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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

Pan Pacific International Holdings Corporation7532 · Prime · 小売業

ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を中核とする小売グループ。日本国内に加え北米・アジアにも展開。

概要

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を中核とする小売企業グループの純粋持株会社である。2025年6月期の連結売上高は2兆2,468億円、営業利益1,623億円、店舗数は国内655、海外124の計779店に達する。深夜営業や圧縮陳列、プライベートブランド「情熱価格」で差別化を図る。

「CV+D+A」を掲げる事業コンセプト

当社グループは、小売事業のコンセプトとして「CV+D+A」を掲げる。これは「コンビニエンス(便利さ)」「ディスカウント(安さ)」「アミューズメント(楽しさ)」の頭文字を取ったもので、特にアミューズメント性を「1+1=∞」の付加価値と位置づけ、他社との差別化要因としている。このコンセプトのもと、各店舗は現場主義・個店主義を徹底し、地域密着型の運営を展開している。

国内事業を軸に北米・アジアへ展開

セグメントは国内事業、北米事業、アジア事業の3区分。国内事業は売上高1兆8,961億円(2025年6月期)で全体の84%を占め、営業利益1,581億円を稼ぐ。中核の株式会社ドン・キホーテに加え、ユニー(アピタ・ピアゴ)、長崎屋、カネ美食品などを傘下に持つ。北米事業は2,594億円、アジア事業は912億円の売上高で、ともに増収だが営業利益率は国内に比べ低い。

プライベートブランド「情熱価格」の拡充

2009年10月に発売を開始したプライベートブランド(PB)「情熱価格」は、売上構成比を伸ばし収益向上に貢献している。同PBは顧客ニーズを捉えた商品開発や、定番品のOEM転換を推進。2025年6月期にはPB/OEM商品の売上構成比が拡大し、売上総利益率の改善につながった。免税売上高の伸長とともに、利益成長の原動力となっている。

業界の中での役割は小売業の大手として、消費者向けに衣料品から日用品まで幅広い商品を提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2.4兆円
営業利益
1,748億円
営業利益率
7.1%
純利益
1,101億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
国内事業1.9兆円84.4%1,581億円8.3%
北米事業2,594億円11.5%23億円0.9%
アジア 事業912億円4.1%19億円2.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内小売主力

国内でディスカウントストア「ドン・キホーテ」、総合スーパー「アピタ」「ピアゴ」等を展開。食品・衣料・住居・余暇用品など幅広い商品を低価格で提供し、顧客のニーズに応える。

主な製品・サービス4
ドン・キホーテ
ビッグコンビニエンス&ディスカウントストア。食品、日用品、家電、衣料品など幅広い商品を低価格で販売。
MEGAドン・キホーテ
ファミリー向け総合ディスカウントストア。広い店舗で食品から衣料品まで取り揃える。
アピタ
衣・食・住・余暇にわたる総合小売業を展開するスーパーマーケット。
ピアゴ
地域密着型のスーパーマーケット。食品を中心に日用品を取り扱う。

02北米小売準主力

米国ハワイ州及びカリフォルニア州でディスカウントストアとスーパーマーケットを展開。現地の消費者に日本流の商品・サービスを提供。

主な製品・サービス3
Don Quijote(USA)
米国でのディスカウントストア。日本と同様の圧縮陳列で幅広い商品を取り扱う。
Gelson's Markets
高級スーパーマーケット。生鮮食品やオーガニック商品など高品質な食品を提供。
MARUKAI CORPORATION
日本食品を中心としたスーパーマーケット。日系人や日本食愛好家向け。

03アジア小売準主力

アジア地域で「DON DON DONKI」等を展開。ジャパンブランド・スペシャリティストアとして、日本製品を現地消費者に提供。

主な製品・サービス1
DON DON DONKI
ジャパンブランド・スペシャリティストア。日本の食品・化粧品・雑貨などを販売。

製品と技術

圧縮陳列と驚安価格の店舗運営

ドン・キホーテの店舗は「圧縮陳列」と呼ばれる手法で知られる。通路まで商品を積み上げ、大量のPOPとともに驚安価格を提示することで、買い物体験にアミューズメント性を付加する。深夜営業を基本とし、時間を問わない便利さを提供。店舗ごとに品揃えを変える「個店主義」により、立地や顧客層に合わせた柔軟な運営を実現している。

PB「情熱価格」と商品調達の強み

プライベートブランド「情熱価格」は、2009年の発売以降、取り扱い品目を拡大。食品から日用品、家電までカバーし、低価格と品質の両立を図る。OEM転換戦略により定番品のPB化を進め、売上総利益率の向上に寄与している。また、スポット仕入やトレンド商品の迅速な導入で、他社との差別化を維持している。

電子マネー「majica」と会員プログラム

2014年3月に開始した自社電子マネー「majica」は、チャージ型決済サービスである。会員にはポイント還元や特典を提供し、顧客ロイヤルティの向上と購買データの蓄積を可能にした。2004年に発行を開始した「Club Donpen Card」と合わせ、会員基盤の拡大とマーケティング施策の高度化に活用されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ディスカウントストア国内首位、内需依存強く外需比率は低水準

当社は総合ディスカウントストア業態で国内首位に立つ。直近の売上高は2兆円超に達し、同業他社と差を広げる。競合であるトライアルホールディングスや光フードサービスと比較し、店舗網の規模と商品調達力で優位にあるが、海外展開は限定的で、収益は国内消費に強く依存する。営業利益率は7%前後で推移し、規模の優位性を活かした低価格戦略が収益を支える一方、国内市場の成熟や人口減少による需要減が今後の成長制約となる。ライバルであるトライアルホールディングスは出店攻勢を強めており、競争環境は一段と厳しさを増す。

強み

  • 店舗網と売上規模で業界最大級となり、スケールメリットを発揮しやすい。
  • プライベートブランドや大量仕入れで価格競争力を維持し、客足を集める。
  • 営業利益率は7%前後で安定し、持続的な利益創出が可能である。
  • 全国展開により地域密着型の需要を捉え、出店効果を高めている。

課題

  • 海外展開が限定的で、国内市場の縮小が業績に直結するリスクがある。
  • トライアルなど同業の出店攻勢で価格・サービス競争が激しくなっている。
  • 小売業界全体で人手不足が進み、人件費増が利益を圧迫する可能性がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19831ヤマダホールディングス6,809億円32.3倍
22670エービーシー・マート6,597億円14.2倍
38252丸井グループ5,322億円18.3倍
43349コスモス薬品5,131億円15.9倍
57564ワークマン4,894億円23.7倍
67532パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス4,886億円20.9倍
7141Aトライアルホールディングス4,760億円136.1倍
89989サンドラッグ4,377億円13.7倍
93549クスリのアオキホールディングス3,869億円22.8倍
107419ノジマ3,850億円10.0倍
113397トリドールホールディングス3,839億円199.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

