概要
アクシスコンサルティング株式会社は、ハイエンド人材領域に特化した人材紹介とスキルシェアのサービスを提供する企業である。2002年にアクモス株式会社のグループ会社として創業し、2009年のMBOによる独立を経て、2023年3月に東京証券取引所グロース市場に上場した。2025年6月期の売上高は53億円、従業員数は138名。東京都千代田区に本社を置き、大阪にもオフィスを構える。
人材紹介とスキルシェアの二軸事業
当社はヒューマンキャピタル事業の単一セグメントであり、人材紹介とスキルシェアの二つのサービスを柱とする。人材紹介では、コンサルティングファーム向けの正社員採用サービス「AXIS Agent」を提供し、特にマネージャー以上の採用支援に強みを持つ。スキルシェアでは、フリーコンサルタントによる課題解決プロジェクト「AXIS Solutions」と、短期間でコンサルタントに相談できるプラットフォーム「AXIS Advisors」を展開する。2025年7月のリブランディングにより、サービス名称を統一し、ブランドスローガン「答えは、人が出す。」を掲げた。
主要顧客への依存度が高い収益構造
2025年6月期の販売実績によると、最大顧客であるPwCコンサルティング合同会社への売上高が13億3000万円(構成比25.2%)、第2位のアビームコンサルティング株式会社が5億2900万円(同10.0%)を占める。両社で売上高の35.2%に達し、特定顧客への依存度が高い。ただし、事業会社向けの正社員採用サービスやスキルシェアの拡大により、顧客基盤の多様化を進めている。
売上高は成長も利益率に変動
2019年6月期の売上高13億円から2025年6月期の53億円へと4倍以上に拡大した。一方、営業利益は2024年6月期の5億円から2025年6月期には2億円に減少し、営業利益率は9.4%から3.8%に低下した。これは人員増強による人件費増加と、子会社統合に伴う一時的な費用が影響した。純利益は同4億円から3億円に減少している。財務基盤は安定しており、自己資本比率は73.6%(2025年6月期)である。
子会社統合によるグループ再編
当社は成長過程で複数の子会社を設立・買収したが、2024年7月に完全子会社であった株式会社ケンブリッジ・リサーチ研究所を吸収合併し、非連結決算に移行した。また、2010年に設立した中国向け人材派遣の日中管理学院株式会社は、後にJCMS株式会社へ商号変更し、2019年にはアクシス・グローバルパートナーズ株式会社に吸収合併され、2020年に当社本体に吸収合併された。この再編により、経営資源を集中させている。
業界の中での役割はコンサルティング人材の供給プラットフォーマーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/6期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 人材紹介 | 28億円 | 52.8% | — | — |
| スキルシェア | 25億円 | 47.2% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01コンサルティングファーム主力
創業以来約20年にわたり、コンサルティングファーム向けにマネージャー以上のコンサルタント正社員採用支援を主力とする。蓄積したノウハウとネットワークを活かし、即戦力人材の紹介や採用戦略の相談にも対応する。
コンサルティングファームのマネージャー以上採用支援における約20年の実績
- AXIS Agent
- コンサルティングファーム向けのコンサルタント正社員採用サービス。マネージャー以上の採用に強みを持ち、採用からキャリアパス提案までを支援する。
02事業会社準主力
事業会社向けに、経営層やデジタル・DX領域等のハイエンド人材の正社員採用支援を提供。ケンブリッジ・リサーチ研究所の統合により、コンサルタント経験者の事業会社への紹介に強みを持つ。
- AXIS Agent
- 事業会社向けの正社員採用サービス。コンサルタント経験者や経営層、DX人材などの紹介を行う。
03企業全般(フリーコンサル活用)準主力
フリーランスのコンサルタントを企業のプロジェクトに参画させるサービス。戦略やDX領域で実績のある人材をデータベースからマッチングし、機動的な課題解決を支援する。
- AXIS Solutions
- 独立系フリーコンサルタントを企業の課題解決プロジェクトに派遣するサービス。業務委託契約に基づき、柔軟な人材活用を実現する。
04企業全般(スポット相談)副次
経営課題や事業課題について、短期間かつ手軽にコンサルタントに相談できるオンラインプラットフォーム。現役コンサルタントや経験者とのマッチングを提供し、市場調査や初めてのコンサルティング活用を支援する。
- AXIS Advisors
- スポットコンサルサービス。デジタルプラットフォーム上で相談内容を登録し、コンサルタントを募集・指名してオンラインミーティングを行う。
製品と技術
コンサルファーム向けに特化した「AXIS Agent」
「AXIS Agent」は、正社員採用サービスであり、特にコンサルティングファームにおけるマネージャー以上の採用支援に強みを持つ。創業以来約20年にわたり蓄積したノウハウとケーススタディを活用し、即戦力のコンサルタント経験者の起用方法について経営層に助言する。転職希望者の獲得は、自社運営の登録サイトや転職サイトの求職者情報、自社データベースの登録人材とのコミュニケーションを通じて行う。キャリアアドバイザーは、コンサルタントのキャリアパスに精通し、転職からその後のキャリアまでを視野に入れた提案を提供する。
フリーコンサルタントのプロジェクト参画「AXIS Solutions」
「AXIS Solutions」は、独立したフリーランスコンサルタントが企業の課題解決プロジェクトに参画するサービスである。当社の人材データベースには、戦略やDX領域で実績のあるコンサルティングファーム出身のフリーコンサルタントが多数登録されている。企業側は機動的なプロジェクト推進が可能となり、フリーコンサルタント側は当社のネットワークを通じて継続的な案件受注や自由度の高い案件への参画が期待できる。契約形態は、企業と当社間の業務委託契約、当社とフリーコンサルタント間の業務委託契約という二段階構造をとる。
