本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

サン・ライフホールディング

7040 · Standard · サービス業

冠婚葬祭とホテル運営を柱に、互助会会員を基盤にライフイベント関連サービスを展開する企業グループ。

概要

サン・ライフホールディングは、神奈川県平塚市に本社を置く持株会社である。グループはホテル・ブライダル、葬祭・法要、介護、ペット葬祭などの事業を展開し、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。2026年3月期の連結売上高は141億円、従業員数は478名。互助会事業が強固な顧客基盤を持ち、前払式特定取引前受金残高は253億円にのぼる。

持株会社体制で12社を統括

当社は完全子会社の株式会社サン・ライフを含む連結子会社12社で構成される。事業セグメントはホテル事業、式典事業、介護事業、その他事業の4つに分かれ、それぞれが専門の子会社によって運営されている。ホテル事業は株式会社サン・ライフサービス、式典事業は株式会社サン・ライフや株式会社SECなど、介護事業は株式会社サン・ライフや株式会社ザ・サンパワーなどが担う。その他事業には互助会運営の株式会社サン・ライフメンバーズや少額短期保険の株式会社もしあん少額短期保険が含まれる。グループ全体で冠婚葬祭から介護、生活支援までをカバーする「トータルライフサポート企業」を標榜する。

式典事業が連結売上の7割を占める

2026年3月期の連結売上高14,149百万円のうち、式典事業は10,212百万円と全体の約72%を占める。同事業は葬儀・法要のほか、仏壇販売、エンバーミング、ペット葬祭、霊園管理を含む。近年は葬儀の小規模化・家族葬志向が強まるなか、新たな「ファミリーホール」ブランドを積極的に展開。2025年6月から2026年2月にかけて神奈川県と東京都に5棟のファミリーホールを開設した。一方、主要エリアの死亡者数減少により葬儀件数は減少傾向にあるが、自然葬や家財整理、相続関連事業が増加し、売上高は前期比0.1%増と微増にとどまった。

互助会事業が253億円の前受金を支える

その他事業の中核である互助会事業は、前払式特定取引前受金残高253億円という強固な顧客基盤を有する。株式会社サン・ライフメンバーズが運営するメンバーズシステムを通じて、会員は冠婚葬祭サービスを前払いで利用できる。2024年10月には社会福祉法人相模福祉会から互助会会員の権利義務を承継し、事業基盤を拡大した。また、無料登録制度「ライフクラブ」や老人ホーム紹介サービス「みつけるコンシェル」を導入し、会員以外の顧客も取り込む戦略を進めている。この事業はグループ全体の安定的な収益源となっている。

介護事業とホテル事業が成長を牽引

介護事業は2026年3月期に売上高2,276百万円(前期比5.2%増)と拡大した。居宅介護支援、短期入所、通所介護、有料老人ホームの運営を行い、利用者数と入居率が上昇した。2025年12月にはデイサービス事業所「エミーズ湘南ひらつか」を譲受し、事業規模を拡大中である。ホテル事業は売上高1,120百万円(同15.0%増)に回復し、営業利益12百万円と黒字化を達成した。婚礼施行組数の増加やEC事業の推進が寄与した。両事業ともグループの成長ドライバーとして位置づけられている。

業界の中での役割は地域密着型のライフイベントサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
141億円
営業利益
11億円
営業利益率
7.8%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ホテル・ブライダル主力

互助会会員や地域顧客を対象に、ホテル及び総合結婚式場の運営、EC事業を行う。結婚式や宿泊、宴会などライフイベントの中核を担う。

主な製品・サービス2
ホテル運営
宿泊施設の運営。婚礼や宴会、宿泊など多目的に利用される。
総合結婚式場運営
結婚式の挙式・披露宴を一括で提供する式場運営。

02葬祭・法要主力

互助会会員の冠婚葬祭需要に応え、斎場、仏壇店、法要会館の運営、エンバーミング、ペット葬祭、霊園管理を提供。葬祭から法要までトータルサポートする。

主な製品・サービス6
斎場運営
葬儀や告別式を行うための施設。互助会会員向けに優先提供される。
仏壇店
仏壇や仏具の販売・供養サービスを提供。
法要会館運営
法要や追善供養を行うための施設運営。
エンバーミング業務
遺体を衛生的に保存・修復する処置。国際的な葬送に対応。
ペット葬祭
ペットの葬儀や火葬、納骨などのサービス。
霊園管理
墓地の管理・運営。永代使用や管理業務を行う。

03介護準主力

互助会会員の高齢化に対応し、居宅介護支援、短期入所・通所介護、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームを運営。地域の高齢者に介護サービスを提供する。

主な製品・サービス5
居宅介護支援
要介護者宅を訪問し、ケアプラン作成や介護サービス調整を行う。
短期入所型介護
ショートステイサービス。一時的に施設へ入所して介護を受ける。
通所型介護
デイサービス。日帰りで施設に通い、食事や入浴、機能訓練を受ける。
介護付き有料老人ホーム
介護スタッフが常駐し、日常生活の支援と介護サービスを提供する高齢者向け施設。
住宅型有料老人ホーム
自立した高齢者が入居し、必要に応じて介護サービスを利用できる施設。

04その他(互助会・保険・研究・サービス)副次

互助会事業の中核であるメンバーズシステム運営、少額短期保険、冠婚葬祭の調査研究、ハウスクリーニングなど、ライフイベントに付随するサービスを提供。

主な製品・サービス3
互助会運営
会員が積み立てを行い、冠婚葬祭時に給付を受ける相互扶助システムの運営。
少額短期保険
少額短期損害保険。冠婚葬祭費用などを補償する保険商品を提供。
ハウスクリーニング
家庭向けの清掃サービス。冠婚葬祭後の清掃などにも対応。

製品と技術

家族葬に対応する「ファミリーホール」

「ファミリーホール」は、少人数での葬儀を想定した小規模斎場ブランドである。従来の大型斎場に比べ、参列者が10~30名程度の家族葬に適した設計で、居住スペースを併設した施設が多い。2026年3月期までに神奈川県内11箇所、東京都内3箇所で展開しており、2025年6月以降に開設した秦野、海老名、藤沢、大和、八王子の各施設が加わった。各施設は地域のニーズに合わせてホールの広さや設備をカスタマイズし、葬儀の簡素化志向に対応している。また、仏壇販売や法要、終活相談なども同一ブランドで提供する。

総合結婚式場「ホテルサンライフガーデン」

ホテル事業の中核は「ホテルサンライフガーデン」であり、婚礼、宴会、レストランを運営する。2026年3月期の同事業売上高は817百万円で、前期比9.8%増加した。ガーデンテラスやチャペルを備えた総合結婚式場として、神奈川県内での婚礼需要を取り込んでいる。また、もう一つの施設「ザ・ウイングス」は売上高298百万円と30.6%の大幅増となり、特にご婚礼の施行組数が増加した。EC事業にも注力し、物販やオンライン予約を強化することで収益基盤を多様化している。