卸売業として創業した1980年

1980年9月、日用雑貨の卸売・小売販売を目的に株式会社ジャスト(現・パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)が東京都杉並区に資本金300万円で設立された。当初は卸売業を主業とし、1982年6月には主たる事業形態を卸売業へと変更している。1989年2月には本店を東京都府中市に移転した。

ドン・キホーテ1号店を開業した1989年

1989年3月、東京都府中市に「ドン・キホーテ府中店」を1号店として開設し、事業形態を卸売業から小売業へ転換した。この時点で「消費者に良い品をより安く」というディスカウントストアの方向性が固まる。1992年にはPOSシステム、1993年にはEOS(電子発注システム)を導入し、店舗運営の効率化を進めた。

株式上場と多店舗展開の加速

1996年12月に日本証券業協会に株式を店頭登録し、1998年6月には東京証券取引所市場第二部に上場、2000年7月には第一部に指定された。1998年3月に店舗数10店を達成後、2002年6月に50店、2004年11月に100店舗と出店を加速。この間、1995年に商号を株式会社ドン・キホーテに変更し、首都圏を中心に店舗網を拡大した。

M&Aによるグループ拡大(2006〜2007年)

2006年2月、株式会社ダイエーからTHE DAI'EI(USA),INC.およびOriental Seafoods,Inc.の全株式を取得し、北米事業に参入。2007年にはドイト株式会社(後のスカイグリーン)と株式会社長崎屋を相次いで子会社化し、グループ店舗数は200店舗に達した。長崎屋の買収により総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ」の基盤を得た。

純粋持株会社体制への移行(2013年)

2013年12月、会社分割により全事業を新設の株式会社ドン・キホーテ分割準備会社(現・株式会社ドン・キホーテ)に移管し、純粋持株会社へ移行。商号を株式会社ドンキホーテホールディングスに変更した。この再編により、グループ経営の効率化と事業会社の自律運営が可能となった。同年、シンガポールに海外事業持株会社を設立し、海外展開を本格化させる。

PB開始と電子マネー導入、海外拠点拡大

2009年10月にプライベートブランド「情熱価格」の販売を開始。2013年には米国マルカイコーポレーションを子会社化し、ハワイ州での食品スーパー事業を獲得。2014年3月には自社電子マネー「majica」を導入し、会員基盤を拡大した。これらの施策は、低価格と利便性を追求する同社の競争力を支えている。

年表33件を開く

1980年代

  • 1980年9月創業日用雑貨品等の卸売販売及び小売販売を目的として、株式会社ジャスト(現・株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)を東京都杉並区桃井四丁目4番19号に資本金3百万円で設立
  • 1982年6月卸売事業の拡大強化を図るため、主たる事業形態を卸売業へ変更
  • 1982年7月本店を埼玉県新座市栗原一丁目6番8号に移転
  • 1989年2月本店を東京都府中市八幡宿北7782番地5(現・東京都府中市緑町二丁目6番地の3)に移転
  • 1989年3月消費者に良い品をより安く販売するため、東京都府中市にドン・キホーテ府中店を1号店として開設し、主たる事業形態を卸売業から小売業へ変更

1990年代

  • 1992年11月POS(販売時点情報管理)システムを導入
  • 1993年7月EOS(電子発注システム)を導入
  • 1995年3月本部(本社機能)を東京都府中市若松町四丁目3番地に移転
  • 1995年6月M&Aマーチャンダイジング強化を図るため、株式会社リーダーの株式取得(2011年6月清算結了)
  • 1995年9月商号変更商号を株式会社ドン・キホーテに変更
  • 1996年12月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1997年11月本店を東京都江戸川区北葛西四丁目14番1号に移転
  • 1998年3月ドン・キホーテ葛西店及び同環八世田谷店開設により、当社店舗数10店を達成
  • 1998年6月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2000年代

  • 2000年7月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2001年11月商号変更テナント管理事業を営むことを目的として、株式会社パウ・クリエーション(現・連結子会社(2009年7月1日付で日本商業施設株式会社に商号変更))を設立
  • 2002年6月ドン・キホーテ久留米店開設により、当社店舗数50店を達成
  • 2004年4月「Club Donpen Card」発行開始
  • 2004年11月ピカソ港南台店開設により、当社店舗数100店舗達成
  • 2005年1月商号変更システム開発及びインターネットを利用した総合サービスの提供等を行うことを目的として、株式会社ドンキコム(現・連結子会社(2007年8月1日付で株式会社リアリットに商号変更))を設立
  • 2006年2月M&A株式会社ダイエーより、THE DAI'EI(USA),INC. (現・連結子会社(Don Quijote (USA) Co., Ltd.に商号変更))及びOriental Seafoods,Inc.の全株式を取得し子会社化
  • 2006年9月本店を東京都新宿区西新宿二丁目6番1号に移転
  • 2007年1月M&Aドイト株式会社(現・連結子会社(2020年2月1日付で株式会社スカイグリーンに商号変更))及び同子会社1社の全株式を取得し子会社化
  • 2007年10月M&A株式会社長崎屋(現・連結子会社)及び同子会社7社を取得し子会社化したことにより、当社グループ店舗数200店舗達成
  • 2009年9月本店を東京都目黒区青葉台二丁目19番10号に移転
  • 2009年10月プライベートブランド「情熱価格」の販売を開始

2010年代

  • 2011年1月M&A株式会社フィデック(2012年7月1日付でアクリーティブ株式会社に商号変更)の第三者割当増資を引受けたことにより、同社及び同子会社3社を子会社化
  • 2013年4月M&A株式会社ジアース(現・連結子会社(2013年7月1日付で日本アセットマーケティング株式会社に商号変更))の第三者割当増資を引受けたことにより、同社及び同子会社3社を子会社化
  • 2013年5月ISO20000(ISO/IEC20000-1:2011)(ITサービスマネジメントシステム規格)の国際認証を取得
  • 2013年7月商号変更海外事業持株会社として、シンガポール共和国にPan Pacific International Holdings Pte. Ltd.(現・連結子会社(2019年1月7日付でPan Pacific Retail Management(Singapore) Pte.Ltd.に商号変更))を設立
  • 2013年9月M&A北米及びハワイ州での店舗運営を目的とし、MARUKAI CORPORATION(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化
  • 2013年12月商号変更会社分割により、当社が営む一切の事業を株式会社ドン・キホーテ分割準備会社に移転し、純粋持株会社体制へ移行するとともに、商号を株式会社ドンキホーテホールディングスに変更(同時に株式会社ドン・キホーテ分割準備会社は商号を株式会社ドン・キホーテに変更)
  • 2014年3月自社発行型電子マネー『majica(マジカ)』サービス開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2035年6月期まで4兆2,000億円
  • 営業利益2035年6月期まで3,300億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    地域密着型の出店戦略