短期間でコンサルに相談できる「AXIS Advisors」
「AXIS Advisors」は、経営課題や事業課題について短期間かつ手軽にコンサルタントに相談できるデジタルプラットフォームである。企業の経営者や担当者は、プラットフォームに相談内容を登録し、現役または経験者のコンサルタントを募集または指名してマッチングする。ミーティング前に事前すり合わせを行い、効率的な課題解決を支援する。副業を志向するコンサルタントにとっては、スキマ時間を活用して知見を提供する場となる。スポット案件のほか、外部コンサルティングの導入検討にも利用される。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- コンサルティングファームコンサルティングファームのマネージャー以上採用支援における約20年の実績
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
コンサル特化型、収益急変
経営・ITコンサルティングを主力とする企業。売上高は47億円と小規模だが、2024/6期の営業利益率10.64%から2025/6期は3.77%へ急減。同業のジンジブやダイブと比較して規模は小さいが、専門性で差別化。利益率悪化が課題で、収益改善が急務。
強み
- 経営・IT分野に特化し、高度な知見を提供。
- 売上高は43億円から53億円へと堅調に増加。
- 組織が小さく、意思決定が速く柔軟な対応が可能。
- 特定顧客層に深く食い込み、リピート率が高い。
課題
- 営業利益率が10.64%から3.77%と大幅に悪化。
- 売上高50億円程度で、大手との競争で不利。
- 優秀なコンサルタントの離脱で収益が変動しやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がアクシスコンサルティング
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 160Aアズパートナーズ | 70億円 | 6.0倍 |
| 2 | 339Aプログレス・テクノロジーズ グループ | 70億円 | 6.1倍 |
| 3 | 7038フロンティア・マネジメント | 69億円 | — |
| 4 | 2195アミタホールディングス | 69億円 | 24.5倍 |
| 5 | 352ALOIVE | 69億円 | 53.8倍 |
| 6 | 9344アクシスコンサルティング | 67億円 | 22.9倍 |
| 7 | 2370メディネット | 66億円 | — |
| 8 | 7040サン・ライフホールディング | 66億円 | 9.6倍 |
| 9 | 2437Shinwa Wise Holdings | 65億円 | — |
| 10 | 7080スポーツフィールド | 64億円 | 7.7倍 |
| 11 | 2438アスカネット | 64億円 | 19.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 17件
アクモスのグループ会社として創業した2002年
2002年4月、ハイエンド人材領域の人材紹介を目的に、アクモス株式会社のグループ会社としてアクシスコンサルティング株式会社を設立した。東京都千代田区神田神保町に本社を置き、正社員採用サービスを開始。アクモスはIT関連の人材派遣・請負事業を手掛けており、そのグループ内で専門性の高い人材紹介を担う位置づけだった。
MBOにより独立し経営の自主性を確保
2009年9月、親会社のアクモス株式会社からMBO(経営陣買収)方式により独立した。これにより、経営の自主性を高め、独自の戦略で事業を展開する基盤を築いた。独立後、本社を千代田区猿楽町に移転し、2013年には現在の麹町に移転している。
中国事業への進出と撤退
2010年11月、中国向けのシニア人材派遣事業を目的として100%子会社の日中管理学院株式会社を設立した。その後、2015年9月に同社をJCMS株式会社に商号変更。2019年6月には中国・アジア地域の海外進出支援を目的としたアクシス・グローバルパートナーズ株式会社を設立し、同年8月にJCMS株式会社を吸収合併。2020年5月にはアクシス・グローバルパートナーズ株式会社を当社本体に吸収合併し、中国事業を整理した。
スキルシェア事業の開始と拡大
2016年6月、フリーコンサルサービス「フリーコンサルBiz(現AXIS Solutions)」の提供を開始し、スキルシェア領域に参入した。2022年7月には、スポットコンサルサービス「コンパスシェア(現AXIS Advisors)」を開始。2025年7月のサービスリニューアルにより、両サービスを「AXIS Solutions」「AXIS Advisors」に統一した。スキルシェアは2025年6月期に売上高25億200万円と全社の47.5%を占めるまでに成長した。
事業会社向け強化のためのケンブリッジ買収
2016年7月、人材紹介会社の株式会社ケンブリッジ・リサーチ研究所を100%子会社化した。同社は事業会社向けの正社員採用サービスに強みを持ち、グループとしてコンサルティングファーム以外の顧客開拓を強化した。2024年7月には当社を存続会社としてケンブリッジ・リサーチ研究所を吸収合併し、事業基盤を一本化した。
グロース市場上場とブランド刷新
2023年3月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場後も成長を続け、2025年7月にはコーポレートリブランディングとサービスリニューアルを実施。新たなブランドスローガン「答えは、人が出す。」を掲げ、ロゴデザインの刷新とサービス名称の統一を行い、長期ビジョン「ハイエンド人材をあまねく活用できる社会」の実現を目指している。
年表17件を開く
2000年代
- 2002年4月創業ハイエンド人材(注1)領域における人材紹介の展開を目的に、アクモス株式会社のグループ会社としてアクシスコンサルティング株式会社(東京都千代田区神田神保町)を設立、ハイエンド人材領域の正社員採用サービスを開始
- 2009年9月親会社であるアクモス株式会社よりMBO方式(注2)により独立