終活総合支援「ライフリリーフ」

「ライフリリーフ」は式典事業が提供する終活総合支援サービスである。葬儀、法要、埋葬、相続、家財整理、生活サポートなどを一括で相談できる窓口として2025年度に本格展開を開始した。集客型イベントの開催や専門スタッフによる相談体制を整え、顧客との長期的な関係構築を狙う。自然葬やペット葬祭などの多様なニーズにも対応し、2026年3月期には家財整理や相続不動産関連の売上増加に貢献した。互助会会員以外の顧客にも開放されており、新たな収益源として期待されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

介護・ヘルスケアに特化、安定収益基盤

当社は介護・福祉・ヘルスケアサービスを展開する独立系企業。同業のジンジブは人材紹介、イシンは建築関連で異なる。25/3期売上139億円、営業利益率9.35%と安定。26/3期は売上141億円、営業利益率7.8%とやや低下見込み。介護報酬改定や人手不足が業界課題だが、高齢化社会を背景に需要は堅調。競合は多数の介護事業者がいるが、当社は地域密着型で差別化。収益性は業界平均より高い水準。

強み

  • 高齢化社会で介護・ヘルスケア需要は堅調、景気影響を受けにくい。
  • 25/3期営業利益率9.35%と業界平均を上回る収益力。
  • 各地域に密着した施設運営で、利用者満足度向上とリピート率確保。
  • 介護施設に加え、ヘルスケア・予防サービスなど幅広く展開。

課題

  • 介護業界全体で人手不足、人材確保と定着が重要課題。
  • 公的介護保険制度の改定により収益性が左右される。
  • 26/3期営業利益率7.8%と低下、人件費上昇などが影響。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がサン・ライフホールディング

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
17038フロンティア・マネジメント69億円
22195アミタホールディングス69億円24.5倍
3352ALOIVE69億円53.8倍
49344アクシスコンサルティング67億円22.9倍
57040サン・ライフホールディング66億円9.6倍
62370メディネット66億円
72437Shinwa Wise Holdings65億円
87080スポーツフィールド64億円7.7倍
92438アスカネット64億円19.3倍
107060ギークス63億円9.7倍
11343AIACEトラベル63億円11.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

株式移転によりJASDAQ上場した2018年

2018年10月、株式会社サン・ライフが単独株式移転により当社を設立した。同時に当社株式は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。これに伴い、株式会社サン・ライフ株式は同年9月に上場廃止となった。この株式移転により、グループ全体の経営管理を担う純粋持株会社体制がスタートした。設立時点での主要事業は冠婚葬祭と介護であり、神奈川県内に複数の拠点を有していた。

M&Aで事業領域を拡大した2019-2020年

2019年11月、神奈川県平塚市の株式会社スキルを完全子会社化し、ハウスクリーニング事業を獲得した。2020年2月には東京都八王子市の高尾山観光開発株式会社を買収し、霊園管理や観光事業を加えた。また、2019年10月から2020年12月にかけて、静岡県沼津市や神奈川県内でデイサービス・ショートステイ複合型施設の事業譲受を複数実行し、介護事業のエリアを拡大。さらに2020年8月にはホテル運営子会社の株式会社サン・ライフサービスを設立し、ホテル・ブライダル事業を本格化させた。

スタンダード市場へ移行した2022年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、当社株式はJASDAQスタンダードからスタンダード市場へ移行した。これにより、上場企業としてのガバナンス強化が求められることとなった。同年9月には神奈川県茅ヶ崎市に「ファミリーホール茅ヶ崎」を開設し、式典事業のネットワークを拡充した。また、2023年1月には伊勢原市と日野市に相次いでファミリーホールを開設し、家族葬需要に対応する施設展開を加速させた。

グループ再編を進めた2023年

2023年4月、グループ経営効率化のため、連結子会社の有限会社ホーマを同じく連結子会社の株式会社ザ・サンパワーに吸収合併した。同年11月には東京都町田市に「サン・ライフ 町田鶴川ファミリーホール」を開設する一方、八王子ホテルニューグランドを閉鎖した。12月には「株式会社サン・ライフ・ファミリー」を「株式会社もしあん少額短期保険」に名称変更し、少額短期保険事業を明確化した。これらの再編により、事業ポートフォリオの整理と効率化を図った。

清算と承継が行われた2024年

2024年2月、株式会社エス・エルよこはまを清算結了し、不採算事業からの撤退を完了した。同年10月には、株式会社サン・ライフメンバーズが社会福祉法人相模福祉会より互助会会員の権利義務を承継し、互助会事業の基盤を強化した。また、この年は新規のファミリーホール開設はなかったが、既存施設のリニューアルやサービス品質向上に注力した。財務面では売上高135億円、純利益11億円と過去最高益を記録した。

ファミリーホールを集中出店した2025年

2025年6月から12月にかけて、神奈川県と東京都で5棟のファミリーホールを新規開設した。6月に秦野市「秦野ファミリーホール」、7月に海老名市「ファミリーホール海老名」、8月に藤沢市「サン・ライフ 藤沢聖苑前ファミリーホール」、12月に大和市「大和桜ヶ丘駅前ファミリーホール」、同時にデイサービス「エミーズ湘南ひらつか」を事業譲受により開設した。これにより式典事業の施設数を拡大し、家族葬ニーズへの対応を加速した。ただし、新規出店費用の増加により営業利益は前期比15.5%減の11億円となった。

八王子元横山に新規開設した2026年

2026年2月、東京都八王子市に「八王子元横山ファミリーホール」を開設した。同施設は最新の家族葬ニーズに対応した小規模斎場であり、これにより東京都内の拠点は日野市、町田市、八王子市と3箇所となった。2026年3月期の連結業績は売上高141億円、営業利益11億円、純利益6億円と減益ながらも安定した収益を確保した。グループは引き続き式典事業の施設最適化と介護事業の拡大を進め、2027年3月期は売上高146億円を目標としている。

年表34件を開く

2010年代

  • 2018年10月創業株式会社サン・ライフが単独株式移転により当社を設立し、当社株式は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場(株式会社サン・ライフ株式は2018年9月に上場廃止)。
  • 2019年4月神奈川県相模原市に「サン・ライフ ファミリーホール橋本」を開設。
  • 2019年6月神奈川県厚木市に「セレイエ厚木」を開設。
  • 2019年10月神奈川県小田原市にデイサービス・ショートステイ複合型介護施設「エミーズ鴨宮」を事業譲受により営業開始。
  • 静岡県沼津市にデイサービス・ショートステイ複合型介護施設「エミーズ東間門」を事業譲受により営業開始。
  • 静岡県沼津市にデイサービス介護施設「エミーズ原」を事業譲受により営業開始。
  • 2019年11月M&A神奈川県平塚市に株式会社スキルを100%株式取得により完全子会社化。