    全ての都道府県への出店を進め、未出店の空白地帯を埋めることでシェア拡大を目指す。独自の出店パターンを活用し、日本地図制覇を目標とする。

  2. 02

    既存店の売上成長強化

    小売市場・DS業態のシェア拡大に加え、消極的忌避層への来店動機創出、既存顧客の未購買商品へのアプローチ、パーソナライゼーション強化により売上トップラインの大成長を目指す。

  3. 03

    インバウンド需要の取り込み

    「ドンキがあるから日本に行く」というブランドポジションを確立。買い物に加え、楽しさや日本文化体験を提供するアミューズメント性を深化させ、観光地型小売りを目指す。

  4. 04

    新業態「食品強化型ドンキ」の開発

    狭小商圏の食品ニーズに対応し、ドンキの編集力とユニーの生鮮調達力を掛け合わせたディスカウント型の新業態を開発。高い集客力と収益性を両立した独自ビジネスモデルを目指す。

  5. 05

    M&Aの活用

    小売業界の再編・寡占化を見据え、M&Aを成長戦略の一つとして位置づけ、今後の事業拡大に活用する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で17,075人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は690万円で、9期前と比べて6.6%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は16.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月6,857
2017年6月6,708
2018年6月7,876
2019年6月73939.911.513,546
2020年6月67939.59.314,186
2021年6月60539.712.116,838
2022年6月59640.312.816,912
2023年6月62340.813.617,107
2024年6月69441.714.617,168817
2025年6月69042.516.217,075951

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
男性育休取得率81.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)50.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 9 / 海外 6、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
国内事業 — 本社他815億円
北米事業 — Encino店他25店300億円
アジア事業 — DON DON DONKI オーチャードセントラル店他16店2,151百万円
全社(共通) — 本社695百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ドン・キホーテ(注)1.2.6
    東京都 目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ユニー㈱(注)1.2
    愛知県 稲沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱長崎屋(注)1.4.6
    東京都 目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    UDリテール㈱(注)2.4.6
    東京都 目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本アセットマーケティング㈱(注)1.4
    東京都 江戸川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱パン・パシフィック・インターナショナルフィナンシャルサービス(注)1
    東京都 目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱UCS(注)4
    愛知県 稲沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本商業施設㈱(注)4
    東京都 江戸川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Pan Pacific Retail Management(Singapore) Pte. Ltd. (注)1.3.4
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権65.0%
  • 海外
    Pan Pacific Retail Management(Hong Kong) Co., Ltd. (注)3.4
    香港 · 連結子会社
    議決権65.0%
  • 海外
    Don Quijote(USA)Co.,Ltd. (注)1.4
    米国ハワイ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Gelson's Markets (注)4
    米国カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • MARUKAI CORPORATION (注)4米国カリフォルニア州100%
  • QSI,Inc. (注)4米国ハワイ州100%
  • カネ美食品㈱(注)5.7愛知県 名古屋市39%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    輸出物流構築緊急対策事業/(1)調査・実証事業
    農林水産省 · 2022-08-22
    4,472万円
  • 補助金
    新市場開拓支援事業
    財務省 · 2022-08-02
    450万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は2.4兆円営業利益1,748億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.8%、利益が+7.7%。

売上高
+8.8%
2.4兆円
営業利益
+7.7%
1,748億円
純利益
+21.7%
1,101億円
営業利益率
7.1%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高2.7兆円2.4兆円
営業利益1,790億円1,748億円
純利益1,105億円1,101億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は1.2兆円、営業利益は808億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+10.5%、営業利益は+11.3%。

対象期間売上高兆円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q0.482425.1147
2023年4Q0.48147
2024年1Q0.513296.5246
2024年2Q0.544267.9236
2024年3Q0.523486.7239
2024年4Q0.532995.7166
2025年2Q1.138977.9540
2025年4Q1.127266.5365
2026年2Q1.219407.8637
2026年4Q1.248086.5464

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は5,403億円から2.4兆円へ4.5倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。売上は14期、純利益は14期の連続増加。

決算期売上高兆円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月0.54293198
株式会社ジアース(現・連結子会社(2013年7月1日付で日本アセットマーケティング株式会社に商号変更))の第三者割当増資を引受けたことにより、同社及び同子会社3社を子会社化
2013年6月0.57332211
2014年6月0.61355215
2015年6月0.68402231
2016年6月0.76438249
2017年6月0.83455331
2018年6月0.94572364
2019年6月1.33682471
2020年6月1.68746499
2021年6月1.71815537
2022年6月1.831,004619
2023年6月1.941,110662
2024年6月2.101,4021,4876.7887
2025年6月2.251,6231,5857.2905
2026年6月2.451,7481,7757.11,101

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高2.4兆円のうち、営業利益として残るのは1,748億円7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1,101億円、売上の4.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金92.9%2.3兆円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%1,748億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+3.5pt
7.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.0pt
4.5%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが1,320億円、投資CFが−611億円で、差し引きのフリーCFは709億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1,758億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月340−298−4642300
2013年6月383−233−95150361
2014年6月397−3664431441
2015年6月425−526162−101513
2016年6月291−522171−231445
2017年6月564−406176158781
2018年6月461−1,6441,161−1,183759
2019年6月1,020−3714356491,851
2020年6月651−335−3403161,836
2021年6月791−781−290101,609
2022年6月951−448−5395031,804
2023年6月1,380−620−1827602,462
2024年6月1,506−947−1,2995591,872
2025年6月1,320−611−7597091,758

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は1.5兆円。このうち返さなくてよい自己資本が6,240億円で、自己資本比率は40.1%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2012年6月0.361,4570.2239.5
2013年6月0.391,7020.2243.0
2014年6月0.431,9320.2443.4
2015年6月0.512,2140.2842.0
2016年6月0.562,4450.3241.3
2017年6月0.642,7990.3640.3
2018年6月0.813,1250.4936.0
2019年6月1.283,5230.9325.6
2020年6月1.303,8900.9128.7
2021年6月1.374,3860.9330.5
2022年6月1.383,9920.9828.3
2023年6月1.484,6351.0230.6
2024年6月1.505,4700.9535.8
2025年6月1.516,2400.8940.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
1,720億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6,298億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2,249億円
在庫として抱えている分
負債合計
8,870億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中61位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中221位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.8%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.3%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥769で、1年前と比べて-26.9%過去52週の値幅のなかでは2%の位置にある。