2010年代
- 2010年3月東京都千代田区猿楽町に本社を移転
- 2010年11月中国向けのシニア人材派遣事業の運営を目的として100%子会社の日中管理学院株式会社(東京都千代田区平河町)を設立
- 2013年6月東京都千代田区麹町に本社を移転
- 2015年9月商号変更日中管理学院株式会社がJCMS株式会社に商号変更
- 2016年6月スキルシェアを推進するフリーコンサルサービス「フリーコンサルBiz(現AXIS Solutions)」(注3)の提供開始
- 2016年7月M&A人材紹介会社の株式会社ケンブリッジ・リサーチ研究所(東京都港区赤坂)を100%子会社化し、事業会社向け正社員採用サービスを強化
- 2019年6月中国及びアジア地域を中心とした日本企業の海外進出支援サービスの提供を目的として100%子会社のアクシス・グローバルパートナーズ株式会社(東京都千代田区麹町)を設立
- 2019年8月M&Aアクシス・グローバルパートナーズ株式会社がJCMS株式会社を吸収合併
2020年代
- 2020年5月M&Aアクシス・グローバルパートナーズ株式会社を吸収合併
- 2020年9月大阪オフィス(大阪府大阪市中央区本町)を開設
- 2022年7月スキルシェアを推進するスポットコンサルサービス「コンパスシェア」(注4)の提供開始
- 2023年3月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年7月M&A株式会社ケンブリッジ・リサーチ研究所を吸収合併
- 2025年7月大阪オフィスを移転(大阪府大阪市北区大深町)
- 2025年7月コーポレートリブランディングとサービスリニューアルを実施
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
人材紹介とスキルシェアの複合サービス強化
人材紹介をコンサルティングファーム向けから事業会社向けに拡大し、スキルシェアを第3の柱として成長させることで、両サービスの相互作用による複利的成長を図る。
- 02
コーポレートリブランディングとサービス刷新
2025年7月に新ブランドスローガン「答えは、人が出す。」を掲げ、ロゴやサービス名称を統一し、長期ビジョン「ハイエンド人材をあまねく活用できる社会」の実現を目指す。
- 03
人的資本への投資と働きやすい環境づくり
人材の採用強化と育成、生産性向上に加え、業務効率化や勤務環境整備により従業員が能力を発揮できる環境を整え、人的資本の価値最大化に努める。
- 04
内部管理体制の強化とガバナンス充実
経営の効率性・リスク管理能力を高め、財務・非財務情報を適切に開示し、健全性と透明性を確保できる管理体制を整備する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で138人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は825万円で、2期前と比べて−4.5%。平均年齢は35.4歳、平均勤続年数は2.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年6月 | 863 | 34.3 | 3.1 | 102 | — |
| 2024年6月 | 787 | 33.7 | 2.9 | 117 | 427 |
| 2025年6月 | 825 | 35.4 | 2.5 | 138 | 145 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ケンブリッジ・リサーチ研究所東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は83億円、営業利益は5億円。前期と比べると増収増益で、売上が+56.6%、利益が+150.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 96億円 | 83億円 |
| 営業利益 | 8億円 | 5億円 |
| 純利益 | 5億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥41 | ¥41 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は51億円、営業利益は7億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+75.9%、営業利益は+600.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 32 | 5 | 15.6 | 3 |
| 2023年4Q | 11 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 10 | 2 | 20.0 | 1 |
| 2024年2Q | 11 | 2 | 18.2 | 1 |
| 2024年3Q | 12 | 1 | 8.3 | 1 |
| 2024年4Q | 14 | 0 | 0.0 | 2 |
| 2025年2Q | 24 | 1 | 4.2 | 2 |
| 2025年4Q | 29 | 1 | 3.4 | 1 |
| 2026年2Q | 32 | −2 | −6.3 | −1 |
| 2026年4Q | 51 | 7 | 13.7 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年6月期からの8期で、売上は13億円から83億円へ6.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.0%。売上は7期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| アクシス・グローバルパートナーズ株式会社がJCMS株式会社を吸収合併 | |||||
| 2019年6月 | 13 | — | 2 | — | 1 |
| アクシス・グローバルパートナーズ株式会社を吸収合併 | |||||
| 2020年6月 | 14 | — | 1 | — | 1 |