2020年代

  • 2020年2月M&A東京都八王子市にある高尾山観光開発株式会社を100%株式取得により完全子会社化。
  • 2020年4月東京都多摩市に「ファミリーホール聖蹟桜ヶ丘」を開設。
  • 2020年5月神奈川県藤沢市に「サン・ライフ ファミリーホール藤沢大庭」を開設。
  • 2020年8月創業神奈川県平塚市に株式会社サン・ライフサービスを設立。
  • 2020年12月神奈川県足柄下郡真鶴町に「西湘ホール」を開設。
  • 2021年2月神奈川県足柄上郡大井町に「サン・ライフ ファミリーホール大井松田」を開設。
  • 2021年4月神奈川県相模原市南区に「サン・ライフ 小田急相模原駅前ファミリーホール」を開設。
  • 2021年12月東京都日野市に「ファミリーホール日野」を開設。
  • 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場へ移行。
  • 2022年9月神奈川県茅ヶ崎市に「ファミリーホール茅ヶ崎」を開設。
  • 2023年1月神奈川県伊勢原市に「サン・ライフ 伊勢原駅南口ファミリーホール」を開設。
  • 2023年1月東京都日野市に「サン・ライフ ファミリーホール日野本町」を開設。
  • 2023年3月神奈川県海老名市に「サン・ライフ さがみ野駅前ファミリーホール」を開設。
  • 2023年4月M&Aグループ経営効率化を目的として、有限会社ホーマ(連結子会社・介護事業)を株式会社ザ・サンパワー(連結子会社・介護事業)に吸収合併。
  • 2023年11月東京都町田市に「サン・ライフ 町田鶴川ファミリーホール」を開設。
  • 八王子ホテルニューグランドを閉鎖。
  • 2023年12月神奈川県平塚市に「平塚南口ファミリーホール」を開設。
  • 「株式会社サン・ライフ・ファミリー」を「株式会社もしあん少額短期保険」に名称変更。
  • 2024年2月株式会社エス・エルよこはまを清算結了。
  • 2024年9月神奈川県茅ヶ崎市に「茅ヶ崎南口ファミリーホール」を開設。
  • 2024年10月株式会社サン・ライフメンバーズが、社会福祉法人相模福祉会より互助会会員の権利義務を承継。
  • 2025年6月神奈川県秦野市に「秦野ファミリーホール」を開設。
  • 2025年7月神奈川県海老名市に「ファミリーホール海老名」を開設
  • 2025年8月神奈川県藤沢市に「サン・ライフ 藤沢聖苑前ファミリーホール」を開設
  • 2025年12月神奈川県大和市に「大和桜ヶ丘駅前ファミリーホール」を開設
  • 事業譲受によりデイサービス事業所「エミーズ湘南ひらつか」を開設
  • 2026年2月東京都八王子市に「八王子元横山ファミリーホール」を開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで14,600百万円
  • 営業利益2027年3月期まで1,140百万円
  • 経常利益2027年3月期まで1,320百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期まで790百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループ経営の再構築とガバナンス強化

    孫会社統合による事業ポートフォリオの機動的な見直し、監査等委員会設置会社としてのコンプライアンス・リスク管理体制の充実、コーポレートガバナンスコード・CSR・ESG・SDGsを意識した経営を推進する。

  2. 02

    ビジネスモデルの再構築

    ホテル・ブライダル事業では婚礼・宴会需要の拡充とSNS・EC強化、式典事業では終活支援「ライフリリーフ」拡充と戦略的新規斎場出店、介護事業では人材確保・処遇改善・M&Aによる拡大を進める。

  3. 03

    互助会事業の戦略見直しと顧客基盤拡大

    前払式特定取引前受金残高253億円の顧客基盤を活かし、商品・サービス開発と「ライフクラブ」無料登録制度、老人ホーム紹介サービス「みつけるコンシェル」の拡充により会員以外も含む幅広い顧客獲得を図る。

  4. 04

    経営基盤・財務基盤の強化

    式典事業の施設ネットワーク適正配置と機能強化、DXによる業務効率化、人財の確保・育成による組織力強化、適切な投資判断とキャッシュ・フロー安定創出により健全な財務体質を維持する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で478人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は524万円で、7期前と比べて1.8%平均年齢は39.6歳、平均勤続年数は8.6年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年3月53441.08.8459
2020年3月51740.86.5543
2021年3月49840.56.1518
2022年3月51541.87.4502
2023年3月55241.97.9495
2024年3月52441.08.5477
2025年3月52140.98.1483269
2026年3月52439.68.6478230

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率18.2%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)76.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 12 / 海外 0、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
湘南地区葬祭ホール — 神奈川県平塚市他3,969百万円
式典事業
県央地区葬祭ホール — 神奈川県相模原市他3,442百万円
式典事業
西東京地区葬祭ホール — 東京都八王子市他2,597百万円
式典事業
県央地区葬祭ホール — 神奈川県相模原市他1,011百万円
式典事業
湘南地区葬祭ホール — 神奈川県平塚市他736百万円
式典事業
サンガーデン湘南 — 神奈川県平塚市656百万円
介護事業
ホテルサンライフガーデン — 神奈川県平塚市456百万円
ホテル事業
本社 — 神奈川県平塚市395百万円
その他の事業、全社
西東京地区葬祭ホール — 東京都八王子市他379百万円
式典事業
本社 — 神奈川県平塚市192百万円
その他の事業、全社
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱サン・ライフ(注)4
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サン・ライフメンバーズ(注)3
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ザ・サンパワー(注)3
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱SEC(注)3
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サン・セレモニー(注)3
    東京都八王子市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱もしあん少額短期保険(注)3
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱クローバー(注)3
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱トータルライフサポート研究所(注)3
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権99.0%
  • 国内
    ㈱ペットセレモニーウェイビー(注)3
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱スキル(注)3
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権99.0%
  • 国内
    高尾山観光開発㈱(注)4
    東京都八王子市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サン・ライフサービス(注)3
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は141億円営業利益11億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.4%、利益が-15.4%。

売上高
+1.4%
141億円
営業利益
-15.4%
11億円
純利益
-25.0%
6億円
営業利益率
7.8%
前期比 -1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高146億円141億円
営業利益11億円11億円
純利益8億円6億円
1株あたり配当¥35¥35

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は34億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.7%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q343
2024年1Q3126.51
2024年2Q3339.12
2024年3Q36411.13
2024年4Q355
2025年2Q6557.73
2025年4Q74810.85
2026年2Q6857.43
2026年4Q7368.23
2027年1Q3425.91