¥769-1.0%1ヶ月-13.5%1年-26.9%時価総額4,886億円
過去52週の値幅
安値¥760.6高値¥1,108.6

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.9倍
PER (会社予想)21.0倍
PBR3.25倍
配当利回り1.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7月前半は870円前後で推移していたが、7月28日には923.8円まで上昇し、7月29日には964.6円と直近の高値をつけた。しかし、その後は急速に下落し、7月31日には902.2円まで反落。8月に入り上昇を試す場面もあったが、8月18日の915.5円をピークに再び下落トレンドに転じた。8月19日には814.1円と大きく下落し、20日には810.2円まで下げた。8月21日は818.2円と反発したが、25日移動平均線(892.37円)を大きく下回り、75日線(859.07円)も下回っている。200日線(915.1円)も下回り、52週安値793.6円に接近。RSIは29.61と売られ過ぎ圏にあり、下げ過ぎによる反発が期待されるが、トレンドは弱気。出来高は8月19日に3499万株と急増し、売りが集中した。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PER22.06倍は業界平均40.19倍を大きく下回るが、PBR3.53倍は平均3.06倍を上回り、株価純資産倍率は割高。ROE15.8%は高水準で収益性は良好だが、配当利回り1.23%は平均12.61%と比較して著しく低く、株主還元が課題。売上高・営業利益は増加傾向で成長は続くが、バリュエーションはPBRと配当利回りの面で割高感がある。総合的にやや割高と判断し、スコア30とする。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.9倍39.6倍
PER (予想)21.0倍
PBR3.25倍2.44倍
ROE15.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

圧縮陳列や「チラシの王様」など独自の販売戦略で高い集客力を誇るが、インバウンド需要の反動減や海外展開のリスクが懸念される。強気派は、既存店売上高の伸長と高い営業利益率、海外での成長余地を評価する。弱気派は、消費者の生活防衛意識による販売単価の伸び悩みや、競合ディスカウントストアとの競争激化、人件費・物流費の上昇に伴う収益圧迫を懸念する。また、海外事業の収益性や為替変動の影響も不透明。

プラスに働く材料7
  • 高い利益率

    営業利益率7%前後で小売業では抜きんでた水準を維持

  • 安定集客力

    独自の圧縮陳列と品揃えで他店と差別化

  • 海外成長

    アジアを中心に店舗拡大で成長余地が大きい

  • 純利益21.7%増の1,101億円を確保2026年6月期影響

    前期比196億円増益、増益率21.7%。利益成長がPER27.37倍の割高感を緩和する

  • 営業利益が2期連続で増益を継続通年影響

    営業利益は1,402→1,623→1,748億円と2期連続増益、売上高は2兆4,453億円

  • ROE15.8%を維持する高収益体質継続影響

    ROE15.8%はPBR3.99倍の高さを支え、資本効率の良さが投資家の選好要因

  • 売上高8.8%増で2兆円超えの成長2026年6月期影響

    売上高は前期比8.8%増の2兆4,453億円。増収が業績マインドを支える

マイナスに働く材料7
  • インバウンド減速

    訪日客需要の反動減で都市部店舗の売上が伸び悩む

  • コスト増

    人件費・物流費上昇が利益を圧迫

  • 競争激化

    他ディスカウントチェーンやネット通販との競争が激化

  • 実績PER27.4倍と予想PER25倍で割高通年影響

    実績PER27.37倍、予想PER25倍。株価は1年で13.6%下落してもなお高水準

  • 営業利益率が7.22%から7.15%へ低下2026年6月期影響

    売上高は8.8%増だが、営業利益率は前期比0.07ポイント低下の7.15%

  • 配当利回り1.09%と低水準金融政策次第影響

    配当利回り1.09%は相対的に低く、日銀の利上げ観測で見劣りしやすい

  • 外国人持ち株比率が高く外部ショックで売られやすい継続影響

    外国人持ち株比率57.96%と過半を占め、リスクオフ局面では売り圧力が強まる

次の決算で確かめる点
既存店売上高伸長率
店舗の競争力と需要の動向を示す
営業利益率
収益性の推移を確認
海外売上高比率
海外事業の成長とリスクを測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+16.7%いまの株価に対する利回りは1.30%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.30%
いまの株価に対して
配当性向
56.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月137.5
2018年6月223.155.2
2019年6月225.029.8
2020年6月350.0171.8
2021年6月36.712.9
2022年6月36.243.3
2023年6月417.650.5
2024年6月650.052.8
2025年6月716.756.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ58,498人。区分でいちばん多いのは外国法人58.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.5%を占め、残る68.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
外国法人59.959.457.256.957.358.0
金融機関19.318.118.518.818.318.7
事業法人17.818.612.912.812.912.8
個人・その他1.41.68.38.68.38.2
自己株式0.00.06.06.06.06.0
証券会社1.62.33.12.93.22.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01DQ WINDMOLEN B. V. (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)21.10
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.70
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.76
04株式会社安隆商事5.21
05株式会社ファミリーマート5.20
06公益財団法人安田奨学財団2.27
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.06
08GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.89
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.67
10GIC PRIVATE LIMITED - C (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.43

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−71%、1株純資産は14期で+9%。直近期のROEは15.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月12992814.910.722.8
2013年6月1371,06813.717.616.9
2014年6月1371,19512.120.626.8
2015年6月3733611.635.471.0
2016年6月3936611.224.055.7
2017年6月5240913.520.437.5
2018年6月5845913.323.155.2
2019年6月7451915.223.029.8
2020年6月7958714.330.1171.8
2021年6月8566013.627.212.9
2022年6月10365815.321.143.3
2023年6月11176015.723.250.5
2024年6月14989917.925.352.8
2025年6月1521,01415.832.756.9
2026年6月37

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/6期の役員報酬は総額327百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
吉田直樹代表取締役社長 CEO6172,600
森屋秀樹代表取締役 兼 専務執行役員 CSO 経営戦略本部長 兼 経営会議事務局長482,900
鈴木康介代表取締役 兼 専務執行役員 源流推進本部長 兼 新規業態開発本部長4926,500
榊原健取締役 兼 専務執行役員 GMS事業統括責任者 兼 国内事業共同CMO554,600
松元和博取締役 兼 常務執行役員 CMO(Global)海外事業統括責任者 兼 北米事業責任者5217,000
石井祐司取締役 兼 常務執行役員 CAO 財務・主計・経理・総務管掌543,100
二宮仁美取締役 兼 執行役員 ダイバーシティ・マネジメント 委員会委員長 兼 デザイン統括責任者437,600
久保勲取締役(社外)67
吉村泰典取締役(監査等委員)77
西谷順平取締役(監査等委員)54
加茂正治取締役(監査等委員)58
小野貴樹取締役(監査等委員)61
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢保有株数
岸本尚子取締役(監査等委員)44
安田隆夫取締役(非常勤)創業会長 兼 最高顧問77
安田裕作取締役(非常勤)24
中島智取締役 兼 上席執行役員 CFO代行41500