| 2021年6月 | 22 | — | 3 | — | 2 |
| 2022年6月 | 35 | — | 5 | — | 3 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2023年6月 | 43 | — | 6 | — | 4 |
| 株式会社ケンブリッジ・リサーチ研究所を吸収合併 | |||||
| 2024年6月 | 47 | 5 | 8 | 10.6 | 5 |
| 2025年6月 | 53 | 2 | 2 | 3.8 | 3 |
| 2026年6月 | 83 | 5 | 5 | 6.0 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高83億円のうち、営業利益として残るのは5億円で6.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金94.0%78億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.0%5億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年6月期は営業CFが−2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−3億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は30億円で、売上の6.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年6月 | 2 | 0 | −2 | 2 | 10 |
| 2022年6月 | 7 | 0 | −2 | 7 | 15 |
| 2023年6月 | 2 | 0 | 12 | 2 | 29 |
| 2024年6月 | 4 | −2 | −1 | 2 | 30 |
| 2025年6月 | −2 | −1 | 3 | −3 | 30 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年6月期の総資産は45億円。このうち返さなくてよい自己資本が33億円で、自己資本比率は73.5%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | 8 | 2 | 6 | 26.7 |
| 2020年6月 | 12 | 3 | 9 | 22.7 |
| 2021年6月 | 15 | 5 | 10 | 36.2 |
| 2022年6月 | 21 | 9 | 12 | 41.0 |
| 2023年6月 | 35 | 27 | 8 | 75.9 |
| 2024年6月 | 41 | 32 | 8 | 77.0 |
| 2025年6月 | 45 | 33 | 12 | 73.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中15位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中318位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,320で、1年前と比べて+63.9%。過去52週の値幅のなかでは84%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 22.9倍 |
| PER (会社予想) | 13.1倍 |
| PBR | 2.08倍 |
| 配当利回り | 3.11% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月19日に9.35%下落し1241円。8月18日に1369円まで急騰後、利益確定売りが優勢。25日線971円を約28%上回り、52週高値1418円に接近していた。1ヶ月で33.9%上昇、1年で60.7%上昇と上昇基調は継続。出来高は8月18日に21万株と急増し、19日は8.5万株。RSIは77と過熱感があり、短期的な調整局面とみられる。週足では上昇トレンドを維持するが、高値圏でのボラティリティ拡大に注意。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PER 32.78倍は業界平均22.23倍を上回り割高感がある。PBR 1.47倍は平均2.35倍を下回るものの、ROE 10.2%に対してPBRが低く評価は割安にも見える。配当利回り0%で無配。今期営業利益の大幅減益予想が懸念材料。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 22.9倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 13.1倍 | — |
| PBR | 2.08倍 | 3.51倍 |
| ROE | 10.2% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
中小企業向けコンサルティング市場で成長中だが、競争激化とプロジェクトベースの収益変動リスクがある。直近期の営業利益率急低下(10.6%→3.8%)が懸念。強気派はDX需要の追い風と新規顧客獲得を期待。弱気派は収益性悪化と競合との価格競争を問題視。
- DX需要の拡大
中小企業のデジタル化支援需要増加
- 売上成長継続
過去3年平均約10%増収
- 小規模ゆえの柔軟性
ニッチ市場へ迅速対応可能
- 売上高53億円、過去最高更新2025年6月期決算発表後影響中
売上高53億円は前期比12.8%増、3期連続増収。
- 外国人株主比率0.49%と極めて低く買い増し余地継続影響弱
外国人保有比率0.49%は非常に低く、買い増しによる株価上昇余地。
- PBR1.47倍、解散価値に近く下値堅い継続影響中
PBR1.47倍は純資産倍率が低く、株価の下支え要因。
- ROE10.2%を維持、安定した収益性継続影響弱
ROE10.2%は資本コストを一定程度上回り、収益性は安定。
- 営業利益率急低下
直近実績10.6%→3.8%と大幅悪化
- 競合激化リスク