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2019年3月期からの8期で、売上は125億円から141億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は7.8%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
神奈川県平塚市に株式会社スキルを100%株式取得により完全子会社化。
2019年3月125115
神奈川県平塚市に株式会社サン・ライフサービスを設立。
2020年3月1185−13
神奈川県足柄上郡大井町に「サン・ライフ ファミリーホール大井松田」を開設。
2021年3月10321
神奈川県茅ヶ崎市に「ファミリーホール茅ヶ崎」を開設。
2022年3月11154
グループ経営効率化を目的として、有限会社ホーマ(連結子会社・介護事業)を株式会社ザ・サンパワー(連結子会社・介護事業)に吸収合併。
2023年3月126104
神奈川県茅ヶ崎市に「茅ヶ崎南口ファミリーホール」を開設。
2024年3月1351311
神奈川県秦野市に「秦野ファミリーホール」を開設。
2025年3月13913149.48
東京都八王子市に「八王子元横山ファミリーホール」を開設
2026年3月14111137.86

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高141億円のうち、営業利益として残るのは11億円7.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の4.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.9%107億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.3%23億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.8%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.3pt
7.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.8pt
4.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.6pt
9.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−76億円で、差し引きのフリーCFは−64億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は38億円で、売上の3.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年3月12−12−20119
2020年3月6−23−6−1796
2021年3月4−90−590
2022年3月9−90089
2023年3月7−5−2289
2024年3月172−519103
2025年3月14−11−23104
2026年3月12−76−2−6438

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2026年3月期の総資産は360億円。このうち返さなくてよい自己資本が69億円で、自己資本比率は19.2%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年3月3756630917.7
2020年3月3534830513.5
2021年3月3494730213.5
2022年3月3534930413.9
2023年3月3515130014.4
2024年3月3586029816.8
2025年3月3626629618.3
2026年3月3606929119.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
94億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
68億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
291億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
59
/ 100
安定性自己資本比率13 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中221位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中507位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
19.2%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
1.4%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥974で、1年前と比べて+4.1%過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。

¥974+0.0%1ヶ月-0.3%1年+4.1%時価総額66億円
過去52週の値幅
安値¥912高値¥1,297

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.6倍
PER (会社予想)7.5倍
PBR0.86倍
配当利回り3.59%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価980円は25日線(970円)を1%上回り、75日線(979円)と同水準。1ヶ月で+2.5%、1年で+10.3%と緩やかな上昇。52週高値(1297円)から24%下のレンジ内。出来高は低調で、方向感に欠ける展開。週足はもみ合い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 9.68倍は業界平均22.47倍を大幅に下回り、割安。PBR 0.87倍は平均3.16倍を大きく下回り、解散価値以下。配当利回り3.47%は平均2.73%を上回る。ただし配当性向154.5%と利益を超える配当で、持続可能性に懸念。ROE 9.2%は業界平均並みだが、収益力は低め。割安だが配当の持続性に疑問があり、注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.6倍23.4倍
PER (予想)7.5倍
PBR0.86倍3.51倍
ROE9.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

少子高齢化による介護需要の拡大が追い風となる一方、介護報酬改定による収益圧迫リスクが論点。強気派は需要増と安定したキャッシュフローを評価し、弱気派は規制リスクと競争激化を懸念。

プラスに働く材料7
  • 高齢化需要の追い風

    日本の高齢化率上昇で介護サービス需要は長期的に拡大基調。

  • 安定した収益性

    営業利益率7.8%と業界平均並みに安定、キャッシュフローも堅調。

  • 低バリュエーション

    PER9.7倍、PBR0.87倍と割安感があり、配当利回り3.5%と魅力的。

  • 増収基調の継続2026年3月期影響

    売上高135→139→141億円と拡大、サービス需要堅調

  • PER9.7倍の割安評価継続影響

    同業比でPER低く、買収妙味

  • 配当利回り3.47%の安定通年影響

    業績変動に配当維持、インカム志向の下支え

  • PBR0.87倍の解散価値接近継続影響

    自己資本比率高く、株価は純資産の13%引き

マイナスに働く材料7
  • 規制リスク

    介護報酬の改定で単価引き下げが行われれば収益が圧迫される。

  • 競争激化

    市場参入が比較的容易で、競合他社の増加によりシェア維持が困難。

  • 成長の鈍化

    売上高成長率は年3%未満で、大幅な拡大は見込みにくい。

  • 営業利益の減少トレンド2026年3月期影響

    営業利益13→11億円(前期比▲15%)、コスト増

  • 純利益の二桁減少2026年3月期影響

    純利益8→6億円(▲25%)、減益幅拡大

  • 低外国人保有比率継続影響

    外国人5.3%と低く、需給の厚み不足

  • サービス業界の人手不足継続影響

    人件費上昇が利益圧迫、採用競争激化

次の決算で確かめる点
訪問介護利用者数
需要の実勢を示すコア指標で増加が成長の証。
介護報酬単価
報酬改定の影響を直接反映し収益性を左右する。
営業利益率
収益性の持続性を測る指標で8%以上が維持されるか注視。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり35で、前期から+3.0%いまの株価に対する利回りは3.59%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥35
1株あたり
配当利回り
3.59%
いまの株価に対して
配当性向
154.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年3月32215.6
2021年3月320.0728.9
2022年3月320.01216.7
2023年3月333.160.0
2024年3月330.057.5
2025年3月330.088.2
2026年3月343.0154.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥35

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,311人。区分でいちばん多いのは事業法人47.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.0%を占め、残る45.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人42.347.247.247.247.247.3
個人・その他44.940.640.740.440.039.1
自己株式10.210.210.210.210.210.2
金融機関8.18.18.18.18.27.7
外国法人4.13.63.63.84.25.3
証券会社0.60.50.40.40.40.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社サカエヤ40.98
02学校法人鶴嶺学園3.08
03竹内 恵司2.98
04CACEIS BK ES IICS CLIENTS (常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.52
05CATHAY SECURITIES CORPORATION (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.35
06平塚信用金庫2.20
07サン・ライフ従業員持株会1.45
08日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.17
09アサヒビール株式会社1.17
10多摩信用金庫1.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で+22%、1株純資産は8期で+10%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2019年3月831,0228.311.611.5
2020年3月−198777215.6
2021年3月227712.936.3728.9
2022年3月667998.512.11216.7
2023年3月588287.214.860.0
2024年3月18298120.25.757.5
2025年3月1361,07813.37.088.2
2026年3月1011,1289.210.1154.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額176百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
竹内圭介取締役会長5227,900
比企武代表取締役 社長7042,300
竹内伸枝取締役 相談役873,400
海老塚大介取締役51800
黒崎寿雄取締役544,500
笹尾茂樹取締役51500
酒井美重子取締役685,000
熊谷聖一取締役74
瀧澤賢次取締役(常勤監査等 委員)689,600
小峰雄一取締役(監査等委員)54
加藤伸樹取締役(監査等委員)45
礒江英子取締役57