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)616511127646
社外取締役651519

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,149字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、純粋持株会社である当社、連結子会社73社、非連結子会社11社、持分法適用関連会社2社及び持分法非適用関連会社5社により構成されております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業に係わる位置付けは次のとおりであります。 セグメントの名称   会社名   事業内容 国内事業   ㈱ドン・キホーテ ㈱長崎屋 UDリテール㈱   ビッグコンビニエンス&ディスカウントストアの「ドン・キホーテ」、ファミリー向け総合ディスカウントストアの「MEGAドン・キホーテ」及び「MEGAドン・キホーテUNY」等の店舗を全国にチェーン展開する小売業を営んでおります。 ユニー㈱   アピタ及びピアゴ等の業態を展開し、衣・食・住・余暇にわたる総合小売業を営んでおります。 カネ美食品㈱   寿司・揚物・惣菜等の小売業及びコンビニエンスストア向けの弁当の製造及び販売を行っております。 ㈱パン・パシフィック・インターナショナルフィナンシャルサービス ㈱UCS   クレジットカード事業、電子マネー事業、保険代理店事業等を行っております。 アクリーティブ㈱   売掛債権の早期買取りを行う金融サービス及び支払業務のアウトソーシングサービスなどを行っております。 日本アセットマーケティング㈱   当社グループのうち、ディスカウントストアを展開する会社に対し、事業用物件の賃貸及び管理等を行っております。 日本商業施設㈱   複合型商業施設の一部をテナントに賃貸することによる、テナント賃貸業務を行っております。 また、当該テナントの管理を営んでおります。 北米事業   Don Quijote(USA)Co.,Ltd. Gelson’s Markets MARUKAI CORPORATION QSI,Inc.   米国ハワイ州及びカリフォルニア州等にてディスカウントストア及びスーパーマーケットを展開しております。 アジア事業   Pan Pacific Retail Management(Singapore) Pte.Ltd. Pan Pacific Retail Management(Hong Kong)Co.,Ltd.   アジア地域にてジャパンブランド・スペシャリティストアをコンセプトとした店舗の「DON DON DONKI」等を展開しております。 その他連結子会社   59社 その他非連結子会社   11社 持分法非適用関連会社   5社
経営方針・対処すべき課題2,732字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「ビッグコンビニエンス&ディスカウントストア」を事業コンセプトとする時間消費型小売業「ドン・キホーテ」を中核企業として、「顧客最優先主義」を企業原理に掲げ、「企業価値の拡大」を経営の基本方針として事業活動を行っております。 この企業原理及び経営の基本方針のもと、お客さまに満足いただける商品の質や価格及びサービスの提供を実践し、あわせて当社グループ独自のユニークな営業施策を推進しながら、お客さまと感動を共有できる店舗運営を心がけ、豊かな生活文化の創造を実現していく所存です。 また、個店経営を徹底し地域密着型の店舗としてお客さまの日々の生活を支え、地域社会になくてはならない存在となり、最もお客さまに支持される店舗を目指してまいります。 当社グループは、お客さまが小売業に求めている購買動機は、「より便利に(CV:コンビニエンス)」、「より安く(D:ディスカウント)」、「より楽しく(A:アミューズメント)」という3点に集約されていると考えております。当社グループは、この3点の頭文字を取って、事業コンセプトを「CV+D+A」と掲げております。 小売業において、お客さまの大きなニーズである「便利さ(CV:コンビニエンス)」と「安さ(D:ディスカウント)」を基本コンセプトとした店舗運営は、一定数のお客さま支持と売上高を確保することは可能と考えられますが、それだけでは、「1+1=2」の結果しか得ることができません。 当社グループは、お客さまにとって「ワクワク・ドキドキ」というプラスアルファの付加価値が創造され、購買意識を呼び覚ます「アミューズメント性」こそ重要であり、これは、「1+1=∞」という公式を導き出す魔法のエッセンスであると考えております。 当社グループは、この事業コンセプトを前面に繰り広げ、全従業員が「便利で安くて楽しい」店舗作りを実践し続けることにより、他の小売業との差別化を図り、より高い水準の顧客満足と社会貢献が実現できるものと確信しております。 (2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題並びに経営戦略等 個人消費の低迷や企業間競争の激化という状況が続く中で、当社グループは、本来のビジネスそのもので社会との共生を追求しながら、中長期的に持続可能な成長を目指すため、投資効率の高い案件に経営資源を重点的に、かつ適正な配分を行っていきます。 (中長期的な売上・利益の継続成長) 当社グループは、2025年8月に新たな長期経営計画となる「Double Impact 2035」を策定いたしました。「Double Impact 2035」は、多くの成長機会がある国内事業を中心としており、海外事業については、安定したオペレーションや明確なビジネスモデルといった土台作りの構築を行う必要があると判断しております。約一年の時間をいただき、海外戦略の開示は改めて行います。 「Double Impact 2035」における、定量目標は、2035年6月期に「売上高:4兆2,000億円」、「営業利益:3,300億円」としており、以下の成長方針により、地域のお客さまの暮らしを支えながらお買い物の楽しみを提供し、継続的な成長を目指しながら、目標達成に取り組んでまいります。 <長期計画の成長方針> ① 出店戦略・・・・・・・全ての都道府県で出店が進むも、まだまだ新規出店の拡大余地があり、当社独自の様々な出店パターンにより、「日本地図制覇に向けて」まだ出店のない空白地帯を埋めながらシェアの拡大を目指します。 ② 既存店戦略・・・・・・「小売市場の拡大」、「DS業態シェアの拡大」に加え、「消極的忌避層」への来店動機の創出や「既存顧客」が普段買っていない商品の購買、来店頻度が高まるようなパーソナライゼーションのアプローチを強化し、「売上トップラインの大成長」を目指します。 ③ インバウンド戦略・・・「ドンキがあるから日本に行く」というブランドポジションを定着させるため、買い物だけにとどまらず、来店したときの楽しさや日本文化を体験できる独自のアミューズメント性を深化させ、他社にはない世界観を創出した「観光地型小売りの確立」を目指します。 ④ 新規業態の開発・・・・今までアプローチしていない「狭小商圏食品ニーズ」にマーケット領域を広げ、当社グループが持つ様々なリソースを使った「食品強化型ドンキ」=「(ドンキの編集力+ユニーの生鮮調達力)× ディスカウント」の新業態を開発し、高い集客力と高収益性を兼ね備えた「唯一無二のビジネスモデル」の確立を目指します。 ⑤ M&A戦略・・・・・・小売業界の再編や寡占化が進むことを見据え、今後はM&Aを戦略の1つとします。 (3)経営環境 小売業界においては、少子高齢化の進行による市場規模の縮小、物価上昇による実質賃金の減少、価格競争の激化や業界再編、外国人旅行者の増大や外国人人口の増加等が見込まれており、外的環境は大きく変化することが想定され、厳しい経営環境が続くものと想定されます。 このような経営環境の中でも、当社グループは、想定される環境変化を収益機会と捉え、さらなる成長を実現するための戦略として、長期経営計画「Double Impact 2035」を策定いたしました。 当社グループは、経営の効率性と透明性を高めるためのガバナンス(Governance)の強化にも積極的に取り組み、「守りの経営」を推進すると同時に、競合他社との差別化要因である現場主義・個店主義に立脚した強みを遺憾なく発揮しながら、積極的な営業戦略に基づく「攻めの経営」をバランス良く実施してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、収益力強化のため、資本の有効活用を重視するとともに、持続的な成長及び企業価値の向上にむけた積極的な投資を引き続き行ってまいります。特に重要視する経営指標は、売上高及び営業利益の持続的増加を継続していくことであり、新たに策定した長期経営計画「Double Impact 2035」の定量目標として、2035年6月期に「売上高:4兆2,000億円」、「営業利益:3,300億円」を目標としております。今後は「Double Impact 2035」の目標達成に取り組んでまいります。