多くのコンサル会社が中小市場参入
- プロジェクト収益の不安定性
大型案件の終了で売上変動大
- 2025年6月期営業利益2億円、前期比60%減既発表影響強
営業利益2億円は前期5億円から大幅減、収益悪化顕著。
- 営業利益率3.77%と急低下、収益構造悪化2025年6月期決算後影響中
営業利益率は前期10.64%から3.77%に低下、採算悪化。
- PER32.8倍、業績悪化で割高感強まる業績次第影響中
PER32.8倍は利益減少で上昇、バリュエーション懸念。
- 無配当継続、株主還元期待薄継続影響弱
配当性向0%、配当再開の見通しなく、インカム期待薄。
- 営業利益率
- 収益性改善の趨勢を確認
- 新規顧客数
- 成長の持続性を測る
- 1案件あたり単価
- 高付加価値化の進捗
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり41円。いまの株価に対する利回りは3.11%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥41
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ1,301人。区分でいちばん多いのは個人・その他で53.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.0%を占め、残る56.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 46.2 | 48.8 | 53.6 |
| 事業法人 | 39.6 | 38.8 | 39.6 |
| 金融機関 | 4.4 | 7.1 | 4.4 |
| 証券会社 | 5.0 | 4.5 | 1.9 |
| 外国法人 | 4.8 | 0.8 | 0.4 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社創 | 37.97 |
| 02 | 山尾幸弘 | 26.20 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.26 |
| 04 | 吉越利成 | 2.38 |
| 05 | 伊藤文隆 | 1.69 |
| 06 | 松本典文 | 1.57 |
| 07 | ベル投資事業有限責任組合1 | 1.51 |
| 08 | 荒木田誠 | 1.45 |
| 09 | 所芳正 | 1.37 |
| 10 | アクシスコンサルティング従業員持株会 | 1.31 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で−100%、1株純資産は7期で−100%。直近期のROEは10.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年6月 | 57,249 | 154,119 | 41.4 | — |
| 2020年6月 | 496 | 2,038 | 27.7 | — |
| 2021年6月 | 59 | 134 | 44.5 | — |
| 2022年6月 | 81 | 215 | 46.4 | — |
| 2023年6月 | 99 | 540 | 23.8 | 22.4 |
| 2024年6月 | 101 | 635 | 17.3 | 10.4 |
| 2025年6月 | 64 | 658 | 10.2 | 11.2 |
| 2026年6月 | 58 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/6期の役員報酬は総額152百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 山尾幸弘 | 代表取締役会長CEO | 64 | 3,140,000 |
| 伊藤文隆 | 代表取締役社長COO | 54 | 85,200 |
| 荒木田誠 | 取締役CCAO | 52 | 73,140 |
| 所芳正 | 取締役 会長補佐 兼 コーポレート本部管掌 | 69 | 69,120 |
| 大友良浩 | 取締役 | 56 | — |
| 坂本安東 | 取締役(常勤監査等委員) | 69 | 20,100 |
| 野間自子 | 取締役(監査等委員) | 67 | — |
| 高野寧績 | 取締役(監査等委員) | 45 | — |
| 江戸川泰路 | 取締役 | 51 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 123 | 1 | 125 | 31 |
| 社外取締役 | 3 | 15 | — | 15 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 12 | — | 12 | 12 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,316字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,801字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,789字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,374字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第25期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-22
- 半期報告書半期報告書-第24期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-30
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-28
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
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