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61083514324
社外取締役420205
取締役(社内)1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容744字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、持株会社として傘下グループ会社の経営管理及びそれに附帯する業務を行っております。 当社は、完全子会社となる株式会社サン・ライフを含む連結子会社12社及び持分法非適用会社1社で構成され、地域の顧客並びに株式会社サン・ライフメンバーズ等により運営されているメンバーズシステム(互助会)事業における互助会会員を対象としてホテル・ブライダル事業、葬祭・法要事業、介護事業、ペット葬祭事業及びこれらに付随するその他のサービス等を行なっております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 グループの事業に関わる位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 セグメント名称   会社名   事業の内容 ホテル事業   ㈱サン・ライフサービス   ホテル及び総合結婚式場の運営、EC事業 式典事業   ㈱サン・ライフ㈱SEC㈱ペットセレモニーウェイビー高尾山観光開発㈱   斎場、仏壇店及び法要会館の運営、エンバーミング業務、ペットの葬祭業務、霊園の管理 介護事業   ㈱サン・ライフ㈱ザ・サンパワー㈱クローバー   居宅介護支援業務、短期入所型・通所型介護サービス業務及び介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームの運営 その他事業   ㈱サン・ライフメンバーズ㈱サン・セレモニー㈱もしあん少額短期保険㈱トータルライフサポート研究所㈱スキル   互助会事業の運営、少額短期保険業務、冠婚葬祭事業における調査研究、ハウスクリーニング業 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,595字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営方針 当社グループは、「恵愛・感謝・真心の想いとともに あなたのそばにいつも」をミッションに掲げ、「"お役に立つ" "ご信頼いただく" "常に力強く発展する"」を社訓として、冠婚葬祭・介護・ホテルの各事業を通じてお客様一人ひとりの多様なニーズに応える付加価値の高いサービスの提供に努めております。また、「未来に向けてしあわせの枝を伸ばし続けていこう!」「奉仕のこころで豊かな社会の実現に進もう!」のコミットメントのもと、グループ全体の総合力を活かし、全てのステークホルダーに対して「最高の満足と全幅の信頼」を確立することをビジョンとして追求してまいります。加えて、デジタル技術の活用や業務効率化を推進し、生産性の向上とサービス品質の両立を図るとともに、人財育成の強化を通じて持続的な成長を実現してまいります。さらに、コーポレート・ガバナンスの充実およびコンプライアンスの徹底により、企業としての信頼性を一層高め、株主の皆様をはじめとする全てのステークホルダーから信頼される経営を推進してまいります。 (2) 当社を取り巻く経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、人口減少および少子高齢化の進行を背景として、事業構造や需要動向に変化が見られております。特に式典事業においては、葬儀規模の縮小傾向や家族葬を中心とした簡素化志向の高まりなどにより、市場環境は大きく変化しております。また、ロシア・ウクライナ情勢の長期化および米国・イラン情勢の緊迫化による国際的なエネルギー資源不足と原材料価格の上昇、加えて米国通商政策等の影響もあり、国内景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。人手不足の進行や人件費の上昇もあわせて、企業経営へのコスト圧力は引き続き留意が必要な状況にあります。 一方で、3人に1人がシニア世代となる超高齢社会の到来により、介護・福祉サービスや葬祭関連サービスへの需要は底堅く推移するものと認識しております。また、家計金融資産の約60%をシニア世代が保有するシニアビジネス市場は、人口減少が続く日本において数少ない成長市場として重要な機会を提供しております。生活様式の変化やデジタル化の進展に伴い、サービス提供のあり方にも変化が求められております。 当社グループは、こうした環境変化を脅威としてのみとらえるのではなく、「チャンスとリスクは表裏一体」という認識のもと、社会課題の解決を新たな事業機会に転換することで、「トータルライフサポート企業」への進化を図ってまいります。 (3) 当社グループの対処すべき課題と対応 ①「上場持株会社」として企業グループ経営を再構築 当社は、経営環境の変化に応じた迅速かつ果断な経営判断を行うために孫会社の統合を実施し、事業ポートフォリオの機動的な見直しを図っております。これによりグループ全体の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。 また、スタンダード市場上場企業として経営管理を的確に行うため、取締役会の監督機能を強化し、更に監査等委員会設置会社として、グループ全体を包括するコンプライアンス体制、リスク管理体制、内部監査体制を充実させ、当社グループ全体のガバナンスを、より一層強化してまいります。 この推進に当たり、「新しい生活様式」、「変化する社会構造」、「働き方改革」に対応した経営を行ってまいります。 また、スタンダード市場上場企業としての社会的要請も踏まえ、コーポレートガバナンスコードを指針とし、「CSR(企業の社会的責任)」、「ESG(環境・社会・ガバナンス)」、「SDGs(持続可能な開発目標)」も意識しした企業グループを目指してまいります。 ②強靭な事業基盤の確立 イ.ビジネスモデルの再構築 現状の社会変化や消費者のライフスタイル・価値観の変化に対応していくため、従来当社グループが展開してきたビジネスモデルを見直し、再構築しております。セグメント別の主要課題と取り組み方向は以下のとおりです。 ・「ホテル・ブライダル事業」 ご婚礼・ご宴会需要の拡充、SNSを活用した情報発信強化、EC事業の推進による黒字化・収益基盤の確立 ・「式典事業」 終活総合支援事業「ライフリリーフ」の拡充、戦略的新規斎場出店(2026年3月期5棟開設済み)、ブランド別アフターフォロー体制の確立 ・「介護事業」 看護師・ヘルパーの確保と処遇改善、海外人材の活用、M&Aによる事業領域の積極的拡大 ロ.互助会事業の戦略見直し 互助会事業におきましては、前払式特定取引前受金残高253億円という強固な顧客基盤を活かし、お客様ニーズに応じた商品・サービスの継続的な開発・拡充を行うとともに、無料登録「ライフクラブ」制度の導入や、老人ホーム紹介サービス「みつけるコンシェル」の拡充を通じて、互助会会員以外の皆様をも含む幅広い顧客基盤の拡大に取り組んでまいります。 ③経営基盤・財務基盤強化のための経営戦略 経営基盤の強化に関しましては、主力である式典事業において、施設ネットワークの適正配置および既存施設の機能強化を進めるとともに、顧客ニーズの変化に対応した商品・サービスの見直しを行っております。あわせて、互助会事業および介護・福祉関連事業との連携を強化することにより、外部環境の変動に左右されにくい事業構造の構築に努めております。また、業務プロセスの見直しおよびDX化の推進により業務効率の向上を図るとともに、人財の確保および育成を通じて組織力の強化に取り組み、労働生産性を高めてまいります。 財務基盤の強化に関しましては、適切な投資判断のもとで設備投資(2026年3月期:有形・無形固定資産取得9.8億円)を実施しつつ、キャッシュ・フローの安定的な創出および資金効率の向上に努め、健全な財務体質の維持に取り組んでおります。コスト管理の徹底および既存施設の稼働率向上に継続的に取り組むことで、2027年3月期の連結業績予想は、売上高14,600百万円(当期比3.2%増)、営業利益1,140百万円(当期比3.4%増)、経常利益1,320百万円(当期比3.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益790百万円(27.6%増)の達成を目指してまいります。