事業等のリスク3,047字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存です。 (1)店舗拡大と人材確保 店舗網については、主要基盤である首都圏から全国エリアへ展開を推進し、さらに事業領域の拡大などを目的とした子会社が増加する過程で、当社グループは、人材紹介会社の利用や新卒採用における履歴書の撤廃など、独自の採用活動を行い人材の確保に努めておりますが、必要人員の確保や育成ができなければ、サービスの質が低下し、業績が低迷する可能性があります。 (2)輸入及び物流・配送 事業規模の拡大に伴って各国における商品の輸入割合が増加しており、輸出入国の政治情勢・経済環境・関税政策などの影響を受ける可能性があります。また、商品の物流・配送は、外部業者に委託しており、当該業者の経営状態などの影響を受けて、物流・配送が滞る可能性があります。なお、物流・配送業者については複数の業者に委託することによりリスクの軽減を図っております。 (3)マーケティング 商品の需要については、迅速かつ適切に把握し、その情報に基づき、いかにお客さまのニーズに合った品揃えができるかによって、業績は大きな影響を受けます。当社グループは、従業員研修の定期開催や、動画研修などを行い、従業員の育成を行っておりますが、マーケティングを適切に行うスタッフの確保・育成、そして組織的管理体制の継続ができなければ、業績が低迷する可能性があります。 (4)法律による規制 店舗の出店においては、大規模小売店舗立地法、商品の販売においては、景品表示法及び食品衛生法、商品の仕入れにおいては、独占禁止法や下請法、その他環境に関するリサイクル関連法などの様々な法的規制を受けておりますが、法令の改正や解釈の厳格化により、経営コストが増加し、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)個人情報保護法 顧客情報保護については、社内規程を定め、専門部署の設置を行い、細心の注意を図っておりますが、万一、外部漏洩事件が発生した場合は、社会的信用問題や個人への賠償問題など、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (6)固定資産の減損 当社グループは、保有資産の将来キャッシュ・フローなどを算定し、減損損失の認識及び測定を実施した結果、固定資産の減損損失を計上することも予測され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)M&Aによる事業拡大について 当社グループは、業容の拡大を図る手段としてM&Aを戦略の1つとしております。対象企業については、国内外を問わず、当該企業の財務内容や契約関係などについて、詳細なデューディリジェンス(投資案件評価)を行うことによって、極力リスクを回避するよう努めております。しかしながら、M&Aを行った後に、偶発債務の発生や未認識債務が判明する場合などが考えられます。この場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)店舗閉鎖損失 当社グループは、積極的な新規出店を進める一方で、不採算店舗の撤退を行う可能性があります。出店した店舗が当初の計画通りの収益を計上できず、経営努力による売上の拡大や販売費及び一般管理費の削減に努めても、業績の回復が図れない場合は、撤退する方針としております。この場合、店舗撤退に伴う損失が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)為替リスク 当社グループは、商品の一部を海外から直接輸入しており、間接的な輸入を含めると、販売している商品の中には輸入商品が多く含まれております。一般的に円高になれば、実質的な仕入価格は下がる傾向になり、円安になれば上がる傾向にあるため、売上総利益率の変動を受けるリスクがあります。当社グループは、場合により為替予約を行い、為替リスクを回避する対策を講じておりますが、当該為替リスクを完全に回避できる保証はなく、為替相場などの変動による一般的な市場リスクを有しております。 (10)自然災害 大規模地震や台風などの自然災害が発生した場合、店舗設備などの復旧費用や営業休止期間の発生、商品の物流・配送などに支障が出る可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、自然災害が発生した場合は、防災対策本部を設置し、被害を最小限に抑えるよう体制を整えております。 (11)在庫リスク 当社グループは、積極的な店舗出店を行っていることから、全社的に商品在庫が増加する傾向にあります。商品在庫については、POSシステム及び基幹ITシステムにより、商品の販売動向や在庫数量をリアルタイムに管理することにより、在庫リスクを軽減するよう努めております。しかしながら、消費者需要の変化、異常気象及び季節性による需要の偏りといった不可避的な要因などにより、滞留在庫が発生する可能性があり、在庫処分や商品評価損の計上により、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)気候変動への対応 当社グループは、店舗運営におけるエネルギー使用量が多いことから、気候変動に関わる法規制が大幅に強化される等、社会的要請が急激に高まった場合には、想定以上のエネルギー費用や対策コストがかかるリスクがあります。これらのリスクは、TCFD提言に沿ったシナリオ分析により特定し情報開示を行うとともに、「PPIHグループ 脱炭素目標」を定め、店舗運営の省エネ化、太陽光パネル等店舗施設を活用した再生可能エネルギーの創出、非化石証書取引等の再生可能エネルギーへの置き換えを進め、リスクを最小限に抑えるよう対策を講じていきます。 (13)感染症リスク 国内外において重大な感染症が流行した場合、店舗の休業や営業時間の短縮、訪日観光客の減少に伴う来店者数の減少等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループにおいては、お客さまや従業員の安全を最優先とし、感染防止の対策を行います。また、消費者志向の変化に迅速に対応することにより、当該リスクを最小限に抑えるよう柔軟に対応いたします。 (14)情報セキュリティリスク 当社グループは、システムサーバー及びネットワークシステムの障害やサイバー攻撃、ウイルスの侵入や不正アクセス等のリスクに備え、情報セキュリティに関する規程を定めるとともに、バックアップ体制の整備、データセンターの活用、セキュリティシステムの導入、従業員へのシステム使用における定期的な教育を行い対策に努めております。しかしながら、不測の事態が発生し、システム停止等が長期間発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ※ これらのほかに訴訟などの法的手続きの対象となるリスクや法令・規制などの改正など潜在的にさまざまなリスクが存在しており、上記に記載されたものが当社グループのすべてのリスクではありません。
経営成績の分析 (MD&A)9,115字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2024年7月1日~2025年6月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により、緩やかな景気回復が続きましたが、物価上昇による個人消費の減少や米国の通商政策の影響、金融資本市場の変動等への対応が求められ、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 小売業界におきましては、インバウンド需要の拡大により、国内消費は増加した一方で、人手不足による人件費の上昇や物流費・水道光熱費の高騰、インフレによる食品・生活必需品など様々な商品の値上げにより、実質賃金の減少が続く状況においては、消費者の防衛意識の高まりにより、競合他社との価格競争が加速し、経営環境は非常に厳しい状況が続いております。このような状況においても、当社グループは、競合他社との差別化要因である「現場主義」及び「個店主義」に立脚した強みを最大限に発揮し、積極的な営業戦略に基づく“攻めの経営”を推進しました。 国内事業におきましては、アミューズメント性の高い購買体験の提供、豊富な品揃え、プロモーションの強化などが奏功し、200を超える国と地域から訪日された外国人観光客のお客さまに多数ご来店頂いたことから、免税売上高は大きく伸長いたしました。また、若年層の囲い込みを目的としたマーケティング施策の推進やメディア露出の強化、季節やトレンド需要を捉えたMD戦略等により、免税以外の売上も伸長しております。 PB/OEM商品については、顧客ニーズを捉えた商品開発力の向上や、定番商品のOEM転換戦略などにより、PB/OEM商品の売上構成比が伸長しており、売上総利益率の向上に貢献しております。 北米事業におきましては、グアムへの初出店となる大型店舗の「DON DON DONKI VILLAGE OF DONKI」、“ニッチ”な日本専門店として認知が拡大している高収益モデル業態である「TOKYO CENTRAL」の新店舗「TOKYO CENTRAL PCH Torrance店」、ハワイで初の「DON DON DONKI」業態となる「DON DON DONKI Kapolei店」など、規模拡大に向けた積極的な出店を進めてまいりました。 