1人のインストラクターが平均20~30名の会員に同時にレッスンを提供することで、ローコストオペレーションを実現できる点が特徴です。このような特徴を有するグループレッスン形式の店舗を全店直営形態で展開することで、高い収益性が実現できるビジネスモデルとなっております。 当事業年度は、拡大するピラティス市場でのシェアを最大化するために、ピラティスKを45店舗出店しました。また、当社のオリジナルブランドである「アンドフィット(&Fit)」シリーズのプロテイン(マンゴーヨーグルト味)等の新商品を投入し、スタジオ運営に加えて、お客様がレッスンと組み合わせて効果が得られるような商品販売の拡大に取り組みました。 以上の結果より、当事業年度における売上高は11,421百万円(前年同期比34.5%増)、売上総利益は4,095百万円(前年同期比24.0%増)、営業利益は722百万円(前年同期比28.1%減)、経常利益は642百万円(前年同期比31.0%減)、当期純利益は343百万円(前年同期31.4%減)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末より362百万円減少し1,158百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増加要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は、848百万円となりました。これは主に税引前当期純利益555百万円に、減価償却費等の非資金項目、売上高の伸長に伴う売上債権の増加額284百万円及び契約負債の増加額281百万円等の営業活動に係る債権・債務の加減算を行ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は、1,753百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,498百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の増加は、543百万円となりました。これは主に新規出店費用の調達等に係る借入れによる収入950百万円、長期借入金の返済による支出764百万円等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 a 生産実績及び受注実績 該当事項はありません。 b 仕入実績 当事業年度の仕入実績は、次のとおりであります。なお、当社はブティックスタジオ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前期比(%) ブティックスタジオ事業   426,548   104.1 合計   426,548   104.1 c 販売実績 当事業年度の販売実績は次のとおりであります。なお、当社はブティックスタジオ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) ブティックスタジオ事業   11,421,005   134.5 合計   11,421,005   134.5 (注)主な相手先別の記載については、相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況 ②経営成績の状況」に記載のとおりです。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析 「(1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 b.資本の財源及び資金の流動性に係る分析 当社の資金需要のうち、投資を目的とした資金需要は店舗の設備投資等によるものであり、運転資金需要は、店舗スタッフの人件費や店舗賃料等の店舗運営費のほか、販売費及び一般管理費等であります。 設備投資資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの借入によって行っており、運転資金は営業活動によって得られた自己資金を充当しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 当社の財務諸表の作成にあたっては、当事業年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社の経営陣は、財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的に判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 財務諸表の作成に際し用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 また、当該見積り及び当該仮定の不確実性の内容やその変動により経営成績に生じる影響など、その記載内容を補足する情報は、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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