事業等のリスク4,859字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 ただし、以下に記載したリスクは当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、現時点では予見できない又は重要と見なされていないリスクの影響を将来的に受ける可能性があります。 当社グループではこのような経営及び事業リスクを最小化するとともに、これらのリスクをむしろチャンスとして活かすための様々な対応及び仕組み作りを行っております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 互助会事業に関わる規制について ①当社グループの互助会事業 当社グループは、株式会社サン・ライフサービスが所管する婚礼・宴会を中心とするホテル事業(ホテル・ブライダル事業)、並びに、株式会社サン・ライフが所管する葬儀を中心とする式典事業(葬祭・法要事業)と、株式会社サン・ライフメンバーズ他1社(以下、「同社等」という)が所管する冠婚葬祭互助会事業が相互に連携することにより、運営しております。 冠婚葬祭互助会事業者(以下、「互助会事業者」という。)による互助会加入者への役務提供は、割賦販売法(以下、「割販法」という)が定める「前払式特定取引」に該当します。 「割販法」は、「前払式特定取引」を利用した営業を経済産業大臣の許可制としております。 本許可に基づき、「同社等」は互助会加入への募集活動を行い、互助会の加入者(以下、「互助会加入者」という)と、互助会契約を締結し、毎月一定の月掛金の払込みを受けております。原則として掛金全納後、互助会加入者は冠婚葬祭の施行請求の権利を得て、「同社等」は互助会加入者からの施行の申し込みにより、冠婚葬祭の施行義務を負い、役務提供する仕組みになっております。 ②「割販法」上の各種規制について 冠婚葬祭互助会事業は「割販法」によって次の規制を受けております。 イ.前払式特定取引前受金の保全義務 毎年3月末、9月末の互助会会員より徴収した掛金(前払式特定取引前受金)残高の2分の1に相当する金額について保全措置の義務があり、法務局への供託(現金及び国債等)又は保証会社等と前受業務保証金供託委託契約を結ぶことにより保全措置を講じることとなっております。 ロ.冠婚葬祭事業者に対する財産・収支に関する規制 経済産業大臣は、互助会事業者に対し、営業所ごとに届出と営業保証金の供託を求めています。また、事業の健全な推進と消費者保護の立場から、互助会事業者に対して財産及び収支に関する報告書の提出も求めています。この報告の中で、経済産業大臣は、経常収支率、流動比率、純資産比率が、同法施行規制の定める基準値を下回る場合、事業者に対して前払式特定取引の契約締結の禁止命令及び必要な改善命令を出すことができることとなっております。 現時点において、「同社等」は、「割販法」上の改善命令等、法的処分を受けた事実はありませんが、仮に現在の法的規制及びその運用が変更され、それによって収支率等の改善を図る必要が生じた場合、何らかの理由により「同社等」の事業の許可が停止、または、取り消される可能性があります。また、当該法規制が改正・強化され、その対応のために新たな費用負担が発生する等があった場合には、当社グループの事業展開、業績、財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。加えて、「割販法」上の法的規制の運用は所轄官庁である経済産業省により行われ、諸般の事情により随時変更、または撤廃される可能性があります。 当社グループは、今後とも「割販法」を始めとした法的規制を遵守していくとともに、各種規制の変更や法改正の動向を常に注視のうえ、必要な対応を実施してまいります。 (2) 食品衛生法に関する規制について 当社グループは飲食業を営む関係上、食品衛生法の規制を受けております。食品衛生法は、飲食に起因する衛生上の危害の発生防止、並びに公衆衛生の向上及び増進に寄与することを目的としており、食品等事業者は、食品衛生責任者を置き、厚生労働省令の定めるところにより、都道府県知事の許可を受ける必要があります。また、食中毒を起こした場合等、食品衛生法の規定に抵触した場合、食品等の廃棄処分、営業許可の取り消し、営業の禁止、一定期間の営業停止等の処分を命じられることがあります。万一、何らかの衛生管理上の問題が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 上記リスクに対し、当社グループでは、日々の衛生管理チェックに加え、細菌等の測定検査を実施し、衛生管理の強化に取り組んでおり、内部監査においても衛生管理状況を確認するなど、食中毒等の重大事故の未然防止に努めております。 (3) 人口動態による業績への影響 「2025年人口動態統計速報」によれば、2025年(1月~12月)の出生数は約70万人に対し、死亡数は約160万人と自然減が続き、「内閣府2025年版高齢社会白書(全体版)」によると、2070年にはわが国の人口は約8,700万人、75歳以上の人口比率が約25.1%と、総人口の減少及び一層の少子・高齢化が予測されております。 総人口の減少及び一層の少子高齢化の進展、想定を超える急速な減少によるターゲット層の大幅な減少、人口動態の変化による伝統的な価値観の変容、社会構造の大変革は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 起こりうる変化に対して、ビジネスモデル再構築の遅れ、ライフスタイル・ニーズの変化、多様性への対応の遅れによる成長機会の逸失は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 上記リスクに対し、グループ全体の事業ポートフォリオの機動的な見直しを実施し、経営環境の変化に応じた迅速かつ果断な経営判断を通じて、グループ全体の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。 (4) 競合他社について 当社グループの行う事業、領域において、従来から競合関係にあった企業のみならず、昨今ではネット事業者や周辺事業者からの参入も見受けられます。 今後、競争の激化による当社グループの市場シェアや価格競争による販売価格の下落によって当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 上記リスクに対し、葬祭ホールの戦略的かつ機動的な新規出店を継続しつつ、その他セグメントにおいても、お客様が当社グループに求める多様化したニーズにお応えすべく、他社との提供サービスとの差別化を図り、顧客満足度の高い当社独自のサービスを提供してまいります。 (5) 顧客情報の管理について 当社グループは、冠婚葬祭及び互助会事業等、その事業特性上、多くの顧客情報を取り扱っております。 当社グループは引続き顧客情報の管理に努めていきますが、万一何らかの顧客情報管理上の問題が発生した場合には、その後の事業展開、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 上記リスクに対し、当社の子会社2社が、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の定める「プライバシーマーク制度」の認定事業者となるなど顧客情報の管理には十分留意しております。加えて、当社グループでは、eラーニング、サイバー攻撃対応訓練等を活用したセキュリティ関連教育を行い、顧客情報の管理に留意しております。 (6) 顧客のライフスタイル・顧客ニーズの変化について 当社グループの主たる事業であるホテル事業及び式典事業は、顧客のライフスタイル・ニーズの変化の影響を強く受けます。これら顧客のライフスタイル・ニーズの変化にうまく対応できず、適時に的確な企画立案、提案、施行等ができなかった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 上記リスクに対し、当社グループでは、式典事業においては、お客様が当社グループに求めるご葬儀の多様化するニーズに対し、「想いを大切にしたご葬儀」の根幹は堅持しつつ、規模・価格帯に応じたブランド戦略を推進してまいります。 ホテル(婚礼)事業においては、多様な婚礼スタイルに対応した各種挙式プランの開発、他社にないソフトサービスの構築等、お客様への提案力を強化してご婚礼の獲得に努めてまいります。 介護事業においても、サービス品質の向上に努め、ご利用者様に寄り添った事業を推進してまいります。 (7) 自然災害について 地震、台風、大雨等の自然災害が発生した場合、当社グループが所有する事業用施設の損壊等により、事業活動が停止し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 上記リスクに対し、当社グループでは、リスクマネジメント委員会の定期開催を通じ、BCP計画の策定と運用確認等の対策を講じ、役職員へ周知しております。 (8) 感染症等について 新型コロナウイルス感染症等による感染症の流行・拡大によって、事業活動の短縮や臨時休業の実施、外出自粛等による顧客数の減少、個人消費の低迷や原材料等の供給遅延等が想定され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 上記リスクに対し、当社グループでは、感染症等が発生した場合、社長直轄の対策本部を立ち上げ、日々変化する状況に応じて、顧客、ビジネスパートナー、社員及びその家族の安全確保・感染予防・感染拡大防止を最優先とする方針のもと、「安心・安全」を最重要課題と認識し、事業継続に向けた対策を随時実施してまいります。 (9) 固定資産の減損について 当社グループが保有する事業用固定資産に対し、経営環境や事情の状況の変化等により収益性が低下し、将来見通しにより固定資産の回収が困難と判断される場合には、当該固定資産を減損損失として認識する場合があります。また、土地等の時価が著しく下落した場合におきましても、当該固定資産の回収可能性を判断した上で減損損失を認識する可能性があり、この場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 上記リスクに対し、当社グループでは、事業の成長に必要な設備投資については、その投資効果・採算性の検証を綿密に行い、また、設備の稼働後も、予実管理を継続的に実施しており、極力減損リスクを回避するように努めています。 (10) 人材確保及び育成について 「働き手」の減少は、当社グループの今後のビジネスモデルに対しても大きな懸念材料と捉えており、当社グループが安定的な成長を達成していくためには、優秀な人材の確保が必要不可欠と考えております。当社グループの基本理念を理解し、賛同した人材の確保と育成は、当社グループの最重要課題の一つであり、積極的な採用活動を行うとともに、採用後の人材教育により早期の戦力化を図ってまいります。しかしながら、採用環境の変化等により、十分な人材の確保及び育成が困難となった場合は、当社グループの事業展開に影響が生じること等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 上記リスクに対し、当社グループは、更なる業務の効率化と、専門性の高い人材の採用や登用を円滑に実施するため、2022年4月にジョブ型志向を組み込んだ人事制度を導入しております。新人事制度の運用とともに、教育研修制度を整備するなど、人材育成に注力しております。また、サステナビリティの基本方針及び取り組みとして、「従業員の幸福と成長支援」を掲げ、従業員が安心して働ける職場環境を整備し、人材の確保、育成に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,377字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善と個人消費の緩やかな回復が見込まれる一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、米国・イラン情勢の緊迫化による国際的なエネルギー資源不足と原材料価格の上昇、併せて米国通商政策等の影響もあり、国内景気の先行きは依然として不透明な状況となっております。このような中、当社は「Sustain100~持続可能な明日へ~」をスローガンに掲げ、従業員への周知とお客様へ向けて積極的な活動に取り組んでまいりました。 また、「2025年人口動態統計速報」によれば、2025年(1月~12月)の出生数は約70万人に対し、死亡数は約160万人と自然減が続き、「内閣府2025年版高齢社会白書(全体版)」によると、2070年にはわが国の人口は約8,700万人、75歳以上の人口比率が約25.1%と、総人口の減少及び一層の少子・高齢化が予測されております。 なお、人口動態の将来予想(少子高齢化)が当社グループの将来にとって大きく影響を及ぼすものであると考えられる一方、死亡者数は2040年頃までは増え続け、その後の減少もなだらかに推移していくと予想されておりますので、少子高齢化による当社式典事業への業績影響は軽微であると認識しております。 このような状況下におきまして、主要事業においてホテル事業では施設・サービスの魅力を顧客ニーズに合わせた情報発信を行い、ご婚礼の施行組数が増加、また、介護事業では介護施設の入居率とサービスご利用件数が増加、その他事業では清掃、家財整理等の需要が増加いたしました。一方で式典事業では主要エリア内死亡人口の減少によりご葬儀の施行件数が減少いたしました。それらの結果、売上高は前期比2.1%増の14,149百万円、営業利益は処遇改善に伴う人件費、新規斎場出店費用の増加等により前期比15.5%減の1,102百万円、経常利益は前期比9.8%減の1,272百万円となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益は減損損失を含む特別損失の増加により前期比25.8%減の619百万円となりました。 当社グループにおけるセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 ホテル事業(ホテル・ブライダル事業) ホテル事業では、積極的なご婚礼、ご宴会・レストラン需要の拡充、顧客ニーズに合わせたEC事業の推進を行い、売上高は前期比15.0%増の1,120百万円、営業利益は物価高騰等の影響があったものの、業務の内製化等により原価率の低減に努め回復傾向となり12百万円(前期は13百万円の営業損失)となりました。 式典事業(葬祭・法要事業) 式典事業では、業界再編による競合環境の激化や儀式儀礼文化における小規模化の流れの中、お客様からご用命いただけるよう企業基盤を強化していくことが求められております。そのような環境下、ご葬儀、仏壇仏具、法事法要、埋葬や相続、生活サポートなど終活全般におけるお客様との関係作りを推進するため、終活総合支援事業「ライフリリーフ」を開設し、集客型イベントの開催、ご相談体制の強化に努めてまいりました。 2025年6月には昨今の家族葬ニーズに対応した施設展開として「秦野ファミリーホール」(神奈川県秦野市)、2025年7月に「ファミリーホール海老名」(神奈川県海老名市)、2025年8月に「サン・ライフ 藤沢聖苑前ファミリーホール」(神奈川県藤沢市)、2025年12月に「大和桜ヶ丘駅前ファミリーホール」(神奈川県大和市)、2026年2月に「八王子元横山ファミリーホール」(東京都八王子市)を開設いたしました。これらと併せて既存斎場の快適性、安全性の向上のため、リニューアルや修繕計画を推進し、ご利用者様の利便性を高めてまいりました。しかしながら主要エリアにおける死亡数の減少に伴い、ご葬儀件数は減少、一方で自然葬、家財整理、相続不動産関連事業が増加したことにより、売上高は前期比0.1%増の10,212百万円、営業利益は新規斎場費用等の増加により前期比5.8%減の2,128百万円となりました 介護事業 介護事業では、サービス利用者の増加とサービス品質向上に努め、施設の入居率、サービスご利用件数が増加いたしました。また、2025年12月に事業譲受によりデイサービス事業所「エミーズ湘南ひらつか」を開設し、売上高は前期比5.2%増の2,276百万円、営業利益は処遇改善と採用費等による人件費が上昇したことにより、前期比24.8%減の85百万円となりました。 その他の事業 その他事業では、ハウスクリーニング事業において清掃、家財整理の需要が増加し、売上高は前期比4.0%増の540百万円、一方で、不動産取得費用、施設修繕費の増加により営業損失は27百万円(前期は31百万円の営業損失)となりました。 財政状態については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①イ.:財政状態の認識及び分析」に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は前連結会計年度末に比べ6,639百万円減少し、3,773百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は1,207百万円となりました。