アジア事業におきましては、売上拡大に向けた取り組みとして、現地の商流を活用した商品戦略の強化、スポット仕入や日本国内でインバウンド人気の高い商品の価格訴求などの施策を行っております。 当連結会計年度における国内事業の出退店状況につきましては、関東地方に12店舗(東京都-ドン・キホーテ調布駅前店、同田無駅前店、同新宿東南口別館、神奈川県-同鶴見西口店、千葉県-同館山店、同牧の原モア店、同常磐平店、同西友行徳店、茨城県-同守谷店、同石岡店、栃木県-キラキラドンキトナリエ宇都宮店、群馬県-同高崎西口店)、北海道地方に1店舗(北海道-ドン・キホーテ千歳店)、東北地方に1店舗(岩手県-同北上店)、中部地方に3店舗(長野県-同佐久平店、静岡県-同清水店、同浜松志都呂店)、近畿地方に4店舗(大阪府-同堺東駅前店、同りんくう店、京都府-同太秦天神川店、同京都伏見店)、四国地方に2店舗(徳島県-同小松島ルピア店、高知県-同高知店)、九州地方に2店舗(福岡県-同大橋駅前店、沖縄県-同国際通りくもじ店)を出店しております。法人別内訳は、株式会社ドン・キホーテ25店舗となりました。 海外事業の出店状況につきましては、米国カリフォルニア州に1店舗(TOKYO CENTRAL PCH Torrance店)、米国ハワイ州に2店舗(Fujioka’s Wine Times Kapolei店、DON DON DONKI Kapolei店)、グアムに1店舗(同VILLAGE OF DONKI店)、シンガポールに1店舗(同Bukit Panjang Plaza店)、香港に1店舗(同旺角 MPM店)、台湾に1店舗(同桃園統領店)、マレーシアに1店舗(JONETZ by DON DON DONKI NU Sentral店)を出店しております。また、2025年4月に米国カリフォルニア州サクラメントを中心に寿司レストランを運営するMikuni Restaurant Group,Inc.の全株式を取得し、子会社化したことにより、9店舗がグループ店舗として新たに増加しております。 その一方で、国内2店舗、海外3店舗の合計5店舗を退店しております。 この結果、2025年6月末時点における当社グループの総店舗数は、国内655店舗、海外124店舗の合計779店舗(2024年6月末時点 742店舗)となりました。 これらの結果、当連結会計年度の業績は、 売上高   2兆2,467億58百万円   (前年同期比    7.2%増) 営業利益   1,622億96百万円   (前年同期比   15.8%増) 経常利益   1,585億42百万円   (前年同期比    6.6%増) 親会社株主に帰属する当期純利益     905億12百万円     (前年同期比    2.0%増) となり、増収増益を達成することができました。 当連結会計年度のセグメントの業績は次のとおりであります。 (国内事業) 当連結会計年度の売上高は、前年同期と比較し1,330億51百万円増加して、1兆8,961億13百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益は1,580億84百万円(前年同期比15.7%増)となりました。国内事業においては、免税売上の伸長、PB/OEM商品の収益貢献、季節商品やトレンド商品の好調、メディア露出の強化及び価格戦略などの様々な施策により、既存店売上高成長率は5.9%増となったことから、売上高及び営業利益は増加しております。 (北米事業) 当連結会計年度の売上高は、前年同期と比較し125億62百万円増加して、2,594億37百万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は22億83百万円(前年同期比33.7%減)となりました。北米事業においては、南カリフォルニアの山火事の影響により1店舗の焼失がありましたが、新規出店や製造オペレーションの改善、新たな営業施策の奏功により、売上高及び売上総利益率が伸長した一方で、新規出店に関わる費用の増加やM&Aに関連するアドバイザリー費用の計上等により、販売費及び一般管理費が増加したことから、営業利益は減少しております。 (アジア事業) 当連結会計年度の売上高は、前年同期と比較し60億69百万円増加して、912億9百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は19億29百万円(前年同期は1億46百万円)となりました。アジア事業においては、円安進行及び積極的な出店施策により売上高が増加すると同時に、販売費及び一般管理費も増加しておりますが、人件費の管理、業務の内製化及びバックオフィス業務など、生産性改善による効率改善を進めたことにより、営業利益は増加しております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して113億62百万円減少して、1,758億37百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、1,319億68百万円(前年同期比185億86百万円減)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益1,369億10百万円、減価償却費478億89百万円及び減損損失184億67百万円といった増加要因があった一方、棚卸資産の増加269億31百万円及び法人税等の支払額481億29百万円という減少要因によります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、610億80百万円(前年同期比336億53百万円減)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出386億72百万円、無形固定資産の取得による支出134億61百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出103億31百万円があったことによります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は、759億14百万円(前年同期比540億31百万円減)となりました。これは主として、長期借入れによる収入400億円といった増加要因があった一方、長期借入金の返済による支出992億57百万円及び配当金の支払額202億97百万円という減少要因によります。 ③仕入及び販売の実績 a.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 国内事業 (ディスカウントストア) 家電製品   65,385   102.6 日用雑貨品   276,711   114.3 食品   486,344   108.8 時計・ファッション用品   122,483   111.5 スポーツ・レジャー用品   58,027   115.3 その他   21,243   161.6 (総合スーパー) 衣料品   25,234   109.8 住居関連品   45,891   100.0 食品   225,285   100.3 その他   6,400   161.2 (その他) その他の収益   1,556   115.5 北米事業   160,706   105.7 アジア事業   48,163   108.9 合 計   1,543,429   108.6 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 国内事業 (ディスカウントストア) 家電製品   92,391   102.5 日用雑貨品   393,490   113.9 食品   613,713   107.8 時計・ファッション用品   182,209   108.2 スポーツ・レジャー用品   92,288   113.8 その他   21,998   105.2 (総合スーパー) 衣料品   43,789   98.5 住居関連品   67,551   103.7 食品   313,828   104.1 その他   986   500.4 (その他) その他の収益   73,869   96.2 北米事業   259,437   105.1 アジア事業   91,209   107.1 合 計   2,246,758   107.2 c.当連結会計年度の地域別売上高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 地域別   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 売上高(百万円)   前年同期比(%) 国内事業 (ディスカウントストア) 北海道   65,343   108.1 青森県   15,969   123.0 岩手県   4,323   110.3 宮城県   20,830   104.5 秋田県   9,313   101.9 山形県   5,579   104.7 福島県   16,233   102.1 茨城県   26,640   102.4 栃木県   12,435   100.1 群馬県   16,667   101.8 埼玉県   66,585   103.0 千葉県   58,805   105.0 東京都   225,815   122.1 神奈川県   91,952   103.6 新潟県   15,181   107.5 富山県   11,503   104.8 石川県   10,908   101.8 福井県   12,501   101.3 山梨県   9,146   106.3 長野県   26,623   113.3 岐阜県   24,378   103.6 静岡県   47,681   106.6 愛知県   160,153   102.6 三重県   29,810   103.3 滋賀県   16,916   102.8 京都府   25,563   113.3 大阪府   124,167   116.2 兵庫県   29,571   103.6 奈良県   12,512   103.2 和歌山県   5,571   107.2 鳥取県   6,382   255.2 島根県   1,769   95.4 岡山県   6,184   108.2 広島県   16,602   105.2 山口県   3,167   107.0 徳島県   4,129   128.6 香川県   3,944   111.1 愛媛県   10,234   109.0 高知県   1,760   2219.5 福岡県   54,561   110.6 佐賀県   3,455   104.8 長崎県   8,084   104.5 熊本県   11,409   109.1 大分県   6,762   112.6 宮崎県   9,169   106.3 鹿児島県   9,696   107.2 沖縄県   40,108   119.6 合計   1,396,090   109.5 地域別   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 売上高(百万円)   前年同期比(%) (総合スーパー) 栃木県   8,766   103.0 群馬県   7,867   99.7 埼玉県   7,315   104.0 千葉県   9,269   102.3 神奈川県   25,126   105.3 新潟県   13,412   103.4 富山県   10,146   99.8 石川県   12,797   103.0 福井県   6,431   100.1 山梨県   4,160   104.4 長野県   9,131   103.0 岐阜県   35,148   100.0 静岡県   44,307   99.4 愛知県   197,177   106.0 三重県   25,400   102.0 滋賀県   3,043   106.7 奈良県   6,659   102.8 合計   426,154   103.6 北米事業   259,437   105.1 アジア事業   91,209   107.1 d.当連結会計年度の業態別単位当たり売上高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 項目   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比 (%) 国内事業 (ディスカウントストア) 売上高(百万円)   1,396,090   109.5 1㎡当たり売上高   売場面積(期中平均)(㎡)   1,708,122   105.0 1㎡当たり年間売上高(百万円)   0.8   104.3 1人当たり売上高   従業員数(期中平均)(人)   35,738   107.4 1人当たり年間売上高(百万円)   39.1   101.9 (総合スーパー) 売上高(百万円)   426,154   103.6 1㎡当たり売上高   売場面積(期中平均)(㎡)   760,349   99.6 1㎡当たり年間売上高(百万円)   0.6   104.0 1人当たり売上高   従業員数(期中平均)(人)   14,274   95.6 1人当たり年間売上高(百万円)   29.9   108.4 北米事業 売上高(百万円)   259,437   105.1 1㎡当たり売上高   売場面積(期中平均)(㎡)   129,737   104.1 1㎡当たり年間売上高(百万円)   2.0   101.0 1人当たり売上高   従業員数(期中平均)(人)   5,098   108.6 1人当たり年間売上高(百万円)   50.9   96.8 アジア事業 売上高(百万円)   91,209   107.1 1㎡当たり売上高   売場面積(期中平均)(㎡)   56,143   106.3 1㎡当たり年間売上高(百万円)   1.6   100.8 1人当たり売上高   従業員数(期中平均)(人)   3,346   86.9 1人当たり年間売上高(百万円)   27.3   123.3 (注)従業員数は、臨時従業員(1人1日8時間換算)を含めて表示しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 資産につきましては、前連結会計年度末と比較して126億16百万円増加し、1兆5,110億26百万円となりました。これは主として、商品及び製品が259億23百万円、無形固定資産が89億43百万円増加した一方で、預け金が100億36百万円、有形固定資産が174億78百万円減少したことによります。 負債は、前連結会計年度末と比較して644億25百万円減少し、8,869億82百万円となりました。これは主として、未払法人税等が37億52百万円増加した一方で、未払金が33億91百万円、借入金が599億68百万円減少したことによります。 純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して770億41百万円増加し、6,240億44百万円となりました。これは主として、配当金の支払い及び親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加が702億15百万円、非支配株主持分が71億44百万円増加したことによります。 b.経営成績の分析 (売上高及び営業利益) 当連結会計年度の売上高及び営業利益の分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益) 受取利息及び配当金13億26百万円、持分法による投資利益6億15百万円、違約金収入5億19百万円などの計上により、営業外収益は82億49百万円になりました。一方で、支払利息及び社債利息64億3百万円、為替差損46億19百万円などの計上により、営業外費用は120億2百万円となったことから、経常利益は1,585億42百万円(前年同期比6.6%増)となりました。 また、特別利益は固定資産売却益2億16百万円、店舗閉鎖損失引当金戻入額7億98百万円などの計上により10億23百万円となりました。特別損失は減損損失184億67百万円、固定資産除却損15億7百万円、店舗閉鎖損失17億45百万円などの計上により226億55百万円となりました。これらのことから親会社株主に帰属する当期純利益は905億12百万円(前年同期比2.0%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金需要の主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、投資資金需要の主なものは、新規出店や改装に係る設備投資、ソフトウェアの開発・導入等によるものであります。運転資金及び投資資金については、営業キャッシュ・フローによる充当を基本に、必要に応じて資金調達を実施しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表を作成するに当たり、重要である会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」に記載のとおりであり、重要な会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況 当社グループは、収益力強化のため、資本の有効活用を重視するとともに、持続的な成長及び企業価値の向上にむけた積極的な投資を引き続き行ってまいります。特に重要視する経営指標は、売上高及び営業利益の持続的増加を継続していくことであり、新たに策定した長期経営計画「Double Impact 2035」の定量目標として、2035年6月期に「売上高:4兆2,000億円」、「営業利益:3,300億円」を目標としております。今後は、「Double Impact 2035」の目標達成に取り組んでまいります。 なお、当連結会計年度における長期経営計画「Double Impact 2035」の進捗状況は次のとおりであります。 2035年6月期:売上高 :2兆2,467億58百万円(進捗率 53.5%) 営業利益: 1,622億96百万円( 同  49.2%)

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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