主な収入要因として、税金等調整前当期純利益1,085百万円、減価償却費543百万円、のれん償却費158百万円があった一方、主な支出要因として、前払式特定取引前受金の減少409百万円、法人税等の支払額200百万円等があったことが主たる要因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は7,647百万円となりました。これは、定期預金の預入による支出8,750百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出1,015百万円、国債購入による有価証券及び投資有価証券の取得による支出1,299百万円、定期預金の払戻による収入3,400百万円あったことが主たる要因であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果支出した資金は204百万円となりました。これは、配当金の支払額204百万円があったことが主たる要因であります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 売上実績 当連結会計年度における売上実績を、セグメントごとに示すと次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 売上高(千円)   前年同期比(%) ホテル事業 ホテルサンライフガーデン   817,247   109.82 ザ・ウイングス   298,369   130.61 その他   5,368   294.35 ホテル事業売上高   1,120,985   115.04 式典事業 湘南式典グループ   3,881,639   98.52 県央式典グループ   3,824,620   100.95 西東京式典グループ   2,505,743   101.47 式典事業売上高   10,212,004   100.13 介護事業   2,276,000   105.19 介護事業売上高   2,276,000   105.19 その他の事業 手数料収入   92,941   108.20 その他   447,639   103.26 その他の事業売上高   540,580   104.08 合計   14,149,571   102.12 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する分析・検討内容 イ. 財政状態の認識及び分析 (資産) 資産合計は35,977百万円(前連結会計年度比0.5%減)となりました。 流動資産は11,202百万円(前連結会計年度比8.4%減)となりました。これは、現金及び預金の減少(1,295百万円)等が主たる要因であります。 固定資産は24,775百万円(前連結会計年度比3.5%増)となりました。これは、のれんの減少等による無形固定資産の減少(68百万円)があった一方、投資有価証券の増加(922百万円)等による投資その他の資産の増加(708百万円)が主たる要因であります。 (負債) 負債合計は29,069百万円(前連結会計年度比1.6%減)となりました。 流動負債は2,378百万円(前連結会計年度比3.8%減)となりました。これは、買掛金の減少(136百万円)が主たる要因であります。 固定負債は26,691百万円(前連結会計年度比1.4%減)となりました。これは、前払式特定取引前受金の減少(409百万円)が主たる要因であります。 (純資産) 純資産合計は6,907百万円(前連結会計年度比4.6%増)となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益619百万円の計上及び配当金の支払202百万円等により、利益剰余金が増加(417百万円)したこと、その他有価証券評価差額金の減少(114百万円)等が主たる要因であります。 ロ. 経営成績の認識及び分析 (売上高) 売上高は14,149百万円(前連結会計年度比2.1%増)となりました。セグメント別には以下の通りとなります。 ホテル事業では、積極的なご婚礼、ご宴会・レストラン需要の拡充、顧客ニーズに合わせたEC事業の推進を行い、売上高は前期比15.0%増の1,120百万円。 式典事業では、業界再編による競合環境の激化や儀式儀礼文化における小規模化の流れの中、お客様からご用命いただけるよう企業基盤を強化していくことが求められております。そのような環境下、ご葬儀、仏壇仏具、法事法要、埋葬や相続、生活サポートなど終活全般におけるお客様との関係作りを推進するため、終活総合支援事業「ライフリリーフ」を開設し、集客型イベントの開催、ご相談体制の強化に努めてまいりました。また、2025年6月には昨今の家族葬ニーズに対応した施設展開として「サン・ライフ 秦野ファミリーホール」(神奈川県秦野市)、2025年7月に「サン・ライフ ファミリーホール海老名」(神奈川県海老名市)、2025年8月に「サン・ライフ 藤沢聖苑前ファミリーホール」(神奈川県藤沢市)、2025年12月に「サン・ライフ 大和桜ヶ丘駅前ファミリーホール」(神奈川県大和市)、2026年2月に「八王子元横山ファミリーホール」(東京都八王子市)、を開設いたしました。これらと併せて既存斎場の快適性、安全性の向上のため、リニューアルや修繕計画を推進し、ご利用者様の利便性を高めてまいりました。しかしながら主要エリアにおける死亡数の減少に伴い、ご葬儀件数は減少、一方で自然葬、家財整理、相続不動産関連事業が増加したことにより、売上高は前期比0.1%増の10,212百万円となりました。 介護事業では、サービス利用者の増加とサービス品質向上に努め、施設の入居率、サービスご利用件数が増加いたしました。また、2025年12月に事業譲受によりデイサービス事業所「エミーズ湘南ひらつか」を開設し、売上高は前期比5.2%増の2,276百万円となりました。 その他の事業では、ハウスクリーニング事業において清掃、家財整理の需要が増加し、売上高は前期比4.0%増の540百万円となりました。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は10,724百万円(前連結会計年度比3.9%増)となりました。これは、各事業における物価高騰による仕入コスト、働き方改革に伴う長時間労働の改善による人員増及び処遇改善による人件費、新規斎場出店コスト等の増加が主たる要因です。 この結果、売上総利益は3,424百万円(前連結会計年度比3.2%減)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は2,321百万円(前連結会計年度比4.1%増)となりました。これは新規事業調査コストの増加等が主な要因です。 この結果、営業利益は1,102百万円(前連結会計年度比15.5%減)となりました。 (営業外損益、経常利益) 営業外損益は、前連結会計年度は105百万円の利益(純額)に対して、当連結会計年度は169百万円の利益(純額)となりました。これは主に、受取利息53百万円の増加によるものです。 この結果、経常利益は1,272百万円(前連結会計年度比9.8%減)となりました。 (特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益) 特別損益は、前連結会計年度は74百万円の損失(純額)に対して、当連結会計年度は186百万円の損失(純額)となりました。これは主に、固定資産除売却損58百万円の増加及び減損損失75百万円の増加によるものです。 以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は619百万円(前連結会計年度比25.8%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 イ. キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 なお、当社グループは、主に営業活動により獲得したキャッシュ・フローを原資として投資活動を行っております。 ロ. 資本の財源及び資金の流動性について 当社の運転資金需要のうち主なものは、冠婚葬祭、介護サービスを提供するための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに、当社グループの施設の新設、改修等に係る投資であります。運転資金及び投資資金については、主として営業活動から得られるキャッシュ・フローを源泉とする内部資金を基本としております。また将来、当社グループの新たな収益源となり、企業価値向上に貢献するという判断により、成長分野におけるM&Aを含めた投資の検討を行ってまいります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。